JP6852908B2 - Wire tensioner for live line sorting tools - Google Patents
Wire tensioner for live line sorting tools Download PDFInfo
- Publication number
- JP6852908B2 JP6852908B2 JP2019022982A JP2019022982A JP6852908B2 JP 6852908 B2 JP6852908 B2 JP 6852908B2 JP 2019022982 A JP2019022982 A JP 2019022982A JP 2019022982 A JP2019022982 A JP 2019022982A JP 6852908 B2 JP6852908 B2 JP 6852908B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- pedestal
- electric wire
- live
- screw shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 229910003460 diamond Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000010432 diamond Substances 0.000 claims description 3
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 56
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 22
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 13
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Electric Cable Installation (AREA)
Description
本発明は、電線の架線・保守の無停電工事における活線振り分け作業等に用いられる活線振り分け工具用の張線器に関するものである。 The present invention relates to a wire tensioning device for a live-line distribution tool used for live-line distribution work or the like in uninterruptible work for overhead wire / maintenance of electric wires.
配電線工事等において開閉器等が設備されていない場合、工事区間外でも工事の巻き添えにより長時間の停電を余儀なくされる。 If a switch is not installed in the distribution line construction, etc., a long-term power outage is unavoidable due to the entanglement of the construction even outside the construction section.
このような問題を解消するため、従来から無停電工事が行われている。無停電工事では工事区間の両側で電線が切断され、工事区間の外側の電線の切断端部同士がバイパスケーブルで繋がれて活線状態が維持され、工事区間のみ停電状態となる。このような工事に用いる工具として、切断した端部同士を振り分けて離間させる活線振り分け工具が知られている。 In order to solve such a problem, uninterruptible construction has been carried out conventionally. In uninterruptible construction, electric wires are cut on both sides of the construction section, and the cut ends of the electric wires on the outside of the construction section are connected by bypass cables to maintain the live-line state, and only the construction section is in a power outage state. As a tool used for such construction, a live-line distribution tool that distributes and separates the cut ends from each other is known.
この活線振り分け工具は、電線を掴持するための掴線器と、電線を引き寄せるための張線器と、これらを連結する絶縁棒等で構成されるのが一般的である。 This live-line distribution tool is generally composed of a wire gripping device for gripping an electric wire, a wire tensioning device for attracting an electric wire, and an insulating rod or the like connecting them.
図10は、従来の活線振り分け工具201の一例を示している。活線振り分け工具201は、電線200の2箇所を掴持するための2つの掴線器202が両端に備えられている。そして、これらは、環状のローブ203を介して棒型張線器204に連結されている。このような構成の活線振り分け工具201については、特許文献1に記載がある。
FIG. 10 shows an example of the conventional live-
ところで、上記掴線器202の掴線機構には、ネジ202aの締結力により電線を掴持する構成が採用されている。しかし、このようなネジ締結式の掴線機構では、ネジの締め込み状態に応じて掴持力が決まるので、作業者によって掴持状態にバラつきが生じ易い。このネジ締結が不十分であると、張力が増大した際に電線の滑りが生じる恐れがある。
By the way, the wire gripping mechanism of the
このような電線の滑りを解消する掴線器は、特許文献2に開示されている。特許文献2に記載の掴線器の掴線機構にはカムが用いられており、張力が増大するほど掴持力が増大する構成となっている。これにより、電線の滑りが生じ難く、作業者によるバラつきを生じることなく非常に安定した掴持状態を維持することが可能である。
A wire gripping device for eliminating such slippage of an electric wire is disclosed in
上述のように、カムによる掴線機構を利用した掴線器は、張力が加わっている状態においては、非常に安定した掴持状態を維持できるものの、張力とは逆方向に力が生じると、緩みが生じることがある。したがって、特許文献2の掴線器には、カム部材を固定するためのネジ部材が備わっている。これにより、張力とは逆方向に力が加わった場合であっても、安定して掴持状態を維持することが可能となる。
As described above, a wire gripper using a cam-based gripping mechanism can maintain a very stable gripping state when tension is applied, but when a force is generated in the direction opposite to the tension, Looseness may occur. Therefore, the wire gripper of
しかしながら、このような掴線器を扱う場合、カム機構による掴持動作と、カム機構を安定させるためのネジ機構による固定動作とをそれぞれ別に操作する必要がある。このた
め、作業効率が低下する場合がある。
However, when handling such a wire gripping device, it is necessary to separately operate the gripping operation by the cam mechanism and the fixing operation by the screw mechanism for stabilizing the cam mechanism. Therefore, work efficiency may decrease.
また、特許文献1又は2に記載の掴線器自体には、電線に加わる張力を変化させる機能はない。したがって、電線に加わる張力を調節するためには張線器を併用する必要がある。このため、常に、張線器を設置できるだけのスペースを確保する必要があることに加えて、張線器等の装備を扱うことにより、設置作業が煩雑になる。また、棒状部材を筒状部材の内側に長手方向へ引き込む形態の図10の棒型張線器204は、入れ子状に構成されるので、収縮状態であっても、少なくとも引き込み量以上の長さが必要となり嵩張ることに加えて、強度面においても不利となる。
Further, the wire gripping device itself described in
そこで、本発明では、絶縁棒の部分に入れ子式の引き込み構造を用いないコンパクトな張線器を提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a compact wire tensioning device that does not use a nesting type lead-in structure in the portion of the insulating rod.
上記目的を達成するために、本発明の活線振り分け工具用の張線器は、無停電工事で用いられる活線振り分け工具の構成として電線を掴持する2つの掴線器の間に絶縁棒を介して配置される、活線振り分け工具用の張線器であって、互いに逆ネジの関係にある上側ネジ軸及び下側ネジ軸が同軸状に形成されたアイボルトと、前記上側ネジ軸に対してネジ対偶で配置された上側ベースと、前記下側ネジ軸に対してネジ対偶で配置された下側ベースと、4つの関節部を形成するようにひし形に配置された4本のリンク片を有し、前記4つの関節部のうち上下の対角方向に位置する2つが、それぞれ隣接する2本のリンク片同士の1軸連結により構成されており、前記上側ベース及び前記下側ベースの間で互いに対をなすように形成されたリンク部と、前記4つの関節部のうち、水平の対角方向に位置する他の2つが互いに対をなすようにそれぞれに形成されており、前記絶縁棒に接続可能な2つの接続金具とを備えたことを特徴とする。 In order to achieve the above object, the wire tensioning device for the live wire distribution tool of the present invention has an insulating rod between two wire grippers that hold the electric wire as a configuration of the live wire distribution tool used in the power failure construction. An eyebolt on which the upper screw shaft and the lower screw shaft, which are arranged via a wire rod for a live wire distribution tool and have a kinematic pairing relationship with each other, are formed coaxially with the upper screw shaft. On the other hand, an upper base arranged in pairs of screws, a lower base arranged in pairs of screws with respect to the lower screw shaft, and four link pieces arranged in a diamond shape so as to form four joints. Two of the four joints located in the upper and lower diagonal directions are formed by uniaxial connection of two adjacent link pieces , respectively, of the upper base and the lower base. The link portion formed so as to form a pair with each other and the other two of the four joint portions located in the horizontal diagonal direction are formed so as to form a pair with each other, and the insulation thereof. It is characterized by being provided with two connection fittings that can be connected to a rod.
また、本発明の活線振り分け工具用の張線器は、上記構成に加えて、水平の対角方向に位置する前記他の2つの関節部を形成するように隣り合う前記リンク片の端部同士は、前記接続金具上で上下に接するように軸支されており、前記端部のそれぞれには互いに係合するギアが形成されており、前記接続金具は2箇所の締結構造により前記絶縁棒に連結可能に構成されていることを特徴とする。 Further, in the wire tensioning device for the live wire distribution tool of the present invention, in addition to the above configuration, the end portions of the link pieces adjacent to each other so as to form the other two joint portions located in the horizontal diagonal direction. They are pivotally supported on the connecting fitting so as to be in contact with each other up and down, and gears that engage with each other are formed at each of the ends of the connecting fitting. It is characterized in that it is configured to be connectable to.
以下、本発明の実施の形態に係る掴線器について、図を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態に係る掴線器1について、図1〜図5を用いて説明する。図1は正面側から見た掴線器1の全体斜視図である。図2は背面側から見た掴線器1の全体斜
視図である。図3は、図1のA−A線で切断した断面図であり、図4は、図1のB−B線で切断した断面図である。また、図5は、掴線器1の分解図である。
Hereinafter, the wire gripping device according to the embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
(First Embodiment)
First, the
この掴線器1は、無停電工事に用いられる活線振り分け工具の構成の一部として用いられる他、単に電線に張力を付与するための引き込み具の構成の一部としても用いられる。本実施の形態では、特に、活線振り分け工具の一構成としての作用について後述する。
The
図1を参照して、掴線器1は、電線の掴線機構として、上下に対向する一対のクサビ片からなるクサビ部4を備えている。このクサビ部4は厚さ方向とそれぞれの傾斜部分(上側傾斜部6b、下側傾斜部8b)とを囲うように本体2に保持されている。本体2の下方にはアイボルト14が螺合されている。
With reference to FIG. 1, the
なお、ここでは、便宜的に、クサビ機構の絞まる向きを前方とし、緩む向きを後方として表している。この後方には、絶縁棒等の外部の工具と連結するための工具連結部2bが延設されている。
Here, for convenience, the narrowing direction of the wedge mechanism is represented as the front, and the loosening direction is represented as the rear. Behind this, a
図2を参照して、上側クサビ片6の背面側には上側傾斜部6bと平行に傾斜溝6cが形成されている。また、本体2には、この傾斜溝6cに摺動可能に嵌合する傾斜凸条2cが形成されている。この傾斜溝6cと傾斜凸条2cとの摺動機構をガイドとして、電線当接面6aが平行移動できる。
With reference to FIG. 2, an
クサビ部4の背面前方側には、離接ガイド部10が設けられている。この離接ガイド部10は、下側クサビ片8が上側クサビ片6に対して離接する際の移動方向を対向方向に規制するガイドである。上側クサビ片6から垂設された連結棒10aと、下側クサビ片8に設けられた、連結棒10aを摺動可能に挿入できる連結棒挿入部10bとにより離接ガイド部10が構成されている。
A
下側クサビ片8の下側傾斜部8bには、下溝8cが形成されている。そして、この下溝8cには、クサビバネ13が配置されている。このクサビバネ13は下側クサビ片8を前方へ付勢するための構成であり、後述する台座12と下側クサビ片8の前方側のバネ止め8eとの間に収縮配置されている。上側クサビ片6は、離接ガイド部10を介して下側クサビ片8と一体的に構成されているので、クサビ部4全体が前方へ付勢されていることになる。また、離接ガイド部10は、クサビ部4の背面側前方に設けられているので、本体2の前方側の側面と係合することにより、クサビ部4が後方へ脱落することを防止できる。
A
次に図3の断面図を参照して、下側クサビ片8は台座12に載置されている。台座12の上方は、下側クサビ片8の下側傾斜部8bと同じ傾斜角に形成されており、この台座12に沿って下側クサビ片8は摺動可能である。下側クサビ片8の後方側には、台座12の後方側への相対移動を規制するストッパー8dが突設されている。したがって、外力が作用しない状態において、上述のクサビバネ13により前方へ付勢された下側クサビ片8は、ストッパー8dが台座12の後方端部に係合する位置で安定する。
Next, referring to the cross-sectional view of FIG. 3, the
台座12は、アイボルト14のネジ軸14aの先端と回転自在に連結されている。
The
更に、図4の断面図を参照して、台座12の背面側には凸部12eが形成されているのが見て取れる。また、本体2側には、上下方向に延びる溝が形成されている。この溝は台座12の上下方向への移動をガイドする台座ガイド溝2dである。これにより、アイボルト14の螺進退において、台座12が伴回りを生じることなく安定して上下動することが可能となる。また、台座12の上下方向の可動範囲を設定することができる。
Further, with reference to the cross-sectional view of FIG. 4, it can be seen that the
続いて、図5の分解図を参照して、台座12の上方には、下側クサビ片8の下溝8cに摺動可能に嵌合する下側ガイド部12aが、傾斜した凸条として形成されている。
Subsequently, referring to the exploded view of FIG. 5, a
台座12の下方には、アイボルト14のネジ軸14aの先端が嵌入できるように軸受け穴12bが形成されている。また、台座12の正面側から軸受け穴12bに貫通するように形成された止めネジ穴12dに止めネジ12cが設けられている。これに対して、アイボルト14のネジ軸14aの先端には、周方向に延びる周設溝14bが形成されている。正面側から挿入された止めネジ12cの先端がネジ軸14aの周設溝14bに係合することにより、アイボルト14が台座12に対して軸周りに回転自在に連結される。本実施の形態に係る掴線器1では、ネジ軸14aの周設溝14bの幅は止めネジ12cの外径より僅かに大きい幅となるように設定されているので、軸方向へのガタツキは生じない。
A
次に、図1〜5を適宜参照して(特に、図3を参照)、掴線器1の動作について説明する。
Next, the operation of the wire
上述のように、外力が加わらない状態では、クサビ部4は、クサビバネ13の付勢により、前方に押し出された状態で安定する。この状態でアイボルト14を操作して台座12を降下させると、下側クサビ片8は、離接ガイド部10に沿って上側クサビ片6から離れ、台座12とともに降下する。このとき、上側クサビ片6は本体2の傾斜凸条2cに傾斜溝6cが係合しているので(図2参照)、上側ガイド部2a(図3参照)に当接した状態で上方配置が維持される。台座12が最も下方位置にあるとき、すなわち、図3の状態にあるとき、上側クサビ片6と下側クサビ片8との間隔が最大となり、下側クサビ片8の後方のストッパー8dが台座12の後方側に当接した状態となる。
As described above, in a state where no external force is applied, the
このように台座12を降下させると、上側クサビ片6の電線当接面6aと下側クサビ片8の電線当接面8aとの間に電線を収容可能な空間が形成される。この空間に電線を収容した状態で、アイボルト14を操作して台座12を押し上げると、下側クサビ片8は離接ガイド部10に沿って上側クサビ片6に近づき、電線当接面6a、8aが電線の上下に当接する。
When the
この状態で更に、アイボルト14を上方へ締め付けると、上側クサビ片6は上側ガイド部2aに沿って後方斜め上側へ摺動するとともに、下側クサビ片8は台座12の下側ガイド部12aに沿って後方斜め下側へ摺動する。すなわち、クサビ部4は挟持した電線と一体となってクサビバネ13の付勢に抗して、電線の延びる方向に沿って後退する。
When the
このとき、クサビ部4による電線の挟持力は増大するとともに、下側クサビ片8のストッパー8dが台座12の後方側の端部から離間することにより、クサビ部4の前方側への移動代(しろ)が形成される。
At this time, the holding force of the electric wire by the
よって、電線が前方へ引っ張られた場合、クサビ部4が上側及び下側ガイド部2a、12aに沿ってクサビ作用によって絞られる方向へ力を受けるので、電線の挟持力が増大して安定する。
Therefore, when the electric wire is pulled forward, the
また、作業中に電線に何らかの外力が作用して、張力が瞬間的に失われるような状態であっても、クサビ部4は、常に、クサビバネ13から前方(クサビが絞まる向き)への付勢を受け、且つ、アイボルト14により電線を挟持する方向へ圧力が加わっているので、緩みが生じることもなく安定する。
Further, even if some external force acts on the electric wire during the work and the tension is momentarily lost, the
以上のように、本実施の形態の掴線器1は、、単にアイボルト14を操作するだけで、
電線を容易に掴持することができるので、作業効率が著しく向上することに加えて、電線の張力が緩む方向への力が瞬間的に作用した場合であっても、電線の掴持状態に変化を生じさせることなく安定して保持することができる。
As described above, the wire
Since the electric wire can be easily grasped, the work efficiency is remarkably improved, and even when a force in the direction in which the tension of the electric wire is loosened is momentarily applied, the electric wire can be grasped. It can be held stably without causing any change.
ところで、本実施の形態に係る掴線器1は、単に電線を掴持するのみならず、張線機能も備えている。すなわち、電線を掴持した状態のクサビ部4を、台座12を介してアイボルト14で操作すると、電線の延びる方向に沿ってクサビ部4を移動させることができるので、電線の張力を調節することが可能となる。これにより、単に電線に張力を付与するための引き込み具として利用する構成などにおいて、それほど大きな引き込み量を必要としない場合は、張線器を併用することなく掴線及び張線作業が可能となる。
By the way, the wire
なお、本実施の形態では、上側クサビ片6の背面に形成された傾斜溝6cと、本体2の内側に形成された傾斜凸条2cとが係合することにより、上側クサビ片6を本体2の上方に摺動可能に保持できる構成を例として示した。しかし、本体2側に傾斜溝を形成し、上側クサビ片6に傾斜凸条を形成する構成であっても構わない。
In the present embodiment, the
また、上側クサビ片6を本体2の上方に摺動可能に保持できる構成であれば、傾斜凸条2cのように上側ガイド部2aに沿って延びる形状ではなく、部分的に形成された凸部であっても構わない。
Further, if the
また、本実施の形態では、本体2に形成された台座ガイド溝2dに対して台座12の背面に形成された凸部12eが摺動可能に嵌合される構成を例として示した。しかし、台座12の正面又は背面の一側面が本体2の内面と接することにより供回りを防止できる構成であれば、台座ガイド溝2d及び凸部12eからなる構成は必須ではない。台座ガイド溝2d及び凸部12eを備えない場合、台座12の上昇限界位置を設定するためには、例えばアイボルト14のネジ軸14aに上昇を規制するためのストッパーを設けてもよい。
Further, in the present embodiment, a configuration in which the
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態に係る掴線器について、図6を用いて説明する。本実施の形態に係る掴線器は、アイボルト24と台座22との連結構造以外の構成において、第1の実施の形態と同じである。このため、便宜的に、他の構成についての図示はせず、アイボルト24及び台座22と、台座22が当接する下側クサビ片8のみについて図示による説明を行う。また、第1の実施の形態と同一の構成については、適宜、図1〜図5を参照することとする。
(Second Embodiment)
Next, the wire gripper according to the second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The wire gripping device according to the present embodiment is the same as that of the first embodiment in the configuration other than the connection structure of the
図6では、アイボルト24のネジ軸24aの先端と台座22との連結構造が、正面側から見た断面図により示されている。ここでは、アイボルト24を台座22に係合させるための止めネジ22cの位置を点線で表している。図6(a)は、台座22に外力が加わっていない状態を示しており、図6(b)は、台座22がアイボルト24により上向きの力を受けている状態を示している。
In FIG. 6, the connection structure between the tip of the
第1の実施の形態において図3に示した掴線器1との構成の違いは、台座22とアイボルト24のネジ軸24aの上端との間に、台座押し上げバネ25が介在している点である。
The difference in configuration from the wire
また、本実施の形態では、アイボルト24が台座22に対して軸方向へ相対的に移動可能となる空間が形成されている点において、第1の実施の形態の構成とは異なっている。
Further, the present embodiment is different from the configuration of the first embodiment in that a space is formed in which the
第1の実施の形態に係るアイボルト14のネジ軸14aの先端に形成された周設溝14bは、台座12にアイボルト14を係合させるための止めネジ12cの外径と略同じ幅に
形成されていた。しかし、本実施の形態では、図6(a)に示すように止めネジ12cの径に相当する幅を除いた間隙Dの空間が形成されている。この間隙Dの範囲内で、ネジ軸24aは台座22に対して軸方向へ移動可能となる。
The
図6(a)と図6(b)とに渡って水平に引かれた一点鎖線は、図6(a)の台座22に外力が加わっていない状態におけるネジ軸24aの上端の位置を表している。図6(b)に示すように、ネジ軸24aが一点鎖線よりも上方に突き上げられた場合、台座22が当接する下側クサビ片8に対して抵抗があると、台座押し上げバネ25は収縮する構造となっている。止めネジ22cは台座22と一体に固定されているので、ネジ軸24aが上昇すると、相対的に止めネジ22cは周設溝24bの中で下降する。
The alternate long and short dash line drawn horizontally across FIGS. 6 (a) and 6 (b) represents the position of the upper end of the
すなわち、第1の実施の形態において、掴線器1の動作説明について述べたように、クサビ部4の電線当接面6a、8aの間に電線を配置し、アイボルト14により下側クサビ片8を押し上げる際、電線が電線当接面6a、8aに挟まれた(当接した)時点で、アイボルト14の締結力が直接伝達される構成となっていた。
That is, in the first embodiment, as described in the description of the operation of the
これに対して、本実施の形態では、電線が電線当接面6a、8a(図3参照)に当接した時点では、アイボルト24の締結力が直接伝達されず、台座押し上げバネ25により力の一部が吸収される。そして、台座押し上げバネ25の収縮限界に達した場合、又は、止めネジ22cが周設溝24bの下端に突き当たった時点で、アイボルト24の締結力が電線に直接伝達される。
On the other hand, in the present embodiment, when the electric wire comes into contact with the electric wire contact surfaces 6a and 8a (see FIG. 3), the fastening force of the
このように構成されているので、電線に対してクサビ部4が完全に絞め込まれる前の段階で、台座押し上げバネ25の付勢力だけで当接する仮留めの状態を保持することができる。
Since it is configured in this way, it is possible to maintain the temporarily fastened state in which the
したがって、電線を掴持する際に、台座押し上げバネ25のクッション効果が効いている仮留めの状態で位置変更が容易になる。また、電線を開放する際には、突然、掴持力が開放されてしまうことがないので、脱落事故を防止することが可能である。
Therefore, when the electric wire is gripped, the position can be easily changed in the temporarily fastened state in which the cushioning effect of the pedestal push-up
なお、本実施の形態に係る掴線器においても、第1の実施の形態において示した掴線器1と同様に、張線機能を有している。したがって、張線器兼掴線器として用いられる場合、作業効率の向上が図られる。
The wire gripping device according to the present embodiment also has a wire tensioning function as in the wire
次に、実際の工事における掴線器1の使用状態について、図7を用いて説明する。
Next, the usage state of the wire
図7は、無停電工事において設定される活線振り分け工具27の構成を示している。ここでは、電線200を一点鎖線により模式的に示している。
FIG. 7 shows the configuration of the live-
無停電工事では、切断箇所の電線を弛ませて、張力から開放する必要がある。このために、切断箇所を挟む2箇所を2つの掴線器1を用いて掴持する。2つの掴線器1の間には、直列に張線器30と絶縁棒28とが配置されている。
In uninterruptible construction, it is necessary to loosen the wire at the cut point to release it from tension. For this purpose, two
このように配置された状態で、張線器30の伸縮機構を収縮させると、2つの掴線器1で掴持された電線の2点が引き寄せられるので、その間で弛みを形成することができる。こうして弛ませた状態で電線の切断作業が行われ、バイパスされる。工事後、切断された電線の導体端部同士は、スリーブを用いて接続され、スリーブカバーで覆われて保護される。
When the expansion / contraction mechanism of the
この活線振り分け工具27に用いられる張線器30及び各種スリーブの例については、
以下に説明する。
Regarding examples of the
This will be described below.
<張線器>
次に、図7の活線振り分け工具27に用いられる張線器30について説明する。
<Tensioner>
Next, the
図8は、張線器30の全体斜視図を示している。この張線器30はパンタグラフ式の伸縮機構を備えている。4本のリンク片31a、31b、31c、31dがひし形に組まれたリンク部31が正面側に配置され、背面側にも同様に構成されたリンク部32が配置されている。このように、2組のパンタグラフ機構が構成されている。リンク部31、32の上下方向の対角に位置した一対の関節部36は、上側ベース40と下側ベース42とにそれぞれ軸支されている。これら上側ベース40及び下側ベース42は、1本のアイボルト44の互いに逆ネジの関係にあるネジ軸44a、44bの部分に対して、それぞれネジ対偶の構成で連結されている。上記一対の関節部36と異なる、水平方向の対角に位置した他の一対の関節部37は、図8中に点線で囲んだように、外部工具と接続可能な断面コの字型の接続部38aを有する一対の接続金具38に軸支されることにより構成されている。
FIG. 8 shows an overall perspective view of the
このように構成されているので、一対の関節部36が互いに離間するようにアイボルト44を回転操作すると、(他の)一対の関節部37は互いに近接し、接続された外部工具を介して掴持された電線の張力を増大させることができる。
With this configuration, when the
逆に、一対の関節部36が互いに近付くようにアイボルト44を回転操作すると、他の一対の関節部37同士が離間するので、電線の張力が減少する。
On the contrary, when the
また、アイボルト44のネジ軸44a、44bに対して、一対の関節部36の間(上側ベース40と下側ベース42との間)に生じる圧縮方向への力は、一対の関節部36同士の間隔が大きくなるほど増大するので、この圧縮方向への力が作用する分だけ張力を解除するために要する力は少なくて済む。
Further, the force generated between the pair of joints 36 (between the
本実施の形態に係る張線器30の伸縮構造では、上記構成に加えて、水平方向の対角位置に配置される他の一対の関節部37の少なくとも一方は、上下方向の対角位置に配置された一対の関節部36から延びるリンク片31a、31b、31c、31dの端部にそれぞれ形成されたギア33、34同士が係合する近接した2軸によって、上記接続金具38に軸支されている。
In the telescopic structure of the
このように構成されているので、ギア33、34同士が噛み合うことにより、リンク片31a、31b、31c、31dを軸支する2軸が並ぶ方向とネジ軸44aの延びる方向との関係が一定に保たれる(本実施の形態では平行が維持される)。これにより、伸縮構造を中心とする電線の不安定な揺れを防止することが可能となる。
Since the
次に、張線器30の動作について説明する。
Next, the operation of the
図9は、張線器30の動作を示しており、(a)は伸長状態を、(b)は収縮状態を表している。また、それぞれのパンタグラフ機構を構成するリンク片31a、31b、31c、31dに沿って作用する力と、ネジ軸44a、44bに働くそれらの合力を矢印で表している。
9A and 9B show the operation of the
張線器30全体の構成のうち、水平方向への移動に寄与する可動部分の伸縮方向への変化の大きさを比較すると、図9(a)の伸長状態において、リンク部31の対角の位置に対向配置された接続金具38に連結されたリンク端同士の間の距離は、幅W1で表されて
いる。これに対して、図9(b)の収縮状態においては、リンク端同士の間の距離は、幅W2で表されている。
Comparing the magnitude of the change in the expansion and contraction direction of the movable portion that contributes to the movement in the horizontal direction in the entire configuration of the
したがって、電線を引き込むことのできる引き込み量をLで表すと、最も伸長したときのリンク端同士の間隔(幅W1)は、W2+L/2+L/2(=W2+L)で表される。 Therefore, when the pull-in amount at which the electric wire can be pulled is expressed by L, the distance (width W1) between the link ends when the electric wire is most extended is represented by W2 + L / 2 + L / 2 (= W2 + L).
すなわち、本構成によれば、引き込み量Lを得るために、余分に、幅W2の長さを占める構成が必要になるということである。 That is, according to this configuration, in order to obtain the pull-in amount L, an extra configuration that occupies the length of the width W2 is required.
これと比較して、従来の、例えば、径の異なる筒部材を入れ子状に繋いだ伸縮構造(特許文献1の棒型張線器など)においては、引き込み量Lを得るためには、少なくとも、伸縮可能な長さ(引き込み量)Lの部分を収容するために同じ長さの鞘となる部分が必要となる。よって、従来の構成では、筒部材の入れ子構造の場合、少なくとも2Lの長さが必要となる。 In comparison with this, in a conventional telescopic structure (such as a rod-shaped wire tensioning device of Patent Document 1) in which tubular members having different diameters are connected in a nested manner, at least in order to obtain a pull-in amount L, at least A sheath portion of the same length is required to accommodate the stretchable length (pull-in amount) L portion. Therefore, in the conventional configuration, in the case of the nested structure of the tubular member, a length of at least 2 L is required.
これに対して、図9の構成においては、幅W2が引き込み量Lよりも小さくなるようにリンク機構を構成することが可能であり、収縮状態の可動部の全長が従来の全長(2L)よりも小さくなるので、コンパクトに設計することが可能となる。 On the other hand, in the configuration of FIG. 9, the link mechanism can be configured so that the width W2 is smaller than the pull-in amount L, and the total length of the movable portion in the contracted state is larger than the conventional total length (2L). Is also small, so it is possible to design compactly.
ところで、図9には、パンタグラフ機構を構成するリンク部31において、上側ベース40を中心として、リンク片31a、31b及びネジ軸44aに作用する力が矢印で表されている(下側ベース42に作用する力も同様)。また、上下2つのリンク片がなす角が開き角θで表されている(図9(b))。
By the way, in FIG. 9, in the
リンク部31に作用する力を図9(b)に矢印で示したように、一対の関節部37の位置がネジ軸44a、44bに近付くほど、リンク片31a、31b、31c、31dに沿った力は大きくなる。
As shown by the arrow in FIG. 9B, the force acting on the
これは、例えば、2本のワイヤーロープで荷を吊り上げる際の力関係と類似している。クレーンのフックに2本のワイヤーロープを引っ掛けて荷を吊り上げる場合、フックの位置が荷に近いほど、2本のワイヤーロープの間の角度(つり角度)は大きくなり、ワイヤーロープ1本に生じる張力が大きくなる。そして、それぞれのワイヤーロープに生じる張力が大きくなるほど、それらの合力である内側に引き寄せる力(荷に生じる圧縮力)も大きくなる。 This is similar to, for example, the force relationship when lifting a load with two wire ropes. When two wire ropes are hooked on the hook of a crane to lift a load, the closer the hook is to the load, the larger the angle (hanging angle) between the two wire ropes, and the tension generated in one wire rope. Becomes larger. The greater the tension generated in each wire rope, the greater the inward pulling force (compressive force generated in the load), which is their resultant force.
なお、上述のようなクレーンで荷を吊り上げる場合、荷の質量に変化は生じないが、本構成では、伸縮機構が収縮するほど電線に生じる張力が大きくなる。 When the load is lifted by the crane as described above, the mass of the load does not change, but in this configuration, the tension generated in the electric wire increases as the expansion / contraction mechanism contracts.
このように構成されているので、上述の使用状態の説明図(図7参照)のように、2つの掴線器1の間の電線200の張力を緩和するために張線器30を収縮させると、徐々に上側及び下側ベース40、42がネジ軸44a、44bを圧縮する力が大きくなる。このネジ軸44a、44bに沿った圧縮力は、伸縮機構が最も収縮した状態において最大となる。
Since it is configured in this way, the
したがって、作業が完了し、張線器30による張力を解除する際には、伸縮機構が大きく収縮状態となっており、上述の圧縮力による寄与が大きいので、小さい力でアイボルト44を緩めることができ、操作性、安全性が向上する。
Therefore, when the work is completed and the tension by the
例えば、ラック及びピニオンの組み合わせによる構成や、送りネジの移動を利用した構成などのような従来の伸縮機構の場合、大きな負荷が加わっている収縮状態に変化を与え
るための初動操作においては、固定状態を解消するために衝撃動作が必要となる場合がある。そして、架空線のように安定しない作業対象への衝撃動作においては、揺れが生じるなど、好ましくない力の伝播を伴う場合がある。
For example, in the case of a conventional telescopic mechanism such as a configuration using a combination of a rack and a pinion or a configuration using the movement of a lead screw, the initial operation for changing the contracted state under a large load is fixed. Impact operation may be required to eliminate the condition. Further, in an impact operation on an unstable work object such as an overhead line, unfavorable force propagation such as shaking may occur.
しかし、上述のように、本構成の張線器30によれば、電線200に生じさせる張力が大きくなるほど、伸縮機構において、張力を解放させるように作用する圧縮力が増大する。このため、衝撃動作を伴うことなく、緩やかに張力解除のための操作を行うことができ、作業が容易になるという利点がある。
However, as described above, according to the
なお、図8に示したように、張線器30には、パンタグラフ機構の2組のリンク部31、32を備えているが、少なくとも、1組のパンタグラフ式のリンク部を備えていれば同様の効果が得られる。
As shown in FIG. 8, the
また、一対の関節部37を構成するリンク片31a、31b、31c、31dの端部には、ギア33、34が形成されている構成を例として示した。しかし、これらギア33、34は必須の構成ではない。
Further, a configuration in which gears 33 and 34 are formed at the ends of the
本発明の活線振り分け工具用の張線器は、安全且つ容易に電線の張力を調節できるので、活線引き込み工事に限らず、電線に張力を生じさせる引き込み作業を伴う工事に有用である。 Since the wire tensioning device for the live-line distribution tool of the present invention can safely and easily adjust the tension of the electric wire, it is useful not only for the live-line lead-in work but also for the work involving the lead-in work for generating tension in the electric wire.
1 掴線器
2 本体
2a 上側ガイド部
2b 工具連結部
2c 傾斜凸条
2d 台座ガイド溝
2e、2f 前板
4 クサビ部(一対のクサビ片)
6 上側クサビ片
6a 電線当接面
6b 上側傾斜部
6c 傾斜溝
8 下側クサビ片
8a 電線当接面
8b 下側傾斜部
8c 下溝
8d ストッパー
8e バネ止め
10 離接ガイド部
10a 連結棒
10b 連結棒挿入部
12 台座
12a 下側ガイド部
12b 軸受け穴
12c 止めネジ
12d 止めネジ穴
12e 凸部
13 クサビバネ
14 アイボルト
14a ネジ軸
14b 周設溝
22 台座
22a 下側ガイド部
22b 軸受け穴
22c 止めネジ
22d 止めネジ穴
24 アイボルト
24a ネジ軸
24b 周設溝
25 台座押し上げバネ
27 活線振り分け工具
28 絶縁棒
30 張線器
31、32 リンク部(伸縮構造)
31a、31b、31c、31d リンク片
33、34 ギア
36 一対の関節部(一方)
37 一対の関節部(他方)
38 接続金具
38a 接続部
40 上側ベース
42 下側ベース
44 アイボルト
44a、44b ネジ軸
200 電線
201 活線振り分け工具
202 掴線器
203 ローブ
204 棒型張線器
202a ネジ
D 間隙
W1、W2 幅
θ 開き角
1 Gripping
6
31a, 31b, 31c,
37 A pair of joints (the other)
38
Claims (1)
互いに逆ネジの関係にある上側ネジ軸及び下側ネジ軸が同軸状に形成されたアイボルトと、
前記上側ネジ軸に対してネジ対偶で配置された上側ベースと、
前記下側ネジ軸に対してネジ対偶で配置された下側ベースと、
4つの関節部を形成するようにひし形に配置された4本のリンク片を有し、前記4つの関節部のうち上下の対角方向に位置する2つが、それぞれ隣接する2本のリンク片同士の1軸連結により構成されており、前記上側ベース及び前記下側ベースの間で互いに対をなすように形成されたリンク部と、
前記4つの関節部のうち、水平の対角方向に位置する他の2つが互いに対をなすようにそれぞれに形成されており、前記絶縁棒に接続可能な2つの接続金具と
を備え、
水平の対角方向に位置する前記他の2つの関節部を形成するように隣り合う前記リンク片の端部同士は、前記接続金具上で上下に接するように軸支されており、前記端部のそれぞれには互いに係合するギアが形成されており、前記接続金具は2箇所の締結構造により前記絶縁棒に連結可能に構成されている
ことを特徴とする活線振り分け工具用の張線器。 As a configuration of a live-line distribution tool used in uninterruptible work, it is a wire tensioning device for a live-line distribution tool that is arranged via an insulating rod between two wire grippers that hold an electric wire.
An eyebolt in which the upper screw shaft and the lower screw shaft, which are in a reverse screw relationship with each other, are formed coaxially,
With the upper base arranged in pairs with respect to the upper screw shaft,
The lower base, which is arranged in pairs with respect to the lower screw shaft,
It has four link pieces arranged in a diamond shape so as to form four joints, and two of the four joints located diagonally above and below are adjacent to each other. The link portion is formed by uniaxial connection of the above, and is formed so as to form a pair between the upper base and the lower base.
Of the four joints, the other two located in the horizontal diagonal direction are formed so as to be paired with each other, and are provided with two connecting fittings that can be connected to the insulating rod .
The ends of the link pieces adjacent to each other so as to form the other two joints located in the horizontal diagonal direction are axially supported on the connection fitting so as to be vertically in contact with each other. A gear that engages with each other is formed in each of the above, and the connection fitting is configured to be connectable to the insulating rod by a fastening structure at two points. <br /> For a live wire distribution tool. Tensioner.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019022982A JP6852908B2 (en) | 2019-02-12 | 2019-02-12 | Wire tensioner for live line sorting tools |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019022982A JP6852908B2 (en) | 2019-02-12 | 2019-02-12 | Wire tensioner for live line sorting tools |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016140912A Division JP6764185B2 (en) | 2016-07-15 | 2016-07-15 | Grab wire |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019071789A JP2019071789A (en) | 2019-05-09 |
JP6852908B2 true JP6852908B2 (en) | 2021-03-31 |
Family
ID=66441426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019022982A Active JP6852908B2 (en) | 2019-02-12 | 2019-02-12 | Wire tensioner for live line sorting tools |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6852908B2 (en) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102381223B1 (en) * | 2020-01-07 | 2022-03-30 | 지상현 | Joist clamp for indirect live wire work |
KR102552643B1 (en) * | 2020-11-26 | 2023-07-05 | 지상현 | Indirect live wire tensioner |
KR102655604B1 (en) * | 2020-12-31 | 2024-04-29 | 이디아이(주) | Wire clamp device for indirect live-line |
KR102645326B1 (en) * | 2021-06-22 | 2024-03-11 | 한국전력공사 | Clamping device of wire fixing device |
CN118232258B (en) * | 2024-05-27 | 2024-08-06 | 武汉星创源科技有限公司 | Strain clamp device for high-voltage transmission line |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005334993A (en) * | 2004-05-25 | 2005-12-08 | Izumi Pump Seisakusho:Kk | Pipe cutting device |
JP2008206254A (en) * | 2007-02-19 | 2008-09-04 | Kansai Electric Power Co Inc:The | Hot-line distribution method |
JP2011067007A (en) * | 2009-09-17 | 2011-03-31 | Hokkai Denki Koji Kk | Overhead wire dividing tool and mounting method of the same |
JP6086853B2 (en) * | 2013-09-27 | 2017-03-01 | 株式会社関電工 | Retention tool between pillars for electric wire separation work and method for attaching / detaching the same |
-
2019
- 2019-02-12 JP JP2019022982A patent/JP6852908B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019071789A (en) | 2019-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6852908B2 (en) | Wire tensioner for live line sorting tools | |
JP7089791B2 (en) | Insulator separation method and direction change tool, pillar lifting device, insulator support tool and utility pole fixer used in this method. | |
US10686266B2 (en) | Cam driven, spring loaded grounding clamp | |
KR102162545B1 (en) | Electric wire clip and wire fixing method for indirect live wire work | |
JP5850800B2 (en) | Grabber | |
EP2451036B1 (en) | Wire gripper | |
US7304243B2 (en) | Cable connector | |
AU2010314468B2 (en) | Installation pliers having a releasable counterpawl | |
US20180202516A1 (en) | Multifunctional tool having a device for actuating a quick release chain fastener | |
US20030228807A1 (en) | Automatic electrical wedge connector | |
TW202007037A (en) | Insulator separation method, utility pole suspension device used in said method, insulator support tool, tool for fixing to utility pole, and hanging/suspension tool | |
EP1764337B1 (en) | Lifting assembly | |
CA2560807C (en) | Single bolt deadend anchor clamp | |
JP5268778B2 (en) | Arm changer | |
US11664634B2 (en) | Wire operating tool and component for wire operating tool | |
JP6764185B2 (en) | Grab wire | |
KR102549108B1 (en) | Joint sliding lever link type wire clip with open/close operation grip guide function for indirect live wire and wire fixing method for indirect live wire work | |
JP2007288867A (en) | Insulated joy stick support structure | |
JP5795249B2 (en) | Indirect hot wire gripping tool | |
KR102506253B1 (en) | Clamp head for smart stick and the smart stick equipped with it | |
JP5442817B2 (en) | Indirect hot wire gripping tool | |
TW202234781A (en) | Electric wire holding tool for live wire sorting tool and live wire sorting method | |
KR102647746B1 (en) | grip tool | |
JP2017070136A (en) | Instrument for supporting and tensing/loosening wire | |
JP5960233B2 (en) | Indirect hot line cotter and indirect hot wire adapter |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190619 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200528 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200818 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20201019 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210302 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210304 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6852908 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |