以下、3GPP(3rd Generation Partnership Project)LTE(long term evolution)または3GPP LTE−A(LTE−Advanced)に基づいて本発明が適用されることを記述する。これは例示に過ぎず、本発明は、多様な無線通信システムに適用されることができる。以下、LTEとは、LTE及び/またはLTE−Aを含む。
本明細書で使用される技術的用語は、単に特定の実施形態を説明するために使われたものであり、本発明を限定するものではないことに留意しなければならない。また、本明細書で使用される技術的用語は、本明細書で特別に他の意味で定義されない限り、本発明が属する技術分野において、通常の知識を有する者により一般的に理解される意味で解釈されなければならず、過度に包括的な意味または過度に縮小された意味で解釈されてはならない。また、本明細書で使用される技術的な用語が本発明の思想を正確に表現することができない技術的用語である場合、当業者が正確に理解することができる技術的用語に変えて理解しなければならない。また、本発明で使用される一般的な用語は、辞書の定義によってまたは前後の文脈によって解釈されなければならず、過度に縮小された意味で解釈されてはならない。
また、本明細書で使用される単数の表現は、文脈上、明白に異なる意味ではない限り、複数の表現を含む。本出願において、“構成される”または“有する”などの用語は、明細書上に記載された複数の構成要素、または複数のステップを必ず全部含むと解釈されてはならず、そのうち一部構成要素または一部ステップは含まないこともあり、または追加的な構成要素またはステップをさらに含むこともあると解釈されなければならない。
また、本明細書で使用される第1及び第2などのように序数を含む用語は、多様な構成要素の説明に使用されることができるが、前記構成要素は、前記用語により限定されてはならない。前記用語は、1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的としてのみ使用される。例えば、本発明の権利範囲を外れない限り、第1の構成要素は第2の構成要素と命名することができ、同様に、第2の構成要素も第1の構成要素と命名することができる。
一構成要素が他の構成要素に“連結されている”または“接続されている”と言及された場合、該当他の構成要素に直接的に連結されており、または接続されていることもあるが、中間に他の構成要素が存在することもある。それに対し、一構成要素が他の構成要素に“直接連結されている”または“直接接続されている”と言及された場合、中間に他の構成要素が存在しないと理解しなければならない。
以下、添付図面を参照して本発明による好ましい実施形態を詳細に説明し、図面符号に関係なしに同じまたは類似の構成要素は同じ参照番号を付与し、これに対する重なる説明は省略する。また、本発明を説明するにあたって、関連した公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を不明にすると判断される場合、その詳細な説明を省略する。また、添付図面は、本発明の思想を容易に理解することができるようにするためのものであり、添付図面により本発明の思想が制限されると解釈されてはならないことに留意しなければならない。本発明の思想は、添付図面外に全ての変更、均等物乃至代替物にまで拡張されると解釈されなければならない。
以下で使用される用語である基地局は、一般的に無線機器と通信する固定局(fixed station)を意味し、eNodeB(evolved−NodeB)、eNB(evolved−NodeB)、BTS(Base Transceiver System)、アクセスポイント(Access Point)等、他の用語で呼ばれることもある。
また、以下で使用される用語であるUE(User Equipment)は、固定されてもよいし、移動性を有してもよく、機器(Device)、無線機器(Wireless Device)、端末(Terminal)、MS(mobile station)、UT(user terminal)、SS(subscriber station)、MT(mobile terminal)等、他の用語で呼ばれることもある。
以下、3GPP(3rd Generation Partnership Project)LTE(long term evolution)または3GPP LTE−A(LTE−Advanced)に基づいて本発明が適用されることを記述する。これは例示に過ぎず、本発明は、多様な無線通信システムに適用されることができる。以下、LTEとは、LTE及び/またはLTE−Aを含む。
本明細書で使用される技術的用語は、単に特定の実施形態を説明するために使われたものであり、本発明を限定するものではないことに留意しなければならない。また、本明細書で使用される技術的用語は、本明細書で特別に他の意味で定義されない限り、本発明が属する技術分野において、通常の知識を有する者により一般的に理解される意味で解釈されなければならず、過度に包括的な意味または過度に縮小された意味で解釈されてはならない。また、本明細書で使用される技術的な用語が本発明の思想を正確に表現することができない技術的用語である場合、当業者が正確に理解することができる技術的用語に変えて理解しなければならない。また、本発明で使用される一般的な用語は、辞書の定義によってまたは前後の文脈によって解釈されなければならず、過度に縮小された意味で解釈されてはならない。
また、本明細書で使用される単数の表現は、文脈上、明白に異なる意味ではない限り、複数の表現を含む。本出願において、“構成される”または“有する”などの用語は、明細書上に記載された複数の構成要素、または複数のステップを必ず全部含むと解釈されてはならず、そのうち一部構成要素または一部ステップは含まないこともあり、または追加的な構成要素またはステップをさらに含むこともあると解釈されなければならない。
また、本明細書で使用される第1及び第2などのように序数を含む用語は、多様な構成要素の説明に使用されることができるが、前記構成要素は、前記用語により限定されてはならない。前記用語は、1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的としてのみ使用される。例えば、本発明の権利範囲を外れない限り、第1の構成要素は第2の構成要素と命名することができ、同様に、第2の構成要素も第1の構成要素と命名することができる。
一構成要素が他の構成要素に“連結されている”または“接続されている”と言及された場合、該当他の構成要素に直接的に連結されており、または接続されていることもあるが、中間に他の構成要素が存在することもある。それに対し、一構成要素が他の構成要素に“直接連結されている”または“直接接続されている”と言及された場合、中間に他の構成要素が存在しないと理解しなければならない。
以下、添付図面を参照して本発明による好ましい実施形態を詳細に説明し、図面符号に関係なしに同じまたは類似の構成要素は同じ参照番号を付与し、これに対する重なる説明は省略する。また、本発明を説明するにあたって、関連した公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を不明にすると判断される場合、その詳細な説明を省略する。また、添付図面は、本発明の思想を容易に理解することができるようにするためのものであり、添付図面により本発明の思想が制限されると解釈されてはならないことに留意しなければならない。本発明の思想は、添付図面外に全ての変更、均等物乃至代替物にまで拡張されると解釈されなければならない。
以下で使用される用語である基地局は、一般的に無線機器と通信する固定局(fixed station)を意味し、eNodeB(evolved−NodeB)、eNB(evolved−NodeB)、BTS(Base Transceiver System)、アクセスポイント(Access Point)等、他の用語で呼ばれることもある。
また、以下で使用される用語であるUE(User Equipment)は、固定されてもよいし、移動性を有してもよく、機器(Device)、無線機器(Wireless Device)、端末(Terminal)、MS(mobile station)、UT(user terminal)、SS(subscriber station)、MT(mobile terminal)等、他の用語で呼ばれることもある。
図1は、無線通信システムである。
図1を参照して分かるように、無線通信システムは、少なくとも1つの基地局(base station、BS)20を含む。各基地局20は、特定の地理的領域(一般的にセルという)20a、20b、20cに対して通信サービスを提供する。また、セルは、複数の領域(セクターという)に分けられる。
UEは、通常的に、1つのセルに属し、UEが属するセルをサービングセル(serving cell)という。サービングセルに対して通信サービスを提供する基地局をサービング基地局(serving BS)という。無線通信システムは、セルラーシステム(cellular system)であるため、サービングセルに隣接する他のセルが存在する。サービングセルに隣接する他のセルを隣接セル(neighbor cell)という。隣接セルに対して通信サービスを提供する基地局を隣接基地局(neighbor BS)という。サービングセル及び隣接セルは、UEを基準にして相対的に決定される。
以下、ダウンリンクは、基地局20からUE10への通信を意味し、アップリンクは、UE10から基地局20への通信を意味する。ダウンリンクにおいて、送信機は基地局20の一部分であり、受信機はUE10の一部分である。アップリンクにおいて、送信機はUE10の一部分であり、受信機は基地局20の一部分である。
一方、無線通信システムは、大いに、FDD(frequency division duplex)方式とTDD(time division duplex)方式とに分けられる。FDD方式によると、アップリンク送信とダウンリンク送信が互いに異なる周波数帯域を占めて行われる。TDD方式によると、アップリンク送信とダウンリンク送信が同じ周波数帯域を占めて互いに異なる時間に行われる。TDD方式のチャネル応答は、実質的に相互的(reciprocal)である。これは与えられた周波数領域でダウンリンクチャネル応答とアップリンクチャネル応答がほぼ同じであるということを意味する。したがって、TDDに基づく無線通信システムにおいて、ダウンリンクチャネル応答は、アップリンクチャネル応答から得られることができるという長所がある。TDD方式は、全体周波数帯域をアップリンク送信とダウンリンク送信が時分割されるため、基地局によるダウンリンク送信とUEによるアップリンク送信が同時に実行されることができない。アップリンク送信とダウンリンク送信がサブフレーム単位に区分されるTDDシステムにおいて、アップリンク送信とダウンリンク送信は、互いに異なるサブフレームで実行される。
以下、LTEシステムに対し、より詳細に説明する。
図2は、3GPP LTEにおいて、FDDによる無線フレーム(radio frame)の構造を示す。
図2を参照すると、無線フレームは、10個のサブフレーム(subframe)を含み、1つのサブフレームは、2個のスロット(slot)を含む。無線フレーム内のスロットは、0から19までのスロット番号が付けられる。1つのサブフレームの送信にかかる時間を送信時間区間(Transmission Time interval:TTI)という。TTIは、データ送信のためのスケジューリング単位である。例えば、1つの無線フレームの長さは10msであり、1つのサブフレームの長さは1msであり、1つのスロットの長さは0.5msである。
無線フレームの構造は、例示に過ぎず、無線フレームに含まれるサブフレームの数またはサブフレームに含まれるスロットの数等は、多様に変更されることができる。
一方、1つのスロットは、複数のOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルを含むことができる。1つのスロットにいくつかのOFDMシンボルが含まれるかは、循環前置(cyclic prefix:CP)によって変わることができる。
1つのスロットは、周波数領域(frequency domain)でNRB個のリソースブロック(RB)を含む。例えば、LTEシステムにおいてリソースブロック(RB)の個数、即ち、NRBは、6〜110のうち、いずれか1つでありうる。
リソースブロック(resource block:RB)は、リソース割当単位に、1つのスロットで複数の副搬送波を含む。例えば、1つのスロットが時間領域で7個のOFDMシンボルを含み、リソースブロックは、周波数領域で12個の副搬送波を含む場合、1つのリソースブロックは、7×12個のリソース要素(resource element:RE)を含むことができる。
3GPP LTEにおいて物理チャネルは、データチャネルであるPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)とPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)、及び制御チャネルであるPDCCH(Physical Downlink Control Channel)、PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)、PHICH(Physical Hybrid−ARQ Indicator Channel)、並びにPUCCH(Physical Uplink Control Channel)に分けることができる。
アップリンクチャネルは、PUSCH、PUCCH、SRS(Sounding Reference Signal)、PRACH(Physical Random Access Channel)を含む。
図3は、3GPP LTEにおいて、TDDによるダウンリンク無線フレームの構造を示す。
これは、3GPP TS 36.211 V10.4.0(2011−12)「Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E−UTRA);Physical Channels and Modulation(Release10)」の4節を参照でき、TDD(Time Division Duplex)のためのものである。
インデックス#1とインデックス#6を有するサブフレームは、スペシャルサブフレームといい、DwPTS(Downlink Pilot Time Slot)、GP(Guard Period)、及びUpPTS(Uplink Pilot Time Slot)を含む。DwPTSは、UEにおける初期セル探索、同期化、またはチャネル推定に使用される。UpPTSは、基地局におけるチャネル推定とUEの上向き送信同期を合わせるのに使用される。GPは、アップリンクとダウンリンクとの間にダウンリンク信号の多重経路遅延によってアップリンクで発生する干渉を除去するための区間である。
TDDでは、1つの無線フレームにDL(downlink)サブフレームとUL(Uplink)サブフレームとが共存する。表1は、無線フレームの設定(configuration)の一例を示す。
「D」は、DLサブフレーム、「U」は、ULサブフレーム、「S」は、スペシャルサブフレームを示す。基地局からUL−DL設定を受信すると、NB−IoT機器(または、UE)は、無線フレームの設定によってどのサブフレームがDLサブフレームまたはULサブフレームであるかが分かる。
<キャリアアグリゲーション>
以下、キャリアアグリゲーション(carrier aggregation:CA)システムに対して説明する。
キャリアアグリゲーションシステムは、多数のコンポーネントキャリア(component carrier:CC)をアグリゲーションすることを意味する。このようなキャリアアグリゲーションにより、既存のセルの意味が変更された。キャリアアグリゲーションによると、セルとは、ダウンリンクコンポーネントキャリアとアップリンクコンポーネントキャリアとの組み合わせ、または単独のダウンリンクコンポーネントキャリアを意味する。
また、キャリアアグリゲーションにおいて、セルは、プライマリセル(primary cell)、セカンダリセル(secondary cell)、サービングセル(serving cell)に区分されることができる。プライマリセルは、プライマリ周波数で動作するセルを意味し、NB IoT機器が基地局との最初接続確立過程(initial connection establishment procedure)または接続再確立過程を実行するセル、またはハンドオーバ過程でプライマリセルに指示されたセルを意味する。セカンダリセルは、セカンダリ周波数で動作するセルを意味し、RRC接続が確立されると設定され、追加的な無線リソースの提供に使われる。
前述したように、キャリアアグリゲーションシステムでは単一搬送波システムと違って複数のコンポーネントキャリア(CC)、即ち、複数のサービングセルをサポートすることができる。
このようなキャリアアグリゲーションシステムは、交差搬送波スケジューリングをサポートすることができる。交差搬送波スケジューリング(cross−carrier scheduling)は、特定コンポーネントキャリアを介して送信されるPDCCHを介して他のコンポーネントキャリアを介して送信されるPDSCHのリソース割当及び/または前記特定コンポーネントキャリアと基本的にリンクされているコンポーネントキャリア以外の他のコンポーネントキャリアを介して送信されるPUSCHのリソース割当をすることができるスケジューリング方法である。
<IoT(Internet of Things)通信>
一方、以下でIoTに対して説明する。
図4aは、IoT(Internet of Things)通信の一例を示す。
IoTは、人間相互作用(human interaction)を伴わないIoT機器100間に基地局200を介した情報交換またはIoT機器100とサーバ700との間に基地局200を介した情報交換を意味する。このようにIoT通信がセルラー基地局を介するという点で、CIoT(Cellular Internet of Things)とも呼ばれる。
このようなIoT通信は、MTC(Machine Type communication)の一種である。したがって、IoT機器をMTC機器とも呼ばれる。
IoTサービスは、従来人間が介入される通信でのサービスと差別性を有し、追跡(tracking)、計量(metering)、支払い(payment)、医療分野サービス、遠隔調整など、多様な範ちゅうのサービスが含まれることができる。例えば、IoTサービスには計器検針、水位測定、監視カメラの活用、自販機の在庫報告などが含まれることができる。
IoT通信は、送信データ量が少なく、アップリンクまたはダウンリンクデータ送受信がまれに発生する特徴を有するため、低いデータ送信率に合わせてIoT機器100の単価を低くしてバッテリ消耗量を減らすのが好ましい。また、IoT機器100は、移動性が少ない特徴を有するため、チャネル環境がほとんど変わらない特性を有している。
図4bは、IoT機器のためのセルカバレッジ拡張または増大の例示図である。
最近、IoT機器100のために基地局のセルカバレッジを拡張または増大することを考慮しており、セルカバレッジ拡張または増大のための多様な技法が論議されている。
しかし、セルのカバレッジが拡張または増大する場合、基地局が前記カバレッジ拡張(coverage extension:CE)またはカバレッジ増大(coverage enhancement:CE)地域に位置するIoT機器にダウンリンクチャネルを送信すると、前記IoT機器はこれを受信することが困難である。同様に、CE地域に位置するIoT機器がアップリンクチャネルをそのまま送信すると、基地局は、これを受信することが困難である。
このような問題点を解決するために、ダウンリンクチャネルまたはアップリンクチャネルが多数のサブフレーム上で繰り返し送信されることができる。このように多数のサブフレーム上で繰り返してアップリンク/ダウンリンクチャネルを送信することをバンドル(bundle)送信という。
図4cは、ダウンリンクチャネルのバンドルを送信する例を示す例示図である。
図4cを参照して分かるように、基地局は、カバレッジ拡張領域に位置するIoT機器100にダウンリンクチャネル(例えば、PDCCH及び/またはPDSCH)を多数のサブフレーム(例えば、N個のサブフレーム)上で繰り返し送信する。
その場合、前記IoT機器または基地局は、ダウンリンク/アップリンクチャネルのバンドルを多数のサブフレーム上で受信し、バンドルの一部または全体をデコーディングすることで、デコーディング成功率を高めることができる。
図5a及び図5bは、IoT機器が動作する副帯域の例を示す例示図である。
IoT機器の原価節減(low−cost)のための一つの方案として、図5aに示すようにセルのシステム帯域幅にかかわらず、前記IoT機器は、例えば、1.4MHz程度の副帯域を使用することができる。
このとき、このようなIoT機器が動作する副帯域の領域は、図5aに示すように前記セルのシステム帯域幅の中心領域(例えば、中央の6個のPRB)に位置することもできる。
または、図5bに示すように、IoT機器間のサブフレーム内の多重化のためにIoT機器の副帯域を一つのサブフレームに複数個置いて、IoT機器間に異なる副帯域を使用することができる。このとき、大部分のIoT機器は、前記セルのシステム帯域の中心領域(例えば、中央の6個のPRB)でない異なる副帯域を使用することもできる。
このように縮小された帯域幅上で動作するIoT通信をNB(Narrow Band)IoT通信またはNB CIoT通信という。
図6は、NB−IoTのために使われることができる時間リソースをM−フレーム単位で表す例を示す。
図6を参照すると、NB−IoTのために使われることができるフレームは、M−フレームとも呼ばれ、長さは、例示的に60msである。また、NB IoTのために使われることができるサブフレームは、M−サブフレームとも呼ばれ、長さは、例示的に6msである。したがって、M−フレームは、10個のM−サブフレームを含むことができる。
各M−サブフレームは、2個のスロットを含むことができ、各スロットは、例示的に3msである。
しかし、図6に示すものとは違って、NB IoTのために使われることができるスロットは、2ms長さを有することもでき、それによって、サブフレームは、4ms長さを有し、フレームは、40ms長さを有することもできる。これに対しては図6を参照してより具体的に説明する。
図7は、NB IoTのために使われることができる時間リソースと周波数リソースを示す他の例示図である。
図7を参照すると、NB−IoTのアップリンクでスロット上に送信された物理チャネルまたは物理信号は、時間領域(time domain)でNsymb UL個のSC−FDMAシンボルを含み、周波数領域(frequency domain)でNsc UL個の副搬送波(subcarriers)を含む。アップリンクの物理チャネルは、NPUSCH(Narrowband Physical Uplink Shared Channel)及びNPRACH(Narrowband Physical Random Access Channel)に分けられる。そして、NB−IoTで物理信号は、NDMRS(Narrowband DeModulation Reference Signal)になることができる。
NB−IoTでTslotスロットの間にNsc UL個の副搬送波のアップリンク帯域幅は、以下の通りである。
NB−IoTにおいて、リソースグリッドの各リソース要素(RE)は、時間領域と周波数領域を指示するk=0、...、Nsc UL−1、l=0、...、Nsymb UL−1の時、スロット内でインデックス対(k、l)に定義されることができる。
NB−IoTにおいて、ダウンリンクの物理チャネルは、NPDSCH(Narrowband Physical Downlink Shared Channel)、NPBCH(Narrowband Physical Broadcast Channel)、NPDCCH(Narrowband Physical Downlink Control Channel)を含む。そして、ダウンリンク物理信号は、NRS(Narrowband reference signal)、NSS(Narrowband synchronization signal)、及びNPRS(Narrowband positioning reference signal)を含む。前記NSSは、NPSS(Narrowband primary synchronization signal)とNSSS(Narrowband secondary synchronization signal)を含む。
一方、NB−IoTは、低複雑度(low−complexity)/低費用(low−cost)によって縮小された帯域幅(即ち、狭帯域)を使用する無線機器のための通信方式である。このようなNB−IoT通信は、前記縮小された帯域幅上で数多い無線機器が接続可能にすることを目標としている。さらに、NB−IoT通信は、既存LTE通信でのセルカバレッジより広いセルカバレッジをサポートすることを目標としている。
一方、前記縮小された帯域幅を有する搬送波は、前記表1を参照して分かるように副搬送波間隔(subcarrier spacing)が15kHzである場合、一つのPRBのみを含む。即ち、NB−IoT通信は、一つのPRBのみを利用して実行されることができる。ここで、無線機器が基地局からNPSS/NSSS/NPBCH/SIB−NBが送信されると仮定し、これを受信するために接続するPRBをアンカーPRB(または、アンカー搬送波)という。一方、前記無線機器は、前記アンカーPRB(または、アンカー搬送波)外に、基地局から追加的なPRBの割当を受けることができる。ここで、前記追加的なPRBのうち、前記無線機器が前記基地局からNPSS/NSSS/NPBCH/SIB−NBの受信を期待しないPRBを非アンカーPRB(または、非アンカー搬送波)という。
前記NRSは、シーケンスrl、n_s(m)により生成され、前記シーケンスrl、n_s(m)は、複素数変調シンボル(complex−valued modulation symbol)、即ち、a(p) k、lにマッピングされることができる。
複素数変調シンボル、即ち、a(p) k、lは、スロットns内でアンテナポートpに対する参照信号として使われる。
変数vとvshiftは、他の参照信号に対して周波数ドメインでの位置を示す。vは、以下の数式のように与えられる。
セル−特定周波数シフトは、以下の通りである。
<次世代移動通信ネットワーク>
4世代移動通信のためのLTE(long term evolution)/LTE−Advanced(LTE−A)の成功によって、次世代、即ち、5世代(いわゆる5G)移動通信に対する関心も高まっており、研究も続々進行している。
国際電気通信連合(ITU)が定義する5世代移動通信は、最大20Gbpsのデータ送信速度とどこでも最小100Mbps以上の体感の送信速度を提供することを意味する。正式名称は‘IMT−2020’であり、世界的に2020年に商用化することを目標としている。
ITUでは3代使用シナリオ、例えば、eMBB(enhanced Mobile BroadBand)mMTC(massive Machine Type Communication)及びURLLC(Ultra Reliable and Low Latency Communications)を提示している。
URLLCは、高い信頼性と低い遅延時間を要求する使用シナリオに関する。例えば、自動走行、工場自動化、増強現実のようなサービスは、高い信頼性と低い遅延時間(例えば、1ms以下の遅延時間)を要求する。現在4G(LTE)の遅延時間は、統計的に21−43ms(best10%)、33−75ms(median)である。これは1ms以下の遅延時間を要求するサービスをサポートするに足りない。次に、eMBB使用シナリオは、移動超広帯域を要求する使用シナリオに関する。
即ち、5世代移動通信システムは、現在の4G LTEより高い容量を目標とし、モバイル広帯域ユーザの密度を高め、D2D(Device to Device)、高い安定性及びMTC(Machine type communication)をサポートすることができる。また、5G研究開発は、モノのインターネットをよく具現するために、4G移動通信システムより低い待機時間と低いバッテリ消耗を目標とする。このような5G移動通信のために、新しい無線アクセス技術(new radio access technology:New RATまたはNR)が提示されることができる。
前記NRで、基地局からの受信は、ダウンリンクサブフレームを利用し、基地局への送信は、アップリンクサブフレームを利用することが考慮されることができる。この方式は、対になるスペクトラム及び対になっていないスペクトラムに適用されることができる。一対のスペクトラムは、ダウンリンク及びアップリンク動作のために、二つの搬送波スペクトラムが含まれるということを意味する。例えば、一対のスペクトラムで、一つの搬送波は、互いに対になるダウンリンク帯域及びアップリンク帯域を含むことができる。
図8は、NRでのサブフレーム類型の例を示す。
図8に示すTTI(transmission time interval)は、NR(または、new RAT)のためのサブフレームまたはスロットとも呼ばれる。図8のサブフレーム(または、スロット)は、データ送信遅延を最小化するためにNR(または、new RAT)のTDDシステムで使われることができる。図8に示すように、サブフレーム(または、スロット)は、現在のサブフレームと同様に、14個のシンボルを含む。サブフレーム(または、スロット)の前方部のシンボルは、DL制御チャネルのために使われることができ、サブフレーム(または、スロット)の後方部のシンボルは、UL制御チャネルのために使われることができる。残りのシンボルは、DLデータ送信またはULデータ送信のために使われることができる。このようなサブフレーム(または、スロット)構造によると、ダウンリンク送信とアップリンク送信は、一つのサブフレーム(または、スロット)から順次に進行されることができる。したがって、サブフレーム(または、スロット)内でダウンリンクデータが受信されることができ、そのサブフレーム(または、スロット)内でアップリンク確認応答(ACK/NACK)が送信されることもできる。このようなサブフレーム(または、スロット)の構造をセルフコンテインド(self−contained)サブフレーム(または、スロット)ということができる。このようなサブフレーム(または、スロット)の構造を使用すると、受信エラーのデータを再送信する時にかかる時間が減って最終データ送信待機時間が最小化されることができるという長所がある。このようなセルフコンテインド(self−contained)サブフレーム(または、スロット)構造で、送信モードから受信モードへまたは受信モードから送信モードへの転換過程に時間ギャップ(time gap)が必要である。そのために、サブフレーム構造でDLからULへ転換する時の一部OFDMシンボルは、保護区間(Guard Period:GP)に設定されることができる。
<多様なヌメロロジー(numerology)のサポート>
次期システムでは無線通信技術の発達によって、端末に多数のヌメロロジー(numerology)が提供されることもできる。
前記ヌメロロジーは、CP(cycle prefix)長さと副搬送波間隔(Subcarrier Spacing)により定義されることができる。一つのセルは、複数のヌメロロジーを端末に提供できる。ヌメロロジーのインデックスをμで表す時、各副搬送波間隔と該当するCP長さは、以下の表の通りである。
一般CPの場合、ヌメロロジーのインデックスをμで表す時、スロット当たりOFDMシンボル個数(Nslot symb)、フレーム当たりスロット個数(Nframe、μ slot)そして、サブフレーム当たりスロット個数(Nsubframe、μ slot)は、以下の表の通りである。
拡張CPの場合、ヌメロロジーのインデックスをμで表す時、スロット当たりOFDMシンボル個数(Nslot symb)、フレーム当たりスロット個数(Nframe、μ slot)そして、サブフレーム当たりスロット個数(Nsubframe、μ slot)は、以下の表の通りである。
一方、次世代移動通信ではシンボル内で各シンボルは、以下の表のようにダウンリンクに使われ、またはアップリンクに使われることができる。下記の表において、アップリンクはUで表記され、ダウンリンクはDで表記された。下記の表において、Xは、アップリンクまたはダウンリンクに柔軟性あるように使われることができるシンボルを示す。
<本明細書の開示>本明細書は、TDD(Time−Division Duplexing)で動作するNB−IoT(Narrow band Internet of Things)をサポートするためにスペシャルサブフレーム上でRS(reference signal)を送受信する方案を提示する。
NB−IoTは、次の三つの動作モードのうちいずれか一つに動作できる。前記三つの動作モードは、保護帯域(guard−band)動作モード、スタンド−アローン(stand−alone)動作モード、インバンド(In−band)動作モードを含むことができる。基地局は、動作モードを設定した後、上位階層シグナル、例えば、MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)を介して端末(例えば、NB−IoT機器)に送信する。
前記イン−バンド動作モードは、第1のLTEセルが動作する帯域内の一部帯域でNB−IoTセルが動作することを意味する。NB−IoTセルとLTEセルが同じ物理セルID(Physical cell ID:以下、PCIともいう)を共有するinband−samePCIモードと、NB−IoTセルとLTEセルが互いに異なるPCIを使用するinband−DifferentPCIモードと、に区分される。
前記inband−samePCIモードではNRS個数とCRS個数が同じである。
前記保護帯域動作モードは、LTE帯域のうち保護帯域に定義されてLTEセルに使われない部分をNB−IoTセルが使用することを意味する。例えば、第1のLTEセルが動作する第1の帯域と第2のLTEセルが動作する第2の帯域との間に存在する保護帯域上で前記NB−IoTセルが動作できる。
前記スタンド−アローン動作モードは、非LTEセルが動作する帯域上でNB−IoTセルが動作することを意味する。例えば、GSMセルが動作する帯域内の一部を使用してNB−IoTセルが動作できる。
以下では、説明の便宜のために、NB−IoTでスペシャルサブフレーム上にRSを送信する方案を中心に説明するが、提案される内容は、一般的な通信システムにも同様に適用されることができる。
I.第1の開示:スペシャルサブフレーム上でNRS(Narrowband reference signal)の送信
まず、NB−IoTの動作モードがinband−samePCIモードである場合以外には、NB−IoT機器(または、UE)は、CRSを使用することができない。また、使用可能なダウンリンク参照信号(downlink reference signal)が多いほどNB−IoT機器(または、UE)が実行する測定正確度(measurement accuracy)とチャネル推定(channel estimation)の性能は向上することができる。しかし、NB−IoTは、3GPPリリース−14でFDDのみを考慮して設計され、TDDスペシャルサブフレームの構造を考慮せずに設計されたため、既存の定義を再使用する場合はTDDでのNRS送信が容易でない。具体的に説明すると、NB−IoTの場合はCRSを使用せずに、NRSで測定正確度とチャネル推定などを実行する。前記NRSは、リリース−14からFDD構造を基準にして設計された。しかし、前記NRSをTDDスペシャルサブフレーム上で送信する方案に対しては研究されなかった。そのために本明細書の第1の開示では、NB−IoT機器(または、UE)が使用可能なRSをスペシャルサブフレーム上で送信する方案を提案する。具体的に、該当RSは、NB−IoTでNRSになることができる。下記提案する方法は、各々、独立的に使われることができる技術であり、一つ以上の技術が組み合わせて使われることもできる。
I−1.スペシャルサブフレームの3番目のシンボル上でNRSを送信する方案
本節ではスペシャルサブフレームの3番目のシンボルを利用したNRSを送信する方案を提示する。前記3番目のシンボルとは、スペシャルサブフレーム上で3番目に登場するシンボルを意味する。
図9は、I−1節で説明されるスペシャルサブフレームの3番目のシンボルを例示するための例示図である。
図9に示す例示ではTDD UL−DL設定#0とスペシャルサブフレーム設定#0の状況を仮定している。しかし、他のTDD UL−DL設定#0でも3番目のシンボルの定義は、同様に適用されることができる。
前記提案が適用される具体的な例示は、下記の通りである。
I−1−1.スペシャルサブフレーム設定インデックスによって適用方式が決定されることができる。
I−1−1−1.特定スペシャルサブフレーム設定が使われる場合、NB−IoTが使用可能な全ての搬送波で全てのスペシャルサブフレームを対象にしてNRSが送信されることができる。
前記記述された特定スペシャルサブフレーム設定は、表2の#0と#5である。
前記記述された特定スペシャルサブフレーム設定は、DwPTSの長さがX個シンボル以下であるスペシャルサブフレーム設定に定義されることができる。
このとき、X=3である。
前記記述された使用可能な搬送波は、NB−IoT機器(または、UE)が同期を取得するアンカー搬送波を含むことができ、また、higher layer signalingを介してconfigureを受けた非アンカー搬送波を含むことができる。
もし、スペシャルサブフレーム設定と関連した情報がNPSSとNSSSを取得するステップで区分されることができ、区分される情報を介してスペシャルサブフレームの3番目のシンボルでNRSが常に送信されるかどうかを把握することができる場合、
NB−IoT機器(即ち、UE)は、セル選択過程でスペシャルサブフレームの3番目のシンボルのNRSを利用することができる。
NB−IoT機器(即ち、UE)は、NPBCHデコーディングにスペシャルサブフレームの3番目のシンボルのNRSを利用することができる。
I−1−1−2.特定スペシャルサブフレーム設定が使われる時、NB−IoTが使用可能な搬送波のうちスペシャルサブフレームが有効(valid)サブフレームに定義された場合はNRSが送信されることができる。
前記記述された特定スペシャルサブフレーム設定は、表2で#1、#2、#3、#4、#6、#7、#8、and#9である場合である。
オプションa.前記記述された有効サブフレームは、NB−IoT機器(または、UE)がNPDCCHまたはNPDSCHが送信されることを期待するサブフレームに定義される。この情報は、SIBやRRC信号のような上位階層シグナル(higher layer signaling)を介してNB−IoT機器(または、UE)に伝達されることができる。
オプションb.前記記述された有効サブフレームは、スペシャルサブフレームのみのために定義された独立的な意味である。この場合、スペシャルサブフレームに対する有効サブフレームの定義は、NPDCCHまたはNPDSCHの送信可否にかかわらずNRSが送信されるサブフレームに定義することができる。この情報は、SIBやRRCシグナルのような上位階層シグナルを介してNB−IoT機器(または、UE)に伝達されることができる。
上位階層シグナルを介して伝達される有効サブフレーム以外のスペシャルサブフレームの場合、DCIを介して動的に(dynamic)NRSが送信されるスペシャルサブフレームに対する情報をNB−IoT機器(または、UE)に伝達することができる。
DCIを介して動的に伝達する場合、前記オプションaまたはオプションbと組み合わせて適用されることができる。
前記記述された使用可能な搬送波は、NB−IoT機器(または、UE)が同期を取得するアンカー搬送波を含むことができ、また、上位階層シグナルを介して設定を受けた非アンカー搬送波を含むことができる。
I−1−1−3.特定スペシャルサブフレーム設定が使われる場合、NPDCCHまたはNPDSCHの送信可否によってNRSの送信可否が決定されることができる。
前記記述された特定スペシャルサブフレーム設定は、表2の#9である。
例えば、NPDCCHまたはNPDSCHが使われる場合、該当スペシャルサブフレームにはNRSが送信されないように定めることができる。
該当スペシャルサブフレームでNPDCCHまたはNPDSCHが送信されるかどうかは、SIBやRRCシグナルのような上位階層シグナルやDCIを介して伝達されることができる。
このとき、SIBやRRCシグナル、またはDCIにはスペシャルサブフレームをデータ送信用途に使用するか、またはNRS送信用途に使用するかを指定する1ビット長さの情報フィールドが含まれ、またはビットマップ形態の情報フィールドが含まれることができる。
前記提案された方法のようにスペシャルサブフレーム設定インデックスによって適用可否が決定される理由は、スペシャルサブフレームの3番目のシンボルの可用可否がスペシャルサブフレーム設定によって変わるためである。例えば、スペシャルサブフレーム設定#0と#5の場合、スペシャルサブフレームの3番目のシンボルが既存(legacy)LTEシステムで中央(center)6個RBを除いては使われないため、NB−IoT搬送波で常に使用が可能である。それに対し、スペシャルサブフレーム設定#1、#2、#3、#4、#6、#7、#8、そして#9である場合、スペシャルサブフレームは、LTE PDSCH用途に使われることができるため、NB−IoTで該当スペシャルサブフレームが使用可能かどうかの情報が与えられなければならない。
I−1−2.NB−IoTの動作モードによって適用方式が決定されることができる。
I−1−2−1.動作モードがインバンドである場合、NRSは、特定の条件を満たす場合にのみ送信されることができる。
このとき、特定の条件は、スペシャルサブフレーム設定インデックスの条件である。
前記特定の条件は、スペシャルサブフレームが有効サブフレームであるかどうかに対する条件である。
前記特定の条件は、アンカー搬送波及び/またはNB−IoTのためのSIB(例えば、SIB1−NB)が送信される搬送波であるかどうかに対する条件である。
このとき、NB−IoT機器(即ち、UE)は、該当搬送波のDwPTSでは常にNRSが送信されると仮定することができる。
I−1−2−2.Operation modeがguardbandやstandaloneである場合、NRSは、常に送信されることができる。
NB−IoT機器(即ち、UE)は、動作モードを確認した以後、DwPTSの3番目のシンボル位置にNRSが常に存在することを知って、これをデコーディングに使用することができる。
そのために全てのスペシャルサブフレーム設定は、3番目のシンボルでのNRS送信を含む。
例えば、スペシャルサブフレームでは3番目、6番目、7番目及び10番目のOFDMシンボルをNRS送信目的として使用することができるように定め、DwPTS長さが前記OFDMシンボルインデックスを含む場合、該当位置ではNRSが送信されるように定めることができる。
前記提案された方案のように、動作モードによって適用可否が決定される理由は、動作モードが保護帯域及びスタンド−アローン(standalone)の場合、DwPTS領域がNB−IoTの目的としてのみ使われることができるためである。それに対し、動作モードがインバンド(inband)である場合、特定の場合を除いてはスペシャルサブフレーム領域がNB−IoT目的としてのみ使用されるかどうかを決定することができないため、使用に制約がある。もし、前記提案された方案が使われる場合、端末は、SIB1−NBのように制限されたNRSのみを使用することができる状況でもっと多くのNRSを活用することができるため、性能の利得を得ることができる。
I−1−3.スペシャルサブフレームの3番目のシンボルで使われるNRSは、下記のようなオプションに従うことができる。
オプションa.他のダウンリンクサブフレームで使用するNRSの生成方式及び周波数ドメインリソース決定方式を使用するように定めることができる。
前記記述されたNRSのシーケンス生成方式は、数式1乃至数式3によって生成する既存のNRS生成方式を再使用することができる。
前記記述されたNRSの周波数ドメインリソースの位置は、数式1に定義された方法で周波数ドメインのマッピング位置を決定するk値を使用するように定めることができる。
このとき、適用される時間ドメインリソースの位置は、1番目のスロットでl=2になるように定めることができる。これはスペシャルサブフレームの3番目のシンボルを意味する位置である。これに対する例示は、図10に示されている。
オプションb.スペシャルサブフレームの3番目のシンボルのために新しく定義されたNRS生成方式及び周波数ドメインマッピング規則を使用するように定めることができる。このとき、新しく定義されるNRSは、3番目のシンボルが使用する12個のRE(resource element)を全て使用するように設計されることができる。
一例として、Zadoff−Chuシーケンスが使われることができる。このとき、Zadoff−Chuシーケンスのルート(root)インデックスは、NB−IoTセルIDを区分するNNcell IDにより決定されることができる。
例えば、ゴールドシーケンス(Gold sequence)が使われることができる。このとき、ゴールドシーケンスのCinit値は、NB−IoTセルIDを区分するNNcell IDにより決定されることができる。
この方法は、該当NRSシンボルがデータ送信の目的として使われない場合に限って適用されることができる。そのために、基地局は、NB−IoT機器(または、UE)に該当位置に新しく定義されるNRSが送信されるかどうかを上位階層シグナル、またはDCIを介して伝達できる。
前記説明したオプションaは、既存の方式を再使用することができるという長所がある。オプションbは、該当シンボルにデータが送信されない場合、全てのREを活用してPAPRを低くするための目的である。
I−1−4.スペシャルサブフレームの3番目のシンボルで送信されるNRSのEPRE(Energy per resource element)は、他のサブフレームで送信されるNRSのEPREとは別途に設定されることができる。
I−1−4−1.スペシャルサブフレームの3番目のシンボルで送信されるNRSのEPREは、他のサブフレームで送信されるEPREとのオフセットに(または、倍数の形態に)決定されることができる。
オプションa.このとき、スペシャルサブフレームの3番目のシンボルで送信されるNRSのEPREは、SIBやRRCシグナルのような上位階層シグナルを介してNB−IoT機器(または、UE)に伝達されることができる。
このとき、スペシャルサブフレームの3番目のシンボルで送信されるNRSのEPREは、他のサブフレームで送信されるEPREに対する固定されたオフセットに定められる。
前記オプションは、スペシャルサブフレームの3番目のシンボルにデータがマッピングされない場合にのみ適用されることができる。
例えば、スペシャルサブフレームの3番目のシンボルでNRSがマッピングされるREの個数がN個であり、他のDLサブフレームでのNRS EPREがENRSに定義される場合、スペシャルサブフレームの3番目のシンボルで使われるNRSのEPREは、下記数式によって決まることができる。
I−2.スペシャルサブフレームの第1のシンボル乃至第3のシンボルを利用してNRSを送信する方案
本節で提案する方案スペシャルサブフレームの第1のシンボル乃至第3のシンボルを利用したNRSを送信する方式を含むことができる。このとき、第1のシンボル乃至第3のシンボルとは、スペシャルサブフレーム上で各々1番目、2番目、そして3番目に登場するシンボルを意味する。
図11は、I−2節によってNRSがマッピングされたシンボルを例示的に示す。
図11に示す例示では、UL−DL設定#0とスペシャルサブフレーム設定#0の状況を仮定しているが、他のTDD設定でも1番目、2番目、3番目のシンボルの定義は、同様に適用されることができることは自明である。
提案する方案は、前記記述されたI−1節に説明された方案の特異ケース(special case)であって、下記説明以外の動作に対してはI−1節に説明された方案と同じ方法に動作できる。例えば、該当方案が適用されるスペシャルサブフレーム設定インデックスを区分する方法やEPREを設定する方案は、I−1節に説明された方案と同様に適用されることができる。
提案する内容が適用される具体的な方案は、下記記述された内容の通りである。
提案する内容は、該当セルの動作モードが保護帯域、またはスタンド−アローンである場合に限って適用できる。
もし、動作モードがイン−バンドである場合、NB−IoT機器(または、UE)は、I−1節に説明された基準によってNRSが送信されると仮定することができる。
もし、NB−IoT機器(または、UE)が該当セルの動作モードに対する情報を取得する以前の場合、I−1節に記述された基準によってNRSが送信されると仮定することができる。
前記のように動作モードによって使用可否を決定する理由は、保護帯域動作モードと、スタンド−アローン動作モードの場合、既存LTEシステムのために使われる制御領域の設定がなくて、1番目及び2番目のシンボルが追加で使用することができるためである。また、もっと多くのシンボルを利用してNRSを送信するため、NB−IoT機器(または、UE)が測定またはチャネル推定のために使用することができるREの個数が増加するという長所がある。
I−2−1.スペシャルサブフレームの1番目、2番目、3番目のシンボルで使われるNRSは、下記の通りである。
オプションa.他のダウンリンクサブフレームで使用するNRSの生成方式及び周波数ドメインリソース決定方式を使用するように定めることができる。
前記NRSのシーケンス生成方式は、数式1乃至数式3によって生成される方式を再使用することができる。
前記NRSの周波数ドメインの位置は、数式1で定義された方案によって、周波数ドメインのマッピング位置を決定するk値を使用するように定めることができる。
このとき、適用される時間ドメインリソースの位置は、下記の通りである。
−1番目のスロットでl=0、1である。これはスペシャルサブフレームの1番目及び2番目のシンボルを意味する位置である。
−1番目のスロットでl=1、2になるように定めることができる。これはスペシャルサブフレームの2番目のシンボル及び3番目のシンボルを意味する位置である。
−1番目のスロットでl=0、1、2になるように定めることができる。
このとき、l=0、1の場合は、数式1乃至数式3による既存のNRS生成方式に従うように定めることができる。
このとき、l=2の場合は、I−1節で3番目のシンボルにマッピングされるNRSのための生成方式に従うように定めることができる。
オプションb.スペシャルサブフレームの1番目、2番目、3番目のシンボルのために新しく定義されたNRS生成方式及び周波数ドメインマッピング規則を使用するように定めることができる。
このとき、新しく定義されるNRSは、一シンボルが使用する12個のRE(resource element)を基準にして長さ12のシーケンスになることができる。
一つのシンボルを基準にして生成されたシーケンスは、スペシャルサブフレームでNRS送信の目的として使われる3個のシンボル上に繰り返しマッピングされることができる。このとき、各シンボルにはアンテナポート、またはセルIDの区分を目的とするカバーコードが適用されることができる。
このとき、3番目のシンボルに適用されるカバーコードは、1の値を有するように定めることができる。
一シンボルにマッピングされるシーケンスは、一例として、Zadoff−Chuシーケンスが使われることができる。このとき、Zadoff−Chuシーケンスのルートインデックスは、NB−IoTセルIDを区分するNNcell IDにより決定されることができる。
一シンボルにマッピングされるシーケンスは、一例として、ゴールドシーケンスが使われることができる。このとき、ゴールドシーケンスの初期化パラメータ、即ち、Cinitの値は、NB−IoTセルIDを区分するNNcell IDにより決定されることができる。
オプションaは、既存の方式を再使用することができるという長所がある。オプションaのl=0、1、2を使用する方式が共に使われる場合、NB−IoT機器(または、UE)が動作モードを知らない状況でも3番目のシンボルのNRSをI−1の方式に基づいて推定できるという長所がある。オプションbの方式は、該当シンボルにデータが送信されない場合、全てのREを活用してPAPRを低くするための目的である。このとき、3番目のシンボルのNRS生成方式及びカバーコード適用方式は、NB−IoT機器(または、UE)が動作モードを知らない場合にも3番目のシンボルのNRSを使用することができるようにするためである。
I−3.スペシャルサブフレームの第6のシンボル及び第7のシンボルを利用してNRSを送信する方案
本節ではスペシャルサブフレームの第6のシンボル及び第7のシンボルを利用してNRSを送信する方案を提案する。このとき、第6のシンボル及び第7のシンボルとは、スペシャルサブフレーム上で各々6番目と7番目に登場するシンボルを意味する。
図12は、I−3節によってNRSがマッピングされたシンボルを例示的に示す。
図12の例示ではUL−DL設定#0とスペシャルサブフレーム設定#1の状況を仮定しているが、他のTDD設定の場合にも6番目及び7番目のシンボル上でNRSが送信されることができる。
提案する方案が適用される具体的な例は、下記記述された内容の通りである。
I−3−1.スペシャルサブフレーム設定インデックスによって適用方式が決定されることができる。
I−3−1−1.特定スペシャルサブフレーム設定が使われる場合、提案する技術は適用されない。
−前記特定スペシャルサブフレーム設定は、表2の#0と#5である。
−前記特定スペシャルサブフレーム設定は、DwPTSの長さがX個シンボル以下であるスペシャルサブフレーム設定に定義されることができる。
このとき、X=3である。
I−3−1−2.特定スペシャルサブフレーム設定が使われる時、NB−IoTが使用可能な搬送波のうちスペシャルサブフレームが有効サブフレームに定義された場合は、NRSが送信されることができる。
前記特定スペシャルサブフレーム設定は、表2で#1、#2、#3、#4、#6、#7、#8and#9である場合である。
オプションa.前記記述された有効サブフレームは、NB−IoT機器(または、UE)がNPDCCHまたはNPDSCHが送信されることを期待するサブフレームに定義される。この情報は、SIBやRRCシグナルのような上位階層シグナルを介してNB−IoT機器(または、UE)に伝達されることができる。
オプションb.前記記述された有効サブフレームは、スペシャルサブフレームのみのために定義された独立的な意味である。この場合、スペシャルサブフレームに対する有効サブフレームの定義は、NPDCCHまたはNPDSCHの送信可否にかかわらずNRSが送信されるサブフレームに定義することができる。この情報は、SIBやRRCシグナルのような上位階層シグナルを介してNB−IoT機器(または、UE)に伝達されることができる。
上位階層シグナルを介して伝達された有効サブフレーム以外のスペシャルサブフレームの場合、DCIを介して動的にNRSが送信されるスペシャルサブフレームに対する情報をNB−IoT機器に伝達できる。
DCIを介して動的に伝達する場合、前記オプションaまたはオプションbと組み合わせて適用されることができる。
前記記述された使用可能な搬送波は、NB−IoT機器(または、UE)が同期を取得するアンカー搬送波を含むことができ、また、上位階層シグナルを介して設定を受けた非アンカー搬送波を含むことができる。
具体的に、スペシャルサブフレーム設定#9である場合、下記の通りである。
−6番目のシンボルのみがNRS送信に使われるように定めることができる。これはスペシャルサブフレーム設定#9で使用可能なDwPTS区間を守るための目的である。
−6番目のシンボル及び7番目のシンボルが全てNRS送信に使われることができる。これはGAPの確保に大事な問題がない場合、NRSの送信を増やすための目的である。
7番目のシンボルにNRSが送信されるかどうかは、基地局が決定でき、この情報は、SIBやRRSシグナルのような上位階層シグナルを介してNB−IoT機器(または、UE)に伝達されることができる。
前記記述された方法で、スペシャルサブフレーム設定#0と#5の場合は、スペシャルサブフレームの6番目のシンボル及び7番目のシンボルがDwPTS領域に設定されていないため、適用対象から除外されることができる。それに対し、スペシャルサブフレーム設定#1、#2、#3、#4、#6、#7、#8、そして#9である場合、スペシャルサブフレームは、LTE PDSCH用途に使われることができるため、NB−IoTで該当スペシャルサブフレームが使用可能かどうかの情報が与えられなければならない。
I−3−1−3.スペシャルサブフレームの6番目及び7番目のシンボル上でNRSを送信する時、下記の通りである。
他のダウンリンクサブフレームで使用するNRSの生成方式及び時間−周波数ドメインリソース決定方式で第1のスロットに該当するリソースを使用するように定めることができる。
もし、スペシャルサブフレーム設定#9が使われ、6番目のシンボルのみがNRS送信に使われる場合、使われる時間リソースは、l=5である場合にのみ該当するように定めることができる。
I−3−1−4.スペシャルサブフレームの6番目及び7番目のシンボルで送信されるNRSのEPRE(Energy per resource element)は、他のサブフレームで送信されるNRSのEPREとは別途に設定されることができる。
このとき、スペシャルサブフレームで送信されるNRSのEPREは、他のサブフレームで送信されるEPREとのオフセットに(または、倍数の形態に)決定されることができる。
このとき、スペシャルサブフレームで送信されるNRSのEPREは、SIBやRRCシグナルのような上位階層シグナルを介してNB−IoT機器(または、UE)に伝達されることができる。
他のサブフレームで送信されるEPREが異なるように適用される場合は、該当スペシャルサブフレームにNPDCCHまたはNPDSCHが送信されない場合に限定されることができる。
このとき、基地局は、該当スペシャルサブフレームがNPDCCHまたはNPDSCHの用途に使われるかどうかの情報をSIBまたはRRCシグナルのような上位階層シグナルを介して伝達できる。
II.第2の開示:スペシャルサブフレームでアップリンク参照信号
TDDでスペシャルサブフレームのアップリンク送信可能領域は、UpPTS領域に制限されている。一般的に、UpPTSは、1〜2個のシンボルの長さを有することができるように決まっている。既存、LTE UEは、この領域をSRSまたはPRACHの目的として使用することができる。NB−IoTの場合、NPUSCH送信の最小単位がスロットに固定されているため、スペシャルサブフレームのUpPTSは、データ送信の目的に適しない。また、NPRACH送信で使われる送信単位であるシンボルグループの区間とシンボルグループ間のホッピングを考慮する場合、UpPTSは、NPRACHの送信目的に適しない。また、リリース14までのNB−IoT技術にはSRSを送信するための動作が定義されていない。
そのために、本発明ではUpPTS領域をuplink reference signalの送信目的として使用する方法を提案する。具体的に、NB−IoTで使われる場合、提案するuplink reference signalの送信は、SRSのような形態と目的を有することができる。下記提案する方法は、各々、独立的に使われることができる技術であり、一つ以上の技術が組み合わせて使われることができる。
II−1.有効スペシャルサブフレームである場合に限ってSRSを送信するように指定する方案
本節で提案する方案は、スペシャルサブフレームが有効サブフレームに設定された場合のみを対象にして動作するように定めることができる。このとき、有効サブフレームの定義は、NB−IoT機器(または、UE)がアップリンク送信が可能なように基地局から設定を受けたサブフレームを意味する。このとき、SRSのための有効サブフレームは、各スペシャルサブフレームがアップリンク送信が可能かどうかを知らせる情報として独立的に与えられる。これはSIBやRRCシグナルのような上位階層シグナルを介してNB−IoT機器(または、UE)に知らせることができる。もし、NPDCCHを利用して非周期的なSRS送信が設定される場合、有効サブフレームに対する情報は、DCIの一定領域を利用して動的に設定されることができる。
II−2.搬送波ホッピングを利用して一つ以上の搬送波にSRSを送信する方案
NB−IoTは、一つの搬送波(具体的に、12個の副搬送波からなる一つのPRB)で動作するように設計されているため、同時に多数の搬送波にSRSを送信するに適しない。したがって、多数の搬送波(即ち、アンカー搬送波+多数の非アンカー搬送波)が使用可能な場合、SRS送信が可能な搬送波でSRSを送信するための方案が必要である。本節で提案する方案は、多数の搬送波でSRS動作を実行するためにSRSが送信される搬送波をホッピングする方案を含むことができる。
搬送波ホッピングは、NB−IoT機器(または、UE)が設定を受けたアンカー搬送波及び/または非アンカー搬送波を対象にして実行されることができる。このとき、搬送波ホッピングが実行される対象搬送波は、下記のオプションのうち一つ以上のオプションを組み合わせて決まることができる。
オプションa.NB−IoT機器(または、UE)がページングまたはNPRACHを実行することができるようにSIBから設定を受けた搬送波を対象にして実行するように定めることができる。
オプションb.SIBやRRCシグナルのような上位階層シグナルを介して別途に設定された搬送波を対象にして搬送波ホッピングが実行されることができる。
オプションc.DCIを介して別途に設定された搬送波を対象にして搬送波ホッピングが実行されることができる。
搬送波ホッピングは、繰り返し送信が進行される間は実行されない。もし、カバレッジサポートのために、一搬送波当たりNB−IoT機器(または、UE)が実行すべき繰り返し回数が決まっている場合、該当繰り返しが進行される間は搬送波ホッピングが実行されないように定めることができる。
搬送波ホッピングパターンは、各セル別に互いに異なるパターンを有するように定めることができる。これはセル間干渉(inter cell interference)を減らすための目的である。
II−3.NB−IoT機器の周期的なSRS送信方案
NB−IoT機器(または、UE)は、SRSを周期的に送信できる。そのために、基地局は、SIBやRRCシグナルのような上位階層シグナルを介して必要な情報を伝達することができる。前記記述された必要な情報は、下記のような情報のうち一つ以上を含むことができる。
−周期(period):SRSを送信するための周期が指定されることができる。このとき、周期は、SRS送信が始まる位置間の間隔に定義されることができる。もし、周期を介して指定されたSRS送信の開始位置が有効でない(invalid)サブフレームのような理由によって、SRS送信が不可能な場合、該当UpPTS上ではSRS送信が放棄されることができる。
−時間オフセット:時間オフセットの情報は、SRSを最初送信するための位置を定めるための目的として使われることができる。例えば、CDRXが終わった時点から設定を受けた時間オフセット以後にSRS最初送信が実行されるように定めることができる。もし、時間オフセットを介して指定されたSRS送信の開始位置が有効でない(invalid)サブフレームのような理由によって、SRS送信が不可能な場合、該当UpPTS上ではSRS送信が放棄されることができる。もし、前記周期(period)情報が適用される場合、時間オフセットに設定されたSRS開始位置から周期値を適用することができる。
−開始(Starting)搬送波:SRS送信が始まる搬送波を定めることができる。開始搬送波でSRS送信を実行した以後には搬送波ホッピングパターンによってSRSを送信する搬送波を選択することができる。このとき、前記開始搬送波は、NB−IoT機器(または、UE)がキャンプオン(camp on)している搬送波である。または、前記開始搬送波は、常にアンカー搬送波になるように定めることができる。または、前記開始搬送波は、上位階層シグナルを介して設定された特定搬送波である。
−繰り返し:SRSの送信は、一つ以上のUpPTS上で繰り返される。これはSRS送信に必要なパワーを十分に得るための目的である。
II−4.NB−IoT機器の非周期的なSRS送信方案
NB−IoT機器(または、UE)は、SRSを非周期的に送信できる。そのために、基地局は、SIBやRRCシグナルのような上位階層シグナルを介して必要な共通情報をNB−IoT機器(または、UE)に伝達でき、一部個別情報は、DCIを介して設定されることができる。もし、周期的なSRSが設定されている場合、前記記述された必要な共通情報のうち一部は、周期的なSRSの送信のために活用されることもできる。前記記述された必要な個別情報は、II−3節で定義された情報のうち一つ以上を含むことができる。
II−5.UpPTSを構成するシンボル個数によって繰り返しを定める方案
もし、UpPTSで使用可能なOFDMシンボルの個数が2個以上である場合、NB−IoT機器(または、UE)は、SRSを繰り返し送信できる。このとき、繰り返しの回数は、UpPTSで使用可能なOFDMシンボルの個数と同じである。
繰り返しが適用される場合、一つのUpPTS(または、複数個のUpPTS)内に存在するOFDMシンボルを一つのグループと見なし、OFDMシンボル単位のカバーコード(cover code)を適用することができる。これは同じセル内で複数個のNB−IoT機器(または、UE)を多重化するための目的であり、またはセル間干渉(inter cell interference)の影響を減少させるための目的である。このとき、各NB−IoT機器(または、UE)は、自分のID(即ち、UE ID)、または基地局から設定を受けた情報に基づいて自分が使用するカバーコード形態を定めることができる。前記情報は、SIBやRRCシグナルのような上位階層シグナルを介して設定されることができ、またはNPDCCHにより非周期的なSRS送信が設定される場合にDCIを介して動的に設定されることもできる。
II−6.SRS送信時点が他のチャネルと衝突する場合の解決方案
もし、NB−IoT機器(または、UE)がダウンリンクグラント(downlink grant)に該当するDCIを検出した場合、NPDSCH受信とこれに対応されるACK/NACKが送信されるまでの区間(duration)の間にはSRSを送信しない。また、NB−IoT機器(または、UE)がアップリンクグラント(uplink grant)に該当するDCIを検出した場合、NPUSCH送信が実行される区間の間にはSRSを送信しない。これは周波数再調整(frequency retuning)に必要な時間と電力の消耗を減らすための目的である。
NPUSCH(データ及び/またはACK/NACK)送信以後一定区間の間は、SRSを送信しないように定めるダウンリンクSRSギャップが設定されることができる。これは次のDCIを介して連続したNPDSCH受信やNPUSCH送信が行われる場合を保障するための目的である。
NPRACHやスケジューリング要求のためのリソースが設定されている場合、これに該当するリソースが設定されたアップリンクサブフレームの直前に位置したUpPTSの場合、SRSを送信しないように定めることができる。これはNB−IoT機器(または、UE)の周波数調整(retuning)のための時間を確保するためである。
II−7.副搬送波割当を指定する方案
NB−IoTアップリンク送信では1個、3個、6個そして12個の副搬送波を利用したアップリンク送信が可能である。このとき、一部NB−IoT機器(または、UE)は、一つの搬送波のみをサポートすることができる能力を有している。これを考慮して本節では1個、3個、6個そして12個の副搬送波を利用したSRS送信を区分する方案を含むことができる。
II−7−1.一つ以上の副搬送波個数によるSRS送信が許容される場合、各副搬送波個数に該当するSRS送信方式は、互いに異なることがある。
このとき、SRSを送信する副搬送波の大きさは、時間ドメイン上に構成される一つのSRS送信単位が互いに異なることがある。
例えば、1個、3個、6個そして12個の副搬送波を使用してSRSを送信する場合、各々X1、X2、X3、またはX4個のUpPTS領域を一つのSRS単位として使用することができる。
1個の副搬送波を使用してSRSを送信する場合、X1個のUpPTS領域には時間ドメイン上にシーケンスが構成されることができる。これは同じセル内に互いに異なるNB−IoT機器(または、UE)を区分するための目的であり、またはセル間干渉を減らすための目的である。
II−7−2.一つ以上の副搬送波を利用してSRSを送信する場合、使用する副搬送波個数によってSRSを送信するSRSリソースは、互いに区分されて設定されることができる。
このとき、一つのUpPTSシンボルは、1個、3個そして6個の副搬送波を使用するSRS送信をサポートするためにFDM形態に周波数ドメイン上のリソースが区分されて設定されることができる。
このとき、特定UpPTSは、特定副搬送波の数字を使用したSRSをサポートするための目的として使われることができる。
このとき、各副搬送波の大きさによって使われるSRSリソースに対する情報は、SIBやRRCシグナルのような上位階層シグナルを介してNB−IoT機器(または、UE)に伝達されることができる。
このとき、もし、SRS送信がNPDCCHを利用して非周期的に実行される場合、NB−IoT機器(または、UE)が選択する副搬送波の個数とSRSリソースに対する情報は、DCIを介して動的に伝達されることができる。
III.第3の開示:スペシャルサブフレーム設定#10のためのRS設定
フレーム構造タイプ(Frame structure type)2の定義によってTDD構造で使用可能なスペシャルサブフレーム設定の種類は、総11個である。特に、スペシャルサブフレーム設定#10は、リリース−14から導入された新しい構造であって、新しいCP基準にしてDwPTS領域に6個のOFDMシンボル、UpPTS領域に6個のOFDMシンボルが使われている。具体的に、スペシャルサブフレーム設定#10の場合、DwPTS領域の5番目のシンボル位置にCRSの送信可否を選択するように定めることができる。もし、基地局がCRS−less DwPTSが設定されたスペシャルサブフレーム設定#10をサポートする場合、既存のLTE UEは、該当基地局でDwPTS領域の5番目のOFDMシンボルでCRSを期待することができない。このような構造の主要同期は、DwPTS領域がUL送信にあたえる干渉の影響を最小化するための目的である。
以下で提案される内容は、サブフレーム設定#10がNB−IoT TDD構造に使われる場合、RSが各々独立的に使われることができるようにする。以下で提案される方案は、単独で使われることもできるが、一つの方案が組み合わせて使われることもできる。以下に説明される内容で、別途の説明がない場合、DwPTS領域の5番目のOFDMシンボルに対するRS送信と関連した方法を説明している。
III−1.スペシャルサブフレーム設定#10の5番目のシンボルにRSを送信する方案
本節で提案する方案は、スペシャルサブフレーム設定#10が設定された場合、DwPTSの5番目のシンボルの位置に、基地局はRSを送信し、NB−IoT機器はこれを受信して利用できるようにする。一般的に、RSは、チャネル推定と測定の目的として使われることができ、RS密度が高いほど(使用可能なRSが多いほど)高い正確度を保障することができる。
提案する方案の具体的な内容は、下記記述された内容の通りである。
III−1−1.提案する内容は、NB−IoTの動作モードがイン−バンド(in−band)である場合に適用されることができる。
もし、NB−IoTの動作モードがinband−samePCIモードである場合、送信されるRSはCRSである。
このとき、送信されるCRSは、ダウンリンクサブフレームの5番目のOFDMシンボルのCRSパターンと生成規則に従うように定めることができる。
もし、NB−IoTの動作モードがinband−DifferentPCIモードである場合、送信されるRSはNRSである。
このとき、送信されるNRSは、ダウンリンクサブフレームでNRSを含むOFDMシンボル(例えば、スロット内の6番目及び7番目のシンボル)のうち一つのパターンと生成規則に従うことができる。
このとき、選択するパターンと、生成規則は、スペシャルサブフレームのインデックスが奇数である場合、6番目のOFDMシンボル、偶数である場合、7番目のOFDMシンボルを基準にして(または、その逆に)決まることができる。
前記のように動作モードによってRSの送信可否を決定する理由は、動作モードが保護帯域(guardband)とスタンド−アローン(standalone)の場合にはCRS−less DwPTSによる影響がないためである。また、動作モードがinband−samePCIモードである場合、NB−IoT機器は、CRSのパターンと生成規則に対する情報を知っているため、これを利用したデコーディングを実行することができる。また、動作モードがinband−samePCIモードである場合、交差サブフレームチャネル推定やシンボル水準結合(combining)を容易に適用されるようにするためにCRSの送信が可能なためである。また、動作モードがinband−DifferentPCIモードである場合、NB−IoT機器は、CRSに対するパターン及び生成規則を知らないため、CRSの位置を一般的に使用しないREと見なす。しかし、もし、CRS−less DwPTSが設定された場合、DwPTSの5番目のシンボルではCRSの送信位置にRSが送信されないことを予想することができる。したがって、この場合、該当CRSの位置をNB−IoT機器が認知できるNRSのマッピングに使用するように定めることができる。
III−1−2.提案する内容は、DwPTS領域が有効サブフレームに設定された場合に適用されることができる。
もし、特定DwPTSが有効でない(invalid)場合、NB−IoT機器は、該当DwPTSの5番目のOFDMシンボルでRSの送信を期待しない。
提案する内容は、DwPTS領域で実際データが送信される場合に限って適用されることができる。
提案する内容は、DwPTS領域で5番目のOFDMシンボルを除いた他のOFDMシンボルにNRSが含まれている場合に限って適用されることができる。
NB−IoT機器が特定DwPTS領域で5番目のOFDMシンボルを除いた他のOFDMシンボルにNRSが含まれるかどうかを知らない場合、該当NB−IoT機器は、該当DwPTS領域でのCRS送信を期待しない。
提案する内容で有効サブフレーム上にRS送信を許容する理由は、基地局が該当DwPTS領域を有効(valid)と宣言した場合、NB−IoTのための目的として使用することができるように許諾した場合と判断することができるためである。また、基地局が特定DwPTSを有効(valid)と宣言しても、実際データやNRSを送信しない場合は、基地局が該当DwPTSでの送信を省略してアップリンク送信に対する干渉を避けるための目的である。
III−1−3.提案する内容は、NPDCCHを介して許容された(granted)NPDSCHの送信が、DwPTSでの送信が可能なようにスケジューリングされた場合に適用されることができる。
このとき、NPDCCHは、DwPTSを介して送信されないように定めることができる。
このとき、DwPTSでのNPDSCH送信が許諾されるかどうかは、NPDCCHを介して取得したDCIに含まれている情報を介して端末に伝達されることができる。例えば、DCIビット、CRCマスキング値などを例として挙げることができる。
このとき、DwPTSでのNPDSCH送信が許諾されるかどうかは、DCIが伝達するNPDSCHの送信長さによって決定されることができる。
前記送信長さは、NPDSCHの繰り返し大きさを意味し、またはTB一つをREマッピングするために必要なダウンリンクサブフレームの個数を意味し、または二つの組み合わせを意味する。具体的に、DwPTSでのNPDSCH送信が許諾されるかどうかは、前記送信長さが特定定数Mに対してMサブフレーム以下である場合に定めることができる。または、DwPTSでのNPDSCH送信が許諾されるかどうかは、NPDSCHの送信に含まれるDwPTSの個数が特定定数Nに対してN個以下である場合に定めることができる。
前記提案する内容によると、基地局が状況に合うようにDwPTSでのNPDSCHの送信を動的に制御できるという利点を得ることができる。また、NPDSCH送信の長さが短くてNPDSCHの送信に使われるDwPTSの個数が相対的に小さい場合、該当NPDSCHの送信が及ぼす影響が相対的に小さい。したがって、この場合、送信を許容するためである。
III−1−4.提案する内容は、アンカー搬送波では常に適用されるように定めることができる。
このとき、送信可否は、上位階層シグナルによってのみ決定されるように定めることができる。
アンカー搬送波の場合、NPSS/NSSSが周期的に送信されるため、NRSを送信することができるサブフレームの個数が非アンカー搬送波に比べて相対的に足りない。また、SIB1−NBのデコーディング性能を高めるためにはCRS及びNRSが送信されるサブフレームの個数が多いほど有利である。また、アンカー搬送波の場合、基地局がNB−IoTのために割り当てたサブフレームとみることができるため、他の目的のダウンリンク/アップリンク送信が発生する確率が相対的に低い。したがって、前記提案する方法のようにアンカー搬送波のDwPTS領域では常にRSを期待するように定める方法が有利である。
III−1−5.提案する内容は、DwPTS以後Kサブフレーム以内にNPRACH送信が始まる場合に適用されることができる。
このとき、Kの値は、事前に定義された値である。
提案する内容は、端末がNPRACHを実行する以前にRRM測定を実行することができる搬送波に対して適用されることができる。
前記搬送波は、アンカー搬送波に定めることができる。
前記搬送波は、NB−IoT機器がランダムアクセス手順の2番目のメッセージ(Msg2)(即ち、ランダムアクセス応答)及び/または4番目のメッセージ(Msg4)の受信を期待した搬送波に定めることができる。
ランダムアクセス手順(即ち、NPRACH)を実行する以前にNB−IoT機器は、自分のCEレベル(level)を正確に知っていなければならない。NB−IoT機器は、CEレベルを測定するためにRSを利用したRRM測定を実行することができ、前記提案した方案は、このような状況で端末がCEレベルを推定するためのRSをもっと確保することができるように許容するための目的である。
III−2.スペシャルサブフレーム設定#10の5番目のシンボルにRSを送信しない方案
本節提案する方案は、スペシャルサブフレーム設定#10が設定された場合、DwPTSの5番目のシンボルの位置に、基地局はRSを送信せず、NB−IoT機器はこれを認知して該当位置のRSを利用しないようにすることができる。
提案する方案が適用される具体的な例は、下記の通りである。
III−2−1.もし、DwPTS領域に実際データ送信が実行される場合、該当DwPTSの5番目のOFDMシンボルの全てのREは、データ送信の目的として使われることができる。
一部場合ではRSの密度を増加させることよりデータのためのREの数を十分に確保して符号化率(code rate)を低くすることがより有利である。または、端末の複雑度側面で状況によるRS適用可否を異なるように適用するよりは、常に一定にRSが無いと仮定することが有利である。
いままで説明した、本発明の実施例は、多様な手段を介して具現されることができる。例えば、本発明の実施例は、ハードウェア、ファームウェア(firmware)、ソフトウェアまたはそれらの結合などにより具現されることができる。具体的には図面を参照して説明する。
図13は、本明細書の開示が具現される無線機器及び基地局を示すブロック図である。
図13を参照すると、無線機器100及び基地局200は、本明細書の開示を具現することができる。
図示された無線機器100は、プロセッサ101、メモリ102及びトランシーバ103を含む。同様に、図示された基地局200は、プロセッサ201、メモリ202及びトランシーバ203を含む。図示されたプロセッサ101、201、メモリ102、202及びトランシーバ103、203は、各々、別途のチップで具現され、または少なくとも二つ以上のブロック/機能が一つのチップを介して具現されることができる。
前記トランシーバ103、203は、送信機(transmitter)及び受信機(receiver)を含む。特定の動作が実行される場合、送信機及び受信機のうちいずれか一つの動作のみが実行され、または送信機及び受信機の動作が両方とも実行されることができる。前記トランシーバ103、203は、無線信号を送信及び/または受信する一つ以上のアンテナを含むことができる。また、前記トランシーバ103、203は、受信信号及び/または送信信号の増幅のための増幅器と特定の周波数帯域上への送信のためのバンドパスフィルタを含むことができる。
前記プロセッサ101、201は、本明細書で提案された機能、過程及び/または方法を具現することができる。前記プロセッサ101、201は、エンコーダとデコーダを含むことができる。例えば、プロセッサ101、202は、前述した内容による動作を実行することができる。このようなプロセッサ101、201は、ASIC(application−specific integrated circuit)、他のチップセット、論理回路、データ処理装置及び/またはベースバンド信号及び無線信号を相互変換する変換器を含むことができる。
メモリ102、202は、ROM(read−only memory)、RAM(random access memory)、フラッシュメモリ、メモリカード、格納媒体及び/または他の格納装置を含むことができる。
図14は、図13に示す無線機器のトランシーバの詳細ブロック図である。
図14を参照すると、トランシーバ110は、送信機111と受信機112を含む。前記送信機111は、DFT(Discrete Fourier Transform)部1111、副搬送波マッパ1112、IFFT部1113及びCP挿入部1114、無線送信部1115を含む。前記送信機111は、変調器(modulator)をさらに含むことができる。また、例えば、スクランブルユニット(図示せず;scramble unit)、モジュレーションマッパ(図示せず;modulation mapper)、レイヤマッパ(図示せず;layer mapper)及びレイヤパーミュテータ(図示せず;layer permutator)をさらに含むことができ、これは前記DFT部1111の前に配置されることができる。即ち、PAPR(peak−to−average power ratio)の増加を防止するために、前記送信機111は、副搬送波に信号をマッピングする以前に情報をDFT部1111を経るようにする。DFT部1111により拡散(spreading)(または、同じ意味でプリコーディング)された信号を副搬送波マッパ1112を介して副搬送波マッピングをした後、再びIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部1113を経て時間軸上の信号で作る。
DFT部1111は、入力されるシンボルにDFTを実行して複素数シンボル(複素数シンボル)を出力する。例えば、Ntxシンボルが入力される場合(ただし、Ntxは自然数)、DFT大きさ(size)はNtxである。DFT部1111は、変換プリコーダ(transform precoder)とも呼ばれる。副搬送波マッパ1112は、前記複素数シンボルを周波数領域の各副搬送波にマッピングさせる。前記複素数シンボルは、データ送信のために割り当てられたリソースブロックに対応するリソース要素にマッピングされることができる。副搬送波マッパ1112は、リソースマッパ(resource element mapper)とも呼ばれる。IFFT部1113は、入力されるシンボルに対してIFFTを実行して時間領域信号であるデータのための基本帯域(baseband)信号を出力する。CP挿入部1114は、データのための基本帯域信号の後部分の一部を複写してデータのための基本帯域信号の前部分に挿入する。CP挿入を介してISI(Inter−シンボルInterference)、ICI(Inter−搬送波Interference)が防止されて多重経路チャネルでも直交性が維持されることができる。
他方、受信機112は、無線受信部1121、CP除去部1122、FFT部1123、そして等化部1124などを含む。前記受信機112の無線受信部1121、CP除去部1122、FFT部1123は、前記送信機111での無線送信部1115、CP挿入部1114、IFFT部1113の逆機能を実行する。前記受信機112は、復調器(demodulator)をさらに含むことができる。