JP6794166B2 - 支援スーツ - Google Patents

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Description

本発明は、人の作業や動作を支援、補助するために身体に装着されるスーツ等の技術に関する。
従来、人の作業や動作を支援、補助するために身体に装着されるスーツとして、パワーアシストスーツがある。パワーアシストスーツは、衣服型または外骨格型の装置であり、強化服、強化外骨格等とも呼ばれる。パワーアシストスーツは、電動アクチュエータや人工筋肉等の機械力学及び機械制御の機構部品や、IC等のコンピュータ制御の機構部品等が実装されている。パワーアシストスーツは、医療介護や土木建築等の現場を含め、利用が期待され、技術開発が進んでいる。使用者は、スーツの装着により、荷重物の積み降ろしや搬送等の作業や、歩行、姿勢維持等の動作を、より容易に行うことができる。従来のスーツは、筋肉の出力を増強するパワーアシストタイプや、関節等の保護、姿勢維持等をサポートするパッシブサポートタイプがある。例えば、積み降ろし等の作業にはパワーアシストタイプが使用され、関節保護等の用途にはパッシブサポートタイプが使用される。
パワーアシストスーツに関する先行技術例としては、特開2011−251057号公報(特許文献1)、特開2015−47313号公報(特許文献2)が挙げられる。特許文献1には、姿勢を維持できるパワーアシストスーツとして以下の旨の技術が記載されている。このスーツは、腰、腕、肩、脚等の各パーツを備える。腕パーツは、上腕装着部、モータ、前腕装着部、ラチェット、係止爪、爪アクチュエータ、制御部等を備える。
特許文献2には、多種多様な作業に対応可能とすることで拡張性及び保守性の向上を可能とするパワーアシストスーツとして以下の旨の技術が記載されている。このスーツは、使用者の下肢に装着可能な下肢部パーツと、上肢に装着可能な上肢部パーツとを備える。下肢部パーツは、筋力を補助する大腿駆動機構及び下腿駆動機構を有する。上肢部パーツは、下肢部パーツに着脱自在に連結され、工具等を有する。作業種類に応じて上肢部パーツが選択され下肢部パーツに装着される。
特開2011−251057号公報 特開2015−47313号公報
従来のパワーアシストスーツ等の産業用の支援スーツは、カスタマイズ不可能な1セットの完成形として構成されており、使用者がその完成形を装着して使用するだけである。従来のスーツは、装着身体部位に応じた部品の省略や追加や変更等のカスタマイズは基本的に不可能である。従来のスーツは、主に荷重物の積み降ろしや搬送等の特定の用途、単一の機能に合わせた、特定の実装を有する。支援スーツを用いて各種の作業等に対応可能とするためには、身体部位に応じたカスタマイズが可能であれば望ましい。しかし、従来のスーツは、カスタマイズを考慮しておらず、カスタマイズを可能とする機構を持たない。従来のスーツを用いて各種の作業等に対応可能とするためには、それぞれの作業等に合わせた実装を持つ複数のスーツを用意する必要がある。しかし、それは高コストであると共に、複数のスーツの管理の手間も大きい。
従来のスーツは、外骨格の形状を有し、主に剛性の部品により構成され、素材は主に金属や樹脂等により構成されている。そのため、従来のスーツは、人が装着した状態で、比較的硬く、重く、動作しにくい場合がある。従来のスーツは、装着者の所定の複数の身体部位に、所定の複数の部品が装着される。その装着状態では、一部の身体部位の動作の際に、その動作が部品により阻害されることで、技能作業のための自由度が制限され、作業しにくい場合がある。また、従来のスーツは、装着者の身体全体に対し、完成形の部品が丁度良く適合するとは限らず、動作しにくい場合がある。また、従来のスーツは、使用者が1セットの完成形を取り扱う必要があるため、保管や装着の際に手間や注意が必要である。また、従来のスーツは、部品への分離は基本的に不可能であるか、可能であるとしても手間を要し、保管のために比較的大きな体積を持つ保管スペースが必要である。
従来のスーツは、スーツ状態や装着者状態についても把握しにくい。装着者は、例えば、身体部位毎に装着される部品の状態や、身体の状態等を把握しにくい。従来のスーツは、スーツ状態や装着者状態をモニタリングや可視化する機能を有していない。
本発明の目的は、支援スーツ技術に関して、各種の作業や用途に柔軟に低コストで対応可能なように、装着身体部位の部品毎に省略や追加や変更等のカスタマイズが容易に可能である技術を提供することである。本発明の他の目的は、装着者の身体に適合するように装着しやすく、動作や技能作業がしやすく、保管等も容易である技術を提供することである。本発明の他の目的は、スーツ状態や装着者状態を把握しやすい技術を提供することである。
本発明のうち代表的な実施の形態は、支援スーツであって、以下に示す構成を有することを特徴とする。
一実施の形態の支援スーツは、使用者に装着され前記使用者の作業や動作を支援する支援スーツであって、前記使用者の身体に近い側の第1層に配置され、前記身体の状態を検出するための複数のセンサと、前記第1層の外側の第2層に配置され、前記身体に装着される衣服であるベースウェアと、前記第2層の外側の第3層に配置され、前記作業や動作を支援するための複数のモジュールと、を備え、前記ベースウェアは、複数の身体部位に対応する複数の位置に、複数の接続部を有し、前記ベースウェアの表面において、選択された前記接続部に、選択された前記モジュールが着脱可能に接続され、前記ベースウェアの裏面において、選択された前記接続部に、選択された前記センサが着脱可能に接続され、前記複数のモジュールは、選択可能なモジュールとして、パワーアシストタイプのモジュール、及びパッシブサポートタイプのモジュールを含む。
本発明のうち代表的な実施の形態によれば、支援スーツ技術に関して、各種の作業や用途に柔軟に低コストで対応可能なように、装着身体部位の部品毎に省略や追加や変更等のカスタマイズが容易に可能である。本発明のうち代表的な実施の形態によれば、装着者の身体に適合するように装着しやすく、動作や技能作業がしやすく、保管等も容易である。本発明のうち代表的な実施の形態によれば、スーツ状態や装着者状態を把握しやすい。
また、従来のスーツでは、特定の駆動部等の部品が故障した際、その部品を修理するためにそのスーツ全体が利用不可能となる。それに対し、本発明のうち代表的な実施の形態の支援スーツによれば、部品の修理中でも、別の同等の部品に交換した状態で、すぐに利用可能である。
本発明の実施の形態1の支援スーツの構成を示す図である。 実施の形態1で、装着者の身体部位を示す図である。 実施の形態1で、ベースウェアの正面及び接続部の位置を示す図である。 実施の形態1で、ベースウェアの背面及び接続部の位置を示す図である。 実施の形態1で、機能ブロック構成を示す図である。 実施の形態1で、レイヤ間接続を示す図である。 実施の形態1で、肩部の接続部を示す図である。 実施の形態1で、肩部の接続部とモジュールとの接続を示す図である。 実施の形態1で、肩部の接続部とセンサとの接続を示す図である。 実施の形態1で、腕部の接続部とモジュールとの接続を示す図である。 実施の形態1で、モニタモジュールの構成例を示す図である。 実施の形態1で、モニタモジュールの画面例を示す図である。 実施の形態1の変形例における、レイヤ間接続を示す図である。 本発明の実施の形態2の支援スーツの構成を示す図である。 実施の形態2で、レイヤ間接続を示す図である。 実施の形態2の変形例における、レイヤ間接続を示す図である。 本発明の実施の形態3の支援スーツの構成を示す図である。 実施の形態3で、ベースウェアの構成例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において同一部には原則として同一符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
図1〜図13を用いて、本発明の実施の形態1の支援スーツについて説明する。
[支援スーツ]
図1は、実施の形態1の支援スーツの構成を示す。実施の形態1の支援スーツは、使用者である装着者に装着され、装着者の作業や動作を支援する支援スーツである。実施の形態1の支援スーツは、第1層のセンサ群と、第2層のベースウェア20と、第3層のモジュール群と、モニタモジュール50と、を有する。これらの構成要素は相互接続される。第2層のベースウェア20には、所定の身体部位に対応する所定の複数の位置に、複数の接続部2が設けられている。
実施の形態1の支援スーツは、レイヤ型及びモジュール型のスーツであり、複数のレイヤである第1層から第3層、及び第3層の複数のモジュール3等により構成される。支援スーツのレイヤ及びモジュール3毎に、分離や着脱が可能である。第2層のベースウェア20に対し、身体部位毎に、第1層のセンサ1及び第3層のモジュール3が着脱可能である。複数のレイヤは、装着者の身体に近い内側から外側へ順に、第1層、第2層、第3層を有する。第1層の外側に第2層、第2層の外側に第3層がある。
第1層のセンサ1と第3層のモジュール3は、作業等の必要に応じて、第2層のベースウェア20に対し、着脱可能に接続される。各種のモジュール3及びセンサ1が用意され、それらから選択して接続することにより、各種の作業や用途に対応可能である。
第1層は、インナーセンシングレイヤであり、身体部位に接するように配置される複数のセンサ1を有し、複数のセンサ1を補助する機能を持つ層である。センサ1は、装着者の身体の所定の状態を検出する。センサ1は、対応するモジュール3の機能を構成するためのセンサ、または、独立した検出のためのセンサである。第1層は、実施の形態1では、センサ群のみの構成であり、第2層のベースウェア20の裏面に対してセンサ1が取り付けられる。後述する実施の形態2では、ベースウェア20とは別の衣服にセンサ1が取り付けられる構成である。第2層のベースウェア20の裏面にセンサ1が取り付けられるので、身体に直接的にセンサ1を貼り付ける必要は無い。
第1層に配置される複数のセンサ1は、第2層のベースウェア20の接続部2に対して着脱可能に接続される。ベースウェア20の裏面において接続部2の端子に対してセンサ1の端子が接続される。なお、モジュール3の種類に応じてセンサ1が不要である場合には、接続部2にセンサ1が接続されなくてもよい。
第2層は、ベースモーションレイヤであり、第1層のセンサ1及び第3層のモジュール3を接続するためのベースとなる層である。第2層は、平常服やスポーツウェア等と同様に、使用者が動作しやすいように衣服としての機能を持つ層である。第2層のベースウェア20は、使用者の身体に装着される。ベースウェア20は、伸縮性や通気性を持つ柔らかい素材から構成される。ベースウェア20は、装着者に応じてサイズ等を選択可能である。ベースウェア20において、身体部位に対応する所定の複数の位置に、複数の接続部2が設けられている。接続部2には、センサ1及びモジュール3が接続可能となっている。接続部2にセンサ1及びモジュール3が接続された場合、接続部2を介してモジュール3とセンサ1とが電気的接続される。
第3層は、アウターモジュールレイヤであり、使用者の作業や動作等を支援するためのモジュール3が配置され、支援を実現する層である。第3層は、身体部位毎にモジュール3が着脱可能に接続される。複数のモジュール3は、第2層のベースウェア20の複数の接続部2に対して着脱可能である。ベースウェア20の表面において、接続部2の端子に対しモジュール3の端子が接続される。
モジュール3は、使用者の作業や動作を支援するための特定の機能を持つモジュールである。例えば、腕部44に装着される腕用のモジュール3は、腕の動作や姿勢維持等を支援する機能を有する。複数のモジュール3は、選択可能なモジュールとして、パワーアシストタイプのモジュール、及びパッシブサポートタイプのモジュールを含む。
装着者の身体部位として、後述の図2にも示すように、首部41、肩部42、背胸部43、腕部44、腰部45、脚部46、手首部47等を有する。これらの身体部位に対応させて、支援スーツの構成要素である、接続部2、モジュール3、センサ1等が設けられている。
第3層のモジュール3及び第1層のセンサ1は、作業等の必要に応じて、省略、追加、変更等のカスタマイズが可能である。例えば、ある作業を行う場合には、首部41に首用のモジュール3を装着とし、別の作業を行う場合には、首部41のモジュール3を省略、非装着とする。また別の作業を行う場合には、肩部42に肩用のモジュール3が追加装着される。また別の作業を行う場合には、肩部42のモジュール3が別のモジュール3に変更される。
モニタモジュール50は、いずかの身体部位に装着される。実施の形態1では、後述するが、モニタモジュール50は、ベースウェア20の手首部47に接続される。モニタモジュール50は、支援スーツの構成要素であるモジュール3及びセンサ1毎に、スーツ状態や装着者状態をモニタリングし、その状態を表す情報を、表示画面に表示する。
第2層と第3層との接続、及び第2層と第1層との接続は、所定のインタフェースを有する接続である。ベースウェア20、モジュール3、及びセンサ1は、そのインタフェースに対応する接続部を有する。各レイヤ間の接続、即ちベースウェア20の接続部2に対するモジュール3及びセンサ1の接続は、共通のインタフェースとして、物理的接続及び通信インタフェースを含めて、標準規格として規格化される。物理的接続の規格は、端子の数や形状やサイズ等を含む。通信インタフェースは、データや電力等の伝送の規格を含む。インタフェースは、USB等の公知のインタフェースを適用してもよい。これにより、同じベースウェア20に対し各種のモジュール3及びセンサ1が接続可能である。モジュール3は、将来に開発、提供されるモジュールの場合でも、容易に接続及びアップグレードが可能である。
支援スーツは、レイヤ及びモジュールにより構成されるので、使用者は、身体部位に対応した部品毎に、省略、追加、変更等のカスタマイズが容易に可能である。支援スーツは、カスタマイズにより、所望の作業や用途に適したスーツ状態にすることができる。使用者は、自分及び作業等の必要に応じて、モジュール3及びセンサ1を選択して装着すればよい。使用者は、必要な時に必要な身体部位に必要なモジュール3やセンサ1を取り付ければよい。使用者は、不要な場合にはそのモジュール3やセンサ1を取り外せばよい。
使用者は、作業等に応じて、適用するモジュール3の設定が可能である。例えば、使用者は、積み降ろしの作業のために、腕用のモジュール3を選択する。また、使用者は、その積み降ろしの作業で要求されるパワーを実現できるパワーアシストタイプのモジュール3を選択する。また、使用者は、そのモジュール3が、筋力出力のパワー等を調整する機能を持つ場合には、その機能を用いてパワー等を設定できる。使用者は、作業等の必要に応じて、一部の身体部位にモジュール3を装着した状態とし、その身体部位を用いた技能作業等に集中させることができる。
このように、実施の形態1の支援スーツは、各種の作業や用途に対応可能である柔軟性、多機能性、拡張性を、低コストで実現できる。支援スーツは、モジュール3の開発等に応じて、身体部位毎に、アップグレードが可能である。支援スーツは、全体で交換する必要は無く、身体部位のモジュール3毎に部分的な変更が可能である。身体部位毎に、モジュール3やセンサ1の保守交換が容易に可能である。
支援スーツは、レイヤ及びモジュールにより構成されるので、比較的柔らかく、装着及び動作がしやすい。使用者は、身体に合うようにレイヤ及びモジュールを選択でき、使用者に適合した装着状態にしやすい。使用者は、好適な装着状態にできるので、対応可能な技能作業が多くなり、技能作業の際の自由度が高くなり、動作が部品によって阻害されにくく、作業等がしやすくなる。
支援スーツは、1セットの完成形の大きい塊ではなく、分離可能なレイヤ及びモジュール3等により構成される。よって、使用者は、ベースウェア20、各モジュール3や各センサ1毎に分離して、容易に取り扱うことができる。使用者は、分離した状態のモジュール3やベースウェア20毎に保管や保守が容易にできる。また、モジュール3等毎にコンパクトに収容できるので、保管スペースも従来に比べて削減できる。
モニタモジュール50の機能により、装着者は、自身のスーツ状態及び装着者状態を容易に把握できる。例えば、装着者は、身体部位毎のモジュール3の装着の状態や稼働の状態、センサ1に基づいて検出された装着者の身体の状態等を、画面でわかりやすく確認できる。装着者は、把握により、モジュール3をどのように調整すればよいか、保守交換すべきか、等を早速に決定できる。
[身体部位]
図2は、実施の形態1の支援スーツにおける、モジュール3及びセンサ1が装着可能である身体部位について、身体正面及び身体側面で示す。身体部位として、破線枠で示す、首部41、肩部42、背胸部43、腕部44、腰部45、脚部46を有する。各身体部位に対応する位置に、接続部2が設けられる。首部41には、首用のモジュール3やセンサ1が装着される。肩部42は、右肩部42a、左肩部42bを有し、それぞれ、肩用のモジュール3やセンサ1が装着される。背胸部43は、背部43a、胸部43bを有し、背部43aには背用のモジュール3やセンサ1が装着され、胸部43bには胸用のモジュール3やセンサ1が装着される。腕部44は、右腕部44a、左腕部44bを有し、それぞれ、腕用のモジュール3やセンサ1が装着される。腰部45には、腰用のモジュール3やセンサ1が装着される。脚部46は、右脚部46a、左脚部46bを有し、それぞれ、脚用のモジュール3やセンサ1が装着される。
モジュール3等が装着可能である身体部位は、上記身体部位に限らず可能である。実施の形態1では対象外としているが、頭部、手首部、足部等の身体部位に、接続部2を設け、モジュール3等を装着可能としてもよい。
[ベースウェア及び接続部]
図3及び図4は、ベースウェア20の構成例、及びベースウェア20における接続部2の位置等の例を示す。図3は身体正面、図4は身体背面を示す。
図3で、第2層のベースウェア20は、例えば、上半身に装着する上着であるジャケット20Aと、下半身に装着するパンツ20Bと、を有する。使用者は、ジャケット20A及びパンツ20Bを着脱可能である。ジャケット20A及びパンツ20Bが長袖である場合を示す。ジャケット20A及びパンツ20Bは、正面中心位置で線ファスナー等の手段により開閉可能である場合を示す。なお、ジャケット20Aとパンツ20Bとが一体のベースウェア20であってもよい。
ジャケット20Aにおいて、肩部42の左右の両肩の位置には、接続部2として、接続部2B1,2B2を有し、それぞれ、後述の肩用のモジュール3及びセンサ1が接続可能となっている。なお、小さい四角は、センサ1が配置される位置の例を示す。肩用のモジュール3により、肩を用いた動作が支援される。
胸部43bの位置には、左胸、右胸の位置に、接続部2C1,2C2を有し、胸用のモジュール3等が接続可能となっている。
腕部44の左右の両腕の位置には、上腕及び前腕の位置に、それぞれ、接続部2を有し、腕用のモジュール3等が接続可能となっている。右腕において上腕の位置に接続部2D1を有し、前腕の位置に接続部2D2を有する。左腕において上腕の位置に接続部2D3を有し、前腕の位置に接続部2D4を有する。その他、肘関節等の位置に接続部2を有してもよい。
パンツ20Bにおいて、脚部46の左右の両脚の位置には、大腿及び下腿の位置に、それぞれ、接続部2を有し、脚用のモジュール3等が接続可能となっている。右脚において大腿の位置に接続部2F1を有し、下腿の位置に接続部2F2を有する。左脚において大腿の位置に接続部2F3を有し、下腿の位置に接続部2F4を有する。その他、臀部、膝関節等の位置に接続部2を有してもよい。
図4で、ジャケット20Aの首部41の首後ろの位置には、接続部2Aを有し、首用のモジュール3等が接続可能となっている。
背部43aの位置には、左背、右背の位置に、接続部2C3,2C4を有し、背用のモジュール3等が接続可能となっている。
腰部45の位置には、股関節に対応した左右の後ろの位置に、接続部2E1,2E2を有し、腰用のモジュール3等が接続可能となっている。
なお、第1層で、独立したセンサ1が装着される身体部位があってもよい。その身体部位に対応するベースウェア20の位置には、その独立したセンサ1を接続するための接続部2を有してもよい。
[機能ブロック]
図5は、支援スーツの機能ブロック構成を示す。第1層におけるセンサ1は、センサ端子11、センサ本体12を有し、それらは配線等により電気的に接続されている。センサ端子11は、例えばオス端子であり、接続部2のセンサ端子21のメス端子と接続される。センサ本体12は、例えばセンサ電極である。センサ1は、例えば筋電センサが挙げられる。筋電センサは、筋電位信号を検出する。センサ1は、検出値を、接続部2を通じて、モジュール3へ出力、送信する。言い換えると、モジュール3は、センサ1の検出値を、接続部2を通じて、入力、受信する。
第1層に、モジュール3とは接続されない独立したセンサ1bが設けられている場合、そのセンサ1bの検出値は、ベースウェア20に設けられている配線を通じて、モニタモジュール50へ出力される。
第2層のベースウェア20における接続部2は、センサ端子21、モジュール端子22を有し、それらが電気的に接続されている。センサ端子21は、センサ1を接続するための端子であり、例えばメス端子であり、センサ1のセンサ端子11のオス端子と接続される。モジュール端子22は、モジュール3を接続するための端子であり、例えばメス端子であり、モジュール3のモジュール接続部31のモジュール端子32のオス端子と接続される。
第3層のモジュール3は、モジュール接続部31、センサ33、駆動制御部34、駆動部35、機構部品36、通信インタフェース部37等を有する。それらの構成要素が、モジュール筐体に実装されている。モジュール接続部31は、ベースウェア20の接続部2との接続のための接続部であり、モジュール端子32を有する。モジュール端子32は、例えばオス端子であり、接続部2のモジュール端子22と接続される。モジュール3は、その他、図示しないが、バッテリ等の部品により構成されている。モジュール3は、接続部2に接続可能である共通のインタフェースに対応する実装を有し、詳細構成については特に限定されない。
センサ33は、そのモジュール3の機能に対応してそのモジュール3に内蔵されているセンサである。センサ33は、例えば、角度センサ、圧力センサ、トルクセンサ、ジャイロセンサ、加速度センサ等、各種が挙げられる。モジュール3は、センサ33の検出値を用いて特定の支援機能を実現する。
駆動制御部34は、そのモジュール3の機能に応じた駆動を制御する制御部である。駆動制御部34は、IC等を備えていてもよい。駆動制御部34は、モジュール接続部31、及び接続部2を通じて、センサ1から検出値を入力する。また、駆動制御部34は、センサ33から検出値を入力する。駆動制御部34は、それらの検出値を用いながら、駆動部35を駆動制御する。駆動部35は、モータやアクチュエータ等が挙げられる。駆動部35は、機構部品36と接続されている。駆動部35のアクチュエータは、入力エネルギーを物理運動に変換する。駆動部35のモータは、電力を動力に変換する。変換された運動等が機構部品36に伝達される。機構部品36は、駆動部に接続されており、支持部品や回動部品等が挙げられる。機構部品36の運動等により、モジュール3の機能に応じた身体部位の動作等の支援が実現される。
通信インタフェース部37は、有線または無線の通信インタフェースを有し、モニタモジュール50との通信処理を行う。有線の通信インタフェースである場合、通信ケーブルは、第2層のベースウェア20において配線されていてもよい。
駆動制御部34は、通信インタフェース部37を通じて、センサ1やセンサ33による検出値を、モニタモジュール50へ出力、送信する。また、駆動制御部34は、検出値に基づいてモジュール3の状態を判断し、モジュール3の状態を表すモジュール状態情報を、モニタモジュール50へ出力、送信する。モジュール3の状態は、例えば、そのモジュール3が接続部2に正しく接続されているオン状態(言い換えると装着状態)か、正しく接続されていないオフ状態(言い換えると非装着状態)かがある。また、モジュール3の状態は、電源オン状態や電源オフ状態がある。また、モジュール3の状態は、パワーアシストやパッシブサポート等の機能が正常に稼動している正常状態か、正常に稼動していない異常状態やエラー状態か、等がある。
モニタモジュール50は、モニタ制御部51、記憶部52、通信インタフェース部53、操作入力部54、表示部55等を有し、それらがバス等を介して相互に接続されている。モニタ制御部51は、CPU、ROM、RAM等で構成され、モニタモジュール50を制御する部分である。モニタ制御部51は、ソフトウェアプログラム処理により実現される処理部として、モジュール状態モニタ部51A、装着者状態モニタ部51B、表示処理部51C等を有する。モジュール状態モニタ部51Aは、支援スーツの各部位の各モジュール3のモジュール状態をモニタし、モジュール状態情報を得る。装着者状態モニタ部51Bは、センサ1やセンサ33の検出値に基づいて、装着者状態を判断し、装着者状態情報を得る。表示処理部51Cは、各状態のモニタ情報を含む各種の情報を、表示部55の表示画面に表示するための処理を行う。
記憶部52は、モニタ制御部51により、モニタ情報等、各種のデータや情報が記憶される。通信インタフェース部53は、有線または無線の通信インタフェースを有し、各モジュール3やセンサ1bとの通信処理を行う。操作入力部54は、使用者による操作入力を可能とするボタン等を含むデバイスである。表示部55は、表示画面を有し、情報を表示する。
[レイヤ間接続(1)]
図6は、実施の形態1におけるレイヤ間の接続について示す。図6の左側には第1層、右側には第3層を示す。第2層のベースウェア20において、外側の第3層に近い面である表面における所定の位置に収容部201を有する。収容部201には、接続部2が収容されている。収容部201には、カバー202が付いている。カバー202は、使用者の操作に応じて開閉可能である。カバー202は、閉状態では、収容部201を覆ってベースウェア20の表面の一部に固定可能となっており、収容部201内の接続部2が見えない状態である。カバー202の閉状態では、接続部2の表面が保護されている。
接続部2にモジュール3を接続する際には、カバー202が開状態にされる。カバー202の開状態では、接続部2の表面が見える状態となり、表面にあるモジュール端子22が露出する。接続部2のモジュール端子22に、モジュール3のモジュール接続部31の対応するモジュール端子32が嵌合するように接続される。この接続により、接続部2とモジュール接続部31とが物理的接続及び電気的接続される。即ち、モジュール3がベースウェア20の接続部2に対して物理的接続及び電気的接続される。なお、接続部2及びモジュール接続部31には、モジュール端子以外にも、固定支持のための機構部品が設けられていてもよい。
モジュール接続部31内にはモジュール端子32と接続されている配線301を有し、配線301は、モジュール3内の駆動制御部34等と接続されている。なお、モジュール3の裏面にモジュール接続部31が凸状に形成されている構成例を示しているが、これに限らず可能である。モジュール接続部31がモジュール3の筐体の平面に埋め込まれるようにして一体的に形成されている構成でもよい。
接続部2における表面とは反対の面である裏面には、センサ端子21が設けられている。センサ端子21は、収容部201及びベースウェア20の裏面に設けられているセンサ取り付け孔部203と通じている。センサ取り付け孔部203の位置は、センサ1を取り付ける位置を示している。
第1層のセンサ1は、センサ端子11、センサ本体12、それらを接続するセンサ配線13を有する。モジュール3に対応するセンサ1を接続する際には、使用者は、ベースウェア20の接続部2にそのセンサ1を接続する。その際、使用者は、ベースウェア20の裏面のセンサ取り付け孔部203に、そのセンサ1のセンサ端子11を挿入する。これにより、センサ端子11が接続部2のセンサ端子21と接続され、センサ本体12がベースウェア20の裏面の所定の位置に配置される。そのセンサ1は、接続部2を通じて、モジュール3と電気的接続される。
図6の各端子及び配線は、所定の規格に対応した実装を有し、データや信号を授受するための信号線や、電力を供給するための電線等を含む。
このように、実施の形態1では、レイヤ間接続として、接続部2毎にモジュール3及びセンサ1がコンパクトに接続可能である。モジュール3やセンサ1の配線も外に露出しないので、邪魔にならない。実施の形態1では、センサ1がベースウェア20の裏面の所定の位置に取り付けられる。使用者がベースウェア20を着用した状態では、そのセンサ1が身体部位に近接または接触する状態になる。これにより、センサ1の検出機能が実現される。センサ1を身体に直接的に貼り付ける等の必要は無い。なお、センサ1の種類によっては、そのセンサ1を身体部位に直接的に貼り付けて固定する方式としてもよい。センサ配線13をより長くすることで、センサ本体12を身体部位に固定する位置を調整可能としてもよい。
センサ端子やモジュール端子が設けられる位置や数は、図示する位置に限らず可能である。接続部2の側面に端子が設けられていてもよい。接続部2の裏面に対して2個のセンサ1を接続する例を示したが、これに限らず可能である。また、1つの接続部2に対して複数のセンサ1を接続する構成の場合に、それらの複数のセンサ1を1つにまとめたセンサモジュールとし、そのセンサモジュールを接続部2に接続する構成としてもよい。
[肩モジュール]
図7は、ベースウェア20のジャケット20Aにおいて、肩部42の左肩の位置に設けられている接続部2である、肩用のモジュール3の接続部2B2を示す。図7の上側には、接続部2B2の収容部201のカバー202が閉じた状態を示す。カバー202の閉状態では接続部2B2が保護されている。肩用のモジュール3を接続する場合、使用者はカバー202を開ける。図7の下側には、カバー202を開いた状態を示す。カバー202の開状態では、収容部201内の接続部2B2の表面が露出する。この接続部2B2は、円板形状を有し、4個のモジュール端子22を有する。
収容部201とカバー202との固定手段は、例えば面ファスナーにより構成される。例えば、収容部201の表面には鉤状突起を有し、カバー202の裏面には輪状突起を有する。収容部201の面とカバー202の面との接触、突起の噛み合いにより、それらの面が接続される。固定手段は、面ファスナー以外の手段、例えば線ファスナー、スナップボタン等により構成されてもよい。
図8は、図7の肩部42の接続部2B2に、肩用のモジュール3Bを接続する構成例を示す。本例のモジュール3Bは、パッシブサポートタイプであり、肩に荷重物を乗せて搬送する作業を支援するモジュールである。このモジュール3Bの裏面のモジュール接続部31は、円板形状を有し、4個のモジュール端子32を有する。接続部2B2のモジュール端子22と、モジュール3Bのモジュール接続部31のモジュール端子32とが接続される。モジュール3Bは、固定支持部品302を有する。固定支持部品302は、モジュール3Bを肩に固定支持するための部品であり、例えば、収容部201またはベースウェア20の表面に固定可能であるバンドや面ファスナー等により構成される。なお、接続部2とモジュール接続部31との接続によってモジュール3が接続部2に対して十分に固定される場合、固定支持部品302を省略可能である。
図9は、図7の肩部42の接続部2B2に、肩用のモジュール3Bに対応した肩用のセンサ1Bを接続する構成例を示す。図9は、収容部201及び接続部2B2をベースウェア20の裏面から見た状態を示す。ベースウェア20の裏面における、センサ端子22に対応するセンサ取り付け孔部203に対して、センサ1Bのセンサ端子11が挿入される。センサ配線13を通じて、収容部201の裏面の所定の位置に、センサ本体12が配置及び固定される。
[腕モジュール]
図10は、腕部44の左腕部44bに装着される腕用のモジュール3Dの構成例を示す。左腕部44bの上腕の接続部2D3及び前腕の接続部2D4に対し、パワーアシストタイプのモジュール3Dを接続する場合を示す。モジュール3Dは、上腕モジュール部3D1、前腕モジュール部3D2、接続モジュール部3D3を有する。上腕モジュール部3D1と前腕モジュール部3D2は、接続モジュール部3D3によって接続されている。上腕モジュール部3D1は、接続モジュール部3D3の一方端に接続されている。前腕モジュール部3D2は、接続モジュール部3D3の他方端に接続されている。接続モジュール部3D3は、上腕モジュール部3D1及び前腕モジュール部3D2により駆動されることにより、人工筋肉として働く。
上腕モジュール部3D1には、モジュール接続部311、固定支持部品303を有する。前腕モジュール部3D2には、モジュール接続部312、固定支持部品303を有する。固定支持部品303は、ベルトや面ファスナー等の手段により構成される。
左腕部44bにモジュール3Dを装着する際には、上腕の接続部2D3の収容部201のカバー202、及び前腕の接続部2D4の収容部201のカバー202が開状態にされる。上腕の接続部2D3には、上腕モジュール部3D1のモジュール接続部311が接続される。接続部2D3のモジュール端子22とモジュール接続部311のモジュール端子32とが接続される。前腕部の接続部2D4には、前腕モジュール部3D2のモジュール接続部312が接続される。接続部2D4のモジュール端子22とモジュール接続部312のモジュール端子32とが接続される。上腕モジュール部3D1は、固定支持部品303を通じて、上腕に対して固定され、前腕モジュール部3D2は、固定支持部品303を通じて、前腕に対して固定される。
モジュール3Dの駆動制御部34は、左腕の動作を、センサ33の検出値に基づいて検出する。駆動制御部34は、その検出値に基づいて、モータ等の駆動部35の駆動制御量を決定し、駆動制御信号を駆動部35へ与える。駆動部35は、その駆動制御信号に従って機構部品36を駆動する。例えば、装着者が左腕の前腕を上腕に対して回動するように動かす。言い換えると、装着者が左腕の肘関節部を曲げるように動かす。この動作に応じて、前腕モジュール部3D2及び上腕モジュール部3D1により、接続モジュール部3D3が駆動され、左腕の筋力の出力が増強される。
[モニタモジュール]
図11は、モニタモジュール50の装着の構成例を示す。ベースウェア20のジャケット20Aにおいて、左腕の手首の位置の収容部201に、モニタモジュール50が装着されている。この位置の収容部201に、図示しない接続部2があり、その接続部2にモニタモジュール50が接続されている。収容部201のカバー202が開閉可能である。カバー202の閉状態では、モニタモジュール50が収容され保護されている。カバー202の開状態では、モニタモジュール50の表示画面が露出し、閲覧や操作入力が可能である。モニタモジュール50の表示画面はタッチパネルとしてもよく、その場合、タッチ入力操作が可能である。
変形例として、手首の位置に、収容部201及びカバー202を設けずに、直接的に、腕時計型のモニタモジュール50を装着する形態としてもよい。また、変形例として、モニタモジュール50は、独立して携帯及び操作可能であるスマートフォン等の電子機器としてもよい。その場合、モニタモジュール50及び各モジュール3は、無線通信インタフェースを有する。他の実施の形態では、モニタモジュール50は、腰部44等に着脱可能に装着されてもよいし、頭部に眼鏡型のウェアラブルデバイス等として装着されてもよい。
[モニタリング画面]
図12は、モニタモジュール50の表示画面において表示される画面例である、支援スーツのモニタリング画面を示す。このモニタリング画面は、支援スーツ表示欄121、スーツ状態表示欄122、装着者状態表示欄123等を有する。支援スーツ表示欄121では、支援スーツのID、全身像、及び各接続部2の位置等が表示される。全身像は、ユーザ操作に応じて回転等を可能としてもよい。
スーツ状態表示欄122では、モジュール3が接続可能である身体部位毎に、モニタされた状態が表示される。スーツ状態表示欄122では、例えば、「部位」、「モジュール」、「状態」、「センサ」等の情報項目を列として有する。「部位」項目では、身体部位として、首、肩{右肩、左肩}、腕{右腕、左腕}、背、胸、腰、脚{右脚、左脚}等を有する。身体部位の行毎に、支援スーツ表示欄121の全身像の接続部2の位置と線で関連付けて表示されている。「モジュール」項目は、その身体部位の接続部2に接続されているモジュール3のIDが表示される。「状態」項目は、そのモジュール3の状態を表す値が表示される。本例では、値“ON”は、そのモジュール3が正しく接続、装着されており、稼動している状態を示す。値“−”は、そのモジュール3が接続、装着されていない状態を示す。値“NG”は、そのモジュール3がエラーや異常である状態を示す。その状態では、そのモジュール3からエラー信号等が出力されている。「センサ」項目は、そのモジュール3に対応するセンサ1による検出値、またはその検出値を用いて計算された状態値が表示される。本例では、首、左肩、左腕、腰に各モジュール3が装着されている状態であり、腰のモジュール3についてはエラー状態(“NG”)になっている。
装着者状態表示欄123では、センサ1やセンサ1bの検出値やモジュール3のセンサ33の検出値に基づいて計算された、装着者状態を表す値が表示される。例えば、装着者状態として、心拍数、疲労度を表示する例を示している。
このように、使用者は、モニタリング画面で、自分の支援スーツ及び身体の状態をわかりやすく把握できる。なお、この画面例のように、画面内に各欄の情報を表示してもよいし、選択された欄のみの情報を画面内に表示してもよい。また、支援スーツ表示欄121またはスーツ状態表示欄122で身体部位が選択操作され、選択された身体部位に関する詳細情報を画面内に表示してもよい。また、選択されたモジュール3に関する詳細情報を画面内に表示してもよい。また、このモニタリングにおける状態出力は、画面表示に限らず、音声出力としてもよい。その場合、モニタモジュール50は、音声入力部や音声出力部等を備える。例えば、音声出力メッセージとして、「首部にモジュールが接続されました。」、「腰部のモジュールがエラー状態です。」、「疲労度が……です。作業を休止してください。」等と出力される。
[効果等]
上記のように、実施の形態1の支援スーツによれば、各種の作業や用途に柔軟に低コストで対応可能なように、装着身体部位のモジュール3及びセンサ1毎に省略や追加や変更等のカスタマイズが容易に可能である。使用者は、作業等に適したモジュール3やセンサ1を装着して好適に作業等を行うことができる。実施の形態1の支援スーツによれば、装着者の身体に適合するように装着しやすく、動作や技能作業がしやすく、保管等も容易である。実施の形態1の支援スーツによれば、スーツ状態や装着者状態をモニタリングして可視化でき、使用者はスーツ状態や装着者状態を把握しやすい。使用者は、状態把握に基づいて作業等がしやすく、モジュール3の保守交換等も早期に可能である。また、従来のスーツでは、特定の駆動部等の部品が故障した際、その部品を修理するためにそのスーツ全体が利用不可能となる。それに対し、実施の形態1の支援スーツによれば、ある部位のモジュール3の部品の修理中でも、別の同等のモジュール3に交換した状態で、すぐに利用可能である。
[変形例−レイヤ間接続]
実施の形態1の変形例の支援スーツとして以下が挙げられる。
図13は、実施の形態1の変形例の支援スーツにおけるレイヤ間接続を示す。第3層のモジュール3の接続は同様であるため省略し、第1層と第2層の接続を示す。第2層のベースウェア20において収容部201に接続部2を有し、接続部2の裏面にセンサ端子21を有する。この変形例では、ベースウェア20のレイヤ内において、センサ1の取り付けのためのセンサ配線部210が設けられている。センサ配線部210は、オス端子であるセンサ端子211、パッド部212、センサ取り付け孔部213、メス端子であるセンサ端子214、センサ配線215を有する。センサ端子211とセンサ端子214はセンサ配線215によって接続されている。
接続部2のセンサ端子21には、センサ配線部210のセンサ端子211が接続される。ベースウェア20の裏面の所定の位置には、センサ1の取り付けのためのパッド部212が設けられている。パッド部212には、センサ取り付け孔部213及びセンサ端子214が設けられている。センサ取り付け孔部213に、センサ1のセンサ端子11が挿入され、センサ端子11とセンサ端子214とが接続される。
センサ1のセンサ本体12には、取り付けが容易になるように、センサ本体12よりも面積が大きいセンサパッド部14が設けられている。使用者は、ベースウェア20のパッド部212に、センサパッド部14を固定させる。パッド部212及びセンサパッド部14は、面ファスナー等により構成されてもよい。
この変形例では、センサ1は、ベースウェア20のセンサ配線部210を通じて、接続部2と接続される。この変形例では、センサ1を取り付ける位置を、接続部2の裏面の位置に限らず、センサ配線部210によって、接続部2から少し離れた所定の位置にすることができる。センサ1の種類に応じて、センサ1の配置位置を好適な位置に調整可能である。なお、センサパッド部14やセンサ配線13等を省略した形態でもよい。
この変形例では、ベースウェア20のレイヤ内に、センサ配線部210のセンサ配線215等が形成される。このセンサ配線部210の形成の手段としては、衣服の繊維や布地において防水性や伸縮性を持つ電気的配線や集積回路を形成する公知技術を適用可能である。また、センサ配線部210の形成としては、繊維内において保護膜を持つ配線を貫通させる構成等を用いてもよい。
(実施の形態2)
図14〜図16を用いて、本発明の実施の形態2の支援スーツについて説明する。実施の形態2の基本的な構成は実施の形態1の構成と同様であり、以下、実施の形態2の構成における実施の形態1の構成とは異なる部分について説明する。
[支援スーツ]
図14は、実施の形態2の支援スーツの構成を示す。実施の形態2の支援スーツでは、第1層にインナーウェア10を有する。インナーウェア10は、ベースウェア20とは別の衣服であり、ベースウェア20の内側に配置される。インナーウェア10における各身体部位に対応する位置にセンサ1が取り付けられる。
[レイヤ間接続(2)]
図15は、実施の形態2の支援スーツにおけるレイヤ間接続を示す。モジュール3の接続は実施の形態1と同様であるため省略し、第1層のインナーウェア10と第2層のベースウェア20との接続を示す。第1層のインナーウェア10において、複数のセンサ1が実装されている。実施の形態2では、インナーウェア10のレイヤ内に、センサ配線部を有する。センサ配線部は、センサ端子11、センサ本体12、センサ配線13、センサ端子孔部15を有する。
インナーウェア10の裏面における所定の位置に、センサ本体12が固定されている。インナーウェア10の表面における所定の位置に、センサ端子孔部15を有し、センサ端子孔部15からセンサ端子11が出ている。センサ端子11とセンサ本体12はセンサ配線13で接続されている。インナーウェア10のレイヤ内においてセンサ配線13が形成されている。この形成の手段は、前述の公知技術を適用可能である。
ベースウェア20の裏面に、センサ取り付け孔部203を有し、センサ取り付け孔部203は接続部2の裏面のセンサ端子21と通じている。使用者は、インナーウェア10のセンサ端子11を、ベースウェア20のセンサ取り付け孔部203に挿入する。これにより、センサ端子11とセンサ端子21とが接続される。
なお、変形例として、インナーウェア10において、各々のセンサ1が着脱可能に設けられていてもよい。
[効果等]
実施の形態2の支援スーツによれば、実施の形態1と同様の効果が得られる。また、実施の形態2によれば、第1層のインナーウェア10に複数のセンサ1がまとめられているので、複数のセンサ1の管理が容易であり、接続部2に接続するセンサ1を間違えにくく、センサ1を紛失しにくい。
実施の形態2の変形例の支援スーツとして以下が挙げられる。
図16は、実施の形態1の変形例の支援スーツにおけるレイヤ間接続を示す。この変形例では、第1層のインナーレイヤ10と、第2層のベースウェア20との間において、センサ配線部220を設ける。センサ配線部220は、センサ端子221と、センサ端子222と、それらを接続するセンサ配線223を有する。
ベースウェア20における接続部2の裏面には、センサ端子21に通じるセンサ取り付け孔部203を有する。インナーウェア10の裏面には、所定の位置に、センサ本体12が固定されている。インナーウェア10の表面には、センサ本体12の位置に対応する位置に、センサ端子孔部15を有し、センサ端子孔部15には、メス端子であるセンサ端子16が設けられている。センサ本体12とセンサ端子16とが接続されている。
センサ配線部220の一方のセンサ端子221は、センサ取り付け孔部203を通じて、センサ端子21と接続される。他方のセンサ端子222は、センサ端子孔部15を通じて、センサ端子16と接続される。これにより、センサ1のセンサ本体12は、接続部2と電気的接続される。
この変形例の場合、ベースウェア20及びインナーウェア10のレイヤ内におけるセンサ配線の形成が最小限で済む。
(実施の形態3)
図17〜図18を用いて、本発明の実施の形態3の支援スーツについて説明する。実施の形態3の基本的な構成は実施の形態1の構成と同様であり、以下、実施の形態3の構成における実施の形態1の構成とは異なる部分について説明する。
[支援スーツ]
図17は、実施の形態3の支援スーツの構成を示す。実施の形態3の支援スーツは、制御モジュール60を有する。制御モジュール60は、第3層の各モジュール3を制御する機能を持つモジュールである。実施の形態1では、各モジュール3が並列で独立して機能する。一方、実施の形態3では、制御モジュール60から各モジュール3を制御可能である。
実施の形態3では、制御モジュール60は、第3層のうちの一部のモジュールとして配置される。制御モジュール60は、ベースウェア20の所定の位置の接続部2に対して接続される。制御モジュール60は、第2層の接続部2及びベースウェア20に形成されている有線の配線23を通じて、各モジュール3と通信可能に接続される。
制御モジュール60は、モジュール3の制御の際には、制御信号を出力し、接続部2及び配線23を通じて、その制御信号をモジュール3へ与える。そのモジュール3は、その制御信号に従って駆動制御を行う。そのモジュール3は、制御モジュール60へ応答信号等を送信してもよい。
制御モジュール60からモジュール3を制御する制御例としては、モジュール3の稼動のオン/オフを制御することや、モジュール3の持つ機能の制限や設定等を制御することが挙げられる。制御モジュール60(またはモニタモジュール50)に対するユーザ入力操作に応じて、各モジュール3やセンサ1の機能に関するユーザ設定を可能としてもよい。例えば、モジュール3がパワー等の調整機能を持つ場合に、制御モジュール60からそのモジュール3のパワー等を設定可能とする。制御モジュール60とモニタモジュール50とを連携させてもよい。
腰部44の位置に限らず、所定の位置に制御モジュール60が接続される形態でもよい。制御モジュール60は、各モジュール3へ電力供給するためのバッテリを備えていてもよい。制御モジュール60は、ユーザ入力操作を受け付ける操作入力部を備えていてもよい。制御モジュール60は、操作入力部を通じたユーザ入力操作に応じて、指示等の制御信号をモジュール3へ送信する。また、制御モジュール60と各モジュール3とが無線通信インタフェースで接続されてもよい。その場合、制御モジュール60及び各モジュール3は無線通信インタフェースを備える。
[ベースウェア配線]
図18は、実施の形態3の支援スーツにおける、ベースウェア20に対する制御モジュール60の接続や配線23等の構成例を身体正面で示す。図18の構成例では、ジャケット20Aまたはパンツ20Bにおいて、腰部44の所定の位置に、制御モジュール60が装着される。例えば、ジャケット20Aにおける腰部44の右側の位置に収容部201を有し、収容部201の図示しない接続部2に制御モジュール60が接続されている。ベースウェア20の各身体部位の位置の接続部2は、ベースウェア20のレイヤ内の配線23によって、制御モジュール60の接続部2と接続されている。
[効果等]
実施の形態3の支援スーツによれば、実施の形態1と同様の効果が得られる。また、実施の形態3によれば、制御モジュール60によりモジュール3を制御することができ、その制御を用いて、支援スーツの全体を好適に制御する機能等を実現できる。
実施の形態3の変形例の支援スーツとして以下が挙げられる。実施の形態3では、モニタモジュール50と制御モジュール60とを有する形態としたが、モニタモジュール50と制御モジュール60とが1つのモジュールとして統合されている形態としてもよい。また、図18の腰部44の位置に同様にモニタモジュール50を接続する形態としてもよい。また、制御モジュール60に音声入力部を備え、制御モジュール60を用いて使用者の音声入力に基づいてモジュール3等を制御可能とする形態としてもよい。その制御モジュール60は、肩部や頭部や胸部等の位置に装着されてもよい。
以上、本発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
1…センサ、2…接続部、3…モジュール、20…ベースウェア、50…モニタモジュール。

Claims (14)

  1. 使用者に装着され前記使用者の作業や動作を支援する支援スーツであって、
    前記使用者の身体に近い側の第1層に配置され、前記身体の状態を検出するための複数のセンサと、
    前記第1層の外側の第2層に配置され、前記身体に装着される衣服であるベースウェアと、
    前記第2層の外側の第3層に配置され、前記作業や動作を支援するための複数のモジュールと、
    を備え、
    前記ベースウェアは、複数の身体部位に対応する複数の位置に、複数の接続部を有し、
    前記ベースウェアの表面において、前記複数の接続部のうちの選択された接続部に、前記複数のモジュールのうちの選択されたモジュールが着脱可能に接続され、
    前記ベースウェアの裏面において、前記複数の接続部のうちの選択された接続部に、前記複数のセンサのうちの選択されたセンサが着脱可能に接続され、
    前記複数のモジュールは、選択可能なモジュールとして、パワーアシストタイプのモジュール、及びパッシブサポートタイプのモジュールを含
    前記複数の接続部の各接続部は、第1モジュール端子、及び第1センサ端子を有し、
    前記複数のモジュールの各モジュールは、前記第1モジュール端子に対応する第2モジュール端子を有し、
    前記複数のセンサの各センサは、前記第1センサ端子に対応する第2センサ端子を有し、
    前記選択された前記接続部の前記第1モジュール端子に前記選択された前記モジュールの前記第2モジュール端子が接続され、前記選択された前記接続部の前記第1センサ端子に前記選択された前記センサの前記第2センサ端子が接続されることで、前記選択された前記接続部を介して、前記選択された前記モジュールと前記選択された前記センサとが電気的接続され、この状態で、前記選択された前記モジュールは、前記選択された前記センサから検出値を取得する、
    支援スーツ。
  2. 請求項1記載の支援スーツにおいて、
    前記第1層の前記複数のセンサ、前記第2層の前記複数の接続部、および前記第3層の前記複数のモジュールにおけるレイヤ間接続は、接続部ごとに接続され得る各センサおよび各モジュールで共通のインタフェースとして規定される、
    支援スーツ。
  3. 請求項1記載の支援スーツにおいて、
    前記第1層には、前記身体に装着され前記複数のセンサが配置される衣服であるインナーウェアを有する、
    支援スーツ。
  4. 請求項1記載の支援スーツにおいて、
    前記複数の身体部位は、首、肩、背、胸、腕、腰、及び脚のうちの2つ以上を含む、
    支援スーツ。
  5. 請求項1記載の支援スーツにおいて、
    前記複数の接続部のうちの所定の接続部は、前記ベースウェアにおけるカバー付きの収容部に収容され、前記カバーの開状態では前記所定の接続部の表面が露出して前記複数のモジュールのうちの所定のモジュールが接続可能であり、前記カバーの閉状態では前記所定の接続部の表面が露出せずに保護される、
    支援スーツ。
  6. 請求項1記載の支援スーツにおいて、
    前記身体に装着されるモニタモジュールを有し、
    前記モニタモジュールは、前記複数のモジュールの各モジュールと通信して、各モジュールのモジュール状態を取得し、前記各モジュールのモジュール状態を含む支援スーツ状態を表す情報を、表示画面に表示する、
    支援スーツ。
  7. 請求項6記載の支援スーツにおいて、
    前記モニタモジュールは、前記複数のモジュールとの通信に基づいて、前記複数のセンサの各センサの検出値、または前記検出値に基づいて前記モジュールで計算された前記身体の状態を取得し、前記検出値または前記身体の状態を含む、装着者状態を表す情報を、前記表示画面に表示する、
    支援スーツ。
  8. 請求項6記載の支援スーツにおいて、
    前記複数のセンサは、前記モジュールに対して接続されない独立センサを含み、
    前記モニタモジュールは、前記独立センサと接続され、前記独立センサの検出値を取得し、前記独立センサの検出値、または前記独立センサの検出値に基づいて計算した前記身体の状態を含む、装着者状態を表す情報を、前記表示画面に表示する、
    支援スーツ。
  9. 請求項6記載の支援スーツにおいて、
    前記モニタモジュールは、前記ベースウェアの前記複数の接続部のうち一箇所の接続部に接続され、前記ベースウェアに設けられた配線を介した有線通信、または無線通信と、他の接続部とを通じて、前記複数のモジュールと接続される、
    支援スーツ。
  10. 請求項1記載の支援スーツにおいて、
    前記身体に装着される制御モジュールを有し、
    前記制御モジュールは、前記複数のモジュールの各モジュールと通信し、前記モジュールを制御するための制御情報を送信し、
    前記モジュールは、前記制御情報に従って稼動する、
    支援スーツ。
  11. 請求項10記載の支援スーツにおいて、
    前記制御モジュールは、前記ベースウェアの前記複数の接続部のうち一箇所の接続部に接続され、前記ベースウェアに設けられた配線を介した有線通信、または無線通信と、他の接続部とを介して、前記複数のモジュールと接続される、
    支援スーツ。
  12. 請求項記載の支援スーツにおいて、
    前記ベースウェアにおいて、前記複数の接続部の各接続部の前記第1センサ端子と対応する前記複数のセンサの各センサの前記第2センサ端子とを接続するためのセンサ配線を有する、
    支援スーツ。
  13. 請求項記載の支援スーツにおいて、
    前記第1層には、前記身体に装着され前記複数のセンサが配置される衣服であるインナーウェアを有し、
    前記インナーウェアにおいて、前記複数の接続部の各接続部の前記第1センサ端子と対応する前記複数のセンサの各センサの前記第2センサ端子とを接続するためのセンサ配線を有する、
    支援スーツ。
  14. 請求項6記載の支援スーツにおいて、
    前記モニタモジュールは、前記表示画面において、前記支援スーツを装着した身体における前記複数の身体部位に設けられた前記複数の接続部を含む模式画像と、前記模式画像の各接続部と各身体部位との関連を表す画像と、前記各身体部位、前記各モジュール、前記モジュール状態、および前記各モジュールに対応する前記複数のセンサの各センサの検出値の情報を表形式で整理した画像と、を表示する、
    支援スーツ。
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