JP6789398B2 - タッチパネル用の干渉防止方法及び装置 - Google Patents

タッチパネル用の干渉防止方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、通信分野に関し、特に、タッチパネル用の干渉防止方法及び装置に関する。
タッチパネル(Touch Panel、TP)は、タッチ又はそれに類するものにより入力された信号を受信することができる誘導的な液晶ディスプレイ装置であり、通常、様々な電子機器上に配置されている。TPは、機械式のボタンパネルを置き換えることができるとともに、液晶ディスプレイ画像を使用することによって色鮮やかな映像及びオーディオ効果を生成することができ、ユーザが電子機器を操作する効率を大いに向上させる。
その上にTPが配置された電子機器が充電アダプタを用いて充電されるとき、該充電アダプタが電子機器に接続される。この場合、TPが動作状態にあると、充電アダプタのコモンモードノイズがTPと干渉してTPの通常動作に影響を及ぼすことがある。従って、比較的低ノイズの周波数帯域内でTPが動作するように、TPの動作周波数を調整する必要がある。TP用の既存の干渉防止方法は:
TPが、先ず、充電アダプタのコモンモードノイズを取得し、TPの現在の動作周波数におけるコモンモードノイズの振幅が、所定の閾値以上であるかを判定する。充電アダプタのコモンモードノイズの振幅は異なる程度でTPと干渉する。TPの現在の動作周波数におけるコモンモードノイズの振幅が所定の閾値以上である場合、それは、充電アダプタのコモンモードノイズがTPの通常動作に影響を及ぼし得ることを指し示す。従って、TPは、当該TPの動作周波数を調整する必要がある、
というものである。
しかしながら、TP用の既存の干渉防止方法では、TPの動作周波数を調整するとき、TPが、所定の動作周波数又は所定の動作帯域のみから、最も低ノイズの動作周波数を選択できるに過ぎない。所定の動作周波数又は所定の動作帯域から選択される最も低ノイズの動作周波数は、必ずしも、最も低いコモンモードノイズを有する動作周波数であるわけではない。
本発明の実施形態は、タッチパネルによって動作周波数を切り換えることの正確さを向上させるようなタッチパネル用干渉防止方法及び装置を提供する。
上述の目的を達成するため、以下の技術的ソリューションが本発明の実施形態で使用される。
第1の態様によれば、本発明の一実施形態は、タッチパネル用干渉防止方法を提供し、当該タッチパネル用干渉防止方法は:
先ず、タッチパネル用干渉防止装置が、充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数を取得する。そして、タッチパネル用干渉防止装置が、所定のアルゴリズムを用いることによって、動作周波数とジッタ周波数とに基づいて、その中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間(すなわち、その中でタッチパネルが動作するときにタッチパネルへの干渉が所定範囲内となる周波数区間)を計算し、それにより、低ノイズ区間を取得した後に、タッチパネルが、当該タッチパネルへの干渉が所定範囲を超えるときに当該タッチパネルの動作周波数を低ノイズ区間内の周波数に切り換えるようにする。学ぶことができるように、タッチパネルが所定の動作周波数又は所定の動作帯域から最も低ノイズの動作周波数を選択する従来手法と比較して、本発明のこの実施形態にて提供されるタッチパネル用干渉防止方法においては、充電アダプタの動作周波数と充電アダプタのジッタ周波数とを用いることによって低ノイズ区間及び/又は低ノイズ周波数が計算され、それにより、現在の動作周波数のコモンモードノイズの振幅が過度に大きいときに、タッチパネルが、当該タッチパネルの動作周波数を低ノイズ区間内の低ノイズ周波数に直接的に切り換えることができ、それにより、タッチパネルによって動作周波数を切り換えることの正確さが向上される。
また、タッチパネル用干渉防止装置は、低ノイズ区間から、タッチパネルが動作すべき低ノイズ周波数を選択する。この低ノイズ周波数は、低ノイズ区間に含まれる全ての周波数のうちのいずれか1つである。学ぶことができるように、本発明のこの実施形態にて提供されるタッチパネル用干渉防止装置は、低ノイズ区間から、タッチパネルが動作すべき低ノイズ周波数を選択することができ、それにより、タッチパネルによって低ノイズ周波数を選択することの時間が省かれる。
第1の取り得る実装において、充電アダプタが周波数ジッタモードにて固定周波数で動作する場合に、タッチパネル用干渉防止装置は、第1の式を用いることによって、動作周波数とジッタ周波数とに基づいて、その中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間を計算する。第1の式は、w=f−(2n+1)Δfであり、ただし、wは低ノイズ区間であり、fは動作周波数であり、Δfはジッタ周波数であり、そして、nは正の整数である。
第2の取り得る実装において、充電アダプタが谷導通(valley conduction)モードで動作する場合に、タッチパネル用干渉防止装置は、第2の式を用いることによって、動作周波数とジッタ周波数とに基づいて、その中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間を計算する。第2の式は、w=f−(n+1)Δfであり、ただし、wは低ノイズ区間であり、fは動作周波数であり、Δfはジッタ周波数であり、そして、nは正の整数である。
また、タッチパネル用干渉防止装置が電子機器内に配置される場合に、タッチパネル用干渉防止装置によって充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数を取得することは、具体的に、充電アダプタによって送信される充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数をタッチパネル用干渉防止装置によって受信することを含む。
また、タッチパネル用干渉防止装置が充電アダプタ内に配置される場合には、タッチパネル用干渉防止装置が、低ノイズ区間からタッチパネルが動作すべき低ノイズ周波数を選択した後に、当該方法は更に、タッチパネル用干渉防止装置により、低ノイズ区間を、低ノイズ周波数を、又は低ノイズ区間と低ノイズ周波数とを、タッチパネルに送信することを含む。
本発明のこの実施形態にて提供されるタッチパネル用干渉防止方法において、タッチパネル用干渉防止装置は、充電アダプタ内に配置されて、低ノイズ区間を、低ノイズ周波数を、又は低ノイズ区間と低ノイズ周波数とをタッチパネルに送信するようにしてもよいし、あるいは、電子機器内に配置されて、充電アダプタによって送信される充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数を受信するようにしてもよい。
オプションで、その中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間は、複数の連続的又は離散的な動作周波数のセットである。
第2の態様によれば、本発明の一実施形態は、取得モジュールと計算モジュールとを有するタッチパネル用干渉防止装置を提供する。取得モジュールは、充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数を取得するように構成される。計算モジュールは、取得モジュールが充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数を取得した後に、所定のアルゴリズムを用いることによって、動作周波数とジッタ周波数とに基づいて、その中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間を計算するように構成され、それにより、タッチパネルが、低ノイズ区間を取得し、当該タッチパネルへの干渉が所定範囲を超えるときに当該タッチパネルの動作周波数を低ノイズ区間内の周波数に切り換えるように構成される。低ノイズ区間は、その中でタッチパネルが動作するときにタッチパネルへの干渉が所定範囲内となる周波数区間である。
また、タッチパネル用干渉防止装置は更に、その中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間を計算モジュールが計算した後に、低ノイズ区間から、タッチパネルが動作すべき低ノイズ周波数を選択するように構成された選択モジュールを含む。
本発明のこの実施形態にて提供されるタッチパネル用干渉防止装置の技術的効果については、第1の態様に従った、タッチパネル用干渉防止装置によって実行されるタッチパネル用干渉防止方法にて説明した、タッチパネル用干渉防止装置の技術的効果を参照されたく、ここで再び詳細を説明することはしない。
また、充電アダプタは、周波数ジッタモードにて固定周波数で動作する。計算モジュールは具体的に、第1の式を用いることによって、動作周波数とジッタ周波数とに基づいて、その中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間を計算するように構成される。第1の式は、w=f−(2n+1)Δfであり、ただし、wは低ノイズ区間であり、fは動作周波数であり、Δfはジッタ周波数であり、そして、nは正の整数である。
また、充電アダプタは、谷導通モードで動作する。計算モジュールは具体的に、第2の式を用いることによって、動作周波数とジッタ周波数とに基づいて、その中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間を計算するように構成される。第2の式は、w=f−(n+1)Δfであり、ただし、wは低ノイズ区間であり、fは動作周波数であり、Δfはジッタ周波数であり、そして、nは正の整数である。
また、タッチパネル用干渉防止装置は電子機器内に配置される。取得モジュールは具体的に、充電アダプタによって送信される充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数を受信するように構成される。
また、タッチパネル用干渉防止装置は充電アダプタ内に配置され、タッチパネル用干渉防止装置は更に、その中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間を計算モジュールが計算した後に、低ノイズ区間を、低ノイズ周波数を、又は低ノイズ区間と低ノイズ周波数とを、タッチパネルに送信するように構成された送信モジュールを含む。
第3の態様によれば、本発明の一実施形態は、タッチパネル用干渉防止装置を提供する。当該タッチパネル用干渉防止装置は、メモリと、プロセッサと、通信インタフェースと、システムバスとを含む。これらのメモリ、プロセッサ、及び通信インタフェースは、システムバスを用いることによって接続され、メモリはコンピュータ命令を格納するように構成され、プロセッサは、タッチパネル用干渉防止装置が第1の態様に従ったタッチパネル用干渉防止方法を実行するよう、メモリに格納されたコンピュータ命令を実行するように構成される。
本発明のこの実施形態にて提供されるタッチパネル用干渉防止装置の技術的効果については、第1の態様に従った、タッチパネル用干渉防止装置によって実行されるタッチパネル用干渉防止方法にて説明した、タッチパネル用干渉防止装置の技術的効果を参照されたく、ここで再び詳細を説明することはしない。
第4の態様によれば、本発明の一実施形態は更にソフトウェアプロダクトを提供する。当該ソフトウェアプロダクトは、タッチパネル用干渉防止方法を実行するためのコンピュータ命令を含む。該コンピュータ命令は、読み取り可能な記憶媒体に格納され得る。プロセッサが、読み取り可能な記憶媒体から該コンピュータ命令を読み取って、該コンピュータ命令を実行することができ、それにより、プロセッサは、タッチパネル用干渉防止方法を実行する。
本発明の実施形態は、タッチパネル用干渉防止方法及び装置を提供する。充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数が取得される。所定のアルゴリズムを用いることによって、動作周波数とジッタ周波数とに基づいて、その中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間が計算される。低ノイズ区間は、その中でタッチパネルが動作するときにタッチパネルへの干渉が所定範囲内となる周波数区間である。上述の実施形態の説明に基づいて、充電アダプタの動作周波数と充電アダプタのジッタ周波数とを用いることによって低ノイズ区間及び/又は低ノイズ周波数が計算され、それにより、現在の動作周波数のコモンモードノイズの振幅が過度に大きいときに、タッチパネルが、当該タッチパネルの動作周波数を低ノイズ区間内の低ノイズ周波数に直接的に切り換えることができ、それにより、タッチパネルによって動作周波数を切り換えることの正確さが向上される。
本発明の実施形態における又は従来技術における技術的ソリューションをいっそう明瞭に説明するため、以下、実施形態又は従来技術を説明するのに必要な添付図面を簡単に紹介する。明らかなように、以下に説明される添付の図面は、単に、本発明の一部の実施形態を示すものである。
本発明の一実施形態に従ったスマートフォンの汎用ハードウェアアーキテクチャの図である。 本発明の一実施形態に従ったタッチパネル用干渉防止方法の第1の概略フローチャートである。 本発明の一実施形態に従ったタッチパネル用干渉防止方法の第2の概略フローチャートである。 本発明の一実施形態に従ったタッチパネル用干渉防止方法の第3の概略フローチャートである。 本発明の一実施形態に従った、充電アダプタが周波数ジッタモードにて固定周波数で動作するときの周波数とノイズとの間の関係の図である。 本発明の一実施形態に従ったタッチパネル用干渉防止方法の第4の概略フローチャートである。 本発明の一実施形態に従った、充電アダプタが谷導通モードにて動作するときの周波数とノイズとの間の関係の図である。 本発明の一実施形態に従ったタッチパネル用干渉防止方法の第5の概略フローチャートである。 本発明の一実施形態に従ったタッチパネル用干渉防止方法の第6の概略フローチャートである。 本発明の一実施形態に従ったタッチパネル用干渉防止装置の第1の概略構成図である。 本発明の一実施形態に従ったタッチパネル用干渉防止装置の第2の概略構成図である。 本発明の一実施形態に従ったタッチパネル用干渉防止装置の第3の概略構成図である。
以下、本発明の実施形態内の添付図面を参照して、本発明の実施形態における技術的ソリューションを明瞭且つ十分に説明する。明らかなように、説明される実施形態は、本発明の実施形態のうちの、単に一部であって、全てではない。
以下の説明では、限定するためではなく例示するために、この出願の完全なる理解をもたらすよう、例えば特定のシステム構成、インタフェース、及びテクノロジなどの具体的詳細が提供される。しかしながら、当業者にはわかるはずのことには、この出願はこれらの具体的詳細を有しない他の実施形態で実施されてもよい。他のケースにおいて、不要な詳細によって不明瞭にされることなくこの出願が記述されるよう、周知の装置、回路、及び方法の詳細な説明は省略する。
さらに、この出願の明細書、特許請求の範囲、及び添付図面における用語“含む”及び“有する”並びにこれらの変化形は、非排他的な包含に及びことを意図している。例えば、一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、プロダクト、又は装置は、列挙されたステップ又はユニットに限定されず、オプションで、列挙されていないステップ又はユニットを更に含み、あるいはオプションで、そのプロセス、方法、プロダクト、又は装置に本来備わるその他のステップ又はユニットを更に含む。
この出願の実施形態は、プロセス(方法)、コンピューティングシステム、又はコンピュータによって実装される例えばコンピュータプログラムプロダクト若しくはコンピュータ読み取り可能媒体などのプロダクトとして実装されることができる。コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータ又はコンピューティングシステムにプロセス例を実行させるための命令を含むコンピュータプログラムをエンコードした、コンピュータシステムによって読み取り可能なコンピュータ記憶媒体であってもよい。コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、非一時的なコンピュータ読み取り可能記憶装置である。例えば、コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、揮発性コンピュータメモリ、不揮発性メモリ、ハードディスクドライブ、フラッシュドライブ、フロッピーディスク又はコンパクトディスク、並びに類似の媒体のうちの1つ以上によって実装され得る。
この出願の実施形態における用語“及び/又は”は、関連するオブジェクトを記述するための関連関係のみを記述するものであり、3つの関係が存在し得ることを表す。例えば、A及び/又はBは、Aのみが存在する、A及びBの双方が存在する、Bのみが存在する、という3つのケースを表し得る。また、この明細書中の文字“/”は通常、関連するオブジェクト間の“又は”関係を指し示す。
さらに、この出願の明細書、特許請求の範囲、及び添付図面において、用語“第1の”及び“第2の”などは、異なるオブジェクトを区別することを意図するものであるが、特定の順序を指し示すものではない。
本発明の実施形態にて提供される技術的ソリューションは、その上にTPが配置された様々な電子機器を充電する状況に適用され得る。電子機器を充電するとき、データ回線を用いることによって、電子機器に充電アダプタが接続され得る。充電アダプタ又は電子装置の中にTP用干渉防止装置が配置される。
本発明の実施形態においては、充電アダプタ又は電子機器が、現在の充電アダプタによって生成されているコモンモードノイズの強度を取得し、そして、取得したコモンモードノイズの強度が所定の閾値以上であるかを判定する。コモンモードノイズの強度が所定の閾値以上であると判定されたとき、TP用干渉防止装置が、充電アダプタの動作周波数と充電アダプタのジッタ周波数とに基づいて、タッチパネルが動作すべき低ノイズ区間又は低ノイズ周波数を計算する。充電アダプタによって新たに生成されるコモンモードノイズの強度が所定の閾値よりも低くなる周波数でタッチパネルが動作するように、この低ノイズ区間又は低ノイズ周波数を用いてタッチパネルの動作周波数が調整される。
TP用干渉防止装置が充電アダプタ内に配置されるとき、充電アダプタの動作周波数と充電アダプタのジッタ周波数とに基づいて、タッチパネルが動作すべき低ノイズ区間又は低ノイズ周波数を計算した後に、TP用干渉防止装置は、低ノイズ区間又は低ノイズ周波数を電子機器に送信することができ、それにより、電子機器内のTPが、低ノイズ区間又は低ノイズ周波数に基づいて、TPの動作周波数を選択的に切り換える。TP用干渉防止装置が電子機器内に配置されるとき、TP用干渉防止装置は、充電アダプタによって送信される充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数を受信することができ、これら充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数に基づいて、その中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間を計算し、該低ノイズ区間から、電子機器内のTPが当該TPの動作周波数を選択的に切り換えるための低ノイズ周波数を選択する。
理解され得ることには、その中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間は、その中でタッチパネルが動作するときにタッチパネルへの干渉が所定範囲内となる周波数区間である。すなわち、タッチパネルの動作周波数は、充電アダプタによって新たに生成されるコモンモードノイズの強度が所定の閾値より低くなる周波数区間内となる。低ノイズ周波数は、低ノイズ区間に含まれる全ての周波数のうちのいずれか1つである。
また、電子機器内に更に、通信ユニットが配置されてもよい。通信ユニットは、タッチパネルが動作すべき低ノイズ区間及び低ノイズ周波数をTPに送信するように構成され、ここで、低ノイズ区間及び低ノイズ周波数は、TP用干渉防止装置によって計算されたものである。
電子機器(端末装置としても参照される)は、無線端末であってもよいし有線端末であってもよい。無線端末は、ユーザ、無線接続機能を有するハンドヘルド装置、又は無線モデムに接続されたその他のプロセッシング装置のための、音声及び/又はデータ接続を提供する装置とし得る。無線端末は、WiFi、Bluetooth、赤外線、及び無線アクセスネットワーク(例えばRAN、Radio Access Networkなど)によって他の装置と通信することができる。無線端末は、例えば携帯電話(又は“セルラー”電話として参照される)などのモバイル端末、及びモバイル端末を備えたコンピュータとすることができ、例えば、無線アクセスネットワークを用いて音声及び/又はデータを交換するポータブル装置、ポケットサイズ装置、ハンドヘルド装置、コンピュータ内蔵装置、又は車両内モバイル装置とし得る。無線端末はまた、システム、加入者ユニット(Subscriber Unit)、加入者局(Subscriber Station)、移動局(Mobile Station)、移動体(Mobile)、遠隔局(Remote Station)、アクセスポイント(Access Point)、遠隔端末(Remote Terminal)、アクセス端末(Access Terminal)、ユーザ端末(User Terminal)、ユーザエージェント(User Agent)、又はユーザ装置(User Equipment)として参照されることもある。
例えば、電子機器がスマートフォンである例を用いて、スマートフォンの汎用ハードウェアアーキテクチャを説明する。図1に示すように、スマートフォン100は、例えば無線周波数(Radio Frequency、RF)回路110、メモリ120、他の入力装置130、ディスプレイ画面140、センサ150、オーディオ回路160、I/Oサブシステム170、プロセッサ180、及び電源190などのコンポーネントを含んでいる。当業者が理解し得ることには、図1に示したスマートフォン100の構成は、携帯電話についての限定を構成するものではなく、携帯電話は、図示したものより多数又は少数のコンポーネントを含んでいてもよく、あるいは、一部のコンポーネントが組み合わされてもよいし、一部のコンポーネントがばらばらにされてもよく、あるいは、異なるコンポーネント構成が使用されてもよい。当業者が理解し得ることには、ディスプレイ画面140はユーザインタフェース(UI、User Interface)に属し、スマートフォン100は、図示したものより多数又は少数のコンポーネントを含んでいてもよい。
特に言及しておくべきことには、ディスプレイ画面140は、ユーザによって入力された情報又はユーザに提供される情報及び様々なメニューをスマートフォン100上に表示するように構成されることができ、また、更にユーザ入力を受け取ることができる。具体的には、ディスプレイ画面140は、表示パネル141とタッチパネル142とを含み得る。タッチパネル142は、タッチスクリーン、タッチセンサ式スクリーン、又はこれらに類するものとしても参照され、タッチパネル上又はその近くでのユーザのタッチ操作又は非タッチ操作(例えば、指又はスタイラスなどの好適な物体又は付属品を用いることによってタッチパネル142上又はその近くでユーザによって行われた操作などであり、あるいは、操作が例えば一点制御操作又は多点制御操作などの操作タイプを含む場合には、モーション検知式の操作を含み得る)を収集し、所定のプログラムに基づいて対応する接続装置を駆動し得る。オプションで、タッチパネル142は、タッチ検出装置及びタッチコントローラという2つの部分を含み得る。タッチ検出装置は、ユーザのタッチ位置及び姿勢を検出し、タッチ操作によって生成された信号を検出し、該信号をタッチコントローラに転送する。タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、該タッチ情報を、プロセッサによって処理されることができる情報へと変換し、該情報をプロセッサ180に送信し、また、プロセッサ18によって送信されるコマンドを受信して実行することができる。加えて、タッチパネル142は、例えば抵抗方式、静電容量方式、赤外線方式、及び表面弾性波方式などの複数の方式で実装されることができ、あるいは、将来開発される何らかのテクノロジを用いて実装されてもよい。また、タッチパネル142は、表示パネル141を覆い得る。ユーザは、表示パネル141上に表示されたコンテンツ(表示コンテンツは、以下に限られないが、ソフトキーボード、仮想マウス、仮想キー、アイコン、及びこれらに類するものを含む)に基づいて、表示パネル141を覆うタッチパネル142上又はその近くで操作を行い得る。タッチパネル142上又はその近くでの操作を検出した後、タッチパネル142は、ユーザ入力を決定するために、I/Oサブシステム170を用いることによって該操作をプロセッサ180に転送する。その後、プロセッサ180が、ユーザ入力に基づいて、I/Oサブシステム170を用いることによって、対応する視覚的出力を表示パネル141上に提供する。図1では、ためにタッチパネル142及び表示パネル141が2つの別々のコンポーネントとして使用されているが、一部の実施形態において、タッチパネル142及び表示パネル141が統合されてスマートフォン100の入力及び出力の機能を実装してもよい。
本発明の以下の実施形態にて述べるタッチパネルは、通常、図1に示したタッチパネル142であり、あるいは、タッチパネル142の機能を有する他の装置であってもよい。これは本発明において限定されることではない。
実施形態1
本発明のこの実施形態は、タッチパネル用干渉防止方法を提供する。第1の取り得る実装において、タッチパネル用干渉防止装置が電子機器内に配置される。図2に示すように、当該方法はS101及びS102を含む。
S101:タッチパネル用干渉防止装置が、充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数を取得する。
理解され得ることには、本発明のこの実施形態にて述べられる充電アダプタの動作周波数は、充電アダプタのスイッチチップの動作周波数であり、充電アダプタのジッタ周波数は、充電アダプタのスイッチチップのジッタ周波数である。
具体的には、図3に示すように、ステップS101はS101aを含み得る。
S101a:タッチパネル用干渉防止装置が、充電アダプタによって送信される充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数を受信する。
タッチパネル用干渉防止装置は電子機器内に配置されているので、タッチパネル用干渉防止装置は、充電アダプタによって積極的に報告される充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数を受信することができる。それに代えて、タッチパネル用干渉防止装置が充電アダプタに要求メッセージを送信して、該要求メッセージに基づいて充電アダプタが充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数をタッチパネル用干渉防止装置に送信するようにしてもよい。
S102:タッチパネル用干渉防止装置が、所定のアルゴリズムを用いることによって、動作周波数とジッタ周波数とに基づいて、その中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間を計算し、それにより、タッチパネルが、低ノイズ区間を取得し、当該タッチパネルへの干渉が所定範囲を超えるときに当該タッチパネルの動作周波数を低ノイズ区間内の周波数に切り換える。
低ノイズ区間は、その中でタッチパネルが動作するときにタッチパネルへの干渉が所定範囲内となる周波数区間であり、低ノイズ区間は、複数の連続的又は離散的な動作周波数のセットである。低ノイズ周波数は、低ノイズ区間に含まれる全ての周波数のうちのいずれか1つである。理解され得ることには、ユーザが実際の要求に基づいて上記所定範囲を設定し得る。これは本発明において限定されることではない。
言及しておくべきことには、本発明のこの実施形態にて述べられる充電アダプタは、例えば、周波数ジッタモードにて固定周波数で、及び谷導通モードでなど、複数の異なるモードで動作し得る。
例えば、充電アダプタは、周波数ジッタモードにて固定周波数で動作する。図4に示すように、ステップS102はS102aを含み得る。
S102a:タッチパネル用干渉防止装置が、第1の式を用いることによって、充電アダプタの動作周波数と充電アダプタのジッタ周波数とに基づいて、その中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間を計算する。第1の式は、w=f−(2n+1)Δfであり、ただし、wはその中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間であり、fは充電アダプタの動作周波数であり、Δfは充電アダプタのジッタ周波数であり、そして、nは正の整数である。
理解され得ることには、図5は、充電アダプタが周波数ジッタモードにて固定周波数で動作するときの周波数とノイズとの間の関係の図である。図中の水平方向の破線が上記所定範囲を表している。その中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間は、破線より下の複数の動作周波数のセットである。
図5から学ぶことができるように、その中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間は、第1の式、すなわち、
=(n+1)(f−Δf)−n(f+Δf)
=nf+f−nΔf−Δf−nf−nΔf
=f−(2n+1)Δf
を用いることによって計算されることができ、ただし、wはその中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間であり、fは充電アダプタの動作周波数であり、Δfは充電アダプタのジッタ周波数であり、そして、nは正の整数である。
他の一例では、充電アダプタは谷導通モードで動作する。図6に示すように、ステップS102はS102bを含み得る。
S102b:タッチパネル用干渉防止装置が、第2の式を用いることによって、充電アダプタの動作周波数と充電アダプタのジッタ周波数とに基づいて、その中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間を計算する。第2の式は、w=f−(n+1)Δfであり、ただし、wはその中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間であり、fは充電アダプタの動作周波数であり、Δfは充電アダプタのジッタ周波数であり、そして、nは正の整数である。
理解され得ることには、図7は、充電アダプタが谷導通モードで動作するときの周波数とノイズとの間の関係の図である。図中の水平方向の破線が上記所定範囲を表している。その中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間は、破線より下の複数の動作周波数のセットである。
図7から学ぶことができるように、その中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間は、第2の式、すなわち、
=(n+1)(f−Δf)−nf
=nf+f−nΔf−Δf−nf
=f−(n+1)Δf
を用いることによって計算されることができ、ただし、wはその中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間であり、fは充電アダプタの動作周波数であり、Δfは充電アダプタのジッタ周波数であり、そして、nは正の整数である。
更に言及しておくべきことには、本発明のこの実施形態にて述べられる、その中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間を計算する方法によれば、nは任意の正の整数であるので、計算されるその中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間は、複数の離散的な周波数帯域を含み得る。タッチパネルが動作すべき低ノイズ周波数を低ノイズ区間から選択するとき、タッチパネル用干渉防止装置は、これらの周波数帯域のうちの1つから低ノイズ周波数を選択してもよいし、あるいは、複数の異なる周波数帯域から低ノイズ周波数を選択してもよい。これは本発明において限定されることではない。確かなことには、タッチパネルが動作すべき低ノイズ周波数を低ノイズ区間から選択するとき、タッチパネル用干渉防止装置はタッチパネルの動作帯域を考慮する必要があることが理解され得る。すなわち、タッチパネル用干渉防止装置によって低ノイズ区間から選択されるタッチパネルが動作すべき低ノイズ周波数は、タッチパネルの動作帯域内である必要がある。
オプションで、タッチパネルも、低ノイズ区間から、それに切り換えられるべき低ノイズ周波数を選択することができる。さらに、タッチパネルも、選択中にタッチパネルの動作帯域を考慮する必要がある。すなわち、タッチパネルは、当該タッチパネルの動作帯域内で低ノイズ区間及び/又は低ノイズ周波数を選択する。また、オプションで、低ノイズ区間を計算するときに、タッチパネル用干渉防止装置はタッチパネルの動作帯域を考慮することができる。すなわち、タッチパネル用干渉防止装置がnの値を予め決定する。
オプションで、本発明のこの実施形態にて提供されるタッチパネル用干渉防止方法は更に、ステップS103を含み得る。
S103:タッチパネル用干渉防止装置が、低ノイズ区間から、タッチパネルが動作すべき低ノイズ周波数を選択する。
言及しておくべきことには、タッチパネルが動作すべき低ノイズ周波数は、低ノイズ区間内のいずれの周波数であってもよい。タッチパネルが動作すべき低ノイズ周波数をタッチパネル用干渉防止装置が低ノイズ区間から選択するステップにより、タッチパネルによって低ノイズ周波数を選択することの時間を省くことができる。好ましくは、タッチパネル用干渉防止装置は、タッチパネルが動作すべき低ノイズ周波数として、低ノイズ区間内にあって、充電アダプタのコモンモードノイズからタッチパネルへの干渉が最小である周波数を選択し得る。これは本発明において限定されることではない。
本発明のこの実施形態にて提供されるタッチパネルのための干渉防止方法によれば、タッチパネル用干渉防止装置は、充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数を取得し、そして、充電アダプタの動作周波数と充電アダプタのジッタ周波数とに基づいて、その中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間を計算し、該低ノイズ区間から、タッチパネルが動作すべき低ノイズ周波数を選択するようにすることができる。TPの動作周波数を調整するための従来方法と比較して、この実施形態においては、低ノイズ区間及び/又は低ノイズ周波数が、充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数を用いることによって計算され、それにより、現在の動作周波数のコモンモードノイズの振幅が過度に大きいときに、タッチパネルが、当該タッチパネルの動作周波数を低ノイズ区間内の低ノイズ周波数に直接的に切り換えることができ、それにより、タッチパネルによって動作周波数を切り換えることの正確さが向上される。
第2の取り得る実装において、タッチパネル用干渉防止装置が充電アダプタ内に配置される。図8に示すように、当該方法は以下のステップを含む。
S201:タッチパネル用干渉防止装置が、充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数を取得する。
S202:タッチパネル用干渉防止装置が、これら動作周波数とジッタ周波数とに基づいて、その中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間を計算する。
S203:タッチパネル用干渉防止装置が、低ノイズ区間から、タッチパネルが動作すべき低ノイズ周波数を選択する。
具体的には、ステップS201からS203の具体的実装は、ステップS101からS103にて詳細に説明されている。簡潔さのため、ここで再び詳細を説明することはしない。また、ステップS201とステップS101との間の違いは、タッチパネル用干渉防止装置が充電アダプタ内に配置されているので、タッチパネル用干渉防止装置と充電アダプタとの間でデータの送受信プロセスを実行する必要がなく、タッチパネル用干渉防止装置が、充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数を充電アダプタから直接的に読み取ることができることである。
また、図9に示すように、この方法は更にステップS204を含む。
S204:タッチパネル用干渉防止装置が、低ノイズ区間を、低ノイズ周波数を、又は低ノイズ区間と低ノイズ周波数とを、タッチパネルに送信する。
タッチパネル用干渉防止装置が充電アダプタ内に配置されているので、低ノイズ区間及び/又は低ノイズ周波数を得た後に、タッチパネルが低ノイズ区間及び低ノイズ周波数に基づいて当該タッチパネルの動作周波数を調整するように、タッチパネル用干渉防止装置が低ノイズ区間及び/又は低ノイズ周波数をタッチパネルに送信する必要がある。具体的には、低ノイズ区間及び低ノイズ周波数は、電子機器に送られることができ、そして、電子機器の内部通信インタフェースを使用することによってタッチパネルに伝送される。
言及しておくべきことには、タッチパネル用干渉防止装置が低ノイズ区間のみをタッチパネルに送信する場合、タッチパネル用干渉防止装置は、ステップS203を実行する必要がない。タッチパネル用干渉防止装置がステップS202を完了し、低ノイズ区間をタッチパネルに送信した後、タッチパネルが、低ノイズ区間から低ノイズ周波数を選択することができる。タッチパネル用干渉防止装置が、低ノイズ周波数を、又は低ノイズ区間と低ノイズ周波数とを電子機器に送信する場合には、タッチパネルによって低ノイズ周波数を選択することの時間が省かれる。
上述の実施形態においては、タッチパネル用干渉防止装置が充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数を取得する前に、タッチパネル用干渉防止方法は更に、タッチパネル用干渉防止装置により、現在の充電アダプタによって生成されているコモンモードノイズの強度を取得し、そして、取得されたコモンモードノイズの強度が所定の閾値以上であるかを判定することを含み得る。コモンモードノイズの強度が所定の閾値以上であると判定したとき、タッチパネル用干渉防止装置が、充電アダプタの動作周波数と充電アダプタのジッタ周波数とに基づいて、タッチパネルが動作すべき低ノイズ区間又は低ノイズ周波数を計算する。
あるいは、タッチパネルの現在の動作周波数におけるコモンモードノイズの強度が所定の閾値以上であるとタッチパネルが判定したとき、タッチパネル用干渉防止装置が低ノイズ区間及び/又は低ノイズ周波数をタッチパネルに送信した後に、タッチパネルが、タッチパネルの動作周波数を低ノイズ区間内の周波数又は低ノイズ周波数へと切り換える。
本発明のこの実施形態は、タッチパネル用干渉防止方法を提供する。充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数が取得される。これら動作周波数とジッタ周波数とに基づいて、その中でタッチパネルが動作すべき低ノイズ区間が計算される。該低ノイズ区間から、タッチパネルが動作すべき低ノイズ周波数が選択される。TPの動作周波数を調整するための従来方法と比較して、この実施形態においては、低ノイズ区間及び/又は低ノイズ周波数が、充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数を用いることによって計算され、それにより、現在の動作周波数のコモンモードノイズの振幅が過度に大きいときに、タッチパネルが、当該タッチパネルの動作周波数を低ノイズ区間内の低ノイズ周波数に直接的に切り換えることができ、それにより、タッチパネルによって動作周波数を切り換えることの正確さが向上される。
実施形態2
本発明のこの実施形態は、タッチパネル用干渉防止装置を提供する。タッチパネル用干渉防止装置は、電子機器内に配置されてもよいし、あるいは充電アダプタ内に配置されてもよい。タッチパネル用干渉防止装置は、上述のタッチパネル用干渉防止方法においてタッチパネル用干渉防止装置によって実行されるステップを実行するように構成される。本発明のこの実施形態にて提供されるタッチパネル用干渉防止装置は、対応するステップに対応するモジュールを含み得る。
本発明のこの実施形態において、タッチパネル用干渉防止装置の機能モジュールは、上述の方法例に基づいて分割され得る。例えば、機能モジュールは、様々な機能に対応して分割されることができ、あるいは、2つ以上の機能が1つの機能モジュールに統合されてもよい。統合されたモジュールは、ハードウェアの形態で実装されてもよいし、あるいはソフトウェア機能モジュールの形態で実装されてもよい。本発明のこの実施形態において、モジュールの分割は、単なる一例であり、単に論理機能の分割である。実際の実装においては、他の分割の仕方が存在し得る。
機能に対応して機能モジュールが分割されるとき、図10は、上述の実施形態におけるタッチパネル用干渉防止装置の、可能な、一概略構成図である。図10に示すように、タッチパネル用干渉防止装置は、取得モジュール10及び計算モジュール11を含んでいる。タッチパネル用干渉防止装置が電子機器内に配置されるとき、取得モジュール10は、図2のS101並びに図3、図4及び図6のS101aを実行することにおいてタッチパネル用干渉防止装置を支援するように構成される。すなわち、取得モジュール10は、充電アダプタによって送信される充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数を受信するように構成される。タッチパネル用干渉防止装置が充電アダプタ内に配置されるとき、取得モジュール10は、図8及び図9のS201を実行することにおいてタッチパネル用干渉防止装置を支援するように構成される。すなわち、取得モジュール10は、充電アダプタから充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数を読み取るように構成される。計算モジュール11は、図2、図3、図4及び図6のS102並びに図8及び図9のS202を実行することにおいてタッチパネル用干渉防止装置を支援するように構成される。また、タッチパネル用干渉防止装置は更に、図2、図3、図4及び図6のS103並びに図8及び図9のS203を実行することにおいてタッチパネル用干渉防止装置を支援するように構成された選択モジュール12を含んでいる。上述の方法実施形態のステップにおける関連する内容の全てが、対応する機能モジュールの機能説明に引用され得る。ここで再び詳細を説明することはしない。
タッチパネル用干渉防止装置が充電アダプタ内に配置されるとき、タッチパネル用干渉防止装置は更に、図9のS204を実行することにおいてタッチパネル用干渉防止装置を支援するように構成された送信モジュール13を含む。すなわち、送信モジュール13は、低ノイズ区間を、低ノイズ周波数を、又は低ノイズ区間と低ノイズ周波数とを、タッチパネルに送信するように構成される。
タッチパネル用干渉防止装置は更に、現在の充電アダプタによって生成されているコモンモードノイズの強度を取得し、取得したコモンモードノイズの強度が所定の閾値以上であるかを判定し、そして、コモンモードノイズの強度が所定の閾値以上であると判定したときに、取得ユニットが充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数を取得することをトリガーする、ように構成されたコモンモードノイズ判定モジュールを含み得る。
統合されたユニットが使用されるとき、図11は、上述の実施形態におけるタッチパネル用干渉防止装置の、可能な、一概略構成図である。タッチパネル用干渉防止装置は、やはり、電子機器内に配置されてもよいし、あるいは充電アダプタ内に配置されてもよい。図11に示すように、タッチパネル用干渉防止装置は、処理モジュール20及び通信モジュール21を含んでいる。処理モジュール20は、タッチパネル用干渉防止装置の動作を制御及び管理するように構成される。例えば、処理モジュール20は、図2、図3、図4及び図6のS102及びS103並びに図8及び図9のS202及びS203を実行することにおいてタッチパネル用干渉防止装置を支援するように構成され、及び/又は、明細書に記載のテクノロジの他のプロセスを実行するように構成される。通信モジュール21は、他の通信装置と通信することにおいてタッチパネル用干渉防止装置を支援するように構成される。例えば、通信モジュール21は、図2のS101、図3、図4及び図6のS101a、図8及び図9のS201、並びに図9のS204を実行することにおいてタッチパネル用干渉防止装置を支援するように構成される。すなわち、タッチパネル用干渉防止装置が電子機器内に配置されるとき、通信モジュール21は、充電アダプタによって送信される充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数を受信するように構成される。タッチパネル用干渉防止装置が充電アダプタ内に配置されるとき、通信モジュール21は、低ノイズ区間を、低ノイズ周波数を、又は低ノイズ区間と低ノイズ周波数とを、タッチパネルに送信するように構成される。タッチパネル用干渉防止装置は更に、上述の実施形態にて述べた低ノイズ区間及び低ノイズ周波数を記憶するように構成されるとともにタッチパネル用干渉防止装置のプログラムコード及びデータを記憶するように更に構成され得る記憶モジュール22を含み得る。
処理モジュール20は、例えば中央演算処理装置(Central Processing Unit、CPU)又はデジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)といった、プロセッサ又はコントローラとし得る。コントローラ/プロセッサは、この出願にて開示した内容を参照して説明した論理ブロック、モジュール、及び回路の様々な例を実装又は実行することができる。通信モジュール21は、トランシーバ、送信/受信回路、通信インタフェース、又はこれらに類するものとし得る。記憶モジュール22はメモリとし得る。
処理モジュール20がプロセッサであり、通信モジュール21が通信インタフェースであり、そして、記憶モジュール22がメモリであるとき、この出願のこの実施形態におけるタッチパネル用干渉防止装置は、図12に示すタッチパネル用干渉防止装置となり得る。
図12に示すように、このタッチパネル用干渉防止装置は、通信インタフェース30、プロセッサ31、及びメモリ32を含んでいる。通信インタフェース30、プロセッサ31、及びメモリ32は、システムバス33を用いることによって、互いに接続されて通信する。
稼働中、このタッチパネル用干渉防止装置は、上述の実施形態におけるタッチパネル用干渉防止方法を実行する。具体的なタッチパネル用干渉防止方法については、図2、図3、図4、図6、図8、及び図9に示した実施形態における関連する説明を参照されたい。ここで再び詳細を説明することはしない。
通信インタフェース30は、他の装置又は例えばイーサネット若しくはWLANなどの通信ネットワークと通信するように構成される。
メモリ32は、上述の実施形態にて述べた低ノイズ区間及び低ノイズ周波数を記憶するように構成され得るとともに、さらに、ソフトウェアプログラム及びアプリケーションモジュールを格納するように構成され得る。プロセッサ31は、様々な機能アプリケーションとタッチパネル用干渉防止装置のデータ処理とを実行するよう、メモリ32に格納されたソフトウェアプログラム及びアプリケーションモジュールを走らせる。
メモリ32は、主としてプログラム記憶領域320とデータ記憶領域321とを含む。プログラム記憶領域320は、オペレーティングシステムと、少なくとも1つの機能によって必要とされるアプリケーションプログラムとを格納し得る。データ記憶領域321は、上述の実施形態にて述べた低ノイズ区間及び低ノイズ周波数を記憶し得る。
メモリ32は、静的な情報及び命令を格納することができる読み出し専用メモリ(Read-only Memory、ROM)若しくは他のタイプの静的記憶装置、又は情報及び命令を格納することができるランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)若しくは他のタイプの動的記憶装置とすることができ、あるいは、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory、EEPROM)、磁気ディスク記憶媒体若しくは他の磁気記憶装置、又は期待されるプログラムコードを命令若しくはデータ構造の形態で搬送若しくは格納するように構成可能であるとともにタッチパネル用干渉防止装置によってアクセス可能な任意の他の媒体であってもよい。本発明はそれに限定されるものではない。
メモリ32は独立して存在してもよく、システムバス33を用いることによってプロセッサ31に接続される。それに代えて、メモリ32はプロセッサ31と集積されてもよい。
プロセッサ31は、タッチパネル用干渉防止装置のコントロールセンターである。プロセッサ31は、様々なインタフェース及び回線を用いることによって、タッチパネル用干渉防止装置全体の様々な部分に接続される。メモリ32に格納されたソフトウェアプログラム及び/又はアプリケーションモジュールを起動又は実行し、そして、メモリ32に格納されたデータを呼び出すことにより、プロセッサ31は、タッチパネル用干渉防止装置の様々な機能及びデータ処理を実行し、それにより、タッチパネル用干渉防止装置の全体的な全般的なモニタリングを実行する。
特定の実装において、一実施形態では、プロセッサ31は1つ以上のCPUを含み得る。例えば、図12のプロセッサ31はCPU0及びCPU1を含んでいる。
システムバス33は、アドレスバス、データバス、制御バス、及びこれらに類するものに分類され得る。この出願のこの実施形態では、明瞭な記述の目的で、様々なバスが図1のシステムバス33として標識付けられている。
本発明のこの実施形態は、タッチパネル用干渉防止装置を提供する。低ノイズ区間及び/又は低ノイズ周波数が、充電アダプタの動作周波数及び充電アダプタのジッタ周波数を用いることによって計算され、それにより、現在の動作周波数のコモンモードノイズの振幅が過度に大きいときに、タッチパネルが、当該タッチパネルの動作周波数を低ノイズ区間内の低ノイズ周波数に直接的に切り換えることができ、それにより、タッチパネルによって動作周波数を切り換えることの正確さが向上される。
実装に関する以上の説明は、簡便且つ簡潔な説明の目的で上述の機能モジュールの分割が説明の一例として採用されていることを、当業者が理解することを可能にする。実際の適用においては、上述の機能は、要求に基づいて異なるモジュールに割り当てられて実装されることができ、すなわち、装置の内部構成は、上述の機能の全て又は一部を実行するように様々な機能モジュールへと分割される。上述のシステム、装置、及びユニットの詳細な動作プロセスについては、上述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照することができ、ここで再び詳細を説明することはしない。
この出願にて提供されたこれら幾つかの実施形態において、理解されるべきことには、開示されたシステム、装置、及び方法は、その他のようにして実施されてもよい。
例えば、記載された装置の実施形態は単なる例である。例えば、モジュール又はユニットの分割は、単なる論理機能分割であり、実際の実装においてはその他の分割とし得る。例えば、複数のユニット又はコンポーネントが別のシステムへと組み合わされたり統合されたりしてもよく、あるいは、一部の機構が無視されたり実行されなかったりしてもよい。また、表示又は説明された相互結合又は直接結合又は通信接続は、幾つかのインタフェースを使用することによって実装されてもよい。装置又はユニットの間の間接結合又は通信接続は、電子的な形態で実装されてもよいし、機械的な形態で実装されてもよいし、あるいは、その他の形態で実装されてもよい。
別々の部分として記載されたユニットは、物理的に別々であってもなくてもよく、また、ユニットとして表示された部分は、物理的なユニットであってもなくてもよく、一箇所にあってもよいし複数のネットワークユニットに分散されてもよい。それらユニットの一部又は全てが、実施形態のソリューションの目的を達成するように、実際の要求に基づいて選択され得る。
また、この出願の実施形態における複数の機能ユニットが1つの処理ユニットへと統合されてもよく、あるいは、それらユニットの各々が物理的に単独で存在してもよく、あるいは、2つ以上のユニットが1つのユニットへと統合される。統合ユニットは、ハードウェアの形態で実装されてもよく、あるいは、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてもよい。
統合ユニットがソフトウェア機能ユニットの形態で実装されて、独立したプロダクトとして販売又は使用されるとき、その統合ユニットはコンピュータ読み取り可能記憶媒体に格納されてもよい。
このような理解に基づき、この出願の技術的ソリューションは本質的に、又は先行技術に対して寄与する部分は、又は技術的ソリューションの全て又は一部は、ソフトウェアプロダクトの形態で実装され得る。ソフトウェアプロダクトは、記憶媒体に格納されるとともに、この出願の実施形態にて記載された方法のステップの全て又は一部を実行するようにコンピュータ装置(これは、パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク装置とし得る)又はプロセッサに命令する幾つかの命令を含む。上述の記憶媒体は、例えばUSBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、又は光ディスクなどの、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。
この出願の幾つかの好適実施形態を説明してきたが、当業者は、基本的な発明概念を学んで、これらの実施形態への変形及び変更を行うことができる。従って、添付の特許請求の範囲は、これらの好適実施形態と、この出願の範囲に入る全ての変形及び変更とに及ぶように解釈されることを意図している。
明らかなことには、当業者は、この出願の精神及び範囲から逸脱することなく、この出願に対する様々な変更及びバリエーションを作り出すことができる。この出願は、添付の請求項及びそれらの均等技術によって定められる保護の範囲に入るという条件のもとで、この出願のそれらの変形及びバリエーションに及ぶことを意図している。

Claims (13)

  1. タッチパネル用干渉防止方法であって、
    充電アダプタの動作周波数及び前記充電アダプタのジッタ周波数を取得することと、
    所定のアルゴリズムを用いることによって、前記動作周波数と前記ジッタ周波数とに基づいて低ノイズ区間を計算することであり、それにより、前記タッチパネルが、前記低ノイズ区間を取得し、前記タッチパネルへの干渉が所定範囲を超えるときに前記タッチパネルの動作周波数を前記低ノイズ区間内の周波数に切り換えるようにし、前記低ノイズ区間は、その中で前記タッチパネルが動作するときに前記タッチパネルへの前記干渉が前記所定範囲内となる周波数区間である、計算することと、
    を有するタッチパネル用干渉防止方法。
  2. ノイズ区間を前記計算することの後に、当該方法は更に、
    前記低ノイズ区間から、前記タッチパネルが動作すべき低ノイズ周波数を選択すること、
    を有する、請求項1に記載のタッチパネル用干渉防止方法。
  3. ノイズ区間を前記計算することの後に、当該方法は更に、
    前記低ノイズ区間又は前記低ノイズ周波数の少なくとも一方を前記タッチパネルに送信すること、
    を有する、請求項に記載のタッチパネル用干渉防止方法。
  4. 前記充電アダプタは、周波数ジッタモードにて固定周波数で動作し、
    所定のアルゴリズムを用いることによって、前記動作周波数と前記ジッタ周波数とに基づいて低ノイズ区間を前記計算することは、具体的に、
    第1の式を用いることによって、前記動作周波数と前記ジッタ周波数とに基づいて前記低ノイズ区間を計算し、前記第1の式は、w=f−(2n+1)Δfであり、wは前記低ノイズ区間であり、fは前記動作周波数であり、Δfは前記ジッタ周波数であり、そして、nは正の整数である、
    ことを有する、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載のタッチパネル用干渉防止方法。
  5. 前記充電アダプタは、谷導通モードで動作し、
    所定のアルゴリズムを用いることによって、前記動作周波数と前記ジッタ周波数とに基づいて低ノイズ区間を前記計算することは、具体的に、
    第2の式を用いることによって、前記動作周波数と前記ジッタ周波数とに基づいて前記低ノイズ区間を計算し、前記第2の式は、w=f−(n+1)Δfであり、wは前記低ノイズ区間であり、fは前記動作周波数であり、Δfは前記ジッタ周波数であり、そして、nは正の整数である、
    ことを有する、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載のタッチパネル用干渉防止方法。
  6. 充電アダプタの動作周波数及び前記充電アダプタのジッタ周波数を前記取得することは、具体的に、
    前記充電アダプタによって送信される前記充電アダプタの前記動作周波数及び前記充電アダプタの前記ジッタ周波数を受信すること、
    を有する、請求項1乃至のいずれか一項に記載のタッチパネル用干渉防止方法。
  7. 取得モジュールと計算モジュールとを有する、タッチパネル用干渉防止装置であって、
    前記取得モジュールは、充電アダプタの動作周波数及び前記充電アダプタのジッタ周波数を取得するように構成され、
    前記計算モジュールは、前記取得モジュールが前記充電アダプタの前記動作周波数及び前記充電アダプタの前記ジッタ周波数を取得した後に、所定のアルゴリズムを用いることによって、前記動作周波数と前記ジッタ周波数とに基づいて低ノイズ区間を計算するように構成され、それにより、前記タッチパネルが、前記低ノイズ区間を取得し、前記タッチパネルへの干渉が所定範囲を超えるときに前記タッチパネルの動作周波数を前記低ノイズ区間内の周波数に切り換えるようにし、前記低ノイズ区間は、その中で前記タッチパネルが動作するときに前記タッチパネルへの前記干渉が前記所定範囲内となる周波数区間である、
    タッチパネル用干渉防止装置。
  8. 当該タッチパネル用干渉防止装置は更に、選択モジュールを有し、
    前記選択モジュールは、前記低ノイズ区間を前記計算モジュールが計算した後に、前記低ノイズ区間から、前記タッチパネルが動作すべき低ノイズ周波数を選択するように構成される、
    請求項7に記載のタッチパネル用干渉防止装置。
  9. 当該タッチパネル用干渉防止装置は前記充電アダプタ内に配置され、当該タッチパネル用干渉防止装置は更に送信モジュールを有し、
    前記送信モジュールは、前記低ノイズ区間を前記計算モジュールが計算した後に、前記低ノイズ区間又は前記低ノイズ周波数の少なくとも一方を前記タッチパネルに送信するように構成される、
    請求項に記載のタッチパネル用干渉防止装置。
  10. 前記充電アダプタは、周波数ジッタモードにて固定周波数で動作し、
    前記計算モジュールは具体的に、第1の式を用いることによって、前記動作周波数と前記ジッタ周波数とに基づいて前記低ノイズ区間を計算するように構成され、前記第1の式は、w=f−(2n+1)Δfであり、wは前記低ノイズ区間であり、fは前記動作周波数であり、Δfは前記ジッタ周波数であり、そして、nは正の整数である、
    請求項7乃至9のいずれか一項に記載のタッチパネル用干渉防止装置。
  11. 前記充電アダプタは、谷導通モードで動作し、
    前記計算モジュールは具体的に、第2の式を用いることによって、前記動作周波数と前記ジッタ周波数とに基づいて前記低ノイズ区間を計算するように構成され、前記第2の式は、w=f−(n+1)Δfであり、wは前記低ノイズ区間であり、fは前記動作周波数であり、Δfは前記ジッタ周波数であり、そして、nは正の整数である、
    請求項7乃至9のいずれか一項に記載のタッチパネル用干渉防止装置。
  12. 当該タッチパネル用干渉防止装置は電子機器内に配置され、
    前記取得モジュールは具体的に、前記充電アダプタによって送信される前記充電アダプタの前記動作周波数及び前記充電アダプタの前記ジッタ周波数を受信するように構成される、
    請求項7乃至11のいずれか一項に記載のタッチパネル用干渉防止装置。
  13. タッチパネル用干渉防止装置であって、当該タッチパネル用干渉防止装置は、メモリと、プロセッサと、通信インタフェースと、システムバスとを有し、
    前記メモリ、前記プロセッサ、及び前記通信インタフェースは、前記システムバスを用いることによって接続され、前記メモリはコンピュータ命令を格納するように構成され、前記プロセッサは、当該タッチパネル用干渉防止装置が請求項1乃至6のいずれか一項に記載のタッチパネル用干渉防止方法を実行するよう、前記メモリに格納された前記コンピュータ命令を実行するように構成される、
    タッチパネル用干渉防止装置。
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