JP6846593B2 - 換気装置 - Google Patents

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本発明は、電気式シャッターを備えた換気装置に関するものである。
従来、この種の換気装置は、換気装置の作動に連動して開閉する電気式シャッターを備えた換気装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−116897号公報
このような従来の換気装置においては、消費電力を低減させるため電気式シャッターを開閉する装置であるソレノイド等の消費電力を低減させなければならず、そのためには、電気式シャッターを開くための力を低減させなければいけない、という課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、電気式シャッターを開くための力を低減させ消費電力を低減することができる換気装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、送風路を開閉する電気式シャッターを備えた換気装置であって、前記電気式シャッターは、環状矩形形状であり中央開口を前記送風路とするシャッター枠と、回転軸を有して回動により前記送風路を開閉する複数のブレードと、前記ブレードによる開閉を行う開閉構造と、を備え、前記開閉構造は、各ブレードに設けられ前記回転軸に接続されて当該回転軸を回動させる可動軸と、直線的な動きを前記可動軸の前記回転軸を中心とする回動に変換するレバーと、前記レバーに接続し外力により当該レバーが直線的に移動されてブレードを開状態とした際に当該開状態を閉状態に移行させる方向に作用するバネと、前記レバーに設けられ前記バネの一端を係止するレバーバネ引掛部と、前記シャッター枠に設けられ前記バネの他端を係止するシャッター枠バネ引掛部と、を備え、複数の前記回転軸により構成された回転軸平面とレバーバネ引掛部との距離は前記回転軸平面と前記シャッター枠バネ引掛部との距離よりも小さく、前記シャッター枠における前記レバーバネ引掛部と前記シャッター枠バネ引掛部との間に前記バネの腹部を前記回転軸平面から離れる方向に付勢する凸形状部を備え、前記凸形状部は、半円柱形状として前記半円柱形状における半円部位が前記バネの腹部を前記回転軸平面から離れる方向に付勢する換気装置としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、電気式シャッターが閉じるために必要な力すなわち必要なバネの引っ張り力を低減することができる。そのため例えば張力の小さいバネを採用することで、電気式シャッターを開くための力を低減させ消費電力を低減することができる、という効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1の換気装置を示す分解斜視図。 電気式シャッターの裏側から見た斜視図。 電気式シャッターの側面構成図。 回転軸と可動軸との駆動関係を示す簡易側面図。 電気式シャッターの裏側から見た斜視図。 レバーバネ引掛部近傍の斜視図及び断面図。
本発明の実施の形態の換気装置は、送風路を開閉する電気式シャッターを備えた換気装置であって、前記電気式シャッターは、環状矩形形状であり中央開口を前記送風路とするシャッター枠と、回転軸を有して回動により前記送風路を開閉する複数のブレードと、 前記ブレードによる開閉を行う開閉構造と、を備え、前記開閉構造は、各ブレードに設けられ前記回転軸に接続されて当該回転軸を回動させる可動軸と、直線的な動きを前記可動軸の前記回転軸を中心とする回動に変換するレバーと、前記レバーに接続し外力により当該レバーが直線的に移動されてブレードを開状態とした際に当該開状態を閉状態に移行させる方向に作用するバネと、前記レバーに設けられ前記バネの一端を係止するレバーバネ引掛部と、前記シャッター枠に設けられ前記バネの他端を係止するシャッター枠バネ引掛部と、を備え、複数の前記回転軸により構成された回転軸平面とレバーバネ引掛部との距離は前記回転軸平面と前記シャッター枠バネ引掛部との距離よりも小さいという構成を有する。
これにより、電気式シャッターが閉じるとき、シャッター枠バネ引掛部よりルーバー側に配置したレバーバネ引掛部に引掛け傾斜したバネが収縮しレバーが引かれ、レバーに接続されたブレードの可動軸が回転軸の円周方向(図4の点線矢印)に近い方向に全て適切に引かれることとなるので、電気式シャッターが閉じるために必要な力すなわち必要なバネの引っ張り力を低減することができる。例えば張力の小さいバネを採用することで、電気式シャッターを開くための力を低減させ消費電力を低減することができる、という効果を奏する。
また、前記シャッター枠バネ引掛部は、前記バネの前記回転軸平面への移動を規制するリブを備えた構成にしてもよい。
これにより、電気式シャッターが閉じるとき、シャッター枠バネ引掛部の根元のリブにより、バネの先端がシャッター枠バネ引掛部の先端に保持されることで、シャッター枠バネ引掛部よりルーバー側に配置され、そしてレバーバネ引掛部に引掛けて傾斜させたバネがその傾斜角度を保ちながら収縮しレバーが引かれることとなるので、レバーに接続された複数のブレードの可動軸が回転軸の円周方向に近い方向に全て適切に引かれ、電気式シャッターが閉じるために必要な力すなわち必要なバネの引っ張り力を低減することができる。そのため例えば張力の小さいバネを採用することで、更に電気式シャッターを開くための力を低減させ消費電力を低減することができる、という効果を奏する。
また、前記シャッター枠における前記レバーバネ引掛部と前記シャッター枠バネ引掛部との間に前記バネの腹部を前記回転軸平面から離れる方向に付勢する凸形状部を備えた構成にしてもよい。
電気式シャッターが閉じるとき、シャッター枠バネ引掛部よりルーバー側に配置したレバーバネ引掛部とシャッター枠バネ引掛部に引っ掛けられたバネが凸形状部に接触し、くの字形に屈曲する。そしてバネが収縮するときレバーが回転軸の円周方向により近い方向に引かれることとなるので、レバーに接続された複数のブレードの可動軸も回転軸の円周方向により近い方向に引かれることとなる。これにより、バネの振動音を抑制するとともに、電気式シャッターが閉じるために必要な力すなわち必要なバネの引っ張り力を低減することができる。そのため例えば張力の小さいバネを採用することで、更に電気式シャッターを開くための力を低減させ消費電力を低減することができる、という効果を奏する。
また、前記凸形状部を半円柱形状とした構成にしてもよい。
凸形状部を半円柱形状にすることで、接触面が滑らかになるためバネのコイルがよりスムーズに収縮し、電気式シャッターが閉じるために必要な力すなわち必要なバネの引っ張り力を低減することができる。そのため例えば張力の小さいバネを採用することで、更に電気式シャッターを開くための力を低減させ消費電力を低減することができる。
また、前記レバーバネ引掛部は、前記レバーから前記可動軸とは逆方向に突出した突出部と、前記突出部を前記回転軸平面方向に切り欠いた切り欠きと、を備えた構成としても良い。
上記構成では、突出部を回転軸平面方向に向けて切り欠くことで、ブレードの開閉によりバネが回転軸平面から離れる方向にせり上がっても、バネが外れることを抑制することができる。
また、前記突出部の突出方向の先端から前記切り欠きの前記先端側の端部までの長さは、
前記バネにおける前記レバーバネ引掛部と係止する円環部の直径よりも長い構成としても良い。
これにより、開閉動作時には、円環部は弾性力に応じて変形するが、突出部から外れる方向に変形することは無いため、突出部から外れることを防止できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、本実施の形態1の室内1に設置される換気装置2は、後方、つまり室外側が筒の方形状で樹脂製のフレーム3に、その筒の中のほぼ中央部にプロペラファン4を有したACあるいはDCのモータ5を備える。
そして、フレーム3のほぼ中央部であってプロペラファン4の同心円上に例えば円形状の吸込口6を備える。
そして、吸込口6の前方すなわち室内1側に例えば円形状の開口7を有したオリフィス8をフレーム3のほぼ中央部に備える。
そして、プロペラファン4の前方、すなわち、室内1側には電気で開閉作動される電気式シャッター9がフレーム3に設けられている。なお、電気による駆動は、電気式シャッター9自体が行うのではなく、フレーム3に設けられ、図の上下方向に摺動する摺動部30の電気的駆動に連動することで行われる。
そして、フレーム3の前方には、ほぼ中央部にスリット10を有した後方が筒の方形状で樹脂製のルーバー11がフレーム3を覆うように備える。
また、電気式シャッター9を開閉するときに動作するソレノイド(図示せず)は、フレーム3に備えられ、連動して摺動部30が上下方向に摺動する。
また、図2に示すように、電気式シャッター9は、シャッター枠14と、ブレード17と、開閉構造とを備える。
シャッター枠14は、環状矩形形状を有する。環状矩形形状とは、外郭が略方形であり、内部に中央開口を有する形状である。ここでいう中央開口は、矩形における真ん中にある必要は無く、枠体の内部に収まっていればよい。
中央開口は、換気時における送風路を形成する。
ブレード17は、板状であり、複数で中央開口を塞ぐように設けられる。ブレード17は、両端に回転軸16を有しており、回転軸16の回動により板状の平面を送風路と平行に位置させることで送風路を開状態とし、また板状の平面を送風路に垂直に位置させることで送風路を閉状態とすることができる。ブレード17による前記開状態と閉状態との遷移は、開閉構造により行われる。
開閉構造は、可動軸22と、レバー15と、バネ12と、シャッター枠バネ引掛部13と、レバーバネ引掛部18とを備える。
可動軸22は、ブレード17に備えられた回転軸16に連動するように接続されている。つまり、可動軸22を回転させることで、ブレード17を回転することができる。可動軸22は、複数のブレード17のと、当該ブレード17の同一方向における端部に接続されている。
レバー15は、可動軸22が回転可能に接続される。可動軸22のレバー15に対する回動は、例えば可動軸22のブレード17とは逆側の端部が円筒形の突起形状を有しており、この円筒形の突起をレバー15に設けられた孔または穴に挿入することで行われる。これにより、レバー15を直線的に移動した場合に、可動軸22が回転軸16を中心として回転可能となる。言い換えると、レバー15は、直線的な移動を可動軸22の回転軸16を中心とした回動に変換することができる。レバー15は、図1にて示した摺動部30の上下方向への移動、つまり直線的な移動を受ける受け部31を備えている。受け部31が摺動部30の移動に基づいて、レバー15を上下方向に直線的に移動させることができる。レバー15は、図2における上部、つまり受け部近傍に、バネ12の一端を引っ掛けて係止する突起状のレバーバネ引掛部18を備える。
バネ12は、例えばコイル状のバネであり、一端に設けられた円環部をレバーバネ引掛部18と、他端に設けられた円環部をシャッター枠14における下方(図2の下方)に設けられたシャッター枠バネ引掛部13と接続(係止)される。レバー15がソレノイドにて上方に移動した際に、ブレード17が開状態になり、この際にバネ12は、伸びるため、縮み方向への弾性力が生じる。つまりブレード17が開状態においては、バネ12はブレード17を閉状態に移行させる方向に作用する。
シャッター枠バネ引掛部13は、シャッター枠14の下方に固定され、バネ12の他端が接続される。
次に、バネ12の配置構成について説明する。
図3に示すように、レバーバネ引掛部18は、シャッター枠バネ引掛部13よりルーバー11(図1参照)側に配置している。言い換えると、複数の回転軸16で構成された回転軸平面32とレバーバネ引掛部18との距離は、回転軸平面32とシャッター枠バネ引掛部13であって実際にバネ12の他端が位置する場所との距離よりも小さい。
従って、バネ12は、シャッター枠バネ引掛部13からレバーバネ引掛部18に向かって(図3では右下から左上に向かって)傾斜させている構成となる。
上記構造による効果を、併せて図4を参照しながら詳しく説明する。なお図4は、回転軸と可動軸との駆動関係を示す簡易側面図である。図4は、図3における右図を、シャッター枠14を下方にして概略化して示したものである。また理解に供するため、図4における回転軸16の数は3個として示している。
ブレード17の閉状態においては、図4(a)に示すように、回転軸16の上方に可動軸22が位置する。この状態で、摺動部30の移動に基づいてレバー15が上方(図4においては左方)に移動すると、可動軸22は回転軸16を中心として周方向であって、回転軸16の上方(図4においては左方)に回動(移動)する。これにより、図4(b)に示すように、可動軸22が回転軸16の上方(図4における左方)に位置し、ブレード17が開状態となる。そして開状態では、バネ12には縮む方向、すなわちシャッター枠バネ引掛部13とレバーバネ引掛部18との距離が短くなる方向に弾性力が働く。
ブレード17が開状態において、摺動部30の移動によりレバー15が下方(図4においては右方)に移動すると、バネ12の弾性力によってレバー15が下方向(図4においては右方)に移動する。この際、回転軸平面32とレバーバネ引掛部18との距離Xは、回転軸平面32とシャッター枠バネ引掛部13との距離Yよりも小さいため、可動軸22は移動開始時に周方向(図4における右上方向)に引っ張られる。つまり、ブレード17、言い換えると可動軸22の閉状態への移行がスムーズに行われる。
上記を図3にて説明すると、電気式シャッター9の複数のブレード17が閉じるとき、シャッター枠バネ引掛部13よりルーバー11側に配置したレバーバネ引掛部18に引掛け傾斜したバネ12が収縮する。バネ12の収縮により、レバー15がシャッター枠バネ引掛部13の方向(図3では右下)へ引かれ、レバー15に接続された可動軸22が回転軸16の円周方向(図3の点線矢印)に近い方向に全て適切に引かれることとなる。これにより、可動軸22とシャッター枠14に設けられた回転軸16が嵌る軸受との接触抵抗を低減することができる。
よって、電気式シャッター9が閉じるために必要な力すなわち必要なバネ12の引っ張り力を低減することができる。そのため例えば張力の小さいバネを採用することで、電気式シャッター9すなわち複数のブレード17を開くための力を低減させ消費電力を低減することができることとなる。
また、シャッター枠バネ引掛部13の根元にバネ12の回転軸平面32方向への移動を規制するリブ19を設けてもよい。
これにより、電気式シャッター9(図1)にある複数のブレード17が閉じるとき、シャッター枠バネ引掛部13の根元のリブ19が、バネ12の先端がシャッター枠バネ引掛部の根元(図3では左方向)に移動することを防ぎ、バネ12の先端は、シャッター枠バネ引掛部13の先端(図3ではシャッター枠バネ引掛部13の右端)に保持され、シャッター枠バネ引掛部よりルーバー11側に維持される。そしてレバーバネ引掛部18に引掛けて傾斜させたバネ12がその傾斜角度を保ちながら収縮しレバー15が引かれ、レバー15に接続された複数のブレード17の可動軸22が、回転軸16の円周方向(図3の点線矢印)に近い方向に全て適切に引かれることとなる。これにより、電気式シャッター9が閉じるために必要な力すなわち必要なバネ12の引っ張り力を低減することができる。そのため例えば張力の小さいバネを採用することで、更に電気式シャッターを開くための力を低減させ消費電力を低減することができることとなる。
また、図5に示すように、シャッター枠14におけるレバーバネ引掛部18(図2)とシャッター枠バネ引掛部13との間に、バネ12の端部以外、すなわち腹部を回転軸平面32から離れる方向、言い換えるとシャッター枠バネ引掛部13に近づく方向に付勢する凸形状部20を設けてもよい。
これにより、電気式シャッター9の複数のブレード17が閉じるとき、シャッター枠バネ引掛部13(図2)よりルーバー11(図1)側に配置したレバーバネ引掛部18(図2)とシャッター枠バネ引掛部13に引っ掛けられたバネ12のコイル部が凸形状部20に接触する。バネ12が凸形状部20に接触することで、バネ12は、くの字形に屈曲し(図3では反くの字形)、バネ12が収縮するときレバー15が回転軸16の円周方向(図4の点線矢印)により近い方向に引かれることとなる。これにより、レバー15(図2)に接続された複数のブレード17の可動軸22が回転軸16の円周方向(図4の点線矢印)により近い方向に引かれることとなるので、電気式シャッター9が閉じるために必要な力すなわち必要なバネ12の引っ張り力を低減することができる。そのため例えば張力の小さいバネを採用することで、更に電気式シャッターを開くための力を低減させ消費電力を低減することができることとなる。
また、バネ12の腹部(コイル部)が凸形状部20に接触することで、バネ12に生じる振動音を抑制することができる。
また、凸形状部20を半円柱形状21、すなわち、側面視にしてかまぼこ状とした構成としてもよい。
凸形状部20を半円柱形状21にすることで、接触面が滑らかになるためバネ12のコイルがスムーズに収縮し、電気式シャッター9が閉じるために必要な力すなわち必要なバネ12の引っ張り力を低減することができる。そのため例えば張力の小さいバネを採用することで、更に電気式シャッターを開くための力を低減させ消費電力を低減することができることとなる。
また、レバーバネ引掛部18に、突出部33を設け、突出部33に切り欠きを備える構成としてもよい。
突出部33は、レバー15を基準として可動軸22とは逆方向に突出させる。そして、切り欠き34は、突出部33を、回転軸平面32の方向とは逆の方向(図6における上方)から回転軸平面32方向に向けて切り欠いた構成とする。
これにより、突出部33を回転軸平面32方向に向けて切り欠くことで、ブレード17の開閉によりバネ12が回転軸平面32から離れる方向であってバネ12に引っ張られる方向、つまりバネ12の弾性力が働く方向(図4の右上)にせり上がっても、バネ12が外れることを抑制することができる。
また、バネ12において、突出部33の突出方向の先端から切り欠きの先端側の端部までの長さZが、バネ12における円環部39の直径よりも長い構成とする。バネ12を突出部33に係止する際には、円環部39を少し変形させて突出部33の先端を通過させて切り欠きに係止する。開閉動作時には、円環部39は弾性力に応じて変形するが、突出部33から外れる方向に変形することは無いため、突出部33から外れることを防止できる。
本発明にかかる換気装置は、消費電力を低減することができることを可能とするものであるので、台所等に使用される換気扇等としても有用である。
1 室内
2 換気装置
3 フレーム
4 プロペラファン
5 モータ
6 吸込口
7 開口
8 オリフィス
9 電気式シャッター
10 スリット
11 ルーバー
12 バネ
13 シャッター枠バネ引掛部
14 シャッター枠
15 レバー
16 回転軸
17 ブレード
18 レバーバネ引掛部
19 リブ
20 凸形状部
21 半円柱形状
22 可動軸
30 摺動部
31 受け部
32 回転軸平面
33 突出部
34 切り欠き

Claims (4)

  1. 送風路を開閉する電気式シャッターを備えた換気装置であって、
    前記電気式シャッターは、
    環状矩形形状であり中央開口を前記送風路とするシャッター枠と、
    回転軸を有して回動により前記送風路を開閉する複数のブレードと、
    前記ブレードによる開閉を行う開閉構造と、を備え、
    前記開閉構造は、
    各ブレードに設けられ前記回転軸に接続されて当該回転軸を回動させる可動軸と、
    直線的な動きを前記可動軸の前記回転軸を中心とする回動に変換するレバーと、
    前記レバーに接続し外力により当該レバーが直線的に移動されてブレードを開状態とした際に当該開状態を閉状態に移行させる方向に作用するバネと、
    前記レバーに設けられ前記バネの一端を係止するレバーバネ引掛部と、
    前記シャッター枠に設けられ前記バネの他端を係止するシャッター枠バネ引掛部と、を備え、
    複数の前記回転軸により構成された回転軸平面とレバーバネ引掛部との距離は前記回転軸平面と前記シャッター枠バネ引掛部との距離よりも小さく、
    前記シャッター枠における前記レバーバネ引掛部と前記シャッター枠バネ引掛部との間に前記バネの腹部を前記回転軸平面から離れる方向に付勢する凸形状部を備え、
    前記凸形状部は、
    半円柱形状として前記半円柱形状における半円部位が前記バネの腹部を前記回転軸平面から離れる方向に付勢する換気装置。
  2. 前記シャッター枠バネ引掛部は、
    前記バネの前記回転軸平面への移動を規制するリブを備えた請求項1に記載の換気装置。
  3. 前記レバーバネ引掛部は、
    前記レバーから前記可動軸とは逆方向に突出した突出部と、
    前記突出部を前記回転軸平面方向に切り欠いた切り欠きと、を備えた請求項1または2に記載の換気装置。
  4. 前記突出部の突出方向の先端から前記切り欠きの前記先端側の端部までの長さは、
    前記バネにおける前記レバーバネ引掛部と係止する円環部の直径よりも長い請求項に記載の換気装置。
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