JP6779553B1 - フェイスシールド用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、フェイスシールド本体の上部に空気の流路を得るためのスペーサーを備えたフェイスシールドを、樹脂シートのみを素材として製造すること、そして保管、運搬時の容積が小さく、かつ組立が容易なフェイスシールド用シートを得ることを課題とするものである。【解決手段】 フェイスシールドの本体部に対応する本体部シートAと、フェイスシールドの頭部バンド部に対応するバンド部シートBとで構成し、本体部シートAとバンド部シートBとを結合することによってフェイスシールドを構成するようにする。前記バンド部シートBの上縁又は下縁にスペーサー片5を連設する。このスペーサー片はバンド部シートの装着時に空気流路を形成するためのもので、スペーサー片を湾曲させてその固定片6をスリット7に挿入できるようにする。そして、前記本体部シートはバンド部シートに取り付けられるようにする。【選択図】 図1

Description

この発明は、感染症予防のために、医療従事者をはじめとして一般生活者が使用するフェイスシールドを製造するためのフェイスシールド用シートに関するものである。
従来から、医療現場や食品工場などでフェイスシールド(フェイスガード)は広く使用されてきた。そこで使用されてきたフェイスシールドは、頭部に固定するためのバンド部分に透明樹脂フィルム製の本体部分を取り付けたものであった。
フェイスシールドにおいて、装着者の額と本体の上部との間に間隙があり、空気が流通できることが好ましい。従来のフェイスシールドにおいては、バンド部分に代えて眼鏡の蔓状の部材で顔に装着することによって、フェイスシールド本体上部に空気の流路を形成するようにしたものが提案されている(特開2006−57202)。また、最近はバンド部分にクッション材を貼り付けるなどの手法によって,空気の流路を得られるようにしたものも提案されている。
特開2006−57202号公報
この発明は、フェイスシールド本体の上部に空気の流路を得るためのスペーサーを備えたフェイスシールドを、樹脂シートのみを素材として製造すること、そして保管、運搬時の容積が小さく、かつ組立が容易なフェイスシールド用シートを得ることを課題とするものである。
この発明のフェイスシールド用シートは、フェイスシールドの本体部に対応する本体部シートと、フェイスシールドの頭部バンド部に対応するバンド部シートとで構成し、本体部シートとバンド部シートとを結合することによってフェイスシールドを構成するものである。
前記本体部シートは透明で可撓性のある合成樹脂シート製であり、前記バンド部シートは可撓性のある合成樹脂シート製である。両者を同じ原反シートから形成する場合は、バンド部シートも透明となるが、バンド部シートは透明である必要はない。
前記バンド部シートは帯状であって、両端部を連結することによって頭部に装着できるようにしてある。そして、その長さ方向略中央部の上縁又は下縁にスペーサー片を連設する。このスペーサー片は連設縁の対向側に固定片を備え、前記バンド部は、スペーサー片の連設縁の対向縁の近傍にスリットを備え、前記スペーサー片を湾曲させてその固定片をスリットに挿入できるようにする。そして、前記本体部シートはバンド部シートに取り付けられるようにする。
前記バンド部は、実施例に示すように、両端部を直接連結する構造の他、両端部の間にゴム紐を介在させて連結するようにすることもできる。
前記スペーサー片は、バンド部シートの装着時に空気流路を形成するためのものである。したがって、その縦寸法は、バンド部の幅に対応して適宜定めるものであり、バンド部の幅が3センチ程度の場合、スペーサー片の縦寸法を数センチとして、着用時にバンド部と着用者の額との間に2〜3センチ程度の間隙が形成されるようにするのが適当と思われる。
また、スペーサー片に適宜複数の透孔を設けることにより、空気流路を拡大することができる(請求項2)。
なお、スペーサー片は、バンド部シートの上縁、下縁のいずれに連接してもよく、上縁に連接した場合は下縁に、下縁に連接した場合は上縁にスリットを設ける。
本体部シートとバンド部シートとの連結は、ステープラーを用いてもよいが、本体部シートの上部両側にバンド部シートを連結するための連結穴を設け、バンド部シートの前記本体部シートの連結穴に対応する位置に、それぞれ、前記連結穴に係止する係止片を設けることにより、係止片を連結穴に係止して連結するようにすれば、本体部シートとバンド部シートのみで、すなわち追加の部材を用いることなく、フェイスシールドを構成することができる。
このとき、前記連結穴を多角形とすると、本体部シートのバンド部シートへの取付角度を所望の角度で固定することができる(請求項3)。また、星形とすれば、固定できる角度を増加することができる。
この発明によれば、本体部シートとバンド部シートの2枚のシートでフェイスシールドを構成することができるので、保管、運搬時の容積を可及的に小さくすることができる。そして、打ち抜き加工のみで各シートを得ることができるので,製造コストが安く、使い捨て使用に適したものとなる。加えて、バンド部シートにスペーサー片を連接したので、クッション材などの別部材を使用することなくスペーサー付きの、空気流路のあるフェイスシールドを得ることができる。
この発明実施例の平面図。 同じく組み立てた状態の斜視図。 同じく着用状態の平面図。 同じくスペーサーをベルトの内側に形成した場合の着用状態の平面図。 同じくスペーサー部分の拡大斜視図。 同じく連結部分の拡大図。 同じく連結穴を方形とした連結部分の拡大図。 同じく連結穴を星形とした平面図。 スペーサー片に透孔を設けた実施例の斜視図。
以下、この発明の実施例を説明する。
図1において、符号Aはフェイスシールドの本体部シート、符号Bはバンド部シートであり、いずれも可撓性のあるポリプロピレンの透明シートである。
本体部シートAは、顔の全面を覆う程度の大きさ形状であり、上部の左右両側に各1つ、六角形の連結穴1が設けてある。
バンド部シートBは、幅3センチ程度の帯状であり、頭部への装着に対応した長さとしてある。そして、一端は幅狭の鋸歯状部2としてあり、他端部には前記鋸歯状部2が挿入され、係止するスリット3が形成してある。
また、バンド部シートBの両側中間部に各一対の係止部4が設けてある。この係止部4は、前記本体部シートAの連結穴1に係止するものであり、U字を対向させた状態でカットして形成された係止片4a、4bで構成してある。
前記バンド部シートBの左右略中央部において、下縁にスペーサー片5が連接してある。スペーサー片は、一辺略数センチの正方形状であり、前記下縁に対向する縁に固定片6が形成してある。また、前記バンド部シートBの上縁部には、前記固定片6が挿入されるスリット7が設けてある。
以下、このフェイスシールド用シート及びこれを組み立てたフェイスシールドの使用方法を説明する。
(組み立て)
本体部シートAの連結穴1にバンド部シートBの係止片4a、4bを挿入し、連結穴1の垂直な縁に沿わせる。係止片4a、4bはバンド部シートBをカットして形成してあるので、これらを連結穴に挿入すると、自動的にバンド部シートBに重なり、本体部シートAとバンド部シートBは安定した状態で連結される。
他方、スペーサー片5を湾曲させて、固定片6をスリット7に挿入してスペーサーを形成する。スペーサー片5の湾曲向きは、バンド部シートBの内側(装着者の額側)、外側のいずれでもよい。
以上でフェイスシールドの組み立ては完了する。
(使用)
バンド部シートBの鋸歯状部2をスリット3に挿入し、頭Hにあてがって寸法を調整し、フェイスシールドを頭部に装着する。
このとき、本体部シートAはほぼ垂直状態となる。スペーサー片5をバンド部シートBの外側に形成した場合は、バンド部シートBと本体部シートAの間に空気流路Sが形成される(図3)。スペーサー片5をバンド部シートBの内側に形成した場合は、バンド部シートBと装着者の額H’との間には湾曲されたスペーサー片5が介在するので、空気流路Sが形成される(図4)。
フェイスシールドを装着したままで飲食しようとするときは、本体部シートAを上向きに回転させる。回転によって係止片4a、4bは連結穴1の傾斜縁に沿って止まる。すなわち、フェイスシールド本体を60度傾いた位置で保持することができる。
図7は、本体部シートAに設ける連結穴1を平面視長方形としたものであり、短縁の長さを係止片の幅と同等としてある。図8は連結穴1を星形としたものである。
図8は、スペーサー片5に複数の透孔8を設けたものである。スペーサー片5に透孔を設けることにより、空気流路を拡大することができる。
この発明は、スペーサー付きのフェイスシールドを低コストかつ簡易な作業で得ることのできるものであり、産業上の利用可能性を有するものである。
A 本体部シート
B バンド部シート
1 連結穴
2 鋸歯状部
3 スリット
4 係止部
4a、4b 係止片
5 スペーサー片
6 固定片
7 スリット
8 透孔


Claims (3)

  1. フェイスシールドの本体部に対応する本体部シートと、フェイスシールドの頭部バンド部に対応するバンド部シートとで構成され、
    前記本体部シートは透明で可撓性のある合成樹脂シート製であり、前記バンド部シートは可撓性のある合成樹脂シート製であり、
    前記バンド部シートは帯状であって、両端部を連結することによって頭部に装着できるようにしてあり、その長さ方向略中央部の上縁又は下縁にスペーサー片が連設され、
    このスペーサー片は連設縁の対向側に固定片を備え、
    前記バンド部は、スペーサー片の連設縁の対向縁の近傍にスリットを備え、
    前記スペーサー片を湾曲させてその固定片をスリットに挿入できるようにし、
    前記本体部シートはバンド部シートに取り付けられるようにした、
    フェイスシールド用シート。
  2. スペーサー片には、複数の透孔が設けられた、
    請求項1に記載のフェイスシールド用シート。
  3. 本体部シートの上部両側にバンド部シートを連結するための多角形の連結穴が設けられ、
    バンド部シートの前記本体部シートの連結穴に対応する位置に、それぞれ、前記連結穴に係止する係止片が設けられた、
    請求項1に記載のフェイスシールド用シート。

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