添付の図面に関して以下に記載する詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明する概念が実践されてもよい構成を表すことは意図されていない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を可能にすることを目的として具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念はこれらの具体的な詳細がなくても実践され得ることが、当業者には明らかであろう。いくつかの事例では、そのような概念を不明瞭にすることを避けるために、よく知られている構造および構成要素がブロック図の形態で示される。
以下で、電気通信システムのいくつかの態様が、様々な装置および方法を参照して提示される。これらの装置および方法は、以下の発明を実施するための形態において説明され、様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなど(「要素」と総称される)によって添付図面に示される。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装されてもよい。そのような要素がハードウェアとして実装されるか、またはソフトウェアとして実装されるかは、具体的な適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。
例として、要素、要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実装されてもよい。プロセッサの例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、ステートマシン、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実行するように構成された他の好適なハードウェアを含む。処理システムの中の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行してもよい。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、または他の名称で呼ばれるかにかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味するように広く解釈されるべきである。
したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明する機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装されてもよい。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、または符号化されてもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の利用可能な媒体であってもよい。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、コンパクトディスクROM(CD-ROM)もしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気記憶デバイス、前述したタイプのコンピュータ可読媒体の組合せ、またはコンピュータによってアクセスできる命令もしくはデータ構造の形態でコンピュータ実行可能コードを記憶するのに使用できる任意の他の媒体を含むことができる。
アクセスポイント(「AP」)は、ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、eノードB(eNB)、基地局コントローラ(BSC)、トランシーバ基地局(「BTS」)、基地局(BS)、トランシーバ機能(TF)、無線ルータ、無線トランシーバ、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、無線基地局(RBS)、ノードB(NB)、gNB、5G NB、NR BS、送信受信ポイント(TRP)、または何らかの他の用語を含み、それらとして実装され、またはそれらとして知られていることがある。
アクセス端末(AT)は、アクセス端末、加入者局、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器(UE)、ユーザ局、ワイヤレスノード、もしくは何らかの他の用語を含み、それらとして実装され、またはそれらとして知られていることがある。いくつかの態様では、アクセス端末は、セルラー電話、スマートフォン、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、タブレット、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、局(STA)、または、ワイヤレスモデムに接続された何らかの他の適切な処理デバイスを備えてもよい。したがって、本明細書で教示する1つまたは複数の態様は、電話(たとえば、セルラーフォン、スマートフォン)、コンピュータ(たとえば、デスクトップ)、ポータブル通信デバイス、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、ラップトップ、携帯情報端末、タブレット、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック)、ウェアラブルデバイス(たとえば、スマートウォッチ、スマートグラス、スマートブレスレット、スマートリストバンド、スマートリング、スマートクロージングなど)、医療デバイスもしくは機器、生体センサー/デバイス、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽デバイス、ビデオデバイス、衛星ラジオ、ゲームデバイスなど)、車両構成要素もしくはセンサー、スマートメーター/センサー、産業用製造機器、全地球測位システムデバイス、または、ワイヤレスもしくはワイヤード媒体を介して通信するように構成される任意の他の好適なデバイスに組み込まれてもよい。いくつかの態様では、ノードはワイヤレスノードである。ワイヤレスノードは、たとえば、ワイヤード通信リンクまたはワイヤレス通信リンクを介して、ネットワーク(たとえば、インターネットまたはセルラーネットワークなどのワイドエリアネットワーク)のための、またはネットワークへの接続性を実現してもよい。いくつかのUEは、マシンタイプ通信(MTC)UEと見なされる場合があり、MTC UEは、基地局、別のリモートデバイス、または何らかの他のエンティティと通信することがあるリモートデバイスを含んでもよい。マシンタイプ通信(MTC)は、通信の少なくとも一端上の少なくとも1つのリモートデバイスを伴う通信を指す場合があり、必ずしも人間の対話を必要とするとは限らない1つまたは複数のエンティティを伴うデータ通信の形態を含んでもよい。MTC UEは、たとえば、パブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)を介したMTCサーバおよび/または他のMTCデバイスとのMTC通信が可能なUEを含んでもよい。MTCデバイスの例には、センサー、メーター、位置タグ、モニタ、ドローン、ロボット/ロボティックデバイスなどが含まれる。MTC UE、ならびに他のタイプのUEは、NB-IoT(narrowband internet of things)デバイスとして実装されてもよい。
本明細書では3Gおよび/または4Gワイヤレス技術に一般的に関連する用語を使用して態様を説明する場合があるが、本開示の態様は、NR技術を含む、5G以降など、他の世代ベースの通信システムにおいて適用できることに留意されたい。
図1は、本開示の態様が実践されてもよいネットワーク100を示す図である。ネットワーク100は、LTEネットワーク、または5GまたはNRネットワークなどの何らかの他のワイヤレスネットワークであってよい。ワイヤレスネットワーク100は、いくつかのBS110(BS110a、BS110b、BS110c、およびBS110dとして示されている)と、他のネットワークエンティティとを含んでもよい。BSは、ユーザ機器(UE)と通信するエンティティであり、基地局、NR BS、ノードB、gNB、5G NB、アクセスポイント、TRPなどと呼ばれることもある。各BSは、特定の地理的エリア用の通信カバレージを実現してもよい。3GPPでは、「セル」という用語は、その用語が使用されるコンテキストに応じて、BSのカバレージエリア、および/またはこのカバレージエリアをサービスしているBSサブシステムを指すことができる。
BSは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルのための通信カバレージを実現してもよい。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーしてもよく、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にしてもよい。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーしてもよく、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にしてもよい。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーしてもよく、フェムトセルとの関連付けを有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG)内のUE)による制限付きアクセスを可能にしてもよい。マクロセルのためのBSは、マクロBSと呼ばれることがある。ピコセルのためのBSは、ピコBSと呼ばれることがある。フェムトセルのためのBSは、フェムトBSまたはホームBSと呼ばれることがある。図1に示す例では、BS110aは、マクロセル102aのためのマクロBSであってもよく、BS110bは、ピコセル102bのためのピコBSであってもよく、BS110cは、フェムトセル102cのためのフェムトBSであってもよい。BSは1つまたは複数(たとえば、3つ)のセルをサポートしてよい。「eNB」、「基地局」、「NR BS」、「gNB」、「TRP」、「AP」、「ノードB」、「5G NB」、および「セル」という用語が本明細書で互換的に使用されてもよい。
いくつかの例では、セルは、必ずしも静止しているとは限らないことがあり、セルの地理的エリアは、モバイルBSのロケーションに従って移動してもよい。いくつかの例では、BSは、任意の好適なトランスポートネットワークを使用して、直接物理接続、仮想ネットワークなど、様々なタイプのバックホールインターフェースを通して、アクセスネットワーク100内で互いに相互接続されてもよく、および/または1つまたは複数の他のBSもしくはネットワークノード(図示せず)に相互接続されてもよい。
ワイヤレスネットワーク100はまた、中継局を含んでもよい。中継局は、上流局(たとえば、BSまたはUE)からデータの送信を受信でき、そのデータの送信を下流局(たとえば、UEまたはBS)に送ることができるエンティティである。中継局はまた、他のUEのための送信を中継できるUEであってもよい。図1に示す例では、中継局110dは、BS110aとUE120dとの間の通信を容易にするために、マクロBS110aおよびUE120dと通信し得る。中継局はまた、中継BS、中継基地局、リレーなどと呼ばれることもある。
ワイヤレスネットワーク100は、異なるタイプのBS、たとえば、マクロBS、ピコBS、フェムトBS、中継BSなどを含む、異種ネットワークであってよい。これらの異なるタイプのBSは、ワイヤレスネットワーク100において、異なる送信電力レベル、異なるカバレージエリア、および干渉に対する異なる影響を有してもよい。たとえば、マクロBSは、高い送信電力レベル(たとえば、5〜40ワット)を有してもよく、一方、ピコBS、フェムトBS、および中継BSは、より低い送信電力レベル(たとえば、0.1〜2ワット)を有してもよい。
ネットワークコントローラ130は、BSのセットに結合してもよく、これらのBSのための協働および制御を行ってもよい。ネットワークコントローラ130は、バックホールを経由してBSと通信してもよい。BSはまた、たとえば、ワイヤレスまたはワイヤラインのバックホールを経由して直接または間接的に互いに通信してもよい。いくつかの態様では、ネットワークコントローラ130は、第1の処理段階、第2の処理段階などに使用されるべきスクランブリングシーケンスを決定するためにBSと通信してもよい。たとえば、ネットワークコントローラ130は、第1のBSに関連付けられた第1のセルが第2の処理段階に対する第1のスクランブリングシーケンスを使用することになっており、第2のBSに関連付けられた第2のセルが第2の処理段階に対する第2のスクランブリングシーケンスを使用することになっていると決定してもよい。追加または代替として、ネットワークコントローラ130は、BSが第2の処理段階の間に位相回転のセットを実行することになっていると決定してもよい。追加または代替として、ネットワークコントローラ130は、BSが、第2の処理段階の間にそれぞれの物理セルID(PCID)、擬似ランダムシーケンスなどに少なくとも部分的に基づいて選択されたオフセットシーケンスに少なくとも部分的に基づいてビットをオフセットすることになっていると決定してもよい。
UE120(たとえば、120a、120b、120c)はワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散されてもよく、各UEは固定されてもよく、またはモバイルであってもよい。UEは、アクセス端末、端末、移動局、加入者ユニット、ステーションなどと呼ばれることもある。UEは、携帯電話(たとえば、UE120bおよび/または120dなどのスマートフォン)、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、タブレット、カメラ、ゲームデバイス、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、医療デバイスもしくは医療機器、(たとえば、UE120cなどの)生体センサー/デバイス、(スマートウォッチ、スマートクロージング、スマートグラス、スマートリストバンド、スマートジュエリー(たとえば、スマートリング、スマートブレスレットなど)などの)ウェアラブルデバイス、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽デバイス、ビデオデバイス、衛星ラジオなど)、車両の構成要素もしくはセンサー、スマートメーター/センサー、産業用製造機器、全地球測位システムデバイス、スマートホームデバイス(たとえば、UE120aなどのスマート器具、スマート電球)、または、ワイヤレス媒体もしくはワイヤード媒体を介して通信するように構成される任意の他の適切なデバイスであってもよい。いくつかのUEは、発展型または拡張マシンタイプ通信(eMTC)UEと見なされてもよい。MTC UEおよびeMTC UEは、たとえば、基地局、別のデバイス(たとえば、リモートデバイス)、またはいくつかの他のエンティティと通信することがある、ロボット、ドローン、センサー、メーター、モニタ、ロケーションタグなどのリモートデバイスなどを含む。ワイヤレスノードは、たとえば、ワイヤード通信リンクまたはワイヤレス通信リンクを介して、ネットワーク(たとえば、インターネットまたはセルラーネットワークなどのワイドエリアネットワーク)のための、またはネットワークへの接続性を実現してもよい。一部のUEは、モノのインターネット(IoT)デバイスと見なされてもよい。一部のUEは、顧客構内機器(CPE)と見なされてもよい。
図1において、両矢印を有する実線は、UEとサービングBSとの間の送信の候補を示し、サービングBSは、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でUEにサービスするように指定されたBSである。両矢印を有する破線は、UEとBSとの間の潜在的に干渉する送信を示す。たとえば、同期セルを用いる干渉制限シナリオは、マクロBS110aがピコBS110bと同期して動作しており、マクロBS110aからUE120aへの物理ブロードキャストチャネルの送信が、ピコBS110bからUE120bへの物理ブロードキャストチャネルの送信と干渉する結果をもたらすときに発生する場合がある。同様に、同期セルを用いる干渉制限シナリオは、フェムトBS110cの物理ブロードキャスト送信がマクロBS110aのUE120cへの物理ブロードキャスト送信と干渉するときに発生する場合がある。いくつかの態様では、マクロBS110aおよびピコBS110bなどのBSが、干渉を低減するため、およびUE120bなどのUEが物理ブロードキャストチャネルを受信して物理ブロードキャストチャネルによって伝達される情報を決定することを可能にするために、第1の処理段階を使用して、たとえばセル識別子に少なくとも部分的に基づいて初期化された第1のスクランブリングシーケンスを使用して処理されたビット、および第2の処理段階を使用して、たとえばセル識別子に少なくとも部分的に基づいて初期化される第2のスクランブリングシーケンスを使用して処理されたビットを有するそれぞれの物理ブロードキャストチャネルを送信してもよい。
一般に、任意の数のワイヤレスネットワークが、所与の地理的エリアにおいて展開される場合がある。各ワイヤレスネットワークは、特定のRATをサポートしてもよく、1つまたは複数の周波数で動作してもよい。RATは、無線技術、エアインターフェースなどと呼ばれることもある。周波数は、キャリア、周波数チャネルなどと呼ばれることもある。各周波数は、異なるRATのワイヤレスネットワーク間の干渉を回避するために、所与の地理的エリアにおいて単一のRATをサポートしてもよい。場合によっては、NR RATネットワークまたは5G RATネットワークが展開されてよい。
いくつかの例では、エアインターフェースへのアクセスがスケジュールされてもよく、スケジューリングエンティティ(たとえば、基地局、ネットワークコントローラ、ユーザ機器など)は、そのサービスエリアまたはセル内のいくつかまたはすべてのデバイスおよび機器の間で通信用のリソースを割り振る。本開示内で、以下でさらに論じるように、スケジューリングエンティティは、1つまたは複数の従属エンティティのためのリソースのスケジューリング、割当て、再構成、および解放を担ってもよい。すなわち、スケジュールされた通信のために、従属エンティティは、スケジューリングエンティティによって割り振られるリソースを利用する。たとえば、スケジューリングエンティティは、狭帯域物理ブロードキャストチャネル(NB-PBCH)などの物理ブロードキャストチャネルの、BSからUEへの送信をスケジュールしてもよい。いくつかの態様では、そのようなスケジューリング情報は、スケジューリングエンティティからのシグナリングを介して通信されてもよい。たとえば、UEは、物理ブロードキャストチャネルに対するリソース割振り、処理段階の間に物理ブロードキャストチャネルのビットに適用されるべきスクランブリングシーケンスのセット、物理ブロードキャストチャネルのシンボルに適用されるべき位相回転、物理ブロードキャストチャネルのビットに適用されるべきオフセットシーケンスなどを識別するシステム情報ブロック(SIB)メッセージを受信してもよい。
基地局は、スケジューリングエンティティとして機能する場合がある唯一のエンティティではない。すなわち、いくつかの例では、UEが、1つまたは複数の従属エンティティ(たとえば、1つまたは複数の他のUE)のためのリソースをスケジュールする、スケジューリングエンティティとして機能してもよい。この例では、UEは、スケジューリングエンティティとして機能しており、他のUEは、ワイヤレス通信のためにUEによってスケジュールされたリソースを利用する。UEは、ピアツーピア(P2P)ネットワーク内、および/またはメッシュネットワーク内で、スケジューリングエンティティとして機能してもよい。メッシュネットワーク例では、UEは、スケジューリングエンティティと通信することに加えて、任意に互いに直接通信してもよい。
したがって、時間-周波数リソースへのスケジュールされたアクセスを伴い、セルラー構成、P2P構成、およびメッシュ構成を有するワイヤレス通信ネットワークでは、スケジューリングエンティティおよび1つまたは複数の従属エンティティは、スケジュールされたリソースを利用して通信してもよい。
上記に示したように、図1は、単なる一例として提供されている。他の例が可能であり、図1に関して説明したことと異なる場合がある。
図2は、図1の基地局の1つである場合がある基地局110および図1のUEの1つである場合があるUE120の設計のブロック図200を示している。基地局110はT個のアンテナ234a〜234tを備えてもよく、UE120はR個のアンテナ252a〜252rを備えてもよく、ただし、一般にT≧1およびR≧1である。
基地局110において、送信プロセッサ220は、データソース212から1つまたは複数のUEのためのデータを受信し、UEから受信されたチャネル品質インジケータ(CQI)に少なくとも部分的に基づいて各UE用の1つまたは複数の変調およびコーディング方式(MCS)を選択し、UE用に選択されたMCSに少なくとも部分的に基づいて各UE用のデータを処理(たとえば、符号化および変調)し、データシンボルをすべてのUEに与えてもよい。送信プロセッサ220はまた、(たとえば、半静的リソース区分情報(SRPI)などについての)システム情報および制御情報(たとえば、CQI要求、許可、上位レイヤシグナリングなど)を処理し、オーバーヘッドシンボルおよび制御シンボルを与えてもよい。送信プロセッサ220はまた、基準信号(たとえば、CRS)および同期信号(たとえば、1次同期信号(PSS)および2次同期信号(SSS))用の基準シンボルを生成してもよい。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ230は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、オーバーヘッドシンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行してもよく、T個の出力シンボルストリームをT個の変調器(MOD)232a〜232tに与えてもよい。各変調器232は、(たとえば、OFDM用などに)それぞれの出力シンボルストリームを処理して出力サンプルストリームを取得してもよい。各変調器232は、出力サンプルストリームをさらに処理(たとえば、アナログに変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得し得る。各変調器232、および/または送信プロセッサ220、TX MIMOプロセッサ230、コントローラ/プロセッサ240などの別の構成要素は、セル識別情報(セルIDまたはCID)などのセル識別子に少なくとも部分的に基づいて、位相回転を変調されたシンボルに適用するために、物理ブロードキャストチャネル(たとえば、QPSKシンボル)の変調されたシンボル(たとえば、IQシンボル)をさらに処理してもよい。いくつかの態様では、各変調器232、および/または送信プロセッサ220、TX MIMOプロセッサ230、コントローラ/プロセッサ240などの別の構成要素は、第1の処理段階(たとえば、ブロックのセットに適用されたスクランブリングシーケンスのセット)を適用すること、第2の処理段階(たとえば、各ブロックの反復型のビットのサブセットの繰り返しに適用されたスクランブリングシーケンスのセット)を適用することなどのために、物理ブロードキャストチャネルの変調されたシンボルをさらに処理してもよい。変調器232a〜232tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれ、T個のアンテナ234a〜234tを介して送信されてもよい。以下に詳しく説明するいくつかの態様によれば、同期信号を位置符号化によって生成して追加の情報を伝達することができる。
UE120において、アンテナ252a〜252rは、基地局110および/または他の基地局からダウンリンク信号を受信してもよく、それぞれ、受信信号を復調器(DEMOD)254a〜254rに与えてもよい。各復調器254は、受信信号を調整(たとえば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得してもよい。各復調器254は、(たとえば、OFDM用などに)入力サンプルをさらに処理して受信シンボルを取得してもよい。各復調器254、および/またはMIMO検出器256、受信プロセッサ258、コントローラ/プロセッサ280などの別の構成要素は、本明細書でより詳細に記載するように、物理ブロードキャストチャネル内に含まれるビットの処理を逆転させるために入力サンプルをさらに処理してもよい。MIMO検出器256は、すべてのR個の復調器254a〜254rから受信シンボルを取得し、適用可能な場合、受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを供給してもよい。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(たとえば、逆回転(de-rotate)、復調、復号またはデスクランブル)し、UE120のための復号データをデータシンク260に与え、復号された制御情報およびシステム情報をコントローラ/プロセッサ280に与えてもよい。チャネルプロセッサは、RSRP、RSSI、RSRQ、CQIなどを決定してもよい。
アップリンク上では、UE120において、送信プロセッサ264は、データソース262からのデータ、およびコントローラ/プロセッサ280からの(たとえば、RSRP、RSSI、RSRQ、CQIなどを備える報告用の)制御情報を、受信および処理してもよい。送信プロセッサ264はまた、1つまたは複数の基準信号用の基準シンボルを生成してもよい。送信プロセッサ264からのシンボルは、適用可能な場合、TX MIMOプロセッサ266によってプリコードされ、(たとえば、DFT-s-OFDM、CP-OFDM用などに)変調器254a〜254rによってさらに処理され、基地局110に送信されてもよい。基地局110において、UE120および他のUEからのアップリンク信号は、アンテナ234によって受信され、復調器232によって処理され、該当する場合はMIMO検出器236によって検出され、受信プロセッサ238によってさらに処理されて、UE120によって送られた復号されたデータおよび制御情報を取得してもよい。受信プロセッサ238は、復号されたデータをデータシンク239に供給し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ240に供給してもよい。基地局110は、通信ユニット244を含み、通信ユニット244を介してネットワークコントローラ130と通信してもよい。ネットワークコントローラ130は、通信ユニット294と、コントローラ/プロセッサ290と、メモリ292とを含んでもよい。
コントローラ/プロセッサ240および280ならびに/または図2における任意の他の構成要素は、それぞれ基地局110およびUE120における動作を指示してもよい。たとえば、コントローラ/プロセッサ240ならびに/または基地局110における他のプロセッサおよびモジュールは、物理ブロードキャストチャネルのビットに適用された処理段階(たとえば、セル識別子に少なくとも部分的に基づいて初期化されるスクランブリングシーケンス)をUE120が逆転させることを可能にするために、セルに対するセル識別子(たとえば、セル識別情報)を送信してもよい。いくつかの態様では、基地局110のコントローラ/プロセッサ240ならびに/または基地局110における他のプロセッサおよびモジュールは、たとえば、基地局110に関連付けられたセル識別子に少なくとも部分的に基づいてスクランブルされるビットのサブセットの繰り返しのブロックを含む物理ブロードキャストチャネルを送信してもよい。いくつかの態様では、コントローラ/プロセッサ280ならびに/またはUE120における1つまたは複数の他のプロセッサおよびモジュールは、基地局110からセル識別子を受信してもよい。いくつかの態様では、コントローラ/プロセッサ280ならびに/またはUE120における1つまたは複数の他のプロセッサおよびモジュールは、セル識別子に少なくとも部分的に基づいてスクランブルされる、反復型のビットのサブセットの繰り返しのブロックを含む、物理ブロードキャストチャネルを受信してもよい。
たとえば、コントローラ/プロセッサ240ならびに/または基地局110における他のプロセッサおよびモジュールは、セルに対するセル識別子(たとえば、セル識別情報)の送信によって、UE120が物理ブロードキャストチャネルの位相回転されたシンボルを逆回転すること、物理ブロードキャストチャネルのスクランブルされたブロックをデスクランブルすることなどを可能にならしめてもよい。いくつかの態様では、基地局110のコントローラ/プロセッサ240ならびに/または基地局110における他のプロセッサおよびモジュールは、たとえば、基地局110に関連付けられたセル識別子に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つの位相回転に関連付けられたシンボルのセットを含む物理ブロードキャストチャネルを送信してもよい。いくつかの態様では、コントローラ/プロセッサ280ならびに/またはUE120における1つまたは複数の他のプロセッサおよびモジュールは、基地局110からセル識別子を受信してもよい。いくつかの態様では、コントローラ/プロセッサ280ならびに/またはUE120における1つまたは複数の他のプロセッサおよびモジュールは、セル識別子に少なくとも部分的に基づいて位相回転されるシンボルのセットを含む物理ブロードキャストチャネルを受信してもよい。
いくつかの態様では、図2に示す構成要素のうちの1つまたは複数は、図8の例示的な方法800、図9の例示的な方法900、図10の例示的な方法1000、図11の例示的な方法1100、図14の例示的な方法1400、図15の例示的な方法1500、図16の例示的な方法1600、図17の例示的な方法1700、および/または本明細書で記載する技法に対する他のプロセスを実行するように採用されてもよい。メモリ242および282は、それぞれBS110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。
スケジューラ246は、ダウンリンク上および/またはアップリンク上のデータ送信に対してUEをスケジュールしてもよい。たとえば、スケジューラ246は、セル識別子を送信しかつ物理ブロードキャストチャネルを送信するように基地局110をスケジュールしてもよく、UE120にセル識別子を受信させかつ物理ブロードキャストチャネルを受信させてもよい。いくつかの態様では、スケジューラ246は、セル識別子の送信と物理ブロードキャストチャネルの送信とを同時に、連続して、などで行うように、基地局110をスケジュールしてもよい。いくつかの態様では、スケジューラ246は、セル識別子の受信と物理ブロードキャストチャネルの受信とを同時に、連続して、などで行うように、UE120をスケジュールしてもよい。
上記に示したように、図2は、単なる一例として提供されている。他の例が可能であり、図2に関して説明したことと異なる場合がある。
図3は、電気通信システム(たとえば、LTE)におけるFDDのための例示的なフレーム構造300を示す。ダウンリンクおよびアップリンクの各々に対する送信タイムラインは、無線フレームの単位に区分されてもよい。各無線フレームは、所定の持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を有してもよく、0〜9というインデックスを有する10個のサブフレームに区分されてもよい。各サブフレームは2個のスロットを含んでもよい。したがって、各無線フレームは、0〜19というインデックスを有する20個のスロットを含んでもよい。各スロットは、L個のシンボル期間、たとえば、(図3に示すように)ノーマルサイクリックプレフィックスに対して7個のシンボル期間、または拡張サイクリックプレフィックスに対して6個のシンボル期間を含み得る。各サブフレームにおける2L個のシンボル期間には、0〜2L-1のインデックスが割り当てられ得る。
本明細書ではいくつかの技法についてフレーム、サブフレーム、スロットなどに関して説明するが、これらの技法は、他の種類のワイヤレス通信構造に同様に適用されてもよく、そのようなワイヤレス通信構造は、5G NRにおける「フレーム」、「サブフレーム」、「スロット」など以外の用語で呼ばれることがある。いくつかの態様では、ワイヤレス通信構造は、ワイヤレス通信規格および/またはプロトコルによって定義される周期的な時間制限通信ユニットを指す場合がある。
特定の電気通信(たとえば、LTE)において、BSは、BSによってサポートされるセルごとのシステム帯域幅の中心において、ダウンリンク上で1次同期信号(PSS)および2次同期信号(SSS)を送信してもよい。PSSおよびSSSは、図3に示すように、それぞれ、ノーマルサイクリックプレフィックスを有する各無線フレームのサブフレーム0および5の中で、シンボル期間6および5において送信されてもよい。PSSおよびSSSは、セル探索、収集、セル識別情報決定、デスクランブリング、および位相逆回転のためにUEによって使用されてもよい。BSは、BSによってサポートされるセルごとのシステム帯域幅にわたってセル固有基準信号(CRS)を送信してもよい。CRSは、各サブフレームのいくつかのシンボル期間の中で送信されてよく、チャネル推定、チャネル品質測定、および/または他の機能を実行するためにUEによって使用されてもよい。BSはまた、いくつかの無線フレームのスロット1の中のシンボル期間0〜3の中で、狭帯域物理ブロードキャストチャネル(PBCH)(NB-PBCH)などのPBCHを送信してもよい。PBCHは、いくつかのシステム情報を搬送してもよい。
いくつかの態様では、マスタ情報ブロック(MIB)が、レートマッチングに対するLビットの量を取得するためにNB-PBCHに対して符号化される。Lビットの量は、第1の処理段階においてスクランブルされてもよく、Nブロックに区分されてもよい。たとえば、MIBは、第1のスクランブリングシーケンスを使用して第1の処理段階の間にスクランブルされてもよく、各ブロック内で200ビットの8ブロックに分割されてもよい、合計1600ビットに対して符号化されてもよい。各ブロックは、反復型のビットのサブセットの繰り返しを含んでもよく、繰り返しは、特定の量の無線フレームの間に送信される。たとえば、第1のブロックの反復型のビットのサブセットの繰り返しは、無線フレーム0、1、2、3、4、5、6および7の間に送信されてもよく、第2のブロックの反復型のビットのサブセットの繰り返しは、無線フレーム8、9、10、11、12、13、14および15の間に送信されてもよい。
いくつかの態様では、BSは、各ブロックの反復型のビットのサブセットの繰り返しに第2の処理段階を適用してもよい。たとえば、BSは、たとえば、第1のブロックの反復型のビットのサブセット(たとえば、無線フレーム0内の送信のためのビットのサブセット)の特定の繰り返し、および第2のブロックの反復型のビットのサブセット(たとえば、無線フレーム8内の送信のためのビットのサブセット)の対応する特定の繰り返しは、共通の処理方式(たとえば、同じスクランブリングシーケンス)を使用して処理される。いくつかの態様では、BSは、反復型のビットのサブセットの繰り返しをシンボルに変調してもよく、第2の処理段階の間に位相回転をそのシンボルに適用してもよい。いくつかの態様では、BSは、反復型のビットのサブセットの繰り返しにオフセットシーケンスを適用してもよい。たとえば、BSは、リソース要素をサブフレームにマッピングするときに第1の量のリソース要素によって反復型のビットのサブセットの繰り返しをオフセットしてもよく、別のBSは、リソース要素をサブフレームにマッピングするときに第2の異なる量のリソース要素によって別の反復型のビットのサブセットの繰り返しをオフセットしてもよい。このようにして、BSは、BSおよび他のBSによって与えられたNB-PBCH間の干渉を低減してもよく、またはその干渉をランダム化してもよい。
BSは、いくつかのサブフレーム中の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)上で、システム情報ブロック(SIB)などの他のシステム情報を送信してもよい。BSは、サブフレームの最初のB個のシンボル期間の中で物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上で制御情報/データを送信してもよく、ここで、Bはサブフレームごとに構成可能であってよい。BSは、各サブフレームの残りのシンボル期間の中でPDSCH上でトラフィックデータおよび/または他のデータを送信してもよい。
(たとえば、NRまたは5Gシステムなどの)他のシステムでは、ノードBは、サブフレームのこれらのロケーションまたは異なるロケーションにおいて、これらまたは他の信号を送信してもよい。
上記に示したように、図3は、単なる一例として提供されている。他の例が可能であり、図3に関して説明したことと異なる場合がある。
図4は、ノーマルサイクリックプレフィックスを有する2つの例示的なサブフレームフォーマット410および420を示す。利用可能な時間周波数リソースは、リソースブロックに区分されてもよい。各リソースブロックは、1つのスロットの中で12個のサブキャリアをカバーしてもよく、いくつかのリソース要素を含んでもよい。各リソース要素は、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーしてもよく、実数値または複素数値であることもある1つの変調シンボルを送るために使用されてもよい。
サブフレームフォーマット410は、2つのアンテナのために使用されてもよい。CRSは、シンボル期間0、4、7、および11においてアンテナ0および1から送信されてもよい。基準信号は、トランスミッタおよびレシーバによって事前に知られている信号であり、パイロットと呼ばれることもある。CRSは、たとえば、セル識別情報(ID)に少なくとも部分的に基づいて生成される、セルに固有の基準信号である。図4では、ラベルRaを有する所与のリソース要素について、アンテナaからそのリソース要素上で変調シンボルが送信されてもよく、他のアンテナからそのリソース要素上で変調シンボルが送信されないことがある。変調シンボルのビットは、物理ブロードキャストチャネル上の干渉を補償するために、セルIDに少なくとも部分的に基づいて、第1の処理段階および第2の処理段階を使用して処理されてもよい。サブフレームフォーマット420は、4つのアンテナとともに使用されてもよい。CRSは、シンボル期間0、4、7、および11においてアンテナ0および1から送信され、またシンボル期間1および8においてアンテナ2および3から送信されてもよい。サブフレームフォーマット410と420の両方に対して、CRSは、少なくとも部分的にセルIDに基づいて決定される場合がある、均等に離間したサブキャリア上で送信されてもよい。CRSは、それらのセルIDに応じて、同じかまたは異なるサブキャリア上で送信されてもよい。サブフレームフォーマット410と420の両方について、CRSのために使用されないリソース要素は、データ(たとえば、トラフィックデータ、制御データ、および/または他のデータ)を送信するために使用されてもよい。
インターレース構造は、いくつかの電気通信システム(たとえば、LTE)におけるFDD用のダウンリンクおよびアップリンクの各々のために使用されてもよい。たとえば、0〜Q-1のインデックスを有するQ個のインターレースが定義されてもよく、ここで、Qは、4、6、8、10、または何らかの他の値に等しくてもよい。各インターレースは、Q個のフレームだけ離間しているサブフレームを含んでもよい。詳細には、インターレースqは、サブフレームq、q+Q、q+2Qなどを含んでよく、ただし、q∈{0,...,Q-1}である。
ワイヤレスネットワークは、ダウンリンク上およびアップリンク上でのデータ送信に対して、ハイブリッド自動繰り返し要求(HARQ)をサポートしてもよい。HARQの場合、送信機(たとえばBS)は、パケットが受信機(たとえば、UE)によって正しく復号されるか、またはいくつかの他の終了条件に遭遇するまで、パケットの1つまたは複数の送信を送ってもよい。同期HARQの場合、パケットのすべての送信は、単一のインターレースのサブフレームの中で送られてもよい。非同期HARQの場合、パケットの各送信は、任意のサブフレームの中で送られてもよい。
UEは、複数のBSのカバレージ内に位置することがある。これらのBSのうちの1つが、UEをサービスするために選択されてもよい。サービングBSは、受信信号強度、受信信号品質、経路損失などの様々な基準に少なくとも部分的に基づいて選択されてもよい。受信信号品質は、信号対雑音干渉比(SINR)もしくは基準信号受信品質(RSRQ)、またはいくつかの他のメトリックによって定量化されてもよい。UEは、UEが1つまたは複数の干渉BSからの高い干渉を観測する場合がある支配的干渉シナリオ(干渉制限シナリオ)において動作してもよい。そのようなシナリオでは、BSは、たとえばセルIDに少なくとも部分的に基づいて物理ブロードキャストチャネルを介して送信されたビットをスクランブル、オフセット、および/または位相回転してもよく、UEは、物理ブロードキャストチャネルを受信してもよく、セルIDなどのセル識別子に少なくとも部分的に基づいて、ビットをデスクランブルしてもよく、ビットのオフセットを補償してもよく、および/またはビットを逆回転してもよい。
本明細書で記載する例の態様はLTE技術に関連付けられ得るが、本開示の態様は、NRまたは5G技術など、他のワイヤレス通信システムに適用可能であり得る。
ニューラジオ(NR)は、(たとえば、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ベースのエアインターフェース以外の)新たなエアインターフェースまたは(たとえば、インターネットプロトコル(IP)以外の)固定トランスポートレイヤに従って動作するように構成された無線を指すことがある。各態様では、NRは、CPを含むOFDM(本明細書ではサイクリックプレフィックスOFDMもしくはCP-OFDMと呼ばれる)および/またはSC-FDMをアップリンク上で利用してもよく、ダウンリンク上でCP-OFDMを利用し、TDDを使用する半二重動作のサポートを含んでもよい。各態様では、NRは、たとえば、CPを含むOFDM(本明細書ではCP-OFDMと呼ばれる)および/または離散フーリエ変換拡散直交周波数-分割多重化(DFT-s-OFDM)をアップリンク上で利用してもよく、ダウンリンク上でCP-OFDMを利用し、TDDを使用する半二重動作のサポートを含んでもよい。NRは、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)サービスターゲットの広い帯域幅(たとえば、80MHzを超える)、ミリ波(mmW)ターゲットの高いキャリア周波数(たとえば、60GHz)、マッシブMTC(mMTC)ターゲットの後方互換性のないMTC技法、および/またはミッションクリティカルターゲットの超高信頼低レイテンシ通信(URLLC:ultra reliable low latency communications)サービスを含んでもよい。
100MHzの単一のコンポーネントキャリア帯域幅がサポートされ得る。NRリソースブロックは、0.1msの持続時間にわたって、サブキャリア帯域幅が75kHzの12個のサブキャリアにまたがってもよい。各無線フレームは、10msの長さを有する50個のサブフレームを含んでもよい。結果として、各サブフレームは0.2msの長さを有してもよい。各サブフレームは、データ送信用のリンク方向(たとえば、DLまたはUL)を示してもよく、サブフレームごとのリンク方向は、動的に切り替えられてもよい。各サブフレームは、DL/ULデータならびにDL/UL制御データを含んでもよい。
ビームフォーミングがサポートされ得、ビーム方向が動的に構成され得る。プリコーディングを用いたMIMO送信もサポートされ得る。DLにおけるMIMO構成は、最大で8個のストリームおよびUEごとに最大で2個のストリームを用いたマルチレイヤDL送信で最大で8個の送信アンテナをサポートし得る。UEごとに最大で2個のストリームを用いたマルチレイヤ送信がサポートされ得る。最大で8個のサービングセルを用いて複数のセルのアグリゲーションがサポートされ得る。代替として、NRは、OFDMベースのインターフェース以外の異なるエアインターフェースをサポートし得る。NRネットワークは、集約ユニットまたは分散ユニットなどのエンティティを含み得る。
RANは、集約ユニット(CU)および分散ユニット(DU)を含んでもよい。NR BS(たとえば、gNB、5GノードB、ノードB、送信受信ポイント(TRP)、アクセスポイント(AP))が、1つまたは複数のBSに相当してもよい。NRセルは、アクセスセル(ACell)またはデータオンリーセル(DCell)として構成することができる。たとえば、RAN(たとえば、集約ユニットまたは分散ユニット)は、セルを構成することができる。DCellは、キャリアアグリゲーションまたは二重接続性のために使用されるが、初期アクセス、セル選択/再選択、またはハンドオーバのために使用されないセルであってもよい。場合によっては、DCellは同期信号を送信しないことがあり、場合によっては、DCellはSSを送信することがある。NR BSは、セルタイプを指示するダウンリンク信号をUEに送信してもよい。UEは、セルタイプ指示に少なくとも部分的に基づいて、NR BSと通信してもよい。たとえば、UEは、指示されたセルタイプに少なくとも部分的に基づいて、セル選択用、アクセス用、ハンドオーバ用、および/または測定用と見なすべきNR BSを判定してもよい。
上記に示したように、図4は、単なる一例として提供されている。他の例が可能であり、図4に関して説明したことと異なる場合がある。
図5は、BSが、同期セルを用いる干渉制限シナリオにおいてNB-PBCHを送信し、UEがNB-PBCHを受信する例500を示す図である。図5に示すように、例500は、BS110-1および110-2(複数のBS110( BSs 110)と総称され、一般にBS110 (BS 110)と呼ばれる)と、UE120-1および120-2(複数のUE120(UEs 120)と総称され、一般にUE120( UE 120)と呼ばれる)とを含んでもよい。
510において、複数のBS110は、それぞれ、第1の処理段階をそれぞれのNB-PBCHのブロックに適用してもよく、第2の処理段階をそれぞれのNB-PBCHの各ブロックの反復型のビットのサブセットの繰り返しに適用してもよい。たとえば、BS110-1は、第1の処理段階の間に、BS110-1に関連付けられたセル識別情報に少なくとも部分的に基づいて初期化された第1のスクランブリングシーケンスのセットS={S0,S1,...,SM}を第1のNB-PBCHのブロックに適用してもよい。この場合、第1のブロックは、第1のスクランブリングシーケンスのセットのうちの第1のスクランブリングシーケンスS0を使用してスクランブルされてもよく、第2のブロックは、第1のスクランブリングシーケンスのセットのうちの第2のスクランブリングシーケンスS1を使用してスクランブルされてもよく、n番目のブロックは、第1のスクランブリングシーケンスのセットのうちのn番目のスクランブリングシーケンスSM(ここでM=N-1)を使用してスクランブルされてもよく、以下同様である。この場合、第1のスクランブリングシーケンスのセットは、冗長微分(redundancy differentiation)を提供する。いくつかの態様では、BS110-2は、第1のスクランブリングシーケンスのセットとは異なる第2のスクランブリングシーケンスのセットを適用してもよい。
いくつかの態様では、第1のスクランブリングシーケンスのセットのうちのスクランブリングシーケンスは、単一のスクランブリングシーケンスの部分であってもよい。たとえば、単一のスクランブリングシーケンスSは、S0がSのスクランブリング値の第1のセットであり、S1がSのスクランブリング値の第2のセットであり、...、SMがSのスクランブリング値のn番目のセットであるように使用されてもよい。いくつかの態様では、各スクランブリングシーケンスは、複数のスクランブリング値を含んでもよい。たとえば、スクランブリングシーケンスS0は、s(i,j)=0または1であるように、スクランブリング値のセット[s(0,0),s(0,1),s(0,2),...]を表してもよい。
いくつかの態様では、BS110-1は、第2の処理段階の間に、第2のスクランブリングシーケンスのセットC={C0,C1,...,C7}をブロックの反復型のビットのサブセットの各繰り返しに適用してもよい。たとえば、BS110-1は、スクランブリングシーケンスC0を第1のブロックの反復型のビットのサブセットの第1の繰り返しに適用してもよく、スクランブリングシーケンスC1を第1のブロックの反復型のビットのサブセットの第2の繰り返しに適用してもよく、以下同様である。いくつかの態様では、C0,C1,...,C7に少なくとも部分的に基づいてスクランブルされた反復型のビットのサブセットの各繰り返しは、ブロックの一部の繰り返しではなく1つのブロックの繰り返しである。同様に、BS110-1は、同じスクランブリングシーケンスC0を第2のブロックの反復型のビットのサブセットの対応する第1の繰り返しに適用してもよく、同じスクランブリングシーケンスC1を第2のブロックの反復型のビットのサブセットの対応する第2の繰り返しに適用してもよく、以下同様である。この場合、第2のスクランブリングシーケンスのセットは、BS110-2がスクランブリングシーケンスの異なるセットCを適用することに少なくとも部分的に基づいて、たとえば、BS110-1とBS110-2との間の干渉を補償するために、セル間干渉ランダム化を提供する。第1のNB-PBCHの各ブロックに対する同じスクランブリングシーケンスCを使用することに少なくとも部分的に基づいて、BS110-1は、各ブロックに対して異なるスクランブリングシーケンスC0,7、C8,15などを使用することと比較して低減された計算リソースの利用によって、UE120が第2の処理段階を逆転させることを可能にする。
いくつかの態様では、第2のスクランブリングシーケンスのセットの各スクランブリングシーケンスは、反復型のビットのサブセットの繰り返しをスクランブルするために、複数の4ビットの4つ組(quadruplet of four bits)など、複数のビットのタプルを含んでもよい。たとえば、スクランブリングシーケンスC0は形式[0,0,0,0,1,1,1,1,1,1,1,1,...]のビットのセットを含んでもよく、スクランブリングシーケンスC1はビットのセット[1,1,1,1,0,0,0,0,1,1,1,1,...]を含んでもよく、スクランブリングシーケンスC2はビットのセット[1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,...]を含んでもよく、以下同様である。この場合、BS110-1は、別のスクランブリングシーケンスのビットを繰り返すことに少なくとも部分的に基づいて第2のスクランブリングシーケンスのセットを生成してもよい。たとえば、スクランブリングシーケンスS0=[0,1,1,...]に対して、BS110-1はC0=[0,0,0,0,1,1,1,1,1,1,1,1,...]を取得してもよい。この場合、2つの連続するビットのQPSK変調シンボルは、[0,0]によってスクランブルされてもよく、それはQPSKシンボルに1を乗じる効果を有し、または[1,1]によってスクランブルされてもよく、それはQPSKシンボルに-1を乗じる効果を有する。さらに、2つの連続するQPSKシンボルのアラモウチペアは、[1,-1]を乗じられる。したがって、BS110-1がビットのサブセットにスクランブリングシーケンスCを適用するとき、BS110-1は、シンボルレベルにおけるQPSKシンボルの位相回転(たとえば、0度または180度の位相回転)に相当し得る、ビットレベルにおけるスクランブリングシーケンスとして実装される変換を実行する。これは、UE120-1が第1のNB-PBCHをデスクランブルするためにシンボルレベルの結合を実行することを可能にし、したがって、UE120が、ビットレベルの結合を実行することに比較して、低減された処理リソースの利用によってデスクランブリングを実行することを可能にする場合がある。
いくつかの態様では、BS110-1は、第2の処理段階の間に別のディファレンシエータを適用してもよい。たとえば、BS110-1は、BS110-1のセル識別情報に少なくとも部分的に基づいてマッピングされたリソース要素のオフセットを適用してもよい。この場合、QPSKシンボルをリソース要素にマッピングするとき、各BS110は、異なるサブフレームにおいてマッピングを開始してもよい(たとえば、BS110-1は3つのリソース要素のオフセットにおいてマッピングを開始してもよく、BS110-1は1つのリソース要素のオフセットにおいてマッピングを開始してもよく、以下同様である)。この場合、BS110-2は、低減されたセル間干渉がもたらされる、別の量のリソース要素のオフセットにおいてマッピングを開始してもよい。このようにして、複数のBS110は、セル間干渉を補償するためにセル間ランダム化を提供し得る。
520において、複数のBS110は、それぞれのNB-PBCHを送信してもよい。たとえば、BS110-1は、UE120-1に宛てられた第1のNB-PBCHを送信してもよく、UE120-2に対する干渉送信である場合がある。同様に、BS110-2は、UE120-2に宛てられた第2のNB-PBCHを送信してもよく、UE120-1に対する干渉送信である場合がある。いくつかの態様では、複数のBS110は、それぞれのNB-PBCHを送信する前にそれぞれのセル識別情報を識別するそれぞれのセル識別子を送信してもよい。たとえば、複数のBS110は、複数のUE120のどれが複数のBS110のそれぞれに対してそれぞれのセル識別情報を決定し得るかに少なくとも部分的に基づいて、それぞれのPSSまたはSSSを送信してもよい。いくつかの態様では、複数のBS110は、それぞれのNB-PBCHを送信するのと同時にそれぞれのセル識別子を送信してもよい。たとえば、BS110-1は、BS110-1のセル識別情報を識別するセル識別子を含みかつNB-PBCHを含む送信を送信してもよい。
530において、複数のUE120は、それぞれのNB-PBCHを受信してもよい。たとえば、UE120-1は、BS110-1から第1のNB-PBCHを受信して、BS110-2からの第2のNB-PBCHなど、1つまたは複数の他のセルから干渉送信を受信する場合がある。同様に、UE120-2は、BS110-2から第2のNB-PBCHを受信して、BS110-1からの第1のNB-PBCHなど、1つまたは複数の他のセルから干渉送信を受信する場合がある。いくつかの態様では、それぞれのNB-PBCHに適用されたスクランブリングシーケンス、またはそれぞれのNB-PBCH内の別のディファレンシエータに少なくとも部分的に基づいて、干渉送信に関連する干渉は、しきい値より小さい場合がある。いくつかの態様では、複数のUE120は、それぞれのNB-PBCHを受信する前に複数のBS110のそれぞれからセル識別子を受信してもよい。たとえば、UE120-1は、UE120-1がNB-PBCHを受信することになっているセルに対するセル識別情報を識別する情報を含むPSSまたはSSSを受信してもよい。いくつかの態様では、複数のUE120は、それぞれのNB-PBCHを受信するのと同時にそれぞれのセル識別子を受信してもよい。たとえば、UE120-1は、セル識別子を含みかつNB-PBCHを含む送信をBS110-1から受信してもよい。
540において、複数のUE120は、それぞれのセル識別子を使用してそれぞれのNB-PBCHのデスクランブリングを実行してもよい。たとえば、各ブロック間のブロック境界を識別する情報に少なくとも部分的に基づいて(たとえば、80msにおいてブロック境界を示す記憶された情報に少なくとも部分的に基づいて)かつスクランブリングシーケンスの同じセットC0,7を使用する各ブロックに少なくとも部分的に基づいて、UE120-1は、1600個の対数尤度比(LLR)を記憶して処理することをもたらし得る、8つの連続するサブフレーム内の200ビットのグループに対するLLRを決定してもよく、第2の処理段階を逆転させてNB-PBCHを復元するために第1のNB-PBCHの異なるブロックにわたって結合することを実行してもよい。例に加えて、UE120-1は、NB-PBCHを復元するために仮説検定手順を使用して第1の処理段階を逆転させてもよい。したがって、UE120-1は、各ブロックに対してスクランブリングシーケンスC0,7を繰り返さない、スクランブリングのための別の提案された技法と比較して、低減されたメモリおよび処理リソースの利用を必要とする。たとえば、各ブロックが異なるスクランブリングシーケンス(たとえば、第1のブロックに対してC0,7、第2のブロックに対してC8,15、など)を使用することが提案されており、それは、M個のブロックの量に対して1600*M個のLLRをもたらす場合があり、それにより、複数のUE120によるかなり大きい処理リソースおよび/またはメモリリソースの利用を引き起こす。
上記のように、図5は一例として示されている。他の例が可能であり、図5に関して説明したことと異なってもよい。
図6は、BSが、同期セルを用いる干渉制限シナリオにおいてNB-PBCHを送信し、UEがNB-PBCHを受信する例600を示す図である。図6に示すように、例600は、BS110-1および110-2(複数のBS110と総称され、一般にBS110と呼ばれる)と、UE120-1および120-2(複数のUE120と総称され、一般にUE120と呼ばれる)とを含んでもよい。
610において、複数のBS110は、それぞれ、それぞれのNB-PBCHの各ブロックの繰り返しのシンボルのサブセットの繰り返しに処理段階を適用してもよい。処理段階では、スクランブリングシーケンスのセットS={S0,S1,...,S7}が、ブロックの繰り返しのシンボルのサブセットの各繰り返しに適用されてもよい。たとえば、BS110-1は、スクランブリングシーケンスまたは回転シーケンスS0を第1のブロックの繰り返しのシンボルのサブセットの第1の繰り返しに適用してもよく、スクランブリングシーケンスまたは回転シーケンスS1を第1のブロックの繰り返しのシンボルのサブセットの第2の繰り返しに適用してもよく、以下同様である。同様に、BS110-1は、同じスクランブリングシーケンスまたは回転シーケンスS0を第2のブロックの繰り返しのシンボルのサブセットの対応する第1の繰り返しに適用してもよく、同じスクランブリングシーケンスまたは回転シーケンスS1を第2のブロックの繰り返しのシンボルのサブセットの対応する第2の繰り返しに適用してもよく、以下同様である。この場合、スクランブリングシーケンスまたは回転シーケンスのセットは、BS110-2がスクランブリングシーケンスまたは回転シーケンスの異なるセットSを適用することに少なくとも部分的に基づいて、たとえばBS110-1とBS110-2との間の干渉を補償するために、セル間干渉ランダム化を提供する。第1のNB-PBCHの各ブロックに対する同じスクランブリングシーケンスまたは回転シーケンスSを使用することに少なくとも部分的に基づいて、BS110-1は、各ブロックに対して異なるスクランブリングシーケンスを使用することと比較して低減された計算リソースの利用によって、UE120が処理段階を逆転させることを可能にする。
いくつかの態様では、スクランブリングシーケンスまたは回転シーケンスのうちのシーケンスは、セル識別子(セルID)および/またはタイミング表示(たとえば、フレーム番号)に少なくとも部分的に基づいて生成されてもよい。たとえば、セルc1(たとえば、BS110-1)によって使用されるシーケンスのセット、S
c1={S
0,c1,S
1,c1,...,S
7,c1}は、複素スクランブリングシーケンスまたは回転シーケンスにマッピングされ得るスクランブリングシーケンスまたは回転シーケンスS
i,jの各々に対する第1のバイナリシーケンス(たとえば、疑似ランダムバイナリシーケンス、バイナリ生成器で生じるバイナリシーケンス、決定論的バイナリシーケンスなど)を生成することによって(たとえば、Gold符号を使用することによって)取得されてもよい。いくつかの態様では、バイナリシーケンスは、特定の値に基づいて初期化される疑似ランダムビット生成器であり得るバイナリ生成器に少なくとも部分的に基づいて生成されてもよい。いくつかの態様では、疑似ランダムビット生成器は、線形フィードバックシフトレジスタ(LFSR)ベースのビット生成器であってもよく、LFSRの初期状態は、特定の値に少なくとも部分的に基づく。長さ2Wの疑似ランダムバイナリシーケンスC
i,jの場合、対応するスクランブリングシーケンスまたは回転シーケンスS
i,jは、長さWであってもよい。たとえば、スクランブリングシーケンスまたは回転シーケンスは、疑似ランダムバイナリシーケンスから、
として取得することができ、ここで1jは虚数単位を示す。
疑似ランダムシーケンスCi,jのセットを生成することは、初期値に少なくとも部分的に基づいてもよい。場合によっては(たとえば、Gold符号に対して)、疑似ランダムシーケンスは、初期値のアフィン関数であってもよい。言い換えれば、疑似ランダムシーケンスは、Ci,j=L Ii,j+Xのように、線形項と定数項の組合せに少なくとも部分的に基づいてもよく、ここでLは疑似ランダムシーケンスの多項式を生成することに依存する生成バイナリ行列であり、Ii,jは、セルjに関連付けられた繰り返しのシンボルのサブセットのi番目の繰り返しに対する疑似ランダムシーケンスの初期値を含むバイナリベクトルであり、Xは定数バイナリベクトルである。疑似ランダムシーケンスの初期化は、セルIDjと繰り返しインデックスiとの非線形結合に少なくとも部分的に基づいて選択されてもよい。対照的に、iとjの線形関数である初期化を選択することは、Ci1,j1+Ci1,j2=Ci2,j1+Ci2,j2など、相互相関特性をもたらす場合がある。一例では、Ii,j=j+29(i+1)3*(j+1)である。29(i+1)3*(j+1)の項は、シーケンスの相互相関特性を改善し得る非線形依存性をもたらす。
いくつかの態様では、NB-PBCHに対して、複素数値シンボルのブロックy
(p)(0),...,y
(p)(M
symb-1)は、64個の連続する無線フレームの間にサブフレーム0内で送信されることになっており、ここで、通常サイクリックプレフィックスに対して、M
symb=800である。複素数値シンボルのブロックは、n
f mod 64=0を満足する第1の無線フレームにおいて送信されてもよい。この場合、n
fは無線フレームのインデックスを示し、M
symbはシンボルの量を示す。無線フレームf=n
fのサブフレーム0内で送信されることになっている複素数値シンボルのブロックは、y
(p)(0),...,y
(p)(K-1)として示され、ここで, i=0,...,99に対して、y
(p) (f)=θ
f(i)y
(p)(K[f/8]+i)である。この場合、通常サイクリックプレフィックスに対してK=100であり、位相回転が、
に少なくとも部分的に基づいて適用される。
いくつかの態様では、NB-PBCHの場合、j=0,...,199に対するスクランブリングシーケンスcf(j),は、式
に少なくとも部分的に基づいて各無線フレームの開始において初期化され、ここでN
Ncell IDはセルの識別子を示す。複素数値シンボルのブロックは、y
(p) f(0)において開始してリソース要素(k,l)にマッピングされる。
いくつかの態様では、ブロードキャスト制御チャネル(BCCH)を搬送するダウンリンク共有チャネル(たとえば、狭帯域物理ダウンリンク共有チャネル(NB-PDSCHまたはNPDSCH))のシステム情報ブロック(SIB)に対して、スクランブリングシーケンスは、式
、
式
などに少なくとも部分的に基づいて初期化されるスクランブリングシーケンス生成器を使用して生成されてもよく、ここでn
Sは、コードワードの送信の第1のスロットを示す。この場合、スクランブリングシーケンス生成器は、複数のNB-PDSCH繰り返しの各セットなどの後に、各NB-PDSCH繰り返しに対して再初期化されてもよい。
620において、複数のBS110は、それぞれのNB-PBCHを送信してもよい。たとえば、BS110-1は、UE120-1に宛てられた第1のNB-PBCHを送信してもよく、UE120-2に対する干渉送信である場合がある。同様に、BS110-2は、UE120-2に宛てられた第2のNB-PBCHを送信してもよく、UE120-1に対する干渉送信である場合がある。いくつかの態様では、複数のBS110は、それぞれのNB-PBCHを送信する前にそれぞれのセル識別情報を識別するそれぞれのセル識別子を送信してもよい。たとえば、複数のBS110は、複数のUE120のどれが複数のBS110のそれぞれに対してそれぞれのセル識別情報を決定し得るかに少なくとも部分的に基づいて、それぞれのPSSまたはSSSを送信してもよい。いくつかの態様では、複数のBS110は、それぞれのNB-PBCHを送信するのと同時にそれぞれのセル識別子を送信してもよい。たとえば、BS110-1は、BS110-1のセル識別情報を識別するセル識別子を含みかつNB-PBCHを含む送信を送信してもよい。
630において、複数のUE120は、それぞれのNB-PBCHを受信してもよい。たとえば、UE120-1は、BS110-1から第1のNB-PBCHを受信して、BS110-2からの第2のNB-PBCHなど、1つまたは複数の他のセルから干渉送信を受信する場合がある。同様に、UE120-2は、BS110-2から第2のNB-PBCHを受信して、BS110-1からの第1のNB-PBCHなど、1つまたは複数の他のセルから干渉送信を受信する場合がある。いくつかの態様では、それぞれのNB-PBCHに適用されたスクランブリングシーケンスまたは回転シーケンスまたはそれぞれのNB-PBCH内の別のディファレンシエータに少なくとも部分的に基づいて、干渉送信に関連する干渉は、しきい値より小さい場合があり、かつ/またはランダム化される場合がある。いくつかの態様では、複数のUE120は、それぞれのNB-PBCHを受信する前に複数のBS110のそれぞれからセル識別子を受信してもよい。たとえば、UE120-1は、UE120-1がNB-PBCHを受信することになっているセルに対するセル識別情報を識別する情報を含むPSSまたはSSSを受信してもよい。いくつかの態様では、複数のUE120は、それぞれのNB-PBCHを受信するのと同時にそれぞれのセル識別子を受信してもよい。たとえば、UE120-1は、セル識別子を含みかつNB-PBCHを含む送信をBS110-1から受信してもよい。
640において、複数のUE120は、それぞれのセル識別子を使用してそれぞれのNB-PBCHのデスクランブリングまたは逆回転を実行してもよい。
上記のように、図6は一例として示されている。他の例が可能であり、図6に関して説明したことと異なってもよい。
図7は、BSが、同期セルを用いる干渉制限シナリオにおいて位相回転されたシンボルのセットを含むNB-PBCHを送信し、UEがNB-PBCHを受信する一例700を示す図である。図7に示すように、例1300は、BS110-1および110-2(複数のBS110と総称され、一般にBS110と呼ばれる)と、UE120-1および120-2(複数のUE120と総称され、一般にUE120と呼ばれる)とを含んでもよい。
710において、複数のBS110は、それぞれ、第1の位相回転のセットを第1のシンボルのセットに、および第2の位相回転のセットを第2のシンボルのセットに適用してもよく、ここで第1の位相回転のセットは第2の位相回転のセットとは異なる。たとえば、BS110-1は、基地局110-1に関連付けられたセル識別情報に少なくとも部分的に基づいて、第1の位相回転のセットを適用してもよい。いくつかの態様では、シンボルは、変調されたIQシンボル(たとえば、QPSKシンボル)であってもよい。たとえば、シンボルを変調した後、BS110-1は、位相回転をシンボルに適用してもよい。
いくつかの態様では、複数のBS110は、それぞれのNB-PBCHのスクランブリングシーケンスに少なくとも部分的に基づいて位相回転を適用してもよい。たとえば、BS110-1は、位相回転
を適用してもよく、ここでr(i)は、同じスクランブリングシーケンスを使用して、繰り返されたOFDMシンボルのセット内の各リソース要素iに適用された位相回転を表し、c(i)は、長さ2Mのシーケンス内の位置iにおける値を表し、Mは、サブフレーム内のリソース要素の量を表す。この場合、BS110-1は、BS110-1に関連付けられた第1のセル識別情報およびスクランブリングシーケンスに少なくとも部分的に基づいて第1の位相回転のセットを適用してもよく、BS110-2は、BS110-2に関連付けられた第2のセル識別情報およびスクランブリングシーケンスに少なくとも部分的に基づいて第2の位相回転のセットを適用してもよい。このようにして、BS110-1およびBS110-2からのそれぞれのNB-PBCHの送信は、異なる位相回転に関連付けられ、そのことで、複数のUE120が、それぞれのNB-PBCH内に含まれるシンボルを識別することが可能になる場合がある。追加または代替として、複数のBS110は、直交シーケンスまたは擬似直交シーケンスに少なくとも部分的に基づいて位相回転を適用してもよい。たとえば、BS110は、セル識別情報に少なくとも部分的に基づいて疑似直交シーケンスのセットから1つの疑似直交シーケンスを選択してもよく、疑似直交シーケンスを使用して、シンボルに適用する位相回転を決定してもよい。
いくつかの態様では、複数のBS110は、異なる位相回転をOFDMシンボルの各リソース要素に適用してもよい。たとえば、BS110-1は、位相回転のセットをOFDMシンボル内のリソース要素のセットに適用してもよい。いくつかの態様では、複数のBS110は、異なる位相回転をサブフレームの各OFDMシンボルに適用してもよい。たとえば、BS110-1は、第1の位相回転を第1のOFDMシンボル内の各リソース要素に適用してもよく、第2の位相回転を第2のOFDMシンボル内の各リソース要素に適用してもよい。いくつかの態様では、複数のBS110は、異なる位相回転を各サブフレームに適用してもよい。たとえば、BS110-1は、第1の位相回転を第1のサブフレーム内の各OFDMシンボルの各リソース要素に適用してもよく、第2の位相回転を第2のサブフレーム内の各OFDMシンボルの各リソース要素に適用してもよい。
別の例では、複数のBS110は、干渉を補償するためおよび/または低減するために、別のディファレンシエータをNB-PBCHに適用してもよい。たとえば、複数のBS110は、それぞれのNB-PBCH送信の送信周波数をオフセットしてもよい。この場合、BS110-1は、第1の周波数においてNB-PBCHを送信してもよく、BS110-2は、第1の周波数からしきいの量だけオフセットされた第2の周波数においてNB-PBCHを送信してもよい。追加または代替として、複数のBS110は、それぞれのNB-PBCH送信のサブフレームをオフセットしてもよい。この場合、BS110-1およびBS110-2は、それぞれの物理セル識別情報に少なくとも部分的に基づいて、サブフレームのそれぞれの量の相対的サブフレーム遅延を適用してもよい。
720において、複数のBS110は、それぞれのNB-PBCHを送信してもよい。たとえば、BS110-1は、UE120-1に宛てられた第1のNB-PBCHを送信してもよく、UE120-2に対する干渉送信である場合がある。同様に、BS110-2は、UE120-2に宛てられた第2のNB-PBCHを送信してもよく、UE120-1に対する干渉送信である場合がある。いくつかの態様では、複数のBS110は、それぞれのNB-PBCHを送信する前にそれぞれのセル識別情報を識別するそれぞれのセル識別子を送信してもよい。たとえば、複数のBS110は、複数のUE120のどれが複数のBS110のそれぞれに対してそれぞれのセル識別情報を決定し得るかに少なくとも部分的に基づいて、それぞれのPSSまたはSSSを送信してもよい。いくつかの態様では、複数のBS110は、それぞれのNB-PBCHを送信するのと同時にそれぞれのセル識別子を送信してもよい。たとえば、BS110-1は、BS110-1のセル識別情報を識別するセル識別子を含みかつNB-PBCHを含む送信を送信してもよい。
730において、複数のUE120は、それぞれのNB-PBCHを受信してもよい。たとえば、UE120-1は、BS110-1から第1のNB-PBCHを受信して、BS110-2からの第2のNB-PBCHなど、1つまたは複数の他のセルから干渉送信を受信する場合がある。同様に、UE120-2は、BS110-2から第2のNB-PBCHを受信して、BS110-1からの第1のNB-PBCHなど、1つまたは複数の他のセルから干渉送信を受信する場合がある。いくつかの態様では、それぞれのNB-PBCH内の位相回転または別のディファレンシエータに少なくとも部分的に基づいて、干渉送信に関連する干渉は、しきい値より小さい場合がある。いくつかの態様では、複数のUE120は、それぞれのNB-PBCHを受信する前に複数のBS110のそれぞれからセル識別子を受信してもよい。たとえば、UE120-1は、UE120-1がNB-PBCHを受信することになっているセルに対するセル識別情報を識別する情報を含むPSSまたはSSSを受信してもよい。いくつかの態様では、複数のUE120は、それぞれのNB-PBCHを受信するのと同時にそれぞれのセル識別子を受信してもよい。たとえば、UE120-1は、セル識別子を含みかつNB-PBCHを含む送信をBS110-1から受信してもよい。
740において、複数のUE120は、それぞれのNB-PBCHのシンボルを逆回転してもよい。たとえば、UE120-1は、BS110-1によって適用された第1の位相回転のセットに少なくとも部分的に基づいて第1のシンボルのセットを逆回転してもよい。この場合、干渉を補償するために位相回転されたシンボルを受信することに少なくとも部分的に基づいて、複数のUE120は、所望のNB-PBCHの位相回転されたシンボルを決定するために平均化を実行してもよい。いくつかの態様では、UE120は、セル識別情報に少なくとも部分的に基づいて位相回転されたシンボルを逆回転してもよい。たとえば、UE120-1は、セル識別情報に少なくとも部分的に基づいてBS110-1によってシンボルのセットに適用された位相回転のセットを決定してもよく、位相回転のセットに少なくとも部分的に基づいてシンボルのセットを逆回転してもよい。この場合、複数のUE120は、シンボルのセットによって伝達された情報を決定するためにシンボルのセットを逆回転した後、シンボルのセットを復調してもよい。
上記のように、図7は一例として示されている。他の例が可能であり、図7に関して説明したことと異なってもよい。
図8は、ワイヤレス通信の方法800のフローチャートである。方法800は、(たとえば、BS110-1および/または110-2、装置1202/1202'、基地局1850など、BS110の1つまたは複数に対応し得る)BSによって実行されてもよい。
810において、いくつかの態様では、BSは、処理段階のセットを物理ブロードキャストチャネルのビットに適用する(ブロック810)。たとえば、BSは、第1のスクランブリングシーケンスのセットなどの第1の処理段階を物理ブロードキャストチャネルのビットのブロックに適用してもよい。追加または代替として、BSは、第2のスクランブリングシーケンスのセットなどの第2の処理段階を物理ブロードキャストチャネルの反復型のビットのサブセットの繰り返しに適用してもよい。いくつかの態様では、BSは、たとえばスクランブリングシーケンスに対するビットの4つ組を使用するのに少なくとも部分的に基づいて、物理ブロードキャストチャネルのビットに位相回転が適用させてもよい。いくつかの態様では、BSは、物理ブロードキャストチャネルのリソース要素のマッピングにオフセットを適用してもよい。いくつかの態様では、BSは、物理ブロードキャストチャネルを送信する前に、処理段階のセットを各ビットに適用してもよい。いくつかの態様では、BSは、1つまたは複数の処理段階を物理ブロードキャストチャネルの第1のビットに適用してもよく、第1のビットを送信してもよく、その後、1つまたは複数の処理段階を物理ブロードキャストチャネルの第2のビットに適用して、第2のビットを送信してもよい。
820において、BSは、セルに対するセル識別子を送信する(ブロック820)。たとえば、BSは、NB-PBCHなどの物理ブロードキャストチャネルを送信する前に、セル識別子をUEに送信してもよい。いくつかの態様では、BSは、本明細書でより詳細に記載するPSSまたはSSSを送信してもよく、PSSまたはSSSはセルを識別するセル識別情報(セルIDまたはCID)などのセル識別子を示してもよい。追加または代替として、BSは、物理ブロードキャストチャネルを送信するのと同時にセル識別子を送信してもよい。いくつかの態様では、BSは、処理段階のセットを物理ブロードキャストチャネルのビットに適用する前に、セル識別子を送信してもよい。たとえば、BSは、セルに対するセル識別子をUEに送信してもよく、その後、処理段階のセットに少なくとも部分的に基づいて物理ブロードキャストチャネルのビットを処理してもよい。
830において、BSは、物理ブロードキャストチャネルを送信する(ブロック830)。たとえば、BSは、複数のブロックを含む物理ブロードキャストチャネルを送信してもよい。いくつかの態様では、複数のブロックのうちの各ブロックは、反復型のビットのサブセットを含む。いくつかの態様では、複数のブロックのうちの各ブロックは、第1の処理段階を使用して処理される。いくつかの態様では、各ブロックに対する反復型のビットのサブセットの各繰り返しは、第1のブロックの反復型のビットのサブセットの特定の繰り返しおよび第2のブロックの反復型のビットのサブセットの対応する特定の繰り返しが、共通の処理方式を使用して処理されるように、第2の処理段階を使用して処理される。いくつかの態様では、第1の処理段階および第2の処理段階は、それぞれ、セル識別子に少なくとも部分的に基づいて初期化される。
いくつかの態様では、第1のブロックおよび第2のブロックは、第1の処理段階の間に異なるスクランブリングシーケンスを使用してスクランブルされる。いくつかの態様では、第1の処理段階の間の異なるスクランブリングシーケンスは、システムフレーム番号に少なくとも部分的に基づく。
いくつかの態様では、第1のブロックの反復型のビットのサブセットの各繰り返しは、第2の処理段階の間に複数のスクランブリングシーケンスのうちのそれぞれの1つを使用してスクランブルされ、第2のブロックの反復型のビットのサブセットの各繰り返しは、第2の処理段階の間に複数のスクランブリングシーケンスのうちのそれぞれの1つを使用してスクランブルされ、第1のブロックの反復型のビットのサブセットのうちの特定の繰り返しおよび第2のブロックの反復型のビットのサブセットのうちの対応する特定の繰り返しは、第2の処理段階の間に複数のスクランブリングシーケンスのうちの同じスクランブリングシーケンスを使用してスクランブルされる。いくつかの態様では、複数のスクランブリングシーケンスは、セル間干渉ランダム化を提供する。いくつかの態様では、複数のスクランブリングシーケンスのうちの各スクランブリングシーケンスは、共通の値を有するビットのグループを含む。
いくつかの態様では、反復型のビットのサブセットはシンボルに変調され、シンボルは第2の処理段階の間に位相回転される。いくつかの態様では、第1のブロックの反復型のビットのサブセットの特定の繰り返しの第1のビットは、第1の位相回転を使用して位相回転され、第1のブロックの反復型のビットのサブセットの特定の繰り返しの第2のビットは、第2の位相回転を使用して位相回転され、第2の位相回転は第1の位相回転とは異なる。この場合、第1のビットおよび第2のビットは、第1の位相回転および第2の位相回転がそれぞれ、スクランブリングによって効果的に引き起こされるように、スクランブリングシーケンスを使用してスクランブルされてもよい。いくつかの態様では、反復型のビットのサブセットは、第2の処理段階の間にオフセットシーケンスに少なくとも部分的に基づいてオフセットされる。
いくつかの態様では、物理ブロードキャストチャネルは複数のブロックを含み、複数のブロックのうちの各ブロックは繰り返しのシンボルのサブセットを含み、各ブロックに対する繰り返しのシンボルのサブセットの各繰り返しは、第1のブロックの繰り返しのシンボルのサブセットの特定の繰り返しおよび第2のブロックの繰り返しのシンボルのサブセットの対応する特定の繰り返しが共通の処理方式を使用して処理されるように、処理段階を使用して処理され、処理段階は、セル識別子および繰り返しインデックスに少なくとも部分的に基づいて初期化される。
いくつかの態様では、バイナリシーケンスは処理段階の間に各繰り返しインデックスに対して生成され、スクランブリングシーケンスまたは回転シーケンスは処理段階の間にバイナリシーケンスに少なくとも部分的に基づいて生成され、繰り返しのシンボルのサブセットの繰り返しは、スクランブリングシーケンスに少なくとも部分的に基づいてスクランブルされるか、または処理段階の間に回転シーケンスに少なくとも部分的に基づいて回転される。いくつかの態様では、バイナリシーケンスは、疑似ランダムバイナリ生成器に少なくとも部分的に基づいて取得され、疑似ランダムバイナリ生成器は、セル識別子および繰り返しインデックスに少なくとも部分的に基づいて初期化される。いくつかの態様では、疑似ランダムバイナリ生成器は、セル識別子と繰り返しインデックスとの非線形結合に関連付けられたバイナリベクトルに少なくとも部分的に基づいて初期化される。いくつかの態様では、繰り返しインデックスは、無線フレーム番号に少なくとも部分的に基づく。
図8は、ワイヤレス通信方法の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、この方法は、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または図8に示すブロックとは異なるように配置されたブロックを含んでもよい。追加または代替として、図8に示す2つ以上のブロックは並列に実行されてもよい。
図9は、ワイヤレス通信の方法900のフローチャートである。方法900は、(たとえば、BS110-1および/または110-2、装置1202/1202'、基地局1850など、BS110の1つまたは複数に対応し得る)BSによって実行されてもよい。
910において、BSは、セルに対するセル識別子を送信する(ブロック910)。たとえば、BSは、NB-PBCHなどの物理ブロードキャストチャネルを送信する前に、セル識別子をUEに送信してもよい。いくつかの態様では、BSは、本明細書でより詳細に記載するPSSまたはSSSを送信してもよく、PSSまたはSSSはセルを識別するセル識別情報(セルIDまたはCID)などのセル識別子を示してもよい。追加または代替として、BSは、物理ブロードキャストチャネルを送信することと同時にセル識別子を送信してもよい。
920において、BSは、物理ブロードキャストチャネルを送信する(ブロック920)。たとえば、BSは、複数のシンボルのセットを含み得る物理ブロードキャストチャネルをUEに送信してもよい。いくつかの態様では、複数のシンボルのセットのうちの各シンボルのセットは、複数のスクランブリングシーケンスのうちのそれぞれのスクランブリングシーケンスでスクランブルされる。いくつかの態様では、複数のシンボルのセットのうちの各シンボルのセットは、少なくとも1つの位相回転に関連付けられる。いくつかの態様では、少なくとも1つの位相回転は、セルに対するセル識別子に少なくとも部分的に基づく。
いくつかの態様では、複数のシンボルのセットのうちの1つのシンボルのセットの各シンボルは、複数のスクランブリングシーケンスのうちの同じスクランブリングシーケンスに関連付けられる。いくつかの態様では、複数のシンボルのセットは、変調されたIQシンボルである。いくつかの態様では、複数のシンボルのセットは、四位相偏移変調(QPSK)シンボルである。いくつかの態様では、セルを含むセルのセットのうちの各セルは、異なる位相回転のセットに関連付けられる。
いくつかの態様では、少なくとも1つの位相回転は、複数の位相回転である。たとえば、複数の位相回転は、位相回転のシーケンスであってもよく、またはシンボル、セット、もしくはサブフレームインデックスに少なくとも部分的に基づいて複数の位相回転を決定するための公式の結果であってもよい。いくつかの態様では、少なくとも1つの位相回転は、1つの位相回転である。いくつかの態様では、少なくとも1つの位相回転は、複数のスクランブリングシーケンスのうちの1つのスクランブリングシーケンスに少なくとも部分的に基づいて決定される。いくつかの態様では、少なくとも1つの位相回転は、直交シーケンスまたは疑似直交シーケンスのセットに少なくとも部分的に基づいて決定される。
図9は、ワイヤレス通信方法の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、この方法は、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または図9に示すブロックとは異なるように配置されたブロックを含んでもよい。追加または代替として、図9に示す2つ以上のブロックは並列に実行されてもよい。
図10は、ワイヤレス通信の方法1000のフローチャートである。方法1000は、(たとえば、BS110-1および/または110-2、装置1202/1202'、基地局1850など、BS110の1つまたは複数に対応し得る)BSによって実行されてもよい。
1010において、いくつかの態様では、BSは、チャネルのブロックをスクランブルする(ブロック1010)。たとえば、BSは、狭帯域物理ブロードキャストチャネルの各ブロックに対するスクランブリングシーケンスを決定してもよく、狭帯域物理ブロードキャストチャネルに対するチャネル干渉を低減するために狭帯域物理ブロードキャストチャネルの各ブロックをスクランブルしてもよい。いくつかの態様では、複数のブロックのうちの各ブロックは、ブロックのブロックインデックスおよびセルに対するセル識別子に少なくとも部分的に基づいて初期化される複数のスクランブリングシーケンスのうちの1つのスクランブリングシーケンスを使用してスクランブルされる。
1020において、いくつかの態様では、BSは、チャネルのシンボルのセットを回転させる(ブロック1020)。たとえば、BSは、狭帯域物理ブロードキャストチャネルのブロック内のシンボルのセットの各繰り返しに対する回転シーケンスを決定してもよく、狭帯域物理ブロードキャストチャネルに対するチャネル干渉を低減するために狭帯域物理ブロードキャストチャネルの各ブロックを位相回転してもよい。いくつかの態様では、チャネルの複数のブロックの各ブロックは、シンボルのセットの繰り返しを含む。いくつかの態様では、各ブロックに対するシンボルのセットの繰り返しの各繰り返しは、繰り返しの繰り返しインデックスに少なくとも部分的に基づいて初期化される複数の回転シーケンスのうちの1つの異なる回転シーケンスを使用して回転される。いくつかの態様では、繰り返しは、非線形結合、線形結合など、少なくとも繰り返しインデックスおよびセル識別子の何らかの結合に少なくとも部分的に基づいて初期化されてもよい。
1030において、BSは、チャネルを送信する(ブロック1030)。たとえば、BSは、狭帯域物理ブロードキャストチャネルのスクランブリングブロックおよび狭帯域物理ブロードキャストチャネルのシンボルのセットの繰り返しの位相回転に少なくとも部分的に基づいて狭帯域物理ブロードキャストチャネルを送信してもよく、それによりUEが物理ブロードキャストチャネルのデータを復元することが可能になる。
いくつかの態様では、複数の位相回転が、式
に少なくとも部分的に基づいてシンボルのセットの繰り返しに適用される。
いくつかの態様では、複数のスクランブリングシーケンスが、式
に少なくとも部分的に基づいて初期化される。
いくつかの態様では、チャネルは、物理ブロードキャストチャネルである。いくつかの態様では、繰り返しインデックスは、無線フレーム番号に少なくとも部分的に基づく。いくつかの態様では、複数のバイナリシーケンスのうちの1つのバイナリシーケンスは、シンボルのセットの繰り返しに関連付けられた各繰り返しインデックスに対して生成され、複数の回転シーケンスは、複数のバイナリシーケンスに少なくとも部分的に基づいて生成される。
いくつかの態様では、複数のバイナリシーケンスは、疑似ランダムバイナリ生成器に少なくとも部分的に基づいて取得され、疑似ランダムバイナリ生成器は、対応するセル識別子および対応する繰り返しインデックスに少なくとも部分的に基づいて複数のバイナリシーケンスのうちの各バイナリシーケンスに対して初期化される。いくつかの態様では、複数のバイナリシーケンスは、疑似ランダムバイナリ生成器に少なくとも部分的に基づいて取得され、疑似ランダムバイナリ生成器は、対応するセル識別子と対応する繰り返しインデックスとの非線形結合に関連付けられたバイナリベクトルに少なくとも部分的に基づいて複数のバイナリシーケンスのうちの各バイナリシーケンスに対して初期化される。
図10は、ワイヤレス通信方法の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、この方法は、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または図10に示すブロックとは異なるように配置されたブロックを含んでもよい。追加または代替として、図10に示す2つ以上のブロックは並列に実行されてもよい。
図11は、ワイヤレス通信の方法1100のフローチャートである。方法1100は、(たとえば、BS110-1および/または110-2、装置1202/1202'、基地局1850など、BS110の1つまたは複数に対応し得る)BSによって実行されてもよい。
1110において、いくつかの態様では、BSは、スクランブリングシーケンスを決定する(ブロック1110)。たとえば、BSは、たとえば、スクランブリングシーケンス生成器出力に少なくとも部分的に基づいて、チャネルのビットのセットの繰り返しに対するスクランブリングシーケンスを決定してもよい。
1120において、いくつかの態様では、BSは、スクランブリングシーケンスを使用してチャネルのビットのセットの繰り返しをスクランブルする(ブロック1120)。たとえばBSは、複数の異なるスクランブリングシーケンスのうちの1つの異なるスクランブリングシーケンスを使用してチャネルのビットのセットの複数の繰り返しのうちの各繰り返しをスクランブルしてもよい。
1130において、BSは、チャネルを送信する(ブロック1130)。たとえばBSは、情報をUEに伝達するために、チャネルをUEに送信してもよい。いくつかの態様では、複数の異なるスクランブリングシーケンスのうちの各スクランブリングシーケンスは複数のビットのタプルを含み、各繰り返しは、複数の異なるスクランブリングシーケンスのうちの1つの対応するスクランブリングシーケンスに関連付けられた複数のビットのタプルのうちの1つのビットのタプルに少なくとも部分的に基づいてスクランブルされる。いくつかの態様では、チャネルは、システム情報ブロックタイプ1(SIB1)を伝達する。
いくつかの態様では、複数のバイナリシーケンスのうちの各バイナリシーケンスは、疑似ランダムバイナリ生成器に少なくとも部分的に基づいて取得され、疑似ランダムバイナリ生成器は、セル識別子および繰り返しインデックスに少なくとも部分的に基づいて初期化され、複数のスクランブリングシーケンスは、複数のバイナリシーケンスのうちの1つの対応するバイナリシーケンスに少なくとも部分的に基づいて取得される。いくつかの態様では、疑似ランダムバイナリ生成器は、セル識別子と繰り返しインデックスとの非線形結合に関連付けられたバイナリベクトルに少なくとも部分的に基づいて初期化される。
いくつかの態様では、繰り返しインデックスは、無線フレーム番号に少なくとも部分的に基づく。いくつかの態様では、複数のスクランブリングシーケンスは、Gold符号に少なくとも部分的に基づいて決定される。いくつかの態様では、チャネルは、物理共有チャネルである。
いくつかの態様では、複数の異なるスクランブリングシーケンスは、式
に少なくとも部分的に基づく。
いくつかの態様では、複数の異なるスクランブリングシーケンスは、式
に少なくとも部分的に基づく。
図11は、ワイヤレス通信方法の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、この方法は、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または図11に示すブロックとは異なるように配置されたブロックを含んでもよい。追加または代替として、図11に示す2つ以上のブロックは並列に実行されてもよい。
図12は、例示的な装置1202における様々なモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図1200である。装置1202はBSであってもよい。いくつかの態様では、装置1202は、受信モジュール1204、決定モジュール1206、および/または送信モジュール1208を含む。
受信モジュール1204は、1つまたは複数シグナリングメッセージをユーザ機器1250からデータ1210として受信してもよい。たとえば、受信モジュール1204は、装置1202が物理ブロードキャストチャネル(たとえば、NB-PBCH)を送信することを可能にするために、ユーザ機器1250と装置1202とを同期させることに関連する情報を受信してもよい。いくつかの態様では、受信モジュール1204は、本明細書で記載するように、たとえばネットワークコントローラから、物理ブロードキャストチャネルのビットに適用するためのスクランブリングシーケンスのセット、物理ブロードキャストチャネルのサブフレームのリソース要素への変調シンボルのマッピングに適用するためのオフセットなどを決定することに関連する制御情報を受信してもよい。いくつかの態様では、受信モジュール1204は、本明細書で記載するように、たとえばネットワークコントローラから、シンボルのセットに適用するための位相回転のセットを決定することに関連する制御情報を受信してもよい。
いくつかの態様では、決定モジュール1206は、物理ブロードキャストチャネルのビットに適用するためのスクランブリングシーケンスのセット、変調シンボル(たとえば、QPSKシンボル)を物理ブロードキャストチャネルのサブフレームのリソース要素にマッピングするためのオフセットシーケンスなどを決定することに関連する情報を、受信モジュール1204からデータ1212として受信してもよい。たとえば、決定モジュール1206は、物理ブロードキャストチャネルのブロックをスクランブルするために装置1202によって使用されるべきスクランブリングシーケンス、物理ブロードキャストチャネルの各ブロックの反復型のビットのサブセットの繰り返しをスクランブルするために装置1202によって使用されるべきスクランブリングシーケンス、スクランブリングシーケンスを初期化するために装置1202に関連付けられたセル識別情報などを識別する情報を受信してもよい。いくつかの態様では、決定モジュール1206は、反復型のビットのサブセットの繰り返しをスクランブルするとき、ビットのタプル(たとえば、4つ組)を適用することを決定してもよい。たとえば、第2の処理段階の間に、決定モジュール1206は、反復型のビットのサブセットの繰り返しの連続するビットをスクランブルするために同じビットの4つ組を含むスクランブリングシーケンスを利用してもよい。これは、物理ブロードキャストチャネルのシンボルの位相回転を実行することに相当する効果を有し、それにより、物理ブロードキャストチャネルを復元するためにシンボルレベルの結合をユーザ機器1250が実行することを可能にする場合がある。いくつかの態様では、決定モジュール1206は、たとえばセル間干渉を補償するために物理ブロードキャストチャネルのサブフレームのリソース要素へのQPSKシンボルのマッピングをオフセットするためにオフセットシーケンスを使用することによって、別のディファレンシエータを物理ブロードキャストチャネルに適用することを決定してもよい。
いくつかの態様では、決定モジュール1206は、シンボルのセットに適用するための位相回転のセットを決定することに関連する情報を、受信モジュール1204からデータ1212として受信してもよい。たとえば、決定モジュール1206は、装置1202によって使用されるべきスクランブリングシーケンス、装置1202に関連付けられたセル識別情報、ビットのセットの繰り返しに関連付けられた繰り返しインデックスなどを識別する情報を受信してもよく、OFDMシンボルのリソース要素に適用されるべき位相回転のセットを決定してもよい。いくつかの態様では、決定モジュール1206は、異なる位相回転をOFDMシンボルの各リソース要素に適用することを決定してもよい。たとえば、決定モジュール1206は、複数の位相回転をOFDMシンボルに適用することを決定してもよい。いくつかの態様では、決定モジュール1206は、異なる位相回転を各OFDMシンボルに適用することを決定してもよい。たとえば、決定モジュール1206は、同じ位相回転をOFDMシンボルの各リソース要素に適用してもよく、複数の位相回転をサブフレームの対応する複数のOFDMシンボルに適用してもよい。いくつかの態様では、決定モジュール1206は、異なる位相回転を各サブフレームに適用することを決定してもよい。たとえば、決定モジュール1206は、同じ位相回転をサブフレームの各OFDMシンボルの各リソース要素に適用してもよく、複数の位相回転を物理ブロードキャストチャネル(たとえば、NB-PBCH)の対応する複数のサブフレームに適用してもよい。
いくつかの態様では、送信モジュール1208は、物理ブロードキャストチャネル(たとえば、NB-PBCH)、物理共有チャネル(たとえば、狭帯域物理ダウンリンク共有チャネル(NB-PDSCHまたはNPDSCH))などをユーザ機器1250に送信することに関連する情報を、決定モジュール1206からデータ1214として受信してもよい。いくつかの態様では、送信モジュール1208は、セル識別情報を識別するセル識別子を送信することに関連する情報を受信してもよい。送信モジュール1208は、セル識別子および物理ブロードキャストチャネルを、ユーザ機器1250にデータ1216として送信してもよい。たとえば、送信モジュール1208は、物理ブロードキャストチャネルの複数のブロックを、ユーザ機器1250にデータ1216として送信してもよい。いくつかの態様では、第1の処理段階の間に、送信モジュール1208は、複数のスクランブリングシーケンスのうちのそれぞれのスクランブリングシーケンスを用いて複数のブロックのうちの各ブロックをスクランブルしてもよい。いくつかの態様では、第2の処理段階の間に、送信モジュール1208は、第1のブロックの反復型のビットのサブセットの特定の繰り返しおよび第2のブロックの反復型のビットのサブセットの対応する特定の繰り返しが同じスクランブリングシーケンスを使用してスクランブルされるように、スクランブリングシーケンスのセットのうちの1つのスクランブリングシーケンスを使用して各ブロックの反復型のビットのサブセットの各繰り返しをスクランブルしてもよい。いくつかの態様では、送信モジュール1208は、装置1202のセルのセル識別子に少なくとも部分的に基づいて物理ブロードキャストチャネルのビットをスクランブルしてもよく、物理ブロードキャストチャネルのビットをスクランブルすることに少なくとも部分的に基づいて物理ブロードキャストチャネルを送信してもよい。
いくつかの態様では、送信モジュール1208は、物理ブロードキャストチャネル(たとえば、NB-PBCH)をユーザ機器1250に送信することに関連する情報を、決定モジュール1206からデータ1214として受信してもよい。いくつかの態様では、送信モジュール1208は、位相回転のセットをシンボルのセットに適用することに関連する制御情報を受信してもよい。いくつかの態様では、送信モジュール1208は、セル識別情報を識別するセル識別子を送信することに関連する情報を受信してもよい。送信モジュール1208は、セル識別子および物理ブロードキャストチャネルを、ユーザ機器1250にデータ1216として送信してもよい。たとえば、送信モジュール1208は、物理ブロードキャストチャネルの複数のシンボルのセットを、ユーザ機器1250にデータ1216として送信してもよい。いくつかの態様では、送信モジュール1208は、複数のスクランブリングシーケンスのうちのそれぞれのスクランブリングシーケンスを用いて、複数のシンボルのセットのうちの各シンボルのセットをスクランブルしてもよい。いくつかの態様では、各シンボルのセットは、少なくとも1つの位相回転に関連付けられてもよい。たとえば、送信モジュール1208は、装置1202のセルのセル識別子に少なくとも部分的に基づいてシンボルを位相回転してもよく、シンボルを位相回転することに少なくとも部分的に基づいてシンボルを送信してもよい。
装置は、図8、図9、図10および/または図11の上記のフローチャート内のアルゴリズムのブロックの各々を実行する追加のモジュールを含む場合がある。したがって、図8、図9、図10および/または図11の上記のフローチャート内の各ブロックは、モジュールによって実行される場合があり、装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含む場合がある。モジュールは、前述のプロセス/アルゴリズムを実行するように特に構成され、指定されたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装され、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶された、1つもしくは複数のハードウェア構成要素、またはそれらの組合せであってもよい。
図12に示すモジュールの数および配置は一例として示されている。実際には、図12に示すモジュールと比べて、追加のモジュール、より少ないモジュール、異なるモジュール、または異なるように配置されたモジュールがあってもよい。さらに、図12に示す2つ以上のモジュールが単一のモジュール内に実装されてもよく、または、図12に示す単一のモジュールが複数の分散したモジュールとして実装されてもよい。追加または代替として、図12に示すモジュールのセット(たとえば、1つまたは複数のモジュール)は、図12に示すモジュールの別のセットによって実行される機能として説明する1つまたは複数の機能を実行してもよい。
図13は、処理システム1302を採用する装置1202'のためのハードウェア実装形態の例を示す図1300である。装置1202'はBSであってもよい。
処理システム1302は、バス1304によって全体的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装されてもよい。バス1304は、処理システム1302の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスとブリッジとを含み得る。バス1304は、プロセッサ1306、モジュール1204、1206、1208、およびコンピュータ可読媒体/メモリ1308によって表される、1つもしくは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含む種々の回路を互いにリンクする。バス1304はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、および電力管理回路などの様々な他の回路をリンクしてもよく、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これらの回路についてはこれ以上説明しない。
処理システム1302は、トランシーバ1310に結合されてもよい。トランシーバ1310は1つまたは複数のアンテナ1312に結合される。トランシーバ1310は、送信媒体を通して様々な他の装置と通信するための手段を与える。トランシーバ1310は、1つまたは複数のアンテナ1312から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1302、詳細には受信モジュール1204に与える。加えて、トランシーバ1310は、処理システム1302、詳細には送信モジュール1208から情報を受信し、受信された情報に少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1312に印加すべき信号を生成する。処理システム1302は、コンピュータ可読媒体/メモリ1308に結合されたプロセッサ1306を含む。プロセッサ1306は、コンピュータ可読媒体/メモリ1308上に記憶されたソフトウェアの実行を含む全体的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ1306によって実行されたとき、任意の特定の装置に対して、上記に記載された様々な機能を処理システム1302に実行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1308は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1306によって操作されるデータを記憶するためにも使用されることがある。処理システムは、モジュール1204、1206、および1208の少なくとも1つをさらに含む。モジュールは、プロセッサ1306内で実行され、コンピュータ可読媒体/メモリ1308内に存在し/記憶されたソフトウェアモジュールであってもよく、プロセッサ1306に結合された1つもしくは複数のハードウェアモジュールであってもよく、またはそれらの何らかの組合せであってもよい。処理システム1302は、BS110の構成要素の場合があり、メモリ242、ならびに/あるいは送信プロセッサ220、受信プロセッサ238、および/またはコントローラ/プロセッサ240のうちの少なくとも1つを含む場合がある。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置1202/1202'は、セルに対するセル識別子を送信するための手段を含む。いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置1202/1202'は、物理ブロードキャストチャネルを送信するための手段を含む。物理ブロードキャストチャネルは、複数のブロックを含んでもよい。複数のブロックのうちの各ブロックは、反復型のビットのサブセットを含んでもよい。複数のブロックのうちの各ブロックは、第1の処理段階を使用して処理されてもよい。各ブロックに対する反復型のビットのサブセットの各繰り返しは、第1のブロックの反復型のビットのサブセットの特定の繰り返しおよび第2のブロックの反復型のビットのサブセットの対応する特定の繰り返しが、共通の処理方式を使用して処理されるように、第2の処理段階を使用して処理されてもよい。第1の処理段階および第2の処理段階は、それぞれ、セル識別子に少なくとも部分的に基づいて初期化されてもよい。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置1202/1202'は、セルに対するセル識別子を送信するための手段を含む。いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置1202/1202'は、物理ブロードキャストチャネルを送信するための手段を含む。物理ブロードキャストチャネルは、複数のシンボルのセットを含んでもよい。複数のシンボルのセットのうちの各シンボルのセットは、複数のスクランブリングシーケンスのうちのそれぞれのスクランブリングシーケンスでスクランブルされてもよい。複数のシンボルのセットのうちの各シンボルのセットは、少なくとも1つの位相回転に関連付けられてもよい。少なくとも1つの位相回転は、セルに対するセル識別子に少なくとも部分的に基づいてもよい。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置1202/1202'は、チャネルを送信するための手段を含み、チャネルの複数のブロックの各ブロックはシンボルのセットの繰り返しを含み、複数のブロックのうちの各ブロックは、ブロックのブロックインデックスおよびセルに対するセル識別子に少なくとも部分的に基づいて初期化される複数のスクランブリングシーケンスのうちの1つのスクランブリングシーケンスを使用してスクランブルされ、各ブロックに対するシンボルのセットの繰り返しの各繰り返しは、繰り返しの繰り返しインデックスに少なくとも部分的に基づいて初期化される複数の回転シーケンスのうちの1つの異なる回転シーケンスを使用して回転される。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置1202/1202'は、チャネルを送信するための手段を含み、チャネルは複数のサブフレーム内のビットのセットの複数の繰り返しを含み、複数の繰り返しのうちの各繰り返しはセルに対するセル識別子と繰り返しインデックスとの非線形結合に少なくとも部分的に基づいて初期化される複数の異なるスクランブリングシーケンスのうちの1つの異なるスクランブリングシーケンスを使用してスクランブルされる。
上述の手段は、装置1202の上述のモジュール、および/または上述の手段によって列挙された機能を実行するように構成された装置1202'の処理システム1302のうちの1つもしくは複数であってもよい。上記で説明したように、処理システム1302は、送信プロセッサ220、受信プロセッサ238、および/またはコントローラ/プロセッサ240を含む場合がある。したがって、一構成では、上記の手段は、上記の手段によって列挙された機能を実行するように構成された、送信プロセッサ220、受信プロセッサ238、および/またはコントローラ/プロセッサ240であってもよい。
図13は、一例として示されている。他の例が可能であり、図13に関して説明したことと異なってもよい。
図14は、ワイヤレス通信の方法1400のフローチャートである。方法1400は、(たとえば、UE120-1および/または120-2などのUE120、UE1250、装置1802/1802'などのうちの1つまたは複数に対応し得る)UEによって実行されてもよい。
1410において、UEは、セルに対するセル識別子を受信する(ブロック1410)。たとえば、UEは、NB-PBCHなどの物理ブロードキャストチャネルを受信する前に、セル識別子をBSから受信してもよい。いくつかの態様では、UEは、本明細書でより詳細に記載するPSSまたはSSSを受信してもよく、PSSまたはSSSは、たとえばセル識別情報(セルIDまたはCID)を識別するセル識別子を含んでもよい。追加または代替として、UEは、物理ブロードキャストチャネルを受信するのと同時にセル識別子を受信してもよい。
1420において、UEは、物理ブロードキャストチャネルを受信する(ブロック1420)。たとえば、UEは、複数のブロックを含み得る物理ブロードキャストチャネルをBSから受信してもよい。いくつかの態様では、複数のブロックのうちの各ブロックは、反復型のビットのサブセットを含む。いくつかの態様では、複数のブロックのうちの各ブロックは、第1の処理段階を使用して処理される。いくつかの態様では、各ブロックに対する反復型のビットのサブセットの各繰り返しは、第1のブロックの反復型のビットのサブセットの特定の繰り返しおよび第2のブロックの反復型のビットのサブセットの対応する特定の繰り返しが、共通の処理方式を使用して処理されるように、第2の処理段階を使用して処理される。いくつかの態様では、第1の処理段階および第2の処理段階は、それぞれ、セル識別子に少なくとも部分的に基づいて初期化される。
いくつかの態様では、物理ブロードキャストチャネルのビットは、各ブロックに対する対数尤度比(LLR)に少なくとも部分的に基づいて復元される。いくつかの態様では、第2の処理段階の処理は、複数のブロックに関連付けられたブロック境界を識別する情報に少なくとも部分的に基づいて逆転される。いくつかの態様では、第1の処理段階の処理は、複数のブロックに対するスクランブリングシーケンスを決定することに少なくとも部分的に基づいて逆転される。
いくつかの態様では、第1のブロックおよび第2のブロックは、第1の処理段階の間に異なるスクランブリングシーケンスを使用してスクランブルされる。いくつかの態様では、第1の処理段階の間の異なるスクランブリングシーケンスは、システムフレーム番号に少なくとも部分的に基づく。
いくつかの態様では、第1のブロックの反復型のビットのサブセットの各繰り返しは、第2の処理段階の間に複数のスクランブリングシーケンスのうちのそれぞれの1つを使用してスクランブルされ、第2のブロックの反復型のビットのサブセットの各繰り返しは、第2の処理段階の間に複数のスクランブリングシーケンスのうちのそれぞれの1つを使用してスクランブルされ、第1のブロックの反復型のビットのサブセットのうちの特定の繰り返しおよび第2のブロックの反復型のビットのサブセットのうちの対応する特定の繰り返しは、第2の処理段階の間に複数のスクランブリングシーケンスのうちの同じスクランブリングシーケンスを使用してスクランブルされる。いくつかの態様では、複数のスクランブリングシーケンスは、セル間干渉ランダム化を提供する。
いくつかの態様では、複数のスクランブリングシーケンスのうちの各スクランブリングシーケンスは、共通の値を有するビットのグループを含む。いくつかの態様では、反復型のビットのサブセットはシンボルに変調され、シンボルは第2の処理段階の間に位相回転される。
いくつかの態様では、反復型のビットのサブセットのうちの特定の繰り返しの第1のビットは第1の位相回転を使用して位相回転され、反復型のビットのサブセットのうちの特定の繰り返しの第2のビットは第2の位相回転を使用して位相回転され、第2の位相回転は第1の位相回転とは異なる。この場合、第1のビットおよび第2のビットは、第1の位相回転および第2の位相回転がそれぞれ、スクランブリングによって効果的に引き起こされるように、スクランブリングシーケンスを使用してスクランブルされてもよい。いくつかの態様では、反復型のビットのサブセットは、第2の処理段階の間にオフセットシーケンスに少なくとも部分的に基づいてオフセットされる。
1430において、いくつかの態様では、UEは、物理ブロードキャストチャネルのビットに適用された処理段階のセットを逆転させる(ブロック1430)。たとえば、UEは、物理ブロードキャストチャネルのビットのブロックに適用された、第1のスクランブリングシーケンスのセットなどの第1の処理段階を逆転させてもよい。追加または代替として、UEは、物理ブロードキャストチャネルの反復型のビットのサブセットの繰り返しに適用された、第2のスクランブリングシーケンスのセットなどの第2の処理段階を逆転させてもよい。いくつかの態様では、UEは、スクランブリングシーケンスに対するビットの4つ組を使用するのに少なくとも部分的に基づいて適用された位相回転など、物理ブロードキャストチャネルのビットに適用された位相回転を逆回転させてもよい。いくつかの態様では、UEは、物理ブロードキャストチャネルのリソース要素のマッピングに適用されたオフセットを補償してもよい。いくつかの態様では、UEは、物理ブロードキャストチャネルを受信した後に各ビットに適用された処理段階のセットを逆転させてもよい。いくつかの態様では、UEは、第1のビットを受信した後に物理ブロードキャストチャネルの第1のビットに適用された1つまたは複数の処理段階を逆転させてもよく、その後第2のビットを受信して、物理ブロードキャストチャネルの第2のビットに適用された1つまたは複数の処理段階を逆転させてもよい。
いくつかの態様では、物理ブロードキャストチャネルは複数のブロックを含み、複数のブロックのうちの各ブロックは繰り返しのシンボルのサブセットを含み、各ブロックに対する繰り返しのシンボルのサブセットの各繰り返しは、第1のブロックの繰り返しのシンボルのサブセットの特定の繰り返しおよび第2のブロックの繰り返しのシンボルのサブセットの対応する特定の繰り返しが共通の処理方式を使用して処理されるように、処理段階を使用して処理され、処理段階は、セル識別子および繰り返しインデックスに少なくとも部分的に基づいて初期化される。
いくつかの態様では、バイナリシーケンスは処理段階の間に各繰り返しインデックスに対して生成され、スクランブリングシーケンスまたは回転シーケンスは処理段階の間にバイナリシーケンスに少なくとも部分的に基づいて生成され、繰り返しのシンボルのサブセットの繰り返しは、スクランブリングシーケンスに少なくとも部分的に基づいてスクランブルされるか、または処理段階の間に回転シーケンスに少なくとも部分的に基づいて回転される。いくつかの態様では、バイナリシーケンスは、疑似ランダムバイナリ生成器に少なくとも部分的に基づいて取得され、疑似ランダムバイナリ生成器は、セル識別子および繰り返しインデックスに少なくとも部分的に基づいて初期化される。いくつかの態様では、疑似ランダムバイナリ生成器は、セル識別子と繰り返しインデックスとの非線形結合に関連付けられたバイナリベクトルに少なくとも部分的に基づいて初期化される。いくつかの態様では、繰り返しインデックスは、無線フレーム番号に少なくとも部分的に基づく。
図14は、ワイヤレス通信方法の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、この方法は、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または図14に示すブロックとは異なるように配置されたブロックを含んでもよい。追加または代替として、図14に示す2つ以上のブロックは並列に実行されてもよい。
図15は、ワイヤレス通信の方法1500のフローチャートである。方法1500は、(たとえば、UE120-1および/または120-2などのUE120、UE1250、装置1802/1802'などのうちの1つまたは複数に対応し得る)UEによって実行されてもよい。
1510において、UEは、セルに対するセル識別子を受信する(ブロック1510)。たとえば、UEは、NB-PBCHなどの物理ブロードキャストチャネルを受信する前に、セル識別子をBSから受信してもよい。いくつかの態様では、UEは、本明細書でより詳細に記載するPSSまたはSSSを受信してもよく、PSSまたはSSSは、たとえばセル識別情報(セルIDまたはCID)を識別するセル識別子を含んでもよい。追加または代替として、UEは、物理ブロードキャストチャネルを受信するのと同時にセル識別子を受信してもよい。
1520において、UEは、物理ブロードキャストチャネルを受信する(ブロック1520)。たとえば、UEは、複数のシンボルのセットを含み得る物理ブロードキャストチャネルをBSから受信してもよい。いくつかの態様では、複数のシンボルのセットのうちの各シンボルのセットは、複数のスクランブリングシーケンスのうちのそれぞれのスクランブリングシーケンスでスクランブルされる。いくつかの態様では、複数のシンボルのセットのうちの各シンボルのセットは、少なくとも1つの位相回転に関連付けられる。いくつかの態様では、少なくとも1つの位相回転は、セルに対するセル識別子に少なくとも部分的に基づく。
いくつかの態様では、複数のシンボルのセットのうちの1つのシンボルは、セルに対するセル識別子に少なくとも部分的に基づいて逆回転される。いくつかの態様では、複数のシンボルのセットのうちの1つのシンボルのセットの各シンボルは、複数のスクランブリングシーケンスのうちの同じスクランブリングシーケンスに関連付けられる。いくつかの態様では、複数のシンボルのセットは、変調されたIQシンボルである。いくつかの態様では、複数のシンボルのセットは、四位相偏移変調(QPSK)シンボルである。
いくつかの態様では、セルを含むセルのセットのうちの各セルは、位相回転の異なるセットに関連付けられる。いくつかの態様では、少なくとも1つの位相回転は、複数の位相回転である。いくつかの態様では、少なくとも1つの位相回転は、1つの位相回転である。いくつかの態様では、少なくとも1つの位相回転は、複数のスクランブリングシーケンスのうちの1つのスクランブリングシーケンスに少なくとも部分的に基づいて決定される。いくつかの態様では、少なくとも1つの位相回転は、直交シーケンスまたは疑似直交シーケンスのセットに少なくとも部分的に基づいて決定される。
図15は、ワイヤレス通信方法の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、この方法は、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または図15に示すブロックとは異なるように配置されたブロックを含んでもよい。追加または代替として、図15に示す2つ以上のブロックは並列に実行されてもよい。
図16は、ワイヤレス通信の方法1600のフローチャートである。方法1600は、(たとえば、UE120-1および/または120-2などのUE120、UE1250、装置1802/1802'などのうちの1つまたは複数に対応し得る)UEによって実行されてもよい。
1610において、UEは、チャネルを受信する(ブロック1610)。たとえば、UEは、狭帯域物理ブロードキャストチャネルをセルに関連付けられた基地局から受信してもよい。いくつかの態様では、UEは、狭帯域物理ブロードキャストチャネルの複数のブロックを受信してもよく、各ブロックはビットのセットの繰り返しを含んでもよい。
いくつかの態様では、複数の位相回転が、式
に少なくとも部分的に基づいてシンボルのセットの繰り返しに適用される。
いくつかの態様では、複数のスクランブリングシーケンスは、式
に少なくとも部分的に基づいて初期化される。
いくつかの態様では、チャネルは、物理ブロードキャストチャネルである。いくつかの態様では、繰り返しインデックスは、無線フレーム番号に少なくとも部分的に基づく。いくつかの態様では、複数のバイナリシーケンスのうちの1つのバイナリシーケンスは、シンボルのセットの繰り返しに関連付けられた各繰り返しインデックスに対して生成され、複数の回転シーケンスは、複数のバイナリシーケンスに少なくとも部分的に基づいて生成される。いくつかの態様では、複数のバイナリシーケンスは、疑似ランダムバイナリ生成器に少なくとも部分的に基づいて取得され、疑似ランダムバイナリ生成器は、対応するセル識別子および対応する繰り返しインデックスに少なくとも部分的に基づいて複数のバイナリシーケンスのうちの各バイナリシーケンスに対して初期化される。
1620において、いくつかの態様では、UEは、チャネルをデスクランブルおよび/または逆回転する(ブロック1620)。たとえば、UEは、複数のスクランブリングシーケンスおよび/または複数の回転シーケンスに少なくとも部分的に基づいてチャネルのビットをデスクランブルおよび/または逆回転してもよい。いくつかの態様では、チャネルの複数のブロックの各ブロックは、シンボルのセットの繰り返しを含む。いくつかの態様では、複数のブロックのうちの各ブロックは、ブロックのブロックインデックスおよびセルに対するセル識別子に少なくとも部分的に基づいて初期化される複数のスクランブリングシーケンスのうちの1つのスクランブリングシーケンスを使用してスクランブルされる。いくつかの態様では、各ブロックに対するシンボルのセットの繰り返しの各繰り返しは、繰り返しの繰り返しインデックスに少なくとも部分的に基づいて初期化される複数の回転シーケンスのうちの1つの異なる回転シーケンスを使用して回転される。
1630において、いくつかの態様では、UEは、チャネルをデスクランブルおよび/または逆回転することに少なくとも部分的に基づいてチャネルのビットを復元する(ブロック1630)。たとえば、UEは、基地局からの通信を復元するために、チャネルをデスクランブルおよび/または逆回転することに少なくとも部分的に基づいてチャネルからのデータを復元してもよい。
図16は、ワイヤレス通信方法の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、この方法は、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または図16に示すブロックとは異なるように配置されたブロックを含んでもよい。追加または代替として、図16に示す2つ以上のブロックは並列に実行されてもよい。
図17は、ワイヤレス通信の方法1700のフローチャートである。方法1700は、(たとえば、UE120-1および/または120-2などのUE120、UE1250、装置1802/1802'などのうちの1つまたは複数に対応し得る)UEによって実行されてもよい。
1710において、UEは、チャネルを受信する(ブロック1710)。たとえば、UEは、複数のサブフレーム内のビットのセットの複数の繰り返しを含むチャネルを受信してもよい。いくつかの態様では、複数の繰り返しのうちの各繰り返しは、セル識別子と繰り返しインデックスとの非線形結合に少なくとも部分的に基づいて初期化される複数の異なるスクランブリングシーケンスのうちの1つの異なるスクランブリングシーケンスを使用してスクランブルされる。
1720において、いくつかの態様では、UEは、チャネルをデスクランブルする(ブロック1720)。たとえば、UEは、チャネルのビットのセットに適用されたスクランブリングシーケンスを決定してもよく、チャネルをデスクランブルするためにスクランブリングシーケンスを逆転させてもよい。いくつかの態様では、複数の異なるスクランブリングシーケンスのうちの各スクランブリングシーケンスは複数のビットのタプルを含み、各繰り返しは、複数の異なるスクランブリングシーケンスのうちの1つの対応するスクランブリングシーケンスに関連付けられた複数のビットのタプルのうちの1つのビットのタプルに少なくとも部分的に基づいてスクランブルされる。いくつかの態様では、チャネルはSIB1を伝達する。
いくつかの態様では、複数のバイナリシーケンスのうちの各バイナリシーケンスは、バイナリ生成器に少なくとも部分的に基づいて取得され、バイナリ生成器は、セル識別子および繰り返しインデックスに少なくとも部分的に基づいて初期化され、複数のスクランブリングシーケンスは、複数のバイナリシーケンスのうちの1つの対応するバイナリシーケンスに少なくとも部分的に基づいて取得される。いくつかの態様では、バイナリ生成器は、セル識別子と繰り返しインデックスとの非線形結合に関連付けられたバイナリベクトルに少なくとも部分的に基づいて初期化される。いくつかの態様では、繰り返しインデックスは、無線フレーム番号に少なくとも部分的に基づく。
1730において、いくつかの態様では、UEは、チャネルをデスクランブルすることに少なくとも部分的に基づいてチャネルのビットを復元する(ブロック1730)。たとえば、UEは、基地局によってUEに伝達される情報を決定するために、チャネルをデスクランブルすることに少なくとも部分的に基づいてチャネルのビットを復元してもよい。
図17は、ワイヤレス通信方法の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、この方法は、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または図17に示すブロックとは異なるように配置されたブロックを含んでもよい。追加または代替として、図17に示す2つ以上のブロックは並列に実行されてもよい。
図18は、例示的な装置1802における様々なモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図1800である。装置1802はUEであってもよい。いくつかの態様では、装置1802は、受信モジュール1804、決定モジュール1806、および/または送信モジュール1808を含む。
受信モジュール1804は、物理ブロードキャストチャネル(たとえば、NB-PBCH)、物理共有チャネル(たとえば、NB-PDSCH)などに関連する情報を、基地局1850からデータ1810として受信してもよい。たとえば、受信モジュール1804は、PSSまたはSSS送信内に含まれる情報など、セル識別情報を識別するセル識別子を受信してもよい。追加または代替として、受信モジュール1804は、物理ブロードキャストチャネルまたは物理共有チャネルを受信してもよい。いくつかの態様では、受信モジュール1804は、物理ブロードキャストチャネルのスクランブルされたビットをデスクランブルすること、物理ブロードキャストチャネルの位相回転されたシンボルを逆回転することなどを行ってもよい。いくつかの態様では、受信モジュール1804は、物理ブロードキャストチャネルのビットを復調してもよい。いくつかの態様では、受信モジュール1804は、物理ブロードキャストチャネル内で伝達される情報を復元するために、物理ブロードキャストチャネルのブロック内の反復型のビットのサブセットの繰り返しのセットに対して平均化手順を実行してもよい。いくつかの態様では、受信モジュール1804は、位相回転されたシンボルを含む。物理ブロードキャストチャネルを受信してもよい。いくつかの態様では、受信モジュール1804は、位相回転されたシンボルによって伝達される情報を決定するために、位相回転されたシンボルを逆回転してもよい。
いくつかの態様では、決定モジュール1806は、物理ブロードキャストチャネル(たとえば、NB-PBCH)に関連する情報を、受信モジュール1804からデータ1812として受信してもよい。たとえば、セル識別情報を識別するセル識別子、物理ブロードキャストチャネルのブロックに関連付けられたブロック境界を識別する情報などを受信することに少なくとも部分的に基づいて、決定モジュール1806は、物理ブロードキャストチャネルのビットを装置1802がデスクランブルすることを可能にするために物理ブロードキャストチャネルのビットに適用されたスクランブリングシーケンスのセットを決定してもよい。いくつかの態様では、決定モジュール1806は、物理ブロードキャストチャネルのビットのセットに対するLLRのセットを決定してもよい。たとえば、決定モジュール1806は、LLRのセットを決定してもよく、物理ブロードキャストチャネルのビットからスクランブリングを除去するために、(たとえば、第2の処理段階が、物理ブロードキャストチャネルの各ブロックに対するスクランブリングシーケンスのセットを繰り返すことに少なくとも部分的に基づいて)物理ブロードキャストチャネルのブロックにわたってLLRを結合してもよい。
いくつかの態様では、決定モジュール1806は、物理ブロードキャストチャネル(たとえば、NB-PBCH)に関連する情報を、受信モジュール1804からデータ1812として受信してもよい。たとえば、セル識別情報を識別するセル識別子を受信することに少なくとも部分的に基づいて、決定モジュール1806は、物理ブロードキャストチャネルの位相回転されたシンボルを装置1802が逆回転することを可能にするために物理ブロードキャストチャネルのシンボルに適用された位相回転のセットを決定してもよい。
送信モジュール1808は、物理ブロードキャストチャネル(たとえば、NB-PBCH)に関連する情報を、決定モジュール1806からデータ1814として受信してもよい。たとえば、物理ブロードキャストチャネルを介して伝達された情報を復元するために物理ブロードキャストチャネルのビットをデスクランブルすることに少なくとも部分的に基づいて、決定モジュール1806は、基地局1850に送信するための情報を決定してもよく、基地局1850に送信するための情報を送信モジュール1808に提供してもよい。いくつかの態様では、送信モジュールは、決定モジュール1806からの情報を伝達するためにデータ1816を基地局1850に送信してもよい。
装置は、図14、図15、図16および/または図17の上記のフローチャート内のアルゴリズムのブロックの各々を実行する追加のモジュールを含む場合がある。したがって、図14、図15、図16および/または図17の上記のフローチャート内の各ブロックは、モジュールによって実行される場合があり、装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含む場合がある。モジュールは、前述のプロセス/アルゴリズムを実行するように特に構成され、指定されたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装され、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶された、1つもしくは複数のハードウェア構成要素、またはそれらの組合せであってもよい。
図18に示すモジュールの数および配置は一例として示されている。実際には、図18に示すモジュールと比べて、追加のモジュール、より少ないモジュール、異なるモジュール、または異なるように配置されたモジュールがあってもよい。さらに、図18に示す2つ以上のモジュールが単一のモジュール内に実装されてもよく、または、図18に示す単一のモジュールが複数の分散したモジュールとして実装されてもよい。追加または代替として、図18に示すモジュールのセット(たとえば、1つまたは複数のモジュール)は、図18に示すモジュールの別のセットによって実行される機能として説明する1つまたは複数の機能を実行してもよい。
図19は、処理システム1902を採用する装置1802'のためのハードウェア実装形態の例を示す図1900である。装置1802'はUEであってもよい。
処理システム1902は、バス1904によって全体的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装されてもよい。バス1904は、処理システム1902の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスとブリッジとを含み得る。バス1904は、プロセッサ1906、モジュール1804、1806、1808、およびコンピュータ可読媒体/メモリ1908によって表される、1つもしくは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含む種々の回路を互いにリンクする。また、バス1904はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、および電力管理回路などの様々な他の回路をリンクしてもよく、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これらの回路についてはこれ以上説明しない。
処理システム1902は、トランシーバ1910に結合されてもよい。トランシーバ1910は、1つまたは複数のアンテナ1912に結合されている。トランシーバ1910は、送信媒体を通して様々な他の装置と通信するための手段を与える。トランシーバ1910は、1つまたは複数のアンテナ1912から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1902、詳細には受信モジュール1804に与える。加えて、トランシーバ1910は、処理システム1902、詳細には送信モジュール1808から情報を受信し、受信された情報に少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1912に印加すべき信号を生成する。処理システム1902は、コンピュータ可読媒体/メモリ1908に結合されたプロセッサ1906を含む。プロセッサ1906は、コンピュータ可読媒体/メモリ1908上に記憶されたソフトウェアの実行を含む全体的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ1906によって実行されたとき、任意の特定の装置に対して、上記に記載された様々な機能を処理システム1902に実行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1908はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1906によって操作されるデータを記憶するために使用されてもよい。処理システムは、モジュール1804、1806、および1808の少なくとも1つをさらに含む。モジュールは、プロセッサ1906内で実行され、コンピュータ可読媒体/メモリ1908内に存在し/記憶されたソフトウェアモジュールであってもよく、プロセッサ1906に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュールであってもよく、あるいはそれらの何らかの組合せでもよい。処理システム1902は、UE120の構成要素の場合があり、メモリ282、ならびに/または受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、および/またはコントローラ/プロセッサ280のうちの少なくとも1つを含む場合がある。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置1802/1802'は、セルに対するセル識別子を受信するための手段を含む。いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置1802/1802'は、物理ブロードキャストチャネルを受信するための手段を含む。物理ブロードキャストチャネルは、複数のブロックを含んでもよい。複数のブロックのうちの各ブロックは、反復型のビットのサブセットを含んでもよい。複数のブロックのうちの各ブロックは、第1の処理段階を使用して処理されてもよい。各ブロックに対する反復型のビットのサブセットの各繰り返しは、第1のブロックの反復型のビットのサブセットの特定の繰り返しおよび第2のブロックの反復型のビットのサブセットの対応する特定の繰り返しが、共通の処理方式を使用して処理されるように、第2の処理段階を使用して処理されてもよい。第1の処理段階および第2の処理段階は、それぞれ、セル識別子に少なくとも部分的に基づいて初期化されてもよい。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置1802/1802'は、セルに対するセル識別子を受信するための手段を含む。いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置1802/1802'は、物理ブロードキャストチャネルを受信するための手段を含む。物理ブロードキャストチャネルは、複数のシンボルのセットを含んでもよい。複数のシンボルのセットのうちの各シンボルのセットは、複数のスクランブリングシーケンスのうちのそれぞれのスクランブリングシーケンスでスクランブルされてもよい。複数のシンボルのセットのうちの各シンボルのセットは、少なくとも1つの位相回転に関連付けられてもよい。少なくとも1つの位相回転は、セルに対するセル識別子に少なくとも部分的に基づいてもよい。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置1802/1802'は、セルに対するセル識別子に関連付けられた基地局からチャネルを受信するための手段を含み、チャネルの複数のブロックの各ブロックは、シンボルのセットの繰り返しを含み、複数のブロックのうちの各ブロックは、ブロックのブロックインデックスおよびセルに対するセル識別子に少なくとも部分的に基づいて初期化される複数のスクランブリングシーケンスのうちの1つのスクランブリングシーケンスを使用してスクランブルされ、各ブロックに対するシンボルのセットの繰り返しの各繰り返しは、繰り返しの繰り返しインデックスに少なくとも部分的に基づいて初期化される複数の回転シーケンスのうちの1つの異なる回転シーケンスを使用して回転される。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置1802/1802'は、セルに対するセル識別子に関連付けられた基地局からチャネルを受信するための手段を含み、チャネルは、複数のサブフレーム内のビットのセットの複数の繰り返しを含み、複数の繰り返しのうちの各繰り返しは、セル識別子と繰り返しインデックスとの非線形結合に少なくとも部分的に基づいて初期化される複数の異なるスクランブリングシーケンスのうちの1つの異なるスクランブリングシーケンスを使用してスクランブルされる。
上述の手段は、装置1802の上述のモジュール、および/または上述の手段によって列挙された機能を実行するように構成された装置1802'の処理システム1902のうちの1つもしくは複数であってもよい。上記で記載したように、処理システム1902は、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、および/またはコントローラ/プロセッサ280を含む場合がある。したがって、一構成では、上記の手段は、上記の手段によって列挙された機能を実行するように構成された、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、および/またはコントローラ/プロセッサ280であってもよい。
図19は、一例として示されている。他の例が可能であり、図19に関して説明したことと異なってもよい。
開示したプロセス/フローチャートにおけるブロックの特定の順序または階層は、例示的な手法の例示であることを理解されたい。設計上の優先事項に基づいて、プロセス/フローチャートにおけるブロックの特定の順序または階層が並べ替えられてもよいことを理解されたい。さらに、いくつかのブロックは組み合わされるかまたは省略される場合がある。添付の方法クレームは、様々なブロックの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
前の説明は、いかなる当業者も本明細書に記載された様々な態様を実践することを可能にするために提供される。これらの態様に対する様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書において規定された一般的原理は他の態様に適用される場合がある。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるものではなく、クレーム文言に矛盾しない最大の範囲を与えられるべきであり、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。「例示的」という単語は、本明細書において、「例、事例、または例示として働くこと」を意味するために使用される。「例示的」として本明細書に記載されたいかなる態様も、必ずしも他の態様よりも好ましいか、または有利であると解釈されるべきではない。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は1つまたは複数を指す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、A、B、および/またはCの任意の組合せを含み、複数のA、複数のB、または複数のCを含んでもよい。具体的には、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびB、AおよびC、BおよびC、またはAおよびBおよびCであってもよく、任意のそのような組合せは、A、B、またはCのうちの1つまたは複数のメンバーを含んでもよい。当業者にとって周知の、または後に周知となる、本開示全体を通じて説明した様々な態様の要素に対するすべての構造的および機能的均等物が、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されることが意図される。その上、本明細書で開示されたものは、そのような開示が特許請求の範囲において明示的に列挙されているかどうかにかかわらず、公に供されることは意図されていない。「ための手段」という句を使用して要素が明確に列挙されていない限り、いかなるクレーム要素もミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。