JP6822721B1 - 衣服用ハンガー及び衣服用ハンガーの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1乃至図6に示すように、衣服用ハンガー1(以下、「ハンガー1」という。)は、フック部10と本体部20で構成されている。本体部20は、プラスチック樹脂によって、その断面が所定直径D1を有する円柱状部材として形成されている。本体部20は、中心部20aと、中心部20aに対して対称(線対称)に形成される肩支持部20b,20bがプラスチック樹脂によって、合わせ目を有さない単一の部材として、一体として形成されている。フック部10は、中心部20aに固定される。本明細書において、「上方」及び「下方」とは、ハンガー1が棒状部材等に吊るされた状態における上方及び下方を意味するものとする。また、ハンガー1の一方の肩支持部20bから他方の肩支持部20bを結ぶ方向を長手方向と呼ぶ。上方から下方へ向かう方向を「鉛直方向」と呼ぶ。鉛直方向と直交する方向を「直交方向」と呼ぶ。「上方」、「下方」及び「直交方向」は、ハンガーを製造するための金型のキャビティにおいても同様とする。
本体部20の外側の輪郭は、図1に示す正面視において、中心部20aが肩支持部20b,20bに対して突出することなく、中心部20aと肩支持部20b,20bが所定の曲率半径を有する円弧を形成している。以下、図7を参照して、本体部20の正面視における外側の輪郭について詳細に説明する。
図10に示すように、本体部20の内側には、本体部20の円弧に沿って、一方の肩支持部20bの端部近傍の位置から他方の肩支持部20bの端部近傍の位置へ向かう空間部S1が形成されている。空間部S1の体積によって、本体部20の重量を調整することができる。また、空間部S1の存在によって、本体部20を構成するプラスチック樹脂の使用量を低減することができる。特に、本体部20の断面を所定の数値以上における大きさに形成したとしても、空間部S1によって、使用するプラスチック樹脂の量を低減することができる。端部近傍とは、端部20eから上方へ所定範囲の位置であり、所定範囲は、例えば、端部20eから上方へ3ミリメートル(mm)以上30ミリメートル以下の範囲の範囲であり、望ましくは、5ミリメートル以上20ミリメートル以下の範囲であり、さらに望ましくは、7ミリメートル以上10ミリメートル以下の範囲である。
以下、図13乃至図31を参照して、本体部20の製造方法を説明する。
本体部20を成型するために、本体部20の形状に対応するキャビティを有する金型を準備する。例えば、上下一対の部分が開閉して、キャビティの開閉を行うのであるが、図13等においては、説明の便宜のため、金型が閉じてキャビティを形成した状態における内部構造を概念的に示す。本明細書において、金型の内部構造を「金型100」と呼ぶ。
次に、図32乃至図38を参照して、第二の実施形態について説明する。なお、第一の実施形態と共通する構成については説明を省略し、第一の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
次に、図39及び図40を参照して、第三の実施形態について説明する。なお、第一の実施形態及び第二の実施形態と共通する構成については説明を省略し、第一の実施形態及び第二の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図44は、第二の実施形態のハンガー1Aの本体部22の実施品を長手方向に沿って鉛直方向に切断したものである。図44に示すように、本体部22の内部には、一方の端部近傍から他方の端部近傍を結ぶ空間部S1が形成されている。空間部S1の全体にわたって、上方の壁が下方の壁よりも厚い。そして、空間部S1を画する内周壁22cは、中央部において空間部S1の方向に突出する突出面22dを有する。
10 フック部
20,22,24 本体部
S1 空間部
Claims (7)
- フック部と本体部とを備える衣服用ハンガーであって、
前記本体部は、
プラスチック樹脂によって形成され、断面が所定の直径を有する円柱状部材で構成され、
前記円柱状部材は、前記フック部が固定される中心部と、前記中心部に対して対称に形成される一対の肩支持部を有し、
前記円柱状部材の外側の輪郭は、正面視において、前記中心部が前記肩支持部に対して突出することなく、前記中心部と一対の前記肩支持部が所定の曲率半径を有する円弧を形成しており、
前記円弧の長さを規定する中心角は、鈍角または180度として規定されており、
前記円弧の曲率半径は、前記中心角における前記円弧の長さが所定サイズの衣服の背肩幅よりも長い所定範囲の長さとなる所定の半径として規定されており、
前記円柱状部材の内側において、前記円弧に沿って、一方の前記肩支持部の端部近傍から、他方の前記肩支持部の端部近傍を結ぶ空間部が形成されており、
前記円柱状部材の全体にわたって、前記空間部の上方の壁の厚さは、前記空間部の下方の壁の厚さよりも大きく構成されており、
前記空間部を画する内壁面は、前記中心部に対応する領域において、前記空間部に向かって下方に突出する突出面を有し、
前記突出面は、前記突出面の形成工程において、前記円柱状部材を形成するための部材とは別個の部材によって形成されたものではない、
衣服用ハンガー。 - 正面視において、前記円柱状部材の外側表面における接線の方向は、前記肩支持部の端部において、鉛直方向、または、鉛直方向と所定の許容範囲だけ乖離した方向である、
請求項1に記載の衣服用ハンガー。 - 前記円柱状部材の前記所定の直径(D1)の前記所定の曲率半径(R1)に対する割合A1(D1/R1)は、所定の数値以上における所定範囲において規定されている、
請求項1または請求項2に記載の衣服用ハンガー。 - 前記円弧の前記曲率半径は、前記中心部を含む領域における曲率半径である第一曲率半径と、前記肩支持部の端部を含む領域における曲率半径である第二曲率半径とで構成され、
前記第一曲率半径が前記鈍角であり、
前記第一曲率半径は、前記第二曲率半径よりも所定の許容範囲だけ大きい半径として規定されている、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の衣服用ハンガー。 - 前記円弧は楕円であり、前記楕円の長径は、前記楕円の短径よりも所定の許容範囲だけ大きい半径として規定されている、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の衣服用ハンガー。 - フック部が固定される中心部と、前記中心部に対して対称に形成される一対の肩支持部によって構成される本体部を有する衣服用ハンガーの製造方法であって、
金型によって形成される前記本体部の正面視の輪郭である円弧状のキャビティの中心部にフック部の軸部に対応する軸対応部材を配置した状態において、前記金型における双方の肩支持部の端部近傍に対応する部分から、前記中心部に向かってプラスチック樹脂を吐出してパリソンを形成し、双方の前記パリソンを前記中心部において一体化する吐出工程と、
前記キャビティに吐出した前記プラスチック樹脂が固化する前に、前記金型における双方の肩支持部の端部近傍に対応する部分から、前記プラスチック樹脂に大気圧よりも高い圧力を有する気体を通過させ、前記プラスチック樹脂を前記キャビティに押しつけ、一方の前記肩支持部の端部近傍から、前記中心部を通過し、他方の肩支持部の端部近傍へ向かう空間部を形成するブロー工程と、
を有し、
前記中心部は前記肩支持部に対して突出しないように形成され、
前記空間部の上方の壁の厚さは、前記空間部の下方の壁の厚さよりも大きく形成され、
前記吐出工程において、双方の前記パリソンが前記軸対応部材を覆い、
前記空間部を画する内壁面は、前記軸対応部材が位置する領域において、前記空間部に向かって突出する突出面を有するように形成される、
衣服用ハンガーの本体部の製造方法。 - 前記プラスチック樹脂を吐出する樹脂吐出管の内側に、気体を吐出する気体吐出管が配置され、
前記気体吐出管の中心位置は、前記樹脂吐出管の内周壁に偏った位置に配置されており、
前記吐出工程において、前記パリソンが形成されるときに、前記パリソンに予備空間が形成され、前記双方の前記パリソンが一体化するときに、前記双方の前記パリソンの前記予備空間も一体化し、
前記ブロー工程において、前記予備空間に気体が通過させられる、
請求項6に記載の衣服用ハンガーの製造方法。
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2020
- 2020-01-14 JP JP2020528984A patent/JP6822721B1/ja active Active
- 2020-01-14 WO PCT/JP2020/000908 patent/WO2021144855A1/ja active Application Filing
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