JP6874496B2 - 監視端末装置、監視システム、監視方法、及び、監視制御プログラム - Google Patents

監視端末装置、監視システム、監視方法、及び、監視制御プログラム Download PDF

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Description

本願発明は、監視対象装置において障害が発生したことを監視可能な監視端末装置と、複数の監視対象装置において発生した障害を集中管理する中央管理装置とを有するシステムにおいて、監視対象装置における障害の発生を監視する技術に関する。
情報処理システムでは、通信ネットワークによって通信可能に接続された電子機器における障害あるいは不正動作等の発生を監視する必要がある。近年、情報処理システムが大規模化するのに伴い、監視対象とする電子機器(監視対象装置)の数も急速に増加している。したがって、多数の監視対象装置を着実に監視する技術に対する期待が高まってきている。
このような技術に関連する技術として、特許文献1には、一つの監視端末(監視対象装置)に対して常に複数の拠点側装置から監視制御を行うようにしたセキュリティ監視制御システムが開示されている。このシステムでは、複数の監視端末を、通信網を介して少なくとも二箇所以上の監視拠点に設けられた拠点側装置から監視制御を行なう。その拠点側装置は、監視端末に関する監視制御データ及び設定データを含む各種データを記憶したデータベースと、拠点側装置の各構成部位を制御する制御サーバとを備えている。当該制御サーバは、他の拠点側装置と通信することにより、当該データベースに記憶された各種データの各拠点間における同一性を維持するデータ同期化処理を、所定のタイミングに実行する。
特開2009-098757号公報
情報処理システムでは、通常、多数の監視対象装置において発生した障害を、中央管理装置が集中管理するような構成を有することが多い。そして、このような情報処理システムは、監視対象装置において障害が発生したことを監視可能であり、監視対象装置に対する命令を発行可能な1以上の監視端末装置を有している。
このような一般的な情報処理システムにおいて、例えば、複数の監視対象装置において障害が同時に発生した場合、あるいは、ある監視対象装置から障害情報が繰り返し出力された場合、中央管理装置において、発生した障害を管理する処理(例えば障害情報を収集する処理など)の輻輳が発生する虞がある。この輻輳によって、中央管理装置の動作に不具合が発生した場合、一般的な情報処理システムでは、障害を管理する機能に関してシステム全体に影響が及ぶことになるので、復旧処理の遅れなどによる損害が拡大する可能性が高くなるという問題がある。特許文献1は、この問題について言及していない。本願発明の主たる目的は、この問題を解決する監視端末装置等を提供することである。
本願発明の一態様に係る監視端末装置は、複数の監視対象装置から出力された障害情報を、通信回線を用いて取得して管理する中央管理装置を介して、前記複数の監視対象装置の少なくともいずれかの状態を監視可能な監視端末装置であって、前記中央管理装置による前記障害情報の取得を代行する取得手段と、前記取得手段により取得された前記障害情報を記憶する記憶手段と、を備える。
上記目的を達成する他の見地において、本願発明の一態様に係る監視方法は、複数の監視対象装置から出力された障害情報を、通信回線を用いて取得して管理する中央管理装置を介して、前記複数の監視対象装置の少なくともいずれかの状態を監視可能な監視端末装置によって、前記中央管理装置による前記障害情報の取得を代行し、取得した前記障害情報を記憶手段に記憶する。
また、上記目的を達成する更なる見地において、本願発明の一態様に係る監視制御プログラムは、複数の監視対象装置から出力された障害情報を、通信回線を用いて取得して管理する中央管理装置を介して、前記複数の監視対象装置の少なくともいずれかの状態を監視可能な監視端末装置に、前記中央管理装置による前記障害情報の取得を代行する取得処理と、前記取得処理により取得された前記障害情報を記憶手段に記憶する記憶処理と、を実行させる。
更に、本願発明は、係る監視制御プログラム(コンピュータプログラム)が格納された、コンピュータ読み取り可能な、不揮発性の記録媒体によっても実現可能である。
本願発明は、複数の監視対象装置において発生した障害を中央管理装置が集中管理する場合に、当該中央管理装置において障害管理に関する処理の輻輳が発生することを回避することを可能とする。
本願発明の第1の実施形態に係る監視システム1の構成を示すブロック図である。 本願発明の第1の実施形態に係る監視システム1の動作を示すフローチャートである。 本願発明の第2の実施形態に係る監視端末装置41の構成を示すブロック図である。 本願発明の各実施形態に係る監視端末装置を実行可能な情報処理装置900の構成を示すブロック図である。
以下、本願発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。本願発明は、近年、監視端末装置の情報処理性能が向上してきていることを背景として、中央管理装置が有する一部の障害処理機能を、監視端末装置が代行可能であることに着目した発明である。
<第1の実施形態>
図1は、本願発明の第1の実施の形態に係る監視システム1の構成を概念的に示すブロック図である。監視システム1は、大別して、監視端末装置11−1乃至11−n(nは任意の自然数)(本願では以降、n個の監視端末装置を代表して監視端末装置11と称する場合がある)、監視対象装置12−1乃至12−n(本願では以降、n個の監視対象装置を代表して監視対象装置12と称する場合がある)、運用系中央管理装置20、及び、待機系中央管理装置21を有している。これらの装置は、通信ネットワーク(通信回線)31によって通信可能に接続されている。通信ネットワーク31は、例えばインターネットである。
運用系中央管理装置20は、監視対象装置12において発生した障害(不正動作等を含んでもよい)を集中管理することが可能な装置である。運用系中央管理装置20は、DB(Database:データベース)サーバ200、及び、4つのAP(Application:アプリケーション)サーバ201を備えている。但し、運用系中央管理装置20が備えるAPサーバ201の個数は4つに限定されない。DBサーバ200及びAPサーバ201は、個々に筐体を有する情報処理装置であってもよいし、1つの筐体にまとめて実装された情報処理装置であってもよい。DBサーバ200及びAPサーバ201は、あるいは、仮想マシンとして構築された装置であってもよい。
APサーバ201は、障害処理のアプリケーションを実行することによって、監視対象装置12から出力された障害情報(警報データ)を取得(収集)する。APサーバ201は、取得した障害情報を、DBサーバ200へ入力する。DBサーバ200は、APサーバ201から入力された障害情報を、内包する、例えば電子メモリあるいは磁気ディスク等の記憶デバイスに記憶する。DBサーバ200は、この障害情報を、所定のデータベースのフォーマットを使用して蓄積することによって、監視対象装置12において発生した障害の状況を管理する。
待機系中央管理装置21は、運用系中央管理装置20が例えば災害あるいは障害等によってシステムダウンした場合に、運用系中央管理装置20が実行していた処理を引き継ぐ待機系の装置である。即ち、監視システム1は、運用系中央管理装置20及び待機系中央管理装置21による冗長構成を備えている。待機系中央管理装置21は、運用系中央管理装置20と同様の構成を備えている。より具体的には、待機系中央管理装置21は、DBサーバ200と同等の機能を有するDBサーバ210、及び、APサーバ201と同等の機能を有する4つのAPサーバ211を備えている。運用系中央管理装置20及び待機系中央管理装置21は、災害に備えるために、地理的に離れている別々の拠点(例えば、関東エリアと関西エリアなど)に設置されている。
運用系中央管理装置20及び待機系中央管理装置21は、拠点間を接続する通信ネットワーク30によって通信可能に接続されている。運用系中央管理装置20及び待機系中央管理装置21は、通信ネットワーク30を介して互いに通信することによって、互いの状態(障害が発生しているか否か等)を確認する処理、及び、管理する情報に関して同期をとる処理などを行う。尚、運用系中央管理装置20及び待機系中央管理装置21は、上述した通信を、通信ネットワーク30ではなく通信ネットワーク31を介して行なってもよい。
監視端末装置11−1は、自装置が存在する監視エリア10−1に存在する監視対象装置12−1の状態を監視し、監視結果を、例えば具備する表示画面(不図示)に表示する。監視端末装置11−1は、表示画面に表示した監視結果に応じてユーザが操作入力した、監視対象装置12−1に対する命令情報を、監視対象装置12−1に対して送信する。
監視端末装置11−nも、監視端末装置11−1と同様の機能を備える。即ち、監視端末装置11−nは、自装置が存在する監視エリア10−nに存在する監視対象装置12−nの状態を監視し、ユーザが操作入力した、監視対象装置12−nに対する命令情報を、監視対象装置12−nに対して送信する。本願では以降、監視エリア10−1乃至10−nを代表して監視エリア10と称する場合がある。
図1に例示する監視システム1では、説明の便宜上、監視エリア10に存在する監視端末装置11及び監視対象装置12は、1つずつとしているが、監視エリア10に存在する監視端末装置11及び監視対象装置12は、それぞれ複数であってもよい。
監視端末装置11−1は、取得部110−1、記憶部111−1、及び、通知部112−1を備える。監視端末装置11−nもまた、監視端末装置11−1と同様に、取得部110−n、記憶部111−n、及び、通知部112−nを備える。本願では以降、取得部110−1乃至110−nを代表して取得部110と称し、記憶部111−1乃至111−nを代表して記憶部111と称し、通知部112−1乃至112−nを代表して通知部112と称する場合がある。
取得部110は、監視エリア10に存在する監視対象装置12から障害情報が出力された場合に、運用系中央管理装置20におけるAPサーバ201による、当該障害情報の取得を代行する。監視対象装置12及び監視端末装置11は、いずれも監視エリア10に存在(即ち、物理的に近接)するので、通信ネットワーク31を構成するトポロジにおいて、論理的に互いに近接する。したがって、当該障害情報は、監視対象装置12からより遠い場所に存在する運用系中央管理装置20よりも先に監視端末装置11に到達する。これにより、監視端末装置11は、運用系中央管理装置20よりも先に当該障害情報を取得できるので、運用系中央管理装置20による当該障害情報の取得を代行することが可能である。
取得部110は、あるいは、障害情報の送信先(アドレス)が監視端末装置11を示す障害情報を出力するように、監視対象装置12を制御するようにしてもよい。取得部110は、あるいは、運用系中央管理装置20に対して、監視対象装置12から出力された障害情報を取得しないように依頼するとともに、出力元が監視対象装置12であることを示す障害情報を取得するようにしてもよい。取得部110は、あるいは、運用系中央管理装置20から、監視対象装置12から出力された障害情報を取得するように指示された場合に、当該障害情報を取得するようにしてもよい。
取得部110は、取得した、監視対象装置12から出力された障害情報を、記憶部111へ格納する。記憶部111は、例えば、電子メモリあるいは磁気ディスク等の記憶デバイスである。
通知部112は、取得部110により取得された障害情報を編集することによって、当該障害情報の少なくとも一部を、通信ネットワーク31を介して、運用系中央管理装置20に通知する。通知部112は、より具体的には、例えば、監視対象装置12において繰り返し発生した障害に関する、内容が等しい複数の障害情報のいずれかを、運用系中央管理装置20に通知するようにしてもよい。
監視端末装置11は、監視対象装置12から出力された障害情報を取得したのち、当該障害情報に基づいて、監視対象装置12に対して復旧処理を行う。監視端末装置11は、例えば、当該障害情報の内容を具備する表示画面に表示したのち、表示画面に表示した当該障害情報の内容に応じてユーザが操作入力した、監視対象装置12に対する復旧処理を指示する命令情報を、監視対象装置12に対して送信する。監視端末装置11は、あるいは、当該障害情報に基づいて、監視対象装置12に対する復旧処理を自律的に行うようにしてもよい。但しこの場合、監視端末装置11は、障害情報と、その障害に対する復旧処理を指示する命令情報と、を関連付ける情報を、例えば記憶部111に事前に記憶していることとする。
本実施形態では、監視エリア10−i(iは1乃至nのいずれかの整数)に存在する監視対象装置12−iに障害が発生した場合に、監視エリア10−j(jは1乃至nのiを除くいずれかの整数)に存在する監視端末装置11−j(第一の監視端末装置)が、監視対象装置12−iに対する復旧処理を行うようにしてもよい。この場合、監視端末装置11−jは、例えば、監視端末装置11−i(第二の監視端末装置)から、あるいは、監視端末装置11−iから障害の発生を通知された運用系中央管理装置20から、監視対象装置12−iにおいて障害が発生したことを通知されることによって、上述した復旧処理を行う。またこの場合、監視端末装置11−iと監視端末装置11−jとが連携して、監視対象装置12−iに対する復旧処理を行うようにしてもよい。
本実施形態に係る運用系中央管理装置20は、自装置の動作状態を監視し、その監視結果が所定の条件を満たす場合に、監視端末装置11−1乃至11−nに対して、監視対象装置12−1乃至12−nから出力された障害情報を代行して取得することを指示するようにしてもよい。運用系中央管理装置20は、より具体的には、自装置の動作状態として、例えば、自装置が備える記憶領域及びプロセッサの使用状態等を監視する。そして、運用系中央管理装置20は、当該記憶領域において使用中の状態にある領域の容量あるいは割合が閾値以上であるか否かを確認する。運用系中央管理装置20は、あるいは、当該プロセッサの使用状態(負荷を表す指標)が閾値以上であるか否かを確認する。
次に図2のフローチャートを参照して、本実施形態に係る監視システム1の動作(処理)について詳細に説明する。
監視エリア10−iに存在する監視対象装置12−iから、障害情報が出力される(ステップS101)。監視エリア10−iに存在する監視端末装置11−iにおける取得部110−iは、運用系中央管理装置20による当該障害情報の取得を代行する(ステップS102)。取得部110−iは、取得した当該障害情報を、記憶部111−iに格納する(ステップS103)。
監視端末装置11−iにおける通知部112−iは、取得部110−iによって取得された当該障害情報を編集することによって、当該障害情報の少なくとも一部を、運用系中央管理装置20へ通知する(ステップS104)。監視端末装置11−iは、監視対象装置12−iに対して復旧処理を行う(ステップS105)。監視対象装置12−iにおいて障害が発生したことを、監視端末装置11−iあるいは運用系中央管理装置20から通知された監視端末装置11−jは、監視対象装置12−iに対して復旧処理を行い(ステップS106)、全体の処理は終了する。
本実施形態に係る監視端末装置11は、複数の監視対象装置において発生した障害を中央管理装置が集中管理する場合に、当該中央管理装置において障害管理に関する処理の輻輳が発生することを回避することができる。その理由は、監視端末装置11は、中央管理装置による、監視対象装置から出力された障害情報の取得を代行し、取得した障害情報を自装置に保管するからである。
以下に、本実施形態に係る監視端末装置11によって実現される効果について、詳細に説明する。
情報処理システムでは、通常、多数の監視対象装置において発生した障害を、中央管理装置が集中管理するような構成を有することが多い。このような一般的な情報処理システムにおいて、例えば、複数の監視対象装置において障害が同時あるいは略同時に発生した場合、あるいは、ある監視対象装置から障害情報が繰り返し出力された場合、中央管理装置において、発生した障害を管理する処理の輻輳が発生する虞がある。この輻輳によって、中央管理装置の動作に不具合が発生した場合、一般的な情報処理システムでは、障害を管理する機能に関してシステム全体に影響が及ぶことになるので、復旧処理の遅れなどによる損害が拡大する可能性が高くなるという問題がある。
このような問題に対して、本実施形態に係る監視端末装置11は、複数の監視対象装置12から出力された障害情報を、通信回線を用いて取得して管理する運用系中央管理装置20を介して、複数の監視対象装置12の少なくともいずれかの状態を監視可能であって、取得部110及び記憶部111を備え、例えば図2を参照して上述する通り動作する。即ち、取得部110は、運用系中央管理装置20による当該障害情報の取得を代行する。記憶部111は、取得部110により取得された障害情報を記憶する。即ち、監視端末装置11は、本来は運用系中央管理装置20によって行なわれる、監視対象装置12において発生した障害を管理する処理を代行するので、運用系中央管理装置20において障害管理に関する処理の輻輳が発生することを回避し、これにより復旧処理の遅れなどによる損害が拡大することを回避できる。
また、本実施形態に係る監視端末装置11は、自装置が存在する監視エリア10に存在する監視対象装置12から出力された障害情報の取得を代行する。即ち、監視端末装置11は、存在する場所に関して、自装置との位置関係が所定の条件を満たす(例えば、存在する場所が物理的に近接することにより、ネットワークトポロジにおいて論理的に近接する)監視対象装置12から出力された障害情報を、代行により取得する対象とする。これにより、本実施形態に係る監視システム1は、運用系中央管理装置20による障害情報の取得を代行する監視端末装置11を、各装置の位置関係に基づいて適切に割り当てるので、運用系中央管理装置20において障害管理に関する処理の輻輳が発生することを確実に回避することができる。
また、本実施形態に係る監視端末装置11は、監視対象装置12から取得した障害情報を編集することによって、その障害情報の少なくとも一部を運用系中央管理装置20に通知する。監視端末装置11は、例えば、当該障害情報が監視対象装置12において繰り返し発生した障害に関する内容を含む(即ち、重複する内容を含む)場合、重複する内容を省いた障害情報を運用系中央管理装置20に通知する。これにより、本実施形態に係る監視システム1では、運用系中央管理装置20は、多数の監視対象装置12に関する障害情報を、効率的に管理することができる。
また、本実施形態に係る監視端末装置11−iは、監視対象装置12−iから出力された障害情報を取得する場合、当該障害情報を取得する処理に自装置の資源を割り当てるので、監視対象装置12−iに対する復旧処理に割り当てられる資源が少なくなる。この場合、監視端末装置11−iあるいは運用系中央管理装置20は、監視端末装置11−jに対して、監視対象装置12−iにおいて障害が発生したことを通知することにより、監視対象装置12−iに対する復旧処理を支援するように依頼する。そして、その通知を受けた監視端末装置11−jは、監視対象装置12−iに対する復旧処理を支援する。これにより、本実施形態に係る監視システム1は、障害が発生した監視対象装置12を迅速に復旧することができる。
また、本実施形態に係る運用系中央管理装置20は、自装置の動作状態(例えば記憶領域やプロセッサの使用状態等)が所定の条件を満たす場合、監視端末装置11に対して、障害情報を自装置の代わりに取得することを指示する。そして、監視端末装置11は、運用系中央管理装置20から障害情報を取得することを指示された場合に、前記障害情報を取得する。即ち、運用系中央管理装置20は、自装置の動作状態に基づいて、監視端末装置11が障害情報の取得を代行するように制御するので、本実施形態に係る監視システム1は、運用系中央管理装置20において障害管理に関する処理の輻輳が発生することを確実かつ効率的に回避することができる。
<第2の実施形態>
図3は、本願発明の第2の実施形態に係る監視端末装置41の構成を概念的に示すブロック図である。本実施形態に係る監視端末装置41は、複数の監視対象装置42から出力された障害情報を、通信回線を用いて取得して管理する中央管理装置50を介して、複数の監視対象装置42の少なくともいずれかの状態を監視可能な装置である。監視端末装置41は、取得部410、及び、記憶部411を備えている。
取得部410は、中央管理装置50による当該障害情報の取得を代行する。
記憶部411は、取得部410により取得された障害情報を記憶する。
本実施形態に係る監視端末装置41は、複数の監視対象装置において発生した障害を中央管理装置が集中管理する場合に、当該中央管理装置において障害管理に関する処理の輻輳が発生することを回避することができる。その理由は、監視端末装置41は、中央管理装置による、監視対象装置から出力された障害情報の取得を代行し、取得した障害情報を自装置に保管するからである。
<ハードウェア構成例>
上述した各実施形態において図1、及び、図3に示した監視端末装置における各部は、専用のHW(HardWare)(電子回路)によって実現することができる。また、図1、及び、図3において、少なくとも、下記構成は、ソフトウェアプログラムの機能(処理)単位(ソフトウェアモジュール)と捉えることができる。
・取得部110、及び、410、
・記憶部111及び411の記憶制御機能、
・通知部112
但し、これらの図面に示した各部の区分けは、説明の便宜上の構成であり、実装に際しては、様々な構成が想定され得る。この場合のハードウェア環境の一例を、図4を参照して説明する。
図4は、本願発明の各実施形態に係る監視端末装置を実行可能な情報処理装置900(コンピュータ)の構成を例示的に説明する図である。即ち、図4は、図1、及び、図3に示した監視端末装置を実現可能なコンピュータ(情報処理装置)の構成であって、上述した実施形態における各機能を実現可能なハードウェア環境を表す。
図4に示した情報処理装置900は、構成要素として下記を備えている。
・CPU(Central_Processing_Unit)901、
・ROM(Read_Only_Memory)902、
・RAM(Random_Access_Memory)903、
・ハードディスク(記憶装置)904、
・外部装置との通信インタフェース905、
・バス906(通信線)、
・CD−ROM(Compact_Disc_Read_Only_Memory)等の記録媒体907に格納されたデータを読み書き可能なリーダライタ908、
・入出力インタフェース909。
即ち、上記構成要素を備える情報処理装置900は、これらの構成がバス906を介して接続された一般的なコンピュータである。情報処理装置900は、CPU901を複数備える場合もあれば、マルチコアにより構成されたCPU901を備える場合もある。
そして、上述した実施形態を例に説明した本願発明は、図4に示した情報処理装置900に対して、次の機能を実現可能なコンピュータプログラムを供給する。その機能とは、その実施形態の説明において参照したブロック構成図(図1、及び、図3)における上述した構成、或いはフローチャート(図2)の機能である。本願発明は、その後、そのコンピュータプログラムを、当該ハードウェアのCPU901に読み出して解釈し実行することによって達成される。また、当該装置内に供給されたコンピュータプログラムは、読み書き可能な揮発性のメモリ(RAM903)、または、ROM902やハードディスク904等の不揮発性の記憶デバイスに格納すれば良い。
また、前記の場合において、当該ハードウェア内へのコンピュータプログラムの供給方法は、現在では一般的な手順を採用することができる。その手順としては、例えば、CD−ROM等の各種記録媒体907を介して当該装置内にインストールする方法や、インターネット等の通信回線を介して外部よりダウンロードする方法等がある。そして、このような場合において、本願発明は、係るコンピュータプログラムを構成するコード或いは、そのコードが格納された記録媒体907によって構成されると捉えることができる。
以上、上述した実施形態を模範的な例として本願発明を説明した。しかしながら、本願発明は、上述した実施形態には限定されない。即ち、本願発明は、本願発明のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
1 監視システム
10−1 監視エリア
10−n 監視エリア
11−1 監視端末装置
11−n 監視端末装置
110−1 取得部
110−n 取得部
111−1 記憶部
111−n 記憶部
112−1 通知部
112−n 通知部
20 運用系中央管理装置
200 DBサーバ
201 APサーバ
21 待機系中央管理装置
210 DBサーバ
211 APサーバ
30 通信ネットワーク
31 通信ネットワーク
41 監視端末装置
410 取得部
411 記憶部
42 監視対象装置
50 中央管理装置
900 情報処理装置
901 CPU
902 ROM
903 RAM
904 ハードディスク(記憶装置)
905 通信インタフェース
906 バス
907 記録媒体
908 リーダライタ
909 入出力インタフェース

Claims (9)

  1. 複数の監視対象装置から出力された障害情報を、通信回線を用いて取得して管理する中央管理装置を介して、前記複数の監視対象装置の少なくともいずれかの状態を監視可能な監視端末装置であって、
    前記中央管理装置による前記障害情報の取得を代行する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記障害情報を記憶する記憶手段と、
    を備え
    前記取得手段は、存在する場所に関して、自装置との位置関係が所定の条件を満たす、前記複数の監視対象装置のうちの特定の監視対象装置から出力された前記障害情報を取得する、
    監視端末装置。
  2. 前記取得手段は、前記障害情報を取得しないことを指示する情報を前記中央管理装置に入力することによって、あるいは、前記障害情報の出力先を自装置とすることを指示する情報を前記監視対象装置に入力することによって、前記障害情報の取得を代行する、
    請求項1に記載の監視端末装置。
  3. 前記取得手段により取得された前記障害情報を編集することによって、前記障害情報の少なくとも一部を、前記中央管理装置に通知する通知手段をさらに備える、
    請求項1または2に記載の監視端末装置。
  4. 前記通知手段は、前記監視対象装置において繰り返し発生した障害に関する、内容が等しい複数の前記障害情報のいずれかを前記中央管理装置に通知する、
    請求項に記載の監視端末装置。
  5. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の監視端末装置と、
    前記中央管理装置と、
    を有する監視システム。
  6. 第一及び第二の前記監視端末装置を有し、
    前記第一の監視端末装置は、前記第二の監視端末装置が前記監視対象装置から出力された前記障害情報を取得した場合に、前記第二の監視端末装置、あるいは、前記中央管理装置から、前記監視対象装置において障害が発生したことを通知されることによって、前記監視対象装置に対して復旧処理を行う、
    請求項に記載の監視システム。
  7. 前記中央管理装置は、自装置の動作状態が所定の条件を満たす場合、前記監視端末装置に対して、前記障害情報を取得することを指示し、
    前記監視端末装置は、前記中央管理装置から前記障害情報を取得することを指示された場合に、前記障害情報を取得する、
    請求項またはに記載の監視システム。
  8. 複数の監視対象装置から出力された障害情報を、通信回線を用いて取得して管理する中央管理装置を介して、前記複数の監視対象装置の少なくともいずれかの状態を監視可能な監視端末装置によって、
    前記中央管理装置による前記障害情報の取得を代行し、
    取得した前記障害情報を記憶手段に記憶する、
    方法であって、
    存在する場所に関して、自装置との位置関係が所定の条件を満たす、前記複数の監視対象装置のうちの特定の監視対象装置から出力された前記障害情報を取得する、
    監視方法。
  9. 複数の監視対象装置から出力された障害情報を、通信回線を用いて取得して管理する中央管理装置を介して、前記複数の監視対象装置の少なくともいずれかの状態を監視可能な監視端末装置に、
    前記中央管理装置による前記障害情報の取得を代行する取得処理と、
    前記取得処理により取得された前記障害情報を記憶手段に記憶する記憶処理と、
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記取得処理は、存在する場所に関して、自装置との位置関係が所定の条件を満たす、前記複数の監視対象装置のうちの特定の監視対象装置から出力された前記障害情報を取得する、
    監視制御プログラム。
JP2017081850A 2017-04-18 2017-04-18 監視端末装置、監視システム、監視方法、及び、監視制御プログラム Active JP6874496B2 (ja)

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