JP6819535B2 - 画像形成装置、画像形成方法及びデータ消去プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法及びデータ消去プログラム Download PDF

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本発明は、画像形成装置及び画像形成方法におけるデータ消去に関する。
多機能プリンタや複合機(Multifunction Peripheral:MFP)といった画像形成装置には、画像データやユーザー情報を格納する記憶部を備えるものがある。画像データやユーザー情報は機密データを含むので、たとえば画像形成装置を古い機種から新しい機種に交換する際には、古い機種の記憶領域に格納されているデータの消去が行われる。このような状況において、ユーザーからデータの消去が確実に行われたことを証明することが求められていた。このような観点から、特許文献1は、データに対して施した無効化処理の履歴を記憶し、データを無効化した旨の情報の提示及び証明を可能とする技術を提案している。この技術では、証明書の発行は、データを消去した日時、データを消去したことを証明する旨の文面、複合機の名称及び製造番号、並びに予め定められたマークを用紙上に印刷することによって行なわれる。特許文献2は、削除実行後のデータ領域が工場出荷時と同等の状態になっていることを、ユーザーに視覚的にわかりやすく提示する技術を提案している。
特開2005−311719号公報 特開2012−155488号公報
しかし、上述の技術は、いずれも記憶領域の全てのデータを消去することができないという本質的な問題を有している。すなわち、特許文献1は、データの消去後において無効化処理の履歴を記憶する領域を消去せずに確保する必要があり、特許文献2は、工場出荷時の状態をデータ消去の対象から外す必要がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、不揮発性の記憶領域の全ての領域のデータを消去しつつデータ消去の証明を可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、画像形成媒体上に画像を形成する画像形成部と、前記画像の形成のために使用されるデータを記憶する不揮発性の記憶部と、第1のデータで第1の上書き処理を実行し、前記第1のデータと相違する第2のデータで第1の残存セクタを残して第2の上書き処理を実行し、前記第1のデータ及び前記第2のデータのいずれとも相違する第3のデータで前記第1の残存セクタに隣接する少なくとも1つのセクタである第2の残存セクタを残して第3の上書き処理を実行するデータ消去部と、前記第1の残存セクタと、前記第2の残存セクタと、前記第3の上書き処理が実行されたセクタであって、前記第2の残存セクタに隣接する少なくとも1つのセクタである第3の残存セクタとから読み出したデータを使用して前記記憶部のデータ消去が完了した旨を証明する画像を出力するデータ消去証明部とを備える。
本発明の画像形成方法は、画像形成媒体上に画像を形成する画像形成工程と、前記画像の形成のために使用されるデータを不揮発性の記憶部に記憶する記憶工程と、第1のデータで第1の上書き処理を実行し、前記第1のデータと相違する第2のデータで第1の残存セクタを残して第2の上書き処理を実行し、前記第1のデータ及び前記第2のデータのいずれとも相違する第3のデータで前記第1の残存セクタに隣接する少なくとも1つのセクタである第2の残存セクタを残して第3の上書き処理を実行するデータ消去工程と、前記第1の残存セクタと、前記第2の残存セクタと、前記第3の上書き処理が実行されたセクタであって、前記第2の残存セクタに隣接する少なくとも1つのセクタである第3の残存セクタとから読み出したデータを使用して前記記憶部のデータ消去が完了した旨を証明する画像を生成するデータ消去証明工程とを備える。
本発明のデータ消去プログラムは、画像形成媒体上に画像を形成する画像形成部、前記画像の形成のために使用されるデータを記憶する不揮発性の記憶部、第1のデータで第1の上書き処理を実行し、前記第1のデータと相違する第2のデータで第1の残存セクタを残して第2の上書き処理を実行し、前記第1のデータ及び前記第2のデータのいずれとも相違する第3のデータで前記第1の残存セクタに隣接する少なくとも1つのセクタである第2の残存セクタを残して第3の上書き処理を実行するデータ消去部、及び前記第1の残存セクタと、前記第2の残存セクタと、前記第3の上書き処理が実行されたセクタであって、前記第2の残存セクタに隣接する少なくとも1つのセクタである第3の残存セクタとから読み出したデータを使用して前記記憶部のデータ消去が完了した旨を証明する画像を出力するデータ消去証明部として画像形成装置を機能させる。
本発明によれば、不揮発性の記憶領域の全ての領域のデータを消去しつつデータ消去の証明を可能とする技術を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の機能構成を示すブロックダイアグラムである。 一実施形態に係るデータ消去処理の内容を示すフローチャートである。 一実施形態に係るデータ上書き処理の内容を示すフローチャートである。 一実施形態に係るデータ上書き処理の内容を示す説明図である。 一実施形態に係るデータ消去証明書を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の機能構成を示すブロックダイアグラムである。画像形成装置100は、制御部110と、画像形成部120と、操作表示部130と、記憶部140と、外部インターフェース部(外部I/F部とも呼ばれる。)150とを備えている。外部I/F部150は、通信インターフェース機能を有するとともに、外部記憶装置(たとえばUSBメモリ(図示略))にも接続可能である。
制御部110は、データ消去部111と、データ消去証明部112とを備えている。データ消去部111及びデータ消去証明部112の機能については後述する。制御部10は、RAMやROM等の主記憶手段、及びMPU(Micro Processing Unit)やCPU(Central Processing Unit)等の制御手段を備えている。また、制御部10は、各種I/O、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、バス、その他ハードウェア等のインターフェースに関連するコントローラ機能を備え、画像形成装置100全体を制御する。
画像形成部120は、画像読取部121と、画像処理部122と、画像出力部123とを備えている。画像読取部121は、原稿から画像を読み取ってスキャンデータを生成する。画像処理部122は、印刷設定に従ってスキャンデータを処理して印刷データを生成する。画像出力部123は、印刷データに基づいて印刷媒体(画像形成媒体とも呼ばれる。)上に画像を形成する。
操作表示部130は、ディスプレイ131と、操作処理部138とを備えている。ディスプレイ131は、タッチパネルとして機能し、様々なメニューを入力画面として表示する。操作処理部138は、タッチパネルとして機能するディスプレイ131や各種ボタンやスイッチ(図示せず)からユーザーの操作入力を受け付ける。
記憶部140は、非一時的な記録媒体であるハードディスクドライブやフラッシュメモリー等からなる記憶装置で、制御部110が実行する処理の制御プログラムやデータを記憶する。記憶部140は、ロジカルブロックアドレッシング(Logical Block Addressing:LBA)でデータ位置が管理されている。LBAは、第1セクタから最終セクタの全セクタに割り当てられた一意の通し番号である。
データ位置の管理は、必ずしもロジカルブロックアドレッシングの使用に限定されるものではない。ただし、記憶部140は、始端のセクタと終端のセクタとの間で連続しているアドレスで管理される複数のセクタを有する不揮発性の記憶部であることが好ましい。
記憶部140は、さらに、アドレス帳141と、ボックス用記憶領域142と、ユーザー情報記憶領域143とを備えている。本実施形態では、ユーザー情報記憶領域143には、各ユーザーの認証用ユーザー情報(ユーザー名とパスワード)が記録されている。ボックス用記憶領域142には、各ユーザーが利用可能な記憶領域が割り当てられている。ユーザー情報記憶領域143には、各ユーザーの認証用パスワードその他の個人情報が記憶され、アドレス帳141に記録されているユーザー記録と紐付けられている。このように、記憶部140には、複写時の画像データやボックス用記憶領域142の画像データ、ユーザー情報といった機密情報を含むデータが画像の形成のために使用されるデータとして記憶されていることが通例である。
図2は、一実施形態に係るデータ消去処理の内容を示すフローチャートである。ステップS100では、ユーザーは、データ消去モードで再起動を実行する。データ消去モードは、予め設定されている手順でシステム管理者等によって起動される。データ消去モードは、ROM起動モードとも呼ばれ、記憶部140を使用することなく、ワークエリアとしてのRAMを使用して、読み出し専用の記憶部であるROM113に格納されている制御プログラムで作動するモードである。
ステップS200では、データ消去部111は、データ上書き処理を実行する。データ上書き処理では、データ消去部111は、0値、1値及びランダム値で順に上書きすることによってデータを完全に消去する。
図3は、一実施形態に係るデータ上書き処理の内容を示すフローチャートである。ステップS210では、データ消去部111は、LBAの最大値Xmaxを取得する。最大値Xmaxは、LBAの最大値、すなわち最終セクタを特定する番地(番号)である。この例では、最大値Xmaxは、説明の便宜上10000番地とする。LBAの最大値Xmaxは、たとえばREAD MAX NATIVE ADDRESSコマンドを使用することによって取得可能である。最終セクタは、データ上書き処理の始端のセクタとしてもよいし、データ上書き処理の終端のセクタとしてもよい。
図4は、一実施形態に係るデータ上書き処理の内容を示す説明図である。図4(a)は、オール0、すなわち全てのデータを0値として上書き処理が実行された記憶部140を示している。ステップS220では、データ消去部111は、第1セクタ(1番地)から最終セクタ(10000番地)まで全てのセクタのビットに0値を上書きする(第1の上書き処理)。すなわち、データ消去部111は、始端のセクタから終端のセクタの方向に連続しているアドレスの順に複数のセクタに上書き処理を実行するデータ消去作動モードで作動する。
記憶部140は、相違する2つの物理的状態(磁気的状態)を利用し、各ビットに0値又は1値を記憶する。データ消去部111は、2つの物理的状態に対応する固定値であるデータ0及びデータ1(16進数表記でF)を使用して上書き処理することによって効果的なデータ消去を実現している。データ0は、第1のデータとも呼ばれる。データ1は、第2のデータとも呼ばれる。
ステップS230では、データ消去部111は、第1セクタから最終セクタよりも1つ前の番地(Xmax−1)のセクタ(9999番地)まで全てのセクタのビットに1値を上書きする(第2の上書き処理)。図4(b)は、オール1として上書き処理が実行された記憶部140を示している。図4(b)には、16進数の「F」として表記されている。これにより、最終セクタ(10000番地)には、データ0での上書き処理(ステップS220)の履歴が残される。最終セクタ(10000番地)は、第1の残存セクタとも呼ばれる。
ステップS240では、データ消去部111は、第1セクタから最終セクタよりも2つ前の番地(Xmax−2)のセクタ(9998番地)まで全てのセクタのビットにランダム値を上書きする(第3の上書き処理)。図4(c)は、ランダム値として上書き処理が実行された記憶部140を16進数で示している。ランダム値は、第3のデータとも呼ばれる。
これにより、記憶部140には、10000番地のセクタのデータ0での上書き処理(ステップS220)に加えて、10000番地に隣接する9999番地のセクタ(第2の残存セクタとも呼ばれる。)のデータ1での上書き処理(ステップS230)の履歴が残される。さらに、記憶部140の第1セクタから最終セクタよりも2つ前の番地(Xmax−2)の9998番地のセクタ(第3の残存セクタとも呼ばれる。)まで全てのセクタのビットにランダム値が上書き処理された履歴が残される。制御部110は、ランダム値で上書き処理の完了に応じて処理をステップS300に進める。
なお、制御部110は、画像形成装置100の実運用において、記憶部140の9998番地から10000番地のセクタを不使用領域としてアドレスを管理することが好ましい。具体的には、制御部110は、たとえばフォーマット直後に記憶部140の9998番地から10000番地のセクタに予め設定されているデータ(たとえばランダム値)を書き込むことによって不使用領域とすることができる。また、第1乃至第3の残存セクタは、必ずしも1つのセクタである必要はなく、複数であってもよい。すなわち、第1乃至第3の残存セクタは、それぞれ少なくとも1つのセクタであればよい。
ステップS300では、制御部110は、通常の再起動処理を実行する。制御部110は、通常の再起動を開始し、記憶部140のデータ読み込みを開始する。制御部110は、消去完了パターンの検知に応じて処理をステップS500に進め、消去完了パターンの非検知に応じて通常の再起動を継続する(ステップS400)。消去完了パターンは、上書き処理によるデータ消去が完了したことを示すパターンであり、たとえば9999番地のセクタのデータ(全て「F」)及び10000番地のセクタのデータ(全て「0」)としてもよい。
ステップS500では、データ消去証明部112は、ROM起動モードでの起動を開始する。ROM113には、ROM起動モードで作動するための制御プログラムとともに記憶部140の仕様や制御方法に関するデータも記憶されている。
ステップS600では、データ消去証明部112は、操作表示部130のディスプレイ131にデータ消去証明が必要か否かをシステム管理者等に問い合わせる画面(図示略)を表示させる。システム管理者等が操作処理部138を介してデータ消去証明が不要である旨を入力した場合には、処理が終了され、データ消去証明が必要である旨が入力された場合には、処理がステップS700に進められる。
図5は、一実施形態に係るデータ消去証明書Pを示す説明図である。データ消去証明書Pは、画像形成装置100の書き込み可能な不揮発性の記憶装置の全て(この例では、記憶部140)からオフィスで書き込まれたデータが消去された旨を示している。
ステップS700では、データ消去証明部112は、記憶部140の9998番地から10000番地までのセクタからデータを読み込む。9998番地から10000番地までのセクタのデータは、データ消去証明書Pの生成に利用される。10000番地のセクタのデータ(0値)は、1回目の上書き処理の内容を示している。9999番地のセクタのデータ(10値)は、2回目の上書き処理の内容を示している。9998番地のセクタのデータ(ランダム値)は、3回目の上書き処理の内容を示している。
ステップS800では、データ消去証明部112は、データ消去証明書Pの画像を生成し、その画像を操作表示部130のディスプレイ131に印刷アイコン(図示略)とともに表示(画像の出力の一態様)する。データ消去証明部112は、印刷アイコン(図示略)へのタッチに応じてデータ消去証明書Pの印刷出力(画像の出力の一態様)を実行することもできる。
データ消去証明書Pは、さらに、印刷日時や記憶部140の仕様をテキスト領域T1に表示し、再利用のための手順をテキスト領域T2に表示している。制御部110は、再利用のための予め設定されている手順を実行するまでは、画像形成装置100の利用を制限し、記憶部140を使用しない作動モードとすることができる。これにより、システム管理者等以外のユーザーが不用意に画像形成装置100を使用し、データ消去後に記憶部140に不用意に機密データを書き込んでしまうという問題を抑制することができる。
なお、記憶部140の仕様は、ROM113から読み出されたデータである。印刷日時は、たとえば画像形成装置100のクロックからの日時情報を使用し、消去完了パターンが確認された日時を示すことになる。
このように、一実施形態に係る画像形成装置100によれば、履歴情報や状況情報などを保存するための不揮発領域が不要なので、他の不揮発性メモリを使用することなく、記憶部140の全ての領域のデータを消去しつつ、記憶部140を使用してデータ消去の証明を可能とすることができる。これにより、画像形成装置100は、不揮発性メモリの全領域をデータ消去対象としつつデータ消去の証明を実現することができる。
本発明は、上記各実施形態だけでなく、以下のような変形例でも実施することができる。
C.変形例
変形例1:上記実施形態では、データ消去用の制御プログラム(データ消去プログラムとも呼ばれる。)が画像形成装置100の内部に備えられているROMに記憶されているが、必ずしも画像形成装置100の内部に備えられている必要はない。具体的には、たとえばUSBメモリ(図示略)に制御プログラムを記憶して外部I/F部150に装着して起動することによって、画像形成装置100をデータ消去用の作動モードで作動させるようにしてもよい。
変形例2:上記実施形態では、第1乃至第3の残存セクタには、データ上書き処理で使用されたデータが履歴として残されているが、必ずしもデータ上書き処理で使用されたデータである必要はない。具体的には、たとえばデータ上書き処理で使用されたデータと関連する関連データでもよい。関連データには、たとえばデータ上書き処理で使用されたデータのハッシュ値やAND値やOR値でもよい。
変形例3:上記実施形態では、上書き回数は3回であり、上書きデータはデータ0,データ1及びランダム値の順序であるが、上書き回数及び上書きデータの順序・内容は、これに限定されない。
100 画像形成装置
110 CPU
111 データ消去部
112 データ消去証明部
120 画像形成部
121 画像読取部
122 画像処理部
123 画像出力部
130 操作表示部
131 ディスプレイ
140 記憶部
141 アドレス帳
142 ボックス用記憶領域
143 ユーザー情報記憶領域
150 外部I/F部

Claims (8)

  1. 画像形成媒体上に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像の形成のために使用されるデータを記憶する不揮発性の記憶部と、
    第1のデータで第1の上書き処理を実行し、前記第1のデータと相違する第2のデータで第1の残存セクタを残して第2の上書き処理を実行し、前記第1のデータ及び前記第2のデータのいずれとも相違する第3のデータで前記第1の残存セクタに隣接する少なくとも1つのセクタである第2の残存セクタを残して第3の上書き処理を実行するデータ消去部と、
    前記第1の残存セクタと、前記第2の残存セクタと、前記第3の上書き処理が実行されたセクタであって、前記第2の残存セクタに隣接する少なくとも1つのセクタである第3の残存セクタとから読み出したデータを使用して前記記憶部のデータ消去が完了した旨を証明する画像を出力するデータ消去証明部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置であって、
    前記記憶部は、始端のセクタと終端のセクタとの間で連続しているアドレスで管理される複数のセクタを有し、
    前記データ消去部は、前記始端のセクタから前記終端のセクタの方向に前記連続しているアドレスの順に前記複数のセクタに上書き処理を実行するデータ消去作動モードで、前記第1の上書き処理、前記第2の上書き処理及び前記第3の上書き処理を実行する画像形成装置。
  3. 請求項2記載の画像形成装置であって、
    前記データ消去部は、前記始端のセクタから前記終端のセクタまで前記第1の上書き処理を実行し、前記始端のセクタから前記終端のセクタの方向に前記終端のセクタを含む少なくとも1つのセクタである前記第1の残存セクタを残して前記第2の上書き処理を実行し、前記始端のセクタから前記終端のセクタの方向に前記第1の残存セクタに隣接する少なくとも1つのセクタである前記第2の残存セクタを残して前記第3の上書き処理を実行する画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3項のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記記憶部は、相違する2つの物理的状態でデータを記憶し、
    前記第1のデータ、前記第2のデータ及び前記第3のデータのうちの2つのデータは、それぞれ前記2つの物理的状態に対応する固定値である画像形成装置。
  5. 請求項1乃至4項のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、さらに、
    前記画像形成装置を前記画像形成部、前記記憶部、前記データ消去部及び前記データ消去証明部として機能させるためのデータ消去プログラムを記憶する読み出し専用の記憶部を備える画像形成装置。
  6. 請求項1乃至4項のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、さらに、
    前記画像形成装置を前記画像形成部、前記記憶部、前記データ消去部及び前記データ消去証明部として機能させるためのデータ消去プログラムを読み出す外部インターフェース部と、
    前記読み出されたデータ消去プログラムを実行することによって、前記画像形成装置を前記画像形成部、前記記憶部、前記データ消去部及び前記データ消去証明部として機能させる制御部と、
    を備える画像形成装置。
  7. 画像形成媒体上に画像を形成する画像形成工程と、
    前記画像の形成のために使用されるデータを不揮発性の記憶部に記憶する記憶工程と、
    第1のデータで第1の上書き処理を実行し、前記第1のデータと相違する第2のデータで第1の残存セクタを残して第2の上書き処理を実行し、前記第1のデータ及び前記第2のデータのいずれとも相違する第3のデータで前記第1の残存セクタに隣接する少なくとも1つのセクタである第2の残存セクタを残して第3の上書き処理を実行するデータ消去工程と、
    前記第1の残存セクタと、前記第2の残存セクタと、前記第3の上書き処理が実行されたセクタであって、前記第2の残存セクタに隣接する少なくとも1つのセクタである第3の残存セクタとから読み出したデータを使用して前記記憶部のデータ消去が完了した旨を証明する画像を出力するデータ消去証明工程と、
    を備える画像形成方法。
  8. 画像形成媒体上に画像を形成する画像形成部、
    前記画像の形成のために使用されるデータを記憶する不揮発性の記憶部、
    第1のデータで第1の上書き処理を実行し、前記第1のデータと相違する第2のデータで第1の残存セクタを残して第2の上書き処理を実行し、前記第1のデータ及び前記第2のデータのいずれとも相違する第3のデータで前記第1の残存セクタに隣接する少なくとも1つのセクタである第2の残存セクタを残して第3の上書き処理を実行するデータ消去部、及び
    前記第1の残存セクタと、前記第2の残存セクタと、前記第3の上書き処理が実行されたセクタであって、前記第2の残存セクタに隣接する少なくとも1つのセクタである第3の残存セクタとから読み出したデータを使用して前記記憶部のデータ消去が完了した旨を証明する画像を出力するデータ消去証明部として画像形成装置を機能させるデータ消去プログラム。

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