JP6815946B2 - 被固定部材付パイプの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、内側パイプ部材及び外側パイプ部材により形成されるパイプと、パイプに外側から固定されるパイプ被固定部材とを備える被固定部材付パイプの製造方法に関する。
特許文献1には、電磁コイルに磁気的に結合されたコア部材を金属管であるワークに挿入した状態で、電磁コイルへの通電によりワークを電磁拡管させる電磁成形装置が記載されている。
特開2010−131636号公報
ところで、内側パイプ部材と、内側パイプ部材の端部に外側から外側パイプ部材を固定してパイプを形成し、2つのパイプ部材の嵌合部の外側にパイプ被固定部材を嵌合し、これら3つの部材を一体に固定して被固定部材付パイプを形成することが考えられる。この被固定部材付パイプの製造方法において、上記の3つの部材を溶接により固定する場合には、溶接部の重量によって被固定部材付パイプの重量が大きくなってしまう。一方、別段取りの2回の電磁成形かしめによって、上記の3つの部材を固定する方法も考えられるが、その方法では、被固定部材付パイプの製造時間が長くなってしまう。
本発明の被固定部材付パイプの製造方法は、内側パイプ部材と、前記内側パイプ部材の端部に外側から固定される外側パイプ部材とにより形成されるパイプと、前記パイプにおいて、前記内側パイプ部材及び前記外側パイプ部材の嵌合部に外側から固定されるパイプ被固定部材とを備える被固定部材付パイプの製造方法であって、前記内側パイプ部材は、前記外側パイプ部材より厚みが小さくなっており、前記内側パイプ部材の端部の外側に前記外側パイプ部材を嵌合状態で配置するとともに、前記内側パイプ部材及び前記外側パイプ部材の嵌合部の外側に前記パイプ被固定部材を配置した状態で、前記内側パイプ部材の前記外側パイプ部材及び前記パイプ被固定部材の固定位置における前記内側パイプ部材の内側に電磁コイルを配置し、前記電磁コイルにパルス通電することにより、前記内側パイプ部材における前記電磁コイルと前記内側パイプ部材の軸方向に一致する部分のうち、少なくとも一部を拡径させ、前記内側パイプ部材が拡径するときに前記外側パイプ部材に加わる力により前記外側パイプ部材のうち、少なくとも一部も、前記外側パイプ部材を挿通した前記パイプ被固定部材の孔の内周面よりも径方向外側まで拡径させることにより、前記内側パイプ部材、前記外側パイプ部材及び前記パイプ被固定部材を同時にかしめ固定する。
本発明の被固定部材付パイプの製造方法によれば、内側、外側の2つのパイプ部材とパイプ被固定部材との3つの部材を溶接により固定する場合に比べて、被固定部材付パイプの軽量化を図れる。また、別段取りの2回の電磁成形カシメによって3つの部材を固定する場合に比べて、製造時間を短くできる。
本発明の被固定部材付パイプの製造方法において、好ましくは、前記外側パイプ部材の厚みに対する前記内側パイプ部材の厚みの比率は、0.6〜0.8である。
この好ましい構成によれば、電磁コイルの寿命確保の面から電磁コイルに供給する電圧を過大とすることがなく、かつ、内側パイプ部材が電磁成形により拡径する力によって、外側パイプ部材にパイプ被固定部材が固定されるように外側パイプ部材を拡径しやすい。
本発明の被固定部材付パイプの製造方法によれば、被固定部材付パイプの軽量化を図れるとともに、製造時間を短くできる。
本発明に係る実施形態の被固定部材付パイプの製造方法において製造する被固定部材付パイプの斜視図である。 図1に示す被固定部材付パイプにおいて、一部を省略している正面図である。 図2のA−A断面拡大図である。 電磁コイルへの通電前の状態における図3に対応する図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。以下で説明する形状、材料、及び数値は、説明のための例示であって、被固定部材付パイプの仕様に応じて適宜変更することができる。以下では、被固定部材付パイプを構成するパイプが、車両のインストルメントパネル内に配置されるインパネレインフォースメントである場合を説明する。一方、パイプは、これに限定するものではなく、種々の構造に適用できる。以下ではすべての図面において同等の要素には同一の符号を付して説明する。また、本文中の説明においては、必要に応じてそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
図1は、実施形態の被固定部材付パイプの製造方法において製造する被固定部材付パイプ10を示す図である。図2は、図1に示す被固定部材付パイプ10の製造方法において、一部を省略している正面図である。この製造方法を説明する前に、被固定部材付パイプ10の構造を説明する。
被固定部材付パイプ10は、パイプ12と、パイプ12の外側から固定されるカウルブレース26とを備える。カウルブレース26はパイプ被固定部材に相当する。パイプ12は、インパネレインフォースメントである。インパネレインフォースメントは、車両のインストルメントパネル内において、車両幅方向に沿って配置される。インストルメントパネルは、インパネレインフォースメントに組み付けられる。
図1、図2では、パイプ12に外側から、複数の第2パイプ被固定部材も固定される。複数の第2パイプ被固定部材は、運転席側エクステンション20、ステアリングサポート22、助手席側エクステンション27、2つの外側ブラケット28,29である。運転席側エクステンション20、ステアリングサポート22、カウルブレース26、助手席側エクステンション27、外側ブラケット28,29は、それぞれパイプ12の内側に配置した電磁コイルを用いた電磁成形によって、パイプ12の外側にかしめ固定される。また、パイプ12の長手方向複数位置の周方向一部には、外側からフロアブレース52、及び複数の中間ブラケット53,54,55が溶接により固定される。これにより、被固定部材付パイプ10が形成される。
パイプ12は、アルミニウム合金等の電気伝導度の高い金属により長尺円環状に形成される。これにより、パイプ12の内側に後述のように電磁コイルを配置し、この電磁コイルに通電することにより、パイプ12の変形による電磁成形を行いやすい。
パイプ12は、運転席側(D側)である一端側(図1、図2の左側)に配置される長尺円筒状のD側パイプ部材14と、D側パイプ部材14の他端部(図1、図2の右端部)に内側から嵌合されて固定される長尺円筒状のP側パイプ部材16とを含む。P側パイプ部材16は、軸方向他方側に伸びて配置される。D側パイプ部材14は外側パイプ部材に相当し、P側パイプ部材16は内側パイプ部材に相当する。図1、図2では、D側パイプ部材14及びP側パイプ部材16の位置を分かりやすくするために、D側パイプ部材14を砂地で示している。D側パイプ部材14及びP側パイプ部材16は、互いに同じ材料により形成される。例えば、D側、及びP側パイプ部材14,16は、アルミニウム合金のうち、押し出し成形に適した6063材により形成される。
また、後述の図3に示すように、D側パイプ部材14の軸方向他端部(図3の右端部)の内側には、P側パイプ部材16の軸方向一端部(図3の左端部)が嵌合され、電磁成形によってカウルブレース26とともにかしめ固定される。本実施形態では、D側パイプ部材14及びP側パイプ部材16の嵌合部以外の部分において、D側パイプ部材14は、P側パイプ部材16より、外径及び内径がそれぞれ大きい。
さらに、P側パイプ部材16の厚みdP(図3)は、D側パイプ部材14の厚みdD(図3)より小さくなっている(dP<dD)。これによって、後述のようにD側パイプ部材14及びカウルブレース26の固定位置におけるP側パイプ部材16の内側に配置した電磁コイル40へのパルス通電による電磁力によりP側パイプ部材16を拡径させて、D側パイプ部材14にかしめ固定しやすい。
また、D側パイプ部材14の厚みdDに対するP側パイプ部材16の厚みdPの比率dP/dDは、0.6〜0.8であることがより好ましい。
D側エクステンション20は、パイプ12において、運転席側である一方側の端部の外側に固定される。P側エクステンション27は、パイプ12において、助手席側である他方側の端部の外側に固定される。D側、及びP側エクステンション20,27は、ボルト及びナット等の締結部材により、車体フレーム(図示せず)に固定される。D側の外側ブラケット28は、パイプ12の外側において、D側エクステンション20の軸方向他方側(図1、図2の右側)に隣り合うように固定される。P側の外側ブラケット29は、パイプ12の外側において、P側エクステンション27の軸方向一方側(図1、図2の左側)に隣り合うように固定される。
ステアリングサポート22は、D側パイプ部材14の軸方向中間部の外側に固定される。ステアリングサポート22は、本体部23と、本体部23に分岐するように連結された2つの脚部24,25とを含み、各脚部24,25がD側パイプ部材14に固定される。ステアリングサポート22には、ステアリングシャフトを支持するためのステアリングコラム(図示せず)が固定される。
カウルブレース26は、インストルメントパネルの内側に配置される部材(図示せず)に連結される。フロアブレース52は、下端部がフロアパネル(図示せず)に連結される。
運転席側エクステンション20、ステアリングサポート22、カウルブレース26、助手席側エクステンション27、2つの外側ブラケット28,29は、それぞれ内側にパイプ12を挿通させる円形の貫通孔を有している。例えば、カウルブレース26は、長手方向一端寄り部分(図1の右端寄り部分)にD側パイプ部材14の他端部を貫通させる貫通孔26aが形成される。
図3、図4を用いて、被固定部材付パイプ10の製造方法を説明する。図3は、図2のA−A断面拡大図である。図4は、電磁コイル40への通電前の状態における図3に対応する図である。
被固定部材付パイプ10の電磁かしめ装置38は、パイプ12の運転席側である軸方向一端側から内側に挿入する第1軸部材44と、同じく助手席側である軸方向他端側から内側に挿入する第2軸部材50と、電力供給装置(図示せず)とを含む。第1軸部材44は、樹脂等により長尺な円柱の軸状に形成され、軸方向他端面(図3の右端面)の中心部に円形の凹部46が形成される。凹部46の底面の周縁部には断面直線状の面取りが形成される。凹部46の底面46aは第1軸部材44の中心軸に対し直交する平面である。
第2軸部材50は、樹脂により長尺な円柱の軸状に形成され、一端部(図3の左端部)の内部に電磁コイル40が樹脂51により包埋されている。電磁コイル40の詳しい図示は省略するが、電磁コイル40は、導体線を複数回巻回することにより形成され、その巻き軸方向が第2軸部材50の軸方向と一致する。第2軸部材50は、軸方向一端面(図3の左端面)が第2軸部材50の軸方向に対し直交する平面であり、軸方向一端面の周縁部には断面直線状の面取りが形成される。

第1軸部材44は、D側パイプ部材14の内側に配置され、第2軸部材50は、P側パイプ部材16の内側に配置される。第1軸部材44の外径は第2軸部材50の外径より大きい。第2軸部材50の軸方向一端面は、第1軸部材44の凹部46に挿入されてこの凹部46の底面46aに突き当てられる。凹部46の直径は、第2軸部材50の軸方向一端部の外径とほぼ同一であり、第2軸部材50の一端部が凹部46に入り込んで位置決めされる。これにより、第1軸部材44は、第2軸部材50の電磁コイル40を位置決めする機能を有する。
上記のように第1軸部材44の凹部46に第2軸部材50の軸方向一端面が突き当てられた状態で、電磁コイル40は、カウルブレース26の固定位置におけるP側パイプ部材16の内側に配置される。
電磁かしめ装置38は、図示しない電源部、制御部、及び放電スイッチを含む。電源部は、電磁コイル40に電力を供給するものであり、バッテリ等の直流高圧電源、充電スイッチ、及びコンデンサを含む。電源部は、放電スイッチ及び電線41を介して電磁コイル40に接続される。放電スイッチがオフされ、充電スイッチがオンされることで直流高圧電源からコンデンサに大電荷が蓄積されてコンデンサが充電される。一方、充電スイッチがオフされ、放電スイッチがオンされることでコンデンサから大きなパルス電流が、電磁コイル40に出力される。直流高圧電源は、商用交流電源から供給された交流電力を直流電流に変換するAC/DC変換部を有する構成としてもよい。
制御部は、電源部の充電スイッチ、及び放電スイッチを制御する。制御部は、演算処理部、メモリ等の記憶部、及び、I/Oインターフェースなどを備えるマイクロコンピュータによって好適に構成される。制御部は、記憶部に記憶されたプログラム、データ等を読み出して、所定の動作を実行する。制御部がプログラムを実行することによって、放電スイッチ及び充電スイッチの動作が制御され、電磁コイル40がパルス通電される。
演算処理部は、プログラムを実行することによって機能を実現することができれば、その種類は問わない。演算処理部は、1つまたは複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集積されてもよいし、複数のチップに設けられてもよい。
実施形態の製造方法は、配置ステップ及び電磁成形ステップを含む。「配置ステップ」は、P側パイプ部材16の一端部の外側にD側パイプ部材14の他端部を嵌合状態で配置する。これとともに、カウルブレース26及び複数の第2パイプ被固定部材についての軸方向の複数の固定位置におけるパイプ12の外側にカウルブレース26及び複数の第2パイプ被固定部材を配置する。このとき、図4に示すようにパイプ12を構成するP側パイプ部材16において、D側パイプ部材14との嵌合部は、円筒状である。また、D側パイプ部材14は他端部が複数段階で直径が他端に向かうほど絞られる円筒状であり、D側パイプ部材14の円筒状の他端部の内側にP側パイプ部材16の一端部が嵌合される。
図1、図2を参照して各エクステンション20,27、各外側ブラケット28,29、及びステアリングサポート22と、カウルブレース26とは、治具(図示せず)により固定される。各エクステンション20,27、各外側ブラケット28,29、ステアリングサポート22、及びカウルブレース26は、それぞれ円形の貫通孔を有している。D側エクステンション20、D側の外側ブラケット28、及びステアリングサポート22の貫通孔の内側には、D側パイプ部材14が隙間を持って嵌合される。カウルブレース26の貫通孔26aの内側には、D側パイプ部材14及びP側パイプ部材16の嵌合部が隙間を持って嵌合される。これにより、D側パイプ部材14及びP側パイプ部材16の嵌合部の外側には、カウルブレース26が配置される。D側パイプ部材14及びP側パイプ部材16も治具(図示せず)により固定される。P側エクステンション27及びP側の外側ブラケット29の貫通孔の内側には、P側パイプ部材16の他端部(図1、図2の右端部)が隙間を持って嵌合される。
「配置ステップ」は、この状態でD側パイプ部材14の一端から内側に第1軸部材44が挿入され、P側パイプ部材16の他端から内側に第2軸部材50が挿入され、第1軸部材44の凹部46の底面46aに第2軸部材50の一端が突き当てられる。これにより、図4に示すように、P側パイプ部材16のD側パイプ部材14及びカウルブレース26の固定位置におけるP側パイプ部材16の内側に電磁コイル40を配置する。
このとき、第1軸部材44及び第2軸部材50は、パイプ12の外側に配置した2つのガイドであるガイドローラ(図示せず)により軸方向に沿って案内されてもよい。
「電磁成形ステップ」は、電磁コイル40にパルス通電することにより、P側パイプ部材16における電磁コイル40とP側パイプ部材16の軸方向に一致する部分(図3の一点鎖線A1〜A4で囲む部分)のうち、少なくとも一部を電磁力により拡径させる。そして、P側パイプ部材16が拡径するときにD側パイプ部材14に加わる力によりD側パイプ部材14のうち、少なくとも一部も、D側パイプ部材14を挿通したカウルブレース26の貫通孔26aの内周面よりも径方向外側まで拡径させる。このとき、D側パイプ部材14の内側には、P側パイプ部材16を介して電磁コイル40が配置されるが、電磁コイル40による磁力はP側パイプ部材16でシールドされて、D側パイプ部材14には誘起電流が発生しない。このため、D側パイプ部材14には自らで拡管させる力が生じないが、P側パイプ部材16により押されて拡管される。これにより、D側パイプ部材14、P側パイプ部材16及びカウルブレース26を同時にかしめ固定する。
その後、電磁コイル40が、複数の第2パイプ被固定部材のいずれかについての固定位置におけるD側パイプ部材14またはP側パイプ部材16の内側に配置されるように、第1軸部材44及び第2軸部材50を突き当てた状態で移動させる。そして、電磁コイル40にパルス通電することにより、D側パイプ部材14またはP側パイプ部材16のうち、少なくとも一部を当該第2パイプ被固定部材の貫通孔の内周面よりも径方向外側まで拡径させる。これにより、D側パイプ部材14またはP側パイプ部材16に当該第2パイプ被固定部材をかしめ固定する。そのかしめ固定後には、別の第2パイプ被固定部材についての固定位置におけるD側パイプ部材14またはP側パイプ部材16の内側に電磁コイル40が配置されるように、第1軸部材44及び第2軸部材50を突き当てた状態で移動させる。そして電磁コイル40にパルス通電することにより、D側パイプ部材14またはP側パイプ部材16に当該第2パイプ被固定部材をかしめ固定し、それをすべての第2パイプ被固定部材について繰り返す。
電磁コイル40へのパルス通電終了毎に、電源部の直流高圧電源からコンデンサへの充電が行われる。
このようにして、パイプ12の外側にはカウルブレース26及び複数の第2パイプ被固定部材が電磁成形でかしめ固定される。
電磁かしめ装置38は、第1軸部材44及び第2軸部材50を軸方向に移動させる軸移動部(図示せず)を含んでもよい。
また、電磁かしめ装置38は、コイル冷却システムを含む構成としてもよい。コイル冷却システムは、冷却油または冷却水等の冷媒が供給される冷却部に第2軸部材50を接触させながら通過させる。冷却部は、伝熱性の高い材料により形成される容器等である。これにより、第2軸部材50に固定された電磁コイル40を冷却できる。
パイプ12にカウルブレース26及び複数の第2パイプ被固定部材をかしめ固定した後、パイプ12にフロアブレース52及び複数の中間ブラケット53,54,55を溶接により固定する。これによって、被固定部材付パイプ10が形成される。
上記の被固定部材付パイプ10の製造方法によれば、D側及びP側パイプ部材14,16とカウルブレース26との3つの部材を溶接により固定する場合に比べて、溶接部をなくせるので、被固定部材付パイプ10の軽量化を図れる。また、別段取りの2回の電磁成形かしめによってD側及びP側パイプ部材14,16とカウルブレース26とを固定する場合に比べて、製造時間を短くできる。例えば、別段取りのかしめとして、1回目の電磁成形かしめでD側パイプ部材14とカウルブレース26とを固定し、2回目の電磁成形かしめでP側パイプ部材16とD側パイプ部材14とを固定する場合には、製造時間が長くなってしまう。実施形態では、1回の電磁成形でD側及びP側パイプ部材14,16とカウルブレース26とをかしめ固定できるので、製造時間を短くできる。
また、P側パイプ部材16の厚みdPを、D側パイプ部材14の厚みdDより小さくしている(dP<dD)。これによって、D側パイプ部材14及びカウルブレース26の固定位置におけるP側パイプ部材16の内側に配置した電磁コイル40へのパルス通電による電磁力により、P側パイプ部材16を拡径させて、D側パイプ部材14にかしめ固定しやすい。
また、D側パイプ部材14の厚みdDを比較的大きくできるので、D側パイプ部材14の強度を高くしやすい。例えば、D側パイプ部材14にはステアリングホイール(図示せず)の操舵時の荷重によって大きい曲げ方向の力がステアリングサポート22から加わるので、D側パイプ部材14はP側パイプ部材16より強度を確保する要求が高い。本例の構成はD側パイプ部材14及びP側パイプ部材16のそれぞれの要求に応じた強度を確保しやすい。また、P側パイプ部材16の厚みを小さくできるので、被固定部材付パイプ10の軽量化を図れる。
また、D側パイプ部材14の厚みdDに対するP側パイプ部材16の厚みdPの比率dP/dDを0.6〜0.8とすることができる。この場合には、電磁コイル40の寿命確保の面から電磁コイル40に供給する電圧を過大とすることがない。また、P側パイプ部材16が電磁成形により拡径する力によって、D側パイプ部材14にカウルブレース26が固定されるようにD側パイプ部材14を拡径しやすい。一方、比率dP/dDを0.6未満とすることもできるが、この場合には、P側パイプ部材16の厚みdPに対しD側パイプ部材14の厚みdDが過大となることにより、D側パイプ部材14をP側パイプ部材16の変形による力で拡径しにくくなる場合がある。また、比率dP/dDを、1.0未満の範囲で0.8より大きくすることもできるが、電磁コイル40に供給する電圧を通常よりかなり高い電圧とする必要がある。この場合には、電磁コイル40自身で生じる熱により電磁コイル40の寿命が極端に低下する場合がある。比率dP/dDを0.6〜0.8の範囲に規制した場合には、このような点を改良できる。
D側パイプ部材14の厚みdDと、P側パイプ部材16の厚みdPとは、例えば電磁コイル40の外径が50mm程度である場合に、厚みdPを1.2mmとし、厚みdDを2.0mmとすることができる。この場合には、比率dP/dDが0.6となる。また、厚みdPを1.6mmとし、dDを2.6mmとすることもできる。この場合も、比率dP/dDが0.6となる。また、厚みdPを1.6mmとし、dDを2.0mmとすることもできる。この場合には、比率dP/dDが0.8となる。
また、電磁コイル40の外径を110mm程度に大きくした場合には、例えば厚みdPを1.8mmとし、dDを3.0mmとすることもできる。この場合には、比率dP/dDが0.6となる。このとき、P側パイプ部材16の厚みdPが大きくなるので、P側パイプ部材16を電磁成形でかしめるために必要な電磁コイル40への供給電圧が高くなる。一方、このように供給電圧が高くなっても、電磁コイル40の外径が大きくなることで電磁コイル40の線径を大きくすることができる。このようにP側パイプ部材16の厚みdPの絶対量が大きくなる場合でも、比率dP/dDを0.6〜0.8の範囲に規制することにより、電磁コイル40の寿命確保の面から電磁コイル40に供給する電圧が過大になることを防止できる。これにより、電磁コイル40自身の発熱を抑制できる。
なお、上記では、P側パイプ部材16、D側パイプ部材14及びカウルブレース26を同時にかしめ固定する場合を説明した。一方、P側、及びD側パイプ部材14、16と同時にかしめ固定するパイプ被固定部材は、カウルブレース26に限定せず、パイプ12に外側から固定する他の部品とすることもできる。
10 被固定部材付パイプ、12 パイプ、14 D側パイプ部材、16 P側パイプ部材、20 運転席側エクステンション(D側エクステンション)、22 ステアリングサポート、23 本体部、24,25 脚部、26 カウルブレース、26a 貫通孔、27 助手席側エクステンション(P側エクステンション)、28,29 外側ブラケット、38 電磁かしめ装置、40 電磁コイル、41 電線、44 第1軸部材、45 樹脂、46 凹部、46a 底面、50 第2軸部材、51 樹脂、52 フロアブレース、53,54,55 中間ブラケット。

Claims (2)

  1. 内側パイプ部材と、前記内側パイプ部材の端部に外側から固定される外側パイプ部材とにより形成されるパイプと、前記パイプにおいて、前記内側パイプ部材及び前記外側パイプ部材の嵌合部に外側から固定されるパイプ被固定部材とを備える被固定部材付パイプの製造方法であって、
    前記内側パイプ部材は、前記外側パイプ部材より厚みが小さくなっており、
    前記内側パイプ部材の端部の外側に前記外側パイプ部材を嵌合状態で配置するとともに、前記内側パイプ部材及び前記外側パイプ部材の嵌合部の外側に前記パイプ被固定部材を配置した状態で、前記内側パイプ部材の前記外側パイプ部材及び前記パイプ被固定部材の固定位置における前記内側パイプ部材の内側に電磁コイルを配置し、前記電磁コイルにパルス通電することにより、前記内側パイプ部材における前記電磁コイルと前記内側パイプ部材の軸方向に一致する部分のうち、少なくとも一部を拡径させ、前記内側パイプ部材が拡径するときに前記外側パイプ部材に加わる力により前記外側パイプ部材のうち、少なくとも一部を、前記外側パイプ部材を挿通した前記パイプ被固定部材の孔の内周面よりも径方向外側まで拡径させることにより、前記内側パイプ部材、前記外側パイプ部材及び前記パイプ被固定部材を同時にかしめ固定し、
    前記内側パイプ部材の前記外側パイプ部材及び前記パイプ被固定部材の固定位置における前記内側パイプ部材の内側に前記電磁コイルを配置するときに、第1軸部材を前記外側パイプ部材の前記嵌合部とは反対側端から挿入し、一端部の内部に前記電磁コイルが包埋された第2軸部材を、前記一端部を先にして前記内側パイプ部材の前記嵌合部とは反対側端から挿入し、前記第1軸部材の端面に形成された凹部に前記第2軸部材の一端を挿入し前記凹部の底面に突き当てる、被固定部材付パイプの製造方法。
  2. 請求項1に記載の被固定部材付パイプの製造方法において、
    前記外側パイプ部材の厚みに対する前記内側パイプ部材の厚みの比率は、0.6〜0.8である、被固定部材付パイプの製造方法。
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