JP6839273B2 - ベアラ状態不整合回避のためのシステムおよび方法 - Google Patents

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Description

優先権
この出願は、2016年10月21日に出願した「SYSTEMS AND METHODS FOR BEARER STATE MISMATCH AVOIDANCE」という名称の米国仮出願第62/411,162号の優先権を主張するものであり、その開示が参照によってここで組み込まれる。
本開示は、一般に無線通信に関し、より詳細にはベアラ状態不整合を回避するためのシステムおよび方法に関する。
LTEでは、データは、ユーザ機器(UE)とコアネットワーク(CN)の間で規定されたエボルブドパケットシステム(EPS)ベアラを通じて搬送され得る。これは非アクセス階級(NAS)層と称される。EPSベアラは、UEと無線アクセスネットワーク(RAN)ノードの間の無線インターフェースを通じて(データ)無線ベアラ((D)RB)にマッピングされ得る。これはアクセス階級(AS)層と称され得る。LTEでは、NAS層のEPSベアラとAS層の(D)RBの間に1対1のマッピングがある。他の無線アクセス技術向けに類似の概念およびその変形形態が存在し、新無線アクセス技術に適合し得る。
3GPPのRel−13には、無線リソース制御(RRC)コンテキストの一時停止および再開のための新規の機能がある。この機能は3GPPのTS 36.300のv13.5.0および3GPPのTS 36.331のv13.3.0に記述されており、それらの全体が参照によってここで組み込まれる。一般観念は、ユーザ機器(UE)セッションが終了してUEがRRCアイドル状態になるとき、UEとRANの両方がパッシブなUEコンテキストを維持し、RRC接続のみが一時停止されるというものである。このパッシブなUEコンテキストはスリムな再開プロシージャを用いて再活性化され得、これによって、一時停止されたRRC接続が再開される。再開プロシージャを使用すると無線リソースのセットアップが高速になり、このことは、システムおよびエンドユーザ向けの低レイテンシと、システムにおけるプロシージャの効率的な実行とを意味する。
具体的には、パッシブなUEコンテキストの再活性化すなわち再開を要求するUEは、パッシブな/キャッシュに格納されたUEコンテキストに関連した接続を再開するための要求をシグナリングする。たとえば、UEは、パッシブな/キャッシュに格納されたコンテキストの再利用および再活性化を要求する。しかしながら、RRC接続が一時停止したとき、一般的にはS1接続が解除される。RRC接続が再開されると、S1接続が再活性化され、かつ/または復元される。
3GPPでは、「LTEの光接続を可能にするためのシグナリング低減」におけるRel−14ワークアイテムは、たとえばRRC接続の一時停止中にS1接続を維持することによって接続ハンドリングをさらに拡張することを目的とする。このシナリオではUEコンテキストはパッシブである。
3GPPにおいて、5G移動体通信システムおよび新無線(NR)インターフェースの研究も継続している。NRと5GのパッシブなUEコンテキストを伴う類似の概念向けに、UEと無線アクセスネットワークの間の接続が解除されたとき、またはインアクティブ状態もしくはパッシブ状態になったとき、無線アクセスネットワーク(RAN)とコアネットワーク(CN)の間の接続を維持することの可能性が検討されている。これらの概念は、たとえば3GPPのTS 23.799のv1.0.2において論じられており、その全体が参照によってここで組み込まれる。
UEがたとえばRRCのアイドル状態または一時停止状態などのインアクティブ状態にあるとき、UEは、UEとコアネットワーク(CN)の間で規定されたベアラを局所的に非活性化することができる。たとえば、UEは、LTEのコンテキストにおいてEPSベアラを局所的に非活性化することができる。UEがパッシブな/キャッシュに格納されたRRCのUEコンテキストなしのRRCアイドル状態にあって、UEにおいてベアラが局所的に非活性化されているとき、UEはこのことをCNに指示することができる。本明細書では、「インアクティブ状態」の例としてRRCのアイドル状態または一時停止状態が使用されているが、本明細書で説明された解決策は、LTE、NR、または任意の他の適切な無線技術において現在規定されているかどうかにかかわらず、任意の適切なインアクティブ状態に適合し得ることが理解されよう。適切なインアクティブ状態には、制限なしで、RRC_IDLE状態およびRRC_INACTIVE状態が含まれ得る。LTEのコンテキストでは、UEは、モバイル管理エンティティ(MME)に非活性化を指示し得るが、他の適切なCNノードは、たとえばUEとCNとRANの間の同期したベアラ状態を保証するように、CNが、RANノードに、アクティブなベアラのみに対してRBを確立するように命令することができるように、無線技術に依拠して通知されてよい。LTEでは、UEは、たとえばNAS拡張サービス要求(ESR)またはEPSベアラコンテキスト状態情報要素を含有しているトラッキングエリア更新要求(TAUR)メッセージによってベアラの状態をMMEと同期させ、このことは、3GPPのTS 24.301のv13.7.0においてより詳細に論じられており、その全体が参照によってここで組み込まれる。
しかしながら、UEがパッシブな/キャッシュに格納されたRRC UEコンテキストを伴うRRCアイドル状態にあって、ベアラがUEにおいて局所的に非活性化されているとき、非活性化されたEPSベアラに関連したRBは、UEがネットワークにアクセスするとき起動されるRRCコンテキスト/接続の再活性化/再開の一部分として再確立されることになる。CNがUEの局所的なベアラ非活性化を知らされる前にRBが再確立されるため、UEとCNとRANノードの間、およびNASとASの間に、ベアラ状態不整合が生じる。状態不整合によってデータが失われることがある。
既存の解決策にまつわる前述の問題に対処するために、ベアラ状態不整合を回避するためのシステムおよび方法が開示される。
特定の実施形態によれば、ネットワークノードとの接続を再開するのに用いるパッシブなコンテキストをUEによって記憶することを含む、ベアラ状態不整合を回避するための、ユーザ機器(UE)による方法が提供される。UEは、インアクティブ状態にある間に、少なくとも1つの無線ベアラ(RB)を局所的に非活性化する。UEは、インアクティブ状態にある間に少なくとも1つのRBを局所的に非活性化したという指示を、ネットワークノードにシグナリングする。
特定の実施形態によれば、ベアラ状態不整合を回避するためのUEが提供される。UEは、命令を記憶する記憶装置と、これらの命令を実行して、ネットワークノードとの接続を再開するのに用いるパッシブなコンテキストをUEに記憶させるように設定された処理回路とを含む。UEがインアクティブ状態にある間に、UEにおいて少なくとも1つのRBが局所的に非活性化される。UEは、インアクティブ状態にある間に少なくとも1つのRBを局所的に非活性化したという指示を、ネットワークノードにシグナリングする。
特定の実施形態によれば、ネットワークノードによってベアラ状態不整合を回避するための方法が提供され、この方法は、ネットワークノードによって、インアクティブ状態にあるUEとの接続を再開するのに用いるパッシブなコンテキストを記憶することを含む。ネットワークノードは、UEがインアクティブ状態にある間に、少なくとも1つのRBが局所的に非活性化されたという指示をUEから受信する。UEに関連したベアラ状態は、ベアラ状態不整合を回避するためにネットワークノードによって修正される。
特定の実施形態によれば、ベアラ状態不整合を回避するためのネットワークノードが提供される。ネットワークノードは、命令を記憶する記憶装置と、これらの命令を実行して、インアクティブ状態にあるUEとの接続を再開するのに用いるパッシブなコンテキストをネットワークノードに記憶させるように設定された処理回路とを含む。ネットワークノードは、UEがインアクティブ状態にある間に、UEにおいて少なくとも1つのRBが局所的に非活性化されたという指示をUEから受信する。UEに関連したベアラ状態は、ベアラ状態不整合を回避するためにネットワークノードによって修正される。
本開示の特定の実施形態は、1つまたは複数の技術的な利点を提供し得るものである。たとえば、特定の実施形態は、UEが、ベアラ状態の局所的な変化が生じたことをネットワークノードに指示するための機構を提供し得る。たとえば、具体的な実施形態では、UEからの通知は、現在の、パッシブな/記憶された/キャッシュに格納された、UEアクセス階級(AS)コンテキストが、RB(複数可)の設定および/または状態に関して最新ではない、かつ/または有効ではない可能性があることを指示してよい。別の技術的な利点には、ネットワークノードが、UEからのそのような指示に応答して、UEとネットワークの間およびASとネットワークアクセス階級(NAS)の間のベアラ設定/ベアラ状態不整合に起因するエラーを回避するように行動し得ることがある。たとえば、具体的な実施形態では、ネットワークノードは、RB(複数可)の再確立を解除してよく、一時停止してよく、または遅延させてよく、したがってベアラ設定および/またはベアラ状態における不整合を防止する。したがって、ベアラ状態不整合に関連したデータ損失は、すべて最小化されるか回避され得る。
他の利点は、当業者には容易に明らかになり得る。列挙された利点を有しない、いくつか有する、またはすべて有する、特定の実施形態があり得る。
開示された実施形態ならびに特徴および利点のより完全な理解のために、添付図面とともに以下の説明が次に参照される。
特定の実施形態による、ベアラ状態不整合を回避するための例示的無線通信ネットワークの図解である。 特定の実施形態による、ベアラ状態不整合を回避するための別の例示的無線通信ネットワークの図解である。 特定の実施形態による、ベアラ状態不整合を回避するための例示的無線デバイスの図解である。 特定の実施形態による、ベアラ状態不整合を回避するための、無線デバイスによる例示的方法の図解である。 特定の実施形態による、ベアラ状態不整合を回避するための例示的な仮想コンピュータデバイスの図解である。 特定の実施形態による、ベアラ状態不整合を回避するための例示的ネットワークノードの図解である。 特定の実施形態による、ベアラ状態不整合を回避するための、ネットワークノードによる例示の方法の図解である。 特定の実施形態による、ベアラ状態不整合を回避するための別の例示の仮想コンピュータデバイスの図解である。 特定の実施形態による、例示的な無線ネットワークコントローラまたはコアネットワークノードの図解である。
本開示の具体的な実施形態は、無線デバイスおよびネットワークノードによる、ベアラ状態不整合を回避するための解決策を提供し得るものである。特定の実施形態によれば、ユーザ機器(UE)などの無線デバイスは、無線アクセスネットワーク(RAN)ノードなどのネットワークノードに、ベアラ状態の局所的な変化が生じたこと、または生じた可能性があることを指示してよい。そのような指示により、ネットワークノードは、ベアラ設定および/またはベアラ状態における不整合を回避するために、無線ベアラ(複数可)(RB(複数可))の再確立を解除するか、一時停止するか、または遅延させることができる。以下で、様々な実施形態をより詳細に論じる。
具体的な実施形態によれば、無線デバイスは、ネットワークにアクセスするとき、1つまたは複数のベアラが局所的に非活性化されていることをネットワークノードに指示する。具体的な実施形態では、局所的に非活性化された1つまたは複数のRBがこの指示によって識別され得る。それに加えて、またはその代わりに、非活性化されていない、または依然としてアクティブである1つまたは複数のRBが、この指示によって識別され得る。
具体的な実施形態によれば、この指示は、インアクティブな/一時停止された無線リソース制御(RRC)接続またはパッシブな/キャッシュに格納されたコンテキストを、再開すなわち再活性化する要求の中にあってよい。たとえば、LTEでは、この指示はRRCConnectionResumeRequestメッセージまたは別の対応するメッセージの中にあってよい。別の実施形態では、この指示は、成功した再開すなわち再活性化の確認の中にあってよい。たとえば、LTEでは、この指示はRRCConnectionResumeCompleteメッセージまたは別の対応するメッセージの中にあってよい。
特定の実施形態によれば、ネットワークノードは、1つまたは複数のRBが局所的に非活性化されたという指示を受信したとき、RBの再確立を解除するか、一時停止するか、または遅延させてよい。具体的な実施形態によれば、1つまたは複数のRBの再確立の解除、一時停止、または遅延は、無線デバイスからの非活性化されたRBの指示に基づいて選択的に行われてよい。それに加えて、またはその代わりに、1つまたは複数のRBの再確立の解除、一時停止または遅延は、無線デバイスからのそのような詳細な指示がない場合には非選択的に行われてよい。1つまたは複数のRBの再確立の解除、一時停止、または遅延は、コアネットワーク(CN)からの、ベアラ状態が同期されたという指示、および/またはアクティブな/確立されたRBの指示、および/または非活性化された/解放されたRBの指示、および/または対応するベアラ設定の指示があるまで、遂行されてよい。ネットワークノードは、CNからそのような指示を受信すると、RBを用いて、無線デバイスおよびネットワークノードを対応して設定し得る。
具体的な実施形態によれば、ネットワークノードは、RAN−CNインターフェースを通じて、CNに、ベアラ設定および/またはベアラ状態の変化が予期されること、もしくは保留されていること、および/またはRANが更新されたベアラ情報および/またはベアラ状態を必要としていることを指示することができる。LTEでは、たとえば、eNBは、S1インターフェースを通じて、モバイル管理エンティティ(MME)に、ベアラ設定および/またはベアラ状態の変化が予期されることおよび/または保留されていること、ならびに/あるいはRANが更新されたベアラ情報および/またはベアラ状態を必要としていることを指示してよい。CNは、そのような指示または要求に応答して、更新されたベアラ設定および/またはベアラ状態の情報をRANに供給してよい。
具体的な実施形態によれば、ネットワークノードは、1つまたは複数のベアラが局所的に非活性化されたという指示を受信したとき、パッシブな/キャッシュに格納された/記憶されたUEコンテキストなしで、無線デバイスの接続を解除してRRCアイドル状態にする。UEは、次いで、新規のRRC接続を確立するためのプロシージャを開始する。
他の具体的な実施形態では、ネットワークノードは、1つまたは複数のベアラが局所的に非活性化されたという指示を受信したとき、パッシブな/キャッシュに格納された/記憶されたUEコンテキストを無視するかまたは棄却して、新規のRRC接続の確立を開始する。たとえば、ネットワークノードは、接続再開プロシージャから接続セットアッププロシージャへ切り換えてよい。たとえば、LTEでは、これは、1つまたは複数のベアラが局所的に非活性化されたことを無線デバイスが指示する場合に、RRCConnectionResumeメッセージの代わりにRRCConnectionSetupメッセージを用いてRRCConnectionResumeRequestに応答することによって達成され得る。
さらに他の具体的な実施形態では、AS層とNAS層の間のベアラ不整合は、ベアラが局所的に非活性化されたとき、UEが、インアクティブな/一時停止されたRRC接続またはパッシブな/キャッシュに格納されたコンテキストの再開すなわち再活性化を要求するのではなく、新規のRRC接続の確立を要求する、というルールによって防止される。
他の具体的な実施形態では、ベアラが局所的に修正されたとき、または修正が要求されようとしているとき、上記の指示および/またはルールのうち1つまたは複数が適用され得る。
この文献の全体にわたって、UE、RANノード、およびCNノードといった一般的な用語が使用され得る。特殊な名称および用語は、アーキテクチャおよびアクセス技術に応じて変化し得ることが理解されよう。たとえば、LTEでは、ネットワークまたはRANノードはeNBでよく、CNノードはMMEでよい。以下で、例示のノードおよび装置をより詳細に説明する。しかしながら、本明細書で説明された解決策は、任意の適切なタイプのシステムにおいて任意の適切な構成要素を使用して実施され得るものである。
図1〜図9において具体的な実施形態が説明されており、様々な図面の対応する部分には類似の番号が使用されている。図1は、特定の実施形態による、ベアラ状態不整合を回避するための例示的無線通信ネットワークを図解するものである。表されるように、無線通信ネットワークは、UEを含み得る1つまたは複数の無線デバイス110に対して通信および他のタイプのサービスを提供する。図解された実施形態では、無線通信ネットワークは、無線デバイスの、無線通信ネットワークによって提供されるサービスへのアクセスおよび/またはサービスの使用を容易にするネットワークノード100および100aの1つまたは複数の事例を含む。無線通信ネットワークは、各無線デバイス110の間の通信、または無線デバイス110と地上通信線電話など別の通信デバイスの間の通信をサポートするのに適切な任意の追加要素をさらに含み得る。
ネットワーク120は、1つまたは複数のIPネットワーク、公衆スイッチ電話ネットワーク(PSTN)、パケットデータネットワーク、光学ネットワーク、広域ネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、都市内ネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にするための他のネットワークを備え得る。
無線通信ネットワークは、任意のタイプの通信、電気通信、データ、セル、および/または無線ネットワークもしくは他のタイプのシステムを表し得る。具体的な実施形態では、無線通信ネットワークは、特定の規格または他のタイプの所定のルールもしくはプロシージャによって動作するように設定され得る。したがって、無線通信ネットワークの具体的な実施形態は、グローバル移動体通信システム(GSM)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)、Long Term Evolution(LTE)、および/または他の適切な2G規格、3G規格、4G規格、もしくは5G規格、IEEE 802.11規格などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、および/またはワイマックス(WiMax)、Bluetooth、および/またはZigBee規格など任意の他の適切な無線通信規格などの通信規格を実施し得る。
簡単にするために、図1は、ネットワーク120、ネットワークノード100および100a、ならびに無線デバイス110のみを表す。異なる実施形態では、無線ネットワークは、任意数の有線または無線のネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、ならびに/あるいは、有線もしくは無線の接続を介したデータおよび/または信号の通信を容易にする、または同通信に関与する、任意の他の構成要素を備え得る。
図1は、具体的な実施形態によるネットワークノード100および無線デバイス110の詳細な図を示す。ネットワークノード100は、インターフェース101、プロセッサ102、記憶機構103、およびアンテナ101aを含む。同様に、無線デバイス110は、インターフェース111、プロセッサ112、記憶機構113、およびアンテナ111aを含む。これらの構成要素は、無線通信ネットワークにおいて無線接続をもたらすことなど、ネットワークノードおよび/または無線デバイスの機能をもたらすために連携してよい。
本明細書で使用されるように、RANノードと称されることもある「ネットワークノード」という用語が指す機器は、無線デバイス110に対する無線アクセスを可能にし、かつ/または無線アクセスを提供する無線通信ネットワークにおいて、無線デバイス110および/または他の機器と直接的または間接的に通信することができ、通信するように設定されており、通信するように構成されており、かつ/または通信するように動作可能である。ネットワークノード100および100aの例は、それだけではないが、アクセスポイント(AP)、詳細には無線アクセスポイントを含む。ネットワークノード100および100aは無線基地局などの基地局(BS)を表し得る。無線基地局の特別な例はノードBおよび発展型ノードB(eNB)を含む。基地局は、提供するカバレッジの量(言い方を変えれば送信電力レベル)に基づいて分類され得て、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局とも称され得る。ネットワークノードは、集中型デジタルユニットおよび/またはリモート無線ヘッド(RRH)と称されることもあるリモート無線ユニット(RRU)など、分散型無線基地局の1つまたは複数の(あるいはすべての)部分も含み得る。そのようなリモート無線ユニットは、アンテナ一体型無線としてアンテナに組み込まれてよく、組み込まれなくてもよい。分散型無線基地局の部品も、分散型アンテナシステム(DAS)におけるノードと称されることがある。
特別な非限定的例として、基地局は、中継ノードまたは中継を制御する中継ドナーノードでよい。
ネットワークノード100および100aの他の例には、MSR BSなどのマルチスタンダード無線(MSR)の無線設備、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、MBMSノード、ベーストランシーバ局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(たとえばMSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、測位ノード(たとえばe−SMLC)、および/またはMDTが含まれる。しかしながら、より一般的には、ネットワークノード100および100aは、無線デバイスに対して無線通信ネットワークへのアクセスを可能にし、かつ/または提供する、あるいは無線通信ネットワークにアクセスした無線デバイス110に対していくつかのサービスを提供することができ、提供するように設定され、提供するように構成され、かつ/または提供するように動作可能な、任意の適切なデバイス(またはデバイスのグループ)を表し得る。
本明細書で使用されるような「無線ノード」という用語は、それぞれ上記で説明されたような無線デバイス110とネットワークノード100および100aの両方を参照するように、総称的に使用される。
図1に表現されているように、ネットワークノード100は、プロセッサ102、記憶機構103、インターフェース101、およびアンテナ101aを含む。これらの構成要素は、単一のより大きなボックスの内部にある単一のボックスとして表現されている。しかしながら、実際には、ネットワークノード100は、図解された単一の構成要素を構成する複数の異なる物理的構成要素を備え得る(たとえば、インターフェース201は、有線接続のために電線を結合するための端子と、無線接続のための無線トランシーバとを備え得る)。別の例として、ネットワークノード100は、物理的に分離した複数の異なる構成要素が相互作用してネットワークノード100の機能をもたらす仮想ネットワークノードでよい。たとえば、プロセッサ102は、3つの個別の筐体内にある3つの個別のプロセッサを備えてよく、各プロセッサが、ネットワークノード100の特別なインスタンス向けの異なる機能に関与する。同様に、ネットワークノード100は、複数の物理的に分離した構成要素から成り得る。具体的な実施形態では、たとえば、ネットワークノード100は、NodeB構成要素およびRNC構成要素、BTS構成要素およびBSC構成要素、または他の適切な構成要素から成り得、これらは、それぞれが、それ自体のプロセッサ、記憶機構、およびインターフェース構成要素を有し得る。ネットワークノード100が複数の分離した構成要素を含む具体的な実施形態では、分離した構成要素のうち1つまたは複数がいくつかのネットワークノードの間で共有され得る。たとえば、単一のRNCが複数のNodeBを制御してよい。そのようなシナリオでは、固有のNodeBとBSCの対のそれぞれが、個別のネットワークノードでよい。いくつかの実施形態では、ネットワークノード100は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように設定され得る。そのような実施形態では、いくつかの構成要素が2重にされてよい。たとえば、異なるRATの各々向けに個別の記憶機構103が含まれ得る。いくつかの実施形態では、いくつかの構成要素が再使用されてよい。たとえば、具体的な実施形態では、異なるRATによって同一のアンテナ101aが共有されてよい。
プロセッサ102は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、処理回路、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、もしくは任意の他の適切なコンピュータデバイス、リソースのうち1つまたは複数の組合せ、あるいは、単独で、または記憶機構103などネットワークノード100の他の構成要素とともに、ネットワークノード100の機能をもたらすように動作可能なハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化されたロジックの組合せでよい。たとえば、プロセッサ102は、記憶機構103に記憶された命令を実行してよい。そのような機能には、無線デバイス110などの無線デバイスに、本明細書で開示された機能または利点のうち任意のものを含めて、本明細書で論じられた様々な無線機能を与えることが含まれ得る。
記憶機構103は、限定することなく、持続性の記憶機構、半導体メモリ、遠隔に据え付けられた記憶装置、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、リムーバブル媒体、または任意の他の適切なローカルもしくはリモートの記憶要素のうち任意のものを含む、任意の形態の揮発性または不揮発性のコンピュータ可読記憶装置を備え得る。記憶機構103は、ネットワークノード100によって利用される、ソフトウェアおよび符号化されたロジックを含む任意の適切な命令、データまたは情報を記憶し得る。記憶機構103は、プロセッサ102による任意の計算および/またはインターフェース101を介して受信した任意のデータを記憶するように使用され得る。
ネットワークノード100はインターフェース101も備えてよく、インターフェース101は、ネットワークノード100、ネットワーク120、および/または無線デバイス110との間のシグナリングおよび/またはデータの有線もしくは無線の通信において使用され得る。たとえば、インターフェース101は、ネットワークノード100が有線接続を通じてネットワーク120との間でデータを送受信するのを可能にするために必要とされ得る、任意のフォーマット化、符号化、または書き換えを遂行してよい。インターフェース101は、無線送信器および/または無線受信器も含み得、これらはアンテナ101aの一部分に結合されてよく、アンテナ101aの一部分でもよい。無線器は、他のネットワークノード100または無線デバイス110に送付されるデジタルデータを、無線接続130、140を介して受信してよい。無線器は、デジタルデータを、適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換してよい。次いで、無線信号が、アンテナ101aを介して、無線デバイス110などの適切な受側に送信されてよい。
アンテナ101aは、データおよび/または信号を無線で送受信することができる任意のタイプのアンテナでよい。いくつかの実施形態では、アンテナ101aは、たとえば2GHz〜66GHzの無線信号を送受信するように動作可能な1つまたは複数の全方向アンテナ、セクタアンテナ、またはパネルアンテナを備え得る。全方向アンテナは任意の方向の無線信号を送受信するように使用されてよく、セクタアンテナは特別な領域内のデバイスから無線信号を送受信するように使用されてよく、パネルアンテナは、比較的直線の無線信号を送受信するために使用される視線アンテナでよい。
本明細書で使用されるように、「無線デバイス」は、ネットワークノードおよび/または別の無線デバイスと無線で通信することができ、無線で通信するように設定され、構成され、かつ/または動作可能なデバイスを指す。無線で通信することは、電磁気信号、電波、赤外線信号、および/または空中の情報伝達に適切な他のタイプの信号を使用して、無線信号を送受信することを包含し得る。具体的な実施形態では、無線デバイス110は、直接的な人間との相互作用なしで情報を送受信するように設定され得る。たとえば、無線デバイス110は、内部または外部のイベントによって起動されたとき、またはネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールに基づいてネットワークへ情報を送信するように設計され得る。一般に、無線デバイス110は、無線通信が可能なデバイス、無線通信用に設定されたデバイス、無線通信用に構成されたデバイス、および/または無線通信するように動作可能な任意のデバイスを表し得、たとえば無線通信デバイスである。無線デバイス110の例は、それだけではないが、スマートフォンなどのユーザ機器(UE)を含む。さらなる例は、無線カメラ、無線対応のタブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータに組み込まれた機器(LEE)、ラップトップコンピュータに搭載された機器(LME)、USBドングル、および/または無線顧客の宅内機器(CPE)を含む。
1つの具体的な例として、無線デバイス110は、3GPPのGSM、UMTS、LTE、など第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公布された1つまたは複数の通信規格および/または5G規格による通信用に設定されたUEを表し得る。本明細書で使用されるように、「ユーザ機器」または「UE」には、必ずしも、関連するデバイスを所有し、かつ/または操作する人間のユーザの意味での「ユーザ」が存在するわけではない。代わりに、UEは、人間のユーザに販売するように意図された、または人間のユーザによって操作されるように意図されたデバイスを表し得るが、当初は具体的な人間のユーザに関連づけられていなくてよい。
具体的な実施形態では、無線デバイス110は、たとえばサイドリンク通信の3GPP規格を実施することによってデバイス対デバイス(D2D)通信をサポートしてよく、この場合D2D通信デバイスと称され得る。
もう1つの具体的な実施形態として、モノのインターネット(IoT)のシナリオでは、無線デバイス110は、監視および/または測定を遂行してそのような監視および/または測定の結果を別の無線デバイス110および/またはネットワークノード100に送信する、マシンまたは他のデバイスを表し得る。無線デバイス110は、この場合マシンツーマシン(M2M)デバイスであり、3GPPの状況ではマシンタイプ通信(MTC)デバイスと称され得る。1つの特別な例として、無線デバイス110は、3GPPの狭帯域のモノのインターネット(NB−IoT)規格を実施するUEでよい。そのようなマシンまたはデバイスの特別な例には、センサ、電力計などの計測装置、工業用機械、または、たとえば冷蔵庫、テレビ、時計など個人的なウェアラブル機器、および他のデバイスなど、家庭電化製品もしくは個人用電気器具がある。他のシナリオでは、無線デバイス110は、その運転状態もしくはその動作に関連した他の機能について、監視することおよび/または報告することが可能な車両または他の機器を表し得る。
上記で説明されたような無線デバイス110は無線接続のエンドポイントを表してよく、その場合には無線端末と称され得る。その上、上記で説明されたような無線デバイス110は可動性であり得、その場合にはモバイルデバイスまたはモバイル端末と称され得る。
図1に表されるように、無線デバイス110は、無線エンドポイント、移動ステーション、移動式電話、無線ローカルループ電話、スマートフォン、ユーザ機器、デスクトップコンピュータ、PDA、セル式電話、タブレット、ラップトップコンピュータ、VoIP電話またはハンドセットを、ネットワークノード100などのネットワークノードおよび/または他の無線デバイス110との間で、データおよび/または信号を無線で送受信することができる任意のタイプでよい。無線デバイス110は、プロセッサ112、記憶機構113、インターフェース111、およびアンテナ111aを含む。ネットワークノード100と同様に、無線デバイス110の構成要素は、単一のより大きなボックスの内部の単一のボックスとして表現されているが、実際には、無線デバイスは、図解された単一の構成要素を構成する複数の異なる物理的構成要素を備え得る(たとえば、記憶機構113は複数の離散マイクロチップを含み得て、各マイクロチップが総記憶容量の一部分を表し得る)。
プロセッサ112は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、もしくは任意の他の適切なコンピュータデバイス、リソースのうち1つまたは複数の組合せ、あるいは、単独で、または記憶機構113など無線デバイス110の他の構成要素と組み合わせて、無線デバイス110の機能をもたらすように動作可能なハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化されたロジックの組合せでよい。そのような機能には、本明細書で論じられた機能または利点のうち任意のものを含めて、本明細書で開示された様々な無線機能をもたらすことが含まれ得る。
記憶機構113は、限定することなく、持続性の記憶機構、半導体メモリ、遠隔に据え付けられた記憶装置、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、リムーバブル媒体、または任意の他の適切なローカルもしくはリモートの記憶要素のうち任意のものを含む、任意の形態の揮発性または不揮発性の記憶装置でよい。記憶機構113は、無線デバイス110によって利用される、ソフトウェアおよび符号化されたロジックを含む任意の適切なデータ、命令、または情報を記憶し得る。記憶機構113は、プロセッサ112による任意の計算および/またはインターフェース111を介して受信した任意のデータを記憶するように使用され得る。
インターフェース111は、無線デバイス110とネットワークノード100の間のシグナリングおよび/またはデータの無線通信に使用され得る。たとえば、インターフェース111は、無線デバイス110が無線接続を通じてネットワークノード100との間でデータを送受信するのを可能にするために必要とされ得る、任意のフォーマット化、符号化、または書き換えを遂行してよい。インターフェース111は、無線送信器および/または無線受信器も含み得、これらはアンテナ111aの一部分に結合されてよく、アンテナ111aの一部分でもよい。無線器は、ネットワークノード101に送付されるデジタルデータを、無線接続を介して受信してよい。無線器は、デジタルデータを、適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換してよい。次いで、無線信号は、アンテナ111aを介してネットワークノード100へ送信されてよい。
アンテナ111aは、データおよび/または信号を無線で送受信することができる任意のタイプのアンテナでよい。いくつかの実施形態では、アンテナ111aは、2GHz〜66GHzの無線信号を送受信するように動作可能な1つまたは複数の全方向アンテナ、セクタアンテナ、またはパネルアンテナを備え得る。簡単にするために、アンテナ111aは、無線信号が使用されている限り、インターフェース111の一部分と見なされ得る。
図2は、特定の実施形態による、ベアラ状態不整合を回避するための無線通信ネットワーク200の別の実施形態を図解するブロック図である。ネットワーク200は、無線デバイス210またはUE210と交換可能に称され得る1つまたは複数の無線デバイス210A〜210Cと、ネットワークノード212またはeNodeB212と交換可能に称され得るネットワークノード212A〜212Cと、無線ネットワークコントローラ220と、コアネットワークノード230とを含む。無線デバイス210は、無線インターフェースを通じてネットワークノード212と通信してよい。たとえば、無線デバイス210Aは、ネットワークノード212のうち1つまたは複数に無線信号を送信してよく、かつ/またはネットワークノード212のうち1つまたは複数から無線信号を受信してよい。無線信号は、音声トラフィック、データトラフィック、制御信号、および/または任意の他の適切な情報を含有し得る。いくつかの実施形態では、ネットワークノード212に関連した無線信号のカバレッジ領域はセルと称され得る。いくつかの実施形態では、無線デバイス210はD2D能力を有し得る。したがって、無線デバイス210は、別の無線デバイス210との間で信号を直接送受信することができる。たとえば、無線デバイス210Aは、無線デバイス210Bとの間で信号を送受信することができる。
特定の実施形態では、ネットワークノード212は、無線ネットワークコントローラ220とインターフェースをとってよい。無線ネットワークコントローラ220はネットワークノード212を制御してよく、特定の無線リソース管理機能、移動性管理機能、および/または他の適切な機能を提供し得る。特定の実施形態では、無線ネットワークコントローラ220は、相互結合形ネットワークを介してコアネットワークノード230とインターフェースをとってよい。相互結合形ネットワークは、音声、映像、信号、データ、メッセージ、または前出のものの任意の組合せを送信することができる任意の相互接続システムを指し得る。相互結合形ネットワークは、公衆交換電話網(PSTN)、公衆データネットワークもしくは私的データネットワーク、ローカルエリアネットワーク(LAN)、都市内ネットワーク(MAN)、広域ネットワーク(WAN)、構内通信、地域内通信、もしくはグローバル通信、またはインターネット、有線もしくは無線のネットワーク、企業イントラネットなどのコンピュータネットワーク、またはそれらの組合せを含む任意の他の適切な通信リンクのすべてもしくは一部分を含み得る。
コアネットワークノード230は、通信セッションの確立を管理し、無線デバイス210に対して様々な他の機能を提供し得る。無線デバイス210は、非アクセス階級(NAS)層を使用して、コアネットワークノード230と特定の信号を交換する。NASシグナリングでは、無線通信デバイス210とコアネットワークノード230の間の信号は、ネットワークノード212を透過的に通過する。
上記で説明されたように、ネットワーク200の例示の実施形態は、1つまたは複数の無線デバイス210と、無線デバイス210と(直接的または間接的に)通信することができる1つまたは複数の異なるタイプのネットワークノード212とを含み得る。無線デバイス210は、セルラー方式通信システムすなわち移動体通信システムにおいて、ノードおよび/または別の無線デバイスと通信する任意のタイプの無線デバイスを指し得る。無線デバイス210の例には、図1の無線デバイス110に関して上記で説明されたもののうち任意のものが含まれる。同様に、ネットワークノード212の例には、図1のネットワークノード100に関して上記で説明されたもののうち任意のものが含まれ得る。無線通信デバイス210、ネットワークノード212、無線ネットワークコントローラ220、およびコアネットワークノード230の各々が、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組合せを含む。無線デバイス210、ネットワークノード212、および他のネットワークノード(無線ネットワークコントローラまたはコアネットワークノードなど)のさらなる例示の実施形態が、それぞれ図3、図6、および図9を参照しながらより詳細に説明される。
図2はネットワーク200の特別な機構を図解しているが、本開示は、本明細書で説明された様々な実施形態が任意の適切な設定を有する様々なネットワークに適用され得ることを企図するものである。たとえば、ネットワーク200は、任意の適切な数の無線デバイス210およびネットワークノード212、ならびに、各無線デバイスの間、または無線デバイスと別の通信デバイス(地上通信線電話など)の間の通信をサポートするのに適切な任意の追加要素を含み得る。特定の実施形態では、無線通信デバイス210、ネットワークノード212、無線ネットワークコントローラ220、およびコアネットワークノード230は、Long Term Evolution(LTE)、LTE−Advanced、UMTS、HSPA、GSM、cdma2000、WiMax、Wi−Fi、別の適切な無線アクセス技術、あるいは1つまたは複数の無線アクセス技術の任意の適切な組合せなどの任意の適切な無線アクセス技術を使用する。例示のために、様々な実施形態が、特定の無線アクセス技術のコンテキストの範囲内で説明されることがある。しかしながら、本開示の範囲はそのような例に限定されず、他の実施形態なら別の無線アクセス技術を使用することができる。
図3は、特定の実施形態による、ベアラ状態不整合を回避するための例示の無線デバイスを図解するものである。表されるように、ユーザ機器300は、無線デバイス110、210など例示の無線デバイスである。UE300は、アンテナ305と、無線フロントエンド回路310と、処理回路315と、コンピュータ可読記憶媒体330とを含む。アンテナ305は1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得、無線信号を送受信するように設定され、無線フロントエンド回路310に接続されている。特定の代替実施形態では、無線デバイス300はアンテナ305を含まなくてよく、アンテナ305は、代わりに、無線デバイス300から分離して、インターフェースまたはポートによって無線デバイス300に接続可能でよい。
無線フロントエンド回路310は様々なフィルタおよび増幅器を含み得、アンテナ305および処理回路315に接続されており、アンテナ305と処理回路315の間で通信される信号を調整するように設定されている。特定の他の実施形態では、無線デバイス300は無線フロントエンド回路310を含まなくてよく、処理回路315は、代わりに、無線フロントエンド回路310なしでアンテナ305に接続されてよい。
処理回路315は、無線周波数(RF)トランシーバ回路と、ベースバンド処理回路と、アンテナ305を介してネットワークノード100、212と無線信号を送受信することを容易にするアプリケーション処理回路とのうち1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路、ベースバンド処理回路、およびアプリケーション処理回路は、個別のチップセット上にあってよい。代替実施形態では、ベースバンド処理回路およびアプリケーション処理回路の一部分またはすべてが1つのチップセットへと組み合わされてよく、RFトランシーバ回路は個別のチップセット上にあってよい。さらなる代替実施形態では、RFトランシーバ回路およびベースバンド処理回路の一部分またはすべてが同一のチップセット上にあってよく、アプリケーション処理回路は個別のチップセット上にあってよい。さらなる他の代替実施形態では、RFトランシーバ回路、ベースバンド処理回路、およびアプリケーション処理回路の一部分またはすべてが、同一のチップセットにおいて組み合わされてよい。処理回路315は、たとえば、1つまたは複数の中央処理装置(CPU)、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、ならびに/あるいは1つまたは複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)を含み得る。特定の実施形態によれば、処理回路315は、ユーザ機器305によって与えられるものとして上記で説明された機能のいくつかまたはすべてをもたらす命令を実行してよく、記憶装置530は、プロセッサ520によって実行される命令を記憶する。無線デバイス110の例は上記に与えられている。
具体的な実施形態では、本明細書において無線デバイスがもたらすものと説明された機能のいくつかまたはすべてが、コンピュータ可読記憶媒体330に記憶された命令を実行する処理回路315によってもたらされ得る。他の実施形態では、機能のうちいくつかまたはすべてが、処理回路315によって、配線接続のやり方などで、コンピュータ可読媒体上に記憶された命令を実行せずにもたらされ得る。それらの具体的な実施形態のあらゆるものにおいて、コンピュータ可読記憶媒体に記憶された命令の実行の有無にかかわらず、処理回路は説明された機能を遂行するように設定されていると言える。そのような機能によってもたらされる利点は、単体の処理回路315またはUE300の他の構成要素に限定されず、一般に、全体としての無線デバイスならびに/あるいはエンドユーザおよび無線ネットワークによって享受される。
アンテナ305、無線フロントエンド回路310、および/または処理回路315は、本明細書において無線デバイスが遂行するものと説明されたあらゆる受信動作を遂行するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号は、ネットワークノードおよび/または別の無線デバイスから受信され得る。
処理回路315は、本明細書において無線デバイスが遂行するものと説明されたあらゆる判定動作を遂行するように設定され得る。処理回路315によって遂行されたものと判定することは、処理回路315によって得られた情報を、たとえば他の情報に変換して、得られた情報または変換後の情報を無線デバイスに記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは得られた情報または変換後の情報に基づいて1つまたは複数の動作を遂行し、前記処理の結果として判定すること含み得る。
アンテナ305、無線フロントエンド回路310、および/または処理回路315は、本明細書において無線デバイスが遂行するものと説明されたあらゆる送信動作を遂行するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号は、ネットワークノードおよび/または別の無線デバイスに送信され得る。
コンピュータ可読記憶媒体330は、一般に、コンピュータプログラム、ソフトウェアなどの命令、ロジック、ルール、コード、テーブル、アルゴリズムのうち1つまたは複数を含むアプリケーション、および/またはプロセッサによって実行され得る他の命令を記憶するように動作可能である。コンピュータ可読記憶媒体330の例には、コンピュータメモリ(たとえばランダムアクセスメモリ(RAM)または読取り専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(たとえばハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえばコンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/あるいは処理回路315によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性の記憶デバイス、コンピュータ可読の非一時的記憶デバイス、および/またはコンピュータ実行可能な記憶デバイスが含まれる。いくつかの実施形態では、処理回路315とコンピュータ可読記憶媒体330が一体化されるように考えられてよい。
UE300の代替実施形態に含まれ得る、図3に示されたもの以上のさらなる構成要素は、本明細書で説明された機能のうち任意のものおよび/または前述の解決策をサポートするのに必要な任意の機能を含む、UEの機能の特定の態様をもたらすことに関与し得るものである。単なる一例として、UE300は、入力のインターフェース、デバイスおよび回路、ならびに出力のインターフェース、デバイスおよび回路を含み得る。入力のインターフェース、デバイスおよび回路は、UE300への情報の入力を可能にするように設定されており、処理回路315に接続されて、処理回路315が入力情報を処理することを可能にする。たとえば、入力のインターフェース、デバイスおよび回路は、マイクロフォン、近接センサまたは他のセンサ、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つまたは複数のカメラ、USBポート、または他の入力要素を含み得る。出力のインターフェース、デバイスおよび回路は、UE300からの情報の出力を可能にするように設定されており、処理回路315に接続されて、処理回路315がUE300からの情報を出力することを可能にする。たとえば、出力のインターフェース、デバイスまたは回路は、スピーカ、表示器、振動回路、USBポート、ヘッドフォンインターフェース、または他の出力要素を含み得る。UE300は、1つまたは複数の入力のインターフェース、デバイスまたは回路と、出力のインターフェース、デバイスまたは回路とを使用してエンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信し、これらが本明細書で説明された機能から利益を得ることを可能にし得る。
別の例として、UE300は電源335を含み得る。電源335は電力管理回路を備え得る。電源335は給電系統から電力を受け取ってよく、給電系統は、電源335に備わっていてよく、または電源335の外部にあってもよい。たとえば、UE300は、電源335に接続されているかまたは電源335に組み込まれているバッテリーまたはバッテリーパックの形態の給電系統を備え得る。光起電力デバイスなど他のタイプの電源も使用され得る。さらなる例として、UE300は、入力回路または電気ケーブルなどのインターフェースを介して外部の給電系統(電力コンセントなど)に接続可能でよく、それによって外部の給電系統が電源335に電力を供給する。電源335は、無線フロントエンド回路310、処理回路315、および/またはコンピュータ可読記憶媒体330に接続されてよく、処理回路315を含むUE300に、本明細書で説明された機能を遂行するための電力を供給するように設定され得る。
UE300は、処理回路315の複数の組、コンピュータ可読記憶媒体330、無線回路310、および/または、無線デバイス300に組み込まれた、たとえばGSM、WCDMA、LTE、NR、Wi−Fi、またはBluetoothの無線技術などの異なる無線技術向けのアンテナ305も含み得る。これらの無線技術は、同一のチップセットまたは異なるチップセット、および無線デバイス300の内部の他の構成要素に組み込まれ得る。
図4は、特定の実施形態による、ベアラ状態不整合を回避するための、ユーザ機器300による例示的方法400を図解するものである。この方法は、UE300がネットワークノード100、212との接続を再開するのに用いるパッシブなコンテキストを記憶するステップ402において始まる。具体的な実施形態では、接続は、一時停止されたRRC接続を含み得る。具体的な実施形態では、パッシブなコンテキストは、ネットワークノード(100、212)との接続を再開するのに用いる1つまたは複数のリソースを含み得、1つまたは複数のリソースは少なくとも1つのRBを含み得る。
ステップ404において、UE300は、インアクティブ状態にある間に少なくとも1つのRBを局所的に非活性化し、少なくとも1つのRBがもはやUE300によって使用され得ないことはネットワークノード100、212に通知しない。
ステップ406において、UE300は、ネットワークノード100、212との接続を再開するのに先立って、少なくとも1つのRBが局所的に非活性化されたという指示をネットワークノード100、212にシグナリングする。特定の具体的な実施形態によれば、少なくとも1つのRBが局所的に非活性化されたという指示は、ネットワークノード(100、212)との接続を再開する要求とともに含まれる。たとえば、この指示は、新規のRRC接続のための要求とともにシグナリングされてよい。別の実施形態では、この指示は、インアクティブ状態から接続状態への接続の移行の成功の確認とともに含まれ得る。もう1つの実施形態では、この指示は、UE(110、210)が登録されている、以前に接続された、またはアクティブになったネットワークに、UE(110、210)がアクセスするときシグナリングされてよい。
特定の実施形態では、上記で説明されたような、ベアラ状態不整合を回避するための方法は、仮想コンピュータデバイスによって遂行され得る。図5は、特定の実施形態による、ベアラ状態不整合を回避するための例示の仮想コンピュータデバイス500を図解するものである。特定の実施形態では、仮想コンピュータデバイス500は、図4に図解されて説明された方法に関して上記で説明されたものに類似のステップを遂行するためのモジュールを含み得る。たとえば、仮想コンピュータデバイス500は、記憶モジュール502、非活性化モジュール504、シグナリングモジュール506、およびベアラ状態不整合を回避するのに適切な任意の他のモジュールを含み得る。いくつかの実施形態では、モジュールのうち1つまたは複数は、図3の処理回路315または図1のプロセッサ112を使用して実施され得る。特定の実施形態では、様々なモジュールのうち2つ以上のものの機能が単一のモジュールへと組み合わされてよい。
記憶モジュール502は、仮想コンピュータデバイス500の記憶機能を遂行してよい。たとえば、具体的な実施形態では、記憶モジュール502は、ネットワークノード100、212との接続を再開するのに用いるパッシブなコンテキストを記憶してよい。
非活性化モジュール504は、仮想コンピュータデバイス500の非活性化機能を遂行してよい。たとえば、具体的な実施形態では、非活性化モジュール504は、UE300がインアクティブ状態にある間に少なくとも1つのRBを非活性化してよく、少なくとも1つのRBがもはやUE300によって使用され得ないことはネットワークノード100、212に通知しない。
シグナリングモジュール506は、仮想コンピュータデバイス500のシグナリング機能を遂行してよい。たとえば、具体的な実施形態では、シグナリングモジュール506は、ネットワークノード100、212との接続を再開するのに先立って、少なくとも1つのRBが局所的に非活性化されたという指示をネットワークノード100、212にシグナリングしてよい。
仮想コンピュータデバイス500の他の実施形態に含まれ得る、図5に示されたもの以上のさらなる構成要素は、前述の機能のうちの任意のものおよび/または(前述の解決策をサポートするのに必要なあらゆる機能を含む)任意の追加機能を含めて、無線デバイスの機能の特定の態様をもたらすことに関与し得るものである。様々な異なるタイプの無線デバイスが含み得る構成要素は、同一の物理的ハードウェアを有するが、(たとえばプログラミングによって)異なる無線アクセス技術をサポートするように設定されてよく、または部分的もしくは完全に異なる物理的構成要素を表し得る。
図6は、特定の実施形態による、ベアラ状態不整合を回避するための例示のネットワークノード600を図解するものである。表されるように、ネットワークノード600は、ネットワークノード100、212など例示のネットワークノードであり、無線デバイスおよび/または別のネットワークノードと通信する任意のタイプの無線ネットワークノードまたは任意のネットワークノードでもよい。ネットワークノード100、212の例は上記に与えられている。
ネットワークノード600は、ネットワーク100の全体にわたって、同質の配備、異種混合の配備、または混合の配備として配備されてよい。同質の配備は、一般に、同一の(または類似の)タイプのネットワークノード600ならびに/あるいは類似のカバレッジおよびセルサイズおよび所在地間距離で構成された配備を記述し得る。異種混合の配備は、一般に、異なるセルサイズ、送信電力、容量、および所在地間距離を有する様々なタイプのネットワークノード600を使用する配備を記述し得る。たとえば、異種混合の配備は、マクロセルレイアウトの全体にわたって置かれた複数の低電力ノードを含み得る。混合の配備は、同質の部分と異種混合の部分の混合を含み得る。
ネットワークノード600は、トランシーバ610、処理回路620、記憶装置630、およびネットワークインターフェース640のうち1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、トランシーバ610は、無線デバイスとの間の(たとえばアンテナを介した)無線信号の送受信を容易にし、処理回路620は、ネットワークノード600によってもたらされると上記で説明された機能のいくつかまたはすべてをもたらす命令を実行し、記憶装置630は、処理回路620によって実行される命令を記憶し、ネットワークインターフェース640は、ゲートウェイ、スイッチ、ルータ、インターネット、公衆スイッチ電話ネットワーク(PSTN)、コアネットワークノード、または無線ネットワークコントローラなどのバックエンドネットワーク要素と信号を通信する。
特定の実施形態では、ネットワークノード600は、多重アンテナ技術を使用できてよく、複数のアンテナを装備してMIMO技術をサポートすることができてよい。1つまたは複数のアンテナが、制御可能な偏波を有し得る。言い換えれば、各要素が、異なる偏波(たとえば直交偏波のような90度の分離)を有する2つの共同設置されたサブ要素を有し得、その結果、ビーム形成における重み付けの異なる組が、放射される波動に、異なる偏波を与えることになる。
処理回路620は、命令を実行し、データを操作して、ネットワークノード600の説明された機能のうちいくつかまたはすべてを遂行するように、1つまたは複数のモジュールで実施された、ハードウェアとソフトウェアの任意の適切な組合せを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路620は、たとえば、1つまたは複数のコンピュータ、1つまたは複数の中央処理装置(CPU)、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、1つまたは複数のアプリケーション、および/または他のロジックを含み得る。
記憶装置630は、一般に、コンピュータプログラム、ソフトウェアなどの命令、ロジック、ルール、アルゴリズム、コード、テーブルなどのうち1つまたは複数を含むアプリケーション、および/またはプロセッサによって実行され得る他の命令を記憶するように動作可能である。記憶装置630の例には、コンピュータメモリ(たとえばランダムアクセスメモリ(RAM)または読取り専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(たとえばハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえばコンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/あるいは、情報を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性の記憶デバイス、コンピュータ可読の非一時的記憶デバイス、および/またはコンピュータ実行可能な記憶デバイスが含まれる。
いくつかの実施形態では、ネットワークインターフェース640は、処理回路620に対して通信可能に結合されており、ネットワークノード600の入力を受信するように動作可能な任意の適切なデバイスを指してよく、ネットワークノード600から出力を送り、入力または出力または両方の適切な処理を遂行し、他のデバイスと通信し、あるいは前出のことの任意の組合せが可能である。ネットワークインターフェース640は、ネットワークによって通信するためのプロトコル変換およびデータ処理の能力を含む、適切なハードウェア(たとえばポート、モデム、ネットワークインターフェースカードなど)およびソフトウェアを含み得る。
ネットワークノード600の他の実施形態は、図6に示されたもの以上に、前述の機能のうち任意のものおよび/または任意の追加機能を含む(前述の解決策をサポートするのに必要なあらゆる機能を含む)無線ネットワークノードの機能の特定の態様をもたらすことに関与するさらなる構成要素を含み得る。様々な異なるタイプのネットワークノードが含み得る構成要素は、同一の物理的ハードウェアを有するが、(たとえばプログラミングによって)異なる無線アクセス技術をサポートするように設定されてよく、または部分的もしくは完全に異なる物理的構成要素を表し得る。加えて、「第1の」および「第2の」という用語は例示のためにのみ与えられ、交換可能である。
図7は、特定の実施形態による、ベアラ状態不整合を回避するための、ネットワークノード600による例示の方法700を図解するものである。この方法は、ネットワークノード600が、インアクティブ状態にあるUE300との接続を再開するのに用いるパッシブなコンテキストを記憶するステップ702において始まる。具体的な実施形態では、パッシブなコンテキストは、ネットワークノード600との接続を再開するのに用いる1つまたは複数のリソースを含み得、1つまたは複数のリソースは少なくとも1つの無線ベアラを備える。
ステップ702において、UE300が接続の再開を試行するのに先立って、ネットワークノード600は、UE300がインアクティブ状態にある間に、UE300から、少なくとも1つの無線ベアラがUE300において局所的に非活性化されたという指示を受信する。具体的な実施形態によれば、この指示は、ネットワークノード600との接続を再開するための要求、UE300のインアクティブ状態から接続状態への移行の成功の確認、または新規のRRC接続の要求とともに含まれ得る。
ステップ704において、ネットワークノード600は、ベアラ状態不整合を回避するために、UE300に関連したベアラ状態を修正する。具体的な実施形態では、ベアラ状態を修正するステップは、指示において識別された少なくとも1つの無線ベアラを解放するステップ、ならびに/あるいは指示において識別された少なくとも1つの無線ベアラおよびUE300に関連したすべての他の無線ベアラを解放するステップを含み得る。それに加えて、またはその代わりに、ネットワークノード600は、指示において識別された少なくとも1つの無線ベアラの再確立を一時停止してよく、あるいは指示において識別された少なくとも1つの無線ベアラおよびUE300に関連したすべての他の無線ベアラの再確立を一時停止してもよい。他の実施形態では、ネットワークノード600は、それに加えて、またはその代わりに、指示において識別された少なくとも1つの無線ベアラの再確立を遅延させてよく、あるいはUE300に関連したすべての無線ベアラの再確立を遅延させ、かつ/またはUE300に障害応答を送って、接続を再確立し得ないことをUE300に通知してもよい。
表されていないが、この方法は、ネットワークノード600が、コアノード230に、ベアラ状態が修正されていることを指示して、更新されたベアラ状態情報を要求する、第1のメッセージを送信するステップをさらに含み得る。次いで、ネットワークノード600は、コアノード230から、更新されたベアラ状態情報を含む第2のメッセージを受信してよい。次いで、ネットワークノード600は、更新されたベアラ状態情報を用いてUE300を設定してよい。
特定の実施形態では、上記で説明されたような、ベアラ状態不整合を回避するための方法は、仮想コンピュータデバイスによって遂行され得る。図8は、特定の実施形態による、ベアラ状態不整合を回避するための例示の仮想コンピュータデバイス800を図解するものである。特定の実施形態では、仮想コンピュータデバイス800は、図7に図解されて説明された方法に関して上記で説明されたものに類似のステップを遂行するためのモジュールを含み得る。たとえば、仮想コンピュータデバイス800は、少なくとも1つの記憶モジュール802、受信モジュール804、修正モジュール806、およびベアラ状態不整合を回避するのに適切な任意の他のモジュールを含み得る。いくつかの実施形態では、モジュールのうち1つまたは複数は、図6の処理回路620または図1のプロセッサ102を使用して実施され得る。特定の実施形態では、様々なモジュールのうち2つ以上のものの機能が単一のモジュールへと組み合わされてよい。
記憶モジュール802は、仮想コンピュータデバイス800の記憶機能を遂行してよい。たとえば、具体的な実施形態では、記憶モジュール802は、インアクティブ状態にあるUE300との接続を再開するのに用いるパッシブなコンテキストを記憶してよい。具体的な実施形態では、パッシブなコンテキストは、ネットワークノード600との接続を再開するのに用いる1つまたは複数のリソースを含み得、1つまたは複数のリソースは少なくとも1つの無線ベアラを備える。
受信モジュール804は、仮想コンピュータデバイス800の受信機能を遂行してよい。たとえば、具体的な実施形態では、UE300が接続の再開を試行するのに先立って、受信モジュール804は、UE300がインアクティブ状態にある間に、UE300から、少なくとも1つの無線ベアラがUE300において局所的に非活性化されたという指示を受信してよい。
修正モジュール806は、仮想コンピュータデバイス800の修正機能を遂行してよい。たとえば、具体的な実施形態では、修正モジュール806は、ベアラ状態不整合を回避するために、UE300に関連したベアラ状態を修正してよい。単なる一例として、修正モジュール806がベアラ状態を修正するステップは、指示において識別された少なくとも1つの無線ベアラを解放するステップ、ならびに/あるいは指示において識別された少なくとも1つの無線ベアラおよびUE300に関連したすべての他の無線ベアラを解放するステップを含み得る。
仮想コンピュータデバイス800の他の実施形態に含まれ得る、図8に示されたもの以上のさらなる構成要素は、前述の機能のうちの任意のものおよび/または(前述の解決策をサポートするのに必要なあらゆる機能を含む)任意の追加機能を含めて、ネットワークノードの機能の特定の態様をもたらすことに関与し得るものである。様々な異なるタイプのネットワークノードが含み得る構成要素は、同一の物理的ハードウェアを有するが、(たとえばプログラミングによって)異なる無線アクセス技術をサポートするように設定されてよく、または部分的もしくは完全に異なる物理的構成要素を表し得る。
図9は、特定の実施形態による、例示的な無線ネットワークコントローラまたはコアネットワークノードを図解するものである。ネットワークノードの例には、移動交換センタ(MSC)、サービングGPRSサポートノード(SGSN)、移動性管理エンティティ(MME)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局コントローラ(BSC)などが含まれ得る。無線ネットワークコントローラまたはコアネットワークノード900は、処理回路902、記憶装置904、およびネットワークインターフェース906を含む。いくつかの実施形態では、処理回路902は、ネットワークノードによってもたらされるものと上記で説明された機能のいくつかまたはすべてをもたらす命令を実行し、記憶装置904は、処理回路902によって実行される命令を記憶し、ネットワークインターフェース906は、ゲートウェイ、スイッチ、ルータ、インターネット、公衆スイッチ電話ネットワーク(PSTN)、ネットワークノード、無線ネットワークコントローラまたはコアネットワークノード900などの任意の適切なノードと信号を通信する。
処理回路902は、命令を実行し、データを操作して、無線ネットワークコントローラまたはコアネットワークノード900の説明された機能のうちいくつかまたはすべてを遂行するように、1つまたは複数のモジュールで実施された、ハードウェアとソフトウェアの任意の適切な組合せを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路902は、たとえば、1つまたは複数のコンピュータ、1つまたは複数の中央処理装置(CPU)、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、1つまたは複数のアプリケーション、および/または他のロジックを含み得る。
記憶装置904は、一般に、コンピュータプログラム、ソフトウェアなどの命令、ロジック、ルール、アルゴリズム、コード、テーブルなどのうち1つまたは複数を含むアプリケーション、および/またはプロセッサによって実行され得る他の命令を記憶するように動作可能である。記憶装置904の例には、コンピュータメモリ(たとえばランダムアクセスメモリ(RAM)または読取り専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(たとえばハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえばコンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/あるいは、情報を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性の記憶デバイス、コンピュータ可読の非一時的記憶デバイス、および/またはコンピュータ実行可能な記憶デバイスが含まれる。
いくつかの実施形態では、ネットワークインターフェース906は、処理回路902に対して通信可能に結合されており、ネットワークノードの入力を受信するように動作可能な任意の適切なデバイスを指してよく、ネットワークノードから出力を送り、入力または出力または両方の適切な処理を遂行し、他のデバイスと通信し、あるいは前出のことの任意の組合せが可能である。ネットワークインターフェース906は、ネットワークによって通信するためのプロトコル変換およびデータ処理の能力を含む、適切なハードウェア(たとえばポート、モデム、ネットワークインターフェースカードなど)およびソフトウェアを含み得る。
ネットワークノードの他の実施形態に含まれ得る、図9に示されたもの以上のさらなる構成要素は、前述の機能のうちの任意のものおよび/または(前述の解決策をサポートするのに必要なあらゆる機能を含む)任意の追加機能を含めて、ネットワークノードの機能の特定の態様をもたらすことに関与し得るものである。
本開示の範囲から逸脱することなく、本明細書で説明されたシステムおよび装置に対する修正、追加、または省略が可能である。システムおよび装置の構成要素は、一体化したり分離したりすることができる。その上に、システムおよび装置の動作は、より多数の構成要素、より少数の構成要素、または他の構成要素によって遂行されてよい。加えて、システムおよび装置の動作は、ソフトウェア、ハードウェア、および/または他のロジックを備える任意の適切なロジックを使用して遂行されてよい。この文献で使用されるように、「各」は、組の各部材または組のサブセット各部材を指す。
本開示の範囲から逸脱することなく、本明細書で説明された方法に対する修正、追加、または省略が可能である。本明細書で説明されたいかなるステップまたは機能も、特定の実施形態の単なる例証である。すべての実施形態が、開示されたステップまたは機能のすべてを組み込まなければならないわけではなく、ステップが、本明細書で表現された、または説明された、正確な順番で遂行されなければならないわけでもない。その上、いくつかの実施形態は、本明細書で開示されたステップのうち1つまたは複数に固有のステップを含めて、本明細書における図解または説明のないステップまたは機能を含み得る。
あらゆる適切なステップ、方法、または機能が、たとえば上記の図のうち1つまたは複数において図解された構成要素および機器によって実行され得るコンピュータプログラム製品によって遂行されてよい。単なる一例として、記憶機構330は、コンピュータプログラムを記憶することができるコンピュータ可読手段を備え得る。コンピュータプログラムが含み得る命令により、処理回路315(ならびに任意の動作可能に結合されたエンティティおよびデバイス)は、本明細書で説明された実施形態による方法を実行する。したがって、コンピュータプログラムおよび/またはコンピュータプログラム製品は、本明細書で開示された任意のステップを遂行するための手段を提供し得る。
発明概念の特定の態様が、少数の実施形態を参照しながら主として説明されてきた。しかしながら、当業者には容易に認識されるように、上記で開示されたもの以外の実施形態も同様に可能であり、発明概念の範囲内である。同様に、いくつかの異なる組合せが論じられてきたが、すべての可能な組合せが開示されたわけではない。当業者なら、発明概念の範囲内に他の組合せが存在することを認識するであろう。その上に、当業者には理解されるように、本明細書で開示された実施形態自体が、他の規格および通信システムに適用可能であり、他の機能に関連して開示された特別な図からのいかなる機能も、任意の他の図に適用可能であり、かつ/または異なる機能と組み合わされ得る。
この開示は特定の実施形態に関して説明されてきたが、当業者には実施形態の改変形態および置換形態が明白であろう。それゆえに、実施形態の上記の説明がこの開示に制約を加えることはない。以下の特許請求の範囲によって規定されるように、この開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、他の変更形態、置き換え形態、および改変形態が可能である。

Claims (30)

  1. ベアラ状態不整合を回避するための、ユーザ機器(UE)(300)による方法(400)であって、
    ネットワークノード(600)との接続を再開するのに用いるパッシブなコンテキストを前記UEによって記憶することと、
    前記UEがインアクティブ状態にある間に、前記UEによって少なくとも1つの無線ベアラ(RB)を局所的に非活性化することと、
    前記ネットワークノードとの前記接続の再開を試行するのに先立って、前記インアクティブ状態の間に少なくとも1つのRBが局所的に非活性化されたという指示を前記ネットワークノードにシグナリングすることとを含む、方法。
  2. 前記パッシブなコンテキストが、前記ネットワークノードとの前記接続を再開するのに用いる1つまたは複数のリソースを備え、
    前記1つまたは複数のリソースが、前記少なくとも1つのRBを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つのRBが局所的に非活性化されたという前記指示が、前記ネットワークノードとの前記接続を再開するための要求とともに含まれる、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つのRBが局所的に非活性化されたという前記指示が、前記インアクティブ状態から接続状態への移行の成功の確認とともに含まれる、請求項1または2に記載の方法。
  5. 前記UEが前記インアクティブ状態へ移行する前に以前に接続されていたネットワーク(120)に前記UEがアクセスするとき、前記少なくとも1つのRBが局所的に非活性化されたという前記指示がシグナリングされる、請求項1または2に記載の方法。
  6. 前記少なくとも1つのRBが局所的に非活性化されたという前記指示が、新規のRRC接続の要求とともにシグナリングされる、請求項1または2に記載の方法。
  7. 前記接続が、一時停止されたRRC接続を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記インアクティブ状態が、
    RRCアイドル状態、
    RRC一時停止状態、または
    RRCインアクティブ状態
    のうち1つを含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. ベアラ状態不整合を回避するためのユーザ機器(UE)(300)であって、
    命令を記憶する記憶装置(330)と、
    処理回路(315)であって、前記命令を実行して、前記UEに、
    ネットワークノード(600)との接続を再開するのに用いるパッシブなコンテキストを記憶させ、
    前記UEがインアクティブ状態にある間に、前記UEにおいて少なくとも1つの無線ベアラ(RB)を局所的に非活性化させ、
    前記ネットワークノードとの前記接続の再開を試行するのに先立って、前記インアクティブ状態の間に前記少なくとも1つのRBが局所的に非活性化されたという指示を前記ネットワークノードにシグナリングさせるように設定された、処理回路とを備える、UE。
  10. 前記パッシブなコンテキストが、前記ネットワークノードとの前記接続を再開するのに用いる1つまたは複数のリソースを備え、
    前記1つまたは複数のリソースが、前記少なくとも1つのRBを備える、請求項9に記載のUE。
  11. 前記少なくとも1つのRBが局所的に非活性化されたという前記指示が、前記ネットワークノードとの前記接続を再開するための要求とともに含まれる、請求項9または10に記載のUE。
  12. 前記少なくとも1つのRBが局所的に非活性化されたという前記指示が、前記インアクティブ状態から接続状態への移行の成功の確認とともに含まれる、請求項9または10に記載のUE。
  13. 前記UEが前記インアクティブ状態へ移行する前に以前に接続されていたネットワーク(120)に前記UEがアクセスするとき、前記少なくとも1つのRBが局所的に非活性化されたという前記指示がシグナリングされる、請求項9または10に記載のUE。
  14. 前記少なくとも1つのRBが局所的に非活性化されたという前記指示が、新規のRRC接続の要求とともにシグナリングされる、請求項9または10に記載のUE。
  15. 前記接続が、一時停止されたRRC接続を含む、請求項9から14のいずれか一項に記載のUE。
  16. 前記インアクティブ状態が、
    RRCアイドル状態、
    RRC一時停止状態、または
    RRCインアクティブ状態
    のうち1つを含む、請求項9から14のいずれか一項に記載のUE。
  17. ベアラ状態不整合を回避するための、ネットワークノード(600)による方法(700)であって、
    前記ネットワークノードによって、インアクティブ状態にあるユーザ機器(UE)(300)との接続を再開するのに用いるパッシブなコンテキストを記憶することと、
    前記UEが前記接続の再開を試行するのに先立って、前記UEが前記インアクティブ状態にある間に、前記UEにおいて少なくとも1つの無線ベアラが局所的に非活性化されたという指示を前記UEから受信することと、
    ベアラ状態不整合を回避するために、前記UEに関連したベアラ状態を修正することとを含む、方法。
  18. 前記ベアラ状態を修正することが、
    前記指示において識別された前記少なくとも1つの無線ベアラを解放することと、
    前記指示において識別された前記少なくとも1つの無線ベアラと、前記UEに関連したすべての他の無線ベアラとを解放することと、
    前記指示において識別された前記少なくとも1つの無線ベアラの再確立を一時停止することと、
    前記指示において識別された前記少なくとも1つの無線ベアラと、前記UEに関連したすべての他の無線ベアラとの再確立を一時停止することと、
    前記指示において識別された前記少なくとも1つの無線ベアラの再確立を遅延させることと、
    前記UEに関連したすべての無線ベアラの再確立を遅延させることと、
    前記接続を再確立し得ないことを前記UEに通知するために前記UEに障害応答を送ることとを含むグループから選択された、少なくとも1つのアクションを遂行することを含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記ベアラ状態が修正されたことを指示し、更新されたベアラ状態情報を要求する、第1のメッセージを、コアノード(230)に送信することをさらに含む、請求項17または18に記載の方法。
  20. 前記コアノードから、前記更新されたベアラ状態情報を含む第2のメッセージを受信することと、
    前記更新されたベアラ状態情報を用いて前記UEを設定することとをさらに含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記パッシブなコンテキストが、前記ネットワークノードとの前記接続を再開するのに用いる1つまたは複数のリソースを備え、
    前記1つまたは複数のリソースが前記少なくとも1つの無線ベアラを備える、請求項17から20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記少なくとも1つの無線ベアラが局所的に非活性化されたという前記指示が、
    前記ネットワークノードとの前記接続を再開するための要求と、
    前記UEの、前記インアクティブ状態から接続状態への移行の成功の確認と、
    新規のRRC接続の要求とを含むグループから選択された、メッセージとともに含まれる、請求項17から21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記インアクティブ状態が、
    RRCアイドル状態、
    RRC一時停止状態、または
    RRCインアクティブ状態
    のうち1つを含む、請求項17から22のいずれか一項に記載の方法。
  24. ベアラ状態不整合を回避するためのネットワークノード(600)であって、
    命令を記憶する記憶装置(630)と、
    処理回路(620)であって、前記命令を実行して、前記ネットワークノードに、
    インアクティブ状態にあるユーザ機器(UE)(300)との接続を再開するのに用いるパッシブなコンテキストを記憶させ、
    前記UEが前記接続の再開を試行するのに先立って、前記UEが前記インアクティブ状態にある間に、前記UEにおいて少なくとも1つの無線ベアラが局所的に非活性化されたという指示を前記UEから受信させ、
    ベアラ状態不整合を回避するために、前記UEに関連したベアラ状態を修正させるように設定された、処理回路(620)とを備える、ネットワークノード。
  25. 前記ベアラ状態を修正するとき、前記処理回路が、前記命令を実行して、前記ネットワークノードに、
    前記指示において識別された前記少なくとも1つの無線ベアラを解放することと、
    前記指示において識別された前記少なくとも1つの無線ベアラと、前記UEに関連したすべての他の無線ベアラとを解放することと、
    前記指示において識別された前記少なくとも1つの無線ベアラの再確立を一時停止することと、
    前記指示において識別された前記少なくとも1つの無線ベアラと、前記UEに関連したすべての他の無線ベアラとの再確立を一時停止することと、
    前記指示において識別された前記少なくとも1つの無線ベアラの再確立を遅延させることと、
    前記UEに関連したすべての無線ベアラの再確立を遅延させることと、
    前記接続を再確立し得ないことを前記UEに通知するために前記UEに障害応答を送ることとを行わせるように設定される、請求項24に記載のネットワークノード。
  26. 前記処理回路が、前記命令を実行して、前記ネットワークノードに、
    前記ベアラ状態が修正されたことを指示し、更新されたベアラ状態情報を要求する、第1のメッセージを、コアノード(230)へ送信させるように設定されている、請求項24または25に記載のネットワークノード。
  27. 前記処理回路が、前記命令を実行して、前記ネットワークノードに、
    前記更新されたベアラ状態情報を含む第2のメッセージを前記コアノードから受信することと、
    前記更新されたベアラ状態情報を用いて前記UEを設定することとを行わせるように設定されている、請求項26に記載のネットワークノード。
  28. 前記パッシブなコンテキストが、前記ネットワークノードとの前記接続を再開するのに用いる1つまたは複数のリソースを備え、
    前記1つまたは複数のリソースが前記少なくとも1つの無線ベアラを備える、請求項24から27のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  29. 前記少なくとも1つの無線ベアラが局所的に非活性化されたという前記指示が、
    前記ネットワークノードとの前記接続を再開するための要求と、
    前記UEの、前記インアクティブ状態から接続状態への移行の成功の確認と、
    新規のRRC接続の要求とを含むグループから選択された、メッセージとともに含まれる、請求項24から28のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  30. 前記インアクティブ状態が、
    RRCアイドル状態、
    RRC一時停止状態、または
    RRCインアクティブ状態
    のうち1つを含む、請求項24から29のいずれか一項に記載のネットワークノード。
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