JP6819482B2 - マイクロチャンネル熱交換器 - Google Patents

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Description

本発明は、微細加工技術により形成されたマイクロチャンネルを有するマイクロチャンネル熱交換器に関する。
従来から、化学エッチング等の微細加工技術により、微細な溝の流路(マイクロチャンネル)を複数形成し、このマイクロチャンネルに流体を流して熱交換を行うマイクロチャンネル熱交換器が知られている(例えば、特許文献1−4参照)。マイクロチャンネル熱交換器は、単位体積あたりの交換熱量が極めて大きく、熱交換器を含む各種システムの小型化や高性能化に寄与するものとして注目されている。
特許第5185975号公報 特許第5749786号公報 特許第4581964号公報 特許第4950160号公報
図14は、マイクロチャンネル熱交換器のマイクロチャンネル間における熱移動状態を示すための説明図である。マイクロチャンネル熱交換器では、通常スケールの流路(例えば幅がミリオーダーの流路)を有する熱交換器と比較したときに、流路の狭隘化に伴い、高温側流路(加熱流体のマイクロチャンネルP2)と低温側流路(被加熱流体のマイクロチャンネルP1)とを仕切る隔壁Wの厚さが、微細な流路P1,P2のサイズに対して相対的に厚くなる。その結果、従来のマイクロチャンネル熱交換器では、図14(a)、(b)に示した隔壁wの内部における流体の流れ方向に沿う熱伝導(以下、軸方向熱伝導とも称する)の影響が大きくなる。
軸方向熱伝導の影響が大きくなると、流路P1から入ってきた熱が隔壁Wにおいて流体の流れ方向に沿って移動し、流体の流れ方向と直交する方向の熱移動(隔壁Wから流体への熱移動)がその分小さくなる。したがって、従来のマイクロチャンネル熱交換器では、軸方向熱伝導によって流体の流れ方向における隔壁Wの内部の温度変化が小さくなり、熱交換器の温度効率が低下する点で改善の余地があった。
以上より、本発明は、隔壁の内部における流体の流れ方向に沿う熱伝導の影響を抑制できるマイクロチャンネル熱交換器を提供することを目的とする。
本発明の一例のマイクロチャンネル熱交換器は、マイクロチャンネルを有する複数の熱交換器本体と、複数の熱交換器本体のマイクロチャンネルを空間部にて接続する中間ヘッダと、を備える。
イクロチャンネルの延長方向と直交する方向における熱交換器本体のマイクロチャネル以外の部分の断面積に対して、延長方向と直交する方向における中間ヘッダの空間部以外の部分の断面積は小さい。
上記のマイクロチャンネル熱交換器において、中間ヘッダは、熱交換器本体よりも熱伝導率が低い材料で形成されてもよい。
上記のマイクロチャンネル熱交換器において、熱交換器本体は、被加熱流体が流れる複数の第1マイクロチャンネルが形成された層と、加熱流体が流れる複数の第2マイクロチャンネルが形成された層とを積層して形成されていてもよい。中間ヘッダは、複数の第1マイクロチャンネルを流れる被加熱流体を合流させる第1の空間部または複数の第2マイクロチャンネルを流れる加熱流体を合流させる第2の空間部の少なくとも一方を有していてもよい。
上記のマイクロチャンネル熱交換器において、熱交換器本体における第1マイクロチャンネルおよび第2マイクロチャンネルの延長方向は平行であってもよい。また、中間ヘッダは、複数の熱交換器本体の間に配置されてもよく、中間ヘッダには、第1の空間部と第2の空間部とが積層されてもよい。
上記のマイクロチャンネル熱交換器において、熱交換器本体における第1マイクロチャンネルおよび第2マイクロチャンネルの延長方向が交差していてもよい。また、マイクロチャンネル熱交換器は、第1中間ヘッダと第2中間ヘッダを含んでいてもよい。第1中間ヘッダは、複数の熱交換器本体の間に配置され、第1の空間部または第2の空間部のいずれか一方を有する。第2中間ヘッダは、第1の空間部または第2の空間部のいずれか他方を有し、第1中間ヘッダを迂回して加熱流体または被加熱流体を異なる熱交換器本体へ供給する。
本発明の一例のマイクロチャンネル熱交換器では、複数の熱交換器本体のマイクロチャンネルを接続する中間ヘッダを設け、流路の途中にマイクロチャンネルの延長方向と直交する方向における隔壁の断面積が熱交換器本体よりも小さくなる領域を設定している。これにより、本発明の一例のマイクロチャンネル熱交換器によれば、中間ヘッダがない場合と比べて軸方向熱伝導の影響を小さくすることができ、隔壁の内部における流体の流れ方向に沿う熱伝導の影響を抑制できる。
第1実施形態のマイクロチャンネル熱交換器の平面図である。 第1実施形態のマイクロチャンネル熱交換器の分解斜視図である。 (a):第1実施形態における熱交換器本体の構成例を示す正面図、(b):図3(a)の側面図である。 第1実施形態における中間ヘッダの構成例を示す図である。 (a):第1実施形態における熱交換器本体と中間ヘッダとの接続を示す断面図、(b):第1マイクロチャンネルおよび第2マイクロチャンネルと中間ヘッダとの接続を示す断面図である。 第1ヘッダブロックの構成例を示す図である。 第2実施形態のマイクロチャンネル熱交換器の平面図である。 第2実施形態のマイクロチャンネル熱交換器の分解斜視図である。 (a):第2実施形態における熱交換器本体の構成例を示す正面図、(b):図9(a)の側面図である。 第2実施形態における第1中間ヘッダの構成例を示す図である。 第2実施形態における熱交換器本体と第1中間ヘッダとの接続を示す平面視断面図である。 第2実施形態における第2中間ヘッダの構成例を示す図である。 第2実施形態における熱交換器本体と第2中間ヘッダとの接続を示す平面視断面図である。 (a):流体の流れ方向と直交するマイクロチャンネルの断面の例を示す図、(b):流体の流れ方向に沿ったマイクロチャンネルの断面の例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
〔第1実施形態〕
第1実施形態のマイクロチャンネル熱交換器100は、図1および図2に示すように、2つの熱交換器本体10(10A,10B)と、中間ヘッダ20と、第1ヘッダブロック30と、第2ヘッダブロック40とを有している。これらは、第1ヘッダブロック30、熱交換器本体10A、中間ヘッダ20、熱交換器本体10B、第2ヘッダブロック40の順に流路が接続されている。
第1ヘッダブロック30は、被加熱流体F1が流入する入口部31と、加熱流体F2が流入する入口部32とを有している。また、第2ヘッダブロック40は、被加熱流体F1が排出される出口部41と、加熱流体F2が排出される出口部42とを有している。被加熱流体F1は、第1ヘッダブロック30の入口部31から第2ヘッダブロック40の出口部41に向けて流れ、加熱流体F2は、第1ヘッダブロック30の入口部32から第2ヘッダブロック40の出口部42に向けて流れるようになっている。なお、被加熱流体F1および加熱流体F2には、それぞれ公知の冷媒を使用することができる。
なお、第1実施形態において、2つの熱交換器本体10A,10Bの構成は共通するので、両者を区別する必要がないときには熱交換器本体10として説明する。
図2、図3に示すように、熱交換器本体10は、複数の微細な溝の流路であるマイクロチャンネル12が加工された伝熱プレート11を複数積層して構成されている。第1実施形態においては、複数の伝熱プレート11は、全て同じ形状、寸法を有している。各々の伝熱プレート11では、複数のマイクロチャンネル12がそれぞれ平行に形成されている。そして、上下(図中Z方向)に隣接する伝熱プレート11の間では、マイクロチャンネル12の延長方向が上下間で平行に揃うように伝熱プレート11が重ねられている。伝熱プレート11はそれぞれ拡散接合で一体化されている。
熱交換器本体10は、例えば、ステンレス鋼、アルミニウムおよびアルミニウム合金、ニッケルおよびニッケル合金、銅および銅合金、チタンおよびチタン合金などから適宜選択される金属材料から構成される。
ここで、熱交換器本体10のマイクロチャンネル12は、化学エッチング等の微細加工技術によって形成されている。マイクロチャンネル12の流路のサイズは、一例として直径1mm径未満の大きさに設定される。しかし、マイクロチャンネル12の流路のサイズは、上記の例に限定されることなく、例えば表面張力の影響が現れる直径数ミリ径以下の大きさのように、一般的にマイクロチャンネルの範疇に含まれるサイズに設定されていてもよい。
また、第1実施形態において、上から奇数番目の伝熱プレート11に形成された複数のマイクロチャンネル12は、被加熱流体F1が流れるマイクロチャンネル(以下、第1マイクロチャンネル12Aとも称する)である。また、第1実施形態において、上から偶数番目の伝熱プレート11に形成された複数のマイクロチャンネル12は、加熱流体F2が流れるマイクロチャンネル(以下、第2マイクロチャンネル12Bとも称する)である。このように、熱交換器本体10では、被加熱流体F1が流れる複数の第1マイクロチャンネル12Aの層と、加熱流体F2が流れる複数の第2マイクロチャンネル12Bの層とが上下方向に交互に積層されている。
図3(a)に示すように、同じ伝熱プレート11に形成される複数の第1マイクロチャンネル12Aの延長方向は平行であり、同じ伝熱プレート11に形成される複数の第2マイクロチャンネル12Bの延長方向は平行である。また、図3(b)に示すように、熱交換器本体10における第1マイクロチャンネル12Aおよび第2マイクロチャンネル12Bの延長方向は平行である。なお、第1実施形態において、熱交換器本体10の第1マイクロチャンネル12Aおよび第2マイクロチャンネル12Bは、上下のマイクロチャンネルの位置が幅方向に半ピッチずつずれた千鳥状に配置されていてもよい。
図1、図2に示すように、中間ヘッダ20は、第1実施形態において上流側となる熱交換器本体10Aと、第1実施形態において下流側となる熱交換器本体10Bの間に配置される。中間ヘッダ20は、熱交換器本体10Aと熱交換器本体10Bとの第1マイクロチャンネル12Aを接続し、熱交換器本体10Aと熱交換器本体10Bとの第2マイクロチャンネル12Bを接続する。
図4に示すように、中間ヘッダ20の内部は、それぞれ左右方向(図中Y方向)に延長する複数の仕切板21により棚状に分割されている。これにより、中間ヘッダ20の内部には、マイクロチャンネルの延長方向(図中X方向)に吹き抜けた複数の空間部22が、上下方向(図中Z方向)に複数積層するように形成される。これらの空間部22は、熱交換器本体10A,10Bの各層に対応して設けられている。
図5(a)に示すように、空間部22は、2つの熱交換器本体10A,10Bのマイクロチャンネル12とそれぞれ接続される。図5(a)に示す構成は、熱交換器本体10A,10Bの各層でいずれも同様である。
なお、各々の空間部22では、マイクロチャンネル12の隔壁がない。また、図5(b)に示すように、各々の空間部22の仕切板21の厚さは、第1マイクロチャンネル12Aおよび第2マイクロチャンネル12B間の隔壁厚さ(マイクロチャンネル間で隔壁の最も薄い部分の厚さ)よりも薄くなっている。そのため、中間ヘッダ20の各々の空間部22は、熱交換器本体10A,10Bと比べるとマイクロチャンネル12の延長方向と直交する方向における隔壁断面積が小さな領域となる。
以下、熱交換器本体10A,10Bの第1マイクロチャンネル12Aと接続される中間ヘッダ20の空間部22を第1の空間部22Aとも称する。また、熱交換器本体10A,10Bの第2マイクロチャンネル12Bと接続される中間ヘッダ20の空間部22を第2の空間部22Bとも称する。
図4に示すように、中間ヘッダ20の内部において、上から奇数番目に第1の空間部22Aがそれぞれ配置され、上から偶数番目に第2の空間部22Bがそれぞれ配置される。第1の空間部22Aでは、熱交換器本体10Aの複数の第1マイクロチャンネル12Aを流れる被加熱流体F1が合流し、合流した被加熱流体F1は熱交換器本体10Bの複数の第1マイクロチャンネル12Aに分岐する。同様に、第2の空間部22Bでは、熱交換器本体10Aの複数の第2マイクロチャンネル12Bを流れる加熱流体F2が合流し、合流した加熱流体F2は熱交換器本体10Bの複数の第2マイクロチャンネル12Bに分岐する。なお、第1の空間部22Aおよび第2の空間部22Bは仕切板21で上下に仕切られているため、中間ヘッダ20で被加熱流体F1と加熱流体F2とが合流することはない。
また、中間ヘッダ20は、例えば、ステンレス鋼、アルミニウムおよびアルミニウム合金、ニッケルおよびニッケル合金、銅および銅合金、チタンおよびチタン合金などから適宜選択される金属材料から構成される。しかし、後述するように、軸方向熱伝導の影響を抑制する観点からは、中間ヘッダ20は、熱交換器本体よりも熱伝導率が低い材料で形成されることが好ましい。一例として、熱交換器本体10の材料がアルミニウムまたはアルミニウム合金から形成される場合、中間ヘッダ20をステンレス鋼で形成してもよい。なお、熱交換器本体10および中間ヘッダ20の材料の組み合わせは、上記の例に限定されず適宜変更が可能である。
第1ヘッダブロック30は、熱交換器本体10Aにおいて中間ヘッダ20の取付面と対向する面(熱交換器本体10Aの上流側の面)に接続される。第1ヘッダブロック30は、入口部31から流入する被加熱流体F1を熱交換器本体10Aの第1マイクロチャンネル12Aにそれぞれ供給し、入口部32から流入する加熱流体F2を熱交換器本体10Aの第2マイクロチャンネル12Bにそれぞれ供給する。
図6に示すように、第1ヘッダブロック30は、矩形の空間部33が上下方向(図中Z方向)に複数積層するように形成される。第1ヘッダブロック30の空間部33は、熱交換器本体10の各層に対応して設けられており、各々の空間部33は、熱交換器本体10の各層のマイクロチャンネル12と接続される。なお、図6は、熱交換器本体10Aを取り付ける方向から第1ヘッダブロック30をみた状態を示している。
図6の上から奇数番目の空間部33には入口部31の配管がそれぞれ接続され、これらの空間部33には被加熱流体F1が流入するようになっている。これにより、第1ヘッダブロック30は、熱交換器本体10Aの奇数番目の層にある第1マイクロチャンネル12Aに被加熱流体F1を供給できる。また、図6の上から偶数番目の空間部33には入口部32の配管がそれぞれ接続され、これらの空間部33には加熱流体F2が流入するようになっている。これにより、第1ヘッダブロック30は、熱交換器本体10Aの偶数番目の層にある第2マイクロチャンネル12Bに加熱流体F2を供給できる。
第2ヘッダブロック40は、熱交換器本体10Bにおいて中間ヘッダ20の取付面と対向する面(熱交換器本体10Bの下流側の面)に接続される。第2ヘッダブロック40は、熱交換器本体10Bの第1マイクロチャンネル12Aからの被加熱流体F1を合流させて出口部41から排出し、熱交換器本体10Bの第2マイクロチャンネル12Bからの加熱流体F2を合流させて出口部42から排出する。なお、第2ヘッダブロック40の構成は、入口部31が出口部41になり、入口部32が出口部42になることを除いて、図6に示した第1ヘッダブロック30の構成と同様である。
以下、第1実施形態のマイクロチャンネル熱交換器の作用効果を述べる。
マイクロチャンネル熱交換器100において、被加熱流体F1は、第1ヘッダブロック30の入口部31から、熱交換器本体10Aの第1マイクロチャンネル12A、中間ヘッダ20の第1の空間部22A、熱交換器本体10Bの第1マイクロチャンネル12Aを経て、第2ヘッダブロック40の出口部41に流れる。また、マイクロチャンネル熱交換器100において、加熱流体F2は、第1ヘッダブロック30の入口部32から、熱交換器本体10Aの第2マイクロチャンネル12B、中間ヘッダ20の第2の空間部22B、熱交換器本体10Bの第2マイクロチャンネル12Bを経て、第2ヘッダブロック40の出口部42に流れる。このとき、熱交換器本体10Aおよび熱交換器本体10Bでは、第1マイクロチャンネル12Aを流れる被加熱流体F1と第2マイクロチャンネル12Bを流れる加熱流体F2との間で熱交換が行われる。このように、第1実施形態のマイクロチャンネル熱交換器100は並流式の熱交換器として機能する。
一般に、マイクロチャンネル熱交換器では、通常スケールの流路(例えば幅がミリオーダーの流路)を有する熱交換器と比較したときに、流路の狭隘化に伴い、高温側流路と低温側流路とを仕切る隔壁の厚さが流路のサイズに対して相対的に厚くなってしまう。そのため、マイクロチャンネル熱交換器では、軸方向熱伝導によって流路から流体への熱移動が小さくなり、流体の流れ方向において隔壁内部の温度変化が小さくなることが知られている。以下、マイクロチャンネル熱交換器における軸方向熱伝導の影響について説明する。
マイクロチャンネル熱交換器における軸方向熱伝導の影響はいくつかの文献で報告されている。それらの文献では、通常スケールの流路の熱交換器に対してマイクロチャンネル熱交換器は軸方向と直角な切断面における隔壁の断面積が大きく、低レイノルズ数領域で軸方向熱伝導による伝熱効率低下が無視できないと報告されている。
ここでは、LinとKandlikar(Lin, T.-Y., and Kandlikar, S. G ., Heat Transfer Investigation of Air Flow in Microtubes-Part I:Effects of Heat Loss, Viscous Heating, and Axial Conduction, Journal of Heat Transfer MARCH 2013, Vol. 135)が報告している軸方向熱伝導の理論モデルを用いて軸方向熱伝導の影響を説明する。
この理論モデルでは、マイクロチャンネル熱交換器の内部を流れる流体のヌセルト数(無次元熱伝達率)について、ヌセルト数理論値Nuthに対する軸方向熱伝導の影響を含まない見かけのヌセルト数Nukoの比率で表現している。なお、以下に示す数式において、kwは隔壁の熱伝導率、kfは流体の熱伝導率、Ah,wは軸方向と直角な切断面における隔壁断面積、Afは流体が流れる流路の断面積、Reはレイノルズ数、Prはプラントル数である。
Figure 0006819482
上記のNuko/Nuthが小さいほど、流路から入ってきた熱の大半が、軸方向熱伝導により、隔壁の内部において流体の流れ方向に沿って軸方向に熱移動する。そのため、Nuko/Nuthが小さいほど、流路から流体への熱移動(軸方向と直交する方向への熱移動)が小さくなり、熱交換器の温度効率が悪化することが分かる。
また、理論モデルの数式は、kw/kfが小さい、またはAh,w/Afが小さいほうが軸方向熱伝導の影響が小さくなり、熱交換器の温度効率が良化することを示唆している。つまり、軸方向熱伝導だけ考えた場合、隔壁の熱伝導率kwと、軸方向と直角な切断面における隔壁の断面積Ah,wは小さい方がよい。
しかし、隔壁の熱伝導率kwが小さい材料を熱交換器全体に用いると、当然熱通過率が低下するため熱交換器の温度効率は低下してしまう。また、マイクロチャンネル熱交換器は、化学エッチング等の方法で素材板に微細な溝を刻んで流路を形成するため、流路以外の隔壁部分が大きくなってしまう。したがって、マイクロチャンネル熱交換器において、隔壁の断面積Ah,wは製造上の制約から小さくすることに限界がある。
一方、第1実施形態のマイクロチャンネル熱交換器100は、熱交換器本体10A,10Bの間に流体の合流もできる中間ヘッダ20を設けている。中間ヘッダ20の空間部22は中空のため、熱交換器本体10A,10Bと比べて、中間ヘッダ20においてマイクロチャンネル12の延長方向と直交する方向の隔壁の断面積は非常に小さくなる。このように、第1実施形態のマイクロチャンネル熱交換器100では、中間ヘッダ20により、マイクロチャンネル12の延長方向と直交する方向における隔壁の断面積が熱交換器本体10A,10Bよりも小さくなる領域を流路の途中に意図的に設定している。したがって、第1実施形態のマイクロチャンネル熱交換器100では、中間ヘッダ20がない場合と比べて軸方向熱伝導の影響を小さくすることができ、軸方向熱伝導による熱交換器の温度効率の低下を抑制できる。
さらに、第1実施形態において、中間ヘッダ20を熱交換器本体10A,10Bよりも隔壁の熱伝導率kwが小さく、断熱性の高い材料で形成すれば、軸方向熱伝導の影響をさらに小さくすることができる。
上記の第1実施形態では、被加熱流体F1と加熱流体F2の流れ方向が共通である並流式のマイクロチャンネル熱交換器100の構成例を説明した。しかし、マイクロチャンネル熱交換器100は、被加熱流体F1と加熱流体F2の流れ方向が対向する対向式のものでもよい。なお、対向式のマイクロチャンネル熱交換器の場合には、被加熱流体F1または加熱流体F2のいずれかの流れ方向を第1実施形態の場合と逆にすればよい。
また、上記の第1実施形態では、2つの熱交換器本体10A,10Bの間に1つの中間ヘッダ20が配置される例を説明した。しかし、マイクロチャンネル熱交換器100において、熱交換器本体10の分割数をさらに増やして複数の中間ヘッダ20を設けるようにしてもよい。中間ヘッダ20の数を増加して熱交換器本体10の分割数を増やすほど軸方向熱伝導の影響は少なくなるので、軸方向熱伝導による熱交換器の温度効率の低下を抑制できる。なお、熱交換器本体10の分割数と中間ヘッダ20の数は、被加熱流体F1と加熱流体F2との間で所望の熱移動を実現するために必要となる熱交換器本体10のサイズと、中間ヘッダ20における軸方向熱伝導の抑制効果とを勘案して適宜調整すればよい。
〔第2実施形態〕
第2実施形態のマイクロチャンネル熱交換器は、直交流式の熱交換器の例である。なお、第2実施形態において、第1実施形態と共通の構成要素には同じ符号を付して説明を省略することがある。
第2実施形態のマイクロチャンネル熱交換器200は、2つの熱交換器本体110(110A,110B)と、第1中間ヘッダ120と、第1入口ヘッダ130と、第1出口ヘッダ140と、第2入口ヘッダ150と、第2出口ヘッダ160と、第2中間ヘッダ170とを有している。
第2実施形態における被加熱流体F1の流路は、第1入口ヘッダ130、熱交換器本体110A、第1中間ヘッダ120、熱交換器本体110B、第1出口ヘッダ140の順に接続されている。また、第2実施形態における加熱流体F2の流路は、第2入口ヘッダ150、熱交換器本体110B、第2中間ヘッダ170、熱交換器本体110A、第2出口ヘッダ160の順に接続されている。
なお、第2実施形態において、2つの熱交換器本体110A,110Bの構成は共通するので、両者を区別する必要のないときには熱交換器本体110として説明する。
図8、図9に示すように、第2実施形態の熱交換器本体110では、上下(図中Z方向)に隣接する伝熱プレート11の間で、マイクロチャンネル12の延長方向が直交するように伝熱プレート11が重ねられている。図9において、上から奇数番目の伝熱プレート11に形成された複数のマイクロチャンネル12は、被加熱流体F1が流れる第1マイクロチャンネル12Aである。図9において、上から偶数番目の伝熱プレート11に形成された複数のマイクロチャンネル12は、加熱流体F2が流れる第2マイクロチャンネル12Bである。第2実施形態の熱交換器本体110においても、被加熱流体F1が流れる複数の第1マイクロチャンネル12Aの層と、加熱流体F2が流れる複数の第2マイクロチャンネル12Bの層とが上下方向に交互に積層されている。
図9(a)、(b)に示すように、同じ伝熱プレート11に形成される複数の第1マイクロチャンネル12Aはそれぞれ平行であり、同じ伝熱プレート11に形成される複数の第2マイクロチャンネル12Bはそれぞれ平行である。また、図9(a)、(b)に示すように、熱交換器本体110における第1マイクロチャンネル12Aおよび第2マイクロチャンネル12Bの延長方向は直交している。
図10に示すように、第1中間ヘッダ120は、熱交換器本体110Aと熱交換器本体110Bの間に配置される。第1中間ヘッダ120は、第1マイクロチャンネル12Aの延長方向(図中X方向)に吹き抜けた断面ロ字状の部材である。第1中間ヘッダ120の内部空間は、熱交換器本体110Aと熱交換器本体110Bとの第1マイクロチャンネル12Aに接続される第1の空間部121となる。
図11に示すように、第1中間ヘッダの第1の空間部121は、2つの熱交換器本体110A,110Bの第1マイクロチャンネル12Aとそれぞれ接続される。つまり、第1中間ヘッダ120では、熱交換器本体110Aの複数の第1マイクロチャンネル12Aを流れる被加熱流体F1が合流し、合流した被加熱流体F1は熱交換器本体110Bの複数の第1マイクロチャンネル12Aに分岐する。なお、第1中間ヘッダ120にはマイクロチャンネル12の隔壁はないので、第1中間ヘッダ120は、熱交換器本体110A,110Bと比べるとマイクロチャンネル12の延長方向と直交する方向における隔壁断面積が小さな領域となる。
第1入口ヘッダ130は、熱交換器本体110Aにおいて第1中間ヘッダ120の取付面と対向する面に接続される。第1入口ヘッダ130は、熱交換器本体110Aの第1マイクロチャンネル12Aに入口部131からそれぞれ被加熱流体F1を供給する。
第1出口ヘッダ140は、熱交換器本体110Bにおいて第1中間ヘッダ120の取付面と対向する面に接続される。第1出口ヘッダ140は、熱交換器本体110Bの第1マイクロチャンネル12Aからの被加熱流体F1を合流させて出口部141から排出する。
第2入口ヘッダ150、第2出口ヘッダ160、第2中間ヘッダ170は、第1入口ヘッダ130または第1出口ヘッダ140の取付面とは直交する熱交換器本体110A,110Bの側面に配置される。第2入口ヘッダ150、第2出口ヘッダ160、第2中間ヘッダ170は、それぞれ第2マイクロチャンネル12Bと接続されている。第2中間ヘッダ170は、熱交換器本体110Aの一側面と熱交換器本体110Bの一側面とに跨って配置されている。
第2入口ヘッダ150は、熱交換器本体110Bにおいて第2中間ヘッダ170の取付面と対向する面に接続される。第2入口ヘッダ150は、熱交換器本体110Bの第2マイクロチャンネル12Bに入口部151からそれぞれ加熱流体F2を供給する。
第2出口ヘッダ160は、熱交換器本体110Aにおいて第2中間ヘッダ170の取付面と対向する面に接続される。第2出口ヘッダ160は、熱交換器本体110Aの第2マイクロチャンネル12Bからの加熱流体F2を合流させて出口部161から排出する。
図12に示すように、第2中間ヘッダ170は、熱交換器本体110Bに対応する第1の開口171と、熱交換器本体110Aに対応する第2の開口172とを有する中空の箱体である。第2中間ヘッダ170の内部には、第1の開口171と第2の開口172の間から奥(図中Y方向)に向けて途中まで仕切り173が設けられており、第1の開口171と第2の開口172とはU字状の空間で連絡されている。
図13に示すように、第2中間ヘッダ170の第1の開口171は、熱交換器本体110Bの第2マイクロチャンネル12Bと接続され、第2中間ヘッダ170の第2の開口172は、熱交換器本体110Aの第2マイクロチャンネル12Bと接続される。これにより、第2中間ヘッダ170は、第1中間ヘッダ120を迂回して加熱流体F2を熱交換器本体110Bから熱交換器本体110Aへ供給する。
また、第2中間ヘッダ170のU字状の空間では、熱交換器本体110Bの複数の第2マイクロチャンネル12Bを流れる加熱流体F2が合流し、合流した加熱流体F2は熱交換器本体110Aの複数の第2マイクロチャンネル12Bに分岐する。そのため、第2中間ヘッダ170のU字状の空間は、第2の空間部174となる。なお、第2中間ヘッダ170にはマイクロチャンネル12の隔壁がないので、第2中間ヘッダ170は、熱交換器本体110A,110Bと比べるとマイクロチャンネル12の延長方向と直交する方向における隔壁断面積が小さな領域となる。
ここで、熱交換器本体110A,110B、第1中間ヘッダ120および第2中間ヘッダ170は、例えば、ステンレス鋼、アルミニウムおよびアルミニウム合金、ニッケルおよびニッケル合金、銅および銅合金、チタンおよびチタン合金などから適宜選択される金属材料からそれぞれ構成される。しかし、軸方向熱伝導の影響を抑制する観点からは、第1中間ヘッダ120および第2中間ヘッダ170は、熱交換器本体110A,110Bよりも熱伝導率が低い材料で形成されることが好ましい。一例として、熱交換器本体110A,110Bがアルミニウムまたはアルミニウム合金から形成される場合、第1中間ヘッダ120および第2中間ヘッダ170をステンレス鋼で形成してもよい。なお、熱交換器本体110A,110B、第1中間ヘッダ120および第2中間ヘッダ170の材料の組み合わせは、上記の例に限定されず適宜変更が可能である。
以下、第2実施形態のマイクロチャンネル熱交換器の作用効果を述べる。
第2実施形態のマイクロチャンネル熱交換器200における被加熱流体F1は、第1入口ヘッダ130から、熱交換器本体110Aの第1マイクロチャンネル12A、第1中間ヘッダ120、熱交換器本体110Bの第1マイクロチャンネル12Aを経て、第1出口ヘッダ140に流れる。また、第2実施形態のマイクロチャンネル熱交換器200における加熱流体F2は、第2入口ヘッダ150から、熱交換器本体110Bの第2マイクロチャンネル12Bから第2中間ヘッダ170へ流れ、第2中間ヘッダ170で流れが折り返されて熱交換器本体110Aの第2マイクロチャンネル12Bを経て、第2出口ヘッダ160に流れる。このとき、熱交換器本体110Aおよび熱交換器本体110Bでは、第1マイクロチャンネル12Aを流れる被加熱流体F1と第2マイクロチャンネル12Bを流れる加熱流体F2との間で熱交換が行われる。
第2実施形態のマイクロチャンネル熱交換器200では、熱交換器本体110Aと熱交換器本体110Bの間に被加熱流体F1の合流もできる第1中間ヘッダ120を設けている。また、マイクロチャンネル熱交換器200では、熱交換器本体110Aの一側面と熱交換器本体110Bの一側面とに跨るように、加熱流体F2の合流もできる第2中間ヘッダ170を設けている。第1中間ヘッダ120および第2中間ヘッダ170はいずれも中空のため、熱交換器本体110A,110Bと比べてこれらの中間ヘッダ120,170においてマイクロチャンネル12の延長方向と直交する方向の隔壁の断面積は非常に小さくなる。
このように、第2実施形態のマイクロチャンネル熱交換器200では、第1中間ヘッダ120、第2中間ヘッダ170により、マイクロチャンネル12の延長方向と直交する方向における隔壁の断面積が熱交換器本体110A,110Bよりも小さくなる領域を流路の途中に意図的に設定している。したがって、第2実施形態のマイクロチャンネル熱交換器200では、中間ヘッダがない場合と比べて軸方向熱伝導の影響を小さくすることができ、軸方向熱伝導による熱交換器の温度効率の低下を抑制できる。
さらに、第2実施形態においても、第1中間ヘッダ120、第2中間ヘッダ170の材料を熱交換器本体110A,110Bよりも隔壁の熱伝導率が小さく、断熱性の高い材料で形成すれば、軸方向熱伝導の影響をさらに小さくすることができる。
上記の第2実施形態において、被加熱流体F1の流路と加熱流体F2の流路とを入れ替えてもよい。この場合には、第1中間ヘッダ120は加熱流体F2を流す第2の空間部を有することになり、第2中間ヘッダ170は被加熱流体F1を流す第1の空間部を有し、第1中間ヘッダ120を迂回して被加熱流体F1を異なる熱交換器本体へ供給することになる。
また、上記の第2実施形態において、被加熱流体F1と加熱流体F2のいずれかの流れ方向を逆にしてもよい。
上記以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施形態で挙げた構成を取捨選択することや、他の構成に適宜変更することが可能である。
10,10A,10B 熱交換器本体
11 伝熱プレート
12 マイクロチャンネル
12A 第1マイクロチャンネル
12B 第2マイクロチャンネル
20 中間ヘッダ
21 仕切板
22 空間部
22A 第1の空間部
22B 第2の空間部
30 第1ヘッダブロック
31,32 入口部
33 空間部
40 第2ヘッダブロック
41,42 出口部
100 マイクロチャンネル熱交換器
110,110A,110B 熱交換器本体
120 第1中間ヘッダ
121 第1の空間部
130 第1入口ヘッダ
131 入口部
140 第1出口ヘッダ
141 出口部
150 第2入口ヘッダ
151 入口部
160 第2出口ヘッダ
161 出口部
170 第2中間ヘッダ
171 第1の開口
172 第2の開口
173 仕切り
174 第2の空間部
200 マイクロチャンネル熱交換器
F1 被加熱流体
F2 加熱流体
P1 被加熱流体のマイクロチャンネル
P2 加熱流体のマイクロチャンネル
W 隔壁

Claims (4)

  1. マイクロチャンネルを有する複数の熱交換器本体と、
    複数の前記熱交換器本体の前記マイクロチャンネルを空間部にて接続する中間ヘッダと、を備え、
    前記マイクロチャンネルの延長方向と直交する方向における前記熱交換器本体の前記マイクロチャネル以外の部分の断面積に対して、前記延長方向と直交する方向における前記中間ヘッダの前記空間部以外の部分の断面積が小さ
    前記中間ヘッダは、前記熱交換器本体よりも熱伝導率が低い材料で形成される、マイクロチャンネル熱交換器。
  2. マイクロチャンネルを有する複数の熱交換器本体と、
    複数の前記熱交換器本体の前記マイクロチャンネルを空間部にて接続する中間ヘッダと、を備え、
    前記マイクロチャンネルの延長方向と直交する方向における前記熱交換器本体の前記マイクロチャンネル以外の部分の断面積に対して、前記延長方向と直交する方向における前記中間ヘッダの前記空間部以外の部分の断面積が小さく、
    前記熱交換器本体は、被加熱流体が流れる複数の第1マイクロチャンネルが形成された層と、加熱流体が流れる複数の第2マイクロチャンネルが形成された層とを積層して形成され、
    前記中間ヘッダは、複数の前記第1マイクロチャンネルを流れる前記被加熱流体を合流させる第1の空間部または複数の前記第2マイクロチャンネルを流れる前記加熱流体を合流させる第2の空間部の少なくとも一方を有する、マイクロチャンネル熱交換器。
  3. 前記熱交換器本体における前記第1マイクロチャンネルおよび前記第2マイクロチャンネルの延長方向は平行であり、
    前記中間ヘッダは、前記複数の熱交換器本体の間に配置され、
    前記中間ヘッダには、前記第1の空間部と前記第2の空間部とが積層される、
    請求項に記載のマイクロチャンネル熱交換器。
  4. 前記熱交換器本体における前記第1マイクロチャンネルおよび前記第2マイクロチャンネルの延長方向が交差し、
    前記複数の熱交換器本体の間に配置され、前記第1の空間部または前記第2の空間部のいずれか一方を有する第1中間ヘッダと、
    前記第1の空間部または前記第2の空間部のいずれか他方を有し、前記第1中間ヘッダを迂回して前記加熱流体または前記被加熱流体を異なる前記熱交換器本体へ供給する第2中間ヘッダと、を含む、
    請求項に記載のマイクロチャンネル熱交換器。
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