JP6806871B1 - 歯科治療用チャート画像作成方法及び歯科治療用チャート画像 - Google Patents
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Abstract
Description
前記患者の実際の上顎部のみ又は下顎部のみ、あるいは上顎部及び下顎部の個々の歯に対応し歯を模擬的に示したシンボル(11)を作成し、それらシンボル(11)を前記実際の歯の並びに対応して表示し、
前記シンボル(11)に、前記実際の歯の治療対象箇所に対応してマーク(M)を表示するもので前記マーク(M)は、前記治療対象箇所を性状ごとに異なる色で表示したカラーマークであり、
前記シンボル(11)の周囲に、前記個々のシンボル(11)に対応するとともに、前記カラーマーク(M)の色に対応した複数のコメントボックス(C)を内方から外方に向かって形成して配置し、前記複数のコメントボックス(C)に前記性状に関するコメントを記載し、
前記シンボル(11)画像と複数のコメントボックス(C)を一画面で表示することを特徴とする。
又、本発明は、前記複数のコメントボックス(C)は各々二分割され、一方(C1)には前記性状に関するコメントが記載されと他方(C2)には前記性状に関するコメントに対応した治療方法に関するコメントが記載されることを特徴とする。
前記患者の実際の上顎部のみ又は下顎部のみ、あるいは上顎部及び下顎部の歯の画色を示す実画像(20)を取り込んで表示し、
前記実画像(20)に、前記実際の歯の治療対象箇所に対応してマーク(M)を表示するもので前記マーク(M)は、前記治療対象箇所を性状ごとに異なる色で表示したカラーマークであり、
前記実画像(20)の周囲に、前記実画像(20)の個々の歯に対応するとともに、前記カラーマーク(M)の色に対応した複数のコメントボックス(C)を内方から外方に向かって形成して配置し、前記複数のコメントボックス(C)に前記性状に関するコメントを記載し、
前記実画像(20)と複数のコメントボックス(C)を一画面で表示することを特徴とする。
又、本発明は、前記複数のコメントボックス(C)は各々二分割され、一方(C1)には前記性状に関するコメントが記載されと他方(C2)には前記性状に関するコメントに対応した治療方法に関するコメントが記載されることを特徴とする。
次に、それらのシンボル11を実際の歯の並びに対応して配置し、上顎部Uと下顎部Lを含むシンボル画像10として表示する。なお、上顎側又は下顎側のみのシンボル画像10とすることもできる。
これにより、患者は、奥歯と前歯に治療が必要なことを一見して理解することができる。
従って、例えば、赤、黄、青の三色とし、性状の悪いものから順に、赤、黄、青とすることができる。その場合、シンボル画像10の中央に赤、黄、青の性状表示部Eを形成し、性状を三色(もちろん三色よりも多い色であってもよい)で表すことを明示することができる。
これにより患者は、治療の対象となる歯を一見して理解することができるだけでなく、その性状の程度も一見して理解することができる。
これにより、患者は、治療の対象となる歯とその性状の程度に加えて、具体的に歯のどの箇所の治療が必要であるかを一見して理解することができる。
これにより、患者は、カラーマークMによる理解に加えて、治療が必要な歯の性状をさらに具体的に理解することができる。
このような色彩と配置に設定することで、性状をより容易かつ具体的に理解することができる。
また、実画像20の個々の歯21を複数の区画Sに分割し、マークMを、実際の歯の治療対象箇所に対応する個々の歯21の区画Sに表示することができる。シンボル画像10に代えて実画像20を表示することにより、患者は、歯の治療箇所および性状の程度を、より現実的かつ具体的に理解することができる。
10 シンボル画像
11 シンボル
12 歯冠部
13 歯根部
20 実画像
21 実際の歯
22 実際の歯冠
23 実際の歯根
C コメントボックス
C1 上側ボックス
C2 下側ボックス
D ディスプレイ画面
E 性状表示部
L 下顎部
M マーク(カラーマーク)
S 区画
U 上顎部
Claims (9)
- 歯の診断において、患者に歯の治療対象箇所を示すチャート画像をパソコンで作成する方法であって、
前記患者の実際の上顎部のみ又は下顎部のみ、あるいは上顎部及び下顎部の個々の歯に対応し歯を模擬的に示したシンボルを作成し、それらシンボルを前記実際の歯の並びに対応して表示し、
前記シンボルに、前記実際の歯の治療対象箇所に対応してマークを表示するもので前記マークは、前記治療対象箇所を性状ごとに異なる色で表示したカラーマークであり、
前記シンボルの周囲に、前記個々のシンボルに対応するとともに、前記カラーマークの色に対応した複数のコメントボックスを内方から外方に向かって形成して配置し、前記複数のコメントボックスに前記性状に関するコメントを記載し、
前記シンボル画像と複数のコメントボックスを一画面で表示することを特徴とする歯科治療用チャート画像作成方法。 - 前記複数のコメントボックスは、性状の悪いものから順に内方から外方に向かって形成して配置されることを特徴とする請求項1に記載の歯科治療用チャート画像作成方法。
- 前記複数のコメントボックスは各々二分割され、一方には前記性状に関するコメントが記載されと他方には前記性状に関するコメントに対応した治療方法に関するコメントが記載されることを特徴とする請求項1又は2に記載の歯科治療用チャート画像作成方法。
- 前記シンボルを複数の区画に分割し、前記マークを、前記実際の歯の治療対象箇所に対応する前記シンボルの区画に表示したことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載の歯科治療用チャート画像作成方法。
- 歯の診断において、患者に歯の治療対象箇所を示すチャート画像をパソコンで作成する方法であって、
前記患者の実際の上顎部のみ又は下顎部のみ、あるいは上顎部及び下顎部の歯の画色を示す実画像を取り込んで表示し、
前記実画像に、前記実際の歯の治療対象箇所に対応してマークを表示するもので前記マークは、前記治療対象箇所を性状ごとに異なる色で表示したカラーマークであり、
前記実画像の周囲に、前記実画像の個々の歯に対応するとともに、前記カラーマークの色に対応した複数のコメントボックスを内方から外方に向かって形成して配置し、前記複数のコメントボックスに前記性状に関するコメントを記載し、
前記実画像と複数のコメントボックスを一画面で表示することを特徴とする歯科治療用チャート画像作成方法。 - 前記複数のコメントボックスは、性状の悪いものから順に内方から外方に向かって形成して配置されることを特徴とする請求項5に記載の歯科治療用チャート画像作成方法。
- 前記複数のコメントボックスは各々二分割され、一方には前記性状に関するコメントが記載されと他方には前記性状に関するコメントに対応した治療方法に関するコメントが記載されることを特徴とする請求項5又は6に記載の歯科治療用チャート画像作成方法。
- 前記実画像の個々の歯を複数の区画に分割し、前記マークを、前記実際の歯の治療対象箇所に対応する前記実画像の個々の区画に表示したことを特徴とする請求項5乃至7のうちいずれか一つに記載の歯科治療用チャート画像作成方法。
- 前記請求項1乃至8のうちいずれか一つに記載の歯科治療用チャート画像作成方法で作成されたことを特徴とする歯科治療用チャート画像。
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