JP6836451B2 - 監視カメラ装置 - Google Patents

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本発明は、予め固定された方向を撮影方向として監視区域を撮影する監視カメラ装置に関する。
従来、予め固定された方向を撮影方向として監視区域を撮影するカメラに加わる振動を振動センサにて検出してカメラの向き変更を検知する監視カメラ装置が知られている。例えば下記特許文献1には、防犯カメラと、この防犯カメラを人体または物体が触れることによって発生する振動を検出する振動センサと、振動センサが振動を検出すると作動する警報装置及び点滅装置とを備えた防犯カメラのいたずら防止装置が開示されている。
特開2002−352339号公報
ところで、カメラの向きを変更する際の動かされ方には、急激な場合や緩やかな場合など様々な場合が考えられる。このため、上述した従来の振動センサのみを用いた一つのロジックだけでは、振動の変動の大小に応じたきめ細かな検出が行えず、誤失報なく厳格に検知するのが困難であった。
本発明は、上記課題を解決しようとするものであり、振動の変動の大小に応じて適切なロジックを用いて向き変更を検知することができる監視カメラ装置を提供することを目的としている。
上記した目的を達成するために、本発明に係る監視カメラ装置は、所定の方向を撮影方向とする撮像手段と、
振動を検出する第1の検出手段と、
前記第1の検出手段にて現在及び過去に検出した検出値に基づいて現在の検出値の方を重くなるように重み付けをして第1の判定値と第2の判定値とを算出する平準化手段と、
前記第1の判定値が第1の閾値以上の変動をしたか否かを判定する第1の判定手段と、
前記第2の判定値が前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値以上の変動をしたか否かを判定する第2の判定手段と、
前記第1の判定手段又は前記第2の判定手段のいずれかの判定結果を用いて前記撮影方向が変更された向き変更による異常の有無を判定する異常判定手段と、を備え
前記平準化手段は、前記第1の判定値を算出する場合において、前記第2の判定値を算出する場合よりも、現在の検出値の方の重み付けをより重くなるように算出することを特徴とする。
また、本発明に係る監視カメラ装置は、回動を検出する第2の検出手段を備え、
前記平準化手段は、前記第2の検出手段にて現在及び過去に検出した検出値に基づいて現在の検出値の方を重くなるように重み付けをして第3の判定値を算出し、
前記第2の判定手段は、前記第2の判定値が前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値以上の変動をしたことに加え、前記第3の判定値が第3の閾値以上の変動をしたことを条件として前記向き変更を判定するようにしてもよい。
さらに、本発明に係る監視カメラ装置は、前記第2の検出手段にて検出される回動について信頼性を評価する評価手段を備え、
前記異常判定手段は、前記評価手段による評価が一定の信頼性を有する場合に前記第2の判定手段の判定結果を用い、一定の信頼性を有さない場合は前記第2の判定手段の判定結果を用いないようにしてもよい。
本発明の監視カメラ装置によれば、振動の変化量の大小に応じてそれぞれに適切な判定値を用いて向き変更を検知することができる。具体的に、第1の判定手段と第2の判定手段のそれぞれに用いられる判定値は、第1の検出手段の現在及び過去の検出値に基づいて、現在に近いほど重くなるように重み付けをして平準化する。そして、第1の判定手段では、第2の判定手段よりも、現在に近い検出値の重み付けをより重くして平準化した判定値を用いる。これにより、変化量の大きい振動に対しては、現在に近い検出値の変動を強く反映した判定値にて比較するので、急激な向き変更を逃さずに検知することができる。また、変化量の小さい振動に対しては、現在に近い検出値の変動を抑制した判定値にて比較するので、ゆっくりとした向き変更を一時的な外乱の影響を排除して検知することができる。
また、第2の判定手段において、第2の検出手段の現在及び過去の検出値に基づいて、現在に近いほど重くなるように重み付けをして平準化し、これを判定値として用いれば、例えば検出値に突発的な雑音が含まれる場合、その影響を平準化により低減した判定値を算出し、振動又は回動の変化も考慮した精度の高い向き変更の検知が可能になる。
本発明に係る監視カメラ装置を含む監視カメラシステムのシステム構成の一例を示す概略構成図である。 本発明に係る監視カメラ装置の向き変更異常検知処理のフローチャートである。 図2における第1の変化量判定処理のフローチャートである。 図2における地磁気の信頼性判定処理のフローチャートである。 図2における第2の変化量判定処理のフローチャートである。 図2における第3の変化量判定処理のフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、図1〜6を参照しながら詳細に説明する。
[監視カメラシステムの構成について]
図1に示すように、監視カメラシステム1は、予め決められた所定の方向を撮影方向として監視区域の所望の領域(空間)を撮影する1台以上の監視カメラ装置11と、監視カメラ装置11が撮影した画像データを記録するために監視カメラ装置11とは別の場所に設置された画像記録装置12とがLANや広域通信網により接続されて構成される。
なお、図1の監視カメラシステム1は運用形態の一例を示すものであり、図示の構成に限定されるものではなく、監視区域の監視に適した運用形態の監視カメラシステムを構築することができる。例えば、画像記録装置12に表示装置を接続してライブ映像を表示したり、画像記録装置12にネットワークを介して外部端末装置13を接続し、画像記録装置12に記録された画像データを外部端末装置13に転送してライブ映像を表示したり、画像記録装置12に代えてハブやモニター機能付きハブを監視カメラ装置11との間に接続し、モニター機能付きハブにライブ映像を表示したり、モニター機能付きハブにインターネットやネットワークを介して接続される外部端末装置に監視カメラ装置11の画像データを転送して保存やモニタすることもできる。
[監視カメラ装置の構成について]
図1に示すように、本実施の形態の監視カメラ装置11は、監視区域の所望の領域が撮影可能となるように、監視対象の物件の所定位置に設置され、監視カメラシステムにおけるカメラの視野を不正に変更されることを向き変更異常として検知するため、撮像手段21、画像処理手段22、振動を検出する第1の検出手段としての振動検出手段23、回動を検出する第2の検出手段としての地磁気検出手段24、制御手段25、通信手段26、記憶手段27を備えて概略構成される。
なお、本実施の形態では、振動と地磁気を検出して向き変更異常の検知を行う場合の構成及び処理について説明するが、地磁気に関わる構成及び処理を省いて向き変更異常の検知を行うようにしてもよい。すなわち、図1の地磁気検出手段24、評価手段33を削除し、情報更新手段31、判定値算出手段32、変化量判定手段34、異常判定手段35の地磁気に関わる処理を省き、振動のみを検出して向き変更異常の検知を行うこともできる。
撮像手段21は、制御手段25の制御によりズーム・フォーカスが可能なカメラであり、撮影方向を固定して監視区域の所望の領域を撮影し、撮影したアナログの画像信号を出力する。
画像処理手段22は、撮像手段21が撮影した画像信号を処理するもので、撮像手段21からのアナログの画像信号を画像アナログ/デジタルコンバータにてデジタル信号に変換し、変換したデジタル信号を画像圧縮回路にて圧縮処理して圧縮符号化データ(画像データ)を生成・出力する。
振動検出手段23は、監視カメラ装置11に加わる振動を所定のサンプリング周期(例えば数百ms)で検出するもので、1個の検出素子で3次元空間の加速度をX,Y,Z軸方向の加速度成分に分離して検出する例えばピエゾ抵抗効果、静電容量、電圧効果などを利用した3軸加速度センサで構成される。振動検出手段23にて検出した検出値はX,Y,Z軸ごとに記憶手段27の加速度バッファに順次記憶される。
地磁気検出手段24は、監視カメラ装置11の地磁気を所定のサンプリング周期(例えば数百ms)で検出するもので、前後方向、左右方向、上下方向のX,Y,Z軸方向の地磁気の強さ(以下、単に地磁気という)をそれぞれ検出する例えば3軸電子コンパス(地磁気センサ)などで構成される。地磁気検出手段24にて検出した検出値はX,Y,Z軸ごとに記憶手段27の地磁気バッファに順次記憶される。
制御手段25は、監視カメラ装置11の全体を統括制御するものであり、撮像手段21の撮影による画像データの送信、振動検出手段23や地磁気検出手段24からの検出値の取得、後述する図2の向き変更異常検知処理などを実行するため、情報更新手段31、判定値算出手段32、評価手段33、変化量判定手段34、異常判定手段35を含んで構成される。
情報更新手段31は、情報更新処理として、加速度の変化量を算出する際の基準の値となる加速度の基準値、地磁気の変化量を算出する際の基準の値となる地磁気の基準値、地磁気の検出値の信頼性を判断するための分散値をそれぞれ更新する。これらの基準値及び分散値は記憶手段27にて記憶される。加速度の基準値、地磁気の基準値、分散値はX,Y,Z軸ごとに更新されて記憶される。
加速度の基準値の更新は、加速度の基準値更新カウンタ、加速度バッファ及び加速度の基準値更新フラグを用いる。加速度の基準値更新フラグは、加速度の基準値の更新を行うかのフラグであり、「0」=停止、「1」=更新である。加速度の基準値更新カウンタが基準値の更新間隔(例えば、数秒間隔)以上と判定すると、現在の加速度バッファ数が加速度の必要サンプル数(例えば、数十サンプル)以上か否かを判別する。現在の加速度バッファ数が必要サンプル数未満であれば、現在バッファしている加速度の検出値の平均を加速度の基準値として記憶し、加速度の基準値更新カウンタをクリアするとともに基準値更新フラグをクリアする。現在の加速度バッファ数が必要サンプル数以上と判定すると、加速度の基準値更新フラグが「1」であるか否かを判別する。そして、加速度の基準値更新フラグが「1」であると判定すると、必要サンプル数の平均を加速度の基準値として記憶し、加速度の基準値更新カウンタをクリアするとともに基準値更新フラグをクリアする。加速度の基準値更新フラグが「1」でないと判定すると、加速度の基準値更新カウンタをクリアする。
地磁気の基準値の更新は、地磁気の基準値更新カウンタ、地磁気バッファ及び地磁気の基準値更新フラグを用いる。地磁気の基準値更新フラグは、地磁気の基準値の更新を行うかのフラグであり、「0」=停止、「1」=更新である。地磁気の基準値更新カウンタが基準値の更新間隔(例えば、数秒間隔)以上と判定すると、現在の地磁気バッファ数が地磁気の必要サンプル数(例えば、数十サンプル)以上か否かを判別する。現在の地磁気バッファ数が必要サンプル数未満であれば、現在バッファしている地磁気の検出値の平均を地磁気の基準値として記憶し、地磁気の基準値更新カウンタをクリアするとともに基準値更新フラグをクリアする。現在の地磁気バッファ数が必要サンプル数以上と判定すると、地磁気の基準値更新フラグが「1」であるか否かを判別する。そして、地磁気の基準値更新フラグが「1」であると判定すると、必要サンプル数の平均を地磁気の基準値として記憶し、地磁気の基準値更新カウンタをクリアするとともに基準値更新フラグをクリアする。地磁気の基準値更新フラグが「1」でないと判定すると、地磁気の基準値更新カウンタをクリアする。
地磁気の分散値の更新は、地磁気の分散値更新カウンタ、後述する地磁気の検出値に基づいて算出する第3の判定値及び第3の判定値バッファ、並びに分散値更新フラグを用いる。分散値更新フラグは、地磁気の分散値の更新を行うかのフラグであり、「0」=停止、「1」=更新である。地磁気の分散値更新カウンタが分散値の更新間隔(例えば、数秒間隔)以上と判定すると、現在の第3の判定値バッファ数が地磁気の必要サンプル(例えば、数十サンプル)以上か否かを判別する。現在の第3の判定値バッファ数が必要サンプル数未満であれば、現在バッファしている第3の判定値バッファの分散値を地磁気の分散値として記憶し、地磁気の分散値更新カウンタをクリアするとともに分散値更新フラグをクリアする。現在の第3の判定値バッファ数が必要サンプル数以上と判定すると、地磁気の分散値更新フラグが「1」であるか否かを判別する。そして、地磁気の分散値更新フラグが「1」であると判定すると、必要サンプル数の第3の判定値を地磁気の分散値として記憶し、地磁気の分散値更新カウンタをクリアするとともに分散値更新フラグをクリアする。地磁気の分散値更新フラグが「1」でないと判定すると、地磁気の分散値更新カウンタをクリアする。
判定値算出手段32は、加速度と地磁気それぞれの判定値を算出する。判定値は、加速度と地磁気が変化したかを調べるための値として使用する。振動検出手段23と地磁気検出手段24にて現在及び過去に検出した検出値に基づいて現在の検出値の方を重くなるように重み付けをして判定値(第1の判定値、第2の判定値、第3の判定値)を算出する。第1の判定値及び第2の判定値は、加速度の変化量を算出するための値であって、これらの判定値から上述した加速度の基準値を減算して絶対値をとることで変化量を算出する。第3の判定値は、地磁気の変化量を算出するための値であって、この判定値から上述した地磁気の基準値を減算して絶対値をとることで変化量を算出する。第1の判定値、第2の判定値、第3の判定値は、いずれもX,Y,Z軸ごとに算出する。
また、判定値算出手段32は、重み付けを変えて判定値を算出する平準化手段32aを含む。平準化手段32aは、第1の判定値を算出する場合、第2の判定値を算出する場合よりも、現在の検出値の方の重み付けをより重くなるように算出する。
さらに判定値の算出方法について具体的に説明すると以下の通りとなる。
第1の判定値は、前回の第1の判定値×第1の重み付け係数+現在の検出値×(1.0−第1の重み付け係数)にて算出する。算出した第1の判定値は記憶手段27の第1の判定値バッファに記憶する。
第2の判定値は、前回の第2の判定値×第2の重み付け係数+現在の検出値×(1.0−第2の重み付け係数)にて算出する。算出した第2の判定値は記憶手段27の第2の判定値バッファに記憶する。
ここで、第1の重み付け係数<第2の重み付け係数、となるようにそれぞれの係数は定められる。すなわち、第1の判定値の算出方法と第2の判定値を算出方法とを比較すると、第2の重み付け係数を第1の重み付け係数よりも大きい値に設定し、第1の判定値を算出する場合よりも、第2の判定値を算出する場合の方が、現在の検出値の方の重み付けをより軽くなるように算出する。言い換えると、第2の判定値を算出する場合よりも、第1の判定値を算出する場合の方が、現在の検出値の方の重み付けをより重くなるように算出する。
第3の判定値は、前回の第3の判定値×第3の重み付け係数+現在の検出値×(1.0−第3の重み付け係数)にて算出する。算出した第3の判定値は記憶手段27の第3の判定値バッファに記憶する。本例では、第3の重み付け係数を第2の重み付け係数と同じに設定している。
なお、上述の判定値の算出処理において、前回の判定値がない場合は、現在の検出値を前回の判定値として用いて算出する。
なお、上述した説明では、前回の判定値と現在の検出値を用いて加速度と地磁気それぞれの判定値を算出することで、現在の検出値及び過去の検出値に基づいて判定値を算出しているが、これに限定されるものではない。加速度と地磁気それぞれの判定値について、例えば直近に検出した所定数の検出値について現在の検出値の方を重くなるように重み付けをしてもよい。その際、第1の判定値は、第2の判定値と比較して、現在の検出値の方の重み付けがより重くなるように算出する。
評価手段33は、地磁気検出手段24にて検出される地磁気について一定の信頼性があるか否かを評価するものであり、後述する図4の地磁気の信頼性判定処理を実行し、地磁気検出手段24のX,Y,Z軸の全ての軸の分散値が予め設定された評価用閾値以下のときに一定の信頼性ありと判定し、そうでないときに一定の信頼性なしと判定する。
変化量判定手段34は、予め設定された判定条件や判定基準に基づいて変化量について判定するものであり、第1の判定手段34a、第2の判定手段34b、第3の判定手段34cを含む。いずれの判定手段においてもX,Y,Z軸ごとに変化量について判定する。
第1の判定手段34aは、後述する図3の第1の変化量判定処理を実行し、振動検出手段23にて検出した振動の変化量が向き変更判定用の第1の閾値を超えるか否かを判定する。第1の判定手段34aは、第1の閾値を超えると判定した場合には、第1の閾値を連続して超えた回数をカウントするための第1のカウンタを加算する。この第1のカウンタは、X,Y,Z軸ごとに記憶手段27に記憶される。
第2の判定手段34bは、後述する図5の第2の変化量判定処理を実行し、振動検出手段23にて検出した振動の変化量が向き変更判定用の第1の閾値よりも小さい第2の閾値を超えること、及び地磁気検出手段24にて検出した地磁気の変化量が向き変更判定用の第3の閾値を超えるか否かを判定する。第2の判定手段34bは、第2の閾値を超えると判定した場合には、第2の閾値を連続して超えた回数をカウントするための第2のカウンタを加算する。また、第3の閾値を超えると判定した場合も、第3の閾値を連続して超えた回数をカウントするための第3のカウンタを加算する。これらの第2のカウンタ及び第3のカウンタは、X,Y,Z軸ごとに記憶手段27に記憶される。
第3の判定手段34cは、後述する図6の第3の変化量判定処理を実行し、振動検出手段23にて検出した振動の変化量が向き変更判定用の第4の閾値を超えるか否かを判定する。第4の閾値は、第1の閾値よりも小さく、かつ第2の閾値よりも大きい値として設定される。第3の判定手段34cは、第4の閾値を超えると判定した場合には、第4の閾値を連続して超えた回数をカウントするための第2のカウンタを加算する。この第2のカウンタは、X,Y,Z軸ごとに記憶手段27に記憶される。
なお、第1の閾値から第4の閾値を具体的に設定するにあたっては、センサからの検出値に基づいて算出される変動量の大きさと、監視カメラ装置11の向き変更角度との関係を実験的に調べ、上述した各閾値の関係を保ちつつ、向き変更による異常を判定するために必要と思われる向き変更角度に対応する変動量をそれぞれ閾値として設定すればよい。
異常判定手段35は、変化量判定手段34による判定結果を用いて向き変更による異常の有無を判定するものであり、変化量判定手段34の第1の判定手段34a、第2の判定手段34b、第3の判定手段34cのいずれかの判定結果を用いて向き変更による異常の有無を判定する。
ここで、第1の判定手段34aの判定結果を用いて向き変更による異常の有無を判定する場合は、加速度X,Y,Z軸の何れかの軸の第1のカウンタが第1の異常判定用閾値以上か否かにより行う。第1の閾値を超える変化量の振動が第1の異常判定用閾値以上のときに、向き変更による異常ありと判定する。
また、第2の判定手段34bの判定結果を用いて向き変更による異常の有無を判定する場合は、加速度X,Y,Z軸の何れかの軸の第2のカウンタが第2の異常判定用閾値以上、かつ地磁気X,Y,Z軸の何れかの軸の第3のカウンタが第3の異常判定用閾値以上か否かにより行う。第2の閾値を超える変化量の振動が第2の異常判定用閾値以上で、かつ第3の閾値を超える変化量の地磁気が第3の異常判定用閾値以上のときに、向き変更による異常ありと判定する。
なお、第2の異常判定用閾値及び第3の異常判定用閾値は、第1の異常判定用閾値よりも大きな値に設定される。
異常判定手段35は、評価手段33による評価が一定の信頼性を有する場合、上述した第2の判定手段34bの判定結果を用いて向き変更による異常の有無を判定する。なお、評価手段33による評価が一定の信頼性を有さない場合は、第2の判定手段34bの判定結果を用いない。
異常判定手段35は、評価手段33による評価が一定の信頼性を有さない場合、変化量判定手段34の第2の判定手段34bに替え、第3の判定手段34cの判定結果を用いて向き変更による異常の有無を判定する。この場合、向き変更による異常の有無の判定は、加速度X,Y,Z軸の何れかの軸の第2のカウンタが第4の異常判定用閾値以上か否かにより行う。第4の閾値を超える変化量の振動が第4の異常判定用閾値以上のときに、向き変更による異常ありと判定する。
通信手段26は、制御手段25の制御により、画像処理手段22にて処理された画像データをLANを介して画像記録装置12に送信する。また、通信手段26は、異常判定手段35が異常出力したときに、制御手段25の制御により、LANを介して外部(例えば、外部端末装置13やセンタ装置など)に送信することもできる。なお、異常判定手段35が異常出力したときのログや評価手段33が地磁気検出手段24にて検出される地磁気について一定の信頼性なしと判定したときのログは、記憶手段27に保存しておくこともできる。
次に、上記のように構成される監視カメラ装置11の向き変更異常検知処理について図2〜6のフローチャートを参照しながら説明する。
監視カメラ装置11の電源をオンして起動すると、向き変更異常検知処理で使用する各種パラメータの初期化処理を実行する(ST1)。初期化するパラメータとしては、加速度と地磁気の基準値、加速度と地磁気の基準値更新カウンタのクリア、加速度X,Y,Z軸ごとの第1のカウンタ、及び第2のカウンタのクリア、地磁気X,Y,Z軸ごとの第3のカウンタのクリア、地磁気の分散値、地磁気の分散値更新カウンタのクリア、加速度と地磁気の基準値更新フラグのクリア、地磁気の分散値更新フラグのクリアがある。
次に、前述したように、加速度と地磁気の基準値更新処理を実行し(ST2)、地磁気の分散値更新処理を実行する(ST3)。そして、振動検出手段23と地磁気検出手段24それぞれからの検出値(サンプリング値)を所定間隔(更新間隔)で取得し(ST4)、前述した加速度と地磁気それぞれの判定値(第1の判定値、第2の判定値、第3の判定値)を算出する(ST5)。
次に、図3の第1の変化量判定処理を実行する(ST6)。この第1の変化量判定処理では、加速度X,Y,Z軸の何れかの軸の|第1の判定値−基準値|(第1の変化量)が第1の閾値以上か否かを判別する(ST21)。そして、加速度X,Y,Z軸の何れかの軸の|第1の判定値−基準値|が第1の閾値以上であると判定すると(ST21−Yes)、異常な変化があったとして該当する加速度の軸の第1のカウンタを更新し、第1の閾値以上でなかった加速度の軸の第1のカウンタをクリアする(ST22)。加速度X,Y,Z軸全ての軸の|第1の判定値−基準値|が第1の閾値以上でないと判定すると(ST21−No)、加速度X,Y,Z軸全ての軸の第1のカウンタをクリアする(ST23)。
次に、加速度のX,Y,Z軸の変化量が異常を示したときに基準値の更新を停止するため、第1の基準値更新の停止処理を実行する(ST7)。この第1の基準値更新の停止処理では、加速度のX,Y,Z軸の何れかの軸の第1のカウンタが更新停止用閾値(異常判定用閾値より小さい値に設定される)以上か否か判別する。そして、加速度のX,Y,Z軸の何れかの軸の第1のカウンタが更新停止用閾値以上と判定すると、加速度の基準値更新フラグ、地磁気の基準値更新フラグ、地磁気の分散値更新フラグをそれぞれ「0」にして基準値の更新処理を停止する。
第1の基準値更新の停止処理が実行されると、異常判定手段35が、異常ありか否かを判別する(ST8)。異常ありか否かの判別は、加速度X,Y,Z軸の何れかの軸の第1のカウンタが第1の異常判定用閾値以上か否かにより行う。そして、異常ありと判定すると(ST8−Yes)、異常出力する(ST9)。異常出力後は、所定の復旧時間が経過するまで待ってから復旧する。
異常なしと判定すると(ST8−No)、図4の地磁気の信頼性判定処理を実行する(ST10)。この地磁気の信頼性判定処理では、地磁気X,Y,Z軸の全ての軸の分散値が予め設定された信頼性判定用閾値以下か否かを判定する。地磁気X,Y,Z軸の全ての軸の分散値が信頼性判定用閾値以下であれば(ST31−Yes)、地磁気に一定の信頼性ありと判定する(ST32)。地磁気X,Y,Z軸の何れかの軸の分散値が信頼性判定用閾値より大きく、地磁気X,Y,Z軸の全ての軸の分散値が信頼性判定用閾値以下でなければ(ST31−No)、地磁気に一定の信頼性なしと判定する(ST33)。
そして、上述した地磁気の信頼性判定処理の結果から地磁気の信頼性ありと判定すると(ST11−Yse)、図5の第2の変化量判定処理を実行する(ST12)。これに対し、地磁気の信頼性なしと判定すると(ST11−No)、図6の第3の変化量判定処理を実行する(ST15)。
図5の第2の変化量判定処理では、まず、カウンタクリアフラグをONにする(ST41)。そして、加速度X,Y,Z軸の何れかの軸の|第2の判定値−基準値|(第2の変化量)が第2の閾値以上か否かを判別する(ST42)。加速度X,Y,Z軸の何れかの軸の|第2の判定値−基準値|が第2の閾値以上であると判定すると(ST42−Yes)、異常な変化があったとして該当する加速度の軸の第2のカウンタを更新し、第2の閾値以上でなかった加速度の軸の第2のカウンタをクリアする(ST43)。そして、カウンタクリアフラグをOFFにする(ST44)。加速度X,Y,Z軸全ての軸の|第2の判定値−基準値|が第2の閾値以上でないと判定すると(ST42−No)、加速度X,Y,Z軸全ての軸の第2のカウンタをクリアする(ST45)。
次に、カウンタクリアフラグがOFFか否かを判別する(ST46)。そして、カウンタクリアフラグがOFFであると判定すると(ST46−Yes)、カウンタクリアフラグをONにする(ST47)。続いて、地磁気X,Y,Z軸の何れかの軸の|第3の判定値−基準値|(第3の変化量)が第3の閾値以上か否かを判別する(ST48)。地磁気X,Y,Z軸の何れかの軸の|第3の判定値−基準値|が第3の閾値以上であると判定すると(ST48−Yes)、異常な変化があったとして該当する地磁気の軸の第3のカウンタを更新し、第3の閾値以上でなかった地磁気の軸の第3のカウンタをクリアする(ST49)。そして、カウンタクリアフラグをOFFにする(ST50)。地磁気X,Y,Z軸全ての軸の|第3の判定値−基準値|が第3の閾値以上でないと判定すると(ST48−No)、地磁気X,Y,Z軸全ての軸の第3のカウンタをクリアする(ST51)。
次に、カウンタクリアフラグがOFFか否かを判別する(ST52)。カウンタクリアフラグがOFFであると判定すると(ST52−Yes)、第2の変化量判定処理を終了する。ST46またはST52において、カウンタクリアフラグがOFFでないと判定すると、加速度X,Y,Z軸の全ての軸の第2のカウンタ及び地磁気X,Y,Z軸の全ての軸の第3のカウンタをクリアし(ST53)、第2の変化量判定処理を終了する。
そして、第2の変化量判定処理が実行されると、加速度のX,Y,Z軸及び地磁気X,Y,Z軸の変化量が異常を示したときに基準値の更新を停止するため、第2の基準値更新の停止処理を実行する(ST13)。この第2の基準値更新の停止処理では、加速度のX,Y,Z軸の何れかの軸の第2のカウンタが更新停止用閾値以上、かつ地磁気のX,Y,Z軸の何れかの軸の第3のカウンタが更新停止用閾値以上か否か判別する。そして、加速度のX,Y,Z軸の何れかの軸の第2のカウンタが更新停止用閾値以上と判定し、かつ地磁気のX,Y,Z軸の何れかの軸の第3のカウンタが更新停止用閾値以上と判定すると、加速度の基準値更新フラグ、地磁気の基準値更新フラグ、地磁気の分散値更新フラグをそれぞれ「0」にして基準値の更新処理を停止する。
第2の基準値更新の停止処理が実行されると、異常判定手段35が、異常ありか否かを判別する(ST14)。異常ありか否かの判別は、加速度X,Y,Z軸の何れかの軸の第2のカウンタが第2の異常判定用閾値以上、かつ地磁気X,Y,Z軸の何れかの軸の第3のカウンタが第3の異常判定用閾値以上か否かにより行う。そして、異常ありと判定すると(ST14−Yes)、異常出力する(ST9)。異常なしと判定すると(ST14−No)、ST2に戻る。
図6の第3の変化量判定処理では、加速度X,Y,Z軸の何れかの軸の|第2の判定値−基準値|(第2の変化量)が第4の閾値以上か否かを判別する(ST61)。加速度X,Y,Z軸の何れかの軸の|第2の判定値−基準値|が第4の閾値以上であると判定すると(ST61−Yes)、異常な変化があったとして該当する加速度の軸の第2のカウンタを更新し、第4の閾値以上でなかった加速度の軸の第2のカウンタをクリアする(ST62)。加速度X,Y,Z軸全ての軸の|第2の判定値−基準値|が第4の閾値以上でないと判定すると(ST61−No)、加速度X,Y,Z軸全ての軸の変動のカウンタをクリアする(ST63)。
そして、第3の変化量判定処理が実行されると、加速度のX,Y,Z軸の変化量が異常を示したときに基準値の更新を停止するため、第3の基準値更新の停止処理を実行する(ST16)。この第3の基準値更新の停止処理では、加速度のX,Y,Z軸の何れかの軸の第2のカウンタが更新停止用閾値以上か否か判別する。そして、加速度のX,Y,Z軸の何れかの軸の第2のカウンタが更新停止用閾値以上と判定すると、加速度の基準値更新フラグ、地磁気の基準値更新フラグ、地磁気の分散値更新フラグをそれぞれ「0」にする。
第3の基準値更新の停止処理が実行されると、異常判定手段35が、異常ありか否かを判別する(ST14)。異常ありか否かの判別は、第3の変化量判定処理による加速度X,Y,Z軸の何れかの軸の第2のカウンタが第4の異常判定用閾値以上か否かにより行う。そして、異常ありと判定すると(ST14−Yes)、異常出力する(ST9)。異常なしと判定すると(ST14−No)、ST2に戻る。
ところで、図示はしていないが、上述した向き変更異常検知処理において、図2のST2の基準値の更新前に、撮像手段21のズーム・フォーカスモードがONか否かの判別を行い、ONである間は、向き変更異常検知処理を実行しないようにしてもよい。これにより、撮像手段21のズーム・フォーカス時のモータの駆動によって発生する振動や磁気が振動検出手段23や地磁気検出手段24の検出値に影響を与えて誤判定してしまうことを防止できる。
また、図示はしていないが、異常信号の外部への出力を接点の切換によって行う場合、この接点の切換によっても磁気が発生するので、図4の地磁気の信頼性判定処理の前に、異常信号を外部に出力するための接点の切換があったか否かの判定処理を行い、接点の切換があった場合は、図2のST10の処理及びST11の判定をスキップし、ST15の第3の変化量判定処理を実行するようにしてもよい。
さらに、本実施の形態では、第1の検出手段として3軸加速度センサを用いているが、往復運動である振動に関する情報を検出できるセンサであればよく、そのような他のセンサを用いてもよい。また、第2の検出手段として地磁気センサを用いているが、回動・回転運動に関する情報を検出できるセンサであればよく、そのような他のセンサを用いてもよい。
さらに、本実施の形態では、地磁気の強さの分散値に基づいて信頼性を判断し、地磁気の強さの変化量に基づいて向き変化を判断するようにしたが、3軸加速度センサから取得した情報に基づいて方位を算出し、これを分散値の替わりとして判断に用いるようにしてもよい。また、分散値を用いて地磁気の信頼性を評価していたが、情報のばらつき度合いを示す指標であれば他の指標を用いてもよく、例えば、標準偏差を用いるようにしてもよい。
このように、本実施の形態によれば、振動の変化量の大小に応じてそれぞれに適切な判定値を用いて向き変更を検知することができる。具体的に、第1の判定手段34aと第2の判定手段34bのそれぞれに用いられる判定値は、振動検出手段23の現在及び過去の検出値に基づいて、現在に近いほど重くなるように重み付けをして平準化する。そして、第1の判定手段34aでは、第2の判定手段34bよりも、現在に近い検出値の重み付けをより重くして平準化した判定値を用いる。これにより、変化量の大きい振動に対しては、現在に近い検出値の変動を強く反映した判定値にて比較するので、急激な向き変更を逃さずに検知することができる。また、変化量の小さい振動に対しては、現在に近い検出値の変動を抑制した判定値にて比較するので、ゆっくりとした向き変更を一時的な外乱の影響を排除して検知することができる。
また、第2の判定手段34bにおいて、地磁気検出手段24の現在及び過去の検出値に基づいて、現在に近いほど重くなるように重み付けをして平準化し、これを判定値として用いれば、例えば突発的な雑音が検出値に含まれるような場合、その影響を平準化により低減した判定値を算出し、地磁気の変化も考慮した精度の高い向き変更の検知が可能になる。
そして、振動の変化に加えて、地磁気の変化も必要に応じて考慮すれば、従来よりも精度よく向き変更を検知することができる。具体的には、振動検出手段23にて検出した振動の変化量が第1の閾値を超えることを判定する第1の判定手段34aとともに、振動検出手段23にて検出した振動の変化量が第1の閾値よりも小さい第2の閾値を超えること、かつ地磁気検出手段24にて検出した地磁気の変化量が第3の閾値を超えることを判定する第2の判定手段34bを用いる。これにより、大きい変化量の振動だけでなく、小さい変化量の振動に対しても精度よく向き変更を検知することができる。
また、地磁気検出手段24にて検出される地磁気について信頼性を評価し、その評価が一定の信頼性を有する場合には第2の判定手段34bを用いる。これにより、監視カメラ装置1の内部部品の駆動で生じる磁気や、監視カメラ装置1の設置場所付近にある電気製品などから生じる磁気などの外乱の影響を排除して向き変更の検知を行うことができる。
以上、本発明に係る監視カメラ装置の最良の形態について説明したが、この形態による記述および図面により本発明が限定されることはない。すなわち、この形態に基づいて当業者等によりなされる他の形態、実施例および運用技術などはすべて本発明の範疇に含まれることは勿論である。
1 監視カメラシステム
11 監視カメラ装置
12 画像記録装置
13 外部端末装置
21 撮像手段
22 画像処理手段
23 振動検出手段
24 地磁気検出手段
25 制御手段
26 通信手段
27 記憶手段
31 情報更新手段
32 判定値算出手段
32a 平準化手段
33 評価手段
34 変化量判定手段
34a 第1の判定手段
34b 第2の判定手段
34c 第3の判定手段
35 異常判定手段

Claims (3)

  1. 所定の方向を撮影方向とする撮像手段と、
    振動を検出する第1の検出手段と、
    前記第1の検出手段にて現在及び過去に検出した検出値に基づいて現在の検出値の方を重くなるように重み付けをして第1の判定値と第2の判定値とを算出する平準化手段と、
    前記第1の判定値が第1の閾値以上の変動をしたか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第2の判定値が前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値以上の変動をしたか否かを判定する第2の判定手段と、
    前記第1の判定手段又は前記第2の判定手段のいずれかの判定結果を用いて前記撮影方向が変更された向き変更による異常の有無を判定する異常判定手段と、を備え
    前記平準化手段は、前記第1の判定値を算出する場合において、前記第2の判定値を算出する場合よりも、現在の検出値の方の重み付けをより重くなるように算出することを特徴とする監視カメラ装置。
  2. 回動を検出する第2の検出手段を備え、
    前記平準化手段は、前記第2の検出手段にて現在及び過去に検出した検出値に基づいて現在の検出値の方を重くなるように重み付けをして第3の判定値を算出し、
    前記第2の判定手段は、前記第2の判定値が前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値以上の変動をしたことに加え、前記第3の判定値が第3の閾値以上の変動をしたことを条件として前記向き変更を判定することを特徴とする請求項1に記載の監視カメラ装置。
  3. 前記第2の検出手段にて検出される回動について信頼性を評価する評価手段を備え、
    前記異常判定手段は、前記評価手段による評価が一定の信頼性を有する場合に前記第2の判定手段の判定結果を用い、一定の信頼性を有さない場合は前記第2の判定手段の判定結果を用いないことを特徴とする請求項2に記載の監視カメラ装置。
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