JP6833731B2 - 確率に基づくライブラリ検索アルゴリズム(prols) - Google Patents
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Description
本願は、2015年6月18日に出願された米国仮特許出願第62/181,624号の利益を主張するものであり、該米国仮特許出願の内容は、その全体が参照により本明細書中に援用される。
種々の実施形態は、概して、タンデム質量分析に関する。より具体的には、種々の実施形態は、実験サンプル中の化合物を同定する、または化合物の存在を確認するために、実験生成イオンスペクトルを既知のライブラリ生成イオンスペクトルと比較するためのシステムおよび方法に関する。
図1は、本教示の実施形態が実装され得る、コンピュータシステム100を図示する、ブロック図である。コンピュータシステム100は、情報を通信するためのバス102または他の通信機構と、情報を処理するためにバス102と結合されるプロセッサ104とを含む。コンピュータシステム100はまた、プロセッサ104によって実行されるべき命令を記憶するために、バス102に結合されるランダムアクセスメモリ(RAM)または他の動的記憶デバイスであり得る、メモリ106も含む。メモリ106はまた、プロセッサ104によって実行されるべき命令の実行中、一時的変数または他の中間情報を記憶するために使用され得る。コンピュータシステム100はさらに、プロセッサ104のための静的情報および命令を記憶するために、バス102に結合される読取専用メモリ(ROM)108または他の静的記憶デバイスを含む。磁気ディスクまたは光学ディスク等の記憶デバイス110は、情報および命令を記憶するために提供され、バス102に結合される。
1〜0の値を伴う確率関数
従来のm/z公差
従来の強度比閾値
1〜0の値を伴うm/z公差確率関数
1〜0の値を伴う強度比閾値確率関数
スペクトルの比較において使用される確率
種々の実施形態では、2つのピークが一致する全体的確率pmatchが、m/z公差確率pm/zおよび強度比閾値確率pratioから計算される。全体的確率pmatchは、m/z公差確率pm/zおよび強度比閾値確率pratioを任意の方法で組み合わせることによって計算されることができる。例えば、pmatchは、pm/zおよびpratioの積であり得る、または以下である。
実験結果
対応するピークを判定するためのシステム
対応するピークを判定するための方法
対応するピークを判定するためのコンピュータプログラム製品
本明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
1〜0の値を伴う質量/電荷比(m/z)公差確率関数を使用して、実験およびライブラリ生成イオンスペクトルにおける対応する質量ピークを判定するためのシステムであって、
サンプルの1つまたはそれを上回る既知の化合物をイオン化し、前駆体イオンのイオンビームを生産する、イオン源と、
前記イオン源から前記イオンビームを受信し、前記1つまたはそれを上回る既知の化合物の少なくとも1つの化合物に対応するイオンビームから少なくとも1つの前駆体イオンを選択し、前記少なくとも1つの前駆体イオンを断片化し、前記少なくとも1つの前駆体イオンに関する生成イオン質量スペクトルを生産する、タンデム質量分析計と、
前記タンデム質量分析計と通信しているプロセッサであって、
前記タンデム質量分析計から前記生成イオン質量スペクトルを受信し、
2つの質量ピーク間のm/z差の値の増加とともに1〜0で変動し、1〜0の1つまたはそれを上回る値を含む、m/z公差確率関数を受信し、
メモリから前記少なくとも1つの化合物に関するライブラリ生成イオン質量スペクトルを読み出し、
前記生成イオン質量スペクトルにおける少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークと、前記ライブラリ生成イオン質量スペクトルにおける少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークとの間のm/z差を計算し、
前記m/z公差確率関数を使用して、前記m/z差からm/z公差確率(p m/z ) 1 を計算し、
前記m/z公差確率(p m/z ) 1 に基づいて、前記少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークおよび前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークが対応するピークであるかどうかを判定する、プロセッサと、
を備える、システム。
(項目2)
前記プロセッサはさらに、前記m/z公差確率(p m/z ) 1 、前記少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークの強度U 1 、および前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークの強度L 1 の積を計算することを含む、前記生成イオン質量スペクトルおよび前記ライブラリ生成イオン質量スペクトルの比較に関するスコアを計算する、項目1に記載のシステム。
(項目3)
前記プロセッサは、
に従って、(p m/z ) 1 、U 1 、およびL 1 、ならびに任意の他の(p m/z ) i 、U i 、およびL i を使用して前記スコアを計算し、式中、U i は、i個目の未知のまたは実験ピークの強度であり、L i は、i個目のライブラリピークの強度であり、(p m/z ) i は、強度U i およびL i を伴う2つのピークが対応するピークである確率である、項目2に記載のシステム。
(項目4)
U i およびL i は、重み係数を含む、または前記質量分析計によって測定された元々の値から数学的に変換される、項目3に記載のシステム。
(項目5)
前記プロセッサはさらに、
2つの質量ピークの強度の比率の値の増加とともに1〜0で変動し、1〜0の1つまたはそれを上回る値を含む、強度比閾値確率関数を受信し、
前記少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークの強度および前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークの強度から強度比を計算し、
前記強度比閾値確率関数を使用して、前記強度比から強度閾値確率(p ratio ) 1 を計算し、
前記強度閾値確率(p ratio ) 1 に基づいて、前記少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークの強度U 1 または前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークの強度L 1 を修正する、項目1に記載のシステム。
(項目6)
前記プロセッサは、
に従って前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークの強度L 1 を修正する、項目5に記載のシステム。
(項目7)
前記プロセッサはさらに、
に従って、modified L 1 および任意の他のmodified L i を使用して、前記生成イオン質量スペクトルおよび前記ライブラリ生成イオン質量スペクトルの比較に関するスコアを計算し、式中、U i は、i個目の未知のまたは実験ピークの強度であり、(p m/z ) i は、強度U i およびL i を伴う2つのピークが対応するピークである確率であり、modified L i は、
に従って計算され、式中、L i は、i個目のライブラリピークの強度である、項目6に記載のシステム。
(項目8)
前記プロセッサはさらに、前記m/z公差確率(p m/z ) 1 および前記強度閾値確率(p ratio ) 1 を組み合わせることによって、前記少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークおよび前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークが一致する全体的確率(p match ) 1 を計算する、項目5に記載のシステム。
(項目9)
1〜0の値を伴う質量/電荷比(m/z)公差確率関数を使用して、実験およびライブラリ生成イオンスペクトルにおける対応する質量ピークを判定するための方法であって、
イオン源を使用して、サンプルの1つまたはそれを上回る既知の化合物をイオン化し、前駆体イオンのイオンビームを生産することと、
タンデム質量分析計を使用して、前記イオン源から前記イオンビームを受信し、前記1つまたはそれを上回る既知の化合物の少なくとも1つの化合物に対応するイオンビームから少なくとも1つの前駆体イオンを選択し、前記少なくとも1つの前駆体イオンを断片化し、前記少なくとも1つの前駆体イオンに関する生成イオン質量スペクトルを生産することと、
プロセッサを使用して、前記タンデム質量分析計から前記生成イオン質量スペクトルを受信することと、
前記プロセッサを使用して、2つの質量ピーク間のm/z差の値の増加とともに1〜0で変動し、1〜0の1つまたはそれを上回る値を含む、m/z公差確率関数を受信することと、
前記プロセッサを使用して、メモリから前記少なくとも1つの化合物に関するライブラリ生成イオン質量スペクトルを読み出すことと、
前記プロセッサを使用して、前記生成イオン質量スペクトルにおける少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークと、前記ライブラリ生成イオン質量スペクトルにおける少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークとの間のm/z差を計算することと、
前記プロセッサを使用して、前記m/z公差確率関数を使用して、前記m/z差からm/z公差確率(p m/z ) 1 を計算することと、
前記プロセッサを使用して、前記m/z公差確率(p m/z ) 1 に基づいて、前記少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークおよび前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークが対応するピークであるかどうかを判定することと、
を含む、方法。
(項目10)
前記プロセッサを使用して、前記m/z公差確率(p m/z ) 1 、前記少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークの強度U 1 、および前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークの強度L 1 の積を計算することを含む、前記生成イオン質量スペクトルおよび前記ライブラリ生成イオン質量スペクトルの比較に関するスコアを計算することをさらに含む、項目9に記載の方法。
(項目11)
前記スコアは、
に従って、(p m/z ) 1 、U 1 、およびL 1 、ならびに任意の他の(p m/z ) i 、U i 、およびL i を使用して計算され、式中、U i は、i個目の未知のまたは実験ピークの強度であり、L i は、i個目のライブラリピークの強度であり、(p m/z ) i は、強度U i およびL i を伴う2つのピークが対応するピークである確率である、項目10に記載の方法。
(項目12)
前記プロセッサを使用して、2つの質量ピークの強度の比率の値の増加とともに1〜0で変動し、1〜0の1つまたはそれを上回る値を含む、強度比閾値確率関数を受信することと、
前記プロセッサを使用して、前記少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークの強度および前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークの強度から強度比を計算することと、
前記プロセッサを使用して、前記強度比閾値確率関数を使用して、前記強度比から強度閾値確率(p ratio ) 1 を計算することと、
前記プロセッサを使用して、前記強度閾値確率(p ratio ) 1 に基づいて、前記少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークの強度U 1 または前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークの強度L 1 を修正することと、
をさらに含む、項目9に記載の方法。
(項目13)
前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークの強度L 1 は、
に従って修正される、項目12に記載の方法。
(項目14)
に従って、modified L 1 および任意の他のmodified L i を使用して、前記生成イオン質量スペクトルおよび前記ライブラリ生成イオン質量スペクトルの比較に関するスコアを計算することをさらに含み、式中、U i は、i個目の未知のまたは実験ピークの強度であり、(p m/z ) i は、強度U i およびL i を伴う2つのピークが対応するピークである確率であり、modified L i は、
に従って計算され、式中、L i は、i個目のライブラリピークの強度である、項目13に記載の方法。
(項目15)
非一過性の有形コンピュータ可読記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記非一過性の有形コンピュータ可読記憶媒体のコンテンツは、1〜0の値を伴う質量/電荷比(m/z)公差確率関数を使用して、実験およびライブラリ生成イオンスペクトルにおける対応する質量ピークを判定するための方法を実施するように、プロセッサ上で実行される命令を伴うプログラムを含み、前記方法は、
システムを提供することであって、前記システムは、1つまたはそれを上回る固有のソフトウェアモジュールを備え、前記固有のソフトウェアモジュールは、測定モジュールと、分析モジュールとを含む、ことと、
前記測定モジュールを使用して、タンデム質量分析計から生成イオン質量スペクトルを受信することであって、サンプルの1つまたはそれを上回る既知の化合物が、イオン源を使用してイオン化され、前駆体イオンのイオンビームを生産し、前記タンデム質量分析計は、前記イオン源から前記イオンビームを受信し、前記1つまたはそれを上回る既知の化合物の少なくとも1つの化合物に対応するイオンビームから少なくとも1つの前駆体イオンを選択し、前記少なくとも1つの前駆体イオンを断片化し、前記少なくとも1つの前駆体イオンに関する生成イオン質量スペクトルを生産する、ことと、
前記分析モジュールを使用して、2つの質量ピーク間のm/z差の値の増加とともに1〜0で変動し、1〜0の1つまたはそれを上回る値を含む、m/z公差確率関数を受信することと、
前記分析モジュールを使用して、メモリから前記少なくとも1つの化合物に関するライブラリ生成イオン質量スペクトルを読み出すことと、
前記分析モジュールを使用して、前記生成イオン質量スペクトルにおける少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークと、前記ライブラリ生成イオン質量スペクトルにおける少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークとの間のm/z差を計算することと、
前記分析モジュールを使用して、前記m/z公差確率関数を使用して、前記m/z差からm/z公差確率(p m/z ) 1 を計算することと、
前記分析モジュールを使用して、前記m/z公差確率(p m/z ) 1 に基づいて、前記少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークおよび前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークが対応するピークであるかどうかを判定することと、
を含む、コンピュータプログラム製品。
Claims (11)
- 1〜0の値を伴う質量/電荷比(m/z)公差確率関数を使用して、実験およびライブラリ生成イオンスペクトルにおける対応する質量ピークを判定するためのシステムであって、
サンプルの1つまたはそれを上回る既知の化合物をイオン化し、前駆体イオンのイオンビームを生産する、イオン源と、
前記イオン源から前記イオンビームを受信し、前記1つまたはそれを上回る既知の化合物の少なくとも1つの化合物に対応するイオンビームから少なくとも1つの前駆体イオンを選択し、前記少なくとも1つの前駆体イオンを断片化し、前記少なくとも1つの前駆体イオンに関する生成イオン質量スペクトルを生産する、タンデム質量分析計と、
前記タンデム質量分析計と通信しているプロセッサであって、
前記タンデム質量分析計から前記生成イオン質量スペクトルを受信し、
2つの質量ピーク間のm/z差の値の増加とともに1〜0で変動し、1〜0の1つまたはそれを上回る値を含む、m/z公差確率関数を受信し、
メモリから前記少なくとも1つの化合物に関するライブラリ生成イオン質量スペクトルを読み出し、
前記生成イオン質量スペクトルにおける少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークと、前記ライブラリ生成イオン質量スペクトルにおける少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークとの間のm/z差を計算し、
前記m/z公差確率関数を使用して、前記m/z差からm/z公差確率(pm/z)1を計算し、
前記m/z公差確率(pm/z)1に基づいて、前記少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークおよび前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークが対応するピークであるかどうかを判定し、
前記m/z公差確率(p m/z ) 1 、前記少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークの強度U 1 、および前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークの強度L 1 の積を計算することを含む、前記生成イオン質量スペクトルおよび前記ライブラリ生成イオン質量スペクトルの比較に関するスコアを計算する、プロセッサと、
を備え、
前記プロセッサは、
に従って、(p m/z ) 1 、U 1 、およびL 1 、ならびに任意の他の(p m/z ) i 、U i 、およびL i を使用して前記スコアを計算し、式中、U i は、i個目の未知のまたは実験ピークの強度であり、L i は、i個目のライブラリピークの強度であり、(p m/z ) i は、強度U i およびL i を伴う2つのピークが対応するピークである確率である、システム。 - UiおよびLiは、重み係数を含む、または前記質量分析計によって測定された元々の値から数学的に変換される、請求項1に記載のシステム。
- 1〜0の値を伴う質量/電荷比(m/z)公差確率関数を使用して、実験およびライブラリ生成イオンスペクトルにおける対応する質量ピークを判定するためのシステムであって、
サンプルの1つまたはそれを上回る既知の化合物をイオン化し、前駆体イオンのイオンビームを生産する、イオン源と、
前記イオン源から前記イオンビームを受信し、前記1つまたはそれを上回る既知の化合物の少なくとも1つの化合物に対応するイオンビームから少なくとも1つの前駆体イオンを選択し、前記少なくとも1つの前駆体イオンを断片化し、前記少なくとも1つの前駆体イオンに関する生成イオン質量スペクトルを生産する、タンデム質量分析計と、
前記タンデム質量分析計と通信しているプロセッサであって、
前記タンデム質量分析計から前記生成イオン質量スペクトルを受信し、
2つの質量ピーク間のm/z差の値の増加とともに1〜0で変動し、1〜0の1つまたはそれを上回る値を含む、m/z公差確率関数を受信し、
メモリから前記少なくとも1つの化合物に関するライブラリ生成イオン質量スペクトルを読み出し、
前記生成イオン質量スペクトルにおける少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークと、前記ライブラリ生成イオン質量スペクトルにおける少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークとの間のm/z差を計算し、
前記m/z公差確率関数を使用して、前記m/z差からm/z公差確率(p m/z ) 1 を計算し、
前記m/z公差確率(p m/z ) 1 に基づいて、前記少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークおよび前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークが対応するピークであるかどうかを判定し、
2つの質量ピークの強度の比率の値の増加とともに1〜0で変動し、1〜0の1つまたはそれを上回る値を含む、強度比閾値確率関数を受信し、
前記少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークの強度および前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークの強度から強度比を計算し、
前記強度比閾値確率関数を使用して、前記強度比から強度閾値確率(pratio)1を計算し、
前記強度閾値確率(pratio)1に基づいて、前記少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークの強度U1または前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークの強度L1を修正する、プロセッサと、
を備える、システム。 - 前記プロセッサはさらに、前記m/z公差確率(pm/z)1および前記強度閾値確率(pratio)1を組み合わせることによって、前記少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークおよび前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークが一致する全体的確率(pmatch)1を計算する、請求項3に記載のシステム。
- 1〜0の値を伴う質量/電荷比(m/z)公差確率関数を使用して、実験およびライブラリ生成イオンスペクトルにおける対応する質量ピークを判定するための方法であって、
イオン源を使用して、サンプルの1つまたはそれを上回る既知の化合物をイオン化し、前駆体イオンのイオンビームを生産することと、
タンデム質量分析計を使用して、前記イオン源から前記イオンビームを受信し、前記1つまたはそれを上回る既知の化合物の少なくとも1つの化合物に対応するイオンビームから少なくとも1つの前駆体イオンを選択し、前記少なくとも1つの前駆体イオンを断片化し、前記少なくとも1つの前駆体イオンに関する生成イオン質量スペクトルを生産することと、
プロセッサを使用して、前記タンデム質量分析計から前記生成イオン質量スペクトルを受信することと、
前記プロセッサを使用して、2つの質量ピーク間のm/z差の値の増加とともに1〜0で変動し、1〜0の1つまたはそれを上回る値を含む、m/z公差確率関数を受信することと、
前記プロセッサを使用して、メモリから前記少なくとも1つの化合物に関するライブラリ生成イオン質量スペクトルを読み出すことと、
前記プロセッサを使用して、前記生成イオン質量スペクトルにおける少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークと、前記ライブラリ生成イオン質量スペクトルにおける少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークとの間のm/z差を計算することと、
前記プロセッサを使用して、前記m/z公差確率関数を使用して、前記m/z差からm/z公差確率(pm/z)1を計算することと、
前記プロセッサを使用して、前記m/z公差確率(pm/z)1に基づいて、前記少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークおよび前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークが対応するピークであるかどうかを判定することと、
前記プロセッサを使用して、前記m/z公差確率(p m/z ) 1 、前記少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークの強度U 1 、および前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークの強度L 1 の積を計算することを含む、前記生成イオン質量スペクトルおよび前記ライブラリ生成イオン質量スペクトルの比較に関するスコアを計算することと、
を含み、
前記スコアは、
に従って、(p m/z ) 1 、U 1 、およびL 1 、ならびに任意の他の(p m/z ) i 、U i 、およびL i を使用して計算され、式中、U i は、i個目の未知のまたは実験ピークの強度であり、L i は、i個目のライブラリピークの強度であり、(p m/z ) i は、強度U i およびL i を伴う2つのピークが対応するピークである確率である、方法。 - 1〜0の値を伴う質量/電荷比(m/z)公差確率関数を使用して、実験およびライブラリ生成イオンスペクトルにおける対応する質量ピークを判定するための方法であって、
イオン源を使用して、サンプルの1つまたはそれを上回る既知の化合物をイオン化し、前駆体イオンのイオンビームを生産することと、
タンデム質量分析計を使用して、前記イオン源から前記イオンビームを受信し、前記1つまたはそれを上回る既知の化合物の少なくとも1つの化合物に対応するイオンビームから少なくとも1つの前駆体イオンを選択し、前記少なくとも1つの前駆体イオンを断片化し、前記少なくとも1つの前駆体イオンに関する生成イオン質量スペクトルを生産することと、
プロセッサを使用して、前記タンデム質量分析計から前記生成イオン質量スペクトルを受信することと、
前記プロセッサを使用して、2つの質量ピーク間のm/z差の値の増加とともに1〜0で変動し、1〜0の1つまたはそれを上回る値を含む、m/z公差確率関数を受信することと、
前記プロセッサを使用して、メモリから前記少なくとも1つの化合物に関するライブラリ生成イオン質量スペクトルを読み出すことと、
前記プロセッサを使用して、前記生成イオン質量スペクトルにおける少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークと、前記ライブラリ生成イオン質量スペクトルにおける少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークとの間のm/z差を計算することと、
前記プロセッサを使用して、前記m/z公差確率関数を使用して、前記m/z差からm/z公差確率(p m/z ) 1 を計算することと、
前記プロセッサを使用して、前記m/z公差確率(p m/z ) 1 に基づいて、前記少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークおよび前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークが対応するピークであるかどうかを判定することと、
前記プロセッサを使用して、2つの質量ピークの強度の比率の値の増加とともに1〜0で変動し、1〜0の1つまたはそれを上回る値を含む、強度比閾値確率関数を受信することと、
前記プロセッサを使用して、前記少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークの強度および前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークの強度から強度比を計算することと、
前記プロセッサを使用して、前記強度比閾値確率関数を使用して、前記強度比から強度閾値確率(pratio)1を計算することと、
前記プロセッサを使用して、前記強度閾値確率(pratio)1に基づいて、前記少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークの強度U1または前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークの強度L1を修正することと、
を含む、方法。 - 非一過性の有形コンピュータ可読記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記非一過性の有形コンピュータ可読記憶媒体のコンテンツは、1〜0の値を伴う質量/電荷比(m/z)公差確率関数を使用して、実験およびライブラリ生成イオンスペクトルにおける対応する質量ピークを判定するための方法を実施するように、プロセッサ上で実行される命令を伴うプログラムを含み、前記方法は、
システムを提供することであって、前記システムは、1つまたはそれを上回る固有のソフトウェアモジュールを備え、前記固有のソフトウェアモジュールは、測定モジュールと、分析モジュールとを含む、ことと、
前記測定モジュールを使用して、タンデム質量分析計から生成イオン質量スペクトルを受信することであって、サンプルの1つまたはそれを上回る既知の化合物が、イオン源を使用してイオン化され、前駆体イオンのイオンビームを生産し、前記タンデム質量分析計は、前記イオン源から前記イオンビームを受信し、前記1つまたはそれを上回る既知の化合物の少なくとも1つの化合物に対応するイオンビームから少なくとも1つの前駆体イオンを選択し、前記少なくとも1つの前駆体イオンを断片化し、前記少なくとも1つの前駆体イオンに関する生成イオン質量スペクトルを生産する、ことと、
前記分析モジュールを使用して、2つの質量ピーク間のm/z差の値の増加とともに1〜0で変動し、1〜0の1つまたはそれを上回る値を含む、m/z公差確率関数を受信することと、
前記分析モジュールを使用して、メモリから前記少なくとも1つの化合物に関するライブラリ生成イオン質量スペクトルを読み出すことと、
前記分析モジュールを使用して、前記生成イオン質量スペクトルにおける少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークと、前記ライブラリ生成イオン質量スペクトルにおける少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークとの間のm/z差を計算することと、
前記分析モジュールを使用して、前記m/z公差確率関数を使用して、前記m/z差からm/z公差確率(pm/z)1を計算することと、
前記分析モジュールを使用して、前記m/z公差確率(pm/z)1に基づいて、前記少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークおよび前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークが対応するピークであるかどうかを判定することと、
前記分析モジュールを使用して、前記m/z公差確率(p m/z ) 1 、前記少なくとも1つの実験生成イオン質量ピークの強度U 1 、および前記少なくとも1つのライブラリ生成イオン質量ピークの強度L 1 の積を計算することを含む、前記生成イオン質量スペクトルおよび前記ライブラリ生成イオン質量スペクトルの比較に関するスコアを計算することと、
を含み、
前記スコアは、
に従って、(p m/z ) 1 、U 1 、およびL 1 、ならびに任意の他の(p m/z ) i 、U i 、およびL i を使用して計算され、式中、U i は、i個目の未知のまたは実験ピークの強度であり、L i は、i個目のライブラリピークの強度であり、(p m/z ) i は、強度U i およびL i を伴う2つのピークが対応するピークである確率である、コンピュータプログラム製品。
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