JP6842105B2 - 仮設作業設備及びそれに用いる固定具並びに仮設作業設備を用いた削孔方法 - Google Patents
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Description
する。次に、鉄筋の交差部分に上面を閉蓋した箱抜きパイプを設置するとともに鉄筋を取り囲むように格子状に網材からなる型枠を施工してから、コンクリートを型枠内に吹付けて法枠を施工する。次に、コンクリートの硬化後、ロックボルトを施工するため、先ず箱抜きパイプを開蓋する。次に、クレーンに削孔機を吊り下げた状態で、削孔機の削孔工具を箱抜きパイプに挿入し、必要な深さの掘削孔を削孔して、ロックボルトを施工することになる。
(1) 作業面に配置される作業設備本体と、前記作業設備本体を作業面に固定する固定具とを備えた仮設作業設備であって、前記固定具は、前記作業面に埋設固定される下部固定部と、該下部固定部に着脱自在に接続されて作業面から外部へ突出する上部固定部とを備え、前記作業設備本体が削孔機であり、前記固定具に削孔工具が挿通する挿通孔が形成され、前記削孔機による削孔時の反力を、前記固定具を介して作業面で受け止め可能となした、仮設作業設備。
本実施の形態は、法枠にロックボルトを施工するための仮設作業設備に、本発明を適用した場合のものである。
18により、アウターロッド20をドリルヘッド11から分離できるように構成されている。
ウジング17aに固定されている。ケーシング31内には上部固定部26の上半部を装着可能な、法枠4側を開口させた収容凹部33がケース側挿通孔32に連なって形成されている。ケーシング31には1対のシリンダ34が収容凹部33を挟んでその両側に対面状に設けられ、シリンダ34のピストンロッド34aの先端部には上部固定部26の胴体部26cを挟持可能な爪部材35がそれぞれ設けられている。ガイドセル12の先端部は、図4に示すように、シリンダ34により爪部材35を離間させた状態で、図2に示すように、ケーシング31の収容凹部33内に上部固定部26を内嵌させ、この状態でシリンダ34を駆動して、図3に示すように、2つの爪部材35で上部固定部26の胴体部26cを挟持することで、固定具25を介して法枠4に位置決めされるとともに、爪部材35がフランジ部26dにおける法枠4側の面に当接することで、法枠4から離間する方向への移動が規制されるように構成されている。ただし、連結手段30としては、固定具25に対して着脱可能で且つ法枠4から離間する方向への移動を規制可能なものであれば任意の構成のものを採用できる。
てから、図25(B)に示すように、インナーロッド19の削岩ビット19aとアウターロッド20の削岩ビット20aとで法面5を打撃しながら、両ロッド19,20を回転させて、法面5に掘削孔7を削孔することになる。
グ17aの先端面に固定し、ケーシング31Bの左右両側部に軸部材46を側方へ突出状にそれぞれ設け、両軸部材46に係止ロッド45に係脱可能なフック部材47をそれぞれ回転自在に設けた連結手段30Bを採用することになる。
2 クレーン
3 ワイヤ
4 法枠
4a 縦枠
4b 横枠
5 法面
6 鉄筋
7 掘削孔
10 ロックボルト施工機械
11 ドリルヘッド
12 ガイドセル
13 ガイドセル本体
14 キャリア
15 駆動手段
16 ポジショナ
17 ロッドクランプ
17a ハウジング
17b ハウジング側挿通孔
18 ロッドブレーカ
19 インナーロッド
19a 削岩ビット
20 アウターロッド
20a 削岩ビット
25 固定具
26 上部固定部
26a 挿通孔
26b 雄ネジ
26c 胴体部
26d フランジ部
27 下部固定部
27a 挿通孔
27b 雌ネジ
27c 胴体部
27d 突起
30 連結手段
31 ケーシング
32 ケース側挿通孔
33 収容凹部
34 シリンダ
34a ピストンロッド
35 爪部材
36 封止フィルム
30A 連結手段
31A ケーシング
33A 収容凹部
40 規制突部
41 係止ボルト
25B 固定具
26B 上部固定部
26Ba 螺旋部
27B 下部固定部
27Ba 突条
30B 連結手段
31B ケーシング
45 係止ロッド
45a ネジ部
46 軸部材
47 フック部材
48 単管クランプ
49 単管
25C 固定具
50 係止孔
51 ブラケット
25D 固定具
27D 下部固定部
27Da 雄ネジ部
55 孔
25E 固定具
26E 上部固定部
26Ea 係止孔
26Eb 案内部
26Ec 係止部
26Ed 傾斜案内面
27E 下部固定部
27Ea 係合突部
30E 連結手段
60 支持板
61 支持ピン
62 開閉板
63 挿通孔
64 固定ピン
70 反力受け部材
71 受け部材
72 連結板
73 貫通孔
75 地山
Claims (19)
- 作業面に配置される作業設備本体と、前記作業設備本体を作業面に固定する固定具とを備えた仮設作業設備であって、
前記固定具は、前記作業面に埋設固定される下部固定部と、該下部固定部に着脱自在に接続されて作業面から外部へ突出する上部固定部とを備え、
前記作業設備本体が削孔機であり、前記固定具に削孔工具が挿通する挿通孔が形成され、前記削孔機による削孔時の反力を、前記固定具を介して作業面で受け止め可能となした、仮設作業設備。 - 前記下部固定部の側面に、外方へ突出して、前記作業面に係合する係合突部を形成した請求項1記載の仮設作業設備。
- 前記下部固定部と上部固定部との一方に雌ネジを形成し、他方に雌ネジに着脱自在に螺合する雄ネジを形成した請求項1又は請求項2記載の仮設作業設備。
- 前記上部固定部を前記下部固定部に内嵌可能に構成し、前記下部固定部に内方へ突出する係合突部を形成するとともに、前記上部固定部にその先端から基端側へ軸方向に延びる案内部と、該案内部の奥端部から周方向に延びる係止部とを有する、前記係合突部に係脱可能な係止孔を形成した請求項1又は請求項2記載の仮設作業設備。
- 前記上部固定部に、前記係合突部との当接により、前記案内部を係合突部側へ周方向に案内する傾斜案内面を形成した請求項4記載の仮設作業設備。
- 前記下部固定部の上端面が、前記作業面と略面一に配置されるように、前記下部固定部が作業面に埋設固定される請求項1〜5のいずれか1項記載の仮設作業設備。
- 前記作業面が、法面、地山、法面に施工した法面構造物、法面及びそれに設置した反力受け部材、地山及びそれに設置した反力受け部材のいずれかで構成されてなる請求項1〜6のいずれか1項記載の仮設作業設備。
- 作業面に対して作業設備本体を仮設固定するための固定具であって、
前記作業面に埋設固定される下部固定部と、該下部固定部に着脱自在に接続されて作業面から外部へ突出する上部固定部とを備え、
前記作業設備本体が削孔機であり、前記固定具に削孔工具が挿通する挿通孔が形成され、前記削孔機による削孔時の反力を、前記固定具を介して作業面で受け止め可能となした、固定具。 - 前記下部固定部の側面に、外方へ突出して、前記作業面に係合する係合突部を形成した請求項8記載の固定具。
- 前記下部固定部と上部固定部との一方に雌ネジを形成し、他方に雌ネジに着脱自在に螺合する雄ネジを形成した請求項8又は請求項9記載の固定具。
- 前記上部固定部を前記下部固定部に内嵌可能に構成し、前記下部固定部に内方へ突出する係合突部を形成するとともに、前記上部固定部にその先端から基端側へ軸方向に延びる
案内部と、該案内部の奥端部から周方向に延びる係止部とを有する、前記係合突部に係脱可能な係止孔を形成した請求項8又は請求項9記載の固定具。 - 前記上部固定部に、前記係合突部との当接により、前記案内部を係合突部側へ周方向に案内する傾斜案内面を形成した請求項11記載の固定具。
- 前記下部固定部の上端面が、前記作業面と略面一に配置されるように、前記下部固定部が作業面に埋設固定される請求項8〜12のいずれか1項記載の固定具。
- 前記作業面が、法面、地山、法面に施工した法面構造物、法面及びそれに設置した反力受け部材、地山及びそれに設置した反力受け部材のいずれかで構成されてなる請求項8〜13のいずれか1項記載の固定具。
- 作業面に配置される削孔機と、前記削孔機を作業面に固定する固定具とを備え、前記固定具は、前記作業面に埋設固定される下部固定部と、該下部固定部に着脱自在に接続されて作業面から外部へ突出する上部固定部とを備え、前記固定具に削孔工具が挿通する挿通孔が形成され、前記削孔機による削孔時の反力を、前記固定具を介して作業面で受け止め可能となした、仮設作業設備で行われる削孔方法であって、
前記下部固定部を作業面に埋設固定するとともに、前記下部固定部に前記上部固定部を着脱自在に接続し、次に前記上部固定部に前記削孔機を連結して、前記削孔機に作用する削孔時の反力を、上下の固定部からなる固定具を介して作業面で受け止めながら、前記上下の固定部内の前記挿通孔を通じて作業面を削孔することを特徴とする削孔方法。 - 作業面に配置される削孔機と、前記削孔機を作業面に固定する固定具とを備え、前記固定具は、前記作業面に埋設固定される下部固定部と、該下部固定部に着脱自在に接続されて作業面から外部へ突出する上部固定部とを備え、前記固定具に削孔工具が挿通する挿通孔が形成され、前記削孔機による削孔時の反力を、前記固定具を介して作業面で受け止め可能となした、仮設作業設備で行われる削孔方法であって、
作業面としての法面構造物を構成するコンクリート等の施工前に、上面開口を閉蓋した前記下部固定部を法面構造物の削孔位置に設置し、その後コンクリート等を用いて法面構造物を施工するとともに、前記下部固定部を法面構造物に埋設固定し、次にコンクリート等の硬化後、前記下部固定部を開蓋して、前記下部固定部に前記上部固定部を着脱自在に接続してから、前記上部固定部に前記削孔機を連結し、前記削孔機に作用する削孔時の反力を、前記上下の固定部からなる固定具を介して法面構造物で受け止めながら、前記上下の固定部内の前記挿通孔を通じて法面を削孔することを特徴とする削孔方法。 - 作業面に配置される削孔機と、前記削孔機を作業面に固定する固定具とを備え、前記固定具は、前記作業面に埋設固定される下部固定部と、該下部固定部に着脱自在に接続されて作業面から外部へ突出する上部固定部とを備え、前記固定具に削孔工具が挿通する挿通孔が形成され、前記削孔機による削孔時の反力を、前記固定具を介して作業面で受け止め可能となした、仮設作業設備で行われる削孔方法であって、
前記下部固定部を埋設固定してなる反力受け部材を法面又は地山に設置して、法面又は地山とそれに設置した反力受け部材とで作業面を形成し、次に前記下部固定部に前記上部固定部を着脱自在に接続し、次に前記上部固定部に前記削孔機を連結して、前記削孔機に作用する削孔時の反力を、上下の固定部からなる固定具を介して反力受け部材で受け止めながら、前記上下の固定部内の前記挿通孔を通じて地山を削孔することを特徴とする削孔方法。 - 前記下部固定部の上端面が、前記作業面と略面一に配置されるように、前記下部固定部を作業面に埋設固定する請求項15〜17のいずれか1項記載の削孔方法。
- 前記削孔機を位置切換え可能にクレーンに吊り下げて、該クレーンによる吊り下げ状態で、前記削孔機により削孔作業を行う請求項15〜18のいずれか1項記載の削孔方法。
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