JP6788824B2 - 電動工具 - Google Patents

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Description

本発明は、電池パックを電源とする電動工具に関するものである。
従来、電動工具においては、モータや制御回路等を備える工具本体に対して電池パックが着脱可能に構成されたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
このような電動工具では、工具本体に設けられるトリガスイッチが引き込まれることで、トリガスイッチからの駆動信号に基づいて制御回路がモータを駆動させるようになっている。
特開2006−341325号公報
ところで、上記のような電動工具では、図4に示すように、例えばトリガスイッチが引き込まれて(オンされて)から電源供給が行われても、所定期間Ts1においては回路内の種々の起動処理が行われた後に制御回路の動作が開始される。更に、制御回路の動作が開始されてから所定期間Ts2においては、トリガスイッチからの駆動信号を判定する信号判定処理が行われる。信号判定処理後、制御回路はモータを駆動する。即ち、トリガスイッチが引き込まれてから所定時間Ts1+Ts2の分だけモータの駆動開始(動作開始)が遅れることとなる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、トリガスイッチ操作からモータ駆動までの動作時間を短縮させることができる電動工具を提供することにある。
上記課題を解決するために、電動工具は、モータと、該モータの駆動力を減速させて出力軸に伝達させる駆動力伝達部と、前記モータの駆動を制御する制御回路とを備えた工具本体と、前記工具本体に対して着脱可能とされて前記モータに対して電源供給する電池パックと、を有する電動工具であって、前記制御回路に対して電源供給を行う補助電源部を備えたことを特徴とする。
本発明の電動工具によれば、トリガスイッチ操作からモータ駆動までの動作時間を短縮させることができる。
実施形態における電動工具の概略構成を示す側面図である。 同上における電動工具の概略構成を示すブロック図である。 同上における電動工具の一動作例を説明するためのタイミングチャートである。 参考例の電動工具の動作例を説明するためのタイミングチャートである。
以下、電動工具の一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態の電動工具10は、工具本体11と、工具本体11に対して着脱可能な電池パック12とを有する。
工具本体11の外郭をなすハウジング13は、略円筒状の胴部14と、この胴部14の長手方向途中から下方に延びた把持部15と、把持部15の下端部に電池パック12を装着する電池パック装着部16とを有している。
図1に示すように、胴部14の内部には、モータ17と、モータ17のモータ軸17aと連結される駆動力伝達部18が配置されている。駆動力伝達部18は、モータ17の回転駆動力を駆動力伝達部18の前方に配置された出力軸19に伝達するものであり、例えば減速機構及びクラッチ機構等を含む。
駆動力伝達部18は、出力軸19の先端側でチャック20と連結される。これによって、モータ17の回転に伴って駆動力伝達部18を介してチャック20が回転される。チャック20には、ドライバービットやタップ等の先端工具が着脱可能に装着され、チャック20の回転と共に回転する。
図1に示すように、工具本体11の把持部15は、胴部14の長手方向である前後方向に対して下方向に延びるように形成されている。また、把持部15の上端には、作業者が工具本体11の運転・停止を指示するためのトリガスイッチ21が設けられている。
トリガスイッチ21のやや上側寄りには、作業者が先端工具(ビット)の回転方向、即ちモータ17の回転方向を指示するための回転方向切換スイッチ22が把持部15の表面から突出する形で露設されている。回転方向切換スイッチ22は、把持部15を左右方向に貫通する操作ノブを有し、その操作ノブを左右方向に移動させることにより、モータ17の回転方向を指示する。
図1に示すように、把持部15の下端には、電池パック装着部16が設けられている。電池パック装着部16は前後方向に長い扁平な直方体状をなしている。電池パック装着部16内に電動工具10の統括的な制御を行う制御回路30が収容される。
図1に示すように、工具本体11のハウジング13内には、補助電源部31が収容されている。補助電源部31は、制御回路30及び電池パック12に接続される。補助電源部31は、二次電池を含み、例えば電池パック12からの電源供給によって蓄電可能とされ、制御回路30に対して電源供給を行うようになっている。さらに、補助電源部31は、前記二次電池の給電のタイミングを制御可能な制御部を有している。
次に、本実施形態の電動工具10の電気的構成について主に図2を用いて説明する。
図2に示すように、電動工具10の制御回路30には、補助電源部31から電源供給される。また、制御回路30には、回転方向切換スイッチ22及びトリガスイッチ21の各種スイッチからの信号が入力される。
制御回路30は、回転方向切換スイッチ22によるモータ17の正転、逆転、停止の選択に基づいてモータ17の回転方向の切換や停止を行う。トリガスイッチ21は引込量に応じた信号を出力し、制御回路30は、その引込量に応じた出力制御を行う。
また、制御回路30は、電池パック12の電源供給に基づいてモータ17を駆動させるようになっている。
また、制御回路30にはタイマ32が接続されており、各種の計時を行う。タイマ32による計時の一例としては、トリガスイッチ21の駆動信号の入力が終了(オフ)してからの時間計測や、補助電源部31の給電停止後における所定間隔毎で補助電源部31からの短時間給電のタイミングを計るために用いられる。
制御回路30を動作(起動)させるための電源供給を行う補助電源部31には、補助電源部31の電源電圧を測定する電圧測定部33が接続される。補助電源部31は、電圧測定部33によって測定される電源電圧が過放電状態となりうる所定値以下となった場合には、制御回路30への電源供給を停止させるようになっている。
次に、本実施形態の電動工具10の一動作例(作用)を説明する。
本実施形態の電動工具10は、トリガスイッチ21が引き込まれることで制御回路30に対して駆動信号(オン信号)が出力される。このとき、制御回路30には補助電源部31から電源供給(給電)されているため、起動処理をすることなく、前記駆動信号の判定を行うことが可能となっている。駆動信号判定後、制御回路30は、モータ17を駆動させる。これにより駆動力伝達部18を介して出力軸19が回転され、出力軸19と一体回転する先端工具が回転されることとなる。
図3に示すようにタイミングt1とタイミングt2との間(期間T1)において、電池パック12を交換するべく電池パック12を工具本体11から取り外した場合、制御回路30に対しては、補助電源部31の給電が継続される。このため、電池パック12を工具本体11に取り付けたタイミングt2で即座にトリガスイッチ21を引き込んで駆動信号(オン信号)を出力すると、制御回路30は起動処理をすることなく、前記駆動信号の判定を行うことが可能である。このため、トリガスイッチ21の引き込み開始(タイミングt2)からのモータ17の動作開始(タイミングt3)までの期間T2は、駆動信号の判定時間(図4においてTs2と同意)に相当する。
図3に示すように、タイミングt4において、トリガスイッチ21の操作が終了すると、制御回路30に対する駆動信号が出力されなくなるため、制御回路30は、モータ17への電源供給を停止させて駆動停止させる。このとき、タイマ32(図2参照)による計時が開始される。そして、制御回路30は、タイマ32による計時開始から所定期間(所定時間)T3経過したタイミングt5において、補助電源部31からの電源供給が遮断されて、制御回路30の動作が停止する。ここで、所定期間T3は、3〜5分程度が想定されるが、仕様等によって適宜変更してもよい。
その後、補助電源部31は、自身の制御部によってトリガスイッチ21の操作等が行われない場合、所定間隔T4毎に所定期間T5だけ制御回路30に対する電源供給を行うようになっている。なお、所定間隔T4は、例えば10〜15分程度が想定されるが、仕様等によって適宜変更してもよい。このとき、図3の所定期間T5の開始タイミングにおいて補助電源部31の給電開始時期と制御回路30の動作の開始時期が一致させて図示しているが、補助電源部31の給電開始後所定期間Ts1(図4参照)に相当する分だけ制御回路30内の種々の起動処理が行われてから実際の動作が可能となる。
次に、本実施形態の効果を記載する。
(1)制御回路30に対して電源供給を行う補助電源部31を備える。このため、トリガスイッチ21の引き込み操作を切っ掛けとして制御回路30を起動させるといったことを行わずに、トリガスイッチ21の引き込み操作の前に、制御回路30を起動させることができるため、モータ17を動作させるまでの時間を短縮させることができる。
(2)トリガスイッチ21からの駆動信号が、所定期間T3、制御回路30に入力されなかった場合、制御回路30に対する電源供給が遮断されるため、制御回路30にて使用する電力消費を抑えることができる。
(3)制御回路30に対する電源供給遮断(タイミングt5)後、所定間隔T4毎に電源供給遮断を停止して制御回路30に対する電源供給が行われる。このように所定間隔T4毎に制御回路30に対して電源供給が行われることで制御回路30を起動させることができるため、制御回路30起動時においてトリガスイッチ21が引き込まれた場合にモータ17を動作させるまでの時間を短縮させることができる。
(4)補助電源部31は、自身の電源電圧が所定電圧以下である場合には前記制御回路30に対する電源供給を停止するため、補助電源部31の過放電を抑えることができる。
(5)補助電源部31は、電池パック12と接続されて電池パック12からの電源供給によって蓄電可能に構成されるため、別途補助電源部31に対する電源を用意する必要がないため、部品点数の増加や電動工具10の大型化などを抑えることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、トリガスイッチ21からの駆動信号が所定期間T3,制御回路30に入力されなかった場合に、補助電源部31からの電源供給を遮断する構成としたが、これに限らず、補助電源部31からの電源供給を継続しておこなってもよい。
・上記実施形態では、補助電源部31による制御回路30に対する電源供給遮断後、所定間隔毎に制御回路30に対する電源供給を行うこととしたが、これに限らない。例えば、電源供給遮断後において所定間隔毎に制御回路30に対する電源供給を行わない構成としてもよい。
・上記実施形態では、制御回路30に対する起動(動作)のための電源供給を補助電源部31のみで実施する構成としたが、これに限らない。例えば、電池パック12が装着される場合にあっては電池パック12から制御回路30に対する起動(動作)のための電源供給を行い、電池パック12が取り外された場合のみ、補助電源部31からの電源供給を行うこととしてもよい。
・上記実施形態並びに各変形例は適宜組み合わせてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(付記1)モータ(17)と、該モータ(17)の駆動力を減速させて出力軸(19)に伝達させる駆動力伝達部(18)と、前記モータ(17)の駆動を制御する制御回路(30)と、引き込み操作されると駆動信号を制御回路(30)に対して出力するトリガスイッチ(21)と、を備えた工具本体(11)と、
前記工具本体(11)に対して着脱可能とされて前記モータ(17)に対して電源供給する電池パック(12)と、
を有する電動工具であって、
前記制御回路(30)に対して電源供給を行う補助電源部(31)を備えたことを特徴とする電動工具。
(付記2)付記1に記載の電動工具において、
前記トリガスイッチ(21)からの駆動信号が、所定時間、前記制御回路(30)に入力されなかった場合、前記制御回路(30)に対する電源供給を遮断する遮断部(31)を備えたことを特徴とする電動工具。
(付記3)付記2に記載の電動工具において、
前記遮断部(31)は、電源供給遮断後、所定間隔毎に電源供給遮断を停止して前記制御回路(30)に対する電源供給を許可することを特徴とする電動工具。
(付記4)付記1〜3のいずれか一項に記載の電動工具において、
前記補助電源部(31)は、自身の電源電圧が所定電圧以下である場合には前記制御回路(30)に対する電源供給を停止することを特徴とする電動工具。
(付記5)付記1〜4のいずれか一項に記載の電動工具において、
前記補助電源部(31)は、前記電池パック(12)と接続されて該電池パック(12)からの電源供給によって蓄電可能に構成されることを特徴とする電動工具。
10…電動工具、11…工具本体、12…電池パック、17…モータ、18…駆動力伝達部、19…出力軸、21…トリガスイッチ、30…制御回路、31…補助電源部(遮断部)。

Claims (2)

  1. モータと、前記モータの駆動力を減速し、出力軸に伝達する駆動力伝達部と、前記モータの駆動を制御する制御回路と、引き込み操作に応じて駆動信号を前記制御回路に対して出力するトリガスイッチと、を備えた工具本体と、
    前記工具本体に対して着脱可能であり、前記モータに対して電源供給を行う電池パックと、
    前記制御回路に対して電源供給を行う補助電源部と、
    前記駆動信号が前記制御回路に所定時間入力されない場合、前記制御回路に対する電源供給を遮断する遮断部と、を備え、
    前記遮断部は、電源供給遮断を実行した後、所定間隔毎に電源供給遮断を停止し、前記制御回路に対する電源供給を許可する
    電動工具。
  2. 前記補助電源部は、自身の電源電圧が所定電圧以下である場合に前記制御回路に対する電源供給を停止する
    請求項1に記載の電動工具。
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