JP6779184B2 - 電力小売料金体系策定装置 - Google Patents
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Description
実施の形態1では、電力についての需要家の契約変更を考慮した上で、電力を供給するある小売事業者が利益を確保することに寄与する料金メニューを出力する電力小売料金体系策定装置1を説明する。以下では、上記のある小売事業者を「第1の小売事業者」と記載する。契約変更は、契約料金プランを継続することと、第1の小売事業者のある料金プランから第1の小売事業者の他の料金プランに変更することと、第1の小売事業者以外の小売事業者の料金プランから第1の小売事業者の料金プランに変更することと、第1の小売事業者の料金プランから第1の小売事業者以外の小売事業者の料金プランに変更することとを含む。
(電気料金)=1250+日数×(13.10×0.22+13.10×0.22+・・・+31.66×0.44+・・・+13.10×0.27)
差分値e=4500−3000=1500
ステップS13の処理は、図3の「電気料金差分値計算処理」に対応する。
(類似度e1)=|0.22−0.23|+|0.22−0.25|+・・・+|0.44−0.47|+・・・+|0.33−0.29|+|0.27−0.27|
記号|x|は、xの絶対値である。
(コスト)=10034+(0.050×x1+0.051×x2+・・・+0.119×x24+・・・+0.063×x47+0.063×x48)
実施の形態2では、需要家の需要が変動すると共に市場における電力の調達にかかるコストが一定でない場合において、需要家の行動を考慮した上で、第1の小売事業者が目標とする利益を達成する確率を高める料金メニューを出力する電力小売料金体系策定装置2を説明する。実施の形態2では、実施の形態1において説明した事項の説明を省略することがある。
実施の形態3では、需要家が蓄電設備を有することを想定する。実施の形態3では、需要家の行動を推定し、需要家に蓄電設備への蓄電を促すことで、第1の小売事業者が目標利益を達成する確率をより高める料金メニューを出力する電力小売料金体系策定装置3を説明する。実施の形態3では、実施の形態1及び2のいずれかにおいて説明した事項の説明を省略することがある。
η=(蓄電池容量)/(需要家毎平均使用量)×(調整パラメータk)
ηが意味することは、各需要家の相対的な蓄電能力である。つまり、蓄電設備を持ち、蓄電に余裕があるとみなせる需要家ほど、充電を促すような料金プランが得られる。
実施の形態4では、第1の小売事業者が設定した利益を確保しつつ、推定契約需要家の件数をより多くすることに寄与する料金メニューを出力する電力小売料金体系策定装置4を説明する。実施の形態4では、実施の形態1から3までのいずれかにおいて説明した事項の説明を省略することがある。
実施の形態5では、第1の小売事業者が30分同時同量を達成できなかった場合に課されるインバランス料金を考慮して、第1の小売事業者の利益をより大きくすることに寄与する料金メニューを出力する電力小売料金体系策定装置5を説明する。実施の形態5では、実施の形態1から4までのいずれかにおいて説明した事項の説明を省略することがある。
(インバランス精算単価)=(スポット市場価格と1時間前市場価格の30分毎の加重平均)×α+β
(当該ある時間帯におけるインバランス料金)=|x−y|×(z×α+β)
(利益)=(売上)−(コスト)−(インバランス料金)
ステップS81からステップS84までの処理により、インバランス料金が考慮された第1の小売事業者の利益が算出される。
実施の形態6では、バランシンググループに関連する事項を説明する。バランシンググループは、インバランスの算定の対象となる単位のことである。電力の供給が不足する事態が起こることを防止するため、電力の小売事業者は送配電会社と需要量についてやり取りを行う。小売事業者と送配電会社とのやり取りは単純なものではなく、小売事業者にとって、事務作業及び組織統治について負担が増える。当該負担を抑制するために、複数の小規模な小売事業者がひとつのグループを組成し、当該グループのなかで幹事となる小売事業者がグループの代表となって送配電会社とやり取りを行う場合がある。幹事となる小売事業者は、送配電事業者とのやり取りによりコストが増大する影響を受ける代わりに、発電の能力に合わせた需要量を持つ需要家を獲得することができる可能性が比較的高まるため、利益率が向上することを期待することができる。
(00:30におけるバランシンググループの全体の理想供給量)
=273114+264434+・・・
(00:30におけるバランシンググループの全体の需要量)
=d+272134+283820+・・・
(00:30における差分の絶対値)
=|(273114+264434+・・・)−(d+272134+283820+・・・)|
|x|は、xの絶対値である。
実施の形態7では、日本において電力のオプション取引市場が開設された場合を想定する。オプション取引を活用すれば、小売事業者は利益を上げることを期待することができる。例えば、小売事業者がプットオプションを購入すれば、あらかじめ決められた期日における電力の市場価格があらかじめ決められた価格である行使価格より低くても、小売事業者は行使価格でプットオプションを売却することができる。プットオプションは、決められた量の電力を期日にあらかじめ決められた価格で売ることができる権利である。上記のあらかじめ決められた期日は、満期である。
(値引率δ)=s×γ×(ni÷mi)÷(T+1)
γは行使価格と満期における予想市場価格との差分であるため、γの値が大きければ市場価格で売却を行うよりもオプション取引で売却を行う方が、利益は大きくなる。つまり、γの値が大きいほど、値引率δは大きくなる。(ni÷mi)は需要家別の平均需要量に対する蓄電容量であるため、(ni÷mi)は各需要家の相対的な蓄電能力を表す。相対的な蓄電能力が大きい需要家については、蓄電容量に比較的余裕があるため、値引率δは大きくなる。
Claims (7)
- 電力を供給する第1の小売事業者が現在提供している料金メニューを示す情報を記憶する旧料金メニュー記憶部と、
前記第1の小売事業者以外の電力を供給する小売事業者が提供している料金メニューを示す情報を記憶する他社料金メニュー記憶部と、
前記第1の小売事業者と現在契約している需要家である既契約需要家の需要特性、前記既契約需要家が前記第1の小売事業者との契約を解消するか否かを判定するための離脱閾値、及び前記既契約需要家が前記第1の小売事業者との契約を変更するか否かを判定するための変更閾値を含む既契約需要家情報を記憶する既契約需要家情報記憶部と、
前記第1の小売事業者と現在契約していない需要家である未契約需要家の需要特性、前記未契約需要家の件数を示す情報、及び前記未契約需要家が前記第1の小売事業者と契約するか否かを判定するための流入閾値を含む未契約需要家情報を記憶する未契約需要家情報記憶部と、
前記第1の小売事業者が現在提供している料金メニューと異なる料金メニューである新料金メニューを示す情報を記憶する新料金メニュー記憶部と、
前記第1の小売事業者が事業を行う際にかかるコストを算出するためのコスト情報を記憶するコスト情報記憶部と、
前記旧料金メニュー記憶部に記憶されている情報、前記他社料金メニュー記憶部に記憶されている情報、前記既契約需要家情報、前記未契約需要家情報、及び前記新料金メニュー記憶部に記憶されている情報をもとに、前記第1の小売事業者が前記新料金メニューを提供した際の前記第1の小売事業者の将来の契約需要家を推定する需要家行動推定部と、
前記需要家行動推定部によって推定された前記将来の契約需要家が支払う電気料金を積算した売上と、前記コスト情報、前記将来の契約需要家についての前記既契約需要家情報、及び前記将来の契約需要家についての前記未契約需要家情報をもとに算出される前記第1の小売事業者が事業を行う際にかかるコストとをもとに、前記第1の小売事業者の利益を算出する利益算出部と、
前記利益算出部によって算出された利益があらかじめ決められた値以上であるか否かを判断し、前記算出された利益が前記あらかじめ決められた値以上であると判断した場合に前記新料金メニューを出力し、前記算出された利益が前記あらかじめ決められた値より小さいと判断した場合に前記第1の小売事業者の利益がより大きくなるように前記新料金メニューを修正する利益増大新料金メニュー作成部と
を備えることを特徴とする電力小売料金体系策定装置。 - 電力を供給する第1の小売事業者が現在提供している料金メニューを示す情報を記憶する旧料金メニュー記憶部と、
前記第1の小売事業者以外の電力を供給する小売事業者が提供している料金メニューを示す情報を記憶する他社料金メニュー記憶部と、
前記第1の小売事業者と現在契約している需要家である既契約需要家の需要特性、前記既契約需要家が前記第1の小売事業者との契約を解消するか否かを判定するための離脱閾値、及び前記既契約需要家が前記第1の小売事業者との契約を変更するか否かを判定するための変更閾値を含む既契約需要家情報を記憶する既契約需要家情報記憶部と、
前記第1の小売事業者と現在契約していない需要家である未契約需要家の需要特性、前記未契約需要家の件数を示す情報、及び前記未契約需要家が前記第1の小売事業者と契約するか否かを判定するための流入閾値を含む未契約需要家情報を記憶する未契約需要家情報記憶部と、
前記第1の小売事業者が現在提供している料金メニューと異なる料金メニューである新料金メニューを示す情報を記憶する新料金メニュー記憶部と、
前記第1の小売事業者が事業を行う際にかかるコストを算出するためのコスト情報を記憶するコスト情報記憶部と、
前記旧料金メニュー記憶部に記憶されている情報、前記他社料金メニュー記憶部に記憶されている情報、前記既契約需要家情報、前記未契約需要家情報、及び前記新料金メニュー記憶部に記憶されている情報をもとに、前記第1の小売事業者が前記新料金メニューを提供した際の前記第1の小売事業者の将来の契約需要家を推定する需要家行動推定部と、
前記需要家行動推定部によって推定された前記将来の契約需要家が支払う電気料金を積算した売上と、前記コスト情報、前記将来の契約需要家についての前記既契約需要家情報、及び前記将来の契約需要家についての前記未契約需要家情報をもとに算出される前記第1の小売事業者が事業を行う際にかかるコストとをもとに、前記第1の小売事業者の利益を算出する利益算出部と、
前記第1の小売事業者の目標利益を示す情報を記憶する目標利益記憶部と、
前記目標利益記憶部に記憶されている情報が示す前記目標利益が達成される確率である目標利益達成確率を算出するリスク算出部と、
前記リスク算出部によって算出された前記目標利益達成確率があらかじめ決められた値以上であるか否かを判断し、前記算出された目標利益達成確率が前記あらかじめ決められた値以上であると判断した場合に前記新料金メニューを出力し、前記算出された前記目標利益達成確率が前記あらかじめ決められた値より低いと判断した場合に前記リスク算出部によって算出される目標利益達成確率がより高くなるように前記新料金メニューを修正する目標利益達成確率増大新料金メニュー作成部とを備え、
前記既契約需要家情報は、複数の前記既契約需要家についての需要特性を含み、
前記未契約需要家情報は、前記未契約需要家についての複数の需要特性を含み、
前記コスト情報記憶部は、複数のコスト情報を記憶し、
前記利益算出部は、複数個の利益を算出し、
前記リスク算出部は、前記利益算出部によって算出された複数個の利益のうちの前記目標利益より大きい利益の個数を前記複数個に対応する個数で割ることによって前記目標利益達成確率を算出する
ことを特徴とする電力小売料金体系策定装置。 - 前記目標利益達成確率増大新料金メニュー作成部が修正を行うことによって得られた新料金メニューの料金を需要家の蓄電量をもとに減額して前記修正された新料金メニューを調整する新料金メニュー調整部を
更に備えることを特徴とする請求項2に記載の電力小売料金体系策定装置。 - 電力を供給する第1の小売事業者が現在提供している料金メニューを示す情報を記憶する旧料金メニュー記憶部と、
前記第1の小売事業者以外の電力を供給する小売事業者が提供している料金メニューを示す情報を記憶する他社料金メニュー記憶部と、
前記第1の小売事業者と現在契約している需要家である既契約需要家の需要特性、前記既契約需要家が前記第1の小売事業者との契約を解消するか否かを判定するための離脱閾値、及び前記既契約需要家が前記第1の小売事業者との契約を変更するか否かを判定するための変更閾値を含む既契約需要家情報を記憶する既契約需要家情報記憶部と、
前記第1の小売事業者と現在契約していない需要家である未契約需要家の需要特性、前記未契約需要家の件数を示す情報、及び前記未契約需要家が前記第1の小売事業者と契約するか否かを判定するための流入閾値を含む未契約需要家情報を記憶する未契約需要家情報記憶部と、
前記第1の小売事業者が現在提供している料金メニューと異なる料金メニューである新料金メニューを示す情報を記憶する新料金メニュー記憶部と、
前記第1の小売事業者が事業を行う際にかかるコストを算出するためのコスト情報を記憶するコスト情報記憶部と、
前記旧料金メニュー記憶部に記憶されている情報、前記他社料金メニュー記憶部に記憶されている情報、前記既契約需要家情報、前記未契約需要家情報、及び前記新料金メニュー記憶部に記憶されている情報をもとに、前記第1の小売事業者が前記新料金メニューを提供した際の前記第1の小売事業者の将来の契約需要家を推定する需要家行動推定部と、
前記需要家行動推定部によって推定された前記将来の契約需要家が支払う電気料金を積算した売上と、前記コスト情報、前記将来の契約需要家についての前記既契約需要家情報、及び前記将来の契約需要家についての前記未契約需要家情報をもとに算出される前記第1の小売事業者が事業を行う際にかかるコストとをもとに、前記第1の小売事業者の利益を算出する利益算出部と、
前記利益算出部によって得られた利益が前記第1の小売事業者によって設定された制約条件を満足しているか否かを判定する制約条件判定部と、
前記利益算出部によって得られた利益が前記制約条件を満足していないと前記制約条件判定部によって判定された場合、前記利益算出部によって得られる利益が前記制約条件を満足するように前記新料金メニューを修正する契約需要家件数増大新料金メニュー作成部とを備え、
前記契約需要家件数増大新料金メニュー作成部は、前記利益算出部によって得られた利益が前記制約条件を満足していると前記制約条件判定部によって判定された場合、前記需要家行動推定部によって推定された前記将来の契約需要家の件数があらかじめ決められた値であるか否かを判断し、前記将来の契約需要家の件数があらかじめ決められた値であると判断した場合に前記新料金メニューを出力し、前記将来の契約需要家の件数が前記あらかじめ決められた値でないと判断した場合に前記将来の契約需要家の件数がより多くなるように前記新料金メニューを修正する
ことを特徴とする電力小売料金体系策定装置。 - 電力を供給する第1の小売事業者が現在提供している料金メニューを示す情報を記憶する旧料金メニュー記憶部と、
前記第1の小売事業者以外の電力を供給する小売事業者が提供している料金メニューを示す情報を記憶する他社料金メニュー記憶部と、
前記第1の小売事業者と現在契約している需要家である既契約需要家の需要特性、前記既契約需要家が前記第1の小売事業者との契約を解消するか否かを判定するための離脱閾値、及び前記既契約需要家が前記第1の小売事業者との契約を変更するか否かを判定するための変更閾値を含む既契約需要家情報を記憶する既契約需要家情報記憶部と、
前記第1の小売事業者と現在契約していない需要家である未契約需要家の需要特性、前記未契約需要家の件数を示す情報、及び前記未契約需要家が前記第1の小売事業者と契約するか否かを判定するための流入閾値を含む未契約需要家情報を記憶する未契約需要家情報記憶部と、
前記第1の小売事業者が現在提供している料金メニューと異なる料金メニューである新料金メニューを示す情報を記憶する新料金メニュー記憶部と、
前記第1の小売事業者が事業を行う際にかかるコストを算出するためのコスト情報を記憶するコスト情報記憶部と、
前記旧料金メニュー記憶部に記憶されている情報、前記他社料金メニュー記憶部に記憶されている情報、前記既契約需要家情報、前記未契約需要家情報、及び前記新料金メニュー記憶部に記憶されている情報をもとに、前記第1の小売事業者が前記新料金メニューを提供した際の前記第1の小売事業者の将来の契約需要家を推定する需要家行動推定部と、
前記第1の小売事業者が広域機関に提示する供給計画量を示す供給計画量情報を記憶する供給計画量情報記憶部と、
前記需要家行動推定部によって推定された前記将来の契約需要家が支払う電気料金を積算して売上を算出し、前記第1の小売事業者が事業を行う際にかかるコストを算出し、前記供給計画量情報をもとにインバランス料金を算出し、前記売上、前記コスト及び前記インバランス料金をもとに第1の小売事業者の利益を算出する利益算出部と、
前記利益算出部によって算出された利益があらかじめ決められた値以上であるか否かを判断し、前記算出された利益が前記あらかじめ決められた値以上であると判断した場合に前記新料金メニューを出力し、前記算出された利益が前記あらかじめ決められた値より小さいと判断した場合に前記利益算出部によって算出される利益がより大きくなるように前記新料金メニューを修正する利益増大新料金メニュー作成部とを備え、
前記利益算出部は、前記コスト情報と、前記将来の契約需要家についての前記既契約需要家情報と、前記将来の契約需要家についての前記未契約需要家情報とをもとに前記コストを算出する
ことを特徴とする電力小売料金体系策定装置。 - 電力を供給する第1の小売事業者が現在提供している料金メニューを示す情報を記憶する旧料金メニュー記憶部と、
前記第1の小売事業者以外の電力を供給する小売事業者が提供している料金メニューを示す情報を記憶する他社料金メニュー記憶部と、
前記第1の小売事業者と現在契約している需要家である既契約需要家の需要特性、前記既契約需要家が前記第1の小売事業者との契約を解消するか否かを判定するための離脱閾値、及び前記既契約需要家が前記第1の小売事業者との契約を変更するか否かを判定するための変更閾値を含む既契約需要家情報を記憶する既契約需要家情報記憶部と、
前記第1の小売事業者と現在契約していない需要家である未契約需要家の需要特性、前記未契約需要家の件数を示す情報、及び前記未契約需要家が前記第1の小売事業者と契約するか否かを判定するための流入閾値を含む未契約需要家情報を記憶する未契約需要家情報記憶部と、
前記第1の小売事業者が現在提供している料金メニューと異なる料金メニューである新料金メニューを示す情報を記憶する新料金メニュー記憶部と、
前記第1の小売事業者が事業を行う際にかかるコストを算出するためのコスト情報を記憶するコスト情報記憶部と、
前記旧料金メニュー記憶部に記憶されている情報、前記他社料金メニュー記憶部に記憶されている情報、前記既契約需要家情報、前記未契約需要家情報、及び前記新料金メニュー記憶部に記憶されている情報をもとに、前記第1の小売事業者が前記新料金メニューを提供した際の前記第1の小売事業者の将来の契約需要家を推定する需要家行動推定部と、
バランシンググループ内の各小売事業者にとっての理想的な供給量示す情報である理想供給量情報を記憶する理想供給量情報記憶部と、
前記バランシンググループ内の前記各小売事業者が抱える需要家の総需要量を示す情報である需要量情報を記憶する需要量情報記憶部と、
前記需要家行動推定部によって得られた推定契約需要家情報と、前記コスト情報と、前記理想供給量情報と、前記需要量情報とをもとに、前記第1の小売事業者の利益を算出するバランシンググループ向け利益算出部と、
前記バランシンググループ向け利益算出部によって算出された利益があらかじめ決められた値以上であるか否かを判断し、前記算出された利益が前記あらかじめ決められた値以上であると判断した場合に前記新料金メニューを出力し、前記算出された利益が前記あらかじめ決められた値より小さいと判断した場合に前記第1の小売事業者の利益がより大きくなるように前記新料金メニューを修正する利益増大新料金メニュー作成部と
を備えることを特徴とする電力小売料金体系策定装置。 - 取引量及び行使価格を示す情報を含むオプション取引情報を記憶するオプション取引情報記憶部と、
前記オプション取引情報をもとに、前記利益増大新料金メニュー作成部が修正を行うことによって得られた新料金メニューの値引率を計算し、前記得られた新料金メニューの料金を前記値引率をもとに減額して前記得られた新料金メニューを調整するオプション取引向け新料金メニュー調整部と
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の電力小売料金体系策定装置。
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