JP6822139B2 - 現像カートリッジ - Google Patents

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Description

本開示は、現像カートリッジに関する。
従来、現像ローラを備える現像カートリッジが知られている。現像カートリッジは、画像形成装置に対して着脱可能である。
例えば、特許文献1に開示されるように、現像カートリッジは、第1位置から第2位置まで回転可能なギアと、ギアに設けられる突起とを備える。突起は、ギアと共に回転し、画像形成装置のレバーと接触する。レバーは、突起との接触により移動する。画像形成装置は、レバーの移動を検知して現像カートリッジの仕様を判断する。また、ギアは、欠け歯部を有する。欠け歯部と、ギアに駆動力を伝える駆動ギアとが向かい合うことにより、ギアと駆動ギアとの噛み合いが外れる。これにより、ギアの回転が止まる。ギアの回転が止まると、突起の回転も止まる。
特開2013−54056号公報
上記した現像カートリッジにおいて、ギアと駆動ギアとの噛み合いを外すことによって突起の回転を止める構成以外の構成で、突起の回転を止めることが望まれている。
そこで、本開示の目的は、ギアと駆動ギアとの噛み合いを外すことによって突起の回転を止める構成以外の構成で、突起の回転を止めることができる現像カートリッジを提供することにある。
本開示の現像カートリッジは、筐体と、シャフトと、ギアと、筒部材と、中継部材とを備える。筐体は、現像剤を収容可能である。シャフトは、筐体の外表面に位置し、軸方向に延びる。ギアは、軸方向に延びる第1軸について第1回転位置から第2回転位置へ回転可能である。筒部材は、軸方向について回転可能である。筒部材は、突起を備える。突起は、軸方向に延び、筒部材と共に回転可能である。突起は、ギアの回転方向において、シャフトの周面の一部に沿って延びる。中継部材は、軸方向においてギアと筒部材との間に位置する。中継部材は、ギアが第1回転位置から第2回転位置に回転する間に、軸方向について移動可能である。
ギアが第1回転位置の場合、ギアと中継部材とが係合し、且つ、中継部材と筒部材とが係合した状態で、筒部材は、中継部材と前記ギアと共に回転可能である。
ギアが第2回転位置の場合、ギアと中継部材との係合または中継部材と筒部材との係合が解除される。
このような構成によれば、中継部材が第1位置に位置するときに、中継部材がギアおよび筒部材と係合することにより、筒部材を、ギアおよび中継部材とともに回転させることができる。
そして、ギアの第1回転位置から第2回転位置への回転に伴って、中継部材を第1位置から第2位置に移動させることにより、ギアと中継部材との係合を解除して、中継部材および筒部材の回転を停止することができる。
その結果、ギアと、ギアに駆動力を伝える駆動ギアとの噛み合いを外すことによって突起の回転を止める構成以外の構成で、突起の回転を止めることができる。
本発明の現像カートリッジは、ギアと、ギアに駆動力を伝える駆動ギアとの噛み合いを外すことによって突起の回転を止める構成以外の構成で、突起の回転を止めることができる。
図1は、現像カートリッジの斜視図である。 図2は、図1に示す現像カートリッジの分解斜視図である。 図3Aは、図2に示す軸受の斜視図である。図3Bは、図2に示す中継部材の斜視図である。 図4Aは、中継部材の移動を説明するための説明図であって、ギアが第1回転位置に位置し、中継部材が第1位置に位置した状態を示す。図4Bは、図4Aの断面図であって、第1軸を通る断面図である。 図5Aは、中継部材の突起について説明するための説明図であって、ギアが第1回転位置に位置し、中継部材が第1位置に位置した状態を示す。図5Bは、図5Aとともに中継部材の突起について説明するための説明図であって、ギアカバーの突起と、中継部材の突起との配置を示し、ギアが第1回転位置に位置し、中継部材が第1位置に位置した状態を示す。 図6Aは、図4Aとともに中継部材の移動を説明するための説明図であって、ギアが第2回転位置に位置し、中継部材が第2位置に位置した状態を示す。図6Bは、図6Aの断面図であって、第1軸を通る断面図である。 図7Aは、図5Aとともに中継部材の突起について説明するための説明図であって、ギアが第2回転位置に位置し、中継部材が第2位置に位置した状態を示す。図7Bは、図7Aとともに中継部材の突起について説明するための説明図であって、ギアカバーの突起と、中継部材の突起との配置を示し、ギアが第2回転位置に位置し、中継部材が第2位置に位置した状態を示す。 図8は、第6変形例の現像カートリッジの分解斜視図である。 図9は、図8に示すギアカバーの斜視図である。 図10Aは、第6変形例において中継部材の移動を説明するための説明図であって、ギアが第1回転位置に位置し、中継部材が第1位置に位置した状態を示す。図10Bは、図10Aの断面図であって、第1軸を通る断面図である。 図11Aは、図10Aに続いて中継部材の移動を説明するための説明図であって、ギアが第1回転位置と第2回転位置との間に位置し、中継部材が第1位置に位置した状態を示す。図11Bは、図11Aに続いて中継部材の移動を説明するための説明図であって、ギアが第2回転位置に位置し、中継部材が第1位置から第2位置へ移動する状態を示す。 図12Aは、図11Bに続いて中継部材の移動を説明するための説明図であって、中継部材が第2位置に位置し、ギアが回転する状態を示す。図12Bは、図12Aの断面図であって、第1軸を通る断面図である。
1.現像カートリッジ1の概略
図1を参照して、現像カートリッジ1の概略について説明する。
現像カートリッジ1は、現像剤を収容可能なカートリッジである。現像カートリッジ1は、現像ローラ2と、筐体3と、カップリング4とを備える。
1.1 現像ローラ2
現像ローラ2は、軸方向に延びる現像ローラ軸A1について回転可能である。現像ローラ2の周面の一部は、筐体3の外側に露出している。現像ローラ2は、現像ローラ本体2Aと、現像ローラシャフト2B(図2参照)とを備える。現像ローラ本体2Aは、軸方向に延びる。現像ローラ本体2Aは、導電性のゴムにより作られる。現像ローラシャフト2Bは、軸方向に延びる。詳しくは、現像ローラシャフト2Bは、現像ローラ軸A1に沿って延びる。現像ローラシャフト2Bは、金属により作られる。
1.2 筐体3
筐体3は、現像剤を収容可能である。現像剤は、例えば、トナーである。なお、以下の説明において、筐体3の内側および外側に言及するときは、現像剤が収容される側が、筐体3の内側である。また、現像剤が収容される内側と反対側が、筐体3の外側である。筐体3は、軸方向に延びる。筐体3は、軸方向において、一方の外表面3Aと、他方の外表面3Bとを有する。外表面3Bは、軸方向において、外表面3Aから離れている。
なお、筐体3の内側には、アジテータが設けられる。アジテータは、筐体3内の現像剤を撹拌するとともに、筐体3内の現像剤を現像ローラ2へ送ることができる。すなわち、アジテータは、筐体3内の現像剤を撹拌可能である。アジテータは、軸方向に延びるアジテータ軸A2(図2参照)について回転可能である。アジテータは、アジテータシャフトと、アジテータシャフトから延びる羽根とを備える。アジテータシャフトは、軸方向に延びる。詳しくは、アジテータシャフトは、アジテータ軸A2に沿って延びる。
1.3 カップリング4
カップリング4は、駆動力を受けることが可能である。カップリング4は、外表面3Bに位置する。カップリング4は、軸方向において、筐体3に対して、後述するギア13(図2参照)と反対側に位置する。カップリング4は、軸方向に延びるカップリング軸A3について回転可能である。カップリング4が受けた駆動力は、現像ローラシャフト2Bおよびアジテータシャフトに伝わる。
2.現像カートリッジ1の詳細
以下、図2から図5Bを参照して、現像カートリッジ1の詳細について、説明する。
図2に示すように、現像カートリッジ1は、ギア13と、筒部材14と、中継部材15とを備える。筒部材14は、軸方向において、ギア13に対して間隔を隔てて位置する。中継部材15は、軸方向において、ギア13と筒部材14との間に位置する。中継部材15は、図4Aおよび図6Aに示すように、軸方向において、第1位置(図4A参照)から第2位置(図6A参照)へ移動可能である。中継部材15が第1位置に位置するときには、中継部材15は、ギア13と係合するとともに、筒部材14と係合する。これにより、ギア13、中継部材15および筒部材14は、ともに回転可能である。言い換えると、中継部材15が第1位置に位置する場合、ギア13が回転するときに、筒部材14は、ギア13とともに回転する。そして、ギア13が所定の位置まで回転すると、中継部材15が第2位置に位置する。具体的には、ギア13が第1回転位置(図4A参照)から第2回転位置(図6A参照)まで回転したときに、中継部材15が第2位置に位置する。中継部材15が第2位置に位置すると、ギア13と中継部材15との係合が解除される。これにより、中継部材15および筒部材14が回転を停止する。以下、現像カートリッジ1の具体的な構造について説明する。
現像カートリッジ1は、図2に示すように、さらに、シャフト11と、軸受12と、ギアカバー16と、アジテータギア17とを備える。
2.1 シャフト11
シャフト11は、軸方向において、筐体3に対して、カップリング4(図1参照)の反対側に位置する。シャフト11は、軸方向に延びる。詳しくは、シャフト11は、軸方向に延びる第1軸A11に沿って延びる。また、シャフト11は、軸受12から延びる。シャフト11は、円筒形状を有する。シャフト11は、軸受12が外表面3Aに取り付けられることにより、筐体3の外表面3Aに位置する。シャフト11は、導電性樹脂により作られる。以下の説明において、導電性とは、少なくとも、現像ローラシャフト2Bに対して現像バイアスを供給できる程度の導電性をいう。導電性樹脂は、例えば、ポリアセタール樹脂(POM)である。
また、図3Aに示すように、シャフト11の周面は、リブ11Aを含む。リブ11Aは、シャフト11の周面から突出する。リブ11Aは、螺旋形状を有する。言い換えると、リブ11Aは、螺旋状に延びる。より詳細には、リブ11Aは、ギア13の回転方向Rに延びつつ、かつ、軸方向にも延びる。
2.2 軸受12
図2に示すように、軸受12は、外表面3Aに取り付けられる。軸受12には、現像ローラシャフト2Bが回転可能に嵌まる。これにより、軸受12は、現像ローラシャフト2Bを受ける。軸受12は、導電性樹脂により作られる。軸受12は、現像ローラシャフト2Bの周面を覆う。軸受12は、現像ローラシャフト2Bの周面と接触する。これにより、現像ローラシャフト2Bは、軸受12と電気的に接続される。また、シャフト11は、軸受12から延びているので、軸受12を介して、現像ローラ2と電気的に接続される。
2.3 ギア13
図2に示すように、ギア13は、外表面3Aに位置する。詳しくは、ギア13は、軸方向において、軸受12に対して、外表面3Aの反対側に位置する。ギア13は、貫通穴13C(図2参照)を有する。ギア13は、貫通穴13Cにシャフト11が挿入されることにより、シャフト11について回転可能である。これにより、ギア13は、軸方向に延びる第1軸A11について、第1回転位置から第2回転位置へ回転可能である。ギア13は、軸方向における一端部13Aと、一端部13Aと軸方向に離れた他端部13Bとを備える。他端部13Bは、外表面3Aから、軸方向において一端部13Aよりも離れて位置する。ギア13は、さらに、複数のギア歯18と、第1凹部19とを備える。
複数のギア歯18は、ギア13の一端部13Aに位置する。複数のギア歯18は、ギア13の回転周囲に設けられる。詳しくは、複数のギア歯18は、ギア13の回転方向Rにおいて、ギア13の回転周囲の全部に設けられる。複数のギア歯18は、ギア13の回転方向Rに並ぶ。
第1凹部19は、ギア13の他端部13Bに位置する。第1凹部19は、軸方向において、ギア13の他端部13Bから、ギア13の一端部13Aに向けて凹む。第1凹部19には、後述する第1リブ23が係合可能である。
2.4 筒部材14
図2に示すように、筒部材14は、軸方向において、ギア13に対して外表面3Aの反対側に位置する。
筒部材14は、軸方向に延びる。筒部材14は、軸方向における一端部14Aと、一端部14Aと軸方向において離れた他端部14Bとを備える。他端部14Bは、外表面3Aから、軸方向において一端部14Aよりも離れて位置する。筒部材14は、円筒形状を有する。なお、筒部材14は、シャフト11について回転可能であれば、円筒形状に限られない。筒部材14は、円形の穴を有する角筒形状であってもよい。また、筒部材14は、軸方向における長さについて限定されない。すなわち、筒部材14は、リング形状であってもよい。また、筒部材14は、ギア13の回転方向Rにおいて、筒部材14の表面の一部が切り欠かれていてもよい。筒部材14は、絶縁性の樹脂により作られる。絶縁性とは、現像バイアスを絶縁できる程度の絶縁性をいう。図4Aに示すように、筒部材14は、シャフト11の周囲を覆う。言い換えると、筒部材14には、シャフト11が挿入される。これにより、筒部材14は、軸方向について回転可能である。具体的には、筒部材14は、シャフト11について回転可能である。また、筒部材14は、シャフト11に対して、軸方向に移動可能である。筒部材14は、突起21と、第2凹部22とを備える。さらに、筒部材14は、図示しない凹部も備える。
突起21は、筒部材14の他端部14Bに位置する。突起21は、軸方向に延びる。突起21は、シャフト11の周りを、筒部材14と共に回転可能である。また、突起21は、第1カバー部21Aと、第2カバー部21Bとを備える。
第1カバー部21Aは、ギア13の回転方向Rにおいて、シャフト11の周面の一部を覆う部分である。詳しくは、第1カバー部21Aは、軸方向に延びる。また、第1カバー部21Aは、ギア13の回転方向Rにおいて、シャフト11の周面の一部に沿って延びる。すなわち、突起21は、ギア13の回転方向Rにおいて、シャフト11の周面の一部に沿って延びる。なお、第1カバー部21Aは、例えば、現像カートリッジ1が画像形成装置に装着されたときに、画像形成装置内の部材を移動させる。画像形成装置内の部材としては、例えば、レバーである。なお、画像形成装置は、さらに、図示しない光センサを有する。光センサは、レバーの変位を検出可能である。光センサには、例えば、投光部と受光部とを有するセンサユニットが用いられる。レバーには、電極が設けられる。電極は、現像カートリッジ1が画像形成装置に装着されたときにシャフト11に接触する。第1カバー部21Aが画像形成装置内のレバーを移動させる場合、筒部材14は、カムである。詳しくは、筒部材14は、現像カートリッジ1が画像形成装置に装着された状態で、シャフト11について回転したときに、第1カバー部21Aによって、画像形成装置内のレバーを移動させるカムである。
第2カバー部21Bは、軸方向において、シャフト11の先端を覆う部分である。第2カバー部21Bは、突起21の先端に位置する。第2カバー部21Bは、シャフト11の径方向に延びる。第2カバー部21Bは、図4Bに示すように、軸方向において、シャフト11とギアカバー16との間に位置する。詳しくは、第2カバー部21Bは、軸方向において、シャフト11の先端と、後述するギアカバー16のサイドカバー26との間に位置する。これにより、筒部材14が軸方向において外表面3Aに近づく方向に移動した場合、第2カバー部21Bがシャフト11の先端に接触することにより、外表面3Aに近づく方向への筒部材14の移動が止まる。また、筒部材14が軸方向において外表面3Aから離れる方向に移動した場合、第2カバー部21Bがギアカバー16のサイドカバー26に接触することにより、外表面3Aから離れる方向への筒部材14の移動が止まる。なお、第2カバー部21Bは、貫通穴21Cを有する。貫通穴21Cには、ギアカバー16の後述する突起26Aが挿入される。
図4Aに示すように、第2凹部22は、筒部材14の一端部14Aに位置する。第2凹部22は、軸方向において、筒部材14の一端部14Aから、筒部材14の他端部14Bに向けて凹む。第2凹部22には、後述する第2リブ24が係合可能である。さらに、筒部材14は、図示しない凹部も備える。図示しない凹部には、後述する第3リブ28が係合可能である。
2.5 中継部材15
図4Aおよび図6Aに示すように、中継部材15は、軸方向において、ギア13と筒部材14との間に位置する。中継部材15は、ギア13が第1回転位置から第2回転位置に回転する間に、軸方向について移動可能である。詳しくは、ギア13が第1回転位置から第2回転位置へ回転する間に、中継部材15は、軸方向において、ギア13から離れる方向へ動く。言い換えると、ギア13が第1回転位置から第2回転位置へ回転する間に、中継部材15は、軸方向において、筒部材14に近づく方向へ動く。
中継部材15は、図3Bに示すように、軸方向に延びる筒形状を有する。中継部材15は、軸方向における一端部15Aと、一端部15Aと軸方向に離れた他端部15Bとを備える。他端部15Bは、外表面3A(図2参照)から、軸方向において一端部15Aよりも離れて位置する。中継部材15は、穴15Cを有する。穴15Cは、貫通穴である。穴15Cには、シャフト11(図2参照)が挿入される。穴15Cの内面は、螺旋形状を有する。詳しくは、穴15Cの内面は、リブ15Dを備える。リブ15Dは、シャフト11のリブの11Aの螺旋形状に沿って、中継部材15を軸方向について移動させる。詳しくは、リブ15Dは、穴15Cの径方向において、穴15Cの内面から、穴15Cの内側へ向かって突出する。リブ15Dは、螺旋形状を有する。言い換えると、リブ15Dは、螺旋状に延びる。より詳細には、リブ15Dは、ギア13の回転方向Rに延びつつ、かつ、軸方向にも延びる。リブ15Dは、図4Bに示すように、ギア13が第1回転位置に位置し、中継部材15が第1位置に位置するときに、リブ11Aに接触する。これにより、中継部材15は、シャフト11について回転したときに、リブ15Dがリブ11Aに対してスライドすることにより、軸方向において、ギア13から離れる方向へ動く。すなわち、中継部材15は、リブ15Dの螺旋形状に沿って、シャフト11について回転すると共に、軸方向について移動可能である。
2.5.1 第1リブおよび第2リブ
中継部材15は、図3Bに示すように、さらに、第1リブ23と、第2リブ24と、第3リブ28とを備える。
第1リブ23は、軸方向において、中継部材15の一端部15Aからギア13に向けて延びる。第1リブ23は、図4Aに示すように、ギア13が第1回転位置に位置し、中継部材15が第1位置に位置する場合に、第1凹部19に嵌まる。これにより、第1リブ23は、ギア13が第1回転位置に位置し、中継部材15が第1位置に位置する場合に、第1凹部19に係合する。中継部材15は、第1リブ23が第1凹部19に係合した状態で、ギア13と共に回転可能である。また、第1リブ23は、図6Aに示すように、ギア13が第2回転位置に位置し、中継部材15が第2位置に位置する場合に、第1凹部19から外れる。これにより、ギア13が第2回転位置に位置し、中継部材15が第2位置に位置する場合に、第1リブ23と第1凹部19との係合が、解除される。すなわち、ギア13が第2回転位置の場合、ギア13と中継部材15との係合が解除される。詳しくは、ギア13が第2回転位置の場合、第1リブ23と第1凹部19との係合が解除される。中継部材15は、第1リブ23と第1凹部19との係合が解除されることにより、停止する。これにより、筒部材14も、停止する。
以下、第2リブ24について説明する。第2リブ24は、軸方向において、中継部材15の他端部15Bから筒部材14に向けて延びる。第2リブ24は、図4Aに示すように、ギア13が第1回転位置に位置し、中継部材15が第1位置に位置する場合に、第2凹部22に嵌まる。これにより、第2リブ24は、ギア13が第1回転位置に位置し、中継部材15が第1位置に位置する場合に、第2凹部22に係合する。詳しくは、図4Bに示すように、第2リブ24の先端24Aは、ギア13が第1回転位置に位置し、中継部材15が第1位置に位置する場合に、第2凹部22に嵌まる。なお、このとき、第2リブ24の先端24Aは、軸方向において、第2凹部22の内面22Aに対して間隔を隔てている。筒部材14は、第2リブ24が第2凹部22に係合した状態で、中継部材15と共に回転可能である。これにより、ギア13が第1回転位置の場合、ギア13と中継部材15とが係合し、且つ、中継部材15と筒部材14とが係合した状態で、筒部材14は、中継部材15とギア13と共に回転可能である。詳しくは、ギア13が第1回転位置の場合、第1リブ23が第1凹部19に係合し、且つ、第1リブ23と第1凹部19とが係合した状態で、筒部材14は、中継部材15とギア13と共に回転可能である。また、第2リブ24は、図6Aに示すように、ギア13が第2回転位置に位置し、中継部材15が第2位置に位置する場合にも、第2凹部22に嵌まる。すなわち、第2リブ24は、図6Aに示すように、ギア13が第2回転位置に位置し、中継部材15が第2位置に位置する場合にも、第2凹部22と係合する。なお、このとき、中継部材15が第1位置に位置するときと比べて、第2リブ24の先端24Aは、軸方向において、第2凹部22の内面22Aの近くに位置する。
なお、第3リブ28は、筒部材14の図示しない凹部に係合可能であること、および、第3リブ28が穴15Cに対して第2リブ24の反対側に位置すること以外は、第2リブ24と同じ構造を有し、同じ動作を行う。そのため、第3リブ28の詳細な説明は省略する。
2.5.2 突起25
図5Aに示すように、中継部材15は、さらに、突起25を備える。
突起25は、中継部材15の径方向において、中継部材15の外周面から突出する。突起25は、軸方向において、第1リブ23と第2リブ24との間に位置する。突起25は、図7Bに示すように、中継部材15が第2位置に位置したときに、ギア13の回転方向Rにおいて、ギアカバー16の後述する突起27に向かい合う。
2.6 ギアカバー16
図1および図2に示すように、ギアカバー16は、筐体3の外表面3Aに取り付けられる。ギアカバー16は、ギア13の少なくとも一部、および、アジテータギア17を覆う。
また、ギアカバー16は、挿入穴16Aと、開口16Bとを有する。挿入穴16Aには、シャフト11および筒部材14が挿入される。開口16Bは、シャフト11の一部、および、筒部材14の一部を露出する。ギア13が第1回転位置から第2回転位置へ回転する間に、突起21は、開口16Bを通過する。なお、ギア13が第1回転位置の場合には、突起21は、ギアカバー16内に位置し、シャフト11は、開口16Bから露出される。また、ギア13が第2回転位置の場合にも、突起21は、ギアカバー16内に位置し、シャフト11は、開口16Bから露出される。ギアカバー16は、サイドカバー26と、突起27(図5B参照)とを備える。
サイドカバー26は、図2および図4Bに示すように、シャフト11とともに、筒部材14を軸方向において位置決めするように構成される。サイドカバー26は、軸方向において、開口16Bに対して、筐体3の反対側に位置する。サイドカバー26は、軸方向において、突起21の第2カバー部21Bと向かい合う。サイドカバー26は、軸方向と交差する方向に延びる。詳しくは、サイドカバー26は、軸方向と直交する方向に延びる。サイドカバー26は、筒部材14が軸方向において外表面3Aから離れる方向に移動した場合に、第2カバー部21Bに接触する。これにより、サイドカバー26は、筒部材14が外表面3Aから離れる方向へ移動することを止める。なお、シャフト11は、筒部材14が軸方向において外表面3Aに近づく方向に移動した場合に、第2カバー部21Bに接触する。これにより、シャフト11は、筒部材14が外表面3Aに近づく方向へ移動することを止める。サイドカバー26は、突起26Aを備える。突起26Aは、軸方向において、サイドカバー26から、外表面3Aへ向かって延びる。突起26Aは、第2カバー部21Bを貫通して、シャフト11の先端に嵌まる。
突起27は、図7Bに示すように、中継部材15(図7A参照)が第2位置に位置するときに、中継部材15がギア13の回転方向Rに回転することを止める。突起27は、ギアカバー16の内部に位置する。突起27は、中継部材15が第2位置に位置するときに、ギア13の回転方向Rにおいて、中継部材15の突起25に向かい合う。これにより、中継部材15が第2位置に位置するときに、中継部材15がギア13の回転方向Rに回転すると、ギア13の回転方向Rにおいて、突起25が突起27に接触する。ギア13の回転方向Rにおいて突起25が突起27に接触することにより、ギア13の回転方向Rへの中継部材15の回転が止まる。
2.7 アジテータギア17
図2に示すように、アジテータギア17は、アジテータシャフトに取り付けられることにより、外表面3Aに位置する。すなわち、アジテータギア17は、アジテータに装着される。アジテータギア17は、アジテータと共に回転可能である。これにより、アジテータギア17は、カップリング4(図1参照)が受けた駆動力がアジテータシャフトに伝わることにより、回転可能である。また、アジテータギア17は、ギア13と噛み合う。これにより、ギア13は、アジテータギア17の回転に従って回転する。すなわち、ギア13とアジテータギア17とは、カップリング4が受ける駆動力により回転可能である。
3.現像カートリッジ1の動作
図1、図4Aおよび図6Aを参照して、現像カートリッジ1の動作について説明する。
現像カートリッジ1が画像形成装置に装着されたときに、画像形成装置の電極が、ギアカバー16の開口16Bを介して、図1に示すシャフト11に接触する。すると、画像形成装置の電極からシャフト11に現像バイアスが供給される。現像カートリッジ1が画像形成装置に装着された状態で、図1に示すカップリング4が画像形成装置から駆動力を受けると、カップリング4が受ける駆動力により、図4Aに示すギア13が第1回転位置(図4A参照)から第2回転位置(図6A参照)へ向かって回転する。
すると、図4Aに示すように、中継部材15が第1位置に位置する場合、筒部材14は、中継部材15がギア13および筒部材14と係合することにより、ギア13および中継部材15とともに回転する。これにより、突起21は、シャフト11の周りを回転する。
このとき、突起21は、開口16B(図1参照)を通過し、ギアカバー16の外に出た後、ギアカバー16内に入る。突起21の第1カバー部21Aは、開口16Bを通過するときに、シャフト11と、画像形成装置の電極との間を通過する。これにより、画像形成装置の電極がシャフト11から離れる。
より詳細には、突起21が、開口16B(図1参照)を通過するときに、第1カバー部21Aが、画像形成装置のレバーに接触し、レバーの位置が変位する。そして、光センサが、レバーの変位を検出する。このように、光センサにより、レバーの変位が検出されることで、例えば、画像形成装置は、レバーの変位に基づいて、現像カートリッジ1の情報を読み取ることができる。例えば、画像形成装置は、現像カートリッジ1が新品であると判断する。
また、このとき、中継部材15は、ギア13の回転方向Rに回転しつつ、軸方向において、第1位置から第2位置へ向かって移動する。
そして、突起21がギアカバー16内に入った後、図6Aに示すように、ギア13が第2回転位置に位置すると、中継部材15は、第2位置に位置する。
すると、筒部材14は、ギア13と中継部材15との係合が解除されることにより、回転を停止する。
なお、ギア13は、筒部材14が停止した後も、カップリング4が受ける駆動力により、回転可能である。
また、現像カートリッジ1が画像形成装置に装着されたときに、中継部材15が既に第2位置に位置していた場合、カップリング4が受ける駆動力によりギア13が回転したとしても、筒部材14は、回転しない。
そして、突起21がギアカバー16内に入り、筒部材14の回転が停止すると、画像形成装置の電極がシャフト11に接触し、画像形成装置の電極からシャフト11に現像バイアスが供給される。
一方、現像カートリッジ1が画像形成装置に装着されたときに、中継部材15が既に第2位置に位置していた場合、筒部材14が回転しないので、画像形成装置の電極は、シャフト11から離れない。より詳細には、光センサが、レバーの変位を検出しない。例えば、画像形成装置は、光センサが、レバーの変位を検出しないと判断した場合に、画像形成装置は、現像カートリッジ1が旧品であると判断する。
なお、現像カートリッジ1の情報の一例は、現像カートリッジ1が新品であるか、または、旧品であるかを表す情報である。また、光センサが、レバーの変位を検出する回数、または、光センサがレバーの変位を検出する時間に基づいて、画像形成装置は、現像カートリッジ1の印刷可能枚数またはドット可能なドット数を特定しても良い。
4.作用効果
現像カートリッジ1は、図4Aに示すように、中継部材15が第1位置に位置するときに、中継部材15がギア13および筒部材14と係合することにより、筒部材14を、ギア13および中継部材15とともに回転させることができる。
そして、図4Aおよび図6Aに示すように、ギア13の第1回転位置から第2回転位置への回転に伴って、中継部材15を第1位置から第2位置に移動させることにより、ギア13と中継部材15との係合を解除して、中継部材15および筒部材14の回転を停止することができる。
その結果、ギア13と、ギア13に駆動力を伝えるアジテータギア17との噛み合いを外すことなく、突起21の回転を止めることができる。
5.変形例
5.1 第1変形例
ギア13と中継部材15とは、ギア13に設けられる突起が、中継部材15に設けられる凹部に嵌まることにより、係合されてもよい。また、中継部材15と筒部材14とは、筒部材14に設けられる突起が、中継部材15に設けられる凹部に嵌まることにより、係合されてもよい。
5.2 第2変形例
また、ギア13は、複数のギア歯18の代わりに、アジテータギア17との接触により生じる摩擦力によってギア13を回転させる摩擦部を有してもよい。摩擦部は、アジテータギア17との接触により摩擦力を生じさせることができればよい。例えば、摩擦部は、ゴムにより作られる。
5.3 第3変形例
また、ギア13は、アジテータギア17と噛み合っていなくてもよい。例えば、ギア13は、アジテータギア17から離れて位置し、ギア13とアジテータギア17との周りに、エンドレスベルトが掛けられていてもよい。この場合、アジテータギア17が回転すると、エンドレスベルトがギア13とアジテータギア17との周りを周回する。ギア13は、エンドレスベルトの周回に従って回転する。また、この場合、ギア13は、ギア歯を有さないプーリであってもよい。
5.4 第4変形例
また、シャフト11のリブ11A、および、中継部材15のリブ15Dは、少なくとも一方が螺旋形状であればよい。具体的には、シャフト11のリブ11Aが螺旋形状であり、中継部材のリブ15Dが円筒形状であってもよい。また、中継部材15のリブ15Dが螺旋形状であり、シャフト11のリブ11Aが円筒形状であってもよい。
5.5 第5変形例
また、中継部材15は、ギア13が第1回転位置から第2回転位置へ回転する間に、軸方向において、ギア13に近づく方向へ動いてもよい。この場合、シャフト11のリブ11A、および、中継部材15のリブ15Dは、中継部材15が回転したときに、軸方向においてギア13に近づく方向へ動くような螺旋形状を有する。また、この場合、ギア13が第2回転位置の場合、中継部材15と筒部材14との係合が解除される。
5.6 第6変形例
以下、図8から図12Bを参照して、第6変形例について詳しく説明する。なお、図8から図12Bにおいて、上記した実施形態と同様の部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
第6変形例では、図8および図10Aに示すように、ギア13と中継部材15とは、ギア13に設けられる突起33Aが、中継部材15に設けられる凹部34Aに嵌まるとともに、ギア13に設けられる突起33Bが、中継部材15に設けられる凹部34Bに嵌まることにより、係合される。また、中継部材15と筒部材14とは、筒部材14に設けられる突起36Aが、中継部材15に設けられる凹部35Aに嵌まるとともに、筒部材14に設けられる突起36Bが、中継部材15に設けられる凹部35Bに嵌まることにより、係合される。
また、第6変形例では、図10Bおよび図12Bに示すように、中継部材15は、ギア13が第1回転位置から第2回転位置へ回転する間に、弾性部材31によってギア13に向けて押圧されることにより、軸方向において、ギア13に近づく方向へ動いてもよい。第6変形例では、図8および図9に示すように、現像カートリッジ1は、弾性部材31と、突起32とを有する。
5.6.1 弾性部材31
図8および図10Bに示すように、弾性部材31は、シャフト11と中継部材15との間に位置する。詳しくは、シャフト11は、リブ41を有する。リブ41は、シャフト11の外面から突出し、ギア13の回転方向Rに延びる。なお、第6変形例では、シャフト11は、軸受12とは別の部材として構成され、軸受12に取り付けられている。軸受12は、シャフト11が取り付けられる取付部42を有する。取付部42は、軸方向に延びる筒形状を有する。シャフト11は、取付部42に挿入されることにより、軸受12に取り付けられる。また、中継部材15は、リブ43を有する。リブ43は、穴15Cの内面からシャフト11に向かって突出し、ギア13の回転方向Rに延びる。弾性部材31は、具体的には、コイルバネである。なお、弾性部材31は、軸方向に縮んだ状態から、弾性的に復元することにより、軸方向に伸びることができれば、特に限定されない。弾性部材31は、スポンジやゴムであってもよい。弾性部材31は、シャフト11の外面と、穴15Cの内面との間に位置する。また、弾性部材31は、軸方向において、リブ41とリブ43との間に位置する。弾性部材31は、軸方向に延びる。弾性部材31は、軸方向において、一端部31Aと他端部31Bとを有する。他端部31Bは、軸方向において、一端部31Aに対して間隔を隔てて位置する。他端部31Bは、軸方向において、一端部31Aに対して、ギア13の反対側に位置する。一端部31Aは、リブ43に接触する。他端部31Bは、リブ41に接触する。弾性部材31は、軸方向における長さが第1長さである第1状態(図10B参照)と、軸方向における長さが第1長さよりも長い第2長さである第2状態(図12B参照)とを有する。弾性部材31は、第2状態であるときよりも、第1状態であるときのほうが、軸方向において大きな弾性力を有する。すなわち、弾性部材31は、第2状態であるときよりも、第1状態であるときのほうが、大きな力で中継部材15を押圧する。弾性部材31は、図10Bに示すように、中継部材15が第1位置にあるときに第1状態である。すなわち、弾性部材31は、中継部材15が突起32(図10A参照)と係合した状態で、中継部材15をギア13に向けて押圧する。これにより、中継部材15は、第1位置に位置するときに、弾性部材31によって、第2位置へ向かって押圧される。また、弾性部材31は、図12Bに示すように、中継部材15が第1位置よりも軸方向においてギア13に近い第2位置にあるときに第2状態である。なお、弾性部材31は、好ましくは、中継部材15が第2位置に位置した状態で、中継部材15が第2位置から第1位置へ向かって移動しないように、中継部材15をギア13に向けて押圧する。
5.6.2 突起32
突起32は、図9および図10Aに示すように、ギアカバー16から中継部材15に向かって突出している。すなわち、突起32は、中継部材15に向かって延びる。詳しくは、突起32は、挿入穴16Aの縁に設けられる。突起32は、挿入穴16Aの径方向において、挿入穴16Aの縁から、挿入穴16Aの内側へ向かって突出する。言い換えると、突起32は、中継部材15の径方向において、挿入穴16Aの縁から、中継部材15の外面へ向かって突出する。なお、突起32は、ギアカバー16とは別の部材として構成され、ギアカバー16に取り付けられていてもよい。
突起32は、中継部材15が第1位置に位置するときに、中継部材15と係合する。詳しくは、中継部材15は、リブ44と、凹部45とを有する。リブ44は、中継部材15の外面から突出し、ギア13の回転方向Rに延びる。リブ44は、凹部45が設けられている部分において、途切れている。凹部45は、ギア13の回転方向Rにおいて、中継部材15の一部に設けられる。凹部45は、中継部材15の径方向において、リブ44の外面から穴15C(図8参照)に向かって凹む。突起32は、中継部材15が第1位置に位置するときに、軸方向において、リブ44とギア13との間に位置する。突起32は、中継部材15が第1位置に位置するときに、リブ44と接触し、中継部材15がギア13に近づく方向へ移動することを防止する。これにより、中継部材15は、ギア13が第1回転位置の場合、突起32と係合した状態で第1位置に配置される。なお、図11Aに示すように、突起32は、ギア13が第1回転位置から第2回転位置へ回転する間、リブ44と接触し続ける。これにより、中継部材15は、ギア13が第1回転位置から第2回転位置へ回転する間、第1位置に位置し続ける。
そして、図11Bに示すように、ギア13が第2回転位置に位置したときに、突起32と中継部材15との係合が解除される。詳しくは、ギア13が第2回転位置に位置すると、突起32は、軸方向において、凹部45と重なる。すると、突起32とリブ44との接触が解除され、突起32と中継部材15との係合が解除される。これにより、中継部材15は、第1位置から第2位置へ移動可能となる。すると、中継部材15は、弾性部材31(図10Bおよび図12B参照)からの押圧力により、第1位置から第2位置に移動する。これにより、図12Aおよび図12Bに示すように、中継部材15は、ギア13が第2回転位置の場合、突起32との係合が解除された状態で第2位置に配置される。中継部材15が第2位置に位置すると、中継部材15と筒部材14との係合が解除される。中継部材15が第2位置に位置した後、中継部材15は、ギア13とともに回転し、筒部材14は、停止する。なお、中継部材15が第2位置に位置した状態で、突起32は、軸方向において、リブ44と筒部材14との間に位置する。これにより、突起32は、中継部材15が第2位置に位置した後、中継部材15の回転を妨げない。
5.6.3 作用効果
第6変形例においても、上記した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
1 現像カートリッジ
3 筐体
3A 外表面
11 シャフト
13 ギア
13A 一端部
13B 他端部
14 筒部材
14A 一端部
14B 他端部
15 中継部材
15A 一端部
15B 他端部
15C 穴
19 第1凹部
21 突起
22 第2凹部
23 第1リブ
24 第2リブ
A11 第1軸

Claims (9)

  1. 現像剤を収容可能な筐体と、
    前記筐体の外表面に位置し、軸方向に延びるシャフトと、
    前記軸方向に延びる第1軸について第1回転位置から第2回転位置へ回転可能であるギアと、
    前記軸方向について回転可能な筒部材であって、前記軸方向に延び、前記筒部材と共に回転可能な突起であって、前記ギアの回転方向において、前記シャフトの周面の一部に沿って延びる突起を備える筒部材と、
    前記軸方向において前記ギアと前記筒部材との間に位置し、前記ギアが前記第1回転位置から前記第2回転位置に回転する間に、前記軸方向について移動可能な中継部材と、
    を備え、
    前記中継部材は、前記軸方向に延びる筒形状を有し、
    前記中継部材は、前記軸方向における一端部と、前記一端部と前記軸方向に離れた他端部であって、前記外表面から、前記軸方向において前記一端部よりも離れて位置する他端部とを備え、
    前記ギアは、前記軸方向における一端部と、前記一端部と前記軸方向に離れた他端部であって、前記外表面から、前記軸方向において前記一端部よりも離れて位置する他端部とを備え、
    前記中継部材は、さらに、前記中継部材の前記一端部から前記ギアに向けて延びる第1リブを備え、
    前記ギアは、さらに、前記ギアの前記他端部から、前記ギアの一端部に向けて凹む第1凹部であって、前記第1リブが係合可能な第1凹部を備え、
    前記ギアが前記第1回転位置の場合、前記第1リブが前記第1凹部に係合することにより前記ギアと前記中継部材とが係合し、且つ、前記中継部材と前記筒部材とが係合した状態で、前記筒部材は、前記中継部材と前記ギアと共に回転可能であり、
    前記ギアが前記第2回転位置の場合、前記第1リブと前記第1凹部との係合が解除されることにより、前記ギアと前記中継部材との係合が解除されることを特徴とする現像カートリッジ。
  2. 現像剤を収容可能な筐体と、
    前記筐体の外表面に位置し、軸方向に延びるシャフトと、
    前記軸方向に延びる第1軸について第1回転位置から第2回転位置へ回転可能であるギアと、
    前記軸方向について回転可能な筒部材であって、前記軸方向に延び、前記筒部材と共に回転可能な突起であって、前記ギアの回転方向において、前記シャフトの周面の一部に沿って延びる突起を備える筒部材と、
    前記軸方向において前記ギアと前記筒部材との間に位置し、前記ギアが前記第1回転位置から前記第2回転位置に回転する間に、前記軸方向について移動可能な中継部材と、
    を備え、
    前記中継部材は、前記軸方向に延びる筒形状を有し、
    前記中継部材は、前記軸方向における一端部と、前記一端部と前記軸方向に離れた他端部であって、前記外表面から、前記軸方向において前記一端部よりも離れて位置する他端部とを備え、
    前記筒部材は、前記軸方向における一端部と、前記一端部と前記軸方向に離れた他端部であって、前記外表面から、前記軸方向において前記一端部よりも離れて位置する他端部とを備え、
    前記突起は、前記筒部材の前記他端部に位置し、
    前記中継部材は、さらに、前記中継部材の前記他端部から前記筒部材に向けて延びる第2リブを備え、
    前記筒部材は、さらに、前記筒部材の前記一端部から、前記筒部材の他端部に向けて凹む第2凹部であって、前記第2リブが係合可能な第2凹部を備え、
    前記筒部材は、前記第2リブが前記第2凹部に係合された状態で、前記中継部材と共に回転可能であり、
    前記ギアが前記第1回転位置の場合、前記ギアと前記中継部材とが係合し、且つ、前記中継部材と前記筒部材とが係合した状態で、前記筒部材は、前記中継部材と前記ギアと共に回転可能であり、
    前記ギアが前記第2回転位置の場合、前記ギアと前記中継部材との係合または前記中継部材と前記筒部材との係合が解除されることを特徴とする現像カートリッジ。
  3. 現像剤を収容可能な筐体と、
    前記筐体の外表面に位置し、軸方向に延びるシャフトと、
    前記軸方向に延びる第1軸について第1回転位置から第2回転位置へ回転可能であるギアと、
    前記軸方向について回転可能な筒部材であって、前記軸方向に延び、前記筒部材と共に回転可能な突起であって、前記ギアの回転方向において、前記シャフトの周面の一部に沿って延びる突起を備える筒部材と、
    前記軸方向において前記ギアと前記筒部材との間に位置し、前記ギアが前記第1回転位置から前記第2回転位置に回転する間に、前記軸方向について移動可能な中継部材と、
    を備え、
    前記中継部材は、前記シャフトが挿入される穴を有し、
    前記シャフトの周面、または、前記穴の内面の少なくとも一方は、螺旋形状を有し、
    前記中継部材は、前記螺旋形状に沿って、前記シャフトについて回転すると共に、前記軸方向について移動可能であり、
    前記ギアが前記第1回転位置の場合、前記ギアと前記中継部材とが係合し、且つ、前記中継部材と前記筒部材とが係合した状態で、前記筒部材は、前記中継部材と前記ギアと共に回転可能であり、
    前記ギアが前記第2回転位置の場合、前記ギアと前記中継部材との係合または前記中継部材と前記筒部材との係合が解除されることを特徴とする現像カートリッジ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の現像カートリッジであって、
    前記ギアが前記第1回転位置から前記第2回転位置へ回転する間に、前記中継部材は、前記ギアから離れる方向へ動き、
    前記ギアが前記第2回転位置の場合、前記ギアと前記中継部材との係合が解除されることを特徴とする現像カートリッジ。
  5. 請求項3に記載の現像カートリッジであって、
    前記シャフトの周面、または、前記穴の内面の他方は、前記螺旋形状に沿って、前記中継部材を前記軸方向について移動させるリブを有することを特徴とする現像カートリッジ。
  6. 現像剤を収容可能な筐体と、
    前記筐体の外表面に位置し、軸方向に延びるシャフトと、
    前記軸方向に延びる第1軸について第1回転位置から第2回転位置へ回転可能であるギアと、
    前記軸方向について回転可能な筒部材であって、前記軸方向に延び、前記筒部材と共に回転可能な突起であって、前記ギアの回転方向において、前記シャフトの周面の一部に沿って延びる突起を備える筒部材と、
    前記軸方向において前記ギアと前記筒部材との間に位置し、前記ギアが前記第1回転位置から前記第2回転位置に回転する間に、前記軸方向について移動可能な中継部材と、
    を備え、
    前記ギアが前記第1回転位置の場合、前記ギアと前記中継部材とが係合し、且つ、前記中継部材と前記筒部材とが係合した状態で、前記筒部材は、前記中継部材と前記ギアと共に回転可能であり、
    前記ギアが前記第1回転位置から前記第2回転位置へ回転する間に、前記中継部材は、前記ギアに近づく方向へ動き、
    前記ギアが前記第2回転位置の場合、前記中継部材と前記筒部材との係合が解除されることを特徴とする現像カートリッジ。
  7. 請求項6に記載の現像カートリッジであって、
    前記中継部材に向かって延びる突起と、
    前記シャフトと前記中継部材との間に位置する弾性部材であって、前記中継部材が前記突起と係合した状態で前記中継部材を前記ギアに向けて押圧する弾性部材であって、前記軸方向における長さが第1長さである第1状態と、前記軸方向における長さが前記第1長さよりも長い第2長さである第2状態とを有する弾性部材であって、前記中継部材が第1位置にあるときに前記第1状態であり、前記中継部材が前記第1位置よりも前記軸方向において前記ギアに近い第2位置にあるときに前記第2状態である弾性部材とを有し、
    前記中継部材は、
    前記ギアが前記第1回転位置の場合、前記突起と係合した状態で前記第1位置に配置され、
    前記ギアが前記第2回転位置の場合、前記突起との係合が解除された状態で前記第2位置に配置されることを特徴とする現像カートリッジ。
  8. 請求項7に記載の現像カートリッジであって、
    前記ギアを覆うギアカバーを有し、
    前記突起は、前記ギアカバーから前記中継部材に向かって突出していることを特徴とする現像カートリッジ。
  9. 請求項7または請求項8に記載の現像カートリッジであって、
    前記弾性部材は、コイルバネであることを特徴とする現像カートリッジ。
JP2016254812A 2016-09-30 2016-12-28 現像カートリッジ Active JP6822139B2 (ja)

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