JP6799487B2 - 双曲線パターンを使った撮影装置及び撮影方法 - Google Patents

双曲線パターンを使った撮影装置及び撮影方法 Download PDF

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Description

本発明は、レンズに換えて双曲線パターンを表示したフィルムを用いた撮影装置及び撮影方法に関する。
従来、レンズを使わない撮影装置、例えばレンズレスカメラの画像検知装置として、レンズに換えて光学的な回析格子マスクを用い、この回析格子マスクを画像センサの前に置き、画像センサ出力に対して演算処理を施し、撮影画像を復元する構成が知られている(特許文献1)。この画像センサ出力は、人間の視覚では被写体の撮影画像として認識できない光学像であり、この光学像を演算処理して所望の被写体の撮影画像を得るのであるが、この手法は一般にコンピュテーショナルフォトグラフィと呼ばれている。そして、レンズを用いないことにより、画像検知装置の小型化が可能になり、ひいては撮影装置の小型化を可能にするものである。
特表2016−510910号公報
しかしながら、上述した従来の画像検知装置では、被写体の撮影画像を復元するためには、画像センサ出力に対して、回析格子マスクのPSF(Point Spread Function:点拡がり関数)の逆畳み込み演算が必要で、演算量が多くなるため、フレームレートを高くすることができず、高速連写、滑らかな動画映像再現が困難である、という不都合があった。また、復元時に、ピント合わせをする場合、PSFを変える必要があるため、演算処理が複雑になる、という不都合もあった。
本発明は、このような不都合を解消した、双曲線パターンを使った撮影装置及び撮影方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明の請求項1に係る双曲線パターンを使った撮影装置は、漸近線から遠いほど間隔の周波数が高くなる双曲線であるチャープ双曲線パターンが表示されたフィルムを透過した電磁波を検知して前記チャープ双曲線パターンと被写体の撮像画像を取り込む画像検出器を有する撮像装置と、前記画像検出器の撮像画像出力を処理して被写体画像を復元する画像処理装置とを備え、前記画像処理装置で復元した被写体画像を表示する表示部を有する撮影装置であって、前記画像処理装置は、前記フィルムのチャープ双曲線パターンと同一の参照用チャープ双曲線パターンを生成する参照用双曲線パターン生成部と、この参照用双曲線パターン生成部で生成した参照用チャープ双曲線パターンと前記画像検出器の撮像画像出力を互いの双曲線パターンがずれた状態で重ね合わせて被写体の撮像画像に対応するモアレ縞画像を生成する重畳処理部と、この重畳処理部で生成したモアレ縞画像をフーリエ変換演算して被写体画像を復元するフーリエ変換部とを備えてなるものである。前記各パターンのずれた状態は、前記重畳処理部で生成してもよいし、前記重畳処理部の前段部で生成してもよい。
同じく前記目的を達成するために本発明の請求項2に係る双曲線パターンを使った撮影装置は、漸近線から遠いほど間隔の周波数が直線的に高くなる双曲線である線形チャープ双曲線パターンが表示されたフィルムを透過した光を検知して前記線形チャープ双曲線パターンと被写体の撮像画像を取り込む画像センサを有する撮像装置と、前記画像センサの撮像画像出力を処理して被写体画像を復元する画像処理装置とを備え、前記画像処理装置で復元した被写体画像を表示する表示部を有する撮影装置であって、前記画像処理装置は、前記フィルムの線形チャープ双曲線パターンと同一の参照用線形チャープ双曲線パターンを生成する参照用双曲線パターン生成部と、この参照用双曲線パターン生成部で生成した参照用線形チャープ双曲線パターンと前記画像センサの撮像画像出力を互いの双曲線パターンがずれた状態で重ね合わせて被写体の撮像画像に対応するモアレ縞画像を生成する重畳処理部と、この重畳処理部で生成したモアレ縞画像をフーリエ変換演算して被写体画像を復元するフーリエ変換部とを備えてなるものである。ここで、前記各パターンのずれた状態は、前記重畳処理部で生成してもよいし、前記重畳処理部の前段部で生成してもよい。
同じく前記目的を達成するために本発明の請求項3に係る双曲線パターンを使った撮影装置は、前記請求項2の構成において、前記画像処理装置に対してピント調整指示信号を出力するピント調整指示部を備え、前記画像処理装置には、前記ピント調整指示部のピント調整指示信号が入力し、このピント調整指示信号に基づいて前記参照用双曲線パターン生成部で生成した参照用線形チャープ双曲線パターンを縮小または拡大する倍率変更処理部を備えたものである。
同じく前記目的を達成するために本発明の請求項4に係る双曲線パターンを使った撮影装置は、前記請求項2または請求項3の構成において、前記参照用双曲線パターン生成部に対して、生成する双曲線の属性を示すパラメータを入力するパラメータ設定部を備えたものである。
同じく前記目的を達成するために本発明の請求項5に係る双曲線パターンを使った撮影装置は、前記請求項3の構成において、倍率変更処理部で縮小または拡大処理した参照用線形チャープ双曲線パターンと前記画像センサの撮像画像出力を、重畳処理部で重畳処理して生じたモアレ縞画像から、モアレ縞画像の全画素平均値を算出して差し引く、すなわちモアレ縞画像からDC成分を除去する平均値算出除去部を備えたものである。
同じく前記目的を達成するために本発明の請求項6に係る双曲線パターンを使った撮影装置は、前記請求項5の構成において、前記撮像装置と、この撮像装置と別体に設けた画像処理装置を備えた画像復元装置とからなり、前記撮像装置は画像センサから出力された撮像画像を無線回線または有線回線からなる通信回線を介して画像データ信号として送信するデータ送信部を備え、画像復元装置は前記データ送信部から送信された画像データ信号を受信するデータ受信部と、各種データを保存する記録部とを備え、前記データ受信部は受信した画像データ信号を前記記録部と、前記参照用双曲線パターン生成部に対して生成する双曲線の属性を示すパラメータを入力するパラメータ設定部と、前記重畳処理部に送るよう構成したものである。
同じく前記目的を達成するために本発明の請求項7に係る双曲線パターンを使った撮影方法は、漸近線から遠いほど間隔の周波数が高くなる双曲線であるチャープ双曲線パターンが表示されたフィルムを透過した電磁波を画像検出器に入力して前記チャープ双曲線パターンと被写体の撮像画像を得る一方、前記フィルムのチャープ双曲線パターンと同一の参照用チャープ双曲線パターンを生成し、この参照用チャープ双曲線パターンと前記画像検出器から出力された撮像画像を互いの双曲線パターンをずらせた状態で重ね合わせる重畳処理を施して被写体の撮像画像に対応するモアレ縞画像を生成し、このモアレ縞画像をフーリエ変換演算して被写体画像を復元するものである。前記各パターンをずらした状態は、参照用チャープ双曲線パターンを重畳処理する段階で生成してもよいし、重畳処理する前段階で生成してもよい。
同じく前記目的を達成するために本発明の請求項8に係る双曲線パターンを使った撮影方法は、漸近線から遠いほど間隔の周波数が直線的に高くなる双曲線である線形チャープ双曲線パターンが表示されたフィルムを透過した光を画像センサに入力して前記線形チャープ双曲線パターンと被写体の撮像画像を得る一方、前記フィルムの線形チャープ双曲線パターンと同一の参照用線形チャープ双曲線パターンを生成し、この参照用線形チャープ双曲線パターンと前記画像センサから出力された撮像画像を互いの双曲線パターンをずらせた状態で重ね合わせる重畳処理を施して被写体の撮像画像に対応するモアレ縞画像を生成し、このモアレ縞画像をフーリエ変換演算して被写体画像を復元するものである。前記各パターンのずれた状態は、参照用線形チャープ双曲線パターンを重畳処理する段階で生成してもよいし、重畳処理する前段階で生成してもよい。
同じく前記目的を達成するために本発明の請求項9に係る双曲線パターンを使った撮影方法は、前記請求項8の構成において、ピント調整指示信号に基づいて前記参照用線形チャープ双曲線パターンを縮小または拡大し、この縮小または拡大した参照用線形チャープ双曲線パターンを前記画像センサから出力された撮像画像と互いの双曲線パターンをずらせて重ね合わせて、ピント調整するものである。
同じく前記目的を達成するために本発明の請求項10に係る双曲線パターンを使った撮影方法は、前記請求項9の構成において、縮小または拡大処理した参照用線形チャープ双曲線パターンと撮像画像出力とを重畳処理して生じたモアレ縞画像から、全画素平均値を算出して差し引いた後、すなわちモアレ縞画像からDC成分を除去した後、フーリエ変換演算するものである。
同じく前記目的を達成するために本発明の請求項11に係る双曲線パターンを使った撮影方法は、前記請求項9または請求項10の構成において、前記画像センサから出力された撮像画像をデータ送信部から無線回線または有線回線からなる通信回線を介して撮像画像データ信号として送信し、このデータ送信部から送信された撮像画像データ信号をデータ受信部で受信して、受信した撮像画像データに基づいて被写体画像を復元するものである。
本発明の請求項1及び請求項2に係る双曲線パターンを使った撮影装置によれば、被写体の撮影画像を復元するために、チャープ双曲線パターン同士または線形チャープ双曲線パターン同士を互いにずらせて重ね合わせ、生じたモアレ縞画像をフーリエ変換演算するので、従来の畳み込み演算を行う場合と比較して、演算量を大幅に減少することができ、高フレームレートの高速連写や、動画撮影が可能となる。
本発明の請求項3に係る双曲線パターンを使った撮影装置によれば、参照用線形チャープ双曲線パターンを所望の倍率に拡大または縮小することで、画像の所望部分に対するピント合わせを容易にすることができる。
本発明の請求項4に係る双曲線パターンを使った撮影装置によれば、双曲線の属性を示すパラメータを設定することによって、所望の参照用線形チャープ双曲線パターンを得ることができる。
本発明の請求項5に係る双曲線パターンを使った撮影装置によれば、重畳処理部で重畳処理して生じたモアレ縞画像から、算出した全画素平均値を差し引いて、DC成分を除去した後にフーリエ変換演算するので、演算処理を簡便かつ確実に行うことができる。
本発明の請求項6に係る双曲線パターンを使った撮影装置によれば、画像センサの被写体の撮像画像出力を通信回線を介して画像処理装置に送信するので、画像センサと画像処理装置を離して設置することができ、設置位置の自由度が高まるとともに、通信データに画像データ以外のデータを付加して送信することにより、多様な処理が可能になる。
本発明の請求項7及び請求項8に係る双曲線パターンを使った撮影方法によれば、被写体の撮影画像を復元するために、チャープ双曲線パターン同士または線形チャープ双曲線パターン同士を互いにずらせて重ね合わせ、生じたモアレ縞画像をフーリエ変換演算するので、従来の畳み込み演算と比較して、演算量を大幅に減少することができ、高フレームレートの高速連写や、動画撮影が可能となる。
本発明の請求項9に係る双曲線パターンを使った撮影方法によれば、参照用線形チャープ双曲線パターンを拡大または縮小することで、画像の所望部分に対するピント合わせを容易にすることができる。
本発明の請求項10に係る双曲線パターンを使った撮影方法によれば、重畳処理してなるモアレ縞画像から、算出した全画素平均値を差し引いて、DC成分を除去した後にフーリエ変換演算するので、演算処理を簡便かつ確実に行うことができる。
本発明の請求項11に係る双曲線パターンを使った撮影方法によれば、画像センサの被写体の撮像画像出力を通信回線を介して画像処理装置に送信するので、画像センサと画像処理装置の設置位置の自由度が高まるとともに、通信データに画像データ以外のデータを付加して送信することにより、多様な処理が可能になる。
本発明の第1の実施形態における撮影装置の全体構成を示すブロック図。 同じくフィルムに表示する線形チャープ双曲線パターンの一例を示す説明図。 同じく同パターンの漸近線とチャープ周波数の増大方向を示す説明図。 同じくフィルムに表示する線形チャープ双曲線パターンの他の例を示す説明図。 同じく同パターンの漸近線とチャープ周波数の増大方向を示す説明図。 同じく図2のパターンに重畳すべく生成した線形チャープ双曲線パターンを示す説明図。 同じく図2と図6の両パターンを重畳して生じたモアレ縞を示す説明図。 同じく図4のパターンに重畳すべく生成した線形チャープ双曲線パターンを示す説明図。 同じく図4と図8の両パターンを重畳して生じたモアレ縞を示す説明図。 同じく撮像画像のピント調整処理動作を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態における撮影装置の全体構成を示すブロック図。 同じくデータ送信部からデータ受信部へ送る送信情報の一例を示す説明図。
初めに、本発明に係る双曲線パターンを使った撮影装置の第1の実施形態の全体構成を説明する。図1に示すように、撮影装置は、被写体103を撮像する撮像装置101と、撮像した被写体103の画像を復元する画像処理装置10を備え、復元した被写体画像を表示する画像復元装置102とからなり、前記撮像装置101と前記画像復元装置102は一体的に構成されている。
撮像装置101は、漸近線から遠いほど間隔の周波数が直線的に増大して高くなる双曲線である線形チャープ双曲線パターン(図2,図4参照)が描かれた双曲線パターンフィルム1と、このフィルム1を透過した可視光線が入射する画像センサ2と、撮像画像メモリ3からなり、被写体103の画像を、双曲線パターンフィルム1を介して、線形チャープ双曲線パターンの画像とともに、画像センサ2に撮像画像として取り込み、撮像画像メモリ3に一時的に保存するものである。
ここで、フィルム1に描かれる線形チャープ双曲線パターンについて説明する。中心座標を(0,0)とするX−Y平面上の任意の点を(x,y)とした場合、線形チャープ双曲線パターンを発生させる関数g(x,y)は、次の式(1)で表される。
g(x,y)=g(r)=0.5+0.5*cos{2π*f(r)*r}・・・・・式(1)
式(1)では余弦関数であるが、正弦関数であってもよい。また、rは中心座標からの距離を示し、*は乗算を示す。g(x,y)を白黒画像信号とすると、g(x,y)=1のレベルを白(光の透過)としてもよいし、逆の黒(光の遮蔽、吸収)としてもよい。そして、g(x,y)=0のレベルは、g(x,y)=1のレベルを白黒反転したものとなる。
式(1)のf(r)は、チャープ信号のスイープ周波数で、次の式(2)で表される。
f(r)=f0+(f1−f0)*r/r1・・・・・式(2)
式(2)で、f0はr=0での初期周波数、f1はr=r1での周波数であり、Δf=(f1−f0)/r1が周波数の増加率を示す。
上記式(1),(2)の距離r(x,y)、すなわちr2は双曲線を表す次式で示される。
r2=abs(x2−y2)・・・・・式(3)
r2=abs(x*y) ・・・・・式(4)
式(3),(4)でabsは絶対値演算を表す。
式(3)の双曲線関数を適用した双曲線は、図2に示す、X−Y平面上で漸近線がX字型となる。また、式(4)の双曲線関数を適用した双曲線は、図4に示す、X−Y平面上で漸近線が十字型となる。図3は図2の、図5は図4の各漸近線の位置を示すとともに、チャープ周波数の増大方向を矢印で示すものである。
そして、図2の線形チャープ双曲線パターンに、その中心をずらせた図6に示す線形チャープ双曲線パターンを重畳すると、図7に示すようなモアレ縞が発生することが確認された。また、同様に、図4の線形チャープ双曲線パターンに、その中心をずらせた図8に示す線形チャープ双曲線パターンを重畳すると、図9に示すようなモアレ縞が発生することが確認された。前記各モアレ縞は、被写体103から画像センサ2への光の入射角に対応した間隔及び角度の平行縞である。
また、図1に示すように、モアレ縞画像から被写体画像を復元する画像復元装置102は、復元処理を行う画像処理装置10と、この画像処理装置10の処理動作のため各種の入力操作を行う操作部21と、この操作部21からの指示により前記画像処理装置10の処理動作を制御する制御部22と、同じく操作部21からの指示により前記画像処理装置10に被写体画像のピント調整を指示するピント調整指示部23と、前記画像処理装置10に前記双曲線パターンフィルム1の線形チャープ双曲線パターンと同一の線形チャープ双曲線パターンを生成するためのパラメータを設定するパラメータ設定部24と、復元した被写体画像を表示するディスプレイなどの表示部25と、復元した被写体画像を保存する記録部26からなる。
画像処理装置10は、参照用双曲線パターン生成部11と、倍率変更処理部12と、参照画像メモリ13と、入力画像メモリ14と、重畳処理部15と、重畳画像メモリ16と、平均値算出除去部17と、フーリエ変換部18と、撮影画像メモリ19と、入力セレクタ20からなる。
ここで、画像処理装置10の構成をさらに詳細に説明する。参照用双曲線パターン生成部11は、パラメータ設定部24から入力したパラメータに基づいて双曲線パターンフィルム1の線形チャープ双曲線パターン(図2,図4参照)と同一ではあるが中心をずらせた線形チャープ双曲線パターン(図6,図8参照)を生成するものである。この参照用双曲線パターン生成部11で生成した参照用線形チャープ双曲線パターンは、倍率変更処理部12において、ピント調整指示部23から入力したピント調整指示信号に基づき、指示された倍率に縮小または拡大される。そして、縮小または拡大された参照用線形チャープ双曲線パターンは、参照画像メモリ13に一時的に保存される。
一方、入力画像メモリ14には、撮像画像メモリ3に保存されている画像センサ2から出力された撮像画像データか、または記録部26に保存されている過去に撮像画像メモリ3から出力された撮像画像データか、のいずれかのデータが入力セレクタ20によって選択されて入力し、一時的に保存される。前記記録部26は、データバス200を介して撮影画像メモリ19と表示部25に接続され、また、撮像画像メモリ3の出力が入力するよう構成されている。
重畳処理部15は、入力画像メモリ14に保存されたフィルム1の線形チャープ双曲線パターンを透過した被写体画像を含む撮像画像データと、参照画像メモリ13に保存された参照用線形チャープ双曲線パターンを、互いのパターンの中心がずれた状態で重ね合わせ、被写体103から画像センサ2への光の入射角に対応した間隔及び角度の平行なモアレ縞(図7,図9参照)を生成する、重畳処理を施すものである。この重畳処理でピント調整がなされるのであるが、生成したモアレ縞画像は重畳画像メモリ16に一時的に保存される。
重畳画像メモリ16に保存されたモアレ縞画像は、平均値算出除去部17において、モアレ縞画像における全画素の平均値を算出して、前記モアレ縞画像から全画素平均値を差し引く処理、すなわちモアレ縞画像からDC成分を除去する処理が施される。このDC成分が除去されたモアレ縞画像は、フーリエ変換部18において高速フーリエ変換(FFT)演算されて、被写体画像が復元される。復元された被写体画像は、撮影画像メモリ19に一時的に保存された上、表示部25に出力されて表示されるとともに、記録部26に出力されて保存されるよう構成されている。
続いて、上述のように構成した撮影装置の動作を説明する。ここでは、図2の線形チャープ双曲線パターンを使用する場合について説明するが、図4の線形チャープ双曲線パターンを使用する場合も同様の動作となる。まず、撮像装置101において、図2に示す線形チャープ双曲線パターンを表示したフィルム1を透過した被写体103の画像は、画像センサ2に前記線形チャープ双曲線パターンとともに撮像画像として取り込まれる。そして、画像センサ2から出力された撮像画像データは、撮像画像メモリ3に入力されて一時的に保存されるとともに、撮像画像メモリ3から記録部26に出力されて、この記録部26に保存される。
一方、画像復元装置102においては、操作部21で動画モードと静止画モードの二つのモードのいずれかのモードが設定されるとともに、ライブビューモードとアフター処理モードのいずれかのモードが設定される。また、パラメータ設定部24でフィルム1に表示された図2に示す線形チャープ双曲線パターンに対応する双曲線のパラメータが設定される。動画モードの場合は、30fpsまたは60fpsのフレームレート、好ましくは60fpsのフレームレートで、撮像画像データを連続的に画像処理装置10に入力し、静止画モードの場合は、1枚の撮像画像データを入力した状態で画像処理装置10への入力を停止する。ここで、ライブビューモードとは、撮影動作に先立って画像のアングルやピント調整を行うモードであり、動画モードによって、撮像画像メモリ3からの撮像画像データを画像処理装置10で処理し、表示部25の画像を見ながらピント調整を行うモードである。
操作部21で動画モードまたは静止画モードが設定され、ライブビューモードまたはアフター処理モードが設定されると、制御部22から設定された各モードに対応する制御信号が画像処理装置10に送られて、この画像処理装置10で設定されたモードに応じた動作がなされる。また、パラメータ設定部24から入力された各パラメータによって、参照用双曲線パターン生成部11は図2に示す線形チャープ双曲線パターンと同一で中心のずれた線形チャープ双曲線パターン(図6参照)を生成する。一方、操作部21ではさらに、ピント調整用の倍率が設定され、ピント調整指示部23に入力される。
以下に、画像処理装置10における処理動作を図10に示すフローチャートに基づいて説明するが、一連の処理動作は、制御部22から発せられる制御信号に基づいてなされるものである。また、ピント調整指示部23に入力されたピント調整倍率に基づいて行うピント調整動作は、動画モードでも静止画モードでも同じである。
まず、ライブビューモードか否かを判断し(ステップS101)、ライブビューモードであれば、入力セレクタ20をS1側に設定し(ステップS102)、撮像画像メモリ3に保存されている撮像画像データを連続的に読み出して入力画像メモリ14に保存する(ステップS103)。一方、前記ステップS101で、ライブビューモードではないと判断すれば、入力セレクタ20をS2側に設定し(ステップS104)、記録部26に保存されている撮像画像データを読み出して入力画像メモリ14に保存する(ステップS105)。そして、各ステップS103、S105からステップS106へ進み、ピント処理動作を行う。
ステップS106で、画像処理装置10の倍率変更処理部12に、ピント調整指示部23からピント調整倍率指示信号が入力すると、倍率変更処理部12は、参照用双曲線パターン生成部11から入力した参照用の線形チャープ双曲線パターン(図6参照)を、前記ピント調整倍率指示信号にしたがって拡大あるいは縮小する(ステップS107)。そして、この拡大あるいは縮小された線形チャープ双曲線パターンは、参照画像メモリ13に一時的に保存される(ステップS108)。
次いで、入力画像メモリ14に保存されている被写体103と線形チャープ双曲線パターンの撮像画像データが読み出されて重畳処理部15に送られる一方、参照画像メモリ13から読み出された線形チャープ双曲線パターン(図6参照)が重畳処理部15に送られて、この重畳処理部15で前記撮像画像の線形チャープ双曲線パターンと互いの中心をずらした状態で重ね合わされ(ステップS109)、図7に示すモアレ縞の画像が生成される。そして、このモアレ縞画像データは、重畳画像メモリ16に一時的に保存される。
次いで、重畳画像メモリ16からモアレ縞画像データを読み出して、平均値算出除去部17に送り、この平均値算出除去部17で、モアレ縞画像の全画素の平均値を算出し(ステップS110)、算出した全画素平均値をモアレ縞画像から差し引くことで、DC成分の除去を行う(ステップS111)。
DC成分が除去されたモアレ縞画像は、フーリエ変換部18で高速フーリエ変換が施され(ステップS112)、モアレ縞となっていた被写体103の位置情報がX方向、Y方向の空間周波数情報となって現れる。被写体103の画像は座標の4つの象限のうちの一つに現れ、その鏡像が原点に対して点対称な位置に現れる。
次いで、フーリエ変換処理された画像の1〜4の各象限のうち、撮影画像として現れた一つの象限を残し、他の三つの象限は削除する処理を行う(ステップS113)。どの象限に撮影画像が現れるかは、線形チープ周波数双曲線のパターンによって決まるので、パターン決定時に選択する象限も決定される。この選択された象限の画像が、撮影復元画像であり、撮影画像メモリ19に保存される(ステップS114)。
次いで、撮影画像は、撮影画像メモリ19から読み出されて、表示部25に表示される(ステップS115)。この表示を視認して、被写体画像の所望の位置にピントが合っているか否か確認し(ステップS116)、合っていればピント調整が適正になされた判断として、撮影画像メモリ19に適正撮影画像として保存して(ステップS117)終了する。一方、前記ステップS116でピントが合っていないと判断すればステップS106にもどって、ステップS116に至る上述した各動作を、被写体画像の所望の位置にピントが合っていると判断されるまでが繰りかえす。このピント調整の適否に関する判断は、自動的に行うことができるが、表示部25に表示された画像を見ながら操作者が行うこともできる。
続いて、図11に基づいて、本発明に係る撮影装置の第2の実施形態を説明する。本実施形態の構成で第1の実施形態と相違するのは、撮像装置201と画像復元装置202を別体に構成し、通信部を設けて通信回線を介して撮像装置201から画像復元装置202に画像データを送信するよう構成した点である。このため、第1の実施形態と相違する構成についてのみ説明し、同一の構成については対応する構成要素に第1の実施形態と同一の符号を付してその説明は省略する。また、画像処理装置10における処理動作は、上述した第1の実施形態と同じであるから、その説明は省略する。
本実施形態においては、図12に示すように、送信情報40を、撮像画像データ40aのみならず、フィルム1に表示された双曲線パターンデータ40bを付加した情報として構成することができる。
図11に示すように、撮像装置201は画像センサ2の出力した画像データを保存する撮像画像メモリ3を備え、この撮像画像メモリ3は保存している撮像画像データをデータ送信部4に送るよう構成されている。データ送信部4は無線または有線の通信回線31を介して、画像復元装置202のデータ受信部27と繋がっている。
送信情報40を受信したデータ受信部27は、撮像画像データ40aをリアルタイムで処理する場合には、S1ルートで入力セレクタ20へ出力する一方、一旦保存してから処理する場合には、記録部26に出力して保存した後、記録部26からS2ルートで入力セレクタ20に出力する。一方、データ受信部27は、双曲線パターンデータ40bをパラメータ設定部24に出力する。パラメータ設定部24は入力した双曲線パターンデータ40bに基づき双曲線パターンの属性に適合するパラメータを参照用双曲線パターン生成部11へ出力する。参照用双曲線パターン生成部11では、入力したパラメータに基づいて、参照用線形チャープ双曲線パターンを生成する。また、双曲線パターンデータ40bを一旦保存してから処理する場合には、データ受信部27から記録部26に出力して保存した後、記録部26からパラメータ設定部2に出力する。
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、例えば、平均値算出除去部によるDC成分除去に変えて、フーリエ変換処理後に処理画像の中央のDC成分を除去する構成でもよい。また、使用する電磁波としては光に限らず、X線をはじめとする放射線でもよく、光の場合も可視光のほか、赤外線や、紫外線でもよい。たとえば、遠赤外線の場合には、フィルム1として、遠赤外線を吸収しないSi,Ge,Zn,ZnSeなどの材質の薄板を用い、双曲線パターンを遠赤外線を吸収する物質をコーティング、または印刷することで表示すればよい。この双曲線パターンの表示は、双曲線パターン以外の部分に、遠赤外線を吸収する物質をコーティング、または印刷して行うこともできる。さらに、フィルム1表面を反射防止膜でコーティングしてもよい。またさらに、本撮影方法における画像処理動作を、パソコンやコンピュータ上のアルゴリズムで行ってもよい。
1 双曲線パターンを表示したフィルム
2 画像センサ
3 撮像画像メモリ
4 データ送信部
10 画像処理装置
11 参照用双曲線パターン生成部
12 倍率変更処理部
13 参照画像メモリ
14 入力画像メモリ
15 重畳処理部
16 重畳画像メモリ
17 平均値算出除去部
18 フーリエ変換部
19 撮影画像メモリ
20 入力セレクタ
21 操作部
22 制御部
23 ピント調整指示部
24 パラメータ設定部
25 表示部
26 記録部
27 データ受信部
31 通信回線
40 送信情報
40a 撮像データ
40b 双曲線パターンデータ
101,201 撮像装置
102,202 画像復元装置
103 被写体

Claims (11)

  1. 漸近線から遠いほど間隔の周波数が高くなる双曲線であるチャープ双曲線パターンが表示されたフィルムを透過した電磁波を検知して前記チャープ双曲線パターンと被写体の撮像画像を取り込む画像検出器を有する撮像装置と、前記画像検出器の撮像画像出力を処理して被写体画像を復元する画像処理装置とを備え、前記画像処理装置で復元した被写体画像を表示する表示部を有する撮影装置であって、前記画像処理装置は、前記フィルムのチャープ双曲線パターンと同一の参照用チャープ双曲線パターンを生成する参照用双曲線パターン生成部と、この参照用双曲線パターン生成部で生成した参照用チャープ双曲線パターンと前記画像検出器の撮像画像出力を互いの双曲線パターンがずれた状態で重ね合わせて被写体の撮像画像に対応するモアレ縞画像を生成する重畳処理部と、この重畳処理部で生成したモアレ縞画像をフーリエ変換演算して被写体画像を復元するフーリエ変換部とを備えてなることを特徴とする双曲線パターンを使った撮影装置。
  2. 漸近線から遠いほど間隔の周波数が直線的に高くなる双曲線である線形チャープ双曲線パターンが表示されたフィルムを透過した光を検知して前記線形チャープ双曲線パターンと被写体の撮像画像を取り込む画像センサを有する撮像装置と、前記画像センサの撮像画像出力を処理して被写体画像を復元する画像処理装置とを備え、前記画像処理装置で復元した被写体画像を表示する表示部を有する撮影装置であって、前記画像処理装置は、前記フィルムの線形チャープ双曲線パターンと同一の参照用線形チャープ双曲線パターンを生成する参照用双曲線パターン生成部と、この参照用双曲線パターン生成部で生成した参照用線形チャープ双曲線パターンと前記画像センサの撮像画像出力を互いの双曲線パターンがずれた状態で重ね合わせて被写体の撮像画像に対応するモアレ縞画像を生成する重畳処理部と、この重畳処理部で生成したモアレ縞画像をフーリエ変換演算して被写体画像を復元するフーリエ変換部とを備えてなることを特徴とする双曲線パターンを使った撮影装置。
  3. 前記画像処理装置に対してピント調整指示信号を出力するピント調整指示部を備え、前記画像処理装置には、前記ピント調整指示部のピント調整指示信号が入力し、このピント調整指示信号に基づいて前記参照用双曲線パターン生成部で生成した参照用線形チャープ双曲線パターンを縮小または拡大する倍率変更処理部を備えたことを特徴とする請求項2記載の双曲線パターンを使った撮影装置。
  4. 前記参照用双曲線パターン生成部に対して、生成する双曲線の属性を示すパラメータを入力するパラメータ設定部を備えたことを特徴とする請求項2または請求項3記載の双曲線パターンを使った撮影装置。
  5. 前記倍率変更処理部で縮小または拡大処理した参照用線形チャープ双曲線パターンと前記画像センサの撮像画像出力を、前記重畳処理部で重畳処理して生じたモアレ縞画像から、モアレ縞画像の全画素平均値を算出して差し引いて、DC成分を除去する平均値算出除去部を備えたことを特徴とする請求項3記載の双曲線パターンを使った撮影装置。
  6. 前記撮像装置と、この撮像装置と別体に設けた前記画像処理装置を備えた画像復元装置とからなり、前記撮像装置は前記画像センサから出力された撮像画像を通信回線を介して画像データ信号として送信するデータ送信部を備え、前記画像復元装置は前記データ送信部から送信された画像データ信号を受信するデータ受信部と、各種データを保存する記録部とを備え、前記データ受信部は受信した画像データ信号を前記記録部と、前記参照用双曲線パターン生成部に対して生成する双曲線の属性を示すパラメータを入力するパラメータ設定部と、前記重畳処理部に送るよう構成したことを特徴とする請求項5記載の双曲線パターンを使った撮影装置。
  7. 漸近線から遠いほど間隔の周波数が高くなる双曲線であるチャープ双曲線パターンが表示されたフィルムを透過した電磁波を画像検出器に入力して前記チャープ双曲線パターンと被写体の撮像画像を得る一方、前記フィルムのチャープ双曲線パターンと同一の参照用チャープ双曲線パターンを生成し、この参照用チャープ双曲線パターンと前記画像検出器から出力された撮像画像を互いの双曲線パターンをずらせた状態で重ね合わせる重畳処理を施して被写体の撮像画像に対応するモアレ縞画像を生成し、このモアレ縞画像をフーリエ変換演算して被写体画像を復元することを特徴とする双曲線パターンを使った撮影方法。
  8. 漸近線から遠いほど間隔の周波数が直線的に高くなる双曲線である線形チャープ双曲線パターンが表示されたフィルムを透過した光を画像センサに入力して前記線形チャープ双曲線パターンと被写体の撮像画像を得る一方、前記フィルムの線形チャープ双曲線パターンと同一の参照用線形チャープ双曲線パターンを生成し、この参照用線形チャープ双曲線パターンと前記画像センサから出力された撮像画像を互いの双曲線パターンをずらせた状態で重ね合わせる重畳処理を施して被写体の撮像画像に対応するモアレ縞画像を生成し、このモアレ縞画像をフーリエ変換演算して被写体画像を復元することを特徴とする双曲線パターンを使った撮影方法。
  9. ピント調整指示信号に基づいて前記参照用線形チャープ双曲線パターンを縮小または拡大し、この縮小または拡大した参照用線形チャープ双曲線パターンを前記画像センサから出力された撮像画像と互いの双曲線パターンをずらせて重ね合わせて、ピント調整することを特徴とする請求項8記載の双曲線パターンを使った撮影方法。
  10. 縮小または拡大処理した参照用線形チャープ双曲線パターンと撮像画像出力とを重畳処理して生じたモアレ縞画像から、全画素平均値を算出して差し引いてDC成分を除去した後、フーリエ変換演算することを特徴とする請求項9記載の双曲線パターンを使った撮影方法。
  11. 前記画像センサから出力された撮像画像をデータ送信部から通信回線を介して撮像画像データ信号として送信し、このデータ送信部から送信された撮像画像データ信号をデータ受信部で受信して、受信した撮像画像データに基づいて被写体画像を復元することを特徴とする請求項9または請求項10記載の双曲線パターンを使った撮影方法。
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