JP6850561B2 - Cutlery polishing equipment and polishing method - Google Patents
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Description
本発明はナイフ、フォーク、スプーンなどのカトラリーを研磨する装置に関し、より詳しくはスプーンやフォーク等の掬部といった湾曲した被研磨面を鏡面研磨することに好適なカトラリー研磨装置に関する。 The present invention relates to an apparatus for polishing cutlery such as knives, forks and spoons, and more particularly to a cutlery polishing apparatus suitable for mirror polishing a curved surface to be polished such as a scoop portion such as a spoon or fork.
銀製等の高級スプーンその他高級カトラリーは、掬部や刃部に鏡面研磨が施されていることが多い。かかる高級カトラリーは、通年使用により傷が付いた場合は、再度研磨を施して再利用される場合がある。かかる研磨作業は一般的に、研磨剤や研磨布を用いて手作業で行われる。 High-grade spoons made of silver and other high-grade cutlery often have mirror-polished parts on the scoop and blade. Such high-grade cutlery may be re-polished and reused if it is damaged by year-round use. Such polishing work is generally performed manually using an abrasive or a polishing cloth.
一般的なカトラリーの研磨方法、研磨装置としては、バフ研磨加工方法及びその装置が汎用であり、例えば特許文献1に示されている如く、回転する上下一対のバフロール間にスプーン等の被研磨物を配置し、各バフロールの外周面により被研磨物の被研磨面としての表裏面を挟圧し、各バフロールをバフロールの軸線方向に対して交差する方向の前後方向に往復進退動作させると共に各バフロールをバフロールの軸線方向の左右方向に揺振運動させ、各バフロールの相互回転と、各バフロールの往復進退動作と、各バフロールの左右揺振運動との三つの複合作用によりバフ研磨するように構成したものが知られている。 As a general cutlery polishing method and polishing device, a buff polishing method and the device are general-purpose. For example, as shown in Patent Document 1, an object to be polished such as a spoon is provided between a pair of rotating upper and lower baflors. Is arranged, the front and back surfaces of the object to be polished as the surface to be polished are sandwiched by the outer peripheral surface of each baflor, and each baflor is reciprocated in the front-rear direction in the direction intersecting the axial direction of the baflor, and each baflor is moved back and forth. It is configured to shake in the left-right direction in the axial direction of the baflor, and buff polish by the three combined actions of mutual rotation of each baflor, reciprocating forward and backward movement of each baflor, and left-right shaking motion of each baflor. It has been known.
本発明は従来手作業で行われていた高級スプーンその他高級カトラリーの上記再研磨作業を機械化し、一度に多数のカトラリーを容易に研磨可能なカトラリー研磨装置及び研磨方法を提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide a cutlery polishing device and a polishing method capable of easily polishing a large number of cutlery at one time by mechanizing the above-mentioned re-polishing work of a high-grade spoon or other high-grade cutlery which has been conventionally performed manually. ..
上記の目的を達成する本考案の構成は以下の通りである。 The configuration of the present invention that achieves the above object is as follows.
(1) 請求項1に記載のカトラリー研磨方法は、スプーン等の被研磨物を取り付け角度可変な治具で回転盤に固定し、研磨液の中で回転させるという手段で構成される。 (1) The cutlery polishing method according to claim 1 comprises means of fixing an object to be polished such as a spoon to a rotating disk with a jig having a variable mounting angle and rotating it in a polishing liquid.
(2) 請求項2に記載のカトラリー研磨方法は、請求項1に記載の研磨方法において、回転盤を正逆回転させることを特徴とする。
(2) The cutlery polishing method according to
(3) 請求項3に記載の発明は、請求項1乃至2いずれかに記載の研磨方法を実施するカトラリー研磨装置であって、研磨液貯蔵槽と、被研磨物を角度可変に取り付け可能な治具を備える共に正逆回転可能な回転盤と、回転盤を回転駆動させる駆動装置とで構成される。
(3) The invention according to claim 3 is a cutlery polishing apparatus that implements the polishing method according to any one of
(4)請求項4に記載の発明は、請求項3記載のカトラリー研磨装置において、回転盤に孔部を設けると共に当該孔部に隣接して柱状体を立設し、円柱状であり側壁外周に柱状体を嵌めることが可能な複数の凹部を設けると共に、カトラリーを嵌めこむことが可能な切込みを設けた治具を備えて構成した。 (4) The invention according to claim 4 is the cutlery polishing apparatus according to claim 3, wherein a hole is provided in the rotating disk and a columnar body is erected adjacent to the hole, and the cutlery is columnar and has a side wall outer circumference. A plurality of recesses capable of fitting a columnar body were provided in the space, and a jig provided with a notch capable of fitting a cutlery was provided.
(5)請求項5に記載の発明は、請求項3記載のカトラリー研磨装置において、回転盤に孔部を設けると共に当該孔部に隣接して柱状体を立設し、円柱状であり側壁外周に柱状体を嵌めることが可能な複数の凹部を設けると共に、多角形状の孔部を備え、硬質材料で形成された一対のリング状体と、断面が多角形の柱体であり多角形状の孔部を備え、リング状体の孔部に嵌合可能であり、軟質材料で形成された挟持部材とで構成される治具を備えて構成した。 (5) The invention according to claim 5 is the cutlery polishing apparatus according to claim 3, wherein a hole is provided in the rotating disk and a columnar body is erected adjacent to the hole, and the cutlery is columnar and has a side wall outer circumference. A pair of ring-shaped bodies made of a hard material, which are provided with a plurality of recesses into which a columnar body can be fitted and have polygonal holes, and a columnar body having a polygonal cross section and a polygonal hole. A jig is provided, which is provided with a portion, can be fitted into a hole of a ring-shaped body, and is composed of a holding member made of a soft material.
上記のように構成される本発明が、如何に作用して課題を解決するかを図面を参照しながら概説する。 How the present invention configured as described above works to solve the problem will be outlined with reference to the drawings.
図3に示すように回転盤10には複数の孔部11が設けられており、当該孔部11から治具30で保持されたカトラリー2を差込むものである。この際、治具30の側壁外周に設けた凹部31が柱状体12に嵌まることで、治具30が回転盤10に固定される。
As shown in FIG. 3, a plurality of
そして、孔部11は複数設けられていることから、治具30を複数装着可能であり、つまりは一度に複数のカトラリーの研磨が可能となるのである。
Since a plurality of
また、凹部31は側壁外周に沿って複数設けられていることから、柱状体12が嵌る凹部31を代えることで治具30で保持されたカトラリー2の取り付け角度が変わるものである。
Further, since a plurality of
図2は本発明にかかるカトラリー研磨装置1に、カトラリー2を装着した状体を示すものである。研磨液貯蔵槽20内には研磨液が貯蔵されており、回転盤10が回転することでカトラリー2が研磨液内を移動し、もって表面の研磨が行われるものである。
FIG. 2 shows a state in which the
この際カトラリーの取り付け角度を変えることで、カトラリーの掬部2a、つまりはスプーンのつぼやフォークのすくい等の湾曲部分に、より効果的に研磨液を当接させることが可能となる。すなわち、図4Aに示すように、矢印で示される研磨液の流れと掬部2aが略平行になる位置にカトラリーを治具に取り付けた場合に比べて、図4Bに示されるように取り付け角度を変えれば、研磨液と掬部2aの当接面が大きくなる。つまりはより効果的に研磨が可能となる。 At this time, by changing the mounting angle of the cutlery, it is possible to more effectively bring the polishing liquid into contact with the cutlery scoop 2a, that is, a curved portion such as a spoon pot or a fork scoop. That is, as shown in FIG. 4A, the mounting angle is set as shown in FIG. 4B as compared with the case where the cutlery is mounted on the jig at a position where the flow of the polishing liquid indicated by the arrow and the scoop portion 2a are substantially parallel to each other. If it is changed, the contact surface between the polishing liquid and the scoop portion 2a becomes large. In other words, polishing becomes possible more effectively.
更には回転盤を正逆回転させることで、図4Bの矢印で示されるように掬部2aの表面、裏面共に研磨液が効率的に当接し、つまりは効果的な研磨が可能となるのである。 Furthermore, by rotating the turntable in the forward and reverse directions, the polishing liquid efficiently abuts on both the front surface and the back surface of the scoop portion 2a as shown by the arrow in FIG. 4B, that is, effective polishing becomes possible. ..
以下、好ましい発明の一実施形態につき、図面を参照しながら概説する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属
する限り種々の形態を採りうる。
Hereinafter, one embodiment of the preferred invention will be outlined with reference to the drawings. The embodiments of the present invention are not limited to the following embodiments, and various embodiments may be adopted as long as they belong to the technical scope of the present invention.
図1は本発明にかかるカトラリー研磨装置1の構成図である。 FIG. 1 is a configuration diagram of a cutlery polishing apparatus 1 according to the present invention.
研磨液貯蔵槽20は内部に円柱体21を備える容器であり、円柱体21内部には回転盤10を回転させるための駆動源してのモーター22が装備されるものである。
The polishing
モーター22と連結され、回転するシャフト22aは、円柱体21の頂部に設けられた孔21aに緩挿される。円柱体21の外部に突出したシャフト22aには円柱状の回転体23が固定される。回転体23の頂部には凸部23aが設けられている。
The rotating
研磨液貯蔵槽20内にはゴム製のカバー40が嵌めこまれる。このカバー40は研磨液の漏出を防止すると共に、回転するカトラリーが研磨液貯蔵槽20に衝突して傷がつくことを防止する役目も果たすものである。
A
カバー40は研磨液貯蔵槽20の内面と略相似形に形成されており、内部の円柱体41は、上記円柱体21及び記回転体23に被せられるものである。円柱体41の頂部42には、凸部23aを外部に突出可能な形状の孔部42aが設けられている。
The
孔部42aから突出した凸部23aは、回転盤10の中央に設けられた孔部13に嵌合される。モーター22の回転に伴い、シャフト22a及び回転体23が回転し、もって回転体23の凸部23aが嵌合された回転盤10が回転する構造となっている。モーター22を正逆回転させることで、回転盤10も正逆回転するものである。
The
研磨液貯蔵槽20、より正確には研磨液貯蔵槽20にはめ込まれたカバー40内には研磨液が充填される。研磨液は既存のものを利用可能であり、具体的には砥粒、水、ゴム及び天然繊維や化学繊維等の繊維などから成る研磨液を利用可能である。
The polishing liquid is filled in the polishing
回転盤10には、被研磨物を角度可変に取り付け可能な治具を装備することが可能である。治具は被研磨物を角度可変に保持することが可能なものであれば、任意の形態のものを採用できる。例えば、回転盤10を貫通し、且つ、回転自在に嵌合された円柱体の下面にカトラリーの柄を嵌めこみ可能な切り込みを設けたもの、孔部11の上部に懸架部材を設け、当該懸架部材に回転体を取り付けると共に、当該回転体にカトラリーの柄を嵌めこみ可能にしたものなど、要はカトラリーの掬部と研磨液の当接角度を任意に設定可能な治具であれば、どのようなものであっても構わない。
The
図5は請求項4に記載の治具30を示すものである。治具30は側壁に凹部31を複数備えた中空のリング状体32と、当該リング状体32の中空部に嵌め込まれた円柱体33とにより成る。リング状体32は硬質な材料、例えばアクリル樹脂等で形成されている。円柱体33は軟質な材料、例えばシリコンゴムなどで形成されている。円柱体33には円柱体33を上下方向に貫通する切込み34が設けられている。切り込み34は様々な長さのものが設けられている。これは異なる幅の柄のカトラリーでも差込み、保持することを可能とするためである。
FIG. 5 shows the
図6乃至図8は請求項5記載の治具40を示すものである。治具40は上下一対のリング状体41と、多角形状の柱体である挟持部材42とにより成るものである。
6 to 8 show the
リング状体41は多角形状の空洞部41bを中央に有すると共に、その側壁には複数の凹部41aを有するものであり、硬質な材料、例えばアクリル樹脂等で形成されている。
The ring-shaped
挟持部材42は多角形状の柱体であり、その中央に多角形状の空洞部42aを備えるものであり、軟質な材料、例えばシリコンゴムなどで形成されている。
The sandwiching
図7は上記挟持部材42を、一対のリング状体41の空洞部41bに嵌め込んだ状態を示している。かかる状態で空洞部42aにカトラリー2を差込み、一対のリング状体41をそれぞれ逆方向に回転させると、挟持部材は軟質な材料で形成されていることから、空胴部42aは圧潰され、よって図8に示されるようにカトラリー2が挟持されることになるのである。かかる状態で、凹部41aを回転盤10に設けた柱状体12に嵌め込むことで、治具40を回転盤10に固定するものである。
FIG. 7 shows a state in which the holding
10・・回転盤 11・・孔部 12・・柱状体
20・・研磨液貯蔵槽 21・・円柱体 22・・モーター
23・・回転体
30・・治具 31・・凹部
40・・治具
10 ...
30 ...
Claims (2)
回転盤に孔部を設けると共に当該孔部に隣接して柱状体を立設したこと、
被研磨物を角度可変に取り付け可能な治具として、円柱状であり側壁外周に柱状体を嵌めることが可能な複数の凹部を設けると共に、カトラリーを嵌めこむ切込みを設けた治具を備えたこと、
を特徴とするカトラリー研磨装置。 In a cutlery polishing apparatus equipped with a polishing liquid storage tank, a jig capable of attaching a object to be polished at a variable angle, a rotating disk that can rotate forward and reverse, and a driving device that drives the rotating disk to rotate.
A hole was provided in the turntable and a columnar body was erected adjacent to the hole.
As a jig to which the object to be polished can be attached at a variable angle, a jig having a columnar shape and a plurality of recesses capable of fitting a columnar body on the outer circumference of the side wall and a notch for fitting a cutlery was provided. ,
A cutlery polishing device characterized by.
回転盤に孔部を設けると共に当該孔部に隣接して柱状体を立設したこと、
被研磨物を角度可変に取り付け可能な治具として、円柱状であり側壁外周に柱状体を嵌めることが可能な複数の凹部を設けると共に、多角形状の孔部を備え、硬質材料で形成された一対のリング状体と、断面が多角形の柱体であり多角形状の孔部を備え、リング状体の孔部に嵌合可能であり、軟質材料で形成された挟持部材とで構成される治具を備えたこと、
を特徴とするカトラリー研磨装置。 In a cutlery polishing apparatus equipped with a polishing liquid storage tank, a jig capable of attaching a object to be polished at a variable angle, a rotating disk that can rotate forward and reverse, and a driving device that drives the rotating disk to rotate.
A hole was provided in the turntable and a columnar body was erected adjacent to the hole.
As a jig to which the object to be polished can be attached at a variable angle, a plurality of recesses which are columnar and can be fitted with a columnar body are provided on the outer periphery of the side wall, and polygonal holes are provided and formed of a hard material. It is composed of a pair of ring-shaped bodies, a pillar body having a polygonal cross section, a polygonal hole portion, a fitting member that can be fitted into the hole portion of the ring-shaped body, and a holding member formed of a soft material. Having a jig,
A cutlery polishing device characterized by.
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