JP6846545B2 - Edtを実行するための方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信に関し、より詳しくは、端末(UE)が早期データ送信(EDT)を実行する方法及びこれをサポートする装置に関する。
4G(4th−Generation)通信システム商用化以後、増加する無線データトラフィック需要を満たすために、改善された5G(5th−Generation)通信システムまたはpre−5G通信システムを開発するための努力が行われている。このような理由で、5G通信システムまたはpre−5G通信システムは、4Gネットワーク以後(beyond 4G network)通信システムまたはLTE(long term evolution)システム以後(post LTE)以後のシステムと呼ばれている。
一方、低費用UEの場合、UE電力を節約することが重要である。したがって、送信回数を可能な限り多く減少させなければならない。RRC接続確立(Connection Establishment)またはRRC接続解除(Connection Resume)で早期データ送信(EDT:Early Data Transmission)は、UE電力消費を減少させるソリューションのうち一つである。しかし、現在システムは、早期データ送信をサポートしない。したがって、UEがEDTを実行する方法及びこれをサポートする装置が提案される必要がある。
一実施例は、無線通信における端末(UE:User Equipment)により早期データ送信(EDT:Early Data Transmission)を実行する方法を提供する。前記方法は、前記EDTに対する閾値を含むシステム情報を受信するステップ;前記EDTに対する閾値と送信するデータの大きさを比較し、前記EDTを開始するための条件が満たされるかどうかを判断するステップ;前記条件が満たされる場合、前記EDTを実行するステップ;及び、前記条件が満たされない場合、無線リソース制御(RRC:radio resource control)接続確立または再開手順を実行するステップ;を含む。
他の実施例は、無線通信における早期データ送信(EDT:Early Data Transmission)を実行する端末(UE:User Equipment)を提供する。前記UEは、メモリ;送受信機;及び、前記メモリ及び前記送受信機に連結され、前記EDTに対する閾値を含むシステム情報を受信するように前記送受信機を制御し;前記EDTに対する閾値と送信するデータの大きさを比較し、前記EDTを開始するための条件が満たされるかどうかを判断し;前記条件が満たされる場合、前記EDTを実行し;そして、前記条件が満たされない場合、無線リソース制御(RRC:radio resource control)接続確立または再開手順を実行するプロセッサ;を含む。
UEの電力消費が減少されることができる。
LTEシステム構造を示す。 制御平面に対するLTEシステムの無線インターフェースプロトコルを示す。 ユーザ平面に対するLTEシステムの無線インターフェースプロトコルを示す。 5Gシステムアーキテクチャを示す。 NG−RANと5GCとの間の機能的分離を示す。 コンテンションベースのランダムアクセス手順を示す。 非コンテンションベースのランダムアクセス手順を示す。 MACヘッダ、MAC制御エレメント、MAC SDU及びパディングを含むMAC PDUの例を示す。 本発明の一実施例によってEDT実行可否を決定する過程を示す。 本発明の一実施例に係るEDT実行過程を示す。 本発明の一実施例に係るEDT実行過程を示す。 本発明の一実施例に係るEDTを実行するための手順を示す。 本発明の一実施例に係るEDTを実行するための手順を示す。 本発明の一実施例によってUEがEDTを実行する方法を示すブロック図である。 本発明の実施例が具現される無線通信システムのブロック図である。
以下の技術は、CDMA(code division multiple access)、FDMA(frequency division multiple access)、TDMA(time division multiple access)、OFDMA(orthogonal frequency division multiple access)、SC−FDMA(single carrier frequency division multiple access)などのような多様な無線通信システムに使われることができる。CDMAは、UTRA(universal terrestrial radio access)やCDMA2000のような無線技術(radio technology)で具現されることができる。TDMAは、GSM(登録商標)(global system for mobile communications)/GPRS(general packet radio service)/EDGE(enhanced data rates for GSM(登録商標) evolution)のような無線技術で具現されることができる。OFDMAは、IEEE(institute of electrical and electronics engineers)802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802−20、E−UTRA(evolved UTRA)などのような無線技術で具現されることができる。IEEE802.16mは、IEEE802.16eの進化であり、IEEE802.16eに基づくシステムとの後方互換性(backward compatibility)を提供する。UTRAは、UMTS(universal mobile telecommunications system)の一部である。3GPP(3rd generation partnership project)LTE(long term evolution)は、E−UTRA(evolved−UMTS terrestrial radio access)を使用するE−UMTS(evolved UMTS)の一部であり、ダウンリンクでOFDMAを採用し、アップリンクでSC−FDMAを採用する。LTE−A(advanced)は、3GPP LTEの進化である。 5G通信システムは、 LTE−Aの進化である。
説明を明確にするために、LTE−Aを中心に記述するが、本発明の技術的思想がこれに制限されるものではない。
図1は、LTEシステム構造を示す。通信ネットワークは、IMS(IP multimedia subsystem)を介したVoIP(voice over IP)及びパケットデータのような多様な通信サービスを提供するために広範囲に配置される。
図1を参照すると、LTEシステム構造は、E−UTRAN(evolved UMTS terrestrial radio access network)、EPC(evolved packet core)及び一つ以上の端末(UE;user equipment)10を含む。UE10は、ユーザにより運搬される通信装置を示す。UE10は、固定されてもよいし、移動性を有してもよく、MS(mobile station)、UT(user terminal)、SS(subscriber station)または無線装置(wireless device)などと呼ばれることもある。
E−UTRANは、一つ以上のeNB(evolved node−B)20を含むことができ、一つのセルに複数の端末が存在できる。eNB20は、制御平面(control plane)とユーザ平面(user plane)の終端点を端末に提供する。eNB20は、一般的に端末10と通信する固定局(fixed station)を意味し、BS(base station)、BTS(base transceiver system)、アクセスポイント(access point)等、他の用語で呼ばれることもある。一つのeNB20は、セル毎に配置されることができる。eNB20のカバレッジ内に一つ以上のセルが存在できる。一つのセルは、1.25、2.5、5、10及び20MHzなどの帯域幅のうち一つを有するように設定され、複数の端末にダウンリンク(DL;downlink)またはアップリンク(UL;uplink)送信サービスを提供することができる。このとき、互いに異なるセルは、互いに異なる帯域幅を提供するように設定されることができる。
以下、ダウンリンク(DL;downlink)は、eNB20からUE10への通信を示し、アップリンク(UL;uplink)は、UE10からeNB20への通信を示す。DLにおいて、送信機はeNB20の一部であり、受信機はUE10の一部である。ULにおいて、送信機はUE10の一部であり、受信機はeNB20の一部である。
EPCは、制御平面の機能を担当するMME(mobility management entity)、ユーザ平面の機能を担当するS−GW(system architecture evolution(SAE)gateway)を含むことができる。MME/S−GW30は、ネットワークの端に位置でき、外部ネットワークと連結される。MMEは、端末の接続情報や端末の能力に対する情報を有し、このような情報は、主に端末の移動性管理に使われることができる。S−GWは、E−UTRANを終端点として有するゲートウェイである。MME/S−GW30は、セッションの終端点と移動性管理機能を端末10に提供する。EPCは、PDN(packet data network)−GW(gateway)をさらに含むことができる。PDN−GWは、PDNを終端点として有するゲートウェイである。
MMEは、eNB20へのNAS(non−access stratum)シグナリング、NASシグナリングセキュリティ、AS(access stratum)セキュリティ制御、3GPPアクセスネットワーク間の移動性のためのinterCN(core network)ノードシグナリング、アイドルモード端末到達可能性(ページング再送信の制御及び実行を含む)、トラッキング領域リスト管理(アイドルモード及び活性化モードである端末のために)、P−GW及びS−GW選択、MME変更と共にハンドオーバのためのMME選択、2Gまたは3G 3GPPアクセスネットワークへのハンドオーバのためのSGSN(serving GPRS support node)選択、ローミング、認証、専用ベアラ設定を含むベアラ管理機能、PWS(public warning system:地震/津波警報システム(ETWS)及び常用モバイル警報システム(CMAS)を含む)メッセージ送信サポートなどの多様な機能を提供する。S−GWホストは、ユーザ別基盤パケットフィルタリング(例えば、深層パケット検査を介して)、合法的な遮断、端末IP(internet protocol)アドレス割当、DLで送信レベルパッキングマーキング、UL/DLサービスレベル課金、ゲーティング及び等級強制、APN−AMBRに基づくDL等級強制の各種機能を提供する。明確性のためにMME/S−GW30は、"ゲートウェイ"と単純に表現し、これはMME及びS−GWを両方とも含むことができる。
ユーザトラフィック送信または制御トラフィック送信のためのインターフェースが使われることができる。端末10及びeNB20は、Uuインターフェースにより連結されることができる。eNB20は、X2インターフェースにより相互間連結されることができる。隣接したeNB20は、X2インターフェースによるネットワーク型ネットワーク構造を有することができる。eNB20は、S1インターフェースによりEPCと連結されることができる。eNB20は、S1−MMEインターフェースによりEPCと連結されることができ、S1−UインターフェースによりS−GWと連結されることができる。S1インターフェースは、eNB20とMME/S−GW30との間に多対多関係(many−to−many−relation)をサポートする。
eNB20は、ゲートウェイ30に対する選択、RRC(radio resource control)活性(activation)の間にゲートウェイ30へのルーティング(routing)、ページングメッセージのスケジューリング及び送信、BCH(broadcast channel)情報のスケジューリング及び送信、UL及びDLで端末10へのリソースの動的割当、eNB測定の設定(configuration)及び提供(provisioning)、無線ベアラ制御、RAC(radio admission control)及びLTE活性状態で接続移動性制御機能を実行することができる。前記言及のように、ゲートウェイ30は、EPCでページング開始、LTEアイドル状態管理、ユーザ平面の暗号化、SAEベアラ制御及びNASシグナリングの暗号化と無欠性保護機能を実行することができる。
図2は、制御平面に対するLTEシステムの無線インターフェースプロトコルを示す。図3は、ユーザ平面に対するLTEシステムの無線インターフェースプロトコルを示す。
端末とE−UTRANとの間の無線インターフェースプロトコルの階層は、通信システムで広く知られたOSI(open system interconnection)モデルの下位3個階層に基づいてL1(第1の階層)、L2(第2の階層)及びL3(第3の階層)に区分される。端末とE−UTRANとの間の無線インターフェースプロトコルは、水平的に物理階層、データリンク階層(datalink layer)、及びネットワーク階層(network layer)に区分されることができ、垂直的に制御信号送信のためのプロトコルスタック(protocol stack)である制御平面(control plane)とデータ情報送信のためのプロトコルスタックであるユーザ平面(user plane)とに区分されることができる。無線インターフェースプロトコルの階層は、端末とE−UTRANで対(pair)で存在でき、これはUuインターフェースのデータ送信を担当することができる。
物理階層(PHY;physical layer)は、L1に属する。物理階層は、物理チャネルを介して上位階層に情報送信サービスを提供する。物理階層は、上位階層であるMAC(media access control)階層とトランスポートチャネル(transport channel)を介して連結される。物理チャネルは、トランスポートチャネルにマッピングされる。トランスポートチャネルを介してMAC階層と物理階層との間にデータが送信されることができる。互いに異なる物理階層間、即ち、送信機の物理階層と受信機の物理階層との間のデータは、物理チャネルを介して無線リソースを利用して送信されることができる。物理階層は、OFDM(orthogonal frequency division multiplexing)方式を利用して変調されることができ、時間と周波数を無線リソースとして活用する。
物理階層は、いくつかの物理制御チャネル(physical control channel)を使用する。PDCCH(physical downlink control channel)は、PCH(paging channel)及びDL−SCH(downlink shared channel)のリソース割当、DL−SCHと関連するHARQ(hybrid automatic repeat request)情報に対して端末に報告する。PDCCHは、アップリンク送信のリソース割当に対して端末に報告するためにアップリンクグラントを伝送することができる。PCFICH(physical control format indicator channel)は、PDCCHのために使われるOFDMシンボルの個数を端末に知らせ、全てのサブフレーム毎に送信される。PHICH(physical hybrid ARQ indicator channel)は、UL−SCH送信に対するHARQ ACK(acknowledgement)/NACK(non−acknowledgement)信号を伝送する。PUCCH(physical uplink control channel)は、ダウンリンク送信のためのHARQ ACK/NACK、スケジューリング要求及びCQIのようなUL制御情報を伝送する。PUSCH(physical uplink shared channel)は、UL−SCH(uplink shared channel)を伝送する。
物理チャネルは、時間領域で複数のサブフレーム(subframe)と周波数領域で複数の副搬送波(subcarrier)で構成される。一つのサブフレームは、時間領域で複数のシンボルで構成される。一つのサブフレームは、複数のリソースブロック(RB;resource block)で構成される。一つのリソースブロックは、複数のシンボルと複数の副搬送波で構成される。また、各サブフレームは、PDCCHのために該当サブフレームの特定シンボルの特定副搬送波を利用することができる。例えば、サブフレームの最初のシンボルがPDCCHのために使われることができる。PDCCHは、PRB(physical resource block)及びMCS(modulation and coding schemes)のように動的に割り当てられたリソースを伝送することができる。データが送信される単位時間であるTTI(transmission time interval)は、1個のサブフレームの長さと同じである。サブフレーム一つの長さは、1msである。
トランスポートチャネルは、チャネルが共有されるかどうかによって共通トランスポートチャネル及び専用トランスポートチャネルに分類される。ネットワークから端末にデータを送信するDLトランスポートチャネル(DL transport channel)は、システム情報を送信するBCH(broadcast channel)、ページングメッセージを送信するPCH(paging channel)、ユーザトラフィックまたは制御信号を送信するDL−SCHなどを含む。DL−SCHは、HARQ、変調、コーディング及び送信電力の変化による動的リンク適応及び動的/半静的リソース割当をサポートする。また、DL−SCHは、セル全体にブロードキャスト及びビームフォーミングの使用を可能にすることができる。システム情報は、一つ以上のシステム情報ブロックを伝送する。全てのシステム情報ブロックは、同じ周期に送信されることができる。MBMS(multimedia broadcast/multicast service)のトラフィックまたは制御信号は、MCH(multicast channel)を介して送信される。
端末からネットワークにデータを送信するULトランスポートチャネルは、初期制御メッセージ(initial control message)を送信するRACH(random access channel)、ユーザトラフィックまたは制御信号を送信するUL−SCHなどを含む。UL−SCHは、HARQ及び送信電力及び潜在的な変調及びコーディングの変化による動的リンク適応をサポートすることができる。また、UL−SCHは、ビームフォーミングの使用を可能にすることができる。RACHは、一般的にセルへの初期接続に使われる。
L2に属するMAC階層は、論理チャネル(logical channel)を介して上位階層であるRLC(radio link control)階層にサービスを提供する。MAC階層は、複数の論理チャネルから複数のトランスポートチャネルへのマッピング機能を提供する。また、MAC階層は、複数の論理チャネルから単数のトランスポートチャネルへのマッピングによる論理チャネル多重化機能を提供する。MAC副階層は、論理チャネル上のデータ送信サービスを提供する。
論理チャネルは、送信される情報の種類によって、制御平面の情報伝達のための制御チャネルとユーザ平面の情報伝達のためのトラフィックチャネルとに分けられる。即ち、論理チャネルタイプのセットは、MAC階層により提供される他のデータ送信サービスのために定義される。論理チャネルは、トランスポートチャネルの上位に位置してトランスポートチャネルにマッピングされる。
制御チャネルは、制御平面の情報伝達のみのために使われる。MAC階層により提供される制御チャネルは、BCCH(broadcast control channel)、PCCH(paging control channel)、CCCH(common control channel)、MCCH(multicast control channel)及びDCCH(dedicated control channel)を含む。BCCHは、システム制御情報を放送するためのダウンリンクチャネルである。PCCHは、ページング情報の送信及びセル単位の位置がネットワークに知られていない端末をページングするために使われるダウンリンクチャネルである。CCCHは、ネットワークとRRC接続を有しないとき、端末により使われる。MCCHは、ネットワークから端末にMBMS制御情報を送信するのに使われる一対多のダウンリンクチャネルである。DCCHは、RRC接続状態で端末とネットワークとの間に専用制御情報送信のために端末により使われる一対一の双方向チャネルである。
トラフィックチャネルは、ユーザ平面の情報伝達のみのために使われる。MAC階層により提供されるトラフィックチャネルは、DTCH(dedicated traffic channel)及びMTCH(multicast traffic channel)を含む。DTCHは、一対一のチャネルで一つの端末のユーザ情報の送信のために使われ、アップリンク及びダウンリンクの両方ともに存在できる。MTCHは、ネットワークから端末にトラフィックデータを送信するための一対多のダウンリンクチャネルである。
論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のアップリンク連結は、UL−SCHにマッピングされることができるDCCH、UL−SCHにマッピングされることができるDTCH、及びUL−SCHにマッピングされることができるCCCHを含む。論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のダウンリンク連結は、BCHまたはDL−SCHにマッピングされることができるBCCH、PCHにマッピングされることができるPCCH、DL−SCHにマッピングされることができるDCCH、DL−SCHにマッピングされることができるDTCH、MCHにマッピングされることができるMCCH、及びMCHにマッピングされることができるMTCHを含む。
RLC階層は、L2に属する。RLC階層の機能は、下位階層がデータの送信に適するように無線セクションで上位階層から受信されたデータの分割/連接によるデータの大きさ調整を含む。無線ベアラ(RB;radio bearer)が要求する多様なQoSを保障するために、RLC階層は、透明モード(TM;transparent mode)、非確認モード(UM;unacknowledged mode)、及び確認モード(AM;acknowledged mode)の三つの動作モードを提供する。AM RLCは、信頼性のあるデータ送信のためにARQ(automatic repeat request)を介して再送信機能を提供する。一方、RLC階層の機能は、MAC階層内部の機能ブロックで具現されることができ、このとき、RLC階層は、存在しないこともある。
PDCP(packet data convergence protocol)階層は、L2に属する。PDCP階層は、相対的に帯域幅が小さい無線インターフェース上でIPv4またはIPv6のようなIPパケットを導入して送信されるデータが効率的に送信されるように不要な制御情報を減らすヘッダ圧縮機能を提供する。ヘッダ圧縮は、データのヘッダに必要な情報のみを送信することによって無線セクションで送信効率を上げる。さらに、PDCP階層は、セキュリティ機能を提供する。セキュリティ機能は、第3者の検査を防止する暗号化及び第3者のデータ操作を防止する無欠性保護を含む。
RRC(radio resource control)階層は、L3に属する。L3の最も下段部分に位置するRRC階層は、制御平面でのみ定義される。RRC階層は、端末とネットワークとの間の無線リソースを制御する役割を実行する。そのために、端末とネットワークは、RRC階層を介してRRCメッセージを交換する。RRC階層は、RBの構成(configuration)、再構成(re−configuration)、及び解除(release)と関連して論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルの制御を担当する。RBは、端末とネットワークとの間のデータ伝達のために、L1及びL2により提供される論理的経路である。即ち、RBは、端末とE−UTRANとの間のデータ送信のために、L2により提供されるサービスを意味する。RBが設定されるということは、特定サービスを提供するために無線プロトコル階層及びチャネルの特性を規定し、各々の具体的なパラメータ及び動作方法を決定することを意味する。RBは、SRB(signaling RB)とDRB(data RB)の二つに区分されることができる。SRBは、制御平面でRRCメッセージを送信する通路として使われ、DRBは、ユーザ平面でユーザデータを送信する通路として使われる。
図2を参照すると、RLC及びMAC階層(ネットワーク側でeNBで終了)は、スケジューリング、ARQ及びHARQのような機能を実行することができる。RRC階層(ネットワーク側でeNBで終了)は、放送、ページング、RRC接続管理、RB制御、移動性機能及び端末測定報告/制御のような機能を実行することができる。NAS制御プロトコル(ネットワーク側でゲートウェイのMMEで終了)は、SAEベアラ管理、認証、LTE_IDLE移動性ハンドリング、LTE_IDLEでページング開始及び端末とゲートウェイとの間のシグナリングのためのセキュリティ制御のような機能を実行することができる。
図3を参照すると、RLC及びMAC階層(ネットワーク側でeNBで終了)は、制御平面での機能と同じ機能を実行することができる。PDCP階層(ネットワーク側でeNBで終了)は、ヘッダ圧縮、無欠性保護及び暗号化のようなユーザ平面機能を実行することができる。
図4は、5Gシステムアーキテクチャを示す。
図4を参照すると、次世代無線アクセスネットワーク(NG−RAN)ノードは、UEに対してNR無線アクセス(NR)ユーザ平面及び制御平面プロトコル終端を提供するgNBであり、またはUEに対して進化したユニバーザル地上無線接続(E−UTRA)ユーザ平面及び制御平面プロトコル終端を提供するng−eNBである。gNB及びng−eNBは、Xnインターフェースを介して互いに相互接続されることができる。また、gNB及びng−eNBは、NGインターフェースを介して5Gコアネットワーク(5GC)に接続されることができ、より具体的には、NG−Cインターフェースを介してAMF(アクセス及び移動性管理機能)に接続されることができ、NG−Uインターフェースを介してUPF(ユーザ平面機能)に接続されることができる。NG−Cは、NG−RANと5GCとの間の制御平面インターフェースであり、NG−Uは、NG−RANと5GCとの間のユーザ平面インターフェースである。
図5は、NG−RANと5GCとの間の機能的分離を示す。
図5を参照すると、gNB及びng−eNBは、下記の機能をホストすることができる。
−無線リソース管理のための機能:無線ベアラ制御、無線許可制御、接続移動性制御、アップリンク及びダウンリンク(スケジューリング)の全てでUEに対するリソースの動的割当;
−データのIPヘッダ圧縮、暗号化及び無欠性保護;
−AMFへのルーティングがUEにより提供された情報から決定されることができない場合、UEアタッチ(attach)の時、AMFの選択;
−ユーザ平面データをUPF(ら)でルーティング;
−AMFに向かう制御平面情報のルーティング;
−接続設定及び解除;
−ページングメッセージのスケジューリング及び送信;
−(AMFまたはO&Mから発生する)システム放送情報のスケジューリング及び送信;
−移動性及びスケジューリングのための測定及び測定報告構成;
−アップリンクでの送信レベルパケットマーキング;
−セッション管理;
−ネットワークスライシングのサポート;
−QoSフロー管理及びデータ無線ベアラへのマッピング;
−RRC_INACTIVE状態にあるUEのサポート;
−NASメッセージの分配機能;
−無線アクセスネットワーク共有;
−二重接続性;
−NRとE−UTRAとの間の緊密な連動(interworking)。
AMF(Access and Mobility Management Function)は、下記の主要機能をホストすることができる。
−NASシグナリング終端
−NASシグナリングセキュリティ;
−ASセキュリティ制御;
−3GPPアクセスネットワーク間の移動性のためのインターCNノードシグナリング;
−アイドル(idle)モードUE到達可能性(ページング再送信の制御及び実行を含む);
−登録領域管理;
−イントラ−システム及びインター−システム移動性のサポート;
−アクセス認証;
−ローミング権限のチェックを含むアクセス認証;
−移動性管理制御(加入及び政策);
−ネットワークスライシングのサポート;
−SMF選択。
UPF(User Plane Function)は、下記の主要機能をホストすることができる。
−イントラ/インター−RAT移動性のためのアンカーポイント(適用可能な場合);
−データネットワークに対する相互接続の外部PDUセッションポイント;
−パケットルーティング及びフォワーディング;
−パケット検査(inspection)及び政策規則適用(enforcement)のユーザ平面部分;
−トラフィック使用報告;
−データネットワークにトラフィックフローをルーティングすることをサポートするアップリンク分類子;
−マルチ−ホームPDUセッションをサポートする分岐ポイント(branching point);
−ユーザ平面に対するQoS取扱、例えば、パケットフィルタリング、ゲーティング、UL/DL料金執行(rate enforcement);
−アップリンクトラフィック検証(QoSフローマッピングに対するSDF);
−ダウンリンクパケットバッファリング及びダウンリンクデータ通知トリガリング;
セッション管理機能(SMF)は、下記の主要機能をホストすることができる。
−セッション管理;
−UE IPアドレス割当及び管理;
−UP機能の選択及び制御;
−トラフィックを適切な目的地(destination)へルーティングするためにUPFでトラフィック調整(steering)を構成する;
−政策執行及びQoSの制御部分;
−ダウンリンクデータ通知。
以下、LTEシステムでのランダムアクセス手順を説明する。
まず、端末は、下記の場合のうち一つの場合にランダムアクセス手順を実行する。
−端末が基地局(例えば、RRC接続)接続なく初期接続を実行する場合
−端末がハンドオーバ手順により初期にターゲットセルにアクセスする場合
−基地局により与えられた命令により要求された場合
−アップリンク時間同期が合わない、または無線リソースを要求する無線リソースが割り当てられていない状況で、アップリンクデータが発生する場合
−無線リンク障害(RLF)またはハンドオーバ失敗の場合に回復プロセスの場合
LTEシステムにおいて、非コンテンションベースの任意接近手順は、次のように提供される。第一に、基地局は、特定端末に指定された専用ランダムアクセスプリアンブルを割り当てる。第二に、該当端末は、ランダムアクセスプリアンブルを利用してランダムアクセス手順を実行する。即ち、ランダムアクセスプリアンブルを選択するプロセスで、コンテンションベースのランダムアクセス手順及び非コンテンションベースのランダムアクセス手順がある。特に、コンテンションベースのランダムアクセス手順によると、端末は、特定セットから一つのランダムアクセスプリアンブルをランダムに選択し、選択されたランダムアクセスプリアンブルを使用する。非コンテンションベースのランダムアクセス手順によると、基地局により特定端末にのみ割り当てられたランダムアクセスプリアンブルが使われる。二つの種類のランダムアクセス手順の相違点は、コンテンション問題発生可否または存在可否にある。非コンテンションベースのランダムアクセス手順は、ハンドオーバプロセスが実行され、または基地局により与えられた命令により要求される場合にのみ、前述した説明で言及されたように使われることができる
図6は、コンテンションベースのランダムアクセス手順を示す。
ステップS610において、コンテンションベースのランダムアクセス手順で、端末は、システム情報またはハンドオーバ命令を介して指示されたランダムアクセスプリアンブルセットの中からランダムアクセスプリアンブルをランダムに選択し、前記ランダムアクセスプリアンブルを運搬することができるPRACH(Physical RACH)選択されたランダムアクセスプリアンブルを該当リソースを介して該当ランダムアクセスプリアンブルを送信する。
ステップS620において、端末は、前記のようにランダムアクセスプリアンブルを送信した後、システム情報または基地局からのハンドオーバ命令により指示されたランダムアクセス応答受信ウィンドウ内でランダムアクセス応答の受信を試みる。特に、ランダムアクセス応答情報は、MAC PDUのフォーマットで送信される。そして、MAC PDUは、PDSCH(physical downlink shared channel)を介して伝達される。端末がPDSCHを介して伝達された情報を適切に受信するために、PDCCHも伝達される。特に、PDSCHを受信すべきユーザ機器の情報、PDSCHの無線リソースの周波数及び時間情報、PDSCHの送信フォーマットなどがPDCCHに含まれる。端末は、自分に送信されたPDCCHを成功的に受信すると、PDCCHの情報によってPDSCHを介して送信されるランダムアクセス応答を適切に受信する。そして、ランダムアクセス応答にはランダムアクセスプリアンブル識別子(ID)、UL承認(UL無線リソース)、臨時セル識別子(臨時C−RNTI)及びタイム整列命令(時間同期補正値、以下、TACと略称する)が含まれている。前述したように、ランダムアクセスプリアンブル識別子は、ランダムアクセス応答のために必要である。その理由は、次の通りである。まず、少なくとも一つ以上の端末に対するランダムアクセス応答情報が単一ランダムアクセス応答に含まれることができるため、UL承認、臨時C−RNTI及びTACのうちどれが有効かを通知する必要がある。端末のそしてランダムアクセスプリアンブル識別子は、ステップS610で端末が選択したランダムアクセスプリアンブルと一致する。
ステップS630において、端末は、自分に有効なランダムアクセス応答を受信すると、前記受信したランダムアクセス応答に含まれている各情報を個別的に処理する。特に、端末は、TACを適用して臨時C−RNTIを格納する。また、端末は、受信されたアップリンク許容情報を利用して自分のバッファに格納されたデータまたは新しく生成されたデータを基地局に送信する。この場合、UL承認に含まれているデータは、端末の識別子を含まなければならない。コンテンションベースのランダムアクセス手順で、基地局は、任意の種類の端末がランダムアクセス手順を実行するかを決定することができない。したがって、未来のコンテンションを解決するために、基地局は、該当端末を識別しなければならない。端末の識別子は、次のような二つの方法の中一つにより含まれることができる。まず、ランダムアクセス手順以前に該当セルにより以前に割り当てられた有効セル識別子を端末が有する場合、端末は、自分のセル識別子をUL承認を介して送信する。それに対して、ユーザ装置がランダムアクセス手順以前に有効なセル識別子の受信に失敗すると、端末は、それの固有識別子(例えば、S−TMSI、Random Id等)を共に送信する。一般的に、固有IDは、セル識別子より長い。端末がUL承認を介してデータを送信すると、端末は、コンテンション解決のためのタイマ(以下、コンテンション解決タイマという)を開始する。
ステップS640において、端末は、ランダムアクセス応答に含まれているアップリンクグラント(UL grant)を介して自分の識別子を含むデータを送信した後、基地局からコンテンション解決のための指示を待つ。特に、端末は、特定メッセージを受信するためにPDCCHの受信を試みる。PDCCHを受信するには二つの方法がある。前述したように、アップリンクグラントを介して送信される端末識別子がセル識別子である場合、端末は、自分のセル識別子を利用してPDCCHの受信を試みる。識別子が唯一の識別子である場合、端末は、ランダムアクセス応答に含まれている臨時C−RNTIを利用してPDCCHの受信を試みる。その後、端末は、コンテンション解決タイマが満了される前に移動局がセル識別子を介してPDCCHを受信すると、ランダムアクセス手順が正常に実行されたと判断してランダムアクセス手順を終了する。後者の場合、端末は、コンテンション解決タイマが満了される前に臨時セル識別子を介してPDCCHを受信すると、PDCCHが示すPDSCHが伝達したデータを確認する。端末の固有識別子がデータの実体に含まれると、端末は、ランダムアクセス手順が正常に実行されたと判断してランダムアクセス手順を終了する。
図7は、非コンテンションベースのランダムアクセス手順を示す。
コンテンションベースのランダムアクセス手順とは違って、非コンテンション方式のランダムアクセス手順ではランダムアクセス応答情報が受信されると、ランダムアクセス手順が正常に実行されたと判断してランダムアクセス手順を終了する。非コンテンション方式のランダムアクセス手順は、二つの場合のうち一つ、即ち、ハンドオーバプロセスの第1の場合及び基地局により与えらえた命令により要求された第2の場合のうち一つに存在できる。もちろん、コンテンションベースのランダムアクセス手順は、二つの場合のうち一つで実行されることができる。まず、非コンテンションベースのランダムアクセス手順において、基地局からのコンテンション可能性がない指定されたランダムアクセスプリアンブルを受信することが重要である。ランダムアクセスプリアンブルは、ハンドオーバ命令またはPDCCH命令により指示されることができる。基地局が端末にのみ指定されたランダムアクセスプリアンブルを割り当てた後、端末は、プリアンブルを基地局に送信する。
以下、プロトコルデータユニット(PDU)に対して説明する。
MAC PDUは、バイト整列された(即ち、8ビットの倍数)長さのビットストリングである。MAC SDUは、バイト整列された(即ち、8ビットの倍数)長さのビットストリングである。1番目のビットからMAC PDUにSDU(Service Data Unit)が含まれる。
図8は、MACヘッダ、MAC制御エレメント、MAC SDU及びパディングを含むMAC PDUの例を示す。
図8に示すように、MAC PDUは、MACヘッダ、0以上のMAC SDU、0以上のMAC制御エレメント及び選択的にパディングで構成される。MACヘッダ及びMAC SDUは、両方とも可変大きさである。MACヘッダ及びMAC SDUは、両方とも可変大きさである。MAC PDUヘッダは、一つ以上のMAC PDU部ヘッダで構成される。各々のサブヘッダは、MAC SDU、MAC制御エレメントまたはパディングに対応する。MAC PDUサブヘッダは、5または6個のヘッダフィールドR/F2/E/LCID/(F)/Lで構成され、MAC PDUの最後のサブヘッダと固定された大きさのMAC制御エレメントで構成される。MAC PDUの最後のサブヘッダと固定された大きさのMAC制御エレメントのサブヘッダは、4個のヘッダフィールドR/F2/E/LCIDのみで構成される。パディングに対応するMAC PDUサブヘッダは、4個のヘッダフィールドであるR/F2/E/LCIDで構成される。
MAC PDUサブヘッダは、対応するMAC SDU、MAC制御エレメント及びパディングと同じ順序を有する。MAC制御エレメントは、常に全てのMAC SDUの前に配置される。単一バイトまたは2バイトパディングが必要な場合を除いて、パディングは、MAC PDUの端で発生する。パディングは任意の値を有することができ、MACエンティティはこれを無視する。パディングがMAC PDUの端で実行される時、0以上のパディングバイトが許容される。1バイトまたは2バイトパディングが必要な場合、パディングに該当する一つまたは二つのMAC PDU下位ヘッダが他のMAC PDU下位ヘッダの前にMAC PDUの開始部分に配置される。MACエンティティ当たりトランスポートブロック(TB)当たり最大一つのMAC PDUが送信されることができる。送信時間間隔(TTI)当たり最大一つのMCH MAC PDUが送信されることができる。
一方、低費用UEの場合、UE電力を節約することが重要である。例えば、低費用UEは、狭帯域インターネット(NB−IoT)UE、帯域幅減少低複雑性(BL)UE、マシンタイプ通信(MTC)UEまたは向上したカバレッジのUEを含む。したがって、送信回数を可能な限り多く減らさなければならない。RRC Connection EstablishmentまたはRRC Connection ResumeのEDT(Early Data Transmission)は、UE電力消費を減らすソリューションのうち一つである。しかし、現在システムは、早期データ送信をサポートしない。以下、本発明の一実施例によって端末がEDTを実行する方法及びこれをサポートする装置を詳細に説明する。本明細書において、EDTは、ランダムアクセス手順中のアップリンクデータ送信である。EDTは、ランダムアクセス手順中に選択的に一つのダウンリンクデータ送信が後続する一つのアップリンクデータ送信を許容することができる。例えば、EDTは、RRC接続を設定または再開せずに、ランダムアクセス手順中に選択的に一つのアップリンクデータ送信後に一つのダウンリンクデータ送信を許容することができる。S1接続は、アップリンクデータの受信時に設定または再開されることができ、ダウンリンクデータの送信後に解除または一時中止されることができる。早期データ送信は、制御平面(CP)−EDT及びユーザ平面(UP)−EDTを全て示すことができる。
本発明の一実施例によると、RRC接続設定手順またはRRC接続再開手順のような状態移行手順を実行しながら、UEは、DCCHまたはCCCHのようなシグナリング無線ベアラ(SRB)を介してメッセージでデータを送信することができる。メッセージは、NASメッセージまたはRRC接続要求メッセージまたはRRC接続再開メッセージのようなRRCメッセージである。その代案として、RRC接続設定手順またはRRC接続再開手順のような状態移行手順を実行中に、UEは、EDTのために構成されたデータ無線ベアラ(DRB)を介してメッセージでデータを送信することができる。
図9は、本発明の一実施例によってEDT実行可否を判断する過程を示す。
EDTは、上位階層がモバイル発信データ(即ち、シグナリングまたはSMSでない)に対するRRC接続の設定または再開を要求し、アップリンクデータ大きさがシステム情報で指示されたトランスポートブロック(TB)大きさより小さいまたは同じ時にトリガされることができる。EDTは、ユーザ平面CIoT EPS最適化を使用する時、制御平面を介したデータに使われない。EDTは、BL UE、向上したカバレッジのUEまたはNB−IoT UEに適用されることができる。EDTは、上位階層(例えば、UE RRC)により開始されることができる。
図9を参照すると、ステップS910において、UEは、EDTに対する閾値を含むシステム情報を基地局から受信することができる。EDTに対する閾値は、EDTに対するデータの大きさと関連する閾値である。EDTに対する閾値は、UEに対するQoS特性、最大ビットレートまたは遅延要求と関連する閾値である。例えば、システム情報は、表1のように定義されることができる。
Figure 0006846545
表1を参照すると、edt−SmallTBS−Enabledは、EDTを実行するUEが該当NPRACHリソースによってMsg3に対するedt−TBSより小さいTBSを選択することができることを指示するTRUE値である。edt−TBSは、EDTを実行するUEに適用可能なNPRACHリソースに対するMsg3に対する最大TBSである。値は、ビット単位である。値b328は、328ビットに対応し、値b408は、408ビットに対応する。edt−TBSは、EDTに対するデータ大きさと関連する閾値である。
ステップS920において、UEは、送信のためのデータの大きさ及び閾値に基づいてEDT開始条件が満たされるかどうかを判断することができる。送信するデータは、レイヤ2データまたはレイヤ3データである。例えば、階層2データは、MAC PDUである。例えば、データの大きさは、送信のために利用可能なアップリンクデータとMACヘッダ、及び必要な場合、MAC制御エレメントである。
特に、UEは、EDTに対する閾値を送信するデータの大きさと比較できる。その後、UEは、EDTに対する閾値を送信するデータの大きさと比較することによって、EDTを開始するための条件が満たされるかどうかを判断することができる。
−オプション1:送信するデータの大きさがEDTに対する閾値より低い場合、UEは、EDTを開始するための条件が満たされることを決定することができる。この場合、UEは、ステップS930でEDTを実行することができる。即ち、端末は、ランダムアクセス過程でメッセージ3を使用して基地局にデータを送信することができる。
−オプション2:送信するデータの大きさがEDTに対する閾値より高い場合、UEは、EDTを開始するための条件が満たされないと判断できる。この場合、UEは、ステップS935でEDTを実行しない。即ち、UEは、RRC接続設定または再開手順が完了した後、基地局にデータを送信することができる。例えば、送信しようするデータの大きさがEDTの閾値より大きい場合、端末は、RRC_IDLEからRRC_CONNECTEDに移行した後、基地局にデータを送信することができる。また、UE MACは、EDTが取り消しされたということをUE RRCに示すことができる。
また、UEは、データの臨界及び遅延要件に基づいてEDTを開始するための条件が満たされるかどうかを判断することができる。閾値は、EDTに対する遅延要求と関連する閾値である。UEは、送信するデータがEDTに対する遅延要求を満たすかどうかを判断することができる。データの遅延要求がEDTに対する閾値より低い場合、UEは、送信するデータがEDTに対する遅延要求を満たすと決定できる。データの遅延要求がEDTに対する閾値より高い場合、UEは、送信するデータがEDTに対する遅延要求を満たさないと決定できる。
本発明の一実施例によると、UEは、ランダムアクセス手順中にEDTを実行するかどうかを判断することができる。例えば、送信するデータの大きさがEDTのための閾値より小さい場合、UEは、ランダムアクセス手順中にメッセージ3を使用してデータを基地局に送信できる。したがって、UE(例えば、低費用UE)の電力消費が減少されることができる。
本発明の一実施例によると、無線ベアラの構成は、EDTにマッピングされることができる。セルがユーザ平面CIET EPS最適化のためのEDTを示す場合、ユーザ平面CIET EPS最適化のためにEDTをサポートするUEは、EDTにマッピングされたDRB(RLC/PDCPエンティティ及び論理チャネルを含む)を構成することができる。RRC_CONNECTED内のUEは、EDTにマッピングされたDRB及びEDTにマッピングされない他のDRBで構成されることができる。UEが一時中断指示(suspend indication)を指示するRRC接続解除及びEDTにマッピングされたDRBを受信し、セルがユーザ平面CDS最適化のためにEDTを指示する場合、UEは、セルでRRC接続を設定し、RRC接続設定または再開手順中にEDTにマッピングされたDRB(ら)を介した送信のために、利用可能なデータを送信するように許容されることができる。しかし、UEは、RRC接続設定または再開手順でEDTにマッピングされないDRB(ら)を介した送信に利用可能なデータを送信することが許容されない。端末がEDTにマッピングされたDRBを介してデータを含むMAC PDUを送信する場合、EDTにマッピングされたDCCHを指示するLCIDがMAC PDUのMACサブヘッダとして含まれることができる。本発明の実施例は、図10A及び図10Bの例と共に適用されることができる。
本発明の一実施例によると、EDTが優先順位別に許容されることができる。EDTを制御するために、基地局は、システム情報またはRRC接続解除メッセージのような専用RRCメッセージを介して一つ以上の優先順位をUEに指示できる。優先順位は、論理チャネル優先順位及びパケット別優先順位のうち一つである。優先順位は、EDTにマッピングされた一つ以上の無線ベアラまたは論理チャネルにマッピングされることができる。基地局は、RRC接続設定または再開手順中にEDTを実行するように許容された優先順位をUEに通報できる。したがって、データが無線ベアラまたは論理チャネルに利用可能になり、基地局が、無線ベアラまたは論理チャネルの優先順位がEDTに対して許容されるということを指示する場合、UEは、EDTを実行することができる。そうでない場合、UEは、EDTを実行しない。即ち、RRC接続設定または再開手順の完了後、UEは、データ送信を実行することができる。本発明の実施例は、図10A及び図10Bの例と共に適用されることができる。
本発明の一実施例によると、EDTを制御するために、基地局は、システム情報またはRRC接続解除メッセージのような専用RRCメッセージを介して一つ以上のQoSクラス識別子(QCIs)をUEに指示できる。QCIは、一つ以上の無線ベアラまたはEDTにマッピングされた論理チャネルにマッピングされることができる。基地局は、RRC接続設定または再開手順中にEDIを実行することができるQCI(ら)をUEに知らせることができる。したがって、無線ベアラまたは論理チャネルに対してデータが利用可能になり、基地局が、無線ベアラまたは論理チャネルのQCIがEDTに対して許容されるということを示す場合、UEは、EDTを実行することができる。そうでない場合、UEは、EDTを実行しない。即ち、UEは、RRC接続設定または再開手順の完了後にデータ送信を実行することができる。本発明の実施例は、図10A及び図10Bの例と共に適用されることができる。
本発明の一実施例によると、EDTを制御するために、基地局は、システム情報またはRRC接続解除メッセージのような専用RRCメッセージを介して一つ以上のQoS流れをUEに指示できる。QoS流れは、EDTにマッピングされた一つ以上の無線ベアラまたは論理チャネルにマッピングされることができる。基地局は、RRC接続設定または再開手順中にどのQoS流れ(ら)がEDTを実行するように許容されるかをUEに知らせることができる。したがって、データが無線ベアラまたは論理チャネルに利用可能になり、基地局が、無線ベアラまたは論理チャネルのQoS流れがEDTに対して許容されるということを示す場合、UEは、EDTを実行することができる。そうでない場合、UEは、EDTを実行しない。即ち、UEは、RRC接続設定または再開手順の完了後にデータ送信を実行することができる。本発明の実施例は、図10A及び図10Bの例と共に適用されることができる。
本発明の一実施例によると、EDTは、ビットレートまたは遅延のようなQoS特性に基づいて許容されることができる。EDTを制御するために、基地局は、一つ以上の閾値を示すことができる。一つ以上の閾値は、QoS特性、データの量(例えば、データの大きさ)、システム情報を介したUEに対する(最大)ビットレートまたは遅延要求事項またはRRC接続解除メッセージのような専用RRCメッセージのうち少なくとも一つと関連することができる。QoS特性、(最大)ビットレートまたは遅延要件は、EDTにマッピングされた一つ以上の無線ベアラまたは論理チャネルにマッピングされることができる。
例えば、基地局は、RRC接続設定または再開手順中にEDTを実行するように許容された最大ビットレートをUEに知らせることができる。したがって、無線ベアラまたは論理チャネルに対してデータが利用可能になり、送信に利用可能なデータの量(例えば、データの大きさまたはメッセージの大きさ)が基地局により指示された閾値より低い場合、UEは、EDTを実行する。閾値は、システム情報に含まれることができ、データは、階層2(例えば、MAC PDU)及び/または階層3(例えば、RRCメッセージ)にある。そうでない場合、UEは、EDTを実行しない。即ち、UEは、RRC接続設定または再開手順の完了後にデータ送信を実行することができる。
例えば、基地局は、RRC接続設定または再開手順中にEDTを実行するように許容された遅延要求事項をUEに知らせることができる。したがって、無線ベアラまたは論理チャネルに対してデータが利用可能になり、送信に利用可能なデータの量(例えば、データの大きさまたはメッセージの大きさ)が基地局により指示された遅延要求を満たすべき場合、データは、基地局により指示された100ms以内に送信されなければならず、UEは、EDTを実行することができる。そうでない場合、UEは、EDTを実行しない。即ち、UEは、RRC接続設定または再開手順の完了後にデータ送信を実行することができる。本発明の実施例は、図10A及び図10Bの例と共に適用されることができる。
図10A及び図10Bは、本発明の一実施例に係るEDT実行過程を示す。
図10A及び図10Bを参照すると、ステップS1000において、UEは、セルにキャンプオンできる。例えば、セルは、NB−IoTセルまたはカテゴリM1のような低費用UE性能のための一つ以上の狭帯域をサポートするLTEセルである。
ステップS1010において、UEは、セルを介して基地局からシステム情報を受信することができる。システム情報は、EDTに対するCCCH2の構成、EDTにマッピングされた無線ベアラ(例えば、DTCHを含むDRB)の構成、EDTに対するCCCH2のEDTまたはLCIDを指示するRAPIDのうち少なくとも一つを放送することができる。各セルは、システム情報を介して、このセルが制御平面CDE最適化のためのEDT及び/またはユーザ平面CDE最適化のためのEDTをサポートすることを一つ以上のUEに知らせることができる。
セルがユーザ平面CIET EPS最適化のためのEDTを示す場合、ユーザ平面CIET EPS最適化のためにEDTをサポートするUEは、EDTにマッピングされたDRB(RLC/PDCPエンティティ及び論理チャネル含む)を構成することができる。この場合、UEは、アップリンクのために一つのCCCH論理チャネル及び一つ以上のDTCH論理チャネルを構成することができる。CCCH論理チャネルは、EDT及び全てのMAC制御エレメントにマッピングされたDTCH論理チャネルより高い優先順位を有することができる。EDTにマッピングされたDTCH論理チャネルは、一部または全てのMAC制御エレメント(例えば、データボリューム及び電力ヘッドルーム報告書(DPR)MAC制御エレメント、バッファ状態報告書MAC制御エレメント、電源ヘッドルームMAC制御エレメント)より高い優先順位を有することができる。EDTにマッピングされたDTCH論理チャネルは、EDTにマッピングされないDTCH論理チャネルより高い優先順位を有することができる。
セルが制御平面CIoT EPS最適化のためのEDTを示す場合、制御平面CIET EPS最適化のためにEDTをサポートするUEは、EDTに対してCCCH2を構成することができる。この場合、UEは、アップリンクのために2個の異なるCCCH論理チャネルを構成することができる。第1のCCCH論理チャネルは、MAC論理チャネル優先順位付けで第2のCCCH論理チャネルより高い優先順位を有することができる。第1のCCCH論理チャネルはSRB0であり、第2のCCCH論理チャネルはSRB0bisである。第1のCCCH論理チャネルは、アップリンク及びダウンリンクに適用可能であり、それに対し、第2のCCCH論理チャネルは、アップリンクにのみ適用可能である。第1のCCCH論理チャネルは、全てのMAC制御エレメントより高い優先順位を有することができる。第2のCCCH論理チャネルは、特定MAC制御エレメント(例えば、データボリューム及び電力ヘッドルームリポート(DPR)MAC制御エレメント、バッファ状態リポートMAC制御エレメント、電力ヘッドルームMAC制御エレメント)より低い優先順位を有することができる。第2のCCCH論理チャネルは、他のMAC制御エレメント(ら)より高い優先順位を有することができる。その代案として、2個のCCCH論理チャネルは、全てのMAC制御エレメントより高い優先順位を有することができる。
CCCH2は、EDTまたはレガシーCCCHにマッピングされたDCCHに代替されることができる。例えば、EDTにマッピングされたDCCHは、CCCH2の代わりにEDTを伝達するときに使われることができる。しかし、EDTにマッピングされないDCCHは、EDTを送信するときに使われることができない。
セルがEDTを示さない場合、UEは、EDTを実行しない。
ステップS1020において、UEが以前のRRC接続の解除後に一時中断された場合、EDTにマッピングされたDTCH(ら)は、UEに対して構成されたが、一時中止されることができる。この場合、UEがDTCHに対するULデータを検出すると、UEは、EDTにマッピングされたDTCHを再開することができ、EDTにマッピングされたDTCHを介して下位階層(RLC/PDCPエンティティ)にULデータを提出することができる。EDTにマッピングされないDTCH(例えば、DRB)にはこの動作が適用されない。したがって、UEは、EDTにマッピングされないDTCH(即ち、DRB)に対してULデータに対するEDTを実行しない。UEがULデータを検出すると、UEは、RRC接続設定手順またはRRC接続再開手順をトリガすることができる。RRC接続要求メッセージまたはRRC接続再開要求メッセージは、SRB0のためにCCCH1に提出されることができる。
ステップS1030において、ランダムアクセス手順がトリガされると、UEのMAC層(即ち、UE MAC)は、(システム情報を介してセルから受信された)EDTにマッピングされたランダムアクセスプリアンブル識別子(RAPID)の中から一つを選択できる。その後、UEは、選択されたランダムアクセスプリアンブル識別子(RAPID)を有するランダムアクセスプリアンブルを送信することができる。
ステップS1040において、UE MACは、送信されたRAPID及びアップリンク許可を指示するRAR(Random Access Response)メッセージを受信することができる。UE MACが送信されたRAPIDを指示するどんなRARも受信しない場合、UE MACは、電力ランピング(ramping)を有するランダムアクセスプリアンブルを再送信する。
UE MACは、論理チャネル優先順位化を実行することができる。その後、UE MACは、論理チャネル優先順位及びアップリンク許可に基づいてMAC PDUを構成することができる。論理チャネル優先順位化で、EDCHにマッピングされたCCCH1及びDCCHは、EDTにマッピングされない全てのMAC制御エレメント及び他のDCCHより高い優先順位を有することができる。
MAC PDUにはCCCHからのデータが含まれる場合、CCCHを指示するLCIDがMACサブヘッダとして含まれることができる。また、EDTにマッピングされたDCCHからのデータが含まれる場合、EDTにマッピングされたDCCHを指示するLCIDがMACサブヘッダとして含まれることができる。
受信されたUL承認がEDTにマッピングされたDCCH内の全てのULデータを収容することができ、UEが任意の論理チャネルを介して残っているULデータを有さない場合、UEは、データを指示しないバッファ状態報告(BSR)MAC制御エレメント、データボリューム及びDPR(Power Headroom Report)データが無いこと(即ち、DV値=0)またはMAC制御エレメント無いことを指示するMAC制御エレメントを含むことができる。
受信されたUL承認がBSR MAC CEまたはDPR MAC CEのようなMAC制御エレメントを使用してEDTにマッピングされたDCCH内の一部ULデータを収容することができ、UEが任意の論理チャネルを介してULデータを残す場合、UEは、残りのULデータの量を指示するBSR MAC CEまたは残りのULデータの量を指示するDPR MAC CEを含むことができる。
受信されたアップリンク承認情報がBSR MAC CEまたはDPR MAC CEのようなMAC制御エレメントを使用してEDTにマッピングされたDCCH内の任意のULデータを収容することができない場合、UEは、残りのULデータの量を指示するBSR MAC CEまたは残りのULデータの量を指示するDPR MAC CEを含むことができる。
ステップS1050において、UE MACは、アップリンクグラントを使用してMAC PDU(即ち、メッセージ3(MSG3))を基地局に送信できる。
ステップS1060において、UE MACが(例えば、PDCCHまたはコンテンション解決MAC CEを介して)基地局からメッセージ(3)に対するコンテンション解像度を受信することができる場合、UE MACは、RACH手順を成功的であると見なすことができる。そうでない場合、UE MACは、ランダムアクセスプリアンブルを再送信することができる。
端末は、基地局からRRC接続設定メッセージまたはRRC接続再開メッセージを受信することができる。受信されたメッセージがEDTに対するNACKを指示する場合、NACKを受信したUE階層は、UEの上位階層にNACKを送信することができる。例えば、制御平面CIoT EPS最適化内のSRBに対するEDTに対して、UE RRCがメッセージからNACKを受信する場合、UE RRCは、ULデータに対するNACKをUE NASに知らせることができる。NACKを受信すると、UEの上位階層(例えば、UE NAS)は、ULデータを再送信することができる。その場合、UE RRCは、ULデータを含むRRCメッセージを生成してRRCメッセージを下位階層(例えば、PDCP/RLC/MAC)に提出できる。RRCメッセージは、CCCH2またはDCCHを介して運搬されることができる。メッセージがDCCHを介して伝達される場合、メッセージは、ULデータを含むRRC接続設定/再開完了である。ULデータは、NACKされたULデータ及び/または残りのULデータを含むことができる。したがって、UEは、ULデータを含むRRC接続設定/再開完了を含む単一MAC SDUをMAC CEと共に単一MAC PDUに送信できる。MAC PDU内のMAC CEは、残りのULデータの量を指示するBSR MAC CEまたは残りのULデータの量を指示するDPR MAC CEである。MAC PDUに含まれているアップリンクデータを除外した残りのアップリンクデータが存在しない場合、MAC CEは、データを指示しない。
UEが、データが確認応答されることを指示するRRCメッセージを受信すると、UEは、データが階層1、2または3で確認応答されたと見なすことができ、必要な場合、UEは、任意のデータ及びRLC/MAC確認応答の(再)送信を中断することができる。UEは、RRC接続及び階層2エンティティを解除し、RRC_IDLEに進入できる。RRCメッセージは、RRC接続解除(connection release)メッセージ、RRC接続拒否(connection reject)メッセージ、RRC接続設定(connection setup)メッセージ及びRRC接続再開(connection resume)メッセージのうち一つである。
例えば、MAC CEがデータを指示せずに基地局が全てのULデータを成功的に受信した場合、DLデータがない場合、基地局は、ULデータにACKを指示するRRC接続解除を送信することができる。UEは、ULデータにACKを指示するRRC接続解除を受信すると、送信されたULデータが確認応答されてRRC_IDLEに進入すると見なすことができる。UE RRCは、送信されたULデータが確認応答されて(再)送信が中断されるべきであるということをUE RLC/MACに通報できる。
UEがULデータにACKを指示しないRRC接続解除または拒否メッセージを受信すると、UEは、送信されたULデータが確認応答されないと見なしてRRC_IDLEに進入できる。UEは、確認応答されないデータを以後に再送信するためにRRC接続確立手順またはRRC接続再開手順をトリガリングすることができる。
UEがSRBまたはDRBを介してデータを送信し、UEが、データが確認応答されることを指示するRRC接続設定メッセージ(または、RRC接続再開メッセージ)を受信した場合、UEは、RRC接続設定完了メッセージ(または、RRC接続再開完了メッセージ)を送信せず、RRC手順が成功したと見なして、RRC_IDLEに進入する。
UEがSRBまたはDRBを介してデータを送信し、EDTを有するRRC接続設定またはRRC接続再開手順が失敗する場合、RRC接続拒否またはT300満了の受信に起因して手順が結局成功的に終わらないようになると、UEは、データが階層1、2または3で確認応答されないと見なすことができ、UEは、必要な場合、任意のデータ及びRLC/MAC確認応答の(再)送信を中断することができる。以後、データがDRB(または、SRB)を介して送信された場合、UEは、階層2エンティティを再確立及び一時中断(suspend)することができる。以後、データがSRBを介して送信された場合、UEは、階層2エンティティを再確立して解除できる。最後に、UEは、RRC_IDLEに進入でき、レイヤ1、2または3で伝達されずに確認応答されないデータの再送信のためのRRC接続確立またはRRC接続再開手順をトリガリングすることができる。
本発明の一実施例によると、UEは、SRBを介した初期送信に対するNACKを指示するRRC(または、NAS)メッセージに基づいて一タイプのSRBを介した初期送信及び他のタイプのSRBを介した再送信を実行することができる。UEがSRBを介したデータ送信にNACKを指示するRRC接続設定メッセージまたはRRC接続再開メッセージを受信すると、UEは、同じタイプのメッセージ(例えば、RRC接続要求メッセージまたはRRC接続再開メッセージ)または他のタイプのメッセージ(例えば、RRC接続設定完了メッセージまたはRRC接続再開完了メッセージ)を再送信することができる。UEがSRBを介したデータ送信にNACKを指示するCCCHメッセージを受信すると、UEは、DCCHの設定にかかわらずCCCHを介してデータを再送信することができる。UEがSRBを介したデータ送信にNACKを指示するCCCHメッセージを受信し、DCCHが設定されると、UEは、DCCHを介してデータを再送信することができる。本発明の実施例は、図11A及び図11Bの例と共に適用されることができる。
図11A及び図11Bは、本発明の一実施例に係るEDTを実行するための手順を示す。
図11A及び図11Bを参照すると、ステップS1100において、UEは、セルを介してキャンプオン(camp)できる。例えば、セルは、カテゴリM1のような低費用UE性能(capabilities)のための一つ以上の狭帯域をサポートするLTEセルまたはNB−IoTセルである。システム情報は、EDTに対するCCCH2の構成、EDTにマッピングされた無線ベアラ(例えば、DTCHを含むDRB)の構成、EDTを指示するRAPIDまたはEDTに対するCCCH2のLCIDのうち少なくとも一つを放送することができる。各セルは、一つ以上のUEに、このセルが制御平面CIoT EPS最適化のためのEDT及び/またはユーザ平面CIoT EPS最適化のためのEDTをサポートすることをシステム情報を介して通報できる。
セルが制御平面CIoT EPS最適化のためのEDTを指示する場合、制御平面CIoT EPS最適化のためのEDTをサポートするUEは、EDTに対してCCCH2を構成することができる。この場合、UEは、アップリンクのために2個の異なるCCCH論理チャネルを構成することができる。第1のCCCH論理チャネルは、MAC論理チャネル優先順位化で第2のCCCH論理チャネルより高い優先順位を有することができる。第1のCCCH論理チャネルはSRB0であり、第2のCCCH論理チャネルはSRB0bisである。第1のCCCH論理チャネルは、アップリンク及びダウンリンクに適用可能であり、それに対し、第2のCCCH論理チャネルは、アップリンクにのみ適用可能である。第1のCCCH論理チャネルは、全てのMAC CEより高い優先順位を有することができる。第2のCCCH論理チャネルは、特定MAC CE(例えば、データボリューム及び電力ヘッドルーム報告(DPR:Data Volume and Power Headroom Report)MAC CE、バッファ状態報告MAC CE、電力ヘッドルームMAC CE)より低い優先順位を有することができ、他のMAC CE(ら)より高い優先順位を有することができる。その代案として、二つのCCCH論理チャネルは、全てのMAC CEより高い優先順位を有することができる。CCCH2は、EDTまたはレガシーCCCHにマッピングされたDCCHに代替されることができる。例えば、EDTにマッピングされたDCCHは、CCCH2の代わりにEDTを伝達(carry)するときに使われることができる。しかし、EDTにマッピングされないDCCHは、EDTを伝達するときに使われることができない。
セルがEDTを指示しない場合、UEは、EDTを実行しない。
UEがULデータを検出してCCCH2が構成されると、UEは、CCCHタイプ2(例えば、SRB0bisに対するCCCH2のRLCエンティティ)を介してULデータを下位階層に提出できる。UEがULデータを検出してEDTにマッピングされたDTCHが構成されると、UEは、EDTにマッピングされたDTCHを介して下位階層(RLC/PDCPエンティティ)にULデータを提出することができる。
UEがULデータを検出すると、UEは、RRC接続設定手順またはRRC接続再開手順をトリガリングすることができる。RRC接続要求メッセージまたはRRC接続再開要求メッセージは、SRB0に対するCCCH1に提出されることができる。
ステップS1110において、ランダムアクセス手順がトリガリングされると、UEのMAC階層(即ち、UE MAC)は、(システム情報を介してセルから受信された)EDTにマッピングされたランダムアクセスプリアンブル識別子(RAPIDs)の中から一つを選択することができる。以後、UEは、選択されたランダムアクセスプリアンブル識別子(RAPID)を有するランダムアクセスプリアンブルを送信することができる。
ステップS1120において、UE MACは、送信されたRAPID及びアップリンク承認を指示するRAR(Random Access Response)メッセージを受信することができる。UE MACが送信されたRAPIDを指示するどんなRARも受信しない場合、UE MACは、電力ランピング(ramping)を有するランダムアクセスプリアンブルを再送信する。
ステップS1130において、UE MACは、論理チャネル優先順位化を実行することができる。以後、UE MACは、論理チャネル優先順位及びアップリンク承認に基づいてMAC PDUを構成することができる。論理チャネル優先順位化で、CCCH1及びCCCH2は、全てのMAC CEより高い優先順位を有することができる。
MAC PDUにはCCCHからのデータが含まれる場合、CCCHを指示するLCIDがMACサブヘッダとして含まれることができる。また、CCCH2からのデータが含まれると、CCCH2を指示するLCIDがMACサブヘッダとして含まれることができる。
受信されたUL承認がCCCH2内の全てのULデータを収容することができ、任意の論理チャネルを介して残っているULデータがない場合、UEは、データ無いことを指示するBSR MAC CE、MAC CE無いことまたはデータ無いこと(即ち、DV値=0)を指示するDPR MAC CEを含むことができる。
受信されたUL承認がBSR MAC CEまたはDPR MAC CEのようなMAC CEでCCCH2の一部ULデータを収容することができ、UEが任意の論理チャネルを介して残っているULデータを有している場合、UEは、残っているULデータの量を指示するBSR MAC CEまたは残っているULデータの量を指示するDPR MAC CEを含むことができる。
受信されたアップリンク承認情報がBSR MAC CEまたはDPR MAC CEのようなMAC CEでCCCH2の任意のULデータを収容することができない場合、UEは、残っているULデータの量を指示するBSR MAC CEまたは残っているULデータの量を指示するDPR MAC CEを含むことができる。
ステップS1140において、UE MACは、アップリンク承認を使用してMAC PDU(即ち、メッセージ3(MSG3))を基地局に送信できる。
ステップS1150において、UE MACが(例えば、PDCCHまたはコンテンション解消(Contention Resolution)MAC CEを介して)基地局からメッセージ3に対するコンテンション解消を受信することができる場合、UE MACは、RACH手順を成功的であると見なすことができる。そうでない場合、UE MACは、ランダムアクセスプリアンブルを再送信することができる。
ステップS1160において、UEは、基地局からRRC接続設定メッセージまたはRRC接続再開メッセージを受信することができる。受信されたメッセージがEDTに対するNACKを指示する場合、NACKを受信したUE階層は、UEの上位階層にNACKを送信することができる。例えば、制御平面CIoT EPS最適化でSRBを介したEDTに対して、UE RRCがメッセージからNACKを受信すると、UE RRCは、ULデータに対するNACKをUE NASに通報できる。NACKを受信すると、UEの上位階層(例えば、UE NAS)は、ULデータを再送信することができる。もし、その場合、UE RRCは、ULデータを含むRRCメッセージを生成し、RRCメッセージを下位階層(即ち、PDCP/RLC/MAC)に提出できる。RRCメッセージは、CCCH2またはDCCHを介して伝達されることができる。
ステップS1170において、メッセージがDCCHを介して伝達される場合、メッセージは、ULデータを含むRRC接続設定/再開完了である。ULデータは、NACKされたULデータ及び/または残っているULデータを含むことができる。したがって、UEは、単一MAC PDUでMACデータを有するULデータを含むRRC接続設定/再開完了を含む単一MAC SDUを送信することができる。
ステップS1175において、メッセージがCCCH2のようなCCCHを介して伝達される場合、UEは、DCCHを介してRRC接続設定/再開完了メッセージを送信することができ、単一MAC PDUまたは別途のMAC PDU内のMAC CEを有するCCCHを介してULデータを含むメッセージを送信することができる。ULデータは、NACKされたULデータ及び/または残っているULデータを含むことができる。
MAC PDU内のMAC CEは、残っているULデータの量を指示するBSR MAC CEまたは残っているULデータの量を指示するDPR MAC CEである。MAC PDUに含まれているULデータを除外した残っているULデータが存在しない場合、MAC CEは、データが無いことを指示することができる。
ステップS1180において、MAC CEがデータ無いことを指示し、基地局が全てのULデータを成功的に受信すると、DLデータがない場合、基地局は、ULデータにACKを指示するRRC接続解除(Connection Release)を送信することができる。ULデータにACKを指示するRRC接続解除を受信する時、UEは、送信されたULデータが確認応答されてRRC_IDLEに進入すると見なすことができる。UE RRCは、送信されたULデータが確認応答されて(再)送信が中断されるべきであることをUE RLC/MACに通報できる。
UEがULデータにACKを指示しないRRC接続解除を受信すると、UEは、送信されたULデータが確認応答されないと見なしてRRC_IDLEに進入する。UEは、確認応答されないデータを以後に再送信するためにRRC接続確立手順またはRRC接続再開手順をトリガリングすることができる。
図12は、本発明の一実施例によってUEがEDTを実行する方法を示すブロック図である。
図12を参照すると、S1210ステップにおいて、UEは、EDTに対する閾値を含むシステム情報を受信することができる。UEは、RRC_IDLEにある。UEは、NB−IoT UEである。EDTに対する閾値は、EDTに対するデータの大きさと関連する閾値である。
ステップS1220において、UEは、EDTに対する閾値と送信するデータの大きさを比較し、EDTを開始するための条件(例えば、第1の条件)が満たされるかどうかを判断することができる。EDTは、ランダムアクセス手順中のアップリンクデータ送信である。
UEは、送信するデータの大きさがEDTに対する閾値より低い場合、EDTを開始するための条件が満たされると判断できる。UEは、送信するデータの大きさがEDTに対する閾値より高い場合、EDTを開始するための条件が満たされないと判断できる。データの大きさは、MAC階層を含む階層2のデータ大きさである。送信するデータの大きさは、送信可能なアップリンクデータプラスMACヘッダである。
EDTに対する閾値は、EDTに対する遅延要求と関連する閾値である。この場合、UEは、EDTに対する閾値とデータの遅延要求を比較し、EDTを開始するための条件(例えば、第2の条件)が満たされるかどうかをさらに判断することができる。データの遅延要求がEDTに対する閾値より低い場合、UEは、EDTを開始するための条件が満たされると判断できる。データの遅延要求がEDTに対する閾値より高い場合、UEは、EDTを開始するための条件が満たされないと判断できる。
ステップS1230において、条件が満たされる場合、UEは、EDTを実行することができる。
ステップS1240において、条件が満たされない場合、UEは、RRC接続設定または再開手順を実行することができる。また、条件が満たされない場合、RRC接続設定または再開手順が実行された後、UEは、データ送信を実行することができる。
本発明の一実施例によると、UEは、ランダムアクセス手順中にEDTを実行するかどうかを判断することができる。例えば、送信するデータの大きさがEDTに対する閾値より小さい場合、UEは、ランダムアクセス手順中にメッセージ3を使用してデータを基地局に送信できる。例えば、送信するデータの大きさがEDTに対する閾値より低く、且つデータの遅延要求がEDTに対する閾値より低い場合、UEは、ランダムアクセス手順中にメッセージ3を使用してデータを基地局に送信できる。したがって、UE(例えば、低費用UE)の電力消費が減少されることができる。
図13は、本発明の実施例が具現される無線通信システムのブロック図である。
基地局1300は、プロセッサ1301、メモリ1302及び送受信機1303を含む。メモリ1302は、プロセッサ1301と連結され、プロセッサ1301を駆動するための多様な情報を格納する。送受信機1303は、プロセッサ1301と連結され、無線信号を送信及び/または受信する。プロセッサ1301は、提案された機能、過程及び/または方法を具現する。前述した実施例において、 基地局の動作は、プロセッサ1301により具現されることができる。
端末1310は、プロセッサ(processor)1311、メモリ(memory)1312及び送受信機(transceiver)1313を含む。メモリ1312は、プロセッサ1311と連結され、プロセッサ1311を駆動するための多様な情報を格納する。送受信機1313は、プロセッサ1311と連結され、無線信号を送信及び/または受信する。プロセッサ1311は、提案された機能、過程及び/または方法を具現する。前述した実施例において、 端末の動作は、プロセッサ1311により具現されることができる。
プロセッサは、ASIC(application−specific integrated circuit)、他のチップセット、論理回路及び/またはデータ処理装置を含むことができる。メモリは、ROM(read−only memory)、RAM(random access memory)、フラッシュメモリ、メモリカード、格納媒体及び/または他の格納装置を含むことができる。送受信機は、無線信号を処理するためのベースバンド回路を含むことができる。実施例がソフトウェアで具現される時、前述した技法は、前述した機能を遂行するモジュール(過程、機能など)で具現されることができる。モジュールは、メモリに格納され、プロセッサにより実行されることができる。メモリは、プロセッサの内部または外部にあり、よく知られた多様な手段でプロセッサと連結されることができる。
前述した一例に基づいて本明細書による多様な技法が図面と図面符号を介して説明された。説明の便宜のために、各技法は、特定の順序によって複数のステップやブロックを説明したが、このようなステップやブロックの具体的順序は、請求項に記載された発明を制限するものではなく、各ステップやブロックは、異なる順序で具現され、または異なるステップやブロックと同時に実行されることが可能である。また、通常の技術者であれば、各ステップやブロックが限定的に記述されたものではなく、発明の保護範囲に影響を与えない範囲内で少なくとも一つの他のステップが追加されたり削除されたりすることが可能であるということを知ることができる。
前述した実施例は、多様な一例を含む。通常の技術者であれば、発明の全ての可能な一例の組み合わせが説明されることができないという点を知ることができ、また、本明細書の技術から多様な組み合わせが派生することができるという点を知ることができる。したがって、発明の保護範囲は、請求の範囲に記載された範囲を外れない範囲内で、詳細な説明に記載された多様な一例を組み合わせて判断しなければならない。

Claims (12)

  1. 無線リソース制御(RRC:radio resource control)アイドル状態における端末(UE)が、無線通信においてランダムアクセス手順中にアップリンクデータを送信する方法であって、
    基地局から、(i)EDT(early data transmission)に対する閾値、
    (ii)前記EDTが許容された前記端末を通知する情報、及び
    (iii)前記EDTに関連する少なくとも1つのランダムアクセスプリアンブルについての情報を含むシステム情報を受信するステップ;
    前記システム情報に基づいて、前記EDTに対する閾値と送信のための前記アップリンクデータの大きさを比較し、前記EDTを開始するための条件が満たされていることを決定するステップ;
    前記EDTを開始することに基づいて、前記EDTに関連する前記少なくとも1つのランダムアクセスプリアンブルの中からランダムアクセスプリアンブルを選択するステップ;
    前記基地局(BS)に、前記EDTに関連する前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するステップ;
    前記基地局(BS)から、ランダムアクセス応答メッセージを受信するステップ;
    前記ランダムアクセス応答メッセージに対する応答として、前記基地局に、前記ランダムアクセス手順中に前記アップリンクデータを含む第1RRCメッセージを送信するステップ;及び、
    前記第1RRCメッセージに対する応答として、前記基地局から、前記EDTの成功に関連する第2RRCメッセージを受信するステップ;を含んでなり、
    前記EDTの前記成功に関連する第2RRCメッセージに基づいて、前記アイドル状態は前記端末(UE)により維持されることを特徴とする、方法。
  2. 送信のための前記アップリンクデータの大きさは、前記EDTに対する閾値より小さいであることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記EDTに対する閾値は、前記EDTに対するアップリンクデータの大きさと関連する閾値であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記アップリンクデータの大きさは、MAC階層(medium access control layer)を含む階層2でのデータ大きさであることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 前記EDTに対する閾値は、前記EDTに対する遅延要求事項(delay requirement)と関連する閾値であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  6. 前記EDTに対する閾値と、前記アップリンクデータの遅延要求事項とを比較し、前記EDTを開始するための条件が満たされるかどうかを決定するステップ;を更に含むことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 前記アップリンクデータの遅延要求事項が前記EDTに対する閾値より低いことに基づいて、前記端末により、前記EDTを開始するための条件が満たされることを決定するステップ;を更に含むことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. 前記アップリンクデータの遅延要求事項が前記EDTに対する閾値より高いことに基づいて、前記端末により、前記EDTを開始するための条件が満たされることを決定するステップ;を更に含むことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  9. 送信のための前記アップリンクデータの大きさは、送信に利用可能なアップリンクデータにMACヘッダを加えることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  10. 前記端末は、NB-IoT(Narrow Band Internet of Things)端末であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  11. 無線リソース制御(RRC:radio resource control)アイドル状態において、無線通信におけるランダムアクセス手順中にアップリンクデータを送信する、端末であって、
    少なくとも一つの送受信機;
    少なくとも一つのプロセッサ;及び、
    少なくとも一つのコンピュータメモリ;を備えてなり、
    前記少なくとも一つのコンピュータメモリは、前記少なくとも1つのプロセッサに動作可能に連結され、実行される場合、前記少なくとも1つのプロセッサが特定の動作を行うようにする命令(instructions)を貯蔵するものであり、
    前記特定の動作は、
    基地局から、(i)EDT(early data transmission)に対する閾値、
    (ii)前記EDTが許容された前記端末を通知する情報、及び
    (iii)前記EDTに関連する少なくとも1つのランダムアクセスプリアンブルについての情報を含むシステム情報を受信するステップ;
    前記システム情報に基づいて、前記EDTに対する閾値と送信のための前記アップリンクデータの大きさを比較し、前記EDTを開始するための条件が満たされていることを決定するステップ;
    前記EDTを開始することに基づいて、前記EDTに関連する前記少なくとも1つのランダムアクセスプリアンブルの中からランダムアクセスプリアンブルを選択するステップ;
    前記基地局(BS)に、前記EDTに関連する前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するステップ;
    前記基地局(BS)から、ランダムアクセス応答メッセージを受信するステップ;
    前記ランダムアクセス応答メッセージに対する応答として、前記基地局に、前記ランダムアクセス手順中に前記アップリンクデータを含む第1RRCメッセージを送信するステップ;及び、
    前記第1RRCメッセージに対する応答として、前記基地局から、前記EDTの成功に関連する第2RRCメッセージを受信するステップ;を含んでなり、
    前記EDTの前記成功に関連する第2RRCメッセージに基づいて、前記アイドル状態は前記端末(UE)により維持されることを特徴とする、端末。
  12. 前記端末は、前記端末以外の、移動端末、ネットワーク又は自律走行車両のうち少なくとも一つと通信することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
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