JP6829493B1 - 砂ろ過槽付き色度・濁度計 - Google Patents

砂ろ過槽付き色度・濁度計 Download PDF

Info

Publication number
JP6829493B1
JP6829493B1 JP2019228106A JP2019228106A JP6829493B1 JP 6829493 B1 JP6829493 B1 JP 6829493B1 JP 2019228106 A JP2019228106 A JP 2019228106A JP 2019228106 A JP2019228106 A JP 2019228106A JP 6829493 B1 JP6829493 B1 JP 6829493B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turbidity
water
measurement
sand filtration
chromaticity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019228106A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021096179A (ja
Inventor
博文 本村
博文 本村
小林 宏至
宏至 小林
晃伸 松永
晃伸 松永
Original Assignee
日本電色工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電色工業株式会社 filed Critical 日本電色工業株式会社
Priority to JP2019228106A priority Critical patent/JP6829493B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6829493B1 publication Critical patent/JP6829493B1/ja
Publication of JP2021096179A publication Critical patent/JP2021096179A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)
  • Optical Measuring Cells (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

【課題】砂ろ過槽を逆流洗浄するに際して、洗浄水の使用量を節約し、浄水場に設ける色度測定設備の維持コストを削減する。【解決手段】原水が供給される少なくとも2個の砂ろ過槽2と、砂ろ過槽で原水がろ過された測定水が供給される色度・濁度計3とを備え、一つの砂ろ過槽から色度・濁度計へ測定水を供給しながら、他の砂ろ過槽を浄水で逆流洗浄する砂ろ過槽付き色度・濁度計1において、砂ろ過槽に浄水を供給する流路を開閉する浄水供給弁SV1、SV2、SV3を備えると共に、浄水供給弁を開閉制御する制御部4を備え、制御部は、色度・濁度計が測定した濁度が設定値を超えた場合に、浄水供給弁を開にする。【選択図】図1

Description

本発明は、砂ろ過槽付きの色度・濁度計に関するものである。
浄水場などで河川水などの原水から水道水を作る工程において、原水の色度を測定し、その色度の濃度に応じて薬品投入量をコントロールすることが行われている。原水の色度を測定する際には、色度計の前段にろ過槽を配置し、色度測定の前処理としてある程度の濁質分をろ過して除去することが行われている。
また、本出願人の先行技術として、原水が供給される少なくとも2個の砂ろ過槽と、この砂ろ過槽でろ過された測定水が供給される測定セルを備えた色度測定部と、砂ろ過槽と色度測定部を支持する支持枠とを備え、一つの砂ろ過槽から色度測定部への測定水の供給を継続しながら、他の砂ろ過槽を浄水で逆流洗浄するように、砂ろ過槽でろ過された測定水を色度測定部に供給する流路と、砂ろ過槽の下部にそれぞれ接続されると共に測定セルに接続される分岐した浄水の供給流路に設けた複数の制御弁を制御する砂ろ過槽付きの色度計が提案されている(下記特許文献1参照)。
特許第6411688号公報
前述した従来技術において、原水の色度測定は、ろ過によって原水から高濃度濁質分が除去されていることを前提にして行われているので、原水にどの程度の濁質分が含まれているかを把握することができない。砂ろ過槽には補足率があり、一般に補足率80%の場合には20%が砂ろ過槽を通過することになり、原水の濁度が高い場合には、ろ過後の濁度もそれなりに高くなる。
このため、砂ろ過槽の逆流洗浄は、原水の濁度が把握されていない状況では、定期的に行わざるを得ず、原水に多くの濁質が含まれていない状態が継続して、砂ろ過槽がそれ程汚れていない状態であっても、定期的かつ頻繁に逆流洗浄を行っている。これにより、大雨等によって原水に濁質が多く含まれる状態が継続する場合を除けば、砂ろ過槽を逆洗浄する洗浄水が過剰に費やされてしまう問題があった。
本発明は、砂ろ過槽付きの色度計に濁度測定機能を付加して、前述した問題を解決することを目的としている。すなわち、砂ろ過槽を逆流洗浄するに際して、洗浄水の使用量を節約し、浄水場に設ける色度測定設備の維持コストを削減すること、などが本発明の課題である。
このような課題を解決するために、本発明を、以下の構成を具備するものである。
原水が供給される少なくとも2個の砂ろ過槽と、該砂ろ過槽で原水がろ過された測定水が供給される色度・濁度計の測定セルとを備え、一つの前記砂ろ過槽から前記測定セルへ測定水を供給しながら、他の前記砂ろ過槽を浄水で逆流洗浄する砂ろ過槽付き色度・濁度計において、前記砂ろ過槽に浄水を供給する流路を開閉する砂ろ過槽用浄水供給弁及び前記測定セルに浄水を供給する流路を開閉する測定セル用浄水供給弁を備えると共に、前記砂ろ過槽用浄水供給弁及び前記測定セル用浄水供給弁を開閉制御する制御部を備え、前記制御部は、前記砂ろ過槽及び前記測定セルに対して定期的な洗浄サイクルを与えるものであり、かつ、前記色度・濁度計が測定した濁度が設定値を超えた場合に前記砂ろ過槽用浄水供給弁を開にし、前記色度・濁度計が測定した濁度が設定値を超えない場合に前記砂ろ過槽用浄水供給弁を閉にする一方で、前記測定セル用浄水供給弁については前記色度・濁度計が測定した濁度が設定値を超えたか否かに関わらず定期的に開にすることを特徴とする砂ろ過槽付き色度・濁度計。
このような特徴を有する本発明は、砂ろ過槽付きの色度計に濁度測定機能を追加して改良したものであり、砂ろ過槽にてろ過された測定水の濁度を測定し、測定された濁度が設定値を超えた場合に砂ろ過槽を逆流洗浄するようにしたので、洗浄水の使用量を節約し、浄水場に設ける色度測定設備の維持コストを削減することができる。
本発明の実施形態に係る砂ろ過槽付き色度・濁度計の構成例を示した説明図。 制御部の第1の制御フロー例を示した説明図。 制御部の第2の制御フロー例を示した説明図。 実施例のタイムチャート((a)が測定水の濁度が設定値を超えている場合、(b)が測定水の濁度が設定値を超えていない場合)。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の説明で、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
図1に示すように、砂ろ過槽付き色度・濁度計1は、少なくとも2個の砂ろ過槽2(2A,2B)と、色度・濁度計3と、砂ろ過槽2(2A,2B)を逆流洗浄するための浄水供給弁SV1,SV2と、色度・濁度計3の測定セルに砂ろ過槽2(2A,2B)でろ過された測定水を供給するための測定水供給弁SV4,SV5と、色度・濁度計3の測定セルに洗浄用或いはゼロ校正用の浄水を供給する浄水供給弁SV3と、浄水供給弁SV1,SV2,SV3と測定水供給弁SV4,SV5を開閉制御する制御部4とを備えている。
砂ろ過槽2(2A,2B)には、原水供給流路10により原水(河川水など)が上方から供給され、砂ろ過槽2(2A,2B)の下方には、ろ過した水(測定水)を色度・濁度計3に供給する測定水供給流路11が接続されている。また、砂ろ過槽2(2A,2B)の下方には、砂ろ過槽2(2A,2B)を逆流洗浄するための浄水(洗浄水)が供給される浄水供給流路12が接続されている。
浄水供給弁SV1,SV2は、浄水供給流路12に設けられ、測定水供給弁SV4,SV5は、測定水供給流路11に設けられている。また、浄水供給弁SV3は、浄水供給流路12と測定水供給流路11をダイレクトに接続するバイパス流路13に設けられている。
色度・濁度計3は、図示省略しているが、流動する測定水で満たされる測定セルと、測定セルに測定用の光を入射する測定光源(LEDなど)と、測定セルを通過した光を受光する受光素子と、受光素子の出力を演算処理する演算処理部などを備えている。色度・濁度計3が測定した測定水の濁度の測定結果は、制御部4に出力される。
このような砂ろ過槽付き色度・濁度計1によると、測定水の色度と濁度を測定する際には、浄水供給弁SV1,SV2,SV3を閉じて、測定水供給弁SV4,SV5の一方又は両方を開くことで、原水を砂ろ過槽2(2A,2B)でろ過した測定水が色度・濁度計3の測定セル内に継続的に供給される。供給された測定水は、測定後には排出流路14から排水される。
そして、砂ろ過槽2(2A,2B)を逆流洗浄する際には、洗浄対象の砂ろ過槽2(2A又は2B)に繋がる測定水供給流路11の測定水供給弁SV4又はSV5が閉じられ、洗浄対象の砂ろ過槽2(2A又は2B)に繋がる浄水供給流路12の浄水供給弁SV1又はSV2が開かれて、洗浄用の浄水が下方から砂ろ過槽2(2A又は2B)に供給される。砂ろ過槽2(2A又は2B)を洗浄した水は、砂ろ過槽2(2A又は2B)の上部に設けられているオーバーフロー口2aから排水される。
制御部4は、少なくとも2個設けられている砂ろ過槽2(2A,2B)の一方(例えば、砂ろ過槽2(2A))が逆流洗浄されている時には、他方(例えば、砂ろ過槽2(2B))が測定水を色度・濁度計3に供給するように、浄水供給弁SV1,SV2と測定水供給弁SV4,SV5を制御している。これによって、一つの砂ろ過槽2(2A又は2B)の逆流洗浄中であっても、常時、原水をろ過した測定水が色度・濁度計3に供給されて、色度と濁度が継続的に測定される。
制御部4には、色度・濁度計3が測定した濁度が常時入力されており、制御部4では、設定されたしきい値(設定値)と測定された濁度(濁度測定値)とを比較する演算処理が行われている。そして、濁度測定値が設定値を超えた場合に、制御部4が浄水供給弁SV1又はSV2を開にし、少なくとも一つの砂ろ過槽2(2A又は2B)の逆流洗浄が行われる。
制御部4は、濁度測定値が設定値を超えない場合には、砂ろ過槽2に洗浄水を供給する全ての浄水供給弁SV1,SV2を閉にし、全ての測定水供給弁SV4,SV5を開にする。これにより、測定水の濁度が設定値を超えたとき(逆流洗浄が必要になったとき)だけ、逆流洗浄が行われることになり、浄水の使用量を節約することができる。
制御部4にて設定される設定値(しきい値)は、例えば測定濁度値が2度以下という綺麗な状態が継続する場合は逆流洗浄時間が到達しても実施せず、2〜5度というような中程度濃度状態が継続する間はスキップ回数を数回(例えば5回)にするなど装置が判断することが出来る。また測定濁度値が数十度と高濃度値を継続する間は逆流洗浄時間が到達するたびに(そのつど)逆流洗浄を行う。これら設定値(しきい値)は測定場所の水質状況に応じて任意に設定できる。
また、制御部4の制御例としては、濁度測定値が設定値を超えた場合には、必ず砂ろ過槽2(2A又は2B)を逆流洗浄するが、濁度測定値が設定値を超えない場合であっても、長時間色度・濁度の測定を継続した場合には、所定のタイミングで浄水供給弁SV1又はSV2を開にして砂ろ過槽2(2A又は2B)を逆流洗浄する制御を行っても良い。
制御部4における制御フロー例を図2にて説明する。原水が砂ろ過槽2(2A,2B)に供給されてオーバーフロー口2aのオーバーフローが確認されている状態で、測定が開始されると、浄水供給弁SV3を開にして浄水を測定セルに通水し(ステップS01)、測定セルの洗浄を行い、測定セルを浄水で置換した後(ステップS02)、色度・濁度計のゼロ校正を行う(ステップS03)。
その後、測定水供給弁SV4,SV5の一方又は両方を開にし(ステップS04)、色度・濁度計3に測定水を通水して(ステップS04)、測定セルを測定水で置換した後(ステップS05)、色度・濁度測定を行う(ステップS06)。その後はタイマーの計時を行い、設定された逆流洗浄のタイミングまで色度・濁度の測定を継続する(ステップS07:NO)。
色度・濁度の測定を継続している際に、設定された逆流洗浄のタイミングになると(ステップS07:YES)、色度・濁度計3から出力された濁度測定値を設定値と比較する(ステップS08)。この比較で濁度測定値が設置値を超えていない場合(ステップS08:NO)、砂ろ過槽2(2A,2B)の逆流洗浄は不要であると判断して、色度・濁度の測定を継続する。
そして、設定された逆流洗浄のタイミングになり(ステップS07:YES)、濁度測定値が設定値を超えた場合には(ステップS08:YES)、砂ろ過槽2(2A,2B)の逆流洗浄が必要であると判断し、洗浄対象の砂ろ過槽2(2A)側の測定水供給弁SV4を閉じ(ステップS09)、洗浄対象の砂ろ過槽2(2A)側の浄水供給弁SV1を開いて(ステップS10)、逆流洗浄を行う(洗浄対象が砂ろ過槽2(2B)の場合には、測定水供給弁SV5,浄水供給弁SV2が制御対象になる。)。
逆流洗浄は設定時間継続され(ステップS11:NO)、設定時間が経過すると(ステップS11:YES)、浄水供給弁SV1を閉じて(ステップS12)、逆流洗浄を終了する。その後は、前述したステップS01〜ステップ03にて測定セル内のゼロ校正を行った後、測定水供給弁SV4を開いて(ステップS04、洗浄対象が砂ろ過槽2(2B)の場合には、測定水供給弁SV5が制御対象になる。)、洗浄済みの砂ろ過槽2(2A)を用いた測定水を測定セルに通水し、測定セル内の測定水を安定化させる置換時間を確保した後(ステップS05)、洗浄済みの砂ろ過槽2(2A)にてろ過された測定水で色度・濁度測定を行う(S06)。
図3は、制御部4による他の制御フロー例を示している。この例でも、ステップS01からステップS12の各ステップの動作は前述した例と同様である。この例では、ステップS08の比較で、濁度測定値が設定値を超えた場合に(ステップS08:YES)、ステップS09〜ステップS11にて逆流洗浄を行うことは前述した例と同様であるが、ステップS08の比較で、濁度測定値が設定を超えない場合に(ステップS08:NO)、スキップ回数をカウントし(S13)、スキップ回数が設定回に達しない場合は(ステップS13:NO)、逆流洗浄を行わず、スキップ回数が設定回数に達した場合(ステップS13:YES)には、濁度測定値が設置値を超えていなくても、ステップS09〜ステップS11にて逆流洗浄を行う。
図4は、実施例のタイムチャートを示している。図示の(a)は、測定水の濁度(濁度測定値)が設置値を超えている場合であり、この場合は、1サイクルの中で定期的に浄水供給弁SV1,SV2が開になって、砂ろ過槽2(2A,2B)の逆流洗浄が行われる。
この際には、1サイクルの最初の「A」区間で、浄水供給弁SV3を開にして浄水を測定セルに流入させ、セル内部の洗浄を行う。一定時間セル内部の洗浄を行った後、測定光源(LED)を点灯して、ゼロ校正を実施し、色度・濁度測定におけるゼロベースを設定する。
次に、浄水供給弁SV3を閉にして、測定水供給弁SV4,SV5を開にすることで、測定水を色度・濁度計3の測定セル内に供給する。浄水供給弁SV3を閉にして測定水弁SV4,SV5を開にしてから、一定時間t経過後に、再び測定光源を点灯し(複数回点灯測定し平均値を算出)、測定水の色度・濁度を測定する(図示1サイクルの「B」区間参照)。
そして、次の「C」区間で、一つの砂ろ過槽2(2A)側の測定水供給弁SV4を閉して、浄水供給弁SV1を開にすることで、砂ろ過槽2(2A)の逆流洗浄を行う。この砂ろ過槽2(2A)に対する逆流洗浄の間(1サイクルの「C」区間)、他方の砂ろ過槽2(2B)側の測定水供給弁SV5は開状態を維持しているので、砂ろ過槽2(2B)でろ過された測定水は色度・濁度計3の測定セル内に供給され続けている。これによって、一つの砂ろ過槽2(2A)の逆流洗浄が行われている間も色度・濁度測定は継続されている。
その後は、図示の1サイクルの「D」区間に示すように、一定時間、測定水供給弁SV4,SV5が共に開になり、両方の砂ろ過槽2(2A,2B)でろ過された測定水が色度・濁度計3に供給されて、色度・濁度測定が引き続き継続される。
その次のタイミング、(図示の1サイクルの「E」区間)で、砂ろ過槽2(2B)側の測定水供給弁SV5を閉にして、浄水供給弁SV2を開にすることで、砂ろ過槽2(2B)の逆流洗浄を行う。この砂ろ過槽2(2B)に対する逆流洗浄の間(図示の1サイクルの「E」区間)、他方の砂ろ過槽2(2A)側の測定水供給弁SV4は開状態を維持しているので、砂ろ過槽2(2A)でろ過された測定水は色度・濁度計3に供給され続けている。これによって、砂ろ過槽2(2B)の逆流洗浄が行われている間も色度・濁度測定は継続されている。
以上の1サイクルが終了すると、次のサイクルの「A」区間に入り、前述した動作が繰り返される。これに対して、図示の(b)に示すように、測定水の濁度(濁度測定値)が設定値を超えていない場合には、1サイクルの間で、常時、浄水供給弁SV1,SV2が閉状態になっており、濁度測定値が設定値を超えていない各サイクルでは、逆流洗浄が行われず、図示の「A」区間を除いた区間で継続して色度・濁度測定が継続される。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る砂ろ過槽付き色度・濁度計1は、砂ろ過槽2(2A,2B)の逆流洗浄を必要に応じて行いながら、継続して原水をろ過した測定水の色度・濁度を継続して測定することができる。そして、逆流洗浄による浄水の利用を必要最小限に抑えることができるので、洗浄水の使用量を節約し、浄水場に設ける色度測定設備の維持コストを削減することができる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。また、上述の各実施の形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの技術を流用して組み合わせることが可能である。
1:砂ろ過槽付き色度・濁度計,
2(2A,2B):砂ろ過槽,2a:オーバーフロー口,
3:色度・濁度計,4:制御部,
SV1,SV2,SV3:浄水供給弁,SV4,SV5:測定水供給弁,
10:原水供給流路,11:測定水供給流路,12:浄水供給流路,
13:バイパス流路,14:排水流路

Claims (3)

  1. 原水が供給される少なくとも2個の砂ろ過槽と、該砂ろ過槽で原水がろ過された測定水が供給される色度・濁度計の測定セルとを備え、一つの前記砂ろ過槽から前記測定セルへ測定水を供給しながら、他の前記砂ろ過槽を浄水で逆流洗浄する砂ろ過槽付き色度・濁度計において、
    前記砂ろ過槽に浄水を供給する流路を開閉する砂ろ過槽用浄水供給弁及び前記測定セルに浄水を供給する流路を開閉する測定セル用浄水供給弁を備えると共に、前記砂ろ過槽用浄水供給弁及び前記測定セル用浄水供給弁を開閉制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記砂ろ過槽及び前記測定セルに対して定期的な洗浄サイクルを与えるものであり、かつ、前記色度・濁度計が測定した濁度が設定値を超えた場合に前記砂ろ過槽用浄水供給弁を開にし、前記色度・濁度計が測定した濁度が設定値を超えない場合に前記砂ろ過槽用浄水供給弁を閉にする一方で、前記測定セル用浄水供給弁については前記色度・濁度計が測定した濁度が設定値を超えたか否かに関わらず定期的に開にすることを特徴とする砂ろ過槽付き色度・濁度計。
  2. 前記砂ろ過槽からの測定水を前記測定セルへ供給する流路を開閉する測定水供給弁を備え、
    前記制御部は、
    一つの前記砂ろ過槽に浄水を供給する前記砂ろ過槽用浄水供給弁を開にした場合に、当該砂ろ過槽から前記測定セルに測定水を供給する前記測定水供給弁を閉にし、他の前記砂ろ過槽からの測定水を前記測定セルへ供給する前記測定水供給弁を開にして、当該他の砂ろ過槽に浄水を供給する前記砂ろ過槽用浄水供給弁を閉にすることを特徴とする請求項1記載の砂ろ過槽付き色度・濁度計。
  3. 前記制御部は、前記色度・濁度計が測定した濁度が設定値を超えない場合であっても、一定時間色度・濁度の測定が継続された場合には、前記砂ろ過槽用浄水供給弁を開にすることを特徴とする請求項1または2記載の砂ろ過槽付き色度・濁度計。
JP2019228106A 2019-12-18 2019-12-18 砂ろ過槽付き色度・濁度計 Active JP6829493B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019228106A JP6829493B1 (ja) 2019-12-18 2019-12-18 砂ろ過槽付き色度・濁度計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019228106A JP6829493B1 (ja) 2019-12-18 2019-12-18 砂ろ過槽付き色度・濁度計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6829493B1 true JP6829493B1 (ja) 2021-02-10
JP2021096179A JP2021096179A (ja) 2021-06-24

Family

ID=74529575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019228106A Active JP6829493B1 (ja) 2019-12-18 2019-12-18 砂ろ過槽付き色度・濁度計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6829493B1 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3430744B2 (ja) * 1995-10-31 2003-07-28 株式会社明電舎 濁色度計及び紫外線吸光光度計を用いた濾過池洗浄制御装置
JP2003093814A (ja) * 2001-09-25 2003-04-02 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd ろ過装置
JP2009297646A (ja) * 2008-06-12 2009-12-24 Yamaha Motor Co Ltd 浄水システム
JP5866808B2 (ja) * 2011-06-07 2016-02-24 株式会社明電舎 水処理システム及び水処理システムの洗浄制御方法
JP6574141B2 (ja) * 2016-02-22 2019-09-11 山大機電株式会社 既設型砂防ダムから取水する給水設備
JP6411688B1 (ja) * 2018-03-15 2018-10-24 日本電色工業株式会社 ろ過槽付き色度計

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021096179A (ja) 2021-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107096285B (zh) 一种具有滤芯自动清洗功能的热水器及控制方法
CN205387509U (zh) 可冲洗反渗透膜的制水系统以及净水机
DK2292562T3 (da) Fremgangsmåde og anlæg til filtrering af vand, især ultrafiltreringsfremgangsmåde
JP6829493B1 (ja) 砂ろ過槽付き色度・濁度計
JP6411688B1 (ja) ろ過槽付き色度計
TWI639560B (zh) 貴金屬自動活化離子交換樹脂塔系統
JP2003093808A (ja) 低圧式自己洗浄型ろ過装置
CN211486826U (zh) 一种降低反冲洗水耗的净水过滤系统
CN206276075U (zh) 一种用于水处理的两阀内源反洗过滤器
CN215925137U (zh) 电镀药水回收装置
CN114364444B (zh) 净水器和用于净水器的过滤器
CN106006770A (zh) 带有净水自动更新功能的净水机及其控制方法
CN207680178U (zh) 便于卸料清洗的过滤罐
KR100461997B1 (ko) 역세척이 가능한 간이상수도 자동화 정수장치
CN205815209U (zh) 一种石英砂过滤器
CN106637827B (zh) 一种净水洗衣机净水装置的维护方法及其洗衣机
CN218466703U (zh) 一种具有水质优化、水位稳定功能的v型滤池排放井
CN110812941A (zh) 一种降低反冲洗水耗的净水过滤系统
CN202478683U (zh) 一种自动反冲洗滤池
CN218306357U (zh) 一种净水装置
CN116621396B (zh) 延缓纳滤膜铝污染的水处理系统的水处理控制方法
CN211284580U (zh) 一种电镀水洗装置
JPH0824841A (ja) 浄水濾過器およびこの浄水濾過器を用いた電解水生成装置
KR102477972B1 (ko) 자동세정 시스템을 구비한 역삼투 설비 및 그 운용방법
KR200365365Y1 (ko) 역세척이 가능한 간이상수도 자동화 정수장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6829493

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250