JP6765387B2 - 医療器具および医療器具の針での針刺し危害を阻止するための安全装置 - Google Patents

医療器具および医療器具の針での針刺し危害を阻止するための安全装置 Download PDF

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Description

本発明は、医療器具の針での針刺し危害を阻止するための安全装置に関する。本発明はまた、このような安全装置を具えた医療器具にも関する。
この出願において、構成部品または装置の末端は、前記構成部品または装置と共に用いるように意図した医療用注入器具に対し、使用者側から最も離れた部分を意味するように解釈されなければならず、基端は、使用者側に最も近い部分を意味するように解釈されなければならない。そのようなわけで、この出願において、末端方向は医療器具に関して注入方向として解釈されなければならず、基端方向は前記注入方向に対して逆方向である。
鋭い先端の尖った針が設けられた医療器具は、注入を行うか、筋肉や静脈または動脈に試料を導くか、あるいはこれらから試料を取得するため、医学界のなかでは日常茶飯のものである。これらは、注射器またはペン型注入器またはカテーテルまたは血液採取器具の如き注入器具であってよい。鋭い先端の尖った針は、医療スタッフおよび患者に対して内在する針刺し危害の危険性を与え、それで使用前に針を覆う針キャップが通常設けられている。このキャップは、細菌汚染からのみならず、医療スタッフによる搬送および受け渡しの間に起こる可能性のある望まざる接触または突き刺しからも針を保護する。当然、このようなキャップは、医療器具の使用直前に取り外されなければならない。
しかしながら、使用後に針キャップを針に対して元の位置に戻すことは、これが医療スタッフに対する事故および汚染の主たる原因として見なされているので、厳しく禁じられている。実際のところ、医療器具全体または少なくとも使用される針は、使用後、適切な針収集器内に廃棄されるべきである。しかしながら、針刺し危害の危険性は、医療スタッフが廃棄前にむき出しの汚染された針を取り扱っているので、依然として存在する。
それで、安全装置は、使用後、すなわち注入または採取の終わりと、この器具の適切な廃棄処分との間でこのような医療器具の針での針刺し危害を阻止するように設計される。通常、このような安全システムは、医療行為を終了した場合、少なくとも針先に対して自動的にまたは手作業にて固定されるように設計されている。
それにもかかわらず、これらの安全システムの多くは、使用前に針先を露出させるための始動ステップを必要とし、これは医療行為のスピードを低下させて医療器具の安全レベルを減少させてしまう。加えて、このような安全システムの大多数は、器具の全体的な寸法が増大し、取り扱いの困難性以外に、特に事前充填の注射器に関する収容問題にもつながっている。最後に、これらのシステムの大部分は、針先の完全な露出を実現せず、針先への直視およびアクセスを妨げることによって医療行為を遅らせている。
加えて、事前充填可能な注射器は、医療スタッフへの最終納入の前に医薬品を製薬会社で詰めるため、製造後に滅菌包装して搬送される。この滅菌包装体は、通常の針キャップで塞がれた注射器の長さおよび直径に適合しており、現時点で使用可能な如き大きすぎる安全装置を受け入れない可能性がある。
従来技術を発端とし、使用前に始動ステップを必要とせず、また医療行為を阻害することなく、医療器具の針での針刺し危害を阻止することができる安全装置を提供することが本発明の一つの目的である。事前充填可能な注射器のために用いられる規格包装体に収容できるように、注射筒よりも太くない直径と、限定された長さとを有する適切な寸法の安全装置を提供することが本発明のさらなる目的である。
これらの目的は、請求項1の特徴を持つ器具を用いて解決される。都合のよい実施形態を従属請求項から取得することができる。
よって、医療器具の針での針刺し危害を阻止するための安全装置が提供され、針は、医療器具の先端に固定される基端と、針先が設けられた末端とを具えている。この安全装置は、医療器具の先端に取り付けられて少なくとも針先を覆うようになっている保護キャップであって、係合ペグが設けられた基端を具えた前記保護キャップと、この保護キャップと連結される収容位置と、針へのアクセスを与える格納位置と、針を覆う安全位置とを選択することができるように、医療器具の先端を取り囲む旋回リンクによって取り付けられたシールドであって、その基端にカム面を具えたシールドとを具えている。カム面および係合ペグは、旋回リンクの基端側に配されると共に安全装置が医療器具の先端を取り囲んで取り付けられた場合、末端側への移動による先端からの保護キャップの取り外しが、シールドを収容位置から格納位置まで移動させるように配されている。
保護キャップの係合ペグとシールドのカムとの係合のみならず、シールドのピボット式取り付けは、針先への最大限のアクセスを与えるために格納位置へのシールドの受動的開放を可能にする。このようにして、先端からの保護キャップの取り外し運動は、収容位置から格納位置までシールドの回転をもたらし、係合ペグとカム面との間の係合が軸線に沿った運動を回転運動へと変換する。それで、このような安全装置が設けられたこのような医療器具を使用するための追加の始動ステップを必要としないので、医療行為が鈍化せず、医療スタッフのための訓練が不要である。旋回リンクとして見なされるようなカム面および係合ペグの基端位置は、シールドが格納位置にある場合、シールドが針に対してほぼ直角になることを可能にする。この直角は、医療スタッフによる針の直視を阻止せず、そして注入を妨げないため、特に有益である。それで、本発明の安全システムは、医療業務に対して影響なく、あるいは限定された影響を伴って医療スタッフに対する針刺し予防をもたらし、それで医療専門家によるこのような安全システムの受け入れを最も効果的にする。
さらにまた、保護キャップとシールドとの連結は、安全装置の外径が医療器具の外径よりも大きくないコンパクトで小さな寸法の器具へと導く。これは、医療器具が事前充填可能な注射器の場合、器具を収容するために用いられる規格包装体が大きすぎる安全システムを受け入れないので、特に有益である。それで、事前充填可能な注射器は、製造直後にこのような安全システムを装備し、既存の規格包装体に包装され、そして製薬会社へと直接出荷することができる。このように、安全装置の存在による影響を受けずに製薬会社によって行われる充填処理が可能である。
好ましい一実施形態において、シールドには2つのカム面が設けられ、保護キャップには2つの係合ペグが設けられている。このような一実施形態は、保護キャップを先端から取り外す際に、信頼性のより高いシールドの受動的開放を可能にする。
さらなる好ましい一実施形態において、シールドには2本の基端側脚部が設けられ、それぞれの脚部はバックルを具えている。この安全システムは、2つの対置するインサートが設けられ、かつ医療器具の先端に取り付けられるようになっている取り付けリングをさらに具えている。これら対置するインサートは、前記取り付けリングを先端に配置する場合、シールドを先端に対してピボット式に取り付けるように旋回リンクにてシールドのバックルに対して組み立てられるようになっている。シールドと共に旋回リンクを形成するかの如く、対置するインサートと共に製造することができ、また必須ではないこの取り付けリングは、安全装置を先端に取り付けるために有益である。これは、対置するインサートの如きとても小さな特徴を作り出すための適切な技術ではないガラス成形によって先端が作られるような、例えばガラス製注射器に関係する場合である。
好ましい一実施形態において、シールドにはフックがさらに設けられ、安全装置が医療器具の先端に取り付けられてシールドが安全位置にある場合、前記フックは、前記シールドを針に対して不可逆的に固定することができるようになっている。従って、シールドが格納位置へと後退移動するのを阻止することにより、フックはシールドの安全位置を与え、それで患者および医療スタッフを針刺し危害から守る。
さらなる好ましい一実施形態において、保護キャップは、シールドが収容位置にある場合、シールドのフックを収容するような寸法に作られて配備された基端側径方向の開口をさらに具えている。この基端側径方向の開口は、シールドと保護キャップとの間の最適な連結を可能にし、それで通常の針キャップと同様な寸法を示す小型の安全装置を可能にする。それで、この小型の安全装置を事前充填可能の注射器のために一般的に用いられる規格滅菌包装体へと収容することができる。
さらなる好ましい一実施形態において、シールドにはノッチがさらに設けられ、安全装置が医療器具の先端に取り付けられてシールドが安全位置にある場合、ノッチは針先を隠すようになっている。従って、ノッチは針先を覆うことによってシールドの安全位置を与え、それでこれに対するあらゆるアクセスを阻止し、そして患者および医療スタッフを針刺し危害から保護する。
さらなる好ましい一実施形態において、保護キャップは、シールドが収容位置にある場合、このシールドのノッチを収容するような寸法に作られて配備された末端側径方向の開口をさらに具えている。この末端側径方向の開口は、シールドと保護キャップとの間の最適な連結を可能にし、それで事前充填可能の注射器に適合した小型の安全装置へとつながる。
さらなる実施形態において、針が設けられる先端を具えた医療器具が与えられ、針は、医療器具の先端に固定される基端と、針先が設けられた末端とを具えている。この医療器具は、上述したような安全装置をさらに具えている。このような医療器具は、使用後に安全装置を安全位置に置いた場合、医療スタッフおよび患者に対して高い水準の安全性を提供する。さらにまた、この安全装置は保護キャップを取り外すことによって収容位置から格納位置へと受動的に開かれるので、これを使用するための特別な医療指令を必要としない。そのうえ、このような医療器具は、安全装置のない既存の医療器具と同様な寸法を提示するので、これは医療組成物をさらに充填する製薬会社への出荷前に、組み立てられて規格包装体に収容させることができる。それで、製薬会社の充填処理中に如何なる変更もなく、安全な医療器具を医療スタッフに提供することができる。
以下の図面の説明により、本発明のさらなる好ましい実施例および形態をさらに説明する。
注射器の形態での医療器具の一例を示す。 本発明による安全装置を設けた医療器具の一例を示す。 本発明による取り付けリングの平面図である。 本発明による取り付けリングの立体投影図である。 図3Aおよび図3Bの取り付けリングが設けられる医療器具の一例である。 本発明によるシールドの立体投影図である。 本発明によるシールドの平面図である。 図5Aおよび図5Bによるシールドを組み付けた図3Aおよび図3Bによる取り付けリングの立体投影図である。 本発明による保護キャップの平面図である。 本発明による保護キャップの立体投影図である。 本発明によるシールキャップの断面図である。 本発明によるシールキャップの平面図である。 本発明によるシールキャップの立体投影図である。 図8A〜図8Cによるシールキャップを設けた図7Aおよび図7Bによる保護キャップの断面図である。 図8A〜図8Cによるシールキャップを設けた図7Aおよび図7Bによる保護キャップの側面図である。 図3Aおよび図3Bの取り付けリングと、図5Aおよび図5Bによるシールドと、図7Aおよび図7Bの保護キャップと、図8A〜図8Cのシールキャップとを具えた本発明による安全装置の一例の断面図である。 図3Aおよび図3Bの取り付けリングと、図5Aおよび図5Bによるシールドと、図7Aおよび図7Bの保護キャップと、図8A〜図8Cのシールキャップとを具えた本発明による安全装置の一例の平面図である。 図3Aおよび図3Bの取り付けリングと、図5Aおよび図5Bによるシールドと、図7Aおよび図7Bの保護キャップと、図8A〜図8Cのシールキャップとを具えた本発明による安全装置の一例の側面図である。 使用段階での図1の医療器具に設けた図10A〜図10Cによる安全装置の側面図である。 使用段階での図1の医療器具に設けた図10A〜図10Cによる安全装置の側面図である。 使用段階での図1の医療器具に設けた図10A〜図10Cによる安全装置の側面図である。 使用段階での図1の医療器具に設けた図10A〜図10Cによる安全装置の側面図である。 使用段階での図1の医療器具に設けた図10A〜図10Cによる安全装置の側面図である。 使用段階での図1の医療器具に設けた図10A〜図10Cによる安全装置の側面図である。 使用段階での図1の医療器具に設けた図10A〜図10Cによる安全装置の断面図である。 使用段階での図1の医療器具に設けた図10A〜図10Cによる安全装置の断面図である。 使用段階での図1の医療器具に設けた図10A〜図10Cによる安全装置の断面図である。 使用段階での図1の医療器具に設けた図10A〜図10Cによる安全装置の断面図である。 使用段階での図1の医療器具に設けた図10A〜図10Cによる安全装置の断面図である。 使用段階での図1の医療器具に設けた図10A〜図10Cによる安全装置の断面図である。
図1は、本発明による医療器具の一例としての注射器10を開示する。この注射器10は、リザーバー12を画成する長手方向の筒11を具え、この長手方向の筒11はフランジ13を画成する開いた基端と、針20が設けられる長手方向の先端14を画成する取扱注意の末端とを有する。この注射器10はガラスまたはプラスチックであってよく、以下の開示はガラス製注射器を主に考慮している。他の医療器具がペン型注入器または自動注入器であってよい。
針20は、長手方向の管21と、長手方向の先端14に積み重ねられるか、接着剤で接合される開いた基端と、針先22を具えた開いた末端とを具えている。
図2を参照すると、注射器10には、取り付けリング110と、シールド120と、シールキャップ130とを具えた安全装置100が設けられている。
図3Aおよび図3Bは、取り付けリング110の一例を開示している。この取り付けリングは、空隙113によって分けられた複数の基端側取り付けフィンガー112と、2つの(図2Bには一方のみ見えている)対置するインサート114とが設けられた円筒状の本体111を具えている。
基端側取り付けフィンガー113は、図4で見ることができるように、取り付けリング110を注射器10の長手方向の先端14に組み合わせることができるようにしている。この取り付けリング110は、高密度ポリエチレン(PE)およびポリプロピレン(PP)およびポリカーボネート(PC)およびアクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)およびポリオキシメチレン(POM)およびポリスチレン(PS)およびポリブチレンテレフタレート(PBT)およびポリアミド(PA)およびこれらを組み合わせたものの如き、医療用途に適合させたあらゆる硬質ポリマーにて好ましくは作られる。また、この取り付けリング110を医療グレードの鋼の如き金属にて作ることも可能である。
図5Aおよび図5Bは、末端側突起121と基端部122とを具えたシールド120を開示し、末端側突起には、針20の少なくとも針先22を収容するように意図したノッチ123と、シールド120を注射器の長手方向の先端に取り付ける際に、針20の長手方向の管21に固定するように意図したフック124とが設けられている。シールド120の基端部122には、2本の基端側脚部125がさらに設けられ、それぞれの脚部はバックル126とカム面127とを具えている。これらバックル126は、図6にて見ることができるように、取り付けリング110のインサート114が旋回リンクにて組み合わされるように意図され、取り付けリング110はシールド120の基端部122に収容されている。シールド120を取り付けリング110と同じ材料にて作ることができる。これは不透明または透明の何れかであってよい。
それで、先端14がインサートを直接有することができない場合、例えば注射器10がガラスで作られている場合、この取り付けリング110は、注射器10の先端14に対するシールド120のピボット式取り付けを可能にする。しかしながら、プラスチック製の注射器または注入器は、取り付けリング110を必要とせずに直接、先端14に対してシールド120のピボット回転式の取り付けを可能にする一体化インサートを製造することができる。代わりに、シールド120と、取り付けリング110または先端14との間の旋回リンクは、シールド120と、取り付けリング110または先端14との間の回転運動を可能にするプラスチック製のヒンジ、すなわち可撓性のプラスチック製リンクであってよい。
本発明による保護キャップ130を図7A,図7Bにて見ることができる。これは、内部空間132と、末端側径方向の開口133と、この末端側径方向の開口133に続く上部基端側延在部134とを持った筒状の本体131を具えている。上部基端側延在部134には、基端側径方向の開口134Aと、肩部134Bと、基端部134Cとが設けられている。この上部基端側延在部134は、2つの湾曲切欠き部136と2つの係合ペグ137とが設けられた対向する下部基端側延在部135に対し、ほぼ平行である。上部基端側延在部134および下部基端側延在部135の両方は、本体131の全体的な筒形状を妨げないような曲率半径を示している。保護キャップ130を取り付けリング110と同じ材料にて作ることができる。これは不透明または透明の何れかであってよい。
ここで図8A〜図8Cを参照すると、必須ではないシールキャップ140が記述されている。このシールキャップ140は、円筒状の本体141と、内部空間142とを具えている。この内部空間142は、全体的に円錐形状を有し、注射器10の長手方向の先端14と針20とを収容するように意図されている。シールキャップの上部は、末端側径方向凹部143と基端側径方向の開口144とを具えているのに対し、その基端部は、2つの逆向きの横断面145を具えている。
シールキャップ140は、保護キャップ130の内部空間132の内側に収容される(図9Aおよび図9Bを参照)ような寸法に作られている。一度組み立てられると、シールキャップ140の末端側径方向の凹部143は、保護キャップ130の末端側径方向の開口133に対向して塞ぐ。同様に、シールキャップ140の基端側径方向の開口144は、保護キャップ130の基端側径方向の開口134Aに対向する。逆向きの基端側面145および末端側径方向の凹部143の内面は、シールキャップ140を保護キャップ130に挿入した時に見ることができるシールキャップ140の唯一の部分である。
シールキャップ140は、図12Aにて見ることができるように、針先22をシールキャップ140の材料へと突き刺すことにより、事前充填の注射器の針先22をシールするため、役立つことができる。このため、シールキャップの材料は、ポリ(エチレン−プロピレン−ジエン)モノマー(EPDM)か、ポリ(スチレン−ブタジエン)ゴム(SBR)か、イソプロピレンイソブチレンゴム(MR)か、ポリスチレン−b−ポリ(エチレン−ブチレン)−b−ポリスチレン(SEBS)か、ポリスチレン−b−ポリブタジエン−b−ポリスチレン(SBS)か、ニトリルブタジエンゴム(NBR)か、天然ゴム(NR)か、イソプレンゴム(IR)か、ブタジエンゴム(BR)か、あるいはこれらを組み合わせたものの如き熱硬化性または熱可塑性のエラストマーであってよい。
保護キャップ130は、図10A〜図10Cにて見ることができるように、収容位置において、シールド120および取り付けリング110と相補的になるようにデザインされて連結される。シールド120の延在部121は、保護キャップ130の末端側径方向の開口133と肩部134Bとの間に完全に収容され、シールド120のノッチ123は、保護のキャップ130の末端側径方向の開口133に収容される。加えて、シールド120のフック124は、保護キャップ130の基端側径方向の開口134Aへと収容され、上部および下部の基端側延在部134,135は、シールド120に対してピボット回転式に結合される取り付けリング110に重なり合う。さらにまた、シールド120および保護キャップ130は、図10Cにて見ることができるように、保護キャップ130の2つの湾曲切欠き部136がカム面127を収容すると同時に、保護キャップ130の2つの係合ペグ137が、シールド120のカム面127に係合するような寸法に作られて連結される。
それで、保護キャップ130と、シールド120と、必須ではない取り付けリング110およびシールキャップ140とは、本発明による安全装置100の一例として連結させられる。注射器10の長手方向の先端14に対する取り付けを容易にするため、このような安全装置100をあらかじめ組み立てられたサブユニットとして提供することができる。この取り付けステップは、注射器10の長手方向の先端14に安全装置100を組み付けるための取り付け横断力を加えることによる単一のステップによって、なされることができる。
ここで安全装置100を使用するための操作手順が図11Aから図11Fおよび図12Aから図12Fを参照して記述されよう。注射器10には、医療スタッフに対する図11Aおよび図12Aの通りの安全装置100が与えられ、この安全装置100は、注射器10の長手方向の先端14に取り付けられ、シールド120は、収容位置にあって、針20に対してほぼ平行に保護キャップ130と連結させられ、この保護キャップ130によって取り囲まれている。さらにまた、針先22がエラストマー製の内側キャップ140のエラストマー材料に埋め込まれ、注射器10のリザーバー12の内容物の如何なる漏出をも回避し、これは注射器10に医薬品が事前充填されている場合に役立つ。保護キャップ130は、使用前に例えば衝撃および塵埃およびあらゆる汚染物質との接触とから針20を保護するのに有用である。エラストマー製の内側キャップ140は針20の無菌性および密封性を維持する。
最初のステップにおいて、医療スタッフは、保護キャップ130をつまんで末端方向に引き込むことにより、安全装置100を開けることができる。保護キャップ130が末端に移動すると、保護キャップ130の係合ペグ137が直ちにシールド120のカム面127に押し当たり、図11Bおよび図12Bにて見ることができるように、これは注射筒11に向けたシールド120の回転開放運動へと帰着する。カム面127の回転運動は、安全装置を何ら持たない針キャップの開放と同様の円滑かつ自然な運動を可能にする湾曲切欠き部136の特別な形状によって最適化される。この回転運動のため、シールド120のフック124およびノッチ123は、保護キャップ130の基端側径方向の開口134Aと末端側径方向の開口133とから、それぞれ自由になる。
図11Cおよび図12Cにおいて、末端側への平行移動による保護キャップ130の開放がほぼ達成され、係合ペグ137がカム面127からやっと解放され、針20が見えるようになる。
図11Dおよび図12Dにおいて、保護キャップ130が取り外されてシールド120が格納位置へと切り替わっているので、安全装置100が完全に開放される。バックル126そしてインサート114によって作られる旋回リンクなどに関するカム面127および係合ペグ137の基端側位置のため、シールド120は回転後に針20に対してほぼ直角となり、この針20へのフルアクセスを与える。ここで例えば患者の体に医薬品を注入するため、注射器10を使う準備ができている。さらにまた、格納位置にあるシールド120は、針20および特に針先22の直視を阻止せず、安全かつ快適な状況での注入が患者および医療スタッフの両方に対して可能になる。
注入が行われたならば、シールド120は、親指で、または表面に力を加える(図11Eおよび図12Eを参照)ことにより、これが針20を覆う安全位置まで動かされることができる。この力は、インサート114とバックル126とによって具体化された旋回リンクのため、針20の方へのシールド120の回転をもたらす。この作業は、親指がシールドによって針刺し危害から保護されるので、医療スタッフにとって安全である。
この回転動作の終わりにおいて、図11Fおよび図12Fにて見ることができるように、シールド120が針20を覆い、さらにフック124によって針の長手方向の管21に固定され、針先22がノッチ123へと収容される。この位置において、針先22がノッチ123によって隠される(図12Fを参照)と共にシールド123があらゆる針刺し危害を阻止する。
該当する場合、個別の実施形態にて示したすべての個々の特徴は、本発明の範囲から逸脱することなく、相互に組み合わせおよび/または差し換えが可能である。

Claims (9)

  1. 医療器具(10)の針(20)での針刺し危害を阻止するための安全装置(100)であって、前記針(20)は、前記医療器具の先端(14)に固定された基端と、針先(22)が設けられた末端とを具え、この安全装置(100)は、
    医療器具(10)の先端(14)に取り付けられて少なくとも針先(22)を覆うようになっている保護キャップ(130)であって、係合ペグ(137)が設けられた基端を具えた前記保護キャップ(130)と、
    この保護キャップ(130)と連結させる収容位置と、前記針(20)へのアクセスを与える格納位置と、前記針(20)を覆う安全位置とを選択することができるように、前記医療器具(10)の前記先端(14)を取り囲む旋回リンクによって取り付けられるシールド(120)であって、その基端にカム面(127)を具えた前記シールド(120)と
    を具え、前記カム面(127)および前記係合ペグ(137)は、前記旋回リンクの基端側に配されると共に前記安全装置(100)が前記医療器具(10)の先端(14)を取り囲んで取り付けられた場合、末端側への移動による前記先端(14)からの前記保護キャップ(130)の取り外しが、前記シールド(120)を前記収容位置から前記格納位置まで移動させるように配されていることを特徴とする安全装置(100)。
  2. 前記シールド(120)には2つのカム面(127)が設けられると共に前記保護キャップ(130)には2つの係合ペグ(137)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の安全装置(100)。
  3. シールド(120)には2本の基端側脚部(125)が設けられ、それぞれの脚部(125)がバックル(126)を具え、前記安全装置(100)は、前記医療器具(10)の先端(14)に取り付けられ、旋回リンクにて前記シールド(120)の前記バックル(126)と組み立てられるようになっている2つの対置するインサート(114)が設けられた取り付けリング(110)をさらに具え、この取り付けリング(110)が前記先端(14)に取り付けられる場合、前記シールド(120)を前記先端(14)に対してピボット式に取り付けるようになっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の安全装置。
  4. 前記シールド(120)にはフック(124)がさらに設けられ、前記安全装置(100)が前記医療器具(10)の前記先端(14)に取り付けられて前記シールド(120)が前記安全位置にある場合、前記フック(124)は前記シールド(120)を前記針(20)に対して不可逆的に固定することができるようになっていることを特徴とする請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の安全装置(100)。
  5. 前記保護キャップ(130)は、前記シールドが前記収容位置にある場合、前記シールド(120)の前記フック(124)を収容する寸法に作られて配される基端側径方向の開口(134A)を具えていることを特徴とする請求項4に記載の安全装置(100)。
  6. 前記シールド(120)にはノッチ(123)がさらに設けられ、前記安全装置(100)が前記医療器具(10)の前記先端(14)に取り付けられて前記シールド(120)が前記安全位置にある場合、前記ノッチ(123)が前記針先(22)を隠すようになっていることを特徴とする請求項1から請求項5までの何れか一項に記載の安全装置(100)。
  7. 前記保護キャップ(130)は、前記シールドが前記収容位置にある場合、前記シールド(120)の前記ノッチ(123)を収容する寸法に作られて配される末端側径方向の開口(133)をさらに具えていることを特徴とする請求項6に記載の安全装置(100)。
  8. 前記安全装置には、前記保護キャップ(130)に収容されて前記針先(22)をシールするための如きシールキャップ(140)がさらに設けられていることを特徴とする請求項1から請求項7までの何れか一項に記載の安全装置(100)。
  9. 医療器具の先端(14)に固定される基端と、針先(22)が設けられた末端とを具えた針(20)を有する医療器具(10)であって、請求項1から請求項8までの何れか一項に記載の安全装置(100)をさらに具えていることを特徴とする医療器具(10)。
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