JP6780928B2 - 防爆容器用換気具、防爆容器、防爆ガス検出機構及び監視装置 - Google Patents

防爆容器用換気具、防爆容器、防爆ガス検出機構及び監視装置 Download PDF

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この発明は、可燃性ガス雰囲気の危険場所に設置される防爆装置に用いられる防爆容器用換気具、防爆容器、防爆ガス検出機構及び監視装置に関する。
石油化学プラント等の可燃性ガス雰囲気の危険場所に設置された産業用機械は、マイクが集音した音響によって状態を監視される場合がある。このため、従来の防爆装置として、点火源とならない程度に電気エネルギを抑制した本質安全防爆構造のマイク装置を危険場所内に設置したものがあった。
また、危険場所の環境状態を検出するガスセンサを収納した耐圧防爆構造の防爆容器の一部を焼結金属で構成し、焼結金属部分から内部に流入する外気の状態を測定するようにした防爆装置もある(例えば、特許文献1参照。)。耐圧防爆構造の防爆容器は、内部に侵入したガスが爆発しても外部のガスに波及しないように、十分な耐圧性と耐熱性とを備えるとともに、外部への火炎逸走を確実に防止できるものでなければならない。このため、微小孔を有する焼結金属部分から外気を防爆容器内に導入するようにしている。
ところが、本質安全防爆構造のマイク装置を危険場所内に設置する場合は、非危険場所側から危険場所側へのエネルギの伝達を事故時にも安全な値に制限するための安全保持器を用いる必要があり、構成の簡略化及びコストの低廉化に不向きである。
また、焼結金属は、微小孔を介して空気を流通させることはできるが、微小孔が小さ過ぎ、防爆容器の内部に収納したマイクで外部の音響を確実に集音できる程度の通気性を備えていない。このため、一部を焼結金属で構成した耐圧防爆構造の防爆容器は、マイクを収納する防爆容器として使用することができない。
そこで、出願人は、軸方向に貫通した多数の微小孔を有する発泡金属を、ホルダの内部における軸方向に直交する面内の全面に配置した防爆容器用換気具を提案した(特許文献2参照。)。
特開2009−074899号公報 特開2011−165729号公報
しかし、特許文献2に開示された防爆容器用換気具では、防爆容器の内外のガスの流通量が少なく、環境状態の検出の高速化の要請に十分に対応できない可能性がある。
この発明の目的は、十分な通気性を備えた防爆構造の防爆容器を実現できる防爆容器用換気具、防爆容器、防爆ガス検出機構及び監視装置を提供することにある。
この発明の防爆容器用換気具は、ホルダ、火炎逸走防止部材、換気装置を備えている。ホルダは、軸方向における両端部が開放した筒状を呈し、防爆容器に形成された開口部に軸方向に貫通して取り付けられる。火炎逸走防止部材は、ホルダに取り付けられ、気体透過性を有するとともにホルダの内部での軸方向における火炎の通過を防止する。換気装置は、ホルダに取り付けられ、ホルダの内部で軸方向に沿って気体を強制的に通過させる。換気装置は、軸方向における火炎逸走防止部材よりも防爆容器の内側の位置に配置される。
この構成において、換気装置を軸方向における火炎逸走防止部材よりも防爆容器の内側の位置に固定する取付部品を備えることができる。
この発明の防爆容器は、少なくとも1つの給気用の開口部、少なくとも1つの排気用の開口部、火炎逸走防止部材、換気装置を備えている。給気用の開口部および排気用の開口部は、軸方向における両端部が開放している。火炎逸走防止部材は、給気用の開口部および排気用の開口部に取り付けられ、気体透過性を有するとともに給気用の開口部および排気用の開口部の内部での軸方向における火炎の通過を防止する。換気装置は、給気用の開口部または排気用の開口部に取り付けられ、給気用の開口部または排気用の開口部の内部で軸方向に沿って気体を強制的に通過させる。換気装置は、軸方向における火炎逸走防止部材よりも防爆容器の内側の位置に配置される。
この発明の防爆ガス検出機構は、上述の防爆容器用換気具と、防爆容器用換気具が形成する気体の流路中に配置されるガスセンサと、を備えている。
この発明の監視装置は、上述の防爆容器の壁面の一部に少なくとも1つの窓部を形成し、防爆容器内で窓部に対向して配置されるカメラを備えている。
この発明によれば、防爆容器の内外に多量の気体を流通させることができ、気体の状態を素早く検出することができる。
(A)及び(B)は、この発明の実施形態に係る防爆容器用換気具を備えた防爆容器の側面断面図及びX−X部断面図である。 (A)及び(B)は、同防爆容器用換気具の側面断面図及び組立図である。 (A)及び(B)は、同防爆容器用換気具の別の構成を示す側面断面図である。 は、同防爆容器用換気具のさらに別の構成を示す側面断面図である。 は、同防爆容器の別の構成を示す断面図である。 (A)及び(B)は、同防爆容器のさらに別の構成を示す断面図である。 (A)〜(C)は、同防爆容器用換気具のさらに別の構成を示す側面断面図である。
以下に、この発明の実施形態に係る防爆容器用換気具及びこれを備えた防爆容器について、図面を参照しつつ説明する。
図1(A)及び(B)に示すように、防爆容器100は、石油化学プラント等の危険場所内に設置される防爆構造であり、一例としてアルミ合金を素材とする本体101及び蓋体102からなる。本体101内には、一例としてネットワークカメラ111、マイク112、ガスセンサ113、電源114、無線機115が収納されている。蓋体102には、アンテナ116が収納されている。防爆容器100内に収納されたこれらの機器は、危険場所内に設置された産業機器の画像データ及び音響データ、並びに危険場所のガス雰囲気の検出データを、非危険場所内に設置された図示しないデータ処理装置に送信する監視装置を構成している。
本体101の一方の側面には、一例として2つの開口部103(図1(B)においては1つの開口部103のみが現れる。)が形成されている。開口部103には、この発明の防爆容器用換気具10が固定されている。防爆容器用換気具10は、防爆容器100の内部と外部との間に気体を流通させる。
本体101の正面には、窓部104が形成されている。窓部104は、耐圧ガラス118によって被覆されている。ネットワークカメラ111は、本体101の内部において窓部104に対向する位置に配置されており、窓部104及び耐圧ガラス118を経由して防爆容器100の外部を撮像する。マイク112は、防爆容器用換気具10を介して防爆容器100内に伝播した音響を集音する。ガスセンサ113は、防爆容器100内に流入した気体中における特定の成分の濃度を検出する。
ネットワークカメラ111が撮像した画像データ、マイク112が集音した音響データ及びガスセンサ113が検出した検出データは、無線機115によってアンテナ116を介して送信される。
なお、ガスセンサ113の検出データは、アナログデータとして無線通信しても良いし、予め設定したしきい値を超えたら異常判定して接点信号を送信しても良い。画像データは、計器室等に設置されたデータ処理装置(図示せず)により画像処理することにより、監視対象設備の異常発生を示す表示や接点信号によるアラーム等によりオペレータに対して異常を報知する。また、音響データは、データ処理装置により、例えば周波数スペクトルを計算し、その周波数スペクトルパターンから正常音とガス漏えい音や回転機異常音を識別して異常を検知することにより、監視対象設備の異常の発生を示す表示や接点信号によるアラーム等によりオペレータに対して異常を報知する。
また、監視対象に応じてマイク112又はガスセンサ113の一方を省略することができる。また、防爆容器100の外部の音響及びガス濃度のみを監視対象とする場合には、窓部103及び耐圧ガラス118とともにネットワークカメラ111を省略することもできる。
図2(A)及び(B)に示すように、防爆容器用換気具10は、ホルダ1、メタルフォーム(発泡金属)素子2、フィルタ3、ファン4、ロックナット5、カバー6、パッキン7、取付部品8、取付用ビス9を備えている。
ホルダ1は、一例としてステンレスを素材として、軸方向の両端が開放した略円筒形状に形成されている。ホルダ1は、筒状であればよく、円筒形状だけでなく角筒形状であってもよい。ホルダ1の外周部には、雄ねじ部11及びフランジ部12が形成されている。雄ねじ部11は、防爆容器100の開口部103の雌ねじ部に螺合する形状にされており、ロックナット5が螺合する。カバー6は、雄ねじ部11に螺合したロックナット5の外側で、雄ねじ部11の前端部に外嵌する。フランジ部12は、一例として8角形形状を呈し、ホルダ1の背面側の端部で、周方向の一部がホルダ1の周面から半径方向に突出している。
パッキン7及び取付部品8は、何れも内径がホルダ1の外形に略等しい環状を呈し、雄ねじ部11に外嵌してフランジ部12の前側に位置する。取付部品8は、周方向における等間隔の箇所にネジ孔81が形成されている。
ファン4は、この発明の換気装置であり、ホルダ1の内部で軸方向に沿ってガスを強制的に通過させる。ファン4は、一例として汎用品の軸流ファンであり、周方向の4箇所に貫通孔41が形成されている。貫通孔41を貫通した後にネジ孔81に螺合する取付用ビス9を介して、フランジ部12の背面に当接する状態で固定される。
ホルダ1の内部には、軸方向の2カ所に段部16及び17が形成されている。段部16及び17は、内周面から全周にわたって半径方向に延出している。段部16及び17は、内周面の一部から延出するものであってもよい。ホルダ1の背面側からホルダ1内に挿入されたメタルフォーム素子2が、段部16に当接する状態で、ホルダ1内に収納される。また、ホルダ1の背面側からホルダ1内に挿入されたフィルタ3が、段部17に当接する状態で、ホルダ1内に収納される。
メタルフォーム素子2は、この発明の火炎逸走防止部材であり、気体透過性を有するとともにホルダの内部での軸方向における火炎の通過を防止する。メタルフォーム素子2に代えて、焼結金属を用いることもできる。
フィルタ3は、一例としてSUSフィルタであり、例えば5枚の円盤状の板材を同軸上に順に重ねて構成され、フィルタ3を通過する爆発ガスを各板材の開口部を順に通過させて降温する。爆発ガスの温度とメタルフォーム素子2の耐熱温度とを考慮して、フィルタ3を構成する板材の枚数や開口部の形状を調整することができる。フィルタ3は、メタルフォーム素子2とともにこの発明の火炎逸走防止部材を構成するものであってもよい。この発明の火炎逸走防止部材は、気体透過性を有するとともにホルダ10の内部での軸方向における火炎の通過を防止できることを条件に、任意の素材及び構成とすることができる。
フィルタ3により、防爆容器100内で爆発したガスの温度を低下させることができるため、ホルダ1を2つに分割するなどしてメタルフォーム素子2とフィルタ3との間にファン4を配置することで、爆発時のファン4の破壊を防止できる。
メタルフォーム素子2及びフィルタ3は、ホルダ1の内周面との間で固定部材を介して溶接することで、ホルダ1の内部に固定される。固定部材としては一例としてニッケルロウを用いることができる。
即ち、ファン4は、取付部品8を介してメタルフォーム素子2よりも防爆容器100の内側に配置された状態でホルダ1に取り付けられる。このため、換気装置として防爆構造を持たない汎用のファンを用いて防爆容器用換気具10を安価かつ簡便に構成することができる。
ファン4として、非防爆構造の汎用品に代えて防爆構造の専用品を用いる場合には、メタルフォーム素子2よりも防爆容器100の外側に配置することもできる。
ホルダ1の雄ねじ部11を防爆容器100の内側から開口部103の内周面に形成された雌ねじ部に螺合させた後、防爆容器100の外部に露出した雄ねじ部11にロックナット5を螺合させる。防爆容器用換気具10は、ロックナット5とパッキン7との間に開口部103の周縁部を挟持して防爆容器100に取り付けられる。そして、防爆容器用換気具10を開口部103に取り付けることにより、メタルフォーム素子2とファン4とが開口部103に取り付けられる。
防爆容器用換気具10を防爆容器100に取り付け、ファン4を駆動すると、ホルダ1の内部に、一方の端部から他方の端部に向かってメタルフォーム素子2及びフィルタ3を通過して軸方向に流れる気体の流路が形成される。ホルダ1の一方の端部の外側の火炎は、メタルフォーム素子2及びフィルタ3を越えて他方の端部側に通過することがない。防爆容器用換気具10を防爆容器100に設けることで、防爆容器100の内部と外部との間に、火炎の移動を伴うことなく、多量の気体を流通させることができる。
これにより、防爆容器100の防爆性能を確保しつつ、防爆容器100内の気体を外部に排出することができ、防爆容器100内に収納されている電気機器の温度上昇を低減させ、防爆装置としての使用可能周囲温度の範囲を拡大することができる。
また、防爆用100内の気体を撹拌して防爆容器100の内部温度を均一にすることができ、部分的な高温化による防爆容器100内の温度上昇を低減できる。
さらに、防爆容器100内に流入した爆発性ガスを撹拌することで、爆発性ガスの部分的な濃度上昇を防止でき、防爆容器100の内部における爆発の可能性を低減できる。
図3(A)に示すように、取付部品8をホルダ1に一体的に備えることにより、部品点数を削減できる。また、図3(B)に示すように、ホルダ1の雄ねじ部11を防爆容器100の開口部103の雌ねじ部に外側から螺合させ、防爆容器100の内部に露出した雄ねじ部11に取付部品8を螺合させることとし、取付部品8によってロックナットを兼用させることもできる。部品点数をさらに削減するとともに、小型化を図ることができる。
2つの開口部103の両方に同一構造の防爆容器用換気具10を取り付け、2つの防爆容器用換気具10のそれぞれのファン4を互いに反対方向に駆動することで、一方の防爆容器用換気具10を給気用、他方の防爆容器用換気具10を排気用とすることができる。
排気用の防爆容器用換気具10によって防爆容器100内の気体を外部に排気しつつ、給気用の防爆容器用換気具10によって防爆容器100の外部の気体を防爆容器100内に大量に供給することができ、特にガスセンサ113によるガス濃度の検出を高速に行うことができる。
このとき、ガスセンサ113を防爆容器100内で給気用の防爆容器用換気具10と排気用の防爆容器用換気具10との間に形成される気体の流路内に配置することにより、外部のガス濃度をより正確かつ高速に検出することができる。
また、図4に示すように、2つの防爆容器用換気具10におけるホルダ1に対するファン4の取付方向を変えることにより、給気用の防爆容器用換気具10と排気用の防爆容器用換気具10との駆動方向を共通化することができる。
図5に示すように、防爆容器100内に開口部103を有する閉空間100Aを形成し、開口部103に防爆容器用換気具10を装着するとともに、閉空間100A内にガスセンサ113を取り付けても良い。防爆容器用換気具10によって外部のガスが供給される空間の容積を小さくすることで、ガスセンサ113によるガス濃度の検出速度を高速化できる。
この場合には、図6(A)に示すように、閉空間100Aに形成した2つの開口部103に、それぞれ給気用の防爆容器用換気具10Aと排気用の防爆容器用通気具10Bとを備えてもよい。閉空間100A内の圧力上昇を緩和して、閉空間100A内に十分に外部のガスを流入させることができる。なお、防爆容器用通気具10Bは、防爆容器用換気具10Aからファン4を取り除いたものである。防爆容器用通気具10Bを開口部103に取り付けることにより、メタルフォーム素子2が開口部103に取り付けられる。
また、図6(B)に示すように、給気用の防爆容器用換気具10Aの背面側と排気用の防爆容器用通気具10Bの背面側とを連通するダクト100Bを備え、ダクト100B内にガスセンサ113を配置してもよい。閉空間の容積を最小化してガスセンサ113によるガス濃度の検出速度をさらに高速化できる。
防爆容器100の内部に形成した閉空間内のみに外部の気体を流通させるようにすることで、防爆容器100が腐食性ガス雰囲気中に配置された場合にも、防爆容器100の内部に配置された電気機器が腐食性ガスに晒されることを防止できる。
また、閉空間に流入した爆発性ガスが爆発した場合にも、防爆容器100の内部における閉空間の外に配置された電気機器への影響を小さくすることができる。
図7(A)に示すように、上述の構成における給気用の防爆容器用換気具10Aにおけるファン4の背面側にガスセンサ113を取り付け、ガスセンサ113を一体化した給気用の防爆容器用換気具10Aを構成することができる。この構成により、ガス濃度の検出速度をさらに高速化できる。
また、図7(B)に示すように、取付部品8及び取付用ビス9に代えて両面に接着剤が塗布された環状の弾性体80を介してファン4をフランジ部12の背面に取り付けるようにしても良い。
さらに、軸方向に直交する面内で、ファン4の外形をホルダ1の外形以下とすることで、防爆容器100の外部から防爆容器用換気具10を開口部103に嵌入させることができるようにしてもよい。特に、図7(C)に示すように、ファン4の外形をホルダ1の内形に略等しくすることで、防爆容器用換気具10の軸方向の長さを短縮し、組立てを簡略化できる。
なお、この発明に係る防爆容器100は、必ずしも防爆容器用換気具10を備える必要はなく、1つの開口部103に外側から内側に向かってメタルフォーム素子2、フィルタ3及びファン4をこの順に直接備えることができる。さらに、別の開口部103に少なくともメタルフォーム素子3を直接備えることもできる。防爆容器100の内外の圧力差を緩和して、防爆容器100の内外に、より多量の気体を流通させることができる。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1−ホルダ
2−メタルフォーム素子
3−フィルタ
4−ファン
10−防爆容器用換気具
100−防爆容器
101−本体
102−蓋体
103−開口部

Claims (5)

  1. 軸方向における両端部が開放した筒状のホルダであって防爆容器に形成された開口部に軸方向に貫通して取り付けられるホルダと、
    前記ホルダに取り付けられ、気体透過性を有するとともに前記ホルダの内部での前記軸方向における火炎の通過を防止する火炎逸走防止部材と、
    前記ホルダに取り付けられ、前記開口部の内部で前記軸方向に沿って気体を強制的に通過させる換気装置と、
    を備え、
    前記換気装置は、前記軸方向における前記火炎逸走防止部材よりも前記防爆容器の内側の位置に配置される、防爆容器用換気具。
  2. 前記換気装置を前記軸方向における前記火炎逸走防止部材よりも前記防爆容器の内側の位置に固定する取付部品を備えた請求項1に記載の防爆容器用換気具。
  3. 軸方向における両端部が開放した少なくとも1つの給気用の開口部および少なくとも1つの排気用の開口部と、
    前記給気用の開口部および前記排気用の開口部に取り付けられ、気体透過性を有するとともに前記給気用の開口部および前記排気用の開口部の内部での前記軸方向における火炎の通過を防止する火炎逸走防止部材と、
    前記給気用の開口部または前記排気用の開口部に取り付けられ、前記給気用の開口部または前記排気用の開口部の内部で前記軸方向に沿って気体を強制的に通過させる換気装置と、
    を備えた防爆容器であって、
    前記換気装置は、前記軸方向における前記火炎逸走防止部材よりも前記防爆容器の内側の位置に配置される、防爆容器。
  4. 請求項1又は2に記載の防爆容器用換気具と、
    前記防爆容器用換気具が形成する気体の流路中に配置されるガスセンサと、
    を備えた防爆ガス検出機構。
  5. 請求項3に記載の防爆容器であって壁面の一部に少なくとも1つの窓部を有する防爆容器と、
    前記防爆容器内で前記窓部に対向して配置されるカメラと、
    を備えた監視装置。
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