JP6771629B1 - 埋設物位置推定装置、埋設物位置推定方法、埋設物位置推定プログラム - Google Patents

埋設物位置推定装置、埋設物位置推定方法、埋設物位置推定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】別々に管理されている埋設物の位置関係を知るための横断図作成装置を提供する。【解決手段】本発明の埋設物位置推定装置は、中心線生成部、中心線離隔計算部、断面生成部、マンホール選定部、埋設物配置部を備える。中心線生成部は、道路情報を用いて、道路の中心線の位置座標の情報である中心線情報を求める。中心線離隔計算部は、マンホール情報の位置座標から中心線までの距離である中心線離隔を求める。断面生成部は、指定された位置を含む中心線と垂直な面である断面の図を作成する。マンホール選定部は、断面に存在する埋設物の属性ごとに、断面の近傍のマンホールを選定し、選定マンホールとする。埋設物配置部は、選定マンホールの中心線離隔と、選定マンホールに関連付けされた埋設物情報に基づいて、断面の図に埋設物の図を配置する。【選択図】図1

Description

本発明は、道路の地下の埋設物の位置関係を推定するための埋設物位置推定装置、埋設物位置推定方法、埋設物位置推定プログラムに関する。
道路の地下の埋設物あるいは道路自体を管理する技術として特許文献1,2などが従来技術として知られている。特許文献1にはケーブル位置の測定及び測定情報の管理を効率的に行うことができるケーブル位置情報管理システムが記載されており、管理対象であるケーブルの位置は、官民境界又は歩車道境界からの距離で特定されている。特許文献2には、任意に選択される測定値を、分かり易い状態で出力することが可能な計測管理システムが記載されており、官民境界などを測定点としながら、道路の横断面を作成している。
特開2004−109084号公報 特開2018−13333号公報
地下の埋設物には、通信用の管路だけでなく、電力用の管路、ガス管、水道管なども存在する。埋設物の工事を行う際の事故を防止するには、他の管理者が管理する埋設物も含めた埋設物の位置関係または埋設物同士の離隔を知ることは重要である。しかしながら、現状では埋設物の位置を特定するための基準をそれぞれの管理者が決めているため、共通の基準が存在しない。したがって、各管理者が保有している情報を入手しても、埋設物同士の位置関係が分からないという課題がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、別々に管理されている埋設物の位置関係を知るための横断図作成装置を提供することを目的とする。
本発明の埋設物位置推定装置は、記録部、中心線生成部、中心線離隔計算部、断面生成部、マンホール選定部、埋設物配置部を備える。記録部は、幅に関する情報も含んだ道路の位置座標を示す情報である道路情報と、マンホールの識別情報と属性と位置座標を関連付けたマンホール情報を記録する。中心線生成部は、道路情報を用いて、道路の中心線の位置座標の情報である中心線情報を求める。中心線離隔計算部は、マンホール情報の位置座標から中心線までの距離である中心線離隔を求める。断面生成部は、指定された位置を含む中心線と垂直な面である断面の図を作成する。マンホール選定部は、断面に存在する埋設物の属性ごとに、断面の近傍のマンホールを選定し、選定マンホールとする。埋設物配置部は、選定マンホールの中心線離隔と、選定マンホールに関連付けされた埋設物情報に基づいて、断面の図に埋設物の図を配置する。なお、いずれかのマンホールの識別情報と関連付けされた埋設物の形状と位置を示す情報である埋設物情報を記録部が記憶しておいてもよいし、埋設物情報取得部も備え、必要な埋設物情報を外部から取得してもよい。
本発明の埋設物位置推定装置によれば、道路表面に存在するマンホールと道路の中心線との位置関係を求めることで、位置の基準を統一できるので、別々に管理されている異なる属性の埋設物の位置関係を求めることができる。
埋設物位置推定システムの機能構成例を示す図。 実施例1の埋設物位置推定装置の処理フローの例を示す図。 道路の平面図であり、属性の異なるマンホール、地下設備の経路などを示した図。 図3の位置131を含む道路900の中心線111に垂直な断面132を示した図。 変形例1の埋設物位置推定装置の処理フローの例を示す図。 変形例2の埋設物位置推定装置の処理フローの例を示す図。 コンピュータの機能構成例を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、同じ機能を有する構成部には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
図1に埋設物位置推定システムの機能構成例を示す。図2に実施例1の埋設物位置推定装置の処理フローの例を示す。埋設物位置推定システム10は、埋設物位置推定装置100と関連する装置で構成される。関連する装置とは、例えば、ネットワーク500に接続された属性A管理装置200、属性B管理装置300、属性C管理装置400である。本明細書での属性とは、埋設物の目的、管理者などに関する情報であり、例えば、通信用、電力用、水道用、下水道用、ガス用などである。属性A管理装置200は、例えば通信用の地下設備(埋設物)を管理する装置であり、埋設物情報記録部290は、通信用のマンホール、管路などの情報を記録している。属性B管理装置300は、例えば電力用の地下設備(埋設物)を管理する装置であり、埋設物情報記録部390は、電力用のマンホール、管路などの情報を記録している。属性C管理装置400は、例えば水道用の地下設備(埋設物)を管理する装置であり、埋設物情報記録部490は、水道用のマンホール、配水管などの情報を記録している。それぞれの管理装置は、同じ属性のマンホールと埋設物との位置関係の情報は管理しているので、マンホールの正確な位置座標が分かれば、埋設物の位置座標、深さなども分かる。図1では、埋設物の管理装置は3つ示しているが、3つに限定するものではない。
埋設物位置推定装置100は、記録部190、中心線生成部110、中心線離隔計算部120、断面生成部130、マンホール選定部140、埋設物配置部160を備える。埋設物位置推定装置100は、さらに、埋設物情報取得部150、横断図生成部170、離隔計算部180も備えてもよい。
本実施例では、記録部190は、あらかじめ、幅に関する情報も含んだ道路の位置座標を示す情報である道路情報と、マンホールの識別情報と属性と位置座標を関連付けたマンホール情報と、いずれかのマンホールの識別情報と関連付けされた埋設物の形状と位置を示す情報である埋設物情報を記録した状態となっている。「幅に関する情報も含んだ道路の位置座標を示す情報である道路情報」は、例えば、道路台帳、都市計画図、住宅情報などから得られる情報であり、道路を線として管理している情報ではなく、幅を持った施設として扱った情報である。「位置座標」とは、位置を特定する情報であり、例えば、緯度・経度の情報である。「マンホールの識別情報と属性と位置座標を関連付けたマンホール情報」は、カメラ付きの自動車を用いて得た映像と位置座標と、属性ごとの設備情報からあらかじめ作成し、記録部190に記録しておけばよい。また、属性A管理装置200から属性Aのマンホールの識別情報と関連付けされた属性Aの埋設物の形状と位置を示す情報である埋設物情報を取得し、属性B管理装置300から属性Bのマンホールの識別情報と関連付けされた属性Bの埋設物の形状と位置を示す情報である埋設物情報を取得し、属性C管理装置400から属性Cのマンホールの識別情報と関連付けされた属性Cの埋設物の形状と位置を示す情報である埋設物情報を取得し、記録部190に記録しておく。なお、この処理は、埋設物位置推定装置100の内部もしくは外部の埋設物情報取得部150を用いて行ってもよいし、人が操作端末を用いて行ってもよい。
ここで、道路の下の埋設物について説明する。図3は道路の平面図であり、属性の異なるマンホール、地下設備の経路などを示した図である。道路の下にはいろいろな埋設物がある。図3は、交差点を含んだ道路900を見た平面図である。太い実線は縁石を示している。特に、交差点の南側(下側)の縁石には符号を付し、縁石911,912としている。丸はマンホールを示している。実線の丸であるマンホール811,812,813は属性A(例えば通信用)のマンホールである。二点鎖線の丸であるマンホール821,822,823は属性B(例えば電力用)のマンホールである。点線の丸であるマンホール831,832,833,834,835は属性C(例えば水道用)のマンホールである。マンホール811,812,813の中心を通っている実線816は属性Aの地下設備の中心線である。マンホール821,822,823の中心を通っている二点鎖線826は属性Bの地下設備の中心線である。マンホール831,832,833,834,835の中心を通っている点線836,837は属性Aの地下設備の中心線である。また、一点鎖線で示しているのは、道路900の中心線111,112である。
属性A管理装置200、属性B管理装置300、属性C管理装置400が管理している情報は、数十年前に構築した情報も多いので、緯度・経度で示されるような位置座標は含まれていないことが多い。例えば、属性Aのマンホール812の位置は、縁石911からの距離である隔離819で特定するように埋設物情報記録部290には記録されている。属性Bのマンホール822の位置は、官民境界線920からの距離である離隔829で特定するように埋設物情報記録部390には記録されている。属性Cのマンホール832の位置は、縁石912からの距離である離隔839で特定するように埋設物情報記録部490には記録されている。さらには、道路の拡張工事が行われた際に縁石の位置が移動したとしても、縁石からの距離を更新していないこともある。このように、属性A管理装置200、属性B管理装置300、属性C管理装置400が管理している情報だけでは、基準となる施設が異なることや更新されていないことなどから、属性Aのマンホール812と、属性Bのマンホール822と、属性Cのマンホール832の相対的な位置は、正確には分からない。したがって、実線816、二点鎖線826、点線836の間隔も正確には分からない。
図4は、図3の位置131を含む道路900の中心線111に垂直な断面132を示している。属性Aの埋設物613は9個の管路、属性Bの埋設物623は6個の管路、属性Cの埋設物633は1つの配管である。「埋設物情報」には、このような埋設物の形状とマンホールとの相対的な位置を示す情報が含まれている。属性が同じであれば、同じ管理者が管理しているので、マンホールと埋設物の相対的な位置は管理できている。しかし、上述のとおり、埋設物の属性が異なると位置の基準が異なることが多いので、属性Aの埋設物613と、属性Bの埋設物623と、属性Cの埋設物633の位置関係は正確には分からない。
中心線生成部110は、道路情報を用いて、道路の中心線の位置座標の情報である中心線情報を求め、記録部190に記録する(S110)。上述の道路情報には通常は中心線111,112の位置座標を示す情報は含まれていない。そこで、埋設物位置推定装置100は、中心線生成部110を用いて中心線情報を求めればよい。ただし、道路台帳、都市計画図、住宅情報などが既に中心線の位置座標の情報も有しているのであれば、中心線情報としてもよい。
中心線離隔計算部120は、マンホールごとに、マンホール情報の位置座標から中心線までの距離である中心線離隔を求める(S120)。「中心線までの距離」とは、マンホールの中心から中心線までの最短距離であり、マンホールの中心から中心線に引いた垂線の長さである。図3内では、マンホール813の中心線離隔713、マンホール823の中心線離隔723、マンホール833の中心線離隔733が例示されていが、他のマンホールについても中心線離隔を求め、記録部190に記録する。なお、ステップS110,S120は、記録部190に、幅に関する情報も含んだ道路の位置座標を示す情報である道路情報と、マンホールの識別情報と属性と位置座標を関連付けたマンホール情報とが記録された後であれば、以降の処理を行う前にあらかじめ実行しておけばよい。
断面生成部130は、指定された位置を含む中心線と垂直な面である断面の図を作成する(S130)。例えば、図3の位置131が指定された場合、断面132を作成する。作成された断面のイメージが図4である。ただし、ステップS130を行った時点では、属性Aの埋設物613、属性Bの埋設物623、属性Cの埋設物633は無い状態である。また、「断面の図を作成する」とは、埋設物位置推定装置100の中で仮想的に作成するだけでよく、画像として出力することまで含む必要はない。
マンホール選定部140は、断面に存在する埋設物の属性ごとに、断面の近傍のマンホールを選定し、選定マンホールとする(S140)。例えば、断面に最も近いマンホールを属性ごとに選定してもよいし、中心線離隔計算部120が中心線離隔を求めたときに断面と交わる中心線の位置と選定マンホールとを関連付けておいてもよい。図3の例では、マンホール813,823,833が選定マンホールである。
埋設物配置部160は、選定マンホールの中心線離隔と、選定マンホールに関連付けされた埋設物情報に基づいて、断面の図に埋設物の図を配置する(S160)。図4の例の場合、ステップS160の処理が終了すると、属性Aの埋設物613、属性Bの埋設物623、属性Cの埋設物633が配置された状態となる。なお、「断面の図に埋設物の図を配置する」とは、埋設物位置推定装置100の中で仮想的に配置するだけでよく、画像として出力することまで含む必要はない。
横断図生成部170は、埋設物配置部160が配置した埋設物の図に基づいて、断面での埋設物の横断図を生成する(S170)。ステップS170の処理は、仮想的な図ではなく、人が確認できる画像または図面として横断図を出力する。出力された横断図から相対離隔181を求めればよい。また、横断図が出力されると、人は断面内の埋設物の位置関係を理解しやすい。
離隔計算部180は、埋設物配置部160が配置した埋設物の図に基づいて、埋設物同士の距離である相対離隔を求める(S180)。図4の例では、属性Aの埋設物613と属性Bの埋設物623との相対離隔181を示しているが、離隔計算部180は、属性Bの埋設物623と属性Cの埋設物633との相対離隔も求める。
埋設物位置推定装置100によれば、道路表面に存在するマンホールと道路の中心線との位置関係を求めることで、位置の基準を統一できるので、別々に管理されている異なる属性の埋設物の位置関係を求めることができる。よって、異なる属性の埋設物同士の離隔も分かる。
[変形例1]
実施例1では、あらかじめ埋設物情報を記録部190に記録していた。本変形例では、断面の図に配置する埋設物の埋設物情報を、途中で取得する処理フローを示す。埋設物位置推定システム11の機能構成を図1に示す。本変形例の埋設物位置推定装置の処理フローの例を図5に示す。本変形例では、記録部191は、あらかじめ、幅に関する情報も含んだ道路の位置座標を示す情報である道路情報と、マンホールの識別情報と属性と位置座標を関連付けたマンホール情報を記録した状態となっている。埋設物位置推定装置101は、中心線生成部110、中心線離隔計算部120、断面生成部130、マンホール選定部140、埋設物情報取得部151、埋設物配置部160、横断図生成部170、離隔計算部180を備えている。中心線生成部110、中心線離隔計算部120、断面生成部130、マンホール選定部140、埋設物配置部160、横断図生成部170、離隔計算部180は、実施例1と同じである。
ステップS110〜S140は実施例1と同じである。その後、埋設物情報取得部151が、選定マンホールの識別情報と関連付けされた埋設物の形状と位置を示す情報である埋設物情報を取得する(S151)。埋設物情報取得部151は、属性A管理装置200、属性B管理装置300、属性C管理装置400から選定マンホールの識別情報と関連付けされた埋設物の形状と位置を示す情報を取得すればよい。ステップS160,S170,S180は実施例1と同じである。なお、ステップS110は、記録部190に、幅に関する情報も含んだ道路の位置座標を示す情報である道路情報が記録された後であれば、ステップS130以降の処理を行う前にあらかじめ実行しておけばよい。
埋設物位置推定装置101によっても、道路表面に存在するマンホールと道路の中心線との位置関係を求めることで、位置の基準を統一できるので、別々に管理されている異なる属性の埋設物の位置関係を求めることができる。よって、異なる属性の埋設物同士の離隔も分かる。
[変形例2]
本変形例でも、変形例1と同じように断面の図に配置する埋設物の埋設物情報を、途中で取得する。埋設物位置推定システム12の機能構成を図1に示す。本変形例の埋設物位置推定装置の処理フローの例を図6に示す。本変形例では、記録部191は、あらかじめ、幅に関する情報も含んだ道路の位置座標を示す情報である道路情報と、マンホールの識別情報と属性と位置座標を関連付けたマンホール情報を記録した状態となっている。埋設物位置推定装置102は、中心線生成部110、中心線離隔計算部122、断面生成部130、マンホール選定部140、埋設物情報取得部151、埋設物配置部160、横断図生成部170、離隔計算部180を備えている。中心線生成部110、断面生成部130、マンホール選定部140、埋設物配置部160、横断図生成部170、離隔計算部180は、実施例1と同じである。
ステップS110は実施例1と同じである。また、ステップS120を行わず、ステップS130,S140を行う。その後、中心線離隔計算部122が、選定マンホールごとに、マンホール情報の位置座標から中心線までの距離である中心線離隔を求める(S122)。そして、埋設物情報取得部151が、選定マンホールの識別情報と関連付けされた埋設物の形状と位置を示す情報である埋設物情報を取得する(S151)。埋設物情報取得部151は、属性A管理装置200、属性B管理装置300、属性C管理装置400から選定マンホールの識別情報と関連付けされた埋設物の形状と位置を示す情報を取得すればよい。ステップS160,S170,S180は実施例1と同じである。なお、ステップS110は、記録部190に、幅に関する情報も含んだ道路の位置座標を示す情報である道路情報が記録された後であれば、ステップS130以降の処理を行う前にあらかじめ実行しておけばよい。
埋設物位置推定装置102によっても、道路表面に存在するマンホールと道路の中心線との位置関係を求めることで、位置の基準を統一できるので、別々に管理されている異なる属性の埋設物の位置関係を求めることができる。よって、異なる属性の埋設物同士の離隔も分かる。
[プログラム、記録媒体]
上述の各種の処理は、図7に示すコンピュータ2000の記録部2020に、上記方法の各ステップを実行させるプログラムを読み込ませ、制御部2010、入力部2030、出力部2040、表示部2050などに動作させることで実施できる。
この処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等どのようなものでもよい。
また、このプログラムの流通は、例えば、そのプログラムを記録したDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体を販売、譲渡、貸与等することによって行う。さらに、このプログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、このプログラムを流通させる構成としてもよい。
このようなプログラムを実行するコンピュータは、例えば、まず、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、一旦、自己の記憶装置に格納する。そして、処理の実行時、このコンピュータは、自己の記録媒体に格納されたプログラムを読み取り、読み取ったプログラムに従った処理を実行する。また、このプログラムの別の実行形態として、コンピュータが可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することとしてもよく、さらに、このコンピュータにサーバコンピュータからプログラムが転送されるたびに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することとしてもよい。また、サーバコンピュータから、このコンピュータへのプログラムの転送は行わず、その実行指示と結果取得のみによって処理機能を実現する、いわゆるASP(Application Service Provider)型のサービスによって、上述の処理を実行する構成としてもよい。なお、本形態におけるプログラムには、電子計算機による処理の用に供する情報であってプログラムに準ずるもの(コンピュータに対する直接の指令ではないがコンピュータの処理を規定する性質を有するデータ等)を含むものとする。
また、この形態では、コンピュータ上で所定のプログラムを実行させることにより、本装置を構成することとしたが、これらの処理内容の少なくとも一部をハードウェア的に実現することとしてもよい。
10,11,12 埋設物位置推定システム
100,101,102 埋設物位置推定装置
110 中心線生成部 120,122 中心線離隔計算部
130 断面生成部 140 マンホール選定部
150,151 埋設物情報取得部 160 埋設物配置部
170 横断図生成部 180 離隔計算部
190,191 記録部 200 属性A管理装置
290,390,490 埋設物情報記録部
300 属性B管理装置 400 属性C管理装置
500 ネットワーク

Claims (11)

  1. 幅に関する情報も含んだ道路の位置座標を示す情報である道路情報と、マンホールの識別情報と管理者を示す情報である属性と位置座標を関連付けたマンホール情報と、いずれかのマンホールの識別情報と関連付けされた埋設物の形状と深さを含む当該マンホールとの相対的な位置を示す情報である埋設物情報を記録した記録部と、
    前記道路情報を用いて、道路の中心線の位置座標の情報である中心線情報を求める中心線生成部と、
    マンホールごとに、前記マンホール情報の位置座標から中心線までの距離である中心線離隔を求める中心線離隔計算部と、
    指定された位置を含む前記中心線と垂直な面である断面の図を作成する断面生成部と、
    前記断面に存在する埋設物の属性ごとに、前記断面の近傍のマンホールを選定し、選定マンホールとするマンホール選定部と、
    前記選定マンホールの中心線離隔と、前記選定マンホールに関連付けされた埋設物情報に基づいて、前記断面の図に埋設物の図を配置する埋設物配置部と、
    を備える埋設物位置推定装置。
  2. 幅に関する情報も含んだ道路の位置座標を示す情報である道路情報と、マンホールの識別情報と管理者を示す情報である属性と位置座標を関連付けたマンホール情報を記録した記録部と、
    前記道路情報を用いて、道路の中心線の位置座標の情報である中心線情報を求める中心線生成部と、
    マンホールごとに、前記マンホール情報の位置座標から中心線までの距離である中心線離隔を求める中心線離隔計算部と、
    指定された位置を含む前記中心線と垂直な面である断面の図を作成する断面生成部と、
    前記断面に存在する埋設物の属性ごとに、前記断面の近傍のマンホールを選定し、選定マンホールとするマンホール選定部と、
    前記選定マンホールの識別情報と関連付けされた埋設物の形状と深さを含む前記選定マンホールとの相対的な位置を示す情報である埋設物情報を取得する埋設物情報取得部と、
    前記選定マンホールの中心線離隔と、前記選定マンホールに関連付けされた埋設物情報に基づいて、前記断面の図に埋設物の図を配置する埋設物配置部と、
    を備える埋設物位置推定装置。
  3. 幅に関する情報も含んだ道路の位置座標を示す情報である道路情報と、マンホールの識別情報と管理者を示す情報である属性と位置座標を関連付けたマンホール情報を記録した記録部と、
    前記道路情報を用いて、道路の中心線の位置座標の情報である中心線情報を求める中心線生成部と、
    指定された位置を含む前記中心線と垂直な面である断面の図を作成する断面生成部と、
    前記断面に存在する埋設物の属性ごとに、前記断面の近傍のマンホールを選定し、選定マンホールとするマンホール選定部と、
    前記選定マンホールごとに、前記マンホール情報の位置座標から中心線までの距離である中心線離隔を求める中心線離隔計算部と、
    前記選定マンホールの識別情報と関連付けされた埋設物の形状と深さを含む前記選定マンホールとの相対的な位置を示す情報である埋設物情報を取得する埋設物情報取得部と、
    前記選定マンホールの中心線離隔と、前記選定マンホールに関連付けされた埋設物情報に基づいて、前記断面の図に埋設物の図を配置する埋設物配置部と、
    を備える埋設物位置推定装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の埋設物位置推定装置であって、
    前記埋設物配置部が配置した埋設物の図に基づいて、前記断面での埋設物の横断図を生成する横断図生成部
    も備える埋設物位置推定装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の埋設物位置推定装置であって、
    前記埋設物配置部が配置した埋設物の図に基づいて、埋設物同士の距離である相対離隔を求める離隔計算部
    も備える埋設物位置推定装置。
  6. 断面生成部、マンホール選定部、埋設物配置部、記録部を備えた埋設物位置推定装置を用いた埋設物位置推定方法であって、
    あらかじめ前記記録部に、幅に関する情報も含んだ道路の位置座標を示す情報である道路情報を用いて求めた道路の中心線の位置座標の情報である中心線情報と、マンホールの識別情報と管理者を示す情報である属性と位置座標を関連付けたマンホール情報と、前記マンホール情報の位置座標から前記中心線までの距離である中心線隔離の情報と、いずれかのマンホールの識別情報と関連付けされた埋設物の形状と深さを含む当該マンホールとの相対的な位置を示す情報である埋設物情報を記録しておき、
    前記断面生成部が、指定された位置を含む前記中心線と垂直な面である断面の図を作成する断面生成ステップと、
    前記マンホール選定部が、前記断面に存在する埋設物の属性ごとに、前記断面の近傍のマンホールを選定し、選定マンホールとするマンホール選定ステップと、
    前記埋設物配置部が、前記選定マンホールの中心線離隔と、前記選定マンホールに関連付けされた埋設物情報に基づいて、前記断面の図に埋設物の図を配置する埋設物配置ステップと、
    を実行する埋設物位置推定方法。
  7. 断面生成部、マンホール選定部、埋設物情報取得部、埋設物配置部、記録部を備えた埋設物位置推定装置を用いた埋設物位置推定方法であって、
    あらかじめ前記記録部に、幅に関する情報も含んだ道路の位置座標を示す情報である道路情報を用いて求めた道路の中心線の位置座標の情報である中心線情報と、マンホールの識別情報と管理者を示す情報である属性と位置座標を関連付けたマンホール情報と、前記マンホール情報の位置座標から前記中心線までの距離である中心線隔離の情報を記録しておき、
    前記断面生成部が、指定された位置を含む前記中心線と垂直な面である断面の図を作成する断面生成ステップと、
    前記マンホール選定部が、前記断面に存在する埋設物の属性ごとに、前記断面の近傍のマンホールを選定し、選定マンホールとするマンホール選定ステップと、
    前記埋設物情報取得部が、前記選定マンホールの識別情報と関連付けされた埋設物の形状と深さを含む前記選定マンホールとの相対的な位置を示す情報である埋設物情報を取得する埋設物情報取得ステップと、
    前記埋設物配置部が、前記選定マンホールの中心線離隔と、前記選定マンホールに関連付けされた埋設物情報に基づいて、前記断面の図に埋設物の図を配置する埋設物配置ステップと、
    を実行する埋設物位置推定方法。
  8. 断面生成部、マンホール選定部、中心線隔離計算部、埋設物情報取得部、埋設物配置部、記録部を備えた埋設物位置推定装置を用いた埋設物位置推定方法であって、
    あらかじめ前記記録部に、幅に関する情報も含んだ道路の位置座標を示す情報である道路情報を用いて求めた道路の中心線の位置座標の情報である中心線情報と、マンホールの識別情報と管理者を示す情報である属性と位置座標を関連付けたマンホール情報を記録しておき、
    前記断面生成部が、指定された位置を含む前記中心線と垂直な面である断面の図を作成する断面生成ステップと、
    前記マンホール選定部が、前記断面に存在する埋設物の属性ごとに、前記断面の近傍のマンホールを選定し、選定マンホールとするマンホール選定ステップと、
    前記中心線離隔計算部が、前記選定マンホールごとに、前記マンホール情報の位置座標から中心線までの距離である中心線離隔を求める中心線離隔計算ステップと、
    前記埋設物情報取得部が、前記選定マンホールの識別情報と関連付けされた埋設物の形状と深さを含む前記選定マンホールとの相対的な位置を示す情報である埋設物情報を取得する埋設物情報取得ステップと、
    前記埋設物配置部が、前記選定マンホールの中心線離隔と、前記選定マンホールに関連付けされた埋設物情報に基づいて、前記断面の図に埋設物の図を配置する埋設物配置ステップと、
    を実行する埋設物位置推定方法。
  9. 請求項6から8のいずれかに記載の埋設物位置推定方法であって、
    前記埋設物位置推定装置が横断図生成部も備え、
    前記横断図生成部が、前記埋設物配置ステップで配置した埋設物の図に基づいて、前記断面での埋設物の横断図を生成する横断図生成ステップ
    も実行する埋設物位置推定方法。
  10. 請求項6から9のいずれかに記載の埋設物位置推定方法であって、
    前記埋設物位置推定装置が離隔計算部も備え、
    前記離隔計算部が、前記埋設物配置ステップで配置した埋設物の図に基づいて、埋設物同士の距離である相対離隔を求める離隔計算ステップ
    も実行する埋設物位置推定方法。
  11. 請求項1から5のいずれかに記載の埋設物位置推定装置としてコンピュータを機能させるための埋設物位置推定プログラム。
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