JP6849394B2 - Sign pillar - Google Patents
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Description
本発明は、車線分離や路側分離などを行うために路面に設置させる道路用標示体や、駐車場などに設置させる車止めなどに好適に利用できる標識柱に関するものである。 The present invention relates to a road sign body installed on a road surface for lane separation, roadside separation, etc., and a sign pillar that can be suitably used for a car stop installed in a parking lot or the like.
柱状に形成させて路面等に立設させる道路用標示体や車止めなどの標識柱は、従来より様々な構成のものが用いられている。このような標識柱では、車両が接触したときに弾性的に撓み、その後で元の状態に復元する可撓性を有するポールを備えた構成について、種々の発明が開示されている。 Conventionally, various types of signposts such as road signs and bollards that are formed into columns and erected on the road surface have been used. Various inventions have been disclosed for such a sign column as having a flexible pole that elastically bends when the vehicle comes into contact and then restores to its original state.
例えば、特許文献1には、ベースと、該ベースから上方へ突出する可撓性を有する本体柱とを備えた標識柱であって、前記本体柱は円筒状の外柱と、該外柱の内側に収納される円筒状の内柱及び円筒状の補強筒を備え、前記外柱及び前記内柱は同心円状に配置されて前記ベースに着脱不能に設けられ、前記補強筒は、下端の筒壁を前記内柱と外柱との間に挿入させると共に、該内柱及び外柱及びベースのいずれにも固定されない状態で設けられていることを特徴とする標識柱が、本出願人によって開示されている。
For example,
特許文献1に示される標識柱は、本体柱の剛性を高める補強筒を内柱や外柱やベースに固定しない状態で設けることで本体柱の損傷を低減させているが、本発明はこれとは異なる構成によって、ポールの立設状態を良好に維持できる標識柱を提供するものである。
The sign column shown in
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。
ベースと、該ベースの上方へ立設される可撓性を有するポールとを備える標識柱であって、
前記ポールは円筒状の外柱と、該外柱の内側に収納される円筒状の第一の内柱と、該第一の内柱の内側に配置されて前記外柱に収納される円筒状の第二の内柱とを備えており、
前記外柱及び第一の内柱及び第二の内柱は前記ベースへ着脱不能に設けられ、前記第一の内柱の内径が前記第二の内柱の外径よりも1.5mm以上大きく形成されていると共に、前記外柱の内周面と前記第一の内柱の外周面との間に隙間が形成されており、
ポールが折れ曲がり変形した後に元の状態に復元するときに、前記第一の内柱と第二の内柱とが離間しやすくなされていると共に前記外柱と第一の内柱とが離間しやすくなされていることを特徴とするものである。
In order to achieve the above object, the present invention has the following configuration.
A sign column comprising a base and a flexible pole erected above the base.
The pole has a cylindrical outer pillar, a cylindrical first inner pillar housed inside the outer pillar, and a cylindrical shape arranged inside the first inner pillar and stored in the outer pillar. It has a second inner pillar and
The outer pillar, the first inner pillar, and the second inner pillar are provided to the base so as not to be detachable, and the inner diameter of the first inner pillar is 1.5 mm or more larger than the outer diameter of the second inner pillar. both the formed, which gap is formed between an outer peripheral surface of the inner circumferential surface of the outer column first inner column,
When the pole is bent and deformed and then restored to its original state, the first inner pillar and the second inner pillar are easily separated from each other, and the outer pillar and the first inner pillar are easily separated from each other. It is characterized by being done.
本発明に係る標識柱によれば、ベースの上方へ可撓性を有するポールを立設するので、ポールが車両に接触して曲がるように変形した場合でも、その後に元の状態に復元し、立設状態を継続できる。
また、前記ポールに、円筒状の外柱と、その内側に収納させる円筒状の第一の内柱と、その内側に配置させて前記外柱に収納させる円筒状の第二の内柱とを備えさせて、前記外柱と第一の内柱と第二の内柱とを前記ベースへ着脱不能に設けるので、前記外柱が外力を受けて曲がるように変形した場合に、その内側で前記第一の内柱と共に第二の内柱が前記外柱を支えて変形を復元させ、外柱の立設状態を良好に継続できる。
また、前記第一の内柱の内径を前記第二の内柱の外径よりも1.5mm以上大きく形成するので、前記外柱が受けた外力によって前記第一の内柱と第二の内柱とが曲がるように変形したときに、第一の内柱の内周面と第二の内柱の外周面との間の摩擦が抑制され、これらの損傷を低減できる。
According to the sign column according to the present invention, since the flexible pole is erected above the base, even if the pole is deformed to be bent in contact with the vehicle, it is subsequently restored to the original state. The standing state can be continued.
Further, the pole has a cylindrical outer pillar, a cylindrical first inner pillar to be stored inside the pole, and a cylindrical second inner pillar to be arranged inside the pole and stored in the outer pillar. In preparation, the outer pillar, the first inner pillar, and the second inner pillar are provided to the base so as not to be detachable. Therefore, when the outer pillar is deformed so as to be bent by receiving an external force, the outer pillar is said to be inside the base. Along with the first inner pillar, the second inner pillar supports the outer pillar and restores the deformation, so that the standing state of the outer pillar can be continued satisfactorily.
Further, since the inner diameter of the first inner pillar is formed to be 1.5 mm or more larger than the outer diameter of the second inner pillar, the external force received by the outer pillar causes the first inner pillar and the second inner pillar to be formed. When the column is deformed so as to bend, the friction between the inner peripheral surface of the first inner column and the outer peripheral surface of the second inner column is suppressed, and these damages can be reduced.
また、前記外柱の内周面と前記第一の内柱の外周面との間の隙間の大きさを、該第一の内柱の内周面と前記第二の内柱の外周面との間の隙間よりも大きく設ければ、外力を受けて前記外柱と前記第一の内柱と第二の内柱とが曲がるように変形したときに、外柱の内周面と、第一の内柱や第二の内柱の外周面との間の摩擦が抑制されて損傷を低減できるので、好ましい。 Further, the size of the gap between the inner peripheral surface of the outer pillar and the outer peripheral surface of the first inner pillar is set to the inner peripheral surface of the first inner pillar and the outer peripheral surface of the second inner pillar. If it is provided larger than the gap between the two, when the outer pillar, the first inner pillar, and the second inner pillar are deformed so as to bend due to an external force, the inner peripheral surface of the outer pillar and the first It is preferable because the friction between the one inner pillar and the outer peripheral surface of the second inner pillar is suppressed and the damage can be reduced.
本発明の標識柱によれば、ポールが変形した後の復元性が良好であると共に、耐久性が高く、立設状態を長く維持できる。 According to the sign column of the present invention, the pole has good resilience after being deformed, has high durability, and can maintain an upright state for a long time.
本発明の実施の形態を図面に基づき具体的に説明する。
図面において、1は標識柱である。
本実施形態の標識柱1は、ベース5と、このベース5の上面に固定させて立設させるポール2とを備えている。
Embodiments of the present invention will be specifically described with reference to the drawings.
In the drawing, 1 is a signpost.
The
ポール2は、円筒形の中空柱状体に形成させた外柱21を備え、その上方の開口を塞ぐようにキャップ25を固定している。
また、外柱21の外側面には照射された光を光源方向へ反射させる再帰反射性を有する反射シート24を貼着している。反射シート24は外柱21の外側面に巻回させて貼着しており、本実施形態の外柱21には4枚の反射シート24を上下に間隔をあけて並設させている。
The
Further, a
ベース5は略円錐台形状に形成させており、その上面から突出させて前記ポール2を立設させている。
ベース5は、設置面に設置させる設置部6と、この設置部6に着脱可能に取り付ける台座7とを備えており、前記外柱21の下端を固定させた台座7を設置部6へ取り付けて、前記ポール2を立設させるように設けている。
The
The
図2は図1のベース5の設置部6から台座7を取り外した状態を示す図であり、図3は図2の台座7付近の縦断面図である。
前記ポール2は、外柱21の内側に円筒形の第一の内柱22と、円筒形の第二の内柱23とを備えており、第一の内柱22及び第二の内柱23はぞれぞれの下端を前記台座7へ固定させている。
具体的には、前記第二の内柱23は、前記第一の内柱の内径よりも小さな外径の円筒状に形成して、第一の内柱の内側に配置させている。
前記ポール2は、外柱21と、第一の内柱22と、第二の内柱23を同心円状に配置させて、各々の下端をベース5の台座7へ固定させている。
FIG. 2 is a view showing a state in which the
The
Specifically, the second
In the
図3は図2のポール2の台座7付近の縦断面図である。
台座7は、上下に貫通する貫通孔75を中央に備えるリング状に形成している。
台座7の上面には、環状溝71と、その内側に配置させた環状溝72とを同心円状に配置させて形成しており、前記外柱21の下端を環状溝71へ挿入して融着させて固定すると共に、前記第一の内柱22及び第二の内柱23の下端をそれぞれ前記環状溝72へ挿入して融着させて固定している。
FIG. 3 is a vertical cross-sectional view of the
The
An
前記環状溝72は、その径方向内側部分の底面を外側よりも高く設けた段部72aを全周に亘って形成している。
前記第二の内柱23は、その下端を前記段部72aの上面へ当接させて前記環状溝72へ固定している。
また、前記第一の内柱22は、その下端を前記段部72aの外側の環状溝72の底面へ当接させて固定している。
The
The lower end of the second
Further, the first
前記ポール2を構成する外柱21、第一の内柱22、及び第二の内柱23は、成形の容易さおよび車両等の踏みつけに対する復元性、耐久性等を考慮すると、熱可塑性ポリウレタンや軟質ポリオレフィン、エラストマー、ゴムなどの材料を用いて形成するのが好ましい。前記外柱21、第一の内柱22、及び第二の内柱23は、それぞれ熱可塑性ポリウレタンを用いて形成している。
The
前記外柱21の内側に第一の内柱22を内装して設けることで、ポール2へ車両などが接触して外柱21が折れ曲がり変形した後で元の状態へ復元するときに、第一の内柱22が外柱21の内周面へ接触して内側から支え、外柱2を良好に復元させる。
また、第一の内柱22の内側に第二の内柱23を配置させて設けることで、外柱21や第一の内柱22が折れ曲がり変形した後で元の状態へ復元するときに、第二の内柱22が外柱21や第一の内柱22の内周面へ接触して内側から支え、良好に復元させる。
By providing the first
Further, by arranging and providing the second
それぞれ円筒状に設けて同心円状に配置させた、前記外柱21の内周面と第一の内柱22の外周面との間には隙間S2を設けるように形成している。
図1〜3に示す標識柱1は、外径80mm、厚さ3.1mmの円筒状に形成した外柱21と、外径65の円筒状に形成した第一の内柱22とを同心円状に配置することで、径方向の大きさが約4.4mmの隙間S2を設けている。
隙間S2を設けることで、ポール2へ車両などが接触して、外柱21と第一の内柱22とが折れ曲がり変形した後に元の状態するときに、外柱21と第一の内柱22とが離間しやすくなされて両部材間の摩擦が低減されるので、両部材の損傷や、両部材と前記台座7との固定部分の破損などを抑制できる。
A gap S2 is provided between the inner peripheral surface of the
In the
By providing the gap S2, when a vehicle or the like comes into contact with the
それぞれ円筒状に設けて同心円状に配置させた、前記第一の内柱21の内周面と第二の内柱23の外周面との間には隙間S1を設けるように形成している。
隙間S1を設けることで、ポール2へ車両などが接触し、外柱21と共に第一の内柱22と第二の内柱23とが折れ曲がり変形して元の状態するときに、第一の内柱22と第二の内柱23とが離間しやすくなされて両部材間の摩擦が低減されるので、両部材の損傷や、両部材と前記台座7との固定部分の破損などを抑制できる。
A gap S1 is provided between the inner peripheral surface of the first
By providing the gap S1, when a vehicle or the like comes into contact with the
図4は本発明に係る標識柱1の実施例と比較例の構成と試験結果を表す表である。
実施例1は、図1〜3に示す構成に基づき、外径65mm、筒壁の厚さ2.5mmの円筒形に形成した第一の内柱22と、外径58.5mm、筒壁の厚さ3.8mmの円筒形に形成した第二の内柱23と、外柱21とを同心円状に配置して台座7へ固定して、前記標識柱1を形成した。
FIG. 4 is a table showing the configurations and test results of Examples and Comparative Examples of the
In Example 1, based on the configurations shown in FIGS. 1 to 3, the first
比較例1は、第一の内柱22の寸法が前記実施例1と異なる事項であり、外径65mm、筒壁の厚さ3mmの円筒形に形成した第一の内柱22と、外径58.5mm、筒壁の厚さ3.8mmの円筒形に形成した第二の内柱23と、前記外柱21とを同心円状に配置して台座7へ固定して、前記標識柱1を形成した。
In Comparative Example 1, the dimensions of the first
比較例2は、第二の内柱23を備えないことが前記比較例1と異なる事項であり、外径65mm、筒壁の厚さ3mmの円筒形に形成した第一の内柱22と、前記外柱21とを同心円状に配置して台座7へ固定して、前記標識柱1を形成した。
Comparative Example 2 is different from Comparative Example 1 in that the second
次に、実施例1及び比較例1、2に対してそれぞれ実施した走踏試験について説明する。
走踏試験とは、車両用タイヤを備えて環状路を走行する試験台車で試験体を繰り返し踏み付け、その踏み付け回数と試験体の状態の目視観察結果によって、道路付近に設置させる各種交通安全用品の耐久性を評価する試験である。
具体的には、試験台車の車両用タイヤが約1200kgの荷重で踏み付ける環状路上に、試験体となされる前記実施例1及び比較例1、2の標識柱1をそれぞれ設置し、前記試験台車を70km/hの速度で前記環状路を走行させて前記各試験体を繰り返し踏み付け、試験体の復元状態を目視で観察した。
Next, the running tests performed on Example 1 and Comparative Examples 1 and 2 will be described.
The running test is a test trolley equipped with vehicle tires that runs on a circular road, and the test body is repeatedly stepped on, and various traffic safety products installed near the road are installed based on the number of steps and the visual observation result of the test body condition. This is a test to evaluate durability.
Specifically, the
実施例1及び比較例1、2の走踏試験の結果は、図4に示す表中の「標識柱1の状態」欄に示す通りであり、実施例1の標識柱1は、試験台車の車両用タイヤで1300回踏み付けた後でも、ポール2の外柱21がベース5から立設する元の状態へ良好に復元した。
これに対し、第二の内柱23を備えない比較例3の標識柱1は、試験台車の車両用タイヤで73回踏み付けたときに、外柱21が折れ曲がった状態から復元できず、立設状態を維持できなくなった。
また、第一の内柱22の筒壁の厚さを実施例1よりも大きく設けた比較例2の標識柱1は、試験台車の車両用タイヤで544回踏み付けたときに、外柱21が折れ曲がった状態から復元できず、立設状態を維持できなくなった。
即ち、第二の内柱23を備える前記比較例2は、これを備えない比較例3よりも良好な復元性を確認できたが、第一の内柱22の筒壁の厚さが比較例2よりも小さくなされた前記実施例1は、更に良好な復元性を明確に示すことを確認できた。
The results of the running test of Example 1 and Comparative Examples 1 and 2 are as shown in the "state of the
On the other hand, the
Further, in the
That is, the comparative example 2 provided with the second
第一の内柱22の筒壁の厚さが薄いにもかかわらず実施例1が良好な復元性を有する要因として、第一の内柱22の内径と第二の内柱23の外径の差から生じる隙間S1の大きさが考えられる。
具体的には、隙間S1がより大きく設けられる実施例1の標識柱1は、ポール2が折れ曲がり変形したときや、元の状態へ復元するときに、第一の内柱22の内周面と第二の内柱23の外周面との間に生じる摩擦が低減されると考えられる。
Although the thickness of the cylinder wall of the first
Specifically, the
図5は、標識柱1の第一の内柱22と第二の内柱23とが変形後に元の状態へ復元する状況を概略的に示す図である。図5において、(イ)は第一の内柱22の内径と第二の内柱23の外径の差が大きな実施例1の概要を示し、(ロ)は第一の内柱22の内径と第二の内柱23の外径の差が小さな比較例1の概要を示している。
ポール2が車両の車輪に踏み潰されるとき、車輪の下敷きになった第一の内柱22と第二の内柱23とは瞬間的に略平板状となされるまで扁平に変形する。
その後、元の立設状態へ復元するときに、前記第一の内柱22と第二の内柱23とは扁平形状から円筒形状へと復元しつつ、第一の内柱22は内周面に当接する第二の内柱23に支えられる。
このとき、図5(イ)(ロ)に示すように、実施例1は比較例1よりも第一の内柱22の内径と第二の内柱23の外径の差を大きく形成することで、比較例1よりも第一の内柱22の内周面と第二の内柱23の外周面とが接触する面積が小さくなされ、両部材の間に生じる摩擦が低減する。
尚、図5(イ)(ロ)は、第一の内柱22と第二の内柱23とが変形した後に元の状態へ復元する状況を示しているが、第一の内柱22と第二の内柱23とが変形するときにも、第一の内柱22の内径と第二の内柱23の外径の差を大きく形成することによる摩擦の低減効果は同様に得られるものと考えられる。
FIG. 5 is a diagram schematically showing a situation in which the first
When the
After that, when restoring to the original upright state, the first
At this time, as shown in FIGS. 5A and 5B, in Example 1, the difference between the inner diameter of the first
Note that FIGS. 5 (a) and 5 (b) show a situation in which the first
第一の内柱22の内周面と第二の内柱23の外周面との間に生じる摩擦を低減することで、両部材の筒壁に加わる負荷が軽減するので、その損傷を抑制できる。
また、前記摩擦が低減することで、特に、第一の内柱22と台座7との固定部分や、第二の内柱23と台座7との固定部分への負荷が軽減され、両部材の台座7からの脱離が防止されて、ポール2の復元性が良好に維持できる。
By reducing the friction generated between the inner peripheral surface of the first
Further, by reducing the friction, in particular, the load on the fixed portion between the first
また、第一の内柱22の内径と第二の内柱23の外径の差を大きく形成することで、両部材間の摩擦を低減させる効果に加え、摩擦によって生じた熱による部材の劣化や損傷を低減する効果が期待できる。
具体的には、第一の内柱22の内径と第二の内柱23の外径の差を大きく形成すれば、両部材が変形した後に元の状態へ復元したとき、摩擦熱によって昇温した第一の内柱22や第二の内柱23の熱がより大きく形成された隙間S1へ放熱され、熱による劣化や損傷が低減する。
Further, by forming a large difference between the inner diameter of the first
Specifically, if a large difference between the inner diameter of the first
また、第一の内柱22の内径と第二の内柱23の外径の差を大きく形成することで得られる前記摩擦の低減効果や、前記摩擦熱の放熱効果は、同心円状に配置させる前記第一の内柱22の中心と第二の内柱23の中心とが若干位置ずれした場合でも、隙間S1が生じていれば得られるものと考えられる。
また、上記の効果は、ポール2に可撓性を備えさせるために弾性材料で形成する前記第一の内柱22や第二の内柱23の円筒形状が若干歪んでいた場合でも、隙間S1が生じていれば得られるものと考えられる。
Further, the friction reducing effect and the heat dissipation effect of the frictional heat obtained by forming a large difference between the inner diameter of the first
Further, the above effect is obtained even when the cylindrical shapes of the first
尚、本発明に係る標識柱1は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、前記第一の内柱22と第二の内柱23の下端をそれぞれ挿入させる前記台座7の環状溝72には、底面の高さを他より高く設けた段部72aを形成しているが、形成しなくてもよい。
また、前記第一の内柱22の下端を挿入させた台座7の環状溝72へ第二の内柱23の下端を挿入させているが、これに限るものではなく、環状溝72の内側に異なる環状溝73を形成してここに第二の内柱72の下端を挿入させてもよい。
The
For example, in the
Further, the lower end of the second
また、前記ポール2は、外柱21、第一の内柱22、及び第二の内柱23の下端をそれぞれ前記台座7へ融着させて固定しているが、これに限るものではない。例えば、融着ではなく、接着剤による接着で固定させても良く、また、前記外柱21や第一の内柱22や第二の内柱23の下端を挿入させた金型内へ溶融樹脂を射出して台座7を形成するインサート成形によって形成してもよく、台座7の射出成形時に前記外柱21や第一の内柱22や第二の内柱23を一体的に形成してもよい。
Further, the
また、前記ベース5は、ポール2の下端を固定した台座7を別体に形成した設置部6へ着脱自在に取り付け可能に設けているが、これに限るものではなく、設置部6と台座7とを一体的に設けても良い。
Further, the
1 標識柱
2 ポール
21 外柱
22 第一の内柱
23 第二の内柱
24 反射シート
25 キャップ
5 ベース
6 設置部
7 台座
71 環状溝
72 環状溝
72a 段部
S1 隙間
S2 隙間
1 Marking
Claims (2)
前記ポールは円筒状の外柱と、該外柱の内側に収納される円筒状の第一の内柱と、該第一の内柱の内側に配置されて前記外柱に収納される円筒状の第二の内柱とを備えており、
前記外柱及び第一の内柱及び第二の内柱は前記ベースへ着脱不能に設けられ、前記第一の内柱の内径が前記第二の内柱の外径よりも1.5mm以上大きく形成されていると共に、前記外柱の内周面と前記第一の内柱の外周面との間に隙間が形成されており、
ポールが折れ曲がり変形した後に元の状態に復元するときに、前記第一の内柱と第二の内柱とが離間しやすくなされていると共に前記外柱と第一の内柱とが離間しやすくなされていることを特徴とする標識柱。 A sign column comprising a base and a flexible pole erected above the base.
The pole has a cylindrical outer pillar, a cylindrical first inner pillar housed inside the outer pillar, and a cylindrical shape arranged inside the first inner pillar and stored in the outer pillar. It has a second inner pillar and
The outer pillar, the first inner pillar, and the second inner pillar are provided to the base so as not to be detachable, and the inner diameter of the first inner pillar is 1.5 mm or more larger than the outer diameter of the second inner pillar. both the formed, which gap is formed between an outer peripheral surface of the inner circumferential surface of the outer column first inner column,
When the pole is bent and deformed and then restored to its original state, the first inner pillar and the second inner pillar are easily separated from each other, and the outer pillar and the first inner pillar are easily separated from each other. A signpost characterized by being made.
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