JP6841907B2 - Bラインを自動的に検出し、超音波スキャンの画像をスコア付けすることによる代表超音波画像の向上された視覚化および選択のための方法、システム及び非一時的コンピュータ可読媒体 - Google Patents

Bラインを自動的に検出し、超音波スキャンの画像をスコア付けすることによる代表超音波画像の向上された視覚化および選択のための方法、システム及び非一時的コンピュータ可読媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP6841907B2
JP6841907B2 JP2019516693A JP2019516693A JP6841907B2 JP 6841907 B2 JP6841907 B2 JP 6841907B2 JP 2019516693 A JP2019516693 A JP 2019516693A JP 2019516693 A JP2019516693 A JP 2019516693A JP 6841907 B2 JP6841907 B2 JP 6841907B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
images
group
lines
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019516693A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019535346A (ja
Inventor
ハルマン,メナヘム
ソクリン,アレクサンダー
リシアンスキ,ピーター
オーウェン,シンシア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US15/279,616 external-priority patent/US20170086790A1/en
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2019535346A publication Critical patent/JP2019535346A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6841907B2 publication Critical patent/JP6841907B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/08Detecting organic movements or changes, e.g. tumours, cysts, swellings
    • A61B8/0833Detecting organic movements or changes, e.g. tumours, cysts, swellings involving detecting or locating foreign bodies or organic structures
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/46Ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic devices with special arrangements for interfacing with the operator or the patient
    • A61B8/461Displaying means of special interest
    • A61B8/463Displaying means of special interest characterised by displaying multiple images or images and diagnostic data on one display
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/48Diagnostic techniques
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/52Devices using data or image processing specially adapted for diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/5207Devices using data or image processing specially adapted for diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves involving processing of raw data to produce diagnostic data, e.g. for generating an image
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/52Devices using data or image processing specially adapted for diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/5215Devices using data or image processing specially adapted for diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves involving processing of medical diagnostic data
    • A61B8/5223Devices using data or image processing specially adapted for diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves involving processing of medical diagnostic data for extracting a diagnostic or physiological parameter from medical diagnostic data

Description

本発明のある特定の実施形態は、超音波撮像に関する。より具体的には、本発明のある特定の実施形態は、BラインとBラインの幅の両方を自動的に検出し、検出されたBラインと検出されたBラインの幅の両方に基づいて超音波スキャンの画像をスコア付けすることによる代表超音波画像の向上された視覚化および選択のための方法およびシステムに関する。
超音波撮像は、人体内の臓器および軟部組織を撮像するための医療用撮像技術である。超音波撮像は、一連の二次元(2D)および/または三次元(3D)画像を生成するためにリアルタイムの非侵襲的な高周波音波を使用する。
何年もの間、超音波は、正常な状態では唯一の検出可能な構造は胸膜であったために肺を評価するために使用されておらず、これは呼吸と同期して動く高反響性の水平ラインとして現れる。その後、肺水腫、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)、肺炎、および肺線維症の患者においてなど、肺の空気量が減少すると、超音波ビームを反射するのに必要な音響的不整合が生じ得ることが分かった。具体的には、超音波スキャン中の血管外肺水分の存在が、Bライン、超音波肺コメット、または肺ロケットと呼ばれるコメット尾部の残響アーチファクトを超音波画像で見えるようにする。胸膜から超音波画像の底部まで延びる明るい縦ラインとして現れるこれらのBライン、およびBラインの幅は、肺水腫の重症度を評価するために使用することができ、ARDS、肺炎、および肺線維症の患者の評価にも役立つ可能性がある。
肺機能は、本質的に局所的である。例えば、ある肺のある部分に存在する状態は、同じ肺の他の部分または他の肺には存在し得ない。さらに、肺超音波画像の分析は、典型的には、少なくとも1呼吸サイクルをカバーする超音波スキャンで行われる。現在、医師は、肺の複数のゾーンからの複数の画像を検討および分析し、画像で識別されたBラインの数に基づいて肺の各ゾーンの状態をスコア付けすることができる。多数の画像の検討、分析、および手動によるスコア付けは、異なる医師によるBラインの主観的な識別のために、不正確である労働集約的なプロセスである。
既存の超音波システムおよび後処理システムは、各ゾーンにおける記録のために代表超音波画像を自動的に識別しない。さらに、既存のシステムは、超音波システムのオペレータによる検討のためのBラインの視覚化を向上させない。既存のシステムはまた、Bラインの各々の幅を検出せず、画像の各々にスコアを割り当てるためにBラインの数とBラインの幅の両方を使用する。さらに、既存のシステムは、患者の状態の改善または悪化を評価するのを助けるために、前回の検査と今回の検査との間の画像およびスコアの比較を容易にしない。
そのようなシステムを、図面を参照して本出願の残りの部分で述べる本発明のいくつかの態様と比較することによって、従来のおよび伝統的な手法のさらなる制限および不利点が当業者には明らかになるであろう。
米国特許出願公開第2015/002538号明細書
方法は、一組の肺の選択されたゾーンに複数の画像を有するビデオクリップを取得するために超音波スキャンを実行することと、複数の画像の各々のBラインを検出することと、複数の画像の各々のBラインの各々の幅を検出することと、プロセッサによって、Bラインの各々の幅に基づいてBラインを第1のグループと第2のグループに分類することであって、第1グループのBラインは、第2のグループのBラインよりも狭い幅を有することと、検出されたBラインの数とBラインの各々の幅の両方に少なくとも部分的に基づいてビデオクリップの複数の画像の各々にスコアを割り当てることと、プロセッサによって、ビデオクリップの画像の各々において第2のグループのBラインとは異なるように第1のグループのBラインを強調表示することと、プロセッサによって、選択されたゾーンのビデオクリップの複数の画像から代表画像を識別することであって、代表画像の識別は、複数の画像の各々の割り当てられたスコアに少なくとも部分的に基づくことと、超音波システムのディスプレイシステムによって、識別された代表画像を表示することとを含む。
システムは、一組の肺の選択されたゾーンに複数の画像を有するビデオクリップを取得するために超音波スキャンを実行するように動作可能な超音波プローブを含む超音波デバイスを含む。システムは、ビデオクリップの複数の画像の各々のBラインを検出し、Bラインの各々の幅を検出し、Bラインの各々の幅に基づいてBラインを第1のグループと第2のグループに分類し、第1のグループのBラインは、第2のグループのBラインよりも狭い幅を有し、かつBラインの数とBラインの幅の両方に基づいてビデオクリップの複数の画像の各々にスコアを割り当てるように動作可能なプロセッサを含む。プロセッサは、第2のグループのBラインとは異なるように第1のグループのBラインを強調表示し、かつ選択されたゾーンのビデオクリップの複数の強調表示された画像から代表画像を識別し、代表画像の識別は、複数の画像の各々の割り当てられたスコアに少なくとも部分的に基づくように動作可能であり、ディスプレイシステムは、識別された代表画像を表示するように動作可能である。
少なくとも1つのコードセクションを有するコンピュータプログラムを保存した非一時的コンピュータ可読媒体であって、少なくとも1つのコードセクションは、一組の肺の選択されたゾーンの超音波スキャンによって取得されたビデオクリップの複数の画像の各々のBラインを検出することと、複数の画像の各々のBラインの各々の幅を検出することと、Bラインの各々の幅に基づいてBラインを第1のグループと第2のグループに分類することであって、第1グループのBラインは、第2のグループのBラインよりも狭い幅を有することと、強調表示される画像の各々の検出されたBラインの数とBラインの各々の幅の両方に少なくとも部分的に基づいてビデオクリップの複数の画像の各々にスコアを割り当てることと、ビデオクリップの複数の画像の各々において第2のグループのBラインとは異なるように第1のグループのBラインを強調表示することと、一組の肺の選択されたゾーンのビデオクリップの複数の画像から代表画像を識別することであって、代表画像の識別は、複数の画像の各々の割り当てられたスコアに少なくとも部分的に基づくこととを含むステップを機械に実行させるように機械によって実施可能である。
本発明のこれらおよび他の利点、態様および新規な特徴、ならびにその例示された実施形態の詳細は、以下の説明および図面からより完全に理解されるであろう。
本発明の一実施形態による、Bラインを自動的に検出し、超音波スキャンの画像をスコア付けすることによる代表超音波画像の向上された視覚化および選択を提供するように動作可能な例示的な超音波システムのブロック図である。 当技術分野で知られているような、肺の一部の例示的な超音波画像のスクリーンショットである。 本発明の一実施形態による、Bラインを識別するマーカを有する肺の一部の例示的な向上された超音波画像のスクリーンショットである。 本発明の一実施形態による、Bラインを識別するマーカを有する肺の一部の例示的な向上された超音波画像のスクリーンショットである。 本発明の一実施形態による、スコア付けされた肺ゾーンのマップを表示する例示的なユーザインターフェースのスクリーンショットである。 当技術分野で知られているような、軽度、中程度、および重度の状態を有する肺の一部の例示的な超音波画像のスクリーンショットである。 本発明の一実施形態による、今回の検査および前回の検査からの肺超音波画像を表示する例示的なユーザインターフェースのスクリーンショットである。 本発明の一実施形態による、Bラインを自動的に検出し、超音波スキャンの画像をスコア付けすることによる代表超音波画像の向上された視覚化および選択を提供するために利用することができる例示的なステップを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による、BラインとBラインの幅の両方を自動的に検出し、超音波スキャンの画像をスコア付けすることによる代表超音波画像の向上された視覚化および選択を提供するために利用することができる例示的なステップを示すフローチャートである。 一実施形態による、肺の一部の例示的な向上された超音波画像のスクリーンショットである。 一実施形態による、肺の一部の例示的な向上された超音波画像のスクリーンショットである。 一実施形態による、肺の一部の例示的な向上された超音波画像のスクリーンショットである。
本発明のある特定の実施形態は、Bラインを自動的に検出し、検出されたBラインおよびBラインの幅に基づいて超音波スキャンの画像をスコア付けすることによる代表超音波画像の向上された視覚化および選択のための方法およびシステムで見出すことができる。例えば、本発明の態様は、超音波画像のBラインの検出のための最適化された画像取得パラメータを提供するという技術的効果を有する。さらに、本発明の態様は、超音波オペレータに提示するためにBラインを識別するように向上されたリアルタイム超音波画像を自動的に提供するという技術的効果を有する。本発明の態様は、各画像の検出されたBラインの数とBラインの各々の幅の両方に基づいて超音波システムで取得した画像をスコア付けするという技術的効果を有する。加えて、本発明の態様は、各超音波スキャンゾーンの記録を提供するために超音波オペレータによる受け入れのために代表超音波画像を自動的に識別するという技術的効果を有する。さらに、本発明の態様は、前回の検査と今回の検査との間の画像およびスコアの比較を容易にし、前回の関連する超音波検査画像を自動的に識別および検索することによって患者の状態の改善または悪化を評価するのを助けるという技術的効果を有する。
上記の概要およびある特定の実施形態についての以下の詳細な説明は、添付の図面と共に読むと、より良く理解されよう。図が様々な実施形態の機能ブロックの図を示す程度まで、機能ブロックは、必ずしもハードウェア回路間の分割を示しているわけではない。したがって、例えば、機能ブロック(例えば、プロセッサまたはメモリ)の1つまたは複数は、単一のハードウェア(例えば、汎用信号プロセッサまたはランダムアクセスメモリ、ハードディスクなどのブロック)、または複数のハードウェアで実現することができる。同様に、プログラムは、スタンドアロンのプログラムであってもよいし、オペレーティングシステム内のサブルーチンとして組み込まれてもよいし、あるいはインストールされたソフトウェアパッケージの機能などであってもよい。様々な実施形態は、図面に示す配置および手段に限定されないことを理解されたい。本発明の様々な実施形態の範囲から逸脱することなく、実施形態を組み合わせること、または他の実施形態を利用すること、ならびに構造的、論理的、および電気的な変更を施してもよいことも理解されたい。したがって、以下の詳細な説明は限定的な意味で解釈されるべきではなく、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲およびそれらの均等物によって定義される。
本明細書で使用する場合、単数形で書かれた要素またはステップおよび単語「1つの(a)」もしくは「1つの(an)」が前に付く要素またはステップは、例外であることが明示されない限り、前記要素またはステップが複数である可能性を除外しないことを理解すべきである。さらに、「一実施形態」という言及は、記載した特徴も組み込む追加の実施形態の存在を除外するものと解釈されることを意図しない。さらに、明示的に反対のことが言及されない限り、特定の特性を有する一要素または複数の要素を「備える(comprising)」または「有する(having)」実施形態は、その特性を有さない、追加の要素を含む可能性がある。
また、本明細書で使用する場合、「画像」という用語は、可視画像と可視画像を表すデータの両方を広く指す。しかしながら、多くの実施形態は、少なくとも1つの可視画像を生成する(または生成するように構成される)。加えて、本明細書で使用する場合、「画像」という語句は、Bモード、CFモードおよび/またはTVI、Angio、Bフロー、BMI、BMI_Angio、また場合によってはMM、CM、PW、TVD、CWのようなCFのサブモードなどの超音波モードを指すために使用することができ、「画像」および/または「平面」は、単一のビームまたは複数のビームを含む。
さらに、プロセッサまたは処理ユニットという用語は、本明細書で使用する場合、シングルコアまたはマルチコア:CPU、グラフィックスボード、DSP、FPGA、ASICまたはそれらの組合せなど、本発明に必要な要求される計算を実行することができる任意の種類の処理ユニットを指す。
画像を生成または形成する本明細書に記載の様々な実施形態は、いくつかの実施形態ではビーム形成を含み、他の実施形態ではビーム形成を含まない画像を形成するための処理を含み得ることに留意されたい。例えば、積が画像となるように復調データの行列を係数の行列で乗算することによってなどでビーム形成なしに画像を形成することができ、その場合、プロセスは、「ビーム」を形成しない。また、画像の形成は、2つ以上の送信イベントから生じる可能性があるチャネルの組合せ(例えば、合成開口技術)を使用して実行することができる。
様々な実施形態において、画像を形成するための超音波処理は、例えば、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、またはそれらの組合せにおいて、受信ビーム形成などの超音波ビーム形成を含むように実行される。様々な実施形態に従って形成されたソフトウェアビームフォーマアーキテクチャを有する超音波システムの一実施態様が、図1に示されている。
図1は、本発明の一実施形態による、Bライン206を自動的に検出し、超音波スキャンの画像300をスコア付けすることによる代表超音波画像の向上された視覚化および選択を提供するように動作可能な例示的な超音波システム100のブロック図である。図1を参照すると、送信機102、超音波プローブ104、送信ビームフォーマ110、受信機118、受信ビームフォーマ120、RFプロセッサ124、RF/IQバッファ126、ユーザ入力モジュール130、信号プロセッサ132、アーカイブ138、画像バッファ136、およびディスプレイシステム134を備える超音波システム100が示されている。
送信機102は、超音波プローブ104を駆動するように動作可能であり得る適切な論理、回路、インターフェースおよび/またはコードを備えることができる。超音波プローブ104は、一次元(1D、1.25D、1.5Dまたは1.75D)アレイ、二次元(2D)アレイ、または三次元(3D)アレイの圧電素子を備えることができる。超音波プローブ104は、通常同じ素子を構成する一群の送信トランスデューサ素子106および一群の受信トランスデューサ素子108を備えることができる。
送信ビームフォーマ110は、送信副開口ビームフォーマ114を介して、一群の送信トランスデューサ素子106を駆動して超音波送信信号を関心領域(例えば、人間、動物、地下空洞、物理的構造など)に放射する送信機102を制御するように動作可能であり得る適切な論理、回路、インターフェースおよび/またはコードを備えることができる。送信された超音波信号107は、血球または組織のような、関心対象の構造から後方散乱されてエコーを生成し得る。エコーは、受信トランスデューサ素子108によって受信される。超音波プローブ104の一群の受信トランスデューサ素子108は、受信したエコーをアナログ信号に変換し、受信副開口ビームフォーマ116によって副開口ビーム形成を受け、次いで受信機118に通信されるように動作可能であり得る。
受信機118は、受信副開口ビームフォーマ116からの信号を受信および復調するように動作可能であり得る適切な論理、回路、インターフェースおよび/またはコードを備えることができる。復調されたアナログ信号は、複数のA/D変換器122の1つまたは複数に通信され得る。複数のA/D変換器122は、受信機118からの復調されたアナログ信号を対応するデジタル信号に変換するように動作可能であり得る適切な論理、回路、インターフェースおよび/またはコードを備えることができる。複数のA/D変換器122は、受信機118と受信ビームフォーマ120との間に配置される。それにもかかわらず、本発明は、これに関して限定されない。したがって、本発明のいくつかの実施形態では、複数のA/D変換器122は、受信機118内に統合することができる。
受信ビームフォーマ120は、複数のA/D変換器122から受信した信号に対してデジタルビーム形成処理を実行するように動作可能であり得る適切な論理、回路、インターフェースおよび/またはコードを備えることができる。結果として処理された情報は、対応するRF信号に変換して戻されてもよい。受信ビームフォーマ120から出力される対応する出力RF信号は、RFプロセッサ124に通信することができる。本発明のいくつかの実施形態によれば、受信機118、複数のA/D変換器122、およびビームフォーマ120は、デジタルであり得る単一のビームフォーマに統合することができる。
RFプロセッサ124は、RF信号を復調するように動作可能であり得る適切な論理、回路、インターフェースおよび/またはコードを備えることができる。本発明の一実施形態によれば、RFプロセッサ124は、RF信号を復調して対応するエコー信号を表すI/Qデータ対を形成するように動作可能な複素復調器(図示せず)を備えることができる。RFまたはI/Q信号データは次に、RF/IQバッファ126に通信され得る。RF/IQバッファ126は、RFプロセッサ124によって生成されるRFまたはI/Q信号データの一時保存を行うように動作可能であり得る適切な論理、回路、インターフェースおよび/またはコードを備えることができる。
ユーザ入力モジュール130は、患者データ、画像取得およびスキャンパラメータ、設定、構成パラメータ、スキャンモードの変更などを入力するために利用され得る。本発明の例示的な実施形態では、ユーザ入力モジュール130は、超音波システム100の1つまたは複数の構成要素および/またはモジュールの動作を構成、管理および/または制御するように動作可能であり得る。これに関して、ユーザ入力モジュール130は、送信機102、超音波プローブ104、送信ビームフォーマ110、受信機118、受信ビームフォーマ120、RFプロセッサ124、RF/IQバッファ126、ユーザ入力モジュール130、信号プロセッサ132、画像バッファ136、および/またはディスプレイシステム134の動作を構成、管理および/または制御するように動作可能であり得る。
様々な実施形態において、ユーザ入力モジュール130は、画像取得パラメータを提供するように動作可能であり得る。例えば、ユーザは、とりわけ、ユーザ入力モジュール130を使用して深さ、ゲイン、および焦点などのパラメータを入力することができる。例示的な実施形態では、ユーザ入力モジュール130は、代表超音波画像を受け入れる選択を受信するように動作可能であり得る。例えば、ユーザは、超音波プローブ104のボタン130を作動させ、最も重度のレベルの肺水腫を表す最大量のBラインを示す表示された超音波画像300を受け入れて保存することができる。あるいは、ユーザは、超音波プローブのボタン130を作動させ、Bラインの数と幅の両方に基づいて最高スコアの表示された超音波画像を受け入れて保存することができる。ユーザ入力モジュール130は、収容デバイス、キーボード、タッチスクリーンディスプレイ、リモコン、ボタン、スイッチ、スライドバー、音声作動入力、またはユーザ入力を受信するように動作可能な任意の適切なデバイスもしくは機構であり得る。ユーザ入力モジュール130は、超音波プローブ104またはディスプレイシステム134などの他の構成要素と統合されてもよく、または別々の構成要素とすることができる。
信号プロセッサ132は、ディスプレイシステム134に提示するための超音波画像を生成するために超音波スキャンデータを処理するように動作可能であり得る適切な論理、回路、インターフェースおよび/またはコードを備えることができる。信号プロセッサ132は、取得された超音波スキャンデータに対して複数の選択可能な超音波モダリティに従って1つまたは複数の処理動作を実行するように動作可能である。取得された超音波スキャンデータは、エコー信号が受信されると、スキャニングセッション中にリアルタイムで処理することができる。追加的または代替的に、超音波スキャンデータは、スキャニングセッション中にRF/IQバッファ126に一時的に保存され、ライブまたはオフライン動作でリアルタイム未満で処理することができる。例示的な実施形態では、信号プロセッサ132は、パラメータ選択モジュール140、Bライン処理モジュール150、代表フレーム選択モジュール160、および検査分析モジュール170を備えることができる。
超音波システム100は、問題の撮像状況に適したフレームレートで超音波情報を連続的に取得するように動作可能であり得る。典型的なフレームレートは、20〜70であるが、それより低くても高くてもよい。取得された超音波情報は、フレームレートと同じであり得るか、またはより遅くてもより速くてもよい表示レートでディスプレイシステム134に表示され得る。画像バッファ136は、直ちに表示されるようにスケジュールされていない取得された超音波情報の処理済みフレームを保存するために含まれる。好ましくは、画像バッファ136は、少なくとも数秒分の超音波情報のフレームを保存するのに十分な容量のものである。超音波情報のフレームは、取得の順序または時間による情報の検索を容易にするような方法で保存される。画像バッファ136は、任意の既知のデータ保存媒体として具現化することができる。
パラメータ選択モジュール140は、関心領域への超音波送信信号の放射を制御することによって、ターゲットの向上された超音波画像データを取得するために画像取得パラメータをインポートして送信機102および/または送信ビームフォーマ110に適用するように動作可能であり得る適切な論理、回路、インターフェースおよび/またはコードを備えることができる。パラメータ選択モジュール140は、ユーザ入力モジュール130から受信した命令および/または前回の関連する検査画像および情報を保存するアーカイブ138からインポートされたパラメータに基づいて適切な画像取得パラメータを選択することができる。画像取得パラメータは、深さ、ゲイン、焦点などを含むことができる。例えば、肺の超音波画像300におけるBライン206の視覚化は、開口を拡大せず、胸膜204の深さを超えて焦点を拡大しないことによって最適化することができる。具体的には、画像処理パラメータは、胸膜204の深さに近い深さに焦点遅延および開口を設定することによって、超音波スキャンの取得およびビーム形成を最適化してBライン206を強調表示するように選択することができる。同じ患者の前回および今回の超音波スキャンについての信号プロセッサ132のパラメータ選択モジュール140による整合する画像取得パラメータの選択は、前回および今回の超音波スキャンのBライン206の識別およびスコア付けの信頼性および一貫性を改善する。アーカイブ138は、ローカルアーカイブ、画像保管通信システム(PACS)、または保存された超音波画像を取得するために選択された画像取得パラメータなどの超音波画像および関連する情報を保存するための任意の適切なデバイスであり得る。
Bライン処理モジュール150は、(超音波スキャンとも呼ばれる)超音波ビデオクリップのフレーム(画像とも呼ばれる)のBライン204を識別し、超音波ビデオクリップのフレーム300の各々のBラインを強調表示302することによってオペレータに提示するためのBライン204の視覚化を向上させ、検出されたBライン204に基づいてビデオクリップの超音波画像の各々のスコア付けをするように動作可能であり得る適切な論理、回路、インターフェースおよび/またはコードを備えることができる。Bライン処理モジュール150は、Bラインを識別し、リアルタイムで取得されるビデオクリップ、または前回に取得されアーカイブから検索されたビデオクリップからの画像のBラインの視覚化を向上させるように構成され得る。他の実施形態では、Bライン処理モジュール150は、ほぼリアルタイムで取得されるBラインの視覚化を識別し向上させることができる。図2は、当技術分野で知られているような、肺の一部の例示的な超音波画像200のスクリーンショットである。図2を参照すると、それらの音響影によって認識される、肋骨202の間にほぼ水平に延びる胸膜ライン204を有する肺の超音波画像200が示されている。Bライン206は、胸膜204から超音波画像200の底部まで延びる明るい縦ラインとして現れる。
再び図1を参照すると、信号プロセッサ132のBライン処理モジュール150は、画像検出技術および/またはアルゴリズムを適用し、画像300の底部まで延びる暗影を有する表面的な高反響性の構造として肋骨202を自動的に検出することができる。様々な実施形態において、肋骨202の識別は、必要ではないかまたは可能ではないこともある。例えば、超音波プローブ104が画像取得中に2つの肋骨の間に配置される場合、肋骨202は、撮像することができない。Bライン処理モジュール150は、画像300の胸膜204を自動的に検出するために画像検出技術および/またはアルゴリズムを適用することができる。例えば、Bライン処理モジュール150は、胸膜204を識別する明るい水平な部分について画像データを検索してもよい。例示的な実施形態では、胸膜204は、検出された肋骨202の位置に少なくとも部分的に基づいて識別され得る。Bライン処理モジュール150は、画像300のBラインを自動的に識別するために画像検出技術および/またはアルゴリズムを適用することができる。例えば、Bライン処理モジュール150は、検出された胸膜204から識別された肋骨202の間を超音波画像300の底部まで延びる明るい縦ラインについて画像データを検索することができる。
代表的な実施形態では、信号プロセッサ132のBライン処理モジュール150は、超音波ビデオクリップの各フレーム300のBライン206を強調表示する。強調表示は、画像300にマーカ302を重ねること、画像300のBラインを表す超音波画素を色付けすること、および/またはディスプレイシステム134で画像300を検討するオペレータおよび/または医師に提示するために検出されたBライン206に注意を引くための任意の適切な方法によって実行され得る。図3は、本発明の一実施形態による、Bライン206を識別するマーカ302を有する肺の一部の例示的な向上された超音波画像300のスクリーンショットである。図4は、本発明の一実施形態による、Bライン206を識別するマーカ302を有する肺の一部の例示的な向上された超音波画像300のスクリーンショットである。図3および図4を参照すると、胸膜ライン204、1つまたは複数のBライン206、および各Bライン206を識別するマーカ302を有する肺の超音波画像300が示されている。胸膜204は、画像300を横切って延びる概して水平なラインとして現れる。1つまたは複数のBラインは、胸膜206から超音波画像300の底部まで延びる明るい縦ラインとして現れる。図示の実施形態では、各Bライン204は、画像300に重ねられた縦ラインマーカ302によって強調表示されている。様々な実施形態において、Bライン(単数または複数)206を識別するマーカ(単数または複数)302を有する超音波画像300は、ディスプレイシステム134に動的に提示されてもよく、それにより超音波プローブ104のオペレータは、実質的にリアルタイムでマーキングされた画像300を見ることができる。
信号プロセッサのBライン処理モジュール150は、画像のBラインの各々の幅を検出することができる。Bライン処理モジュール150は、超音波画像のBラインの各々の幅を自動的に検出するために画像検出技術および/またはアルゴリズムを適用することができる。Bライン処理モジュールは、例えば、画像の胸膜から一定の深さまたは一定の距離で各Bラインの幅を測定または検出することができる。例示的な実施形態によれば、Bライン処理モジュール150は、Bラインに垂直の10度以内など、垂直または実質的に垂直な方向におけるBラインの各々の幅を検出することができる。
信号プロセッサ132のBライン処理モジュール150は、検出されたBライン204に少なくとも部分的に基づいてビデオクリップの超音波画像300の各々をスコア付けする。Bライン処理モジュール150は、検出されたBライン204の数を数えるためのアルゴリズムを適用することができる。数えられたBライン204の数は、スコアを割り当てるために使用することができる。スコアは、複数のカテゴリのうちの1つに対応する数または等級であり得る。例えば、2つ以下の数えられたBライン204が正常または軽度の状態に対応し得、3〜5つのBライン204が中程度の状態に対応し得、6つ以上のBライン204が重度の状態に対応し得る。正常または軽度の状態には、1のスコアまたは等級を割り当てることができる。中程度の状態には、2のスコアまたは等級を割り当てることができる。重度の状態には、3のスコアまたは等級を割り当てることができる。一例として、1つの検出されたBライン206を有する図3の超音波画像300は、正常または軽度の状態に対応するレベル1でスコア付けまたは等級付けされ得、3つの検出されたBライン206を有する図4の超音波画像300は、中程度の状態に対応するレベル2でスコア付けまたは等級付けされ得る。図6は、当技術分野で知られているような、軽度、中程度、および重度の状態を有する肺の一部の例示的な超音波画像500、502、504のスクリーンショットである。図6を参照すると、胸膜ライン204および1つまたは複数のBライン206を有する肺の超音波画像500、502、504が示されている。胸膜204は、各画像500、502、504を横切って延びる概して水平なラインとして現れる。1つまたは複数のBラインは、胸膜204から超音波画像500、502、504の底部まで延びる明るい縦ラインとして現れる。軽度の画像500は、2つのBライン206で示されている。中程度の画像502は、5つのBライン206で示されている。重度の画像504は、6つを超えるBライン206で示されている。ある特定の実施形態は、例示的な数、カテゴリ、および/またはスコアに関して説明され得るが、そうでないと主張されない限り、本発明の様々な態様の範囲は、これらの特定の数、カテゴリ、および/またはスコアに限定されるべきではなく、追加的および/または代替的に、任意の適切な数、カテゴリ、および/またはスコアに適用可能であり得る。例えば、Bライン206の異なる数と関連付けられ、異なるスコアまたは等級に対応するように、より多いまたはより少ないカテゴリを定義することができる。
様々な実施形態において、Bライン処理モジュール150は、超音波画像300のスコアを提供する際に、Bライン強度および/または収束するBラインの面積を考慮に入れることができる。例えば、図6を再び参照すると、いくつかの重度の場合504では、Bライン206は収束するか、または共に結合し得る。したがって、各Bライン206をマーキング302することに加えて、またはその代わりに、Bライン処理モジュール150は、超音波画像300のスコアを考慮に入れるために、1つまたは複数のグループの結合Bラインのエッジをマークし、1つまたは複数のグループの結合Bラインの面積を計算することができる。別の例として、Bライン処理モジュール150は、超音波画像をスコア付けするときにBライン強度を考慮に入れることができる。Bラインの強度、面積スコア、または幅の1つまたは複数は、例えば、代表フレーム選択モジュール160によって、以下に説明するようにBラインの最も重度のレベルを示す超音波画像を自動的に選択するときに、追加のスコア付け機構および/またはタイブレーカとして使用され得る。
ある特定の実施形態では、Bライン処理モジュール150は、超音波プローブ104からフィードバックを受信し、かつ/またはプローブ104の動きを確認するように画像データを分析するための画像検出および分析技術もしくはアルゴリズムを適用することができる。信号プロセッサ132のBライン処理モジュール150は、プローブ104が動いている場合には超音波画像のスコア付けを一時停止することができる。
代表フレーム選択モジュール160は、ビデオクリップの各画像300を検討し、最も重度のレベルのBライン206を示す最高スコアを有する画像300を自動的に選択するように動作可能であり得る適切な論理、回路、インターフェースおよび/またはコードを備えることができる。例えば、超音波スキャンが実行されると、ディスプレイシステム134は、マーカ302で向上されたリアルタイム画像300、およびマーカ302で自動的に選択された代表画像300を提示することができる。リアルタイム画像および自動的に選択された代表画像は、別々のウィンドウ、別々のディスプレイ、またはディスプレイシステム134における任意の適切な配置で提示することができる。一例として、図3は、リアルタイムで向上された画像300であり得、図4は、とりわけ、最も重度のレベルの肺水腫に対応し得る最も重度のレベルのBライン206を有する自動的に選択された代表画像300であり得る。様々な実施形態において、代表フレーム選択モジュール160は、最も多くのBライン206を有するビデオクリップのフレーム300を自動的に選択することができる。追加的または代替的に、代表フレーム選択モジュール160は、代表画像300を選択するときにBライン強度またはBラインの面積を考慮に入れることができる。例えば、Bライン強度またはBラインの面積は、ビデオクリップのフレーム300の2つ以上が同じ数の検出されたBライン206を有する場合、タイブレーカであり得る。
少なくとも1呼吸サイクルにわたる超音波ビデオクリップを取得した後、オペレータは、ユーザ入力モジュール130において入力を提供し、代表フレーム選択モジュール160によって選択された代表画像300を受け入れて保存することができる。追加的または代替的に、オペレータは、適切な代表画像300が受け入れのためにオペレータに提示されるまで、代表画像300を手動で選択するか、またはさらなる呼吸サイクルにわたって超音波データを取得し続けることができる。例えば、オペレータは、超音波プローブ104のボタン130または任意の適切なユーザ入力モジュール130を作動させ、代表フレーム選択モジュール160によって選択された代表画像300を受け入れることができる。受け入れられたフレーム300は、例えば、肺の特定のゾーンに対して選択された代表画像300を記録するために、ローカルアーカイブまたはPACSであり得るアーカイブ138に保存することができる。
検査分析モジュール170は、ディスプレイシステム134に今回および前回の検査画像ならびに検査画像を分析するためのツールを提示するように動作可能であり得る適切な論理、回路、インターフェースおよび/またはコードを備えることができる。例えば、検査分析モジュール170は、マッピングされ、撮像され、かつスコア付けされた肺の各ゾーン404について合計肺スコア408および個々のスコア406を提供する肺スコア分布マップ400を提示することができる。
図5は、本発明の一実施形態による、スコア付けされた肺ゾーンのマップ402を表示する例示的なユーザインターフェース400のスクリーンショットである。図5を参照すると、ユーザインターフェース400は、ゾーン404を有するマップレイアウト402を備える。ゾーン404は各々、代表フレーム選択モジュール160によって選択された受け入れられたフレーム300に基づいてスコアまたは等級406を割り当てられてもよい。スコアまたは等級406は、検査分析モジュール170によって、文字、数字、グレースケールシェーディング、カラーコード、または異なるスコアを区別するための任意の適切な機構として示され得る。さらに図5を参照すると、スコアは1から3の範囲の数として示され、1は、正常または軽度の状態と関連付けられ、2は、中程度の状態と関連付けられ、3は、重度の状態と関連付けられる。様々な実施形態において、合計スコア408はまた、検査分析モジュール170によって提供することができる。合計スコアは、平均、中間、最頻値、総計、またはマップレイアウト402のすべてのゾーン404の状態を特徴付けるための任意の適切な機構であり得る。図5を参照すると、合計スコア408は、マップレイアウト402のゾーン404のスコアの総計として示されている。図5に示す例では、合計スコア408は、8から24の間の範囲とすることができ、より低いスコアは、正常または軽度の状態と関連付けられ、より高いスコアは、マップレイアウト402の組み合わされたゾーン404の重度の条件に対応する。図5のユーザインターフェース400は、例えば、超音波システム100のディスプレイシステム134において信号プロセッサ132の検査分析モジュール170によって提示することができる。
再び図1を参照すると、検査分析モジュール170は、ディスプレイシステム134の検査画像ユーザインターフェースディスプレイ600の今回の検査画像614と比較するためにアーカイブ138から前回の検査画像604を自動的に検索することができる。図7は、本発明の一実施形態による、今回の検査および前回の検査からの肺超音波画像604、614を表示する例示的なユーザインターフェース600のスクリーンショットである。図7を参照すると、検査画像ユーザインターフェースディスプレイ600は、比較のために検索された組の画像604、614を識別する情報ボックスまたは検索ボックス602、612を備えることができる。画像604、614は、とりわけ、ゾーン404、または下、中、上、右前、右横、左前、および左横などの画像位置によって編成することができる。画像604、614は、代表フレーム選択モジュール160によって選択され、オペレータによって保存のために受け入れられた代表画像300とすることができ、例えば、Bライン処理モジュール150によって割り当てられたスコア606の表示を含むことができる。様々な実施形態において、検査分析モジュール170は、今回の検査画像セット614と比較するために最新の前回の検査画像セット604を自動的に検索する。追加的または代替的に、オペレータは、検索ボックス602、612を使用し、比較のために検索する検査画像セットを選択することができる。画像セット604、612は、ローカルアーカイブ、PACS、または任意の適切な保存デバイスなどのアーカイブ138に保存することができる。検査画像ユーザインターフェースディスプレイ600は、超音波システム100のディスプレイシステム134、または遠隔ディスプレイ構成要素を含む任意の適切なディスプレイ構成要素に表示され得る。
図8は、本発明の一実施形態による、Bライン206を自動的に検出し、超音波スキャンの画像300をスコア付けすることによる代表超音波画像300の向上された視覚化および選択を提供するために利用することができる例示的なステップ802〜816を示すフローチャート800である。図8を参照すると、例示的なステップ802〜816を含むフローチャート800が示されている。本発明のある特定の実施形態は、ステップの1つまたは複数を省略すること、および/または列挙された順序とは異なる順序でステップを実行すること、および/または以下で論じるステップのいくつかを組み合わせることができる。例えば、本発明のある特定の実施形態では、いくつかのステップが実行されないことがある。さらなる例として、ある特定のステップは、以下に列挙されるものとは異なる時間的順序で同時に実行され得る。
ステップ802において、超音波システム100は、超音波スキャンのための画像取得パラメータを受信することができる。例えば、信号プロセッサ132のパラメータ選択モジュール140は、アーカイブ138から画像取得パラメータを検索することができる。検索された画像取得パラメータは、デフォルトパラメータまたは関連する超音波検査で使用されるパラメータであり得る。別の例として、オペレータは、ユーザ入力モジュール130を介して画像取得パラメータをパラメータ選択モジュール140に入力または調整することができる。画像取得パラメータは、ゲイン、深さ、焦点などを含むことができる。パラメータ選択モジュール140は、胸膜の深さに近い深さに焦点遅延および開口を設定することによって、超音波スキャンの取得およびビーム形成を最適化してBラインを強調表示する画像取得パラメータを選択または提案することなどによって、取得された超音波画像300におけるBライン206の視覚化を最適化するための画像処理パラメータを選択または提案することができる。超音波スキャンのために選択された画像取得パラメータは、アーカイブ138に保存されてもよい。
ステップ804において、オペレータは、超音波画像取得のためのレイアウト402および/またはゾーン404を選択することができる。例えば、肺の超音波スキャンは、複数のゾーン404において実行され得る。ゾーン404の数およびゾーン404のレイアウト402は、オペレータによって選択または構成されてもよい。一例として、レイアウト402は、図5に示すように合計8つのゾーン404に対して各肺に2行2列を有することができる。オペレータはまた、合計12のゾーン404に対して各肺に3行2列を有するグリッド、または任意の適切なレイアウト402など、他のレイアウトを選択する選択肢を有することもできる。様々な実施形態において、レイアウト402は、ユーザ入力モジュール130を介してオペレータによって選択または構成されてもよい。ある特定の実施形態では、デフォルトレイアウト402は、信号プロセッサ132によって自動的に選択されてもよく、および/またはレイアウト402は、前回の検査レイアウトに基づいてアーカイブ138からインポートされてもよい。レイアウト402が選択されると、オペレータまたはデフォルトは、撮像するための第1のゾーン404を選択することができる。以下のステップ806〜816を完了した後、フローチャートは、ステップ804に戻って撮像する次のゾーン404を選択し、すべてのゾーン404が完了するまでフローチャートのステップ804〜816を循環し続けることができる。
ステップ806において、超音波システム100の超音波プローブ104は、ステップ804において選択されたゾーン404の超音波スキャンを実行するように動作可能であり得る。超音波スキャンは、少なくとも1呼吸サイクルの期間にわたって取得された複数のフレームを有するビデオクリップをもたらし得る。呼吸サイクルは、とりわけ、指定された期間によって、またはオペレータによって自動的に検出され得る。例えば、患者が人工呼吸器を使用している場合、人工呼吸器は、呼吸サイクル期間を識別する信号を信号プロセッサ132に提供することができる。別の例として、呼吸サイクルは、ユーザ入力モジュール130でのオペレータ入力によって定義されてもよく、または3〜5秒などのデフォルト値であってもよい。さらに、オペレータは、超音波プローブ104のボタンを押すことなどによって、ユーザ入力モジュール130に入力を提供することによって呼吸サイクルの終わりを識別することができる。
ステップ808において、信号プロセッサ132のBライン処理モジュール150は、取得したビデオクリップの各画像300の肋骨202および胸膜204を識別することができる。例えば、信号プロセッサ132のBライン処理モジュール150は、画像検出技術および/またはアルゴリズムを適用し、画像300の底部まで延びる暗影を有する表面的な高反響性の構造として肋骨202を自動的に検出することができ、胸膜204を識別する明るい水平な部分について画像データを検索することができる。例示的な実施形態では、胸膜204は、検出された肋骨202の位置に少なくとも部分的に基づいて識別され得る。様々な実施形態において、肋骨202の識別は、省略されてもよい。例えば、超音波プローブ104が画像取得中に2つの肋骨の間に配置される場合、肋骨202は、撮像することができない。
ステップ810において、信号プロセッサ132のBライン処理モジュール150は、取得されたビデオクリップの各画像300のBライン206を検出し、検出されたBライン206の数に少なくとも部分的に基づいて各画像300にスコアを付けることができる。例えば、Bライン処理モジュール150は、画像検出技術および/またはアルゴリズムを適用し、検出された胸膜204から識別された肋骨202の間を超音波画像300の底部まで延びる明るい縦ラインについて画像データを検索することができる。信号プロセッサ132のBライン処理モジュール150は、検出されたBライン204に少なくとも部分的に基づいてビデオクリップの超音波画像300の各々をスコア付けする。一例として、Bライン処理モジュール150は、スコアを割り当てるために使用され得る、検出されたBライン204の数を数えるためのアルゴリズムを適用することができる。様々な実施形態において、Bライン処理モジュール150は、超音波画像300のスコアを提供する際に、Bライン強度および/または収束するBラインの面積を考慮に入れることができる。スコアは、とりわけ、軽度、中程度、および重度の状態などの複数のカテゴリのうちの1つに対応する数または等級であり得る。ある特定の実施形態では、Bライン処理モジュール150は、プローブ104の動きの確認を行い、プローブ104が動いている場合には超音波画像のスコア付けを一時停止することができる。
ステップ812において、信号プロセッサ132のBライン処理モジュール150は、ビデオクリップの各画像の検出されたBラインを強調表示することができる。例えば、Bライン処理モジュール150は、画像300にマーカ302を重ねること、画像300のBラインを表す超音波画素を色付けすること、および/または画像300を検討するオペレータおよび/または医師に提示するために検出されたBライン206に注意を引くための任意の適切な方法によって検出されたBライン206を強調表示することができる。様々な実施形態において、Bライン(単数または複数)206を識別するマーカ(単数または複数)302を有する超音波画像300は、ディスプレイシステム134に動的に提示されてもよく、それにより超音波プローブ104のオペレータは、実質的にリアルタイムでマーキングされた画像300を見ることができる。
ステップ814において、代表フレーム選択モジュール160は、画像スコアに少なくとも部分的に基づいて選択されたゾーン404のビデオクリップの画像から代表画像300を識別することができる。例えば、代表フレーム選択モジュール160は、ビデオクリップの各画像300を検討し、最も重度のレベルのBライン206を示す最高スコアを有する画像300を自動的に選択するように動作可能であり得る。代表フレーム選択モジュール160は、最も多くのBライン206を有するビデオクリップのフレーム300を自動的に選択することができる。追加的または代替的に、代表フレーム選択モジュール160は、代表画像300を選択するときにBライン強度またはBラインの面積を考慮に入れることができる。例えば、Bライン強度またはBラインの面積は、ビデオクリップのフレーム300の2つ以上が同じ数の検出されたBライン206を有する場合、タイブレーカであり得る。
ステップ816において、オペレータは、ユーザ入力モジュール130において命令を出し、代表フレーム選択モジュール160によって選択された代表画像300を受け入れて保存することができる。追加的または代替的に、オペレータは、適切な代表画像300が受け入れのためにオペレータに提示されるまで、代表画像300を手動で選択するか、またはさらなる呼吸サイクルにわたって超音波データを取得し続けることができる。例えば、オペレータは、超音波プローブ104のボタン130または任意の適切なユーザ入力モジュール130を作動させ、代表フレーム選択モジュール160によって選択された代表画像300を受け入れることができる。受け入れられたフレーム300は、例えば、肺の特定のゾーンに対して選択された代表画像300を記録するために、ローカルアーカイブまたはPACSであり得るアーカイブ138に保存することができる。ステップ816を完了した後、フローチャートは、ステップ804に戻って撮像する次のゾーン404を選択し、すべてのゾーン404が完了するまでフローチャートのステップ804〜816を循環し続けることができる。
マップレイアウト402のすべてのゾーン404が完成すると、検査分析モジュール170は、ディスプレイシステム134に今回および前回の検査画像ならびに検査画像を分析するためのツールを提示するように動作可能であり得る。例えば、検査分析モジュール170は、図5に示すように、マッピングされ、撮像され、かつスコア付けされた肺の各ゾーン404について合計肺スコア408および個々のスコア406を提供する肺スコア分布マップ400を提示することができる。別の例として、検査分析モジュール170は、図7に示すように、ディスプレイシステム134の検査画像ユーザインターフェースディスプレイ600の今回の検査画像614と比較するためにアーカイブ138から前回の検査画像604を自動的に検索することができる。
本発明の態様は、Bライン206を自動的に検出し、超音波スキャンの画像300をスコア付けすることによる代表超音波画像300の向上された視覚化および選択を提供するための方法800およびシステム100を提供する。本発明の様々な実施形態によれば、方法800は、超音波システム100の超音波プローブ104によって、一組の肺の選択されたゾーン404に複数の画像300を有するビデオクリップを取得するために超音波スキャンを実行すること806を含む。方法800は、超音波システム100のプロセッサ132、150によって、ビデオクリップの複数の画像300の各々のBライン206を検出すること810を含む。方法800は、プロセッサ132、150によって、検出されたBライン206の数に少なくとも部分的に基づいてビデオクリップの複数の画像300の各々にスコア406、616を割り当てること810を含む。方法800は、プロセッサ132、150によって、ビデオクリップの複数の画像300の各々の検出されたBライン206を強調表示すること812を含む。方法800は、プロセッサ132、160によって、選択されたゾーン404のビデオクリップの複数の強調表示された画像300から代表画像300、614を識別すること814を含む。代表画像300、614の識別は、複数の画像300の各々の割り当てられたスコア406、616に少なくとも部分的に基づく。方法800は、超音波システム100のディスプレイシステム134によって、識別された代表画像300、614を表示することを含む。
代表的な実施形態では、方法800は、プロセッサ132、160によって、オペレータ命令を受信すること816と、識別された代表画像300、614を受け入れることと、アーカイブ138に受け入れた代表画像300、614を保存すること816とを含む。ある特定の実施形態では、方法800は、プロセッサ132、160によって、アーカイブ138に識別された代表画像300、614を自動的に保存すること816を含む。様々な実施形態において、超音波スキャンの取得およびビーム形成は、胸膜204の深さに近い深さに焦点遅延および開口を設定することによってBライン206を強調表示するように最適化される。
ある特定の実施形態では、方法800は、プロセッサ132、150によって、ビデオクリップの複数の画像300の各々の胸膜204を検出すること808を含む。様々な実施形態において、方法800は、プロセッサ132、150によって、ビデオクリップの複数の画像300の各々の少なくとも1つの肋骨202を検出すること808を含む。代表的な実施形態では、胸膜204の検出808は、少なくとも1つの肋骨202の検出808に少なくとも部分的に基づく。
様々な実施形態において、方法800は、プロセッサ132、140によって、一組の肺のレイアウト402の選択804を受信することを含む。レイアウト402は、複数のゾーン404を含む。選択されたゾーン404は、レイアウト402の複数のゾーン404のうちの1つである。代表的な実施形態では、方法800は、レイアウト402の複数のゾーン404の各々に実行される。レイアウト402の複数のゾーン404の各々は、今回の検査の代表画像データセット612を形成するために、受け入れられた代表画像300、614と関連付けられる。ある特定の実施形態では、方法は、ディスプレイシステム134によって、レイアウト402の複数のゾーン404の各々の受け入れられた代表画像300、614の割り当てられたスコア406の表現を含むレイアウト402を表示することを含む。様々な実施形態において、方法800は、プロセッサ132、170によって、アーカイブ138から以前の関連する検査の代表画像データセット602を検索することを含む。方法800は、ディスプレイシステム134によって、今回の検査の代表画像データセット612および検索された以前の関連する検査の代表画像データセット602を表示することを含む。代表的な実施形態では、ビデオクリップの複数の画像300の各々の強調表示は、検出されたBライン206の各々および検出されたBライン206の色付けされた画素に対応する重ねられたマーカ302の1つまたは複数である。
様々な実施形態は、超音波プローブ104、プロセッサ132、およびディスプレイシステム134を含む超音波システム100を備えるシステムを提供する。超音波プローブ104は、一組の肺の選択されたゾーン404に複数の画像300を有するビデオクリップを取得するために超音波スキャンを実行するように動作可能である。プロセッサ132、150は、ビデオクリップの複数の画像300の各々のBライン204を検出するように動作可能であり得る。プロセッサ132、150は、検出されたBライン206の数に少なくとも部分的に基づいてビデオクリップの複数の画像300の各々にスコア406、616を割り当てるように動作可能であり得る。プロセッサ132、150は、ビデオクリップの複数の画像300の各々の検出されたBライン206を強調表示302するように動作可能であり得る。プロセッサ132、160は、選択されたゾーン404のビデオクリップの複数の強調表示された画像300から代表画像300、614を識別するように動作可能であり得る。代表画像300、614の識別は、複数の画像300の各々の割り当てられたスコア406、616に少なくとも部分的に基づく。ディスプレイシステム134は、識別された代表画像300、614を表示するように動作可能であり得る。
代表的な実施形態では、システムは、アーカイブ138を備える。プロセッサ132、160は、識別された代表画像300、614を受け入れるオペレータ命令を受信し、アーカイブ138に受け入れた代表画像300、614を保存するように動作可能である。様々な実施形態において、システムは、プロセッサ132、160にオペレータ命令を提供するように動作可能なユーザ入力モジュール130を備える。ある特定の実施形態では、システムは、アーカイブ138を備える。プロセッサ132、160は、アーカイブ138に識別された代表画像300、614を自動的に保存するように動作可能である。代表的な実施形態では、超音波スキャンの取得およびビーム形成は、胸膜204の深さに近い深さに焦点遅延および開口を設定することによってBライン206を強調表示するように最適化される。様々な実施形態において、ビデオクリップの複数の画像300の各々の強調表示302は、検出されたBライン206の各々および検出されたBライン206の色付けされた画素に対応する重ねられたマーカ302の1つまたは複数である。
ある特定の実施形態は、本明細書に開示されるステップ800を機械に実行させるように機械によって実施可能である、少なくとも1つのコードセクションを有するコンピュータプログラムを保存した非一時的コンピュータ可読媒体を提供する。例示的なステップ800は、一組の肺の選択されたゾーン404の超音波スキャンによって取得されたビデオクリップの複数の画像300の各々のBライン206を検出すること810を含むことができる。ステップ800は、検出されたBライン206の数に少なくとも部分的に基づいてビデオクリップの複数の画像300の各々にスコア406、616を割り当てること810を含むことができる。ステップ800は、ビデオクリップの複数の画像300の各々の検出されたBライン206を強調表示すること812を含むことができる。ステップ800は、一組の肺の選択されたゾーン404のビデオクリップの複数の強調表示された画像300から代表画像300、614を識別すること814を含むことができる。代表画像300、614の識別は、複数の画像300の各々の割り当てられたスコア406、616に少なくとも部分的に基づいてもよい。
代表的な実施形態では、ステップ800は、胸膜204の深さに近い深さに焦点遅延および開口を設定することによってBライン206を強調表示するように超音波スキャンの取得およびビーム形成を最適化するステップ802を含むことができる。
本明細書で利用する場合、「回路」という用語は、ハードウェアを構成し、ハードウェアによって実施され、あるいはハードウェアと関連付けられ得る物理的電子構成要素(すなわちハードウェア)ならびに任意のソフトウェアおよび/またはファームウェア(「コード」)を指す。本明細書で使用する場合、例えば、特定のプロセッサおよびメモリは、コードの第1の1つまたは複数のラインを実施するときに第1の「回路」を備えることができ、コードの第2の1つまたは複数のラインを実施するときに第2の「回路」を備えることができる。本明細書で利用する場合、「および/または」は、「および/または」によって結合されたリストの項目の任意の1つまたは複数を意味する。一例として、「xおよび/またはy」は、3要素集合{(x)、(y)、(x、y)}の任意の要素を意味する。別の例として、「x、y、および/またはz」は、7要素集合{(x)、(y)、(z)、(x、y)、(x、z)、(y、z)、(x、y、z)}の任意の要素を意味する。本明細書で利用する場合、「例示的な」という用語は、非限定的な例、実例、または例示として役立つことを意味する。本明細書で利用する場合、「例えば(e.g.)」および「例えば(for example)」という用語は、1つまたは複数の非限定的な例、実例、または例示のリストを提示する。本明細書で利用する場合、回路は、機能の性能が無効になっているかどうかにかかわらず、あるユーザ構成可能な設定によって機能を実行するために回路が必要なハードウェアおよびコード(存在する場合)を備えるときはいつでも機能を実行するように「動作可能」である。
本発明の他の実施形態は、機械および/またはコンピュータによって実施可能な少なくとも1つのコードセクションを有する機械コードおよび/またはコンピュータプログラムを保存した、コンピュータ可読デバイスおよび/もしくは非一時的コンピュータ可読媒体、ならびに/または機械可読デバイスおよび/もしくは非一時的機械可読媒体を提供することができ、それによってBラインを自動的に検出し、超音波スキャンの画像をスコア付けすることによる代表超音波画像の向上された視覚化および選択を提供するための本明細書に記載のようなステップを機械および/またはコンピュータに実行させる。
したがって、本発明は、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組合せで実現することができる。本発明は、少なくとも1つのコンピュータシステムにおいて集中的に、または異なる要素がいくつかの相互接続されたコンピュータシステムにわたって広がるように分散的に実現することができる。本明細書に記載の方法を実行するのに適合された任意の種類のコンピュータシステムまたは他の装置が、適している。ハードウェアとソフトウェアの典型的な組合せは、ロードされ実行されると、本明細書に記載の方法を実行するようにコンピュータシステムを制御するコンピュータプログラムを有する汎用コンピュータシステムであり得る。
図9は、本発明の一実施形態による、Bライン206を自動的に検出し、超音波スキャンの画像300をスコア付けすることによる代表超音波画像300の向上された視覚化および選択を提供するために利用することができる例示的なステップ902〜924を示すフローチャート900である。図9を参照すると、例示的なステップ902〜924を含むフローチャート900が示されている。本発明のある特定の実施形態は、ステップの1つまたは複数を省略すること、および/または列挙された順序とは異なる順序でステップを実行すること、および/または以下で論じるステップのいくつかを組み合わせることができる。例えば、本発明のある特定の実施形態では、いくつかのステップが実行されないことがある。さらなる例として、ある特定のステップは、以下に列挙されるものとは異なる時間的順序で同時に実行され得る。
ステップ902において、超音波システム100は、超音波スキャンのための画像取得パラメータを受信することができる。例えば、信号プロセッサ132のパラメータ選択モジュール140は、アーカイブ138から画像取得パラメータを検索することができる。検索された画像取得パラメータは、デフォルトパラメータまたは関連する超音波検査で使用されるパラメータであり得る。別の例として、オペレータは、ユーザ入力モジュール130を介して画像取得パラメータをパラメータ選択モジュール140に入力または調整することができる。画像取得パラメータは、ゲイン、深さ、焦点などを含むことができる。パラメータ選択モジュール140は、胸膜の深さに近い深さに焦点遅延および開口を設定することによって、超音波スキャンの取得およびビーム形成を最適化してBラインを強調表示する画像取得パラメータを選択または提案することなどによって、取得された超音波画像300におけるBライン206の視覚化を最適化するための画像処理パラメータを選択または提案することができる。超音波スキャンのために選択された画像取得パラメータは、アーカイブ138に保存されてもよい。
ステップ904において、オペレータは、超音波画像取得のためのレイアウト402および/またはゾーン404を選択することができる。例えば、肺の超音波スキャンは、複数のゾーン404において実行され得る。ゾーン404の数およびゾーン404のレイアウト402は、オペレータによって選択または構成されてもよい。一例として、レイアウト402は、図5に示すように合計8つのゾーン404に対して各肺に2行2列を有することができる。オペレータはまた、合計12のゾーン404に対して各肺に3行2列を有するグリッド、または任意の適切なレイアウト402など、他のレイアウトを選択する選択肢を有することもできる。様々な実施形態において、レイアウト402は、ユーザ入力モジュール130を介してオペレータによって選択または構成されてもよい。ある特定の実施形態では、デフォルトレイアウト402は、信号プロセッサ132によって自動的に選択されてもよく、および/またはレイアウト402は、前回の検査レイアウトに基づいてアーカイブ138からインポートされてもよい。レイアウト402が選択されると、オペレータまたはデフォルトは、撮像するための第1のゾーン404を選択することができる。以下のステップ906〜923を完了した後、フローチャートは、ステップ904に戻って撮像する次のゾーン404を選択し、すべてのゾーン404が完了するまでフローチャートのステップ904〜924を循環し続けることができる。
ステップ906において、超音波システム100の超音波プローブ104は、ステップ904において選択されたゾーン404の超音波スキャンを実行するように動作可能であり得る。超音波スキャンは、少なくとも1呼吸サイクルの期間にわたって取得された複数のフレームを有するビデオクリップをもたらし得る。呼吸サイクルは、とりわけ、指定された期間によって、またはオペレータによって自動的に検出され得る。例えば、患者が人工呼吸器を使用している場合、人工呼吸器は、呼吸サイクル期間を識別する信号を信号プロセッサ132に提供することができる。別の例として、呼吸サイクルは、ユーザ入力モジュール130でのオペレータ入力によって定義されてもよく、または3〜5秒などのデフォルト値であってもよい。さらに、オペレータは、超音波プローブ104のボタンを押すことなどによって、ユーザ入力モジュール130に入力を提供することによって呼吸サイクルの終わりを識別することができる。
ステップ908において、信号プロセッサ132のBライン処理モジュール150は、取得したビデオクリップの各画像300の肋骨202および胸膜204を識別することができる。例えば、信号プロセッサ132のBライン処理モジュール150は、画像検出技術および/またはアルゴリズムを適用し、画像300の底部まで延びる暗影を有する表面的な高反響性の構造として肋骨202を自動的に検出することができ、胸膜204を識別する明るい水平な部分について画像データを検索することができる。例示的な実施形態では、胸膜204は、検出された肋骨202の位置に少なくとも部分的に基づいて識別され得る。様々な実施形態において、肋骨202の識別は、省略されてもよい。例えば、超音波プローブ104が画像取得中に2つの肋骨の間に配置される場合、肋骨202は、撮像することができない。
ステップ910において、信号プロセッサ132のBライン処理モジュール150は、取得されたビデオクリップの各画像300のBライン206を検出し、検出されたBライン206の数に少なくとも部分的に基づいて各画像300にスコアを付けることができる。例えば、Bライン処理モジュール150は、画像検出技術および/またはアルゴリズムを適用し、検出された胸膜204から識別された肋骨202の間を超音波画像300の底部まで延びる明るい縦ラインについて画像データを検索することができる。信号プロセッサ132のBライン処理モジュール150は、検出されたBライン206に少なくとも部分的に基づいてビデオクリップの超音波画像300の各々をスコア付けする。一例として、Bライン処理モジュール150は、スコアに寄与するのを助けることができる、検出されたBライン206の数を数えるためのアルゴリズムを適用することができる。様々な実施形態において、加えて、Bライン処理モジュール150は、超音波画像300にスコアを提供する際に、Bライン強度、収束するBラインの面積、およびBラインの幅の1つまたは複数を考慮に入れることができる。スコアは、とりわけ、軽度、中程度、および重度の状態などの複数のカテゴリのうちの1つに対応する数または等級であり得る。ある特定の実施形態では、Bライン処理モジュール150は、プローブ104の動きの確認を行い、プローブ104が動いている場合には超音波画像のスコア付けを一時停止することができる。
ステップ912において、Bライン処理モジュール150は、ビデオクリップの画像の各々のBラインの幅を検出することができる。Bライン処理モジュール150は、画像検出技術および/またはアルゴリズムを適用し、検出された胸膜204から識別された肋骨202の間を超音波画像300の底部まで延びる明るい縦ラインについて画像データを検索することができる。Bライン処理モジュールは、強度の変化を探しかつ/または他の種類のアルゴリズムを適用し、検出されたBライン206の各々のエッジを検出することができる。一実施形態では、Bライン処理モジュール150は、所定の深さでBライン206の幅を検出することができ、またはオペレータが、その深さを選択することができる。一実施形態によれば、所定の深さは、胸膜からの所定の深さであり得る。
ステップ914において、Bライン処理モジュール150は、Bラインの各々の幅に基づいてビデオクリップの画像の各々のBラインを第1のグループと第2のグループに分類する。一実施形態によれば、Bラインは、2つのグループ、より狭いBラインを含む第1のグループおよびより広いBラインを含む第2のグループに分類され得る。例示的な実施形態によれば、より狭いBラインは、4mm幅よりも小さくてもよく、より広いBラインは、4mm幅よりも大きくてもよい。「より狭い」Bラインを「より広い」Bラインから区別する閾値幅は、他の実施形態では異なり得ることを理解されたい。加えて、他の実施形態では、Bラインは、3つ以上の異なるカテゴリに分類されてもよい。いくつかの実施形態では、Bラインを2つ以上のグループに分類するために使用される閾値の1つまたは複数は、ユーザ選択可能であり得る。
ステップ916において、Bライン処理モジュール150は、画像の各々のBライン206の数とBライン206の幅の両方に少なくとも部分的に基づいて各画像をスコア付けする。各画像のスコア付けは、代表画像として表示するためにビデオクリップから最良の画像を識別するために使用され得る。一実施形態によれば、最高スコアを有する画像は、最も重度のレベルのBラインを有する画像に対応し得る。上述したように、Bラインの重症度は、ある場合には、肺水腫のレベルを示す。そのため、ビデオクリップからの画像を最も重度のBラインで表示することが望ましい場合がある。各画像のBラインの数とBラインの幅の両方を使用して、最も重度のBラインを有する画像を決定することができる。
信号プロセッサ132のBライン処理モジュール150は、検出されたBライン206の各々の幅に少なくとも部分的に基づいてビデオクリップの超音波画像300の各々をスコア付けする。一例として、Bライン処理モジュール150は、スコアを割り当てるときにBライン206の幅を考慮に入れるアルゴリズムを適用することができる。スコアは、とりわけ、軽度、中程度、および重度の状態などの複数のカテゴリのうちの1つに対応する数または等級であり得る。一実施形態によれば、より広いBラインは、より狭いBラインよりもスコアにより強く寄与し得る。Bライン処理モジュール150は、Bラインの幅に関して所定のカテゴリを有することができる。例えば、Bライン処理モジュール150は、Bラインの幅について2つ、3つまたはそれ以上の異なるカテゴリまたはビンを有することができる。異なるカテゴリまたはビンの各々に対する幅の範囲は、予め定められていてもよく、または他の実施形態では、カテゴリまたはビンの各々に対する幅の範囲は、ユーザ選択可能であってもよい。他の実施形態では、Bライン処理モジュール150は、各個々の画像に対するスコアを決定するためにカテゴリ化またはビニングステップを適用することなく、Bライン206の各々の測定された幅を直接使用することができる。
一実施形態によれば、ステップ916において、Bライン処理モジュールは、各画像のBラインの数とBラインの幅の両方を使用し、ビデオクリップの各画像のスコアを決定する。
例示的な実施形態では、より狭いと考えられるBラインは、1の幅スコアを与えられてもよく、より広いと考えられるBラインは、2の幅スコアを与えられてもよい。他の実施形態では、より広いと考えられるBラインは、Bラインの幅に基づいて2〜10の範囲の幅スコアを与えてもよい。幅の広いBラインほど、より高い幅スコアが与えられ得る。各画像のスコアは、例えば、各画像のすべてのBラインの幅スコアを加算することによって決定することができる。幅スコアは、より狭いBラインよりもより広いBラインに重点を置くように機能する。これは、より広いラインがある画像は、同じ数のより狭いBラインがある画像よりも高いスコアを有することを意味する。当業者には理解されるように、Bラインの各々の検出されたBラインの数と幅の両方に基づいて各画像にスコアを割り当てる他の方法が使用されてもよい。Bラインの数に加えてBラインの幅を使用することは、最も重度のBラインを有する画像のより正確な識別をもたらし、これは所与の患者において明白な肺水腫の重症度を正確に診断およびカテゴリ化するために臨床的に有用である。
ステップ918において、信号プロセッサ132のBライン処理モジュール150は、第2のグループのBラインとは異なるように第1のグループのBラインを強調表示することができる。例えば、Bライン処理モジュール150は、画像300にマーカ302を重ねること、画像300のBラインを表す超音波画素を色付けすること、および/または第2のグループのBライン(すなわち、より広い幅を有する)から第1のグループのBライン(すなわち、より狭い幅を有する)を別々に強調するための任意の適切な方法によって検出されたBライン206を別々に強調表示することができる。様々な実施形態において、Bライン(単数または複数)206を識別するマーカ(単数または複数)302を有する超音波画像300は、ディスプレイシステム134に動的に提示されてもよく、それにより超音波プローブ104のオペレータは、実質的にリアルタイムでマーキングされた画像300を見ることができる。
Bライン処理モジュール150は、一対のインジケータを追加してBラインの各々の一対のエッジを示すことによって、Bラインの各々の幅を強調表示することができる。一対のインジケータのインジケータの各々は、ライン、破線、点線、または各Bラインの各エッジをマーキングする任意の他の種類のインジケータとすることができる。Bラインの各々をマーキングするために使用される一対のインジケータの間の間隔は、第1のグループのBラインに対して狭くなり、第2のグループのBラインに対して広くなる。他の実施形態では、Bライン処理モジュール150は、複数の異なるグラフィカルインジケータを使用することによってBラインの各々の幅を強調表示することができる。一実施形態では、Bライン処理モジュール150は、代表画像のBラインを表す画素を色付けすることができる。例えば、Bライン処理モジュール150は、第1のグループのBラインの各々を表す第1の複数の画素を第1の色で色付けすることによって、第1のグループのBラインを強調表示することができる。Bライン処理モジュール150はまた、第1のグループのBラインとは異なるように第2のグループのBラインを強調表示することができる。例えば、Bライン処理モジュール150は、第2のグループのBラインの各々を表す第2の複数の画素を第1の色とは異なる第2の色で色付けすることによって、第2のグループのBラインを強調表示することができる。Bライン処理モジュール150は、第1のグループのすべてのBライン(すなわち、より狭いBライン)の画素を第1の色で色付けし、第2のグループのすべてのBライン(すなわち、より広いBライン)の画素を第1の色とは異なる第2の色で色付けすることができる。Bライン処理モジュール150がBラインを3つ以上の異なるグループに分割するために使用される場合、3つ以上の異なる色を使用して様々なBラインの画素を色付けすることができることを理解されたい。
別の実施形態では、Bライン処理モジュール150は、他のグラフィカルインジケータを使用して幅を強調表示することができる。例えば、Bライン処理モジュール150は、第1のグループのBライン(すなわち、より狭いBライン)に第1のグラフィカルインジケータを重ね、第2のグループのBライン(すなわち、より広いBライン)に第2のグラフィカルインジケータを重ねてもよい。第1のグラフィカルインジケータは、第2のグラフィカルインジケータとは異なる形状または色であり得る。いくつかの実施形態では、実線、破線または点線などのラインを使用して、Bラインを強調表示することができる。他の実施形態によれば、他の形状をグラフィカルインジケータとして使用することができる。第1のグラフィカルインジケータは、第1の色のラインまたは他の形状を含み得、第2のグラフィカルインジケータは、第1の色とは異なる第2の色のラインまたは他の形状を含み得る。形状としてラインを使用する例示的な実施形態が説明されているが、任意の他の形状のグラフィカルインジケータを他の実施形態に従って使用することができることを理解されたい。Bライン処理モジュール150は、画像の各々のBラインの幅をリアルタイムまたはほぼリアルタイムで強調表示することができる。これは、ビデオクリップの一部である画像のBラインの重症度についてリアルタイムでフィードバックを臨床医に提供する。
ステップ920において、代表フレーム選択モジュール160は、画像スコアに少なくとも部分的に基づいて選択されたゾーン404のビデオクリップの画像から代表画像300を識別することができる。例えば、代表フレーム選択モジュール160は、ビデオクリップの各画像300を検討し、最も重度のレベルのBライン206を示す最高スコアを有する画像300を自動的に選択するように動作可能であり得る。代表フレーム選択モジュール160は、各画像のBラインの数とBラインの幅の両方に基づいてビデオクリップのフレーム300を自動的に選択することができる。加えて、代表フレーム選択モジュール160は、代表画像300を選択するときにBライン強度またはBラインの面積を考慮に入れることができる。例えば、Bライン強度またはBラインの面積は、ビデオクリップのフレーム300の2つ以上が同じ数の検出されたBライン206を有する場合、タイブレーカであり得る。
ステップ922において、プロセッサ132は、ディスプレイシステム134に代表画像を表示することができる。ステップ915に関して説明したように、Bラインの幅を表示された代表画像で強調表示することができる。そして、例示的な実施形態によれば、第1のグループのBラインは、第1のグラフィカルインジケータで強調表示されてもよく、第2のグループのBラインは、第2のグラフィカルインジケータで強調表示されてもよい。
ステップ924において、オペレータは、ユーザ入力モジュール130において命令を出し、代表フレーム選択モジュール160によって選択された代表画像300を受け入れて保存することができる。追加的または代替的に、オペレータは、適切な代表画像300が受け入れのためにオペレータに提示されるまで、代表画像300を手動で選択するか、またはさらなる呼吸サイクルにわたって超音波データを取得し続けることができる。例えば、オペレータは、超音波プローブ104のボタン130または任意の適切なユーザ入力モジュール130を作動させ、代表フレーム選択モジュール160によって選択された代表画像300を受け入れることができる。受け入れられたフレーム300は、例えば、肺の特定のゾーンに対して選択された代表画像300を記録するために、ローカルアーカイブまたはPACSであり得るアーカイブ138に保存することができる。ステップ816を完了した後、フローチャートは、ステップ804に戻って撮像する次のゾーン404を選択し、すべてのゾーン404が完了するまでフローチャートのステップ804〜816を循環し続けることができる。
図10は、一実施形態による、肺の一部の例示的な向上された超音波画像940のスクリーンショットである。図10は、方法900のステップ922において表示され得る画像の一例である。画像940は、第1のBライン942および第2のBライン944を含む。第1のBライン942は、第2のBライン944よりも狭い。第1の対のインジケータ950は、第1のBライン942の幅を強調表示するために第2のBライン944に重ねられる。第2の対のインジケータ951は、第2のBライン944に重ねられる。第1の対のインジケータ950は、第1のインジケータ952および第2のインジケータ954を含む。第1および第2のインジケータ952および954は、図10に示す実施形態では破線であるが、インジケータは、実線、点線または各Bラインのエッジを示すために使用され得る任意の他の形状であってもよい。ライン956は、所定の深さにおける第1のBライン942の幅をグラフで示す。一対のインジケータ950は、Bライン処理モジュール150によって画像940に重ねることができる。一対のインジケータ950は、第1のBラインの幅に関してユーザに迅速な視覚的参照を提供する。
図11は、一実施形態による、肺の一部の例示的な向上された超音波画像960のスクリーンショットである。図11は、方法900のステップ922において表示され得る画像の一例である。画像960は、Bライン962、第1のインジケータ964、および第2のインジケータ966を含む。第1のインジケータ964は、Bライン962の第1のエッジを示すために使用され、第2のインジケータ966は、Bライン962の第2のエッジを示すために使用される。第1および第2のインジケータ(964、966)は、Bライン処理モジュール150によって画像960に重ねることができる。
図12は、一実施形態による、肺の一部の例示的な向上された超音波画像970のスクリーンショットである。図12は、方法900のステップ922において表示され得る画像の一例である。画像970は、4つのBライン、すなわち第1のBライン972および第2の組のBライン974を含む。第1の破線976は、第1のBライン972に重ねられ、破線974は、第2の組のBライン974に重ねられる。第1のBライン972は、第2の組のBライン974のBラインの各々よりも狭い。第1のBライン972を強調表示する第1の破線976は、第2の組のBライン974の各々を強調表示する破線978の各々とは異なる色であり得る。図12に示す実施形態では、Bラインの幅を強調表示するために色が使用されている。具体的には、第1のBラインに重ねられたマーカ(すなわち第1の破線974)は、第1のBラインがより広いことを表すための第1の色であり、 第2の組のBライン974に重ねられたマーカ(すなわち第2の組の破線978)は、第2の組のBラインが第1のBライン976よりも狭いことを示すための第2の色である。
本発明はまた、本明細書に記載の方法の実施を可能にするすべての特徴を備え、コンピュータシステムにロードされたときにこれらの方法を実行することができるコンピュータプログラム製品に埋め込むことができる。本文脈におけるコンピュータプログラムは、情報処理機能を有するシステムに、直接、またはa)別の言語、コードまたは表記への変換、b)異なる材料の形での再現の一方または両方の後で特定の機能を実行させることを意図した一組の命令の任意の言語、コードまたは表記による任意の表現を意味する。
本発明についてある特定の実施形態を参照して説明してきたが、本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更を施してもよく、均等物に置換してもよいことが当業者によって理解されるであろう。加えて、本発明の範囲から逸脱することなく、特定の状況または材料を本発明の教示に適合させるために、多くの修正を行うことができる。したがって、本発明は、開示された特定の実施形態に限定されず、本発明が添付の特許請求の範囲内に属するすべての実施形態を含むことになることを意図している。
100 超音波システム
102 送信機
104 超音波プローブ
106 送信トランスデューサ素子
107 超音波信号
108 受信トランスデューサ素子
110 送信ビームフォーマ
114 送信副開口ビームフォーマ
116 受信副開口ビームフォーマ
118 受信機
120 受信ビームフォーマ
122 A/D変換器
124 RFプロセッサ
126 RF/IQバッファ
130 ユーザ入力モジュール
132 信号プロセッサ
134 ディスプレイシステム
136 画像バッファ
138 アーカイブ
140 パラメータ選択モジュール
150 Bライン処理モジュール、プロセッサ
160 代表フレーム選択モジュール
170 検査分析モジュール
200 超音波画像
202 肋骨
204 胸膜、Bライン
206 胸膜、Bライン
300 超音波画像、代表画像、フレーム
302 マーカ、強調表示
400 肺スコア分布マップ、ユーザインターフェース
402 マップレイアウト
404 ゾーン
406 スコア、等級
408 合計肺スコア
500 超音波画像
502 超音波画像
504 超音波画像
600 検査画像ユーザインターフェースディスプレイ
602 検索ボックス、代表画像データセット
604 前回の検査画像セット
606 スコア
612 検索ボックス、代表画像データセット
614 今回の検査画像、代表画像
616 スコア
800 方法
802 ステップ
804 ステップ
806 ステップ
808 ステップ
810 ステップ
812 ステップ
814 ステップ
816 ステップ
900 方法
902 ステップ
904 ステップ
906 ステップ
908 ステップ
910 ステップ
912 ステップ
914 ステップ
916 ステップ
918 ステップ
920 ステップ
922 ステップ
924 ステップ
940 超音波画像
942 第1のBライン
944 第2のBライン
950 第1の対のインジケータ
951 第2の対のインジケータ
952 第1のインジケータ
954 第2のインジケータ
956 ライン
960 超音波画像
962 Bライン
964 第1のインジケータ
966 第2のインジケータ
970 超音波画像
972 第1のBライン
974 第2の組のBライン
976 第1の破線
978 第2の組の破線

Claims (20)

  1. 超音波システム(100)の超音波プローブ(104)によって、一組の肺の選択されたゾーン(404)に複数の画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)を有するビデオクリップを取得するために超音波スキャンを実行すること(806、906)と、
    前記超音波システム(100)のプロセッサ(132、150)によって、前記ビデオクリップの前記複数の画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)の各々のBライン(206、942、944、962、972、974)を検出すること(810、910)と、
    前記複数の画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)の各々の前記Bライン(206、942、944、962、972、974)の各々の幅を検出すること(912)と、
    前記プロセッサ(132、150)によって、前記Bライン(206、942、944、962、972、974)の各々の前記幅に基づいて前記Bライン(206、942、944、962、972、974)を第1のグループと第2のグループに分類すること(914)であって、前記第1グループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)は、前記第2のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)よりも狭い幅を有することと、
    前記プロセッサ(132、150)によって、前記検出されたBライン(206、942、944、962、972、974)の数と前記Bライン(206、942、944、962、972、974)の各々の前記幅の両方に少なくとも部分的に基づいて前記ビデオクリップの前記複数の画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)の各々にスコア(406、606、616)を割り当てること(916)と、
    前記プロセッサ(132、150)によって、前記ビデオクリップの前記画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)の各々において前記第2のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)とは異なるように前記第1のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)を強調表示すること(918)と、
    前記プロセッサ(132、150)によって、前記選択されたゾーン(404)の前記ビデオクリップの前記複数の画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)から代表画像(300、614)を識別すること(814、920)であって、前記代表画像(300、614)の前記識別は、前記複数の画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)の各々の前記割り当てられたスコア(406、606、616)に少なくとも部分的に基づくことと、
    前記超音波システム(100)のディスプレイシステム(134)によって、前記識別された代表画像(300、614)を表示すること(922)と
    を含む、方法(800、900)。
  2. 前記強調表示すること(918)が、前記ビデオクリップの前記画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)の各々の前記Bライン(206、942、944、962、972、974)の各々における一対のエッジに一対のインジケータ(950、951、952、954)を重ねることを含む、請求項1に記載の方法(800、900)。
  3. 前記強調表示すること(918)が、前記第1のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)の各々に第1のグラフィカルインジケータ(964)を、かつ前記第2のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)の各々に第2のグラフィカルインジケータ(966)を重ねることを含み、前記第1のグラフィカルインジケータ(964)が、前記第2のグラフィカルインジケータ(966)とは異なる、請求項1に記載の方法(800、900)。
  4. 前記第1のグラフィカルインジケータ(964)が、第1の色の重ねられたマーカ(302)を含み、前記第2のグラフィカルインジケータ(966)が、第2の色の重ねられたマーカ(302)を含み、前記第1の色が、前記第2の色とは異なる、請求項3に記載の方法(800、900)。
  5. 前記第1のグラフィカルインジケータ(964)が、前記第2のグラフィカルインジケータ(966)とは異なる形状を含む、請求項3に記載の方法(800、900)。
  6. 前記強調表示すること(918)が、前記第1のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)を表す第1の複数の画素を第1の色で色付けすることと、前記第2のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)を表す第2の複数の画素を第2の色で色付けすることとを含み、前記第1の色が、前記第2の色とは異なる、請求項1に記載の方法(800、900)。
  7. 前記プロセッサ(132、150)によって、前記ビデオクリップの前記画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)の各々において前記第2のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)とは異なるように前記第1のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)を前記強調表示すること(918)が、リアルタイムで行われる、請求項1に記載の方法(800、900)。
  8. アーカイブ(138)に前記ビデオクリップを保存すること(816)と、前記ビデオクリップの前記複数の画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)の各々のBライン(206、942、944、962、972、974)を前記検出すること(810、910)の前に前記アーカイブ(138)から前記ビデオクリップにアクセスすることとをさらに含む、請求項1に記載の方法(800、900)。
  9. 前記プロセッサ(132、150)によって、前記一組の肺のレイアウト(402)の選択を受信することを含み、前記レイアウト(402)が、複数のゾーン(404)を含み、前記選択されたゾーン(404)が、前記レイアウト(402)の前記複数のゾーン(404)のうちの1つである、請求項1に記載の方法(800、900)。
  10. 前記レイアウト(402)の前記複数のゾーン(404)の各々に請求項1に記載の方法(800、900)を実行することを含み、前記レイアウト(402)の前記複数のゾーン(404)の各々が、今回の検査の代表画像データセット(612)を形成するために、オペレータによる前記代表画像を受け入れる選択を、前記超音波システムのユーザ入力モジュールが受信することによって受け入れられた代表画像(300、614)と関連付けられる、請求項9に記載の方法(800、900)。
  11. 前記ディスプレイシステム(134)によって、前記レイアウト(402)の前記複数のゾーン(404)の各々の前記受け入れられた代表画像(300、614)の前記割り当てられたスコア(406、606、616)の表現を含む前記レイアウト(402)を表示することを含む、請求項10に記載の方法(800、900)。
  12. 前記プロセッサ(132、150)によって、アーカイブ(138)から以前の関連する検査の代表画像データセット(602)を検索することと、
    前記ディスプレイシステム(134)によって、今回の検査の代表画像データセット(612)および前記検索された以前の関連する検査の代表画像データセット(602)を表示することと
    を含む、請求項1に記載の方法(800、900)。
  13. 超音波デバイスであって、
    一組の肺の選択されたゾーン(404)に複数の画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)を有するビデオクリップを取得するために超音波スキャンを実行するように動作可能な超音波プローブ(104)と、
    プロセッサ(132、150)であって、
    前記ビデオクリップの前記複数の画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)の各々のBライン(206、942、944、962、972、974)を検出し、
    前記Bライン(206、942、944、962、972、974)の各々の幅を検出し、
    前記Bライン(206、942、944、962、972、974)の各々の前記幅に基づいて前記Bライン(206、942、944、962、972、974)を第1のグループと第2のグループに分類し、前記第1のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)は、前記第2のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)よりも狭い幅を有し、
    前記Bライン(206、942、944、962、972、974)の数と前記Bライン(206、942、944、962、972、974)の前記幅の両方に基づいて前記ビデオクリップの前記複数の画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)の各々にスコア(406、606、616)を割り当て、
    前記ビデオクリップの前記画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)の各々において前記第2のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)とは異なるように前記第1のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)を強調表示し、かつ
    前記選択されたゾーン(404)の前記ビデオクリップの前記複数の強調表示された画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)から代表画像(300、614)を識別し、前記代表画像(300、614)の前記識別は、前記複数の画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)の各々の前記割り当てられたスコア(406、606、616)に少なくとも部分的に基づき、
    ディスプレイシステム(134)は、前記識別された代表画像(300、614)を表示する
    ように動作可能なプロセッサ(132、150)と
    を備える超音波デバイス
    を備える、システム(100)。
  14. 前記プロセッサ(132、150)が、前記ビデオクリップの前記画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)の各々において、前記第1のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)を第1のグラフィカルインジケータ(964)で強調表示し、かつ前記第2のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)を第2のグラフィカルインジケータ(966)で強調表示するように動作可能である、請求項13に記載のシステム(100)。
  15. 前記プロセッサ(132、150)が、リアルタイムで前記ビデオクリップの前記複数の画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)の各々において、前記第1のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)を第1のグラフィカルインジケータ(964)で強調表示し、かつ前記第2のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)を第2のグラフィカルインジケータ(966)で強調表示するように動作可能である、請求項14に記載のシステム(100)。
  16. 前記強調表示することが、前記ビデオクリップの前記複数の画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)の各々における前記第1のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)を表す第1の複数の画素を第1の色で色付けすることと、前記ビデオクリップの前記複数の画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)の各々における前記第2のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)を表す第2の複数の画素を第2の色で色付けすることとを含み、前記第1の色が、前記第2の色とは異なる、請求項13に記載のシステム(100)。
  17. 前記プロセッサ(132、150)が、リアルタイムで前記第1の複数の画素を前記第1の色で、かつ前記第2の複数の画素を前記第2の色で色付けするように動作可能である、請求項16に記載のシステム(100)。
  18. 少なくとも1つのコードセクションを有するコンピュータプログラムを保存した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記少なくとも1つのコードセクションは、
    一組の肺の選択されたゾーン(404)の超音波スキャンによって取得されたビデオクリップの複数の画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)の各々のBライン(206、942、944、962、972、974)を検出すること(810、910)と、
    前記複数の画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)の各々の前記Bライン(206、942、944、962、972、974)の各々の幅を検出すること(912)と、
    前記Bライン(206、942、944、962、972、974)の各々の前記幅に基づいて前記Bライン(206、942、944、962、972、974)を第1のグループと第2のグループに分類すること(914)であって、前記第1グループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)は、前記第2のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)よりも狭い幅を有することと、
    強調表示される画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)の各々の前記検出されたBライン(206、942、944、962、972、974)の数と前記Bライン(206、942、944、962、972、974)の各々の前記幅の両方に少なくとも部分的に基づいて前記ビデオクリップの前記複数の画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)の各々にスコア(406、606、616)を割り当てること(916)と、
    前記ビデオクリップの前記複数の画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)の各々において前記第2のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)とは異なるように前記第1のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)を強調表示すること(918)と、
    前記一組の肺の前記選択されたゾーン(404)の前記ビデオクリップの前記複数の画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)から代表画像(300、614)を識別すること(814、920)であって、前記代表画像(300、614)の前記識別は、前記複数の画像(200、300、500、502、504、604、614、940、960、970)の各々の前記割り当てられたスコア(406、606、616)に少なくとも部分的に基づくことと
    を含むステップを機械に実行させるように前記機械によって実施可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
  19. 前記強調表示すること(918)が、前記第1のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)の各々に第1のグラフィカルインジケータ(964)を重ねることと、前記第2のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)の各々に第2のグラフィカルインジケータ(966)を重ねることとを含み、前記第1のグラフィカルインジケータ(964)が、前記第2のグラフィカルインジケータ(966)とは異なる、請求項18に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  20. 前記強調表示すること(918)が、前記第1のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)を表す第1の複数の画素を第1の色で色付けすることと、前記第2のグループの前記Bライン(206、942、944、962、972、974)を表す第2の複数の画素を第2の色で色付けすることとを含み、前記第1の色が、前記第2の色とは異なる、請求項18に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
JP2019516693A 2016-09-29 2017-09-14 Bラインを自動的に検出し、超音波スキャンの画像をスコア付けすることによる代表超音波画像の向上された視覚化および選択のための方法、システム及び非一時的コンピュータ可読媒体 Active JP6841907B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/279,616 US20170086790A1 (en) 2015-09-29 2016-09-29 Method and system for enhanced visualization and selection of a representative ultrasound image by automatically detecting b lines and scoring images of an ultrasound scan
US15/279,616 2016-09-29
PCT/US2017/051500 WO2018063811A1 (en) 2016-09-29 2017-09-14 Method and system for enhanced visualization and selection of a representative ultrasound image by automatically detecting b lines and scoring images of an ultrasound scan

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019535346A JP2019535346A (ja) 2019-12-12
JP6841907B2 true JP6841907B2 (ja) 2021-03-10

Family

ID=59974867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019516693A Active JP6841907B2 (ja) 2016-09-29 2017-09-14 Bラインを自動的に検出し、超音波スキャンの画像をスコア付けすることによる代表超音波画像の向上された視覚化および選択のための方法、システム及び非一時的コンピュータ可読媒体

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP3518771B1 (ja)
JP (1) JP6841907B2 (ja)
CN (1) CN109788939B (ja)
WO (1) WO2018063811A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109887607B (zh) * 2019-02-28 2020-05-05 殷霞 支原体肺炎实时分析装置和方法
IT201900006969A1 (it) * 2019-05-17 2020-11-17 Marco Allinovi Dispositivo ecografico polmonare
US11478222B2 (en) * 2019-05-22 2022-10-25 GE Precision Healthcare LLC Method and system for ultrasound imaging multiple anatomical zones
WO2021003711A1 (zh) * 2019-07-10 2021-01-14 深圳迈瑞生物医疗电子股份有限公司 超声成像设备及检测b线的方法、装置、存储介质
CN114375179A (zh) * 2019-11-04 2022-04-19 深圳迈瑞生物医疗电子股份有限公司 超声图像分析方法、超声成像系统和计算机存储介质
US20210204908A1 (en) * 2020-01-08 2021-07-08 GE Precision Healthcare LLC Method and system for assisted ultrasound scan plane identification based on m-mode analysis
CN111419283B (zh) * 2020-04-08 2023-11-14 上海长征医院 一种用于评估新冠肺炎患者病情严重程度的超声分析系统
CN111643118B (zh) * 2020-06-10 2020-11-06 北京核信锐视安全技术有限公司 基于超声成像的新冠肺炎风险提示装置、系统
EP4230148A4 (en) * 2020-10-16 2024-05-15 Fujifilm Corp ULTRA-SOUND DIAGNOSTIC DEVICE AND METHOD FOR DISPLAYING ULTRA-SOUND DIAGNOSTIC DEVICE
JPWO2022080184A1 (ja) * 2020-10-16 2022-04-21

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7283652B2 (en) * 2002-11-27 2007-10-16 General Electric Company Method and system for measuring disease relevant tissue changes
WO2008073560A2 (en) * 2006-10-06 2008-06-19 Verathon Inc. Systems and methods for lung imaging, pneumothorax detection and endotracheal tube insertion
US20080119735A1 (en) * 2006-11-20 2008-05-22 Sonowise, Inc. Ultrasound imaging system and method with offset alternate-mode line
JP2009297072A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Toshiba Corp 超音波診断装置、及び医用画像処理装置
CN101744643B (zh) * 2008-12-18 2012-10-17 深圳迈瑞生物医疗电子股份有限公司 一种超声系统三功模式下的成像方法及其装置
US8430819B2 (en) * 2010-05-28 2013-04-30 General Electric Company System and method for ultrasound imaging with a configurable receive aperture
CN102551791B (zh) * 2010-12-17 2016-04-27 深圳迈瑞生物医疗电子股份有限公司 一种超声成像方法和装置
US8926518B2 (en) * 2011-09-02 2015-01-06 Farus, Llc Scanning dental ultrasonography probe
WO2013181300A1 (en) * 2012-05-29 2013-12-05 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Jr. University Apparatus, systems, and methods for monitoring extravascular lung water
HRPK20130491B3 (hr) * 2013-06-04 2016-03-25 Sveučilište U Rijeci Medicinski Fakultet Postupak za određivanje i brojenje b-linija kod ultrazvučnog dijagnosticiranja bolesti pluća
KR20150002932A (ko) * 2013-06-26 2015-01-08 삼성전자주식회사 초음파 영상 디스플레이 방법 및 장치
JP5897227B1 (ja) * 2014-06-11 2016-03-30 オリンパス株式会社 医用診断装置、医用診断装置の作動方法および医用診断装置の作動プログラム
CN104605890B (zh) * 2014-12-18 2017-04-05 深圳开立生物医疗科技股份有限公司 一种剪切波峰值波形校正的方法、装置、系统及其应用

Also Published As

Publication number Publication date
EP3518771A1 (en) 2019-08-07
WO2018063811A1 (en) 2018-04-05
EP3518771B1 (en) 2020-09-02
CN109788939A (zh) 2019-05-21
JP2019535346A (ja) 2019-12-12
CN109788939B (zh) 2022-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6841907B2 (ja) Bラインを自動的に検出し、超音波スキャンの画像をスコア付けすることによる代表超音波画像の向上された視覚化および選択のための方法、システム及び非一時的コンピュータ可読媒体
US20170086790A1 (en) Method and system for enhanced visualization and selection of a representative ultrasound image by automatically detecting b lines and scoring images of an ultrasound scan
US10667793B2 (en) Method and system for enhanced visualization and selection of a representative ultrasound image by automatically detecting B lines and scoring images of an ultrasound scan
US10758206B2 (en) Method and system for enhanced visualization of lung sliding by automatically detecting and highlighting lung sliding in images of an ultrasound scan
US11715202B2 (en) Analyzing apparatus and analyzing method
US10002422B2 (en) Ultrasound image processing apparatus and medium
JP7010948B2 (ja) 胎児超音波撮像
KR20070098647A (ko) 진단 의료 영상을 위한 상호참조 측정
US20200090327A1 (en) Prenatal ultrasound imaging
JP7267928B2 (ja) ボリュームレンダリングされる超音波画像
CN114554966A (zh) 用于图像优化的系统和方法
US20190076127A1 (en) Method and system for automatically selecting ultrasound image loops from a continuously captured stress echocardiogram based on assigned image view types and image characteristic metrics
CN111317508B (zh) 超声波诊断装置、医用信息处理装置、计算机程序产品
WO2021087687A1 (zh) 超声图像分析方法、超声成像系统和计算机存储介质
WO2021003711A1 (zh) 超声成像设备及检测b线的方法、装置、存储介质
KR102539922B1 (ko) 탄성초음파영상에 대한 변형률 계산 및 변형량의 자동 측정을 위한 방법 및 시스템
CN115299986A (zh) 一种超声成像设备及其超声检查方法
US11382595B2 (en) Methods and systems for automated heart rate measurement for ultrasound motion modes
US11881301B2 (en) Methods and systems for utilizing histogram views for improved visualization of three-dimensional (3D) medical images
WO2024068347A1 (en) Method and system for performing stiffness measurements using ultrasound shear wave elastography
JP5406484B2 (ja) 超音波データ処理装置
CN114255208A (zh) 用于程式化医学图像的系统和方法
JP2018000673A (ja) 超音波診断装置及びその制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190625

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190530

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190816

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6841907

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250