JP6818613B2 - 操作機構 - Google Patents
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Description
操作部材と、
第一固定端と第一移動端とを有する第一ケーブルと、
第二固定端と第二移動端とを有する第二ケーブルと、
前記第一固定端と前記第一移動端との間において前記第一ケーブルと押圧する第一押圧部材と、
前記第二固定端と前記第二移動端との間において前記第二ケーブルと押圧する第二押圧部材と、
作動部材とを備えた操作機構であって、
前記操作部材は、
前記第一押圧部材と接続する第一接続部と前記第二押圧部材と接続する第二接続部とを有し、
前記作動部材は、前記第一移動端が取り付けられる第一取付部と、前記第二移動端が取り付けられる第二取付部とを有し、
前記操作部材を操作する第一操作によって、前記第一接続部が移動して前記第一押圧部材が前記第一ケーブルを押圧し、前記第二接続部が移動して前記第二押圧部材による前記第二ケーブルの押圧が解除され、
前記操作部材を操作する第二操作によって、前記第一接続部が移動して前記第一押圧部材による前記第一ケーブルの押圧が解除され、前記第二接続部が移動して前記第二押圧部材が前記第二ケーブルを押圧し、
前記第一操作により前記作動部材が一方に移動し、前記第二操作により前記作動部材が前記一方の反対方向に移動する。
図1は、本発明に係る一実施の形態の操作機構の全体構成を示す外観斜視図である。また、図2は、本発明に係る一実施の形態の操作機構の説明に供する図であり、図2(a)は、操作機構の操作側部分の構成を示す正面図、図2(b)は、操作側部分と第一ケーブル及び第二ケーブルとを示す側面図である。なお、図2(a)では、第一ガイド部56において、ガイド突部561と案内凹部821との関係を示すため、ガイド突部561を断面で示している。
図3は、操作部材を示す図であり、図3(a)は、操作部材の正面図、図3(b)は操作部材の右側面図である。
図1〜図3に示す操作部材20は、操作者に操作され、操作者の操作時に操作者の操作力を受け付けて、操作力を操作部材20に接続される他の部材に伝達する。
操作部材20では、受け付けた操作力により、第一接続部21及び第二接続部22が移動する。
第二接続部22は、操作部材20と第二押圧部材60とを接続するものであり、操作部材20が受ける操作力を、第二押圧部材60を移動させる方向に転換して伝達する。
なお、操作部材20は、回転軸部23で回動する回動操作により、第一接続部21及び第二接続部22を移動させる構成としたが、これに限らず、操作者の操作力により第一接続部21及び第二接続部22が移動すれば、どのような操作により可動してもよい。
第一ケーブル30は、操作部材20と作動部材70とを接続する長尺の部材であり、操作元の操作部材20に入力される操作力を作動部材70に伝達する。
第一ケーブル30は、第一押圧部材50の押圧力を作動部材70に伝達する。
第一ケーブル30は、第一押圧部材50の押圧力を引っ張り力に変換して作動部材70を引っ張る。第一押圧部材50が第一ケーブル30を押圧することで、第一ケーブル30が移動して、第一ケーブル30の端部を引っ張ることとなる。
第一ケーブル30は、本実施の形態では、筒状のアウターケーシング34内に摺動可能に配置されるインナーケーブルである。なお、第一ケーブル30は、アウターケーシングの無い一本のワイヤーであってもよく、第一ケーブル30の外周が露出した状態で配索されてもよい。アウターケーシング34は、操作機構10の取付対象において配索される。アウターケーシング34における第一固定端31側の端部は、ベース部材80の案内部85に固定される。また、アウターケーシング34における第一移動端32側の端部34aは、端部34aからのインナーケーブルである第一ケーブル30の導出方向を作動部材70に向けて配索されて、取付対象に固定される。
第一固定端31は、第一押圧部材50の押圧力により第一移動端32を移動させるために、移動が規制される。本実施の形態では、第一固定端31は、インナーケーブル側に設けられ、本実施の形態では、インナーケーブルの端部に設けられるインナーエンドである。第一固定端31は、第一押圧部材50の押圧力により第一移動端32を移動させることができれば、移動を禁止されるものではないが、ベース部材80に対して不動とすることができる。
第二ケーブル40は、操作部材20と作動部材70とを接続する長尺の部材であり、操作元の操作部材20に入力される操作力を作動部材70に伝達する。第二ケーブル40は、第二押圧部材60の押圧力を作動部材70に伝達する。
第二ケーブル40は、第二押圧部材60の押圧力を作動部材70に伝達する。
具体的には、第二移動端42は、第二押圧部材60の押圧によって、第二ケーブル40が移動することで、移動する。
第一押圧部材50は、操作部材20に入力される操作力を受けて第一ケーブル30に伝達する。
第一押圧部材50は、第一固定端31と第一移動端32との間において第一ケーブル30を押圧する。
第一押圧部材50は、第一固定端31を移動規制した状態で、第一移動端32を移動させる位置に配置される。
図1、図2及び図4に示す第一押圧部材50は、操作部材20の第一接続部21から操作力を受ける押圧受け部59と、第一ケーブル30を押圧する押圧部としての第一摺動部54と、第一押圧部材50の押圧する方向への移動をガイドする第一ガイド部56と、を有する。
押圧受け部59には、第一接続部21が接続される。押圧受け部59は、本実施の形態では、第一接続部21が摺動する面である。押圧受け部59は、移動する第一接続部21により押圧されて移動し、これに伴い、第一押圧部材50が移動して押圧部である第一摺動部54も移動することとなり、第一ケーブル30を押圧しながら移動する。
第一摺動部54では、ここでは、少なくとも摺動溝52内の第一ケーブル30を線接触で押圧可能な所定長の部位である押圧本体50cを有し、上面に摺動溝52が形成され、下面を押圧受け部59が形成されている。押圧本体50cの両端には、押圧本体50cの延在方向とは異なる方向に延びる両端部50a、50bが設けられている。第一摺動部54は、両端部50a、50bの向きにより、第一固定端31側で延びる方向と、第一移動端32側で延びる方向とを規定する。両端部50a、50bは、第一ケーブル30を押圧本体50cの摺動溝52に誘導する。
第二押圧部材60は、操作部材20に入力される操作力を受けて第二ケーブル40に伝達する。
第二押圧部材60は、第二固定端41と第二移動端42との間において第二ケーブル40を押圧する。
第二押圧部材60は、第二固定端41を移動規制した状態で、第二移動端42を移動させる位置に配置される。
作動部材70は、操作部材20に入力される操作力により作動する部材である。作動部材70は、操作力を第一ケーブル30又は第二ケーブル40を介して伝達される。作動部材70は、第一ケーブル30及び第二ケーブル40を介して伝達される操作部材20から操作力により作動する。
ベース部材80は、操作部材20と第一押圧部材50と第二押圧部材60とが設けられ、操作部材20と第一押圧部材50と第二押圧部材60との位置関係を規定している。操作機構10の取付対象の所定位置に固定され、操作機構10を支持する。ベース部材80は、操作部材20、第一押圧部材50、及び、第二押圧部材60の相対位置を規定する。また、ベース部材80は、本実施の形態では、第一ケーブル30の第一固定端31と、第二ケーブル40の第二固定端41の移動を規制する。また、ベース部材80は、第一ケーブル30と第二ケーブル40とを、第一ケーブル30の第一移動端32と、第二ケーブル40の第二移動端42が伸びる方向に、導出している。
図1、図2及び図5に示すように、本実施の形態のベース部材80は、板状の底部81の両側辺部から互いに平行に立設する両側壁部82、83を有する。底部81は、第一押圧部材50と第二押圧部材60がベース部材80に取付けられた場合に、押圧本体50c、60cの摺動溝52、62が延びる方向と平行に延びるように設けられている。両側壁部82、83についても、押圧本体50c、60cの摺動溝52,62が延びる方向と平行に延び、ベース部材80に第一押圧部材50と第二押圧部材60が取り付けられた際に、第一押圧部材50と第二押圧部材60とを押圧方向に移動可能な状態で挟むことができるように設けられている。底部81の中央には、両側壁部82、83の下部を両側壁部82、83の対向方向で貫通する貫通孔が形成され、この貫通孔内に、操作部材20の回転軸部23が回動自在に配置されている。この貫通孔を有する両側壁部82、83の下部と、底部81の中央部とが、操作部材支持部80aを構成する。
・操作機構における第一操作
第一操作は、操作部材20を操作することにより、第一接続部21が移動して第一押圧部材50が第一ケーブル30を押圧し、第二接続部22が移動して第二押圧部材60による第二ケーブル40の押圧が解除され、作動部材70が一方に移動する操作である。第一操作は、図1では、作動部材70を破線で示すように作動させる操作である。
・操作機構における第二操作
第二操作は、操作部材20を操作することにより、第二接続部22が移動して第二押圧部材60が第二ケーブル40を押圧し、第一接続部21が移動して第一押圧部材50による第一ケーブル30の押圧が解除され、作動部材70が一方の反対の方向に移動する操作である。第二操作は、図1では、操作部材20を実線で示すように作動させる操作である。
本実施の形態によれば、第一操作によって、操作部材20の第一接続部21が移動して第一押圧部材50が第一ケーブル30を押圧し、第二接続部22が移動して第二押圧部材60による第二ケーブル40の押圧が解除される。押圧された第一ケーブル30の部位は移動して、第一ケーブル30を介して作動部材70の第一取付部72は引っ張られて、作動部材70は一方に移動する。
よって、従来と異なり、操作側プーリーが所定量の回転をするための半径を有する必要がなく、プーリー自体を大きくする必要がないので、機構自体の小型化を図ることができ、作動部材70を好適に交互に作動させることができる。また、小型化を図ることができるため、第一ケーブル30及び第二ケーブル40の配索の自由度を増加させることができる。
20 操作部材
21 第一接続部
21a 押圧面
22 第二接続部
22a 押圧面
23 回転軸部
30 第一ケーブル
31 第一固定端
32 第一移動端
34 アウターケーシング
40 第二ケーブル
41 第二固定端
42 第二移動端
44 アウターケーシング
50 第一押圧部材
50a 一端部
50b 他端部
50c 押圧本体
52 摺動溝
54 第一摺動部
56 第一ガイド部
561 ガイド突部
562 ガイドフランジ
59 押圧受け部
60 第二押圧部材
60a 一端部
60b 他端部
60c 押圧本体
62 摺動溝
64 第二摺動部
66 第二ガイド部
661 ガイド突部
662 ガイドフランジ
69 押圧受け部
70 作動部材
71 作動本体
72 第一取付部
74 第二取付部
76 軸部
80 ベース部材
80a 操作部材支持部
80b 押圧部材支持部
81 底部
82 両側壁部
821 案内凹部
83 両側壁部
831 案内凹部
84 移動規制部
85 案内部
Claims (3)
- 操作部材と
第一固定端と第一移動端とを有する第一ケーブルと
第二固定端と第二移動端とを有する第二ケーブルと
前記第一固定端と前記第一移動端との間において前記第一ケーブルと押圧する第一押圧部材と、
前記第二固定端と前記第二移動端との間において前記第二ケーブルと押圧する第二押圧部材と、
作動部材とを備えた操作機構であって、
前記操作部材は、
前記第一押圧部材と接続する第一接続部と前記第二押圧部材と接続する第二接続部とを有し、
前記作動部材は、前記第一移動端が取り付けられる第一取付部と、前記第二移動端が取り付けられる第二取付部とを有し、
前記操作部材を操作する第一操作によって、前記第一接続部が移動して前記第一押圧部材が前記第一ケーブルを押圧し、前記第二接続部が移動して前記第二押圧部材による前記第二ケーブルの押圧が解除され、
前記操作部材を操作する第二操作によって、前記第一接続部が移動して前記第一押圧部材による前記第一ケーブルの押圧が解除され、前記第二接続部が移動して前記第二押圧部材が前記第二ケーブルを押圧し、
前記第一操作により前記作動部材が一方に移動し、前記第二操作により前記作動部材が前記一方の反対方向に移動する、
操作機構。 - 前記第一押圧部材は、前記第一ケーブルが摺動する摺動溝を有する第一摺動部と前記第一摺動部の移動をガイドする第一ガイド部とを有し、
前記第二押圧部材は、前記第二ケーブルが摺動する摺動溝を有する第一摺動部と前記第一摺動部の移動をガイドする第二ガイド部とを有し、
前記操作部は、前記第一接続部と前記第二接続部とが接続する回転軸部とを有し、
前記第一操作により前記回転軸部が一方に回転し、前記第二操作により前記回転軸部が他方に回転する、
請求項1に記載の操作機構。 - 前記第一ケーブルは、前記第一押圧部材において前記第一固定端側で延びる方向と、前記第一移動端側で延びる方向が略平行で、
前記第一押圧部材が移動する方向が前記第一押圧部材から第一ケーブルが延びる方向と略平行であり、
前記第二ケーブルは、前記第二押圧部材において前記第二固定端側で延びる方向と、前記第二移動端側で延びる方向が略平行で、
前記第二押圧部材が移動する方向が前記第二押圧部材から第二ケーブルが延びる方向と略平行である、
請求項1または請求項2に記載の操作機構。
Priority Applications (1)
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JP2017070967A JP6818613B2 (ja) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | 操作機構 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018173112A JP2018173112A (ja) | 2018-11-08 |
JP6818613B2 true JP6818613B2 (ja) | 2021-01-20 |
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ID=64107295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017070967A Active JP6818613B2 (ja) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | 操作機構 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6818613B2 (ja) |
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2017
- 2017-03-31 JP JP2017070967A patent/JP6818613B2/ja active Active
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JP2018173112A (ja) | 2018-11-08 |
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