JP6839534B2 - 方向転換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送する物品の搬送方向を転換させる方向転換装置に関する。
従来、物品の搬送方向を変更する方向転換装置として、特許文献1に記載のコンベヤ転換装置が知られている。
この特許文献1のコンベヤ転換装置は、物品の搬送方向へ回転可能な複数のローラ(車23,25)と、これら各ローラが転換方向に向けて旋回可能に取り付けられた保持部材(棒32,38)と、各ローラに巻き掛けられた各駆動ベルト(駆動ベルト28)を回行させることで各ローラを回転させる駆動シャフト(駆動軸70)とを備えている。
そして、回転する各ローラを旋回させることで、このコンベヤ転換装置上を通過する物品の搬送方向を例えば直進、右折または左折の方向に転換して下流に送り出す。
特公昭53−1552号公報
しかしながら、上述の特許文献1の構成では、ローラが旋回可能に取り付けられた保持部材が、並列するローラそれぞれに巻き掛けられた各駆動ベルトの内側に位置しているため、例えばメンテナンス作業で駆動ベルトを取り替えるには、一旦、装置本体から保持部材を取り外して作業する必要があり、メンテナンス性の向上が望まれていた。
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、メンテナンス性を向上させた方向転換装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載された方向転換装置は、回転することにより物品を搬送する搬送ローラと、前記搬送ローラを水平方向の回転軸線回りに回転可能に支持するローラ支持体とを有するローラユニットと、前記ローラユニットを鉛直方向の旋回軸線回りに旋回可能に保持する取付部を複数有する保持部材と、水平方向の回転軸線回りに回転する駆動回転体と、前記搬送ローラおよび前記駆動回転体に巻き掛けられ、前記駆動回転体の駆動力を前記搬送ローラに伝達する駆動ベルトと、前記ローラユニットを旋回させる旋回手段とを備え、前記ローラユニットは、搬送方向に対して左右に並んで配置されて前記保持部材上にローラユニット列を構成し、前記保持部材の前記取付部それぞれの周囲には、前記駆動ベルトの往路側および復路側の少なくとも一方の回行移動および旋回移動を許容する一の開口部と前記一の開口部と連続し、前記駆動ベルトの往路側と復路側とを接続する他の開口部とが前記ローラユニットごとに形成されるものである。
請求項2に記載された方向転換装置は、請求項1記載の方向転換装置において、保持部材には、搬送方向に複数列のローラユニット列が並んで設置され、保持部材上に設置されたローラユニット列のうち、少なくとも1列のローラユニット列に含まれる搬送ローラは、駆動回転体の斜め上方に設置されているものである。
請求項3に記載された方向転換装置は、請求項1または2記載の方向転換装置において、複数のローラユニット列の搬送ローラそれぞれに巻き掛けられた駆動ベルトが同一の駆動回転体に巻き掛けられているものである。
請求項4に記載された方向転換装置は、請求項1ないし3いずれか一記載の方向転換装置において、ローラユニットの旋回軸線は、平面視で駆動回転体の回転軸線と搬送ローラの回転軸線との間に配置されているものである。
請求項5に記載された方向転換装置は、請求項1ないし4いずれか一記載の方向転換装置において、ローラ支持体は、搬送ローラの回転軸を支持する左右一対の側部と、前記側部同士を接続するとともに下方向に突出する旋回軸を有する底部とを有し、前記底部には、前記側部に支持された搬送ローラに巻き掛けられた駆動ベルトの往路側および復路側の少なくとも一方の回行移動を許容する開口部が形成されているものである。
請求項6に記載された方向転換装置は、請求項1ないし5いずれか一記載の方向転換装置において、旋回手段は、一のローラユニット列に対して旋回力を付与するアクチュエータと、ローラユニット列ごとに設けられ、列単位で各ローラユニットを接続して各ローラユニットの旋回動作を連動させる第1の連結部材と、一のローラユニット列に含まれるローラユニットから、一のローラユニット列に隣設する他のローラユニット列に含まれるローラユニットに旋回力を伝達する第2の連結部材とを有するものである。
請求項7に記載された方向転換装置は、請求項6記載の方向転換装置において、第2の連結部材は、一のローラユニット列に含まれるローラユニットに設けられた駆動側連結部と、他のローラユニット列に含まれるローラユニットに設けられた従動側連結部と、前記駆動側連結部と前記従動側連結部とを接続する中間連結部とを有し、前記中間連結部は、前記駆動側連結部および前記従動側連結部に対して回動可能であるものである。
本発明によれば、メンテナンス性が向上した方向転換装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係る方向転換装置の構成を示す側面図である。 同上方向転換装置の正面図である。 同上方向転換装置の平面図である。 同上方向転換装置における旋回手段を示す模式図である。 同上方向転換装置における旋回手段を示す模式図である。 (a)ないし(c)は、同上方向転換装置の旋回動作を説明する動作説明図である。 同上方向転換装置におけるローラユニットを示す側面図である。 同上方向転換装置におけるローラユニットを示す正面図である。 同上方向転換装置におけるローラブラケットを示す平面図である。 同上方向転換装置における保持プレートを示す平面図である。 (a)ないし(c)は、第2の連結部材で連結された上流側のローラユニットと下流側のローラユニットとの旋回角度に関する変形例を示す平面図である。
以下、本発明の一実施の形態の構成について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1ないし図3において、1は方向転換装置を示し、この方向転換装置1は、例えばコンベヤ装置等の搬送装置10で上流側から搬送されてきた物品を、搬送しながらその搬送方向を転換させる。すなわち、方向転換装置1は、搬送されてきた物品に応じて、例えば直進、右折または左折等のように物品の搬送方向を選択的に方向転換させながら物品を下流の所定方向へ送り出す。
方向転換装置1は、左右に間隔を空けて配置され、内側面が対向する左右一対のフレーム3aを有している。フレーム3aには、ベース2が設置されている。また、保持部材としての保持プレート4が、フレーム3aに取付ブラケット3bを介して固定して設けられている。なお、フレーム3aは、コンベヤフレーム(図示せず)または脚フレーム(図示せず)等に取り付けることが可能である。
この保持プレート4には、搬送方向に対して左右方向の水平軸線を中心に回転可能な搬送ローラとしてのローラ5を有する複数(例えば12個)のローラユニット6が、上下方向の鉛直軸線を中心に旋回可能に取り付けられている。
これらローラユニット6は、保持プレート4上で方向転換装置1の幅方向(左右のフレーム間)に列状に並んで配置されることでローラユニット列7が構成されている。
また、方向転換装置1には、物品の搬送方向にローラユニット列7が間隔を空けて複数列配置されており、例えば4列のローラユニット列7が配置されるように、1つの保持プレート4に2列のローラユニット列7が設けられている。つまり、2列のローラユニット列7が設けられた保持プレート4が搬送方向に2台配置されることで、方向転換装置1には、全体として4列のローラユニット列7が形成されている。
そして、方向転換装置1は、各ローラ5を回転手段8によって水平軸線を中心に回転させることにより物品を搬送する。また、回転しているローラ5上を物品が通過するタイミングに合わせて、ローラユニット6を旋回手段9によって鉛直軸線を中心に旋回させることでローラ5を旋回させ、その物品を搬送しながら旋回方向へ搬送方向を転換させる。
回転手段8は、ベース2に固定して設置されたモータ11と、フレーム3aに水平軸線(水平方向の回転軸線)を中心に回転自在に設けられた2つの駆動回転体としての駆動シャフト12と、ローラ5および駆動シャフト12に巻き掛けられ回行することにより駆動シャフト12の駆動力をローラ5に伝達する複数の駆動ベルト13と、モータ11および駆動シャフト12に巻き掛けられて回行可能でモータ11の駆動力を駆動シャフト12に伝達する帯状の伝達ベルト14とを有している。
モータ11は、図2に示すように、モータ11の出力軸に固定された円盤状の出力部15が方向転換装置1の幅方向の一方側に位置するようにベース2上に設置されている。
2つの駆動シャフト12は、モータ11の斜め上方において互いに水平方向に離間して配置され、かつ、方向転換装置1の幅方向の一方側から他方側へわたって水平に配置されるように、フレーム3aに回転可能に軸支されている。また、2つの駆動シャフト12は方向転換装置の搬送方向に離間して配置されており、モータ11の出力軸の回転中心は2つの駆動シャフト12の斜め下方でかつ2つの駆動シャフト12の中間位置に設置されている。なお、モータ11および出力軸の位置は適宜変更できる。
また、駆動シャフト12は、円盤状の伝達ベルト受け部16を、モータ11の出力部15に対応するように軸方向の一端部に有している。
さらに、駆動シャフト12におけるフレーム3a内に配置された軸方向の他端部は、円板状のスペーサ17を介してフレーム3aに軸支されている。このスペーサ17は、駆動シャフト12およびフレーム3aに対して取外可能である。
また、駆動シャフト12の伝達ベルト受け部16より軸方向の他方側であり、フレーム3aの内側に配置された箇所には、複数の筒状の駆動ベルト受け部材18が軸方向に沿って設けられている。
駆動ベルト受け部材18は、外周面が溝状(凹弧状)に形成された巻掛部19を有し、この巻掛部19に駆動ベルト13が巻き掛けられる。
駆動ベルト13は、無端状のベルトであり、ローラ5および巻掛部19に巻き掛けられて回行可能である。なお、駆動ベルト13には、断面視円形状のいわゆる丸ベルト等の部材を適宜選択可能である。
伝達ベルト14は、無端状のベルトであり、モータ11の出力部15の外周面および2つの駆動シャフト12の伝達ベルト受け部16に巻き掛けられて回行可能である。なお、伝達ベルト14には、平ベルト、タイミングベルト、またはチェーン等の部材を適宜選択可能である。
そして、回転手段8は、モータ11の駆動力により伝達ベルト14を回行させることにより、その回行に伴って駆動シャフト12および伝達ベルト受け部16を回転させる。また、駆動シャフト12の回転に伴って駆動ベルト受け部材18に巻き回された各駆動ベルト13が回行し、その回行によって各ローラ5が回転する。
旋回手段9は、ローラユニット列7の並列に配置された各ローラユニット6を連結する第1の連結部材21と、保持プレート4上で搬送方向に列をなすローラユニット列7を連結する第2の連結部材22と、ローラユニット6が旋回する動力を付与する旋回駆動手段23とを有している。
第1の連結部材21は、方向転換装置1の幅方向に並列された各ローラユニット6に対応した長さの板状部材であり、ローラユニット列7の各ローラユニット6を連結して、これら各ローラユニット6の旋回動作を連動させる。
すなわち、第1の連結部材21に動力が付与されることで、ローラユニット列7の各ローラユニット6が一斉に同方向へ旋回する。なお、第1の連結部材21は、ローラユニット列7ごとに設置されており、列単位でローラユニット6を連結する。
第2の連結部材22は、同一の保持プレート4に2列に配置されたローラユニット列7において、搬送方向に隣り合うローラユニット6同士の旋回動作を連動させるものである。
この第2の連結部材22は、一のローラユニット列7に含まれるローラユニット6に接続されそのローラユニット6の旋回に合わせて回動する駆動側連結部24と、一のローラユニット列7の隣に配置された他のローラユニット列7に含まれるローラユニット6に接続されそのローラユニット6の旋回に合わせて回動する従動側連結部25と、これら駆動側連結部24と従動側連結部25とに対して回動可能に連結された中間連結部26とを有する。
各連結部24,25,26の回動中心は、いずれも上下方向(鉛直方向)の回動軸線に位置する。また、駆動側連結部24および従動側連結部25は、各ローラユニット列7における少なくとも1つのローラユニット6に対応して設けられている。さらに、これら駆動側連結部24および従動側連結部25の回動軸線とローラユニット6の旋回軸線とは一致している。なお、各連結部24,25,26は板状の部材である。
そして、第2の連結部材22は、一のローラユニット列7に含まれるローラユニット6から、一のローラユニット列7に隣設する他のローラユニット列7に含まれるローラユニット6に旋回力を伝達することによって、保持プレート4において搬送方向に隣り合うローラユニット6の各ローラ5の旋回を連動させる。
すなわち、搬送方向に隣り合うローラユニット列7のうちの一のローラユニット列7がアクチュエータ32から駆動力が付与されて旋回することにより、一のローラユニット列7におけるローラユニット6の駆動側連結部24から、中間連結部26を介して、他のローラユニット列7における従動側連結部25を有するローラユニット6に動力が付与される。
そして、従動側連結部25を有するローラユニット6の旋回に連動して、このローラユニット6と第1の連結部材21を介して連結された他のローラユニット6が一斉に旋回する。これにより、隣り合うローラユニット列7同士の旋回動作が連動され、旋回駆動手段23からの動力により一斉に各列のローラ5が同方向へ旋回する。
図4および図5に示すように、旋回駆動手段23は、ローラユニット列7のうちの1つのローラユニット6の旋回の中心軸である旋回軸に対して固定された旋回連結部材31と、この旋回連結部材31に回動可能に接続されたアクチュエータ32とを有している。
旋回連結部材31は、ローラユニット6の旋回軸に一体的に接続された第1の連結軸部33と、この第1の連結軸部33の下側に固定されて略水平に配置された連結板部34と、この連結板部34から下方へ略垂直に固定して設けられた第2の連結軸部35とを有している。
アクチュエータ32は、フレーム3aに固定具を介して設置されたシリンダ本体36と、このシリンダ本体36の両側から進退自在なロッド37とを有している。
ロッド37の一端部には、動力付与部としての軸受孔を有するクレビス38が設けられており、第2の連結軸部35がクレビス38の軸受孔に鉛直軸線を中心に回動自在に接続されている。また、ロッド37の他端部は、フレーム3aに接続されている。
そして、シリンダ本体36に対するロッド37の進退による直線運動がクレビス38の軸受孔に接続された第2の連結軸部35と連結板部34とを動作させ、第1の連結軸部33の回転にともなってローラユニット6が旋回する。なお、旋回連結部材31を有するローラユニット6に駆動側連結部24を形成することができる。
具体的には、図6(a)に示すようにアクチュエータ32の一方のロッド37が後退し他方のロッド37が前進して物品の搬送方向が直進である直進状態から、図6(b)に示すように物品を右折させる右折状態にする場合には、搬送方向の上流側の保持プレート4に設けられた各ローラユニット列7は、シリンダ本体36に対する一方ロッド37の前進により、各ローラユニット6が一方方向(右回り)に所定角度で旋回され、搬送方向の下流側の保持プレート4に設けられた各ローラユニット列7は、シリンダ本体36に対する他方のロッド37の後退により、ローラユニット6が一方方向(右回り)に所定角度で旋回される。
また、直進状態から図6(c)に示すように物品を左折させる左折状態にする場合には、搬送方向の上流側の保持プレート4に設けられた各ローラユニット列7は、シリンダ本体36に対する他方のロッド37の後退により、各ローラユニット6が他方方向(右回り)に所定角度で旋回され、搬送方向の下流側の保持プレート4に設けられた各ローラユニット列7は、シリンダ本体36に対する一方のロッド37の前進により、各ローラユニット6が他方方向(右回り)に所定角度で旋回される。
図7および図8に示すように、ローラユニット6は、保持プレート4に上下方向の鉛直軸線を中心に旋回可能に取り付けられたローラ支持体としてのローラブラケット41と、ローラブラケット41に水平軸線を中心に回転自在に取り付けられたローラ5とを有している。
ローラブラケット41は、板状の第1のブラケット部材42が、保持プレート4の上側に接続シャフト43を介して鉛直軸線を中心に回動可能に設けられている。また、この第1のブラケット部材42の上面には、断面視で略コ字状の第2のブラケット部材44が固定されている。
接続シャフト43は、フランジ部45より軸方向の一方側である下側接続部46が、保持プレート4に挿入されて回転可能に接続されている。なお、接続シャフト43は、フランジ部45と保持プレート4との間にワッシャ47が配置された状態で、保持プレート4に接続される。
また、接続シャフト43におけるフランジ部45より軸方向の他方側である上側接続部48が、第1のブラケット部材42の図示しない接続孔に挿入されるとともに、フランジ部45が第1のブラケット部材42の下側面に溶接されることにより、接続シャフト43と第1のブラケット部材42とが一体的に接続される。
第2のブラケット部材44は、断面視で略コ字状であり、底部51と、底部に対して直交する方向に延設されて内側面が対向する左右一対の側部55を有している。すなわち、第2のブラケット部材44は、側部55の下端部同士が底部51で接続されており、断面視で略コ字状である。
また、第2のブラケット部材44の底部51にはねじ孔が形成されており、第1のブラケット部材42と第2のブラケット部材44の底部51とを固定するように、ねじ孔を通して第1のブラケット部材42に一体的に接続された接続シャフト43の上側接続部48にボルト52aがワッシャ52bを介して螺着して固定されるとともに、別のねじ孔を通して第1のブラケット部材42および第2のブラケット部材44の底部51がボルト53aによってワッシャ53bを介して固定される。
そして、ローラユニット6は、第1のブラケット部材42と第2のブラケット部材44と接続シャフト43とが一体に、保持プレート4に対して接続シャフト43の中心を通る鉛直軸線(旋回軸)を中心に旋回可能である。
なお、駆動側連結部24および従動側連結部25は一列のローラユニット列7に含まれる少なくとも1つのローラユニット6のローラ支持体(ローラブラケット41)に備えられており、より具体的には、第1のブラケット部材42に一体的に形成されている。
また、保持プレート4では、このように旋回可能なローラユニット6が列をなすように方向転換装置1の幅方向へ並設されてローラユニット列7を構成し、2列のローラユニット列7が搬送方向に沿って配置されている。すなわち、1つの保持プレート4には、搬送方向に2列のローラユニット列7が配置されている。
ローラユニット列7の各ローラユニット6を連結する第1の連結部材21は、第1のブラケット部材42に連結されている。すなわち、第1の連結部材21は、ボルト54aおよびナット54bを用いワッシャ54cを介して各ローラユニット6の第1のブラケット部材42に連結されている。
ここで、図4および図5に示すように、ローラユニット列7のうちの1つのローラユニット6には、その旋回軸に第1の連結軸部33が一体的に接続されている。
そして、旋回手段9からの旋回力が第1の連結軸部33からローラユニット6の旋回軸に付与され、第1の連結部材21および第2の連結部材22を介して連結された各ローラユニット6、すなわち、保持プレート4に取り付けられた2つのローラユニット列7の各ローラユニット6が一斉に旋回する。
図7および図8に示すように、第2のブラケット部材44の側部55には、ローラ5の回転軸となる回転軸部56がボルト57aおよびナット57bを用いワッシャ57cを介して固定されている。
回転軸部56には、ローラ5に組み込まれた軸受部材(図示せず)を介してローラ5を水平軸線を中心に回転自在に軸支している。なお、ローラ5と第2のブラケット部材44の側部55との間には、回転軸部56の軸方向においてローラ5を位置決めするためのカラー部材58が設けられている。
ローラ5は、略円筒状のローラ本体61と、このローラ本体61の軸方向の一方側に設けられた駆動ベルト受け部63とを有している。さらに、ローラ本体61の外周面には被覆部材62が固着されている。
なお、ローラ本体61と駆動ベルト受け部63とは一体形成されている。また、ローラ本体61の外周面は、被覆部材62によって覆われている。被覆部材62には、搬送する物品の種類等に応じてゴムやウレタン等の弾性体を用いることができる。
駆動ベルト受け部63は、駆動ベルト13の形状および大きさに対応して形成された溝状(凹弧状)の巻掛部64を有し、駆動シャフト12の巻掛部19に巻き掛けられた駆動ベルト13がローラ5の巻掛部64に巻き掛けられる。
そして、モータ11の駆動によって駆動ベルト13が回行することにより、ローラ5がローラブラケット41に対して回転軸部56の中心を通る水平軸線を中心に回転可能である。
また、駆動シャフト12はローラユニット列7の各ローラ5の真下に設置されておらず、斜め下方に設置されている。より詳しくは、ローラ5の回転軸線と駆動シャフト12の回転軸線が少なくとも平行の関係にある場合において、駆動シャフト12の回転軸線の真上にローラユニット列7に含まれるローラ5の回転軸線が位置しておらず、ローラ5の回転軸線の斜め下方に駆動シャフト12の回転軸線が位置している。これにより、駆動ベルト13は、駆動シャフト12とローラ5との間で傾斜状に掛け回されている。なお、駆動ベルト13が回行する際に、上下方向で下降移動する(ローラ5から離脱し、駆動シャフト12に接近する)側を往路側とし、上昇移動する(駆動シャフト12から離脱しローラ5に接近する)側を復路側として説明する。
図8に示すように、巻掛部64の中心C1は、接続シャフト43の中心軸C2の延長線上に位置している。すなわち、ローラ5は、直進状態の場合に、巻掛部64の中心C1がローラユニット6の旋回軸である中心軸C2と平行になるように配置される。
また、ローラ5の回転軸線が、ローラユニット6の旋回軸線と交差していない、いわゆるオフセット状態である。すなわち、ローラ5の軸方向の中心C3と、ローラユニット6の旋回軸部(中心軸C2)とが搬送方向において重ならないように、オフセット状態で保持プレート4上に配置されている。言い換えると、ローラ5の回転軸線とローラユニット6の旋回軸線とは、ねじれ(オフセット)の位置関係にある。
このオフセット位置であるローラユニット6の旋回軸線の位置は、駆動シャフト12(詳しくは駆動シャフト12の回転軸線)とローラ5の回転軸線とに挟まれた中間位置に配置されている。すなわち、ローラ5の回転軸線は、ローラユニット6の旋回軸線を挟んで駆動シャフト12から離間する位置に設置されている。
また、図9に示すように、ローラブラケット41には、駆動ベルト13を斜めに掛けた際に駆動ベルト13がローラブラケット41に接触しないように、駆動ベルト13の挿通を許容する開口部48が設けられている。この開口部48は、第1のブラケット部材42の底部51と第2のブラケット部材44との上下方向(厚さ方向)、つまり、ローラブラケット41の底部の一部に上下方向に貫通して形成されている。また、開口部は、搬送方向においてローラブラケット41の底部に駆動シャフト12から旋回軸の旋回軸線を挟んで離間する位置に設けられ、駆動ベルトの往路側または復路側とローラブラケット41とが干渉することを防止する。つまり、この開口部があることで、ローラ5に対して駆動ベルト13が斜め掛けされた(傾斜状に掛け回された)際に、駆動ベルト13の往路側または復路側とローラブラケット41とが干渉することが防止される。
図10に示すように、保持プレート4は、板状のプレート本体71の長手方向の両端部に、フレーム3aに固定するための固定孔72が設けられている。
また、保持プレート4は、ローラユニット6を取り付けるための取付孔74を有する複数(例えば12個)の取付部73を有している。
取付部73は、プレート本体71の幅方向の両端部においてプレート本体71の長手方向に沿って列をなすように配置されている。つまり、各取付部73は方向転換装置1の幅方向に列状に配置されており、各ローラユニット6に対応して配置されている。
また、各取付部73の縁部は、プレート本体71の幅方向の両端部より内側に配置されている。
さらに、保持プレート4は、駆動ベルト13の往路側および復路側の少なくとも一方の回行移動および旋回移動を許容し、駆動ベルト13の往路側と復路側とを空間的に接続する開口部を有している。
この開口部は、取付部73の周囲を取り囲むように形成されており、第1の開口部75は、プレート本体71おいて、取付部73の幅方向(短手方向)の内側に配置されている。
また、第1の開口部75は、取付部73に取り付けられたローラ5の周方向の一方側から下方へ引き出された駆動ベルト13の往路側または復路側を挿通可能であるとともに、その挿通された駆動ベルト13がローラユニット6の旋回に伴って移動可能となるように開口されている。
第2の開口部76は、プレート本体71において、取付部73を介して第1の開口部75と対向するように、取付部73の幅方向の外側に配置されている。
また、第2の開口部76は、取付部73に取り付けられたローラ5の周方向の他方側から下方へ引き出された駆動ベルト13を挿通可能であるとともに、その挿通された駆動ベルト13がローラユニット6の旋回に伴って移動可能となるように開口されている。
すなわち、ローラ5の巻掛部64に巻き掛けられて、第1の開口部75および第2の開口部76に挿通された駆動ベルト13は、ローラユニット6の旋回によって、図10に二点鎖線で模式的に示す円弧状の範囲を、第1の開口部75および第2の開口部76内で捩れるように移動する。そのため、駆動ベルト13は、移動によってプレート本体71に接触しない。
第3の開口部77は、第1の開口部75および第2の開口部76に連通するように取付部73に沿って開口されている。すなわち、プレート本体71は、取付部73の周囲が第1の開口部75から第2の開口部76にわたって開口されている。
そして、駆動ベルト13は、第1の開口部75および第2の開口部76を通ってローラ5の巻掛部64と駆動シャフト12の巻掛部19とに巻き掛けられる。
また、保持プレート4上で搬送方向に隣り合う2つのローラ5の巻掛部64にそれぞれ巻き掛けられた2つの駆動ベルト13は、同一の駆動シャフト12の巻掛部19に巻き掛けられる。
なお、駆動シャフト12は、保持プレート4の下方に配置されている。そのため、保持プレート4上で搬送方向に隣り合うローラ5それぞれに巻き掛けられ、かつ、1つの駆動シャフト12に巻き掛けられた2つの駆動ベルト13は、図1に示すように、それぞれローラ5から駆動シャフト12へ向かって内側へ傾斜状に配置され、側面視で略V字状に配置される。
そして、このように巻き掛けられた各駆動ベルト13は、フレーム3aに保持プレート4が取り付けられ、かつ、保持プレート4にローラユニット6が取り付けられた状態のままで、第1の開口部75側および第2の開口部76側の一方側から第3の開口部77を通って、他方側へ引き出すようにして、ローラ5から取り外すことができる。
また、ローラ5から取り外された駆動ベルト13は、駆動シャフト12からスペーサ17が取り外された状態において、駆動シャフト12の他端側から取り外すことができる。
なお、第1の開口部75、第2の開口部76および第3の開口部77を保持プレート4内に連続的に形成してもよく、また、保持プレート4の外周の空間をもって第2開口部76としてもよい。つまり、第1の開口部75と第3の開口部77と保持プレート4の外側の空間とによって開口部を構成することができる。
これは、駆動ベルト13の往路側と復路側とが空間的に接続されていれば良く、駆動ベルト13の往路側または復路側の一方の回行および旋回を許容する一方の空間としての保持プレート4を厚さ方向に貫通して形成された第1の開口部75と、駆動ベルト13の往路側または復路側の他方の回行および旋回を許容する他方の空間(保持プレート4を厚さ方向に貫通して形成してもよいし、保持プレート4の外側周辺の空間を用いても良い)としての第2の開口部76と、一方の空間と他方の空間を接続するために保持プレート4を厚さ方向に貫通する第3の開口部77とによって、駆動ベルト13の挿通、旋回および脱着を可能にする開口部を構成することができる。
また、プレート本体71の幅方向(短手方向)の両側縁部における取付部73の第3の開口部77とは反対側には、幅方向の内側へ向かって凸状に切り欠かれた切欠78が設けられている。この切欠78は、駆動ベルト13の旋回動作において、その駆動ベルト13が保持プレート4と接触することを防止する。
さらに、旋回手段9は、ローラユニット列7の各ローラユニット6を一斉に同方向に同一角度で旋回させる構成には限定されず、図11(a)ないし図11(c)に示すように、例えば下流側のローラユニット6の旋回角度が、上流側に位置するローラユニット6の旋回角度より大きくなるように旋回させ、物品の搬送角度が下流側へ向けて徐々に大きくなるように構成してもよい。
中間連結部26には、駆動側連結部24および従動側連結部25と接続される2つの接続回動軸が設けられている。ここで、駆動側連結部24を備えるローラユニット6の旋回軸線と一方の接続回動軸の回軸線とが離間する距離と、従動側連結部25を備えるローラユニット7の旋回軸線と他方の接続回動軸の回動軸線とが離間する距離とを調整することで各ローラユニット列7の旋回角度を調整できる。
つまり、上流側のローラユニット6の旋回軸線と上流側のローラユニット6に接続された中間連結部26の上流側の接続回動軸との回動軸線との離間距離よりも、下流側のローラユニット6の旋回軸線と下流側のローラユニット6に接続された中間連結部26の下流側の接続回動軸の回動軸線との離間距離を短くすることで、下流側のローラユニット6ほど旋回角度を大きくすることができる。これにより、物品の搬送方向を徐々に転換させることができ、さらに滑らかな転換動作を実現できる。
また、フレーム3aを搬送方向へ前上がりに設置することで方向転換装置全体を前上がりに傾けることができるができる。これにより、搬送される物品の方向転換装置1への乗り移りの際に主搬送路の搬送面より突出したローラ5と搬送される物品とが強く接触することを防止できる。なお、方向転換装置1の最上流のローラユニット列7のローラ5の高さと主搬送路の最下流の搬送高さとを揃え、下流に向けてローラ5の高さが徐々に高くなるように設置することが好ましい。
次に、上記第1の実施の形態の作用および効果を説明する。
上記方向転換装置1によれば、保持プレート4が第1の開口部75と、第2の開口部76と、第3の開口部77とを有しているため、保持プレート4をフレーム3aから取り外さなくても、第1の開口部75、第2の開口部76および第3の開口部77を通すように、駆動ベルト13をローラユニット6および保持プレート4から取り外すことができる。そのため、駆動ベルト13の交換等のメンテナンスを、保持プレート4をフレーム3aから取り外すことなく、容易にできる。
また、駆動ベルト13をローラ5と、ローラ5から斜め方向に位置する駆動シャフト12とに掛け回すことができるため、駆動シャフト12の配置範囲が広くなり、設計の自由度が向上する。
駆動ベルト13は、第1の開口部75および第2の開口部76を通して、ローラ5および駆動シャフト12に巻き掛けられるため、保持プレート4上で2列に配置され搬送方向に隣り合う2つのローラ5にそれぞれ巻き掛けられた2つの駆動ベルト13を同一の駆動シャフト12に巻き掛けることができる。そのため、2列のローラユニット列7に対して、1つの保持プレート4および1つの駆動シャフト12を用いるだけでよいので、部品点数を低減できる。
ローラ5およびローラユニット6は、ローラユニット6の旋回軸部(中心軸C2)の延長線上にローラ5の中心C3が配置されていないオフセット状態に構成されているため、駆動ベルト13と旋回軸部およびプレート本体71との接触を防止できる。また、保持プレート4の各列の駆動ベルト13のための開口面積を小さくできる。
ローラユニット6は、ローラ5の巻掛部64の中心C1が旋回軸部(中心軸C2)の延長線上に配置されているため、ローラユニット6の旋回による駆動ベルト13の捩れや移動を最小限に抑えることができる。
保持プレート4は、取付部73の縁部がプレート本体71より内側に配置されているため、保持プレート4において、ローラ5から駆動シャフト12へ向かって内側へ傾斜状に配置される駆動ベルト13のためのスペースを確保でき、駆動ベルト13と取付部73との接触を防止できる。
各列の旋回動作を連動させる第2の連結部材22は、一のローラユニット列7に含まれるローラユニット6から、一のローラユニット列7に隣接する他のローラユニット列7に含まれるローラユニット6に旋回力を伝達するため、第2の連結部材22の構成を小型化することができる。また、ローラユニット列7ごとにローラユニット6の旋回角度を変更することができる。
なお、上記一実施の形態では、保持プレート4上でローラユニット6が2列に配置された構成としたが、このような構成には限定されず、保持プレート4上におけるローラユニット6の配置は適宜変更できる。
また、保持プレート4は、複数のローラ5を取付可能であり、かつ、第1の開口部75と第2の開口部76と第3の開口部77とを有する構成であれば、形状や配置等を適宜変更できる。
旋回手段9は、2つローラユニット列7のうちの1つのローラユニット6にアクチュエータ32の旋回力を付与して各ローラユニット6を一斉に旋回させる構成としたが、このような構成には限定されず、ローラユニット列7の各ローラユニット6を旋回可能な構成であれば、適宜変更でき、例えば、アクチュエータ32からの旋回力を第1の連結部材21に付与する構成にしてもよい。
なお、旋回駆動手段23は、一のローラユニット列7へ動力を伝達できれば良く、動力の伝達方法は適宜変更可能である。
また、回転手段8は、駆動ベルト13を回行させることができるものであれば良く、上記一実施形態に記載された構成には限定されない。
なお、保持プレート4に設けられたローラユニット列7のうち1列のローラユニット列7の各ローラ5または一部のローラ5に対してのみ駆動ベルト13を斜め掛けするようにしても良い。
また、駆動ベルト受部63はローラ本体61の搬送面に形成されてもよい。
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明は上記一実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
1 方向転換装置
4 保持部材としての保持プレート
5 搬送ローラとしてのローラ
6 ローラユニット
7 ローラユニット列
9 旋回手段
12 駆動回転体としての駆動シャフト
13 駆動ベルト
21 第1の連結部材
22 第2の連結部材
24 駆動側連結部
25 従動側連結部
26 中間連結部
32 アクチュエータ
41 ローラ支持体としてのローラブラケット
51 底部
55 側部
73 取付部
75 一の開口部である第1の開口部
76 一の開口部である第2の開口部
77 他の開口部である第3の開口部

Claims (7)

  1. 回転することにより物品を搬送する搬送ローラと、前記搬送ローラを水平方向の回転軸線回りに回転可能に支持するローラ支持体とを有するローラユニットと、
    前記ローラユニットを鉛直方向の旋回軸線回りに旋回可能に保持する取付部を複数有する保持部材と、
    水平方向の回転軸線回りに回転する駆動回転体と、
    前記搬送ローラおよび前記駆動回転体に巻き掛けられ、前記駆動回転体の駆動力を前記搬送ローラに伝達する駆動ベルトと、
    前記ローラユニットを旋回させる旋回手段とを備え、
    前記ローラユニットは、搬送方向に対して左右に並んで配置されて前記保持部材上にローラユニット列を構成し、
    前記保持部材の前記取付部それぞれの周囲には、前記駆動ベルトの往路側および復路側の少なくとも一方の回行移動および旋回移動を許容する一の開口部と前記一の開口部と連続し、前記駆動ベルトの往路側と復路側とを接続する他の開口部とが前記ローラユニットごとに形成され
    ことを特徴とする方向転換装置。
  2. 保持部材には、搬送方向に複数列のローラユニット列が並んで設置され、
    保持部材上に設置されたローラユニット列のうち、少なくとも1列のローラユニット列に含まれる搬送ローラは、駆動回転体の斜め上方に設置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の方向転換装置。
  3. 複数のローラユニット列の搬送ローラそれぞれに巻き掛けられた駆動ベルトが同一の駆動回転体に巻き掛けられている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の方向転換装置。
  4. ローラユニットの旋回軸線は、平面視で駆動回転体の回転軸線と搬送ローラの回転軸線との間に配置されている
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の方向転換装置。
  5. ローラ支持体は、搬送ローラの回転軸を支持する左右一対の側部と、前記側部同士を接続するとともに下方向に突出する旋回軸を有する底部とを有し、
    前記底部には、前記側部に支持された搬送ローラに巻き掛けられた駆動ベルトの往路側および復路側の少なくとも一方の回行移動を許容する開口部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか一記載の方向転換装置。
  6. 旋回手段は、一のローラユニット列に対して旋回力を付与するアクチュエータと、ローラユニット列ごとに設けられ、列単位で各ローラユニットを接続して各ローラユニットの旋回動作を連動させる第1の連結部材と、一のローラユニット列に含まれるローラユニットから、一のローラユニット列に隣設する他のローラユニット列に含まれるローラユニットに旋回力を伝達する第2の連結部材とを有する
    ことを特徴とする請求項1ないし5いずれか一記載の方向転換装置。
  7. 第2の連結部材は、一のローラユニット列に含まれるローラユニットに設けられた駆動側連結部と、他のローラユニット列に含まれるローラユニットに設けられた従動側連結部と、前記駆動側連結部と前記従動側連結部とを接続する中間連結部とを有し、
    前記中間連結部は、前記駆動側連結部および前記従動側連結部に対して回動可能である
    ことを特徴とする請求項6記載の方向転換装置。
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