JP6877727B1 - シグナリングサーバのルームサイトを介した端末間の接続方法、クラウドサーバ及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
遠隔操作システムとしては、現場に配置された無人の「建機」と、オペレータが操作する「端末」とが、ネットワークを介して接続される。建機は、施工現場を撮影するカメラを搭載しており、その映像をリアルタイムに端末へ送信する。オペレータは、端末のディスプレイに表示される映像を視認しながら、端末を操作する。操作信号は、端末から建機へリアルタイムに送信され、その操作信号に応じて建機が駆動制御される。
一般的に、既存の遠隔操作システムによれば、建機及び端末のそれぞれが専用アプリケーションを起動し、専用サイトにログインする操作を必要とする。
次に、ユーザAは、作成されたルームサイトの接続情報を、例えばメールやメッセージを用いて、通話相手となるユーザBの端末2Bへ送信する。
そして、ユーザAは、端末2Aのブラウザから、その接続情報を用いて、シグナリングサーバ3のルームサイトへ入室する。ユーザBも、端末2Bのブラウザから、同一の接続情報を用いて、シグナリングサーバ3のルームサイトへ入室する。
これによって、端末2Aと端末2Bとは、シグナリングサーバ3のルームサイトを介して、WebRTCのビデオ会議をすることができる。
送信元ユーザの送信元端末は、宛先ユーザの識別URLに向けて、制御サーバへページ要求を送信する。これに対し、制御サーバは、任意の接続URLを設定し、送信元端末へ、接続URLへアクセスすべきリダイレクト応答を返信すると共に、接続URLを含むメッセージを、識別URLで識別された宛先ユーザの宛先アドレスへ送信する。
これによって、送信元端末がシグナリングサーバの接続URLへアクセスすると共に、宛先ユーザの宛先端末もシグナリングサーバの接続URLへアクセスすることによって、コネクションが確立される。
しかしながら、悪意の第三者の侵入が絶対に許されない建機の場合、固定的な接続情報を使い回しすることは、セキュリティの観点から許されない。
また、第2の課題に対して、建機と端末との間で直接的な認証シーケンスを実行すべきでないと考えた。また、シグナリングサーバのルームサイトの接続情報や、端末から建機への操作信号は、認証に基づくものでなければならない、と考えた。
更に、第3の課題に対して、端末から建機へ送信される操作信号については、極めて軽量なプロトコルに基づく送信が必要となる、とも考えた。
また、これら課題を解決することは、建機の遠隔操作システムに限ることなく、ビデオ会議システムにも当然に有効ある、とも考えた。
第1の端末、第2の端末及びシグナリングサーバと通信可能なクラウドサーバを更に有し、
第1の端末が、クラウドサーバへページ要求を送信し、クラウドサーバとの間で認証シーケンスを実行した後、ユーザに第2の端末を選択させる第1のステップと、
クラウドサーバが、シグナリング接続要求を、シグナリングサーバへ送信する第2のステップと、
シグナリングサーバが、ランダムな識別子を発行し、当該識別子に基づくルームサイトを作成すると共に、当該識別子に基づくシグナリング接続情報をクラウドサーバへ応答する第3のステップと、
クラウドサーバが、シグナリング接続情報を、第1の端末へ応答する第4のステップと、
クラウドサーバが、シグナリング接続情報を、他の装置を介して第2の端末へ通知する第5のステップと
を有し、第1の端末及び第2の端末をそれぞれ、シグナリング接続情報を用いて、シグナリングサーバのルームサイトを介して通信させることを特徴とする。
シグナリングサーバは、WebRTC(Web Real-Time Communication)に基づいて機能し、
第1の端末は、Webサーバとして機能するクラウドサーバに対してブラウザによって通信し、
識別子は、ルームサイト固有のルームID(IDentifier)であり、
シグナリング接続情報は、シグナリングURL(Uniform Resource Locator)及びルームIDを含む
ことも好ましい。
トピックに基づくメッセージを交換するブローカを更に有し、
第2の端末は、ブローカに対して、デバイス接続情報を予め送信しており、
第1のステップについて、クラウドサーバは、第1の端末と通信すべき第2の端末を特定した後、ブローカに対して、第2の端末のデバイス接続情報を送信し、
第4のステップについて、クラウドサーバは、シグナリング接続情報と共に、デバイス接続情報を、第1の端末へ応答し、
第1の端末及び第2の端末をそれぞれ、更にデバイス接続情報を用いて、ブローカを介して通信させることも好ましい。
ブローカは、MQTT(Message Queue Telemetry Transport)に基づいて機能し、
デバイス接続情報は、ブローカURL及びトピックを含む
ことも好ましい。
第1のステップにおける認証機能について、
クラウドサーバは、第1の端末からページ要求を受信した際に、認証フォームを第1の端末へ送信し、ユーザに認証情報を入力させ、当該認証情報を第1の端末から受信し、認証成否を判定する第11のステップと、
クラウドサーバは、認証成功後、接続可能な複数の第2の端末のリストを第1の端末へ送信し、ユーザに第2の端末を選択させ、選択された第2の端末の端末識別子を第1の端末から受信し、第1の端末と通信すべき第2の端末を特定する第12のステップと
を有することも好ましい。
第1の端末及び第2の端末は、ユーザ操作可能な端末であり、
ビデオ会議が開始される毎に、ランダムな識別子に基づくルームサイトが提供される
ことを特徴とする。
第1の端末は、ユーザインタフェースとして、ユーザ操作可能なタッチパネルディスプレイ、又は、ディスプレイとユーザ操作デバイスとのセット、を有する端末であり、
第2の端末は、操作インタフェースとして、建機の操作部に取り付けられた操作制御装置を有し、視界インタフェースとして、建機の操縦席から見た映像を撮影するカメラを有する建機であり、
第1の端末から第2の端末から建機に対する遠隔操作が開始される毎に、ランダムな識別子に基づくルームサイトが提供される
ことを特徴とする。
第1の端末は、操作情報を、ブローカを介して第2の端末へ送信し、
第2の端末は、状態情報を、ブローカを介して第1の端末へ送信すると共に、カメラによって撮影された映像を、シグナリングサーバを介して第1の端末へ送信する
ことも好ましい。
第1の端末から、ページ要求を受信して認証シーケンスを実行した後、ユーザに第2の端末を選択させるページ要求受信手段と、
第2の端末が選択された後、シグナリング接続要求をシグナリングサーバへ送信し、シグナリングサーバから、ランダムな識別子に基づいて作成されたルームサイトにおけるシグナリング接続情報を受信するシグナリング接続要求手段と、
シグナリング接続情報を、第1の端末へ応答する応答手段と、
シグナリング接続情報を、他の装置を介して第2の端末へ通知する接続情報通知手段と
を有し、第1の端末及び第2の端末をそれぞれ、シグナリング接続情報を用いて、シグナリングサーバのルームサイトを介して通信させることを特徴とする。
第1の端末から、ページ要求を受信して認証シーケンスを実行した後、ユーザに第2の端末を選択させるページ要求受信手段と、
第2の端末が選択された後、シグナリング接続要求をシグナリングサーバへ送信し、シグナリングサーバから、ランダムな識別子に基づいて作成されたルームサイトにおけるシグナリング接続情報を受信するシグナリング接続要求手段と、
シグナリング接続情報を、第1の端末へ応答する応答手段と、
シグナリング接続情報を、他の装置を介して第2の端末へ通知する接続情報通知手段と
してコンピュータを機能させ、第1の端末及び第2の端末をそれぞれ、シグナリング接続情報を用いて、シグナリングサーバのルームサイトを介して通信させることを特徴とする。
(a)ユーザ操作可能なタッチパネルディスプレイ
(b)ディスプレイとユーザ操作デバイスとのセット
(操作インタフェース)建機の操作部に取り付けられた操作制御装置
(視界インタフェース)建機の操縦席から見た映像を撮影するカメラ
操作制御装置は、建機の操縦席におけるレバーやスイッチなどに物理的に取り付けられ、端末2Aから受信した操作信号に応じて、それらレバー等を駆動制御する。
カメラは、建機の操縦席に搭載されており、操縦席から俯瞰的な映像を撮影する。その映像は、オペレータ側端末2Aへ送信される。
尚、勿論、クラウドサーバ1、シグナリングサーバ3及びブローカ4の機能を一体的に構成した1つのサーバによって実装されるものであってもよい。
シグナリングサーバ3は、WebRTCに基づいて機能する既存のサーバである。
シグナリングサーバ3としては、具体的にはImageFlux Live Streaming(登録商標)を用いることができる(例えば非特許文献1参照)。これは、APIを呼び出すことによって高品質なライブ配信環境を提供するWebサービスである。ImageFluxのシグナリングサーバ3は、建機側端末2Bから受信した映像を、オペレータ側端末2Aへ転送することができ、遅延時間としては0.2秒〜0.3秒に収まる。
尚、ImageFluxのシグナリングサーバ3は、WebRTCで1対多の通信を実現するSFU(Selective Forwarding Unit)として、具体的にはSoraを用いたものであってもよい(例えば非特許文献2参照)。遠隔地に配置された1台の建機側端末2Bを、複数台のオペレータ側端末2Aそれぞれから、現場の映像を確認し且つ遠隔操作をすることもできる。
ブローカ4は、MQTT(Message Queue Telemetry Transport)に基づいて機能する既存のサーバであり、トピック(topic)に応じてメッセージを交換する。
ブローカ4としては、具体的にはAWS IoT Core(登録商標)を用いることができる(例えば非特許文献4参照)。この技術によれば、デバイスや端末の間を簡単かつ安全に通信させるマネージド型クラウドサービスであって、膨大な数のデバイス及びメッセージをサポートしている。アプリケーションがインターネットに接続されていない場合でも、全てのデバイスや端末を常に追跡して通信することができる。断続的な接続を許容し、必要なネットワーク帯域幅を削減するべく、MQTTのような軽量の通信プロトコルをサポートする。
各端末は、受信したいメッセージのトピックを、ブローカ4へSubscribe(デバイス接続要求)しておく。これによって、ブローカ4は、受信したPublishメッセージをそのトピックに応じて、各端末へ配信する。
クラウドサーバ1は、シグナリングサーバ3及びブローカ4それぞれと通信することによって、オペレータ側端末2Aから建機側端末2Bに対する遠隔操作が開始される毎に、ランダムな識別子に基づくルームサイトを提供するように機能する。
ランダムな識別子としては、例えば英数字列が乱数によって生成されたものであってもよい。このようなルームサイトを作成することによって、できる限り、接続情報(シグナリングURL及びルームID)を特定できないようにする。
尚、例えば、本発明の特徴はAWS Lambdaによって実装され、オペレータ側端末2Aに対する認証シーケンスはAWS Cognitoによって実装されたものであってもよい。
オペレータ側端末2Aには、既存のブラウザが予めインストールされている。ブラウザとしては、具体的にはChrome(登録商標)、Firefox(登録商標)、Edge(登録商標)、Safari(登録商標)などがある。
建機側端末2Bには、具体的にはWebRTC Native Client Momoがインストールされたものであってもよい(例えば非特許文献3参照)。この技術によれば、カメラによって撮影された映像を、WebRTCによってImageFluxのシグナリングサーバ3へ送信することができる。
但し、少なくとも第1の課題を解決するためであれば、最小構成としてはシグナリングサーバ3のみと通信可能であればよい。第2の課題及び第3の課題も合わせて解決するためには、クラウドサーバ1は、シグナリングサーバ3及びブローカ4とそれぞれ通信することを要する。
クラウドサーバ1が公開するWebページは、例えばAWS Cognitoに接続されたページであってもよい。オペレータ側端末2Aは、そのWebページにアクセスすることによって、AWS Cognitoとの間で認証シーケンスを実行する。具体的な認証シーケンスについては、図6で後述する。
そして、クラウドサーバ1は、ブローカ4へ「デバイス接続要求」を送信する。建機側端末2Bと同様に、具体的にはMQTTに基づく接続シーケンスが実行され、デバイス接続情報(ブローカURL及びトピック)を指定する。オペレータ側端末2Aも、ブローカ4を介して、そのデバイス接続情報に基づくメッセージを受信することができるようになる。ここで、オペレータ側端末2Aが指定するデバイス接続情報は、接続先となる建機側端末2Bのデバイス接続要求と一致するように指定する。
例)ルームID:j68mHO6to32N
その後、シグナリングサーバ3は、「シグナリング接続応答」を、クラウドサーバ1へ応答する。シグナリング接続応答には、当該識別子に基づく「シグナリング接続情報(シグナリングURL及びルームID)」が含まれる。
シグナリング接続情報「シグナリングURL+ルームID」
デバイス接続情報 「ブローカURL+トピック」
そして、クラウドサーバ1は、(例えばS1のWebサイトのJavaScript(登録商標)による)APIの呼び出しに対するレスポンスとして、2つの接続情報を、オペレータ側端末2Aへ応答する。
これによって、オペレータ側端末2Aは、建機側端末2Bに対して、シグナリングサーバ3を介した通信経路と、ブローカ4を介した通信経路との両方を得る。
接続情報通知は、具体的にはMQTTのPublishメッセージとして、クラウドサーバ1からブローカ4へ送信される。ブローカ4は、そのPublishメッセージを、そのメッセージに含まれるトピックに応じて、建機側端末2Bへ配信する。
これによって、建機側端末2Bも、シグナリングサーバ3に作成された会議室へのシグナリング接続情報(シグナリングURL及びルームID)を認識することができる。
一方で、建機側端末2Bは、デバイス接続情報を用いて、ブローカ4を介して、建機の「状態情報」を建機側端末2Bへ送信する。オペレータ側端末2Aは、その状態情報をディスプレイに表示し、オペレータに視認させる。
更に、クラウドサーバ1は、デバイス接続情報を用いて、ブローカ4を介して、「管理情報」を建機側端末2Bへ送信し、「メトリック情報」を建機側端末2Bから受信する。
デバイス接続要求部12は、ブローカ4に対してデバイス接続情報を指定し、建機側端末2B(オペレータ側端末2Aも可能)からのメッセージを受信できるようにする。設定したデバイス接続情報は、API応答部14へ出力する。
シグナリング接続要求部13は、ページ要求を受信した後、「シグナリング接続要求」をシグナリングサーバ3へ送信し、シグナリングサーバ3から、ランダムな識別子に基づいて作成されたルームサイトにおける「シグナリング接続情報」を受信する。受信したシグナリング接続情報は、API応答部14へ出力する。
API応答部14は、シグナリング接続情報(及びデバイス接続情報)を、オペレータ側端末2Aへ応答する。
接続情報通知部15は、シグナリング接続情報を、オペレータ側端末2Aと通信すべき建機側端末2Bへ通知する。このシグナリング接続情報は、デバイス接続情報に基づくメッセージによって、ブローカ4を介して建機側端末2Bへ通知される。
(S11)クラウドサーバ1は、オペレータ側端末2Aからページ要求を受信した際に、「認証フォーム」をオペレータ側端末2Aへ送信する。認証フォームには、例えばオペレータ側端末2Aを操作するユーザに、認証情報(ユーザID及びパスワード)を入力させるものであってもよい。クラウドサーバ1は、オペレータ側端末2Aから、ユーザに入力された認証情報を受信し、認証成否を判定する。
(S12)クラウドサーバ1は、認証成功後、接続可能な「複数の建機側端末のリスト」をオペレータ側端末2Aへ送信する。オペレータ側端末2Aのディスプレイに、ブラウザによって、複数の建機側端末が表示され、いずれの建機側端末に接続するかを、ユーザに選択させる。図6によれば、ユーザによって、例えば建機側端末2Bが選択されている。これによって、オペレータ側端末2Aは、建機側端末2Bの識別子をクラウドサーバ1へ送信し、クラウドサーバ1は、建機側端末2Bが接続先として特定されたと認識する。
図1のように、従来技術としてのビデオ会議システムの場合、主催者は、会議室の接続情報をシグナリングサーバから予め取得し、その会議室の接続情報を参加者全員へメールやメッセージによって送信していた。本発明に基づく図7によれば、主催者のそのような操作を要することなく、会議室を作成する毎にランダムな接続情報が自動的に生成され、別途のメッセージ等を送信することなく、主催者及び参加者全員が、同一の会議室へ自動的に入室することができるようになる。
第1の課題に対しては、端末から建機へのコネクションが確立される毎に、異なる接続情報によって確立される。
また、第2の課題に対して、建機と端末との間で直接的な認証シーケンスを実行することなく、クラウドサーバによって端末を認証することができ、建機側で認証シーケンスを実行する必要がない。
更に、第3の課題に対して、端末から建機へ送信される操作信号については、極めて軽量なプロトコルに基づく送信を実現することができる。
11 ページ要求受信部
12 デバイス接続要求部
13 シグナリング接続要求部
14 API応答部
15 接続情報通知部
2A オペレータ側端末、第1の端末
2B 建機側端末、第2の端末
3 シグナリングサーバ
4 ブローカ
Claims (10)
- 第1の端末及び第2の端末に対してルームサイトを提供するシグナリングサーバを用いた接続方法であって、
第1の端末、第2の端末及び前記シグナリングサーバと通信可能なクラウドサーバを更に有し、
第1の端末が、前記クラウドサーバへページ要求を送信し、前記クラウドサーバとの間で認証シーケンスを実行した後、ユーザに第2の端末を選択させる第1のステップと、
前記クラウドサーバが、シグナリング接続要求を、前記シグナリングサーバへ送信する第2のステップと、
前記シグナリングサーバが、ランダムな識別子を発行し、当該識別子に基づくルームサイトを作成すると共に、当該識別子に基づくシグナリング接続情報を前記クラウドサーバへ応答する第3のステップと、
前記クラウドサーバが、前記シグナリング接続情報を、第1の端末へ応答する第4のステップと、
前記クラウドサーバが、前記シグナリング接続情報を、他の装置を介して第2の端末へ通知する第5のステップと
を有し、第1の端末及び第2の端末をそれぞれ、前記シグナリング接続情報を用いて、前記シグナリングサーバのルームサイトを介して通信させることを特徴とする接続方法。 - 前記シグナリングサーバは、WebRTC(Web Real-Time Communication)に基づいて機能し、
第1の端末は、Webサーバとして機能する前記クラウドサーバに対してブラウザによって通信し、
前記識別子は、ルームサイト固有のルームID(IDentifier)であり、
前記シグナリング接続情報は、シグナリングURL(Uniform Resource Locator)及びルームIDを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の接続方法。 - トピックに基づくメッセージを交換するブローカを更に有し、
第2の端末は、前記ブローカに対して、デバイス接続情報を予め送信しており、
第1のステップについて、前記クラウドサーバは、第1の端末と通信すべき第2の端末を特定した後、前記ブローカに対して、第2の端末の前記デバイス接続情報を送信し、
第4のステップについて、前記クラウドサーバは、前記シグナリング接続情報と共に、前記デバイス接続情報を、第1の端末へ応答し、
第1の端末及び第2の端末をそれぞれ、更に前記デバイス接続情報を用いて、前記ブローカを介して通信させることを特徴とする請求項1又は2に記載の接続方法。 - 前記ブローカは、MQTT(Message Queue Telemetry Transport)に基づいて機能し、
前記デバイス接続情報は、ブローカURL及びトピックを含む
ことを特徴とする請求項3に記載の接続方法。 - 第1のステップにおける認証機能について、
前記クラウドサーバは、第1の端末からページ要求を受信した際に、認証フォームを第1の端末へ送信し、ユーザに認証情報を入力させ、当該認証情報を第1の端末から受信し、認証成否を判定する第11のステップと、
前記クラウドサーバは、認証成功後、接続可能な複数の第2の端末のリストを第1の端末へ送信し、ユーザに第2の端末を選択させ、選択された第2の端末の端末識別子を第1の端末から受信し、第1の端末と通信すべき第2の端末を特定する第12のステップと
を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の接続方法。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の接続方法について、
第1の端末及び第2の端末は、ユーザ操作可能な端末であり、
ビデオ会議が開始される毎に、ランダムな識別子に基づくルームサイトが提供される
ことを特徴とするビデオ会議接続方法。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の接続方法について、
第1の端末は、ユーザインタフェースとして、ユーザ操作可能なタッチパネルディスプレイ、又は、ディスプレイとユーザ操作デバイスとのセット、を有する端末であり、
第2の端末は、操作インタフェースとして、建機の操作部に取り付けられた操作制御装置を有し、視界インタフェースとして、建機の操縦席から見た映像を撮影するカメラを有する建機であり、
第1の端末から第2の端末に対する遠隔操作が開始される毎に、ランダムな識別子に基づくルームサイトが提供される
ことを特徴とする建機の遠隔操作方法。 - 第1の端末は、操作情報を、前記ブローカを介して第2の端末へ送信し、
第2の端末は、状態情報を、前記ブローカを介して第1の端末へ送信すると共に、カメラによって撮影された映像を、前記シグナリングサーバを介して第1の端末へ送信する
ことを特徴とする請求項7に記載の建機の遠隔操作方法。 - 第1の端末及び第2の端末と、ルームサイトを提供するシグナリングサーバと通信可能なクラウドサーバであって、
第1の端末から、ページ要求を受信して認証シーケンスを実行した後、ユーザに第2の端末を選択させるページ要求受信手段と、
第2の端末が選択された後、シグナリング接続要求を前記シグナリングサーバへ送信し、前記シグナリングサーバから、ランダムな識別子に基づいて作成されたルームサイトにおけるシグナリング接続情報を受信するシグナリング接続要求手段と、
前記シグナリング接続情報を、第1の端末へ応答する応答手段と、
前記シグナリング接続情報を、他の装置を介して第2の端末へ通知する接続情報通知手段と
を有し、第1の端末及び第2の端末をそれぞれ、前記シグナリング接続情報を用いて、前記シグナリングサーバのルームサイトを介して通信させることを特徴とするクラウドサーバ。 - 第1の端末及び第2の端末と、ルームサイトを提供するシグナリングサーバと通信可能なクラウドサーバに搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
第1の端末から、ページ要求を受信して認証シーケンスを実行した後、ユーザに第2の端末を選択させるページ要求受信手段と、
第2の端末が選択された後、シグナリング接続要求を前記シグナリングサーバへ送信し、前記シグナリングサーバから、ランダムな識別子に基づいて作成されたルームサイトにおけるシグナリング接続情報を受信するシグナリング接続要求手段と、
前記シグナリング接続情報を、第1の端末へ応答する応答手段と、
前記シグナリング接続情報を、他の装置を介して第2の端末へ通知する接続情報通知手段と
してコンピュータを機能させ、第1の端末及び第2の端末をそれぞれ、前記シグナリング接続情報を用いて、前記シグナリングサーバのルームサイトを介して通信させることを特徴とするクラウドサーバのプログラム。
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