JP6850172B2 - Sensor fixed structure - Google Patents
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Description
本発明は、センサに設けられた係止突起がセンサの固定先に設けられた係止孔に係止されるセンサ固定構造に関する。 The present invention relates to a sensor fixing structure in which a locking projection provided on a sensor is locked in a locking hole provided at a fixing destination of the sensor.
従来、電気自動車、あるいは、ハイブリッド自動車は、複数の単電池が並んで接続されることによって構成された電池モジュールが電源として用いられている。
このような電池モジュールは、サーミスタ、あるいは、電流センサ等の各種センサによってその状態が検出されるようになっている。
各センサは、電池モジュールを囲うケース、あるいは、センサおよび配策される電線を保護するものであり電源を囲う位置に配置されるプロテクタ等の絶縁性の樹脂からなる固定先に固定される。
Conventionally, in an electric vehicle or a hybrid vehicle, a battery module configured by connecting a plurality of cell cells side by side is used as a power source.
The state of such a battery module is detected by a thermistor or various sensors such as a current sensor.
Each sensor is fixed to a case that surrounds the battery module, or a fixing destination made of an insulating resin such as a protector that protects the sensor and the electric wire to be arranged and is arranged at a position surrounding the power supply.
例えば、特許文献1には、電池モジュールを囲う絶縁性の樹脂からなるケースに温度センサが固定された電源装置が記載されている。
For example,
ところで、温度センサ等のセンサ310を固定先に固定するためのセンサ固定構造300としては、図11に示すように、検出部311と該検出部311を支持する支持部312とを有してなるセンサ310の支持部312の端部を構成する一対の脚部314、314の間に支持部312から引き出されたセンサ用電線Wが通され、かつ、センサ310が樹脂からなる固定先320の固定面322aに一対の脚部314、314の先端を向けた状態で、支持部312の両側部に突設された一対の係止突起315、315が固定面322aに立設された一対の係止片323、323のそれぞれに形成された係止孔323aに係止されることによってセンサ310が固定先320に固定されるものがある。
By the way, as shown in FIG. 11, the
このようなセンサ固定構造300は、センサ310の一対の係止突起315、315と固定先320の一対の係止孔323a、323aとを係止する際の組み付け性を考慮して、一対の脚部314、314の長さ方向で一対の係止突起315、315が一対の係止孔323a、323aに当接された状態で、一対の脚部314、314と固定面322aとの間に隙間Sが設けられるように寸法が調整されている。
Such a
しかしながら、図11に示した従来技術のセンサ固定構造300では、センサ310の一対の係止突起315、315と固定先320の一対の係止孔323a、323aとが係止完了された状態で、一対の脚部314、314と固定面322aとの間に隙間Sを設けたことによって、センサ用電線Wを隙間Sに噛み込んでしまい、センサ用電線Wを損傷させてしまうおそれがあった。
However, in the
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、固定面に向けたセンサの一対の脚部の間に挿通されるセンサ用電線が固定面と脚部との間に噛み込むことによってセンサ用電線が損傷されることを防ぐことができるセンサ固定構造を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above, and a sensor is formed by engaging a sensor electric wire inserted between a pair of legs of a sensor facing a fixed surface between the fixed surface and the legs. It is an object of the present invention to provide a sensor fixing structure that can prevent the electric wire from being damaged.
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1に係るセンサ固定構造は、検出部と該検出部を支持する支持部とを有してなるセンサの前記支持部の端部を構成する一対の脚部の間に支持部から引き出されたセンサ用電線が通され、かつ、前記センサが樹脂からなる固定先の固定面に前記一対の脚部の先端を向けた状態で、前記支持部の両側部に突設された一対の係止突起が前記固定面に立設された一対の係止片のそれぞれに形成された係止孔に係止されることによって前記センサが前記固定先に固定されるセンサ固定構造であって、前記固定先が、前記一対の係止片に前記係止孔を成形するための型抜き用の孔のうち、前記係止孔から型抜き方向に連続される孔以外の孔が前記一対の係止片の内側に形成されており、前記センサは、前記一対の脚部の先端部が前記一対の係止片の内側に形成された前記型抜き用の孔に挿通された状態で前記固定先に固定されることを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned problems and achieve the object, the sensor fixing structure according to
また、本発明の請求項2に係るセンサ固定構造は、上記の発明において、前記型抜き用の孔が、前記一対の脚部に対応して対で設けられ、かつ、前記一対の係止片の内側に形成された型抜き用の孔が前記一対の脚部の前記先端部が挿通された状態で塞がれるような開口寸法に調整されていることを特徴とする。
Further, in the sensor fixing structure according to
また、本発明の請求項3に係るセンサ固定構造は、上記の発明において、前記一対の係止突起が、前記センサを前記固定面に向けて移動する方向の先端側から後端側に向けて厚みが漸次大きくなるように前記一対の係止片と接触される面が曲面形状、あるいは、テーパ形状になっており、前記一対の係止孔に係止された状態で、厚みが小さくされた前記先端側が前記一対の係止孔から型抜き方向に連続される孔内に挿入されていることを特徴とする。
Further, in the sensor fixing structure according to
また、本発明の請求項4に係るセンサ固定構造は、上記の発明において、前記センサが、電源の温度を検出する温度センサであり、前記固定先が、前記電源を囲うケース、あるいは、前記電源を囲う位置に配置される囲い配置部材であることを特徴とする。 Further, the sensor fixing structure according to claim 4 of the present invention is a temperature sensor in which the sensor detects the temperature of the power source in the above invention, and the fixing destination surrounds the power source, or the power source. It is characterized in that it is an enclosure arrangement member arranged at a position surrounding.
本発明の請求項1に係るセンサ固定構造は、前記センサの前記一対の係止突起が、前記固定先の前記一対の係止孔に係止されることによって、前記センサの前記一対の脚部の先端部が前記一対の係止片の内側に形成された前記型抜き用の孔に挿通された状態になるので、前記一対の脚部と前記固定先の前記固定面との間に前記センサ用電線が入り込む隙間がない状態になり、前記固定面に向けた前記センサの前記一対の脚部の間に挿通される前記センサ用電線が前記固定面と前記脚部との間に噛み込むことによって前記センサ用電線が損傷されることを防ぐことができる。
In the sensor fixing structure according to
本発明の請求項2に係るセンサ固定構造は、前記型抜き用の孔が前記一対の脚部に対応して対で設けられ、かつ、前記一対の係止片の内側に形成された型抜き用の孔が前記一対の脚部の前記先端部が挿通された状態で塞がれるような開口寸法に調整されているので、前記センサの前記一対の係止突起が、前記固定先の前記一対の係止孔に係止されることによって、前記一対の係止片の内側に形成された型抜き用の孔の略全体を塞ぐことができる。
In the sensor fixing structure according to
本発明の請求項3に係るセンサ固定構造は、前記一対の係止突起が、前記センサを前記固定面に向けて移動する方向の先端側から後端側に向けて厚みが漸次大きくなるように前記一対の係止片と接触される面が曲面形状、あるいは、テーパ形状になっており、前記一対の係止孔に係止された状態で、厚みが小さくされた前記先端側が前記一対の係止孔から型抜き方向に連続される孔内に挿入されているので、前記センサの前記一対の係止突起が、前記固定先の前記一対の係止孔に係止されることによって、前記一対の係止突起によって前記一対の係止孔から型抜き方向に連続される孔を塞ぐことができる。
In the sensor fixing structure according to
本発明の請求項4に係るセンサ固定構造は、前記センサが、電源の温度を検出する温度センサであり、前記固定先が、前記電源を囲うケース、あるいは、前記電源を囲う位置に配置される囲い配置部材であるので、前記固定先に形成された前記型抜き用の孔が塞がれることによって、外部に繋がる開口を少なくして電源を囲うことができるので、電源の温度を正確に測定できるとともに、電源を囲いの内部で冷却する場合には、囲いの内部の冷気を外部に逃がしてしまうことを抑えることができる。 The sensor fixing structure according to claim 4 of the present invention is a temperature sensor in which the sensor detects the temperature of a power source, and the fixing destination is arranged in a case surrounding the power source or at a position surrounding the power source. Since it is an enclosure arrangement member, the power supply can be surrounded by reducing the number of openings connected to the outside by closing the die-cutting hole formed at the fixing destination, so that the temperature of the power supply can be measured accurately. At the same time, when the power supply is cooled inside the enclosure, it is possible to prevent the cold air inside the enclosure from escaping to the outside.
以下、図面を参照して、本発明に係るセンサ固定構造の好適な実施例を詳細に説明する。 Hereinafter, preferred embodiments of the sensor fixing structure according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1は、本発明の実施例に係るセンサ固定構造1が組み込まれた電源ユニット200の分解斜視図である。図2は、発明の実施例に係るセンサ固定構造1の温度センサ10を固定先となるプロテクタ20に固定する前の状態を示した斜視図である。図3は、温度センサ10をプロテクタ20に固定する前のセンサ固定構造1を図2とは異なる方向から視た斜視図である。図4は、温度センサ10をプロテクタ20に固定した状態のセンサ固定構造1の正面図である。図5は、温度センサ10をプロテクタ20に固定した状態のセンサ固定構造1の斜視図である。図6は、(a)が温度センサ10の正面図であり、(b)が温度センサ10の斜視図である。図7は、温度センサ10が固定されるプロテクタ20の固定面22a周辺を示した図である。
本発明の実施例に係るセンサ固定構造1は、電気自動車、あるいは、ハイブリッド自動車の電源ユニット200に組み込まれ、電源として用いられている電池モジュール100の温度を検出する温度センサ10が、温度センサ10およびセンサ用電線Wを保護する樹脂からなるプロテクタ20を固定先として固定されるためのものである。
FIG. 1 is an exploded perspective view of a
In the
電池モジュール100は、複数の不図示の単電池が並んで接続されることによって所定容量の電源として構成されたものである。
この電池モジュール100の複数の単電池は、図1に示すケース110内に収容されている。
The
A plurality of cells of the
ケース110は、複数の温度センサ10がケース110の外部からケース110内部に向けて挿入配置されるための複数の開口110aが形成されている。
The
複数の温度センサ10は、プロテクタ20に固定された状態で、プロテクタ20とともにケース110に取り付けられることによって、開口110aを通して電池モジュール100が収容されたケース110内の温度を検出するようになっている。
温度センサ10は、検出部11と検出部11を支持する支持部12とを有してなる。
The plurality of
The
検出部11は、不図示のサーミスタが内蔵され、サーミスタにはセンサ用電線Wが接続さている。
The
支持部12は、検出部11に連結される部分となる胴部13と、支持部12の端部を構成する一対の脚部14と、を有してなる。
The
胴部13は、両側部に一対の係止突起15、15が突設されている。
各係止突起15、15は、温度センサ10を後述する固定面22aに向けて移動する方向の先端側から後端側に向けて厚みが漸次大きくなるように係止片23と接触される面15aが曲面形状になっている。
なお、各係止突起15、15は、係止片23と接触される面15aがテーパ形状であってもよい。
A pair of locking
Each of the locking
The
一対の脚部14、14は、図6(b)に示すように、アーチ状に形成され、胴部13から外部に引き出されたセンサ用電線Wが間に通されるようになっている。
As shown in FIG. 6B, the pair of
また、一対の脚部14、14は、一対の係止突起15、15がプロテクタ20の後述する一対の係止孔23a、23aに係止された状態で、各脚部14、14の先端部14a、14aが型抜き用の孔23a、23aに挿通される長さに調整されている。
Further, the pair of
プロテクタ20は、樹脂からなる金型成形品である。
このプロテクタ20は、温度センサ10が固定される部分となるセンサ固定部21と、センサ用電線Wを保護する部分となる電線保護部26と、を有してなり、不図示の係止構造によって、ケース110に固定されるようになっている。
すなわち、プロテクタ20は、電源となる電池モジュール100を囲う位置に配置される囲い配置部材になっている。
The
The
That is, the
センサ固定部21は、温度センサ10が固定される固定面22aを有してなる固定板部22と、固定面22aに立設された一対の係止片23、23を有してなる。
The
一対の係止片23、23は、温度センサ10の一対の係止突起15、15が係止される係止孔23aが形成されている。
各係止片23、23は、突出端部側を外方に向けて弾性的に撓ませることができるようになっている。
The pair of locking
Each of the locking
また、センサ固定部21は、一対の係止片23、23のそれぞれに係止孔23aを形成するための型抜き用の孔24が形成されている。
Further, the
型抜き用の孔24は、係止孔23aから型抜き方向に連続される孔24b(以下、「係止孔連続孔」という。)以外の孔が一対の係止片23、23の内側に形成されている。
なお、図11に示した従来技術では、金型を用いた成形において、係止孔を成形する際に必要な型抜き用の孔のうち、係止孔から型抜き方向に連続される孔以外の孔(図中、符号324aで示す。)が一対の係止片の外側に形成されている。
この実施例では、型抜き用の孔24は、一対の脚部14、14に対応して対で設けられ、かつ、一対の係止片23、23の内側に形成された型抜き用の孔24a(以下、「内側孔」という。)が一対の脚部14、14の先端部14a、14aが挿通された状態で塞がれるような開口寸法に調整されている。
より具体的には、各脚部14の横断面が長方形状をなし、内側孔24aが脚部14の横断面形状よりも僅かに大きい長方形状をなしている。
The
In addition, in the prior art shown in FIG. 11, among the holes for die-cutting required for molding the locking hole in the molding using the die, the holes other than the holes continuous from the locking hole in the die-cutting direction are used. Hole (indicated by
In this embodiment, the die-cutting
More specifically, the cross section of each
以下、センサ固定構造1の組み付け手順について説明する。
まず、支持部12から引き出されたセンサ用電線Wを温度センサ10の一対の脚部14、14の間に通し、かつ、プロテクタ20の固定面22aに一対の脚部14、14の先端を向けた状態で、温度センサ10を固定面22aに向けて近づける。
Hereinafter, the procedure for assembling the
First, the sensor electric wire W drawn out from the
温度センサ10を固定面22aに近づけていくと、温度センサ10の一対の係止突起15、15がプロテクタ20の一対の係止片23、23に接触開始される。
ここで、一対の係止突起15、15は、温度センサ10が移動する方向の先端側の厚みが小さくされているため、一対の係止片23、23の内側に容易に入り込む。
温度センサ10は、一対の係止突起15、15によって一対の係止片23、23の突出端部側を外方に押し拡げながら、一対の係止突起15、15が一対の係止孔23a、23aに係止完了されるまで固定面22aに向けて移動される。
When the
Here, since the thickness of the pair of locking
In the
このようにして一対の係止突起15、15が一対の係止片23、23に係止され、センサ固定構造1の組み付けが完了される。
センサ固定構造1の組み付けが完了されると、図4および図5に示すように、一対の脚部14、14の先端部14a、14aが各内側孔24a、24aに挿通された状態になるので、一対の脚部14、14とプロテクタ20の固定面22aとの間にセンサ用電線Wが入り込む隙間Sがない状態になる。
In this way, the pair of locking
When the assembly of the
なお、この実施例では、複数の温度センサ10が固定されたプロテクタ20をケース110に取付けることによって、各温度センサ10がケース110内の温度を検出することができる各開口110aの位置に固定配置される。
このようにプロテクタ20は、電源としての電池モジュール100を囲う位置に配置される囲い配置部材となり、ケース110に取付けられた各温度センサ10は、各内側孔24a、24aに一対の脚部14、14の先端部14a、14aを挿通させることによって、各内側孔24a、24aを塞ぐようになっているので、ケース110の開口110aが閉塞されるようになっている。
In this embodiment, by attaching the
In this way, the
本発明の実施例に係るセンサ固定構造1は、温度センサ10の一対の係止突起15、15が、固定先となるプロテクタ20の一対の係止孔23a、23aに係止されることによって、温度センサ10の一対の脚部14、14の先端部14a、14aが一対の係止片23、23の内側に形成された型抜き用の孔24a、24aに挿通された状態になるので、一対の脚部14、14と固定面22aとの間にセンサ用電線Wが入り込む隙間Sがない状態になり、固定面22aに向けた温度センサ10の一対の脚部14、14の間に挿通されるセンサ用電線Wが固定面22aと脚部14、14との間に噛み込むことによってセンサ用電線Wが損傷されることを防ぐことができる。
In the
また、本発明の実施例に係るセンサ固定構造1は、型抜き用の孔24が一対の脚部14、14に対応して対で設けられ、かつ、一対の係止片23、23の内側に形成された型抜き用の孔24a、24aが一対の脚部14、14の先端部14a、14aが挿通された状態で塞がれるような開口寸法に調整されているので、温度センサ10の一対の係止突起15、15が、プロテクタ20の一対の係止孔23a、23aに係止されることによって、一対の係止片23、23の内側に形成された型抜き用の孔24a、24aの略全体を塞ぐことができる。
Further, in the
また、本発明の実施例に係るセンサ固定構造1は、温度センサ10が、電源としての電池モジュール100の温度を検出する温度センサであり、固定先となるプロテクタ20が、電池モジュール100を囲う位置に配置される囲い配置部材であるので、プロテクタ20に形成された型抜き用の孔25が塞がれることによって、外部に繋がる開口を少なくして電源を囲うことができるので、電源の温度を正確に測定できるとともに、電源を囲いの内部で冷却する場合には、囲いの内部の冷気を外部に逃がしてしまうことを抑えることができる。
(変形例1)
Further, the
(Modification example 1)
次に、図8を用いて本発明の実施例のセンサ固定構造1の変形例1について説明する。
図8は、(a)が変形例1のセンサ固定構造2の斜視図であり、(b)がセンサ固定構造2の正面図である。
この変形例1のセンサ固定構造2は、一対の係止突起16、16が、型抜き用の孔24のうち、係止孔連続孔24b、24bを塞ぐようになっている点で、実施例のセンサ固定構造と異なる。
なお、その他の構成は実施例と同様であり、実施例と同一構成部分には同一符号を付しその説明を省略している。
Next, a
8A and 8B are a perspective view of the
The
The other configurations are the same as those in the embodiment, and the same components as those in the embodiment are designated by the same reference numerals and the description thereof is omitted.
一対の係止突起16、16は、温度センサ10を固定面22aに向けて移動する方向の先端側から後端側に向けて厚みが漸次大きくなるように一対の係止片23、23と接触される面16aが曲面形状、あるいは、テーパ形状になっている。
The pair of locking
この一対の係止突起16、16は、一対の係止孔23a、23aに係止された状態で、厚みが小さくされた先端側が一対の係止孔連続孔24b、24b内に挿入されるようになっている。
より具体的には、一対の係止突起16、16は、一対の係止孔23a、23aに係止された状態で、先端側が一対の係止孔連続孔24b、24b内に挿入される位置まで延在されており、かつ、孔内に挿入されるように厚みが小さく調整されている。
The pair of locking
More specifically, the pair of locking
なお、一対の係止突起16、16は、孔内に挿入される部分が孔をできるだけ完全に塞ぐことができる厚みに調整することが好ましい。
このため、一対の係止突起16、16は、孔の入口に位置される部分の断面が孔の入り口開口と略等しいサイズになるように調整するとよい。
The pair of locking
Therefore, the pair of locking
この変形例1のセンサ固定構造2は、実施例と同様の効果を奏するとともに、一対の係止突起16、16が、温度センサ10を固定面22aに向けて移動する方向の先端側から後端側に向けて厚みが漸次大きくなるように一対の係止片23、23と接触される面16a、16aが曲面形状になっており、一対の係止孔23a、23aに係止された状態で、厚みが小さくされた先端側が一対の係止孔連続孔24b、24b内に挿入されているので、温度センサ10の一対の係止突起16、16が、プロテクタ20の一対の係止孔23a、23aに係止されることによって、一対の係止突起16、16によって一対の係止孔連続孔24b、24bを塞ぐことができる。
(変形例2)
The
(Modification 2)
次に、図9および図10を用いて本発明の実施例のセンサ固定構造1の変形例2について説明する。
図9は、温度センサ10を固定先となるプロテクタ20に固定する前の変形例2のセンサ固定構造3をそれぞれ異なる方向から視た斜視図である。図10は、図9に示したプロテクタ20のセンサ固定部21を固定面22a側から視た図である。
この変形例2のセンサ固定構造3は、型抜き用の孔25が一つに繋がっている点で、実施例のセンサ固定構造1と異なる。
なお、その他の構成は実施例と同様であり、実施例と同一構成部分には同一符号を付しその説明を省略している。
Next, a
FIG. 9 is a perspective view of the
The
The other configurations are the same as those in the embodiment, and the same components as those in the embodiment are designated by the same reference numerals and the description thereof is omitted.
型抜き用の孔25は、一対の係止孔連続孔24b、24bと、一対の内側孔24a、24aと、が一対の内側孔24a、24aの間を型抜き用の孔によって連結されることによって一つに繋がるようになっている。
In the die-cutting
この変形例2のセンサ固定構造3は、実施例1と同様の効果を奏するとともに、型抜き用の孔に対応した型抜き用の金型の駒を一つにすることができる。
The
なお、本発明の実施例、および、変形例1、2に係るセンサ固定構造は、センサがサーミスタであるものを例示したが、これに限らず、その他のセンサを用いてもよい。例えば、電流センサを用いてもよい。 The sensor fixing structure according to the examples 1 and 2 of the present invention exemplifies that the sensor is a thermistor, but the present invention is not limited to this, and other sensors may be used. For example, a current sensor may be used.
また、本発明の実施例、および、変形例1、2に係るセンサ固定構造は、センサがプロテクタに固定されるものを例示したが、センサの固定先はこれに限らず、固定面に立設された一対の係止片のそれぞれに係止孔が形成された樹脂からなる個固定先であればその他の固定先であってもよい。例えば、電池モジュールが収容されるケースを固定先としてもよい。 Further, the sensor fixing structure according to the embodiment of the present invention and the modified examples 1 and 2 exemplifies the sensor fixed to the protector, but the fixing destination of the sensor is not limited to this, and the sensor is erected on a fixed surface. Any other fixing destination may be used as long as it is an individual fixing destination made of a resin in which a locking hole is formed in each of the pair of locking pieces. For example, the case in which the battery module is housed may be fixed.
以上、本発明者によってなされた発明を、上述した発明の実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上述した発明の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。 The invention made by the present inventor has been specifically described above based on the above-mentioned examples of the invention, but the present invention is not limited to the above-mentioned examples of the invention and does not deviate from the gist thereof. Can be changed in various ways.
1、2、3 センサ固定構造
10 温度センサ(センサ)
11 検出部
12 支持部
13 胴部
14 脚部
14a 先端部
15、16 係止突起
15a、16a 面
20 プロテクタ(固定先、囲い配置部材)
21 センサ固定部
22 固定板部
22a 固定面
23 係止片
23a 係止孔
24、25 型抜き用の孔
24a 内側孔(型抜き用の孔)
24b 係止孔連続孔(型抜き用の孔)
26 電線保護部
200 電源ユニット
100 電池モジュール(電源)
110 ケース
110a 開口
W センサ用電線
1, 2, 3 Sensor fixed
11
21
24b Locking hole continuous hole (hole for die cutting)
26
110
Claims (4)
前記固定先は、
前記一対の係止片に前記係止孔を成形するための型抜き用の孔のうち、前記係止孔から型抜き方向に連続される孔以外の孔が前記一対の係止片の内側に形成されており、
前記センサは、
前記一対の脚部の先端部が前記一対の係止片の内側に形成された前記型抜き用の孔に挿通された状態で前記固定先に固定される
ことを特徴とするセンサ固定構造。 A sensor wire drawn from the support portion is passed between a pair of legs constituting the end portion of the support portion of the sensor having the detection portion and the support portion that supports the detection portion, and the sensor wire is passed through the pair of legs. With the tip of the pair of legs facing the fixed surface of the fixing destination made of resin, a pair of locking projections protruding from both sides of the support portion were erected on the fixed surface. A sensor fixing structure in which the sensor is fixed to the fixing destination by being locked in a locking hole formed in each of the pair of locking pieces.
The fixing destination is
Of the holes for die-cutting for forming the locking holes in the pair of locking pieces, holes other than the holes continuous from the locking holes in the die-cutting direction are inside the pair of locking pieces. Has been formed and
The sensor is
A sensor fixing structure characterized in that the tips of the pair of legs are fixed to the fixing destination in a state of being inserted into the holes for die cutting formed inside the pair of locking pieces.
前記一対の脚部に対応して対で設けられ、かつ、前記一対の係止片の内側に形成された型抜き用の孔が前記一対の脚部の前記先端部が挿通された状態で塞がれるような開口寸法に調整されている
ことを特徴とする請求項1に記載のセンサ固定構造。 The holes for die cutting
A pair of holes corresponding to the pair of legs and formed inside the pair of locking pieces is closed with the tip of the pair of legs inserted. The sensor fixing structure according to claim 1, wherein the sensor fixing structure is adjusted to have an opening size that allows it to come off.
前記センサを前記固定面に向けて移動する方向の先端側から後端側に向けて厚みが漸次大きくなるように前記一対の係止片と接触される面が曲面形状、あるいは、テーパ形状になっており、前記一対の係止孔に係止された状態で、厚みが小さくされた前記先端側が前記一対の係止孔から型抜き方向に連続される孔内に挿入されている
ことを特徴とする請求項2に記載のセンサ固定構造。 The pair of locking protrusions
The surface in contact with the pair of locking pieces has a curved surface shape or a tapered shape so that the thickness gradually increases from the front end side to the rear end side in the direction in which the sensor moves toward the fixed surface. It is characterized in that, in a state of being locked in the pair of locking holes, the tip side having a reduced thickness is inserted into a hole continuous from the pair of locking holes in the die-cutting direction. The sensor fixing structure according to claim 2.
電源の温度を検出する温度センサであり、
前記固定先は、
前記電源を囲うケース、あるいは、前記電源を囲う位置に配置される囲い配置部材である
ことを特徴とする請求項2または3に記載のセンサ固定構造。 The sensor is
It is a temperature sensor that detects the temperature of the power supply.
The fixing destination is
The sensor fixing structure according to claim 2 or 3, further comprising a case surrounding the power supply or an enclosure arrangement member arranged at a position surrounding the power supply.
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