JP6880155B2 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
従来、空調制御に関する技術が知られている。例えば、空調装置から人物までの距離と人物に適した温度とを算出し、算出した距離と温度とに基づいて、室内にいる複数の人間の一人ひとりに対して送風方向と送風量とを調整する技術が知られている。
特開2008−304083号公報
しかしながら、上記の従来技術では、所定の空間に存在する利用者の快適さを向上させることができるとは限らない。例えば、上記の従来技術では、室内にいる複数の人間の一人ひとりに対して送風方向と送風量とを調整するにすぎず、所定の空間に存在する利用者の快適さを向上させることができるとは限らない。
そこで、本開示では、所定の空間に存在する利用者の快適さを向上させることができる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提案する。
本願に係る情報処理装置は、所定の空間の一部の領域に存在する利用者の特徴に基づいて、前記利用者が快適であると感じる快適温度を推定する推定部と、前記推定部によって推定された快適温度に基づいて、前記一部の領域に照らす照明を制御する照明制御部と、を備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、所定の空間に存在する利用者の快適さを向上させることができるといった効果を奏する。
図1は、実施形態に係るPMV(Predicted Mean Vote)について説明するための図である。 図2は、実施形態に係る情報処理の概要を説明するための図である。 図3は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係る情報処理手順を示すフローチャートである。 図6は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.情報処理の概要〕
従来、人の暑さ寒さに関する温熱環境における快適さを評価する指標であるPMV(Predicted Mean Vote)に基づいて空調制御する技術が知られている。図1を用いて、実施形態に係るPMVについて説明する。図1は、実施形態に係るPMVについて説明するための図である。人間は、体内での熱産生をほどよく外部環境に逃がし熱平衡を保ち、深部体温を一定に保っている。この人体と環境との熱交換に影響を与える要素を温熱環境要素と呼ぶ。
PMVは、6つの温熱環境要素から算出される。図1の左側に示すように、6つの温熱環境要素は、着衣量[clo]、代謝量(活動量)[met]の2つの人的要素と、温度[℃]、湿度[%]、(熱)放射[℃]、気流[m/s]の4つの環境要素とを含む。ここで、着衣量、代謝量(活動量)の2つの人的要素は、人物に対するセンシングによって得られる。一方、温度、湿度、放射、気流の4つの環境要素は、空間に対するセンシングによって得られる。
PMVは、着衣量、代謝量(活動量)の2つの人的要素と、温度、湿度、放射、気流の4つの環境要素をPMVの算出式に代入することにより算出される。図1の右側に示すように、PMVでは、PMV=0の状態を熱的中立とし、−3から3のあいだで人間の温熱快適性を表現する。
ここで、一般的な空調制御においては、制御対象となる空間全体の空調温度等を制御するため、空調制御の対象となる空間に存在する個々の利用者の快適温度と空調温度とが必ずしも一致しない場合がある。また、一般的に、空間の温度を制御するには時間がかかるため、利用者は必ずしも快適でない空間の中で空調がきくのを待つ必要がある。
そこで、本願に係る情報処理装置は、所定の空間の一部の領域に存在する利用者の特徴に基づいて、利用者が快適であると感じる快適温度を推定する。また、情報処理装置100は、推定した快適温度に基づいて、一部の領域に照らす照明を制御する。これにより、情報処理装置100は、空調を制御することなく、照明を制御することによって、各利用者の体感温度を調整する。例えば、情報処理装置100は、暖かくしたい場合は暖色系の照明に、涼しくしたい場合は寒色系の照明に制御することで、個々の利用者に最適な体感温度制御を実現する。すなわち、空調は空間全体を制御するのに対し、情報処理装置100は、個々の利用者の要望を満たすために、個々の利用者に向けた照明を制御することにより、個々の利用者に応じた体感温度を実現することができる。また、情報処理装置100は、空調制御によって空調がきくまでの間、利用者を待たせることなく、照明を制御することにより、個々の利用者の快適さをすぐに向上させることができる。したがって、情報処理装置100は所定の空間に存在する個々の利用者の快適さを向上させることができる。
次に、図2を用いて、実施形態に係る情報処理の概要について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理の概要を説明するための図である。図2に示す例では、情報処理装置100が、ある空間R1に存在する各利用者U1〜U3に対応する各領域に照らす各照明20−1〜20−3を制御する。具体的には、情報処理装置100は、空間R1に設置された画像センサによって撮影された各利用者U1〜U3の画像に基づいて、各利用者U1〜U3の快適温度を推定する。そして、情報処理装置100は、各利用者U1〜U3の快適温度と空間R1の空調温度との比較に基づいて、各照明20−1〜20−3の光色を制御する。
図2の説明に先立って、図3を用いて、実施形態に係る情報処理システムの構成について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理システム1には、センサ装置10と、照明装置20と、情報処理装置100とが含まれる。センサ装置10と、照明装置20と、情報処理装置100とは所定のネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図3に示す情報処理システム1には、任意の数のセンサ装置10と任意の数の照明装置20と任意の数の情報処理装置100とが含まれてもよい。
センサ装置10は、空間の物理的な状態や空間に存在する利用者の物理的な状態を検知する装置である。具体的には、センサ装置10は、画像センサである。例えば、RGBカメラであるセンサ装置10−1は、空間に存在する利用者のRGB画像を検出する。また、赤外線カメラであるセンサ装置10−2は、空間に存在する利用者のサーマル画像を検出する。また、図示は省略するが、センサ装置10は、環境センサであってもよい。例えば、USB型の環境センサであるセンサ装置10は、空間の温度、湿度、放射、気流等のセンサ情報を検出する。また、センサ装置10は、センサ情報を検出すると、情報処理装置100の要求に応じて、センサ情報を情報処理装置100に送信する。
また、図2および図3に示す例においては、センサ装置10に応じて、センサ装置10をセンサ装置10−1〜10−2として説明する。例えば、センサ装置10−1は、空間R1に設置されているRGBカメラである。また、例えば、センサ装置10−2は、空間R1に設置されている赤外線カメラである。また、以下では、センサ装置10−1〜10−2について、特に区別なく説明する場合には、センサ装置10と記載する。
照明装置20は、照明の光色や明るさなどを調整する装置である。例えば、照明装置20は、情報処理装置100による照明制御の対象となる各空間に設置されたIoT(Internet of Things)化された照明装置である。照明装置20は、情報処理装置100の制御に従って制御対象となる照明を調整する。具体的には、照明装置20は、情報処理装置100から照明の制御に関する制御情報を受信する。例えば、照明装置20は、情報処理装置100から照明の光色や明るさの設定に関する制御情報を受信する。続いて、照明装置20は、情報処理装置100から受信した制御情報に従って、照明の光色や明るさを調整する。例えば、照明装置20は、照明の光色や明るさの設定に関する制御情報を受信すると、照明の光色や明るさが、制御情報の設定に従った光色や明るさに保たれるように空調を調整する。
また、図2および図3に示す例においては、照明装置20に応じて、照明装置20を照明装置20−1〜20−3として説明する。例えば、照明装置20−1は、利用者U1に対応する領域を照らす照明装置20である。また、例えば、照明装置20−2は、利用者U2に対応する領域を照らす照明装置20である。また、例えば、照明装置20−3は、利用者U3に対応する領域を照らす照明装置20である。また、以下では、照明装置20−1〜20−3について、特に区別なく説明する場合には、照明装置20と記載する。
情報処理装置100は、照明装置20を制御する制御装置である。情報処理装置100は、空間R1の各領域に存在する各利用者U1〜U3の特徴に基づいて、各利用者U1〜U3が快適であると感じる快適温度(以下、各利用者U1〜U3の快適温度ともいう)を推定する。そして、情報処理装置100は、推定した各利用者U1〜U3の快適温度に基づいて、各利用者U1〜U3に対応する各領域に照らす照明を制御する。具体的には、情報処理装置100は、照明の制御に関する制御情報を照明装置20に対して送信する。情報処理装置100は、照明の光色や明るさの設定に関する制御情報を送信する。なお、光源の光色は色温度で客観的にあらわすことができる。具体的には、照明の光源の色温度が低いほど暖色系の色を発し、高いほど寒色系の色を発する。情報処理装置100は、照明の色温度の設定に関する制御情報を送信してもよい。
図2の説明に戻る。図2では、情報処理装置100は、空間R1に設置されたRGBカメラによって撮影された各利用者U1〜U3のRGB画像を取得する。また、情報処理装置100は、空間R1に設置された赤外線カメラによって撮影された各利用者U1〜U3のサーマル画像を取得する。
続いて、情報処理装置100は、各利用者U1〜U3のRGB画像を取得すると、各利用者U1〜U3のRGB画像に基づいて、各利用者U1〜U3の着衣量と性別を推定する。また、情報処理装置100は、各利用者U1〜U3のサーマル画像を取得すると、各利用者U1〜U3のサーマル画像に基づいて、各利用者U1〜U3の代謝量を推定する。
続いて、情報処理装置100は、各利用者U1〜U3の着衣量および代謝量を推定すると、推定した各利用者U1〜U3の着衣量および代謝量と、環境センサによって取得された空間R1の温度、湿度、放射、気流に基づいて、各利用者U1〜U3のPMVを算出する。
続いて、情報処理装置100は、各利用者U1〜U3のPMVを算出すると、算出した各利用者U1〜U3のPMVに基づいて、各利用者U1〜U3が快適であると感じる第1快適温度(以下、各利用者U1〜U3の第1快適温度ともいう)を推定する。続いて、情報処理装置100は、各利用者U1〜U3の第1快適温度を推定すると、推定した各利用者U1〜U3の性別に基づいて、各利用者U1〜U3が快適であると感じる第2快適温度(以下、各利用者U1〜U3の第2快適温度ともいう)を推定する。例えば、情報処理装置100は、推定した利用者の性別が男性である場合には、推定した利用者の性別が女性である場合と比べて、PMVに基づいて推定された第1快適温度よりも所定の温度(例えば、1度)だけ高い温度をその利用者の第2快適温度と推定する。このようにして、情報処理装置100は、各利用者U1〜U3の第2快適温度を、それぞれ27度、25度、22度と推定する。
続いて、情報処理装置100は、各利用者U1〜U3の第2快適温度を推定すると、推定した第2快適温度と、空間R1における空調の空調温度(例えば、24度)との比較に基づいて、各利用者U1〜U3に対応する各領域に照らす照明の光色を制御する。なお、情報処理装置100は、各利用者U1〜U3に対応する各領域に照らす照明の色温度を制御してもよい。
具体的には、情報処理装置100は、照明装置20−1については、推定した利用者U1の第2快適温度が27度であって、空間R1における空調の空調温度である24度との温度差が所定の閾値(例えば、2度)以上であり、かつ、空調温度である24度よりも高いため、利用者U1に対応する領域に照らす照明の光色を暖色系の色に制御する。情報処理装置100は、利用者U1に対応する領域に照らす照明の光色を暖色系の色に制御することにより、利用者U1の体感温度を高めることができる。
また、情報処理装置100は、照明装置20−2については、推定した利用者U2の第2快適温度が25度であり、空間R1における空調の空調温度である24度との温度差が所定の閾値(例えば、2度)を下回るため、利用者U2に対応する領域に照らす照明の光色を通常の色に制御する。情報処理装置100は、利用者U2に対応する領域に照らす照明の光色を通常の色に制御することにより、利用者U2の体感温度を空調温度とほぼ同じに保つことができる。
また、情報処理装置100は、照明装置20−3については、推定した利用者U3の第2快適温度が22度であって、空間R1における空調の空調温度である24度との温度差が所定の閾値(例えば、2度)以上であり、かつ、空調温度である24度よりも低いため、利用者U3に対応する領域に照らす照明の光色を寒色系の色に制御する。情報処理装置100は、利用者U3に対応する領域に照らす照明の光色を寒色系の色に制御することにより、利用者U3の体感温度を低くすることができる。
上述したように、情報処理装置100は、所定の空間の一部の領域に存在する利用者の特徴に基づいて、利用者が快適であると感じる快適温度を推定する。また、情報処理装置100は、推定した快適温度に基づいて、一部の領域に照らす照明を制御する。これにより、情報処理装置100は、空調を制御することなく、照明を制御することによって、各利用者の体感温度を調整する。例えば、情報処理装置100は、暖かくしたい場合は暖色系の照明に、涼しくしたい場合は寒色系の照明に制御することで、個々の利用者に最適な体感温度制御を実現する。すなわち、空調は空間全体を制御するのに対し、情報処理装置100は、個々の利用者の要望を満たすために、個々の利用者に向けた照明を制御することにより、個々の利用者に応じた体感温度を実現することができる。また、情報処理装置100は、空調制御によって空調がきくまでの間、利用者を待たせることなく、照明を制御することにより、個々の利用者の快適さをすぐに向上させることができる。したがって、情報処理装置100は所定の空間に存在する個々の利用者の快適さを向上させることができる。
〔2.情報処理装置の構成〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る情報処理装置100の構成について説明する。図4は、実施形態に係る情報処理装置100の構成例を示す図である。図4に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、情報処理装置100は、情報処理装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示させるための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続され、例えば、センサ装置10や照明装置20との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、図4に示すように、センサ情報記憶部121とモデル情報記憶部122を有する。
(センサ情報記憶部121)
センサ情報記憶部121は、センサ情報に関する各種情報を記憶する。具体的には、センサ情報記憶部121は、空間R1に設置されたRGBカメラによって撮影された各利用者U1〜U3のRGB画像と各利用者U1〜U3を識別する識別情報とを対応付けて記憶する。また、センサ情報記憶部121は、空間R1に設置された赤外線カメラによって撮影された各利用者U1〜U3のサーマル画像と各利用者U1〜U3を識別する識別情報とを対応付けて記憶する。
(モデル情報記憶部122)
モデル情報記憶部122は、所定の空間の一部の領域に存在する利用者の画像(RGB画像またはサーマル画像)が入力された際に、所定の空間の一部の領域に存在する利用者の特徴(着衣量、性別または代謝量)を出力するよう学習された第1学習モデルに関する各種の情報を記憶する。具体的には、モデル情報記憶部124は、モデルを識別する識別情報とモデルのモデルデータとを対応付けて記憶する。例えば、モデル情報記憶部124は、モデルID「M1」で識別される第1学習モデル(第1学習モデルM1)と、「MDT1」で示されるモデルデータ(モデルデータMDT1)とを対応付けて記憶する。
モデルデータMDT1は、所定の空間の一部の領域に存在する利用者の画像が入力される入力層と、出力層と、入力層から出力層までのいずれかの層であって出力層以外の層に属する第1要素と、第1要素と第1要素の重みとに基づいて値が算出される第2要素と、を含み、入力層に入力された第2空間に関する情報に応じて、入力層に入力された所定の空間の一部の領域に存在する利用者の画像に対応する所定の空間の一部の領域に存在する利用者の特徴を出力層から出力するよう、情報処理装置100を機能させてもよい。
ここで、モデルデータMDT1が「y=a1*x1+a2*x2+・・・+ai*xi」で示す回帰モデルで実現されるとする。この場合、モデルデータMDT1が含む第1要素は、x1やx2等といった入力データ(xi)に対応する。また、第1要素の重みは、xiに対応する係数aiに対応する。ここで、回帰モデルは、入力層と出力層とを有する単純パーセプトロンと見做すことができる。各モデルを単純パーセプトロンと見做した場合、第1要素は、入力層が有するいずれかのノードに対応し、第2要素は、出力層が有するノードと見做すことができる。
また、モデルデータMDT1がDNN(Deep Neural Network)等、1つまたは複数の中間層を有するニューラルネットワークで実現されるとする。この場合、モデルデータMDT1が含む第1要素は、入力層または中間層が有するいずれかのノードに対応する。また、第2要素は、第1要素と対応するノードから値が伝達されるノードである次段のノードに対応する。また、第1要素の重みは、第1要素と対応するノードから第2要素と対応するノードに伝達される値に対して考慮される重みである接続係数に対応する。
情報処理装置100は、上述した回帰モデルやニューラルネットワーク等、任意の構造を有するモデルを用いて、所定の空間の一部の領域に存在する利用者の特徴の算出を行う。具体的には、モデルデータMDT1は、所定の空間の一部の領域に存在する利用者の画像が入力された場合に、所定の空間の一部の領域に存在する利用者の画像に対応する所定の空間の一部の領域に存在する利用者の特徴を出力するように係数が設定される。情報処理装置100は、このようなモデルデータMDT1を用いて、所定の空間の一部の領域に存在する利用者の特徴を算出する。
また、情報処理装置100がGAN(Generative Adversarial Networks)を用いた推定処理を行う場合、モデルデータMDT1は、GANの一部を構成するモデルであってもよい。
(制御部130)
図4の説明に戻って、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図4に示すように、制御部130は、取得部131と、生成部132と、推定部133と、算出部134と、照明制御部135とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図4に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(取得部131)
取得部131は、各種のセンサ情報を取得する。具体的には、取得部131は、所定の空間に設置された画像センサによって撮影された利用者の画像を画像センサから取得する。例えば、取得部131は、所定の空間に設置されたRGBカメラによって撮影された利用者のRGB画像をRGBカメラから取得する。また、取得部131は、所定の空間に設置された赤外線カメラによって撮影された利用者のサーマル画像を赤外線カメラから取得する。続いて、取得部131は、利用者の画像を取得すると、取得した画像と利用者を識別する識別情報とを対応付けてセンサ情報記憶部121に格納する。
また、取得部131は、所定の空間に設置された環境センサによって検出された所定の空間の温度、湿度、放射、気流に関する情報を環境センサから取得する。続いて、取得部131は、温度、湿度、放射、気流に関する情報を取得すると、取得した温度、湿度、放射、気流に関する情報と所定の空間を識別する識別情報とを対応付けてセンサ情報記憶部121に格納する。
図2に示す例では、取得部131は、空間R1に設置されたRGBカメラによって撮影された各利用者U1〜U3のRGB画像を取得する。また、取得部131は、空間R1に設置された赤外線カメラによって撮影された各利用者U1〜U3のサーマル画像を取得する。また、取得部131は、空間R1に設置された環境センサによって検出された空間R1の温度、湿度、放射、気流に関する情報を取得する。
(生成部132)
生成部132は、所定の空間の一部の領域に存在する利用者の画像が入力された際に、所定の空間の一部の領域に存在する利用者の特徴を出力するよう学習された第1学習モデルを生成する。具体的には、生成部132は、所定の空間の一部の領域に存在する利用者のRGB画像が入力された際に、所定の空間の一部の領域に存在する利用者の着衣量および性別を出力するよう学習された第1学習モデルを生成する。また、生成部132は、所定の空間の一部の領域に存在する利用者のサーマル画像が入力された際に、所定の空間の一部の領域に存在する利用者の代謝量を出力するよう学習された第1学習モデルを生成する。
(推定部133)
推定部133は、所定の空間の一部の領域に存在する利用者の特徴に基づいて、利用者が快適であると感じる快適温度を推定する。推定部133は、所定の空間に設置された各照明に対応する各領域である一部の領域に存在する利用者の特徴に基づいて、利用者が快適であると感じる快適温度を一部の領域ごとに推定する。具体的には、推定部133は、生成部132が生成した第1学習モデルを用いて、取得部131が取得した所定の空間の一部の領域に存在する利用者のRGB画像から所定の空間の一部の領域に存在する利用者の着衣量および性別を推定する。また、推定部133は、生成部132が生成した第1学習モデルを用いて、取得部131が取得した所定の空間の一部の領域に存在する利用者のサーマル画像から所定の空間の一部の領域に存在する利用者の代謝量を推定する。
図2に示す例では、推定部133は、生成部132が生成した第1学習モデルを用いて、取得部131が取得した各利用者U1〜U3のRGB画像から各利用者U1〜U3の着衣量と性別を推定する。また、推定部133は、生成部132が生成した第1学習モデルを用いて、取得部131が取得した各利用者U1〜U3のサーマル画像から各利用者U1〜U3の代謝量を推定する。
また、推定部133は、算出部134が算出したPMVに基づいて、所定の空間の一部の領域に存在する利用者が快適であると感じる第1快適温度(以下、利用者の第1快適温度ともいう)を推定する。続いて、推定部133は、利用者の第1快適温度を推定すると、推定した利用者の性別に基づいて、所定の空間の一部の領域に存在する利用者が快適であると感じる第2快適温度(以下、利用者の第2快適温度ともいう)を推定する。例えば、推定部133は、推定した利用者の性別が男性である場合には、推定した利用者の性別が女性である場合と比べて、PMVに基づいて推定された第1快適温度よりも所定の温度(例えば、1度)だけ高い温度をその利用者の第2快適温度と推定する。
図2に示す例では、推定部133は、算出部134が算出した各利用者U1〜U3のPMVに基づいて、各利用者U1〜U3の第1快適温度を推定する。続いて、推定部133は、推定した利用者の性別に基づいて、各利用者U1〜U3の第2快適温度を、それぞれ27度、25度、22度と推定する。
(算出部134)
算出部134は、推定部133が推定した所定の空間の一部の領域に存在する利用者の着衣量および代謝量と、取得部131が取得した所定の空間の温度、湿度、放射、気流に基づいて、所定の空間の一部の領域に存在する利用者のPMVを算出する。
図2に示す例では、算出部134は、推定部133が推定した各利用者U1〜U3の着衣量および代謝量と、取得部131が取得した空間R1の温度、湿度、放射、気流に基づいて、各利用者U1〜U3のPMVを算出する。
(照明制御部135)
照明制御部135は、推定部133によって推定された快適温度に基づいて、一部の領域に照らす照明を制御する。照明制御部135は、推定部133によって一部の領域ごとに推定された快適温度に基づいて、一部の領域に照らす照明を一部の領域ごとに制御する。具体的には、照明制御部135は、推定部133によって推定された快適温度と、所定の空間における空調の空調温度との比較に基づいて、一部の領域に照らす照明を制御する。
また、照明制御部135は、一部の領域に照らす照明の光色を制御する。具体的には、照明制御部135は、推定部133によって推定された快適温度が所定の空間における空調の空調温度よりも低い場合には、推定部133によって推定された快適温度が空調温度よりも高い場合よりも、一部の領域に照らす照明の光色を暖色系の色に制御する。例えば、照明制御部135は、一部の領域に照らす照明の色温度を制御する。照明制御部135は、推定部133によって推定された快適温度が所定の空間における空調の空調温度よりも低い場合には、推定部133によって推定された快適温度が空調温度よりも高い場合よりも、一部の領域に照らす照明の色温度を低くするように制御する。
図2に示す例では、照明制御部135は、推定部133が推定した第2快適温度と、空間R1における空調の空調温度(例えば、24度)との比較に基づいて、各利用者U1〜U3に対応する各領域に照らす照明の光色を制御する。
具体的には、照明制御部135は、照明装置20−1については、推定部133が推定した利用者U1の第2快適温度が27度であって、空間R1における空調の空調温度である24度との温度差が所定の閾値(例えば、2度)以上であり、かつ、空調温度である24度よりも高いため、利用者U1に対応する領域に照らす照明の光色を暖色系の色に制御する。例えば、照明制御部135は、照明装置20−1については、照明の色温度を通常の照明よりも低くする。
また、照明制御部135は、照明装置20−2については、推定部133が推定した利用者U2の第2快適温度が25度であり、空間R1における空調の空調温度である24度との温度差が所定の閾値(例えば、2度)を下回るため、利用者U2に対応する領域に照らす照明の光色を通常の色に制御する。例えば、照明制御部135は、照明装置20−2については、照明の色温度を通常の照明と同じにする。
また、照明制御部135は、照明装置20−3については、推定部133が推定した利用者U3の第2快適温度が22度であって、空間R1における空調の空調温度である24度との温度差が所定の閾値(例えば、2度)以上であり、かつ、空調温度である24度よりも低いため、利用者U3に対応する領域に照らす照明の光色を寒色系の色に制御する。例えば、照明制御部135は、照明装置20−3については、照明の色温度を通常の照明よりも高くする。
〔3.情報処理のフロー〕
次に、図5を用いて、実施形態に係る情報処理の手順について説明する。図5は、実施形態に係る情報処理手順を示すフローチャートである。図5に示す例では、情報処理装置100は、所定の空間の一部の領域に存在する利用者の特徴に基づいて、利用者が快適であると感じる快適温度を推定する(ステップS101)。続いて、情報処理装置100は、快適温度を推定すると、推定した快適温度に基づいて、所定の空間の一部の領域に照らす照明を制御する(ステップS102)。
〔4.変形例〕
上述した実施形態に係る情報処理システム1は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、情報処理システム1の他の実施形態について説明する。なお、実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
照明制御部135は、一部の領域に照らす照明の明るさを制御する。具体的には、照明制御部135は、推定部133によって推定された快適温度と、所定の空間における空調の空調温度との温度差が所定の閾値を超える場合には、温度差が所定の閾値以下である場合よりも、一部の領域に照らす照明の明るさを強くするように制御する。
〔5.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置100は、推定部133と照明制御部135とを備える。推定部133は、所定の空間の一部の領域に存在する利用者の特徴に基づいて、利用者が快適であると感じる快適温度を推定する。照明制御部135は、推定部133によって推定された快適温度に基づいて、一部の領域に照らす照明を制御する。
これにより、情報処理装置100は、空調を制御することなく、照明を制御することによって、各利用者の体感温度を調整する。例えば、情報処理装置100は、暖かくしたい場合は暖色系の照明に、涼しくしたい場合は寒色系の照明に制御することで、個々の利用者に最適な体感温度制御を実現する。すなわち、空調は空間全体を制御するのに対し、情報処理装置100は、個々の利用者の要望を満たすために、個々の利用者に向けた照明を制御することにより、個々の利用者に応じた体感温度を実現することができる。また、情報処理装置100は、空調制御によって空調がきくまでの間、利用者を待たせることなく、照明を制御することにより、個々の利用者の快適さをすぐに向上させることができる。したがって、情報処理装置100は所定の空間に存在する個々の利用者の快適さを向上させることができる。
また、照明制御部135は、推定部133によって推定された快適温度と、所定の空間における空調の空調温度との比較に基づいて、一部の領域に照らす照明を制御する。また、照明制御部135は、一部の領域に照らす照明の光色を制御する。照明制御部135は、推定部133によって推定された快適温度が所定の空間における空調の空調温度よりも低い場合には、推定部133によって推定された快適温度が空調温度よりも高い場合よりも、一部の領域に照らす照明の光色を暖色系の色に制御する。
これにより、情報処理装置100は、例えば、利用者の快適温度が空調温度より高い場合には、利用者に対応する領域に照らす照明の光色を暖色系の色に制御することにより、利用者の体感温度を高めることができる。また、情報処理装置100は、例えば、利用者の快適温度が空調温度より低い場合には、利用者に対応する領域に照らす照明の光色を寒色系の色に制御することにより、利用者の体感温度を低くすることができる。
また、照明制御部135は、一部の領域に照らす照明の明るさを制御する。照明制御部135は、推定部133によって推定された快適温度と、所定の空間における空調の空調温度との温度差が所定の閾値を超える場合には、温度差が所定の閾値以下である場合よりも、一部の領域に照らす照明の明るさを強くするように制御する。
これにより、情報処理装置100は、利用者の快適温度と、所定の空間における空調の空調温度との温度差の大きさに応じて、適切に照明を制御することができる。したがって、情報処理装置100は所定の空間に存在する個々の利用者の快適さをより向上させることができる。
また、推定部133は、所定の空間に設置された各照明に対応する各領域である一部の領域に存在する利用者の特徴に基づいて、利用者が快適であると感じる快適温度を一部の領域ごとに推定する。照明制御部135は、推定部133によって一部の領域ごとに推定された快適温度に基づいて、一部の領域に照らす照明を一部の領域ごとに制御する。
これにより、情報処理装置100は、例えば、同じ室内の空間であっても、空調を制御することなく、個々の利用者に向けた照明を制御することにより、個々の利用者に応じた体感温度を実現することができる。したがって、情報処理装置100は所定の空間に存在する個々の利用者の快適さをより向上させることができる。
〔6.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る情報処理装置100は、例えば図6に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図6は、情報処理装置100の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を備える。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、所定の通信網を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを所定の通信網を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔7.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、決定部は、決定手段や決定回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 センサ装置
20 照明装置
100 情報処理装置
110 通信部
120 記憶部
121 センサ情報記憶部
122 モデル情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 生成部
133 推定部
134 算出部
135 照明制御部

Claims (9)

  1. 所定の空間の一部の領域に存在する利用者の特徴に基づいて、前記利用者が快適であると感じる快適温度を推定する推定部と、
    前記推定部によって推定された快適温度と、前記所定の空間における空調の空調温度との比較に基づいて、前記一部の領域照らす照明を制御する照明制御部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記照明制御部は、
    前記推定部によって推定された快適温度と、前記所定の空間における空調の空調温度との比較に基づいて、前記一部の領域照らす照明を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記照明制御部は、
    前記一部の領域照らす照明の光色を制御する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記照明制御部は、
    前記推定部によって推定された快適温度が前記所定の空間における空調の空調温度よりも低い場合には、前記推定部によって推定された快適温度が前記空調温度よりも高い場合よりも、前記一部の領域照らす照明の光色を暖色系の色に制御する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記照明制御部は、
    前記一部の領域照らす照明の明るさを制御する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  6. 前記照明制御部は、
    前記推定部によって推定された快適温度と、前記所定の空間における空調の空調温度との温度差が所定の閾値を超える場合には、前記温度差が所定の閾値以下である場合よりも、前記一部の領域照らす照明の明るさを強くするように制御する
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記推定部は、
    前記所定の空間に設置された各照明に対応する各領域である前記一部の領域に存在する利用者の特徴に基づいて、前記利用者が快適であると感じる快適温度を前記一部の領域ごとに推定し、
    前記照明制御部は、
    前記推定部によって前記一部の領域ごとに推定された快適温度に基づいて、前記一部の領域照らす照明を前記一部の領域ごとに制御する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  8. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    所定の空間の一部の領域に存在する利用者の特徴に基づいて、前記利用者が快適であると感じる快適温度を推定する推定工程と、
    前記推定工程によって推定された快適温度と、前記所定の空間における空調の空調温度との比較に基づいて、前記一部の領域照らす照明を制御する照明制御工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  9. 所定の空間の一の領域に存在する利用者の特徴に基づいて、前記利用者が快適であると感じる快適温度を推定する推定手順と、
    前記推定手順によって推定された快適温度と、前記所定の空間における空調の空調温度との比較に基づいて、前記一の領域照らす照明を制御する照明制御手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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