JP6758825B2 - 画像処理装置およびその作動方法 - Google Patents
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Description
異なる時間において被検眼を撮影して得た複数の3次元断層画像に対応する前記被検眼の複数の眼底画像の差分画像を生成する生成手段と、
前記複数の3次元断層画像の少なくとも1つに対応する2次元断層画像の位置を示す第1の指標を前記生成された差分画像に重ねた状態で表示手段に表示させ、前記2次元断層画像の位置を示す第2の指標を前記複数の眼底画像のうち少なくとも1つの眼底画像に重ねた状態で前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示された差分画像において前記第1の指標の位置を指定することにより、または、前記表示された少なくとも1つの眼底画像において前記第2の指標の位置を指定することにより、前記指定された位置に対応する2次元断層画像を決定する決定手段と、を有し、
前記表示制御手段は、前記決定された2次元断層画像を前記表示手段に表示させ、前記表示された差分画像における前記第1の指標の移動に応じて、前記表示された少なくとも1つの眼底画像における前記第2の指標を連動して表示させ、前記表示された少なくとも1つの眼底画像における前記第2の指標の移動に応じて、前記表示された差分画像における前記第1の指標を連動して表示させる。
異なる時間において被検眼を撮影して得た複数の3次元断層画像を用いて、前記被検眼の変化を示す画像を生成する生成手段と、
前記複数の3次元断層画像の少なくとも1つに対応する2次元断層画像の位置を示す第1の指標を前記変化を示す画像に重ねた状態で表示手段に表示させ、前記2次元断層画像の位置を示す第2の指標を前記被検眼の眼底画像に重ねた状態で前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示手段に表示される前記変化を示す画像において前記第1の指標の位置を指定することにより、または、前記表示された眼底画像において前記第2の指標の位置を指定することにより、前記指定された位置に対応する2次元断層画像を決定する決定手段と、を有し、
前記表示制御手段は、前記決定された2次元断層画像を前記表示手段に表示させ、前記表示された前記変化を示す画像における前記第1の指標の移動に応じて、前記表示された眼底画像における前記第2の指標を連動して表示させ、前記表示された眼底画像における前記第2の指標の移動に応じて、前記表示された前記変化を示す画像における前記第1の指標を連動して表示させる。
異なる時間において被検眼を撮影して得た複数の3次元断層画像に対応する前記被検眼の複数の眼底画像の差分画像を生成する工程と、
前記複数の3次元断層画像の少なくとも1つに対応する2次元断層画像の位置を示す第1の指標を前記生成された差分画像に重ねた状態で表示手段に表示させ、前記2次元断層画像の位置を示す第2の指標を前記複数の眼底画像のうち少なくとも1つの眼底画像に重ねた状態で前記表示手段に表示させる工程と、
前記表示された差分画像において前記第1の指標の位置を指定することにより、または、前記表示された少なくとも1つの眼底画像において前記第2の指標の位置を指定することにより、前記指定された位置に対応する2次元断層画像を決定する工程と、を有し、
前記表示させる工程では、前記決定された2次元断層画像を前記表示手段に表示させ、前記表示された差分画像における前記第1の指標の移動に応じて、前記表示された少なくとも1つの眼底画像における前記第2の指標を連動して表示させ、前記表示された少なくとも1つの眼底画像における前記第2の指標の移動に応じて、前記表示された差分画像における前記第1の指標を連動して表示させる。
異なる時間において被検眼を撮影して得た複数の3次元断層画像を用いて、前記被検眼の変化を示す画像を生成する工程と、
前記複数の3次元断層画像の少なくとも1つに対応する2次元断層画像の位置を示す第1の指標を前記変化を示す画像に重ねた状態で表示手段に表示させ、前記2次元断層画像の位置を示す第2の指標を前記被検眼の眼底画像に重ねた状態で前記表示手段に表示させる工程と、
前記表示手段に表示される前記変化を示す画像において前記第1の指標の位置を指定することにより、または、前記表示された眼底画像において前記第2の指標の位置を指定することにより、前記指定された位置に対応する2次元断層画像を決定する工程と、を有し、
前記表示させる工程では、前記決定された2次元断層画像を前記表示手段に表示させ、前記表示された前記変化を示す画像における前記第1の指標の移動に応じて、前記表示された眼底画像における前記第2の指標を連動して表示させ、前記表示された眼底画像における前記第2の指標の移動に応じて、前記表示された前記変化を示す画像における前記第1の指標を連動して表示させる。
図1は、本実施形態による画像処理装置を含む、撮影システムの構成を表す図である。同図において破線で囲まれた部分が本実施形態による画像処理装置に該当する。同図において、画像生成部100から出力される画像データは、表示部300において観察に供されると共に差分生成部200に入力されて差分マップが生成、表示部300に表示される。
図2は、本実施形態における画像生成部100の一例である偏光OCT装置の全体構成の概略図である。本実施形態では、SS(Swept Source)−OCTによる偏光OCT装置について説明する。なお、本実施形態で説明する偏光OCT装置は、SS−OCTではなく、SD−OCTやTD−OCTにも適用可能である。また、本実施形態では、偏光OCT装置について説明するが、本発明は偏光OCT装置である必要はなく、一般的なOCT装置にも適用可能である。
光源101は、波長掃引型(Swept Source:以下SS)光源であり、例えば、掃引中心波長1050nm、掃引幅100nmで掃引しながら光を出射する。光源101から出射された光は、シングルモードファイバ(以下SMファイバと記載)102、偏光制御器103コネクタ104、SMファイバ105、ポラライザ106、偏波保持(Polarization Maintaining:PM)ファイバ(以下PMファイバと記載)107、コネクタ108、PMファイバ109を介して、ビームスプリッタ110に導かれ、測定光(OCT測定光とも言う)と参照光(OCT測定光に対応する参照光とも言う)に分岐される。ビームスプリッタ110の分岐比は、90(参照光):10(測定光)である。偏光制御器103は光源101から射出する光の偏光を所望の偏光状態へ変化させることが出来る。一方、ポラライザ106は特定の直線偏光成分のみを通過させる特性を持つ光学素子である。通常光源101から射出される光は偏光度が高く、特定の偏光方向を持つ光が支配的であるが、ランダム偏光成分と呼ばれる、特定の偏光方向を持たない光が含まれている。このランダム偏光成分は偏光OCT画像の画質を悪化させることが知られており、ポラライザによってランダム偏光成分をカットしてやる。なお、ポラライザ106を通過できるのは特定の直線偏光状態の光のみであるため、所望の光量が被検眼118に入射するように偏光制御器103によって偏光状態を調整する。
次に、画像生成部全体を制御するための制御部143について説明する。制御部143は、信号処理部144、駆動制御部145および画像保存部148によって構成される。また、信号処理部144はさらに、眼底画像生成部146とマップ生成部147を持つ構成となっている。眼底画像生成部146は、信号処理部144に送られる電気信号から輝度画像および偏光特性画像を生成する機能を有し、マップ生成部147は、眼底網膜の偏光特性を表すマップを生成する機能を有する。また、画像保存部148は、生成された各種画像を被検眼情報に関連付けて保存する機能を有する。
次に、信号処理部144における画像生成について説明する。信号処理部144は、ディテクタ141、142から出力された干渉信号に対して、眼底画像生成部146において再構成処理を行うことで、各偏光成分に基づいた2つの断層画像である、H偏光成分に対応する断層画像と、V偏光成分に対応する断層画像を生成する。
眼底画像生成部146は、前述した2つの2次元断層信号から輝度画像を生成する。輝度画像は従来のOCTにおける断層画像と基本的に同じもので、その画素値rはディテクタ141、142から得られるH偏光成分の断層信号AHおよびV偏光成分の断層信号AVから式1によって計算される。
また、ガルバノスキャナ114によってラスタースキャンすることにより、被検眼118の眼底ErのBスキャン画像を副走査方向に並べ、輝度画像のボリュームデータを生成する。
眼底画像生成部146は、互いに直行する偏光成分の断層画像からDOPU画像を生成する。DOPU画像の各画素の値dは、DOPU画像を構成する各画素の位置において、被写体の偏光解消性を数値化したものである。まず眼底画像生成部146は断層像の各画素位置におけるストークスベクトルSを、各断層信号AH、AVとそれらの間の位相差ΔΦから式2によって計算する。
次に眼底画像生成部146は、当該画素位置において概ね計測光の主走査方向に70μm、深度方向に18μm程度の大きさのウィンドウを設定し、各ウィンドウ内において式2で画素毎に計算されたストークスベクトルの各要素を平均し、式3により当該画素位置におけるDOPUの値dを計算する。
ただし、Qm、Um、Vmは各ウィンドウ内のストークスベクトルの要素Q/I、U/I、V/Iを平均した値である。以上の処理を画素毎に行うことにより、1つのBスキャンに相当するDOPU画像が生成される。眼底画像生成部146は輝度画像のボリュームデータと同様に、上記の処理を全てのBスキャンに行うことで、DOPU画像のボリュームデータを生成する。
マップ生成部147は、輝度画像およびDOPU画像のボリュームデータから眼底網膜のマップを生成する。ここで、マップとは、図3(b)又は(d)で示すように、XY平面で定義される画像であり、その画素値はボリュームデータのZ軸方向の並びから計算により求められるものである。本実施形態においてマップ生成部147は、輝度画像およびDOPU画像の各々からマップを以下に説明する方法により生成する。マップ生成部147は、輝度画像のボリュームデータを構成するAスキャン毎に平均することで平面画像(以降疑似SLO像と呼ぶ)を生成する。図3(b)は疑似SLO像を例示したものであり、眼底の全体像が描出されている。
制御部143は、ディテクタ141、142から出力された干渉信号、上述したように生成されたボリュームデータおよびマップを被検眼の情報と関連付けて画像保存部148に保存する。ここで被検眼情報は少なくとも、被検者の氏名、患者ID等の被験者を特定するための情報およびデータが取得された日時の情報を含んでいる。また、制御部143は表示制御部400に指示に基づいて、指定された被検眼の特定の日時の撮影データを検索して出力する機能を有する。
次に、本実施形態における経過観察時の処理について図5のフローチャートおよび表示部300における表示例を表す図6を参照して説明する。なお、この処理の流れは表示制御部400が制御部143、差分生成部200および表示部300と連携動作することによって実現される。これらの機能は、実際のOCT装置においては単一のパーソナルコンピュータ(PC)上で動作する制御ソフトウェアとして実現してもよいし、別々のハードウェアから構成される制御装置として実現してもよい。本実施形態では、一連の機能はPC上で動作する制御ソフトウェアとして実現されており、ユーザはキーボード、マウス等の入力機器を用いて対話的に各機能を実行する事としている。
まず、本実施形態における経過観察用の画面構成を説明する。図6において、経過観察画面601は、表示制御部400により、表示部300に表示される経過観察用の画面を表している。経過観察画面601には、被検眼および経過観察対象となる異なる時間に行われた複数の検査を選択するための選択領域602、選択された検査に属するマップを表示するマップ表示領域603および604、当該選択されたマップ間の差分を表示する差分表示領域605を有している。以降の説明においては、マップ表示領域603は基準マップ領域、604は比較マップ領域として区別する事とする。また、符号C1乃至C3は、各マップ上に重畳表示された位置指定用のカーソルを表しており、指標の一例である。指標は、マップ上で移動可能に表示させる。当該カーソルの位置に対応するデータが各々のマップ表示領域の下部のデータ表示領域に表示される。ここで、指定手段の一例であるマウス等の入力デバイスを用いて指標の一例であるカーソルを表示部300に表示される差分画像上で移動させることにより、表示部300に表示させる2次元断層画像を指定することができる。このとき、差分画像上で指定された指標の位置を検出する検出手段(不図示)を更に有することが好ましい。また、検出された位置に対応する2次元断層画像は、3次元断層画像を構成する複数の2次元断層画像から少なくとも一つを選択することにより決定されても良い。また、検出された位置に対応する2次元断層画像は、3次元断層画像を用いて再構成することにより決定されても良い。なお、差分表示領域に表示された差分画像に重ねて表示されるカーソルは、第1の指標の一例である。また、基準マップ表示領域603および比較マップ領域604に表示された複数の眼底画像に重ねて表示されるカーソルは、第2の指標の一例である。表示された差分画像における第1の指標と前記表示された少なくとも1つの眼底画像における第2の指標との一方を移動すると他方が連動することが好ましい。
表示制御部400は、ユーザからの被検眼および検査指定を入力し、該当する撮影データを選択する。本実施形態では、図6に示すように選択領域602内に被検者を特定するID等の情報を入力し、それにより表示される各検査のサムネイル画像を指定することで行われる。各サムネイルには検査日時が重畳表示(不図示)されており、ユーザはマウス等の入力デバイスを用いて比較の基準となる検査を基準マップ領域603に、比較対象となる検査を比較マップ領域604にドラッグ・ドロップすることで検査を選択することができる。これらのサムネイルは撮影が行われた際に、画像生成制御部413によって画像保存部148に保存されるようにしてもよいし、当該被検者が選択された際に、表示制御部400によって画像保存部148から3次元断層画像データであるボリュームデータを読出し、生成表示してもよい。
ユーザは、マップ選択ボタン群609内のボタンを操作することで、マップ表示領域に表示されるマップの種類を変更することが出来る。前述したように、本実施形態では、輝度画像、RPE厚マップ、ドルーゼンマップのいずれかが選択可能であり、図6はRPE厚マップが選択された状態を示している。なお、このマップの種類変更はボタンではなく、ドロップダウンリストやリストボックスなど、複数の項目から1つを選択可能なものであればどのようなものでもよい。
ユーザが差分実行ボタン610を押下することで、表示制御部400は差分生成部200に対し、選択されたマップ同士の差分処理開始を指示する。差分生成部200は、選択された2つのマップ間の位置合わせを行い、互いに対応する位置において比較マップの画素値から基準マップの画素値を減算した値を画素値とする差分マップを生成する。この位置合わせには、選択されたマップの種類に関わらず疑似SLO像を用いてもよい。この時、ボリュームデータの撮影において被検者が瞬きをしてしまう事がある。その場合、マップには、図7(a)のように無効なデータがストライプ状に存在するため、このような領域は位置合わせには用いない事が望ましい。これは、被検者が瞬きをしている際には、被検者の瞼により戻り光が正しく戻ってこないため、信号がほとんどない画像として取得されるためである。このストライプ状の領域は、ガルバノスキャナの主走査方向に並行に存在するため、差分生成部200はこのような無効領域を検出し、それ以外の領域を位置合わせに用いると共に、その位置を記憶する。また、表示制御部400は、位置合わせにより特定した基準マップと比較マップ間の位置関係を不図示の内部メモリに記憶すると共に、位置指定カーソルC1乃至C3を前記位置関係に基づいて関連付ける。
生成された差分マップは、差分表示領域605に表示される。この時、差分データ表示領域608には位置指定カーソルC2の位置における差分マップの値がグラフ表示される。図6はRPE厚マップ間の差分を行った結果を例示しており、基準マップに対して比較マップに描出されたGAの領域が大きくなっている。したがって、新たに領域が広がった部分について差分値は負の値を、変化が小さい又は無い部分はほぼ0を取ることになる。本実施形態において、表示制御部400は差分マップを256諧調のグレースケールとし、差分値の0を中間諧調に、予め設定した最大値を諧調の最大値である255、最小値を0に割り当てている。これにより、差分マップではGAが拡大した部分が黒く描出され、他の部分はほぼ中間色として描出され、ユーザは変化のある部分を直感的に把握することが可能となる。
ユーザは差分処理の結果を画像保存部148に保存するかどうかを選択し、保存する場合はステップS506に、そうでない場合は経過観察のフローは終了する。これは、ユーザが不図示の保存ボタン等を操作することで選択する事ができる。
表示制御部400は生成した差分マップを、それを生成するために用いたマップを特定する情報と共に画像保存部148に保存する。なお、この時に2つのマップの位置関係も同時に保存するようにしてもよい。このようにすることで、改めて差分マップを表示した場合に位置指定カーソル間の連動を、差分処理をすることなしに実行できるため好ましい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (22)
- 異なる時間において被検眼を撮影して得た複数の3次元断層画像に対応する前記被検眼の複数の眼底画像の差分画像を生成する生成手段と、
前記複数の3次元断層画像の少なくとも1つに対応する2次元断層画像の位置を示す第1の指標を前記生成された差分画像に重ねた状態で表示手段に表示させ、前記2次元断層画像の位置を示す第2の指標を前記複数の眼底画像のうち少なくとも1つの眼底画像に重ねた状態で前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示された差分画像において前記第1の指標の位置を指定することにより、または、前記表示された少なくとも1つの眼底画像において前記第2の指標の位置を指定することにより、前記指定された位置に対応する2次元断層画像を決定する決定手段と、を有し、
前記表示制御手段は、前記決定された2次元断層画像を前記表示手段に表示させ、前記表示された差分画像における前記第1の指標の移動に応じて、前記表示された少なくとも1つの眼底画像における前記第2の指標を連動して表示させ、前記表示された少なくとも1つの眼底画像における前記第2の指標の移動に応じて、前記表示された差分画像における前記第1の指標を連動して表示させることを特徴とする画像処理装置。 - 前記表示された差分画像において前記第1の指標を移動することにより指定された前記第1の指標の位置を検出する検出手段を更に有し、
前記決定手段は、前記複数の3次元断層画像の少なくとも1つにおける前記検出された位置に対応する前記2次元断層画像を、前記表示手段に表示される2次元断層画像として決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記決定手段は、前記表示された差分画像において前記第1の指標の位置を指定することにより、または、前記表示された少なくとも1つの眼底画像において前記第2の指標の位置を指定することにより、前記指定された位置に対応する2次元断層画像であって、前記複数の3次元断層画像に対応する複数の2次元断層画像を、前記表示手段に表示される複数の2次元断層画像として決定し、
前記表示制御手段は、前記生成された差分画像と前記決定された複数の2次元断層画像に関する差分を示す表示形態とを並べて前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記差分を示す表示形態を前記表示された複数の2次元断層画像の間に表示させることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記生成された差分画像に重ねた状態で表示された指標は、前記生成された差分画像における前記差分を示す表示形態の位置を示すことを特徴とする請求項3または4に記載の画像処理装置。
- 異なる時間において被検眼を撮影して得た複数の3次元断層画像に対応する前記被検眼の複数の眼底画像の差分画像を生成する生成手段と、
前記複数の3次元断層画像に対応する複数の2次元断層画像の位置を示す指標を、前記生成された差分画像に重ねた状態で、表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示された差分画像において指標の位置を指定することにより、前記指定された位置に対応する複数の2次元断層画像を決定する決定手段と、を有し、
前記表示制御手段は、前記決定された複数の2次元断層画像に関する差分を示す表示形態を前記表示手段に表示させ、
前記生成された差分画像に重ねた状態で表示された指標は、前記生成された差分画像における前記差分を示す表示形態の位置を示すことを特徴とする画像処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記指定された位置に対応する前記複数の2次元断層画像に関する差分を示すグラフを、前記差分を示す表示形態として、前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記指定された位置に対応する複数の2次元断層画像と前記複数の眼底画像とを、前記撮影された時間毎に並べて前記表示手段に表示させ、前記複数の2次元断層画像の位置を示す第2の指標を前記複数の眼底画像に重ねた状態で前記表示手段に表示させ、前記表示された差分画像における前記複数の2次元断層画像の位置を示す第1の指標の移動に応じて、前記表示された複数の眼底画像における前記第2の指標を連動して表示させ、前記表示された複数の眼底画像における前記第2の指標の移動に応じて、前記表示された差分画像における前記第1の指標を連動して表示させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記連動の有無を切り換える切換手段を更に有し、
前記表示制御手段は、前記連動の有無に応じて前記第1の指標及び前記第2の指標の表示形態を変更することを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。 - 前記複数の眼底画像は、2つの眼底画像であり、
前記表示制御手段は、前記生成された差分画像を前記2つの眼底画像の間に表示させることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記複数の眼底画像として表示させる画像の種類を選択する選択手段を更に有し、
前記表示制御手段は、前記選択された種類に応じて、前記複数の3次元断層画像を用いて生成された複数のマップを、前記複数の眼底画像として前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記複数の眼底画像の一つに対する他の眼底画像の回転情報を少なくとも含む位置ずれ情報を取得する位置ずれ情報手段を更に有し、
前記表示制御手段は、前記位置ずれ情報に基づいて前記他の眼底画像を少なくとも回転させた状態で前記表示手段に表示させ、前記他の眼底画像の範囲を示す表示形態を前記生成された差分画像に重ねた状態で前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記複数の眼底画像において前記被検眼の瞬きが生じた無効領域が有るか否かを判定する判定手段を更に有し、
前記表示制御手段は、前記複数の眼底画像の少なくとも1つにおいて前記無効領域が有ると判定された場合には、前記無効領域を示す表示形態を前記差分画像が表示される領域に表示させることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記無効領域を示す表示形態を前記差分画像における前記無効領域に重ねた状態で表示手段に表示させることを特徴とする請求項13に記載の画像処理装置。
- 異なる時間において被検眼を撮影して得た複数の3次元断層画像を用いて、前記被検眼の変化を示す画像を生成する生成手段と、
前記複数の3次元断層画像の少なくとも1つに対応する2次元断層画像の位置を示す第1の指標を前記変化を示す画像に重ねた状態で表示手段に表示させ、前記2次元断層画像の位置を示す第2の指標を前記被検眼の眼底画像に重ねた状態で前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示手段に表示される前記変化を示す画像において前記第1の指標の位置を指定することにより、または、前記表示された眼底画像において前記第2の指標の位置を指定することにより、前記指定された位置に対応する2次元断層画像を決定する決定手段と、を有し、
前記表示制御手段は、前記決定された2次元断層画像を前記表示手段に表示させ、前記表示された前記変化を示す画像における前記第1の指標の移動に応じて、前記表示された眼底画像における前記第2の指標を連動して表示させ、前記表示された眼底画像における前記第2の指標の移動に応じて、前記表示された前記変化を示す画像における前記第1の指標を連動して表示させることを特徴とする画像処理装置。 - 前記画像処理装置は、測定光を照射した前記被検眼からの戻り光と前記測定光に対応する参照光とを合波した光を異なる偏光成分の複数の光に分割する分割手段と、前記異なる偏光成分の複数の光を検出する検出手段とを有する断層撮像装置と通信可能に接続され、前記生成手段は、前記検出された複数の光に基づいて、前記被検眼の2次元断層画像を生成することを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記決定手段は、前記複数の3次元断層画像の少なくとも1つを構成する複数の2次元断層画像から前記指定された位置に対応する前記2次元断層画像を選択することにより、前記指定された位置に対応する2次元断層画像を決定することを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記決定手段は、前記複数の3次元断層画像の少なくとも1つを用いて前記指定された位置に対応する前記2次元断層画像を生成することにより、前記指定された位置に対応する2次元断層画像を決定することを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 異なる時間において被検眼を撮影して得た複数の3次元断層画像に対応する前記被検眼の複数の眼底画像の差分画像を生成する工程と、
前記複数の3次元断層画像の少なくとも1つに対応する2次元断層画像の位置を示す第1の指標を前記生成された差分画像に重ねた状態で表示手段に表示させ、前記2次元断層画像の位置を示す第2の指標を前記複数の眼底画像のうち少なくとも1つの眼底画像に重ねた状態で前記表示手段に表示させる工程と、
前記表示された差分画像において前記第1の指標の位置を指定することにより、または、前記表示された少なくとも1つの眼底画像において前記第2の指標の位置を指定することにより、前記指定された位置に対応する2次元断層画像を決定する工程と、を有し、
前記表示させる工程では、前記決定された2次元断層画像を前記表示手段に表示させ、前記表示された差分画像における前記第1の指標の移動に応じて、前記表示された少なくとも1つの眼底画像における前記第2の指標を連動して表示させ、前記表示された少なくとも1つの眼底画像における前記第2の指標の移動に応じて、前記表示された差分画像における前記第1の指標を連動して表示させることを特徴とする画像処理装置の作動方法。 - 異なる時間において被検眼を撮影して得た複数の3次元断層画像に対応する前記被検眼の複数の眼底画像の差分画像を生成する工程と、
前記複数の3次元断層画像に対応する複数の2次元断層画像の位置を示す指標を、前記生成された差分画像に重ねた状態で、表示手段に表示させる工程と、
前記表示された差分画像において指標の位置を指定することにより、前記指定された位置に対応する複数の2次元断層画像を決定する工程と、を有し、
前記表示させる工程では、前記決定された複数の2次元断層画像に関する差分を示す表示形態を前記表示手段に表示させ、
前記生成された差分画像に重ねた状態で表示された指標は、前記生成された差分画像における前記差分を示す表示形態の位置を示すことを特徴とする画像処理装置の作動方法。 - 異なる時間において被検眼を撮影して得た複数の3次元断層画像を用いて、前記被検眼の変化を示す画像を生成する工程と、
前記複数の3次元断層画像の少なくとも1つに対応する2次元断層画像の位置を示す第1の指標を前記変化を示す画像に重ねた状態で表示手段に表示させ、前記2次元断層画像の位置を示す第2の指標を前記被検眼の眼底画像に重ねた状態で前記表示手段に表示させる工程と、
前記表示手段に表示される前記変化を示す画像において前記第1の指標の位置を指定することにより、または、前記表示された眼底画像において前記第2の指標の位置を指定することにより、前記指定された位置に対応する2次元断層画像を決定する工程と、を有し、
前記表示させる工程では、前記決定された2次元断層画像を前記表示手段に表示させ、前記表示された前記変化を示す画像における前記第1の指標の移動に応じて、前記表示された眼底画像における前記第2の指標を連動して表示させ、前記表示された眼底画像における前記第2の指標の移動に応じて、前記表示された前記変化を示す画像における前記第1の指標を連動して表示させることを特徴とする画像処理装置の作動方法。 - 請求項19乃至21のいずれか1項に記載の画像処理装置の作動方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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