JP6757033B2 - かばん錠 - Google Patents

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本発明は、かばん本体にカブセを固定するためのかばん錠に関するものである。
従来、ランドセルなどのかばんにおいて、がばん本体にカブセがかばん錠によって固定可能とされている。かばん錠は、かばん本体に固設する錠体、掛止部材などを備えている。錠体はかばん本体の底部に取り付けられ、掛止部材はかばん本体に回動可能に取り付けられている。錠体は貫通した孔を有しており、その孔に掛止部材の軸部が挿通した状態で掛止部材が回転することにより、カブセの端部に固設された掛止板が錠体に固定される。
例えば、特許文献1には、かばん本体に固定する錠体と、カブセに取り付ける掛止板とを備え、掛止板に穿った嵌合孔に係合する係止突体の底面に設けた止着体を、錠体に設けた通孔に挿入し、この錠体とは別体とした箱体の止着孔に挿入して、止着体の先端部をかしめたものとして、係止突体を錠体表面に突設すると共に、箱体を錠体内部に固定し、係止突体の表面に外形が略同形の掛止部材を回動可能に枢支し、その枢軸に掛止部材を回動させる方向に作用する第一のコイルばねを設け、掛止部材の枢軸に、箱体内に一端を枢支して設けた制止板に係止する第一フランジ、および箱体内に設けた係止体に係止する第二フランジを突出した回動制限片を固着して、掛止部材が係止突体と一致した位置、または90度回動した位置となって停止するようにし、制止板の他端にこの制止板を押し下げる方向に作用する第二のコイルばねを設けることなどにより、制止板に掛かる力により第一のコイルばねの付勢力が開放され、第一のコイルばねに係止する回動制限片を回転させるとともに掛止部材を回動させるなどするかばん錠が開示されている。
特開2007−71013号公報
しかしながら、特許文献1のかばん錠では、回転制限片が掛止部材の枢軸に固着しているところ、回転制限片において枢軸と当接しコイルばね側に突設された対向する突設片が、掛止部材が操作されるたびに共に回動することにより、コイルばねのコイル部分の内側を接触するために、経年の使用によりコイルばねの内側が摩耗しコイルばねが正常に機能しなくなるおそれがあるという課題があった。
そこで、本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、掛止部材の枢軸に固設された回転制限片が、掛止部材が操作されるたびに連動して回動しても掛止部材に作用を及ぼすコイルばねに直接接触せず、長期間使用してもそのコイルばねを摩耗させないようにすることができるかばん錠を提供することを目的とする。
〔1〕すなわち、本発明は、かばん本体(B)に固定する錠体(1)と、カブセ(C)に取り付けられる掛止板(P)に穿設された嵌合孔(P1)に挿通し、前記錠体(1)に回動可能に枢支された掛止部材(2)と、前記掛止部材(2)の枢軸(21)に挿嵌され、前記掛止部材(2)の回動角度を制限する回転制限片(3)と、少なくとも一端が前記回転制限片(3)の係合部(31)に係合可能であり、螺旋状のコイル部(41)が前記枢軸(21)に挿通されたコイルばね(4)と、前記コイルばね(4)のコイル部(41)の内側に位置し、前記枢軸(21)に嵌合され、前記回転制限片(3)に立設された立設片(32)を覆設する保護部材(5)を備えることを特徴とするかばん錠である。
〔2〕そして、前記保護部材(5)が、前記コイルばね(4)より柔らかい材質から成ることを特徴とする前記〔1〕に記載のかばん錠である。
〔3〕そして、前記保護部材(5)が、合成樹脂から成ることを特徴とする前記〔1〕又は前記〔2〕に記載のかばん錠である。
〔4〕そして、前記枢軸(21)の先端部(21A)において、前記回転制限片(3)及び前記コイルばね(4)を覆う蓋部材(6)を押止する円環部材(7)又は前記蓋部材(6)と当接する段差部(211)を有することを特徴とする前記〔1〕から前記〔3〕のいずれかに記載のかばん錠である。
本発明のかばん錠によれば、掛止部材の枢軸に固設された回転制限片が、掛止部材が操作されるたびに連動して回動しても掛止部材に作用を及ぼすコイルばねに直接接触せず、長期間使用してもそのコイルばねを摩耗させないようにすることができる。
本発明の一実施の形態を示しており、ランドセルの底部に取り付けた状態を示す平面図である。 本発明の一実施の形態におけるかばん錠の分解斜視図である。 本発明の一実施の形態において、一部を透過した施錠状態のかばん錠の背面図である。 本発明の一実施の形態において、施錠状態のかばん錠の正面図である。 本発明の一実施の形態におけるA−A線断面図である。 本発明の一実施の形態において、一部を透過した解錠状態のかばん錠の背面図である。 本発明の一実施の形態において、解錠状態のかばん錠の正面図である。 本発明の一実施の形態における回転制限片3、コイルばね4、保護部材5が組み合わせられた状態を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態における掛止部材2及び環状部材7の拡大図である。
以下、本発明のかばん錠における一実施の形態について図に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するに好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に発明を限定する旨明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。
図1に示すように、本発明のかばん錠は、ランドセルなどのかばん本体Bの底部に取り付けられ、ランドセルのカブゼCの一端に固設された掛止板Pと係合している状態では施錠状態となりカブセCをかばん本体Bに対して開けることができず、一方、掛止板Pと係合が解除されると解錠状態となりカブセCをかばん本体Bに対して開けることができる。具体的には、掛止板Pに穿設された嵌合孔P1に、錠体1に対して枢動する掛止部材2が挿通した後に、錠体1の中央部1aに外側に向かって突出するように設けられ嵌合孔P1と略同形状の外形を有する係止突体13と嵌合孔P1が嵌合して、図1のように掛止部材2が90度回動されると掛止部材2が掛止板Pと当接し、施錠状態となる。一方、図1の状態から、掛止部材2が90度回動されると掛止部材2が掛止板Pと当接しなくなり、解錠状態となり、掛止部材2を掛止板Pの嵌合孔P1を挿通することによりカブセCをかばん本体Bから開けて内容物を出し入れすることができる。
本発明のかばん錠は、図2に示すように、錠体1、掛止部材2、回転制限片3、コイルばね4、保護部材5、蓋部材6、円環部材7、係止部材8、弾性部材9、磁性体Mなどから構成され、それらの部材が適宜組み合わせられる。
錠体1は、掛止部材2、回転制限片3、コイルばね4、保護部材5、蓋部材6、円環部材7、係止部材8、弾性部材9、磁性体Mなどを収納して、かばん本体Bの底部に固設され、細長い形状を有する部材である。図2、図4、図7などに示すように、中央部1aには、掛止部材2の枢軸21を挿通する第一挿通孔11、係止部材8の一端側を挿通する第二挿通孔12が穿設されている。また、係止突体13は、錠体1の中央部1aに外側、すなわち掛止板P側に向かって突出するように設けられており、掛止板Pの嵌合孔P1と略同形状の外形を有していることにより、嵌合孔P1と緩嵌して掛止板Pが錠体1との間で大きく動くことを防いでいる。係止突体13の中央近傍に、第一挿通孔11が穿設されている。
錠体1の中央部1aの両側に位置する袖部1bは、それぞれ中央部1aに対して3〜10度程度の角度で傾斜するように設けられており、緩やかな略V字状に中央部1aと一体形成されている。袖部1bが、中央部1aに対して所定の角度で傾斜して設けられることにより、肩ベルトの一端を留めそれぞれの袖部1bに取り付けられる取付け部材と、掛止部材2が一直線状に並ばないために、かばん本体Bの底部を下にしてかばん本体Bを立てたときに、かばん本体Bが倒れにくく安定して立つことができるという効果を奏する。
掛止部材2は、カブセCに取り付けられる掛止板Pに穿設された嵌合孔P1に挿通可能とされ、錠体1に回動可能に枢支された部材であり、また、本実施形態において本発明のかばん錠が施錠状態のときに使用者が解錠状態に操作するときに把持する部材である。本実施形態において、掛止部材2は略T字状を有しており、枢軸21の部分を第一挿通孔11に挿通して、錠体1に対して回動可能に枢支されている。
図2、図7に示すように、掛止部材2の枢軸21は、全般的に略円柱状の形状を有しているが、その中央近傍において、外周が四角形状を有しており、回転制限片3の立設片32と当接し、掛止部材2に掛けられた力を確実に回転制限片3に伝達することできるようになっている。また、先端部21Aにおいて、直径が異なる二種類の略円柱が同心円状に頭部22側の方において直径が大きくなるよう積層されたような形状を有しており、これらの境界には直径が大きい方の略円柱の端面としてリング状の段差部211が形成されている。この段差部211に円環部材7が当接することにより、円環部材7により押止される蓋部材6が、枢軸21の所定の高さを保ち頭部2側に押し込まれないために、コイルばね4が蓋部材6に押され負荷が掛かることがないので、コイルばね4の寿命を延ばし本発明のかばん錠を長く使用することができる。なお、他の実施形態において、蓋部材61における蓋部材挿通孔61の径を小さくすることにより蓋部材挿通孔61の周縁が段差部211に当接するようにでき、同様の効果を奏することができる。
掛止部材2の頭部22は、略直方体形状を有し、その中央付近に枢軸21を突設している。頭部22の外形は、掛止板Pに穿設された嵌合孔P1と略同形状であり、嵌合孔P1の内径よりも小さい径を有しているために、頭部22が嵌合孔P1に挿通することができる。また、頭部22の外形は、係止突体13とも略同形状を有している。
回動制限片3は、掛止部材2の枢軸21に挿嵌され、掛止部材2の回動角度を制限する部材である。回動制限片3は、略円板形状を有しており、外周の一部に突設され、コイルばね4の一端と係止可能である切欠を有する係合部31と、枢軸21を挿通する貫通孔35の周縁に枢軸21の四角形状の外周と当接するよう立設された立設片32と、外周の一部が凹状に湾曲し係止部材8の鍔部81と係止可能である係止凹部33、錠体1の中央部1aに設けられた規制部14と当接して回動制限片3の回転角度を約90度に制限する規制片34などを備えている。
立設片32は、貫通孔35を挟んで対向するように2枚の板状の部材として立設され、枢軸21の四角形状の部分の外周を挟むように当接して、枢軸21と固着され、掛止部材2と回転制限片3が確実に連動するようにしている。
コイルばね4は、一端が回転制限片3の係合部31に係合可能である細線状の一端部42と、その一端部42から連続し枢軸21が挿通される螺旋状のコイル部41と、コイル部41から連続し錠体1の中央部1aで嵌合される細線状の他端部43を備えている。コイルばね4において、図3から図5における施錠状態では一端部42と他端部43には力が加わっておらず付勢力が発生していないが、掛止部材2が回動されると、掛止部材2と連動する回転制限片3の係合部31が一端部42と係合し、掛止部材2が約90度の角度だけ回動され図6及び図7に示す解錠状態となると、回転制限片3係止凹部33と係止部材8の鍔部81が係止して一端部42が時計回りに付勢される付勢力が蓄積される。回転制限片3の係止凹部33と係止部材8の鍔部81との係止が解除されると、この蓄積された付勢力によって、一端部42が回転制限片3の係合部31を押すことになり、回動制限片3及び回動制限片3と連動する掛止部材2を回動して、図3から図5における施錠状態となる。コイルばね4のコイル部41は保護部材5の外側に位置するため、位置ずれして当接するとすれば回転制限片3の立設片32ではなく保護部材5の外周となる。
保護部材5は、コイルばね4のコイル部41の内側に位置し、枢軸21に嵌合され、回転制限片3に立設された立設片32を覆設する部材である。保護部材5は、略角形の筒形状を有しており、枢軸21を嵌合するために挿通する保護部材挿通孔51と、対向する側面に立設片32を覆う窪み部52を有している。保護部材5により、コイルばね4のコイル部41の内側が、回転制限片3に立設された立設片32、特に立設片32が立ち上がっている側面と直接接触せず、長期間使用してもそのコイルばね4を摩耗させないようにすることができるために、かばん錠の寿命を延ばすことができる。さらに、回転制限片3やコイルばね4などを蓋部材6などで覆うときに、蓋部材6などの材料と回動制限片3との間で保護部材5が干渉し物理的な閊えとなるので、コイルばね4が枢軸21の挿通方向である上下方向に蓋部材6などの材料で押圧されることを防ぎ、コイルばね4の円滑な動作を確保することもできる。本実施形態において、保護部材5は、内形が四角形状で外形が少し外側に膨らんだ四角形状の略角筒形状を有しているが、他の実施形態において外形を他の多角形状、略円形などの曲面を有する形状とすることができる。
そして、保護部材5は、コイルばね4よりも柔らかい材質であることが好ましい。保護部材5は、角張った部分がなければコイルばね4のコイル部41の内側を削ったりして摩耗させることはないが、コイルばね4よりも柔らかい材質であると、コイル部41と接触していても摩耗するのは保護部材5の方なので、かばん錠の寿命を延ばすことができる。具体的に、コイルばね4の材質が硬鋼線やステンレス鋼線などの金属であるときには、保護部材5の材質としては、硬度や耐久性などの特性から、ポリアセタール、ナイロン6,6、ナイロン6、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、アクリル樹脂、ABS樹脂、ポリエチレンテレフタレート、シリコーン樹脂などの合成樹脂である好ましい。
蓋部材6は、錠体1の中央部1aに収納される掛止部材2の枢軸21、回転制限片3、コイルばね4、保護部材5、磁性体Mなどを覆って錠体1に固設される部材である。蓋部材6には、掛止部材2の枢軸21の先端部21Aを挿通する蓋部材第一挿通孔61、係止部材8の一端を挿通する蓋部材第一挿通孔62が穿設されており、先端部21Aを蓋部材挿通孔61、円環部材7に挿通した後に先端部21Aをかしめることにより蓋部材6は錠体1に固設される。また、蓋部材6の一側面から外側に向けて張り出した張出部63が設けられており、これら張出部63が磁性体Mを錠体1との間で保持する。
円環部材7は、リング状の部材であり、掛止部材2の枢軸21の先端部21Aに段差部211と当接するまで挿通して、先端部21Aをかしめることにより、錠体1と蓋部材6を固着することができる。
係止部材8は、回転制限片3と当接可能であり、コイルばね4に付勢力が蓄積されているときに回転制限片3と当接して回転制限片3が回動することを制限する部材である。係止部材8は、錠体1の第二挿通孔12に挿通し棒状の第一軸部81と、弾性部材9を挿通する第二軸部82と、第一軸部81と第二軸部82との間に円板状の鍔部83を有している。鍔部83は、解錠状態のときに回転制限片3の係止凹部33と係止して回動制限片3が回動することを制限している。そして、掛止板Pが第一軸部81を押し込むと、鍔部83と係止凹部33との係止が解除され、回転制限片3及び掛止部材2が回動して掛止部材2から掛止板Pを外すことができない施錠状態となる。弾性部材9は、つる巻状のバネ部材であり、一端が蓋部材6に当接し他端が係止部材8と当接して、係止部材8を錠体1に押し当てるように付勢力が働いている。
磁性体Mは、常磁性を示す部材であり、錠体1の中央部1aに収納され、蓋部材6の張出部63に押さえられて保持される。磁性体Mの磁力により、掛止部材2が錠体1に引き寄せられ、掛止部材2が錠体1の中央部1aに当接し、解錠状態であってもカブセCからかばん本体Bから開かないようにすることができる。具体的には、磁性体Mとして、フェライト磁石、アルニコ磁石、ネオジム磁石などの永久磁石であることが好ましい。
次に、本発明のかばん錠の動作について説明する。
図1に示すように、掛止部材2の頭部22が掛止板Pの嵌合孔P1と交差しており、かばん本体Bに対してカブセCが開かない施錠状態となっている。この状態において、図3から図5に示すように、コイルばね4には付勢力は蓄積されておらず、係止部材8の鍔部83と回転制限片3の係止凹部33は係止していない状態である。
この施錠状態から、掛止部材2の頭部22を時計回りに回動させると、掛止部材2に固着されている回動制限片3の係合部31がコイルばね4の一端部41と係合しながらコイルばね4の付勢力に抗って一端部41を移動させ、掛止部材2の頭部22が、回動制限片3の規制片34が規制部14に当接する約90度の角度だけ回動したときに、図6及び図7に示すように、係止部材8の鍔部83と回転制限片3の係止凹部33が係止することにより、回動制限片3はコイルばね4の付勢力を蓄積した状態で回動しなくなる。このとき、掛止部材2の頭部22が掛止板Pの嵌合孔P1とから掛止板Pを外すことができる解錠状態となる。
そして、解錠状態から、掛止板Pを押して係止部材8の第一軸部81を錠体1側へ押し込むことにより、係止部材8の鍔部83が蓋部材6側に動くため、回転制限片3の係止凹部33との係止が解除され、回転制限片3及び掛止部材2がコイルばね4の蓄積された付勢力によって約90度の角度だけ反対回りに回動する。こうして、図1に示すように、再び掛止部材2の頭部22が掛止板Pの嵌合孔P1と交差して施錠状態となり、図3から図5に示すように、コイルばね4には付勢力は蓄積されておらず、係止部材8の鍔部83と回転制限片3の係止凹部33は係止していない状態に戻ることとなる。
1・・・錠体
1a・・・中央部
1b・・・袖部
11・・・第一挿通孔
12・・・第二挿通孔
13・・・係止突体
14・・・規制部
2・・・掛止部材
21・・・枢軸
21A・・・先端部
211・・・段差部
22・・・頭部
3・・・回転制限片
31・・・係合部
32・・・立設片
33・・・係止凹部
34・・・規制片
35・・・貫通孔
4・・・コイルばね
41・・・コイル部
42・・・一端部
43・・・他端部
5・・・保護部材
51・・・保護部材挿通孔
52・・・窪み部
6・・・蓋部材
61・・・蓋部材第一挿通孔
62・・・蓋部材第二挿通孔
63・・・張出部
7・・・円環部材
8・・・係止部材
81・・・第一軸部
82・・・第二軸部
83・・・鍔部
9・・・弾性部材
B・・・かばん本体
C・・・カブセ
P・・・掛止板
P1・・・嵌合孔
M・・・磁性体

Claims (4)

  1. かばん本体(B)に固定する錠体(1)と、
    カブセ(C)に取り付けられる掛止板(P)に穿設された嵌合孔(P1)に挿通し、前記錠体(1)に回動可能に枢支された掛止部材(2)と、
    前記掛止部材(2)の枢軸(21)に挿嵌され、前記掛止部材(2)の回動角度を制限する回転制限片(3)と、
    少なくとも一端が前記回転制限片(3)の係合部(31)に係合可能であり、螺旋状のコイル部(41)が前記枢軸(21)に挿通されたコイルばね(4)と、
    前記コイルばね(4)のコイル部(41)の内側に位置し、前記枢軸(21)に嵌合され、前記回転制限片(3)に立設された立設片(32)を覆設する保護部材(5)を備えることを特徴とするかばん錠。
  2. 前記保護部材(5)が、前記コイルばね(4)より柔らかい材質から成ることを特徴とする請求項1に記載のかばん錠。
  3. 前記保護部材(5)が、合成樹脂から成ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のかばん錠。
  4. 前記枢軸(21)の先端部(21A)において、前記回転制限片(3)及び前記コイルばね(4)を覆う蓋部材(6)を押止する円環部材(7)又は前記蓋部材(6)と当接する段差部(211)を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のかばん錠。
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