JP6803714B2 - 柔軟性長尺物ハンガー - Google Patents
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Description
詳しくは、柔軟性長尺物を使用しない場合に型崩れしないと共に柔軟性長尺物が滑り落ち難い柔軟性長尺物ハンガーに関する。
さらには、ネクタイを使用しない場合に型崩れしないと共にネクタイが滑り落ち難いネクタイハンガーに関する。
なお、本明細書において、柔軟性長尺物には、ネクタイ、スカーフ、マフラー、ベルト等の横幅に対して長さが長く、かつ、柔軟性と共にファッション性を有するものを含んでいる。
第2の従来技術として、スカーフやネクタイの掛け外しがしやすく、選びやすいスカーフ及びネクタイ用ハンガーとして、太めの一本の針金で上部にフックを設け、下部水平部分に連続した複数の凹部を設けたスカーフおよびネクタイハンガーが知られている(例えば、特許文献2参照)。
第3の従来技術として、ハンガーにネクタイ、ベルト、スカーフ等を掛けた際、バランスを崩さず、一方に片寄らず、場所をとらず,大量に整理して収納する事ができ、見た目も良く、掛けやすく、取りやすくしたネクタイ、ベルト、スカーフ掛け連結ハンガーとして連結ハンガー本体に、凸部を複数と、凹部を複数設け、従来のハンガーの下部に、連結部の2ケ所で連結して使用する、ネクタイ、ベルト、スカーフ掛け連結ハンガー、が知られている(例えば、特許文献3参照)。
第4の従来技術として、上部に鉤杆を設けたハンガー主体の下部にタイピンを設けたネクタイ掛け付きハンガーが知られている(例えば、特許文献4参照)。
第2の従来技術は、横向きに延在する支軸と挟持具とよりなり、挟持具は当該支軸に固定した螺旋状のバネワイヤにより構成されており、ネクタイの滑り落ち防止のため、挟持具であるバネワイヤによってネクタイを挟んで保持することから、ネクタイを変形させ、挟みどころが悪ければ外見に影響がある部位を変形させる問題がある。
第3の従来技術においては、ネクタイをタイピンによって挟持して保持するため、滑り落ち難い特性があるものの、ネクタイを掛ける際、タイピンを開かねばならず煩雑である問題がある。
本発明の従的目的たる第2の目的は、柔軟性長尺物の左右のバランスを気にせずに掛止しても滑り落ち難い柔軟性長尺物ハンガーを提供することである。
本発明の従的目的たる第3の目的は、ネクタイが滑り落ち難いと共に、引き通し易いネクタイハンガーを提供することである。
少なくとも掛止部に掛止可能なフック部と前記フック部に連なる横梁部とを有するハンガー部と、
前記横梁部に設けた柔軟性長尺物掛止部と、
を備える柔軟性長尺物ハンガーであって、
前記柔軟性長尺物掛止部は、柔軟性を有する掛止紐によって構成されていることを特徴とする柔軟性長尺物ハンガーである。
前記横梁部に掛止部貫通孔が形成され、前記柔軟性長尺物掛止部は、編物、織物又は組紐からなる柔軟性を有する掛止紐が前記掛止部貫通孔に折り返し状に引通されてループ状にされることによって構成されていることを特徴とする第1の発明に記載した柔軟性長尺物ハンガーである。
前記掛止紐は扁平体からなることを特徴とする第1乃至第3の発明の何れかに記載した柔軟性長尺物ハンガーである。
前記横梁部は、垂立する横梁垂立部と、前記横梁垂立部の上下端部にそれぞれ結合された横梁横部材により構成され、
前記前記横梁垂立部と横梁横部材により横向きの凹溝を形成し、
前記ループ状の柔軟性長尺物掛止部に連なる掛止紐が前記凹溝に配置された状態で前記横梁部に固定されることを特徴とする第2の発明乃至第4の発明に記載した柔軟性長尺物ハンガーである。
少なくとも掛止部に掛止可能なフック部と前記フック部に連なる横梁部とを有するハンガー部と、
前記横梁部に設けた柔軟性長尺物掛止部と、
を備える柔軟性長尺物ハンガーであって、
前記横梁部には、複数の横向きの掛止部貫通孔が形成され、
前記柔軟性長尺物掛止部は、編物、織物又は組紐からなる柔軟性を有する掛止紐が前記掛止部貫通孔に折り返し状に引通されてループ状にされることによって構成され、
少なくとも前記掛止紐の両端部は、前記ハンガー部に固定されていることを特徴とする柔軟性長尺物ハンガーである。
なお、第1の発明においては、本願発明の基本的目的たる第1の目的に加え、従的目的たる第2の目的をも達成できるが、少なくとも第1の目的を達成できる場合には、本願発明の技術的範囲に属するものである。
ハンガー部104は、他の部分に掛止すると共に、柔軟性長尺物掛止部106を取り付ける横梁部108を構成する機能を有し、本実施例1においては、横梁部108、フック部112、及び、つなぎ部114を含み、横梁部108の両端部から中央上方に斜めに直状に延在する左つなぎ部114L及び右つなぎ部114Rを含むつなぎ部114によって二等辺三角形状に形成され、当該二等辺三角形の頂部から上方に向けて延在するフック部112が構成されている。本実施例1において、ハンガー部104は、横梁部108、つなぎ部114、及び、フック部112が樹脂により一体成型されているが、材質は問わず、また、形状も二等辺三角形にとらわれず、矩形、円形又は楕円形であってもよい。
横梁部108は、柔軟性長尺物掛止部106が取り付けられる機能を有し、本実施例1においては、直状の棒状体である。その断面形状は図8(B)及び(C)に示すように、断面I型に形成されている。すなわち、横梁部108は、断面が縦長矩形の横梁垂立部108Vと平板状の横梁横部材110より構成されている。横梁垂立部108Vの上側端に平板状に一体成型された横梁横部材110より構成されている。横梁横部材110は、本実施例1において、横梁垂立部108Vの上端に一体形成された横梁上横部材108U、及び、下端に平板状に一体成型された横梁下横部材108Bによって構成され、それら横梁上横部材108U、及び、横梁下横部材108Bは同一寸法に構成され、横梁垂立部108Vよりも幅広であって、横梁垂立部108Vが中間に配置されるように配置されることから、横梁垂立部108Vには凹溝116が形成される。本実施例1において、凹溝116は、図8において横梁垂立部108Vの左側である後側に横長凹溝状の後側凹溝116B、右側である前側に横長凹溝状の前側凹溝116Fが形成されている。また、横梁垂立部108Vには、後述の柔軟性長尺物掛止部106が移動不能に固定される取付部118が設けられている。
取付部118は柔軟性長尺物掛止部106が横梁部108に取り付けられる機構、換言すれば、柔軟性長尺物掛止部106が固定される機能を有し、本実施例1においては、横向きの掛止部貫通孔122が少なくとも1つ形成されている。実施例1における掛止部貫通孔122は後述の柔軟性長尺物掛止部106がきつい状態で貫通する程度の大きさの丸孔である。しかし、取付部118は掛止部貫通孔122に限られず、例えば、柔軟性長尺物掛止部106の端部が接着によって横梁部108に固定される場合にば、その固定される部位が取付部118であり、平坦な平面であってもよい。また、掛止部貫通孔122は、丸孔に限らず、矩形、三角形等の多角形や楕円形に形成しても良い。更に、柔軟性長尺物掛止部106を引っ掛けるためのフック形状、又は、単なる凹部に形成しても良い。
本実施例1において、掛止部貫通孔122は、掛止部貫通孔122A〜122Jまで横梁部108の左端部から約50ミリメートルの等間隔で10個形成されているが、これに限られず、2個以上の複数で有ることが好ましい。日本におけるサラリーマンが所有するネクタイ本数は10本〜20本と言われており、1つの柔軟性長尺物ハンガー100に10本掛止できる本実施例1の柔軟性長尺物ハンガー100を1乃至2個所有すれば十分である。
フック部112は、柔軟性長尺物ハンガー100をクロゼット等の物入れや洋服タンスに収納する際、掛止棒や係止部に引っ掛けることが出来る機能を有し、本実施例1においては、上端部が下向きに開口された半円形に形成されているが、フック部112は逆U字形や、リング型等の形状、又は、壁に開けた穴に係止可能な突起状にすることもできる。フック部112のつなぎ部114との結合部は、フック部112を他の部位に掛止した際に、横梁部108が大凡水平になるように、重心がフック部112の頂点を通る垂線上に位置するよう設定されている。
つなぎ部114は、少なくとも横梁部108とフック部112とを連結する機能を有し、本実施例1においては、さらに、衣服を掛止した際に衣服の肩部を型崩れしないように維持する機能も有し、横梁部108の左端部からフック部112の下端部に向かって延在する直状であって左下がりに傾斜する左つなぎ部114Lと横梁部108の右端部からフック部112の下端部に向かって延在する直状であって右下がりに傾斜する右つなぎ部114Rとによって構成されている。本実施例1において、左つなぎ部114Lと右つなぎ部114Rとは垂立中心線を境に左右対称に形成されている。なお、横梁部108も同様に、垂立中心線VCLを境に左右対称に形成されている。また、横梁部108の左右端部と左つなぎ部114L又は右つなぎ部114Rとの接続部、は弧状に形成されている。
前記柔軟性長尺物掛止部106は、ネクタイ等の細長い柔軟性を有する掛止物を折れまがりさせて掛止できるように柔軟性を有すると共に、容易に滑落しないように滑り抵抗を大きくする機能を有し、本実施例1においては、編物、織物又は組紐からなる柔軟性を有する掛止紐124によって構成されている。具体的には、本実施例1における柔軟性長尺物掛止部106は、綿糸を平編みして幅8.5ミリメートル及び厚み1ミリメートルの扁平体に組成されたスニーカー用靴紐126、詳しくは、スニーカー用コットン平靴紐126CPを用いている。材質は、綿糸、麻糸等の天然繊維の他、ポリエステル繊維、アクリル繊維等の合成繊維を用いることが出来る。掛止紐124は材質は問わないが、短繊維にて製造することが好ましい。その理由は、短繊維である場合、短繊維の多数の先端部が掛止紐124の表面に突出し、柔軟性長尺物102との滑り抵抗を高め、柔軟性長尺物102が滑り落ち難くなるからである。しかし、短繊維でなくナイロン等の長繊維であっても、その編み方、織り方、又は、組み方によって、掛止紐124の表面に微細な凹凸を構成することにより、滑り抵抗を高めることができるので、長繊維を用いることもできる。掛止紐124の形状は断面丸形状や楕円形状であっても良く、スニーカー用靴紐126の他、ワークブーツ用靴紐、ガスで毛羽焼きしたガス紐、ロー引きしたロー引き靴紐、又は、荷造り用紐等を用いることができる。なお、本明細書において、特に個別に説明する必要がない場合、柔軟性長尺物掛止部106として説明し、個別に説明する必要がある場合、柔軟性長尺物掛止部106A〜106Jを用いて説明する。他の構成についても同様とする。
柔軟性長尺物掛止部106は、図8に示すように、上端部132が一体化されて横梁部108に固定された状態であっても、自身の剛性によって、下端部134が弧状の楕円形を呈する。本実施例1においては、柔軟性長尺物掛止部106、したがって掛止紐124を大凡中間点で折り返して直線状にしてその全長を約140ミリメートルに設定した場合、下端部134が少なくとも半径15ミリメート程度の半円形を形成するように、その剛性が設定される。すなわち、柔軟性長尺物掛止部106は、常に自己の剛性によって少なくとも縦長扁平のループ形状をなし、なすび型の掛止開口部136(136A〜136J)を形成する。これにより、柔軟性長尺物102を柔軟性長尺物掛止部106に掛止する際、常に柔軟性長尺物掛止部106は掛止開口部136(136A〜136J)を形成するので、柔軟性長尺物102を当該掛止開口部136に引き通し易い利点がある。なお、本実施例1においては、柔軟性長尺物掛止部106の横梁部108への取付部118が一箇所に集約されているが、図10に示すように、所定の間隔を開けて取り付けることにより、柔軟性長尺物掛止部106が大凡V又はU字形状になるように構成しても良い。
このように構成した柔軟性長尺物掛止部106に柔軟性長尺物102を掛止した場合、柔軟性長尺物掛止部106は柔軟性長尺物102の重量によって変形され、下端部134が直径約30ミリメートルの半円形を呈していたものが直径約15ミリメートル程度のより一層縦長の水滴状ループ形状に変形される。これにより、柔軟性長尺物掛止部106の下端部134と柔軟性長尺物102との接触圧力が高まると共に、下端部134がV字状に変形することによるくさび効果によって、柔軟性長尺物掛止部106の柔軟性長尺物102に対する滑り抵抗が増加し、柔軟性長尺物102はより一層、柔軟性長尺物掛止部106からずり落ちにくくなる。
本実施例1において、取付部118は横梁部108の横梁垂立部108Vに形成された横向きの10個の掛止部貫通孔122であり、掛止紐124は、所定の長さを有するスニーカー用コットン平靴紐126CPである。本実施例1において掛止紐124は、折り返し直線状にした場合の長さを約70ミリメートルにした場合、5つの柔軟性長尺物掛止部106(106A〜106E)を形成できる長さに設定されている。したがって、10個の柔軟性長尺物掛止部106A〜106Jを形成する場合、左掛止紐124L及び右掛止紐124Rの2本の掛止紐124が必要であるが、1本の掛止紐124で形成することもでき、さらに、各柔軟性長尺物掛止部106A〜106Jをそれぞれ独立した掛止紐124によって構成することもできる。
まず、左掛止紐124Lにおいて、柔軟性長尺物掛止部106A〜106Eを形成する手順を説明する。左掛止紐124Lの左側端部の一部を折り返し直線状にして背面側における最左端(図8(A)において最右端)の第1掛止部貫通孔122Aに背面側から正面側へその折り返し先端から引き通し、前側凹溝116Fの底部表面から直線で約70ミリメートル引き出したところで引っ張りを停止し、第1柔軟性長尺物掛止部106Aを形成する。左掛止紐124Lの左掛止紐左側端部124LLは後側凹溝116B内に収納し、接着剤によって横梁垂立部108Vの後側凹溝116Bの底部たる背面垂立壁面128Bに接着剤によって接着し、固定する。次に隣の第2掛止部貫通孔122Bに対し同様に先端部から引き通し、約70ミリメートル突出させせて第2柔軟性長尺物掛止部106Bを形成する。この際、第1掛止部貫通孔122Aと第2掛止部貫通孔122Bとの間の第1左中間掛止紐124Aは、後側凹溝116B内に収納し、横梁垂立部108Vの背面垂立壁面128Bに接着によって固定する。同様に第3掛止部貫通孔122Cに左掛止紐124Lを折り返し状に引き通して第3柔軟性長尺物掛止部106C、第4掛止部貫通孔122Dに左掛止紐124Lを折り返し状に引き通して第4柔軟性長尺物掛止部106Dを形成し、第5掛止部貫通孔122Eに左掛止紐124Lを折り返し状に引き通して第5柔軟性長尺物掛止部106Eを形成する。第2掛止部貫通孔122Bと第3掛止部貫通孔122Cとの間の第2左中間掛止紐124B、第3掛止部貫通孔122Cと第4掛止部貫通孔122Dとの間の第3左中間掛止紐124C、第4掛止部貫通孔122Dと第5掛止部貫通孔122Eとの間の第4中間掛止紐124D、及び、左掛止紐右側端部124LRは、後側凹溝116B内に収納し、横梁垂立部108Vの背面垂立壁面128Bにそれぞれ接着剤によって固定されている。
同様に、右掛止紐124Rを第6掛止部貫通孔122F、第7掛止部貫通孔122G、第8掛止部貫通孔122H、第9掛止部貫通孔122I及び第10掛止部貫通孔122Jに引き通してそれぞれ第6柔軟性長尺物掛止部106F、第7柔軟性長尺物掛止部106G、第8柔軟性長尺物掛止部106H、第9柔軟性長尺物掛止部106I、及び、第10柔軟性長尺物掛止部106Jを形成する。さらに、右掛止紐左側端部124RL、第1右中間掛止紐124E、第2右中間掛止紐124F、第3右中間掛止紐124G、第4右中間掛止紐124H、及び、右掛止紐右側端部124RRも同様に、後側凹溝116B内に収納し、横梁垂立部108Vの背面垂立壁面128Bにそれぞれ接着剤によって固定されている。第1柔軟性長尺物掛止部106A〜第10柔軟性長尺物掛止部106Jは、それぞれ第1掛止部貫通孔122A〜第10掛止部貫通孔122Jに引き通す際は、折り返し状なって1本の紐状を呈するが、引き通された後は、自己の復元力によって、先端部は前述のように、半径15ミリメートル程度の半円状を呈する。また、側方から見た場合、全体的には、図6又は図7に示すように、上端部から下端部にかけて斜め下向きの状態を呈する。
柔軟性長尺物ハンガー100は、クロゼットや洋服タンス等の収納部又は壁等の係止部にフック部112を係止して大凡垂下静止した状態で使用する。柔軟性長尺物ハンガー100が垂下静止した状態において、第1柔軟性長尺物掛止部106A〜第10柔軟性長尺物掛止部106Jは、前述のように、下端部が大凡直径30ミリメートル程度の半円形を呈した状態において斜め下向きに垂れ下がっている。柔軟性長尺物102を係止する場合、柔軟性長尺物102をその一端部先端から第1柔軟性長尺物掛止部106A〜第10柔軟性長尺物掛止部106Jのうちの空いている任意の第1掛止開口部136A〜第10掛止開口部136Jへ挿入して大凡半分の長さ位置まで引き通した後、手を離す。これにより、柔軟性長尺物掛止部106は柔軟性長尺物102の重量によって横梁部108の取付部118から垂下状態に変形される。さらに、柔軟性長尺物掛止部106は柔軟性長尺物102の重量によって、なすび型が一層扁平な、なすび型に変形される、これにより、柔軟性長尺物102と柔軟性長尺物掛止部106との接触圧力が高まり、さらに、柔軟性長尺物掛止部106が一層鋭角的に折れ曲がることから、くさび効果によって柔軟性長尺物102の柔軟性長尺物掛止部106に対する滑り抵抗が大きくなり、柔軟性長尺物102がずれ落ちにくい効果がある。
実施例2は、実施例1におけるつなぎ部114が無い柔軟性長尺物掛止ハンガー200の例である。具体的には、実施例2の柔軟性長尺物掛止ハンガー200は、実施例1における横梁部108の中間上部にフック部112を一体成型した以外、換言すれば、直状の横梁部108の中間から上方に延在するフック部112を一体化し、及び、横梁部108における柔軟性長尺物掛止部106の取付部118への取付構造については実施例1と同一である。したがって、実施例1と同一部には同一符号を付し、また、柔軟性長尺物掛止部106の作用・効果は実施例1のそれと同一であるので説明を省略する。さらに、実施例2における柔軟性長尺物掛止ハンガー200は、つなぎ部114が無いので、シャツ等を掛けることは出来ない。
104 ハンガー部
106 柔軟性長尺物掛止部
108 横梁部
108V 横梁垂立部
110 横梁横部材
108U 横梁上横部材
108B 横梁下横部材
112 フック部
122 掛止部貫通孔
116 凹溝
122 掛止部貫通孔
124 掛止紐
Claims (1)
- 少なくとも、
掛止部に掛止可能なフック部(112)と、前記フック部(112)の左右において、それぞれ衣服の肩部が掛止される、斜め下方に延在する左つなぎ部(114L)と右つなぎ部(114R)と、前記左つなぎ部(114L)と右つなぎ部(114R)の下端部に、左右の端部がそれぞれ連なる直線状の横梁部(108)とにより二等辺三角形状に形成されたハンガー部(104)と、
前記横梁部(108)に設けた柔軟性長尺物掛止部(106)と、
を備える衣服及び柔軟性長尺物兼用ハンガーであって、
前記横梁部(108)は、垂立する横梁垂立部(108V)と、前記横梁垂立部(108V)の上下端部にそれぞれ結合された横梁横部材(110)により構成され、
前記横梁垂立部(108V)と前記横梁横部材(110)により横向きの凹溝(116)を形成し、
前記横梁垂立部(108V)には、横向きの掛止部貫通孔(122)が等しい間隔で3以上形成され、
前記柔軟性長尺物掛止部(106)は、短繊維糸にて構成された、編物、織物又は組紐からなる柔軟性を有する扁平な一本の掛止紐(124)が前記掛止部貫通孔(122)のそれぞれにおいて、前記横梁垂立部(108V)の一方側から他方側へ折り返し状に引通されて、前記横梁垂立部(108V)の他方側において縦長扁平のループ状に形成され、
前記掛止部貫通孔(122)の間の前記掛止紐(124)は、前記凹溝(116)内に配置された状態で前記横梁部(108)に固定され、
前記掛止紐(124)の両端部は、前記凹溝(116)内に配置された状態で前記横梁部(108)に固定される
ことを特徴とする衣服及び柔軟性長尺物兼用ハンガー。
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