JP6836361B2 - 人工股関節置換術用手術ユニット - Google Patents
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図1は、本実施形態に係る手術ユニット1の構成を示す図である。
ステムセット2は、互いに大きさが異なる複数種類のステム3A〜3Kを有している。本実施形態では、図1に示すように、ステムセット2が11種類のステム3A〜3Kを有する例を挙げて説明する。なお、以下では、各ステムを区別せずに説明するときには、ステムの符号として3を用いる一方、各ステムを区別して説明するときには、ステムの符号として3A〜3Kを用いる。
図8〜図10は、手術ユニット1の使用方法について説明するための図である。具体的には、図8は、ブローチハンドル30を用いてブローチ40を大腿骨50に対する適切な深さ位置まで打ち込んだ状態を示す部分断面図である。また、図9は、ステム打込器20を用いてステム3を大腿骨50に対する適切な深さ位置まで打ち込む際の、大腿骨50に対するステム3及びステム打込器20の位置を示す図であって、図9(A)は、ステム3をステム用穴部51に徒手で仮挿入した状態を示す図、図9(B)は、ステム3の当接部7にステム打込器20の先端部23を宛がった状態を示す図、図9(C)は、ステム打込器20によってステム3を適切な深さ位置まで打ち込んだ状態を示す図である。また、図10は、ステム打込器20によってステム3を適切な深さ位置まで打ち込んだ状態を示す部分断面図である。図8及び図10では、大腿骨50を断面図で示している。
以上のように、本実施形態に係る手術ユニット1が有するステムセット2では、複数種類のステム3A〜3Kのうち患者に応じて選択されたステム3が患者の大腿骨50に対して打ち込まれることにより、ステム3が大腿骨50に固定される。具体的には、術者は、例えば、ブローチによって大腿骨50に形成されたステム用穴部51に適切な大きさのステム3を徒手によって挿入した後、該ステム3の当接部7にステム打込器20の先端部23を宛がった状態でステム打込器20の被打部22をハンマー等で叩くことにより、ステム3をステム用穴部51内へ押し込む。これにより、ステム3が患者の大腿骨50に対して固定される。
(1)図11は、変形例に係る手術ユニット1aを示す図である。また、図12は、図11に示すステム打込器20aの先端部23付近の拡大図である。また、図13は、図11に示すブローチハンドル30aの先端部分の拡大図である。本変形例に係る手術ユニット1aは、上述した実施形態の場合と比べて、ステムセット、ステム打込器、及びブローチハンドルの構成が異なっている。以下では、上記実施形態と異なる点について主に説明し、それ以外の点については説明を省略する。
2,2a ステムセット(人工股関節用ステムセット)
3,17,18,19 ステム
4 本体部
5 埋設
7,7b,7c 当接部
8,8a ネック部
20,20a〜20d ステム打込器
50 大腿骨
A 距離寸法
Ax (ステムの)軸
P 骨頭中心対応位置
Claims (10)
- 人工股関節用のステムを複数種類備え、患者に応じて選択された前記ステムがステム打込器によって前記患者の大腿骨に打ち込まれることにより該患者の大腿骨に固定される人工股関節用ステムセットと、前記ステム打込器とを備える人工股関節置換術用手術ユニットであって、
各前記ステムは、
前記患者の大腿骨に埋め込まれる部分であって大きさ及び形状の少なくとも一方が前記ステムの種類毎に異なる埋設部、及び該埋設部と一体に設けられ前記ステム打込器による打ち込み時に前記ステム打込器が当接する部分である当接部、を有する本体部と、
前記本体部から延びて先端部分が人工骨頭に嵌め込まれるネック部と、
を備え、
前記ネック部には、前記ネック部が嵌め込まれた状態における前記人工骨頭の骨頭中心に対応する位置である骨頭中心対応位置が含まれ、
各前記ステムでは、前記当接部における所定の基準位置と前記骨頭中心対応位置との、前記ステムの軸方向と平行な方向における距離寸法が、同じ寸法に設定されており、
前記ステム打込器には、前記患者の大腿骨に打ち込まれた状態の前記ステムに前記ステム打込器が当接している状態において、前記患者の体軸と垂直な方向に延びる直線状に設けられ、その延長線上に前記患者の脚長の基準位置となる脚長基準位置としての大転子頂部が位置する脚長基準位置指示部、が設けられていることを特徴とする、人工股関節置換術用手術ユニット。 - 前記ステム打込器は、前記人工股関節用ステムセットが有するステムの打ち込み時に前記ステムに当接している状態において前記ステムの骨頭中心対応位置を指示する指示部を備えている、請求項1に記載の人工股関節置換術用手術ユニット。
- 前記指示部は、前記ステムの軸方向に沿う方向である前記ステム打込器の打込方向に対して垂直方向に延びる直線状に設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の人工股関節置換術用手術ユニット。
- 前記ステム打込器には、それぞれが前記指示部と平行な方向へ延びるとともに、前記ステムの軸方向と平行な方向に沿って互いに間隔を空けて並べられた複数の目盛線、が設けられていることを特徴とする、請求項2または3に記載の人工股関節置換術用手術ユニット。
- 人工股関節用のステムを複数種類備え、患者に応じて選択された前記ステムがステム打込器によって前記患者の大腿骨に打ち込まれることにより該患者の大腿骨に固定される人工股関節用ステムセットと、
前記人工股関節用ステムセットが有する前記ステムの打ち込み時に前記ステムに当接している状態において前記ステムの骨頭中心対応位置を指示する指示部が設けられた前記ステム打込器と、を備える人工股関節置換術用手術ユニットであって、
各前記ステムは、
前記患者の大腿骨に埋め込まれる部分であって大きさ及び形状の少なくとも一方が前記ステムの種類毎に異なる埋設部、及び該埋設部と一体に設けられ前記ステム打込器による打ち込み時に前記ステム打込器が当接する部分である当接部、を有する本体部と、
前記本体部から延びて先端部分が人工骨頭に嵌め込まれるネック部と、
を備え、
前記ネック部には、前記ネック部が嵌め込まれた状態における前記人工骨頭の骨頭中心に対応する位置である骨頭中心対応位置が含まれ、
各前記ステムでは、前記当接部における所定の基準位置と前記骨頭中心対応位置との、前記ステムの軸方向と平行な方向における距離寸法が、同じ寸法に設定されており、
前記指示部は、前記ステムの軸方向に沿う方向である前記ステム打込器の打込方向に対して垂直方向に延びる直線状に設けられており、
前記ステム打込器には、それぞれが前記指示部と平行な方向へ延びるとともに、前記ステムの軸方向と平行な方向に沿って互いに間隔を空けて並べられた複数の目盛線、が設けられており、
前記複数の目盛線の各々は、前記指示部を基準として所定距離離れた位置に設けられていることを特徴とする、人工股関節置換術用手術ユニット。 - 前記ステム打込器には、前記患者の大腿骨に打ち込まれた状態の前記ステムに前記ステム打込器が当接している状態において、前記患者の体軸と垂直な方向に延びる直線状に設けられ、その延長線上に前記患者の脚長の基準位置となる脚長基準位置としての大転子頂部が位置する脚長基準位置指示部、が設けられていることを特徴とする、請求項5に記載の人工股関節置換術用手術ユニット。
- 前記当接部は、前記ステム打込器の先端部分が嵌まり込む溝状に形成され、
前記指示部は、前記当接部が溝状に延びる方向と平行な方向に沿って延びるように形成されていることを特徴とする、請求項3から6の何れか1項に記載の人工股関節置換術用手術ユニット。 - 前記指示部は、前記ステム打込器の表面において凹状に設けられていることを特徴とする、請求項2から7のいずれか1項に記載の人工股関節置換術用手術ユニット。
- 前記人工股関節用ステムセットは、複数種類の前記ステムを有するステム組を複数備え、
各前記ステムは、各該ステムが属する前記ステム組毎に、前記距離寸法が異なっていることを特徴とする、請求項1から8のいずれか1項に記載の人工股関節置換術用手術ユニット。 - 患者に応じて選択された前記ステムの種類に対応するブローチを前記患者の大腿骨に打ち込むためのブローチハンドルを更に備え、
前記ブローチハンドルには、該ブローチハンドルが前記ブローチに係合している状態において、該ブローチに対応する前記ステムの前記骨頭中心対応位置を指示するブローチハンドル側指示部が設けられていることを特徴とする、請求項1から9のいずれか1項に記載の人工股関節置換術用手術ユニット。
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