JP6759285B2 - ローカライズされたデータアフィニティシステム及びハイブリッド法 - Google Patents

ローカライズされたデータアフィニティシステム及びハイブリッド法 Download PDF

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Description

[0002]本開示は、一般に、マルチプロセッサコンピュータシステムに関し、より具体的には、マルチプロセッサコンピュータシステムにおいてデータをルーティングし処理するための方法及びシステムに関する。
[優先権の主張]
[0001]本出願は、2010年5月17日に出願された米国仮特許出願第61/395,704号、及び2011年4月8日に出願された米国特許出願第13/083,396号の利益を主張するものであり、両方とも参照によりその全体が本明細書に組み込まれている。
[0003]マルチプロセッサコンピュータシステムは、複数の並列プロセッサのコンカレント処理を可能にする。いくつかのアプリケーションは、マルチプロセッサコンピュータシステムにおいてプロセッサ間で効率よく並列化されることが可能である。例えば、いくつかのアプリケーションは、様々なタスクをスレッドと呼ばれるサブプロセスに分割することにより並列化されることが可能である。スレッドは、様々なデータに対する動作を同時に実行することができる。しかし、1つのスレッドは、別のスレッドの中間出力又は最終出力で動作する必要があるときもある。2つのスレッドは、他方のスレッドが情報を共有するのを待たなければならないことが多い場合は、高いデータ依存関係を有すると言われてもよい。逆に、他のスレッドからの情報を待つ必要がめったにない場合は、それらのスレッドは低いデータ依存関係を有すると言われてもよい。スレッド間に低いデータ依存関係を有するアプリケーションは、より長い期間より多くのデータを並列で処理することができるので望ましいことが多い。にもかかわらず、比較的多くのアプリケーションは、スレッド間に高いデータ依存関係を有する。これは、例えば、各データをデータセット内の他の各データと比較しなければならない場合に発生する可能性がある。したがって、データ依存関係が高い場合は、データセットのかなりの部分がメモリにアクセス可能である必要がある可能性がある。したがって、高いデータ依存関係を有する処理動作では、スレッド間でデータを伝送するプロセスは、計算をかなり遅らせる可能性がある。この遅延は、マルチプロセッサコンピュータシステムでは一般的であるように、各スレッドが物理的に別々のハードウェアノード上で動作している場合に激しくなることが多い。そのようなシステムでは、ノード間の入力/出力(IO)動作は、スループットとしても知られているシステムのデータ処理速度に対してかなりのボトルネックを引き起こす可能性があることが多い。メモリホップは、ローカルCPU/メモリセットにおいて不均一メモリアーキテクチャ(NUMA)を使用する1〜2ナノ秒ほどの小さいものから、様々なネットワークファブリックを介してストレージエリアネットワーク(SAN)にアクセスする場合の数ミリ秒のものまである可能性がある。プロセッサはデータが配信されるのを待っている間はアイドルであることが多いので、スループットのボトルネックは、時間、エネルギー、及びメモリのかなりの無駄を表す可能性がある。
[0004]図1は、ネットワーク130によって相互に及び共用メモリ140に接続された複数のノード120を含むマルチプロセッサシステム110を示す。ノード120は、別々のメモリシステムを特徴とする論理的に個別の処理部品でもよい。いくつかの実装形態では、ノード120は、ローカルメモリストレージ機能及び処理機能を有するサーバなど、物理的に個別のシステムでもよい。図示されているシステム110では、N個のノード120がある。3個のノードしか示されていないが、ノード120はいくつあってもよい。各ノード120は、少なくとも1つのプロセッサ150及び1つのキャッシュ160を含む。1つのプロセッサ150しか示されていないが、各ノード120はプロセッサ150をいくつ含んでもよい。同様に、プロセッサ150はプロセッサコアをいくつ含んでもよい。プロセッサコアは、命令を独立して読み出し実行することができるプロセッサ150の部分を表す。したがって、1つの実施例では、2つのプロセッサコアが2つの処理スレッドを同時に実行することができる。いくつかの実装形態では、ノード120は、合計4個のプロセッサコアを含んでもよい。いくつかの実装形態では、ノード120は合計8個以上のプロセッサコアを含んでもよい。
[0005]マルチプロセッサシステム110などのマルチプロセッサシステムは、通常、大量のデータを処理する動作において使用される。例えば、2007年に年間約2120億通を上回る最高物理的郵便量を扱った米国郵政公社は、大量データ処理の世界最大ユーザの1つである。各物理的郵便物は、自動装置上で複数回処理され、各自動イベントは、データスキャン記録を作成する。たとえ物理的郵便量が減少した場合でも、追加のトラッキングメトリック及び動作メトリックが郵便物ごとの郵便トラッキングスキャンの数を増大させてきた。したがって、毎日の郵便物のスキャン量は、40億記録を超える可能性がある。これらの記録はそれぞれ、システム110などのマルチプロセッサシステムによって処理される。郵便記録が処理される場合、システムは何か月も経った数十億の前の記録と比較することにより重複記録を検出する。システムはまた、記憶容量に達した場合は、レポート作成及び他の同様のタスクのために郵便記録をクエリして、最も古い郵便記録を発見し除去する役割を担う。この実施例は、マルチプロセッサシステム110などのシステムにおいてデータ記録を効率よく処理する問題の大きさを示す。
[0006]マルチプロセッサシステムにおける処理は、行挿入動作を含んでもよい。従来、行挿入は、次のように実行されていた可能性がある。着信記録は、例えば負荷分散などの基準に基づいてノード120又は特定のプロセッサ150に並列でルーティングされる。例えば、1つの負荷分散法の下では、着信記録は、関連記録の位置のような要因を考慮することなく、ラウンドロビンベースで利用可能なプロセッサのセットから選ばれたプロセッサ150にルーティングされる。さらに、データベース挿入プロセスは、プロセッサ150上でスケジュールされる。次いで、プロセッサ150は、着信記録を受信するとすぐ、データベース内に記録がないか探索する。この探索はローカルキャッシュ160に記憶されていないデータにアクセスすることを必要とする可能性がある。そのような探索は、ストレージエリアネットワーク(SAN)を含んでもよい。したがって、プロセッサ150は、必要なデータをリモートノード上に置き、そのデータを比較のためにネットワーク130を介してローカルノードに伝送する。いくつかの実装形態では、プロセッサ150は、着信記録をデータベース内の全ての記録と比較することができる。したがって、プロセッサ150は、かなりの量のデータをネットワーク130を介してローカルノードに伝送する。一致が見つけられなかった場合は、プロセッサ150は記録をデータベースに挿入する。
[0007]しかし、同時に、別のノード120上の別のプロセッサ150が異なる記録に対して同じタスクを同時に実行していることも推量される。したがって、2つのプロセッサ150が2つの一致する記録に対して動作して、同じメモリロケーションへの挿入を同時に試みることができるという可能性がある。これはレース状態と呼ばれてよく、次のように発生する可能性がある。最初に、第1のプロセッサが、第1の記録は一致を有しないと判定する。次に、第2のプロセッサが、第2の記録は一致を有しないと判定する。第1の記録及び第2の記録は一致してもしなくてもよいが、いずれもデータベースに首尾よく挿入されなかったことに留意されたい。続いて、第1のプロセッサは、第1の記録をデータベースに挿入する。最後に、すでに一致する記録がないと判定した第2のプロセッサが、第2の記録をデータベースに挿入する。レース状態によって同一の記録がデータベースに挿入されないことを保証するために、各プロセッサ150は、ロックなどの機構を介して挿入メモリロケーションへの排他的アクセス権を取得することができる。当技術分野ではいくつかの異なるロッキング機構が知られている。メモリロックを設定及び解除することは、それら自体、ネットワーク130を介してのデータ伝送を必要とする可能性がある。したがって、メモリブロックは、ロックされ、アンロックされ、比較的低速のネットワーク130を介して前後に伝送されるので、かなりの量の処理時間が浪費される可能性がある。
[0008]マルチプロセッサシステム110は、効率及び費用効果を改善するためにいくつかの技法を組み込むことができる。例えば、共用メモリ140は、階層的に構成されてもよい。階層型メモリ構成は、システム110が様々な性能及び費用特性を有するメモリ媒体の混合を利用することができるようにすることができる。したがって、システム110は、高優先順位のタスクのための少量のより高速の高価なメモリと他のタスクのための大量のより低速の安価なメモリとを同時に利用することができる。したがって、共用メモリ140は、複数の場所に分散されていてもよいいくつかの様々な記憶媒体と共に物理的に実装されてもよい。例えば、プロセッサ150は、めったに使用されないデータをストレージエリアネットワーク(SAN、図示せず)において比較的安価で低速のディスクドライブ上に記憶することができる。同時に、共用メモリ140はまた、ノード120に部分的に分散されていてもよい。キャッシュ160は、共用メモリ140にデータのローカルコピー(キャッシュ)を入れてもよい。プロセッサ150は、データを比較的高速で高価なダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM、図示せず)にローカルにキャッシュすることができる。DRAMは、処理モジュール上で他のプロセッサと共用されてもよい。通常、プロセッサ150は、より多くのデータを必要とする場合は、最初に、通常待ち時間が比較的短いローカルキャッシュ160の中を見る。例えば、DRAMの待ち時間は、通常ナノ秒で測定される。見いだそうとするデータがローカルキャッシュにない場合は、メモリマネージャは、ネットワーク130を介してSANからデータを取り出さなければならない可能性がある。SANは、遠く離れたところにある可能性があるので、メモリマネージャは、イーサネット(登録商標)などの比較的低速の相互接続を介してデータを要求しなければならない可能性がある。SAN要求は、通常ミリ秒で測定する、ずっと長い待ち時間を有する。より低速の記憶媒体の追加の待ち時間と組み合わされた相互接続の相対速度は、データがローカルキャッシュで見つけられない(「キャッシュミス」の)場合は、かなりの性能低下を引き起こすことになることが多い。したがって、ほとんどのシステムは、頻繁にアクセスされる情報をローカルキャッシュに保持しようと試みる。
[0009]プロセスがシステム110などのマルチプロセッサコンピュータシステム上で動作する場合は、プロセスは通常次の利用可能なノード120上で動作するようにスケジュールされる。しかし、次の利用可能なノード120は、プロセスが最後に実行された同じノードでなくてもよい。前述のような階層型メモリモデルの下では、プロセスが最近アクセスしたデータは、プロセスが最後に実行されたノード上のキャッシュにある可能性がある。この傾向は、キャッシュの持続性と呼ばれてもよい。マルチプロセッサ環境においてキャッシュの持続性を利用するために、プロセスは、1つ又は複数のプロセッサへのアフィニティを割り当てられてもよい。そのようなアフィニティを与えられたプロセスは、いくつかのプロセッサ上で動作するように優先的にスケジュールされる。したがって、アフィニティ化されたプロセスは、そのローカルキャッシュに重要なプロセス情報をすでに有するプロセッサ上で動作する可能性がより大きい。しかし、アフィニティは、とりわけアプリケーションがスレッド間の高いデータ依存関係を有する場合は、キャッシュミスの問題を除去しない。キャッシュミスは、共用メモリ140がノード120に部分的に分散されているシステムに存続する可能性がある。そのようなシステムの一例は、ノード120に分散されている共用メモリ140間の整合性を維持するキャッシュコヒーレントシステムと呼ばれる。キャッシュコヒーレントシステムでは、例えば、アフィニティ化されたプロセッサは、着信データを別のノード120上で前に処理されたデータと比較するようにプログラムされてもよい。アフィニティ化されたプロセスはまた、そのデータを修正するようにプログラムされてもよい。メモリの整合性を維持するために、データは通常ノード120間で伝送される。したがって、たとえ処理されるべきデータの多くがローカルキャッシュ160に含まれている可能性があっても、ノード120間のデータ伝送は、高いデータ依存関係のために、それでもなおかなりのスループットのボトルネックを示す可能性がある。
[0010]通常、前述のようなUSPSメールシステムなどのシステムは、実用的な最速ハードウェアをすでに使用している。したがって、例えばより高速のネットワーク130に関してスループットのボトルネックを除去することは実行不可能である。同様に、ボトルネックはノード120間で発生するので、別のノードを追加することはスループットの所望の増大をもたらさない。同時に、着信データの伝送速度を低減することは、通常は実行可能な選択肢ではない。例えば、郵政公社が、コンピュータのボトルネックに対応するために、郵便又は関連報告を遅らせることは多分受け入れられない。そのようなシステムの中では、メモリのローカリティは、メモリの「電子距離」又は電子がメモリに到達するために電気経路を進まなければならない距離によって左右される。例えば、ローカルキャッシュ160にアクセスするプロセッサ150は、およそ数ミリメートルの「電子距離」を有してもよい。他方、別のノード120上にあるメモリに、又はSANを介してメモリにアクセスするプロセッサ150は、およそ数メートルの「電子距離」を有してもよい。したがって、システムアーキテクチャレベルでボトルネックを解決することが望ましい。この問題を解決しようと試みる場合、スループットの限界をリモートデータアクセスの必要に起因すると考えてきたものもある。しかし、本明細書に記載のシステム及び方法は、このリモートデータアクセスのボトルネックに予期しないやり方で対処することができる。
[0011]開発のシステム、方法、及びデバイスは、それぞれいくつかの態様を有し、それらのうちの単一の態様は、その望ましい属性に単独で責任を負うことはない。次に、本開示の範囲を限定することなく、本開示のより顕著な特徴が簡単に説明される。この説明を考慮した後には、とりわけ「発明を実施するための形態」という表題の節を読んだ後には、本開示の特徴が他の方法及び/又はデバイスより優れた利点をどのように提供するかが理解されるであろう。
[0012]一態様によれば、データベース内の記録を処理する方法が提供される。記録は、複数のプロセッサセットにグループ化された複数のプロセッサ上で処理される。本方法は、各記録を複数の記録セットのうちの1つの記録セットに関連付けるステップと、各記録セットを1つのプロセッサセットに関連付けるステップと、関連付けられた記録セットに基づいて記録をプロセッサセットにルーティングするステップと、プロセッサセットで記録を処理するステップとを含む。
[0013]他の態様によれば、装置が提供される。本装置は、複数のプロセッサセットにグループ化された複数のプロセッサを備える。プロセッサセットは、データベース内の記録を処理するように構成される。本装置は、各記録を複数の記録セットのうちの1つの記録セットに関連付け、各記録セットを1つのプロセッサセットに関連付け、関連付けられた記録セットに基づいて記録をプロセッサセットにルーティングし、記録を処理するように構成される。
[0014]他の態様によれば、コンピュータ可読非一時的記憶媒体が提供される。本コンピュータ可読非一時的記憶媒体は、コンピュータにデータベース内の各記録を複数の記録セットのうちの1つの記録セットに関連付けさせ、各記録セットを1つのプロセッサセットに関連付けさせ、関連付けられた記録セットに基づいて記録をプロセッサセットにルーティングさせ、記録を処理させることができるコードを備える。
[0015]他の態様によれば、マルチプロセッサ環境において記録をデータベースに挿入する方法が提供される。本方法は、ルーティングノードにおいて記録を受信するステップを含む。本方法は、ルーティングノードにおいて、記録を複数の記録セットのうちの1つの記録セットに関連付けるステップをさらに含む。本方法は、関連付けられた記録セットに基づいて記録を複数のプロセッサセットのうちの1つのプロセッサセットにルーティングするステップをさらに含む。本方法は、プロセッサセットにおいて、一致する記録がないかデータベースの一部分を探索するステップをさらに含む。データベースの一部分は、プロセッサセットに関連付けられる。本方法は、記録がデータベースの一部分で見つけられない場合は、記録をデータベースの一部分に挿入するステップをさらに含む。
[0016]他の態様によれば、装置が提供される。本装置は、ルーティングノード及び複数のプロセッサセットにグループ化された複数のプロセッサを備える。プロセッサセットは、データベース内の記録を処理するように構成される。本装置は、ルーティングノードにおいて、記録を受信するように構成される。本装置は、ルーティングノードにおいて、記録を複数の記録セットのうちの1つの記録セットに関連付けるようにさらに構成される。本装置は、関連付けられた記録セットに基づいて記録を複数のプロセッサセットのうちの1つのプロセッサセットにルーティングするようにさらに構成される。本装置は、プロセッサセットにおいて、一致する記録がないかデータベースの一部分を探索するようにさらに構成され、データベースの一部分はプロセッサセットに関連付けられる。本装置は、プロセッサセットにおいて、記録がデータベースの一部分で見つけられない場合は、記録をデータベースの一部分に挿入するようにさらに構成される。
[0017]他の態様によれば、コンピュータ可読非一時的記憶媒体が提供される。本コンピュータ可読非一時的記憶媒体は、コンピュータに、ルーティングノードにおいて、記録を受信させることができるコードを備える。コードはさらに、ルーティングノードにおいて、コンピュータに記録を複数の記録セットのうちの1つの記録セットに関連付けさせることができる。コードはさらに、コンピュータに関連付けられた記録セットに基づいて記録を複数のプロセッサセットのうちの1つのプロセッサセットにルーティングさせることができる。コードはさらに、コンピュータに、プロセッサセットにおいて、一致する記録がないかデータベースの一部分を探索させることができ、データベースの一部分はプロセッサセットに関連付けられる。コードはさらに、コンピュータに、プロセッサセットにおいて、記録がデータベースの一部分で見つけられない場合は、記録をデータベースの一部分に挿入させることができる。
[0018]一態様によれば、データベース内の記録を処理するためのシステムが提供される。記録は、複数のプロセッサセットにグループ化された複数のプロセッサ上で処理される。本システムは、各記録を複数の記録セットのうちの1つの記録セットに関連付けるための手段と、各記録を1つのプロセッサセットに関連付けるための手段と、関連付けられた記録セットに基づいて記録をプロセッサセットにルーティングするための手段と、記録をプロセッサセットで処理するための手段とを備える。
マルチプロセッサコンピュータシステムのブロック図である。 一実施形態によるデータを処理するように構成されたマルチプロセッサコンピュータシステムのブロック図である。 他の実施形態によるデータを処理するための方法の流れ図である。 他の実施形態による記録をデータベースに挿入するための方法の流れ図である。 他の実施形態によるデータ処理スループットを示すグラフである。
[0024]図1を参照すると、一実施形態では、本開示の特徴が実装されるマルチプロセッサコンピュータシステム110は、Oracle(登録商標)TimesTen(500
Oracle Parkway,Redwood Shores,CA94065)インメモリデータベースを実行するSGI(登録商標)Altix(登録商標)4700(Silicon Graphics,Inc.,46600 Landing Parkway,Fremont,CA94538)モジュラブレードプラットフォームを含む。他の実施形態では、本開示の特徴が実装されるマルチプロセッサコンピュータシステム110は、SGI(登録商標)Ultra Violet(登録商標)(Silicon Graphics,Inc.,46600 Landing Parkway,Fremont,CA94538)を含む。プラットフォームは、ノード120をいくつ含んでもよい。各ノード120は、プロセッサ150をいくつ含んでもよい。一実施形態によれば、ノード120ごとに約1個から約32個までの間のプロセッサ150がある。他の実施形態では、ノード120ごとに約4個から約8個までの間のプロセッサ150があり、より特定的にはノード120ごとに約4個のプロセッサ150がある。本明細書では特定のデータベース、アプリケーション、及びハードウェアに関連して様々な実施形態が説明されるが、本開示は様々な構成に適用可能であることを当業者は理解するであろう。
[0025]マルチプロセッサコンピュータシステム110は、記録を読み出し、それらの記録を行及び列を有するテーブルに構成されたデータベースに挿入するように構成されてもよい。一実施形態では、マルチプロセッサコンピュータシステム110は、着信記録を読み出し、データベースにおいて記録を探索し、記録がデータベースで見つけられない場合は記録をデータベースに挿入することにより行挿入を実行するように構成される。他の実施形態では、マルチプロセッサコンピュータシステム110は、エイジング期間より古い記録がないかデータベースを探索し、それらの記録を除去するようにさらに構成される。様々な実施形態では、エイジング期間は、約5日から約14日までの間、より特定的には約5日から7日までの間、さらにより特定的には約5日である。代替実施形態では、マルチプロセッサコンピュータシステム110は、データベース内の記録数に対する制限を維持するために古い記録を除去するように構成される。他の実施形態では、マルチプロセッサコンピュータシステム110は、データベースのサイズに対する制限を維持するために古い記録を除去するように構成される。例えば、インメモリデータベース(IMDB)は、180日から6年までの間の分の記録を表す7.5TBの記録を含んでもよい。
[0026]図2を参照すると、記録処理システム200が示されている。記録処理システム200は、例えば図1に関して上記で説明された行挿入プロセスなどのプログラムを実行する場合に必要とされる待ち時間の長いネットワーク動作の数を低減するように構成されてもよい。記録処理システム200は、例えば図1に示されているマルチプロセッサコンピューティングシステム110などのマルチプロセッサコンピューティングシステムと共に実装されてもよい。
[0027]記録処理システム200では、着信データ210は、そのプロセッサアフィニティを判定するためにアフィニティプロセス220によって解析される。アフィニティプロセス220は、着信データ210をCPUアフィニティ層230に割り当てるのに役立つ。CPUアフィニティ層230は、図1に関して上記で説明されたようなノード120又はプロセッサ150に対応してもよい。アフィニティプロセス220は、例えば記録数などのデータのプロパティに基づいて、着信データ210をCPUアフィニティ層230に割り当てることができる。一実施形態では、着信データ210は記録数を含み、アフィニティプロセス220は、記録数に対してモジュロN(Nはシステム内のCPUアフィニティ層230の数)をとることにより、着信データ210をCPUアフィニティ層230に割り当てる。他の実施形態では、アフィニティプロセス220は、例えば安全なハッシュアルゴリズム(SHA)を使用することによりデータのハッシュに基づいて着信データ210を割り当てる。データベースキャッシュ240は、各CPUアフィニティ層230に関連付けられる。
[0028]アフィニティプロセス220が着信データ210をCPUアフィニティ層230に割り当てる基準は、CPUアフィニティ層230に割り当てられた着信データ210の処理が同じCPUアフィニティ層230に割り当てられた他のデータにしか依存しないように選ばれてもよい。言い換えれば、所与のCPUアフィニティ層230に割り当てられた着信データ210は、ローカルに依存していると言われてもよい。したがって、着信データ210を処理するCPUアフィニティ層230は、ローカルキャッシュにおいて必要とされる他のデータを見つける可能性がより大きい。例えば、一実施形態では、アプリケーションは、前述の行挿入プロセスでもよい。その実施形態では、データベースは、N個の部分に分割されてもよく、ここで、NはCPUアフィニティ層230の数である。各データベース部分は、CPUアフィニティ層230に関連付けられる。したがって、データベースキャッシュ240は、対応するCPUアフィニティ層230に関連付けられたデータベース部分からの記録しか含む必要がない。一実施形態では、データベースキャッシュ240は、関連付けられたデータベース部分を完全にキャッシュするのに十分大きい。したがって、データベースキャッシュ240が少なくとも関連付けられたデータベース部分と同じほど大きい実施形態では、CPUアフィニティ層230は、全ての必要なデータへの比較的短い待ち時間アクセスを有することができる。
[0029]さらに、待ち時間は、アフィニティ化プロセス中にアフィニティ層230におけるCPUとデータベースキャッシュ240との間の「電子距離」を考慮することにより低減されることが可能である。例えば、CPUから(同じノード上の)「ローカル」メモリDIMMへのホップは、SGI Altix4700では、通常、10nsかかる。同じラックユニットにおけるブレード間のホップは、通常、22nsかかり、異なるラックにおけるブレード間のホップは、通常、33nsから256nsまでの間かかる。NUMAから追加のラックまでのホップは、通常、256nsを超え、メモリが増えるにつれて幾何級数的に増える可能性がある。アフィニティプロセス220は、着信データ210がそれを処理するCPUまでの短い「電子距離」を有するメモリロケーションにある可能性を増大させるためにこの「電子距離」を考慮に入れることができる。
[0030]着信データ210記録は、前述のように決定論的なやり方でデータベースに割り当てられてもよい。CPUアフィニティ層230は、ローカルデータベースキャッシュ240に記憶されているデータベース部分を探索する必要があるだけなので、ネットワークを介してリモートメモリにアクセスする必要がない。したがって、この実施例では、着信データ210記録は、データベース探索のためにアクセスされる任意の2つの記録が同じCPUアフィニティ層230に割り当てられる点で、ローカルに従属的であるだけである。たとえCPUアフィニティ層230がメモリロッキングを実行する必要があるとしても、ローカルメモリのロッキングは、ネットワーク伝送の必要がないので、リモートメモリのロッキングよりずっと速い可能性がある。記録処理システム200を構成することができるやり方が図3に示されている。
[0031]図3は、一実施形態による、例えば図2に関して上記で説明された着信データ210などの着信データを処理する方法300を示す。方法300は、例えば、図1に関して上記で論じられたように、マルチプロセッサコンピュータシステム110上で実施されてもよい。最初に、ブロック310に関して、システム内のプロセッサがN個のプロセッサセットにグループ化される。したがって、各プロセッサセットは1つ又は複数のプロセッサを含む。各プロセッサセットは、例えば、図1に関して上記で説明されたノード120などのノードに対応してもよい。一実施形態では、各プロセッサセットは、図2に関して上記で説明されたCPUアフィニティ層230に対応する。
[0032]続いてブロック320に進むと、データベースがN個の部分に分割される。各部分はサブデータベースでもよい。一実施形態によれば、各部分は単一のデータベース内のテーブルである。他の実施形態では、各サブデータベースは、せいぜい処理中にローカルに従属的であるデータを保持するように構成されてもよい。例えば、処理機能が列挿入である一実施形態では、偶数の記録数を有する全てのデータが単一のデータベースに割り当てられてもよい。一実施形態では、Nは約2から約16までの間である。他の実施形態では、Nは約4から8までの間であり、より特定的には約6である。
[0033]ブロック330に移ると、N個のデータベースキャッシュが作成される。各データベースキャッシュは、1つのプロセッサセットに関連付けられる。一実施形態では、データベースキャッシュは、図2に関して上記で説明されたデータベースキャッシュ240に対応する。有利には、一実施形態では、データベースキャッシュは、全サブデータベースを記憶するのに十分に大きい。したがって、関連付けられたプロセッサセットは、キャッシュミスを経験するとしてもごくまれにしか経験しない。データベースキャッシュは、関連付けられているプロセッサセットにローカルなメモリにしか常駐しないように構成されてもよい。前述のように、ローカリティは、メモリとプロセッサとの間の「電子距離」に関して判定されることが可能である。したがって、データベースキャッシュは、アフィニティ化されたプロセッサへの短い「電子距離」を有する物理的メモリロケーションに割り当てられることが可能である。
[0034]同様に、ブロック340に関して、N個のロギングキャッシュが作成される。前述のデータベースキャッシュのように、各ロギングキャッシュは1つのプロセッサセットに関連付けられる。一実施形態では、プロセッサセット内の単一のプロセッサは、ロギングキャッシュへのデータベースロギングを実行するように割り当てられてもよい。その実施形態では、ロギングはローカルに行われるので、ロギングキャッシュミスを待っている間にローカルプロセスが止まる機会はより少ない。ロギングキャッシュは、関連付けられているプロセッサセットにローカルなメモリにしか常駐しないように構成されてもよい。前述のように、ローカリティは、メモリとプロセッサとの間の「電子距離」に関して判定されることが可能である。したがって、データベースキャッシュは、アフィニティ化されたプロセッサへの短い「電子距離」を有する物理的メモリロケーションに割り当てられることが可能である。
[0035]続いて、ブロック350に関して、プロセッサアフィニティがM個のサーバプロセスをN個のプロセッサセットに関連付けることにより作成される。様々な実施形態では、Mは、N、Nの倍数、又は何らかの他の関係に等しくてもよい。前述のように、そのようなアフィニティを与えられたプロセスは、いくつかのプロセッサ上で動作するように優先的にスケジュールされてもよい。一実施形態では、サーバプロセスは、着信データでのデータベース行挿入を実行するように構成される。サーバプロセスは、関連付けられたプロセッサセット上で動作するように優先的にスケジュールされるので、そのプロセスに関するデータ(プロセスコンテキストなど)が、プロセスが動作する時間の間に保存されるより大きな機会がある。一実施形態では、各サーバプロセスは、常に同じプロセッサセット上で動作する。したがって、プロセスは常に同じプロセッサセット上で動作するので、常に同じデータベースキャッシュ及び/又はロギングキャッシュを使用する。この構成はキャッシュミスの可能性をさらに低減することができる。
[0036]ブロック360に進むと、データがN個のデータセットに分割される。一実施形態では、データは、図2に関して上記で説明された着信データ210である。同様に、図2におけるアフィニティプロセス220に関して上記で論じられたように、データは、例えばデータに含まれている記録数のモジュロに基づいてセットに分割されてもよい。例えば、2つのプロセッサセットを有するマルチプロセッサコンピューティングシステムでは、偶数の記録数を含むデータは、第1のデータセットに割り当てられてもよく、奇数の記録数を含むデータは、第2のデータセットに割り当てられてもよい。各データセットは、1つのプロセッサセットに関連付けられる。前述のように、データは、ターゲットアプリケーションに関してデータセット間にほとんど又は全然従属関係がないデータセットに分割されてもよい。
[0037]次いで、ブロック370に関して、データは、関連付けられたプロセッサセットにルーティングされる。例えば、2つのプロセッサセットを有するマルチプロセッサコンピューティングシステムを含む一実施形態では、偶数の記録数を含むデータは、第1のプロセッサセットにルーティングされてもよく、奇数の記録数を含むデータは、第2のプロセッサセットにルーティングされてもよい。このようにして、データアフィニティが作成される。さらに、前述のサーバプロセス及びキャッシュアフィニティによって、各プロセッサセットはまた、少なくとも1つのサーバプロセス及びキャッシュに関連付けられる。したがって、サーバプロセスがデータベース行挿入を実行するように構成された諸実施形態では、サーバプロセスは、ローカルキャッシュからコンテキストを回復し、ローカルデータベースキャッシュだけを使用して関連サブデータベース上で行挿入を実行することができる可能性がある。したがって、キャッシュミスの可能性が低減され、データ処理スループットが向上する。
[0038]図4は、他の実施形態による記録をデータベースに挿入するための方法400の流れ図である。例示されている流れ図は、図3に関して上記で論じられたように、N=2で確立された処理環境を想定している。言い換えれば、利用可能なプロセッサは、2つのプロセッサセット、即ちプロセッサセット0及びプロセッサセット1に分割されている。同様に、記録データベースは、2つの部分、即ちデータベース部分0及びデータベース部分1に分割されている。さらに、2つのデータベースキャッシュ及び2つのロギングキャッシュがある。他の実施形態では、Nは、例えば、3、4、6、8、16など、いかなる数でもよい。
[0039]ブロック410から開始すると、ルーティングユニットが記録を受信する。いくつかの実施形態では、記録は、郵便料金を認証するために使用される許可指示又は情報ベースの指示(IBI)でもよい。ルーティングユニットは、ルーティング、要求に基づいて任意の利用可能なプロセッサ上で動作するようにスケジュールされたルーティングプロセス、又は任意の他の構成を処理するように割り当てられた単一のプロセッサでもよい。記録は、記録を2つ以上のセットに分離することができるようにする区別可能な特徴を有する。例示された実施形態では、記録は偶数又は奇数どちらかの数を含む。
[0040]続いてブロック420に進むと、記録は2つのデータセット、即ち偶数又は奇数のうちの1つに関連付けられる。記録数が偶数である場合は、偶数のデータセットに割り当てられ、記録数が奇数である場合は、奇数のデータセットに割り当てられる。上記で論じられたように、記録を記録セットに割り当てるには多くのやり方があることを当業者は理解するであろう。本明細書に記載され図3に例示されている偶数のデータセット及び奇数のデータセットは、簡単にするために選ばれた例である。各データセットは1つのプロセッサセットに関連付けられる。具体的には、偶数のデータセットはプロセッサセット0に関連付けられ、奇数のデータセットはプロセッサセット1に関連付けられる。
[0041]ブロック430及び435に移ると、記録はそのデータセットに関連付けられたプロセッサセットにルーティングユニットによってルーティングされる。具体的には、記録が偶数である場合は、記録はブロック430においてプロセッサセット0にルーティングされる。代替として、記録が奇数である場合は、記録はブロック435においてプロセッサセット1にルーティングされる。記録は、そのプロセッサセットの1つ又は複数のプロセッサにアフィニティ化されたプロセススレッドに記録を送信することにより、プロセッサセットにルーティングされてもよい。したがって、プロセスはプロセッサセット内の任意のプロセッサ上でスケジュールされてもよいが、記録は特定の関連付けられたプロセッサセットによって処理されるように保証されることが可能である。
[0042]続いて、ブロック440及び445において、記録を処理するように割り当てられた、関連付けられたプロセッサセットは、一致する記録がないか関連付けられたデータベース部分を探索する。具体的には、記録が偶数である場合は、プロセッサセット0上で動作しているプロセスは、ブロック440において、一致する記録がないかデータベース部分0を探索する。代替として、記録が奇数である場合は、プロセッサセット1上で動作しているプロセスは、ブロック445において、一致する記録がないかデータベース部分1を探索する。一実施形態では、一致する記録がないかデータベース部分を探索するステップは、データベース部分内の各行を読み出すサブステップと、その行内の記録数を着信記録と比較するサブステップとを含んでもよい。他の実施形態では、一致する記録がないかデータベース部分を探索することは、例えば二分探索などの他の知られている探索方式を含んでもよい。各記録は関連データベース部分への挿入のために関連プロセッサセットにルーティングされる記録セットに関連付けられるので、探索アルゴリズムは、データベース部分0には偶数の記録しか存在せず、データベース部分1には奇数の記録しか存在しないと仮定することができる。したがって、プロセッサセット0上で動作している探索アルゴリズムは、データベース部分0を探索するだけでよく、データベース部分1にアクセスする必要がない(逆も同様)。したがって、本明細書に記載の方法は、プロセッサセットがローカルメモリだけにアクセスすることにより、全てのプロセッサセットにわたって配置されている全てのデータベース部分を効率よく探索することができるようにする。
[0043]次に、ブロック450及び455において、記録が関連データベース部分にすでに存在するかどうかに応じて適切な動作が取られる。記録が存在する場合は、記録はブロック460において廃棄される。いくつかの実施形態では、記録はさらなる検討のためにフラグを立てられてもよい。例えば、記録が、一意であると予期される郵便料金認可を表す実施形態では、プロセスは、送信元コンピュータに未納郵便料金を示すネットワークメッセージを送信することができる。しかし、記録が関連データベース部分で見つけられない場合は、記録はブロック470及び475において関連データベースに挿入される。具体的には、記録が偶数である場合は、記録は、ブロック470においてデータベース部分0に挿入される。代替として、記録が奇数である場合は、記録は、ブロック475においてデータベース部分1に挿入される。多くのデータベースは行及び列に構成されているので、関連データベース部分への記録の挿入は、行挿入と呼ばれてもよい。行挿入は、全てローカルデータベースキャッシュ上で実行されることが可能なので、本明細書に記載の方法によって比較的迅速に実行されることが可能である。ローカルデータベースキャッシュがプロセッサセットに関連付けられた全データベース部分を保持するのに十分に大きい場合は、行挿入は、リモートロッキング、ネットワークトラフィックなどの必要なしに、実行されることが可能である。
[0044]図5は、前述のシステム及び方法の一実施形態を使用して達成されるデータベース行挿入スループットを示すグラフである。行挿入は、6個のデータベースキャッシュを有する6個のプロセッサセットを使用して実行された。プロセッサセットは、「TRP1〜6」と表示される。各プロセッサセットは、4個のプロセッサを含んだ。各プロセッサセットはまた、3個のデータベース挿入スレッドに関連付けられ、各データベース挿入スレッドは、図4に関して上記で説明されたものと同様のプロセスを実行した。言い換えれば、各プロセッサセット内の4個のプロセッサのうちの3個は、本明細書に記載の行挿入方法の一実施形態を実行するソフトウェアを実行した。各プロセッサセット内の1つのプロセッサがデータベースロギングスレッドを実行した。
[0045]図5に示されているように、6個の線は、各プロセッサセットTRP1〜6によって1秒毎に実行された行挿入の数を表す。「合計」と表示された追加の線は、6個のプロセッサセットTRP1〜6全てにわたる1秒毎の累積行挿入を表す。グラフに示されているように、プロセッサセットは、1秒毎の行挿入の数の低下を引き起こした比較的少数のキャッシュミスに遭遇した。例えば、15:02:27、16:52:38、及び17:02:39頃に、毎秒の合計行挿入に瞬間的降下がある。これらの瞬間的降下は、必要とされるデータがローカルノード上に存在しなかったので、プロセッサセットがネットワークトラフィックを待たなければならなかった時間、又は複数のローカル待ち時間を生じさせるノードにわたるホップを表す可能性がある。しかし、ほとんどの部分では、本明細書に記載の方法は、行挿入動作中にリモートデータにアクセスする必要を事実上なくしたので、各プロセッサセットのスループットはなだらかである。
[0046]上記のプロセス及び方法は、上記ではいくつかのステップを含むと記載され、特定の順序で記載されているが、これらのプロセス及び方法は、追加のステップを含んでもよく、又は記載されたステップのいくつかを省略してもよいことが理解されるべきである。さらに、プロセスのステップのそれぞれは、必ずしも記載されている順序で実行される必要はない。
[0047]上記の説明は、様々な実施形態に適用される本発明の新規特徴を示し、記述し、指摘してきたが、例示されたシステム又はプロセスの形態及び詳細における様々な省略、代替、並びに変更が本発明の趣旨から逸脱することなく当業者によって行われてもよいことが理解されるであろう。理解されるように、いくつかの特徴は他の特徴とは別に使用又は実行されてもよいので、本発明は、本明細書で説明された特徴及び利益の全てを提供するわけではない形態の範囲内で実施されてもよい。
[0048]本明細書で開示された諸実施形態に関連して説明された方法又はアルゴリズムのステップは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール、又はこれら2つの組合せで直接実施されてもよい。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取外し可能なディスク、CD−ROM、又は当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体に常駐してもよい。例示的記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み出し、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。代替実施形態では、記憶媒体は、プロセッサに組み込まれていてもよい。プロセッサ及び記憶媒体は、ASICに常駐してもよい。ASICは、ユーザ端末に常駐してもよい。代替実施形態では、プロセッサ及び記憶媒体は、ユーザ端末に個別部品として常駐してもよい。

Claims (16)

  1. 複数のプロセッサ上でデータベース内の記録を処理する方法であって、前記複数のプロセッサは前記データベースに結合されており、各々が少なくとも1つのプロセッサを含む複数のプロセッサセットにグループ化されており、
    前記方法は、
    前記データベース内の各記録について、1よりも大きい前記複数のプロセッサセットの総数のすべての正の整数値について、前記複数のプロセッサのうちの少なくとも1つにより、
    前記記録に関連付けられた記録数を識別するステップと、
    前記複数のプロセッサセットの前記総数による前記記録数の除算に基づく余りを生成するステップと、
    前記余りに基づいて前記記録を複数の記録セットのうちの1つの記録セットに関連付けるステップであって、前記記録は前記余りに等しい識別子を有する前記記録セットに関連付けられており、前記複数の記録セットの各々が前記複数のプロセッサセットのうちの1つのプロセッサセットに関連付けられている、ステップと、
    前記記録を、前記関連付けられた記録セットに基づいて、各記録がそれに関連付けられたプロセッサセットに関してローカルに常駐するように、それぞれのプロセッサセットにルーティングするステップと、
    前記記録に対する1つ以上のデータベース動作を前記複数の関連付けられたプロセッサセットとともにローカルに実行するステップであって、前記1つ以上のデータベース動作は、前記記録数を使用する探索処理を含む、ステップと、
    前記複数のプロセッサセットの各プロセッサセットのためのロギングキャッシュ又は前記複数のプロセッサのための単一のロギングキャッシュを作成するステップと、
    各ロギングキャッシュと関連付けられたプロセッサセットとの間のアフィニティを作成するステップと、
    データベーストランザクションをログするように、各プロセッサセット内の単一のプロセッサを割り当てるステップと、
    を備え、
    各プロセッサセットが複数のプロセッサを備える、
    方法。
  2. 複数のプロセッサ上でデータベース内の記録を処理する方法であって、前記複数のプロセッサは前記データベースに結合されており、各々が少なくとも1つのプロセッサを含む複数のプロセッサセットにグループ化されており、
    前記方法は、
    前記データベース内の各記録について、1よりも大きい前記複数のプロセッサセットの総数のすべての正の整数値について、前記複数のプロセッサのうちの少なくとも1つにより、
    前記記録に関連付けられた記録数を識別するステップと、
    前記複数のプロセッサセットの前記総数による前記記録数の除算に基づく余りを生成するステップと、
    前記余りに基づいて前記記録を複数の記録セットのうちの1つの記録セットに関連付けるステップであって、前記記録は前記余りに等しい識別子を有する前記記録セットに関連付けられており、前記複数の記録セットの各々が前記複数のプロセッサセットのうちの1つのプロセッサセットに関連付けられている、ステップと、
    前記記録を、前記関連付けられた記録セットに基づいて、各記録がそれに関連付けられたプロセッサセットに関してローカルに常駐するように、それぞれのプロセッサセットにルーティングするステップと、
    前記記録に対する1つ以上のデータベース動作を前記複数の関連付けられたプロセッサセットとともにローカルに実行するステップであって、前記1つ以上のデータベース動作は、前記記録数を使用する探索処理を含む、ステップと、
    複数のサーバプロセスを作成するステップであって、各サーバプロセスが前記複数のプロセッサセットのうちの1つのプロセッサセットに関連付けられる、当該ステップと、
    各サーバプロセスと前記関連付けられたプロセッサセットとの間のアフィニティを作成するステップと、
    各サーバプロセスを1つの記録セットに関連付けるステップと、
    を備え、
    各サーバプロセスが、前記関連付けられた記録セット内の記録を処理する、
    方法。
  3. 複数のプロセッサ上でデータベース内の記録を処理する方法であって、前記複数のプロセッサは前記データベースに結合されており、各々が少なくとも1つのプロセッサを含む複数のプロセッサセットにグループ化されており、
    前記方法は、
    前記データベース内の各記録について、1よりも大きい前記複数のプロセッサセットの総数のすべての正の整数値について、前記複数のプロセッサのうちの少なくとも1つにより、
    前記記録に関連付けられた記録数を識別するステップと、
    前記複数のプロセッサセットの前記総数による前記記録数の除算に基づく余りを生成するステップと、
    前記余りに基づいて前記記録を複数の記録セットのうちの1つの記録セットに関連付けるステップであって、前記記録は前記余りに等しい識別子を有する前記記録セットに関連付けられており、前記複数の記録セットの各々が前記複数のプロセッサセットのうちの1つのプロセッサセットに関連付けられている、ステップと、
    前記記録を、前記関連付けられた記録セットに基づいて、各記録がそれに関連付けられたプロセッサセットに関してローカルに常駐するように、それぞれのプロセッサセットにルーティングするステップと、
    前記記録に対する1つ以上のデータベース動作を前記複数の関連付けられたプロセッサセットとともにローカルに実行するステップであって、前記1つ以上のデータベース動作は、前記記録数を使用する探索処理を含む、ステップと、
    前記データベースを複数のサブデータベースに分割するステップと、
    各サブデータベースを1つのプロセッサセットに関連付けるステップと、
    1つのプロセッサセットに関連付けられた各サブデータベースのためのデータベースキャッシュを作成するステップと、
    各データベースキャッシュと前記関連付けられたプロセッサセットとの間のアフィニティを作成するステップと、
    を備える方法。
  4. 前記各記録を関連付けるステップは、
    記録を、ネットワーク伝送を低減するために、関連付けられたプロセッサセットにローカルな記録セットに関連付けるサブステップ、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 各々が少なくとも1つのプロセッサを含む複数のプロセッサセットにグループ化され、データベース内の記録を処理するように構成されている複数のプロセッサを備える装置であって、
    前記データベース内の各記録について、1よりも大きい前記複数のプロセッサセットの総数のすべての正の整数値について、前記複数のプロセッサのうちの少なくとも1つにより、
    前記記録に関連付けられた記録数を識別し、
    前記複数のプロセッサセットの前記総数による前記記録数の除算に基づく余りを生成し、
    前記余りに基づいて前記記録を複数の記録セットのうちの1つの記録セットに関連付け、ここで、前記記録は前記余りに等しい識別子を有する前記記録セットに関連付けられており、前記複数の記録セットの各々が前記複数のプロセッサセットのうちの1つのプロセッサセットに関連付けられており、
    前記記録を、前記関連付けられた記録セットに基づいて、各記録がそれに関連付けられたプロセッサセットに関してローカルに常駐するように、それぞれのプロセッサセットにルーティングし、
    前記記録に対する1つ以上のデータベース動作を前記複数の関連付けられたプロセッサセットとともにローカルに実行し、ここで前記1つ以上のデータベース動作は、前記記録数を使用する探索処理を含み、
    前記複数のプロセッサセットの各プロセッサセットのためのロギングキャッシュ又は前記複数のプロセッサのための単一のロギングキャッシュを作成し、
    各ロギングキャッシュと関連付けられたプロセッサセットとの間のアフィニティを作成し、
    データベーストランザクションをログするように、各プロセッサセット内の単一のプロセッサを割り当てる、
    ように構成され、
    各プロセッサセットが複数のプロセッサを備える、
    装置。
  6. 各々が少なくとも1つのプロセッサを含む複数のプロセッサセットにグループ化され、データベース内の記録を処理するように構成されている複数のプロセッサを備える装置であって、
    前記データベース内の各記録について、1よりも大きい前記複数のプロセッサセットの総数のすべての正の整数値について、前記複数のプロセッサのうちの少なくとも1つにより、
    前記記録に関連付けられた記録数を識別し、
    前記複数のプロセッサセットの前記総数による前記記録数の除算に基づく余りを生成し、
    前記余りに基づいて前記記録を複数の記録セットのうちの1つの記録セットに関連付け、ここで、前記記録は前記余りに等しい識別子を有する前記記録セットに関連付けられており、前記複数の記録セットの各々が前記複数のプロセッサセットのうちの1つのプロセッサセットに関連付けられており、
    前記記録を、前記関連付けられた記録セットに基づいて、各記録がそれに関連付けられたプロセッサセットに関してローカルに常駐するように、それぞれのプロセッサセットにルーティングし、
    前記記録に対する1つ以上のデータベース動作を前記複数の関連付けられたプロセッサセットとともにローカルに実行し、ここで前記1つ以上のデータベース動作は、前記記録数を使用する探索処理を含み、
    各サーバプロセスが前記複数のプロセッサセットのうちの1つのプロセッサセットに関連付けられる複数のサーバプロセスを作成し、
    各サーバプロセスと前記関連付けられたプロセッサセットとの間のアフィニティを作成し、
    各サーバプロセスを記録セットに関連付ける、
    ように構成され、
    各サーバプロセスが前記関連付けられた記録セット内の記録を処理する、
    装置。
  7. 各々が少なくとも1つのプロセッサを含む複数のプロセッサセットにグループ化され、データベース内の記録を処理するように構成されている複数のプロセッサを備える装置であって、
    前記データベース内の各記録について、1よりも大きい前記複数のプロセッサセットの総数のすべての正の整数値について、前記複数のプロセッサのうちの少なくとも1つにより、
    前記記録に関連付けられた記録数を識別し、
    前記複数のプロセッサセットの前記総数による前記記録数の除算に基づく余りを生成し、
    前記余りに基づいて前記記録を複数の記録セットのうちの1つの記録セットに関連付け、ここで、前記記録は前記余りに等しい識別子を有する前記記録セットに関連付けられており、前記複数の記録セットの各々が前記複数のプロセッサセットのうちの1つのプロセッサセットに関連付けられており、
    前記記録を、前記関連付けられた記録セットに基づいて、各記録がそれに関連付けられたプロセッサセットに関してローカルに常駐するように、それぞれのプロセッサセットにルーティングし、
    前記記録に対する1つ以上のデータベース動作を前記複数の関連付けられたプロセッサセットとともにローカルに実行し、ここで前記1つ以上のデータベース動作は、前記記録数を使用する探索処理を含み、
    前記データベースを複数のサブデータベースに分割し、
    各サブデータベースを1つのプロセッサセットに関連付け、
    1つのプロセッサセットに関連付けられた各サブデータベースのためのデータキャッシュを作成し、
    各データベースキャッシュと前記関連付けられたプロセッサセットとの間のアフィニティを作成する、
    ように構成される装置。
  8. 前記装置は、
    記録を、ネットワーク伝送を低減するために、関連付けられたプロセッサセットにローカルな記録セットに関連付ける、
    ように、さらに構成される請求項に記載の装置。
  9. コンピュータに、
    データベース内の各記録について、1よりも大きい複数のプロセッサセットの総数のすべての正の整数値について、前記複数のプロセッサのうちの少なくとも1つにより、
    前記記録に関連付けられた記録数を識別する手順、
    前記複数のプロセッサセットの前記総数による前記記録数の除算に基づく余りを生成する手順、
    前記余りに基づいて前記記録を複数の記録セットのうちの1つの記録セットに関連付ける手順であって、前記記録は前記余りに等しい識別子を有する前記記録セットに関連付けられており、前記複数の記録セットの各々が前記複数のプロセッサセットのうちの1つのプロセッサセットに関連付けられている、手順、
    前記記録を、前記関連付けられた記録セットに基づいて、各記録がそれに関連付けられたプロセッサセットに関してローカルに常駐するように、それぞれのプロセッサセットにルーティングさせる手順、
    前記記録に対する1つ以上のデータベース動作を前記複数の関連付けられたプロセッサセットとともにローカルに実行させる手順であって、前記1つ以上のデータベース動作は、前記記録数を使用する探索処理を含む、手順、
    前記複数のプロセッサセットの各プロセッサセットのためのロギングキャッシュ又は前記複数のプロセッサのための単一のロギングキャッシュを作成させる手順、
    各ロギングキャッシュと関連付けられたプロセッサセットとの間のアフィニティを作成させる手順、および、
    データベーストランザクションをログするように各プロセッサセット内の単一のプロセッサを割り当てる手順、
    を実行させることができるコード、を備え、
    各プロセッサセットが複数のプロセッサを備える、
    コンピュータ可読非一時的記憶媒体。
  10. コンピュータに、
    データベース内の各記録について、1よりも大きい複数のプロセッサセットの総数のすべての正の整数値について、前記複数のプロセッサのうちの少なくとも1つにより、
    前記記録に関連付けられた記録数を識別する手順、
    前記複数のプロセッサセットの前記総数による前記記録数の除算に基づく余りを生成する手順、
    前記余りに基づいて前記記録を複数の記録セットのうちの1つの記録セットに関連付ける手順であって、前記記録は前記余りに等しい識別子を有する前記記録セットに関連付けられており、前記複数の記録セットの各々が前記複数のプロセッサセットのうちの1つのプロセッサセットに関連付けられている、手順、
    前記記録を、前記関連付けられた記録セットに基づいて、各記録がそれに関連付けられたプロセッサセットに関してローカルに常駐するように、それぞれのプロセッサセットにルーティングさせる手順、
    前記記録に対する1つ以上のデータベース動作を前記複数の関連付けられたプロセッサセットとともにローカルに実行させる手順であって、前記1つ以上のデータベース動作は、前記記録数を使用する探索処理を含む、手順、
    各サーバプロセスが前記複数のプロセッサセットのうちの1つのプロセッサセットに関連付けられる複数のサーバプロセスを作成させる手順、
    各サーバプロセスと前記関連付けられたプロセッサセットとの間のアフィニティを作成させる手順、および、
    各サーバプロセスを1つの記録セットに関連付けさせる手順、
    を実行させるように構成されるコード、を備え、
    各サーバプロセスが、前記関連付けられた記録セット内の記録を処理する、
    コンピュータ可読非一時的記憶媒体。
  11. コンピュータに、
    データベース内の各記録について、1よりも大きい複数のプロセッサセットの総数のすべての正の整数値について、前記複数のプロセッサのうちの少なくとも1つにより、
    前記記録に関連付けられた記録数を識別する手順、
    前記複数のプロセッサセットの前記総数による前記記録数の除算に基づく余りを生成する手順、
    前記余りに基づいて前記記録を複数の記録セットのうちの1つの記録セットに関連付ける手順であって、前記記録は前記余りに等しい識別子を有する前記記録セットに関連付けられており、前記複数の記録セットの各々が前記複数のプロセッサセットのうちの1つのプロセッサセットに関連付けられている、手順、
    前記記録を、前記関連付けられた記録セットに基づいて、各記録がそれに関連付けられたプロセッサセットに関してローカルに常駐するように、それぞれのプロセッサセットにルーティングさせる手順、
    前記記録に対する1つ以上のデータベース動作を前記複数の関連付けられたプロセッサセットとともにローカルに実行させる手順であって、前記1つ以上のデータベース動作は、前記記録数を使用する探索処理を含む、手順、
    前記データベースを複数のサブデータベースに分割させる手順、
    各サブデータベースを1つのプロセッサセットに関連付けさせる手順、
    1つのプロセッサセットに関連付けられた各サブデータベースのためのデータベースキャッシュを作成させる手順、および、
    各データベースキャッシュと前記関連付けられたプロセッサセットとの間のアフィニティを作成させる手順、
    を実行させるように構成されるコード、を備える、
    コンピュータ可読非一時的記憶媒体。
  12. 前記コンピュータ可読非一時的記憶媒体は、
    コンピュータに、
    記録を、ネットワーク伝送を低減するために、関連付けられたプロセッサセットにローカルな記録セットに関連付けさせる手順、
    を実行させるように構成されるコード、をさらに備える請求項に記載のコンピュータ可読非一時的記憶媒体。
  13. 複数のプロセッサセット上でデータベース内の記録を処理するためのシステムであって、前記複数のプロセッサは前記データベースに結合されており、各々が少なくとも1つのプロセッサを含む複数のプロセッサセットにグループ化されており、
    前記システムは、
    前記データベース内の各記録について、1よりも大きい前記複数のプロセッサセットの総数のすべての正の整数値について、前記複数のプロセッサのうちの少なくとも1つにより、
    前記記録に関連付けられた記録数を識別するための手段と、
    前記複数のプロセッサセットの前記総数による前記記録数の除算に基づく余りを生成するための手段と、
    前記余りに基づいて前記記録を複数の記録セットのうちの1つの記録セットに関連付けるための手段であって、前記記録は前記余りに等しい識別子を有する前記記録セットに関連付けられており、前記複数の記録セットの各々が前記複数のプロセッサセットのうちの1つのプロセッサセットに関連付けられている、手段と、
    前記記録を、前記関連付けられた記録セットに基づいて、各記録がそれに関連付けられたプロセッサセットに関してローカルに常駐するように、それぞれのプロセッサセットにルーティングするための手段と、
    前記記録に対する1つ以上のデータベース動作を前記複数の関連付けられたプロセッサセットとともにローカルに実行するための手段であって、前記1つ以上のデータベース動作は、前記記録数を使用する探索処理を含む、手段と、
    前記複数のプロセッサセットの各プロセッサセットのためのロギングキャッシュ又は前記複数のプロセッサのための単一のロギングキャッシュを作成するための手段と、
    各ロギングキャッシュと関連付けられたプロセッサセットとの間のアフィニティを作成するための手段と、
    データベーストランザクションをログするように各プロセッサセット内の単一のプロセッサを割り当てるための手段と、
    を備え、
    各プロセッサセットが複数のプロセッサを備える、
    システム。
  14. 複数のプロセッサセット上でデータベース内の記録を処理するためのシステムであって、前記複数のプロセッサは前記データベースに結合されており、各々が少なくとも1つのプロセッサを含む複数のプロセッサセットにグループ化されており、
    前記システムは、
    前記データベース内の各記録について、1よりも大きい前記複数のプロセッサセットの総数のすべての正の整数値について、前記複数のプロセッサのうちの少なくとも1つにより、
    前記記録に関連付けられた記録数を識別するための手段と、
    前記複数のプロセッサセットの前記総数による前記記録数の除算に基づく余りを生成するための手段と、
    前記余りに基づいて前記記録を複数の記録セットのうちの1つの記録セットに関連付けるための手段であって、前記記録は前記余りに等しい識別子を有する前記記録セットに関連付けられており、前記複数の記録セットの各々が前記複数のプロセッサセットのうちの1つのプロセッサセットに関連付けられている、手段と、
    前記記録を、前記関連付けられた記録セットに基づいて、各記録がそれに関連付けられたプロセッサセットに関してローカルに常駐するように、それぞれのプロセッサセットにルーティングするための手段と、
    前記記録に対する1つ以上のデータベース動作を前記複数の関連付けられたプロセッサセットとともにローカルに実行するための手段であって、前記1つ以上のデータベース動作は、前記記録数を使用する探索処理を含む、手段と、
    複数のサーバプロセスを作成するための手段であって、各サーバプロセスが前記複数のプロセッサセットのうちの1つのプロセッサセットに関連付けられる、手段と、
    各サーバプロセスと前記関連付けられたプロセッサセットとの間のアフィニティを作成するための手段と、
    各サーバプロセスを1つの記録セットに関連付ける手段と、
    を備え、
    各サーバプロセスが、前記関連付けられた記録セット内の記録を処理する、
    システム。
  15. 複数のプロセッサセット上でデータベース内の記録を処理するためのシステムであって、前記複数のプロセッサは前記データベースに結合されており、各々が少なくとも1つのプロセッサを含む複数のプロセッサセットにグループ化されており、
    前記システムは、
    前記データベース内の各記録について、1よりも大きい前記複数のプロセッサセットの総数のすべての正の整数値について、前記複数のプロセッサのうちの少なくとも1つにより、
    前記記録に関連付けられた記録数を識別するための手段と、
    前記複数のプロセッサセットの前記総数による前記記録数の除算に基づく余りを生成するための手段と、
    前記余りに基づいて前記記録を複数の記録セットのうちの1つの記録セットに関連付けるための手段であって、前記記録は前記余りに等しい識別子を有する前記記録セットに関連付けられており、前記複数の記録セットの各々が前記複数のプロセッサセットのうちの1つのプロセッサセットに関連付けられている、手段と、
    前記記録を、前記関連付けられた記録セットに基づいて、各記録がそれに関連付けられたプロセッサセットに関してローカルに常駐するように、それぞれのプロセッサセットにルーティングするための手段と、
    前記記録に対する1つ以上のデータベース動作を前記複数の関連付けられたプロセッサセットとともにローカルに実行するための手段であって、前記1つ以上のデータベース動作は、前記記録数を使用する探索処理を含む、手段と、
    前記データベースを複数のサブデータベースに分割するための手段と、
    各サブデータベースを1つのプロセッサセットに関連付けるための手段と、
    1つのプロセッサセットに関連付けられた各サブデータベースのためのデータベースキャッシュを作成するための手段と、
    各データベースキャッシュと前記関連付けられたプロセッサセットとの間のアフィニティを作成するための手段と、
    を備えるシステム。
  16. 前記記録を関連付けるための手段が、
    記録を、ネットワーク伝送を低減するために、関連付けられたプロセッサセットにローカルな記録セットに関連付けるための手段、を含む、請求項13に記載のシステム。
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