複数の専用シグナリングを用いてシステム情報を送信することで生じるネットワークの時間−周波数リソースの浪費という問題を解決するために、本発明の実施形態がシステム情報を送信するための方法及びデバイスを提供する。
第1の態様が、システム情報を送信するための方法を提供する。本方法は、ユーザ機器UEにより送信されるシステム情報要求をネットワーク側デバイスが受信する段階であって、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる、段階と、グループ識別子をUEにネットワーク側デバイスが送信するか、又はグループ識別子と第1のシステム情報の時間−周波数リソースとをUEにネットワーク側デバイスが送信する段階と、第1のシステム情報をUEにネットワーク側デバイスが送信する段階とを含む。ネットワーク側デバイスは基地局であってよい。UEが基地局により送信されるグループ識別子(Group ID)又はGroup ID及び時間−周波数リソースを受信した場合、UEはGroup IDを用いて時間−周波数リソースのスクランブルを解除し得る。基地局は、第1のシステム情報を要求するUEに第1のシステム情報をマルチキャスト方式で送信し得る。このようにして、複数のUEが第1のシステム情報を要求した場合、基地局は専用シグナリングを用いて第1のシステム情報を各UEに送信する必要はなく、マルチキャスト方式で第1のシステム情報を送信し得る。専用シグナリングを用いて第1のシステム情報を送信する方式と比較すると、マルチキャスト方式はネットワークの時間−周波数リソースを節約し得る。
実行可能な設計において、本方法はさらに、第1のブロードキャストメッセージをネットワーク側デバイスが送信する段階を含む。第1のブロードキャストメッセージは、オンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は第1のシステム情報のインジケーション情報を含む。例えば、基地局は第1のブロードキャストメッセージを周期的に送信し得るので、基地局の対象セルに新たに加わったUEがOn−demand SIのインジケーション情報を遅滞なく受信し、UEがOn−demand SIを必要とするときに、任意のOn−demand SIを基地局にさらに要求することができる。
実行可能な設計において、インジケーション情報はシステム情報のインデックスを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグ(Value Tag、VT)を含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。バリュータグは、システム情報の内容が変わったかどうかをUEが判定するのに用いられる。言い換えれば、UEは、基地局により送信されるシステム情報内のVTをUEが保存しているシステム情報のVTと比較して、システム情報の内容を更新するかどうかを判定し得る。
実行可能な設計において、インジケーション情報はビットマップ(bitmap)を含み、UEがシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があるかどうかを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。例えば、ビットマップ内の各ビットに対応する値が0011であり、UEがシステム情報要求を送信して対応するSIを基地局から取得する必要はないことを0が示しており、UEがシステム情報要求を送信して対応するSIを基地局から取得する必要があることを1が示している。
実行可能な設計において、システム情報要求は第1のシステム情報のインデックスを含むか、又はシステム情報要求は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含む。システム情報要求がVTを含む場合、基地局は、受信したシステム情報要求内のVTを基地局側に保存された第1のシステム情報のVTと比較して、第1のシステム情報をUEに送信するかどうかを判定し得る。
実行可能な設計において、システム情報要求が第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含む場合、グループ識別子をUEにネットワーク側デバイスが送信するか、又はグループ識別子と第1のシステム情報の時間−周波数リソースとをUEにネットワーク側デバイスが送信する段階の前に、本方法はさらに、UEにより送信される第1のシステム情報のバリュータグとネットワーク側デバイスが保存している第1のシステム情報のバリュータグとが同じであるかどうかをネットワーク側デバイスが判定する段階と、これらのバリュータグが異なると判定された場合、第1のシステム情報の内容が更新されていることをネットワーク側デバイスが判定する段階とを含む。こうして、ネットワークリソースを節約することができ、システム情報は繰り返し送信されない。
実行可能な設計において、本方法はさらに、これらのバリュータグが同じであると判定された場合、UEが保存している第1のシステム情報を引き続き用いるようUEに指示するために、確認応答ACKメッセージをUEにネットワーク側デバイスが送信する段階を含む。
実行可能な設計において、グループ識別子をUEにネットワーク側デバイスが送信する段階は、グループ識別子と時間−周波数リソースとの間の対応関係をUEのためにネットワーク側デバイスが事前設定する段階と、第1のシステム情報を要求するUEに専用シグナリングをネットワーク側デバイスが送信する段階とを含む。専用シグナリングは、グループ識別子に対応する時間−周波数リソースを対応関係に従って取得し、次いで第1のシステム情報を受信するようUEに指示するために、グループ識別子を含む。グループ識別子と第1のシステム情報の時間−周波数リソースとをUEにネットワーク側デバイスが送信する段階は、第1のシステム情報を要求するUEに専用シグナリングをネットワーク側デバイスが送信する段階であって、専用シグナリングは、グループ識別子及び時間−周波数リソースを用いて第1のシステム情報を受信するようUEに指示するために、グループ識別子と第1のシステム情報の時間−周波数リソースとを含む、段階か、又は第1のシステム情報を要求するUEにグループ識別子を含む専用シグナリングをネットワーク側デバイスが送信し、第2のブロードキャストメッセージをUEに送信する段階であって、第2のブロードキャストメッセージは、グループ識別子及び時間−周波数リソースを用いて第1のシステム情報を受信するようUEに指示するために、第1のシステム情報の時間−周波数リソースを含む、段階を含む。言い換えれば、基地局は専用シグナリングを用いてGroup IDをUEに送信し、専用シグナリングを用いて又はブロードキャスト方式で時間−周波数リソースをUEに送信してよく、又はUEはGroup IDと時間−周波数リソースとの間の対応関係に従って時間−周波数リソースを取得してよい。
実行可能な設計において、要求に応じて送信される各システム情報は1つのグループ識別子に対応するか、又は要求に応じて送信される少なくとも2つのシステム情報は同じ共通クループ識別子に対応する。第1のシステム情報は第1のシステム情報のインデックスを含むか、又は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。第1のシステム情報はさらに、第1のシステム情報に適用される有効時間を含み得る。有効時間は、第1のシステム情報を取得する有効時間が終了した場合、第1のシステム情報の内容をネットワーク側デバイスから再取得するようUEに指示するのに用いられる。
実行可能な設計において、本方法はさらに、ページング周期に基づいてページングメッセージをUEにネットワーク側デバイスが送信する段階を含む。ページングメッセージは、最後に更新された第1のシステム情報をページングメッセージに基づいて取得するようUEに指示するのに用いられる。ページングメッセージは、ネットワーク側デバイスによって最後に更新された第1のシステム情報の内容、第1のシステム情報のバリュータグ、又は第1のシステム情報の時間−周波数リソースのうちの少なくとも1つを含む。ページングメッセージは、第1のシステム情報が共通バリュータグに対応する場合、さらに共通バリュータグを含む。Group IDとページング周期の間の対応関係が、UEに設定されてよい。UEは、ページングメッセージに基づいて第1のシステム情報又は第1のシステム情報の時間−周波数リソースを更新するために、ページング周期に到達すると起動し、基地局により送信されるページングメッセージを受信する。
第2の態様が、システム情報を送信するための方法を提供する。本方法は、システム情報要求をネットワーク側デバイスにユーザ機器UEが送信する段階であって、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる、段階と、ネットワーク側デバイスにより送信されるグループ識別子をUEが受信するか、又はネットワーク側デバイスにより送信されるグループ識別子と第1のシステム情報の時間−周波数リソースとをUEが受信する段階と、グループ識別子と取得された第1のシステム情報の時間−周波数リソースとに基づいて、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のシステム情報をUEが受信する段階とを含む。
実行可能な設計において、システム情報要求をUEが送信する段階の前に、本方法はさらに、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のブロードキャストメッセージをUEが受信する段階を含む。第1のブロードキャストメッセージはオンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は第1のシステム情報のインジケーション情報を含む。
実行可能な設計において、インジケーション情報はシステム情報のインデックスを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。バリュータグは、システム情報の内容が変わったかどうかをUEが判定するのに用いられる。
実行可能な設計において、インジケーション情報はビットマップを含み、UEがシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があるかどうかを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。
実行可能な設計において、システム情報要求は第1のシステム情報のインデックスを含むか、又はシステム情報要求は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含む。
実行可能な設計において、ネットワーク側デバイスにより送信されるグループ識別子をUEが受信する段階は、ネットワーク側デバイスにより送信される専用シグナリングをUEが受信する段階を含み、専用シグナリングはグループ識別子を含む。グループ識別子と取得された第1のシステム情報の時間−周波数リソースとに基づいて、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のシステム情報をUEが受信する段階は、グループ識別子と事前設定された時間−周波数リソースとの間の対応関係に従って、第1のシステム情報の時間−周波数リソースをUEが取得する段階と、第1のシステム情報の時間−周波数リソースに基づいて、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のシステム情報をUEが受信する段階とを含む。
実行可能な設計において、ネットワーク側デバイスにより送信されるグループ識別子と第1のシステム情報の時間−周波数リソースとをUEが受信する段階は、ネットワーク側デバイスにより送信される専用シグナリングをUEが受信する段階であって、専用シグナリングはグループ識別子と第1のシステム情報の時間周波数リソースとを含む、段階、又はネットワーク側デバイスにより送信される専用シグナリングをUEが受信し、且つネットワーク側デバイスにより送信される第2のブロードキャストメッセージを受信する段階であって、専用シグナリングはグループ識別子を含み、第2のブロードキャストメッセージは第1のシステム情報の時間周波数リソースを含む、段階を含む。
実行可能な設計において、システム要求メッセージが第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含む場合、本方法はさらに、UEが保存している第1のシステム情報を引き続き用いるようUEに指示するために、ネットワーク側デバイスにより送信される確認応答メッセージをUEが受信する段階を含む。
実行可能な設計において、要求に応じて送信される各システム情報は1つのグループ識別子に対応するか、又は要求に応じて送信される少なくとも2つのシステム情報は同じ共通クループ識別子に対応する。第1のシステム情報は第1のシステム情報のインデックスを含むか、又は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。第1のシステム情報はさらに、第1のシステム情報に適用される有効時間を含み得る。有効時間は、第1のシステム情報を取得する有効時間が終了した場合、第1のシステム情報の内容をネットワーク側デバイスから再取得するようUEに指示するのに用いられる。
実行可能な設計において、本方法はさらに、ページング周期に到達すると、ネットワーク側デバイスにより送信されるページングメッセージをUEが受信する段階であって、ページングメッセージはネットワーク側デバイスにより最後に更新された第1のシステム情報の内容、第1のシステム情報のバリュータグ、又は第1のシステム情報の時間−周波数リソースのうちの少なくとも1つを含む、段階と、ページングメッセージに基づいて、最後に更新された第1のシステム情報をUEが取得する段階とを含む。
第3の態様が、システム情報を送信するための方法を提供する。本方法は、ユーザ機器UEにより送信されるシステム情報要求をネットワーク側デバイスが受信する段階であって、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる、段階と、第1のシステム情報をネットワーク側デバイスがブロードキャストする段階とを含む。このようにして、複数のUEがOn−demand SIを基地局に同時に要求した場合、基地局は専用シグナリングを用いてSIをUEに送信せず、ブロードキャスト方式でSIをUEに送信する。これで、ネットワークリソースが節約される。
実行可能な設計において、本方法はさらに、ブロードキャストメッセージをネットワーク側デバイスが送信する段階を含む。ブロードキャストメッセージは、オンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は第1のシステム情報のインジケーション情報を含む。基地局は、ブロードキャストメッセージを周期的に送信し得るので、基地局の対象セルに新たに加わったUEは、On−demand SIのインジケーション情報を遅滞なく受信する。
実行可能な設計において、インジケーション情報はシステム情報のインデックスを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。バリュータグは、システム情報の内容が変わったかどうかをUEが判定するのに用いられる。例えば、UEは、基地局から受信したシステム情報内のVTをUEが現在保存しているシステム情報のVTと比較し、システム情報の内容を更新するかどうかを判定する。
実行可能な設計において、インジケーション情報はビットマップを含み、UEがシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があるかどうかを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。例えば、ビットマップ内の各ビットに対応する値が0011である場合、UEが対応するシステム情報を基地局から取得するよう積極的に要求する必要はないことを0が示しており、対応するシステム情報を基地局から取得するようUEが要求する必要があることを1が示している。
実行可能な設計において、ブロードキャストメッセージはさらに、システム情報の時間−周波数リソース又は送信機会を含む。時間−周波数リソース又は送信機会は、時間−周波数リソース又は送信機会においてUEがシステム情報を取得するのに用いられる。あるいは、ブロードキャストメッセージはさらにシステム情報の監視期間を含む。監視期間は、UEが監視期間内にシステム情報を受信した場合、システム情報を保存するようUEに指示するのに用いられ、UEが監視期間内にシステム情報を受信しなかった場合、システム情報をブロードキャストするようネットワーク側デバイスに要求するようUEに指示するのに用いられる。監視期間は、タイマーで実現され得る。監視期間が設定されているのは、別のUEが基地局にシステム情報を要求し得るからである。タイマーを始動させるUEが監視期間内にシステム情報を受信した場合、UEはシステム情報要求を基地局に送信する必要はない。
実行可能な設計において、システム情報要求は第1のシステム情報のインデックスを含むか、又はシステム情報要求は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含む。システム情報要求が第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含む場合、ブロードキャストメッセージをネットワーク側デバイスが送信する段階の前に、本方法はさらに、UEにより送信される第1のシステム情報のバリュータグとネットワーク側デバイスが保存している第1のシステム情報のバリュータグとが同じであるかどうかをネットワーク側デバイスが判定する段階と、これらのバリュータグが異なると判定された場合、第1のシステム情報の内容が更新されているとネットワーク側デバイスが判定する段階とを含む。このようにして、VTが同じである場合、基地局はシステム情報をUEにブロードキャストする必要はない。こうして、ネットワークリソースがさらに節約される。
実行可能な設計において、本方法はさらに、これらのバリュータグが同じであると判定された場合、UEが保存している第1のシステム情報を引き続き用いるようUEに指示するために、確認応答メッセージをUEにネットワーク側デバイスが送信する段階を含む。
実行可能な設計において、第1のシステム情報は第1のシステム情報のインデックスを含むか、又は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。このようにして、UEは、受信した第1のシステム情報内のVTとUEが現在保存している第1のシステム情報のVTとが同じであるかどうかを判定し、UEが現在保存している第1のシステム情報を更新するかどうかを判定し得る。
実行可能な設計において、ブロードキャストメッセージをネットワーク側デバイスが送信する段階の前に、本方法はさらに、無線ネットワーク一時識別子RNTIを用いて第1のシステム情報にネットワーク側デバイスがスクランブルをかける段階を含む。第1のシステム情報はOn−demand SIであり、対応するスクランブル情報RNTIは、important SIに対応するスクランブル情報とは異なり得る。
第4の態様が、システム情報を送信するための方法を提供する。本方法は、システム情報要求をネットワーク側デバイスのユーザ機器UEが送信する段階であって、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる、段階と、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のブロードキャストメッセージをUEが受信する段階であって、第1のブロードキャストメッセージは第1のシステム情報を含む、段階とを含む。
実行可能な設計において、本方法はさらに、ネットワーク側デバイスにより送信される第2のブロードキャストメッセージをUEが受信する段階を含む。第2のブロードキャストメッセージはオンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は第1のシステム情報のインジケーション情報を含む。
実行可能な設計において、インジケーション情報はシステム情報のインデックスを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。バリュータグは、システム情報の内容が変わったかどうかをUEが判定するのに用いられる。
実行可能な設計において、インジケーション情報はビットマップを含み、UEがシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があるかどうかを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。
実行可能な設計において、第2のブロードキャストメッセージはさらに、システム情報の時間−周波数リソース又は送信機会を含む。ネットワーク側デバイスにより送信される第1のブロードキャストメッセージをUEが受信する段階は、時間−周波数リソース又は送信機会に基づいて、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のブロードキャストメッセージをUEが受信する段階を含む。
実行可能な設計において、第2のブロードキャストメッセージはさらに、システム情報の監視期間を含む。システム情報要求をネットワーク側デバイスにUEが送信する前に、本方法はさらに、UEが第1のシステム情報を取得する必要があるとUEが判定した場合、UEがタイマーを始動させる段階であって、タイマーの長さは第1のシステム情報の監視期間である、段階と、UEが第1のシステム情報を監視期間内に受信したかどうかをUEが判定する段階とを含み、UEが第1のシステム情報を監視期間内に受信しなかったと判定された場合、UEは、UEがシステム情報要求をネットワーク側デバイスに送信する必要があると判定する。
実行可能な設計において、本方法はさらに、UEが第1のシステム情報を監視期間内に受信したと判定された場合、UEが第1のシステム情報を保存してタイマーの時間計測を停止させる段階を含む。
実行可能な設計において、第1のブロードキャストメッセージはさらに、第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含む。本方法はさらに、第1のブロードキャストメッセージを受信する段階の後に、ネットワーク側デバイスにより送信される第3のブロードキャストメッセージをUEが受信する段階であって、第3のブロードキャストメッセージは、最後に更新された第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含む、段階と、第1のブロードキャストメッセージ内の保存された第1のシステム情報のバリュータグが、第3のブロードキャストメッセージ内の最後に更新された第1のシステム情報のバリュータグと同じであるかどうかをUEが判定する段階と、これらのバリュータグが異なると判定された場合、第3のブロードキャストメッセージに基づいて第1のシステム情報の内容をUEが更新して、第3のブロードキャストメッセージ内の第1のシステム情報のバリュータグを保存する段階とを含む。
第5の態様が、ネットワーク側デバイスを提供する。ネットワーク側デバイスは、ユーザ機器UEにより送信されるシステム情報要求を受信するように構成された受信部であって、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するように要求するのに用いられる、受信部と、グループ識別子をUEに送信するように構成された送信部とを含む。又はネットワーク側デバイスはグループ識別子と第1のシステム情報の時間−周波数リソースとをUEに送信する。送信部はさらに、第1のシステム情報をUEに送信するように構成される。
実行可能な設計において、送信部はさらに、第1のブロードキャストメッセージを送信するように構成される。第1のブロードキャストメッセージは、オンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は第1のシステム情報のインジケーション情報を含む。
実行可能な設計において、インジケーション情報はシステム情報のインデックスを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。バリュータグは、システム情報の内容が変わったかどうかをUEが判定するのに用いられる。
実行可能な設計において、インジケーション情報はビットマップを含み、UEがシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があるかどうかを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。
実行可能な設計において、システム情報要求は第1のシステム情報のインデックスを含むか、又はシステム情報要求は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含む。
実行可能な設計において、システム情報要求は、第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含み、ネットワーク側デバイスはさらに、UEにより送信される第1のシステム情報のバリュータグとネットワーク側デバイスが保存している第1のシステム情報のバリュータグとが同じであるかどうかを判定するように構成された判定部を含み、これらのバリュータグが異なると判定された場合、判定部は第1のシステム情報の内容が更新されていると判定する。
実行可能な設計において、送信部はさらに、これらのバリュータグが同じであると判定された場合、UEが保存している第1のシステム情報を引き続き用いるようUEに指示するために、確認応答ACKメッセージをUEに送信するように構成される。
実行可能な設計において、送信部は、グループ識別子と時間−周波数リソースとの間の対応関係をUEのために事前設定するように構成される。ネットワーク側デバイスは、第1のシステム情報を要求するUEに専用シグナリングを送信する。専用シグナリングは、グループ識別子に対応する時間−周波数リソースを対応関係に従って取得して第1のシステム情報を受信するようUEに指示するために、グループ識別子を含む。あるいは、送信部は、第1のシステム情報を要求するUEに専用シグナリングを送信するように構成され、専用シグナリングは、グループ識別子及び時間−周波数リソースを用いて第1のシステム情報を受信するようUEに指示するために、グループ識別子と第1のシステム情報の時間−周波数リソースとを含む。あるいは、送信部は、第1のシステム情報を要求するUEに専用シグナリングを送信することであって、専用シグナリングはグループ識別子を含む、送信することと、第2のブロードキャストメッセージをUEに送信することであって、第2のブロードキャストメッセージは、グループ識別子及び時間−周波数リソースを用いて第1のシステム情報を受信するようUEに指示するために、第1のシステム情報の時間−周波数リソースを含む、送信することとを行うように構成される。
実行可能な設計において、要求に応じて送信される各システム情報は1つのグループ識別子に対応するか、又は要求に応じて送信される少なくとも2つのシステム情報は同じ共通クループ識別子に対応する。第1のシステム情報は第1のシステム情報のインデックスを含むか、又は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。第1のシステム情報はさらに、第1のシステム情報に適用される有効時間を含み得る。有効時間は、第1のシステム情報を取得する有効時間が終了した場合、第1のシステム情報の内容をネットワーク側デバイスから再取得するようUEに指示するのに用いられる。
実行可能な設計において、送信部はさらに、ページング周期に基づいてページングメッセージをUEに送信するように構成される。ページングメッセージは、最後に更新された第1のシステム情報をページングメッセージに基づいて取得するようUEに指示するのに用いられる。ページングメッセージは、ネットワーク側デバイスによって最後に更新された第1のシステム情報の内容、第1のシステム情報のバリュータグ、又は第1のシステム情報の時間−周波数リソースのうちの少なくとも1つを含む。ページングメッセージは、第1のシステム情報が共通バリュータグに対応する場合、さらに共通バリュータグを含む。
第6の態様がユーザ機器UEを提供する。UEは、システム情報要求をネットワーク側デバイスに送信するように構成された送信部であって、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる、送信部と、ネットワーク側デバイスにより送信されるグループ識別子を受信するように構成された受信部とを含む。又はUEは、ネットワーク側デバイスにより送信される、グループ識別子と第1のシステム情報の時間−周波数リソースとを受信する。受信部はさらに、グループ識別子と取得された第1のシステム情報の時間−周波数リソースとに基づいて、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のシステム情報を受信するように構成される。
実行可能な設計において、受信部はさらに、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のブロードキャストメッセージを受信するように構成される。第1のブロードキャストメッセージはオンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は第1のシステム情報のインジケーション情報を含む。
実行可能な設計において、インジケーション情報はシステム情報のインデックスを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。バリュータグは、システム情報の内容が変わったかどうかをUEが判定するのに用いられる。
実行可能な設計において、インジケーション情報はビットマップを含み、UEがシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があるかどうかを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。
実行可能な設計において、システム情報要求は第1のシステム情報のインデックスを含むか、又はシステム情報要求は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含む。
実行可能な設計において、受信部は、ネットワーク側デバイスにより送信される専用シグナリングを受信するように構成され、専用シグナリングはグループ識別子を含む。あるいは、UEはさらに、グループ識別子と事前設定された時間−周波数リソースとの間の対応関係に従って、第1のシステム情報の時間−周波数リソースを取得するように構成された取得部を含む。受信部は、グループ識別子と事前設定された時間−周波数リソースとの間の対応関係に従って、第1のシステム情報の時間−周波数リソースを取得するように構成される。
実行可能な設計において、受信部は、ネットワーク側デバイスにより送信される専用シグナリングを受信するように構成される。専用シグナリングは、グループ識別子と第1のシステム情報の時間周波数リソースとを含む。あるいは、受信部は、ネットワーク側デバイスにより送信される専用シグナリングを受信し、ネットワーク側デバイスにより送信される第2のブロードキャストメッセージを受信するように構成される。専用シグナリングはグループ識別子を含み、第2のブロードキャストメッセージは第1のシステム情報の時間周波数リソースを含む。
実行可能な設計において、システム要求メッセージが第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含む場合、受信部はさらに、UEが保存している第1のシステム情報を引き続き用いるようUEに指示するために、ネットワーク側デバイスにより送信される確認応答メッセージを受信するように構成される。
実行可能な設計において、要求に応じて送信される各システム情報は1つのグループ識別子に対応するか、又は要求に応じて送信される少なくとも2つのシステム情報は同じ共通クループ識別子に対応する。第1のシステム情報は第1のシステム情報のインデックスを含むか、又は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。第1のシステム情報はさらに、第1のシステム情報に適用される有効時間を含み得る。有効時間は、第1のシステム情報を取得する有効時間が終了した場合、第1のシステム情報の内容をネットワーク側デバイスから再取得するようUEに指示するのに用いられる。
実行可能な設計において、受信部はさらに、ページング周期に到達すると、ネットワーク側デバイスにより送信されるページングメッセージを受信するように構成される。ページングメッセージは、ネットワーク側デバイスにより最後に更新された第1のシステム情報の内容、第1のシステム情報のバリュータグ、又は第1のシステム情報の時間−周波数リソースのうちの少なくとも1つを含む。UEはさらに、最後に更新された第1のシステム情報をページングメッセージに基づいて取得するように構成された取得部を含む。
第7の態様がネットワーク側デバイスを提供する。ネットワーク側デバイスは、ユーザ機器UEにより送信されるシステム情報要求を受信するように構成された受信部であって、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる、受信部と、第1のシステム情報をブロードキャストするように構成されたブロードキャスト部とを含む。
実行可能な設計において、ブロードキャスト部はさらに、ブロードキャストメッセージを送信するように構成される。ブロードキャストメッセージは、オンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は第1のシステム情報のインジケーション情報を含む。
実行可能な設計において、インジケーション情報はシステム情報のインデックスを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。バリュータグは、システム情報の内容が変わったかどうかをUEが判定するのに用いられる。
実行可能な設計において、インジケーション情報はビットマップを含み、UEがシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があるかどうかを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。
実行可能な設計において、ブロードキャストメッセージはさらに、システム情報の時間−周波数リソース又は送信機会を含む。時間−周波数リソース又は送信機会は、時間−周波数リソース又は送信機会においてUEがシステム情報を取得するのに用いられる。あるいは、ブロードキャストメッセージはさらにシステム情報の監視期間を含む。監視期間は、UEが監視期間内にシステム情報を受信した場合、システム情報を保存するようUEに指示するのに用いられ、UEが監視期間内にシステム情報を受信しなかった場合、システム情報をブロードキャストするようネットワーク側デバイスに要求するようUEに指示するのに用いられる。
実行可能な設計において、システム情報要求は第1のシステム情報のインデックスを含むか、又はシステム情報要求は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含む。システム情報要求が第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含む場合、ネットワーク側デバイスはさらに、UEにより送信される第1のシステム情報のバリュータグとネットワーク側デバイスが保存している第1のシステム情報のバリュータグとが同じであるかどうかを判定し、これらのバリュータグが異なると判定された場合、第1のシステム情報の内容が更新されていると判定するように構成された判定部を含む。
実行可能な設計において、送信部は、これらのバリュータグが同じであると判定された場合、UEが保存している第1のシステム情報を引き続き用いるようUEに指示するために、確認応答メッセージをUEに送信するように構成される。
実行可能な設計において、第1のシステム情報は第1のシステム情報のインデックスを含むか、又は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。
実行可能な設計において、ネットワーク側デバイスはさらに、無線ネットワーク一時識別子RNTIを用いて第1のシステム情報にスクランブルをかけるように構成されたスクランブリング部を含む。
第8の態様がユーザ機器UEを提供する。UEは、システム情報要求をネットワーク側デバイスに送信するように構成された送信部であって、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる、送信部と、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のブロードキャストメッセージを受信するように構成された受信部であって、第1のブロードキャストメッセージは第1のシステム情報を含む、受信部とを含む。
実行可能な設計において、受信部はさらに、ネットワーク側デバイスにより送信される第2のブロードキャストメッセージを受信するように構成される。第2のブロードキャストメッセージはオンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は第1のシステム情報のインジケーション情報を含む。
実行可能な設計において、インジケーション情報はシステム情報のインデックスを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。バリュータグは、システム情報の内容が変わったかどうかをUEが判定するのに用いられる。
実行可能な設計において、インジケーション情報はビットマップを含み、UEがシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があるかどうかを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。
実行可能な設計において、第2のブロードキャストメッセージはさらに、システム情報の時間−周波数リソース又は送信機会を含む。受信部は、時間−周波数リソース又は送信機会に基づいて、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のブロードキャストメッセージを受信するように構成される。
実行可能な設計において、第2のブロードキャストメッセージはさらに、システム情報の監視期間を含む。UEはさらに、システム情報要求をネットワーク側デバイスに送信する前に、UEが第1のシステム情報を取得する必要があるとUEが判定した場合、タイマーを始動させるように構成された時間計測部であって、タイマーの長さは第1のシステム情報の監視期間である、時間計測部と、UEが第1のシステム情報を監視期間内に受信したかどうかを判定し、UEが第1のシステム情報を監視期間内に受信しなかったと判定された場合、UEがシステム情報要求をネットワーク側デバイスに送信する必要があると判定するように構成された判定部とを含む。
実行可能な設計において、時間計測部はさらに、UEが第1のシステム情報を監視期間内に受信したと判定された場合、第1のシステム情報を保存してタイマーの時間計測を停止させるように構成される。
実行可能な設計において、第1のブロードキャストメッセージはさらに、第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含む。受信部はさらに、第1のブロードキャストメッセージを受信した後に、ネットワーク側デバイスにより送信される第3のブロードキャストメッセージを受信するように構成され、第3のブロードキャストメッセージは、最後に更新された第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含む。UEはさらに、第1のブロードキャストメッセージ内の保存された第1のシステム情報のバリュータグが第3のブロードキャストメッセージ内の最後に更新された第1のシステム情報のバリュータグと同じであるかどうかを判定し、これらのバリュータグが異なると判定された場合、第3のブロードキャストメッセージに基づいて第1のシステム情報の内容を更新し、第3のブロードキャストメッセージ内の第1のシステム情報のバリュータグを保存するように構成された判定部を含む。
第9の態様がネットワーク側デバイスを提供する。ネットワーク側デバイスは、ユーザ機器UEにより送信されるシステム情報要求を受信するように構成された受信機であって、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる、受信機と、ユーザ機器UEにより送信されるシステム情報要求を受信するように構成された送信機であって、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスに要求するのに用いられる、送信機とを含む。送信機はさらに、第1のシステム情報をUEに送信するように構成される。
実行可能な設計において、送信機はさらに、第1のブロードキャストメッセージを送信するように構成される。第1のブロードキャストメッセージは、オンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は第1のシステム情報のインジケーション情報を含む。インジケーション情報はシステム情報のインデックスを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。バリュータグは、システム情報の内容が変わったかどうかをUEが判定するのに用いられる。あるいは、インジケーション情報はビットマップを含み、UEがシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があるかどうかを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。
実行可能な設計において、送信機は、グループ識別子と時間−周波数リソースとの間の対応関係をUEのために事前設定するように構成される。ネットワーク側デバイスは、第1のシステム情報を要求するUEに専用シグナリングを送信する。専用シグナリングは、グループ識別子に対応する時間−周波数リソースを対応関係に従って取得して第1のシステム情報を受信するようUEに指示するために、グループ識別子を含む。あるいは、送信機は、第1のシステム情報を要求するUEに専用シグナリングを送信するように構成され、専用シグナリングは、グループ識別子及び時間−周波数リソースを用いて第1のシステム情報を受信するようUEに指示するために、グループ識別子と第1のシステム情報の時間−周波数リソースとを含む。あるいは、送信機は、第1のシステム情報を要求するUEに専用シグナリングを送信することであって、専用シグナリングはグループ識別子を含む、送信することと、第2のブロードキャストメッセージをUEに送信することであって、第2のブロードキャストメッセージは、グループ識別子及び時間−周波数リソースを用いて第1のシステム情報を受信するようUEに指示するために、第1のシステム情報の時間−周波数リソースを含む、送信することとを行うように構成される。
実行可能な設計において、要求に応じて送信される各システム情報は1つのグループ識別子に対応するか、又は要求に応じて送信される少なくとも2つのシステム情報は同じ共通クループ識別子に対応する。第1のシステム情報は第1のシステム情報のインデックスを含むか、又は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。第1のシステム情報はさらに、第1のシステム情報に適用される有効時間を含み得る。有効時間は、第1のシステム情報を取得する有効時間が終了した場合、第1のシステム情報の内容をネットワーク側デバイスから再取得するようUEに指示するのに用いられる。
第10の態様がユーザ機器UEを提供する。UEは、システム情報要求をネットワーク側デバイスに送信するように構成された送信機であって、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる、送信機と、ネットワーク側デバイスにより送信されるグループ識別子を受信するように構成された受信機とを含む。又はUEは、ネットワーク側デバイスにより送信される、グループ識別子と第1のシステム情報の時間−周波数リソースとを受信する。受信機はさらに、グループ識別子と取得された第1のシステム情報の時間−周波数リソースとに基づいて、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のシステム情報を受信するように構成される。
実行可能な設計において、受信機はさらに、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のブロードキャストメッセージを受信するように構成される。第1のブロードキャストメッセージはオンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は第1のシステム情報のインジケーション情報を含む。インジケーション情報はシステム情報のインデックスを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。バリュータグは、システム情報の内容が変わったかどうかをUEが判定するのに用いられる。あるいは、インジケーション情報はビットマップを含み、UEがシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があるかどうかを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。
実行可能な設計において、受信機は、ネットワーク側デバイスにより送信される専用シグナリングを受信するように構成され、専用シグナリングはグループ識別子を含む。あるいは、UEはさらに、グループ識別子と事前設定された時間−周波数リソースとの間の対応関係に従って、第1のシステム情報の時間−周波数リソースを取得するように構成されたプロセッサを含む。受信機は、第1のシステム情報の時間−周波数リソースに従って第1のシステム情報を受信するように構成される。
実行可能な設計において、受信機は、ネットワーク側デバイスにより送信される専用シグナリングを受信するように構成される。専用シグナリングは、グループ識別子と第1のシステム情報の時間周波数リソースとを含む。あるいは、受信機は、ネットワーク側デバイスにより送信される専用シグナリングを受信し、ネットワーク側デバイスにより送信される第2のブロードキャストメッセージを受信するように構成される。専用シグナリングはグループ識別子を含み、第2のブロードキャストメッセージは第1のシステム情報の時間周波数リソースを含む。
実行可能な設計において、要求に応じて送信される各システム情報は1つのグループ識別子に対応するか、又は要求に応じて送信される少なくとも2つのシステム情報は同じ共通クループ識別子に対応する。第1のシステム情報は第1のシステム情報のインデックスを含むか、又は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。第1のシステム情報はさらに、第1のシステム情報に適用される有効時間を含み得る。有効時間は、第1のシステム情報を取得する有効時間が終了した場合、第1のシステム情報の内容をネットワーク側デバイスから再取得するようUEに指示するのに用いられる。
第11の態様がネットワーク側デバイスを提供する。ネットワーク側デバイスは、ユーザ機器UEにより送信されるシステム情報要求を受信するように構成された受信機であって、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる、受信機と、第1のシステム情報をブロードキャストするように構成された送信機とを含む。
実行可能な設計において、送信機はさらに、ブロードキャストメッセージを送信するように構成される。ブロードキャストメッセージは、オンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は第1のシステム情報のインジケーション情報を含む。インジケーション情報はシステム情報のインデックスを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。バリュータグは、システム情報の内容が変わったかどうかをUEが判定するのに用いられる。あるいは、インジケーション情報はビットマップを含み、UEがシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があるかどうかを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。
実行可能な設計において、ブロードキャストメッセージはさらに、システム情報の時間−周波数リソース又は送信機会を含む。時間−周波数リソース又は送信機会は、時間−周波数リソース又は送信機会においてUEがシステム情報を取得するのに用いられる。あるいは、ブロードキャストメッセージはさらにシステム情報の監視期間を含む。監視期間は、UEが監視期間内にシステム情報を受信した場合、システム情報を保存するようUEに指示するのに用いられ、UEが監視期間内にシステム情報を受信しなかった場合、システム情報をブロードキャストするようネットワーク側デバイスに要求するようUEに指示するのに用いられる。
第12の態様がユーザ機器UEを提供する。UEは、システム情報要求をネットワーク側デバイスに送信するように構成された送信機であって、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる、送信機と、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のブロードキャストメッセージを受信するように構成された受信機であって、第1のブロードキャストメッセージは第1のシステム情報を含む、受信機とを含む。
実行可能な設計において、受信機はさらに、ネットワーク側デバイスにより送信される第2のブロードキャストメッセージを受信するように構成される。第2のブロードキャストメッセージはオンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は第1のシステム情報のインジケーション情報を含む。インジケーション情報はシステム情報のインデックスを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。バリュータグは、システム情報の内容が変わったかどうかをUEが判定するのに用いられる。あるいは、インジケーション情報はビットマップを含み、UEがシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があるかどうかを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。
実行可能な設計において、第2のブロードキャストメッセージはさらに、システム情報の時間−周波数リソース又は送信機会を含む。受信機は、時間−周波数リソース又は送信機会に基づいて、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のブロードキャストメッセージを受信するように構成される。
実行可能な設計において、第2のブロードキャストメッセージはさらに、システム情報の監視期間を含む。UEはさらに、UEが第1のシステム情報を取得する必要があるとUEが判定した場合、タイマーを始動させ、UEが第1のシステム情報を監視期間内に受信したかどうかを判定し、UEが第1のシステム情報を監視期間内に受信しなかったと判定された場合、UEがシステム情報要求をネットワーク側デバイスに送信する必要があると判定するように構成されたプロセッサを含み、タイマーの長さは第1のシステム情報の監視期間である。
第13の態様が通信システムを提供する。この通信システムは、第9の態様において提供されたネットワーク側デバイスと、第10の態様において提供されたUEとを含む。
第14の態様が通信システムを提供する。この通信システムは、第11の態様において提供されたネットワーク側デバイスと、第12の態様において提供されたUEとを含む。
第15の態様が通信システムを提供する。この通信システムは、第9の態様において提供されたネットワーク側デバイスを含む。
第16の態様が通信システムを提供する。この通信システムは、第11の態様において提供されたネットワーク側デバイスを含む。
第17の態様がシステムチップを提供する。このシステムチップは、入出力インタフェースと、少なくとも1つのプロセッサと、メモリと、バスとを含む。入出力インタフェースは、ユーザ機器UEにより送信されるシステム情報要求を受信するように構成され、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる。入出力インタフェースはさらに、グループ識別子をUEに送信するように構成される。又はネットワーク側デバイスはグループ識別子と第1のシステム情報の時間−周波数リソースとをUEに送信する。入出力インタフェースはさらに、第1のシステム情報をUEに送信するように構成される。
第18の態様がシステムチップを提供する。このシステムチップは、入出力インタフェースと、少なくとも1つのプロセッサと、メモリと、バスとを含む。入出力インタフェースは、システム情報要求をネットワーク側デバイスに送信するように構成され、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる。入出力インタフェースはさらに、ネットワーク側デバイスにより送信されるグループ識別子を受信するように構成される。又はUEが、ネットワーク側デバイスにより送信されるグループ識別子と第1のシステム情報の時間−周波数リソースとを受信する。入出力インタフェースはさらに、グループ識別子と取得された第1のシステム情報の時間−周波数リソースとに基づいて、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のシステム情報を受信するように構成される。
第19の態様がシステムチップを提供する。このシステムチップは、入出力インタフェースと、少なくとも1つのプロセッサと、メモリと、バスとを含む。入出力インタフェースは、ユーザ機器UEにより送信されるシステム情報要求を受信するように構成され、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる。入出力インタフェースはさらに、第1のシステム情報をブロードキャストするように構成される。
第20の態様がシステムチップを提供する。このシステムチップは、入出力インタフェースと、少なくとも1つのプロセッサと、メモリと、バスとを含む。入出力インタフェースは、システム情報要求をネットワーク側デバイスに送信するように構成され、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる。入出力インタフェースはさらに、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のブロードキャストメッセージを受信するように構成され、第1のブロードキャストメッセージは第1のシステム情報を含む。
第21の態様によれば、本発明の一実施形態が、上述のネットワーク側デバイスにより用いられるコンピュータソフトウェア命令を格納するように構成されたコンピュータ記憶媒体を提供する。コンピュータソフトウェア命令は、上述の第1の態様を実行するように設計されたプログラムを含む。
第22の態様によれば、本発明の一実施形態が、上述のUEにより用いられるコンピュータソフトウェア命令を格納するように構成されたコンピュータ記憶媒体を提供する。コンピュータソフトウェア命令は、上述の第3の態様を実行するように設計されたプログラムを含む。
第23の態様によれば、本発明の一実施形態が、上述のネットワーク側デバイスにより用いられるコンピュータソフトウェア命令を格納するように構成されたコンピュータ記憶媒体を提供する。コンピュータソフトウェア命令は、上述の第5の態様を実行するように設計されたプログラムを含む。
第24の態様によれば、本発明の一実施形態が、上述のUEにより用いられるコンピュータソフトウェア命令を格納するように構成されたコンピュータ記憶媒体を提供する。コンピュータソフトウェア命令は、上述の第7の態様を実行するように設計されたプログラムを含む。
第25の態様によれば、本発明の一実施形態がシステム情報を送信するための方法を提供する。本方法は、システム情報要求をネットワーク側デバイスにユーザ機器が送信する段階であって、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる、段階と、ネットワーク側デバイスによりブロードキャストされる第1のシステム情報をユーザ機器が受信する段階とを含む。
実現可能な設計において、ユーザ機器は、ネットワーク側デバイスにより送信されるブロードキャストメッセージを受信する。ブロードキャストメッセージはオンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は第1のシステム情報のインジケーション情報を含む。インジケーション情報はシステム情報のインデックスを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。バリュータグは、システム情報の内容が変わったかどうかをユーザ機器が判定するのに用いられる。あるいは、インジケーション情報はビットマップを含み、ユーザ機器がシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があるかどうかを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。
実現可能な設計において、ユーザ機器はネットワーク側デバイスにより送信されるブロードキャストメッセージを受信する。ブロードキャストメッセージはオンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は第1のシステム情報のインジケーション情報を含む。インジケーション情報は、ユーザ機器がシステム情報要求を送信してシステム情報を取得する必要があるかどうかを示すのに用いられる。
実現可能な設計において、インジケーション情報はビットマップを含み、ビットマップは少なくとも1つのビットを含み、ユーザ機器がシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があるかどうかを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。
実現可能な設計において、ブロードキャストメッセージはさらに、システム情報の時間−周波数リソース又は送信機会を含む。ネットワーク側デバイスによりブロードキャストされる第1のシステム情報をユーザ機器が受信する段階は、時間−周波数リソース又は送信機会に基づいて、ネットワーク側デバイスによりブロードキャストされる第1のシステム情報をユーザ機器が受信する段階を含む。
実現可能な設計において、ブロードキャストメッセージはさらにシステム情報の監視期間を含み、本方法はさらに、ユーザ機器が第1のシステム情報を監視期間内に受信しなかった場合、システム情報要求をネットワーク側デバイスにユーザ機器が送信する段階を含む。
実現可能な設計において、システム情報要求はビットマップを含み、ビットマップ内の1つのビットが、第1のシステム情報を要求する必要があることを示す。
実現可能な設計において、システム情報要求を送信した後に、ユーザ機器は、第1のシステム情報の周期的な時間−周波数リソース、第1のシステム情報の送信時間の最も近い時間−周波数リソース、又は第1のシステム情報の送信時間の最も近い送信機会において、第1のシステム情報を受信する。
実現可能な設計において、第1のシステム情報は、第1のシステム情報に適用される有効時間を含む。
実現可能な設計において、システム情報要求をネットワーク側デバイスにユーザ機器UEが送信する段階の前に、本方法はさらに、UEが最新のインジケーション情報を読み出し、UEがシステム情報要求を送信して第1のシステム情報を取得する必要があるかどうかを判定する段階を含む。
実現可能な設計において、システム情報要求をネットワーク側デバイスにユーザ機器が送信する段階の前に、本方法はさらに、次に受信される第1のシステム情報の時間−周波数リソース又は次に受信される第1のシステム情報の送信機会において、第1のシステム情報をユーザ機器が受信しない段階を含む。ユーザ機器はまず、次に受信される第1のシステム情報の時間−周波数リソース又は次に受信される第1のシステム情報の送信機会において、ユーザ機器が第1のシステム情報を受信するかどうかを判定する。
第26の態様によれば、本発明の一実施形態がシステム情報を送信するための方法を提供する。本方法は、ユーザ機器により送信されるシステム情報要求をネットワーク側デバイスが受信する段階であって、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる、段階と、第1のシステム情報をネットワーク側デバイスがブロードキャストする段階とを含む。
実現可能な設計において、ネットワーク側デバイスはブロードキャストメッセージを送信する。ブロードキャストメッセージはオンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は第1のシステム情報のインジケーション情報を含む。インジケーション情報はシステム情報のインデックスを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。バリュータグは、システム情報の内容が変わったかどうかをUEが判定するのに用いられる。あるいは、インジケーション情報はビットマップを含み、UEがシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があるかどうかを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。
実現可能な設計において、ネットワーク側デバイスはブロードキャストメッセージを送信する。ブロードキャストメッセージは、要求に応じてシステム情報を送信するように命令するインジケーション情報を含み、インジケーション情報は第1のシステム情報のインジケーション情報を含む。インジケーション情報は、ユーザ機器がシステム情報要求を送信してシステム情報を取得する必要があるかどうかを示すのに用いられる。
実現可能な設計において、インジケーション情報はビットマップを含み、ビットマップは少なくとも1つのビットを含み、ユーザ機器がシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があるかどうかを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。
実行可能な設計において、ブロードキャストメッセージは、システム情報の時間−周波数リソース又は送信機会を含む。時間−周波数リソース又は送信機会は、時間−周波数リソース又は送信機会においてユーザ機器がシステム情報を取得するのに用いられる。
実行可能な設計において、ブロードキャストメッセージはシステム情報の監視期間を含む。1つのケースとして、ユーザ機器がシステム情報を監視期間内に受信した場合、ユーザ機器はシステム情報を保存する。又は別のケースとして、ユーザ機器がシステム情報を監視期間内に受信しなかった場合、ユーザ機器はシステム情報をブロードキャストするようネットワーク側デバイスに要求する。
実行可能な設計において、ネットワーク側デバイスは、ブロードキャストされた周期的な時間−周波数リソース又はブロードキャストされた送信機会から最も近い時間−周波数リソース又は最も近い送信機会を選択して、第1のシステム情報をブロードキャストする。
実現可能な設計において、第1のシステム情報は、第1のシステム情報に適用される有効時間を含む。
第27の態様によれば、本発明の一実施形態が、メモリ、送受信機、及び少なくとも1つのプロセッサを含むユーザ機器を提供する。メモリは命令を格納する。メモリ、送受信機、及び少なくとも1つのプロセッサは、ケーブルを用いて相互接続される。送受信機は、第25の態様において提供された方法における、ユーザ機器が情報を送受信するオペレーションを行うように構成される。少なくとも1つのプロセッサは、メモリに格納された命令を呼び出し、第25の態様において提供された方法におけるユーザ機器により行われる処理オペレーションを実行する。
第28の態様によれば、本発明の一実施形態が、メモリ、送受信機、及び少なくとも1つのプロセッサを含むネットワーク側デバイスを提供する。メモリは命令を格納する。メモリ、送受信機、及び少なくとも1つのプロセッサは、ケーブルを用いて相互接続される。送受信機は、第26の態様において提供された方法における、ネットワーク側デバイスが情報を送受信するオペレーションを行うように構成される。少なくとも1つのプロセッサは、メモリに格納された命令を呼び出し、第26の態様において提供された方法における、ネットワーク側デバイスによって行われる処理オペレーションを実行する。
第29の態様によれば、本発明の一実施形態が、ユーザ機器に適用されるチップシステムを提供する。このチップシステムは、少なくとも1つのプロセッサ、メモリ、及びインタフェース回路を含む。インタフェース回路は、チップシステムと外部システムとの間の情報交換を担当する。メモリ、インタフェース回路、及び少なくとも1つのプロセッサは、ケーブルを用いて相互接続される。少なくとも1つのメモリは命令を格納する。命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行され、第25の態様において提供された方法におけるユーザ機器のオペレーションを行う。
第30の態様によれば、本発明の一実施形態がネットワーク側デバイスに適用されるチップシステムを提供する。このチップシステムは、少なくとも1つのプロセッサ、メモリ、及びインタフェース回路を含む。インタフェース回路は、チップシステムと外部システムとの間の情報交換を担当する。メモリ、インタフェース回路、及び少なくとも1つのプロセッサは、ケーブルを用いて相互接続される。少なくとも1つのメモリは命令を格納する。命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行され、第26の態様において提供された方法におけるネットワーク側デバイスのオペレーションを行う。
第31の態様によれば、本発明の一実施形態がユーザ機器に適用されるコンピュータ可読記憶媒体を提供する。このコンピュータ可読記憶媒体は命令を格納し、命令は演算処理デバイス上で実行され、第25の態様において提供された方法におけるユーザ機器のオペレーションを行う。
第32の態様によれば、本発明の一実施形態がネットワーク側デバイスに適用されるコンピュータ可読記憶媒体を提供する。このコンピュータ可読記憶媒体は命令を格納し、命令は演算処理デバイス上で実行され、第26の態様において提供された方法におけるネットワーク側デバイスのオペレーションを行う。
第33の態様によれば、本発明の一実施形態が、ネットワーク側デバイス及び/又はユーザ機器を含む通信システムを提供する。ネットワーク側デバイスは第28の態様において提供されたネットワーク側デバイスであり、ユーザ機器は第27の態様において提供されたユーザ機器である。
第34の態様によれば、本発明の一実施形態が、ユーザ機器に適用されるコンピュータプログラム製品を提供する。このコンピュータプログラム製品は一連の命令を含み、これらの命令は、第25の態様において提供された方法におけるユーザ機器のオペレーションを行うように実行される。
第35の態様によれば、本発明の一実施形態が、ネットワーク側デバイスに適用されるコンピュータプログラム製品を提供する。このコンピュータプログラム製品は一連の命令を含み、これらの命令は、第26の態様において提供された方法におけるネットワーク側デバイスのオペレーションを行うように実行される。
上述したように、UEにより送信されるシステム情報要求を受信した場合、ネットワーク側デバイスは、グループ識別子、又はグループ識別子及び時間−周波数リソースをUEに送信し得るので、UEは、グループ識別子に基づいて時間−周波数リソースのスクランブルを解除し、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のシステム情報を受信する。複数のUEが同じシステム情報を要求する場合には、ネットワーク側デバイスは、システム情報を伝送するために専用シグナリングを各UEに送信する必要はないが、マルチキャスト方式でシステム情報を送信する。専用シグナリングを用いてシステム情報を送信する場合と比較すると、マルチキャスト方式はネットワークの時間−周波数リソースを節約する。あるいは、UEにより送信されるシステム情報要求を受信した場合、ネットワーク側デバイスは、システム情報要求で要求された第1のシステム情報をブロードキャストしてよい。複数のUEが同じシステム情報を要求する場合には、基地局は専用シグナリングを用いて第1のシステム情報を各UEに伝送することはないが、ブロードキャスト方式で第1のシステム情報をブロードキャストする。これにより、第1のシステム情報を現在必要とするUEが第1のシステム情報を受信できるようになるだけでなく、第1のシステム情報に関係している他のUEも、第1のシステム情報を基地局から取得するように要求することなく、第1のシステム情報を事前に受信できるようになる。ネットワークの比較的多数の時間−周波数リソースを占有する専用シグナリングを用いて第1のシステム情報を伝送する場合と比較すると、ブロードキャスト方式はネットワークの時間−周波数リソースを節約する。
以下では、本発明の実施形態における添付図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決手段を明確且つ十分に説明する。説明される実施形態は、本発明の実施形態の全てではなく、単に一部の実施形態に過ぎないことは明らかである。当業者が本発明の実施形態に基づいて創造的努力をすることなく取得する他の全ての実施形態は、本発明の保護範囲に含まれることになる。
本発明の実施形態は、UEがOn−demand SIをネットワーク(Network、NW)に要求する、言い換えれば、UEがSIを必要とするときに、SIがNWによりUEに送信されるというシナリオに適用されてよい。
本発明の一実施形態が通信システムを提供する。図1に示すように、通信システムは少なくとも1つのUEとネットワーク側デバイスとを含む。ネットワーク側デバイスは基地局であってよい。UEは、基地局のセルカバレッジエリア内にある。UEは、システム情報要求をネットワーク側デバイスに送信するように構成され、ネットワーク側デバイスは、システム情報要求に従って、UEにより要求されたシステム情報をマルチキャスト方式又はブロードキャスト方式でUEに送信するように構成される。
本発明の実施形態において、UEは以下に挙げるもののうちのいずれか1つであってよく、UEは固定式又は移動式であってよい。UEは、限定されるものではないが、ステーション(Station)、移動局(Mobile Station)、加入者ユニット(Subscriber Unit)、パーソナルコンピュータ(Personal Computer)、ラップトップコンピュータ(Laptop Computer)、タブレットコンピュータ(Tablet Computer)、ネットブック(Netbook)、端末(Terminal)、携帯電話(Cellular Phone)、ハンドヘルド(Handheld)デバイス、コードレス電話(Cordless Phone)、携帯情報端末(Personal Digital Assistant、略してPDA)、データカード(Data Card)、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus、略してUSB)挿入デバイス、携帯型WiFiホットスポットデバイス(WiFi Device)、スマートウォッチ、スマートグラス、無線モデム(英文:Modem)、無線ルータ、又は無線ローカルループ(Wireless Local Loop、略してWLL)ステーションなどを含んでよい。基地局(NodeB)は、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)ネットワークの基地局、進化型汎用地上波無線アクセスネットワーク(UMTS Terrestrial Radio Access Network、UTRAN)の基地局、又は、新無線ネットワークの基地局などであってよい。
携帯電話であるUEが一例として用いられる。図2は、本発明のこの実施形態に関連した携帯電話の部分構造のブロック図を示す。図2を参照すると、携帯電話は、無線周波数(Radio Frequency、RF)回路210、電源220、プロセッサ230、メモリ240、入力部250、表示部260、センサ270、及びオーディオ回路280などを含む。当業者であれば、図2に示す携帯電話の構造は携帯電話に対する限定にはならないことを理解するであろう。携帯電話は、図に示す構成要素より多い又は少ない構成要素を含んでよく、又はいくつかの構成要素を組み合わせてもよく、又は、異なる構成要素配置を有してもよい。
基地局(base station、BS)デバイスは、基地局とも呼ばれることがあり、無線通信機能を提供するために無線アクセスネットワークにデプロイされた装置である。例えば、2Gネットワークでは、基地局機能を提供するデバイスがベーストランシーバ基地局(base transceiver station、BTS)及び基地局コントローラ(base station controller、BSC)を含み、3Gネットワークでは、基地局機能を提供するデバイスがノードB(NodeB)及び無線ネットワークコントローラ(radio network controller、RNC)を含み、4Gネットワークでは、基地局機能を提供するデバイスがE−UTRAN NodeB(進化型NodeB、eNB)を含み、5Gネットワークでは、基地局機能を提供するデバイスが新無線ノードB(New Radio NodeB、gNB)、集中型ユニット(Centralized Unit、CU)、分散型ユニット(Distributed Unit)、及び新無線コントローラを含み、WLANでは、基地局機能を提供するデバイスがアクセスポイント(access point、AP)である。
本発明の実施形態は、システム情報を送信するための方法、UE、及びネットワーク側デバイスを提供する。ネットワーク側デバイスは、上述の基地局又は任意の他のネットワーク側デバイスであってよい。UEがシステム情報を取得する必要があり、システム情報要求を基地局に送信した場合、基地局は、システム情報を要求するのに用いられるシステム情報要求に従って、システム情報を要求する現在の要求数量を判定し得る。要求が少数しかない場合、基地局は専用シグナリングを用いてシステム情報を各UEに送信してよい。要求が多数ある場合、基地局は、同じシステム情報を要求した複数のUEにグループ識別子(Group ID)、時間−周波数リソース、及びシステム情報をマルチキャスト方式で送信してよい。さらに多数の要求がある場合、基地局はシステム情報をUEにブロードキャスト方式で送信してよい。このようにして、複数のUEが同じシステム情報を要求した場合、基地局は、システム情報を複数のUEにマルチキャスト方式又はブロードキャスト方式で送信してよく、システム情報を要求した複数のUEのそれぞれに専用シグナリングを用いてシステム情報を送信する必要はない。これにより、複数の専用シグナリングで占有される、ネットワークの時間−周波数リソースが削減される。
本発明の一実施形態が、システム情報を送信するための方法を提供する。以下では、システム情報要求を送信するUEにNW側がシステム情報をマルチキャスト方式で送信する一例を説明する。ネットワーク側デバイスの場合、図3に示すように、本方法は以下の段階を含む。
301:ネットワーク側デバイスは、ユーザ機器UEにより送信されるシステム情報要求を受信する。システム情報要求は、第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる。
ネットワーク側デバイスは上述の基地局であってよく、第1のシステム情報は任意のOn−demand SIであってよい。
302:ネットワーク側デバイスは、グループ識別子をUEに送信するか、又はグループ識別子と第1のシステム情報の時間−周波数リソースとをUEに送信する。
UEは、ネットワーク側デバイスがシステム情報をマルチキャスト方式で送信した場合、Group IDに基づいて、受信したシステム情報の時間−周波数リソースのスクランブルを解除する。
グループ識別子は、プロトコルで予め規定されてよく、又はプロトコルで予め規定されたルールに従って取得されてもよいことが理解されるであろう。
例えば、基地局が、第1のシステム情報を要求する要求数量に基づいて、第1のシステム情報をマルチキャスト方式で送信すると判定した場合、基地局は、第1のシステム情報を要求するUEにGroup IDを送信してよい。この場合、Group IDと時間−周波数リソースとの間の対応関係が、UEのために事前設定されてよい。あるいは、基地局は、第1のシステム情報を要求するUEにGroup IDと第1のシステム情報の時間−周波数リソースとを送信してよい。
303:ネットワーク側デバイスは第1のシステム情報をUEに送信する。
UEは、Group IDに基づいて時間−周波数リソースのスクランブルを解除し、基地局により送信される第1のシステム情報を時間−周波数リソースに基づいて受信してよい。基地局は、専用シグナリングを用いて、第1のシステム情報を要求する各UEに第1のシステム情報を伝送する必要はなく、第1のシステム情報をマルチキャスト方式で送信する。これにより、第1のシステム情報を送信するための、ネットワークの時間−周波数リソースが節約される。
あるいは、段階302で、ネットワーク側デバイスは、Group IDと第1のシステム情報の受信時間インジケーション情報とをUEに送信してよい。受信時間インジケーション情報は、ある時間範囲内で、ある時点で、又はある時間ウィンドウ内で、第1のシステム情報を受信するようUEに指示するのに用いられてよい。同様に、UEは段階303で、受信時間インジケーション情報によって示されるある時点で、Group IDに基づいて時間周波数リソースのスクランブルを解除し、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のシステム情報を受信する。以下では、システム情報要求を送信するUEにNW側がシステム情報をマルチキャスト方式で送信する一例を説明する。UEについては、図4に示すように、本方法は以下の段階を含む。
401:UEはシステム情報要求をネットワーク側デバイスに送信する。システム情報要求は、第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる。
402:UEは、ネットワーク側デバイスにより送信されるグループ識別子を受信するか、又はネットワーク側デバイスにより送信されるグループ識別子と第1のシステム情報の時間−周波数リソースとを受信する。
あるいは、UEは、ネットワーク側デバイスにより送信されるGroup IDと第1のシステム情報の受信時間インジケーション情報とを受信してよい。受信時間インジケーション情報は、ある時間範囲内で、ある時点で、又はある時間ウィンドウ内で、第1のシステム情報を受信するようUEに指示するのに用いられてよい。
あるいは、グループ識別子は、プロトコルで予め規定されてよく、又はプロトコルで予め規定されたルールに従ってUEにより取得されてもよい。
403:UEは、グループ識別子と取得された第1のシステム情報の時間−周波数リソースとに基づいて、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のシステム情報を受信する。
あるいは、UEは、受信時間インジケーション情報によって示される時点で、Group IDに基づいて時間−周波数リソースのスクランブルを解除し、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のシステム情報を受信してよい。
以下では、本発明の実施形態をさらに説明する。
本発明の一実施形態が、システム情報を送信するための方法を提供する。以下では、システム情報要求を送信するUEにNW側がシステム情報をマルチキャスト方式で送信する一例を説明する。ネットワーク側デバイスが基地局であるという一例を用いて、図5に示すように、本方法は以下の段階を含む。
501:ネットワーク側デバイスは第1のブロードキャストメッセージを送信する。第1のブロードキャストメッセージはオンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含む。
ネットワーク側デバイスは、以下の説明における基地局である。
基地局は、important SIをブロードキャストによってUEに送信してよい。On−demand SIの場合、基地局は、システム情報要求を送信してOn−demand SIを取得するようUEに指示するために、On−demand SIのインジケーション情報をUEにブロードキャストしてよい。特に指定しない限り、以下の実施形態で言及されるSIはOn−demand SIのことを指している。
インジケーション情報は、リスト又はビットマップの形であってよい。
第1のブロードキャストメッセージは、リスト(On−demand SI list)又はSIを示すためのビットマップ(bitmap)を含んでよい。
インジケーション情報がリストを含む場合、このリストは、システム情報のインデックス(number)を含むか、又はシステム情報のインデックス及びバリュータグ(Value Tag、VT)を含むか、又はシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグ(common VT)を含んでよい。バリュータグは、システム情報の内容が変わったかどうかをUEが判定するのに用いられる。
例えば、表1に示すように、リストがSIのインデックス及びバリュータグを含む場合、インジケーション情報は以下の通りになり得る。
[表1]
表1のOn−demand SI numは、SIのインデックスを表しており、例えば、これらのインデックスはSI1及びSI2である。VTはSIに対応するバリュータグを表しており、例えば、1及び3である。リストはVTを含まなくてもよい。リストを受信した場合、UEは、システム情報要求を送信することによってどのSIを取得する必要があるかをインデックスに基づいて判定し得る。具体的には、SIのインデックスとSIとの間の対応関係がUEのために設定される。UEは、受信リスト内のSIのインデックスと対応関係とに従って、システム情報要求を送信することによってどのSIを取得する必要があるかを認識し得る。この対応関係は、UEのために基地局によって事前設定されてよい。
リストが、SIのインデックス、バリュータグ、及び共通バリュータグを含む場合、SIのインデックスはSI1、SI2、SI3、及びSI4を含み、これらのインデックスは、SI group1及びSI group2という2つのグループに分割されることが想定されている。SI group1はSI1及びSI2を含み、SI group2はSI3及びSI4を含む。SI group1のcommon VTは0であり、SI group2のcommon VTは1である。表2に示すように、インジケーション情報は以下の通りであってよい。
[表2−1]
[表2−2]
SI1のVTが1である場合、SI2のVTは3であり、対応するSI group1のcommon VTは1であることが表2−2から分かる。SI1及びSI2のいずれかの情報内容が変わった場合、SIに対応するVTも変わり、SI1及びSI2に対応するSI group1のcommon VTもこれに応じて変わる。例えば、SIに対応するVTが1だけ増加した場合、SI group1のcommon VTの値が1だけ増加する。同様に、SI3及びSI4のいずれかの情報内容が変わった場合、SIに対応するVTも変わり、SI3及びSI4に対応するSI group2のcommon VTもこれに応じて変わる。SIの情報内容が変わり、対応するVTが引き続いて増加する場合、VTの値が特定の値範囲内に制限され得ることに留意されたい。例えば、VTの値範囲は1〜16である。SIの内容が頻繁に変わる場合、VTに対応する値が最大値16に変わった後に、SIの内容が再度変わるならば、VTに対応する値は16からVTの最小値1に更新され得る。
第1のブロードキャストメッセージがOn−demand SIを示すためのビットマップを含む場合、ビットマップ内の各ビットの値は、UEがシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するSIを取得する必要があるかどうかを示すためのものである。例えば、ビットマップは0011かもしれない。これらのビットは、順にSI1、SI2、SI3、及びSI4に対応する。0のビット値は、対応するSIがブロードキャストされていないことを示すので、UEは、システム情報要求を送信することによって、対応するSIを取得する必要がある。1のビット値は、対応するSIがブロードキャストされていることを示すので、UEは、ブロードキャストメッセージ内のスケジューリング情報に従って、SIの時間−周波数リソースを取得し、SIを受信することができる。
第1のブロードキャストメッセージは周期的にブロードキャストされ得るので、基地局の対象セルに新たに加わったUEは、システム情報要求を送信することによってSIのインジケーション情報を遅滞なく受信することに留意されたい。
502:UEはシステム情報要求をネットワーク側デバイスに送信する。システム情報要求は、第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる。
インジケーション情報を受信した後に、インジケーション情報によって示された1つのSIをUEが取得する必要がある場合、UEはシステム情報要求を基地局に送信する。システム情報要求は、SIのインデックスを含んでよい。システム情報要求は、ビットマップを含んでよい。ビットマップは、第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられてよい。ビットマップは、少なくとも1つのビットを含む。各ビットは、異なるシステム情報に対応してよく、各ビットに対応する第1のシステム情報を取得するよう要求するかどうかを示すのに用いられてよい。例えば、1つのビットの値が1である場合、このビットに対応するシステム情報を取得するようUEが要求することを示している。ビットの値が0である場合、このビットに対応するシステム情報を取得するようUEが要求しないことを示している。ビットの値が1である場合、このビットに対応するシステム情報を取得するようUEが要求しないことを示しており、ビットの値が0である場合、このビットに対応するシステム情報を取得するようUEが要求することを示していることが理解されるであろう。UEがSIの情報内容を保存しており、SIの更新された情報内容を基地局から取得するために現時点でシステム情報を送信する場合、システム情報要求はSIのインデックス及びVTを含んでよい。
例えば、UEが取得するよう要求するシステム情報がSI1及びSI3を含む場合、UEにより送信されるシステム情報要求(Request)の情報内容を表3−1が示す。
[表3−1]
例えば、UEが取得するよう要求するシステム情報はSI1及びSI3を含む。要求に基づいてネットワーク側デバイスにより送信されるシステム情報がSI1、SI2、SI3、及びSI4を含み得る場合、ビットマップ内の右端のビットがSI1に対応し、左端のビットがSI4に対応するという例示的な対応方式において、表3−2はUEにより送信されるシステム情報要求(Request)の情報内容を示す。
[表3−2]
ビットマップがシステム情報にどのように対応するかを表す方式が、代替的に、ビットマップ内の右端のビットがSI4に対応し、左端のビットがSI1に対応するというものであってもよいことが理解されるであろう。
システム情報要求がSIのインデックス及びVTを含む場合、表4が、UEにより送信されるシステム情報要求の情報内容を示す。
[表4]
システム情報要求が、SIのインデックスを搬送するがSIのVTを搬送しない場合、段階505が段階502の直後に行われてもよい。システム情報要求がSIのインデックス及びVTを搬送する場合、段階503が段階502の後に行われてよい。
503:ネットワーク側デバイスは、第1のシステム情報をUEに送信するかどうかを判定する。ネットワーク側デバイスが第1のシステム情報をUEに送信すると判定した場合、ネットワーク側デバイスは段階505を行う。ネットワーク側デバイスが第1のシステム情報をUEに送信しないと判定した場合、ネットワーク側デバイスは段階504を行う。
システム情報要求がUEにより要求される第1のシステム情報SIのインデックス及びVTを含む場合、基地局はまず、UEにより送信される第1のシステム情報SIのVTと基地局が保存しているSIのVTとが同じであるかどうかを判定してよい。これらのVTが同じである場合、UEが現在保存している第1のシステム情報の内容が利用可能であることを示しており、段階504がすぐ次に行われてよい。これらのVTが異なる場合、基地局は、基地局側にある第1のシステム情報の内容が更新されていると判定し、基地局は、新たな第1のシステム情報の内容をUEに送信する必要がある。例えば、UEにより送信されるシステム情報要求内のSIのインデックスがSI3であり、VTが3であるならば、基地局は、システム情報要求を受信する場合、基地局が現在保存しているSI3のVTをSIのインデックスSI3に基づいて取得する。基地局が保存しているSI3のVTが3である場合、基地局は、UEが現在保存しているSI3の内容が有効であることを示すために、確認応答(Acknowledgement、ACK)メッセージをUEに送信すると判定する。基地局が保存しているSI3のVTが4である場合、基地局側のSI3の内容が更新されていることを示しており、基地局は更新されたSI3をUEに送信する必要がある。
504:ネットワーク側デバイスは、UEが保存している第1のシステム情報を引き続き用いるようUEに指示するために、確認応答ACKメッセージをUEに送信する。
UEのシステム情報要求がSIの複数のインデックス及びVTを含む場合、ネットワーク側デバイスにより送信されるACKメッセージは、対応するSIのインデックスを示す必要があるので、UEは、どのSIの内容が更新の必要がないかを認識することが理解されるであろう。
505:ネットワーク側デバイスは、グループ識別子をUEに送信するか、又はグループ識別子と第1のシステム情報の時間−周波数リソースとをUEに送信する。
あるいは、ネットワーク側デバイスは、Group IDと第1のシステム情報の受信時間インジケーション情報とをUEに送信してよい。受信時間インジケーション情報は、ある時間範囲内で、ある時点で、又はある時間ウィンドウ内で、第1のシステム情報を受信するようUEに指示するのに用いられてよい。
グループ識別子が、プロトコルで予め規定されるか、又はプロトコルで予め規定されたルールに従って取得され得る場合、段階505を行う必要はないことが理解されるであろう。この実施形態は、ネットワーク側デバイスがグループ識別子をUEに送信するという一例を用いるが、グループ識別子を取得する他の方式に制限を設けない。
UEは、ネットワーク側デバイスがシステム情報をマルチキャスト方式で送信した場合、Group IDに基づいて、受信したシステム情報の時間−周波数リソースのスクランブルを解除する。
第1の実施例において、基地局は、少なくとも1つのGroup IDとUEの時間−周波数リソースとの間の対応関係を事前設定してよい。UEが第1のシステム情報を要求した場合、基地局は、第1のシステム情報を要求するUEに専用シグナリングを送信してよい。専用シグナリングは、Group IDに対応する第1のシステム情報の時間−周波数リソースを対応関係に従って取得し、さらに時間−周波数リソースに基づいて第1のシステム情報を受信するようUEに指示するために、第1のシステム情報を要求するUEに割り当てられるGroup IDを含む。具体的には、基地局は、ある時間−周波数リソースをOn−demand SIの時間−周波数リソースとして事前設定し、Group IDと時間−周波数リソースとの間の対応関係を確立してよい。Group IDを受信した後に、UEは、事前設定された時間−周波数リソースを読み出し、事前設定された時間−周波数リソースを復調して第1のシステム情報を取得しようとする。あるいは、基地局は、少なくとも1つのGroup IDとUEの受信時間インジケーション情報との間の対応関係を事前設定してよい。UEが第1のシステム情報を要求した場合、基地局は、第1のシステム情報を要求するUEに専用シグナリングを送信してよい。専用シグナリングは、Group IDと受信時間インジケーション情報との間の対応関係に従って第1のシステム情報のGroup IDに対応する受信時間を取得し、さらにこの受信時間に基づいて第1のシステム情報を受信するようUEに指示するために、第1のシステム情報を要求するUEに割り当てられるGroup IDを含む。言い換えれば、基地局は特定の受信時間インジケーション情報をOn−demand SIの受信時間として事前設定し、Group IDと受信時間との間の対応関係を確立してよい。Group IDを受信した後に、UEは、事前設定された受信時間を読み出し、事前設定された受信時間を復調して第1のシステム情報を取得しようとする。
第2の実施例において、基地局は、第1のシステム情報を要求するUEに専用シグナリングを送信してよい。専用シグナリングは、基地局により送信される第1のシステム情報をGroup ID及び時間−周波数リソースを用いて受信するようUEに指示するために、Group IDと第1のシステム情報の時間−周波数リソースとを含む。
第3の実施例において、基地局は、第1のシステム情報を要求するUEに専用シグナリングを送信してよい。専用シグナリングはGroup IDを含む。基地局は、第1のシステム情報を要求するUEに第2のブロードキャストメッセージを送信してよい。第2のブロードキャストメッセージは、Group ID及び時間−周波数リソースを用いて第1のシステム情報を受信するようUEに指示するために、第1のシステム情報の時間−周波数リソースを含む。例えば、基地局はマスター情報ブロック(Master Information Block、MIB)又はスケジューリングブロック(scheduling block、SB)を用いて、第1のシステム情報の時間−周波数リソースを搬送してよい。言い換えれば、第2のブロードキャストメッセージはMIB若しくはSBであってよく、又は別のメッセージ形式であってもよい。このことは、本出願において限定されるものではない。
第4の実施例において、基地局は、第1のシステム情報を要求するUEに専用シグナリングを送信してよい。専用シグナリングは、Group IDと第1のシステム情報の受信時間インジケーション情報とを含む。受信時間インジケーション情報は、ある時間範囲内で、ある時点で、又はある時間ウィンドウ内で、第1のシステム情報を受信するようUEに指示するのに用いられ得るので、UEは、Group ID及び受信時間インジケーション情報を用いて、基地局により送信される第1のシステム情報を受信する。
第5の実施例において、基地局は、第1のシステム情報を要求するUEに専用シグナリングを送信してよい。専用シグナリングはGroup IDを含む。基地局は、第1のシステム情報を要求するUEに第2のブロードキャストメッセージを送信してよい。第2のブロードキャストメッセージは、Group ID及び受信時間インジケーション情報を用いて第1のシステム情報を受信するようUEに指示するために、第1のシステム情報の受信時間インジケーション情報を含む。例えば、基地局はマスター情報ブロックMIB又はスケジューリングブロックSBを用いて、第1のシステム情報の受信時間インジケーション情報を搬送してよい。言い換えれば、第2のブロードキャストメッセージはMIB若しくはSBであってよく、又は別のメッセージ形式であってもよい。本出願は、そのことに限定されるものではない。
任意選択的に、基地局がGroup IDをUEに送信するか、又はGroup ID及び時間−周波数リソースをUEに送信する場合、第1のシステム情報は時間−周波数リソースを送信するためのメッセージで搬送されてよい。言い換えれば、第1の実施例において基地局がGroup IDを送信する場合、専用シグナリングはGroup ID及び第1のシステム情報を含んでよい。第2の実施例において基地局が専用シグナリングを送信する場合、専用シグナリングはGroup ID、時間−周波数リソース、及び第1のシステム情報を含む。第3の実施例において基地局が第2のブロードキャストメッセージを送信する場合、第2のブロードキャストメッセージは時間−周波数リソース及び第1のシステム情報を含む。
506:ネットワーク側デバイスは第1のシステム情報をUEに送信する。
基地局は、Group ID、又はGroup ID及び時間−周波数リソース、又はGroup ID及び受信時間インジケーション情報を、第1のシステム情報を要求するUEに送信するか、又はUEは、Group IDをプロトコルで予め規定されたように、若しくはプロトコルで予め規定されたルールに従って取得してよく、したがって、基地局は第1のシステム情報を要求するUEに第1のシステム情報をマルチキャスト方式で送信してよい。
要求に応じて送信される各システム情報は、1つのGroup IDに対応してよく、又は要求に応じて送信される少なくとも2つのシステム情報が同じcommon Group IDに対応する。
ネットワーク側デバイスにより送信される第1のシステム情報は、第1のシステム情報のインデックスを含んでよく、又は第1のシステム情報のインデックス及びVTを含んでよく、又は、第1のシステム情報のインデックス及びVT並びに少なくとも2つのシステム情報のcommon VTを含んでよい。
任意選択的に、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のシステム情報はさらに、第1のシステム情報に適用される有効時間を含んでよい。有効時間は、有効時間が終了してUEが第1のシステム情報を取得する必要がある場合、第1のシステム情報の内容をネットワーク側デバイスから再取得するようUEに指示するのに用いられる。有効時間はさらに、第1のシステム情報の時間−周波数リソースの有効時間を示すのに用いられてよい。例えば、有効時間が終了して、UEが第1のシステム情報を取得する必要がある場合、UEは、時間−周波数リソースを取得する事前設定された方式に基づいて、更新された時間−周波数リソースを取得してよい。例えば、更新された時間−周波数リソースは、システム情報要求が送信された後の、k番目のサブフレームから(k+n)番目のサブフレームにある時間−周波数リソースである。あるいは、UEは、有効時間が終了する前に、新たな時間−周波数リソースを基地局から取得してもよい。
507:UEは、グループ識別子と取得された第1のシステム情報の時間−周波数リソースとに基づいて、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のシステム情報を受信する。
この実施形態は、ネットワーク側デバイスがGroup IDをUEに搬送するために専用シグナリングを用いるという一例を用いるが、グループ識別子を取得する他の方式に制限を設けない。
第1の実施例が段階505に適用される場合、言い換えれば、専用シグナリングがGroup IDを搬送する場合、UEは、Group IDと時間−周波数リソースとの間の対応関係に従って、時間−周波数リソースを取得してよい。例えば、Group IDに対応する時間−周波数リソースは、UEがシステム情報要求を送信した後に、若しくはUEが専用シグナリングを受信した後に、k番目(kは正の整数)のサブフレームに配置される。又は時間−周波数リソースは、UEがシステム情報要求を送信した後に、若しくはUEが専用シグナリングを受信した後に、k番目のサブフレームウィンドウから(k+n)番目(nは正の整数)のサブフレームウィンドウに配置される。UEが第1のシステム情報の時間−周波数リソースを受信すると判定した場合、UEは、時間−周波数リソースに対応する時間領域及び周波数領域で第1のシステム情報を受信する。
第2の実施例が段階505に適用される場合、言い換えれば、専用シグナリングがGroup IDと第1のシステム情報の時間−周波数リソースとを搬送する場合、UEは、受信したGroup IDに基づいて時間−周波数リソースのスクランブルを解除し、スクランブルを解除した時間−周波数リソースに基づいて、基地局により送信される第1のシステム情報を受信する。
第3の実施例が段階505に適用される場合、言い換えれば、専用シグナリングがGroup IDを搬送する場合、MIB又はSBは第1のシステム情報の時間−周波数リソースを搬送し、UEはまず、MIB又はSBで搬送される時間−周波数リソースを読み出し、さらに、基地局により送信される第1のシステム情報を時間−周波数リソースに基づいて受信してよい。Group IDは、第1のシステム情報を要求するUEに基地局により送信される第1のシステム情報のスクランブルを解除するのに用いられる。
任意選択的に、時間−周波数リソースは受信時間インジケーション情報に置き換えられてよい。言い換えれば、基地局は周波数領域情報をUEに送信することはない。第1のシステム情報を受信した場合、UEはまず、受信時間インジケーション情報に従って、ある時間範囲、ある時点、又はある時間ウィンドウを取得し、Group ID及び受信時間インジケーション情報に従って第1のシステム情報を受信する。
第4の実施例が段階505に適用される場合、言い換えれば、専用シグナリングがGroup IDと第1のシステム情報の受信時間インジケーション情報とを搬送する場合、UEは、受信したGroup IDに基づいて、受信時間インジケーション情報で示される時間−周波数リソースのスクランブルを解除し、スクランブルを解除した時間−周波数リソースに基づいて、基地局により送信される第1のシステム情報を受信する。第5の実施例が段階505に適用される場合、言い換えれば、専用シグナリングがGroup IDを搬送し、MIB又はSBが第1のシステム情報の受信時間インジケーション情報を搬送する場合、UEはまず、MIB又はSBで搬送される受信時間インジケーション情報を取得してよく、さらに、基地局により送信される第1のシステム情報を時間−周波数リソースに基づいて受信する。
システム情報要求で要求される第1のシステム情報が少なくとも2つのシステム情報、例えば、SI1及びSI2を含み、且つ第1のシステム情報がSI1及びSI2のcommon Group IDを搬送する場合、UEはcommon Group IDを用いて、第1のシステム情報に対応する時間−周波数リソースのスクランブルを解除してよい。もちろん、SI1及びSI2はそれぞれ1つのGroup IDに対応してもよく、このことは本出願において限定されるものではない。
さらに、Group IDとページング周期(paging)との間の対応関係がUEのために事前設定されてもよい。UEがGroup IDを受信した場合、UEは対応するページング周期を対応関係に従って取得してよい。具体的には、ページング周期に到達すると、UEは基地局により送信されるページングメッセージを受信し、Group IDを用いて、受信したページングメッセージのスクランブルを解除する。
ネットワーク側デバイスはさらに、ページングメッセージをページング周期に基づいてUEに送信してよい。ページングメッセージは、最後に更新された第1のシステム情報をページングメッセージに基づいて取得するようUEに指示するのに用いられる。ページングメッセージは、ネットワーク側デバイスによって最後に更新された第1のシステム情報のインデックス、第1のシステム情報の内容、第1のシステム情報のVT、又は第1のシステム情報の時間−周波数リソースのうちの少なくとも1つを含む。ページングメッセージが第1のシステム情報の内容を搬送する場合、UEは、現在保存されている第1のシステム情報を直接更新する。ページングメッセージが第1のシステム情報のVTを搬送する場合、UEは、受信したVTをUEが現在保存している第1のシステム情報のVTと比較してよい。これらのVTが異なる場合、UEは、第1のシステム情報の内容は更新されていると判定し、UEは、現在保存されている第1のシステム情報の内容を消去する。UEが第1のシステム情報を必要とする場合、UEは、新たなシステム情報をネットワーク側デバイスに要求するシステム情報要求を開始する。ページングメッセージが第1のシステム情報の時間−周波数リソースを搬送する場合、UEは、ページングメッセージ内の第1のシステム情報の時間−周波数リソースを取得し得るので、UEは、新たな時間−周波数リソースに基づいて新たな第1のシステム情報を受信する。
任意選択的に、ページングメッセージはさらに、第1のシステム情報に対応するcommon VTを搬送してよい。例えば、第1のシステム情報はSI3及びSI4を含む。ページングメッセージを受信した場合、UEは、common VTが変わったことを比較して判定し、SI3及び/又はSI4の情報内容が変わったことを認識する。UEはさらに、ネットワーク側デバイスにより送信されるMIB又はSB内のスケジューリング情報に基づいて、SI3及び/又はSI4の情報内容が変わったかどうかを判定してよい。スケジューリング情報はSI3及びSI4のVTを含む。UEは、SI3及びSI4のVTを現在保存されているSI3及び/又はSI4のVTと比較して、SI3及び/又はSI4の情報内容が変わったかどうかを判定し、変化後のシステム情報を基地局から取得するように要求してよい。
任意選択的に、第1のシステム情報を受信した場合、UEは第1のシステム情報に対応するGroup IDを削除してよい。UEが第1のシステム情報を次に必要とする場合、UEは、システム情報要求を基地局に再度送信して、更新された第1のシステム情報の情報内容を取得する。
上述したように、本発明のこの実施形態で提供されたシステム情報送信方法では、UEが任意のOn−demand SI、すなわち、第1のシステム情報を取得する必要がある場合、UEは、システム情報要求をネットワーク側デバイスに送信し、UEに割り当てられるグループ識別子、又はグループ識別子及び時間−周波数リソース、又はグループ識別子及び受信時間インジケーション情報をネットワーク側デバイスから受信するので、UEは、グループ識別子及び取得された時間−周波数リソース又は受信時間インジケーション情報に基づいて、第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから受信する。ネットワーク側デバイスは、第1のシステム情報を要求するUEにグループ識別子を割り当てる。第1のシステム情報を要求するUEが多数ある場合、ネットワーク側デバイスは、従来技術でネットワーク側デバイスが行うように、第1のシステム情報を要求する各UEに専用シグナリングを送信することはない。本出願において、ネットワーク側デバイスは、グループ識別子、又はグループ識別子及び時間−周波数リソース、又はグループ識別子及び受信時間インジケーション情報をUEに送信するので、ネットワーク側デバイスは、第1のシステム情報をマルチキャスト方式でUEに送信してよく、UEは、グループ識別子及び取得された時間−周波数リソースに基づいて第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから受信してよい。これにより、システム情報を搬送する専用シグナリングをネットワーク側デバイスが各UEに送信する場合に占有されるネットワークの時間−周波数リソースが削減される。
本発明の一実施形態がさらに、システム情報を送信するための方法を提供する。以下では、NW側がシステム情報をブロードキャスト方式で送信する一例を説明する。ネットワーク側デバイスの場合、図6に示すように、本方法は以下の段階を含む。
601:ネットワーク側デバイスは、ユーザ機器UEにより送信されるシステム情報要求を受信する。システム情報要求は、第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる。
ネットワーク側デバイスは基地局であってよく、第1のシステム情報は任意のOn−demand SIであってよい。
602:ネットワーク側デバイスは第1のシステム情報をブロードキャストする。
例えば、ネットワーク側デバイスが、第1のシステム情報をある期間内に要求する要求数量に基づいて、第1のシステム情報をブロードキャストすると判定した場合、ネットワーク側デバイスは第1のシステム情報をブロードキャストする。次に、第1のシステム情報を要求するUEは、第1のシステム情報を受信し且つ保存してよく、第1のシステム情報に関係しているUEも、後で使用するために、第1のシステム情報を受信し且つ保存してよい。ネットワーク側デバイスは、従来技術でネットワーク側デバイスが行うように、第1のシステム情報を要求する各UEに第1のシステム情報を伝送するための専用シグナリングを送信する必要はないが、第1のシステム情報をブロードキャスト方式で送信する。これにより、ネットワークの時間−周波数リソースが節約される。
あるいは、ネットワーク側デバイスが、第1のシステム情報をある期間内に要求する要求数量に基づいて、第1のシステム情報をブロードキャストすると判定した場合、ネットワーク側デバイスは最初に、第1のシステム情報の時間−周波数リソースをブロードキャストし、次いで、ブロードキャストされた時間−周波数リソースで第1のシステム情報をブロードキャストし得るので、第1のシステム情報を要求するUEは、ネットワーク側デバイスによりブロードキャストされた第1のシステム情報の時間−周波数リソースで第1のシステム情報を受信し且つ保存する。
あるいは、ネットワーク側デバイスは、第1のシステム情報の時間−周波数リソース又は送信機会を周期的にブロードキャストしてよい。ネットワーク側デバイスが、第1のシステム情報をある期間内に要求する要求数量に基づいて、第1のシステム情報をブロードキャストすると判定した場合、ネットワーク側デバイスは、ブロードキャストされる周期的な時間−周波数リソース又はブロードキャストされる送信機会から、最も近い時間−周波数リソース又は最も近い送信機会を選択して、第1のシステム情報をブロードキャストする。第1のシステム情報を要求するUEは、ネットワーク側デバイスによりブロードキャストされる第1のシステム情報の周期的な時間−周波数リソース又は送信機会から、最も近い時間−周波数リソース又は最も近い送信機会を選択して、第1のシステム情報を受信し且つ保存してよい。
以下では、NW側がシステム情報をブロードキャスト方式で送信する一例を説明する。UEの場合、図7に示すように、本方法は以下の段階を含む。
701:UEはシステム情報要求をネットワーク側デバイスに送信する。システム情報要求は、第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる。
702:UEは、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のブロードキャストメッセージを受信する。第1のブロードキャストメッセージは第1のシステム情報を含む。
あるいは、ネットワーク側デバイスによりブロードキャストされる第1のシステム情報の時間−周波数リソースを受信した後に、UEは、ネットワーク側デバイスによりブロードキャストされる第1のシステム情報を時間−周波数リソースで受信する。
あるいは、ネットワーク側デバイスにより周期的にブロードキャストされる第1のシステム情報の時間−周波数リソース又は送信機会をUEが受信する場合において、UEが第1のシステム情報を取得する必要があるならば、UEはシステム情報要求をネットワーク側デバイスに送信し、ネットワーク側デバイスによりブロードキャストされる第1のシステム情報の周期的な時間−周波数リソース又は送信機会から、最も近い時間−周波数リソース又は最も近い送信機会を選択し、第1のシステム情報を受信し且つ保存する。図7aのパートAに示すように、T0、T3、及びT6が、第1のシステム情報の周期的な時間−周波数リソース又は送信機会を示す。UEが第1のシステム情報をT0とT3との間の期間内に取得する必要がある場合、UEはシステム情報要求を基地局に送信する。UEは、次の周期的な時間−周波数リソース又は次の送信機会T3で、基地局により送信される第1のシステム情報SIを受信してよい。
あるいは、ネットワーク側デバイスにより周期的にブロードキャストされる第1のシステム情報の時間−周波数リソース又は送信機会をUEが受信する場合において、UEが第1のシステム情報を取得する必要があるならば、UEはまず、次に受信される第1のシステム情報の時間−周波数リソース又は次に受信される第1のシステム情報の送信機会においてUEが第1のシステム情報を受信するかどうかを判定する。UEが第1のシステム情報を受信した場合、UEは第1のシステム情報を保存する。UEが第1のシステム情報を受信しなかった場合、UEはシステム情報要求をネットワーク側デバイスに送信し、次の次にネットワーク側デバイスにより周期的に送信される第1のシステム情報の時間周波数リソース又は送信機会において第1のシステム情報を受信し且つ保存する。図7aのパートBに示すように、T0、T3、及びT6が、第1のシステム情報の周期的な時間−周波数リソース又は送信機会を示す。UEが、T0とT3との間の期間内に第1のシステム情報を取得する必要がある場合、UEはまず、ある期間(図7aのパートBに破線で表される)待って、次の期間に受信される時間−周波数リソース又は送信機会においてUEが第1のシステム情報SIを受信するかどうかを判定してよい。UEが第1のシステム情報SIを受信した場合、UEは第1のシステム情報SIを保存する。UEが第1のシステム情報SIを受信しなかった場合、UEはbで示される時点でシステム情報要求を送信し、基地局の次の期間T6で示される時間−周波数リソース又は送信機会において第1のシステム情報SIを受信する。
以下ではさらに、NW側がシステム情報をブロードキャスト方式でどのように送信するかを説明する。
本発明の一実施形態がさらに、システム情報を送信するための方法を提供する。以下では、NW側がシステム情報をブロードキャスト方式で送信する一例を説明する。図8に示すように、本方法は以下の段階を含む。
801:ネットワーク側デバイスがブロードキャストメッセージを送信する。ブロードキャストメッセージはオンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含む。
段階801を実現する方式は、段階501の方式と同様であるので、再度ここで詳細は説明しない。段階501の第1のブロードキャストメッセージは、段階801のブロードキャストメッセージに相当する。
段階501との違いは、段階801のブロードキャストメッセージがSIの時間−周波数リソース又は送信機会をさらに含み得るという点にあり、これは、時間−周波数リソース又は送信機会に基づいてSIを取得するようUEに指示するのに用いられる。任意選択的に、SIの時間−周波数リソース又は送信機会は、ネットワーク側デバイスにより周期的にブロードキャストされてよい。時間−周波数リソースは、SIを送信するためのシステム情報ウィンドウであってよく、送信機会は送信周期であってよい。
あるいは、段階801のブロードキャストメッセージはSIの監視期間をさらに含んでよく、これは、UEが監視期間内にSIを受信した場合、SIを保存するようUEに指示するのに用いられる。UEがSIを監視期間内に受信しなかった場合、UEは、SIをブロードキャストするようネットワーク側デバイスに要求する。
802:UEはシステム情報要求をネットワーク側デバイスに送信する。システム情報要求は、第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる。
段階802のネットワーク側デバイスにUEがシステム情報要求を送信する方式は、段階502の方式と同様であり得るので、再度ここで詳細は説明しない。
段階801のブロードキャストメッセージが、ネットワーク側デバイスによって周期的にブロードキャストされた受信済みの時間−周波数リソース又は受信済みの送信機会を含む場合、UEは、第1のシステム情報を要求するためにシステム情報要求をネットワーク側デバイスに送信し、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のシステム情報を、最後に受信される時間−周波数リソース又は最後に受信される送信機会において受信する。
あるいは、段階801のブロードキャストメッセージが、ネットワーク側デバイスによって周期的にブロードキャストされた受信済みの時間−周波数リソース又は受信済みの送信機会を含む場合、UEはまず、最後に受信される時間−周波数リソース又は最後に受信される送信機会において、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のシステム情報をUEが受信するかどうかを判定する。UEが第1のシステム情報を受信した場合、UEは第1のシステム情報を保存する。UEが第1のシステム情報を受信しなかった場合、UEは、第1のシステム情報を要求するために、システム情報要求をネットワーク側デバイスに送信する。
ブロードキャストメッセージがOn−demand SIの監視期間を含み、UEが任意のOn−demand SI、すなわち、第1のシステム情報を取得する必要がある場合、UEはまず、タイマーを始動させてよい。タイマーの長さは、取得する必要があるSIの監視期間である。タイマーが終了する前に、UEは、ネットワーク側デバイスにより送信されるSIをUEが受信したかどうかを監視する。任意選択的に、ネットワーク側デバイスによりブロードキャストされ且つUEにより受信される時間−周波数リソース又は送信機会は、SIを受信するのに用いられてよい。UEがSIを受信した場合、UEはSIを保存して、タイマーの時間計測を停止させる。UEがSIを受信しなかった場合、UEはシステム情報要求をネットワーク側デバイスに送信する。システム情報要求は、第1のシステム情報のインデックスを含むか、又は第1のシステム情報のインデックス及びVTを含んでよい。任意選択方式で、UEがシステム情報要求を送信した後に、UEは任意のOn−demand SI、すなわち、第1のシステム情報を取得する必要があることが理解されるであろう。任意選択方式で、タイマーを始動させる前に、UEはまず、ネットワーク側デバイスによりブロードキャストされるインジケーション情報を用いて、第1のシステム情報がブロードキャスト方式で送信されるかどうかを判定してよく、第1のシステム情報がブロードキャスト方式で送信されると判定した場合、UEはタイマーを始動させることが理解されるであろう。
803:ネットワーク側デバイスは、第1のシステム情報をブロードキャストするかどうかを判定する。ネットワーク側デバイスが第1のシステム情報をブロードキャストすると判定した場合、ネットワーク側デバイスは段階805を行う。ネットワーク側デバイスが第1のシステム情報をブロードキャストしないと判定した場合、ネットワーク側デバイスは段階804を行う。
システム情報要求がUEにより要求される第1のシステム情報SIのインデックス及びVTを含む場合、基地局はまず、UEにより送信される第1のシステム情報SIのVTと基地局が保存しているSIのVTとが同じであるかどうかを判定してよい。これらのVTが同じである場合、UEが現在保存している第1のシステム情報の内容が利用可能であることを示しており、段階804がすぐ次に行われてよい。これらのVTが異なる場合、基地局は、基地局側に関する第1のシステム情報の内容が更新されていると判定し、基地局は、新たな第1のシステム情報の内容をUEに送信する必要がある。例えば、UEにより送信されるシステム情報要求内のSIのインデックスがSI3であり、VTが3であるならば、基地局は、システム情報要求を受信する場合、基地局が現在保存しているSI3のVTをSIのインデックスSI3に基づいて判定する。基地局が保存しているSI3のVTが3である場合、基地局は、UEが現在保存しているSI3の内容が有効であることを示すために、ACKメッセージをUEに送信すると判定する。基地局が保存しているSI3のVTが4である場合、基地局側のSI3の内容が更新されていることを示しており、基地局は更新されたSI3をUEに送信する必要がある。
804:ネットワーク側デバイスは、UEが保存している第1のシステム情報を引き続き用いるようUEに指示するために、確認応答メッセージをUEに送信する。
確認応答メッセージは、ACKメッセージであってよい。UEにより送信されるシステム情報要求が、SIの複数のインデックス及びVTを含む場合、ネットワーク側デバイスにより送信されるACKメッセージは対応するSIのインデックスを示す必要があるので、UEは、どのシステム情報が更新の必要がないかを判定することが理解されるであろう。
805:ネットワーク側デバイスは第1のシステム情報をブロードキャストする。
一実施例において、ネットワーク側デバイスが第1のシステム情報をブロードキャストすると判定した場合、ネットワーク側デバイスは第1のシステム情報をブロードキャストする。
別の実施例において、ネットワーク側デバイスは第1のシステム情報をブロードキャストすると判定した場合、ネットワーク側デバイスはまず、第1のシステム情報の時間−周波数リソース又は送信機会をブロードキャストし、次に、第1のシステム情報をブロードキャストするので、UEは、受信した時間−周波数リソース又は受信した送信機会に基づいて、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のシステム情報を受信する。
さらに別の実施例において、段階802に従って、ネットワーク側デバイスが第1のシステム情報の時間−周波数リソース又は送信機会を周期的にブロードキャストし、UEが第1のシステム情報を取得する必要がある場合、UEは第1のシステム情報を送信するようネットワーク側デバイスに要求する。この場合、ネットワーク側デバイスは第1のシステム情報をブロードキャストし、UEは、UEが第1のシステム情報を要求した後に、最も近い時間−周波数リソース又は最も近い送信機会において、ネットワーク側デバイスによりブロードキャストされる第1のシステム情報を受信する。
さらに別の実施例において、段階802に従って、ネットワーク側デバイスが第1のシステム情報の時間−周波数リソース又は送信機会を周期的にブロードキャストし、UEが第1のシステム情報を取得する必要がある場合に、最後に受信した時間−周波数リソース又は最後に受信した送信機会においてUEが第1のシステム情報を受信しなかったならば、UEは第1のシステム情報を送信するようネットワーク側デバイスに要求する。この場合、ネットワーク側デバイスは第1のシステム情報をブロードキャストし、UEは、UEが第1のシステム情報を要求した後に受信される時間−周波数リソース又は送信機会において、ネットワーク側デバイスによりブロードキャストされる第1のシステム情報を受信する。
第1のシステム情報は第1のシステム情報のインデックスを含んでよく、又は第1のシステム情報のインデックス及びVTを含んでよく、又は第1のシステム情報のインデックス及びVT並びに少なくとも2つのシステム情報のcommon VTを含んでよい。
第1のシステム情報をブロードキャストする前に、基地局は、無線ネットワーク一時識別子(Radio Network Temporary Identifier、RNTI)を用いて第1のシステム情報にスクランブルをかけてよい。あるRNTIを、周期的に送信されるSI、すなわち、important SIによって用いられるRNTIと区別するために、On−demand SI及びimportant SIは異なるRNTIを用いてよい。On−demand SIのRNTIは、もともとはUE側に存在し得るか、又は基地局によってUEにブロードキャストされ得る。このことは、本出願において限定されるものではない。
UEがOn−demand SIを必要とする場合、UEは、基地局によりブロードキャストされるインジケーション情報に基づいて、基地局がブロードキャスト方式でSIをブロードキャストすることを認識する。SIを保存していないがSIを取得する必要があるUEでは、UEがタイマーを始動させているが、タイマーが終了していない場合、UEはSIを受信し且つ保存して、タイマーの時間計測を停止させる。SIを保存していない又はSIを必要としないUE(すなわち、UEはタイマーを一時的に始動させないが、SIに関係している)では、UEがSIを受信するならば、UEは、後で使用するためにSIを受信し且つ保存してよい。
基地局により送信されるSIを受信した場合、UEは、SIで搬送されているVTに基づいて、UEが現在保存しているSIの内容を更新する必要があるかどうかを判定してよい。具体的には、UEは、受信したSIのVTを、UEが現在保存しているSIに対応するVTと比較してよい。これらのVTが同じである場合、更新の必要はなく、UEは現在保存しているSIを引き続き用いる。これらのVTが異なる場合、SIの内容は、基地局から受信したSIの内容に更新される。
さらに、基地局が第1のシステム情報をブロードキャストした後に、基地局は、段階801でブロードキャストされたインジケーション情報を更新する必要がある。例えば、基地局は、ブロードキャストされた第1のシステム情報に基づいて、ブロードキャストされたインジケーション情報を更新する。
インジケーション情報がリストである場合、基地局は、第1のシステム情報のインジケーション情報をリストから削除してよい。例えば、基地局が第1のシステム情報をブロードキャストする前に、リストが、表5に示すように、SI1及びSI2のインデックス及びVTを含む場合、インジケーション情報は以下の通りである。
[表5]
基地局が第1のシステム情報SI2をブロードキャストする場合、基地局は新たなインジケーション情報をUEにブロードキャストする必要がある。ブロードキャストされた第1のシステム情報SI2のインデックス及びVTはインジケーション情報から削除され、更新されたインジケーション情報が表6に示される。
[表6]
同様に、基地局が第1のシステム情報SI2のブロードキャストをキャンセルする必要がある場合、言い換えれば、SI2の情報内容が変わっていない場合、基地局は、表7に示すインジケーション情報を再送信してよい。
[表7]
ブロードキャストメッセージのインジケーション情報がビットマップである場合、言い換えれば、On−demand SIを示すのにビットマップが用いられる場合、UEがシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するSIを取得する必要があるかどうかを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。例えば、ビットマップは0011かもしれない。これらのビットは、順にSI1、SI2、SI3、及びSI4に対応する。0のビット値は、対応するSIがブロードキャストされていないことを示すので、UEは、システム情報要求を送信することによって、SIを取得する必要がある。1のビット値は、対応するSIがブロードキャストされていることを示すので、UEは、ブロードキャストメッセージ内のスケジューリング情報に基づいて、SIの時間−周波数リソースを直接取得し、SIを受信することができる。基地局が第1のシステム情報SI2をブロードキャストした場合、基地局はブロードキャストされたビットマップを0111に更新する必要がある。同様に、基地局が第1のシステム情報SI2のブロードキャストをキャンセルした場合、基地局はブロードキャストされるビットマップを再度0011に更新する必要がある。
UEがシステム情報を取得する必要がある場合、UEは、最新のビットマップを読み出して、UEがシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するSIを取得する必要があるかどうかを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられると判定する必要がある。各ビットに対応するSIをUEがシステム情報要求を送信することによって取得する必要があるとUEが判定した場合、UEはシステム情報要求を開始する。具体的な段階に関する詳細については、上述の説明を参照されたい。
ビットマップの変化は、ページングメッセージを用いてUEに通知されなくてもよく、またUEは、システム情報を取得する必要がある場合にだけ最新のビットマップを読み出すことが理解されるであろう。
本出願の一実施形態がさらに、ネットワーク側デバイスがページングメッセージをUEに送信する段階を含む技術的解決手段を提供する。ページングメッセージは、最後に更新された第1のシステム情報をページングメッセージに基づいて取得するようUEに指示するのに用いられ、ページングメッセージは、ネットワーク側デバイスによって最後に更新された第1のシステム情報のインデックス、第1のシステム情報の内容、第1のシステム情報のバリュータグ値、又は第1のシステム情報の時間−周波数リソースのうちの少なくとも1つを含む。具体的には、実現可能な設計において、ネットワーク側デバイスはページング周期に基づいてページングメッセージをUEに送信してよい。ページングメッセージは、最後に更新された第1のシステム情報をページングメッセージに基づいて取得するようUEに指示するのに用いられる。ページングメッセージは、ネットワーク側デバイスによって最後に更新された第1のシステム情報のインデックス、第1のシステム情報の内容、第1のシステム情報のVT、又は第1のシステム情報の時間−周波数リソースのうちの少なくとも1つを含む。具体的には、第1のシステム情報のインデックスは、リストで示されてもよく、又はビットマップ内の対応するビットで示されてもよい。ページングメッセージが第1のシステム情報の内容を搬送する場合、UEは、現在保存されている第1のシステム情報を直接更新する。ページングメッセージが第1のシステム情報のVTを搬送する場合、UEは、受信したVTをUEが現在保存している第1のシステム情報のVTと比較してよい。これらのVTが異なる場合、UEは、第1のシステム情報の内容は更新されていると判定し、UEは、現在保存されている第1のシステム情報の内容を消去する。UEが第1のシステム情報を必要とする場合、UEは、新たなシステム情報をネットワーク側デバイスに要求するシステム情報要求を開始する。ページングメッセージが第1のシステム情報の時間−周波数リソースを搬送する場合、UEは、ページングメッセージ内の第1のシステム情報の時間−周波数リソースを取得し得るので、UEは、新たな時間−周波数リソースに基づいて新たな第1のシステム情報を受信する。
任意選択的に、ページングメッセージはさらに、第1のシステム情報に対応するcommon VTを搬送してよい。例えば、第1のシステム情報はSI3及びSI4を含む。ページングメッセージを受信した場合、UEは、common VTが変わったことを比較して判定し、SI3及び/又はSI4の情報内容が変わったことを認識する。UEはさらに、ネットワーク側デバイスにより送信されるMIB又はSB内のスケジューリング情報に基づいて、SI3及び/又はSI4の情報内容が変わったかどうかを判定してよい。スケジューリング情報はSI3及びSI4のVTを含む。UEは、SI3及びSI4のVTを現在保存されているSI3及び/又はSI4のVTと比較して、SI3及び/又はSI4の情報内容が変わったかどうかを判定し、変化後のシステム情報を基地局から取得するように要求してよい。
本出願はさらに、以下の実施形態を提供する。
実施形態1:システム情報を送信するための方法が提供される。本方法は、ユーザ機器UEによって送信されるシステム情報要求をネットワーク側デバイスが受信する段階であって、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる、段階と、グループ識別子をUEにネットワーク側デバイスが送信するか、又はグループ識別子と第1のシステム情報の時間−周波数リソースとをUEにネットワーク側デバイスが送信する段階と、第1のシステム情報をUEにネットワーク側デバイスが送信する段階とを含む。
実施形態2:実施形態1の方法によれば、本方法はさらに、第1のブロードキャストメッセージをネットワーク側デバイスが送信する段階を含む。第1のブロードキャストメッセージは、オンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は第1のシステム情報のインジケーション情報を含む。インジケーション情報はシステム情報のインデックスを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。バリュータグは、システム情報の内容が変わったかどうかをUEが判定するのに用いられる。あるいは、インジケーション情報はビットマップを含み、UEがシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があることを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。
実施形態3:実施形態1又は2の方法によれば、グループ識別子をUEにネットワーク側デバイスが送信する段階は、グループ識別子と時間−周波数リソースとの間の対応関係をUEのためにネットワーク側デバイスが事前設定する段階と、第1のシステム情報を要求するUEに専用シグナリングをネットワーク側デバイスが送信する段階とを含む。専用シグナリングは、グループ識別子に対応する時間−周波数リソースを対応関係に従って取得し、次いで第1のシステム情報を受信するようUEに指示するために、グループ識別子を含む。グループ識別子と第1のシステム情報の時間−周波数リソースとをUEにネットワーク側デバイスが送信する段階は、第1のシステム情報を要求するUEに専用シグナリングをネットワーク側デバイスが送信する段階であって、専用シグナリングは、グループ識別子及び時間−周波数リソースを用いて第1のシステム情報を受信するようUEに指示するために、グループ識別子と第1のシステム情報の時間−周波数リソースとを含む、段階か、又は第1のシステム情報を要求するUEにグループ識別子を含む専用シグナリングをネットワーク側デバイスが送信し、第2のブロードキャストメッセージをUEに送信する段階であって、第2のブロードキャストメッセージは、グループ識別子及び時間−周波数リソースを用いて第1のシステム情報を受信するようUEに指示するために、第1のシステム情報の時間−周波数リソースを含む、段階を含む。
実施形態4:実施形態1から3のいずれか1つのネットワーク側デバイスによれば、要求に応じて送信される各システム情報は1つのグループ識別子に対応するか、又は要求に応じて送信される少なくとも2つのシステム情報は同じ共通クループ識別子に対応する。第1のシステム情報は第1のシステム情報のインデックスを含むか、又は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。第1のシステム情報はさらに、第1のシステム情報に適用される有効時間を含み得る。有効時間は、第1のシステム情報を取得する有効時間が終了した場合、第1のシステム情報の内容をネットワーク側デバイスから再取得するようUEに指示するのに用いられる。
実施形態5:ネットワーク側デバイスが提供される。ネットワーク側デバイスは、ユーザ機器UEにより送信されるシステム情報要求を受信するように構成された受信部であって、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる、受信部と、グループ識別子をUEに送信するように構成された送信部とを含む。又はネットワーク側デバイスはグループ識別子と第1のシステム情報の時間−周波数リソースとをUEに送信する。送信部はさらに、第1のシステム情報をUEに送信するように構成される。
実施形態6:実施形態5のネットワーク側デバイスによれば、送信部はさらに、第1のブロードキャストメッセージを送信するように構成される。第1のブロードキャストメッセージは、オンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は第1のシステム情報のインジケーション情報を含む。インジケーション情報はシステム情報のインデックスを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。バリュータグは、システム情報の内容が変わったかどうかをUEが判定するのに用いられる。あるいは、インジケーション情報はビットマップを含み、UEがシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があることを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。
実施形態7:実施形態5又は6のネットワーク側デバイスによれば、送信部は、グループ識別子と時間−周波数リソースとの間の対応関係をUEのために事前設定するように構成される。ネットワーク側デバイスは、第1のシステム情報を要求するUEに専用シグナリングを送信する。専用シグナリングは、グループ識別子に対応する時間−周波数リソースを対応関係に従って取得し、次に第1のシステム情報を受信するようUEに指示するために、グループ識別子を含む。あるいは、送信部は、第1のシステム情報を要求するUEに専用シグナリングを送信するように構成され、専用シグナリングは、グループ識別子及び時間−周波数リソースを用いて第1のシステム情報を受信するようUEに指示するために、グループ識別子と第1のシステム情報の時間−周波数リソースとを含む。あるいは、送信部は、第1のシステム情報を要求するUEに専用シグナリングを送信することであって、専用シグナリングはグループ識別子を含む、送信することと、第2のブロードキャストメッセージをUEに送信することであって、第2のブロードキャストメッセージは、グループ識別子及び時間−周波数リソースを用いて第1のシステム情報を受信するようUEに指示するために、第1のシステム情報の時間−周波数リソースを含む、送信することとを行うように構成される。
実施形態8:実施形態5から7のいずれか1つのネットワーク側デバイスによれば、要求に応じて送信される各システム情報は1つのグループ識別子に対応するか、又は要求に応じて送信される少なくとも2つのシステム情報は同じ共通クループ識別子に対応する。第1のシステム情報は第1のシステム情報のインデックスを含むか、又は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又は第1のシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。第1のシステム情報はさらに、第1のシステム情報に適用される有効時間を含み得る。有効時間は、第1のシステム情報を取得する有効時間が終了した場合、第1のシステム情報の内容をネットワーク側デバイスから再取得するようUEに指示するのに用いられる。
実施形態9:システム情報を送信するための方法が提供される。本方法は、システム情報要求をネットワーク側デバイスにユーザ機器UEが送信する段階であって、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる、段階と、ネットワーク側デバイスにより送信されるグループ識別子をUEが受信するか、又はネットワーク側デバイスにより送信されるグループ識別子と第1のシステム情報の時間−周波数リソースとをUEが受信する段階と、グループ識別子と取得された第1のシステム情報の時間−周波数リソースとに基づいて、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のシステム情報をUEが受信する段階とを含む。
実施形態10:実施形態9の方法によれば、システム情報要求をUEが送信する段階の前に、本方法はさらに、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のブロードキャストメッセージをUEが受信する段階を含む。第1のブロードキャストメッセージはオンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は第1のシステム情報のインジケーション情報を含む。インジケーション情報はシステム情報のインデックスを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。バリュータグは、システム情報の内容が変わったかどうかをUEが判定するのに用いられる。あるいは、インジケーション情報はビットマップを含み、UEがシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があることを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。
実施形態11:実施形態9又は10の方法によれば、ネットワーク側デバイスにより送信されるグループ識別子をUEが受信する段階は、ネットワーク側デバイスにより送信される専用シグナリングをUEが受信する段階を含み、専用シグナリングはグループ識別子を含む。グループ識別子と取得された第1のシステム情報の時間−周波数リソースとに基づいて、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のシステム情報をUEが受信する段階は、グループ識別子と事前設定された時間−周波数リソースとの間の対応関係に従って、第1のシステム情報の時間−周波数リソースをUEが取得する段階と、第1のシステム情報の時間−周波数リソースに基づいて、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のシステム情報をUEが受信する段階とを含む。
実施形態12:実施形態9又は10の方法によれば、ネットワーク側デバイスにより送信されるグループ識別子と第1のシステム情報の時間−周波数リソースとをUEが受信する段階は、ネットワーク側デバイスにより送信される専用シグナリングをUEが受信する段階であって、専用シグナリングはグループ識別子と第1のシステム情報の時間周波数リソースとを含む、段階、又はネットワーク側デバイスにより送信される専用シグナリングをUEが受信し、且つネットワーク側デバイスにより送信される第2のブロードキャストメッセージを受信する段階であって、専用シグナリングはグループ識別子を含み、第2のブロードキャストメッセージは第1のシステム情報の時間周波数リソースを含む、段階を含む。
実施形態13:ユーザ機器UEが提供される。UEは、システム情報要求をネットワーク側デバイスに送信するように構成された送信部であって、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる、送信部と、ネットワーク側デバイスにより送信されるグループ識別子を受信するように構成された受信部とを含む。又はUEは、ネットワーク側デバイスにより送信される、グループ識別子と第1のシステム情報の時間−周波数リソースとを受信する。受信部はさらに、グループ識別子と取得された第1のシステム情報の時間−周波数リソースとに基づいて、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のシステム情報を受信するように構成される。
実施形態14:実施形態13のUEによれば、受信部はさらに、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のブロードキャストメッセージを受信するように構成される。第1のブロードキャストメッセージはオンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は第1のシステム情報のインジケーション情報を含む。インジケーション情報はシステム情報のインデックスを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。バリュータグは、システム情報の内容が変わったかどうかをUEが判定するのに用いられる。あるいは、インジケーション情報はビットマップを含み、UEがシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があることを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。
実施形態15:実施形態13又は14のUEによれば、受信部は、ネットワーク側デバイスにより送信される専用シグナリングを受信するように構成され、専用シグナリングはグループ識別子を含む。あるいは、UEはさらに、グループ識別子と事前設定された時間−周波数リソースとの間の対応関係に従って、第1のシステム情報の時間−周波数リソースを取得するように構成された取得部を含む。受信部は、グループ識別子と事前設定された時間−周波数リソースとの間の対応関係に従って、第1のシステム情報の時間−周波数リソースを取得するように構成される。
実施形態16:実施形態13又は14のUEによれば、受信部は、ネットワーク側デバイスにより送信される専用シグナリングを受信するように構成される。専用シグナリングは、グループ識別子と第1のシステム情報の時間周波数リソースとを含む。あるいは、受信部は、ネットワーク側デバイスにより送信される専用シグナリングを受信し、ネットワーク側デバイスにより送信される第2のブロードキャストメッセージを受信するように構成される。専用シグナリングはグループ識別子を含み、第2のブロードキャストメッセージは第1のシステム情報の時間周波数リソースを含む。
実施形態17:システム情報を送信するための方法が提供される。本方法は、ユーザ機器UEにより送信されるシステム情報要求をネットワーク側デバイスが受信する段階であって、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる、段階と、第1のシステム情報をネットワーク側デバイスがブロードキャストする段階とを含む。
実施形態18:実施形態17の方法によれば、本方法はさらに、ブロードキャストメッセージをネットワーク側デバイスが送信する段階を含む。ブロードキャストメッセージは、オンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は第1のシステム情報のインジケーション情報を含む。インジケーション情報はシステム情報のインデックスを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。バリュータグは、システム情報の内容が変わったかどうかをUEが判定するのに用いられる。あるいは、インジケーション情報はビットマップを含み、UEがシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があることを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。
実施形態19:実施形態17又は18の方法によれば、ブロードキャストメッセージはさらに、システム情報の時間−周波数リソース又は送信機会を含む。時間−周波数リソース又は送信機会は、時間−周波数リソース又は送信機会においてUEがシステム情報を取得するのに用いられる。あるいは、ブロードキャストメッセージはさらにシステム情報の監視期間を含む。監視期間は、UEが監視期間内にシステム情報を受信した場合、システム情報を保存するようUEに指示するのに用いられ、UEが監視期間内にシステム情報を受信しなかった場合、システム情報をブロードキャストするようネットワーク側デバイスに要求するようUEに指示するのに用いられる。
実施形態20:ネットワーク側デバイスが提供される。ネットワーク側デバイスは、ユーザ機器UEにより送信されるシステム情報要求を受信するように構成された受信部であって、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる、受信部と、第1のシステム情報をブロードキャストするように構成されたブロードキャスト部とを含む。
実施形態21:実施形態20のネットワーク側デバイスによれば、ブロードキャスト部はさらに、ブロードキャストメッセージを送信するように構成される。ブロードキャストメッセージは、オンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は第1のシステム情報のインジケーション情報を含む。インジケーション情報はシステム情報のインデックスを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。バリュータグは、システム情報の内容が変わったかどうかをUEが判定するのに用いられる。あるいは、インジケーション情報はビットマップを含み、UEがシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があることを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。
実施形態22:実施形態20又は21のネットワーク側デバイスによれば、ブロードキャストメッセージはさらに、システム情報の時間−周波数リソース又は送信機会を含む。時間−周波数リソース又は送信機会は、時間−周波数リソース又は送信機会においてUEがシステム情報を取得するのに用いられる。あるいは、ブロードキャストメッセージはさらにシステム情報の監視期間を含む。監視期間は、UEが監視期間内にシステム情報を受信した場合、システム情報を保存するようUEに指示するのに用いられ、UEが監視期間内にシステム情報を受信しなかった場合、システム情報をブロードキャストするようネットワーク側デバイスに要求するようUEに指示するのに用いられる。
実施形態23:システム情報を送信するための方法が提供される。本方法は、システム情報要求をネットワーク側デバイスにユーザ機器UEが送信する段階であって、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる、段階と、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のブロードキャストメッセージをUEが受信する段階であって、第1のブロードキャストメッセージは第1のシステム情報を含む、段階とを含む。
実施形態24:実施形態23の方法によれば、本方法はさらに、ネットワーク側デバイスにより送信される第2のブロードキャストメッセージをUEが受信する段階を含む。第2のブロードキャストメッセージはオンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は第1のシステム情報のインジケーション情報を含む。インジケーション情報はシステム情報のインデックスを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。バリュータグは、システム情報の内容が変わったかどうかをUEが判定するのに用いられる。あるいは、インジケーション情報はビットマップを含み、UEがシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があることを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。
実施形態25:実施形態24の方法によれば、第2のブロードキャストメッセージはさらに、システム情報の時間−周波数リソース又は送信機会を含む。ネットワーク側デバイスにより送信される第1のブロードキャストメッセージをUEが受信する段階は、時間−周波数リソース又は送信機会に基づいて、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のブロードキャストメッセージをUEが受信する段階を含む。
実施形態26:実施形態24又は25の方法によれば、第2のブロードキャストメッセージはさらに、システム情報の監視期間を含む。システム情報要求をネットワーク側デバイスにUEが送信する前に、本方法はさらに、UEが第1のシステム情報を取得する必要があるとUEが判定した場合、UEがタイマーを始動させる段階であって、タイマーの長さは第1のシステム情報の監視期間である、段階と、UEが第1のシステム情報を監視期間内に受信したかどうかをUEが判定する段階とを含み、UEが第1のシステム情報を監視期間内に受信しなかったと判定された場合、UEは、UEがシステム情報要求をネットワーク側デバイスに送信する必要があると判定する。
実施形態27:ユーザ機器UEが提供される。UEは、システム情報要求をネットワーク側デバイスに送信するように構成された送信部であって、システム情報要求は第1のシステム情報をネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる、送信部と、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のブロードキャストメッセージを受信するように構成された受信部であって、第1のブロードキャストメッセージは第1のシステム情報を含む、受信部とを含む。
実施形態28:実施形態27のUEによれば、受信部はさらに、ネットワーク側デバイスにより送信される第2のブロードキャストメッセージを受信するように構成される。第2のブロードキャストメッセージはオンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は第1のシステム情報のインジケーション情報を含む。インジケーション情報はシステム情報のインデックスを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又はインジケーション情報はシステム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含む。バリュータグは、システム情報の内容が変わったかどうかをUEが判定するのに用いられる。あるいは、インジケーション情報はビットマップを含み、UEがシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があることを示すのに、ビットマップ内の各ビットの値が用いられる。
実施形態29:実施形態28のUEによれば、第2のブロードキャストメッセージはさらに、システム情報の時間−周波数リソース又は送信機会を含む。受信部は、時間−周波数リソース又は送信機会に基づいて、ネットワーク側デバイスにより送信される第1のブロードキャストメッセージを受信するように構成される。
実施形態30:実施形態28又は29のUEによれば、第2のブロードキャストメッセージはさらに、システム情報の監視期間を含む。UEはさらに、システム情報要求をネットワーク側デバイスに送信する前に、UEが第1のシステム情報を取得する必要があるとUEが判定した場合、タイマーを始動させるように構成された時間計測部であって、タイマーの長さは第1のシステム情報の監視期間である、時間計測部と、UEが第1のシステム情報を監視期間内に受信したかどうかを判定し、UEが第1のシステム情報を監視期間内に受信しなかったと判定された場合、UEがシステム情報要求をネットワーク側デバイスに送信する必要があると判定するように構成された判定部とを含む。
上述したように、本発明の実施形態において提供されるシステム情報送信方法では、UEが第1のシステム情報を取得するよう要求した場合、ネットワーク側デバイスは、従来技術でネットワーク側デバイスが行うように、第1のシステム情報を要求する各UEに専用シグナリングを送信するのではなく、第1のシステム情報をブロードキャストする。このようにして、第1のシステム情報を必要とするUEは第1のシステム情報を受信することができ、第1のシステム情報に関係している他のUEも、第1のシステム情報を受信し且つ保存することができる。これにより、ネットワーク側デバイスが専用シグナリングを各UEに送信する場合に占有されるネットワークリソースが削減される。
上述の事項は主に、ネットワークエレメント間のやり取りという観点から、本発明の実施形態において提供される解決手段を説明している。上述の機能を実現するために、基地局及びUEなどのネットワークエレメントは、これらの機能を実行するための対応するハードウェア構造及び/又はソフトウェアモジュールを含むことが理解され得る。当業者であれば、本明細書に開示される実施形態を参照して説明される例に含まれるユニット及びアルゴリズムステップが、本発明におけるハードウェアの形で、又はハードウェアとコンピュータソフトウェアとの組み合わせの形で実現され得ることを容易に認識すべきである。これらの機能がハードウェアで実行されるか、又はソフトウェア及びハードウェアで実行されるかは、技術的解決手段の特定の用途と設計上の制約条件とで決まる。当業者であれば、異なる方法を用いて、説明された機能を特定の用途ごとに実施することがあるが、そのような実施例が本発明の範囲を超えるものとみなされるべきではない。
本発明の実施形態において、ネットワーク側デバイス及びUEなどは、上述の方法の例に基づいて、複数の機能モジュールに分割されてよい。例えば、各機能モジュールは、対応する機能に分割することによって取得されてよく、又は2つ以上の機能が1つの処理モジュールに統合されてもよい。統合されたモジュールは、ハードウェアの形で実現されてもよく、又はソフトウェア機能モジュールの形で実現されてもよい。本発明の実施形態におけるモジュールの分割は一例であって、単なる論理的な機能分割に過ぎず、実際の実装時には別の分割方式であってもよいことに留意されたい。
図9は、各機能モジュールが、対応する機能に分割することによって取得された場合の、上述の実施形態におけるネットワーク側デバイスの実行可能な構造の概略図を示す。ネットワーク側デバイスは、受信部901と、送信部902と、判定部903とを含む。受信部901は、図3に示す工程301を実行する際にネットワーク側デバイスをサポートするように構成される。送信部902は、図3に示す工程302及び303並びに図5に示す工程501、504、505、及び506を実行する際にネットワーク側デバイスをサポートするように構成される。判定部903は、図5に示す工程503を実行する際にネットワーク側デバイスをサポートするように構成される。上述の方法の実施形態における各段階の全ての関連内容が、対応する機能モジュールの機能説明に参照され得るので、再度ここで詳細は説明しない。
図10は、各機能モジュールが、対応する機能に分割することによって取得された場合の、上述の実施形態におけるUEの実行可能な構造の概略図を示す。UEは、送信部101と、受信部102と、取得部103とを含む。送信部101は、図4に示す工程401及び図5に示す工程502を実行する際にUEをサポートするように構成される。受信部102は、図4に示す工程402及び403並びに図5に示す工程507を実行する際にUEをサポートするように構成される。取得部103は、Group IDと時間−周波数リソースとの間の対応関係に従って、システム情報の時間−周波数リソースを取得する際にUEをサポートするように構成される。上述の方法の実施形態における各段階の全ての関連内容が、対応する機能モジュールの機能説明に参照され得るので、再度ここで詳細は説明しない。
図11は、各機能モジュールが、対応する機能に分割することによって取得された場合の、上述の実施形態におけるネットワーク側デバイスの実行可能な別の構造の概略図を示す。ネットワーク側デバイスは、受信部111と、ブロードキャスト部112と、判定部114とを含む。受信部は、図6に示す工程601を実行する際にネットワーク側デバイスをサポートするように構成される。ブロードキャスト部は、図6に示す工程602を実行する際にネットワーク側デバイスをサポートするように構成される。送信部は、図8に示す工程801、804、及び805を実行する際にネットワーク側デバイスをサポートするように構成される。判定部は、図8に示す工程803を実行する際にネットワーク側デバイスをサポートするように構成される。上述の方法の実施形態における各段階の全ての関連内容が、対応する機能モジュールの機能説明に参照され得るので、再度ここで詳細は説明しない。
図12は、各機能モジュールが、対応する機能に分割することによって取得された場合の、上述の実施形態におけるUEの実行可能な別の構造の概略図を示す。UEは、送信部121と、受信部122と、時間計測部123と、判定部124とを含む。送信部は、図7に示す工程701及び図8に示す工程802を実行する際にUEをサポートするように構成される。受信部は、図7に示す工程702を実行する際にUEをサポートするように構成される。時間計測部は、図8で説明されたタイマー方法、例えば、段階802で説明された方法を実行する際にUEをサポートするように構成される。判定部は、図8の段階805の第4段落を実行する際にUEをサポートする、すなわち、SIを更新するかどうかを判定するように構成される。上述の方法の実施形態における各段階の全ての関連内容が、対応する機能モジュールの機能説明に参照され得るので、再度ここで詳細は説明しない。
図13は、複数の機能を統合した1つのユニットが用いられる場合の、上述の実施形態におけるネットワーク側デバイスの構造の実行可能な概略図を示す。ネットワーク側デバイス13は、処理モジュール1301と、通信モジュール1302とを含む。処理モジュール1301は、ネットワーク側デバイスの動作を制御し且つ管理するように構成される。例えば、処理モジュール1301は、図5に示す工程503及び図8に示す工程803を実行する際にネットワーク側デバイスをサポートするように構成される。通信モジュール1302は、ネットワーク側デバイスと別のネットワークエンティティとの間の通信、例えば、UEとの通信、具体的には、図4、図5、図7、及び図8に示す機能モジュール又はネットワークエンティティとの通信をサポートするように構成される。通信モジュール1302は具体的には、図3に示す工程301、302、及び303、図5に示す工程501、504、505、及び506、図6に示す工程601及び602、並びに図8に示す工程801、804、及び805を実行する際にネットワーク側デバイスをサポートするように構成される。ネットワーク側デバイスはさらに、基地局のプログラムコード及びデータを格納するように構成されたストレージモジュール1303を含んでよい。
処理モジュール1301は、プロセッサ又はコントローラであってよく、例えば、中央演算処理装置(Central Processing Unit、CPU)、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application−Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)若しくは別のプログラム可能型論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェアコンポーネント、又はこれらの任意の組み合わせであってよい。処理モジュール1301は、本発明で開示される内容を参照して説明される各種の例示的な論理ブロック、モジュール、及び回路を実現又は実行してよい。あるいは、プロセッサは、演算処理機能を実現する組み合わせ、例えば、1つ若しくは複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、又はDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせであってよい。通信モジュール1302は、送受信機、送受信機回路、又は通信インタフェースなどであってよい。ストレージモジュール1303はメモリであってよい。
処理モジュール1301がプロセッサであり、通信モジュール1302が送受信機であり、ストレージモジュール1303がメモリである場合、本発明の実施形態におけるネットワーク側デバイスは、図13に示すネットワーク側デバイスであってよい。
図14を参照すると、ネットワーク側デバイス14は、プロセッサ1412と、送受信機1413と、メモリ1411と、バス1414とを含む。送受信機1413、プロセッサ1412、及びメモリ1411はバス1414を用いて相互接続される。バス1414は、ペリフェラルコンポーネントインターコネクト(Peripheral Component Interconnect、PCI)バス又は拡張業界標準アーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture、EISA)バスなどであってよい。バスは、アドレスバス、データバス、又は制御バスなどに分類され得る。表現しやすくするために、図14では1本の太線だけを用いてバスを表しているが、このことは、1つのバスだけ又は1つのタイプのバスだけが存在することを意味してはいない。
図15は、複数の機能を統合した1つのユニットが用いられる場合の、上述の実施形態におけるUEの構造の実行可能な概略図を示す。UE15は、処理モジュール1501と、通信モジュール1502とを含む。処理モジュール1501は、UEの動作を制御し且つ管理するように構成される。例えば、処理モジュール1501は、受信したバリュータグに基づいて、UEが保存しているシステム情報を更新するかどうかを判定する際にUEをサポートするように構成される。通信モジュール1502は、UEと別のネットワークエンティティとの間の通信、例えば、ネットワーク側デバイスとの通信、具体的には、図3、図5、図6、及び図8に示す機能モジュール又はネットワークエンティティとの通信をサポートするように構成される。通信モジュール1502は具体的には、図4に示す工程401、402、及び403、図5に示す工程502及び507、図7に示す工程701及び702、並びに図8に示す工程802を実行する際にUEをサポートするように構成される。UEはさらに、UEのプログラムコード及びデータを格納するように構成されたストレージモジュール1503を含んでよい。
処理モジュール1501はプロセッサ又はコントローラであってよく、例えば、CPU、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサDSP、特定用途向け集積回路ASIC、FPGA若しくは別のプログラム可能型論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェアコンポーネント、又はこれらの任意の組み合わせであってよい。処理モジュール1501は、本発明で開示される内容を参照して説明される各種の例示的な論理ブロック、モジュール、及び回路を実現又は実行してよい。あるいは、プロセッサは、演算処理機能を実現する組み合わせ、例えば、1つ若しくは複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、又はDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせであってよい。通信モジュール1502は、送受信機、送受信機回路、又は通信インタフェースなどであってよい。ストレージモジュール1503はメモリであってよい。
処理モジュール1501がプロセッサであり、通信モジュール1502が送受信機であり、ストレージモジュール1503がメモリである場合、本発明の実施形態におけるUEは、図16に示すUEであってよい。
図16を参照すると、UE16は、プロセッサ1612と、送受信機1613と、メモリ1611と、バス1614とを含む。送受信機1613、プロセッサ1612、及びメモリ1611はバス1614を用いて相互接続される。バス1614は、ペリフェラルコンポーネントインターコネクトPCIバス又は拡張業界標準アーキテクチャEISAバスなどであってよい。バスは、アドレスバス、データバス、又は制御バスなどに分類され得る。表現しやすくするために、図16では1本の太線だけを用いてバスを表しているが、このことは、1つのバスだけ又は1つのタイプのバスだけが存在することを意味してはいない。
本発明の一実施形態がさらに通信システムを提供する。この通信システムは、図3、図4、及び図5の実施形態におけるネットワーク側デバイス及びUEを含む。ネットワーク側デバイスは、図3に示す工程301、302、及び303、並びに図5に示す工程501、503、504、505、及び506を実行するように構成されてよい。UEは、図4に示す工程401及び402、並びに図5に示す工程502及び507を実行するように構成されてよい。ネットワーク側デバイスの具体的な実施例については、図3及び図5の各段階の実施例を参照されたい。UEの具体的な実施例については、図4及び図5の各段階の実施例を参照されたい。
本発明の一実施形態がさらに通信システムを提供する。この通信システムは、図6、図7、及び図8の実施形態におけるネットワーク側デバイス及びUEを含む。ネットワーク側デバイスは、図6に示す工程601及び602、並びに図8に示す工程801、803、804、及び805を実行するように構成されてよい。UEは、図7に示す工程701及び702、並びに図8に示す工程802を実行するように構成されてよい。ネットワーク側デバイスの具体的な実施例については、図6及び図8の各段階の実施例を参照されたい。UEの具体的な実施例については、図7及び図8の各段階の実施例を参照されたい。
本発明の一実施形態がさらに通信システムを提供する。この通信システムは、図3及び図5の方法の実施形態におけるネットワーク側デバイスを含む。ネットワーク側デバイスは、図3に示す工程301、302、及び303、並びに図5に示す工程501、503、504、505、及び506を実行するように構成されてよい。ネットワーク側デバイスの具体的な実施例については、図3及び図5の方法の実施形態における具体的な実施例を参照されたい。
本発明の一実施形態がさらに通信システムを提供する。この通信システムは、図6及び図8の方法の実施形態におけるネットワーク側デバイスを含む。ネットワーク側デバイスは、図6に示す工程601及び602、並びに図8に示す工程801、803、804、及び805を実行するように構成されてよい。ネットワーク側デバイスの具体的な実施例については、図6及び図8の方法の実施形態における具体的な実施例を参照されたい。
本発明の一実施形態がさらにシステムチップを提供する。このシステムチップは、入出力インタフェースと、少なくとも1つのプロセッサと、メモリと、バスとを含む。入出力インタフェースは、図3に示す工程301、302、及び303、図5に示す工程501、504、505、及び506を実行するように構成されてよい。プロセッサは、図5に示す工程503を実行するように構成される。メモリは、アプリケーションプログラム及びデータを格納するように、例えば、インジケーション情報及びシステム情報を格納するように構成される。入出力インタフェース、少なくとも1つのプロセッサ、及びメモリは、バスに接続される。システムチップは、システムオンチップ(System on Chip、SoC)などであってよい。
本発明の一実施形態がさらにシステムチップを提供する。このシステムチップは、入出力インタフェースと、少なくとも1つのプロセッサと、メモリと、バスとを含む。入出力インタフェースは、図4に示す工程401及び402、並びに図5に示す工程502及び507を実行するように構成されてよい。メモリは、アプリケーションプログラム及びデータを格納するように構成される。入出力インタフェース及びメモリは、バスに接続される。
本発明の一実施形態がさらにシステムチップを提供する。このシステムチップは、入出力インタフェースと、少なくとも1つのプロセッサと、メモリと、バスとを含む。入出力インタフェースは、図6に示す工程601及び602、並びに図8に示す工程801、804、及び805を実行するように構成されてよい。プロセッサは、図8に示す工程803を実行するように構成される。メモリは、アプリケーションプログラム及びデータを格納するように構成される。入出力インタフェース、少なくとも1つのプロセッサ、及びメモリは、バスに接続される。
本発明の一実施形態がさらにシステムチップを提供する。このシステムチップは、入出力インタフェースと、少なくとも1つのプロセッサと、メモリと、バスとを含む。入出力インタフェースは、図7に示す工程701及び702、並びに図8に示す工程802を実行するように構成されてよい。メモリは、アプリケーションプログラム及びデータを格納するように構成される。入出力インタフェース、少なくとも1つのプロセッサ、及びメモリは、バスに接続される。
本発明の一実施形態がさらにコンピュータ記憶媒体を提供する。このコンピュータ記憶媒体は、図3及び図5に示すネットワーク側デバイスにより用いられるコンピュータソフトウェア命令を格納するように構成される。コンピュータ記憶媒体は、図3に示す工程301、302、及び303、並びに図5に示す工程501、503、504、505、及び506を実行するように設計されたプログラムを含む。
本発明の一実施形態がさらにコンピュータ記憶媒体を提供する。このコンピュータ記憶媒体は、図4及び図5に示すUEにより用いられるコンピュータソフトウェア命令を格納するように構成される。コンピュータ記憶媒体は、図4に示す工程401及び402、並びに図5に示す工程502及び507を実行するように設計されたプログラムを含む。
本発明の一実施形態がさらにコンピュータ記憶媒体を提供する。このコンピュータ記憶媒体は、図6及び図8に示すネットワーク側デバイスにより用いられるコンピュータソフトウェア命令を格納するように構成される。コンピュータ記憶媒体は、図6に示す工程601及び602、並びに図8に示す工程801、803、804、及び805を実行するように設計されたプログラムを含む。
本発明の一実施形態がさらにコンピュータ記憶媒体を提供する。このコンピュータ記憶媒体は、図7及び図8に示すUEにより用いられるコンピュータソフトウェア命令を格納するように構成される。コンピュータ記憶媒体は、図7に示す工程701及び702、並びに図8に示す工程802を実行するように設計されたプログラムを含む。
本発明に開示される内容と組み合わせて説明される方法又はアルゴリズムステップが、ハードウェアで実現されてよく、又はプロセッサがソフトウェア命令を実行することによって実現されてもよい。ソフトウェア命令は、対応するソフトウェアモジュールを含んでよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ(Read Only Memory、ROM)、消去可能プログラム可能型リードオンリメモリ(Erasable Programmable ROM、EPROM)、電気的消去可能プログラム可能型リードオンリメモリ(Electrically EPROM、EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、着脱式ハードディスク、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD−ROM)、又は当技術分野でよく知られた任意の他の形式の記憶媒体に格納されてよい。例えば、記憶媒体はプロセッサに結合されるので、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み出すか、又は記憶媒体に情報を書き込むことができる。もちろん、記憶媒体はプロセッサの構成要素であってもよい。プロセッサ及び記憶媒体は、ASICに配置されてよい。さらに、ASICはコアネットワークインタフェースデバイスに配置されてよい。もちろん、プロセッサ及び記憶媒体は、ディスクリートコンポーネントとしてコアネットワークインタフェースデバイスに存在してもよい。
当業者であれば、上述の1つ又は複数の例において、本発明で説明された機能がハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの任意の組み合わせで実現され得ることを認識すべきである。本発明がソフトウェアで実現される場合、上述の機能は、コンピュータ可読媒体に格納されてよく、又はコンピュータ可読媒体内の1つ又は複数の命令若しくはコードとして伝送されてもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体及び通信媒体を含み、通信媒体は、ある場所から別の場所へコンピュータプログラムが伝送されることを可能にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータ又は専用コンピュータにとってアクセス可能な、任意の利用可能な媒体であってよい。
本発明の目的、技術的解決手段、及び利点はさらに、上述の具体的な実施形態に詳細に説明されている。上述の説明は、単なる本発明の具体的な実施形態に過ぎず、本発明の保護範囲の限定を意図するものではないことを理解されたい。本発明の技術的解決手段に基づいて行われる、あらゆる修正、均等物との置き換え、又は改善は、本発明の保護範囲に含まれることになる。
(項目1)
システム情報を送信するための方法であって、
システム情報要求をネットワーク側デバイスにユーザ機器が送信する段階であって、上記システム情報要求は第1のシステム情報を上記ネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる、段階と、
上記ネットワーク側デバイスによりブロードキャストされる上記第1のシステム情報を上記ユーザ機器が受信する段階と
を備える、方法。
(項目2)
上記方法は、上記ネットワーク側デバイスにより送信されるブロードキャストメッセージを上記ユーザ機器が受信する段階を備え、上記ブロードキャストメッセージは、オンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、上記インジケーション情報は上記第1のシステム情報のインジケーション情報を含み、
上記インジケーション情報は上記システム情報のインデックスを含むか、又は上記インジケーション情報は上記システム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又は上記インジケーション情報は上記システム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含み、上記バリュータグは、上記システム情報の内容が変わったかどうかを上記ユーザ機器が判定するのに用いられる、又は、
上記インジケーション情報はビットマップを含み、上記ユーザ機器がシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があるかどうかを示すのに、上記ビットマップ内の各ビットの値が用いられる、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記方法は、上記ネットワーク側デバイスにより送信されるブロードキャストメッセージを上記ユーザ機器が受信する段階を備え、上記ブロードキャストメッセージはオンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、上記インジケーション情報は上記第1のシステム情報のインジケーション情報を含み、上記インジケーション情報は、上記ユーザ機器がシステム情報要求を送信してシステム情報を取得する必要があるかどうかを示すのに用いられる、項目1に記載の方法。
(項目4)
上記インジケーション情報はビットマップを含み、上記ビットマップは少なくとも1つのビットを含み、上記ビットマップ内の各ビットの値が、上記ユーザ機器がシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があるかどうかを示す、項目3に記載の方法。
(項目5)
上記ブロードキャストメッセージはさらに、システム情報の1つ若しくは複数の時間−周波数リソース又は1つ若しくは複数の送信機会を含み、
上記ネットワーク側デバイスによりブロードキャストされる上記第1のシステム情報を上記ユーザ機器が受信する上記段階は、
上記1つ若しくは複数の時間−周波数リソース又は上記1つ若しくは複数の送信機会に基づいて、上記ネットワーク側デバイスによりブロードキャストされる上記第1のシステム情報を上記ユーザ機器が受信する段階を有する、項目2から4のいずれか一項に記載の方法。
(項目6)
上記ブロードキャストメッセージはさらに、上記システム情報の監視期間を含み、
上記方法はさらに、
上記ユーザ機器が上記第1のシステム情報を上記監視期間内に受信しなかった場合、上記システム情報要求を上記ネットワーク側デバイスに上記ユーザ機器が送信する段階を備える、項目2から5のいずれか一項に記載の方法。
(項目7)
上記システム情報要求はビットマップを含み、上記ビットマップ内の1つのビットが、上記第1のシステム情報を要求する必要があることを示す、項目1に記載の方法。
(項目8)
上記システム情報要求を送信した後に、上記ユーザ機器は、上記第1のシステム情報の1つ若しくは複数の周期的な時間−周波数リソース又は1つ若しくは複数の周期的な送信機会のうち最も近い時間−周波数リソース又は最も近い送信機会において、上記第1のシステム情報を受信する、項目1から7のいずれか一項に記載の方法。
(項目9)
上記第1のシステム情報は上記第1のシステム情報に適用される有効時間を含む、項目1から8のいずれか一項に記載の方法。
(項目10)
システム情報要求をネットワーク側デバイスにユーザ機器が送信する上記段階の前に、上記ユーザ機器が、次に受信される上記第1のシステム情報の時間−周波数リソース又は次に受信される上記第1のシステム情報の送信機会において、上記第1のシステム情報を受信しない段階をさらに備える、項目1から9のいずれか一項に記載の方法。
(項目11)
システム情報を送信するための方法であって、
ユーザ機器により送信されるシステム情報要求をネットワーク側デバイスが受信する段階であって、上記システム情報要求は、第1のシステム情報を上記ネットワーク側デバイスから取得するよう要求するのに用いられる、段階と、
上記第1のシステム情報を上記ネットワーク側デバイスがブロードキャストする段階と
を備える、方法。
(項目12)
上記方法は、ブロードキャストメッセージを上記ネットワーク側デバイスが送信する段階であって、上記ブロードキャストメッセージはオンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、上記インジケーション情報は上記第1のシステム情報のインジケーション情報を含む、段階を備え、
上記インジケーション情報は上記システム情報のインデックスを含むか、又は上記インジケーション情報は上記システム情報のインデックス及びバリュータグを含むか、又は上記インジケーション情報は上記システム情報のインデックス及びバリュータグ並びに少なくとも2つのシステム情報の共通バリュータグを含み、上記バリュータグは、上記システム情報の内容が変わったかどうかを上記ユーザ機器が判定するのに用いられる、又は、
上記インジケーション情報はビットマップを含み、上記ユーザ機器がシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があるかどうかを示すのに、上記ビットマップ内の各ビットの値が用いられる、項目11に記載の方法。
(項目13)
上記方法は、ブロードキャストメッセージを上記ネットワーク側デバイスが送信する段階を備え、上記ブロードキャストメッセージはオンデマンドシステム情報のインジケーション情報を含み、上記インジケーション情報は上記第1のシステム情報のインジケーション情報を含み、上記インジケーション情報は、上記ユーザ機器がシステム情報要求を送信して上記システム情報を取得する必要があるかどうかを示すのに用いられる、項目11に記載の方法。
(項目14)
上記インジケーション情報はビットマップを含み、上記ビットマップは少なくとも1つのビットを含み、上記ビットマップ内の各ビットの値が、上記ユーザ機器がシステム情報要求を送信することによって各ビットに対応するシステム情報を取得する必要があるかどうかを示す、項目13に記載の方法。
(項目15)
上記ブロードキャストメッセージは、システム情報の1つ若しくは複数の時間−周波数リソース又は1つ若しくは複数の送信機会を含み、上記1つ若しくは複数の時間−周波数リソース又は上記1つ若しくは複数の送信機会において上記システム情報を取得するよう上記ユーザ機器に指示するのに用いられる、項目12から14のいずれか一項に記載の方法。
(項目16)
上記ブロードキャストメッセージは上記システム情報の監視期間を含み、
1つのケースとして、上記ユーザ機器が上記システム情報を上記監視期間内に受信した場合、上記ユーザ機器は上記システム情報を保存する、又は、
別のケースとして、上記ユーザ機器が上記システム情報を上記監視期間内に受信しなかった場合、上記ユーザ機器は、上記システム情報をブロードキャストするよう上記ネットワーク側デバイスに要求する、項目12から14のいずれか一項に記載の方法。
(項目17)
ブロードキャストされた1つ若しくは複数の周期的な時間−周波数リソース又はブロードキャストされた1つ若しくは複数の周期的な送信機会から最も近い時間−周波数リソース又は最も近い送信機会を上記ネットワーク側デバイスが選択して、上記第1のシステム情報をブロードキャストする段階を備える、項目11から16のいずれか一項に記載の方法。
(項目18)
上記第1のシステム情報は上記第1のシステム情報に適用される有効時間を含む、項目11から17のいずれか一項に記載の方法。
(項目19)
メモリと、送受信機と少なくとも1つのプロセッサとを備えるユーザ機器であって、
上記メモリは命令を格納し、上記メモリと、上記送受信機と、上記少なくとも1つのプロセッサとは回路を用いて相互接続され、上記送受信機は、項目1から10のいずれか一項に記載の方法における、上記ユーザ機器による情報の送受信のオペレーションを行うように構成され、
上記少なくとも1つのプロセッサは、上記メモリに格納された上記命令を呼び出し、項目1から10のいずれか一項に記載の方法における、上記ユーザ機器により行われる処理オペレーションを実行する、ユーザ機器。
(項目20)
メモリと、送受信機と少なくとも1つのプロセッサとを備えるネットワーク側デバイスであって、
上記メモリは命令を格納し、上記メモリと、上記送受信機と、上記少なくとも1つのプロセッサとはケーブルを用いて相互接続され、上記送受信機は、項目11から18のいずれか一項に記載の方法における、上記ネットワーク側デバイスによる情報の送受信のオペレーションを行うように構成され、
上記少なくとも1つのプロセッサは、上記メモリに格納された上記命令を呼び出し、項目11から18のいずれか一項に記載の方法における、上記ネットワーク側デバイスにより行われる処理オペレーションを実行する、ネットワーク側デバイス。
(項目21)
ユーザ機器に適用され、少なくとも1つのプロセッサと、メモリと、インタフェース回路とを備えるチップシステムであって、
上記インタフェース回路は上記チップシステムと外部システムとの間の情報交換を担当し、上記メモリと、上記インタフェース回路と、上記少なくとも1つのプロセッサとはケーブルを用いて相互接続され、上記少なくとも1つのメモリは命令を格納し、上記命令は、上記少なくとも1つのプロセッサによって実行され、項目1から10のいずれか一項に記載の方法における上記ユーザ機器のオペレーションを行う、チップシステム。
(項目22)
ネットワーク側デバイスに適用され、少なくとも1つのプロセッサと、メモリと、インタフェース回路とを備えるチップシステムであって、
上記インタフェース回路は上記チップシステムと外部システムとの間の情報交換を担当し、上記メモリと、上記インタフェース回路と、上記少なくとも1つのプロセッサとはケーブルを用いて相互接続され、上記少なくとも1つのメモリは命令を格納し、上記命令は、上記少なくとも1つのプロセッサによって実行され、項目11から18のいずれか一項に記載の方法における上記ネットワーク側デバイスのオペレーションを行う、チップシステム。
(項目23)
ユーザ機器に適用されるコンピュータ可読記憶媒体であって、上記コンピュータ可読記憶媒体は命令を格納し、上記命令は、演算処理デバイス上で実行され、項目1から10のいずれか一項に記載の方法における上記ユーザ機器のオペレーションを行う、コンピュータ可読記憶媒体。
(項目24)
ネットワーク側デバイスに適用されるコンピュータ可読記憶媒体であって、上記コンピュータ可読記憶媒体は命令を格納し、上記命令は、演算処理デバイス上で実行され、項目1から18のいずれか一項に記載の方法における上記ネットワーク側デバイスのオペレーションを行う、コンピュータ可読記憶媒体。
(項目25)
ネットワーク側デバイス及び/又はユーザ機器を備える通信システムであって、
上記ネットワーク側デバイスは項目20に記載のネットワーク側デバイスであり、上記ユーザ機器は項目19に記載のユーザ機器である、通信システム。
(項目26)
ユーザ機器に適用されるコンピュータプログラム製品であって、
上記コンピュータプログラム製品は一連の命令を含み、上記命令は、項目1から10のいずれか一項に記載の方法における上記ユーザ機器のオペレーションを行うように実行される、コンピュータプログラム製品。
(項目27)
ネットワーク側デバイスに適用されるコンピュータプログラム製品であって、
上記コンピュータプログラム製品は一連の命令を含み、上記命令は、項目11から18のいずれか一項に記載の方法における上記ネットワーク側デバイスのオペレーションを行うように実行される、コンピュータプログラム製品。