JP6761833B2 - 吐出量制御装置 - Google Patents
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Description
そこで、一定の圧力でのエアシリンダの動作によって、吐出を行う装置において、少量の吐出量を監視する技術が求められていた。また、複数の計測量による監視の方法が求められていた。
しかしながら、本先行技術における油供給装置はエアシリンダのピストンロッドの移動量に応じて、潤滑油の供給、停止を制御するものであり、一定量を吐出する際の量の監視とは動作が異なり、前記問題の解決には至っていない。
尚、「近い値」とは、1回分の吐出量が残っているか否かを境界として、残っている場合は「近い値」に属さず、残っていない場合に「近い値」に属するものとする。
なお、本実施例で示される吐出量制御装置の全体形状及び各部の形状は、下記に述べる実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状や寸法等の範囲内で適宜変更することができるものである。
吐出量制御装置1は、主に、レギュレータ100等のエア加圧部分と、エア制御弁200とエンコーダ付エアシリンダ300と定量容器400と吐出剤保管部700と制御部500等の制御、検知部分と、から構成されている。
エアシリンダ310は、エンコーダ付エアシリンダ300の大枠を構成する部分であり、円筒状であり、内側は、エア側ピストン330が摺動可能なように、滑らかな表面となっている。エンコーダ付エアシリンダ300の定量容器400側を前、反対側を後とすると、エンコーダ付エアシリンダ300の前側には、エア入力(前側)350が設けられ、エンコーダ付エアシリンダ300の後側にはエア入力(後側)360が設けられている。エア入力(前側)350からエアを供給することで、エア側ピストン330がエンコーダ付エアシリンダ300の後方向に移動する。エア入力(後側)360からエアを供給することで、エア側ピストン330がエンコーダ付エアシリンダ300の前方向に移動する。
エア側ピストン330は、エンコーダ付エアシリンダ300内を前後に仕切るように、摺動可能に、エアの漏れの無いように設置されている。エア側ピストン330には、エンコーダ付エアシリンダ300の前方向にシャフト320が設けられている。シャフト320は、細長い棒状で、エア側ピストン330側を基端した際の先端部分は、定量容器400に達する長さであり、先端部分には、吐出剤側ピストン420が設けられている。エアによって、エア側ピストン330、シャフト320が押され、シャフト320の先端の吐出剤側ピストン420が押され、定量容器400内の吐出剤Mに圧力をかける構造である。シャフト320の長さは、エンコーダ付エアシリンダ300、定量容器400の軸方向の長さ程度である。
シャフトの磁性目盛は、例えば、0.1mm程度であり、非常に高精度で、シャフトの移動量を測定できる。また、基準となる位置で、カウンタをリセットすることで、基準値からの移動量を計測することができる。
規定の範囲をプラスマイナス5%とすると、規定の範囲は47.5から52.5である。算出された吐出量が51.25cm3であるので規定内として、S111に移動する(S109)。もし、規定の範囲外であれば、S110に移動し、吐出量異常の警告を表示する(S110)。警告表示は、制御部500から警告報知部520に指示され、行われる。表示は、画面上に「吐出量が異常値です。至急確認ください」等の表示を出してもいいし、赤ランプ等で、遠くからでも異常をすぐに確認できるようにしてもよい。また、音を同時に出してもいいし、音のみでもよい。
例えば、吐出量が多い場合に、吐出制御弁800の開放時間を短くしたり、電空レギュレータ110の圧力を低くしたりすることで、吐出量を自動的に調整しても良い。
・吐出剤保管部700が空、又は定量容器400の容量に比べて、吐出剤Mが少量の場合。
・吐出剤保管部700から吐出剤入力440の間に漏れ、亀裂がある場合。
・シリンダ410内にエアが入ってしまった場合。
・吐出剤側ピストン420のパッキン破損による液送り不能状態
・吐出剤出力430以降で液漏れが発生した場合。
そこで、これらの異常状態を検知する技術が求められていた。
S201からS206までは、図3のS105からS110とほぼ同じ内容である。S205でシャフトの移動量から見た吐出量を確認し、問題なければ、S207に入る。
例えば、流量のみ異常であれば、吐出剤出力430以降の液漏れが考えられる。エンコード値のみのわずかな異常であれば、圧力のわずかなずれが考えられる。
100 レギュレータ
110 電空レギュレータ
200 エア制御弁
210 エア入力部
220 エア出力A
230 エア出力B
300 エンコーダ付エアシリンダ
310 エアシリンダ
320 シャフト
330 エア側ピストン
340 エンコーダ部
350 エア入力(前側)
360 エア入力(後側)
400 定量容器
410 シリンダ
420 吐出剤側ピストン
430 吐出剤出力
440 吐出剤入力
500 制御部
510 吐出量算出部
520 警告報知部
600 圧力スイッチ
610 流量計
700 吐出剤保管部
710 逆止弁
800 吐出制御弁
900 ノズル
K 金型
M 吐出剤
Claims (6)
- 所定の圧力の圧縮空気を生成するレギュレータと、
該レギュレータから送られてきた圧縮空気の圧力を所定の圧力に調整する電空レギュレータと、
該圧縮空気により動作する複動型のエアシリンダと、
該エアシリンダのシャフトの押圧によって、圧力がかけられる定量容器と、
該定量容器に充填された吐出剤を吐出するノズルと、
該定量容器からノズルへの流出を一定時間に制御するバルブと、
該シャフトの移動量を計測するエンコーダと、
該エンコーダの値から吐出量を推定する吐出量算出部と、
該定量容器に充填する吐出剤を保管する吐出剤保管部を持ち、
該エンコーダにより計測された吐出単位移動量合計とシャフト総移動量を比較して、吐出単位移動量合計がシャフト総移動量と同一または近い値の場合に、定量容器内の吐出剤の残量が少ないとして、吐出剤保管部から定量容器へ吐出剤を充填することを特徴とする吐出量制御装置。
- 前記吐出量算出部は、吐出ごとの前記エンコーダの値の差分から前記吐出量を推定することを特徴とする請求項1に記載の吐出量制御装置。
- 前記定量容器と前記バルブの間に流量計を備え、前記吐出量算出部が推定する吐出量又は該流量計の値から推定される吐出量に応じて、警告を発することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の吐出量制御装置。
- 前記定量容器と前記バルブの間に圧力計を備え、前記吐出量算出部が推定する吐出量又は該圧力計の値に応じて、警告を発することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の吐出量制御装置。
- 前記定量容器は、透明であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の吐出量制御装置。
- 前記定量容器と吐出剤保管部は、逆流防止弁を介して接続されており、前記エアシリンダの動作により、該吐出剤保管部の前記吐出剤を前記定量容器に流入させることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の吐出量制御装置。
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