JP6849583B2 - 画像異常判定装置、画像異常判定方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

画像異常判定装置、画像異常判定方法及びコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6849583B2
JP6849583B2 JP2017250078A JP2017250078A JP6849583B2 JP 6849583 B2 JP6849583 B2 JP 6849583B2 JP 2017250078 A JP2017250078 A JP 2017250078A JP 2017250078 A JP2017250078 A JP 2017250078A JP 6849583 B2 JP6849583 B2 JP 6849583B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
area
region
coding information
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017250078A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019117466A (ja
Inventor
和也 早瀬
和也 早瀬
暁経 三反崎
暁経 三反崎
清水 淳
淳 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2017250078A priority Critical patent/JP6849583B2/ja
Publication of JP2019117466A publication Critical patent/JP2019117466A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6849583B2 publication Critical patent/JP6849583B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明は、画像異常判定装置、画像異常判定方法及びコンピュータプログラムに関する。
近年、可視光画像又はセンサ画像を用いて、被写体に含まれる異常個所を高速に検出する技術が注目されている。例えば、ドローンが空撮した太陽光パネル又は建物等の設備の画像に基づく点検作業の効率化又は半導体ウエハの製造において異物が混入された工程の特定等がユースケースにあたる。このようなユースケースでは、大量に撮影された画像データ群から、高速に異常領域を検出することが重要となる。先に挙げた例では、設備の故障個所、太陽光パネルの上に生えた草等の異物に起因する故障の予兆がみられる個所又は半導体ウエハ上のダスト領域が画像中の異常領域である。異常領域を検出する方法は、例えば、適応2値化処理がある。適応2値化処理は、非特許文献1に記載されているように、画像に含まれる文字の抽出に使われている方法である。適応2値化処理は、色の情報が用いられる。適応2値化処理は、色の情報が閾値以上の場合は1、閾値未満の場合は0として、画素ごとに画像を2つに分類する処理である。適応2値化処理は、異常領域及び正常領域の分類に活用できる。
特開2016−206372号公報
J. Sauvola et. al., "Adaptive document image binarization," Pattern Recognition 33(2), pp.225−236, 2000.
しかしながら、従来技術には処理速度及び検出性能に関する課題がある。従来技術では、色情報が用いられるため、画素値信号が必要となる。一般的に、画像データは符号化されている。このため、画像データに対する復号処理が必要となり、時間を要する。また、異常領域及び正常領域には、形状の差はあるものの色の差分が少ない場合又は正常領域にも色の変化がある場合には検出漏れ又は誤検出が生じるという問題があった。
上記事情に鑑み、本発明はより高速かつ高精度に異常領域を検出できる技術を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、判定対象となる画像を符号化する過程若しくは符号化した結果として生成され、前記画像内の模様の特徴情報を含む符号化情報に基づいて、前記画像内における異常が発生している領域若しくは異常が発生する予兆がある領域である異常領域の有無を判定する画像異常判定装置であって、前記画像が分割された領域毎の符号化情報である分割領域符号化情報のうち、指定された領域の分割領域符号化情報を取得する分割領域符号化情報入力部と、前記指定された領域に前記異常領域が含まれるか否かの判定に用いられる判定情報を生成する判定情報生成部と、前記判定情報に基づいて、前記指定された領域に前記異常領域が含まれるか否かを判定する判定部と、を備える画像異常判定装置である。
本発明の一態様は、上記の画像異常判定装置であって、前記判定情報は、所定の領域の分割領域符号化情報と、前記所定の領域の近傍の分割領域符号化情報に基づいて算出された統計値と、を含む情報であって、前記判定部は、前記所定の領域の分割領域符号化情報と、前記統計値と、の差に基づいて、前記所定の領域における異常領域の有無を判定する。
本発明の一態様は、上記の画像異常判定装置であって、前記統計値は、平均値、重み付き平均値又は中央値のいずれか1つである。
本発明の一態様は、上記の画像異常判定装置であって、前記判定情報は、前記画像の一部の領域若しくは全領域に係る符号化情報に基づいて生成されたヒストグラムが所定の条件に基づいて分類された複数のクラスタを含む情報であって、前記判定部は、前記複数のクラスタのうち、所定の条件を満たすクラスタに分類された領域を異常領域と判定する。
本発明の一態様は、上記の画像異常判定装置であって、前記判定部は、前記複数のクラスタのうち、要素数が最も少ないクラスタに分類された領域又は要素数が最も多いクラスタに分類された領域のいずれか一方を異常領域と判定する。
本発明の一態様は、判定対象となる画像を符号化する過程若しくは符号化した結果として生成され、前記画像内の模様の特徴情報を含む符号化情報に基づいて、前記画像内における異常が発生している領域若しくは異常が発生する予兆がある領域である異常領域の有無を判定する画像異常判定装置が実行する異常判定方法であって、画像異常判定装置が、前記画像が分割された領域毎の符号化情報である分割領域符号化情報のうち、指定された領域の分割領域符号化情報を取得する分割領域符号化情報入力ステップと、画像異常判定装置が、前記指定された領域に前記異常領域が含まれるか否かの判定に用いられる判定情報を生成する判定情報生成ステップと、画像異常判定装置が、前記判定情報に基づいて、前記指定された領域に前記異常領域が含まれるか否かを判定する判定ステップと、を有する画像異常判定方法である。
本発明の一態様は、上記の画像異常判定装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
本発明により、より高速かつ高精度に異常領域を検出できる技術を提供することが可能となる。
判定対象となる当該ブロック及び当該ブロックの周辺領域の一例を示す図である。 第1の実施形態における、画像異常判定装置100の機能構成の例を示す機能ブロック図である。 第1の実施形態における、画像異常判定の処理の流れの例を示すフローチャートである。 対象画像中のすべての符号量に対するヒストグラム2の一例を示す図である。 第2の実施形態における、画像異常判定装置200の機能構成の例を示す機能ブロック図である。 第2の実施形態における、画像異常判定の処理の流れの例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態による画像異常判定装置、画像異常判定方法及びコンピュータプログラムについて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、判定対象となる当該ブロック及び当該ブロックの周辺領域の一例を示す図である。図1における判定対象1は、半導体ウエハの一部分を示す画像である。図1では、当該ブロックに特異物(例えば、半導体ウエハ上のダスト)が混入した状況が示される。対象とする半導体ウエハの画像内に、平坦な半導体ウエハ上(正常領域)と複雑な形状を持つダスト(異常領域)とが含まれる場合、異常領域は模様の複雑さの差分として表される場合がある。異常領域と正常領域とでは、色彩の差分は小さいが、複雑さの差分は大きくなる。異常領域は、例えば、異常が発生している領域又は異常が発生する予兆がある領域である。異常とは、例えば、ダスト又は草などの異物が混入したブロックであってもよい。予兆とは、例えば、ダスト又は草などの異物によって将来的に異常が予測される状況であってもよい。したがって、図1に示される半導体ウエハ上のダストを判定したい場合、画像異常判定装置は、正常領域及び異常領域における、画像上の複雑さの差分を算出することで、異常領域の有無を判定できる。
判定対象1は、複数のブロックに分割される。ブロックは、符号化の処理単位又はそれらの集合である。最小の処理単位は、例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)の場合では8×8画素、H.264/AVC(Advanced Video Coding)の場合ではマクロブロック(16×16画素)、H.265/HEVC(High Efficiency Video Coding)の場合ではCU(Coding Unit)(8×8、16×16、32×32、64×64)である。また、隣接するブロックを統合して構成されるブロックを処理単位としてもよい。例えば、8×8のCUを4つ結合して16×16サイズのブロックを処理単位としてもよい。画像は、ブロック単位で符号化される。ブロックは領域の一態様である。
図1によると、判定対象1は、5×5の25ブロックで表される。点線で囲まれた枠11は、ブロックの横軸の座標を表す。例えば、Xは、図1の左から3番目に位置するブロックを表す。点線で囲まれた枠12は、ブロックの縦軸の座標を表す。Yは、図1の上から3番目に位置するブロックを表す。太枠13で囲まれた領域を含むブロックは、半導体ウエハの基盤に重畳された導波路を含むブロックを表す。図1のX、Yに位置するブロック14は、判定対象1の当該ブロックを表す。判定対象1の各ブロックの位置は、座標(x,y)で表される。例えば、当該ブロックは、座標(X,Y)で表される。ブロック14は、ダスト15を含む。ブロックの左上の数値は各ブロックの符号量である。即ち枠16に含まれる数字19は、座標(X+2,Y+1)に位置するブロックの符号量を表す。
図2は、第1の実施形態における、画像異常判定装置100の機能構成の例を示す機能ブロック図である。画像異常判定装置100は、画像の符号化処理の途中で算出される符号化情報又は符号化後の符号化データが持つ符号化情報に基づいて、異常領域を判定する。具体的には、画像異常判定装置100は、符号化情報のうち画像内の模様の複雑さが数値として反映される情報を用いて異常領域を判定する。画像異常判定装置100は、符号化データの符号化単位ブロック又はブロックの集合体毎に判定する。符号化情報は、画像を符号化する過程若しくは符号化した結果として生成される情報である。符号化情報は、符号化される画像内の模様の特徴情報を含む。符号化情報は、画像内の色性質が反映された情報である。符号化情報に含まれる特徴情報は、例えば、有意係数個数、ビン数又は符号量等である。画像異常判定装置100は、8×8画素等の符号化の単位となるブロック毎に符号化情報の数値を取得する。画像異常判定装置100は、符号化データから符号化情報を取得する場合、符号化データを完全に復号することなく取得できる。
画像異常判定装置100は、当該ブロックの符号化情報と当該ブロックの周辺ブロックの符号化情報との傾向の差分に基づいて、当該ブロックと周辺ブロックとで模様の複雑さが大きく異なるか否かを判定する。なお、画像異常判定装置100は、符号化情報に含まれる色の情報に基づくことなく判定する。したがって、画像異常判定装置100は、色の変化又は周辺ブロックとの色の差分の大小は判定に依存しない。なお、当該ブロックは、外部から指定されてもよい。
画像異常判定装置100は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサやメモリや補助記憶装置などを備え、画像異常判定プログラムを実行することによって算出方法入力部101、算出範囲入力部102、分割領域符号化情報入力部103、算出範囲符号量入力部104、基準値算出部105、当該ブロック符号量入力部106、絶対値差分算出部107、差分しきい値入力部108及び差分しきい値比較部109を備える装置として機能する。なお、画像異常判定装置100の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。画像異常判定プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。画像異常判定プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
算出方法入力部101は、タッチパネル、マウス及びキーボード等の入力装置を用いて構成される。算出方法入力部101は、入力装置を画像異常判定装置100に接続するためのインタフェースであってもよい。この場合、算出方法入力部101は、入力装置において入力された入力信号から入力データ(例えば、画像異常判定装置100に対する指示を示す指示情報)を生成し、画像異常判定装置100に入力する。なお、他の入力部である算出範囲入力部102、分割領域符号化情報入力部103、算出範囲符号量入力部104、当該ブロック符号量入力部106及び差分しきい値入力部108に関しても同様に構成される。
算出方法入力部101は、外部から基準値の算出方法を指定する情報を受付ける。基準値は、当該ブロックが異常領域であるか否か判定されるための比較対象となる数値である。基準値は、基準値算出部105によって、当該ブロックと周辺ブロックとの符号量情報に基づいて算出される。算出方法は、平均値、重み付き平均値又は中央値等を算出する方法が用いられてもよい。算出方法入力部101は、算出方法のうち少なくともいずれか1つが選択される情報を受付ける。算出方法入力部101は、受け付けた算出方法の選択結果を基準値算出部105に出力する。
算出範囲入力部102は、基準値の算出範囲を指定する情報を受付ける。算出範囲は、当該ブロックから周囲何ブロックまでを周辺ブロックとして捉えるかを指定される情報である。例えば、周辺ブロックは、算出範囲として2が指定された場合、当該ブロックから縦横±2ブロックを範囲と定められる。したがって、当該ブロックを中心として5×5ブロックまでが周辺ブロックとして処理される。算出範囲入力部102は、算出範囲を算出範囲符号量入力部104に出力する。
分割領域符号化情報入力部103は、分割領域符号化情報と当該ブロックの画像上の場所を示すアドレスとを受付ける。分割領域符号化情報は、判定対象となる画像が分割されたブロック毎の符号化情報である。分割領域符号化情報入力部103は、分割領域符号化情報を算出範囲符号量入力部104又は当該ブロック符号量入力部106に出力する。
算出範囲符号量入力部104は、当該ブロックのアドレスに基づいて、当該ブロックの分割領域符号化情報を特定する。算出範囲符号量入力部104は、当該ブロックと当該ブロックから算出範囲内に含まれる周辺ブロック分の分割領域符号化情報を取得する。算出範囲符号量入力部104は、取得した分割領域符号化情報から符号量を算出する。例えば、座標(x,y)の符号量は、p(x,y)で表される。算出範囲符号量入力部104は、算出した符号量を基準値算出部105に出力する。
基準値算出部105は、算出方法入力部101から受け付けた算出方法の指定結果と算出範囲符号量入力部104によって算出された符号量とに基づいて、当該ブロックの基準値Sを算出する。例えば、基準値算出部105が算出方法として平均値の算出方法を受け付けた場合、基準値Sの立式は以下の数式(1)で表される。基準値算出部105は、判定情報生成部の一態様である。判定情報生成部は、指定された領域に異常領域が含まれるか否かの判定に用いられる判定情報を生成する。判定情報は、所定の領域の分割領域符号化情報と、所定の領域の近傍の分割領域符号化情報に基づいて算出された統計値と、を含む情報である。基準値は、統計値の一態様である。
Figure 0006849583
基準値算出部105が算出方法として重み付き平均値の算出方法を受け付けた場合、基準値Sの立式は以下の数式(2)で表される。なお、wは、ガウシアン分布に基づく計数値であってもよい。
Figure 0006849583
基準値算出部105が算出方法として中央値の算出方法を受け付けた場合、基準値Sの立式は以下の数式(3)で表される。Zは、当該ブロックを除く周辺ブロックの集合を表す。例えば、算出範囲として2を受け付けた場合、Zは、当該ブロックを除く24ブロックの集合を表す。
Figure 0006849583
なお、異常領域ではない外れ値が存在するような画像では、中央値又は算出範囲を広げた上で重み付き平均値を算出することが望ましい。この場合、基準値算出部105は、中央値を算出する方が高速に処理できる。
当該ブロック符号量入力部106は、当該ブロックのアドレスに基づいて、当該ブロックの分割領域符号化情報を特定する。当該ブロック符号量入力部106は、当該ブロックの符号化データから符号量p(X,Y)を算出する。当該ブロック符号量入力部106は、算出した符号量p(X,Y)をとして絶対値差分算出部107に出力する。
絶対値差分算出部107は、基準値算出部105から出力された基準値Sと当該ブロック符号量入力部106から出力された当該ブロックの符号量とに基づいて、絶対値差分値を算出する。絶対値差分値は、符号量p(X,Y)から基準値Sを減算した差分値の絶対値である。絶対値差分算出部107は、絶対値差分値を差分しきい値比較部109に出力する。
差分しきい値入力部108は、差分しきい値Tを受け付ける。差分しきい値Tは、差分しきい値入力部108は、差分しきい値Tを差分しきい値比較部109に出力する。差分しきい値Tは、当該ブロックが異常領域を含むか否かを判定する値である。差分しきい値Tは、異常領域として異常が発生している領域又は異常が発生する予兆がある領域のいずれが判定されるかに応じて異なる値が用いられてもよい。
差分しきい値比較部109は、絶対値差分算出部107から受け付けた絶対値差分値と差分しきい値入力部108から受け付けた差分しきい値Tとを比較することで、当該ブロックが異常領域を含むか否かの判定を行う。差分しきい値比較部109は、例えば、数式(4)に基づいて、判定を行う。差分しきい値比較部109は、判定結果を出力する。絶対値差分算出部107及び差分しきい値比較部109は、判定部の一態様である。判定部は、判定情報に基づいて、指定された領域(例えば、当該ブロック)に異常領域が含まれるか否かを判定する。
Figure 0006849583
図3は、第1の実施形態における、画像異常判定の処理の流れの例を示すフローチャートである。算出方法入力部101は、基準値の算出方法を指定する指示を受け付ける(ステップS101)。算出範囲入力部102は、基準値の算出範囲を指定する情報を受付ける(ステップS102)。分割領域符号化情報入力部103は、判定対象となる画像の分割領域符号化情報と当該ブロックの画像上の場所を示すアドレスとを受付ける(ステップS103)。算出範囲符号量入力部104は、当該ブロックと当該ブロックの周辺ブロックの符号量とを算出する(ステップS104)。
基準値算出部105は、算出方法の指定結果と算出された符号量とに基づいて、当該ブロックの基準値を算出する(ステップS105)。当該ブロック符号量入力部106は、当該ブロックの符号量を算出する(ステップS106)。絶対値差分算出部107は、当該ブロック符号量の値から基準値を減算することで、絶対値差分値を算出する(ステップS107)。差分しきい値入力部108は、差分しきい値を受け付ける(ステップS108)。
差分しきい値比較部109は、絶対値差分値が差分しきい値以上であるか否か判定する(ステップS109)。絶対値差分値が差分しきい値以上でない場合(ステップS110:NO)、差分しきい値比較部109は、当該ブロックは異常領域を含まないと判定する(ステップS110)。絶対値差分値が差分しきい値以上である場合(ステップS110:YES)、差分しきい値比較部109は、当該ブロックは異常領域を含むと判定する(ステップS111)。差分しきい値比較部109は、判定結果を出力する(ステップS112)。
このように構成された画像異常判定装置100は、基準値算出部105が当該ブロックの基準値を算出する。絶対値差分算出部107が、基準値と当該ブロック符号量の値とに基づいて、絶対値差分値を算出する。差分しきい値比較部109が、絶対値差分値と差分しきい値とを比較することで、当該ブロックが異常領域を含むか否かの判定を行う。したがって、画像異常判定装置100は、色の変化に関する差分には影響されることなく、符号量の値に基づいて異常領域を判定することができる。すなわち、正常領域と異常領域との間で色差分が少ない場合又は正常領域中にも色変化がみられる場合においても、異常領域の有無の判定が可能となり、高精度に異常領域を判定できるようになる。また、画像異常判定装置100は、符号化データを全て復号して、符号化情報を取得する必要がなくなるため、より高速に異常領域を判定できる。
また、画像異常判定装置100は、市街地の空撮画像における建物の解体箇所を把握したい場合のように正常領域が複雑な模様となり、異常領域が平坦な空き地となるような画像であっても、複雑さの差分に基づいて判定可能である。したがって、正常領域中の模様の変化が大きい場合であっても、異常領域の判定が可能となる。
さらに、画像異常判定装置100は、太陽光パネル上に生えた草等の異物を把握したい場合のように、正常領域が太陽光パネルの平坦な模様となり、異常領域が草等の異物による複雑な模様となる画像であっても、複雑さの差分に基づいて判定可能である。したがって、画像異常判定装置100は、太陽光パネルを対象とした場合、故障だけではなく故障の予兆を検知することが可能である。
(第2の実施形態)
図4は、対象画像中のすべての符号量に対するヒストグラム2の一例を示す図である。図4では、符号量の小さい領域と大きい領域とに1つずつ、合計で2つの山があるデータを例として説明する。ヒストグラム2は、第1クラスタ21と第2クラスタ22とを含む。第1クラスタ21は、符号量の小さい領域を表す。第2クラスタ22は、符号量の大きい領域を表す。各ブロックは、符号量が境界値23よりも小さい場合に第1クラスタに分類される。各ブロックは、符号量が境界値23よりも大きい場合に第2クラスタに分類される。第1クラスタは重心24を有する。第2クラスタ22は重心25を有する。図4では、ヒストグラム2で表される各クラスタのうち、要素数が最も少ないクラスタである第2クラスタ22に含まれるブロックが異常領域として出力される。これは、半導体ウエハの上にダストが乗った場合又は太陽光パネルの上に草が生えた場合には、ダスト又は草等の異常領域に係るブロックの数は、半導体ウエハ又は太陽光パネルが構成される正常領域に係るブロックの数よりも少ないことが想定される。すなわち、このような画像を分割された領域毎の符号量をクラスタリングすると、要素数が最も少ないクラスタにダストや草等の異常領域が含まれると想定されるためである。
図5は、第2の実施形態における、画像異常判定装置200の機能構成の例を示す機能ブロック図である。画像異常判定装置200は、指定された対象画像中の全ての符号化情報に基づいて、異常領域の有無を判定する。画像異常判定装置200は、バスで接続されたCPU等のプロセッサやメモリや補助記憶装置などを備え、画像異常判定プログラムを実行することによって分割領域符号化情報入力部201、符号量入力部202、パラメータ入力部203、境界値算出部204、クラスタリング部205、重心間距離算出部206、しきい値入力部207、しきい値比較部208及びクラスタ要素数計数部209を備える装置として機能する。なお、画像異常判定装置200の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。
分割領域符号化情報入力部201は、タッチパネル、マウス及びキーボード等の入力装置を用いて構成される。分割領域符号化情報入力部201は、入力装置を画像異常判定装置200に接続するためのインタフェースであってもよい。この場合、分割領域符号化情報入力部201は、入力装置において入力された入力信号から入力データ(例えば、画像異常判定装置200に対する指示を示す指示情報)を生成し、画像異常判定装置200に入力する。なお、他の入力部である符号量入力部202、パラメータ入力部203及びしきい値入力部207に関しても同様に構成される。
分割領域符号化情報入力部201は、判定対象となる分割された画像の分割領域符号化情報を受付ける。分割領域符号化情報入力部201は、受け付けた分割領域符号化情報を符号量入力部202に出力する。符号量入力部202は、分割領域符号化情報から符号量を算出する。符号量入力部202は、算出した各ブロックの符号量を符号量データ群として、境界値算出部204及びクラスタリング部205に出力する。符号量データ群は、検索対象となる画像の全体の符号量を表す。
パラメータ入力部203は、パラメータを受け付ける。パラメータは、境界値算出部204が境界値を算出するために用いる算出方法によって異なる。境界値の算出方法は、例えば、指定数のクラスタへの分類が可能なk−means法である。算出方法がk−means法の場合、パラメータはクラスタ数である。本実施形態の場合、クラスタ数は、2が指定される。また、パラメータとして、最大のループ数と各クラスタの初期値とを受け付ける。なお、本実施形態では、クラスタ数として2が指定されているが、2以上の数が指定されてもよい。
境界値算出部204は、符号量入力部202から受け付けた符号量データ群を、指定されたパラメータに応じたクラスタ数に分類するための境界値を算出する。例えば、境界値算出部204は、クラスタ数として2が与えられた場合、符号量データ群の分布を解析して、2つのクラスタに分類するための境界値を算出する。境界値算出部204は、算出した境界値をクラスタリング部205に出力する。境界値算出部204は、例えば、境界値の算出方法としてk−means法を用いてもよい。この場合、境界値算出部204は、クラスタ数として2が指定された場合、一次元のk−means法を実行する。また、境界値算出部204は、対象とする符号量データ群の外れ値を除外するため、k−means法の母集団とする符号量の範囲を絞り込んでもよい。絞り込む符号量の範囲は、パラメータとしてパラメータ入力部203が受け付ける。境界値算出部204は、k−means法以外の方法で境界値を算出してもよい。例えば、ヒストグラムに2つの山が存在し、両者の山の間に極小値が1つ存在する状況を仮定した場合、境界値算出部204は、ヒストグラムを多項式関数で近似し、極小値を数値解析により求めることで境界値を算出してもよい。以下、クラスタ数は2として説明するが、クラスタ数が2以上の場合であっても、異常領域は判定可能である。
クラスタリング部205は、符号量入力部202から受け付けた画像の一部の領域若しくは全領域に係る符号量データ群と境界値算出部204から受け付けた境界値とに基づいて、符号量データ群を2つのクラスタに分類する。クラスタリング部205は、境界値よりも符号量が小さいブロックを第1クラスタに分類する。クラスタリング部205は、境界値よりも符号量が大きいブロックを第2クラスタに分類する。クラスタリング部205は、分類結果を重心間距離算出部206に出力する。クラスタリング部205は、判定情報生成部の一態様である。第1クラスタ又は第2クラスタは判定情報の一態様である。
重心間距離算出部206は、第1クラスタ及び第2クラスタに含まれる符号量の重心を算出する。重心間距離算出部206は、算出された重心に基づいて、重心間距離の値Dを算出する。重心間距離算出部206は、算出した重心間距離の値Dをしきい値比較部208に出力する。
しきい値入力部207は、重心間距離の値Dとの比較に用いられる重心間距離しきい値Uを受け付ける。重心間距離しきい値Uは、判定対象の画像の全領域の少なくとも一部に異常領域が含まれるか否かを判定するために用いられる。しきい値入力部207は、重心間距離しきい値Uをしきい値比較部208に出力する。重心間距離しきい値Uは、異常領域として異常が発生している領域又は異常が発生する予兆がある領域のいずれが判定されるかに応じて異なる値が用いられてもよい。
しきい値比較部208は、重心間距離算出部206から受け付けた重心間距離の値Dと、しきい値入力部207から受け付けた重心間距離しきい値Uと、を比較することで、判定対象となる画像の全領域の少なくとも一部に異常領域が含まれるか否かの判定を行う。しきい値比較部208は、例えば、数式(5)に基づいて、判定を行う。しきい値比較部208は、判定結果を出力する。重心間距離算出部206及びしきい値比較部208は、判定部の一態様である。
Figure 0006849583
しきい値比較部208は、重心間距離の値Dが重心間距離しきい値以下の場合、特異な性質と判定するほどの差分がないと判定し、全領域に異常領域が含まれないという判定結果を出力する。しきい値比較部208は、重心間距離の値Dが重心間距離しきい値よりも大きい場合、特異な性質と判定するほどの差分があると判定し、符号量データ群をクラスタ要素数計数部209に出力する。
クラスタ要素数計数部209は、第1クラスタ及び第2クラスタ毎に、符号量データの要素数を計数する。クラスタ要素数計数部209は、計数した結果、要素数が少ないクラスタを異常領域が存在するクラスタ、多い方を異常領域が存在しないクラスタと判定する。クラスタ要素数計数部209は、判定結果として、要素数が少ない方のクラスタに属する領域を異常領域として出力する。
図6は、第2の実施形態における、画像異常判定の処理の流れの例を示すフローチャートである。本フローチャートでは、境界値の算出方法としてk−means法が用いられ、クラスタ数は2として説明する。分割領域符号化情報入力部201は、対象となる分割された画像の分割領域符号化情報を受付ける。符号量入力部202は、受け付けた符号化情報に基づいて符号量データ群を算出する(ステップS201)。パラメータ入力部203は、パラメータとしてクラスタ数の値を受け付ける(ステップS202)。本フローチャートでは、パラメータ入力部203が受け付けたクラスタ数の値は2である。境界値算出部204は、算出された符号量データ群と受け付けたパラメータとに基づいて境界値を算出する(ステップS203)。
クラスタリング部205は、符号量データ群と境界値とに基づいて、符号量データ群を2つのクラスタに分類する(ステップS204)。具体的には、クラスタリング部205は、境界値よりも符号量が小さいブロックを第1クラスタに分類する。クラスタリング部205は、境界値よりも符号量が大きいブロックを第2クラスタに分類する。重心間距離算出部206は、第1クラスタ及び第2クラスタに含まれる符号量データの重心を算出する(ステップS205)。重心間距離算出部206は、算出された重心に基づいて、重心間距離の値を算出する(ステップS206)。
しきい値入力部207は、重心間距離の値との比較に用いられる重心間距離しきい値を受け付ける(ステップS207)。しきい値比較部208は、重心間距離の値が重心間距離しきい値以下であるか否かを判定する(ステップS208)。重心間距離の値が重心間距離しきい値以下である場合(ステップS208:YES)、しきい値比較部208は、全領域に異常領域が含まれないという判定し(ステップS209)、しきい値比較部208は、判定結果を出力する(ステップS212)。
重心間距離の値が重心間距離しきい値以下でない場合(ステップS208:NO)、クラスタ要素数計数部209は、第1クラスタ及び第2クラスタ毎に、符号量データの要素数を計数する(ステップS210)。クラスタ要素数計数部209は、計数した結果に基づいて、要素数が少ない方のクラスタを異常領域が存在するクラスタ、要素数が多い方のクラスタを異常領域が存在しないクラスタと判定する(ステップS211)。クラスタ要素数計数部209は、判定結果を出力する(ステップS212)。
このように構成された画像異常判定装置200は、符号量入力部202が判定対象となる画像の符号量を符号量データ群として算出する。境界値算出部204が、クラスタを分類するために用いられる境界値を算出する。クラスタリング部205が、符号量データ群を、算出された境界値に応じて、複数のクラスタに分類する。しきい値比較部208が、クラスタの重心間距離の値に応じて、画像に異常領域が含まれるか否かを判定する。したがって、画像異常判定装置200は、色の変化に関する差分には影響されることなく、異常領域を判定することができる。すなわち、画像異常判定装置200は、正常領域と異常領域との間で色差分が少ない場合又は正常領域中にも色変化がみられる場合の異常においても、判定が可能となり、高精度に異常領域を判定できるようになる。また、画像異常判定装置100は、符号化データを全て復号して、符号化情報を取得する必要がなくなるため、より高速に異常領域を判定できる。
(第1の実施形態及び第2の実施形態の変形例)
画像異常判定装置は、符号化対象である画像の色成分が2以上ある場合、処理される符号量の値は、いずれか1成分を処理してもよいし、2つ以上の成分の合計値を処理してもよい。例えば、画像異常判定装置は、色成分がYUVの3成分ある場合、Y、U又はVのいずれか1つを処理してもよいし、YUVの合計値を処理してもよい。
画像異常判定装置は、符号化の処理単位となるブロックの符号量をp(x,y)とみなしてもよいし、ブロックを集合させたブロックの符号量をp(x,y)とみなしてもよい。画像異常判定装置は、ブロックを集合させたブロックの符号量をp(x,y)とみなす場合、集合に含まれるブロックの符号量を合計した値をp(x,y)としてもよい。
本実施形態では、符号化情報として符号量を取り上げて説明をしたが、符号量以外の符号化情報を用いてもよい。例えば、画像異常判定装置は、符号量以外の符号化情報を用いて、同じ処理フローにて実施してもよい。例えば、符号量以外の符号化情報として、エントロピー符号化を適用する前のビン数の値(HEVCの場合ではCABACを適用する前のビット列)、直交変換又は量子化後の非ゼロである有意係数の個数等の画像の符号化の途中で算出される情報又は符号化データの復号の途中で算出される情報が用いられてもよい。符号量以外の符号化情報が用いられた場合であっても、より精度よくかつ、より高速に異常領域を判定できる。また、画像異常判定装置は、市街地の空撮画像における建物の解体箇所を把握したい場合のように正常領域が複雑な模様となり異常領域が平坦な空き地となるような画像であっても、クラスタの要素数で判定するため、判定可能である。したがって、正常領域中の模様の変化が大きい場合であっても、異常領域の判定が可能となる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明は、可視光画像、センサ画像等に含まれる異常領域を検出する装置に適用可能である。
100…画像異常判定装置, 101…算出方法入力部, 102…算出範囲入力部, 103…分割領域符号化情報入力部, 104…算出範囲符号量入力部, 105…基準値算出部, 106…当該ブロック符号量入力部, 107…絶対値差分算出部, 108…差分しきい値入力部, 109…差分しきい値比較部, 200…画像異常判定装置, 201…分割領域符号化情報入力部, 202…符号量入力部, 203…パラメータ入力部, 204…境界値算出部, 205…クラスタリング部, 206…重心間距離算出部, 207…しきい値入力部, 208…しきい値比較部, 209…クラスタ要素数計数部

Claims (8)

  1. 判定対象となる画像を符号化する過程若しくは符号化した結果として生成され、前記画像内の模様の特徴情報を含む符号化情報に基づいて、前記画像内における異常が発生している領域若しくは異常が発生する予兆がある領域である異常領域の有無を、色の差分の大小に依存しないよう判定する画像異常判定装置であって、
    前記画像が分割された領域毎の符号化情報である分割領域符号化情報のうち、指定された領域の分割領域符号化情報を取得する分割領域符号化情報入力部と、
    前記指定された領域に前記異常領域が含まれるか否かの判定に用いられ、模様の複雑さが数値として反映される判定情報を生成する判定情報生成部と、
    前記判定情報に基づいて、前記指定された領域に前記異常領域が含まれるか否かを判定する判定部と、
    を備え
    記判定部は、正常な領域である正常領域と比較し、複雑さの差分が閾値より大きい場合に異常と判定する、画像異常判定装置。
  2. 前記異常は、太陽光パネル上の植生、若しくは半導体ウェハ上のダストである、請求項1に記載の画像異常判定装置。
  3. 前記判定情報は、所定の領域の分割領域符号化情報と、前記所定の領域の近傍の分割領域符号化情報に基づいて算出された統計値と、を含む情報であって、
    前記判定部は、前記所定の領域の分割領域符号化情報と、前記統計値と、の差に基づいて、前記所定の領域における異常領域の有無を判定する、
    請求項2に記載の画像異常判定装置。
  4. 前記統計値は、平均値、重み付き平均値又は中央値のいずれか1つである、
    請求項3に記載の画像異常判定装置。
  5. 前記判定情報は、前記画像の一部の領域若しくは全領域に係る符号化情報に基づいて生成されたヒストグラムが所定の条件に基づいて分類された複数のクラスタを含む情報であって、
    前記判定部は、前記複数のクラスタのうち、所定の条件を満たすクラスタに分類された領域を異常領域と判定する、
    請求項2に記載の画像異常判定装置。
  6. 前記判定部は、前記複数のクラスタのうち、要素数が最も少ないクラスタに分類された領域又は要素数が最も多いクラスタに分類された領域のいずれか一方を異常領域と判定する、
    請求項5に記載の画像異常判定装置。
  7. 判定対象となる画像を符号化する過程若しくは符号化した結果として生成され、前記画像内の模様の特徴情報を含む符号化情報に基づいて、前記画像内における異常が発生している領域若しくは異常が発生する予兆がある領域である異常領域の有無を、色の差分の大小に依存しないよう判定する画像異常判定装置が実行する異常判定方法であって、
    画像異常判定装置が、前記画像が分割された領域毎の符号化情報である分割領域符号化情報のうち、指定された領域の分割領域符号化情報を取得する分割領域符号化情報入力ステップと、
    画像異常判定装置が、前記指定された領域に前記異常領域が含まれるか否かの判定に用いられ、模様の複雑さが数値として反映される判定情報を生成する判定情報生成ステップと、
    画像異常判定装置が、前記判定情報に基づいて、前記指定された領域に前記異常領域が含まれるか否かを判定する判定ステップと、
    を有し
    記判定ステップにおいて、正常な領域である正常領域と比較し、複雑さの差分が閾値より大きい場合に異常と判定する画像異常判定方法。
  8. 請求項1から6のいずれか一項に記載の画像異常判定装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
JP2017250078A 2017-12-26 2017-12-26 画像異常判定装置、画像異常判定方法及びコンピュータプログラム Active JP6849583B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017250078A JP6849583B2 (ja) 2017-12-26 2017-12-26 画像異常判定装置、画像異常判定方法及びコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017250078A JP6849583B2 (ja) 2017-12-26 2017-12-26 画像異常判定装置、画像異常判定方法及びコンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019117466A JP2019117466A (ja) 2019-07-18
JP6849583B2 true JP6849583B2 (ja) 2021-03-24

Family

ID=67305324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017250078A Active JP6849583B2 (ja) 2017-12-26 2017-12-26 画像異常判定装置、画像異常判定方法及びコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6849583B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7308733B2 (ja) * 2019-11-29 2023-07-14 コムシス情報システム株式会社 状態判定システムおよび状態判定方法。

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1048149A (ja) * 1996-08-02 1998-02-20 Ricoh Co Ltd 画像欠陥検出方法及び装置
JP4652694B2 (ja) * 2004-01-08 2011-03-16 オリンパス株式会社 画像処理方法
JP4750444B2 (ja) * 2005-03-24 2011-08-17 株式会社日立ハイテクノロジーズ 外観検査方法及びその装置
JP4472631B2 (ja) * 2005-12-28 2010-06-02 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 画像処理装置および当該画像処理装置における画像処理方法
JP4399494B2 (ja) * 2006-12-28 2010-01-13 シャープ株式会社 欠陥検出装置、欠陥検出方法、イメージセンサデバイスおよびイメージセンサモジュール
JP5004736B2 (ja) * 2007-09-25 2012-08-22 オリンパス株式会社 画像処理装置および画像処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019117466A (ja) 2019-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6798619B2 (ja) 情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法
US9317784B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and program
US20150139546A1 (en) Image segmenting apparatus and method
WO2011001817A1 (ja) 代表特徴抽出システムおよび方法
KR20190071079A (ko) 영상 인식 방법 및 그 장치
JP6849583B2 (ja) 画像異常判定装置、画像異常判定方法及びコンピュータプログラム
CN110472640B (zh) 一种目标检测模型预测框处理方法及装置
Chang et al. An unsupervised neural network approach for automatic semiconductor wafer defect inspection
JP5264457B2 (ja) 物体検出装置
CN112802034B (zh) 图像分割、识别方法、模型构建方法、装置及电子设备
US10630991B2 (en) Image difference detection device, method for detecting image difference, and computer program
Wang et al. Exploring DCT coefficient quantization effect for image tampering localization
CN112686911A (zh) 一种控件区域生成方法、装置、电子设备及存储介质
CN105279761B (zh) 一种基于样本局部密度离群点检测的背景建模方法
WO2018037479A1 (ja) 画像処理装置、ステレオカメラ装置及び画像処理方法
JP5754931B2 (ja) 画像解析装置、画像解析方法及びプログラム
JP5272890B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
CN111047617B (zh) 一种矩形识别优化方法、装置及设备
JP5251489B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理プログラム
CN114549884A (zh) 一种异常图像检测方法、装置、设备及介质
CN111598013A (zh) 一种螺母-销钉状态的识别方法及相关装置
EP4266260A1 (en) Encoding of training data for training of a neural network
US20240095906A1 (en) Anomaly detection method, anomaly detection device, and recording medium
US9740924B1 (en) Feature-based pose detection
JP2020027365A (ja) 局所特徴量抽出装置、局所特徴量抽出プログラム、状態判定装置、及び状態判定プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190521

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200811

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20201005

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210302

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210304

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6849583

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150