JP6839572B2 - 放射線遮蔽壁 - Google Patents

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本発明は、医療用リニアック等の放射線発生装置の周囲に設ける放射線遮蔽壁に関する。
ガン治療用の医療機器として、放射線によって患部を照射するために用いる医療用リニアックが知られている。例えば、特許文献1(特許第5334582号公報)には、X線、ガンマ線、電子、陽子、ヘリウムイオン、炭素イオン、その他の重イオンまたは中性子を含む放射線ビームを発生することができるリニアック(線型加速器)が開示されている。
放射線を照射する医療用リニアックが設置される照射室では、放射線を遮蔽するために放射線遮蔽壁が設けられる。例えば、特許文献2(特開2010−151617号公報)には、放射線源を収容する照射室の放射線遮蔽構造において、鉄筋コンクリート造の壁構造躯体の室内側に立設され放射線を遮蔽する壁遮蔽部材と、壁構造躯体の上部に構造的に一体形成された鉄筋コンクリート造の天井構造躯体の上に敷設され放射線を遮蔽する天井遮蔽部材と、を備え、壁遮蔽部材の上端部に、室内側に突出する突出部を形成する点が開示されている。
特許第5334582号公報 特開2010−151617号公報
医療用リニアック設置室内1を形成する放射線遮蔽壁5の構造について説明する。図7は、先に発明者が特願2014−135526において提案した従来の放射線遮蔽壁5の構造を透過的にみた斜視図である。なお、図7においては、医療用リニアック設置室内1への入室・退室に係る構成については図示省略している。
医療用リニアック設置室内1に設置される医療用リニアック(全体は不図示)の医療用リニアックヘッド部50内には、ターゲットT(不図示)が設けられている。不図示の加速器で10MeV(或いは、15MeV)のエネルギーで加速された粒子を、ターゲットTに衝突させることで、光子や電子ビームなどの放射線を発生させる。
ターゲットTで発生した放射線は、金属コリメータ(不図示)などによって絞られ、アイソセンター(IsoCenter;IC)位置での治療に供される。治療台3の上には、患者の患部がアイソセンターICと重なるように、患者が寝かされることが想定されている。
医療用リニアックヘッド部50は、アイソセンターICを中心に、A方向又はB方向に360°回動可能に構成されており、医療用リニアックヘッド部50の回動軌道上の任意の位置からアイソセンターICに対して、放射線の照射を行うことができるようになっている。
医療用リニアック設置室においては、上記のような医療用リニアックヘッド部50から放射される放射線を遮蔽するために放射線遮蔽壁5が設けられているが、この放射線遮蔽壁5は、鉄などの金属による金属遮蔽部30と、この金属遮蔽部30を覆うようにコンクリートからなるコンクリート遮蔽部40とから構成されている。
また、医療用リニアックヘッド部50が360°回動しつつ、放射線の照射を行うために、金属遮蔽部30は、図示するように口字型に配される。
図8は従来の放射線遮蔽壁5におけるX−X’線を含む水平面の断面図である。医療用リニアックにおいては、アイソセンターIC位置での治療用照射野の最大サイズが40×40cm2と決められている。リニアックは、金属ターゲットT位置で点線源として発生した光子や電子ビームなどの放射線が100cm離れたアイソセンターICでは40×40cm2の最大照射野を持つように医療用リニアックの金属コリメータ(不図示)によってそれらを絞っている(コリメータの開口部の半分の角度θは、tan-1(20/100)=11.31°)。
そのため、光子や電子ビームなどの放射線は、アイソセンターICから、医療用リニアック設置室内1の側壁までの距離が300cmであれば、放射線入射方向と垂直の方向に片側約80cm、医療用リニアック設置室内1の側壁までの距離が400cmであれば、放射線入射方向と垂直の方向に片側約100cmの広がりを持って壁に入射することになる。
実際の光子や電子ビームなどの放射線は、空気中やコリメータとの散乱及び照射野の絞り込み精度の影響によって、もう少し広がって遮蔽壁に入射している。これらの点を考慮して、コンクリート遮蔽部40中の鉄などの金属遮蔽部30の幅は、図7に示すように、余裕を見込んで両側に±200cmの合計400cmとするのが一般的である。
さらに、発明者は先の特願2014−135526においては、放射線遮蔽壁5を、図8に示すように、金属遮蔽部30が、断面形状が矩形である第1金属遮蔽体10と、この第1金属遮蔽体10の両端部に設けられ、断面積が第1金属遮蔽体10より小さい矩形の断面形状を有する、2つの第2金属遮蔽体20と、から構成するようにして、端部を回り込んで漏れる放射線の影響を低減するようにした。
ここで、X−X’線に対して垂直な平面で、金属遮蔽部30を切った断面は、口字型となっている。また、コンクリート遮蔽部40は、上記のような金属遮蔽部30を覆うコンクリート製の構成である。
なお、上記における第1金属遮蔽体10や第2金属遮蔽体20の矩形断面形状を定義する際の断面とは、医療用リニアック設置室の側壁部に設けられるものに対しては、金属遮蔽部30を水平方向にきったときの断面である。
また、医療用リニアック設置室の天井部、床部に設けられるものに対しては、金属遮蔽部30を、医療用リニアックヘッド部50の回動軌道が含まれる平面に対して垂直な平面できったときの断面である。
ここで、図8に示すように、医療用リニアックが形成するアイソセンターICから金属遮蔽部30までの距離がL[cm]で、医療用リニアックの照射角度が2θであるとき、Cを定数として、前記金属遮蔽部の長手方向の長さW[cm](第1金属遮蔽体10と2つの第2金属遮蔽体20とを合わせた幅)を
W=C×(100+L)×tanθ
により設定した。
なお、θは、アイソセンターIC位置の照射野がなすターゲットT点からの広がり角度であり、アイソセンターIC位置の40×40[cm2]照射野サイズの場合は11.31°である。
定数Cは、線量率(Dose rates)が最も高くても7.8[mSv/h]以下にできる金属遮蔽部30の幅(W)が215×2=430[cm]であるから、このWを満足できるように求めている。この時、図8の計算条件からL=445[cm]とθ=11.31[degrees]とした。これにより、定数Cとして、好適な値を概ね4.0であるものとした。
図9は従来の放射線遮蔽壁5の効果を説明するシミュレーション図である。また、図10は医療用リニアック設置室とそれに続く迷路及び出入口までを含むシミュレーション図である。
なお、医療用リニアックと放射線遮蔽壁5における放射線のシミュレーション計算は、以下の条件で実施した。
計算コード: 3次元モンテカルロ計算コードMCNP5
断面積ライブラリ:光子と電子の相互作用ライブラリ(MCPLIB04, EL03)
輸送計算対象粒子:光子と電子
線源: 10MeVの電子ビーム
ターゲット:銅(1.5cm厚)
コリメータ:タングステン
遮蔽壁:コンクリート厚150cm(密度2.1 g/cm3)(=コンクリート遮蔽部40)、鉄板厚40cm(密度7.8g/cm3)(=第1金属遮蔽体10)
追加する遮蔽体:鉄板厚5cm(密度7.8 g/cm3)(=第2金属遮蔽体20)
シミュレーションによれば、従来の放射線遮蔽壁5においては、図9及び図10における(a)に示すように壁面に沿って進行する放射線や、図9(b)に示すような第2金属遮蔽体20の端部から回り込んで漏れる放射線が存在し、問題であった。
この発明は、上記のような課題を解決するものであって、本発明に係る放射線遮蔽壁は、医療用リニアックの周囲に設けられる放射線遮蔽壁であって、断面形状が矩形である第1金属遮蔽体と、前記第1金属遮蔽体の室内側の平面の両端部に当接するように配され、前記第1金属遮蔽体から室内に向かう方向が長辺となる矩形の断面形状を有する、2つの第3金属遮蔽体と、からなる金属遮蔽部と、前記金属遮蔽部を覆うコンクリートからなるコンクリート遮蔽部と、からなることを特徴とする。
また、本発明に係る放射線遮蔽壁は、前記金属遮蔽部全てが前記コンクリートに埋設されることを特徴とする。
また、本発明に係る放射線遮蔽壁は、前記第1金属遮蔽体の室外側の平面の中央部に当接するように配され、断面積が前記第1金属遮蔽体より小さい矩形の断面形状を有する第4金属遮蔽体をさらに有することを特徴とする。
また、本発明に係る放射線遮蔽壁は、前記金属遮蔽部が口字型に配される特徴とする。
本発明に係る放射線遮蔽壁によれば、2つの第3金属遮蔽体が、壁面に沿って進行する放射線や、端部を回り込んで漏れる放射線を低減することが可能となる。これにより、金属遮蔽部全体の幅を増大させる必要がないので、放射線遮蔽壁全体の重量やコストを低減させることが可能となる。
本発明の実施形態に係る放射線遮蔽壁5の断面図である。 本発明の実施形態に係る放射線遮蔽壁5の効果を説明するシミュレーション図である。 本発明の他の実施形態に係る放射線遮蔽壁5の断面図である。 本発明の他の実施形態に係る放射線遮蔽壁5の効果を説明するシミュレーション図である。 本発明の他の実施形態に係る放射線遮蔽壁5の断面図である。 本発明の他の実施形態に係る放射線遮蔽壁5の効果を説明するシミュレーション図である。 従来の放射線遮蔽壁5の構造を透過的にみた斜視図である。 従来の放射線遮蔽壁5におけるX−X’線を含む水平面の断面図である。 従来の放射線遮蔽壁5の効果を説明するシミュレーション図である。 医療用リニアック設置室とそれに続く迷路及び出入口までを含むシミュレーション図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の実施形態に係る放射線遮蔽壁5の断面図である。この図1に示す放射線遮蔽壁5の断面図は、図8に対応するものである。医療用リニアック設置室内1に設置される医療用リニアックなどの構成は、[発明が解決しようとする課題]の欄に記載したものと同じであるので、説明を省略する。放射線遮蔽壁5を構成する金属遮蔽部30とコンクリート遮蔽部40の全体構成も、[発明が解決しようとする課題]の欄に記載したものと同じであるので、説明を省略する。
本発明に係る放射線遮蔽壁5は、図1に示されるように、金属遮蔽部30が、断面形状が矩形である第1金属遮蔽体10と、第1金属遮蔽体10の室内側の平面の両端部に当接するように配され、第1金属遮蔽体10から室内に向かう方向が長辺となる矩形の断面形状を有する、2つの第3金属遮蔽体23と、からなることを特徴としている。金属遮蔽部30は鉄によって構成されている。
また、第1金属遮蔽体10と第3金属遮蔽体23とからなる鉄製の金属遮蔽部30は、コンクリート製のコンクリート遮蔽部40によって覆われている。
なお、上記における第1金属遮蔽体10や第3金属遮蔽体23の矩形断面形状を定義する際の断面とは、医療用リニアック設置室1の側壁部に設けられるものに対しては、金属遮蔽部30を水平方向にきったときの断面である。
また、医療用リニアック設置室1の天井部、床部に設けられるものに対しては、金属遮蔽部30を、医療用リニアックヘッド部50の回動軌道が含まれる平面に対して垂直な平面できったときの断面である。
これらの定義は、本実施形態のみならず、他の実施形態においても同様である。
また、医療用リニアックヘッド部50が360°回動しつつ、放射線の照射を行うために、金属遮蔽部30は、図示するように口字型に配される。
次に、以上のように構成される本発明に係る放射線遮蔽壁5の効果について説明する。図2は本発明の実施形態に係る放射線遮蔽壁5の効果を説明するシミュレーション図である。
なお、医療用リニアックと放射線遮蔽壁5における放射線のシミュレーション計算は、以下の条件で実施した。
計算コード: 3次元モンテカルロ計算コードMCNP5
断面積ライブラリ:光子と電子の相互作用ライブラリ(MCPLIB04, EL03)
輸送計算対象粒子:光子と電子
線源: 10MeVの電子ビーム
ターゲット:銅(1.5cm厚)
コリメータ:タングステン
遮蔽壁:コンクリート厚150cm(密度2.1 g/cm3)(=コンクリート遮蔽部40)
第1金属遮蔽体10:200cm×40cm矩形断面(密度7.8g/cm3
第3金属遮蔽体23:200cm×30cm矩形断面(密度7.8g/cm3
図2のコンター図を参照すると、壁面に沿って進行する放射線や、2つの第3金属遮蔽体23端部を回り込んで漏れる放射線が、従来のものに比べて低減されることが確認できる。
以上のような本発明に係る放射線遮蔽壁5によれば、追加される2つの第3金属遮蔽体23によって、壁面に沿って進行する放射線や、端部を回り込んで漏れる放射線を低減することが可能となる。これにより、金属遮蔽部30全体の幅を増大させる必要がないので、放射線遮蔽壁5の全体の重量やコストを低減させることが可能となる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。図3は本発明の他の実施形態に係る放射線遮蔽壁5の断面図であり、図4は本発明の他の実施形態に係る放射線遮蔽壁5の効果を説明するシミュレーション図である。
本実施形態が、先の実施形態と相違する点は、金属遮蔽部30の全体がコンクリート遮蔽部40を構成するコンクリートに完全に埋設されることである。その他の構成については、先の実施形態と同様である。
図4のコンター図を参照すると、金属遮蔽部30が完全にコンクリート中に埋設された場合でも、壁面に沿って進行する放射線や、2つの第3金属遮蔽体23端部を回り込んで漏れる放射線が、従来のものに比べて低減されることが確認できる。
以上のような実施形態についても、先の実施形態と同様の効果を享受することが可能となる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。図5は本発明の他の実施形態に係る放射線遮蔽壁5の断面図であり、図6は本発明の他の実施形態に係る放射線遮蔽壁5の効果を説明するシミュレーション図である。
本実施形態が、第1の実施形態と相違する点は、金属遮蔽部30としては、さらに第4金属遮蔽体24が設けられている点である。この第4金属遮蔽体24は、第1金属遮蔽体10の室外側の平面の中央部に当接するように配され、断面積が第1金属遮蔽体10より小さい矩形の断面形状を有している。
その他の構成については、第1の実施形態と同様である。 シミュレーションでは、
第1金属遮蔽体24:200cm×30cm矩形断面(密度7.8g/cm3
第4金属遮蔽体24:340cm×10cm矩形断面(密度7.8g/cm3
として設定した。
図6のコンター図を参照すると、壁面に沿って進行する放射線や、2つの第3金属遮蔽体23端部を回り込んで漏れる放射線が低減されると共に、さらに、金属遮蔽部30より室外側の空間における放射線の低減が第1の実施形態より顕著であることが確認できる。
以上のような実施形態についても、第1の実施形態と同様以上の効果を享受することが可能となる。
以上、本発明に係る放射線遮蔽壁によれば、2つの第3金属遮蔽体が、壁面に沿って進行する放射線や、端部を回り込んで漏れる放射線を低減することが可能となる。これにより、金属遮蔽部全体の幅を増大させる必要がないので、放射線遮蔽壁全体の重量やコストを低減させることが可能となる。
1・・・医療用リニアック設置室内
3・・・治療台
5・・・放射線遮蔽壁
10・・・第1金属遮蔽体
20・・・第2金属遮蔽体
23・・・第3金属遮蔽体
24・・・第4金属遮蔽体
30・・・金属遮蔽部
40・・・コンクリート遮蔽部
50・・・医療用リニアックヘッド部
T・・・ターゲット
IC・・・アイソセンター

Claims (4)

  1. 医療用リニアックの周囲に設けられる放射線遮蔽壁であって、
    断面形状が矩形である第1金属遮蔽体と、
    前記第1金属遮蔽体の室内側の平面の両端部に当接するように配され、前記第1金属遮蔽体から室内に向かう方向が長辺となる矩形の断面形状を有する、2つの第3金属遮蔽体と、からなる金属遮蔽部と、
    前記金属遮蔽部を覆うコンクリートからなるコンクリート遮蔽部と、
    からなることを特徴とする放射線遮蔽壁。
  2. 前記金属遮蔽部全てが前記コンクリートに埋設されることを特徴とする請求項1に記載の放射線遮蔽壁。
  3. 前記第1金属遮蔽体の室外側の平面の中央部に当接するように配され、断面積が前記第1金属遮蔽体より小さい矩形の断面形状を有する第4金属遮蔽体をさらに有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の放射線遮蔽壁。
  4. 前記金属遮蔽部が口字型に配される特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の放射線遮蔽壁。
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