JP6837288B2 - 指紋認証方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明の説明は、指紋認証方法及び装置に関する。
生体認識による認証技術は、指紋、虹彩、声、顔、血管などを用いてユーザを認証する技術である。ユーザ認証に用いられる生体特性は、人によって異なり、所持する不便がないだけでなく、盗用や偽造の危険性が低く、生涯変更しなくてもよいという長所がある。特に、指紋認証方法は、セキュリティ性及び便利性などの様々な理由によって現在多く商用化が進められている。指紋を用いたユーザ認証は、まずユーザから指紋認証に用いられる指紋画像を登録及び格納する。その後、ユーザ認証を要求するユーザから入力された指紋画像と予め登録された指紋画像とを比較し、比較した結果が予め設定された条件を満たす場合、当該ユーザを登録されたユーザとして認証する。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、指紋認証方法及び装置を提供することにある。
本発明の一実施形態に係る指紋認証方法は、入力指紋画像に基づいて部分指紋画像を含む指紋グループのうちの1つ以上の指紋グループを選択するステップと、前記選択された1つ以上の指紋グループに含まれた部分指紋画像と前記入力指紋画像とに基づいて認証の有無を決定するステップとを含む。
本発明の一実施形態に係る指紋認証方法において、前記1つ以上の指紋グループを選択するステップは、前記入力指紋画像と前記指紋グループに含まれた各部分指紋画像との間の第1類似度を決定するステップと、前記第1類似度に基づいて前記1つ以上の指紋グループを選択するステップとを含んでもよい。
本発明の一実施形態に係る指紋認証方法において、前記1つ以上の指紋グループを選択するステップは、前記入力指紋画像と前記指紋グループに含まれた各部分指紋画像との間の第1類似度を決定するステップと、前記第1類似度に基づいて前記指紋グループ別に第1候補部分指紋画像を選択するステップと、前記入力指紋画像と各第1候補部分指紋画像との間の第2類似度を決定するステップと、前記第2類似度に基づいて前記1つ以上の指紋グループを選択するステップとを含んでもよい。
本発明の一実施形態に係る指紋認証方法において、前記認証の有無を決定するステップは、前記選択された1つ以上の指紋グループに含まれた部分指紋画像から1つ以上の第2候補部分指紋画像を選択するステップと、前記入力指紋と前記1つ以上の第2候補部分指紋画像との間の第3類似度に基づいて認証の有無を決定するステップとを含んでもよい。
本発明の一実施形態に係る指紋認証方法において、前記第2類似度は、前記第1類似度を決定する方式より高い計算複雑度を有した方式によって決定されてもよい。
本発明の一実施形態に係る生体認証方法は、入力生体データと登録生体データとの間の第1類似度に基づいて前記登録生体データから第1候補生体データを選択するステップと、前記入力生体データと前記第1候補生体データとの間の第2類似度に基づいて1つ以上の生体データグループを選択するステップと、前記決定された1つ以上の生体データグループに含まれた登録生体データと前記入力生体データとを比較して認証の有無を決定するステップとを含む。
本発明の一実施形態に係る指紋認証装置は、1つ以上のプロセッサと、前記1つ以上のプロセッサによって実行可能な命令を含むメモリとを含み、前記命令は、前記プロセッサによって実行されるとき、前記プロセッサによって、入力指紋画像に基づいて部分指紋画像を含む指紋グループのうちの1つ以上の指紋グループを選択する動作と、前記選択された1つ以上の指紋グループに含まれた部分指紋画像と前記入力指紋画像に基づいて認証の有無を決定する動作とを実行するように構成する。
本発明の一実施形態に係る指紋認証装置において、前記命令は、前記プロセッサによって、前記入力指紋画像の画像周波数情報と前記指紋グループに含まれた部分指紋画像の画像周波数情報を用いて前記第1類似度を決定する動作と、前記第1類似度に基づいて前記指紋グループ別に第1候補部分指紋画像を選択する動作と、前記入力指紋画像と各第1候補部分指紋画像との間の第2類似度に基づいて前記1つ以上の指紋グループを選択する動作とを実行するように構成してもよい。
本発明の一実施形態によれば、指紋登録時の計算複雑度が低く、リソースを効率的に用いる技術を提供することができる。
本発明の一実施形態によれば、指紋認証時の高い認識率を有しつつ、より速い指紋認証を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る指紋画像を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る指紋画像を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る指紋を登録する過程を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る指紋認証を行う過程を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る指紋認証方法の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る指紋グループを選択する過程を説明するためのフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る指紋グループを選択する過程を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る認証の有無を決定する過程を説明するためのフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る認証の有無を決定する過程を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る入力指紋画像に基づいて認証の有無を決定する一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る入力指紋画像に基づいて認証の有無を決定する一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るフーリエメリン方式に基づいて類似度を決定する過程を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るLog−Polar変換を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る類似度を算出するために入力指紋画像及び部分指紋画像を処理する動作を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る指紋認証装置を示す図である。
本発明の実施形態の特定の構造的または機能的説明は、単に実施形態を説明するための目的で開示したものであって、様々な形態に変更されて実施されてもよい。したがって、本発明の実施形態は、特定の開示形態に限定されるものではなく、本明細書の範囲は、技術的思想に含まれる変更、均等物、又は代替物を含む。
第1又は第2などの用語を様々な構成要素を説明するために用いることができるが、このような用語は、1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のためのものと解釈されるべきである。例えば、第1構成要素は、第2構成要素と命名されてもよく、同様に第2構成要素は、第1構成要素と命名されてもよい。
単数の表現は文脈上、明白に異なる意味をもたない限り複数の表現を含む。本明細書において、「含む」又は「有する」などの用語は明細書上に記載された特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品、又はこれらを組合せたものが存在することを示そうとするものであって、1つ又はそれ以上の他の特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品、又はこれらを組合せたものが存在又は付加の可能性を予め排除しないものとして理解されなければならない。
異なるものとして定義されない限り、技術的であるか科学的な用語を含み、ここで用いられる全ての用語は、実施形態が属する技術分野で通常の知識を有する者によって一般的に理解されるものと同じ意味を有する。一般的に用いられる予め定義されているような用語は、関連技術の文脈上で有する意味と一致する意味を有するものと解釈するべきであって、本出願で明白に定義しない限り、理想的であるか過度に形式的な意味と解釈されることはない。
下記において説明する本発明の実施形態は、ユーザの指紋を認証(verification)するために適用される。ユーザを認証する動作は、例えば、そのユーザが予め登録されたユーザであるか否かを判断する動作を含んでもよい。この場合、ユーザを認証する動作の結果は、認証の成功又は認証の失敗と決定される。
本発明の実施形態は、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットPC、スマートフォン、テレビ、スマート家電、知能型自動車、キオスク、ウェアラブル装置などの様々な形態の製品で実現することができる。例えば、本発明の実施形態は、スマートフォン、モバイル機器、スマートホームシステムなどにおいてユーザを認証するのに適用されてもよい。本発明の実施形態は、ユーザ認証を用いた決済サービスに適用されてもよい。また、本発明の実施形態は、ユーザを認証して自動にエンジンをかけることができる知能型自動車システムなどに適用されてもよい。以下、実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。各図面に提示された同一の参照符号は同一の部材を示す。
図1及び図2は、本発明の一実施形態に係る指紋画像を説明するための図である。図1及び図2に示されていない指紋センサに関しては、図4に示されている指紋認証装置410に含まれた指紋センサ420においてより詳しく説明する。
図1を参照すると、本発明の一実施形態に係る指紋センサ(図示せず)は、ユーザの指紋100を検出する。指紋センサは、検出領域を介して指紋100を検出する。指紋センサの検出領域の大きさは指紋100の大きさより小さい、例えば、長方形の形を有する。この場合、指紋センサは、検出領域を介して指紋100の一部を検出することができる。
指紋センサは、検出された指紋をキャプチャ(capture)することによって指紋画像を生成することができる。指紋センサの検出領域の大きさが指紋100の大きさより小さい場合、指紋センサによって生成される指紋画像は、指紋100の一部を含む部分画像(partial image)に該当し得る。
指紋画像は、ユーザの指紋100を登録(enrollment)したり、又はユーザを認識(recognition)するのに用いられる。登録の段階において、ユーザの指紋画像が登録されて備わった保存先(例えば、データを格納するためのメモリ)に格納され、指紋センサの検出領域の大きさが指紋100の大きさより小さい場合、ユーザの指紋100の部分画像に該当する複数の指紋画像(110〜170)が登録され得る。部分画像(110〜170)は、それぞれの指紋100の一部をカバーし、部分指紋画像(110〜170)が集合して指紋100を全体的にカバーしてもよい。ここで、部分画像(110〜170)は互いに重なってもよい。
認識の段階において入力された指紋画像は、登録された部分指紋画像と比較されてもよい。入力された指紋画像と登録された部分指紋画像が一致するか否かによって、ユーザ認証結果又はユーザ識別結果が導き出されてもよい。
図1において、指紋センサの検出領域は、長方形の形を有すると説明したが、指紋センサの検出領域の大きさ及び形は、多様に変形されてもよい。例えば、図2を参照すると、指紋センサの検出領域は円形である。この場合においても、登録の段階において、1つの指紋200に対応して複数の部分画像(210〜295)が登録される。また、認識の段階において、指紋200の一部に該当する指紋画像が登録された複数の部分画像(210〜295)と比較され得る。
本発明の実施形態によって、登録の段階において用いられる指紋センサと認識の段階において用いられる指紋センサは互いに異なってもよい。例えば、登録の段階においては図1に示された長方形の形状の検出領域を有する指紋センサを用い、認識の段階においては図2に示された円形の形状の検出領域を有する指紋センサを用いてもよい。他の例として、同一のタイプの指紋センサが登録の段階及び認識の段階において用いられてもよい。
図3は、本発明の一実施形態に係る指紋を登録する過程を説明するための図である。図3を参照すると、ユーザは、指紋登録の段階において、1つ以上の指に対する部分指紋画像310を登録する。例えば、ユーザが指紋センサを介してインデックス指紋(index fingerprint)を何度も検出して、インデックス指(index finger)に対する複数の部分指紋画像を登録してもよい。ここで、部分指紋画像は、画像合成を用いて全ての指紋画像を生成する別途のスティッチング(stitching)の処理を行わずに登録され得る。そのため、本発明の実施形態は、指紋登録時の計算複雑度が低く、リソースを効率的に用いる技術を提供することができる。
それぞれの指に対して部分指紋画像310が登録されて指紋グループ別に登録データベース(database:DB)が生成320されてもよい。例えば、第1指に対して登録された部分指紋画像を含む第1指紋グループ332、第2指に対して登録された部分指紋画像を含む第2指紋グループ334、第N指に対して登録された部分指紋画像を含む第N指紋グループ336が登録されてもよい。ここで、各指に対する指紋グループ332、334、336は、1つのクラスタ(cluster)を形成し、互いに区別され得る。指紋グループ別に登録された登録指紋画像310は、登録指紋データベース340に格納されてもよく、指紋認証過程において用いられてもよい。
例えば、本発明の一実施形態によれば、指紋登録過程において指紋が始めて登録されるとき、スマートフォンのような端末のガイドインターフェースが指紋登録のために用いられてもよい。ガイドインターフェースは、ユーザが1つ以上の指に対して複数の指紋を登録するようにガイドする。したがって、指紋登録過程は、端末内にユーザの1つ以上の指に対して複数の部分指紋画像を登録する過程を含み得る。例えば、部分指紋画像をキャプチャするために端末のセンサが用いられてもよく、登録された複数の指紋画像は、端末又はデータベースに格納されてもよい。本発明の一実施形態によれば、1つの指に対する複数の部分指紋画像は、1つの指紋グループに登録されてもよい。上記に説明された複数の部分指紋画像を1つの指紋グループに登録する過程は、同一のユーザの1つ以上の他の指に対して同一に行われたり、又は他のユーザの指に対して行われてもよい。また、本発明の一実施形態によれば、各指に対応する指紋グループは、端末を用いて決定され、各指グループは単に指紋グループに対応する指の部分指紋画像を含んでもよい。また、本発明の一実施形態によれば、1つの指紋グループは、ユーザの1つの指に対する複数の部分指紋画像と定義されてもよい。指紋認証装置410は、上記に説明された端末の一例であってもよく、指紋認証装置410は、下記の図4においてより詳しく説明する。
図4は、本発明の一実施形態に係る指紋認証を行う過程を説明するための図である。図4を参照すると、指紋認証装置410は指紋センサ420を含み、指紋センサ420の検出領域の大きさはユーザの指紋の大きさより小さい場合もある。指紋認証装置410は、指紋センサ420を介して入力指紋画像430を取得してもよく、入力指紋画像430は、ユーザの特定の指に対する指紋情報を含んでもよい。指紋認証装置410の構造は、図14の指紋認証装置1410に関連し、下記においてより詳しく説明する。
指紋認証装置410は、登録指紋データベース340から予め登録された指紋グループ332、334、336を取得することができる。登録指紋データベース340は、指紋認証装置410に含まれたメモリ(図示せず)に格納されたり、又は指紋認証装置410と有線、無線又はネットワークなどに接続されたり、接続可能なサーバなどの外部装置(図示せず)に格納されてもよい。
指紋認証装置410は、入力指紋画像430と指紋グループ332、334、336に含まれた部分指紋画像とを比較して指紋グループ332、334、336のうちの1つ以上の指紋グループを選択440してもよい。ここでは、指紋グループ332が選択されたと仮定する。指紋認証装置410は、選択された指紋グループ332に含まれた各部分指紋画像と入力指紋画像430とを比較して認証を行い450、認証結果を出力する。指紋認証装置410は、指紋グループに基づいて(例えば、全ての指紋グループではない単に1つ又は複数の選択された指紋グループに基づいて)指紋認証を行うことによって高い認識率を保持しながらより速い指紋認証を行うことができる。
図5は、本発明の一実施形態に係る指紋認証方法の動作を説明するためのフローチャートである。
図5を参照すると、ステップS510における指紋認証装置(例えば、指紋認証装置410)は、入力指紋画像に基づいて部分指紋画像を含む指紋グループのうちの1つ以上の指紋グループを選択する。指紋認証装置は、部分指紋画像の画像周波数情報と入力指紋画像の画像周波数情報を用いて各部分指紋画像と入力指紋画像との間の類似度を決定し、類似度に基づいて指紋グループのうちより細かく、且つ正確に指紋比較を行う指紋グループを選択する。
指紋認証装置は、指紋グループを選択する前に入力指紋画像に対する前処理過程を行ってもよい。前処理過程は、入力指紋画像の品質を向上させる一連の動作を含んでもよい。例えば、前処理過程は、入力指紋画像に含まれたノイズを除去する動作、入力指紋画像のコントラストを増加させる動作、入力指紋画像に含まれたボケ(blur)を除去するボケ除去(deblurring)動作、入力指紋画像に含まれた歪み(distortion)を補正するワーピング(warping)動作などを含んでもよい。また、前処理過程は、入力指紋画像の品質を評価する動作を含んでもよい。入力指紋画像の品質が閾値品質未満である場合、前処理過程は、取得された入力指紋画像を廃棄(discard)して、ユーザから新しい入力指紋画像が入力される動作を含んでもよい。
ステップS520における指紋認証装置は、ステップS510において選択された1つ以上の指紋グループに含まれた部分指紋画像と入力指紋画像とを比較して認証の有無を決定する。指紋認証装置がステップS510において複数の指紋グループを選択した場合、指紋認証装置は、選択された指紋グループに含まれた部分指紋画像に基づいて認証過程を行うことができる。指紋認証装置は、選択された指紋グループに含まれた部分指紋画像の全て又は一部と入力指紋画像との間の類似度を決定し、類似度に基づいて認証に成功したか又は認証に失敗したかを決定することができる。
認証に成功したと決定された場合、指紋認証装置は、指紋認証装置と接続された端末装置のロック状態を解除したり、又はユーザ(例えば、認証に成功した入力指紋画像を提供したユーザ)に端末装置の特定機能にアクセスできる権限を付与してもよい。認証に失敗したと決定された場合、指紋認証装置は、端末装置のロック状態を保持したり、又は端末装置の特定機能にアクセスできる権限を制限してもよい。
指紋認証装置は、登録された指紋画像を複数の指紋グループで管理し、指紋グループのうち入力指紋画像と細かく比較する指紋グループを選択して指紋認証を行うことによって指紋認証をより速く行うことができる。例えば、全ての指紋グループではない格納された指紋グループのうち単に一部に関連して指紋を比較する動作を行うため、指紋認証をより速く行うことができ、これにしたがって、プロセッサのロード(load)を低減させることによって指紋認証を行うプロセッサの機能を向上させることができる。
図5に示された各ステップには、図1〜図4において上述した内容がそのまま適用されてもよい。以下、図6〜図9を参照して、ステップS510及びステップS520を詳細に説明する。
図6は、本発明の一実施形態に係る指紋グループを選択する過程を説明するためのフローチャートである。
ステップS610における指紋認証装置(例えば、指紋認証装置410)は、入力指紋画像と指紋グループに含まれた各部分指紋画像との間の第1類似度を決定する。例えば、指紋認証装置は、フーリエメリン(Fourier−Mellin)方式のような画像周波数情報に基づいたマッチング方式によって第1類似度を決定してもよい。フーリエメリン方式に基づいて第1類似度を決定する内容は、図11〜図13を参照して詳細に説明するようにする。
各登録された部分指紋画像に対して、第1類似度は、入力指紋画像に表示された指紋パターンと登録された部分指紋画像に表示された指紋パターンとの間の類似の程度を示す。したがって、第1類似度が高いとは、入力指紋画像の指紋パターンが部分指紋画像の指紋パターンと相対的に多く類似しているということを示す。上記に説明したように、指紋認証装置は、指紋グループに含まれた全ての部分指紋画像のそれぞれに対して入力指紋画像との第1類似度を決定することができる。
ステップS620における指紋認証装置は、ステップS610において決定された第1類似度に基づいて1つ以上の指紋グループを選択する。本発明の一実施形態によれば、指紋認証装置は、各部分指紋画像に対して決定された第1類似度のうち最も大きい第1類似度を有する部分指紋画像の指紋グループを選択してもよい。本発明の他の実施形態によれば、指紋認証装置は、部分指紋画像に対して決定された第1類似度を指紋グループ別に平均して平均値を算出し、平均値が最も大きい指紋グループを選択してもよい。例えば、指紋認証装置は、各指紋グループに含まれた部分指紋画像の第1類似度を算出し、各指紋グループに対応する第1類似度の平均値を算出して、各指紋グループに対応する平均値のうち最も高い平均値に対応する指紋グループをステップS620において選択された1つ以上の指紋グループとして選択することができる。
本発明のまた他の実施形態によれば、指紋認証装置は、部分指紋画像に対して決定された第1類似度に基づいて指紋グループ別に第1類似度に対する標準偏差(standard deviation)を算出して、標準偏差が一番小さい指紋グループを選択してもよい。第1類似度に基づいて指紋グループを選択することは、上述の本発明の実施形態によって限定されるものと解釈されてはならず、指紋認証装置は、様々な方式によって指紋グループを選択してもよい。例えば、指紋認証装置は、各指紋グループに含まれた部分指紋画像の第1類似度を算出し、各指紋グループに対応する第1類似度に対する標準偏差を算出して、各指紋グループに対応する標準偏差のうち一番小さい標準偏差に対応する指紋グループをステップS620において選択された1つ以上の指紋グループとして決定することができる。
本発明の一実施形態によれば、ステップS620における指紋認証装置は、単に1つの指紋グループを前記選択された少なくとも1つの指紋グループとして選択してもよい。他の例として、指紋認証装置は、ステップS620において、複数の指紋グループを前記選択された少なくとも1つの指紋グループとして選択してもよい。例えば、第1類似度に対する最も高い平均値(又は、最も低い標準偏差)を有する1つの指紋グループを選択する代わりに、指紋認証装置は、ステップS620において、第1類似度に対する平均値(又は標準偏差)に基づいてN(2より大きい自然数)個の指紋グループを前記選択された少なくとも1つの指紋グループとして選択することができる。
本発明の一実施形態によれば、指紋認証装置は、ステップS620において、閾値に基づいて単に1つの指紋グループを選択したり、又は複数の指紋グループを選択してもよい。例えば、ステップS620における指紋認証装置は、全ての指紋グループのうち第1類似度に対する最も高い平均値を有する指紋グループを決定し、当該最も高い平均値と他の指紋グループの第1類似度に対する平均値との間の差値を算出することができる。その後、指紋認証装置は、差値が閾値以下の指紋グループを前記選択された少なくとも1つの指紋グループとして選択することができる。同様に、ステップS620における指紋認証装置は、全ての指紋グループのうち第1類似度に対する最も低い標準偏差を有する指紋グループを決定し、当該最も低い標準偏差と他の指紋グループの第1類似度に対する標準偏差との間の差値を算出することができる。その後、指紋認証装置は、差値が閾値以下である指紋グループを前記選択された少なくとも1つの指紋グループとして選択することができる。
図7は、本発明の他の実施形態に係る指紋グループを選択する過程を説明するためのフローチャートである。
ステップS710における指紋認証装置(例えば、指紋認証装置410)は、入力指紋画像と指紋グループに含まれた各部分指紋画像との間の第1類似度を決定する。図6のステップS610に対する内容をステップS710にそのまま適用することができるため、ステップS710に対する詳しい説明は省略する。
ステップS720における指紋認証装置は、ステップS710において決定された第1類似度に基づいて第1候補部分指紋画像を選択する。この場合、特定の指紋グループにだけ候補群が選ばれ、他の指紋グループには候補群が選ばれない。例えば、指紋認証装置は、全ての部分指紋画像において、第1類似度が大きい順に予め設定された数の第1候補部分指紋画像を選択することができる。例えば、ステップS720における指紋認証装置は、ステップS710において決定された第1類似度に基づいて全ての指紋グループから全ての部分指紋画像に対して順位を決定することができる。指紋認証装置は、最も高い第1類似度に対応する部分指紋画像を最上位レベルと決定し、最も低い第1類似度に対応する部分指紋画像を最下位レベルと決定してもよい。また、指紋認証装置は、M個(1より大きく、全ての指紋グループに含まれた全ての部分指紋画像の数であるNより小さい自然数)の高い順位の部分指紋画像を決定してもよい。指紋認証装置は、全ての部分指紋画像のうち高いレベル順にM個の第1候補部分指紋画像を選択してもよい。この場合、1つ以上の指紋グループは、該当するレベルの部分指紋画像を含まないことも可能であるため、特定の指紋グループには第1候補部分指紋画像が選択されない場合がある。他の例として、指紋認証装置は、部分指紋画像のうち閾値以上の第1類似度を有する部分指紋画像を第1候補部分指紋画像として選択してもよい。閾値は、所定の値又は部分指紋画像に対する第1類似度に基づいて適応的に決定されてもよい。例えば、全ての部分指紋画像に対する第1類似度の平均値が閾値に決定されてもよい。
本発明の他の実施形態によれば、指紋認証装置は、第1類似度に基づいて各指紋グループ別に1つ以上の第1候補部分指紋画像を選択してもよい。例えば、指紋認証装置は、各指紋グループ別に第1類似度が大きい順に予め設定された数の第1候補部分指紋画像を選択することができる。例えば、ステップS720における指紋認証装置は、ステップS710において決定された第1類似度に基づいて全ての指紋グループのうち第1指紋グループに含まれた部分指紋画像に対して順位を決定することができる。指紋認証装置は、最も高い第1類似度に対応する部分指紋画像を最上位レベルと決定し、最も低い第1類似度に対応する部分指紋画像を最下位レベルと決定してもよい。また、指紋認証装置は、K個(1より大きく、第1指紋グループに含まれた部分指紋画像の数であるLより小さい自然数)の高い順位の部分指紋画像を決定してもよい。指紋認証装置は、第1指紋グループに含まれた部分指紋画像のうち高いレベル順にK個の第1候補部分指紋画像を選択してもよい。このような過程が他の指紋グループに対しても同一に行われてもよい。例えば、ステップS720における指紋認証装置は、各指紋グループにおいて少なくともK個の部分指紋画像を選択してもよい。
ステップS730における指紋認証装置は、入力指紋画像と各第1候補部分指紋画像との間の第2類似度を決定する。指紋認証装置は、入力指紋画像の画像周波数情報と第1候補部分指紋画像のそれぞれの画像周波数情報とを用いて第2類似度を決定する。指紋認証装置は、ステップS710の第1類似度を決定する方式より高い計算複雑度(computational complexity)を有する画像周波数情報に基づいたマッチング方式を用いて第2類似度を決定する。例えば、指紋認証装置は、第1類似度を決定するために、フーリエメリン方式に基づいて導き出された位相相関情報を用いてもよく、第2類似度を決定するために、位相相関情報だけでなく画像の間の回転(rotation)情報及び移動(translation)情報を用いてもよい。フーリエメリン方式に基づいて第2類似度を決定する内容は、図11〜図13を参照して詳細に説明するようにする。
ステップS740における指紋認証装置は、ステップS730において決定された第2類似度に基づいて1つ以上の指紋グループを選択する。本発明の一実施形態によれば、指紋認証装置は、第1候補部分指紋画像に対して決定された第2類似度のうち最も大きい第2類似度を有する第1候補部分指紋画像の指紋グループを選択してもよい。本発明の他の実施形態によれば、指紋認証装置は、第1候補部分指紋画像に対して決定された第2類似度を指紋グループ別に平均して平均値を算出し、平均値が最も大きい指紋グループを選択してもよい。例えば、ステップS740における指紋認証装置は、第1候補部分指紋画像を有する他の指紋グループと比較して第2類似度に対する平均値のうち最も高い平均値を有する第1候補部分指紋画像が属した指紋グループを前記1つ以上の指紋グループとして選択することができる。本発明のまた他の実施形態によれば、指紋認証装置は、第1候補部分指紋画像に対して決定された第2類似度に基づいて指紋グループ別に第2類似度に対する標準偏差を算出して、標準偏差が一番小さい指紋グループを選択してもよい。第2類似度に基づいて指紋グループを選択することは、上述の本発明の実施形態によって限定されると解釈されてはならず、指紋認証装置は、様々な方式を介して指紋グループを選択してもよい。例えば、ステップS740における指紋認証装置は、第1候補部分指紋画像を有する他の指紋グループと比較して第2類似度に対する標準偏差のうち最も低い標準偏差を有する第1候補部分指紋画像が属した指紋グループを前記1つ以上の指紋グループとして選択することができる。
本発明の一実施形態によれば、ステップS740における指紋認証装置は、単に1つの指紋グループを前記選択された少なくとも1つの指紋グループと選択する。他の例として、指紋認証装置は、ステップS740において、複数の指紋グループを前記選択された少なくとも1つの指紋グループとして選択することができる。例えば、第2類似度に対する最も高い平均値(又は、最も低い標準偏差)を有する1つの指紋グループを選択する代わりに、指紋認証装置は、ステップS740において、第2類似度に対する平均値(又は標準偏差)に基づいてJ個(2より大きい自然数)の指紋グループを前記選択された少なくとも1つの指紋グループとして選択することができる。
本発明の一実施形態によれば、指紋認証装置は、図6のステップS620に関連して説明された内容と同様に、ステップS740において、閾値に基づいて単に1つの指紋グループを選択したり、又は複数の指紋グループを選択してもよい。例えば、ステップS740における指紋認証装置は、全ての指紋グループのうち第2類似度に対する最も高い平均値を有する指紋グループを決定し、当該最も高い平均値と他の指紋グループの第2類似度に対する平均値との間の差値を算出することができる。その後、指紋認証装置は、差値が閾値以下である指紋グループを前記選択された少なくとも1つの指紋グループとして選択することができる。同様に、ステップS740における指紋認証装置は、全ての指紋グループのうち第2類似度に対する最も低い標準偏差を有する指紋グループを決定し、当該最も低い標準偏差と他の指紋グループの第2類似度に対する標準偏差との間の差値を算出することができる。その後、指紋認証装置は、差値が閾値以下である指紋グループを前記選択された少なくとも1つの指紋グループとして選択することができる。
図8は、本発明の一実施形態に係る認証の有無を決定する過程を説明するためのフローチャートである。
ステップS810における指紋認証装置は、入力指紋画像と図5のステップS510において選択された指紋グループに含まれる各部分指紋画像との間の第2類似度を決定する。例えば、指紋認証装置は、指紋グループが選択されれば、指紋グループに含まれた部分指紋画像の全てに対して第2類似度を決定することができる。この場合、指紋認証装置は、選択された指紋グループに含まれるが、図7のステップS730において、第1候補部分指紋画像に選択されなかった他の部分指紋画像に対しても第2類似度を決定することができる。
ステップS820における指紋認証装置は、ステップS810において決定された第2類似度に基づいて認証の有無を決定する。指紋認証装置は、部分指紋画像に対する第2類似度に基づいて指紋認証を判断するためのスコア(score)を決定し、スコアによって認証の有無を決定する。例えば、第2類似度のうち最大値又は第2類似度の平均値がスコアとして決定され得る。指紋認証装置は、スコアが閾値以上である場合には、認証に成功したと決定し、スコアが閾値未満である場合には、認証に失敗したと決定することができる。本発明の一実施形態によれば、指紋認証装置は、ステップS820に関して、上記に説明した方式と同一の方式で第2類似度を決定してもよい。
本発明の他の実施形態によれば、指紋認証装置は、指紋グループに含まれた部分指紋画像全てに対して第2類似度を決めず、図7のステップS730において決定された第1候補部分指紋画像に対する第2類似度を用いて認証の有無を決定してもよい。また、本発明の一実施形態によれば、ステップS810の過程は省略されてもよい。指紋認証装置は、選択された指紋グループに含まれた第1候補部分指紋画像に対する第2類似度に基づいてスコアを決定し、スコアと閾値とを比較して認証の有無を決定してもよい。
図9は、本発明の他の実施形態に係る認証の有無を決定する過程を説明するためのフローチャートである。
ステップS910における指紋認証装置(例えば、指紋認証装置410)は、図5のステップ510において選択された指紋グループに含まれた部分指紋画像から第2候補部分指紋画像を選択する。例えば、ステップS910における指紋認証装置は、選択された指紋グループに含まれた部分指紋画像全てに対して第2類似度を決定し、第2類似度の大きさが大きい順に予め設定された数の第2候補部分指紋画像を選択することができる。本発明の一実施形態によれば、指紋認証装置は、ステップS820に関して、上記に説明された方式と同一の方式で第2類似度を決定してもよい。
ステップS920における指紋認証装置は、入力指紋画像と各第2候補部分指紋画像との間の第3類似度を決定する。例えば、指紋認証装置は、入力指紋画像と各第2候補部分指紋画像から指紋パターンの特徴点(minutiae)を抽出し、特徴点の間の整合度に基づいて第3類似度を決定してもよい。特徴点の間の整合度が高いほど第3類似度が大きくなり得る。
ステップS930における指紋認証装置は、ステップS920において決定された第3類似度に基づいて認証の有無を決定する。指紋認証装置は、第2候補部分指紋画像に対する第3類似度に基づいてスコアを決定し、スコアによって認証の有無を決定する。例えば、第3類似度のうち最大値又は第3類似度の平均値がスコアと決定され得る。指紋認証装置は、スコアが閾値以上である場合、認証に成功したと決定し、スコアが閾値未満である場合、認証に失敗したと決定してもよい。本発明の一実施形態によれば、閾値は、製造過程における好み及び/又はユーザの好みによって決定されてもよい。
図10A及び図10Bは、本発明の一実施形態に係る入力指紋画像に基づいて認証の有無を決定する一例を説明するためのフローチャートである。
図10Aを参照すると、ステップS1010における指紋認証装置(例えば、指紋認証装置410)は、入力指紋画像を受信すると、入力指紋画像と登録指紋データベース1005に格納された各部分指紋画像との間の第1類似度を算出する。登録指紋データベース1005は、指紋グループ別に登録された、例えば、第1、第2及び第N指の部分指紋画像を含み、各指の部分指紋画像は、互いに区別される指紋グループを形成することができる。第1類似度は、第1、第2及び第N指の部分指紋画像のそれぞれに対して算出され得る。
ステップS1020における指紋認証装置は、第1類似度に基づいて候補部分指紋画像を選択する。例えば、指紋認証装置は、登録指紋画像の第1類似度の大きさによって全て登録された部分指紋画像のうち特定の数の候補部分指紋画像を選択することができる。ステップS1030における指紋認証装置は、入力指紋画像と各候補部分指紋画像との間の第2類似度を算出する。指紋認証装置は、第1類似度を算出するときよりさらに精巧で計算複雑度が高い方式を用いて第2類似度を算出することができる。
ステップS1040における指紋認証装置は、第2類似度に基づいて候補部分指紋画像が選択された指紋グループ別に最大値、平均値、又は標準偏差などの代表値を決定する。
本発明の他の実施形態によれば、上述のステップS1010〜ステップS1040は、図10Bに示したように、それぞれの指紋グループ別に行われてもよい。指紋認証装置(例えば、指紋認証装置410)は、例えば、第1、第2及び第N指に対する指紋グループ別に第1類似度を算出し、第1類似度に基づいて各指紋グループ別に1つ以上の候補部分指紋画像を選択することができる。その後、指紋認証装置は、入力指紋画像と候補部分指紋画像との間の第2類似度を算出し、第2類似度に基づいて各指紋グループ別に代表値を決定することができる。以下、ステップS1050〜ステップS1070は、図10A及び図10Bの本発明の実施形態に同一に適用される。
ステップS1050における指紋認証装置は、候補部分指紋画像が選択された指紋グループ別に決定された代表値に基づいて、登録指紋データベース1005に登録された指紋グループのうち入力指紋画像に対応する指紋グループを選択する。
ステップS1060における指紋認証装置は、ステップS1050において選択された指紋グループに含まれた部分指紋画像に対するスコアを決定する。本発明の一実施形態によれば、指紋認証装置は、第2類似度に基づいて、上述の選択された指紋グループに含まれた全ての部分指紋画像のうちスコア算出に用いる1つ以上の部分指紋画像を選択してもよい。例えば、指紋認証装置は、全ての部分指紋画像のうち第2類似度の大きさが大きい順に予め設定された数の部分指紋画像を選択したり、又は閾値以上の第2類似度を有する部分指紋画像を選択することができる。指紋認証装置は、選択された1つ以上の部分指紋画像に基づいて認証のためのスコアを決定することができる。スコアを決定する方式には制限がなく、指紋認証装置は、様々な方式を介してスコアを決定してもよい。
ステップS1070における指紋認証装置は、スコアに基づいて認証の有無を決定する。指紋認証装置は、例えば、スコアが閾値以上である場合、認証に成功したと決定し、スコアが閾値未満である場合には、認証に失敗したと決定することができる。本発明の一実施形態によれば、閾値は製造過程における好み及び/又はユーザの好みによって決定されてもよい。
図11は、本発明の一実施形態に係るフーリエメリン方式に基づいて類似度を決定する過程を説明するためのフローチャートである。
図11を参照すると、ステップS1111における指紋認証装置(例えば、指紋認証装置410)は、高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform:FFT)を用いて入力指紋画像に含まれた空間ドメインの情報を周波数ドメインの情報に変換させる。ステップS1112における指紋認証装置は、高速フーリエ変換を用いて登録された部分指紋画像に含まれた空間ドメインの情報を周波数ドメインの情報に変換させる。周波数ドメインの情報は、(x、y)座標を用いて情報を表現する直交座標系に基づいてもよい。
ステップS1121における指紋認証装置は、Log−Polar変換(Log−Polar Transform:LPT)を用いて入力指紋画像に含まれた周波数ドメインの情報の座標系を極座標系に変換させる。一例として、高速フーリエ変換によって導き出されたFFT画像内におけるピクセルのマグニチュード(magnitude)値に対してLog−Polar変換が行われてもよい。極座標系においては、情報が半径(radius)、角度、又は半径と角度の組み合わせを用いて表現されてもよい。ステップS1122における指紋認証装置は、部分指紋画像に含まれた周波数ドメインの情報にLog−Polar変換を適用する。以下においては、図12を参照してLog−Polar変換を説明するようにする。
図12は、本発明の一実施形態に係るLog−Polar変換を説明するための図である。図12を参照すると、直交座標系における中心点1210を基準に同心円が設定されている。同心円は、半径、角度、又は半径と角度の組み合わせによって複数の領域に分割されてもよい。一例として、Log−Polar変換は、直交座標系上の複数の領域を(半径、角度)の極座標系上の領域にマッピング(mapping)させてもよい。この場合、直交座標系の中心点1210は、極座標系の(0、0°)に対応する領域1215にマッピングされ得る。同様に、直交座標系の第1領域1220、第2領域1230、第3領域1240、第4領域1250は、それぞれの極座標系の第1領域1225、第2領域1235、第3領域1245、第4領域1255にマッピングされ得る。
図に示してはいないが、Log−Polar変換は、直交座標系上の複数の領域を角度に基づいて表示される極座標系上の領域にマッピングしてもよい。この場合、直交座標系の第1領域1220は極座標系の(0°)領域にマッピングされ、直交座標系の第2領域1230と第3領域1240は極座標系の(36°)領域にマッピングされ、直交座標系の第4領域1250は極座標系の(324°)領域にマッピングされ得る。
再度図11を参照すると、ステップS1131における指紋認証装置は、Log−Polar変換が適用された入力指紋画像に高速フーリエ変換を適用する。ステップS1132における指紋認証装置は、Log−Polar変換が適用された部分指紋画像に高速フーリエ変換を適用する。ステップS1140における指紋認証装置は、位相相関(phase correlation)が行われ、位相相関が行われた結果としてピーク(peak)が検出される。検出されたピークの位置は、入力指紋画像と部分指紋画像との間の回転情報(θ)を示すことができる。
本発明の他の実施形態によれば、ピークの位置は、入力指紋画像と部分指紋画像との間のスケール(scale)情報を示してもよい。例えば、Log−Polar変換された画像の1つの軸は角度に該当し、他の1つの軸は半径に該当し、位相相関によって検出されたピークの位置は(角度に該当する軸の座標、半径に該当する軸の座標)と示してもよい。角度に該当する軸の座標は回転情報を示し、半径に該当する軸座標はスケール情報を示してもよい。
一般に、指紋画像はスケールの変化がないため、半径が予め決定した値(例えば、1)に固定される。この場合、位相相関によって検出されたピークの位置は、角度に該当する軸の座標と表現され得、角度に該当する軸の座標は回転情報を示すことができる。
本発明の一実施形態によれば、指紋認証装置は、上述された位相相関を行ってピーク値を検出し、ピーク値に基づいて本明細書において説明した第1類似度を決定してもよい。入力指紋画像と部分指紋画像との間に指紋パターンが同一の領域(又は、重なる領域)が多いほど又は入力指紋画像と部分指紋画像との間に指紋パターンが互いに類似するほどピーク値が大きくなる傾向がある。このような傾向に基づいて、指紋認証装置は、位相相関によって検出されたピーク値に基づいて入力指紋画像と部分指紋画像との間の第1類似度を決定してもよい。
ステップS1150における指紋認証装置は、回転情報(θ)に基づいて入力指紋画像を回転させる。ステップS1160における指紋認証装置は、回転された入力指紋画像に高速フーリエ変換を適用し、ステップS1170において位相相関を行う。位相相関を行った結果としてピークが検出され、検出されたピークの位置は、入力指紋画像と部分指紋画像との間の移動情報(Tx、Ty)を示す。ステップS1180における指紋認証装置は、移動情報(Tx、Ty)に基づいて、回転された入力指紋画像が移動させる。
指紋認証装置は、入力指紋画像と部分指紋画像が重なるように上述のフーリエメリン方式を介して取得された回転情報及び移動情報に基づいて入力指紋画像を回転及び移動させることができる。本発明の一実施形態によれば、指紋認証装置は、回転及び移動された入力指紋画像と部分指紋画像との間の重なる領域に基づいて第2類似度を決定してもよい。指紋認証装置は、様々な方式で第2類似度を決定してもよい。例えば、指紋認証装置は、画像の輝度値に基づいた正規化相関(normalized cross correlation)方式に基づいて第2類似度を決定してもよい。例えば、指紋認証装置は、下記の式(1)によって導き出された相関度に基づいて第2類似度を決定することができる。式(1)は、例えば、正規化相関度(normalized cross correlation:NCC)を算出するための関数である。
ここで、Wは、画像Iと画像Iとの間の重なる領域を示し、ncc(I、I)は画像Iと画像Iとの間の重なる領域Wの相関度を示す。画像Iは回転された入力指紋画像であり、画像Iは部分指紋画像である。iは重なる領域内におけるピクセルのX軸座標を示し、jは重なる領域内ピクセルのY軸座標を示す。xはX軸方向の移動情報(Tx)を示し、yはY軸方向の移動情報(Ty)を示す。I(i、j)は画像Iの(i、j)座標におけるピクセル値(例えば、ピクセルの輝度値)を示し、I(x+i、y+j)は画像Iの(x+i、y+j)座標におけるピクセル値(例えば、ピクセルの輝度値)を示す。
図13は、本発明の一実施形態に係る類似度を算出するために入力指紋画像及び部分指紋画像を処理する動作を説明するための図である。本発明の一実施形態によれば、図13に関して下記に説明する動作は、指紋認証装置(例えば、指紋認証装置410)によって行われてもよい。
図13を参照すると、登録された部分指紋画像1310は、高速フーリエ変換及びLog−Polar変換を介して第1LPT画像1320に変換される。入力指紋画像1315は、高速フーリエ変換及びLog−Polar変換を介して第2LPT画像1325に変換される。
第1LPT画像1320と第2LPT画像1325との間の位相相関1330によって部分指紋画像1310と入力指紋画像1315との間の回転情報(θ)が決定され、位相相関1330によって検出されたピーク値に基づいて入力指紋画像1315と部分指紋画像1310との間の第1類似度が決定される。
入力指紋画像1315は回転情報(θ)によって回転される。部分指紋画像1310のFFT画像と回転された入力指紋画像1340のFFT画像との間の位相相関1350によって部分指紋画像1310と入力指紋画像1315との間の移動情報(Tx、Ty)が決定される。回転情報(θ)及び移動情報(Tx、Ty)に基づいて、部分指紋画像1310(例えば、回転された入力指紋画像1340)と入力指紋画像1315が整合され、整合された画像1360が生成される。整合された画像1360において部分指紋画像1310と回転された入力指紋画像1315との間の重なる領域において相関度が決定され、相関度に基づいて回転された指紋画像1340と部分指紋画像1310との間の第2類似度が決定される。
図14は、本発明の一実施形態に係る指紋認証装置を示す図である。
図14を参照すると、指紋センサ1440は、ユーザの指紋をキャプチャして入力指紋画像を取得する。入力指紋画像は指紋認証装置1410に伝達され、指紋認証装置1410は入力指紋画像を登録指紋データベース1450に登録された部分指紋画像と比較して指紋認証を行う。ユーザは、登録過程を介して1つ以上の指別に部分指紋画像を登録し、登録指紋データベース1450は登録された部分指紋画像を格納することができる。図14において、指紋センサ1440が指紋認証装置1410と分離されると図に示したが、本発明の一実施形態によれば、指紋センサ1440は指紋認証装置1410に含まれてもよい。また、本発明の一実施形態によれば、指紋センサ1440は図4の指紋センサ420の一例であってもよい。
指紋認証装置1410は、ここに記述され、又は図に示された、1つ以上の指紋認証方法を行ってもよく、認証結果を出力してもよい。指紋認証装置1410は、認証結果を音声、振動、字、図、又は動画などの形態で出力することができるが、本発明の実施形態の範囲がこれに限定されてはならず、指紋認証装置1410は、様々な形態で認証結果を出力してもよい。指紋認証装置1410は、入出力装置(図示せず)を介して外部装置(例えば、パーソナルコンピュータ又はネットワーク)に接続され、データを交換してもよい。
指紋認証装置1410は、1つ以上のプロセッサ1420及びメモリ1430を含む。メモリ1430は、プロセッサ1420と通信し、プロセッサ1420によって実行可能な命令又はプロセッサ1420が演算するデータを格納する。プロセッサ1420は、命令を実行するために、内部レジスタ、内部キャッシュ、メモリ1430、又はストレージ(storage)から命令を取り出して(retrieve or fetch)、命令を実行する。プロセッサ1420は、1つ以上の実行結果を内部レジスタ、内部キャッシュ、メモリ1430、又はストレージに記録する。本発明の一実施形態によれば、プロセッサ1420は、図1〜図14を参照して説明された1つ以上の動作を実行するための命令を実行してもよい。例えば、プロセッサ1420は、入力指紋画像に基づいて複数の指紋グループのうちの1つ以上の指紋グループを選択し、選択された指紋グループに含まれた部分指紋画像と入力指紋画像とを比較して認証の有無を決定することができる。
プロセッサ1420は、例えば、プログラムに含まれた命令及び/又はコードを実行するために物理的に構造化された回路を有するハードウェア実行データ処理装置(hardware−implemented data processing device)であってもよい。上述のハードウェア実行データ処理装置は、例えば、マイクロプロセッサ、中央処理装置(CPU)、プロセッサコア、マルチコアプロセッサ、マルチプロセッサ、特定用途向け集積回路(application−specific integrated circuit:ASIC)又はフィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array:FPGA)を含んでもよいが、これらに限定されない。プログラムコードを実行するプロセッサは、プログラム化されたプロセッサ又は特殊目的のコンピュータであってもよい。本発明の一実施形態によれば、図4の指紋認証装置410は指紋認証装置1410に関連し、図14に示されたものと同一の構造を有してもよい。例えば、指紋認証装置410によって行われるものと説明された機能は、図14に示された指紋認証装置1410の構造を使用して実施されてもよい。例えば、メモリ1430は、プログラムコードが実行されるとき、プロセッサ1420によって、指紋認証装置(例えば、指紋認証装置410及び/又は指紋認証装置1410)によって行われる上記に説明された、ある又は全ての機能を行うようにする命令を含むプログラムコードを含んでもよい。
以上においては、ユーザの指紋が表示された入力指紋画像を用いて指紋認証を行う実施形態を説明したが、本発明の実施形態は、ユーザの生体データを用いて生体認証を行うことによって拡張されてもよい。ここで、生体データは様々なセンサを介して取得され、ユーザの指紋に関する情報、 身体インピーダンス(body impedance)に関する情報、静脈(blood vessel)に関する情報、又は虹彩(iris)に関する情報などを含み得る。プロセッサ1420は、入力生体データと登録生体データとの間の第1類似度を決定し、第1類似度に基づいて登録生体データから第1候補生体データを選択してもよい。プロセッサ1420は、入力生体データと第1候補生体データとの間の第2類似度を決定し、第2類似度に基づいて1つ以上の生体データグループを選択してもよい。プロセッサ1420は、選択された生体データグループに含まれた登録生体データと入力生体データとを比較して認証の有無を決定してもよい。
一例として、センサ(図示せず)を介してユーザの瞳孔と強膜(白目の領域)との間の虹彩パターンをスキャン又はキャプチャし、虹彩パターンのうち一部に該当する部分画像を取得してもよい。プロセッサ1420は、虹彩パターンのうち一部に該当する部分画像を取得してもよい。プロセッサ1420は、取得された部分画像と登録された虹彩パターンの部分画像を比較することによって、ユーザを認識してもよい。 上述した実施形態は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、又はハードウェア構成要素及びソフトウェア構成要素の組合せで具現化される。例えば、本実施形態で説明した装置及び構成要素は、例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor)、マイクロコンピュータ、FPA(field programmable array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサ、又は命令(instruction)を実行して応答する異なる装置のように、1つ以上の汎用コンピュータ又は特殊目的コンピュータを用いて具現化される。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)及びオペレーティングシステム上で行われる1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行する。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答してデータをアクセス、格納、操作、処理、及び生成する。理解の便宜のために、処理装置は1つが使用されるものとして説明する場合もあるが、当該技術分野で通常の知識を有する者は、処理装置が複数の処理要素(processing element)及び/又は複数類型の処理要素を含むことが分かる。例えば、処理装置は、複数のプロセッサ又は1つのプロセッサ及び1つのコントローラを含む。また、並列プロセッサ(parallel processor)のような、他の処理構成も可能である。
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、又はこれらのうちの1つ以上の組合せを含み、希望通りに動作するように処理装置を構成し、独立的又は結合的に処理装置に命令する。ソフトウェア及び/又はデータは、処理装置によって解釈され、処理装置に命令又はデータを提供するためのあらゆる類型の機械、構成要素、物理的装置、仮想装置、コンピュータ格納媒体又は装置、或いは送信される信号波を介して永久的又は一時的に具現化される。ソフトウェアは、ネットワークに接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された方法で格納されるか又は実行される。ソフトウェア及びデータは1つ以上のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納される。
本実施形態による方法は、多様なコンピュータ手段を介して実施されるプログラム命令の形態で具現化され、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される。記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独で又は組合せて含んでいる。前記記録媒体及びプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計して構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気−光媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置を含んでもよい。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行され得る高級言語コードを含む。上述のハードウェア装置は、本発明の動作を行うために1つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成してもよく、その逆も同様である。
上述したように、実施形態が限定された図面によって説明されたが、当技術分野における通常の知識を有する者であれば、前記の記載に基づいて様々な技術的修正及び変形が適用可能である。一例として、説明された技術が説明された方法と異なる順序で行われたり、及び/又は説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が説明された方法と異なる形態で結合又は組み合わせたり、他の構成要素又は均等物によって代替、置換されても適切な結果が達成され得る。したがって、本発明の範囲は、開示された実施形態に限定されて定められるものではなく、特許請求の範囲及び特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるものである。
1410:指紋認証装置
1420:プロセッサ
1430:メモリ
1440:指紋センサ
1450:登録指紋データベース

Claims (10)

  1. 入力指紋画像に基づいて部分指紋画像を含む指紋グループのうちの1つ以上の指紋グループを選択するステップと、
    前記選択された1つ以上の指紋グループに含まれた部分指紋画像と前記入力指紋画像とに基づいて認証の有無を決定するステップと、
    を含む、指紋認証方法であって、
    前記1つ以上の指紋グループを選択するステップは、
    前記入力指紋画像と前記指紋グループに含まれた各部分指紋画像との間の第1類似度を決定するステップと、
    前記第1類似度に基づいて前記指紋グループ別に第1候補部分指紋画像を選択するステップと、
    前記入力指紋画像と各第1候補部分指紋画像との間の第2類似度を決定するステップと、
    前記第2類似度に基づいて前記1つ以上の指紋グループを選択するステップと、
    を含み、
    前記認証の有無を決定するステップは、
    前記選択された1つ以上の指紋グループに含まれた部分指紋画像から1つ以上の第2候補部分指紋画像を選択するステップと、
    前記入力指紋画像と前記1つ以上の第2候補部分指紋画像との間の第3類似度に基づいて認証の有無を決定するステップと、
    を含む、
    指紋認証方法。
  2. 前記第1類似度を決定するステップは、前記入力指紋画像の画像周波数情報と前記指紋グループに含まれた部分指紋画像の画像周波数情報とを用いて前記第1類似度を決定する、
    請求項に記載の指紋認証方法。
  3. 前記第1類似度を決定するステップは、フーリエメリン方式に基づいて前記入力指紋画像と前記指紋グループに含まれた部分指紋画像との間に位相相関を行い、前記位相相関を行った結果によって検出されたピーク値に基づいて前記第1類似度を決定する、
    請求項1または2に記載の指紋認証方法。
  4. 前記第2類似度を決定するステップは、フーリエメリン方式によって取得された回転情報及び移動情報に基づいて前記入力指紋画像を回転及び移動させ、前記回転及び移動された入力指紋画像と前記第1候補部分指紋画像との間の重なる領域に基づいて前記第2類似度を決定する、
    請求項に記載の指紋認証方法。
  5. 前記第2類似度を決定するステップは、前記重なる領域において、画像の輝度値に基づいた正規化相関方式に基づいて前記第2類似度を決定する、
    請求項に記載の指紋認証方法。
  6. 前記第2類似度は、前記第1類似度を決定する方式より高い計算複雑度を有した方式によって決定される、
    請求項に記載の指紋認証方法。
  7. 前記1つ以上の指紋グループを選択するステップは、前記第2類似度に基づいて各指紋グループ別に代表値を決定し、決定された代表値に基づいて前記1つ以上の指紋グループを選択する、
    請求項に記載の指紋認証方法。
  8. 前記指紋グループのそれぞれは、各指別に予め登録された部分指紋画像を含む、
    請求項1乃至のうちいずれか一項に記載の指紋認証方法。
  9. 請求項1乃至のうちいずれか一項に記載の方法を実行する命令を格納する、
    コンピュータ読み出し可能な格納媒体。
  10. 1つ以上のプロセッサと、
    前記1つ以上のプロセッサによって実行可能な命令を含むメモリと
    を含む、指紋認証装置であって、
    前記命令は、前記プロセッサによって実行されるとき、前記プロセッサによって、
    入力指紋画像に基づいて部分指紋画像を含む指紋グループのうちの1つ以上の指紋グループを選択する動作と、
    前記選択された1つ以上の指紋グループに含まれた部分指紋画像と前記入力指紋画像とに基づいて認証の有無を決定する動作と、
    が実施されるように構成され
    前記入力指紋画像の画像周波数情報と前記指紋グループに含まれた部分指紋画像の画像周波数情報とを用いて第1類似度を決定する動作と、
    前記第1類似度に基づいて前記指紋グループ別に第1候補部分指紋画像を選択する動作と、
    前記入力指紋画像と各第1候補部分指紋画像との間の第2類似度に基づいて前記1つ以上の指紋グループを選択する動作と、
    が実施されるように構成され、
    前記選択された1つ以上の指紋グループに含まれた部分指紋画像から1つ以上の第2候補部分指紋画像を選択する動作と、
    前記入力指紋画像と前記1つ以上の第2候補部分指紋画像との間の第3類似度に基づいて認証の有無を決定する動作と
    が実施されるように構成されている、
    指紋認証装置。
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