JP6761328B2 - Intercom system for apartments - Google Patents
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Description
本発明は、集合住宅用のインターホンシステムに関し、特に、居住者の留守を確認する目的で、来訪者が集合玄関機のカメラを隠した状態で呼出ボタンを押す不正操作に対処するための保安機能を備えたインターホンシステムに関する。 The present invention relates to an intercom system for an apartment house, and in particular, a security function for dealing with an unauthorized operation in which a visitor presses a call button while hiding the camera of the entrance unit for the purpose of confirming the absence of a resident. Regarding the intercom system equipped with.
従来、集合玄関機のカメラが撮影した来訪者の映像を居住者が居室親機のモニタで確認し、不審者への応対を警備会社に委託する機能を備えた集合住宅用のインターホンシステムが知られている(例えば特許文献1)。 Conventionally, the intercom system for apartment houses has a function that allows residents to check the images of visitors taken by the camera of the entrance unit on the monitor of the master unit in the room and outsource the response to suspicious persons to a security company. (For example, Patent Document 1).
しかし、このインターホンシステムによると、来訪者が集合玄関機のカメラレンズを手などで隠して呼び出した場合に、居住者は来訪者の姿や様子を確認することができない。そこで、特許文献2では、玄関子機のカメラが手などで覆い隠されていた場合に、障害物を取り除くように子機スピーカに警告メッセージを発生させる戸建住宅用のインターホンシステムが提案されている。
However, according to this intercom system, when a visitor calls by hiding the camera lens of the collective entrance machine with his or her hand, the resident cannot confirm the appearance or appearance of the visitor. Therefore,
特許文献2のインターホンシステムによれば、来訪者の不正操作に応答して警告メッセージが自動的に発生するので、居住者は不愉快な応答をする必要がなくなる。ところが、居住者が応答しないと、来訪者はこの住宅が留守であると勘違いするおそれがある。勘違いで済めばよいが、仮に来訪者が留守を確認する目的で呼び出した場合は、その空き巣狙いの不審者が居室内で居住者と遭遇する可能性がある。
According to the intercom system of
そこで、本発明の目的は、不正操作による居住者の呼び出しを無効にし、不審者に留守確認をさせない集合住宅用インターホンシステムを提供することにある。 Therefore, an object of the present invention is to provide an intercom system for an apartment house that invalidates a resident's call due to an unauthorized operation and does not allow a suspicious person to confirm his / her absence.
上記課題を解決するために、本発明は次のような手段を提供する。 In order to solve the above problems, the present invention provides the following means.
(1)集合住宅用のインターホンシステムであって、来訪者を撮影するカメラおよび来訪者が居住者を呼び出す呼出ボタンを備えた集合玄関機と、集合玄関機からの呼び出しに応答する居室親機と、管理室に設置された管理室親機と、来訪者が集合玄関機のカメラのレンズを遮蔽した状態で呼出ボタンを押す操作を不正操作として検出する不正操作検出手段と、不正操作が検出されたときに不正対策処理を行う制御手段とを備え、不正対策処理が来訪者の不正操作によって発生した呼出信号を集合玄関機から管理室親機に転送する処理を含むことを特徴とするインターホンシステム。 (1) An intercom system for an apartment house, which is a collective entrance machine equipped with a camera for photographing a visitor and a call button for the visitor to call a resident, and a living room master unit for answering a call from the collective entrance machine. , The control room master unit installed in the control room, the fraudulent operation detection means that detects the operation of a visitor pressing the call button while blocking the camera lens of the collective entrance machine, and the fraudulent operation detection means. An intercom system provided with a control means for performing fraud countermeasure processing at the time, and characterized in that the fraud countermeasure processing includes a process of transferring a call signal generated by a visitor's fraudulent operation from the collective entrance unit to the management room master unit. ..
(2)集合玄関機がモニタを備え、不正対策処理が来訪者への警告メッセージをモニタに表示させる処理を含む(1)に記載のインターホンシステム。 (2) The intercom system according to (1), wherein the collective entrance machine is equipped with a monitor, and the anti-fraud process includes a process of displaying a warning message to a visitor on the monitor.
(3)集合住宅のエントランス内を撮影するエントランスカメラを備え、不正対策処理がエントランスカメラによって撮影された映像を管理室親機に録画させる処理を含む(1)または(2)に記載のインターホンシステム。 (3) The intercom system according to (1) or (2), which is equipped with an entrance camera for photographing the inside of the entrance of an apartment house, and the fraud countermeasure processing includes a process of recording the image taken by the entrance camera on the management room master unit. ..
(4)集合玄関機が、居室親機との通話を終了するために来訪者が操作する終話ボタンを備え、不正対策処理が、来訪者により終話ボタンが操作された後に集合玄関機のカメラによって撮影された映像を管理室親機に録画させる処理を含む(1)〜(3)のいずれかに記載のインターホンシステム。 (4) The collective entrance machine is equipped with a call end button operated by the visitor to end the call with the room master unit, and the fraud countermeasure processing is performed after the call end button is operated by the visitor. The intercom system according to any one of (1) to (3), which includes a process of recording an image taken by a camera on a management room master unit.
(5)不正操作検出手段が、集合玄関機のカメラによって撮影された映像データの単位時間当たりの変化量またはカメラパラメータの変化量に基づいて、来訪者の不正操作を検出する(1)〜(4)のいずれかに記載のインターホンシステム。 (5) The illicit operation detection means detects the illicit operation of the visitor based on the amount of change in the video data taken by the camera of the collective entrance machine per unit time or the amount of change in the camera parameters (1) to ( The intercom system according to any one of 4).
本発明の集合住宅用インターホンシステムは、来訪者がカメラを遮蔽した状態で呼出ボタンを押した場合に、その不正操作を検出し、呼出信号を集合玄関機から管理室親機に転送するように動作する。このため、不正操作による居住者の呼び出しを無効にして、不審者に居室の留守を確認させないという効果がある。 The intercom system for an apartment house of the present invention detects an unauthorized operation when a visitor presses the call button with the camera shielded, and transfers the call signal from the entrance unit to the management room master unit. Operate. Therefore, there is an effect that the call of the resident by tampering is invalidated and the suspicious person is not allowed to confirm the absence of the living room.
以下、本発明を集合住宅用インターホンシステムに具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、この実施形態の集合住宅用インターホンシステム1は、集合住宅のエントランスE内に設置された集合玄関機2と、エントランスE内を撮影するエントランスカメラ3と、管理室に設置された管理室親機5と、集合玄関機2からの呼び出しに応答する居室親機6と、集合玄関機2からの呼出信号を居室親機6または管理室親機5に中継する制御機4とから構成されている。
Hereinafter, an embodiment in which the present invention is embodied in an intercom system for an apartment house will be described with reference to the drawings. As shown in FIG. 1, the
図2に示すように、集合玄関機2は、来訪者へ各種のメッセージを表示するモニタ21と、マイクおよびスピーカーからなる通話部22と、来訪者を撮影するカメラ23と、来訪者が居住者を呼び出す呼出ボタン25と、居室親機6との通話を終了するために来訪者が操作する終話ボタン26と、集合玄関機2の動作を制御するCPU24と、通信インターフェース27とが設けられている。CPU24には、来訪者が集合玄関機2のカメラ23のレンズを遮蔽した状態で呼出ボタン25を押す操作を不正操作として検出する不正操作検出部28が設けられている。
As shown in FIG. 2, the
制御機4には、CPU41と通信インターフェース44が設けられている。制御手段としてのCPU41には、集合玄関機2において不正操作が検出された場合に、所定の不正対策処理を実行する不正対策処理部43とが設けられている。そして、CPU41は、正規操作により発生した呼出信号を集合玄関機2から居室親機6または管理室親機5に中継する通常処理を実行するとともに、不正操作により発生した呼出信号を集合玄関機2から管理室親機5のみに転送する不正対策処理を実行するように構成されている。
The
管理室親機5には、エントランスカメラ3または玄関機カメラ23が撮影した映像を表示するモニタ51と、マイクおよびスピーカーからなる通話部52と、カメラ3,23の映像を録画する不揮発性メモリ54と、管理室親機5の動作を制御するCPU53と、通信インターフェース55とが設けられている。そして、来訪者による不正操作に対処するために、管理室親機5のCPU53は、制御機CPU41からの指令に従って、エントランスカメラ3および玄関機カメラ3が撮影した映像を不揮発性メモリ54に録画するための制御を行うようになっている。
The management
上記構成の集合住宅用インターホンシステム1において、次に、留守確認を目的とする来訪者の不正操作に対処するための処理について説明する。集合玄関機2のカメラ23は、常時または間欠的に、あるいはエントランスE内に設置された人感センサ(図示略)が人を検知した時に撮影動作を開始する。
Next, in the
カメラ23が撮影した映像が玄関機CPU24に入力されると、不正操作検出部28が映像データの単位時間当たりの変化量に基づいて、来訪者の不正操作を検出する。このとき、不正操作検出部28は、画像認識技術を用いて、例えば、玄関機カメラ23が撮影した映像の背景差分やフレーム間差分を取り、映像全体の変化量や、カメラ23のアイリス、ゲイン等のパラメータの変化量を算出する。そして、変化量が所定の閾値を超えていた場合に、カメラ23が遮蔽状態となった、または遮蔽状態でなくなったと判断する。カメラ23が遮蔽状態になると、不正操作検出部28は、タイマにより時間計測を行い、所定時間が経過する前であって、呼出ボタン25が押下された時点で来訪者による不正操作を検出する。不正操作が検出されると、不正操作検出部28は検出信号を生成し、玄関機CPU24は、呼出信号および検出信号を制御機4へ送信する。
When the image captured by the
呼出信号および検出信号を受信した制御機4のCPU41の不正対策処理部4では、呼出ボタン25の操作により発生した呼出信号を玄関機2から管理室親機5へ転送するための不正対策処理を実行する。そして、呼出信号に応答し、管理室親機5のCPU53が通話部52のスピーカに管理人を呼び出すための呼出音を発生させるとともに、管理室モニタ51に玄関機カメラ23が撮影不能な状態にあることを表示させる。
The fraud
また、来訪者に不正操作を警告するために、不正対策処理部43は、例えば図3に示すように、「カメラが隠されていることを検知したため、管理室親機を呼び出しています」等の警告メッセージを集合玄関機2のモニタ21に表示させる。さらに、集合玄関機2を不正に操作している来訪者の映像を残すために、不正対策処理部43は、その不正操作を検出した時点で、図4に示すように、エントランスカメラ3が撮影した映像31を管理室親機5の不揮発性メモリ54に録画させるための処理を実行する。
Further, in order to warn the visitor of the unauthorized operation, the fraud
ところで、警告メッセージを見た来訪者が集合玄関機2の終話ボタン26を押下し、呼出および通話を強制終了させた場合には、不正対策処理部43が、玄関機通話部22をOFFにし、玄関機モニタ21に待ち受け画面を表示させ、集合玄関機2が終話状態になったかのように見せて、玄関機カメラ23を継続的に動作させる。そして、来訪者が立ち去ろうとしてカメラ23から手を離す瞬間の映像データの変化量またはカメラパラメータの変化量に基づいて、カメラ23が遮蔽状態でなくなったことを判断し、録画データの取得先をエントランスカメラ3から玄関機カメラ23に切り替え、立ち去る際の来訪者の様子をカメラ23で撮影し、管理室親機5の不揮発性メモリ54に録画する。
By the way, when a visitor who sees the warning message presses the
なお、図5(a)は、玄関機カメラ23が遮蔽状態にあるときに、管理室モニタ51に表示される映像29を示し、この映像から管理人は集合玄関機2の異常を察知することができる。図5(b)は、玄関機カメラ23の遮蔽状態が解除された直後に、管理室モニタ51に表示および録画される映像29を示し、この映像を電子回覧板等に掲載して、集合住宅内の各居室親機6に表示させることができる。
Note that FIG. 5A shows an
したがって、この実施形態の集合住宅用インターホンシステム1によれば、来訪者が玄関機カメラ23を隠した状態で呼出ボタン25を押した場合に、制御機4により呼出信号が居室親機6ではなく管理室親機5に転送されるので、不正操作による居住者の呼び出しを無効にし、不審者に留守確認させないようにすることができる。しかも、不正操作を検出したときに、玄関機モニタ21に警告メッセージが表示されるため、不審者に留守確認を断念させ、空き巣狙いの犯行を未然に防止することもできる。
Therefore, according to the
また、集合玄関機CPU24の不正操作検出部28は、映像データまたはカメラパラメータの急激な変化に基づいて来訪者の不正操作を検出するため、人物検知や顔検知と比較してより低速で安価なCPUを使用できるうえ、映像の明度に基づいて検知する場合とは異なり、夜間に誤検出するおそれがなく、カメラ23を隠す手指の隙間から光が入った場合でも、不正操作を的確に検出することができる。
Further, since the unauthorized operation detection unit 28 of the collective entrance machine CPU 24 detects the unauthorized operation of the visitor based on the video data or the sudden change of the camera parameter, it is slower and cheaper than the person detection and the face detection. In addition to being able to use the CPU, unlike the case of detecting based on the brightness of the image, there is no risk of erroneous detection at night, and even if light enters through the gap between the fingers that hide the
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、エントランスカメラ3が常時撮影している映像データに基づいて来訪者の不正操作を検出したり、管理室親機5のCPU53を不正操作検出部28および不正対策処理部43として機能させたりすることもできる。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各部の構成を任意に変更して実施することも可能である。
The present invention is not limited to the above embodiment, and for example, it is possible to detect an unauthorized operation of a visitor based on the video data constantly captured by the
1 集合住宅用インターホンシステム
2 集合玄関機
3 エントランスカメラ
4 制御機
5 管理室親機
6 居室親機
21 玄関機モニタ
22 玄関機通話部
23 玄関機カメラ
24 玄関機CPU
25 呼出ボタン
26 終話ボタン
28 不正操作検出部
41 制御機CPU
43 不正対策処理部
51 管理室モニタ
53 管理室CPU
54 不揮発性メモリ
1 Intercom system for
25
43 Fraud
54 Non-volatile memory
Claims (4)
来訪者を撮影するカメラおよび来訪者が居住者を呼び出す呼出ボタンを備えた集合玄関機と、前記集合玄関機からの呼び出しに応答する居室親機と、管理室に設置された管理室親機と、来訪者が前記集合玄関機のカメラを遮蔽した状態で呼出ボタンを押す操作を不正操作として検出する不正操作検出手段と、前記不正操作が検出されたときに不正対策処理を実行する制御手段とを備え、
前記不正操作検出手段が、前記集合玄関機のカメラによって撮影された映像データの単位時間当たりの変化量またはカメラパラメータの変化量に基づいて、来訪者の前記不正操作を検出し、
前記不正対策処理が、来訪者の前記不正操作によって発生した呼出信号を集合玄関機から管理室親機に転送する処理を含むことを特徴とするインターホンシステム。 An intercom system for apartments
A collective entrance unit equipped with a camera that captures a visitor and a call button for the visitor to call a resident, a living room master unit that responds to a call from the collective entrance unit, and a management room master unit installed in the management room. , A fraudulent operation detecting means for detecting an operation in which a visitor presses a call button while blocking the camera of the collective entrance machine as a fraudulent operation, and a control means for executing fraud countermeasure processing when the fraudulent operation is detected. With
The illicit operation detecting means detects the illicit operation of a visitor based on the amount of change per unit time of the video data captured by the camera of the collective entrance machine or the amount of change in the camera parameters.
An intercom system characterized in that the fraud countermeasure processing includes a processing of transferring a call signal generated by the fraudulent operation of a visitor from a collective entrance unit to a management room master unit.
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