本発明の実施例は、既存の問題を解決し、端末の電力消費を低減するための、端末とネットワークデバイスとの間の相互作用のための方法及び端末を開示する。
第1の態様によれば、本発明の実施例は、端末とネットワークデバイスとの間の相互作用のための方法を提供し、この方法は、
端末により、第1のハートビートをネットワークデバイスに送信するステップと、
端末により、ネットワークデバイスにより返信された第1のハートビート応答を受信するステップであり、第1のハートビート応答は、第1のハートビートに対応する応答であるステップと、
端末のスクリーンがオフ状態にある場合、且つオフ状態の持続時間がT1より大きくない場合、端末とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放し、或いはオフ状態の持続時間がT1より大きく且つT2より大きくなく、T2>T1>0である場合、端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止し、或いはオフ状態の持続時間がT2より大きい場合、端末のデータサービスを無効にするステップと、
端末が第2のハートビートをネットワークデバイスに送信する前に、端末により、以下のステップ、すなわち、
端末とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースが解放されている場合、ネットワークリンクリソースを回復するステップ、又は
端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止されている場合、端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを許可するステップ、又は
端末のデータサービスが無効にされている場合、端末のデータサービスを有効にするステップ
を実行するステップと、
端末により、第2のハートビートをネットワークデバイスに送信するステップと、
端末により、ネットワークデバイスにより返信された第2のハートビート応答を受信するステップであり、第2のハートビート応答は、第2のハートビートに対応する応答であるステップと
を含む。
第1の態様を参照して、第1の態様の第1の実現方式では、N個のアプリケーションプログラムが端末上で実行し、Nは整数であり、Nは1より大きく、第1のハートビートは、N個のアプリケーションプログラムのそれぞれによりN個のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応するアプリケーションサーバに送信されるハートビートを含む。
第1の態様の第1の実現方式を参照して、第1の態様の第2の実現方式では、N個のアプリケーションプログラムは、端末内のネットワークエージェントを使用することにより、ハートビートをネットワークデバイスに送信する。
第1の態様の第1又は第2の実現方式を参照して、第1の態様の第3の実現方式では、ネットワークデバイスは、端末に対応する端末機器ベンダのネットワークサーバを含み、第1のハートビートは、ネットワークサーバに送信され、ネットワークサーバは、第1のハートビートをN個のアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションサーバに転送するように構成される。
第2の態様によれば、本発明の実施例は、端末とネットワークデバイスとの間の相互作用のための方法を提供し、この方法は、
端末により、第1のハートビートをネットワークデバイスに送信するステップと、
端末により、ネットワークデバイスにより返信された第1のハートビート応答を受信するステップであり、第1のハートビート応答は、第1のハートビートに対応する応答であるステップと、
端末のスクリーンがオフ状態にある場合、端末とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放するステップと、
端末が第2のハートビートをネットワークデバイスに送信する前に、端末により、ネットワークリンクリソースを回復するステップと、
端末により、第2のハートビートをネットワークデバイスに送信するステップと、
端末により、ネットワークデバイスにより返信された第2のハートビート応答を受信するステップであり、第2のハートビート応答は、第2のハートビートに対応する応答であるステップと
を含む。
第2の態様を参照して、第2の態様の第1の実現方式では、N個のアプリケーションプログラムが端末上で実行し、Nは整数であり、Nは1より大きく、第1のハートビートは、N個のアプリケーションプログラムのそれぞれによりN個のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応するアプリケーションサーバに送信されるハートビートを含む。
第2の態様の第1の実現方式を参照して、第2の態様の第2の実現方式では、N個のアプリケーションプログラムは、端末内のネットワークエージェントを使用することにより、ハートビートをネットワークデバイスに送信する。
第2の態様の第1又は第2の実現方式を参照して、第2の態様の第3の実現方式では、ネットワークデバイスは、端末に対応する端末機器ベンダのネットワークサーバを含み、第1のハートビートは、ネットワークサーバに送信され、ネットワークサーバは、第1のハートビートをN個のアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションサーバに転送するように構成される。
第3の態様によれば、本発明の実施例は、端末とネットワークデバイスとの間の相互作用のための方法を提供し、この方法は、
端末により、第1のハートビートをネットワークデバイスに送信するステップと、
端末により、ネットワークデバイスにより返信された第1のハートビート応答を受信するステップであり、第1のハートビート応答は、第1のハートビートに対応する応答であるステップと、
端末のスクリーンがオフ状態にある場合、端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止するステップと、
端末が第2のハートビートをネットワークデバイスに送信する前に、端末により、端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを許可するステップと、
端末により、第2のハートビートをネットワークデバイスに送信するステップと、
端末により、ネットワークデバイスにより返信された第2のハートビート応答を受信するステップであり、第2のハートビート応答は、第2のハートビートに対応する応答であるステップと
を含む。
第3の態様を参照して、第3の態様の第1の実現方式では、N個のアプリケーションプログラムが端末上で実行し、Nは整数であり、Nは1より大きく、第1のハートビートは、N個のアプリケーションプログラムのそれぞれによりN個のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応するアプリケーションサーバに送信されるハートビートを含む。
第3の態様の第1の実現方式を参照して、第3の態様の第2の実現方式では、N個のアプリケーションプログラムは、端末内のネットワークエージェントを使用することにより、ハートビートをネットワークデバイスに送信する。
第3の態様の第1又は第2の実現方式を参照して、第3の態様の第3の実現方式では、ネットワークデバイスは、端末に対応する端末機器ベンダのネットワークサーバを含み、第1のハートビートは、ネットワークサーバに送信され、ネットワークサーバは、第1のハートビートをN個のアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションサーバに転送するように構成される。
第4の態様によれば、本発明の実施例は、端末とネットワークデバイスとの間の相互作用のための方法を提供し、この方法は、
端末により、第1のハートビートをネットワークデバイスに送信するステップと、
端末により、ネットワークデバイスにより返信された第1のハートビート応答を受信するステップであり、第1のハートビート応答は、第1のハートビートに対応する応答であるステップと、
端末のスクリーンがオフ状態にある場合、端末のデータサービスを無効にするステップと、
端末が第2のハートビートをネットワークデバイスに送信する前に、端末により、端末のデータサービスを有効にするステップと、
端末により、第2のハートビートをネットワークデバイスに送信するステップと、
端末により、ネットワークデバイスにより返信された第2のハートビート応答を受信するステップであり、第2のハートビート応答は、第2のハートビートに対応する応答であるステップと
を含む。
第4の態様を参照して、第4の態様の第1の実現方式では、N個のアプリケーションプログラムが端末上で実行し、Nは整数であり、Nは1より大きく、第1のハートビートは、N個のアプリケーションプログラムのそれぞれによりN個のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応するアプリケーションサーバに送信されるハートビートを含む。
第4の態様の第1の実現方式を参照して、第4の態様の第2の実現方式では、N個のアプリケーションプログラムは、端末内のネットワークエージェントを使用することにより、ハートビートをネットワークデバイスに送信する。
第4の態様の第1又は第2の実現方式を参照して、第4の態様の第3の実現方式では、ネットワークデバイスは、端末に対応する端末機器ベンダのネットワークサーバを含み、第1のハートビートは、ネットワークサーバに送信され、ネットワークサーバは、第1のハートビートをN個のアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションサーバに転送するように構成される。
第5の態様によれば、本発明の実施例は、ネットワークデバイスと相互作用する端末を提供し、この端末は、
第1のハートビートをネットワークデバイスに送信するように構成された送信モジュールと、
ネットワークデバイスにより返信された第1のハートビート応答を受信するように構成された受信モジュールであり、第1のハートビート応答は、第1のハートビートに対応する応答である受信モジュールと、
受信モジュールが第1のハートビート応答を受信した後に、端末のスクリーンがオフ状態にある場合、且つオフ状態の持続時間がT1より大きくない場合、端末とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放し、或いはオフ状態の持続時間がT1より大きく且つT2より大きくなく、T2>T1>0である場合、端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止し、或いはオフ状態の持続時間がT2より大きい場合、端末のデータサービスを無効にするように構成された処理モジュールと
を含み、
送信モジュールが第2のハートビートをネットワークデバイスに送信する前に、処理モジュールは、以下のこと、すなわち、
端末とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースが解放されている場合、ネットワークリンクリソースを回復すること、又は
端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止されている場合、端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを許可すること、又は
端末のデータサービスが無効にされている場合、端末のデータサービスを有効にすること
を実行するように更に構成され、
送信モジュールは、第2のハートビートをネットワークデバイスに送信するように更に構成され、
受信モジュールは、ネットワークデバイスにより返信された第2のハートビート応答を受信するように更に構成され、第2のハートビート応答は、第2のハートビートに対応する応答である。
第5の態様を参照して、第5の態様の第1の実現方式では、N個のアプリケーションプログラムが処理モジュール上で実行し、Nは整数であり、Nは1より大きく、第1のハートビートは、N個のアプリケーションプログラムのそれぞれによりN個のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応するアプリケーションサーバに送信されるハートビートを含む。
第5の態様の第1の実現方式を参照して、第5の態様の第2の実現方式では、N個のアプリケーションプログラムは、端末内のネットワークエージェントを使用することにより、ハートビートをネットワークデバイスに送信する。
第5の態様の第1又は第2の実現方式を参照して、第5の態様の第3の実現方式では、ネットワークデバイスは、端末に対応する端末機器ベンダのネットワークサーバを含み、第1のハートビートは、ネットワークサーバに送信され、ネットワークサーバは、第1のハートビートをN個のアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションサーバに転送するように構成される。
第6の態様によれば、本発明の実施例は、ネットワークデバイスと相互作用する端末を提供し、この端末は、
第1のハートビートをネットワークデバイスに送信するように構成された送信モジュールと、
ネットワークデバイスにより返信された第1のハートビート応答を受信するように構成された受信モジュールであり、第1のハートビート応答は、第1のハートビートに対応する応答である受信モジュールと、
受信モジュールが第1のハートビート応答を受信した後に、端末のスクリーンがオフ状態にある場合、端末とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放するように構成された処理モジュールと
を含み、
送信モジュールが第2のハートビートをネットワークデバイスに送信する前に、処理モジュールは、ネットワークリンクリソースを回復するように更に構成され、
送信モジュールは、第2のハートビートをネットワークデバイスに送信するように更に構成され、
受信モジュールは、ネットワークデバイスにより返信された第2のハートビート応答を受信するように更に構成され、第2のハートビート応答は、第2のハートビートに対応する応答である。
第6の態様を参照して、第6の態様の第1の実現方式では、N個のアプリケーションプログラムが処理モジュール上で実行し、Nは整数であり、Nは1より大きく、第1のハートビートは、N個のアプリケーションプログラムのそれぞれによりN個のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応するアプリケーションサーバに送信されるハートビートを含む。
第6の態様の第1の実現方式を参照して、第6の態様の第2の実現方式では、N個のアプリケーションプログラムは、端末内のネットワークエージェントを使用することにより、ハートビートをネットワークデバイスに送信する。
第6の態様の第1又は第2の実現方式を参照して、第6の態様の第3の実現方式では、ネットワークデバイスは、端末に対応する端末機器ベンダのネットワークサーバを含み、第1のハートビートは、ネットワークサーバに送信され、ネットワークサーバは、第1のハートビートをN個のアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションサーバに転送するように構成される。
第7の態様によれば、本発明の実施例は、ネットワークデバイスと相互作用する端末を提供し、この端末は、
第1のハートビートをネットワークデバイスに送信するように構成された送信モジュールと、
ネットワークデバイスにより返信された第1のハートビート応答を受信するように構成された受信モジュールであり、第1のハートビート応答は、第1のハートビートに対応する応答である受信モジュールと、
受信モジュールが第1のハートビート応答を受信した後に、端末のスクリーンがオフ状態にある場合、端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止するように構成された処理モジュールと
を含み、
送信モジュールが第2のハートビートをネットワークデバイスに送信する前に、処理モジュールは、端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを許可するように更に構成され、
送信モジュールは、第2のハートビートをネットワークデバイスに送信するように更に構成され、
受信モジュールは、ネットワークデバイスにより返信された第2のハートビート応答を受信するように更に構成され、第2のハートビート応答は、第2のハートビートに対応する応答である。
第7の態様を参照して、第7の態様の第1の実現方式では、N個のアプリケーションプログラムが処理モジュール上で実行し、Nは整数であり、Nは1より大きく、第1のハートビートは、N個のアプリケーションプログラムのそれぞれによりN個のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応するアプリケーションサーバに送信されるハートビートを含む。
第7の態様の第1の実現方式を参照して、第7の態様の第2の実現方式では、N個のアプリケーションプログラムは、端末内のネットワークエージェントを使用することにより、ハートビートをネットワークデバイスに送信する。
第7の態様の第1又は第2の実現方式を参照して、第7の態様の第3の実現方式では、ネットワークデバイスは、端末に対応する端末機器ベンダのネットワークサーバを含み、第1のハートビートは、ネットワークサーバに送信され、ネットワークサーバは、第1のハートビートをN個のアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションサーバに転送するように構成される。
第8の態様によれば、本発明の実施例は、ネットワークデバイスと相互作用する端末を提供し、この端末は、
第1のハートビートをネットワークデバイスに送信するように構成された送信モジュールと、
ネットワークデバイスにより返信された第1のハートビート応答を受信するように構成された受信モジュールであり、第1のハートビート応答は、第1のハートビートに対応する応答である受信モジュールと、
受信モジュールが第1のハートビート応答を受信した後に、端末のスクリーンがオフ状態にある場合、端末のデータサービスを無効にするように構成された処理モジュールと
を含み、
送信モジュールが第2のハートビートをネットワークデバイスに送信する前に、処理モジュールは、端末のデータサービスを有効にするように更に構成され、
送信モジュールは、第2のハートビートをネットワークデバイスに送信するように更に構成され、
受信モジュールは、ネットワークデバイスにより返信された第2のハートビート応答を受信するように更に構成され、第2のハートビート応答は、第2のハートビートに対応する応答である。
第8の態様を参照して、第8の態様の第1の実現方式では、N個のアプリケーションプログラムが処理モジュール上で実行し、Nは整数であり、Nは1より大きく、第1のハートビートは、N個のアプリケーションプログラムのそれぞれによりN個のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応するアプリケーションサーバに送信されるハートビートを含む。
第8の態様の第1の実現方式を参照して、第8の態様の第2の実現方式では、N個のアプリケーションプログラムは、端末内のネットワークエージェントを使用することにより、ハートビートをネットワークデバイスに送信する。
第8の態様の第1又は第2の実現方式を参照して、第8の態様の第3の実現方式では、ネットワークデバイスは、端末に対応する端末機器ベンダのネットワークサーバを含み、第1のハートビートは、ネットワークサーバに送信され、ネットワークサーバは、第1のハートビートをN個のアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションサーバに転送するように構成される。
第9の態様によれば、本発明の実施例は、端末を提供し、この端末は、
端末とネットワークデバイスとの間で交換されるデータを送信及び受信するように構成されたトランシーバと、
1つ以上のプロセッサと、
メモリと、
複数のアプリケーションプログラムと、
1つ以上のプログラムと
を含み、
1つ以上のプログラムは、メモリに記憶され、1つ以上のプロセッサにより実行されるように構成され、1つ以上のプログラムは命令を含み、命令は、
端末により、第1のハートビートをネットワークデバイスに送信し、
端末により、ネットワークデバイスにより返信された第1のハートビート応答を受信し、第1のハートビート応答は、第1のハートビートに対応する応答であり、
端末のスクリーンがオフ状態にある場合、且つオフ状態の持続時間がT1より大きくない場合、端末とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放し、或いはオフ状態の持続時間がT1より大きく且つT2より大きくなく、T2>T1>0である場合、端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止し、或いはオフ状態の持続時間がT2より大きい場合、端末のデータサービスを無効にし、
端末が第2のハートビートをネットワークデバイスに送信する前に、端末により、以下のこと、すなわち、
端末とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースが解放されている場合、ネットワークリンクリソースを回復すること、又は
端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止されている場合、端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを許可すること、又は
端末のデータサービスが無効にされている場合、端末のデータサービスを有効にすること
を実行し、
端末により、第2のハートビートをネットワークデバイスに送信し、
端末により、ネットワークデバイスにより返信された第2のハートビート応答を受信し、第2のハートビート応答は、第2のハートビートに対応する応答である、ために使用される。
第9の態様を参照して、第9の態様の第1の実現方式では、N個のアプリケーションプログラムがプロセッサ上で実行し、Nは整数であり、Nは1より大きく、第1のハートビートは、N個のアプリケーションプログラムのそれぞれによりN個のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応するアプリケーションサーバに送信されるハートビートを含む。
第9の態様の第1の実現方式を参照して、第9の態様の第2の実現方式では、N個のアプリケーションプログラムは、端末内のネットワークエージェントを使用することにより、ハートビートをネットワークデバイスに送信する。
第9の態様の第1又は第2の実現方式を参照して、第9の態様の第3の実現方式では、ネットワークデバイスは、端末に対応する端末機器ベンダのネットワークサーバを含み、第1のハートビートは、ネットワークサーバに送信され、ネットワークサーバは、第1のハートビートをN個のアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションサーバに転送するように構成される。
第10の態様によれば、本発明の実施例は、端末を提供し、この端末は、
端末とネットワークデバイスとの間で交換されるデータを送信及び受信するように構成されたトランシーバと、
1つ以上のプロセッサと、
メモリと、
複数のアプリケーションプログラムと、
1つ以上のプログラムと
を含み、
1つ以上のプログラムは、メモリに記憶され、1つ以上のプロセッサにより実行されるように構成され、1つ以上のプログラムは命令を含み、命令は、
端末により、第1のハートビートをネットワークデバイスに送信し、
端末により、ネットワークデバイスにより返信された第1のハートビート応答を受信し、第1のハートビート応答は、第1のハートビートに対応する応答であり、
端末のスクリーンがオフ状態にある場合、端末とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放し、
端末が第2のハートビートをネットワークデバイスに送信する前に、端末により、ネットワークリンクリソースを回復し、
端末により、ネットワークデバイスにより返信された第2のハートビート応答を受信し、第2のハートビート応答は、第2のハートビートに対応する応答である、ために使用される。
第10の態様を参照して、第10の態様の第1の実現方式では、N個のアプリケーションプログラムがプロセッサ上で実行し、Nは整数であり、Nは1より大きく、第1のハートビートは、N個のアプリケーションプログラムのそれぞれによりN個のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応するアプリケーションサーバに送信されるハートビートを含む。
第10の態様の第1の実現方式を参照して、第10の態様の第2の実現方式では、N個のアプリケーションプログラムは、端末内のネットワークエージェントを使用することにより、ハートビートをネットワークデバイスに送信する。
第10の態様の第1又は第2の実現方式を参照して、第10の態様の第3の実現方式では、ネットワークデバイスは、端末に対応する端末機器ベンダのネットワークサーバを含み、第1のハートビートは、ネットワークサーバに送信され、ネットワークサーバは、第1のハートビートをN個のアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションサーバに転送するように構成される。
第11の態様によれば、本発明の実施例は、端末を提供し、この端末は、
端末とネットワークデバイスとの間で交換されるデータを送信及び受信するように構成されたトランシーバと、
1つ以上のプロセッサと、
メモリと、
複数のアプリケーションプログラムと、
1つ以上のプログラムと
を含み、
1つ以上のプログラムは、メモリに記憶され、1つ以上のプロセッサにより実行されるように構成され、1つ以上のプログラムは命令を含み、命令は、
端末により、第1のハートビートをネットワークデバイスに送信し、
端末により、ネットワークデバイスにより返信された第1のハートビート応答を受信し、第1のハートビート応答は、第1のハートビートに対応する応答であり、
端末のスクリーンがオフ状態にある場合、端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止し、
端末が第2のハートビートをネットワークデバイスに送信する前に、端末により、端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを許可し、
端末により、ネットワークデバイスにより返信された第2のハートビート応答を受信し、第2のハートビート応答は、第2のハートビートに対応する応答である、ために使用される。
第11の態様を参照して、第11の態様の第1の実現方式では、N個のアプリケーションプログラムがプロセッサ上で実行し、Nは整数であり、Nは1より大きく、第1のハートビートは、N個のアプリケーションプログラムのそれぞれによりN個のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応するアプリケーションサーバに送信されるハートビートを含む。
第11の態様の第1の実現方式を参照して、第11の態様の第2の実現方式では、N個のアプリケーションプログラムは、端末内のネットワークエージェントを使用することにより、ハートビートをネットワークデバイスに送信する。
第11の態様の第1又は第2の実現方式を参照して、第11の態様の第3の実現方式では、ネットワークデバイスは、端末に対応する端末機器ベンダのネットワークサーバを含み、第1のハートビートは、ネットワークサーバに送信され、ネットワークサーバは、第1のハートビートをN個のアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションサーバに転送するように構成される。
第12の態様によれば、本発明の実施例は、端末を提供し、この端末は、
端末とネットワークデバイスとの間で交換されるデータを送信及び受信するように構成されたトランシーバと、
1つ以上のプロセッサと、
メモリと、
複数のアプリケーションプログラムと、
1つ以上のプログラムと
を含み、
1つ以上のプログラムは、メモリに記憶され、1つ以上のプロセッサにより実行されるように構成され、1つ以上のプログラムは命令を含み、命令は、
端末により、第1のハートビートをネットワークデバイスに送信し、
端末により、ネットワークデバイスにより返信された第1のハートビート応答を受信し、第1のハートビート応答は、第1のハートビートに対応する応答であり、
端末のスクリーンがオフ状態にある場合、端末のデータサービスを無効にし、
端末が第2のハートビートをネットワークデバイスに送信する前に、端末により、端末のデータサービスを有効にし、
端末により、第2のハートビートをネットワークデバイスに送信し、
端末により、ネットワークデバイスにより返信された第2のハートビート応答を受信し、第2のハートビート応答は、第2のハートビートに対応する応答である、ために使用される。
第12の態様を参照して、第12の態様の第1の実現方式では、N個のアプリケーションプログラムがプロセッサ上で実行し、Nは整数であり、Nは1より大きく、第1のハートビートは、N個のアプリケーションプログラムのそれぞれによりN個のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応するアプリケーションサーバに送信されるハートビートを含む。
第12の態様の第1の実現方式を参照して、第12の態様の第2の実現方式では、N個のアプリケーションプログラムは、端末内のネットワークエージェントを使用することにより、ハートビートをネットワークデバイスに送信する。
第12の態様の第1又は第2の実現方式を参照して、第12の態様の第3の実現方式では、ネットワークデバイスは、端末に対応する端末機器ベンダのネットワークサーバを含み、第1のハートビートは、ネットワークサーバに送信され、ネットワークサーバは、第1のハートビートをN個のアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションサーバに転送するように構成される。
第13の態様によれば、本発明の実施例は、端末とネットワークデバイスとの間の相互作用のための方法を提供し、この方法は、
端末により、端末のスクリーンの状態を取得するステップと、
端末のスクリーンがオフ状態にある場合、且つオフ状態の持続時間がT1より大きくない場合、端末とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放し、或いはオフ状態の持続時間がT1より大きく且つT2より大きくなく、T2>T1>0である場合、端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止し、或いはオフ状態の持続時間がT2より大きい場合、端末のデータサービスを無効にするステップと
を含む。
第14の態様によれば、本発明の実施例は、ネットワークデバイスと相互作用する端末を提供し、この端末は、
端末のスクリーンの状態を取得するように構成された処理モジュールを含み、
処理モジュールは、端末のスクリーンがオフ状態にある場合、且つオフ状態の持続時間がT1より大きくない場合、端末とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放し、或いはオフ状態の持続時間がT1より大きく且つT2より大きくなく、T2>T1>0である場合、端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止し、或いはオフ状態の持続時間がT2より大きい場合、端末のデータサービスを無効にするように更に構成される。
第15の態様によれば、本発明の実施例は、端末を提供し、この端末は、
端末とネットワークデバイスとの間で交換されるデータを送信及び受信するように構成されたトランシーバと、
1つ以上のプロセッサと、
メモリと、
複数のアプリケーションプログラムと、
1つ以上のプログラムと
を含み、
1つ以上のプログラムは、メモリに記憶され、1つ以上のプロセッサにより実行されるように構成され、1つ以上のプログラムは命令を含み、命令は、
端末により、第1のハートビートをネットワークデバイスに送信し、
端末により、ネットワークデバイスにより返信された第1のハートビート応答を受信し、第1のハートビート応答は、第1のハートビートに対応する応答であり、
端末のスクリーンがオフ状態にある場合、端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止し、
端末が第2のハートビートをネットワークデバイスに送信する前に、端末により、端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを許可し、
端末により、ネットワークデバイスにより返信された第2のハートビート応答を受信し、第2のハートビート応答は、第2のハートビートに対応する応答である、ために使用される。
本発明の実施例において提供される解決策では、端末がハートビート応答を受信した後に、スクリーンがオフ状態にあり、任意選択で、オフ状態が予め設定された期間続くときに、端末は、端末とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放し、及び/又は端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止し、及び/又は端末のデータサービスを無効にし、ハートビートを再び送信する前に、ネットワーク接続の状態を通常の接続状態に回復してもよい。このように、スクリーンが2つのハートビートの間にオフであり、任意選択で、オフ状態が予め設定された期間続く場合、アプリケーションプログラムとネットワークデバイスとの間のデータ交換は中断され、これにより、端末とアプリケーションプログラムが属するアプリケーションサーバとの双方がオンラインであり、ユーザが認識していないときに、端末の電力消費は有効に低減されることができる。
本発明の目的、技術的解決策及び利点をより明確にするために、以下に、添付図面を参照して本発明の実施例について詳細に更に説明する。本発明を理解するために、以下の説明は、多くの具体的な詳細に言及する。しかし、当業者は、本発明がこれらの具体的な詳細なしに実現され得ることを理解すべきである。他の実施例では、周知の方法、処理、コンポーネント及び回路は、実施例があいまいになることを妨げるために詳細には説明されない。明らかに、説明する実施例は、本発明の実施例の全てではなく、一部である。創造的取り組みなしに本発明の実施例に基づいて当業者により取得される全ての他の実施例は、本発明の保護範囲内に入るものとする。
本発明の実施例において使用される用語は、単に具体的な実施例を例示する目的のためのものであり、本発明を限定することを意図するものではない。本発明の実施例及び添付の特許請求の範囲において使用される単数形の用語「1つ」、「前記」及び「当該」はまた、文脈内に明確に特に指定されていない限り、複数形を含むことを意図する。また、ここで使用される「及び/又は」という用語は、1つ以上の関連する列挙された項目のいずれか又は全ての可能な組み合わせを示し且つ含むことが理解されるべきである。明細書において使用される「含む」という用語は、他の特徴、整数、ステップ、操作、コンポーネント、要素及びこれらの組み合わせの存在又は付加が除外されることなく、特徴、整数、ステップ、操作、要素及び/又はコンポーネントの存在を指定することが更に理解されるべきである。
本発明の実施例に関与する端末は、移動電話、タブレットコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、略称PDA)、販売時点端末(Point of Sales、略称POS)又は車載コンピュータのような端末デバイスでもよい。これは、本発明の実施例において具体的には限定されない。一例では、端末は、移動電話である。図1は、本発明の実施例による端末に関する移動電話100の部分構成のブロック図を示す。
図1を参照すると、移動電話100は、無線周波数(Radio Frequency、略称RF)回路110、メモリ120、入力ユニット130、表示ユニット140、センサ150、オーディオ回路170、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity、略称WiFi)モジュール180、プロセッサ160及び電源190のようなコンポーネントを含む。当業者は、図1に示す移動電話の構成が実現方式の例としてのみ使用され、移動電話に対する限定を構成せず、移動電話が図面に図示するものより多くのコンポーネント又は少ないコンポーネントを含んでもよく、或いはいくつかのコンポーネントが組み合わされてもよく、或いはコンポーネントが異なって配置されてもよいことを理解し得る。
移動電話100のコンポーネントについて、図1を参照して以下に具体的に説明する。
RF回路110は、情報受信及び送信処理又は呼処理において信号を受信及び送信するように構成されてもよい。特に、RF回路110は、基地局から下りリンク情報を受信し、次に、処理のために下りリンク情報をプロセッサ160に送信し、関係する上りリンクデータを基地局に送信する。一般的に、RF回路は、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、トランシーバ、カプラ、低雑音増幅器(Low Noise Amplifier、略称LNA)、デュプレクサ等を含むが、これらに限定されない。さらに、RF回路110は、無線通信を用いてネットワーク及び他のデバイスと更に通信してもよい。無線通信のためにいずれかの通信標準又はプロトコルが使用されてもよく、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(略称GSM)、汎用パケット無線サービス(略称GPRS)、符号分割多元アクセス(略称CDMA)、広帯域符号分割多元アクセス(略称WCDMA)等を含むが、これらに限定されない。
メモリ120は、ソフトウェアプログラム及びモジュールを記憶するように構成されてもよい。プロセッサ160は、移動電話100の様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実現するために、メモリ120に記憶されたソフトウェアプログラム及びモジュールを実行する。メモリ120は、プログラム記憶エリア及びデータ記憶エリアを主に含んでもよい。プログラム記憶エリアは、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能(音響再生機能及び画像表示機能等)等により要求されるアプリケーションプログラムを記憶してもよく、データ記憶エリアは、移動電話100の使用に従って生成されたデータ(オーディオデータ及び電話帳等)等を記憶してもよい。さらに、メモリ120は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、また、少なくとも1つの磁気ディスク記憶コンポーネント、フラッシュメモリコンポーネントのような不揮発性メモリ、又は他の揮発性ソリッドステート記憶コンポーネントを含んでもよい。図1におけるメモリ120は、移動電話100の全てのメモリを示してもよく、或いは移動電話100の第1のメモリを示してもよい。移動電話100は、第2のメモリ121を更に含んでもよく、或いは移動電話100は、図示しない他のメモリを更に含む。
入力ユニット130は、入力されたデジタル又は文字情報を受信し、移動電話100のユーザ設定及び機能制御に関するキー信号入力を生成するように構成されてもよい。具体的には、入力ユニット130は、タッチパネル131又は他の入力デバイス132を含んでもよい。タッチスクリーンとも呼ばれるタッチパネル131は、タッチパネル131上又はその近くのユーザのタッチ操作(指又はタッチペンのようないずれか適切な物又はアタッチメントを使用することによるタッチパネル131上又はその近くのユーザの操作等)を収集し、予め設定されたプログラムに従って対応する接続装置を駆動してもよい。任意選択で、タッチパネル131は、2つの部分、すなわち、タッチ検出装置及びタッチコントローラを含んでもよい。タッチ検出装置は、ユーザのタッチ方向を検出し、タッチ操作により生成された信号を検出し、信号をタッチコントローラに伝達する。タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、タッチ情報を接触座標に変換し、次に、接触座標をプロセッサ160に送信し、プロセッサ160により送信されたコマンドを受信して実行することができる。さらに、タッチパネル131は、抵抗性タイプ、容量性タイプ、赤外線タイプ又は面音波タイプのような複数のタイプで実現されてもよい。タッチパネル131に加えて、入力ユニット130は、他の入力デバイス132を含んでもよい。具体的には、他の入力デバイス132は、物理キーボード、機能キー(音量制御キー又はオン/オフキー等)、トラックボール、マウス又はジョイスティックのうち1つ以上を含んでもよいが、これらに限定されない。
表示ユニット140は、ユーザにより入力された情報又はユーザのために提供される情報と、移動電話100の様々なメニューとを表示するように構成されてもよい。表示ユニット140は、表示パネル141を含んでもよく、任意選択で、表示パネル141は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、略称LCD)、有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode、略称OLED)等を使用することにより構成されてもよい。さらに、タッチパネル131は、表示パネル141をカバーしてもよい。タッチパネル131上又はその近くのタッチ操作を検出した後に、タッチパネル131は、タッチイベントのタイプを決定するために、タッチ操作をプロセッサ160に伝達する。次に、プロセッサ160は、タッチイベントのタイプに従って、表示パネル141上に対応する視覚出力を提供する。図1では、タッチパネル131及び表示パネル141は、移動電話100の入力及び出力機能を実現するために2つの別々のコンポーネントとして使用されているが、いくつかの実施例では、タッチパネル131及び表示パネル141は、移動電話100の入力及び出力機能を実現するために統合されてもよい。
移動電話100は、光センサ、動きセンサ及び他のセンサのような少なくとも1つのセンサ150を更に含んでもよい。具体的には、光センサは、周辺光センサ及び近接センサを含んでもよい。周辺光センサは、周辺光の明るさに従って表示パネル141の輝度を調整してもよい。近接センサは、移動電話100が耳に動かされたときに、表示パネル141及び/又はバックライトをオフに切り替えてもよい。動きセンサの1つのタイプとして、加速度センサは、様々な方向(一般的には3軸)の加速度の大きさを検出することができ、静止しているときに重力の大きさ及び方向を検出することができ、移動電話のジェスチャ(例えば、横向きモードと縦向きモードとの間のスクリーンの切り替え、関係するゲーム、及び磁力計のジェスチャ較正)、バイブレーション認識に関する機能(歩数計及びノック等)等を認識するアプリケーションに適用されてもよい。ジャイロスコープ、気圧計、湿度計、温度計及び赤外線センサのような、移動電話100のために更に構成されてもよい他のセンサについては、詳細はここでは説明しない。
オーディオ回路170は、スピーカ及びマイクロフォンを含んでもよく、マイクロフォンは、ユーザと移動電話100との間のオーディオインタフェースを提供することができる。オーディオ回路170は、受信したオーディオデータを電気信号に変換し、電気信号をスピーカに伝送してもよい。スピーカは、出力のために電気信号を音響信号に変換する。他の側面では、マイクロフォンは、収集された音響信号を電気信号に変換する。オーディオ回路170は、電気信号を受信し、電気信号をオーディオデータに変換し、次に、処理のためにオーディオデータをプロセッサ160に出力する。次に、プロセッサ160は、RF回路110を使用することにより、オーディオデータを、例えば他の移動電話に送信するか、或いは更なる処理のためにオーディオデータをメモリ120に出力する。
WiFiは、短距離無線伝送技術である。移動電話100は、WiFiモジュール180を使用することにより、ユーザが電子メールを受信及び送信したり、ウェブページをブラウジングしたり、ストリーミングメディアにアクセスしたりすること等を支援してもよい。WiFiは、ユーザのための無線ブロードバンドインターネットアクセスを提供する。図14は、WiFiモジュール180を示しているが、WiFiモジュール180は、移動電話100の必要なコンポーネントではなく、WiFiモジュール180は、本出願の本質が変更されないという条件で、要件に従って省略されてもよいことが理解され得る。
プロセッサ160は、移動電話100の制御センタであり、様々なインタフェース及びラインを使用することにより、全体の移動電話の様々な部分に接続され、メモリ120に記憶されたソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを動作又は実行し、メモリ120に記憶されたデータを呼び出すことにより、移動電話100の様々な機能及びデータ処理を実行し、これにより、移動電話の全体監視を実行する。任意選択で、プロセッサ180は、1つ以上の処理ユニットを含んでもよい。任意選択で、アプリケーションプロセッサ(Application Processor、AP)及び通信プロセッサ(Communication Processor、CP)がプロセッサ160に統合されてもよい。アプリケーションプロセッサは、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース、アプリケーションプログラム等を主に処理する。通信プロセッサは、ベースアンドプロセッサ(Baseband Processor、BP)とも呼ばれることがあり、無線通信を主に処理し、例えば、アンテナを必要とする全ての無線周波数サービスを管理する役目をする。通信プロセッサは、プロセッサ160に統合されなくてもよいことが理解され得る。通信プロセッサは、modemモジュール、符号化及び復号化モジュール、スクランブリングモジュール、インターリーブモジュール等を含んでもよい。端末の異なる実際の要件に従って、通信プロセッサは、異なる機能モジュールを含んでもよい。例えば、異なる通信プロセッサチップが異なる端末のために使用される。
移動電話100は、電力をコンポーネントに供給するための電源190(バッテリ等)を更に含む。好ましくは、電源は、電源管理システムを使用することによりプロセッサ160に論理的に接続されてもよく、これにより、電源管理システムを使用することにより、充電、放電及び消費電力管理のような機能を実現する。
図面に示されていないが、移動電話100は、カメラ、ブルートゥースモジュール等を更に含んでもよく、詳細はここでは説明しない。
ハートビート機構
端末と、アプリケーションプログラムが属する対応するサーバとをオンラインに保持するために、アプリケーションプログラムは、特定の間隔でハートビートをアプリケーションサーバに送信する必要があり、ハートビートを受信した後に、アプリケーションサーバは、ハートビート応答をアプリケーションプログラムに返信する。ハートビートは、ハートビートフレーム又はハートビートパケットとも呼ばれることがある。
アプリケーションプログラムが指定の期間内にアプリケーションサーバにより返信されたハートビート応答を受信しない場合、アプリケーションプログラムは、ネットワークリンクが切断されたか、或いはアプリケーションサーバ内にエラーが発生したと考え、接続及びログインを再び実行する。アプリケーションサーバが指定の期間内にアプリケーションプログラムにより送信されたハートビートを受信しない場合、アプリケーションサーバは、サーバリソースを解放し、アプリケーションプログラムのオンライン状態を取り消す。
図2に示すように、Android 4.3システムにおいて、端末上で実行しているアプリケーションプログラムは、アプリケーションプログラムa1、a2及びa3を含む。アプリケーションプログラムa1、a2及びa3は、異なる間隔でハートビートをアプリケーションサーバに別々に送信する。端末上で実行している各アプリケーションプログラムは、アプリケーションプログラムをオンラインに保持するために、前述のハートビート送信方式の間隔でハートビートをアプリケーションサーバに送信する。各実行中のアプリケーションプログラムがハートビートを送信する毎に、端末は、モバイルネットワークのネットワークデバイスからデータ伝送接続を要求し、データ伝送接続を用いてアプリケーションサーバとハートビート及びハートビート応答を交換する必要がある。
しかし、端末がモバイルネットワークのネットワークデバイスへのデータ伝送接続を確立する毎に、端末は、モバイルネットワークの制御レイヤのシグナリングリソースを占有する必要がある。例えば、パケットドメインのネットワークアーキテクチャでは、端末は、モバイルネットワークのネットワークデバイスとのシグナリング相互作用を用いて一方側でパケットデータプロトコル(Packet Data Protocol、PDP)をアクティベートする必要があり、ネットワークデバイスは、IPアドレスを端末に割り当て、次に、端末は、データネットワークにおいてネットワーク通信ピアデバイスとデータ伝送を実行するために、IPアドレスを使用する。したがって、ハートビートメッセージの頻繁な伝送は、モバイルネットワークの制御レイヤの大量のシグナリングリソースを占有し、端末内の複数のアプリケーションプログラムがオンラインであるときに、この場合はより厳しくなり、これにより、他のサービスの通常の実行に影響を与え、モバイルネットワークのネットワークサービス品質を低減する。
Android 4.4システムは、Android 4.3システムを最適化することにより得られ、図2に示すように、端末上で実行しているアプリケーションのいくつかのハートビートに対する結合及びバッチ処理を実行する。端末は、実行中のアプリケーションプログラムa1、a2及びa3を含む。アプリケーションプログラムa1、a2及びa3は、異なる間隔でハートビートをアプリケーションサーバに別々に送信する。Android 4.4システムは、送信時間が互いに隣接して近いハートビートに対するバッチ処理を実行する。例えば、第1の部分において、端末がa1及びa2のハートビートを送信する時間が互いに隣接して近く、結合処理が2つのハートビートの送信に対して実行されてもよい。例えば、1つの時点が、ハートビートb1を送信するために、a1及びa2のハートビートの送信時間から選択される。ハートビートb1は、アプリケーションa1及びa2のハートビートを含む。ここでの2つのハートビートの送信に対する結合処理を実行することは、送信のためにa1及びa2のハートビートを結合することでもよく、或いは送信時点において連続してa1及びa2のハートビートを送信することでもよいことが理解され得る。言い換えると、ハートビートb1は、2つのハートビートでもよく、a1及びa2のハートビートの集合語であるか、或いはハートビートb1は、a1及びa2のハートビートが結合された1つのハートビートでもよい。a1及びa2のハートビートがハートビートb1に結合された場合、ネットワークデバイスは、a1及びa2のハートビートを対応するアプリケーションサーバに別々に転送する必要がある。第2の部分において、端末がa2及びa1のハートビートを送信する時間が互いに隣接して近く、結合処理が2つのハートビートの送信に対して実行されてもよい。1つの時点が、ハートビートb2を送信するために、a2及びa1のハートビートの送信時間から選択される。ハートビートb2は、アプリケーションa2及びa1のハートビートを含む。第3の部分において、端末がa2及びa3のハートビートを送信する時間が互いに隣接して近く、結合処理が2つのハートビートの送信に対して実行されてもよい。1つの時点が、ハートビートb3を送信するために、a2及びa3のハートビートの送信時間から選択されてもよい。ハートビートb3は、アプリケーションa2及びa3のハートビートを含む。残りは、類推によって推定できる。
Android 4.4システムは、実行中のハートビートに対するバッチ処理を実行するが、バッチ処理の後に、ハートビートが送信される間隔は依然として短く、活動は頻繁であることが認識され得る。その結果、端末の全体の電力消費は依然として大きい。
ハートビートを統一することは、ハートビートを1つの決定された間隔で同時に或いは連続して送信するために、端末上で実行している複数のアプリケーションを統一することを示す。統一されたハートビート間隔が到達したときに、端末は、ネットワークデバイスへのデータ伝送接続を確立し、確立されたデータ伝送接続を用いて、複数のアプリケーションプログラムに対応するハートビートを対応するアプリケーションサーバに送信する。端末の統一されたハートビート間隔は、端末上で現在実行しているアプリケーションプログラム及び対応するアプリケーションサーバをオンラインにするハートビート送信間隔である。ネットワーク接続がブロックされていないとき、端末が統一されたハートビート間隔で複数の実行中のアプリケーションプログラムのハートビートを送信し、アプリケーションサーバのハートビート応答を受信する場合、アプリケーションプログラム及び対応するアプリケーションサーバは、常にオンラインに留まり、新たな接続は、アプリケーションプログラムと対応するアプリケーションサーバとの間の相互作用のために確立される必要はない。統一されたハートビート間隔は、端末上で現在実行しているアプリケーションプログラムに関することが理解され得る。アプリケーションプログラムが有効にされている場合又はアプリケーションプログラムが無効にされている場合、統一されたハートビート間隔は変化してもよい。
Androidプラットフォームは、メッセージプッシュ又はネットワークデータ同期のように、プロセスがバックグラウンドで実行することを許可する。その結果、スクリーンがオフであり、端末がスタンバイ状態に入ったときに、ネットワークリソースは頻繁に占有され、スタンバイ電力消費は比較的大きい。主な理由は、スクリーンがオフになった後に、アプリケーションは、データサービスを使用することによりネットワークに依然としてアクセスしているからである。スクリーンがオフであるときに電力消費が比較的大きいという問題を解決するために、いくつかのベンダは、電力消費を低減するために、スクリーンが30分又は1時間を超えてオフであるときにデータサービスを直接無効にする。しかし、1時間又は30分より短い時間内に、スタンバイ消費電力は依然として大きい。大量のユーザの実測データの現在の分析によれば、通常の使用中に、各ユーザは、平均で10分より多くの間隔毎にスクリーンオン操作を実行する。したがって、30分又は1時間を超えるネットワーク切断機能の有効範囲は限られ、機能は、移動電話が長期間、例えば、夜の就寝中に使用されないときにのみ有効である。電力消費を低減するために、端末のスクリーンがオフになるとすぐにデータサービスが無効にされる場合、端末上で実行しているサービスが影響を受ける。例えば、ユーザがWeChatを使用することにより友達とチャットしている。メッセージが送信された後にスクリーンがオフになると、この場合、端末がデータサービスを直接無効にし、ユーザは、タイムリーに友達の応答メッセージを受信することができない。明らかに、ユーザ体験が影響を受ける。したがって、前述の場合、端末は、スタンバイ電力消費を低減するために更に最適化される必要がある。
本発明の実施例は、前述の問題を解決するためのいくつかの解決策を提供する。移動電話が一例として使用される。本発明のこの実施例におけるネットワーキングアーキテクチャが図3に示されている。
ネットワーキングアーキテクチャは、端末とネットワークデバイスとを含む。部分Aは端末であり、部分B及び部分Cはネットワークデバイスである。部分Bは任意選択である。
部分A:ネットワークアクセスに関するネットワークエージェントは、端末内で確立されてもよく、端末とネットワークデバイスとの間で交換される全てのデータは、ネットワークエージェントにより受信及び送信される。
部分B:これは任意選択の部分である。ネットワークデバイスは、端末機器ベンダのネットワークサーバを含んでもよい。端末内のネットワークエージェントと端末機器ベンダのネットワークサーバとの間に通信リンクが確立される。端末とネットワークサーバとの間の相互作用は、統一されたハートビート間隔に従って処理される。端末内のアプリケーションプログラムの全てのネットワーク要求は、ネットワークサーバにより対応するアプリケーションサーバに転送される。端末機器ベンダのネットワークサーバは、端末とネットワークとの間の相互作用に対して統一された管理を実行する。リンクがハートビート実行中にブロックされないことが確保されるという条件で、端末内のアプリケーションプログラム及びアプリケーションプログラムに対応する対応するサーバは、全てオンラインである。
部分C:ネットワークデバイスは、サードパーティのアプリケーションサーバを含む。サードパーティのアプリケーションサーバは、端末上で実行しているアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションサーバである。端末機器ベンダのネットワークサーバは、サードパーティのアプリケーションサーバと相互作用し、全ての端末デバイスのエージェントとしての役目をしてもよい。本発明のこの実施例におけるアプリケーションプログラムは、ローカルアプリケーションプログラムを含まない、すなわち、サードパーティのアプリケーションサーバと相互作用しないアプリケーションプログラムを含まないことが理解されるべきである。
ネットワークデバイスが端末機器ベンダのネットワークサーバを含まない場合、端末内のネットワークエージェントは、統一されたハートビートが到達したときに、現在実行中のアプリケーションプログラムのハートビートをサードパーティのアプリケーションサーバに別々に送信してもよい。端末がハートビート又は他の相互作用メッセージを端末機器ベンダのネットワークサーバ又はサードパーティのアプリケーションサーバに送信する場合、ネットワーク内の基地局及びWiFiデバイスのようないくつかの他のデバイスが使用されてもよいことが理解され得る。内容の全ては、当業者により理解でき、本発明のこの実施例において詳細は説明しない。
任意選択で、端末内のネットワークエージェントは、タイミング管理サービスユニットでもよく、タイミング管理サービスユニットは、指示に従ってタイマを設定してもよい。統一されたハートビート間隔は、タイミング管理サービスユニットを使用することにより端末について設定されてもよく、統一されたハートビート間隔が到達したことが通知されたときに、端末は、ハートビートを端末内のオンラインアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションサーバに送信するために、タイマにより指示された時間に立ち上げられる。
本発明の実施例1は、ユーザが認識していないときにスタンバイ電力消費が低減されることができ、実行中のアプリケーションプログラムが一時停止及び無効にされずに留まり、ハートビートが停止しないための、端末とネットワークデバイスとの間の相互作用のための方法を開示する。以下に、図4に示すように、端末が移動電話である例を使用することにより、解決策の具体的な実現処理について説明する。
S102.移動電話がスクリーンオン状態にある。
例えば、移動電話のスクリーンは、オン状態にあり、ユーザは、WeChatを使用することにより友達とチャットしており、移動電話は、ネットワークデバイスと通常通り通信する。さらに、移動電話上で実行しているアプリケーションプログラムは、Facebook及びSina Weiboを更に含む。
任意選択で、ネットワークエージェントは、移動電話に含まれてもよい。移動電話内のネットワークエージェントは、移動電話とネットワークデバイスとの間で交換される移動電話側の全てのネットワークセッションを管理する。例えば、移動電話上で実行しているアプリケーションプログラムにより送信されるデータは、全てネットワークエージェントを使用することにより送信され、移動電話により受信されるデータは、全てネットワークデバイスを使用することにより対応するアプリケーションプログラムに送信される。
任意選択で、ネットワークデバイスは、端末機器ベンダのネットワークサーバを含んでもよい。移動電話は、端末機器ベンダのネットワークサーバを使用することにより、サードパーティのサーバと相互作用する。ここで、端末機器ベンダは、移動電話の製造者である。例えば、ユーザにより使用される移動電話がHuaweiのmate 7である場合、端末機器ベンダのサーバは、Huaweiサーバであり、ユーザにより使用される移動電話がiPhone 6である場合、端末機器ベンダのサーバは、Appleサーバであり、以下同様である。サードパーティのサーバは、WeChatサーバ、Facebookサーバ又はSinaサーバのような、アプリケーションプログラムに対応するサーバを示す。
S104.時点0において、移動電話は、第1のハートビートをネットワークデバイスに送信する。
例えば、第1のハートビートは、移動電話上で実行している3つのアプリケーションプログラムのそれぞれにより、3つのアプリケーションプログラムのそれぞれに対応するアプリケーションサーバに送信されるハートビート、例えば、WeChatによりWeChatサーバに送信されるハートビート、FacebookによりFacebookサーバに送信されるハートビート、及びSina WeiboによりSinaサーバに送信されるハートビートを含む。ネットワークデバイスが端末機器ベンダのネットワークサーバを含まない場合、移動電話は、時点0において、ハートビートを各アプリケーションプログラムに対応するアプリケーションサーバに別々に送信する。ネットワークデバイスが端末機器ベンダのネットワークサーバを含む場合、移動電話は、ハートビートを端末機器ベンダのネットワークサーバに送信する。端末機器ベンダのネットワークサーバは、受信したハートビートを対応するサードパーティのサーバ、すなわち、WeChatサーバ、Facebookサーバ及びSinaサーバに別々に転送する。移動電話は、統一されたハートビート間隔tでハートビートをサードパーティのサーバに送信する。移動電話がハートビートを端末機器ベンダのネットワークサーバに送信することは、移動電話が送信のために全ての実行中のアプリケーションプログラムのハートビートを結合することでもよく、或いは移動電話が全ての実行中のアプリケーションプログラムのハートビートを端末機器ベンダのネットワークサーバに別々に送信することでもよい。第1のハートビートは、現在実行中のアプリケーションプログラムにより対応するアプリケーションサーバに送信されるハートビートの集合語であり、これにより、アプリケーションサーバは、アプリケーションサーバが「オンライン」であることを認識する。
端末上で実行しているアプリケーションプログラムは、フォアグラウンドで実行しているアプリケーションプログラムと、バックグラウンドで実行しているアプリケーションプログラムとを含んでもよい。フォアグラウンドで実行しているアプリケーションプログラムは、ウィンドウ内で実行しており且つ実行中のインタフェースがユーザと直接相互作用することができるアプリケーションプログラムを示す。バックグラウンドで実行しているアプリケーションプログラムは、リソースマネージャ上で実行しており且つインタフェースを有さないか或いはインタフェースがユーザと直接相互作用することができないが、システムリソースを占有するアプリケーションプログラムを示す。端末のスクリーンがオフになった後に、全ての実行中のアプリケーションプログラムは、バックグラウンドアプリケーションプログラム又はバックグラウンドアプリケーションとして考えられてもよい。
S106.第1のハートビートを受信した後に、ネットワークデバイスは、第1のハートビート応答を移動電話に返信する。
例えば、第1のハートビートを受信した後に、WeChatサーバ、Facebookサーバ及びSinaサーバは、第1のハートビート応答を移動電話に返信する。ネットワークデバイスが端末機器ベンダのネットワークサーバを含まない場合、移動電話内の各アプリケーションプログラムに対応するアプリケーションサーバは、第1のハートビート応答を移動電話に別々に返信する。ネットワークデバイスが端末機器ベンダのネットワークサーバを含む場合、全てのアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションサーバ、すなわち、WeChatサーバ、Facebookサーバ及びSinaサーバは、第1のハートビート応答を端末機器ベンダのネットワークサーバに別々に送信し、次に、端末機器ベンダのネットワークサーバは、受信したハートビート応答を移動電話に転送する。移動電話により受信される第1のハートビート応答は、移動電話上で実行している3つのアプリケーションプログラム、すなわち、WeChat、Facebook及びSina Weiboの第1のハートビート応答を含む。端末機器ベンダのネットワークサーバは、3つのアプリケーションプログラムの第1のハートビート応答を結合し、結合を用いて取得されたハートビート応答を移動電話に送信してもよく、次に、移動電話のネットワークエージェントは、ハートビート応答を対応するアプリケーションプログラムに別々に転送する。或いは、端末機器ベンダのネットワークサーバは、3つのアプリケーションプログラムの受信した第1のハートビート応答を移動電話に別々に送信してもよい。
S108.移動電話のスクリーンの状態を取得し、対応する操作を実行する。
例えば、第1のハートビート応答を受信した後に、移動電話は、移動電話のスクリーンの状態を直ちに取得する。或いは、第1のハートビート応答を受信した後に、移動電話は、所定の時間の後に移動電話のスクリーンの状態を取得してもよい。移動電話のスクリーンがオン状態にあるときに、移動電話は、ネットワークデバイスと通常通り相互作用し、他の処理を実行しない。
S110.移動電話のスクリーンをオフにする。
例えば、WeChatを使用することによりメッセージを友達に送信した後に、ユーザは、スクリーンをオフにするためのボタンを押下する。この場合、移動電話のスクリーンのみがオフ状態にあるが、移動電話は電源オフにされない。移動電話上で実行している全てのアプリケーションプログラムは、バックグラウンドアプリケーションとして考えられてもよい。
S112.時点tにおいて、移動電話は、第2のハートビートをネットワークデバイスに送信する。
例えば、ハートビートは、移動電話上で実行している全てのアプリケーションプログラム、例えば、WeChat、Facebook及びSina Weiboの統一されたハートビートである。第1のハートビートがS104において送信されたときに移動電話上で実行しているアプリケーションプログラムが、第2のハートビートがS112において送信されたときに実行しているアプリケーションプログラムと同じである場合、移動電話がハートビートを送信する統一されたハートビート間隔は変化しなくてもよい。S104の後に、ユーザが他のアプリケーションプログラムを有効にするか、或いはいくつかのアプリケーションプログラムを無効にした場合、移動電話がハートビートを送信する統一されたハートビート間隔は、異なる実行中のアプリケーションプログラムに従って変化してもよい。移動電話が第2のハートビートをネットワークデバイスに送信する方式は、第1のハートビートを送信する方式と同じである。詳細はここでは再び説明しない。
S114.第2のハートビートを受信した後に、ネットワークデバイスは、第2のハートビート応答を移動電話に返信する。
例えば、第2のハートビートを受信した後に、WeChatサーバ、Facebookサーバ及びSinaサーバは、第2のハートビート応答を移動電話に返信する。WeChatサーバ、Facebookサーバ及びSinaサーバが第2のハートビート応答を移動電話に送信する方式は、第1のハートビート応答を送信する方式と同じである。詳細はここでは再び説明しない。
S116.移動電話のスクリーンの状態を取得し、対応する操作を実行する。
例えば、移動電話が第2のハートビート応答を受信した後に、移動電話のスクリーンがオフ状態にあり、オフ状態の持続時間がT1より大きくない場合、移動電話は、移動電話とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放する。移動電話がネットワークリンクリソースを解放した後に、モデムはアイドル状態(Idle State)にあり、もはやエアインタフェースと相互作用しない。したがって、移動電話は、ネットワークデバイスとデータを交換することができない。任意選択で、移動電話は、RRC_releaseインタフェースのような無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)解放インタフェースを使用することにより、ネットワークリンクリソースを解放してもよい。
移動電話のスクリーンがオフ状態にあり、オフ状態の持続時間がT1より大きく且つT2より大きくなく、T2>T1>0である場合、移動電話のバックグラウンドアプリケーションは、ネットワークデバイスにアクセスするのを禁止される。移動電話のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止されたとき、移動電話及びネットワークデバイスは、接続されたままに留まってもよい。しかし、或いは、移動電話がネットワークデバイスと相互作用しない時間が閾値を超えた場合、移動電話は、ネットワークリンクリソースを解放してもよい。
任意選択で、移動電話は、いくつかのアプリケーションプログラムがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止してもよい。例えば、移動電話は、特定の部分のアプリケーションプログラムがネットワークにアクセスするのを許可してもよく、他のアプリケーションプログラムがネットワークにアクセスするのを禁止してもよい。或いは、移動電話は、いくつかの予め設定されたアプリケーションプログラムがネットワークにアクセスするのを禁止してもよく、或いは移動電話は、ネットワークと頻繁に相互作用するか、或いは大量のデータをネットワークと交換するいくつかのアプリケーションプログラムがネットワークにアクセスするのを禁止してもよい。統計を通じて、相互作用回数の数量又は相互作用トラヒックのサイズが対応する閾値を超えるか否かを決定することにより、移動電話は、アプリケーションプログラムがネットワークと頻繁に相互作用するか、或いは比較的大量のデータをネットワークと交換するか否かを決定してもよい。
移動電話のスクリーンがオフ状態にあり、オフ状態の持続時間がT2より大きい場合、端末のデータサービスは無効にされる。
任意選択で、移動電話が第2のハートビート応答を受信したときに、移動電話のスクリーンがオフ状態にあり、オフ状態の持続時間がT1より大きくない場合、移動電話とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースは解放される。次の統一されたハートビート間隔が到達する前に移動電話のスクリーンのオフ状態の持続時間がT1に到達した場合、移動電話のバックグラウンドアプリケーションは、ネットワークデバイスにアクセスするのを禁止されるか、或いは次の統一されたハートビート間隔が到達する前に移動電話のスクリーンのオフ状態の持続時間がT2に到達した場合、移動電話のデータサービスは無効にされる。
S118.統一されたハートビート間隔が到達する前に、移動電話は、ネットワークデバイスへの通常の接続を回復する。
例えば、移動電話及びネットワークデバイスのネットワークリンクリソースが解放されている場合、移動電話は、ネットワークデバイスへの接続のネットワークリンクリソースを回復する。移動電話は、ネットワークデバイスへの接続を再び確立し、モデムは、アイドル状態から実行中状態に切り替えられる。
ネットワークリンクリソースは、第1のハートビートが送信されたときに存在しているネットワークリンクリソースと完全に同一でもよく、或いは完全に同一でなくてもよい。例えば、ネットワーク側で割り当てられた時間周波数リソースは異なってもよい。しかし、ネットワークプロトコルのような他の側面では、このステップにおいて確立されたネットワークリンクリソースと、第1のハートビートが送信されたときに存在しているネットワークリンクリソースとの間に実質的な相違は存在しない。このステップにおいて確立されたネットワークリンクリソースは、第1のハートビートが送信されたときに存在しているネットワークリンクリソースと同じであると考えられてもよい。
移動電話のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止されている場合、移動電話は、バックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを許可する。
移動電話のデータサービスが無効にされている場合、移動電話のデータサービスは有効にされる。
例えば、移動電話が第1のハートビート応答を受信した後に、移動電話のスクリーンがオフ状態にあり、オフ状態の持続時間がT1未満であり、移動電話の現在の統一されたハートビート間隔が到達する前に、オフ状態の持続時間がT1より大きく且つT2未満である場合、移動電話は、ネットワークデバイスへの接続のネットワークリンクリソースを回復し、移動電話のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを許可する。
S120.時点2tにおいて、移動電話は、第3のハートビートをネットワークデバイスに送信する。
例えば、ハートビートは、移動電話上で実行している全てのアプリケーションプログラム、例えば、WeChat、Facebook及びSina Weiboの統一されたハートビートである。移動電話が第3のハートビートをネットワークデバイスに送信する方式は、第1及び第2のハートビートを送信する方式と同じである。詳細はここでは再び説明しない。
S122.第3のハートビートを受信した後に、ネットワークデバイスは、第3のハートビート応答を移動電話に返信する。
例えば、第3のハートビートを受信した後に、WeChatサーバ、Facebookサーバ及びSinaサーバは、第3のハートビート応答を移動電話に返信する。WeChatサーバ、Facebookサーバ及びSinaサーバが第3のハートビート応答を移動電話に送信する方式は、第1及び第2のハートビート応答を送信する方式と同じである。詳細はここでは再び説明しない。
S124.移動電話は、統一されたハートビート間隔tでハートビートを周期的に送信及び受信し、対応する操作を実行するために、移動電話のスクリーンの状態を取得する。
例えば、移動電話のスクリーンが点灯する前に、統一されたハートビート間隔tにおいて、移動電話は、ハートビートをネットワークデバイスに送信し、ネットワークデバイスにより返信されたハートビート応答を受信し、移動電話は、対応する操作を実行するために、移動電話がハートビート応答を受信する毎に、移動電話のスクリーンのオフ状態の持続時間を決定する。S116を参照する。詳細はここでは再び説明しない。
S126.ユーザは、移動電話のスクリーンを点灯させ、移動電話は、ネットワークデバイスと通常通り通信する。
例えば、ユーザが移動電話を操作し、移動電話のスクリーンを点灯させた後に、移動電話は、ネットワークデバイスと通常通り相互作用する。すなわち、移動電話がハートビート応答を受信した後に、移動電話のスクリーンがオン状態にあることを習得した場合、移動電話は、他の処理を実行せず、ネットワークデバイスへの通常の接続を保持する。この実施例では、移動電話が他の処理を実行しないことは、移動電話がネットワークデバイスとの通常の相互作用以外の処理、例えば、S116における端末とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放すること、及び/又は端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止すること、及び/又は端末のデータサービスを無効にすることに関する処理を実行しないことであることが理解されるべきである。
任意選択で、移動電話は、時間計測を実行するために、1つのタイムキーパー/タイマ又は複数のタイムキーパー/タイマを開始してもよい。ハートビート間隔tと、移動電話のスクリーンのオフ状態の持続時間T1及びT2とでは、時間計測を実行するために、1つのタイムキーパーが開始されてもよく、或いは時間計測を実行するために、2つ又は3つのタイムキーパーが開始されてもよく、或いは時間計測を実行するために、より多くのタイムキーパーが開始されてもよい。これは本発明では限定されない。
任意選択で、移動電話がハートビート応答を受信した後に、移動電話のスクリーンがオフ状態にあり、オフ状態の持続時間がT1より大きくない場合、移動電話は、移動電話とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放する。次のハートビート間隔が到達する前に、移動電話は、スクリーンのオフ状態の持続時間がT1より大きいか否かを決定し続けてもよい。移動電話のオフ状態の持続時間がT1に到達した場合、移動電話のバックグラウンドアプリケーションは、ネットワークデバイスにアクセスするのを禁止される。移動電話のオフ状態の持続時間がT2に到達した場合、移動電話のデータサービスは無効にされる。移動電話は、タイムキーパーを設定してもよく、これにより、移動電話のオフ状態の持続時間がT1に到達したときに、移動電話は、バックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止するようにトリガーされてもよい。移動電話は、タイムキーパーを設定してもよく、これにより、移動電話のオフ状態のスクリーンの持続時間がT2に到達したときに、移動電話は、移動電話のデータサービスを無効にするようにトリガーされてもよい。或いは、次のハートビート間隔が到達する前に、移動電話は、スクリーンのオフ状態の持続時間を決定し続けなくてもよい。例えば、移動電話がハートビート応答を受信した後に、移動電話のスクリーンのオフ状態の持続時間がT1より大きくない場合、移動電話は、移動電話とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放し、次に、次のハートビート間隔が到達する前に、スクリーンのオフ状態の持続時間がT1又はT2より大きいか否かを決定しない。
任意選択で、S116の他の任意選択の実現方式では、移動電話がハートビート応答を受信した後に、移動電話のスクリーンがオフ状態にある場合、且つオフ状態の持続時間がT1より大きくない場合、移動電話は、移動電話とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放し、或いはオフ状態の持続時間がT2より大きくない場合、移動電話は、移動電話のデータサービスを無効にし、或いはオフ状態の持続時間がT2より大きい場合、移動電話は、移動電話のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止する。
任意選択で、S116の他の任意選択の実現方式では、移動電話がハートビート応答を受信した後に、移動電話のスクリーンがオフ状態にある場合、且つオフ状態の持続時間がT1より大きくない場合、移動電話は、移動電話のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止し、或いはオフ状態の持続時間がT1より大きく且つT2より大きくない場合、移動電話は、移動電話とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放し、或いはオフ状態の持続時間がT2より大きい場合、移動電話は、移動電話のデータサービスを無効にする。
任意選択で、S116の他の任意選択の実現方式では、移動電話がハートビート応答を受信した後に、移動電話のスクリーンがオフ状態にある場合、且つオフ状態の持続時間がT1より大きくない場合、移動電話は、移動電話のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止し、或いはオフ状態の持続時間がT1より大きく且つT2より大きくない場合、移動電話は、移動電話のデータサービスを無効にし、或いはオフ状態の持続時間がT2より大きい場合、移動電話は、移動電話とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放する。
任意選択で、S116の他の任意選択の実現方式では、移動電話がハートビート応答を受信した後に、移動電話のスクリーンがオフ状態にある場合、且つオフ状態の持続時間がT1より大きくない場合、移動電話は、移動電話のデータサービスを無効にし、或いはオフ状態の持続時間がT1より大きく且つT2より大きくない場合、移動電話は、移動電話のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止し、或いはオフ状態の持続時間がT2より大きい場合、移動電話は、移動電話とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放する。
任意選択で、S116の他の任意選択の実現方式では、移動電話がハートビート応答を受信した後に、移動電話のスクリーンがオフ状態にある場合、且つオフ状態の持続時間がT1より大きくない場合、移動電話は、移動電話のデータサービスを無効にし、或いはオフ状態の持続時間がT1より大きく且つT2より大きくない場合、移動電話は、移動電話とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放し、或いはオフ状態の持続時間がT2より大きい場合、移動電話は、移動電話のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止する。
任意選択で、移動電話がハートビート応答を受信した後に、移動電話のスクリーンがオフ状態にある場合、移動電話は、単一のポリシーのみを使用してもよく、移動電話のスクリーンのオフ状態の持続時間を決定する必要がない。例えば、移動電話のスクリーンがオフ状態にある場合、移動電話は、ネットワークリンクリソースを解放し、或いは移動電話のスクリーンがオフ状態にある場合、移動電話は、バックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止し、或いは移動電話のスクリーンがオフ状態にある場合、移動電話は、データサービスを無効にする。
本発明のこの実施例では、端末がハートビート応答を受信した後に、スクリーンがオフ状態にあり、任意選択で、オフ状態が予め設定された期間続く場合、端末は、端末とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放し、及び/又は端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止し、及び/又は端末のデータサービスを無効にし、ハートビートを再び送信する前に、ネットワーク接続の状態を通常の接続状態に回復してもよい。このように、スクリーンが2つのハートビートの間にオフであり、任意選択で、オフ状態が予め設定された期間続くときに、アプリケーションプログラムとネットワークデバイスとの間のデータ交換は中断され、これにより、端末とアプリケーションプログラムが属するアプリケーションサーバとの双方がオンラインであり、ユーザが認識していないときに、端末の電力消費は有効に低減されることができる。
実施例2
この実施例は、実施例1に基づいて実行される実験であり、3G標準の移動電話がこの実施例における端末の例として使用される。端末は、tを間隔として使用することによりネットワークリンクリソースを解放し、モデムがスリープ状態に入ることを可能にし、tは、端末の統一されたハートビート間隔である。この実施例では、移動電話は、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)解放インタフェースを使用することにより、ネットワークリンクリソースを解放する。
この実施例では、いくつかの日常のアプリケーション、例えば、WeChat、QQ、Netease News、Zarek及びDianpingが3G標準の移動電話上にインストールされて実行される。本発明のこの実施例では、例のみが列挙される。移動電話は、まず、計算を用いて、現在実行中のアプリケーションプログラムの統一されたハートビートを取得してもよい。統一されたハートビートを計算する複数の実現方式が存在する。これは、本発明のこの実施例では限定されない。移動電話の統一されたハートビートは、経験的に或いは他の条件を使用することにより予め設定されてもよい。
図5に示すように、この実施例は、以下のステップを含んでもよい。
S202.時点0において、移動電話は、ハートビートを送信する。
移動電話は、3Gネットワークを使用することによりネットワークデバイスと通信する。移動電話上で実行しているアプリケーションプログラムは、ハートビートをアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションサーバに別々に送信する。移動電話がハートビートをアプリケーションサーバに送信するときに使用され得る3Gネットワーク内の他のネットワークデバイス、例えば、基地局は、当業者により周知の内容であり、詳細はここでは説明しないことが理解され得る。
S204.移動電話は、ハートビート応答を受信する。
移動電話は、アプリケーションサーバにより返信されたハートビート応答を受信する。ハートビート応答を受信した後に、アプリケーションサーバは、ハートビート応答を移動電話に別々に返信する。
S206.移動電話は、移動電話のスクリーンがオフ状態にある場合、ネットワークリンクリソースを解放する。
ハートビート応答を受信した後に、移動電話は、移動電話のスクリーンの状態を取得する。移動電話のスクリーンがオフ状態にある場合、移動電話とネットワークとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放するために、RRC解放インタフェースが使用され、これにより、モデムはアイドル状態にある。
S208.移動電話は、ネットワークリンクリソースを回復する。
統一されたハートビート間隔が到達する間近になったときに、移動電話は、ネットワークリンクリソースを回復し、これにより、移動電話は、ネットワークに通常通り接続される。モデムは、アイドル状態から実行中状態に切り替えられ、ネットワークデバイスへの接続を再び確立する。
S210.時点tにおいて、移動電話は、ハートビートを送信する。
統一されたハートビート間隔が到達するときに、移動電話は、ハートビートを現在実行中のアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションサーバに送信する。
S212.移動電話は、ハートビート応答を受信する。
移動電話は、アプリケーションサーバにより返信されたハートビート応答を受信する。ハートビート応答を受信した後に、アプリケーションサーバは、ハートビート応答を移動電話に別々に返信する。
S214.移動電話のスクリーンがオン状態になるまで、S202〜S212を周期的に実行する。
言い換えると、移動電話は、統一されたハートビート間隔tでハートビートを移動電話上で実行しているアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションサーバに周期的に送信し、ハートビート応答を受信する。ユーザが移動電話のスクリーンを点灯させるまで、移動電話がハートビート応答を受信する毎に、移動電話は、ネットワークリンクリソースを解放し、ネットワークから切断され、次のハートビート間隔が到達する前に、移動電話は、ネットワークリンクリソースを回復し、ネットワークへの接続を再び確立する。
この実施例における実測実験では、前述の方法の使用によって3時間の移動電話の平均電流は15.351mAであり、前述の方法を使用しない3時間の平均電流22.268mAより7mA小さく、利得は31.1%に到達する。この実施例における方法では、ユーザが認識しておらず、アプリケーションプログラムのハートビートが保持されるときに、電力消費が低減されることができ、移動電話のスタンバイ時間が延長できる。
本発明のこの実施例では、端末がハートビート応答を受信した後に、スクリーンがオフ状態にある場合、端末は、ネットワークリンクリソースを解放することにより、端末内のアプリケーションプログラムとネットワークデバイスとの間のデータ交換を中断し、第2のハートビートを送信する前にネットワークリンクリソースを回復し、これにより、端末とアプリケーションプログラムが属するアプリケーションサーバとの双方がオンラインであり、ユーザが認識していないときに、端末の電力消費は有効に低減されることができる。
実施例3
本発明の実施例3は、端末300を提供する。端末300の構成図は、図6に示されており、端末300は、実施例1及び実施例2における方法を実行するように構成される。実施例1及び実施例2において実現されることができる全ての解決策及び特徴は、この実施例に適用可能であり、詳細はここでは再び説明しない。
端末300は、送信モジュール310と、受信モジュール320と、処理モジュール330とを含む。送信モジュール310及び受信モジュール320はまた、トランシーバモジュールに統合されてもよいことが理解され得る。
実現方式では、
送信モジュールは、第1のハートビートをネットワークデバイスに送信するように構成され、
受信モジュールは、ネットワークデバイスにより返信された第1のハートビート応答を受信するように構成され、第1のハートビート応答は、第1のハートビートに対応する応答であり、
処理モジュールは、受信モジュールが第1のハートビート応答を受信した後に、端末のスクリーンがオフ状態にある場合、且つオフ状態の持続時間がT1より大きくない場合、端末とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放し、或いはオフ状態の持続時間がT1より大きく且つT2より大きくなく、T2>T1>0である場合、端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止し、或いはオフ状態の持続時間がT2より大きい場合、端末のデータサービスを無効にするように構成され、
送信モジュールが第2のハートビートをネットワークデバイスに送信する前に、処理モジュールは、以下のこと、すなわち、
端末とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースが解放されている場合、ネットワークリンクリソースを回復すること、又は
端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止されている場合、端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを許可すること、又は
端末のデータサービスが無効にされている場合、端末のデータサービスを有効にすること
を実行するように更に構成され、
送信モジュールは、第2のハートビートをネットワークデバイスに送信するように更に構成され、
受信モジュールは、ネットワークデバイスにより返信された第2のハートビート応答を受信するように更に構成され、第2のハートビート応答は、第2のハートビートに対応する応答である。
任意選択で、N個のアプリケーションプログラムが処理モジュール上で実行し、Nは整数であり、Nは1より大きく、第1のハートビートは、N個のアプリケーションプログラムのそれぞれによりN個のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応するアプリケーションサーバに送信されるハートビートを含む。
任意選択で、端末は、ネットワークエージェントモジュールを更に含んでもよい。ネットワークエージェントモジュールはまた、処理モジュール330に統合されてもよい。N個のアプリケーションプログラムは、端末内のネットワークエージェントを使用することにより、ハートビートをネットワークデバイスに送信する。
任意選択で、ネットワークデバイスは、端末に対応する端末機器ベンダのネットワークサーバを含む。送信モジュールが第1のハートビートをネットワークデバイスに送信することは、送信モジュールが第1のハートビートをネットワークサーバに送信し、次に、ネットワークサーバが第1のハートビートをN個のアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションサーバに転送することでもよい。
他の実現方式では、
処理モジュール330は、受信モジュール320が第1のハートビート応答を受信した後に、端末のスクリーンがオフ状態にある場合、端末とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放するように構成され、
送信モジュール310が第2のハートビートをネットワークデバイスに送信する前に、処理モジュール330は、ネットワークリンクリソースを回復するように更に構成される。
他の実現方式では、
処理モジュール330は、受信モジュール320が第1のハートビート応答を受信した後に、端末のスクリーンがオフ状態にある場合、端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止するように構成され、
送信モジュール310が第2のハートビートをネットワークデバイスに送信する前に、処理モジュール330は、端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを許可するように更に構成される。
他の実現方式では、
処理モジュール330は、受信モジュール310が第1のハートビート応答を受信した後に、端末のスクリーンがオフ状態にある場合、端末のデータサービスを無効にするように構成され、
送信モジュール320が第2のハートビートをネットワークデバイスに送信する前に、処理モジュール330は、端末のデータサービスを有効にするように更に構成される。
この実施例における端末300は、実施例1又は実施例2における他の実現方式を実現するように更に構成されてもよい。簡潔な説明のため、詳細はここでは再び説明しない。
本発明のこの実施例では、端末がハートビート応答を受信した後に、スクリーンがオフ状態にある場合、端末は、端末とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放し/端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止し/端末のデータサービスを無効にし、ハートビートを再び送信する前に、ネットワーク接続の状態を通常の接続状態に回復する。このように、スクリーンが2つのハートビートの間にオフであるときに、アプリケーションプログラムとネットワークデバイスとの間のデータ交換は中断され、これにより、端末とアプリケーションプログラムが属するアプリケーションサーバとの双方がオンラインであり、ユーザが認識していないときに、端末の電力消費は有効に低減されることができる。
本発明の実施例4は、端末400を更に提供する。端末400のハードウェア構成の概略図は、図7に示されている。端末400は、実施例1及び実施例2における方法を実行するように構成される。実施例1及び実施例2において実現されることができる全ての解決策及び特徴は、この実施例に適用可能であり、詳細はここでは再び説明しない。
端末400は、プロセッサ160と、メモリ120と、トランシーバ406と、バス408とを含む。プロセッサ160、メモリ120及びトランシーバ406は、バス408を使用することにより互いに通信する。図5に示す端末内のプロセッサ160及びメモリ120は、図1におけるプロセッサ160及びメモリ120と同じであるが、この実施例における端末400は、移動電話に限定されず、端末400内のプロセッサ、メモリ等の構成は、移動電話100の構成に関係付けられてもよいが、移動電話の構成により限定されなくてもよいことが理解され得る。端末は、情報を表示するように構成されたスクリーン、例えば、図1における表示ユニット140を更に含んでもよく、或いは表示パネル141のみを含んでもよいことが理解され得る。
プロセッサ160は、アプリケーションプロセッサ(Application Processor、AP)と通信プロセッサ(Communication Processor、CP)とを含む。アプリケーションプロセッサは、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース、アプリケーションプログラム等を主に処理する。通信プロセッサは、ベースアンドプロセッサ(Baseband Processor、BP)とも呼ばれることがあり、無線通信を主に処理する。トランシーバ406は、図1におけるRF回路110及び/又はWiFiモジュール180を含んでもよい。端末400は、トランシーバ406を使用することにより、ネットワークデバイスと通信してもよい。トランシーバ406は、データをネットワークデバイスに送信し、ネットワークデバイスからデータを受信してもよい。端末400の構成については、図1及び移動電話100のコンポーネントの具体的な説明を参照し、詳細はここでは再び説明しない。
プロセッサ160は、ネットワークエージェントを含んでもよい。端末とネットワークデバイスとの間で交換される全てのデータは、ネットワークエージェントにより受信及び送信される。具体的には、ネットワークエージェントは、プロセッサ160のソフトウェアモジュールでもよい。任意選択で、ネットワークエージェントは、AP内のソフトウェアモジュールでもよい。
具体的には、実現方式では、
プロセッサ160は、第1のハートビートをネットワークデバイスに送信するように構成されてもよい。プロセッサ160は、ネットワークデバイスに送信されるべき第1のハートビートをトランシーバ406に送信し、次に、トランシーバが第1のハートビートをネットワークデバイスに送信することが理解され得る。N個のアプリケーションプログラムがプロセッサ160上で実行する場合、第1のハートビートは、N個のアプリケーションプログラムのそれぞれによりN個のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応するアプリケーションサーバに送信されるハートビートを含む。Nは正の整数である。ネットワークデバイスが端末機器ベンダのネットワークサーバを含まない場合、プロセッサ160は、ハートビートを各アプリケーションプログラムに対応するネットワークサーバに別々に送信する。ネットワークデバイスが端末機器ベンダのネットワークサーバを含む場合、プロセッサ160は、ハートビートを端末機器ベンダのネットワークサーバに送信する。端末機器ベンダのネットワークサーバは、受信したハートビートを対応するアプリケーションサーバに別々に転送する。
プロセッサ160は、ネットワークデバイスにより返信された第1のハートビート応答を受信するように更に構成される。同様に、プロセッサにより受信される第1のハートビート応答は、ネットワークデバイスからトランシーバ406により受信される。第1のハートビート応答は、N個のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応するアプリケーションサーバにより返信されたハートビート応答である。ネットワークデバイスが端末機器ベンダのネットワークサーバを含まない場合、各アプリケーションプログラムに対応するアプリケーションサーバは、第1のハートビート応答を端末に別々に送信する。ネットワークデバイスが端末機器ベンダのネットワークサーバを含む場合、全てのアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションサーバは、第1のハートビート応答を端末機器ベンダのネットワークサーバに別々に送信し、次に、端末機器ベンダのネットワークサーバは、受信した第1のハートビート応答を端末に転送する。
プロセッサ160は、第1のハートビート応答を受信した後に、スクリーンの状態を取得し、端末のスクリーンがオフ状態にある場合、且つオフ状態の持続時間がT1より大きくない場合、端末とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放し、或いはオフ状態の持続時間がT1より大きく且つT2より大きくなく、T2>T1>0である場合、端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止し、或いはオフ状態の持続時間がT2より大きい場合、端末のデータサービスを無効にするように更に構成される。
第2のハートビートをネットワークデバイスに送信する前に、プロセッサ160は、以下のこと、すなわち、
端末とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースが解放されている場合、ネットワークリンクリソースを回復すること、又は
端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止されている場合、端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを許可すること、又は
端末のデータサービスが無効にされている場合、端末のデータサービスを有効にすること
を実行するように更に構成される。
プロセッサ160は、第2のハートビートをネットワークデバイスに送信するように更に構成されてもよい。第2のハートビートを送信する方式は、第1のハートビートを送信する方式と同じであり、詳細はここでは再び説明しない。
プロセッサ160は、第2のハートビート応答を受信するように更に構成されてもよい。第2のハートビートを受信する方式は、第1のハートビートを受信する方式と同じであり、詳細はここでは再び説明しない。
任意選択で、
他の任意選択の実現方式では、
プロセッサ160は、第1のハートビート応答を受信した後に、端末のスクリーンの状態を取得し、端末のスクリーンがオフ状態にある場合、プロセッサ160は、端末とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放してもよく、或いはプロセッサ160は、端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止してもよく、或いはプロセッサ160は、端末のデータサービスを無効にしてもよい。この実現方式では、プロセッサは、スクリーンのオフ状態の持続時間を取得する必要がなくてもよい。
第2のハートビートをネットワークデバイスに送信する前に、プロセッサ160は、以下のこと、すなわち、
端末とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースが解放されている場合、ネットワークリンクリソースを回復すること、又は
端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止されている場合、端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを許可すること、又は
端末のデータサービスが無効にされている場合、端末のデータサービスを有効にすること
を実行するように更に構成される。
端末400は、他の実現方式を実現するための端末として更に構成されてもよい。詳細については、実施例1における任意選択の実現方式を参照し、詳細はここでは再び説明しない。
この実施例において提供される解決策では、端末がハートビート応答を受信した後に、スクリーンがオフ状態にある場合、端末は、端末とネットワークデバイスとの間の接続のネットワークリンクリソースを解放し/端末のバックグラウンドアプリケーションがネットワークデバイスにアクセスするのを禁止し/端末のデータサービスを無効にし、ハートビートを再び送信する前に、ネットワーク接続の状態を通常の接続状態に回復する。このように、スクリーンが2つのハートビートの間にオフであるときに、アプリケーションプログラムとネットワークデバイスとの間のデータ交換は中断され、これにより、端末とアプリケーションプログラムが属するアプリケーションサーバとの双方がオンラインであり、ユーザが認識していないときに、端末の電力消費は有効に低減されることができる。
明細書における全ての実施例において、図7に示すように、端末は、一般的に少なくとも1つのプロセッサ(CPU等)と、少なくとも1つのトランシーバと、少なくとも1つのバスとを含むことが理解されるべきである。プロセッサは、電子デバイスの制御センタであり、様々なインタフェース及びラインを使用することにより、全体の電子デバイスの部分に接続され、記憶ユニットに記憶されたソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを動作又は実行し、記憶ユニットに記憶されたデータを呼び出すことにより、電子デバイスの様々な機能及び/又はデータ処理を実行する。プロセッサは、集積回路(Integrated Circuit、略称IC)を含んでもよく、例えば、シングルパッケージICを含んでもよく、或いは同じ機能又は異なる機能を有する複数の接続されたパッケージICを含んでもよい。例えば、プロセッサは、中央処理装置(Central Processing Unit、略称CPU)のみを含んでもよく、或いはGPUとデジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor、略称DSP)と通信ユニット内の制御チップ(ベースバンドチップ等)との組み合わせでもよい。本発明の実現方式では、CPUは、単一の計算コアでもよく、或いは複数の計算コアでもよい。
プロセッサ160、メモリ120、トランシーバ406及びバス408のみが図7に示す端末400について示されているが、具体的な実現処理において、当業者は、端末400が通常の実行に必要な他のコンポーネントを更に含むことを理解すべきである点に留意すべきである。さらに、具体的な要件に従って、当業者は、端末400が他の更なる機能を実現するためのハードウェアコンポーネントを更に含んでもよいことを理解すべきである。さらに、当業者は、端末400が本発明の実施例を実現するために必要なコンポーネントのみを含んでもよく、図7に示す全てのコンポーネントを含む必要がないことを理解すべきである。
図7に示すハードウェア構成及び前述の説明は、本発明の実施例において提供される様々な端末に適用可能である。当業者は、前述の方法のステップの全部又は一部が関係するソフトウェアに命令するプログラムにより実現されてもよいことを理解し得る。プログラムは、コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されてもよい。記憶媒体は、ROM、RAM、光ディスク等を含む。
当業者は、明細書に開示された実施例に記載の例と組み合わせて、ユニット及びアルゴリズムのステップが電子ハードウェア又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせにより実現されることができることを認識し得る。機能がハードウェアにより実行されるかソフトウェアにより実行されるかは、技術的解決策の特定の用途及び設計上の制約条件に依存する。当業者は、特定の用途毎に記載の機能を実現するために異なる方法を使用してもよいが、実現が本発明の範囲を超えると考えられるべきではない。
前述の説明は、本発明の単に具体的な実現方式に過ぎず、本発明の保護範囲を限定することを意図するものではない。本発明に開示された技術的範囲内で当業者により容易に理解される如何なる変形又は置換も、本発明の保護範囲内に入るものとする。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。