JP6771355B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6771355B2
JP6771355B2 JP2016203127A JP2016203127A JP6771355B2 JP 6771355 B2 JP6771355 B2 JP 6771355B2 JP 2016203127 A JP2016203127 A JP 2016203127A JP 2016203127 A JP2016203127 A JP 2016203127A JP 6771355 B2 JP6771355 B2 JP 6771355B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display device
transparent substrate
pixels
display
transmission control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016203127A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018063929A (ja
Inventor
俊輔 板倉
俊輔 板倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Joled Inc
Original Assignee
Joled Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Joled Inc filed Critical Joled Inc
Priority to JP2016203127A priority Critical patent/JP6771355B2/ja
Publication of JP2018063929A publication Critical patent/JP2018063929A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6771355B2 publication Critical patent/JP6771355B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Polarising Elements (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Description

本開示は、表示装置に関し、特に、透光性の表示パネルを備える表示装置に関する。
近年、透光性の表示装置(いわゆるシースルーディスプレイ)において動画表示を行う技術が提案されている(例えば、特許文献1など参照)。透光性の表示装置を実現する表示パネルとして、OLED(Organic Light Emitting Diode)、液晶などを用いた表示パネルを採用し得る。このような透光性の表示装置においても、透光性でない表示装置と同様に、使用態様の自由度を高めるために、フレキシブルであること、つまり、可撓性を有することが求められる。例えば、透光性の表示装置において液晶表示パネルを用いる場合には、表示パネルを曲げると、液晶層の膜厚が変化し、液晶の配光に影響を与える。このため、液晶表示パネルにおいては、表示品位の安定化とフレキシブル化とを両立させることが困難である。そこで、透光性の表示装置においてOLED表示パネルを用いて、フレキシブル化を実現することが考えられる。例えば、プラスチック基板又は薄ガラスのようなフレキシブルな基板を備えるOLED表示パネルを用いることで、フレキシブルな透光性の表示装置が実現できると考えられる。
特開2011−23336号公報
しかしながら、OLED表示パネルを用いて透光性の表示装置を実現する場合には、OLED表示パネルが光を遮断する層を備えないため、画像を表示しているときにも、画像に表示装置の背面側から正面側に光が漏れ得る。このため、表示装置において黒表示ができない場合があり得る。
本開示は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、フレキシブルで、かつ、黒表示が可能な透光性の表示装置を提供する。
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係る表示装置は、表示面と、当該表示面に対して背向する背面とを有する表示装置であって、複数の第一画素を有し、透光性のOLED表示パネルと、複数の第二画素を有し、主要部が前記OLED表示パネルに対して前記背面側に配置され、前記複数の第二画素毎に光透過率を制御可能な光透過制御パネルとを備え、前記複数の第二画素の各々は、前記複数の第一画素の各々よりも面積が大きい。
本開示によれば、フレキシブルで、かつ、黒表示が可能な透光性の表示装置を提供できる。
図1は、実施の形態1に係る表示装置の外観を示す斜視図である。 図2は、実施の形態1に係る表示装置の表示部の構成を示す断面図である。 図3は、実施の形態1に係る表示装置におけるOLED表示パネルの第一画素及び光透過制御パネルの第二画素の配置を示す正面図である。 図4は、実施の形態2に係る表示装置の表示部の構成を示す断面図である。 図5は、実施の形態3に係る表示装置の表示部の構成を示す断面図である。 図6は、実施の形態3に係る表示装置の表示部の構成を示す断面図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本開示における一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、工程、並びに、工程の順序などは、一例であって本開示を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本開示における最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態1)
[1−1.全体構成]
実施の形態1に係る表示装置について説明する。まず、本実施の形態に係る表示装置の全体構成について、図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態に係る表示装置10の外観を示す斜視図である。図2は、本実施の形態に係る表示装置10の表示部12の構成を示す断面図である。図2においては、図1のII−II断面の中央部分が示されている。図3は、本実施の形態に係る表示装置10におけるOLED表示パネル20の第一画素20p及び光透過制御パネル30の第二画素30pの配置を示す正面図である。図3においては、第一画素20p及び第二画素30pの輪郭の概要が、それぞれ点線及び破線で示されている。なお各図において、表示部12の厚さ方向に平行な軸をZ軸方向とし、Z軸方向に直交し、かつ、互いに直交する二つの方向をX軸方向及びY軸方向としている。
表示装置10は、図2に示されるように表示面10aと、表示面10aに対して背向する背面10bとを有する透光性のフラットパネルディスプレイである。本実施の形態では、表示装置10は、図1に示されるように、主に、表示部12と、ベゼル14とを備える。
表示部12は、透光性の表示パネルである。表示部12は、背面10bから表示面10aまで光を透過させることができる。表示部12は、OLED表示パネル20と、光透過制御パネル30とを備える。
ベゼル14は、表示装置10の表示面10a及び背面10bの周縁に配置された枠状部材である。ベゼル14の内部には、表示部12を駆動するための駆動回路、電源回路などが配置されてもよい。なお、表示装置10は、必ずしもベゼル14を備えなくてもよい。
OLED表示パネル20は、表示装置10における画像表示部であり、図3に示されるように複数の第一画素20pを有する透光性のパネルである。図2に示されるように、OLED表示パネル20は、表示部12の表示面10a側に配置され、第一透明基板21と、第二透明基板22と、第一画素回路層23と、OLED層24とを備える。
複数の第一画素20pは、例えば、図3に示されるようにマトリックス状に配置されてもよい。図3では、長方形状の第一画素20pが示されるが、第一画素20pの形状は特に限定されない。例えば、六角形などでもよい。複数の第一画素20pの各々は、表示部12に入力された映像信号に基づいて輝度及び発光色が制御される。なお、複数の第一画素20pの各々は、複数の副画素で構成されてもよい。例えば、第一画素20pは、赤色で発光する副画素、緑色で発光する副画素及び青色で発光する副画素の三つの副画素で構成されてもよい。
第一透明基板21及び第二透明基板22は、一対の透光性の基板である。第一透明基板21及び第二透明基板22は、互いに対向して配置された略同一形状、かつ、略同一寸法の基板である。本実施の形態では、第一透明基板21及び第二透明基板22の主面の形状は長方形状であるが、これに限定されない。例えば、第一透明基板21及び第二透明基板22の主面の形状は、三角形状などであってもよい。第一透明基板21及び第二透明基板22は、それぞれOLED表示パネル20の背面10b側の端部及び表示面10a側の端部に配置されて、OLED層24を封止する。
第一透明基板21には、第一画素回路層23に信号又は直流電圧を供給するための配線が設けられてもよい。また、第二透明基板22には、OLED層24に電圧を供給するための配線が設けられてもよい。
第一透明基板21及び第二透明基板22を形成する材料は、透光性であり、かつ、フレキシブルであれば特に限定されない。本実施の形態では、第一透明基板21及び第二透明基板22を形成する材料はガラスである。第一透明基板21及び第二透明基板22の厚さは、例えば、0.5mmである。第一透明基板21及び第二透明基板22の厚さを0.5mm以下とすることで、フレキシブルなOLED表示パネル20を実現することができる。
第一画素回路層23は、OLED表示パネル20の画素回路を備える層である。第一画素回路層23は、第一透明基板21とOLED層24との間に配置され、複数の第一画素20pに対応する複数の画素回路を備える。複数の画素回路の各々は、OLED層24に供給する電流を制御するための駆動トランジスタ、信号の入出力などを制御するスイッチングトランジスタなどを含んでもよい。第一画素回路層23は、例えば、第一透明基板21上にTFT(Thin Film Transistor)などを積層することによって形成されてもよい。
OLED層24は、OLED表示パネル20の発光層である。OLED層24は、第一透明基板21と第二透明基板22との間に配置され、正孔注入層、正孔輸送層、有機EL層、電子輸送層などを備える。
光透過制御パネル30は、複数の第二画素30pを有し、主要部がOLED表示パネル20に対して背面10b側に配置され、表示部12に入力された信号に基づいて複数の第二画素30p毎に光透過率を制御可能なパネルである。本実施の形態では、図2に示されるように、光透過制御パネル30の主要部だけでなく、全構成要素がOLED表示パネル20の背面10b側に配置される。光透過制御パネル30は、光の偏光状態に応じて透過率が異なる第一偏光部材31及び第二偏光部材32と、第一偏光部材31と第二偏光部材32との間に配置される液晶層35とを備える。光透過制御パネル30は、さらに、第三透明基板33と、第四透明基板34と、第二画素回路層36とを備える。
複数の第二画素30pは、例えば、図3に示されるようにマトリックス状に配置されてもよい。図3では、長方形状の第二画素30pが示されるが、第二画素30pの形状は特に限定されない。例えば、六角形などでもよい。また、複数の第二画素30pの各々は、複数の第一画素20pの各々よりも面積が大きい。例えば、本実施の形態では、図3に示されるように、第二画素30pの各々は、行方向(図3のX軸方向)において第一画素20pの三個分の寸法を有し、列方向(図3のY軸方向)において第一画素20pの四個分の寸法を有する。また、図3に示されるように、第一画素20p及び第二画素30pが長方形状の形状を有する場合には、第二画素30pは、第一画素20pより縦方向及び横方向の寸法が大きくてもよいし、対角線の長さが長くてもよい。また、第二画素30pを囲む最小円の直径が、第一画素20pを囲む最小円の直径より大きくてもよい。また、複数の第二画素30pの各々の面積は、同一でなくてもよい。また、複数の第二画素30pの一部が、複数の第一画素20pの各々より面積が大きくなくてもよい。複数の第二画素30pの少なくとも一部が、複数の第一画素20pの各々よりも面積が大きければよい。
第三透明基板33及び第四透明基板34は、一対の透光性の基板である。第三透明基板33及び第四透明基板34は、互いに対向して配置された略同一形状、かつ、略同一寸法の基板である。本実施の形態では、第三透明基板33及び第四透明基板34の主面の形状は長方形状であるが、これに限定されない。例えば、第三透明基板33及び第四透明基板34の主面の形状は、三角形状などであってもよい。第三透明基板33及び第四透明基板34は、それぞれ光透過制御パネル30の背面10b側の端部及び表示面10a側の端部に配置され、液晶層35を封止する。また、第三透明基板33及び第四透明基板34は、第一透明基板21及び第二透明基板22に対して対向して配置される。
第三透明基板33及び第四透明基板34を形成する材料は、透光性であれば特に限定されない。本実施の形態では、第三透明基板33及び第四透明基板34を形成する材料はガラスである。第三透明基板33及び第四透明基板34の厚さは、例えば、0.5mmである。第三透明基板33及び第四透明基板34の厚さを0.5mm以下とすることで、フレキシブルな光透過制御パネル30を実現することができる。
第二画素回路層36は、光透過制御パネル30の画素回路を備える層である。第二画素回路層36は、第三透明基板33と第四透明基板34との間に配置され、複数の第二画素30pに対応する複数の画素回路を備える。複数の画素回路の各々は、液晶層35に印加する電圧を制御するための駆動トランジスタ、信号の入出力などを制御するスイッチングトランジスタなどを含んでもよい。第二画素回路層36は、例えば、第四透明基板34上にTFTなどを積層することによって形成されてもよい。
第一偏光部材31及び第二偏光部材32は、入射する光の偏光状態に応じて透過率が異なる部材である。第一偏光部材31及び第二偏光部材32は、それぞれ、偏光層を備えるフィルム状の偏光素子である。第一偏光部材31及び第二偏光部材32は、例えば、液晶層35に電圧を印加しない場合に、光透過制御パネル30が光を透過し、液晶層35に電圧を印加する場合に、光透過制御パネル30が光の少なくとも一部を遮断するように構成されてもよい。第一偏光部材31は、第三透明基板33の背面10b側の面に配置され、第二偏光部材32は、第四透明基板34の表示面10a側の面に配置される。
液晶層35は、液晶材料が含まれる層であり、外部から電圧が印加されることによって、第二画素30p毎に液晶材料の配向が制御される。液晶層35における液晶材料の配向方向を制御することによって、光透過制御パネル30に入射された光の偏光状態を制御できる。これにより、光透過制御パネル30に入射する光量に対する第一偏光部材31及び第二偏光部材32を透過する光量の割合、つまり、光透過制御パネル30の光透過率を、第二画素30p毎に制御できる。
[1−2.作用及び効果]
本実施の形態に係る表示装置10の作用及び効果について説明する。
上述した通り、本実施の形態に係る表示装置10の表示部12は、透光性のOLED表示パネル20と、光透過制御パネル30とを備える。このため、光透過制御パネル30における光透過率を高くすることにより、表示装置10の表示部12において光を透過させることができる。また、光透過制御パネル30における光透過率を十分に低くすることにより、表示装置10の表示部12において、背面10b側から入射した光が表示面10a側に漏れることを抑制できる。つまり、表示部12において黒表示を実現できる。
本実施の形態に係る表示装置10においては、OLED表示パネル20を構成する第一透明基板21及び第二透明基板22の厚さは、OLED表示パネル20をフレキシブル化できる程度に十分に薄い。さらに、光透過制御パネル30の複数の第二画素30pの各々は、OLED表示パネル20の複数の第一画素20pの各々よりも面積が大きい。ここで、本実施の形態のように液晶材料を用いて光透過制御パネル30の光透過率を制御する場合には、第二画素30pの面積(又は寸法)が大きいほど、光透過制御パネル30の曲げに対する第二画素30pの光透過率への影響を抑制するための対策を施し易くなる。例えば、液晶層35内に液晶層35の厚さの変化を抑制するためのスペーサを配置するなどの対策を施し易くなる。また、第二画素30pの面積が大きいほど第二画素30p内に含まれる液晶素子の個数が多くなるため、光透過制御パネル30を曲げた場合に第二画素30pによって表示される映像が破たんすることを抑制できる。したがって、本実施の形態においては、複数の第二画素30pの各々は、複数の第一画素20pの各々より面積が大きいため、複数の第二画素30pの各々が、複数の第一画素20pの各々と同程度以下の面積を有する場合より、光透過制御パネル30をフレキシブル化することができる。
[1−3.まとめ]
以上のように、本実施の形態に係る表示装置10は、表示面10aと、表示面10aに対して背向する背面10bとを有する。表示装置10は、複数の第一画素20pを有し、透光性のOLED表示パネル20と、複数の第二画素30pを有し、主要部がOLED表示パネル20に対して背面10b側に配置され、複数の第二画素30p毎に光透過率を制御可能な光透過制御パネル30とを備える。ここで、複数の第二画素30pの各々は、複数の第一画素20pの各々よりも面積が大きい。
このように、表示装置10においては、透光性のOLED表示パネル20によって画像を表示し、光透過制御パネル30によって黒表示を行うことができる。また、表示装置10の光透過制御パネル30は、複数の第二画素30pを有し、複数の第二画素30pの各々は、OLED表示パネル20の複数の第一画素20pの各々より面積が大きい。このため、光透過制御パネル30においては、第一画素20pと同程度の寸法の第二画素30pを有する場合より、光透過制御パネル30の曲げに対する耐性を向上させることができる。また、OLED表示パネル20は、第一透明基板21及び第二透明基板22の厚さを十分に薄くすることにより、フレキシブル化が可能である。したがって、表示装置10によって、フレキシブルで、かつ、黒表示が可能な透光性の表示装置を実現できる。
また、表示装置10において、光透過制御パネルは、光の偏光状態に応じて透過率が異なる第一偏光部材31及び第二偏光部材32と、第一偏光部材31と第二偏光部材32との間に配置される液晶層35とを備えてもよい。
これにより、光透過制御パネル30によって、光透過率を自在に制御することができる。また、このように光透過制御パネル30において液晶層35を用いる場合においても、第二画素30pの面積が大きいことから、光透過制御パネル30を曲げた場合における液晶層35の厚さの変化を抑制するための対策を施し易くなる。このため、表示装置10をフレキシブル化することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2に係る表示装置について説明する。本実施の形態に係る表示装置は、実施の形態1に係る表示装置10より、さらに薄型化及びフレキシブル化が可能な構成を有する。以下、本実施の形態に係る表示装置について、実施の形態1に係る表示装置10との相違点を中心に図面を用いて説明する。
図4は、本実施の形態に係る表示装置110の表示部112の構成を示す断面図である。図4においては、表示装置110における図2と同様の断面が示されている。
図4に示されるように、本実施の形態に係る表示装置110は、実施の形態1に係る表示装置10と同様に、表示面110aと、表示面110aに対して背向する背面110bとを有し、主に表示部112を備える。なお、図示しないが、表示装置110は、実施の形態1と同様にベゼル14を備えてもよい。
本実施の形態に係る表示部112は、OLED表示パネル20と、光透過制御パネル130とを備える。
光透過制御パネル130の主要部130mは、OLED表示パネル20に対して背面110b側に配置される。
光透過制御パネル130は、主要部130mの他に、第二偏光部材32を備える。第二偏光部材32はOLED表示パネル320に対して表示面310a側に配置される。主要部130mには、第一偏光部材31と、第三透明基板33と、液晶層35と、第二画素回路層36とが含まれる。
本実施の形態では、図4に示されるように、第一偏光部材31及び液晶層35は、OLED表示パネル20に対して背面110bに側に配置され、第二偏光部材32は、OLED表示パネル20に対して表示面110a側に配置される。このような配置によれば、OLED表示パネル20によって、第二偏光部材32を支持できるため、光透過制御パネル130は、第二偏光部材32を支持するための透明基板を備えなくてもよい。また、液晶層35は、第三透明基板33と、OLED表示パネル20の第一透明基板21とによって封止される。つまり、第一透明基板21は、OLED表示パネル20と光透過制御パネル130とで共用される。このように、本実施の形態では、光透過制御パネル130において、実施の形態1に係る第四透明基板34を用いない構成を実現できる。これにより、表示装置110を薄型化することができ、かつ、低コスト化することができる。また、表示装置110では、実施の形態1の表示装置10と比べて、使用する透明基板の枚数が少ないため、より一層のフレキシブル化が可能となる。
(実施の形態3)
実施の形態3に係る表示装置について説明する。本実施の形態に係る表示装置は、各透明基板を形成する材料において、実施の形態2に係る表示装置110と相違する。以下、本実施の形態に係る表示装置について、実施の形態2に係る表示装置110との相違点を中心に図面を用いて説明する。
図5は、本実施の形態に係る表示装置210の表示部212の構成を示す断面図である。図5においては、表示装置210における図2と同様の断面が示されている。
図5に示されるように、本実施の形態に係る表示装置210は、実施の形態2に係る表示装置110と同様に、表示面210aと、表示面210aに対して背向する背面210bとを有し、主に表示部212を備える。なお、図示しないが、表示装置210は、実施の形態1と同様にベゼル14を備えてもよい。
本実施の形態に係る表示部212は、OLED表示パネル220と、光透過制御パネル230とを備える。
OLED表示パネル220は、実施の形態2に係るOLED表示パネル20と同様に、第一透明基板221と、第二透明基板222と、第一画素回路層23とOLED層24とを備える。
光透過制御パネル230の主要部230mは、実施の形態2に係る光透過制御パネル130と同様に、OLED表示パネル220に対して背面210b側に配置される。
光透過制御パネル230は、主要部230mの他に、第二偏光部材32を備える。第二偏光部材32はOLED表示パネル220に対して表示面210a側に配置される。主要部230mには、第一偏光部材31と、第三透明基板233と、液晶層35と、第二画素回路層36とが含まれる。
本実施の形態に係る表示装置210において、OLED表示パネル220及び光透過制御パネル230の少なくとも一方は、プラスチック基板を備える。つまり、第一透明基板221、第二透明基板222及び第三透明基板233の少なくとも一つがプラスチック基板であればよい。本実施の形態では、第一透明基板221、第二透明基板222及び第三透明基板233はいずれもプラスチック基板である。これにより、表示装置210のより一層のフレキシブル化が可能となる。また、各透明基板としてガラス基板を用いる場合より、各透明基板が割れにくくなるため、ハンドリングが容易となる。第一透明基板221、第二透明基板222及び第三透明基板233の厚さは、例えば、0.05mmである。第一透明基板221、第二透明基板222及び第三透明基板233の厚さを0.05mm以下とすることで、表示装置210のより一層のフレキシブル化が可能となる。
(実施の形態4)
実施の形態4に係る表示装置について説明する。本実施の形態に係る表示装置は、透明基板の枚数において、実施の形態2に係る表示装置110と相違する。以下、本実施の形態に係る表示装置について、実施の形態2に係る表示装置110との相違点を中心に図面を用いて説明する。
図6は、本実施の形態に係る表示装置310の表示部312の構成を示す断面図である。図6においては、表示装置310における図2と同様の断面が示されている。
図6に示されるように、本実施の形態に係る表示装置310は、実施の形態2に係る表示装置110と同様に、表示面310aと、表示面310aに対して背向する背面310bとを有し、主に表示部312を備える。なお、図示しないが、表示装置310は、実施の形態1と同様にベゼル14を備えてもよい。
本実施の形態に係る表示部312は、実施の形態2に係る表示部112と同様に、OLED表示パネル320と、光透過制御パネル330とを備える。
OLED表示パネル320は、第二透明基板22と、第一画素回路層23とOLED層24とを備える。
光透過制御パネル330の主要部330mは、実施の形態2に係る光透過制御パネル130と同様に、OLED表示パネル320に対して背面310b側に配置される。
光透過制御パネル330は、主要部330mの他に、第二偏光部材32を備える。第二偏光部材32はOLED表示パネル320に対して表示面310a側に配置される。主要部330mには、第一偏光部材31と、第三透明基板33と、液晶層35と、第二画素回路層36とが含まれる。
本実施の形態においては、第一画素回路層23と第二画素回路層36とが、それぞれ同一基板の一方の主面と他方の主面とに積層されている。本実施の形態では、OLED層24は、第一画素回路層23(及び第二画素回路層36)と第二透明基板22とによって封止される。また、液晶層35は、第二画素回路層36(及び第一画素回路層23)と第三透明基板33とによって封止される。このように、本実施の形態では、実施の形態2に係る第一透明基板21を用いることなく、OLED層24及び液晶層35を封止できる。
したがって、本実施の形態に係る表示装置310では、実施の形態2に係る表示装置110より、さらに薄型化かつフレキシブル化することができる。
(他の実施の形態)
以上、本開示に係る表示装置について、実施の形態に基づいて説明してきたが、本開示に係る表示装置は、上記実施の形態に限定されるものではない。実施の形態における任意の構成要素を組み合わせて実現される別の実施の形態や、実施の形態に対して本開示の主旨を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例や、本実施の形態に係る表示装置を内蔵した各種機器も本開示に含まれる。
例えば、上記実施の形態1に係る表示装置10及び上記実施の形態4に係る表示装置310の各透明基板として、実施の形態3に係る各透明基板と同様のプラスチック基板を用いてもよい。
本開示は、表示装置として有用であるとともに、表示装置をウィンドーとして用いたケースなどにおいて有用である。特に、本開示に係る表示装置をウィンドーとして用いたショーケースにおいて有用である。
10、110、210、310 表示装置
10a、110a、210a、310a 表示面
10b、110b、210b、310b 背面
12、112、212、312 表示部
14 ベゼル
20、220、320 OLED表示パネル
20p 第一画素
21、221 第一透明基板
22、222 第二透明基板
23 第一画素回路層
24 OLED層
30、130、230、330 光透過制御パネル
30p 第二画素
31 第一偏光部材
32 第二偏光部材
33、233 第三透明基板
34 第四透明基板
35 液晶層
36 第二画素回路層
130m、230m、330m 主要部

Claims (2)

  1. 表示面と、当該表示面に対して背向する背面とを有する表示装置であって、
    複数の第一画素を有し、透光性のOLED(Organic Light Emitting Diode)表示パネルと、
    複数の第二画素を有し、主要部が前記OLED表示パネルに対して前記背面側に配置され、前記複数の第二画素毎に光透過率を制御可能な光透過制御パネルとを備え、
    前記複数の第二画素の各々は、前記複数の第一画素の各々よりも面積が大きく、
    前記光透過制御パネルは、
    光の偏光状態に応じて透過率が異なる第一偏光部材及び第二偏光部材と、
    前記第一偏光部材と前記第二偏光部材との間に配置される液晶層と、
    前記複数の第二画素を含む第二画素回路層とを備え、
    前記第一偏光部材及び前記液晶層は、前記OLED表示パネルに対して前記背面側に配置され、
    前記第二偏光部材は、前記OLED表示パネルに対して前記表示面側に配置され、
    前記OLED表示パネルは、前記複数の第一画素を含む第一画素回路層を備え、
    前記第一画素回路層及び前記第二画素回路層は、それぞれ、同一の基板の一方の主面、及び、他方の主面に積層されている
    表示装置。
  2. 前記OLED表示パネル及び光透過制御パネルの少なくとも一方は、プラスチック基板を備える
    請求項1に記載の表示装置。
JP2016203127A 2016-10-14 2016-10-14 表示装置 Active JP6771355B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016203127A JP6771355B2 (ja) 2016-10-14 2016-10-14 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016203127A JP6771355B2 (ja) 2016-10-14 2016-10-14 表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018063929A JP2018063929A (ja) 2018-04-19
JP6771355B2 true JP6771355B2 (ja) 2020-10-21

Family

ID=61966895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016203127A Active JP6771355B2 (ja) 2016-10-14 2016-10-14 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6771355B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100732849B1 (ko) * 2005-12-21 2007-06-27 삼성에스디아이 주식회사 유기 발광 표시장치
JP2013003480A (ja) * 2011-06-21 2013-01-07 Sony Corp 表示装置および電子機器
JP5933879B2 (ja) * 2011-11-18 2016-06-15 株式会社半導体エネルギー研究所 発光装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018063929A (ja) 2018-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9128324B2 (en) Display device and operation method thereof
WO2016201724A1 (zh) 像素结构及液晶显示面板
US10192950B2 (en) Display module and multi-display device including the same
TWI521269B (zh) 可透視顯示裝置
US20160012784A1 (en) Display substrate and display device
US20190146271A1 (en) Transparent liquid crystal display
US20160342042A1 (en) Pixel structure and liquid crystal display panel comprising same
JP2012103335A (ja) 表示装置
JP2006236998A (ja) 有機発光ダイオード(oled)バックライト
JP2012247783A (ja) ディスプレイ装置
JP2007127933A5 (ja)
CN106782132A (zh) 拼接式显示屏
US20200319490A1 (en) Anti-peep display device and anti-peep display method
CN106647061B (zh) 像素结构及液晶显示面板
WO2019104746A1 (zh) 双面显示装置及其显示模组
JP2013205753A (ja) 表示装置
US10302998B2 (en) Image display device
US20110176079A1 (en) Pixel unit and display device utilizing the same
WO2015024335A1 (zh) 透明显示装置
US20140110852A1 (en) Active matrix substrate, and display device
US20040080696A1 (en) Image display panel
JP6771355B2 (ja) 表示装置
US20200110302A1 (en) Display panel and display device
US9786235B2 (en) Pixel structure having opposite sub-pixel polarities in adjacent pixel columns and liquid crystal display panel having same
US10804339B2 (en) Naked-eye three-dimensional display device

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20170322

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200609

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200901

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200929

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6771355

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S303 Written request for registration of pledge or change of pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316303

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S803 Written request for registration of cancellation of provisional registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316803

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113