JP6816808B2 - 無線端末、無線基地局および無線システム - Google Patents
無線端末、無線基地局および無線システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6816808B2 JP6816808B2 JP2019201850A JP2019201850A JP6816808B2 JP 6816808 B2 JP6816808 B2 JP 6816808B2 JP 2019201850 A JP2019201850 A JP 2019201850A JP 2019201850 A JP2019201850 A JP 2019201850A JP 6816808 B2 JP6816808 B2 JP 6816808B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sps
- communication
- transmission
- information
- base station
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
はLTEに対応するRelease 8および9を大幅に機能拡張したものである。現在は、Release 10をさらに拡張したRelease 11の完成に向けて、議論が進められているところである。以
降では、特に断りが無い限り、「LTE」はLTEおよびLTE-Aに加え、これらを拡張したその
他の無線通信システムを含むものとする。
通信形態を指す。MTCの具体的適用例としては、電気、ガス、水道等のメーターの監視、
防犯監視、各種機器の監視、センサーネットワーク等がある。また、例えば家庭内の電気機器等がMTCに対応することにより相互に連携することも想定されている。3GPPにおいてMTCに対する議論はまだ始まったばかりであるが、MTCは適用分野が極めて広いと考えられ
ていることから、3GPPにおいて将来有望な技術として今後も活発な議論が続いて行くものと予想される。
帯電話端末(いわゆるセルラー端末)と比較して、いくつかの異なる性質があると考えられている。MTCデバイスに対しては、このような性質の違いを踏まえたうえで、一般的な
携帯電話端末に適用される各種制御や処理を必要に応じて変更(拡張や簡略化等)することを検討する必要がある。一般的な携帯電話端末に適用される各種制御や処理をMTCデバ
イスにそのまま適用すると、弊害が発生したり、機能的に冗長であったりする場合もあると考えられるためである。
質を踏まえたスケジューリング方式に関する検討はほとんど進んでいない側面がある。現状のLTEシステムにおいてはいくつかのスケジューリング方式が既に規定されているが、MTCデバイスを始めとする現在および今後の携帯電話端末の利用形態の変化を踏まえると、これらは必ずしも十分に効率的ではない可能性がある。
おいてはいくつかのスケジューリング方式が既に規定されているが、現在及び今後の携帯電話端末の利用形態の変化を踏まえると、これらは必ずしも十分に効率的ではない恐れがある。
まず、各実施形態を説明する前に、従来技術における問題の所在を説明する。この問題は、発明者が従来技術を仔細に検討した結果として新たに見出したものであり、従来は知られていなかったものであることに注意されたい。
較して、いくつかの異なる性質があると考えられている。例えば、MTCデバイス特有の性
質の一つとして、MTCデバイスは移動しない(あるいは移動するにしても極めて限定的な
)ものがほとんどであることが挙げられる。一般的な携帯電話端末は高速移動する場合(高速な乗り物で移動中の場合等)もありうるが、電気メーターや防犯センサー等のMTCデ
バイスにはそのような場合は想定しにくいためである。
スにおいては、ハンドオーバー機能は不要である可能性がある。ここでは、MTCデバイス
に対するスケジューリングに着目して検討する。ここで、スケジューリングとは、無線基地局が無線端末(MTCデバイスを含む)に対して、送受信に用いる無線リソースや変調方
式・符号化方式等を指定することである。
ナミックスケジューリングを実施する意義は少ないと考えられる。ここで、ダイナミックスケジューリングとは、送受信を行う度にダイナミック(動的)にスケジューリングを行うことである。LTEのダイナミックスケジューリングにおいては、要素技術として適応的
変調符号化(AMC: Adaptive Modulation and Coding)が採用されている。適応的変調符
号化は、データの送受信に用いる変調方式や符号化方式を無線品質に応じて逐次選択することにより通信効率を高める技術であり、特に高速移動中の無線端末等のような無線品質が変化しやすい場合において効果が発揮されるものである。しかしながら、上述したようにMTCデバイスはほぼ移動せず、無線品質もほぼ一定であるものと考えられるため、適応
的変調符号化を実施する必要性が一般的な携帯電話端末と比べて少ないと考えられる。
しろ大量のシグナリング(制御用の信号)の発生による弊害が懸念される。特に、ダイナミックスケジューリングに基づいて上りのデータ送信(無線端末から無線基地局へのデータ送信)を行う場合が問題となる。ダイナミックスケジューリングに基づいて下りのデータ送信(無線基地局から無線端末へのデータ送信)を行う場合には、無線基地局は下りデータと当該下りデータをマッピングした無線リソース等を示すための制御情報であるDCI(Downlink Control Information)とを一緒に無線端末に送信するだけで良いため、シグナ
リング量はあまり問題とはならない。これに対し、上りのデータ送信においては、無線基地局は無線端末が送信したい上りデータの存在やデータサイズが分からないと適切な量の無線リソースを割当てることができないため、下りデータの送信に比べて処理が複雑となる。
Grantで割当てられた所定量の上り無線リソースに基づいて、上りデータのデータサイズを示すBSR(Buffer Status Report)を無線基地局に送信する。最後に、無線基地局は、受
信したBSRに基づいて無線端末に割当てる無線リソースを決定し、当該無線リソースに基
づいて無線端末による上り送信を許可することを示すUL Grantを無線端末に対し送信する。
くなることが想定されている。そのため、仮にMTCデバイスに対してダイナミックスケジ
ューリングを実施すると、システムにおけるシグナリング量が膨大となることが懸念される。シグナリング量が増大すると、データの送受信に使える無線リソースが圧迫されるため、無線リソースの効率的利用の観点で避けられるべきである。また、MTCデバイスは省
電力であることが要求される場合も多いが、シグナリング量が増えると、その処理に必要な消費電力も増えるため、望ましくないと考えられる。
ーシステント・スケジューリング(SPS: Semi-Persistent Scheduling)と呼ばれるスケ
ジューリング方式が規定されている。SPSは、ダイナミックスケジューリングのように毎
回動的に無線リソースを割当てるものではなく、半持続的(semi-persistent)に無線リ
ソースを割当てるものである。
末20から無線基地局10への無線通信)のSPSを説明するが、LTEにおいては下り(無線基地局10から無線端末20への無線通信)についても同様にSPSを適用することができ
る。
末20に通知する。S101の通知は、L3(Layer 3)シグナリングであるRRC信号によって、物理下り共有チャネル(PDSCH: Physical Downlink Shared CHannel)を介して送受信さ
れる。S101のRRC信号で通知されるSPSのパラメータには、例えばSPSの通信間隔等を
含む。無線基地局10は、SPSの通信間隔をサブフレーム(1msec)単位で設定することができる。なお、S101のRRC信号ではSPSの基本的なパラメータが通知されるのみであり、このRRC信号に基づくタイミングでSPSに基づく送受信が開始されるわけではない。
無線端末20に送信する。S102の制御信号は、L1(Layer 1)シグナリングであるDCI(Downlink Control Information)によって、物理下り制御チャネル(PDCCH: Physical Downlink Control CHannel)を介して送受信される。S102の制御信号により、S101のRRC信号で基本パラメータが設定されたSPSが活性化され、当該SPSに基づく送受信が開始さ
れる。S102の制御信号に相当するDCIは、SPSの実行に必要なパラメータを含む。DCI
が含むパラメータは、SPSに基づく送信が行われる各サブフレームにおける上り物理共有
チャネル(Physical Uplink Shared CHannel)に対応する無線リソースの指定や、SPSに基
づく送信に適用される変調符号化方式(MCS: Modulation and Coding)の指定等を含む。
S102でDCIが送受信されたサブフレームの4サブフレーム後に行われる。以後、S1
01のRRC信号により通知された通信間隔毎のサブフレームにおいて、無線端末20は無
線基地局10にSPSに基づく送信をPUSCHを介して行う。
述した通り、SPSに基づく初回の送信に当たるS103は、S102でDCIを受信したサブフレームの4サブフレーム後に行われる。そして、その後は、通信間隔である20サブフレーム毎の各1サブフレームにおいて、無線端末20は無線基地局10にSPSに基づく送
信を行う。
解放され、当該SPSに基づく送受信が終了される。これにより、S106以降、SPSに基づく送信は行われない。ただし、S106の後に無線基地局10が再びSPSを活性化した場
合には、無線端末20はSPSに基づく送信を再び開始することができる。
行われた後に無線基地局10はSPSを開放しているが、無線基地局10は任意のタイミン
グでSPSを解放することができる。例えば無線基地局10は、SPSを利用するアプリケーション(VoIPによる通話等)が終了したタイミングで、SPSを解放することができる。
送信(S103〜S109)をPUSCHを介して行っていたのに対し、図3〜4に示される
下りのSPSにおいては、各送信(S203〜S209)をPDSCHを介して行う点が異なっている。
ータ送信の度に無線リソースの割当のためのシグナリングを行う必要が無くなる。例えば図1のS103〜S109に示されるような送信を、ダイナミックスケジューリングによって行おうすると、S103〜S109のそれぞれの送信毎にリソース割当のためのシグナリングが必要となる。これに対し、図1に示されるSPSにおいては、S103〜S10
9のそれぞれの送信毎にリソース割当のためのシグナリングは必要ない。図1に示されるSPSにおいて必要なシグナリングは、SPSに基づく送信を開始するためのS101およびS102と、SPSに基づく送信を終了させるためのS110のみとなる。したがって、SPSによれば、ダイナミックスケジューリングと比較してシグナリング量を抑制することが可能となる。シグナリング量の抑制の効果は、SPSの送信回数が増える(または、SPSの実行期間が長くなる)ほどに、高まると考えられる。
する。SPSのデメリットの一つとして、ダイナミックスケジューリングと比較して、無線
環境の変化に弱いことが挙げられる。このデメリットは、前述した適応的変調符号化がSPSには適用できないことを起因とするものである。適応的変調符号化は、通信の度に無線
環境に応じたMCSの指定を行うことにより実現されるため、通信の度にMCSを通知するためのシグナリングが必要となる。しかしながら、SPSは通信の度のシグナリングを省略する
ため、適応的変調符号化を適用することが本来的に不可能である。そのため、SPSにおい
ては、活性化時(図1のS102)に指定されたMCSを解放時(図1のS110)まで使い
続ける。そのため、SPSにおいては、活性化後に例えば無線環境が悪化した場合に、誤り
に強いMCSに変更することはできない。したがって、SPSは無線環境の変化に弱いという性質がある。もし誤りに強いMCSに変更したい場合は、SPSの再活性化(re-activation)を
行う必要がある。SPSの再活性化の際には、SPSの活性化(activation)の場合と同様に、SPSの実行に必要なパラメータを含む。DCIが含むパラメータは、SPSに基づく送信が行わ
れる各サブフレームにおける上り物理共有チャネル(Physical Uplink Shared CHannel)に対応する無線リソースの指定や、SPSに基づく送信に適用される変調符号化方式(MCS: Modulation and Coding)の指定等を含む。
てはその弊害は少ないと考えられる。また、SPSは上りの場合であっても、シグナリング
は最初と最後のみであり、ダイナミックスケジューリングのように上りデータの送信の度にシグナリングが送受信されることはない。したがって、MTCデバイスが送受するシグナ
リング量を抑えることができる。
んど受けることなく、SPSのメリットを享受できると考えられる。したがって、MTCデバイスはSPSと好相性であり、MTCデバイスにはSPSを適用してスケジューリングを行うのが望
ましいと考えられる。
こで、VoIPに基づく通話データは、音声データであるため、1回の送信あたりのデータ量はそれほど大きくないと考えられる。
や静止画等のデータを送受信することも想定される。一例として、MTCに対応した監視カ
メラにSPSを適用することを考える。監視カメラは所定の周期で撮影した画像を、SPSに基づく所定の通信間隔(例えば80msec)でサーバに送信する。このような場合には、SPSの
毎回の送信において、比較的大きなデータが送受信されることになる。
、SPSの送信タイミングにあたる1サブフレームにおいて、比較的大きな無線リソースを
割当てる必要がある。この場合、SPSの送信タイミングにあたる1サブフレーム毎に比較
的大きな無線リソースが、特定の無線端末20に対し半持続的に予約されることになる。しかしながら、将来のサブフレームにおいて比較的大きな無線リソースを特定の無線端末20に割当ててしまうと、他の無線端末20の当該サブフレームにおける無線リソース割当の柔軟性を予め奪うことになるため、好ましくない。
で圧迫されたサブフレームにおいて、優先度や緊急性が高いSPS以外のデータ送信が発生
すると、対応が困難となることが想定される。特に、今後のMTCデバイスの広まり等によ
り無線端末20の台数が増加することを考慮すると、無線リソースの割当の柔軟性はできるだけ確保しておくべきであると考えられる。
のセンサー装置のように、サイズの小さいデータが多発的に発生するという特性があるものも多いと考えられる。このようなMTCデバイスにおいては、図1〜4に示されるようなone-shot型のSPSでは、無線リソースの割当が不十分となりうることも懸念される。また、このようなMTCデバイスに対し、送信するデータをある程度バッファリングする前提でone-shot型のSPSを適用することも可能と思われる。しかしながら、MTCデバイスに搭載され
るメモリは容量が小さい場合も多く、それほど多くのデータはバッファリングできないため、やはりMTCデバイスとone-shot型のSPSとはそれほど相性が良くないと考えられる。
は類似した形態で利用される通常の携帯電話端末についても起こりうるものであると考えられる。
送受信することは想定されていなかったと考えられる。そのため、監視カメラ等のMTCデ
バイスを含む携帯電話端末に従来のSPSがそのまま適用されると、将来の無線リソースの
割当における柔軟性が失われるという不都合が生じる可能性がある。また、MTCデバイス
では、小さなデータが多発的に発生するという特徴を有するため、従来のone-shot型のSPSにおいては、対応するのが難しい。前述したようにこの問題は、発明者が従来技術を仔
細に検討した結果として新たに見出したものであり、従来は知られていなかったものである。以降では、この問題を解決するための本願の各実施形態を順に説明する。
第1実施形態は、無線基地局10が無線端末20に対し、所定の通信間隔で行われる通信の通信間隔とともに、各通信間隔で前記通信を行うための通信区間を指定するものである。言い換えれば、複数個の区間から成る通信間隔で行われる通信における該通信間隔を含む第1情報を無線基地局から受信する受信部と、前記第1情報に基づいて、前記無線基地局と前記通信を行う通信部とを備え、前記第1情報は、前記複数個の区間のうちの所定個
の区間で前記通信を行うことを示す第2情報を含む無線端末20及びこれを含む無線通信システム等に対応するものである。
信のタイミングを示す情報(例えば、通信区間のオフセット情報)を含んでもよい。
第2実施形態は、LTEのSPS(Semi-Persistent Scheduling)送信に対して本願発明を適用した場合に対応する実施形態である。一言で言うと、図1〜4に示される従来のSPSはone-shot型であるのに対し、第2実施形態のSPSはmulti-shot型のSPSを実現するものである
。
行う。しかしながら、本願発明は下りのSPS送信に対しても同様に適用することができる
ことに留意する。
0は、時間方向ではサブフレーム単位で送信や受信を行うことができるものとする。
Connection Setupメッセージ、RRC Connection Reconfigurationメッセージ、またはRRC
Connection Reestablishmentメッセージは、それぞれRadio Resource Config Dedicated情報要素を含んでいる。そしてRadio Resource Config Dedicated情報要素はSPS-Config
情報要素を含むことができる。このSPS-Config情報要素が、SPSに関する各種のパラメー
タを含んでいる。したがって、S401で無線基地局10は、RRC Connection Setupメッセージ、RRC Connection Reconfigurationメッセージ、またはRRC Connection ReestablishmentメッセージのいずれかにSPS-Configを格納して無線端末20に送信する。
る。まず、SPS-Config情報要素は、パラメータであるsemi Persist Sched C-RNTI、sps-Config DL情報要素、sps-Config UL情報要素を含んでいる。ここで、semi Persist SchedC-RNTIは、SPSにおける無線端末20の識別子に相当し、前述したDCIが自分宛であるか否
かを判定する際に用いる。また、sps-Config DL情報要素とsps-Config UL情報要素とは、それぞれ下りのSPSと上りのSPSに対する各種パラメータを含んでいる。以下では、sps-Config UL情報要素に基づいて説明を行うが、sps-Config DL情報要素も概ね同様に扱うことができる。
要素はSPSに関するいくつかのパラメータを含んでおり、その一つであるsemi Persist Scheduling Interval ULが上りのSPSの通信間隔を示すパラメータである。semi Persist Scheduling Interval ULは、それぞれ10、20、32、40、64、80、128、160、320、または640サブフレームの各値を取りうることが規定されている。したがって、無線基地局10は、これらの値のいずれかをsemi Persist Scheduling Interval ULに設定したRRC信号を送信することで、無線端末20に上りのSPSの通信間隔を通知する
ことができる。
ラメータとする。ここでは、一例として、第1実施形態で説明したのと同様に、SPSの各
通信間隔においては連続するサブフレームにおいてのみ送信可能であるという前提を置くものとしている。
として1、2、4、8、16、32、64、128を表すことができるものとする。
ームの数を表す情報(semi Persist Scheduling Interval UL )を含むRRC信号を無線端末20に対して送信する。一方、無線端末20は無線基地局10が送信したRRC信号を受信
する。
対して送信する。より具体的には、無線基地局10は、下りの制御情報であるDCI(Down link Information)に含まれる所定のパラメータに所定の値を設定したうえで無線端末20に送信することで、SRSを活性化する。ここで、SPSの活性化(activation)とは、S301で設定されたパラメータに基づくSPSを開始することに相当する。
。図10A〜Bに本実施形態におけるDCIを示す。DCIはいくつかのフォーマットが規定されており、それぞれ役割が異なっている。上りのSPSを活性化する場合、DCI format 0を
用いる。DCI format 0は、上りデータのダイナミックスケジューリングに使用される制御情報であるが、上りSPSの活性化にも使用される。DCI format 0は、NDI、TPC command for scheduled PDSCH、Cyclic shift RM RS、MCS and RV、Resource Block等の各フィール
ドを含む。
性化する旨を通知することができる。ここで、MCSフィールドは5ビットのフィールドで
あるが、最初の1ビットを0に設定し、残りの4ビットによりSPSで用いる変調符号化方
式を指定する。また、Resource Blockは上りの帯域幅に応じて異なるサイズとなる(例えば、上りの帯域幅が50MHzの場合は6ビット、100MHzの場合は8ビットとなる)が、これに
よりSPSで送信を行う各サブフレームにおけるリソースブロック(上りの帯域幅を分割し
たもので、周波数方向のリソース単位)を指定することができる。
、仕様で予め規定されている固定値であるため、無線基地局10から指示等を受けることなく、無線端末20はS402を受信したタイミングに基づいてSPSの初回送信のタイミ
ングを認識することができる。
PSに基づく送信を行う。図11は、一例として、S401のRRC信号に含まれるsemi Persist Scheduling Interval ULの値が20サブフレームの場合を示している。また、図11は、一例として、S401のRRC信号に含まれるsemi Persist Scheduling Interval ULの値が8サブフレームの場合を示している。このとき、図11のS403〜S405に示されるように、20サブフレームの通信間隔で、各通信間隔において連続する8サブフレームにおいて、無線端末20は無線基地局10に送信を行うことができる。
信するものとする。
割データを符号化および変調する。また無線端末20は、semi Persist Scheduling Interval UL個のサブフレームそれぞれで、S402のDCIで指定されたResource Blockに対して、符号化および変調された分割データをマッピングする。以上のようにして、無線端末20はS403等に対応するSPSに基づく送信を行うことができる。
を受信すると、応答信号であるACK信号またはNACK信号を無線端末20に送信する。ACK信号はデータの受信(復号)に成功したことを示す応答信号である。一方、NACK信号はデータの受信(復号)に失敗したことを示す応答信号である。無線端末20はこれらの応答信号に基づき、データの再送を行うか否かを決定する。LTEシステムにおいては、データを
受信したサブフレームの4個後のサブフレームにおいて、ACK信号またはNACK信号を送信
することが規定されている。
が、本実施形態の無線基地局10は受信結果に応じてACK信号またはNACK信号を無線端末
20に送信するものとする。ACK信号やNACK信号の送信においてはいくつかの方式が考え
られる。最も単純な方式としては、一般的なLTEシステムに則って、サブフレーム毎にACK信号またはNACK信号を送信することができる(便宜上、個別応答方式と呼ぶ)。個別応答方式では再送もサブフレーム毎に行うことができる。個別応答方式によれば、図11に示す場合、各通信間隔でSPS送信される8個のサブフレームそれぞれについて、無線基地局10はACK信号またはNACK信号を無線端末20に送信する必要がある。つまり図11の例で
は、SPS送信の各通信間隔に8個のACK信号またはNACK信号を要することになる。
のLTEシステムに馴染みやすいものの、シグナリング量が膨大となる懸念がある。そこで
、各通信間隔毎に1つのACK信号またはNACK信号を送信する方式が考えられる(便宜上、
一括応答方式と呼ぶ)。図11の例に基づいて説明すると、無線基地局10は、各通信間隔で通信可能な最後(8個目)のサブフレームまで受信した後に、当該通信間隔で通信可
能な全てのサブフレームの受信が成功した場合にはACKを1回だけ送信する。一方、無線基地局10は当該通信間隔で通信可能なサブフレームの受信が1つでも失敗した場合にはNA
CKを1回だけ送信する。しかし、一括応答方式の場合、再送が必要な場合、8個のサブフレームをまとめて再送する必要がある。そのためシグナリング量は減るが、再送するデータ量が増えてしまうという別の問題が発生する。
ブフレームのいずれかで受信が失敗した場合にはそのサブフレーム以降はサブフレーム毎にACK信号またはNACK信号を送信することができる。こうすると、シグナリング量を抑え
ることができるとともに、再送をサブフレーム毎に行うことが可能となる。
張することも考えられる。例えばACK信号またはNACK信号を8ビットのビットマップとし、図2における各通信間隔において送信可能な8サブフレームの各サブフレームの受信結果
に対応付けることができる。この方法でも、シグナリング量を抑制しながらサブフレーム毎の再送が可能である。
においては連続するサブフレームにおいてのみ送信可能であるという前提を置いた場合を説明している。しかしながら、この前提は第2実施形態(以降で説明する第2実施形態に基づく他の実施形態も含む)において必須のものではない。すなわち、第2実施形態においては、SPS送信の各通信間隔において連続しないサブフレームにおいて送信可能として
もよい。
のとしたが、これに限られない。一例としては、semi Persist Scheduling Interval UL
を、SPS送信の通信間隔(サブフレーム単位)分のビット数から成るビットマップとする
ことができる。このとき、semi Persist Scheduling Interval ULにおいて、ビットマッ
プにおける各ビットが、各通信間隔において通信可能なサブフレームそれぞれにおける無線リソース割当の有無を示すことになる。また、semi Persist Scheduling Interval UL
を所定のビット数から成るビットマップとして、当該ビットマップにおける各ビットが、各通信間隔における先頭から所定ビット数のサブフレームそれぞれにおける無線リソース割当の有無を示すこととしてもよい。
無線リソースを割当てる際に、各通信間隔において複数サブフレームに跨る無線リソースを割当てることが可能となる。これにより、SPS用の無線リソースの割当を時間方向で柔
軟に行うことが可能となる。
きなデータを送信する場合に、複数のサブフレームに分割して送信することが可能となる。そのため、複数のサブフレームにおいて予め確保しておく無線リソースが小さくなる。その結果、SPSにおいて、あるサブフレームの無線リソースが圧迫されるような場合が少
なくなり、上述した問題を解決することができる。
を増やすことなく実現することができる。また、第2実施形態をダイナミックスケジューリングと比較すると、従来のSPS以上に大幅にシグナリングの量を低減することができる
。例えば従来のSPSを例示した図2の送信をダイナミックスケジューリングで実現しよう
とすると3回のシグナリングを要するのに対し、第2実施形態を例示した図11の送信をダイナミックスケジューリングで実現しようとすると24回ものシグナリングを要することからも、第2実施形態はシグナリング量低減の効果が大きいことが分かる。
第3実施形態は、第1実施形態または第2実施形態に適用可能な変形例である。以下では第3実施形態の例として、第2実施形態に基づく変形例を説明するが、第1実施形態に基づく変形例もこれと同様に構成することができる。
行う。しかしながら、本願発明は下りのSPS送信に対しても同様に適用することができる
ことに留意する。また、本願発明は第1実施形態に示されるように、LTEにおけるSPSに限らず、通信間隔を有する通信において一般に適用可能であることは言うまでもない。
を、連続するsemi Persist Scheduling Interval UL 個のサブフレームの全てにおいて
分割して送信していた。これに対して第3実施形態では、SPSの各通信間隔で送信するデ
ータを、連続するsemi Persist Scheduling Interval UL 個のサブフレームの全てにお
いて分割して送信することを要しない。第3実施形態では、SPSの各通信間隔で送信する
データを、各通信間隔において連続して送信可能なsemi Persist Scheduling Interval UL 個のサブフレームのうちで、先頭から任意の数のサブフレームに分割して送信するこ
とができる。
。このような場合に小さいデータを多くのサブフレームに分割して送信する必要性は少ない。むしろこのような小さいデータは、必要最小限のフレームに分割して送信する方が、送信回数の増加による消費電力の増大を抑えることができるため、望ましい場合も多いと考えられる。本実施形態は、このような理由に基づき、前記のように、SPSの各通信間隔
で送信するデータを、各通信間隔において送信可能な連続するサブフレームの全てにおい
て分割して送信することを要しないこととする。
あり他の個数でも良いのは言うまでもない。
示す送信終了を無線基地局10に通知する。この送信終了を示す通知(以下では送信終了通知と呼ぶ)は、例えばSPS送信用の無線リソースを用いて行うことができる。この通知
のための無線リソースを別途割当てるのは、効率的でないと考えられるためである。送信終了通知は、例えば、上りデータのデータサイズを示すBSR(Buffer Status Report)にお
いてバッファサイズを0と設定したものを用いることができる。BSRはPUSCHを介して送信される情報であるため、BSRを用いた送信終了通知はSPS送信用の無線リソースを用いて行うことが可能である。BSRを用いた送信終了通知は、最後にデータ送信を行ったサブフレ
ームの次のサブフレームで送信することとしてもよいし、最後にデータ送信を行うサブフレームの空き部分に格納して送信することもできる。
08では無線基地局10も、SPSの受信処理は行わない。S503の送信終了通知により
、無線基地局10は無線端末20がS504〜S508のサブフレームで送信を行わないことを予め認識できるからである。
。この場合、無線基地局10は無線端末20に対して再度SPSを活性化することにより、
無線端末20にSPS送信を再開させることが可能である。
信回数を必要に応じて減らすことができ、無線端末20の消費電力を低減することができる。
て無線端末20は他の方式により送信終了を無線基地局10に通知することもできる。一例として、無線端末20はS503のサブフレームで送信を行わないことによって、送信終了を無線基地局10に通知することができる。また、S503を含む所定個のサブフレームで送信を行わないことで、送信終了を無線基地局10に通知することとしても良い。この場合の所定個は、図9に示されるSPS-Config ULに含まれるパラメータであるimplicit Release Afterが示すサブフレーム数とすることができる。なお、無線端末20がimplicit Release After個のサブフレームで送信を行わないことは、無線端末20が明示的にSPS送信を解放することを示す。そのため、この場合にはSPSは一旦解放される。無線基地
局10は無線端末20に対して再度SPSを活性化することにより、無線端末20にSPS送信を再開させることが可能である。
、PUSCHを介して送信することとしても良い。PUSCHを介して送信する場合、例えば、SPS
送信用の無線リソースを用いて行うことができる。この通知のための無線リソースを別途割当てるのは、効率的でないと考えられるためである。
れないこととしてもよい。この場合、無線端末20は、S504〜S508で送信を行わないが、S501〜S508に対応する通信間隔の次以降の通信間隔においてはSPS送信
を行うことになる。言い換えると、SPS送信が一旦解放されるわけではないため、無線基
地局10が無線端末20に対して再度SPSを活性化することなく、無線端末20はSPS送信を継続することが可能である。
のを使用することができる。なお、UL grantで指定される無線リソースは、当該UL grantが送信されたサブフレームの4個後のサブフレーム上の無線リソースであることが仕様上規定されている。そのため、解放された無線リソースが4サブフレーム後以降のものである場合に限り、無線基地局10はUL grantを用いて他無線端末20bに解放済みリソースの割当を行うことができる。
ムにおいて、PDSCHを送信する無線リソースをPDCCHによって指定する。
し、図14に下りのSPSに基づく第3実施形態の変形例に係る無線通信システムの処理シ
ーケンスの一例を示す。S701a〜S702aでは無線基地局10が下りのSPS送信を
行うとともに、S703aでは無線基地局10が無線端末20aに対し送信終了を通知している。
は同じサブフレームで行われる。したがって、図14のS704b〜S706bに例示されるように、無線基地局10は送信終了通知を送信した次のサブフレームから、下りのリソース割当ておよび下りデータ送信を他無線端末20bに対して行うことができる。
端末20aの消費電力を低減することができる。さらに、第3実施形態の変形例によれば、SPS送信用の無線リソースのうちで送信が行われないもの、他無線端末20bに対して
割当てることが可能となる。これにより、SPS送信用無線リソースの空費が抑制されるた
め、無線リソースの効率的な利用が可能となるという効果を奏する。
第4実施形態は、第1実施形態〜第3実施形態に適用可能な変形例である。以下では第4実施形態の例として、第2実施形態に基づく変形例を説明するが、第1実施形態に基づく変形例や第3実施形態に基づく変形例もこれと同様に構成することができる。
行う。しかしながら、本願発明は下りのSPS送信に対しても同様に適用することができる
ことに留意する。また、本願発明は第1実施形態に示されるように、LTEにおけるSPSに限らず、通信間隔を有する通信において一般に適用可能であることは言うまでもない。
ここで、6個は一例であり他の個数でも良いのは言うまでもない。
0に送信する。この延長要求は、例えば、従来のダイナミックスケジューリングで用いられる制御信号であるSR(Scheduling Request)により実現することができる。この場合、システムのポリシーにより、無線基地局10がSPS送信中の所定の無線端末20(例えばMTCデバイス)にはダイナミックスケジューリングを行わないことを前提とするのが望ましい。この前提により、SPS送信中のMTCデバイスは、ダイナミックスケジューリング用にSRを送信する必要が無くなり、SRをSPS延長用の制御信号として用いることができるためであ
る。一方、このような前提を置いても、通常のMTCデバイスには例えばWebトラフィックのような不定期な送信が起こらず、ダイナミックスケジューリングは不要と考えられるため、弊害は少ないと考えられる。前記の前提の下でSPS送信の延長要求としてSRを用いれば
、無線基地局10は、SPS実施中のMTCデバイスからSRを受信した場合に、通常のダイナミックスケジューリングは行わず、SPS延長を要求されたものと認識することができる。
合、延長応答はSPS送信の延長を許可するか否かを示す情報を含むことができる。また、
延長応答は、SPSを延長する期間(例えばサブフレーム数)を指定しても良い。延長応答
は、例えばPDCCHを介して送信することとしても良いし、PDSCHを介して送信することとしても良い。
するため、無線基地局10によってSPS送信の延長が許可されるか否かに関わらず、無線
端末20はS808における送信が可能であることに留意する。
の延長期間は、例えば前述したように、延長要求により無線基地局10から無線端末20に指定されても良いし、他の任意の下り信号で通知されることとしても良い。なお、図15においては、延長されたSPS送信をサブフレーム2個で行っているが、この個数は一例
に過ぎないことは言うまでもない。
信される場合、PUCCHは誤り率が低いため、応答信号の意義はあまり高くないためである
。延長応答が省略される場合、無線端末20は延長されたSPS送信に対してACKが返送
されないことにより、延長要求が許可されなかったことを認識できる。
ができる。言い換えると、第4実施形態によれば、ある通信間隔におけるSPS送信を行う
サブフレームの数を必要に応じて増やすことが可能となる。
第5実施形態は本願発明を間欠受信と組み合わせた変形例である。第5実施形態は第2〜第4実施形態と適宜組み合わせることができる。
行う。しかしながら、本願発明は下りのSPS送信に対しても同様に適用することができる
ことに留意する。また、本願発明は第1実施形態に示されるように、LTEにおけるSPSに限らず、通信間隔を有する通信において一般に適用可能であることは言うまでもない。
である。通信中の無線端末20は、データ通信の間欠性によってデータ通信を示す信号である制御信号(PDCCH)等を受信する必要があるため、通信機能の電源を完全にオフとする
ことはできない。しかしながら、通信中の無線端末20が通信機能の電源を常にオンとするのは、電力消費の面で好ましくない。そこでDRXにおいては、制御信号等の受信処理を
間欠的に行うこととし、受信を行う必須の区間を設けその区間においては制御信号等のモニタリングを行い、受信を行わない期間においては通信機能の電源をオフとすることで、通信中の無線端末20の消費電力を削減するものである。
電源がオンとなるからである。これにより、SPSとDRXと組み合わせることができるとともに、SPSに基づく本願発明とDRXとを組み合わせることができる。
態に係る無線通信システムの処理シーケンスの一例を示す。図16に示すように、DRXを
実施中の無線端末20は、DRXサイクルと呼ばれる周期で繰り返される受信期間と休止期
間とに基づいて、受信(活動)及び休止を行う。図16においては便宜上、受信期間をONで表し、休止期間をOFFで表す。具体的には、図16のS901b、S903b、S905bがそれぞれ受信期間に対応し、S902b、S904bがそれぞれ休止期間に対応する。ここで、DRXの受信期間はLTEの仕様においては活動時間(active time)と呼ばれ
ているため、以降はこの用語を使用する。
としている。DRXの活動時間の設定は、無線基地局10が無線端末20にRRC信号を送信することで行われる。DRXとSPSのいずれも、各種の設定を決定するのは無線基地局10であるため、無線基地局10は図16に示されるように無線端末20におけるDRXとSPSとを連動させることができる。
活動時間と本願発明のSPSの送信期間とが一致していなくても構わない。ただし、SPSの送信期間はDRXの活動時間に含まれる必要がある。DRXの活動時間以外の期間では、無線端末20の通信機能は電源がオフとなるため、SPS送信を行うのは不可能だからである。
とを組み合わせたものである第5実施形態のSPS送信期間の延長に係る無線通信システム
の処理シーケンスの一例を示す。図17は、1通信間隔分のSPS送信とDRX受信(例えば図16のS801aとS801b)を拡大した図である。また、一例として、SPS送信のパ
ラメータであるsemi Persist Scheduling Interval UL の値が8サブフレームであるこ
とを前提としている。
行う。そして図17のS1008で無線端末20は、図15のS807と同様のSPS送信
の延長要求を無線基地局10に送信する。ただしS1008の延長要求はSRを用いることとする。S807の延長要求においては、SRは一つの例に過ぎなかったが、S1008においてはSRを用いる必要がある。
ームであるとともに、DRXの活動時間の最後のサブフレームである。そのため、S100
8でSPSに対する延長要求をSRを用いて送信したとしても、S1009ではDRX活動時間が終了することにより通信機能の電源がオフとなるため、無線端末20は延長応答の受信が行えないようにも思われる。
うにDRXの活動時間が延長されることが規定されている(ただしSRがペンディング中の場
合)。さらに、LTEにおいては、無線端末20はDRXの活動時間においてPDCCHをモニタリ
ング(受信)することが規定されている。したがって、図17のS1009で無線基地局10が、例えばSPSを(再)活性化するためのDCIを用いて、延長応答をPDCCHを介して送信
する場合、無線端末20は当該延長応答を受信できることになる。これにより、S1010〜S1011で無線端末20は、延長されたDRX活動時間において、延長されたSPS送信を行うことができる。
長することが可能となる。
次に図18に基づいて、第1実施形態の無線通信システム1のネットワーク構成を説明する。図18に示すように、無線通信システム1は、無線基地局10と、無線端末20とを有する。無線基地局10は、セルC10を形成している。無線端末20はセルC10に存在している。なお、本願においては無線基地局10を「送信局」、無線端末20を「受信局」と称することがあることに注意されたい。
Radio Head)、デジタル信号処理及び制御機能を備える装置をBBU(Base Band Unit
)と呼ぶ。RRHはBBUから張り出されて設置され、それらの間は光ファイバなどで有線接続されてもよい。また、無線基地局10は、マクロ無線基地局、ピコ無線基地局等の小型無線基地局(マイクロ無線基地局、フェムト無線基地局等を含む)の他、様々な規模の無線基地局であってよい。また、無線基地局10と無線端末20との無線通信を中継す
る中継局が使用される場合、当該中継局(無線端末20との送受信及びその制御)も本願の無線基地局10に含まれることとしてもよい。
機器(センサー装置等)などの無線端末であってよい。また、無線基地局10と無線端末との無線通信を中継する中継局が使用される場合、当該中継局(無線基地局10との送受信及びその制御)も本稿の無線端末20に含まれることとしてもよい。
次に、図19〜図20に基づいて、各実施形態の無線通信システムにおける各装置の機能構成を説明する。
伝送されるL1/L2制御信号や、接続状態の無線端末20に個別データチャネル上で伝送されるユーザデータ信号やRRC(Radio Resource Control)制御信号を含む。また、送信する信号は例えば、チャネル推定や復調のために用いられるリファレンス信号を含む。
より無線端末20に送信しうる。送信部11は、図1〜図4、図7および図11におけるSPS活性化およびSPS解放を、PDCCHを介して無線端末20に送信しうる。送信部11は、
図3〜図4および図14における下りのSPSに基づく送信を、PDSCHを介して無線端末20に送信しうる。送信部11は、図5における送信パラメータ通知を無線端末20に送信し
うる。送信部11は、図13におけるUL Grantを、PDCCHを介して無線端末20(図13
では他無線端末20bに対応する)に送信しうる。送信部11は、図14における送信終了通知を、例えばPDCCHまたはPDSCHを介して無線端末20に送信しうる。送信部11は、図14におけるDCIを、PDCCHを介して無線端末20(図13では他無線端末20bに対応する)に送信しうる。送信部11は、図14における下りのデータ送信を、PDSCHを介し
て無線端末20(図13では他無線端末20bに対応する)に送信しうる。送信部11は、図15および図17における延長応答を、例えばPDCCHを介して無線端末20に送信し
うる。
。受信する信号は例えば、接続状態の無線端末20から個別制御チャネル上で伝送されるL1/L2制御信号や、接続状態の無線端末20から個別データチャネル上で伝送されるユーザデータ信号やRRC(Radio Resource Control)制御信号を含む。また、受信する信号は例えば、チャネル推定や復調のために用いられるリファレンス信号を含む。
信を、PUSCHを介して無線端末20から受信しうる。受信部12は、図5〜図6における
上りの送信を、無線端末20から受信しうる。受信部12は、図12〜図13における送信終了通知を、例えばPUSCHを介して無線端末20から受信しうる。受信部12は、図1
3における上りのデータ送信を、例えばPUSCHを介して無線端末20(図13では他無線
端末20bに対応する)から受信しうる。受信部12は、図15および図17における延長要求を、例えばPUCCHを介して無線端末20から受信しうる。
13は、図1〜図4、図7および図11におけるSPS活性化およびSPS解放の送信処理を制御しうる。制御部13は、図3〜図4および図14における下りのSPSに基づく送信処理
を制御しうる。制御部13は、図5における送信パラメータ通知の送信処理を制御しうる。制御部13は、図13におけるUL Grantの送信処理を制御しうる。制御部13は、図14における送信終了通知の送信処理を制御しうる。制御部13は、図14におけるDCIの
送信処理を制御しうる。制御部13は、図14における下りのデータ送信の送信処理を制御しうる。制御部13は、図15および図17における延長応答の送信処理を制御しうる。制御部13は、図1〜図2、図7、図11〜図13および図15〜図17における上りのSPSに基づく受信処理を制御しうる。制御部13は、図5〜図6における上りの送信の
受信処理を制御しうる。制御部13は、図12〜図13における送信終了通知の受信処理を制御しうる。制御部13は、図13における上りのデータ送信の受信処理を制御しうる。制御部13は、図15および図17における延長要求の受信処理を制御しうる。
されるL1/L2制御信号や、接続する無線基地局10に個別データチャネル上で伝送されるユーザデータ信号やRRC(Radio Resource Control)制御信号を含む。また、送信する信号は例えば、チャネル推定や復調のために用いられるリファレンス信号を含む。
を、PUSCHを介して無線基地局10へ送信しうる。送信部21は、図5〜図6における上
りの送信を、無線基地局10へ送信しうる。送信部21は、図12〜図13における送信終了通知を、例えばPUSCHを介して無線基地局10へ送信しうる。送信部21は、図13
における上りのデータ送信を、例えばPUSCHを介して無線基地局10へ送信しうる。送信
部21は、図15および図17における延長要求を、例えばPUCCHを介して無線基地局1
0へ送信しうる。
む。受信する信号は例えば、接続する無線基地局10から個別制御チャネル上で伝送されるL1/L2制御信号や、接続する無線基地局10から個別データチャネル上で伝送されるユーザデータ信号やRRC(Radio Resource Control)制御信号を含む。また、受信する信号は例えば、チャネル推定や復調のために用いられるリファレンス信号を含む。
グにより無線基地局10から受信しうる。受信部22は、図1〜図4および図11におけるSPS活性化およびSPS解放を、PDCCHを介して無線基地局10から受信しうる。受信部2
2は、図3〜図4および図14における下りのSPSに基づく送信を、PDSCHを介して無線基地局10から受信しうる。受信部22は、図5における送信パラメータ通知を無線基地局10から受信しうる。受信部22は、図13におけるUL Grantを、PDCCHを介して無線基
地局10から受信しうる。受信部22は、図14における送信終了通知を、例えばPDCCH
またはPDSCHを介して無線基地局10から受信しうる。受信部22は、図14におけるDCIを、PDCCHを介して無線基地局10から受信しうる。受信部22は、図14における下り
のデータ送信を、PDSCHを介して無線基地局10から受信しうる。受信部22は、図15
および図17における延長応答を、例えばPDCCHを介して無線基地局10から受信しうる
。
3は、図1〜図4、図7および図11におけるSPS活性化およびSPS解放の受信処理を制御しうる。制御部23は、図3〜図4および図14における下りのSPSに基づく受信処理を
制御しうる。制御部23は、図5における送信パラメータ通知の受信処理を制御しうる。制御部23は、図13におけるUL Grantの受信処理を制御しうる。制御部23は、図14における送信終了通知の受信処理を制御しうる。制御部23は、図14におけるDCIの受
信処理を制御しうる。制御部23は、図14における下りのデータ送信の受信処理を制御しうる。制御部23は、図15および図17における延長応答の受信処理を制御しうる。制御部23は、図1〜図2、図7、図11〜図13および図15〜図17における上りのSPSに基づく送信処理を制御しうる。制御部23は、図5〜図6における上りの送信の送
信処理を制御しうる。制御部23は、図12〜図13における送信終了通知の送信処理を制御しうる。制御部23は、図13における上りのデータ送信の送信処理を制御しうる。制御部23は、図15および図17における延長要求の送信処理を制御しうる。
図21〜図22に基づいて、各実施形態および各変形例の無線通信システムにおける各装置のハードウェア構成を説明する。
とを有する。CPUは、バスを介して各種信号やデータの入出力が可能なように接続されている。メモリ35は、例えばSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、およびフラッシ
ュメモリの少なくともいずれかを含み、プログラムや制御情報やデータを格納する。
Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programming Gate Array)、LSI(LargeScale Integration)等が挙げられる。
2 ネットワーク
3 ネットワーク装置
10 無線基地局
C10 セル
20 無線端末
Claims (13)
- 複数の区間から成る通信間隔で行われる通信における前記通信間隔に関する第1情報と、前記通信間隔において送信可能な区間数を示す第2情報と、前記複数の区間のうちの最初の区間を示す第3情報と、を含む制御信号を無線基地局から受信する受信部と、
前記第1情報と、前記第2情報と、前記第3情報とに応じて、前記無線基地局と前記通信を行う通信部と、を備え、
前記第2情報は、前記通信間隔における前記複数の区間それぞれに対して、送信可能な区間か否かを設定する情報であり、
前記送信可能な区間数は、前記通信間隔における前記送信可能な区間の総数である、
無線端末。 - 前記通信部は、前記送信可能な区間数より少ない区間で通信を行うことを特徴とする請求項1記載の無線端末。
- 前記送信可能な区間数が示す区間は、前記通信間隔に含まれる連続しない複数の区間を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の無線端末。
- 前記制御信号は、RRCの信号であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の無線端末。
- 前記第3情報には、前記最初の区間のリソースを示す情報と、前記最初の区間を示すオフセット情報の少なくとも1つを含んでいることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の無線端末。
- 前記送信可能な区間数は、複数の区間数の候補のうちのいずれかであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の無線端末。
- 複数の区間から成る通信間隔で行われる通信における前記通信間隔に関する第1情報と、前記通信間隔において送信可能な区間数を示す第2情報と、前記複数の区間のうちの最初の区間を示す第3情報と、を含む制御信号を無線端末に送信する送信部と、
前記第1情報と、前記第2情報と、前記第3情報とに応じて、前記無線端末と前記通信を行う通信部と、を備え、
前記第2情報は、前記通信間隔における前記複数の区間それぞれに対して、送信可能な区間か否かを設定する情報であり、
前記送信可能な区間数は、前記通信間隔における前記送信可能な区間の総数である、
無線基地局。 - 前記通信部は、前記第2情報で示される前記送信可能な区間のそれぞれで異なるデータに基づく信号の送受信を行う、
請求項7記載の無線基地局。 - 前記送信可能な区間数は、前記通信間隔に含まれる連続しない複数の区間を含むことを特徴とする請求項7または8に記載の無線基地局。
- 前記制御信号は、RRCの信号であることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の無線基地局。
- 前記第3情報には、前記最初の区間のリソースを示す情報と、前記最初の区間を示すオフセット情報の少なくとも1つを含んでいることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の無線基地局。
- 前記送信可能な区間数は、複数の区間数の候補のうちのいずれかであることを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の無線基地局。
- 複数の区間から成る通信間隔で行われる通信における前記通信間隔に関する第1情報と、前記通信間隔において送信可能な区間数を示す第2情報と、前記複数の区間のうちの最初の区間を示す第3情報と、を含む制御信号を送信する無線基地局と、
前記制御信号を受信する無線端末と、を備え、
前記無線端末は、前記第1情報と、前記第2情報と、前記第3情報とに応じて、前記無線基地局と前記通信を行い、
前記第2情報は、前記通信間隔における前記複数の区間それぞれに対して、送信可能な区間か否かを設定する情報であり、
前記送信可能な区間数は、前記通信間隔における前記送信可能な区間の総数である、
無線システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019201850A JP6816808B2 (ja) | 2019-11-06 | 2019-11-06 | 無線端末、無線基地局および無線システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019201850A JP6816808B2 (ja) | 2019-11-06 | 2019-11-06 | 無線端末、無線基地局および無線システム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017131090A Division JP6756673B2 (ja) | 2017-07-04 | 2017-07-04 | 無線端末、無線基地局、無線通信システム、および無線通信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020039151A JP2020039151A (ja) | 2020-03-12 |
JP6816808B2 true JP6816808B2 (ja) | 2021-01-20 |
Family
ID=69738592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019201850A Active JP6816808B2 (ja) | 2019-11-06 | 2019-11-06 | 無線端末、無線基地局および無線システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6816808B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115884409A (zh) * | 2021-08-06 | 2023-03-31 | 大唐移动通信设备有限公司 | 动态数据传输方法、装置及存储介质 |
-
2019
- 2019-11-06 JP JP2019201850A patent/JP6816808B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020039151A (ja) | 2020-03-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6233317B2 (ja) | 無線端末、無線基地局、無線通信システム、および無線通信方法 | |
CN110495240B (zh) | 用于周期和非周期控制信息的调度和传输方案 | |
US11102807B2 (en) | Systems and methods for supporting URLLC service in 5G NR | |
CN109792741B (zh) | 用于调度不同类型的多个上行链路准予的方法和装置 | |
US20190053260A1 (en) | SYSTEMS AND METHODS FOR INDICATING PRIORITY OF LOGICAL CHANNEL GROUPS (LCGs) IN A 5G NR BUFFER STATUS REPORT (BSR) | |
CA3057332A1 (en) | Systems and methods for an enhanced scheduling request for 5g nr | |
KR20200087023A (ko) | 네트워크 협력통신을 위한 데이터 송수신 방법 및 장치 | |
CN110892663A (zh) | 用于混合自动重传请求(harq)传输的上行链路跳变模式 | |
JP7311942B2 (ja) | V2x harqプロセス管理 | |
US11963209B2 (en) | Downlink control indicator (DCI) monitoring and semi-persistent scheduling (SPS) reception with limited capability devices | |
US20220104124A1 (en) | Transceiver device and scheduling device | |
US20220264616A1 (en) | Transceiver device and scheduling device | |
JP6816808B2 (ja) | 無線端末、無線基地局および無線システム | |
WO2018191549A1 (en) | Systems and methods for supporting urllc service in 5g nr | |
JP6756673B2 (ja) | 無線端末、無線基地局、無線通信システム、および無線通信方法 | |
JP6633889B2 (ja) | 基地局装置、端末装置、通信方法及びプログラム | |
US20240172194A1 (en) | Repetition factor adaptation for mini-slot-based transport block transmission | |
US20240121769A1 (en) | Method, device, and system for transmission control parameters update in wireless networks | |
WO2024060208A1 (en) | Methods, system, and apparatus for retransmission in large propagation delay wireless communications | |
WO2023085995A1 (en) | Handling of survival time during handover | |
CN117693918A (zh) | 方法、通信装置和基础设施设备 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191127 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200901 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201030 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201207 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6816808 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |