JP6877573B2 - パス検出 - Google Patents

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Description

[関連出願の相互引用]
本願は、出願日が2017年3月31日であり、出願番号が201710210833.4であり、発明名称が「パス検出方法および装置」である中国特許出願の優先権を主張し、当該出願の全文が引用により本願に組み込まれる。
IPネットワークの運営・メンテナンスを図るために、ネットワーク内のサービスフローのパスを検出する必要はある。
パス検出は、ルート追跡(Traceroute)メカニズムで実施可能である。Tracerouteメカニズムとは、宛先ホストのIPアドレス(宛先IPアドレスと略称)に基づいて検出パケットを送信することにより、サービスフローがソースホストから宛先ホストまでのパスを検出することを指す。
Tracerouteメカニズムにおける検出パケットは、サービスフローのサービスフローパケットと異なる。例えば、検出パケットのサービスフローへの影響が回避されるように、検出パケットのポート番号は、サービスフローパケットのポート番号と異なるように配置されている。
本発明に係る方法フローチャートである。 本発明に係るパケット構造の模式図である。 本発明に係る実施例の模式図である。 本発明の実施例に係る検出パケット構造図である。 本発明の実施例に係る検出パケット構造図である。 本発明の実施例に係る検出パケット構造図である。 本発明の実施例に係る検出パケット構造図である。 本発明の実施例に係る検出パケット構造図である。 本発明の実施例に係る検出パケット構造図である。 本発明に係るパス検出論理構造の模式図である。 本発明に係る転送機器のハードウェア構造の模式図である。 本発明に係る別のパス検出論理構造の模式図である。 本発明に係るSDNコントローラのハードウェア構造の模式図である。
以下では、本発明の実施例の図面を組み合わせて本発明の実施例における解決手段を明瞭で完全に記述する。明らかに、記述される実施例が単に本発明の一部の実施例に過ぎず、全部の実施例ではない。本発明における実施例に基づいて、当業者が進歩性に値する労働をせずに成した全ての他の実施例は、何れも本発明の保護範囲に含まれる。
Tracerouteメカニズムでは、サービスフローパスを検出するための検出パケットのパケットヘッダに含まれる転送情報は、サービスフローのパケットヘッダに含まれる転送情報と異なる。転送情報がUDPポート番号であることを例とすると、UDPポート番号は、幾つかの予め定義された応用に対応可能である。検出パケットの実際のサービス応用への潜在的な影響が回避されるように、Tracerouteメカニズムにおいて、検出パケットのパケットヘッダに含まれるUDPポート番号は、如何なるサービス応用にも対応せず、特定のUDPポート番号(例えば、30000より大きいUDPポート番号)であってもよい。それは、サービスフローのパケットヘッダに含まれる、サービスフロー応用に対応するためのUDPポート番号と異なる。検出パケットの転送であろうと、サービスフローの転送であろうと、等価パスまたはポリシーベースルーティング(PBR)が存在すれば、パケットヘッダに含まれる転送情報に依存し、パスを選択して転送を行う。それは、検出パケットのパケットヘッダに含まれる転送情報とサービスフローのパケットヘッダに含まれる転送情報とが異なるからである。これにより、検出パケットによって最終的に検出されたパスと、サービスフローが実際のパスとが異なってしまう。
本発明の例示では、実際のサービスフローのパケットヘッダを模倣することにより、サービスフローのパスを検出するための検出パケットを構築する。このように、各転送機器は、検出パケットのパケットヘッダに含まれる転送情報に基づいて検出パケットを転送する際、検出パケットと実際のサービスフローとに対応する転送挙動が一致することを確保可能であり、実際のサービスフローのパスを最終的に正確に特定できる。
図1を参照すると、図1は、本発明に係る方法フローチャートである。当該フローは、転送機器に適用される。一実施例として、ここでの転送機器は、例えばルータ等であり、本発明の例示において具体的に限定されない。
図1に示すように、当該フローは、以下のステップを含んでもよい。
ステップ101では、第1転送機器は、指定サービスフローのパスにおける前ホップ転送機器から送信された第1検出パケットを受信する。
本発明では、一実施例として、第1転送機器は、指定サービスフローパスにおける何れか1つの非最初の転送機器である。
本発明では、一実施例として、上記前ホップ転送機器が指定サービスフローのパスにおける最初の転送機器である場合に、第1検出パケットは、最初の転送機器がSDNコントローラの制御命令に応じて構築した、指定サービスフローのパスを検出するための検出パケットとなる。最初の転送機器は、構築した検出パケットを転送する際、検出パケットのペーロードに自身の機器アドレスを付加する。
構築された検出パケットのパケットヘッダに含まれる転送情報と、前記指定サービスフローのパケットヘッダに含まれる転送情報とが同じとなるように、制御命令には、指定サービスフローのパケットヘッダに含まれる転送情報が付加される。ここでは、SDNコントローラは、以下の方式にてサービスフローパスにおける最初の転送機器を特定してもよい。つまり、SDNコントローラは、サービスフローのソースIPアドレス、宛先IPアドレスを基に、それが管理するネットワークトポロジーも考慮して、ソースIPアドレスから宛先IPアドレスまでの各パスを算出し、各パスにおける最初の転送機器についてサービスフローサンプリングを行い、サンプリングの方式により、サービスフローが通過した転送機器を上記サービスフローパスにおける最初の転送機器として特定する。
本発明では、別の実施例として、上記前ホップ転送機器が指定サービスフローのパスにおける何れか1つの非最初の転送機器である場合に、当該前ホップ転送機器は、検出パケットを構築せず、受信された検出パケットを本第1転送機器へ転送する。本第1転送機器へ転送された検出パケットそのものは、第1検出パケットとなる。
第1検出パケットのパケットヘッダに含まれる転送情報と、前記指定サービスフローのパケットヘッダに含まれる転送情報とは、同じである。後文では、例を挙げて第1検出パケットのパケットヘッダに含まれる転送情報を記述するため、ここで繰り返し説明しない。
ステップ102では、第1転送機器は、SDNコントローラへ転送エラーメッセージを送信し、転送エラーメッセージには、前記第1検出パケットのペーロードにおける全ての機器アドレスが付加される。
本発明では、一実施例として、第1検出パケットのパケットヘッダは、TTLを含み、TTLは、初期値である。
第1検出パケットのパケットヘッダに含まれるTTLに基づいて、ステップ102における第1転送機器がSDNコントローラへ転送エラーメッセージを送信することは、下記のことを含む。
第1検出パケットのパケットヘッダにおけるTTLを更新し、更新後のTTLが0に等しい場合に、前記第1検出パケットの転送にエラーが発生したと確認し、前記SDNコントローラへ転送エラーメッセージを送信する。一実施例として、第1検出パケットのパケットヘッダにおけるTTLを更新することは、具体的に、第1検出パケットのパケットヘッダにおけるTTLから所定値を減算する。所定値は、上記初期値に等しい。
本発明では、一実施例として、転送エラーメッセージは、パケットヘッダにおけるTTLが0に更新された第1検出パケットである。
ステップ103では、第1転送機器は、自機器の機器アドレスを第1検出パケットのペーロードに追加することで第2検出パケットを取得し、第2検出パケットのパケットヘッダにおける前記転送情報に基づいて前記第2検出パケットを前記指定サービスフローのパスにおける次ホップ転送機器へ転送する。
本発明の例示では、ステップ103に、第2検出パケットのパケットヘッダにおけるTTLが初期値である。このように、指定サービスフローのパスにおける次ホップ転送機器は、第2検出パケットを受信したときに、その中のTTLから初期値に等しい所定値を減算すると、第2検出パケットの転送にエラーが出たと確認できる。即ち、当該次ホップ転送機器は、ステップ102におけるSDNコントローラへ転送エラーメッセージを報告することを実行できる。これより分かるように、次ホップ転送機器が第2検出パケットを受信したときに、次ホップ転送機器の処理とステップ102およびステップ103における第1転送機器の処理とは、同じである。即ち、次ホップ転送機器は、第1転送機器としてもよく、第2検出パケットは、第1検出パケットとしてもよい。
説明すべきことは、第1転送機器がステップ102およびステップ103を実行する順番について前後を問わない。
ステップ103から分かるように、指定サービスフローパスにおける転送機器の何れも、検出パケットを転送する際、自身の機器アドレスを検出パケットに追加する。上記ステップ102で記述されたように、第1検出パケットのペーロードにおける全ての機器アドレスが転送エラーメッセージに付加され、指定サービスフローパスにおける最後1ホップ転送機器からSDNコントローラへ報告された転送エラーメッセージが、指定サービスフローパスにおける、当該最後1ホップ転送機器以外の全ての転送機器の機器アドレスを含み、且つこれらの機器アドレスの転送エラーパケットにおける順位と、対応する転送機器の指定サービスフローパスにおける順位とが同じである。したがって、SDNコントローラは、上記最後1ホップ転送機器から報告された転送エラーメッセージに基づいて、指定サービスフローのパスを正確に特定する。これは、SDNコントローラに適用される図2に示すフローを参照すればよいため、ここで繰り返し説明しない。
本発明の例示では、第1検出パケットのパケットヘッダは、チェックサムを更に含み、チェックサムは、サービスフローの宛先ホストが第1検出パケットを受信したときに第1検出パケットを廃棄するように、チェックサムのエラーを示す指定検証値として配置される。
一実施例として、第1検出パケットのパケットヘッダは、IPヘッダと、伝送層プロトコルヘッダ(TCP/UDPヘッダ)とに細かく区分される。上記TTLは、IPヘッダのフィールドであり、チェックサムは、TCP/UDPヘッダのフィールドである。IPヘッダに含まれる転送情報は、ソースIPアドレス、宛先IPアドレス、プロトコルタイプ、および、差別化サービスコードポイント(DSCP)を含み、TCP/UDPヘッダに含まれる転送情報は、ソースポート番号および宛先ポート番号を含む。
説明すべきことは、本発明の例示において、実際の需要に応じてステップ101で構築された検出パケットにはより多くのヘッダを追加してもよい。例えば、VXLANパケットパスを検出しようとする場合、ステップ101で構築された検出パケットにVXLANヘッダを追加する。
これで、図1に示すフローは、完成する。
以上で記述されたフローから分かるように、本発明の例示において、転送機器は、実際のサービスフローのパケットヘッダを模倣することで、サービスフローパスを検出するための検出パケットを構築する。このように、各転送機器は、検出パケットのパケットヘッダに含まれる転送情報に基づいて検出パケットを転送する際、検出パケットと実際のサービスフローとの転送挙動が一致することを確保可能であり、実際のサービスフローのパスを最終的に正確に特定できる。
図2を参照すると、図2は、本発明の別の方法フローチャートである。当該フローは、図1に示すフローに対応し、SDNコントローラに適用される。
図2に示すように、当該フローは、以下のステップを含んでもよい。
ステップ201では、SDNコントローラは、転送機器からの転送エラーメッセージを受信する。ここでの転送機器は、指定サービスフローパスにおける何れか1つの非最初の転送機器であってもよい。
上述した通り、ここでの転送エラーメッセージは、転送機器が検出パケットを受信したときに送信したものである。
図2に示すフローを実行する前に、SDNコントローラは、更に、指定サービスフローパスにおける最初の転送機器を特定し、且つ、当該最初の転送機器が検出パケットを構築するように、当該最初の転送機器へ制御命令を送信する必要がある。ここで、SDNコントローラは、上記サンプリング方式により、指定サービスフローパスにおける最初の転送機器を特定する。
本発明の例示では、転送機器から送信された転送エラーメッセージには、検出パケットのペーロードにおける全ての機器アドレスが付加される。ここでの全ての機器アドレスは、検出パケットが当該転送エラーメッセージの報告者に到達する前に既にあった各転送機器の機器アドレスを含む。
ステップ202では、SDNコントローラは、受信された最後1つの転送エラーメッセージに付加される全ての機器アドレスに基づいて、指定サービスフローのパスを特定する。
本発明の例示では、SDNコントローラは、サービスフローパスの検出について時間制限を実施する。SDNコントローラは、設定時間内でサービスフロー検出に対する転送エラーメッセージを受信していない場合に、直近受信された1つの転送エラーメッセージを最後1つの転送エラーメッセージとして特定し、最後1つの転送エラーメッセージに付加される全ての機器アドレスに基づいて、サービスフローのパスを特定する。
一実施例では、SDNコントローラは、最後1つの転送エラーメッセージに付加される全ての機器アドレスを基に、特定された指定サービスフローの経由した最後1つの転送機器の機器アドレスも考慮して、サービスフローのパスを特定する。SDNコントローラがサービスフローの経由した最後1つの転送機器を特定する方式は、上記SDNコントローラがサービスフローの経由した最初の転送機器を特定する方式と類似しており、具体的に下記のようになる。つまり、SDNコントローラは、サービスフローのソースIPアドレス、宛先IPアドレスを基に、それが管理するネットワークトポロジーも考慮して、ソースIPアドレスから宛先IPアドレスまでの各パスを算出し、各パスにおける最後1つの転送機器に対してサービスフローサンプリングを行い、サンプリングの方式により最後1つの転送機器を特定する。
これで、図2に示すフローは、完成する。
図2に示すフローから分かるように、本発明の例示では、転送エラーメッセージに少なくとも1つの機器アドレスが付加されることにより、SDNコントローラが実際のサービスフローパスを素早く特定することは、容易になり、SDNコントローラの稼働量は、減少可能である。
以下では、1つの具体的な実施例を用いて図1に示すフローを記述する。
図3を参照すると、図3は、本発明に係る実施例フローチャートである。本実施例は、検出サービスフロー(Flow)を例として記述される。Flow1は、ビデオパケットであり、そのパケットフォーマットが図4に示される。
SDNコントローラは、Flow1のソースIPアドレス、宛先IPアドレスを基に、収集された図3に示すネットワークのネットワークトポロジーも考慮して、Flow1の可能性のあるパスを算出し、算出された各パスにおける最初の転送機器に対してサービスフローサンプリングを行い、サンプリングの方式により、ルータ(Router)BをFlow1のパスにおける最初の転送機器として特定する。
SDNコントローラは、Flow1のパスにおける最初の転送機器Router Bへ制御命令を配信し、制御命令には、Flow1のパケットヘッダに含まれる転送情報が付加される。ただし、Flow1のパケットヘッダに含まれる転送情報は、Flow1のIPヘッダに含まれる転送情報と、Flow1のUDPヘッダに含まれる転送情報とを含む。Flow1のIPヘッダに含まれる転送情報は、例えば、ソースIPアドレス(IP1)、宛先IPアドレス(IP3)、プロトコルタイプ、およびDSCPを含み、Flow1のUDPヘッダに含まれる転送情報は、例えば、ソースポート番号および宛先ポート番号を含む。
Router Bは、制御命令を受信し、制御命令における転送情報に基づいて、Flow1を検出するための検出パケットを構築する。記述の便宜上、ここで、構築された検出パケットは、検出パケット1_1と記される。検出パケット1_1のIPヘッダにおけるTTLは、初期値(本実施例では、1を例とする)である。検出パケット1_1のIPヘッダは、受信された制御命令に付加されるFlow1のIPヘッダに含まれる転送情報、例えば、ソースIPアドレス(IP1)、宛先IPアドレス(IP3)、プロトコルタイプ、DSCPを更に含み、検出パケット1_1のUDPヘッダにおけるチェックサムは、チェックサムのエラーを示すための指定検証値(0x0を例とする)であり、検出パケット1_1のUDPヘッダは、受信された制御命令に付加されるFlow1のUDPヘッダに含まれる転送情報、例えば、ソースポート番号、宛先ポート番号を更に含む。
Router Bは、本Router BのIPアドレスを検出パケット1_1に追加する。記述の便宜上、ここで、Router BのIPアドレスが追加された検出パケットは、検出パケット1_2と記される。図6は、検出パケット1_2のフォーマットを示す。
Router Bは、検出パケット1_2のIPヘッダにおける転送情報とUDPヘッダにおける転送情報とに基づいて、検出パケット1_2を転送する。一実施例として、Router Bは、検出パケット1_2が送信された旨のメッセージをSDNコントローラへ通知する。このように、SDNコントローラは、Flow1のパスが既に検出され始めたと把握できる。
仮にRouter Bが検出パケット1_2のIPヘッダにおける転送情報と、UDPヘッダにおける転送情報とに基づいて検出パケット1_2を転送すれば、当該検出パケット1_2は、最終的にRouter Aまで転送される。
Router Aは、検出パケット1_2を受信した。
Router Aは、検出パケット1_2のTTLから所定値(1を例とする)を減算して0を取得し、検出パケット1_2の転送にエラーが出たと特定する。その際、検出パケット1_2のTTLは、0となる。記述の便宜上、ここで、TTLが0である検出パケット1_2は、検出パケット1_3と記される。
Router Aは、検出パケット1_3を転送エラーメッセージとしてSDNコントローラへ報告する。
Router Aは、検出パケット1_3におけるTTLを初期値(1を例とする)に更新し、本Router AのIPアドレスを検出パケット1_3に追加する。記述の便宜上、ここで、Router AのIPアドレスが追加された検出パケットは、検出パケット1_4と記される。その際、検出パケット1_4には、Router BのIPアドレス、Router AのIPアドレスが付加される。本実施例において、検出パケット1_4に付加されるRouter BのIPアドレス、Router AのIPアドレスは、検出パケットへ追加された順番に応じて配列されている。Router AのIPアドレスは、Router BのIPアドレスの後に位置し、図7は、検出パケット1_4のパケット構造を示す。
Router Aは、検出パケット1_4のIPヘッダにおける転送情報と、UDPヘッダにおける転送情報とに基づいて、検出パケット1_4を転送する。仮にRouter Aが検出パケット1_4のIPヘッダにおける転送情報とUDPヘッダにおける転送情報とに基づいて検出パケット1_4を転送すれば、当該検出パケット1_4は、最終的にRouter Cまで転送される。
Router Cは、検出パケット1_4を受信した。
Router Cは、検出パケット1_4のTTLから所定値(1を例とする)を減算することで、0を取得し、検出パケット1_4の転送にエラーが発生したと特定する。その際、検出パケット1_4のTTLは、0になる。記述の便宜上、ここで、TTLが0である検出パケット1_4は、検出パケット1_5と記される。
Router Cは、検出パケット1_5を転送エラーメッセージとしてSDNコントローラへ報告する。
Router Cは、検出パケット1_5におけるTTLを初期値(1を例とする)に更新し、本Router CのIPアドレスを検出パケット1_5に追加する。記述の便宜上、ここで、Router CのIPアドレスが追加された検出パケットは、検出パケット1_6と記される。その際、検出パケット1_6には、Router BのIPアドレス、Router AのIPアドレス、及び、Router CのIPアドレスが付加される。本実施例では、検出パケット1_6に付加されるRouter BのIPアドレス、Router AのIPアドレス、Router CのIPアドレスは、検出パケットへ追加された順番に応じて配列されている。ただし、Router AのIPアドレスは、Router BのIPアドレスの後に位置し、Router CのIPアドレスは、Router AのIPアドレスの後に位置し、図8は、検出パケット1_6のパケット構造を示す。
Router Cは、検出パケット1_6のIPヘッダにおける転送情報とUDPヘッダにおける転送情報とに基づいて、検出パケット1_6を転送する。仮にRouter Cが検出パケット1_6のIPヘッダにおける転送情報とUDPヘッダにおける転送情報とに基づいて検出パケット1_6を転送すれば、当該検出パケット1_6は、最終的にRouter Fまで転送される。
Router Fは、検出パケット1_6を受信した。
Router Fは、検出パケット1_6のTTLから所定値(1を例とする)を減算して0を取得し、検出パケット1_6の転送にエラーが出たと特定する。その際、検出パケット1_6のTTLは、0となる。記述の便宜上、ここで、TTLが0である検出パケット1_6は、検出パケット1_7と記される。
Router Fは、検出パケット1_7を転送エラーメッセージとしてSDNコントローラへ報告する。
Router Fは、検出パケット1_7におけるTTLを初期値(1を例とする)に更新し、本Router FのIPアドレスを検出パケット1_7に追加する。記述の便宜上、ここで、Router FのIPアドレスが追加された検出パケット1_7は、検出パケット1_8と記される。その際、検出パケット1_8には、Router BのIPアドレス、Router AのIPアドレス、Router CのIPアドレス、Router FのIPアドレスが付加される。本実施例では、検出パケット1_8に付加されるRouter BのIPアドレス、Router AのIPアドレス、Router CのIPアドレス、Router FのIPアドレスは、検出パケットへ追加された順番に応じて配列されている。Router AのIPアドレスは、Router BのIPアドレスの後に位置し、Router CのIPアドレスは、Router AのIPアドレスの後に位置し、Router FのIPアドレスは、Router CのIPアドレスの後に位置し、図9は、検出パケット1_8のフォーマットを示す。
Router Fは、検出パケット1_8のIPヘッダにおける転送情報とUDPヘッダにおける転送情報とに基づいて検出パケット1_8を転送する。仮にRouter Fが検出パケット1_8のIPヘッダにおける転送情報とUDPヘッダにおける転送情報とに基づいて検出パケット1_8を転送すれば、当該検出パケット1_8は、最終的に宛先ホストPC3まで転送される。
PC3は、検出パケット1_8を受信して検出パケット1_8のUDPヘッダについて解析を行った結果、検出パケット1_8のUDPヘッダにおけるチェックサムが、チェックサムのエラーを示すための指定検証値(0x0を例とする)であることを発見した場合に、検出パケット1_8を廃棄する。これで、検出パケット転送手順は、終了する。
SDNコントローラは、設定時間内で転送エラーメッセージを受信していない場合に、直近受信された転送エラーメッセージである上記検出パケット1_7を最後1つの転送エラーメッセージとし、Flow1のパスを特定する。ただし、SDNコントローラは、下記のような情報を確定可能である。つまり、転送エラーメッセージに付加される機器アドレスがRouter BのIPアドレス、Router AのIPアドレス、Router CのIPアドレスを含み、これらのアドレスの転送エラーメッセージにおける順位と、対応する機器のFlow1パスにおける順位とが同じであり、サンプリングで特定されたFlow1が経由した最後1つの転送機器がRouter Fである。これにより、最終的に算出されたFlow1のパスに含まれる転送機器は、順にRouter B、Router A、Router C、Router Fとなる。
これで、実施例の記述は、完成する。
本発明に係る方法は、上述されている。以下では、本発明に係る装置を記述する。
図11を参照すると、図11は、本発明の幾つかの実施例に係る転送機器のハードウェア構造図である。当該転送機器1100は、プロセッサ1101と機器読み取り可能な記憶媒体1102とを備える。プロセッサ1101と機器読み取り可能な記憶媒体1102とは、システムバス1103を介して互いに通信可能である。また、プロセッサ1101は、機器読み取り可能な記憶媒体1102に記憶されたパス検出論理1000に対応する機器の実行可能な指令を読み取って実行することにより、上述したパス検出方法を実行可能である。
本文で言及される機器読み取り可能な記憶媒体1102は、如何なる電気的なもの、磁気的なもの、光学的なものまたは他の物理的記憶装置であってもよく、情報(例えば、実行可能な指令、データ等)を含むか記憶可能である。例えば、機器読み取り可能な記憶媒体1102は、RAM(Random Access Memory、ランダムアクセスメモリ)、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、フラッシュメモリ、記憶ドライバ(例えば、ハードディスクドライバ)、ソリッド・ステート・ディスク、如何なるタイプの記憶ディスク(例えば、光ディスク、DVDなど)、若しくは類似する記憶媒体、またはそれらの組み合わせであってもよい。
図10を参照すると、図10は、本発明に係るパス検出論理の構造図である。当該パス検出論理1000は、転送機器に適用される。図10に示すように、当該論理1000は、受信モジュール1001と転送モジュール1002を含む。
受信モジュール1001は、指定サービスフローのパスにおける前ホップ転送機器から送信された、前記指定サービスフローのパスを検出するための第1検出パケットを受信する。前記第1検出パケットのパケットヘッダに含まれる転送情報と、前記指定サービスフローのパケットヘッダに含まれる転送情報とは、同じであり、前記第1検出パケットのペーロードには、前記指定サービスフローのパスにおける少なくとも1つの転送機器の機器アドレスが付加される。
転送モジュール1002は、自転送機器の機器アドレスを前記第1検出パケットのペーロードに追加して第2検出パケットを取得し、前記第2検出パケットのパケットヘッダにおける前記転送情報に基づいて前記第2検出パケットを前記指定サービスフローのパスにおける次ホップ転送機器へ転送し、SDNコントローラへ前記第1検出パケットのペーロードにおける少なくとも1つの機器アドレスが付加される転送エラーメッセージを送信することにより、前記SDNコントローラに前記転送エラーメッセージに付加される前記少なくとも1つの機器アドレスに基づいて前記指定サービスフローのパスを特定させる。
一実施例では、前記前ホップ転送機器が前記指定サービスフローのパスにおける最初の転送機器であるときに、前記第1検出パケットは、前記最初の転送機器が前記SDNコントローラの制御命令に基づいて構築した検出パケットとなり、これにより前記第1検出パケットのペーロードには、前記最初の転送機器の機器アドレスが付加される。
一実施例では、前記第1検出パケットのパケットヘッダは、TTLを含み、前記TTLは、初期値である。
一実施例では、前記転送モジュール1002は、前記TTLから所定値を減算することで前記第1検出パケットのパケットヘッダにおける前記TTLを更新する。ただし、前記所定値は、前記TTLの初期値に等しい。更新後の前記TTLが0に等しい場合に、前記第1転送機器は、前記第1検出パケットの転送にエラーが発生したと確認し、前記SDNコントローラへ前記転送エラーメッセージを送信する。
一実施例では、前記転送エラーメッセージには、前記TTLが0に更新された前記第1検出パケットが付加される。前記第2検出パケットのパケットヘッダにおける前記TTLは、前記初期値である。
一実施例では、前記第1検出パケットのパケットヘッダは、チェックサムを更に含み、前記チェックサムは、前記指定サービスフローの宛先ホストが前記第1検出パケットを受信したときに前記第1検出パケットを廃棄するように、チェックサムのエラーを示す指定検証値として配置される。
一実施例では、前記TTLは、前記IPヘッダのフィールドであり、前記チェックサムは、伝送層プロトコルヘッダのフィールドである。ただし、前記IPヘッダに含まれる転送情報は、ソースIPアドレス、宛先IPアドレス、プロトコルタイプ、および、差別化サービスコードポイント(DSCP)を含み、前記伝送層プロトコルヘッダに含まれる転送情報は、ソースポート番号および宛先ポート番号を含む。
これで、図10に示す論理記述は、完成する。
図13を参照すると、図13は、本発明の幾つかの実施例に係るSDNコントローラのハードウェア構造図である。当該SDNコントローラ1300は、プロセッサ1301と機器読み取り可能な記憶媒体1302とを備える。プロセッサ1301と機器読み取り可能な記憶媒体1302とは、システムバス1303を介して互いに通信可能である。また、プロセッサ1301は、機器読み取り可能な記憶媒体1302に記憶されたパス検出論理1200に対応する機器の実行可能な指令を読み取って実行することにより、上述したパス検出方法を実行可能である。
本文で言及される機器読み取り可能な記憶媒体1302は、如何なる電気的なもの、磁気的なもの、光学的なものまたは他の物理的記憶装置であってもよく、情報(例えば、実行可能な指令、データ等)を含むか記憶可能である。例えば、機器読み取り可能な記憶媒体1302は、RAM(Random Access Memory、ランダムアクセスメモリ)、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、フラッシュメモリ、記憶ドライバ(例えば、ハードディスクドライバ)、ソリッド・ステート・ディスク、如何なるタイプの記憶ディスク(例えば、光ディスク、DVDなど)、若しくは類似する記憶媒体、またはそれらの組み合わせであってもよい。
本発明は、別の装置構造図を更に提供する。図12を参照すると、図12は、本発明に係る別のパス検出論理構造図である。当該装置は、SDNコントローラに適用され、受信モジュール1201を備える。
受信モジュール1201は、転送機器からの転送エラーメッセージを受信する。
特定モジュール1202は、受信された最後1つの転送エラーメッセージに付加される全ての機器アドレスに基づいて指定サービスフローのパスを特定する。
一実施例では、前記論理は、命令モジュール1203を更に含み、当該命令モジュール1203は、指定サービスフローパスにおける最初の転送機器を特定し、当該最初の転送機器へ制御命令を送信する。このように、当該最初の転送機器は、検出パケットを構築する。
これで、図12に示す装置の記述は、完成する。
装置実施例は、方法実施例に基本的に対応するため、その関連箇所が方法実施例部分の説明を参照すればよい。上述した装置実施例は、単に例示であり、その中、分離部品として説明される手段が物理的に分離されるものであってもよくでなくてもよい。また、手段として表示される部品は、物理手段であってもでなくてもよい。更に、それらの手段は、1箇所に位置してもよく、複数のネットワークセルに分散してもよい。実際の需要に応じてその中の一部または全部のモジュールを選択して本実施例の目的を果たすことが可能である。当業者は、進歩性に値する労働をせずに、理解して実施可能である。
説明すべきことは、本文に、第1と第2等のような関係用語は、単に1つの実体や操作を別の実体や操作と区分させるために用いられ、これらの実体や操作の間になんらかの実際的な関係や順番が存在するとは必ずしも要求やヒントすることではない。用語「含む」、「備える」またはほかの何れかの同義語が非排他的含有をカバーすることを意図する。このように、一シリーズの要素を有する手順、方法、物品または機器は、それらの要素を有するだけではなく、明確に挙げられていない他の要素も有し、またはこのような手順、方法、物品または機器に固有の要素も有する。更なる制限がない限り、語句「1つの…を含む」で限定される要素は、前記要素を有する手順、方法、物品または機器に他の同じ要素を更に有することをあえて排除しない。
以上では、本発明の実施例に供される方法と装置を詳細に説明した。本文では、具体的な例を用いて本発明の原理及び実施形態を説明したが、以上の実施例の説明が単に本発明の方法およびその要旨を容易に理解するために用いられる。それとともに、当業者であれば、本発明の思想に基づいて具体的な実施形態及び応用範囲を変更可能である。したがって、本明細書の内容は、本発明に対する制限として理解されるべきではない。

Claims (15)

  1. 第1転送機器が指定サービスフローのパスにおける前ホップ転送機器から送信された、前記指定サービスフローのパスを検出するための第1検出パケットを受信し、前記第1検出パケットのパケットヘッダに含まれる転送情報と前記指定サービスフローのパケットヘッダに含まれる転送情報とは、同じであり、前記指定サービスフローのパスにおける少なくとも1つの転送機器の機器アドレスは、前記第1検出パケットのペーロードに付加されることと、
    前記第1転送機器が自転送機器の機器アドレスを前記第1検出パケットのペーロードに追加して第2検出パケットを取得することと、
    次ホップ転送機器が前記第1転送機器の前記機器アドレスを含む前記第2検出パケットを新しい第1検出パケットとして取り込み、前記新しい第1検出パケットに対応する新しい転送エラーメッセージを生成するように、前記第1転送機器が前記第2検出パケットのパケットヘッダにおける前記転送情報に基づいて前記第2検出パケットを前記指定サービスフローのパスにおける前記次ホップ転送機器へ転送することと、
    前記第1転送機器は、SDNコントローラへ前記第1検出パケットのペーロードにおける少なくとも1つの機器アドレスが付加される転送エラーメッセージを送信することにより、前記SDNコントローラに前記転送エラーメッセージに付加される前記少なくとも1つの機器アドレスに基づいて前記指定サービスフローのパスを特定させることと、を含むことを特徴とするパス検出方法。
  2. 前記前ホップ転送機器が前記指定サービスフローのパスにおける最初の転送機器であるときに、前記第1検出パケットは、前記最初の転送機器が前記SDNコントローラの制御命令に基づいて構築した検出パケットとなり、これにより前記第1検出パケットのペーロードには、前記最初の転送機器の機器アドレスが付加されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1検出パケットのパケットヘッダは、TTLを含み、前記TTLは、初期値であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1転送機器が前記SDNコントローラへ前記転送エラーメッセージを送信することは、
    前記第1転送機器が前記TTLから前記TTLの初期値に等しい所定値を減算することで前記第1検出パケットのパケットヘッダにおける前記TTLを更新することと、
    更新後の前記TTLが0に等しい場合に、前記第1転送機器は、前記第1検出パケットの転送にエラーが発生したと確認し、前記SDNコントローラへ前記転送エラーメッセージを送信することと、を含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記転送エラーメッセージには、前記TTLが0に更新された前記第1検出パケットが付加され、
    前記第2検出パケットのパケットヘッダにおける前記TTLは、前記初期値であることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1検出パケットのパケットヘッダは、チェックサムを更に含み、前記チェックサムは、前記指定サービスフローの宛先ホストが前記第1検出パケットを受信したときに前記第1検出パケットを廃棄するように、チェックサムのエラーを示す指定検証値として配置されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  7. 前記第1検出パケットのパケットヘッダは、IPヘッダおよび伝送層プロトコルヘッダを含み、
    前記TTLは、前記IPヘッダのフィールドであり、前記チェックサムは、伝送層プロトコルヘッダのフィールドであり、
    前記IPヘッダに含まれる転送情報は、ソースIPアドレス、宛先IPアドレス、プロトコルタイプおよび差別化サービスコードポイント(DSCP)を含み、
    前記伝送層プロトコルヘッダに含まれる転送情報は、ソースポート番号および宛先ポート番号を含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  8. 転送機器であって、
    プロセッサと、
    機器読み取り可能な記憶媒体とを備え、
    前記機器読み取り可能な記憶媒体には、前記プロセッサによって実行され得る機器の実行可能な指令が記憶され、
    前記プロセッサは、前記機器の実行可能な指令により、
    指定サービスフローのパスにおける前ホップ転送機器から送信された、前記指定サービスフローのパスを検出するための第1検出パケットを受信し、前記第1検出パケットのパケットヘッダに含まれる転送情報と前記指定サービスフローのパケットヘッダに含まれる転送情報とは、同じであり、前記指定サービスフローのパスにおける少なくとも1つの転送機器の機器アドレスは、前記第1検出パケットのペーロードに付加されることと、
    自転送機器の機器アドレスを前記第1検出パケットのペーロードに追加して第2検出パケットを取得することと、
    次ホップ転送機器が前記第1転送機器の前記機器アドレスを含む前記第2検出パケットを新しい第1検出パケットとして取り込み、前記新しい第1検出パケットに対応する新しい転送エラーメッセージを生成するように、前記第2検出パケットのパケットヘッダにおける前記転送情報に基づいて前記第2検出パケットを前記指定サービスフローのパスにおける前記次ホップ転送機器へ転送することと、
    SDNコントローラへ前記第1検出パケットのペーロードにおける少なくとも1つの機器アドレスが付加される転送エラーメッセージを送信することにより、前記SDNコントローラに前記転送エラーメッセージに付加される前記少なくとも1つの機器アドレスに基づいて前記指定サービスフローのパスを特定させることと、を実行させることを特徴とする転送機器。
  9. 前記前ホップ転送機器が前記指定サービスフローのパスにおける最初の転送機器であるときに、前記第1検出パケットは、前記最初の転送機器が前記SDNコントローラの制御命令に基づいて構築した検出パケットとなり、これにより前記第1検出パケットのペーロードには、前記最初の転送機器の機器アドレスが付加されることを特徴とする請求項8に記載の転送機器。
  10. 前記第1検出パケットのパケットヘッダは、TTLを含み、前記TTLは、初期値であることを特徴とする請求項9に記載の転送機器。
  11. 前記プロセッサは、前記機器の実行可能な指令により、
    前記TTLから前記TTLの初期値に等しい所定値を減算することで前記第1検出パケットのパケットヘッダにおける前記TTLを更新することと、
    更新後の前記TTLが0に等しい場合に、前記第1検出パケットの転送にエラーが発生したと確認し、前記SDNコントローラへ前記転送エラーメッセージを送信することと、を実行させることを特徴とする請求項10に記載の転送機器。
  12. 前記転送エラーメッセージには、前記TTLが0に更新された前記第1検出パケットが付加され、
    前記第2検出パケットのパケットヘッダにおける前記TTLは、前記初期値であることを特徴とする請求項11に記載の転送機器。
  13. 前記第1検出パケットのパケットヘッダは、チェックサムを更に含み、前記チェックサムは、前記指定サービスフローの宛先ホストが前記第1検出パケットを受信したときに前記第1検出パケットを廃棄するように、チェックサムのエラーを示す指定検証値として配置されることを特徴とする請求項9に記載の転送機器。
  14. 前記第1検出パケットのパケットヘッダは、IPヘッダおよび伝送層プロトコルヘッダを含み、
    前記TTLは、前記IPヘッダのフィールドであり、前記チェックサムは、伝送層プロトコルヘッダのフィールドであり、
    前記IPヘッダに含まれる転送情報は、ソースIPアドレス、宛先IPアドレス、プロトコルタイプおよび差別化サービスコードポイント(DSCP)を含み、
    前記伝送層プロトコルヘッダに含まれる転送情報は、ソースポート番号および宛先ポート番号を含むことを特徴とする請求項9に記載の転送機器。
  15. 機器の実行可能な指令が記憶される機器読み取り可能な記憶媒体であって、
    前記機器の実行可能な指令が転送機器のプロセッサによって呼び出して実行されるときに、前記プロセッサは、
    指定サービスフローのパスにおける前ホップ転送機器から送信された、前記指定サービスフローのパスを検出するための第1検出パケットを受信し、前記第1検出パケットのパケットヘッダに含まれる転送情報と前記指定サービスフローのパケットヘッダに含まれる転送情報とは、同じであり、前記指定サービスフローのパスにおける少なくとも1つの転送機器の機器アドレスは、前記第1検出パケットのペーロードに付加されることと、
    自転送機器の機器アドレスを前記第1検出パケットのペーロードに追加して第2検出パケットを取得することと、
    次ホップ転送機器が前記第1転送機器の前記機器アドレスを含む前記第2検出パケットを新しい第1検出パケットとして取り込み、前記新しい第1検出パケットに対応する新しい転送エラーメッセージを生成するように、前記第2検出パケットのパケットヘッダにおける前記転送情報に基づいて前記第2検出パケットを前記指定サービスフローのパスにおける前記次ホップ転送機器へ転送することと、
    SDNコントローラへ前記第1検出パケットのペーロードにおける少なくとも1つの機器アドレスが付加される転送エラーメッセージを送信することにより、前記SDNコントローラに前記転送エラーメッセージに付加される前記少なくとも1つの機器アドレスに基づいて前記指定サービスフローのパスを特定させることと、を実行させることを特徴とする機器読み取り可能な記憶媒体。
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