JP6814600B2 - 偏光子およびその製造方法 - Google Patents
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Description
1つの実施形態においては、上記有機金属カップリング剤は、有機チタン化合物、有機アルミニウム化合物、および、有機ジルコニウム化合物からなる群より選択される少なくとも1種である。
1つの実施形態においては、上記アルデヒド化合物は、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、グルタルアルデヒド、グリオキザール、マロンジアルデヒド、スクシンジアルデヒド、マレインジアルデヒド、および、フタルジアルデヒドからなる群より選択される少なくとも1種である。
本発明の別の局面においては、偏光子の製造方法が提供される。この製造方法は、二色性物質を含む樹脂フィルムに塩基性溶液を接触させること、および、上記接触部に有機金属カップリング剤および/またはアルデヒド化合物を含む溶液を接触させることを含む。
1つの実施形態においては、上記溶液中の有機金属カップリング剤の濃度は溶媒100重量部に対して、
1重量部〜20重量部である。
1つの実施形態においては、上記溶液中のアルデヒド化合物の濃度は溶媒100重量部に対して、
1重量部〜10重量部である。
図1は、本発明の1つの実施形態による偏光子の平面図である。偏光子1は、二色性物質を含む樹脂フィルムから構成される。偏光子(樹脂フィルム)1には、非偏光部2が形成されている。非偏光部2において、樹脂フィルムを構成するポリマーは有機金属カップリング剤および/またはアルデヒド化合物で架橋されている。そのため、加熱環境下または加湿環境下においても、非偏光部の寸法変化(例えば、所望でない部分への非偏光部の形成、加熱による収縮等)が抑制され得る。
本発明の偏光子の製造方法は、二色性物質を含む樹脂フィルムに塩基性溶液を接触させること、および、上記接触部に有機金属カップリング剤および/またはアルデヒド化合物を含む溶液を接触させることを含む。
上記非偏光部は、二色性物質を含む樹脂フィルムに塩基性溶液を接触させることにより形成される。二色性物質としてヨウ素を用いる場合、樹脂フィルムの所望の部位に塩基性溶液を接触させることで、接触部のヨウ素含有量を容易に低減させることができる。具体的には、接触により、塩基性溶液は樹脂フィルム内部へと浸透し得る。樹脂フィルムに含まれるヨウ素錯体は塩基性溶液に含まれる塩基により還元され、ヨウ素イオンとなる。ヨウ素錯体がヨウ素イオンに還元されることにより、接触部の透過率が向上し得る。そして、ヨウ素イオンとなったヨウ素は、樹脂フィルムから塩基性溶液の溶媒中に移動する。こうして得られる非偏光部は、その透明性が良好に維持され得る。具体的には、ヨウ素錯体を破壊して透過率を向上させた場合、樹脂フィルム内に残存するヨウ素が、偏光子の使用に伴い再度ヨウ素錯体を形成して透過率が低下し得るが、ヨウ素含有量を低減させた場合はそのような問題は防止される。
上記塩基性溶液と接触させた後、塩基性溶液を接触させた接触部に有機金属カップリング剤および/またはアルデヒド化合物を含む溶液(以下、後架橋溶液ともいう)を接触させる。これにより、接触部において、樹脂フィルムを構成するポリマーを架橋する。
本発明の偏光子の製造方法は、必要に応じて、任意の適切な工程をさらに含み得る。例えば、アルカリ金属および/またはアルカリ土類金属を低減させる工程、および、上記塩基性溶液および/または後架橋溶液の除去等が挙げられる。これらの工程は、上記製造方法の任意の適切な段階で行われる。
本発明の偏光板は、上記偏光子を有する。本発明の偏光板は、代表的には、少なくともその片側に保護フィルムを積層させて使用される。保護フィルムの形成材料としては、例えば、ジアセチルセルロース、トリアセチルセルロース等のセルロース系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、シクロオレフィン系樹脂、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂等のエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、これらの共重体樹脂等が挙げられる。
本発明の画像表示装置は、上記偏光板を備える。画像表示装置としては、例えば、液晶表示装置、有機EL表示装置が挙げられる。具体的には、液晶表示装置は、液晶セルと、この液晶セルの片側もしくは両側に配置された上記偏光子とを含む液晶パネルを備える。有機EL表示装置は、視認側に上記偏光子が配置された有機ELパネルを備える。偏光子は、その非偏光部が搭載される画像表示装置のカメラ部に対応するように配置される。
基材として、長尺状で、吸水率0.75%、Tg75℃の非晶質のイソフタル酸共重合ポリエチレンテレフタレート(IPA共重合PET)フィルム(厚み:100μm)を用いた。基材の片面に、コロナ処理を施し、このコロナ処理面に、ポリビニルアルコール(重合度4200、ケン化度99.2モル%)およびアセトアセチル変性PVA(重合度1200、アセトアセチル変性度4.6%、ケン化度99.0モル%以上、日本合成化学工業社製、商品名「ゴーセファイマーZ200」)を9:1の比で含む水溶液を25℃で塗布および乾燥して、厚み11μmのPVA系樹脂層を形成し、積層体を作製した。
得られた積層体を、120℃のオーブン内で周速の異なるロール間で縦方向(長手方向)に2.0倍に自由端一軸延伸した(空中補助延伸)。
次いで、積層体を、液温30℃の不溶化浴(水100重量部に対して、ホウ酸を4重量部配合して得られたホウ酸水溶液)に30秒間浸漬させた(不溶化処理)。
次いで、液温30℃の染色浴に、偏光板が所定の透過率となるようにヨウ素濃度、浸漬時間を調整しながら浸漬させた。本実施例では、水100重量部に対して、ヨウ素を0.2重量部配合し、ヨウ化カリウムを1.5重量部配合して得られたヨウ素水溶液に60秒間浸漬させた(染色処理)。
次いで、液温30℃の架橋浴(水100重量部に対して、ヨウ化カリウムを3重量部配合し、ホウ酸を3重量部配合して得られたホウ酸水溶液)に30秒間浸漬させた(架橋処理)。
その後、積層体を、液温70℃のホウ酸水溶液(水100重量部に対して、ホウ酸を4重量部配合し、ヨウ化カリウムを5重量部配合して得られた水溶液)に浸漬させながら、周速の異なるロール間で縦方向(長手方向)に総延伸倍率が5.5倍となるように一軸延伸を行った(水中延伸)。
その後、積層体を液温30℃の洗浄浴(水100重量部に対して、ヨウ化カリウムを4重量部配合して得られた水溶液)に浸漬させた(洗浄処理)。
続いて、積層体のPVA系樹脂層表面に、PVA系樹脂水溶液(日本合成化学工業社製、商品名「ゴーセファイマー(登録商標)Z−200」、樹脂濃度:3重量%)を塗布して保護フィルム(厚み25μm)を貼り合わせ、これを60℃に維持したオーブンで5分間加熱した。その後、基材をPVA系樹脂層から剥離し、偏光板(偏光子(透過率42.3%、厚み5μm)/保護フィルム)を得た。
後架橋処理を液温40℃の後架橋浴(水100重量部に対して、グルタルアルデヒド(ナカライテスク株式会社製、商品名:グルタルアルデヒド(25%水溶液))を5重量部配合した水溶液)に30秒間浸漬させることにより行った以外は実施例1と同様にして、偏光子に透明部を形成した。
厚み45μmのポリビニルアルコール系フィルム(PVAフィルム)(クラレ社製、商品名:VF−PE#4500)を、液温25℃の温水(膨潤浴)中に浸漬して膨潤させつつ、元長に対して延伸倍率が2.4倍になるように流れ方向に延伸した。
次いで、上記フィルムを液温30℃の染色浴(水100重量部に対して、ヨウ素を0.04重量部配合し、ヨウ化カリウムを0.4重量部配合して得られたヨウ素水溶液)中に60秒間浸漬して、染色しながら、元長に対して延伸倍率が3.3倍になるように流れ方向に延伸した。
次いで、上記フィルムを液温30℃の水溶液(水100重量部に対して、ホウ酸4重量部を配合し、ヨウ化カリウム3重量部を配合して得られた水溶液)に30秒間浸漬した。
次いで、上記フィルムを液温60℃の延伸浴(水100重量部に対して、ホウ酸4重量部を配合し、ヨウ化カリウム5重量部を配合して得られた水溶液)中に40秒間浸漬しながら、元長に対して延伸倍率が6倍になるように流れ方向に延伸した。
次いで、上記フィルムを液温30℃の洗浄浴(水100重量部に対して、ヨウ化カリウム3重量部を配合して得られた水溶液)に10秒間浸漬して洗浄し、さらに、50℃で4分間乾燥して偏光子を得た。
続いて、得られた偏光子の表面に、PVA系樹脂水溶液(日本合成化学工業社製、商品名「ゴーセファイマー(登録商標)Z−200」、樹脂濃度:3重量%)を塗布して保護フィルム(厚み25μm)を貼り合わせ、これを60℃に維持したオーブンで5分間加熱し、偏光板(偏光子(透過率42.3%、厚み18μm)/保護フィルム))を得た。
得られた偏光板を用いた以外は実施例1と同様にして偏光子に透明部を形成した。
実施例3で得られた偏光板を用いた以外は実施例2と同様にして偏光子に透明部を形成した。
後架橋処理を行わなかったこと以外は実施例1と同様にして、偏光子に透明部を形成した。
後架橋処理を行わなかったこと以外は実施例3と同様にして、偏光子に透明部を形成した。
後架橋処理に、液温30℃のホウ酸水溶液(水100重量部に対して、5重量部のホウ酸を配合して得られた水溶液)を用いた以外は実施例3と同様にして、偏光子に透明部を形成した。
1.透過率(Ts)
分光光度計(村上色彩技術研究所(株)製 製品名「DOT−3」)を用いて測定した。透過率(T)は、JlS Z 8701−1982の2度視野(C光源)により、視感度補正を行ったY値である。
2.サイズ変化率
得られた偏光板を、65℃/90%RHの環境下、または、85℃加熱環境下に500時間おいた。試験前後における透明部のサイズを測定し、以下の式を用いてサイズ変化率を算出した。
なお、試験後の偏光板においては、超高速フレキシブル画像処理システム(キーエンス社製、商品名:XG−7500)を用いてエッジ検出を行い透明部と他の部位との境界線を引き、その最大寸法となる部分を測定した。
サイズ変化率(%)=100×(試験後の透明部のサイズ)/(試験前の透明部のサイズ)
3.外観(シワの発生の有無)
偏光板を65℃/90%RHの環境下、または、85℃の加熱環境下に500時間保管したものについて、非偏光部のシワの有無を目視で確認した。目視でシワが確認できなかったものを◎、シワが確認できたが外観上問題がないものを○、シワが確認され実用困難なものを×とした。
2 非偏光部
Claims (6)
- 二色性物質を含むポリビニルアルコール系樹脂フィルムで構成されており、他の部位よりも前記二色性物質の含有量が低い非偏光部を有する偏光子であって、
前記他の部位において、前記樹脂フィルムを構成するポリビニルアルコール系樹脂がホウ酸で架橋されており、
前記非偏光部において、前記樹脂フィルムを構成するポリビニルアルコール系樹脂が有機金属カップリング剤および/またはアルデヒド化合物で架橋されている、偏光子。 - 前記有機金属カップリング剤が、有機チタン化合物、有機アルミニウム化合物、および、有機ジルコニウム化合物からなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の偏光子。
- 前記アルデヒド化合物が、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、グルタルアルデヒド、グリオキザール、マロンジアルデヒド、スクシンジアルデヒド、マレインジアルデヒド、および、フタルジアルデヒドからなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1または2に記載の偏光子。
- 二色性物質を含むポリビニルアルコール系樹脂フィルムに塩基性溶液を接触させること、および、
前記接触部に有機金属カップリング剤および/またはアルデヒド化合物を含む溶液を接触させることを含み、
前記二色性物質を含む樹脂フィルムを構成するポリビニルアルコール系樹脂がホウ酸で架橋されている、偏光子の製造方法。 - 前記溶液中の有機金属カップリング剤の濃度が溶媒100重量部に対して、1重量部〜20重量部である、請求項4に記載の製造方法。
- 前記溶液中のアルデヒド化合物の濃度が溶媒100重量部に対して、1重量部〜10重量部である、請求項4に記載の製造方法。
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